JP2002309411A - パニエ - Google Patents
パニエInfo
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- JP2002309411A JP2002309411A JP2001113888A JP2001113888A JP2002309411A JP 2002309411 A JP2002309411 A JP 2002309411A JP 2001113888 A JP2001113888 A JP 2001113888A JP 2001113888 A JP2001113888 A JP 2001113888A JP 2002309411 A JP2002309411 A JP 2002309411A
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- JP
- Japan
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- pannier
- upper edge
- skirt
- hook
- cloth
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 妊婦が着用しても腰部及び腹部に与える圧迫
感を少なくする。 【解決手段】 スカート状に形成した布地２の上縁部
に、その布地２を身体の両肩で受けて支える２本の吊り
紐１１，１２をループ状に取り付けてパニエ１とする。
布地２は巻きスカート状に形成されていて、一方の合わ
せ縁部３の上縁部３ａに延長ベルト５を周方向に突出す
るように縫着により取り付け、その延長ベルト５に面止
着具の一方９ａを縫着により設け、面止着具の他方９ｂ
を合わせ縁部４側に縫着により設けている。妊婦が着用
する際には、身体の腰回りに圧迫感を与えない程度に延
長ベルト５にゆったり感を持たせた状態で面止着具の一
方９ａを他方９ｂに締結しても、パニエ１は２本の吊り
紐１１，１２により身体の両肩に吊り下げられるので、
それがずり落ちたりしない。
感を少なくする。 【解決手段】 スカート状に形成した布地２の上縁部
に、その布地２を身体の両肩で受けて支える２本の吊り
紐１１，１２をループ状に取り付けてパニエ１とする。
布地２は巻きスカート状に形成されていて、一方の合わ
せ縁部３の上縁部３ａに延長ベルト５を周方向に突出す
るように縫着により取り付け、その延長ベルト５に面止
着具の一方９ａを縫着により設け、面止着具の他方９ｂ
を合わせ縁部４側に縫着により設けている。妊婦が着用
する際には、身体の腰回りに圧迫感を与えない程度に延
長ベルト５にゆったり感を持たせた状態で面止着具の一
方９ａを他方９ｂに締結しても、パニエ１は２本の吊り
紐１１，１２により身体の両肩に吊り下げられるので、
それがずり落ちたりしない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、女性が着用する
スカートの下に付けることにより、スカートにふくらみ
を持たせるパニエに関する。
スカートの下に付けることにより、スカートにふくらみ
を持たせるパニエに関する。
【０００２】
【従来の技術】女性が着用する服飾品の中には、スカー
トの下に着用することにより、そのスカートにふくらみ
を持たせて美しいシルエットにするパニエがある。この
ようなパニエは、例えば薄手で比較的軽い布地を略円錐
状に幾重にも重ねることにより形成し、それによって被
着者の腰の回りを全周に亘って覆うようにしている。
トの下に着用することにより、そのスカートにふくらみ
を持たせて美しいシルエットにするパニエがある。この
ようなパニエは、例えば薄手で比較的軽い布地を略円錐
状に幾重にも重ねることにより形成し、それによって被
着者の腰の回りを全周に亘って覆うようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパニエは、スカートの下に着用することによ
り、その外側に着用するスカートのラインを美しく見せ
ることができるが、例えばこのようなパニエを妊婦が着
用したときには、妊婦の場合にはウエストのサイズが通
