JP3111068U - 寝冷え防止装具 - Google Patents
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Abstract
【目的】 簡単に製作が可能であり、しかも効率的に幼児の寝冷えを防止できる寝冷え防止装具を提供すること。
【構成】 請求項1記載の考案は、タオル地や毛布地等から成る略方形の布体の身体非接触面側に環部材を設け、該環部材に紐体を挿通した。請求項2記載の考案は布体に複数の孔部を設け、該孔部に紐体を挿通した。請求項3記載の考案は、布体の身体接触面側に紐部材を設けると共に、該紐部材をくくりつけるための環部材を身体接触面側あるいは身体非接触面側に設けた。請求項4記載の考案は一方端部が布体に固着され他方端部が布体と着脱自在なバンド部材を布体の身体接触面側に設けた。請求項5記載の考案は紐体の端部に締結部材を設けた。
【選択図】 図1
【構成】 請求項1記載の考案は、タオル地や毛布地等から成る略方形の布体の身体非接触面側に環部材を設け、該環部材に紐体を挿通した。請求項2記載の考案は布体に複数の孔部を設け、該孔部に紐体を挿通した。請求項3記載の考案は、布体の身体接触面側に紐部材を設けると共に、該紐部材をくくりつけるための環部材を身体接触面側あるいは身体非接触面側に設けた。請求項4記載の考案は一方端部が布体に固着され他方端部が布体と着脱自在なバンド部材を布体の身体接触面側に設けた。請求項5記載の考案は紐体の端部に締結部材を設けた。
【選択図】 図1
Description
本考案は幼児の寝冷えを防止するための装具に関する。
幼児は通常寝相が悪く、就寝時に掛け布団を掛けていても払いのけたり蹴飛ばしたりして掛け布団をはいでしまったり、更には布団外にはいずりでてしまったりすることが多々ある。そして布団が掛かっていない状態になると、幼児は寝冷えを起こす恐れがある。
そこで係る寝冷えを防止するためにタオルスリーパーと呼ばれる装具が市販されている。ここにタオルスリーパーとはタオル素材のシャツ形状体であり、サイドをホックや面ファスナにより開閉自在となしているものである。
又寝冷えを防止するための発明として特開平10−5095号公報記載の寝冷え防止布団がある。ここに同公報記載の寝冷え防止布団は、幼児用掛け布団の一部に足を自由に出せる切り込みを設けてなるものである。
特開平10−5095号公報
前述のタオルスリーパーは衣服と類似のものであり、幼児に布団が掛かっていない状態になっても寝冷えを防止することが可能な有用発明である。ところがシャツ形状である点で製作工程が若干複雑になるという問題点もある。そこで本考案は簡単に製作が可能であり、しかも効率的に幼児の寝冷えを防止できる寝冷え防止装具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の寝冷え防止装具は、タオル地や毛布地等から成る略方形の布体の身体非接触面側に環部材を設け、該環部材に紐体を挿通した。
又請求項2記載の寝冷え防止装具は、タオル地や毛布地等から成る略方形の布体に複数の孔部を設け、該孔部に紐体を挿通した。
更に請求項3記載の考案は、請求項1又は2記載の寝冷え防止装具における布体の身体接触面側に紐部材を設けると共に、該紐部材をくくりつけるための環部材を身体接触面側あるいは身体非接触面側に設けた。
又請求項4記載の考案は請求項1乃至3記載の寝冷え防止装具において、一方端部が布体に固着され他方端部が布体と着脱自在なバンド部材を布体の身体接触面側に設けた。
請求項5記載の考案は請求項1乃至4記載の寝冷え防止装具において、紐体の端部に締結部材を設けた。
1、 以下、考案の奏する効果を図面を参照しながら述べる。
