JP6059392B1 - 襟セット - Google Patents

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Abstract

【課題】 襟としてのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図るとともに、首回りの襟のラインを綺麗に出すことができ、各襟要素間又は襟要素と着物或いは浴衣との間の重ね幅のバラツキの発生を防止し、着付けを美しく短時間で行うことのできる襟セットを提供すること。【解決手段】 和装下着9の首部に着脱可能に取り付けられ、着物13又は浴衣13′の襟から露出して覗ける第2襟要素5と第3襟要素7をそれぞれ着脱可能に備え、これら第2襟要素5と第3襟要素7を適宜選択して組み合わせるようにしたもの。【選択図】 図2

Description

本願発明は、例えば、肌襦袢、長襦袢、等の和装下着の首部に着脱可能に取り付けられる襟セットに係り、特に、襟としてのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図り、首回りの襟のラインを綺麗に出すことができ、各襟要素間又は襟要素と着物或いは浴衣との間の重ね幅のバラツキの発生を防止し、着付けを美しく容易に短時間で行うことができる、ように工夫したものに関する。
下記の特許文献1〜特許文献4に示すように、肌襦袢、長襦袢、等の和装下着の首部に着脱可能に取り付けられる重ね襟ないし半襟と呼ばれているものが従来から種々提案されている。
そして、これらの重ね襟や半襟を和装下着に取り付ける固着手段としては、縫い付け、ホック、縛り紐、面ファスナ等があり、更に和装下着と着物等との間に重ね襟等を挟み込む際の押圧を利用したもの、等がある。
又、重ね襟は、複数枚の襟要素を、一枚ずつずらしながら重ね合わせて個別に取り付けて行くことによって形成されており、各襟要素の重ね幅は手作業によって個別に調整されていた。
特開2013−245410号公報 実用新案登録第3064561号公報 実開昭51−7108号公報 実公昭43−20482号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、バリエーションに乏しいという問題があった。すなわち、上記半襟は単一の襟要素のみによって構成されているため、バリエーションとしては、上に着る着物或いは浴衣等との組み合わせのみとなり、結果、バリエーションが乏しくなってしまう。
これに対して、上記重ね襟では複数枚の襟要素を使用していることから、上記半襟の場合に比べればバリエーションは増えるが限界があった。
それとは別の問題として、首回りの襟のラインがきれいに出ないという問題もあった。
さらに、各襟要素が個別に設けられているため、各襟要素間又は襟要素と着物或いは浴衣との重ね幅にバラツキが生じ易く、着付けに時間が掛かってしまうという問題もあった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、襟としてのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図り、首回りの襟のラインを綺麗に出すことができ、各襟要素間又は襟要素と着物或いは浴衣との間の重ね幅のバラツキの発生を防止し、着付けを美しく容易に短時間で行うことを可能にする襟セットを提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による襟セットは、和装下着の首部に着脱可能に取り付けられ着物又は浴衣の襟の内側に隠れる第1襟要素と、上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられ上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される第2襟要素と、第1襟要素に着脱可能に取り付けられ上記第2襟要素の内側に露出される第3襟要素と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による襟セットは、請求項1記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素は長手方向の中間部に被差込部を備えていて、上記第2襟要素は長手方向の中間部に差込部を備えており、上記差込部を上記被差込部に差し込んだ後、上記差込部を上記和装下着の首部に着脱可能に固着するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項3による襟セットは、請求項1又は請求項2記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素は外側片と内側片を備えており、上記内側片には芯材が内装されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による襟セットは、請求項1〜請求項3の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第3襟要素には芯材が内装されていることを特徴とするものである。