常の体形のときに比べて非常に大きくなっているので、
パニエの上縁に設けているベルトの部分を身体の腰部に
固定しようとしても、それが届かないためにできない場
合が多かった。そのため、このような妊婦でも着用でき
るパニエにするためには、その妊婦のウエストサイズに
対応させて腰部を全て巻き込むことができるだけの長さ
にしたパニエを形成する必要があった。ところが、この
ように妊婦対応のウエストサイズが大サイズのパニエを
用意したとしても、そのパニエの上縁部分を大きくなっ
た妊婦のお腹の回りにピッタリと巻きつけて、それがず
り落ちないようにウエスト部分を締め付けて着用する
と、パニエを着用することにより妊婦の腰部及び腹部に
与える圧迫感が増すため、妊婦が受ける負担が大きくな
ってしまうということがあった。この発明は、上記の問
題点に鑑みてなされたものであり、妊婦が着用しても腰
部及び腹部に与える圧迫感の少ないパニエを提供するこ
とを目的とする。
うな従来のパニエは、スカートの下に着用することによ
り、その外側に着用するスカートのラインを美しく見せ
ることができるが、例えばこのようなパニエを妊婦が着
用したときには、妊婦の場合にはウエストのサイズが通
常の体形のときに比べて非常に大きくなっているので、
パニエの上縁に設けているベルトの部分を身体の腰部に
固定しようとしても、それが届かないためにできない場
合が多かった。そのため、このような妊婦でも着用でき
るパニエにするためには、その妊婦のウエストサイズに
対応させて腰部を全て巻き込むことができるだけの長さ
にしたパニエを形成する必要があった。ところが、この
ように妊婦対応のウエストサイズが大サイズのパニエを
用意したとしても、そのパニエの上縁部分を大きくなっ
た妊婦のお腹の回りにピッタリと巻きつけて、それがず
り落ちないようにウエスト部分を締め付けて着用する
と、パニエを着用することにより妊婦の腰部及び腹部に
与える圧迫感が増すため、妊婦が受ける負担が大きくな
ってしまうということがあった。この発明は、上記の問
題点に鑑みてなされたものであり、妊婦が着用しても腰
部及び腹部に与える圧迫感の少ないパニエを提供するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、スカート状に形成した布地の上縁部を身
体の腰回りに沿わせて被着することにより、その外側に
被着するスカートにふくらみを持たせるパニエにおい
て、上記布地の上縁部にその布地を身体の両肩で受けて
支える吊り紐をループ状に取り付けたものである。その
パニエにおいて、上記スカート状に形成した布地は巻き
スカート状に形成されて巻き方向の両側に合わせ縁部を
有し、その合わせ縁部の一方の上縁部に延長ベルトを所
定の長さで上記合わせ縁部から周方向に突出するように
取り付け、その延長ベルトに対をなす締結具の一方を設
けると共にその締結具の他方を上記布地の上記延長ベル
トが取り付けられていない側に設けるとよい。上記対を
なす締結具は、共に面と面を押し付けて加圧すると互い
に締結される対の面止着具にするとよい。上記吊り紐
は、上記布地の上縁部に取り外し自在に形成するとよ
い。そして、そのパニエにおいて、上記吊り紐を上記布
地の上縁部に取り付ける吊り紐取付部を、上記上縁部の
周方向に沿って複数形成して上記吊り紐を取り付ける位
置を任意に選択可能にするとよい。
達成するため、スカート状に形成した布地の上縁部を身
体の腰回りに沿わせて被着することにより、その外側に
被着するスカートにふくらみを持たせるパニエにおい
て、上記布地の上縁部にその布地を身体の両肩で受けて
支える吊り紐をループ状に取り付けたものである。その
パニエにおいて、上記スカート状に形成した布地は巻き
スカート状に形成されて巻き方向の両側に合わせ縁部を
有し、その合わせ縁部の一方の上縁部に延長ベルトを所
定の長さで上記合わせ縁部から周方向に突出するように
取り付け、その延長ベルトに対をなす締結具の一方を設
けると共にその締結具の他方を上記布地の上記延長ベル
トが取り付けられていない側に設けるとよい。上記対を
なす締結具は、共に面と面を押し付けて加圧すると互い
に締結される対の面止着具にするとよい。上記吊り紐
