JP2009127145A - 和服用帯 - Google Patents

和服用帯

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JP2009127145A
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Yuki Matsuura
由季 松浦
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Abstract

【課題】 簡易な構成でありながらも、初心者でも短時間で装着でき、着衣に派生する不快感無く、安定した見栄えを維持できる和服用の帯を提供すること。
【解決手段】 一重帯においては、身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片を太鼓部の内面に接合する。一重帯または多重帯において、身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片が挿入される穴部を太鼓部の内面に位置する胴部に設けてもよい。
【選択図】 図3

Description

本発明は、和服に装着する帯を、簡単美麗に着こなせるようにする構成に関する。
和服は、特に帯を結ぶのが容易でなく、着こなすには習熟を要し、着衣するのに時間もかかっている。
市販の作り帯は、身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とに分かれている。
胴部は、単に、身体に二重に巻き付ける構成なので、細身の人には、三重に巻かれる部分が生じ、太身の人には、一重に巻かれる部分が生じ、見栄えに難がある。
また、胴部に掛けた太鼓部を固定し引っ掛ける金具は、露出したり外れてしまうことがある。
そして、枕は、紐で結んで固定する構成なので、その紐が露出して見栄えを悪化させたり、結んだ箇所が、ずれて弛んだり、人体に当たって痛みを生じることもある。
帯を簡単に装着するための従来技術として、特許文献1,2などがあるが、誰もが容易に着こなすためには十分ではなかった。
特開2007−63686 特開2006−214049
そこで、本発明は、簡易な構成でありながらも、初心者でも短時間で装着でき、着衣に派生する不快感無く、安定した見栄えを維持できる和服用の帯を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の和服用帯は次の構成を備える。
すなわち、一重帯においては、身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片を太鼓部の内面に接合したことを特徴とする。
一重帯または多重帯において、身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片が挿入される穴部を太鼓部の内面に位置する胴部に設けてもよい。
ここで、太鼓部に隠れる胴部の背中部位に、胴部を伸縮させる弾性体を設けて、胴部の安定及び見栄えに寄与させてもよい。
本発明によると、胴部と太鼓部とが一体化し、枕が、それに付設された舌片を介して太鼓部に接合されるので、短時間で容易に装着でき、美麗に着こなせることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を基に説明する。なお、本実施例では、代表的な帯を例示するが、本発明は、他の帯にも同様に適用可能である。また、実施形態の細部構成は、本発明の趣旨から逸脱しない限り、従来公知の技術を援用して適宜設計変更可能である。
図1は、枕周辺の斜視図である。
枕(11)には、下方に向かって舌片(12)が延設される。舌片(12)は、薄板状のプラスティック類が好ましい。舌片(12)の端部(13)は、後述の太鼓部との接合を安定させるために、幅広であることが望ましい。
枕(11)に舌片(12)を付設するには、糸や紐による縫合(14)や接着など、従来公知の手段が適宜利用できる。以下の他の箇所の接合についても同様である。
枕(11)に接続される紐(15)は、例えば靴紐などに用いられていて、若干の伸縮性と弾力性のあるものが好ましい。
紐(15)の両端部の留め具(16)には、例えばウェストポーチなどに用いられていて、着脱容易なものが好ましい。以下の他の留め具についても同様である。
図2は、帯の胴部周辺の斜視図である。
本発明は一重帯にも多重帯にも適用できるが、ここでは、ゴムを用いた二重帯を例示した。
帯状の胴部(21)は、その両端部の留め具(22)(23)を係合させることで環状になる。この留め具(22)(23)には、スカートに用いられているフックなどが便利である。
胴部(21)うち、太鼓部に隠れる位置に相当する背中部位に、胴部を伸縮させるゴム等など弾性体(24)を設けて、胴部(21)の安定装着を図った。
その弾性体(24)の近傍に、略筒状の穴部を設けた。二つ折りにした穴部横(25)には、前述の枕(11)の舌片(12)が挿入され、両者の位置関係が固定される。
図3は、前述の枕(11)及び胴部(21)と、太鼓部(31)とを組み合わせた帯の斜視図である。
枕(11)の舌片(12)が挿入された胴部(21)は、その内側(32)で太鼓部(31)と縫合され一体化される。
このような構成を備えることによって、帯は、次のように簡単に装着される。すなわち、弾性体(24)及び留め具(22)(23)を用いて、胴部(21)を身体に巻き付け、紐(15)及び留め具(16)を用いて、枕(11)身体に固定する。
なお、帯締め(33)にも、胴部(21)と同様に、端部に紐(15)の留め具(16)と同様のものを用いるとよい。
図4は、袋帯を例示する斜視図である。
太鼓部(31)のたれ(36)の内面に開口された穴部(37)に、枕(11)の舌片(12)が挿入されることで、両者の位置関係が固定される。他の構造は、図1〜3に示した帯と同様である。
図5は、名古屋帯を例示する斜視図である。
太鼓部(36)の端部(38)が、枕(11)の舌片(12)を挟んで折り込まれ縫合されることで、両者の位置関係が固定される。他の構造は、図1〜3に示した帯と同様である。
図6は、ふくら雀を例示する斜視図である。
ふくら雀では、変わり結び用の小さな枕(11)を用いる。枕(11)が小さいと、半幅帯など、幅の狭い帯の帯結びに対応可能である。
前記実施例の名古屋帯と比べ、太鼓部(36)の端部(38)を長めに折り、枕(11)の舌片(12)を挟んで折り込み縫合する。
ツノ(35)を少しずらして多段状に折り、中心部(39)を紐で結び、多段状に折った端部を広げると、装飾用になる。
本発明によると、初心者でも短時間で帯を装着できるので、和服に対する障壁感を抑止できる。また、着衣に派生する痛みなどの不快感も抑えられ、安定した見栄えを維持できるので、和服の普及につながり、産業上利用価値が高い。
枕周辺の斜視図 帯の胴部周辺の斜視図 枕及び胴部と、太鼓部とを組み合わせた帯の斜視図 袋帯を例示する斜視図 名古屋帯を例示する斜視図 ふくら雀を例示する斜視図
符号の説明
11 枕、 12 舌片、 13 端部、 14 縫合、 15 紐、 16 留め具
21 胴部、 22,23 留め具、 24 弾性体、 25 穴部横
31 太鼓部、 32 内側、 33 帯締め、 34 弾性体、 35 ツノ、 36 たれ、 37 穴部、 38 端部、 39 中心部

Claims (3)

  1. 和服に装着する一重帯において、
    身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、
    太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片を太鼓部の内面に接合した
    ことを特徴とする和服用帯。
  2. 和服に装着する一重または多重帯において、
    身体に巻き付ける胴部と、その胴部に掛ける太鼓部とを接合して一体化すると共に、
    太鼓部を固定する枕に舌片を付設し、その舌片が挿入される穴部を太鼓部の内面に位置する胴部に設けた
    ことを特徴とする和服用帯。
  3. 太鼓部に隠れる胴部の背中部位に、胴部を伸縮させる弾性体を設けた
    請求項1または2に記載の和服用帯。
JP2007302148A 2007-11-21 2007-11-21 和服用帯 Pending JP2009127145A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660629B1 (ja) * 2010-05-21 2011-03-30 株式会社ファイブ・フォックス 無端状に構成される帯
JP2015140489A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 賢一 ▲たか▼橋 枕部材入りお太鼓帯

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