請求項5による襟セットは、請求項3又は請求項4の記載の襟セットにおいて、上記芯材は金属製又は樹脂製の網状部材を使用したものであることを特徴とするものである。
又、請求項6による襟セットは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素と上記和装下着の首部との間にはファスナが設けられており、該ファスナを介して上記第1重ね襟要素は和装下着の首部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7による襟セットは、請求項1〜請求項6の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第2襟要素と上記第1襟要素との間には面ファスナが設けられており、該面ファスナを介して上記第2襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項8による襟セットは、請求項2記載の襟セットにおいて、上記第2襟要素の差込部と上記和装下着の首部との間にはホックが設けられており、該ホックを介して上記第2襟要素は上記和装下着に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項9による襟セットは、請求項〜請求項8の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第3襟要素と上記第1襟要素との間にはホックが設けられており、該ホックを介して上記第3襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項10による襟セットは、請求項1〜請求項9の何れかに記載の襟セットにおいて、上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される部位の上記第2襟要素と第3襟要素の何れか一方又は双方には、装飾材が設けられていることを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明の請求項1による襟セットによると、和装下着の首部に着脱可能に取り付けられ、着物又は浴衣の襟から露出して覗ける第2襟要素と第3襟要素をそれぞれ着脱可能に備え、これら第2襟要素と第3襟要素を適宜選択して組み合わせるようにしたので、第2襟要素と第3襟要素の柄と色味等の組み合わせを替えることによって、襟としての組み合わせのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図ることができる。
又、請求項2による襟セットによると、請求項1記載の襟セットにおいて、和装下着の首部に取り付けられ、着物又は浴衣の襟の内側に隠れる第1襟要素と、上記第1襟要素と和装下着の首部の何れか一方又は双方に着脱可能に取り付けられ上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される上記第2襟要素と、第1襟要素に着脱可能に取り付けられ上記第2襟要素の内側に露出される上記第3襟要素と、を具備した構成になっているので、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項3による襟セットによると、請求項2記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素は和装下着の首部に対して着脱可能に取り付けられているので、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項4による襟セットによると、請求項2又は請求項3記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素は長手方向の中間部に被差込部を備えていて、上記第2襟要素は長手方向の中間部に差込部を備えており、上記差込部を上記被差込部に差し込んだ後、上記差込部を上記和装下着の首部に固着することで上記第2襟要素は取り付けられているので、上記第2襟要素の取付状態をより強固なものとすることができる。
又、請求項5による襟セットによると、請求項2〜請求項4の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素は外側片と内側片を備えており、上記内側片には芯材が内装されているので、第1襟要素の形状を保持することができる。
又、請求項6による襟セットによると、請求項1〜請求項5の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第3襟要素には芯材が内装されているので、第1襟要素の形状を保持することができる。
又、請求項7による襟セットによると、請求項5又は請求項6の記載の襟セットにおいて、上記芯材は金属製又は樹脂製の網状部材を使用したものであるので、上記効果をより確実なものとすることができる。
又、請求項8による襟セットによると、請求項2〜請求項7の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第1襟要素と上記和装下着の首部との間には第1固着手段としてファスナが設けられており、該ファスナを介して上記第1襟要素は和装下着の首部に着脱可能に取り付けられているので、和装下着に対する着脱が容易なものとなる。