は、上記布地の上縁部に取り外し自在に形成するとよ
い。そして、そのパニエにおいて、上記吊り紐を上記布
地の上縁部に取り付ける吊り紐取付部を、上記上縁部の
周方向に沿って複数形成して上記吊り紐を取り付ける位
置を任意に選択可能にするとよい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１はこの発明によるパニエの
一実施形態例を示す斜視図、図２は同じくそのパニエに
設けられている一方の吊り紐の先端部を示す正面図、図
３は同じくそのフックを引っ掛けるフック掛けを示す正
面図である。図１に示すパニエ１は、スカート状に形成
した布地２の上縁部を身体の腰回りに沿わせて被着する
ことにより、その外側に被着する図示しないスカートに
ふくらみを持たせるものであり、布地２の上縁部にその
布地２を身体の両肩で受けて支える２本の吊り紐１１，
１２をループ状に取り付けている。スカート状に形成し
た布地２は、巻きスカート状に形成されて巻き方向の両
側に合わせ縁部３，４を有し、その一方の合わせ縁部３
の上縁部３ａに延長ベルト５を所定の長さ（任意の長さ
に設定可）で合わせ縁部３から周方向に突出するように
縫着により取り付け、その延長ベルト５に対をなす締結
具の一方となる対のマジックテープ（登録商標）である
面止着具の一方９ａを縫着により設けると共に、その締
結具の他方となる対のマジックテープである面止着具の
他方９ｂを布地２の延長ベルトが取り付けられていない
合わせ縁部４側に縫着により設けている。それにより、
面止着具の一方９ａと他方９ｂは、それらの面と面を押
し付けて加圧すると互いに締結される。
面に基づいて説明する。図１はこの発明によるパニエの
一実施形態例を示す斜視図、図２は同じくそのパニエに
設けられている一方の吊り紐の先端部を示す正面図、図
３は同じくそのフックを引っ掛けるフック掛けを示す正
面図である。図１に示すパニエ１は、スカート状に形成
した布地２の上縁部を身体の腰回りに沿わせて被着する
ことにより、その外側に被着する図示しないスカートに
ふくらみを持たせるものであり、布地２の上縁部にその
布地２を身体の両肩で受けて支える２本の吊り紐１１，
１２をループ状に取り付けている。スカート状に形成し
た布地２は、巻きスカート状に形成されて巻き方向の両
側に合わせ縁部３，４を有し、その一方の合わせ縁部３
の上縁部３ａに延長ベルト５を所定の長さ（任意の長さ
に設定可）で合わせ縁部３から周方向に突出するように
縫着により取り付け、その延長ベルト５に対をなす締結
具の一方となる対のマジックテープ（登録商標）である
面止着具の一方９ａを縫着により設けると共に、その締
結具の他方となる対のマジックテープである面止着具の
他方９ｂを布地２の延長ベルトが取り付けられていない
合わせ縁部４側に縫着により設けている。それにより、
面止着具の一方９ａと他方９ｂは、それらの面と面を押
し付けて加圧すると互いに締結される。
【０００６】吊り紐１１，１２は、帯び状の紐であって
略同じ長さに形成されており、その途中にアジャスタ１
３，１４を設けることにより、長さを任意に調整できる
ようになっている。また、吊り紐１１は両端を布地２の
上縁部にそれぞれ縫着により固定しているが、吊り紐１
２は前方側の一端にフック７を取り付けている。そのフ
ック７は、図２に示すような形状をした既成の樹脂製フ
ックであり、一方（同図で右方）が開放された鉤部７ａ
を有している。そして、そのフック７が、フック保持布
１５を介して吊り紐１２の一端部に縫着により一体に取
り付けられている。そのフック７に対応して、図１に示
すように布地２の合わせ縁部４側の上縁部に、フック７
の鉤部７ａを差し込んで引っ掛けることにより吊り紐１
２の前方側の一端を布地２の上縁部に固定するためのフ
ック掛け６Ａ，６Ｂ（同じもの）を、合わせ縁部４の上
縁部と、そこから周方向（同図で右方）に間隔を置いた
位置とにそれぞれ設けている。
略同じ長さに形成されており、その途中にアジャスタ１
３，１４を設けることにより、長さを任意に調整できる
ようになっている。また、吊り紐１１は両端を布地２の
上縁部にそれぞれ縫着により固定しているが、吊り紐１
２は前方側の一端にフック７を取り付けている。そのフ