又、請求項9による襟セットによると、請求項2〜請求項8の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第2襟要素と上記第1襟要素との間には第2固着手段の一つとして面ファスナが設けられており、該面ファスナを介して上記第2襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられているので、第2襟要素の上記第1襟要素に対する着脱が容易なものとなる。
又、請求項10による襟セットによると、請求項1〜請求項9の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第2襟要素と上記和装下着の首部との間には第2固着手段の一つとしてホックが設けられており、該ホックを介して上記第2襟要素は上記和装下着に着脱可能に取り付けられているので、第2襟要素の和装下着に対する取付がより強固なものとなる。
又、請求項11による襟セットによると、請求項2〜請求項10の何れかに記載の襟セットにおいて、上記第3襟要素と上記第1襟要素との間には第3固着手段としてホックが設けられており、該ホックを介して上記第3襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられているので、第3襟要素の第1襟要素に対する取付がより強固なものとなる。
又、請求項12による襟セットによると、請求項1〜請求項11の何れかに記載の襟セットにおいて、上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される部位の上記第2襟要素と第3襟要素の何れか一方又は双方には、装飾材が設けられているので、装飾性を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、図1(a)は襟セットを適用した着物の着付け完成状態を示す斜め前方からの斜視図、図1(b)は斜め側方からの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを適用した和装下着の装着状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを適用した和装下着の装着状態を示す背面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットの組合わせ後の状態を示す平面図である。 本発明の第1、第2の実施の形態を示す図で、襟セットの組合わせ前の状態を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットの組合わせ途中の状態を順番に示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを示す図4中のVII部の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを示す図4中のVIII部の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを示す図4中のIX部の拡大図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、襟セットを示す図7中のX−X断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、襟セットを適用した浴衣の着付け完成状態を示す斜視図である。
以下、図1乃至図10に示す第1の実施の形態と、図5、図11に示す第2の実施の形態と、を例に挙げて、本発明の襟セットの構成と、その装着及び着付け完成までの手順と、着物或いは浴衣との組み合わせによって発揮される襟セットの作用、効果について具体的に説明する。
尚、以下の説明では、最初に第1の実施の形態の襟セットの概略の構成と、その適用部位について説明し、次に、第1の実施の形態の襟セットの各構成部材を具体的に説明した後、これらの組合わせ手順と和装下着に対する装着から着付け完成までの手順について説明し、続いて、着物との組み合わせによって発揮される第1の実施の形態の襟セットの作用、効果について説明する。
次に、第2の実施の形態について上記第1の実施の形態との差異を中心にその構成と作用について説明した後、これらの実施の形態と構成を異にする他の実施の形態に言及する。
〔第1の実施の形態〕(図1乃至図10参照)
(1)襟セットの概略の構成と適用部位(図1乃至図5参照)
第1の実施の形態による襟セット1は、基本的に第1襟要素3と、第2襟要素5と、第3襟要素7と、の3種類の襟要素を備えることによって構成されている。
尚、この第1の実施の形態においては、上記第2襟要素5は重ね襟であり、上記第3襟要素は半襟である。
そして、第1襟要素3は、肌襦袢或いは長襦袢等の和装下着9の首部10に取り付けられる襟要素であり、図1に示すように、着付け完成状態では、着物13の襟14の内側に隠れるようにして装着されている。
又、第2襟要素5は、第1襟要素3と和装下着9の首部10の双方に第2固着手段11を介して着脱可能に取り付けられる襟要素であり、図1に示すように、着付け完成状態では、着物13の襟14の内側に露出した状態で装着されている。
又、第3襟要素7は、第1襟要素3に第3固着手段15を介して着脱可能に取り付けられ、第2襟要素5よりも幅広の襟要素であり、図1に示すように、着付け完成状態では第2襟要素5の内側に露出した状態で装着されている。
又、本実施の形態では、第1襟要素3と和装下着9の首部10との間に第1固着手段17が更に設けられており、第1襟要素3は該第1固着手段17を介して、一例として肌襦袢9Aによって構成される和装下着9の首部10に対して着脱可能に取り付けられている。
このように、第1の実施の形態の襟セット1は、着物13の着付け完成状態において、外観に露出する襟要素として第2襟要素5と第3襟要素7の2種類の襟要素を備えており、該第2襟要素5と第3襟要素7と着物13の襟14との組み合わせを替えることによって、種々のバリエーションの襟元の演出ができるように構成されている。
そして、これら第2襟要素5と第3襟要素7の重ね幅は、上述した第1固着手段17と、第2固着手段11と、第3固着手段15と、によって一様になるように構成されている。又、第1襟要素3と第2襟要素5と第3襟要素7間の着脱と和装下着9の首部10に対する着脱もこれら3種類の固着手段17、11、15によって円滑に実行できるように構成されている。
(2)襟セットの具体的構成(図1乃至図10参照)
本実施の形態に係る襟セット1Aでは、上記第1襟要素3として、和装下着9の首部10に装着した状態で外側に位置する帯紐状の外側片19と、内側に位置する帯状の内側片21と、を備える一例として地の白い二枚重ねの帯状部材が使用されている。又、上記外側片19には和装下着9の首部10に取り付ける場合に使用する第1固着手段17の支持部材となる帯状の接続片23の一片23aが取り付けられている。
又、上記外側片19と内側片21は、和装下着9の首部10に取り付けた状態で外方(着物13の襟14側)に位置する一辺側で接続されており、該一辺を折り目として二枚重ねになるように内側に折り返されている。又、上記内側片21には、図10に示すように、芯材25が内装されている。そして、本実施の形態では、芯材25として金属製又は樹脂製の長手方向Aに長い帯状の網状部材を幅方向Bに二つ折りした第1芯材25aと、この第1芯材25aの外側に同じく二つ折りに設けられた布製の第2芯材25bと、から構成されている。
又、外側片19は、図2に示すように、和装下着9の首部10に沿うように設けられ、上記第1固着手段17によって和装下着9の首部10に取り付けられる拘束部位19aと、該拘束部位19aの左右両端部から下方の胴部12にかけて自由状態で延びる非拘束部位19bと、を備える長手方向Aに長い帯紐状の部材によって構成されている。
そして、上記外側片19の裏面には、上記拘束部位19aの左右両端部付近に一箇所、上記非拘束部位19bの左右両端部付近に一箇所、これらの中間部に一箇所、の計三箇所に、計6個の面ファスナ27の一片27aが取り付けられており、この面ファスナ27の一片27aは第2襟要素5の前面の対応する個所に設けられる面ファスナ27の他片27bと共に第2固着手段11の一構成要素になっている。
一方、内側片21は、図2に示すように、和装下着9の首部10に沿う一部の範囲のみに設けられ、上述した外側片19よりも幅広でその端部が一例として斜めにカットされた帯状の部材によって構成されている。そして、該内側片21の内部には上述したように芯材25が内装されており、内側片21の裏面には、第3襟要素7の前面に設けられているホック29の一片29aと係合するホック29の他片29bが、一例として略等間隔で6個設けられている。
尚、このホック29の一片29aと他片29bは、第3固着手段15の構成要素になっている。
又、第2襟要素5は、上述した第1襟要素3の外側片19と略同じ幅寸法で、該外側片19よりも幾分短い長さの長手方向Aに長い帯紐状の部材によって構成されている。又、本実施の形態では一例として濃いピンク色に着色された第2襟要素5が採用されている。
そして、上記第2襟要素5の前面の上記面ファスナ27の一片27aと対応する位置に対応する個数である6個の面ファスナ27の他片27bが設けられている。
一方、上記第1襟要素3の長手方向Aの中間部には、上記外側片19と内側片21を接続している糸を一部解き、その周囲をかがることで所定幅の窓部によって構成される被差込部31が形成されている。そして、第2襟要素5には上記被差込部31に対応する位置の長手方向Aの中間部に上記被差込部31に差し込むことができる幅寸法の一例として矩形片状の差込部33が備えられている。
又、上記差込部33の裏面の先端部にはホック35の一片35aが取り付けられている。一方、和装下着9の首部10にも上記差込部33と同様の幅寸法で幾分長さの短い矩形片37が取り付けられており、該矩形片37の先端部にはホック35の他片35bが取り付けられている。
そして、上記ホック35の一片35aと他片35bは第2固着手段11を構成するもう一つの構成要素になっている。これにより、上記差込部33を上記被差込部31に差し込んだ後、上記ホック35により和装下着9の首部10に固着することにより、第2襟要素5は、第1襟要素3と共に和装下着9の首部10における長手方向Aの中間位置に位置決めされた状態で、和装下着9の首部10に取り付けられるように構成されている。