ック７は、図２に示すような形状をした既成の樹脂製フ
ックであり、一方（同図で右方）が開放された鉤部７ａ
を有している。そして、そのフック７が、フック保持布
１５を介して吊り紐１２の一端部に縫着により一体に取
り付けられている。そのフック７に対応して、図１に示
すように布地２の合わせ縁部４側の上縁部に、フック７
の鉤部７ａを差し込んで引っ掛けることにより吊り紐１
２の前方側の一端を布地２の上縁部に固定するためのフ
ック掛け６Ａ，６Ｂ（同じもの）を、合わせ縁部４の上
縁部と、そこから周方向（同図で右方）に間隔を置いた
位置とにそれぞれ設けている。
【０００７】そのフック掛け６Ａ，６Ｂは、吊り紐取付
部として機能するものであり、図３に示すように布地２
の合わせ縁部４の上縁部と、そこから周方向に間隔を置
いた位置にフック用布地１６ａ，１６ａを周方向に沿っ
てそれぞれ設け、その各フック用布地１６ａ，１６ａに
上下２段に縫い込み１７ａ，１７ｂをそれぞれ入れて、
横方向に貫通する袋部を形成したものであり、その袋部
内にフック７の鉤部７ａを差し込んで引っ掛けることが
できるようにしている。そして、その鉤部７ａを差し込
むのをフック掛け６Ａ，６Ｂのいずれにするかは、図１
に示したパニエ１を被着する人の体形によって吊り紐１
２が肩からずり落ちにくい方を選択する。
部として機能するものであり、図３に示すように布地２
の合わせ縁部４の上縁部と、そこから周方向に間隔を置
いた位置にフック用布地１６ａ，１６ａを周方向に沿っ
てそれぞれ設け、その各フック用布地１６ａ，１６ａに
上下２段に縫い込み１７ａ，１７ｂをそれぞれ入れて、
横方向に貫通する袋部を形成したものであり、その袋部
内にフック７の鉤部７ａを差し込んで引っ掛けることが
できるようにしている。そして、その鉤部７ａを差し込
むのをフック掛け６Ａ，６Ｂのいずれにするかは、図１
に示したパニエ１を被着する人の体形によって吊り紐１
２が肩からずり落ちにくい方を選択する。
【０００８】このパニエ１は、巻きスカート状の布地２
の腰回り方向の長さが、妊婦以外の通常の体形の人が腰
回りに着用したときに、図４に示すように布地２の両側
の合わせ縁部３，４が若干重なり合う程度の長さに形成
してある。したがって、この場合には図４に示すように
妊婦以外の通常の体形の人が着用したときには、布地２
の両側の合わせ縁部３，４が若干重なり合う状態で、延
長ベルト５側の面止着具の一方９ａが面止着具の他方９
ｂに重なり合うようになり、それらを押し付けることで
面止着具の一方９ａと他方９ｂとが確実に締結される。
その際に、対の面止着具の一方９ａと他方９ｂは、スカ
ート状の布地２の上縁が身体の腰回りに圧迫感を与えな
い程度にゆったり感を持たせる長さにして締結しても、
このパニエ１は２本のループ状に設けた吊り紐１１，１
２を身体の両肩で受けて着用するので、それがずり落ち
たりすることがない。したがって、長時間着用しても疲
れにくい。なお、このパニエ１では、図４に示したよう
に妊婦以外の通常の体形の人が着用したときにはウエス
ト回りが小さくなるので、それに対応させて吊り紐１２
のフック７は、外側に位置するフック掛け６Ｂ側に引っ
掛けるようにする。
の腰回り方向の長さが、妊婦以外の通常の体形の人が腰
回りに着用したときに、図４に示すように布地２の両側
の合わせ縁部３，４が若干重なり合う程度の長さに形成
してある。したがって、この場合には図４に示すように
妊婦以外の通常の体形の人が着用したときには、布地２
の両側の合わせ縁部３，４が若干重なり合う状態で、延
長ベルト５側の面止着具の一方９ａが面止着具の他方９
ｂに重なり合うようになり、それらを押し付けることで
面止着具の一方９ａと他方９ｂとが確実に締結される。
その際に、対の面止着具の一方９ａと他方９ｂは、スカ
ート状の布地２の上縁が身体の腰回りに圧迫感を与えな
い程度にゆったり感を持たせる長さにして締結しても、
このパニエ１は２本のループ状に設けた吊り紐１１，１
２を身体の両肩で受けて着用するので、それがずり落ち
たりすることがない。したがって、長時間着用しても疲
れにくい。なお、このパニエ１では、図４に示したよう
に妊婦以外の通常の体形の人が着用したときにはウエス
ト回りが小さくなるので、それに対応させて吊り紐１２
のフック７は、外側に位置するフック掛け６Ｂ側に引っ
掛けるようにする。
【０００９】次に、このパニエ１を妊婦が着用したとき
には、妊婦の場合にはウエスト回りのサイズが通常の体
形の人に比べて非常に大きいので、図５に示すように布
地２の両側の合わせ縁部３，４は互いに重なり合うこと
がなく、延長ベルト５側の面止着具の一方９ａは、その
一部が図示のように面止着具の他方９ｂに重なり合う。
したがって、それらを延長ベルト５の部分が妊婦の腹部
を圧迫しない程度に余裕のあるウエストサイズになる位
置で互いに押し付けるようにすれば、面止着具の一方９
ａと他方９ｂを確実に締結することができる。それによ
り、妊婦であっても腹部に圧迫感を与えることなしにパ
ニエ１を着用することができる。なお、このようにパニ
エ１を妊婦が着用したときには、ウエスト回りが非常に
大きくなるので、それに対応させて吊り紐１２のフック
７は、図５に示したように内側に位置するフック掛け６
Ａ側に引っ掛けるようにする。
には、妊婦の場合にはウエスト回りのサイズが通常の体
形の人に比べて非常に大きいので、図５に示すように布
地２の両側の合わせ縁部３，４は互いに重なり合うこと
がなく、延長ベルト５側の面止着具の一方９ａは、その
一部が図示のように面止着具の他方９ｂに重なり合う。
したがって、それらを延長ベルト５の部分が妊婦の腹部
を圧迫しない程度に余裕のあるウエストサイズになる位
置で互いに押し付けるようにすれば、面止着具の一方９
ａと他方９ｂを確実に締結することができる。それによ
り、妊婦であっても腹部に圧迫感を与えることなしにパ
ニエ１を着用することができる。なお、このようにパニ
エ１を妊婦が着用したときには、ウエスト回りが非常に
大きくなるので、それに対応させて吊り紐１２のフック
７は、図５に示したように内側に位置するフック掛け６
Ａ側に引っ掛けるようにする。
【００１０】図６は交差させた吊り紐を使用したパニエ
の実施形態を示す図１と同様な斜視図であり、図１と対
応する部分には同一の符号を付してある。この実施形態
によるパニエ１′は、図１に示したパニエ１に対し吊り
紐２１，２２を交差させるようにした点のみが異なる。
すなわち、このパニエ１′では、被着者の背中側に位置
する部分を交差させるようにした吊り紐２１，２２を使
用し、その吊り紐２１，２２の身体の前面側に位置する
部分にアジャスタ１３，１４をそれぞれ配置している。
なお、吊り紐２１，２２の交差部は互いに縫い込むよう
にしてもよい。このように吊り紐２１，２２を交差させ
れば、その吊り紐２１，２２は被着者の肩から一層外れ
にくくなるので、パニエ１′のウエスト回りに更に余裕
を持たせるように被着してもパニエ１′のずり落ちを防
止することができるので、妊婦にとって一層楽な着心地
になる。
の実施形態を示す図１と同様な斜視図であり、図１と対
応する部分には同一の符号を付してある。この実施形態
によるパニエ１′は、図１に示したパニエ１に対し吊り
紐２１，２２を交差させるようにした点のみが異なる。
すなわち、このパニエ１′では、被着者の背中側に位置
する部分を交差させるようにした吊り紐２１，２２を使
用し、その吊り紐２１，２２の身体の前面側に位置する
部分にアジャスタ１３，１４をそれぞれ配置している。
なお、吊り紐２１，２２の交差部は互いに縫い込むよう
にしてもよい。このように吊り紐２１，２２を交差させ
れば、その吊り紐２１，２２は被着者の肩から一層外れ
にくくなるので、パニエ１′のウエスト回りに更に余裕
を持たせるように被着してもパニエ１′のずり落ちを防
止することができるので、妊婦にとって一層楽な着心地
になる。
【００１１】図７は吊り紐を布地の上縁部に取り外し自
在に取り付けるようにしたパニエの実施形態を示す図１
と同様な斜視図であり、図１と対応する部分には同一の
符号を付してある。この実施形態によるパニエ１″は、
図１に示したパニエ１に対し吊り紐１１，１２を共に布
地２の上縁部に取り外し自在に形成するようにした点の
みが異なる。すなわち、このパニエ１″は、吊り紐１
１，１２の両端部にそれぞれフック７を取り付け、その
各フック７に対応させて布地２の上縁部の図７に示す５