又、第3襟要素7は、上述した第1襟要素3や第2襟要素5よりも幅広で長手方向Aに長い帯状の部材である。そして、該第3襟要素7には、上記第1襟要素3の外側片19と略同じ長手方向Aの長さの範囲に、一例として市松模様が施された加飾部39が設けられている。
又、上記加飾部39が設けられている部位の第3襟要素7には、上述した第1襟要素3の内側片21に内装されていた芯材25と同様の芯材41が内装されている。芯材41は、金属製又は樹脂製の長手方向Aに長い帯状の網状部材を幅方向Bに二つ折りした第1芯材41aと、この第1芯材41aの外側に同じく二つ折りの状態で設けられた布製の第2芯材41bと、から構成されており、その幅寸法は第3襟要素7の幅寸法に対応して上記芯材25よりも幅広に設定されている。
又、本実施の形態の襟セット1Aの取付け対象となる和装下着9の首部10には、上記第1襟要素3の外側片19に設けられていた接続片23の一片23aと同様の帯状の接続片23における他片23bが取り付けられており、これらの接続片23の一辺23aと他片23bのそれぞれの突き合わせ辺には、第1固着手段17として機能するファスナ43が取り付けられている。
この他、和装下着9には上述した首部10が設けられた胴部12に対して、その左右に袖部45、45が設けられており、該胴部12の背面には、和装下着9の装着時に胴部12の前を合わせた状態で該胴部12の背面から前面を包むように巻いて留める、一例として幅広で帯状の固定片47が設けられている。そして、該固定片47の左右両端部には面ファスナ49の一片49aと他片49bとがそれぞれ設けられている。
又、胴部12の背面の中央には、上記矩形片37が取り付けられている部位の和装下着9の首部10から下方に垂れ下がるように延びる上記固定片47よりも幅狭な帯状の調整片51が設けられている。
又、この調整片51の裏面の先端寄りの一定の範囲には面ファスナ53の長尺な一片53aが取り付けられており、上記固定片47の背面の中央には上記面ファスナ53の一片53aの適宜の部位に固定される該一片53aよりも長さの短い面ファスナ53の他片53bが設けられている。そして、上記面ファスナ53の他片53bの固定位置を調整することによって、露出する襟足の範囲を調整できるように構成されている。
(3)襟セットの装着から着付け完成までの手順(図1乃至図10参照)
次に、このようにして構成される本実施の形態に係る襟セット1Aの装着から着付け完成までの手順を、(A)襟セット1Aの装着、(B)和装下着9の装着、(C)着物13の装着、の3段階に分けて具体的に説明する。
(A)襟セット1Aの装着(図4乃至図6参照)
最初に、図5に示すように、襟セット1Aの構成部材である第1襟要素3と、第2襟要素5と、第3襟要素7と、これらの取付け対象である和装下着9とを用意する。次に、図6(a)に示すように、第2固着手段11の一構成要素である面ファスナ27を使用して、第1襟要素3の外側片19の内側に第2襟要素5を固定する。
次に、図6(b)に示すように、第3固着手段15であるホック29を使用して、第1襟要素3の内側片21の内側に第3襟要素7を固定する。続いて、図6(c)に示すように、第1固着手段17であるファスナ43を使用して、上記組み合わせられた状態の第2襟要素5と第3襟要素7を伴って、第1襟要素3を和装下着9の首部10に取り付ける。
次に、図6(d)に示すように、第2固着手段11のもう一つの構成要素であるホック35を使用して、第2襟要素5の差込部33を第1襟要素3の被差込部31に差し込んだ状態で、第2襟要素5を和装下着9の首部10に固定する。
尚、図6(d)に示すホック35による固定を最初に行い、次いで、図6(a)に示す面ファスナ27による固定、図6(b)に示すホック29による固定、図6(c)に示すファスナ43による固定の手順で襟セット1Aの装着を行うようにすることも可能である。そして、襟セット1Aの組合わせ後の状態は図4に示すようになる。
(B)和装下着9の装着(図2及び図3参照)
このようにして、本実施の形態に係る襟セット1Aが首部10に取り付けられた和装下着9を、使用者に装着する場合には、以下の手順に従う。先ず、使用者は和装下着9の左右の袖部45、45に手を通して和装下着9を羽織る。次に、和装下着9の胴部12の左右の合わせを前で合わせてその一部が重なるようにする。そして、首元の空きを調整後、面ファスナ49を使用して固定片47の両端を前方に引き出して体に巻き、和装下着9の胴部12の左右の合わせを図2に示すように固定する。
次に、和装下着9の胴部10の背面に取り付けられている調整片51を下方に引っ張って、図3に示すように、露出する襟足の範囲を調整して面ファスナ53で調整片51を和装下着9の胴部12に固定する。
(C)着物13の装着(図1参照)
以上で着物13を着る前の準備ができ、上記和装下着9の上に着物13を羽織って着物13の前の合わせを調整する。この場合、着物13の襟14の内側に第1襟要素3がはみ出さないように第2襟要素5と第3襟要素7の両端の重なり量を調整し、当該重なり量が決まったところで帯と帯締めにより着物13の前の合わせを固定する。