箇所に、各フック７の鉤部７ａを差し込んで引っ掛ける
ことにより吊り紐１１，１２の端部を布地２の上縁部に
固定するフック掛け６Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ及び６Ｅ
（全て同じものであり、吊り紐取付部として機能する）
をそれぞれ設けている。なお、フック掛け６Ａ，６Ｂ
は、図１で説明したパニエ１と同様に、被着者の体形に
よって吊り紐１２側の一端を引っ掛ける位置を任意に選
択するフック掛けである。
在に取り付けるようにしたパニエの実施形態を示す図１
と同様な斜視図であり、図１と対応する部分には同一の
符号を付してある。この実施形態によるパニエ１″は、
図１に示したパニエ１に対し吊り紐１１，１２を共に布
地２の上縁部に取り外し自在に形成するようにした点の
みが異なる。すなわち、このパニエ１″は、吊り紐１
１，１２の両端部にそれぞれフック７を取り付け、その
各フック７に対応させて布地２の上縁部の図７に示す５
箇所に、各フック７の鉤部７ａを差し込んで引っ掛ける
ことにより吊り紐１１，１２の端部を布地２の上縁部に
固定するフック掛け６Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ及び６Ｅ
（全て同じものであり、吊り紐取付部として機能する）
をそれぞれ設けている。なお、フック掛け６Ａ，６Ｂ
は、図１で説明したパニエ１と同様に、被着者の体形に
よって吊り紐１２側の一端を引っ掛ける位置を任意に選
択するフック掛けである。
【００１２】このパニエ１″によれば、２本の吊り紐１
１，１２は共に両端のフック７をフック掛け６Ａ，６
Ｂ，６Ｃ，６Ｄ，６Ｅから取り外せば、それを布地２か
ら簡単に取り外すことができるので、保管が容易になる
と共に、吊り紐１１，１２に保管時の折れ筋等が付かな
いようにすることができる。また、図８に示すように、
吊り紐１１′，１２′にアジャスタを取り付けなくて
も、長さの異なる吊り紐１１′，１２′を予め数種類用
意しておけば、体形に合わせてその長さの異なる吊り紐
１１′，１２′を選択して使用することで、体形に合っ
たパニエの被着ができる。このようにすることで、邪魔
なアジャスタを無くすことができるので、一層着心地を
良くすることができる。
１，１２は共に両端のフック７をフック掛け６Ａ，６
Ｂ，６Ｃ，６Ｄ，６Ｅから取り外せば、それを布地２か
ら簡単に取り外すことができるので、保管が容易になる
と共に、吊り紐１１，１２に保管時の折れ筋等が付かな
いようにすることができる。また、図８に示すように、
吊り紐１１′，１２′にアジャスタを取り付けなくて
も、長さの異なる吊り紐１１′，１２′を予め数種類用
意しておけば、体形に合わせてその長さの異なる吊り紐
１１′，１２′を選択して使用することで、体形に合っ
たパニエの被着ができる。このようにすることで、邪魔
なアジャスタを無くすことができるので、一層着心地を
良くすることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項１のパニエによ
れば、スカート状に形成した布地の上縁部に、その布地
を身体の両肩で受けて支える吊り紐をループ状に取り付
けるようにしたので、それを妊婦が着用した際に腰部及
び腹部を締め付けて着用する必要がないため、腰部及び
腹部に圧迫感を与えない快適な着心地が得られる。請求
項２のパニエによれば、スカート状に形成した布地の合
わせ縁部の一方の上縁部に延長ベルトを所定の長さで突
出させて設け、その延長ベルトを対をなす締結具により
合わせ縁部の他方に締結できるようにしたので、通常の
体形の人と妊婦の人が共に同一のパニエを共通して着用
することができ、しかも着用時に腰部及び腹部に圧迫感
を与えない着心地が得られる。
ば、次に記載する効果を奏する。請求項１のパニエによ
れば、スカート状に形成した布地の上縁部に、その布地
を身体の両肩で受けて支える吊り紐をループ状に取り付
けるようにしたので、それを妊婦が着用した際に腰部及
び腹部を締め付けて着用する必要がないため、腰部及び
腹部に圧迫感を与えない快適な着心地が得られる。請求
項２のパニエによれば、スカート状に形成した布地の合