以上により、本実施の形態に係る襟セット1Aを使用した着物13の着付けが完了し、着付け完了後の着姿が図1に示すようになり、図1(a)に示すように着物13の襟14の内側に第2襟要素5、その内側に幅広の第3襟要素7が覗き、図1(b)に示すように、使用者の襟足の背部に第3襟要素7と第2襟要素5がそれぞれ覗いた状態の着姿が得られるようになる。
そして、このようにして構成される本実施の形態に係る襟セット1Aによれば、第2襟要素5と第3襟要素7の色味と柄等を替えることにより、襟としての組み合わせのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図ることができる。
又、第2襟要素5の内側片21には芯材25が内装されていて、その芯材25は、金属製又は樹脂製の長手方向Aに長い帯状の網状部材を幅方向Bに二つ折りした第1芯材25aを備えており、同様に、第3襟要素7には芯材41が内装されていて、その芯材41は、金属製又は樹脂製の長手方向Aに長い帯状の網状部材を幅方向Bに二つ折りした第1芯材41aを備えているので、それらの効果が相まって、首回りの襟のラインを綺麗に出すことができる。
又、第1芯材25aの外側に第2芯材25bを配置し、同じく、第1芯材41aの外側に第2芯材41bを配置したことも、上記効果をより高めている。
又、第1襟要素3、第2襟要素5、第3襟要素7は相互に所定の位置に固定される関係にあるとともに、和装下着9に対しても所定の位置に固定されるので、第1襟要素3、第2襟要素5、第3襟要素7相互間又は第1襟要素3、第2襟要素5、第3襟要素7と着物13との間の重ね幅のバラツキの発生を防止することができる。
又、仕立て時或いは着付け時に縫い付けるわけではなく、単に、3つの固着手段11、15、17によって、第1襟要素3、第2襟要素5、第3襟要素7、和装下着9を着脱するだけであるので、着付けが容易になって美しい着姿を短時間で得ることができるようになる。
〔第2の実施の形態〕(図5、図11参照)
第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に係る襟セット1Aの構成に、装飾材57を付加した構成の襟セット1Bを使用している。又、着物13ではなく、浴衣13′を羽織る場合を例に挙げて説明している。
襟セット1Bにおける装飾材57を除いた他の構成については上記第1の実施の形態の襟セット1Aと略同様であるので、ここでの詳細な説明は省略し、本実施の形態において採用した装飾材57の構成とその作用を中心に説明する。
即ち、本実施の形態では浴衣13′の襟14の内側に露出する部位の第2襟要素5に対して、一例として真珠を模した球形のガラスビーズを等間隔で複数配置した構成の数珠様の装飾材57を備える襟セット1Bが開示されている。
また、本実施の形態では、浴衣13′を装着した状態で、正面からみると浴衣13′の襟14の内側に第2襟要素5と装飾材57が露出し、斜め前方の上部側方から見ると浴衣13′の襟14の内側に第2襟要素5と第3襟要素7が露出し、背面から見ると浴衣13′の襟14の上方に第2襟要素5と装飾材57が露出するように構成されている。
尚、この第2の実施の形態における第3襟要素7は、前記第1の実施の形態の第3襟要素7に比べてその長さが短くなっている。例えば、図5に示した第3襟要素7において、第3固着手段15の長さに対して、左右にそれぞれ数cmから十数cmを加算した程度の長さに設定されている(図5中左右端を仮想線で示す。)。
そして、このようにして構成される本実施の形態に係る襟セット1Bによっても、上述した第1の実施の形態に係る襟セット1Aと同様の作用、効果が発揮でき、更に本実施の形態にあっては、第2襟要素5と第3襟要素7と浴衣13′の襟14との色味と柄等の組み合わせに加えて装飾材57の種類を替えることによって、組み合わせのバリエーションを更に増加でき、より一層ファッション性の向上を図ることができる。
〔他の実施の形態〕
本発明は、上述した第1、第2の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、又、第1襟要素3、第2襟要素5、第3襟要素7及び和装下着9間の固定は、上述した各固着手段11、15、17による固定に限らず、面ファスナ27、ホック29、35、ファスナ43の組み合わせや適用部位或いは個数等を異ならせた他の構成であってもよいし、例えば、ボタンや紐等、種類の異なる他の固着手段を適用ないし併用したものであってもよい。
又、表面に露出しない第1襟要素3を省略し、第1襟要素3の機能を第2襟要素5と第3襟要素7の何れか一方又は双方に振り分けて備えるように構成することも可能である。
又、第1襟要素3を最初から和装下着13の首部に縫製等によって取り付けておき、第1襟要素3を備えた和装下着13に対して第2襟要素5と第3襟要素7を備えた襟セット1を取り付けるようにすることも可能である。
又、第2襟要素5と第3襟要素7に対して施す組み合わせの態様としては色味と柄に限らず、記事の違いや絵付けを施す等、他の組み合わせの態様を採用することが可能である。
更に、上記第2の実施の形態において設けた装飾材57としては、宝石や真珠、貝殻等の現物そのものであってもよいし、これらを模した合成樹脂製やガラス製の装飾材57であってもよい。又、刺しゅうや他の生地や紐等を縫い付けたもの等であってもよい。