わせ縁部の一方の上縁部に延長ベルトを所定の長さで突
出させて設け、その延長ベルトを対をなす締結具により
合わせ縁部の他方に締結できるようにしたので、通常の
体形の人と妊婦の人が共に同一のパニエを共通して着用
することができ、しかも着用時に腰部及び腹部に圧迫感
を与えない着心地が得られる。
【００１４】請求項３のパニエによれば、対をなす締結
具は共に面と面を押し付けて加圧すると互いに締結され
る対の面止着具であるので、パニエの腰回りの寸法の微
調整が容易であるため、最適な腰回りの寸法に簡単に調
整することができる。請求項４のパニエによれば、吊り
紐はスカート状に形成した布地の上縁部に取り外し自在
に形成されているので、保管時にはその吊り紐をスカー
ト状の布地から取り外せば、パニエの保管が容易になる
と共に、吊り紐に保管時の折れ筋等が付かないようにす
ることができる。請求項５のパニエによれば、吊り紐を
スカート状の布地の上縁部に取り付ける吊り紐取付部
は、上記上縁部の周方向に沿って複数形成されていてそ
の吊り紐を取り付ける位置は任意に選択可能であるの
で、妊婦が着用したときと通常の体形の人が着用したと
きのように腰回りの寸法が大幅に異なる場合であって
も、使用する吊り紐取付部の位置を最適な位置のものに
選択することにより、吊り紐が被着者の肩からずり落ち
にくくすることができる。
具は共に面と面を押し付けて加圧すると互いに締結され
る対の面止着具であるので、パニエの腰回りの寸法の微
調整が容易であるため、最適な腰回りの寸法に簡単に調
整することができる。請求項４のパニエによれば、吊り
紐はスカート状に形成した布地の上縁部に取り外し自在
に形成されているので、保管時にはその吊り紐をスカー
ト状の布地から取り外せば、パニエの保管が容易になる
と共に、吊り紐に保管時の折れ筋等が付かないようにす
ることができる。請求項５のパニエによれば、吊り紐を
スカート状の布地の上縁部に取り付ける吊り紐取付部
は、上記上縁部の周方向に沿って複数形成されていてそ
の吊り紐を取り付ける位置は任意に選択可能であるの
で、妊婦が着用したときと通常の体形の人が着用したと
きのように腰回りの寸法が大幅に異なる場合であって
も、使用する吊り紐取付部の位置を最適な位置のものに
選択することにより、吊り紐が被着者の肩からずり落ち
にくくすることができる。
【図１】この発明によるパニエの一実施形態例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】同じくそのパニエに設けられている一方の吊り
紐の先端部を示す正面図である。
紐の先端部を示す正面図である。
【図３】同じくその吊り紐の先端部に取り付けられてい
るフックを引っ掛けるフック掛けを示す正面図である。
るフックを引っ掛けるフック掛けを示す正面図である。
【図４】図１のパニエを妊婦以外の通常の体形の人が着
用したときの状態を示す斜視図である。
用したときの状態を示す斜視図である。
【図５】同じくそのパニエを妊婦が着用したときの状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図６】交差させた吊り紐を使用したパニエの実施形態
を示す図１と同様な斜視図である。
を示す図１と同様な斜視図である。
【図７】吊り紐を布地の上縁部に取り外し自在に取り付
けるようにしたパニエの実施形態を示す図１と同様な斜
視図である。
けるようにしたパニエの実施形態を示す図１と同様な斜
視図である。
【図８】同じくそのパニエで吊り紐のアジャスタを無く
した例を示す図７と同様な斜視図である。
した例を示す図７と同様な斜視図である。
１，１′：パニエ ２：布地 ３，４：合わせ縁部 ３ａ：上縁部 ５：延長ベルト ６Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ，６Ｅ：フック掛け（吊り紐取
付部） ９ａ：面止着具の一方 ９ｂ：面止着具の他方 １１，１２，１１′，１２′，２１，２２：吊り紐
付部） ９ａ：面止着具の一方 ９ｂ：面止着具の他方 １１，１２，１１′，１２′，２１，２２：吊り紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４１Ｆ 9/02 Ａ４１Ｆ 9/02 Ｆ 15/02 15/02