又、上記装飾材57は、第2襟要素5に対して設ける他、第3襟要素7に対して設けてもよく、第2襟要素5と第3襟要素7の両方に設けることも可能である。
又、第1襟要素3の内側片21に内装される芯材25と第3襟要素7に内装される芯材41は、上述した網状部材に限らず、紙製或いは合成樹脂製等の弾性変形可能な板状部材であっても構わない。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
本願発明は、例えば、肌襦袢或いは長襦袢等の和装下着の首部に着脱可能に取り付けられる襟セットに係り、特に、襟としてのバリエーションを増加させてファッション性の向上を図り、首回りの襟のラインを綺麗に出すことができ、各襟要素間又は襟要素と着物或いは浴衣との間の重ね幅のバラツキの発生を防止し、着付けを美しく容易に短時間で行うことができる、ように工夫したものに関し、例えば、着物、浴衣等と共に着る襟セットに好適である。
1 襟セット
1A 襟セット
1B 襟セット
3 第1襟要素
5 第2襟要素
7 第3襟要素
9 和装下着
9A 肌襦袢
10 首部
11 第2固着手段
12 胴部
13 着物
13′ 浴衣
14 襟
15 第3固着手段
17 第1固着手段
19 外側片
19a 拘束部位
19b 非拘束部位
21 内側片
23 接続片
23a 一片
23b 他片
25 芯材
27 面ファスナ
27a 一片
27b 他片
29 ホック
29a 一片
29b 他片
31 被差込部
33 差込部
35 ホック
35a 一片
35b 他片
37 矩形片
39 加飾部
41 芯材
43 ファスナ
45 袖部
47 固定片
49 面ファスナ
49a 一片
49b 他片
51 調整片
53 面ファスナ
53a 一片
53b 他片
55 襟
57 装飾材
A 長手方向
B 幅方向
Z 垂直方向

Claims (10)

  1. 和装下着の首部に着脱可能に取り付けられ着物又は浴衣の襟の内側に隠れる第1襟要素と、
    上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられ上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される第2襟要素と、
    第1襟要素に着脱可能に取り付けられ上記第2襟要素の内側に露出される第3襟要素と、
    を具備したことを特徴とする襟セット。
  2. 請求項1記載の襟セットにおいて、
    上記第1襟要素は長手方向の中間部に被差込部を備えていて、上記第2襟要素は長手方向の中間部に差込部を備えており、
    上記差込部を上記被差込部に差し込んだ後、上記差込部を上記和装下着の首部に着脱可能に固着するようにしたことを特徴とする襟セット。
  3. 請求項1又は請求項2記載の襟セットにおいて、
    上記第1襟要素は外側片と内側片を備えており、上記内側片には芯材が内装されていることを特徴とする襟セット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の襟セットにおいて、
    上記第3襟要素には芯材が内装されていることを特徴とする襟セット。
  5. 請求項3又は請求項4の記載の襟セットにおいて、
    記芯材は金属製又は樹脂製の網状部材を使用したものであることを特徴とする襟セット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の襟セットにおいて、
    上記第1襟要素と上記和装下着の首部との間にはファスナが設けられており、該ファスナを介して上記第1重ね襟要素は和装下着の首部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする襟セット。
  7. 請求項1〜請求項6の何れかに記載の襟セットにおいて、
    上記第2襟要素と上記第1襟要素との間には面ファスナが設けられており、該面ファスナを介して上記第2襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする襟セット。
  8. 請求項2記載の襟セットにおいて、
    上記第2襟要素の差込部と上記和装下着の首部との間にはホックが設けられており、該ホックを介して上記第2襟要素は上記和装下着に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする襟セット。
  9. 請求項〜請求項8の何れかに記載の襟セットにおいて、
    上記第3襟要素と上記第1襟要素との間にはホックが設けられており、該ホックを介して上記第3襟要素は上記第1襟要素に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする重ね襟セット。
  10. 請求項1〜請求項9の何れかに記載の襟セットにおいて、
    上記着物又は浴衣の襟の内側に露出される部位の上記第2襟要素と第3襟要素の何れか一方又は双方には、装飾材が設けられていることを特徴とする襟セット。
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