Claims (5)
- 【請求項１】 スカート状に形成した布地の上縁部を身
体の腰回りに沿わせて被着することにより、その外側に
被着するスカートにふくらみを持たせるパニエにおい
て、 前記布地の上縁部に該布地を身体の両肩で受けて支える
吊り紐をループ状に取り付けたことを特徴とするパニ
エ。 - 【請求項２】 請求項１記載のパニエにおいて、前記ス
カート状に形成した布地は巻きスカート状に形成されて
巻き方向の両側に合わせ縁部を有し、その合わせ縁部の
一方の上縁部に延長ベルトを所定の長さで前記合わせ縁
部から周方向に突出するように取り付け、その延長ベル
トに対をなす締結具の一方を設けると共にその締結具の
他方を前記布地の前記延長ベルトが取り付けられていな
い側に設けたことを特徴とするパニエ。 - 【請求項３】 前記対をなす締結具は、共に面と面を押
し付けて加圧すると互いに締結される対の面止着具であ
ることを特徴とする請求項２記載のパニエ。 - 【請求項４】 前記吊り紐は前記布地の上縁部に取り外
し自在に形成されていることを特徴とする請求項１乃至
３のいずれか一項に記載のパニエ。 - 【請求項５】 請求項４記載のパニエにおいて、前記吊
り紐を前記布地の上縁部に取り付ける吊り紐取付部は、
前記上縁部の周方向に沿って複数形成されていて前記吊
り紐を取り付ける位置は任意に選択可能であることを特
徴とするパニエ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001113888A JP2002309411A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | パニエ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001113888A JP2002309411A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | パニエ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002309411A true JP2002309411A (ja) | 2002-10-23 |
Family
ID=18965050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001113888A Pending JP2002309411A (ja) | 2001-04-12 | 2001-04-12 | パニエ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002309411A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100853217B1 (ko) * | 2008-03-07 | 2008-08-20 | 양대석 | 소방용 방화복 어깨멜빵 고리 |
| WO2017210997A1 (zh) * | 2016-06-11 | 2017-12-14 | 杨越 | 一种连接扣件 |
| JP7437072B2 (ja) | 2022-12-19 | 2024-02-22 | 惠美子 酒井 | 弄便防止衣 |
-
2001
- 2001-04-12 JP JP2001113888A patent/JP2002309411A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100853217B1 (ko) * | 2008-03-07 | 2008-08-20 | 양대석 | 소방용 방화복 어깨멜빵 고리 |
| WO2017210997A1 (zh) * | 2016-06-11 | 2017-12-14 | 杨越 | 一种连接扣件 |
| JP7437072B2 (ja) | 2022-12-19 | 2024-02-22 | 惠美子 酒井 | 弄便防止衣 |
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