図1は請求項1記載の考案の正面図であり、図2は請求項1記載の考案の他の実施例を示す正面図であり、図3は請求項2記載の考案の正面図であり、図4は同背面図であり、図5は請求項3記載の斜視図であり、図6は請求項3記載の考案の使用状態を示す説明図であり、図7は同じく使用状態を示す説明図であり、図8は請求項4記載の考案の斜視図であり、図9は請求項4記載の考案の使用状態を示す説明図であり、図10は本考案の一実施例の使用状態を示す説明図であり、図11は締結部材の一実施例を示す説明図であり、図12は同じく他の実施例を示す説明図であり、図13は同じく他の実施例を示す説明図である。
2、図1に示すように請求項1記載の考案は布体10の着用時における身体非接触面側に環部材11を設け、該環部材11に紐体12を緩挿して成るものである。かように構成される本考案の身体接触面側(図1においては図示されない背面側)が着用者たる幼児に接する態様で本考案を幼児に巻き付け、そのうえで紐体12の端部同士を結び装着するものである。
かように請求項1記載の考案は布体10に環部材11を取り付け、紐体12を挿通するという簡単な形状なものであるがゆえに容易に製作が可能となるのである。
更には幼児の体に直接巻き付けるものであるので、たとえ幼児が布団を払いのけたとしても寝冷えをする恐れが少ないのである。
3、 図3及び図4に示すように請求項2記載の考案は布体20に複数の孔部21が設けてあり、該孔部21に紐体22が緩挿してある。かように構成される本考案を、図4に示される背面側が着用者たる幼児に接する態様で幼児に巻き付け、そのうえで紐体22の端部同士を結びつけ装着するものである。
かように請求項2記載の考案は布体20に孔部21を設け、紐体22を挿通するという簡単な形状のものであるがゆえに容易に製作が可能となるのである。
更には幼児の体に直接巻き付けるものであるので、たとえ幼児が布団を払いのけたとしても寝冷えをする恐れが少ないのである。
4、 図5に示すように請求項3記載の考案は、布体30の身体接触面側に紐部材31が設けてある。この紐部材31と環部材32とを結びつけることで、本考案に係る寝冷え防止装具を幼児に巻き付けるのである。
すなわち図6に示すように紐部材31と環部材32によりまず本考案を幼児に巻き付け、更に図7に示すように紐体33の端部同士を締結することで布体30をしっかり固定するのである。
かように請求項3記載の考案によれば二重の締結手段を有するがゆえに、寝冷え防止装具を幼児にしっかり装着することが可能となり、より効果的に寝冷えを防止できるのである。
5、 図8に示すように請求項4記載の考案は布体40の身体接触面側にバンド部材41が設けてある。このバンド部材41を用いて図9に示すように幼児と布体40を固定する。更に布体40を幼児に巻き付け、そのうえで紐体42を用いて布体40を幼児に固定するのである。
かように請求項4記載の考案によれば二重の締結手段を有するがゆえに、寝冷え防止装具を幼児にしっかり装着することが可能となり、より効果的に寝冷えを防止できるのである。
6、 図11乃至図13は請求項5記載の考案における締結部材の各種実施態様を示すものである。いずれも紐体の端部同士を固定するためのものであり、布体を幼児に巻き付け紐体で固定したときに、紐体の端部同士が外れ紐体がほどけてしまうことを防止するためのものである。
締結部材がかように紐体がほどけることを防止する働きを有するがゆえに、請求項5記載の考案によれば寝冷え防止装具を幼児にしっかり装着することが可能となり、より効果的に寝冷えを防止できるのである。
以下、好ましい考案の実施形態につき図面を参照しながら述べる。
本考案に係る寝冷え防止装具を構成する布体10,20,30,40は略方形の形態を有するものであり、タオル地や毛布地で構成されるものである。具体的にはバスタオルやスポーツタオル、タオルケットや毛布等を用いて製作することが可能である。
又、紐体12,22,33,42は布ひも、ゴムひも、ベルトその他任意の紐状体を使用して成るものである。紐体12,22,33,42は布体10,20,30,40に縫着するといった方法で固着しても構わないし、環部材11や孔部21に緩挿するだけで取り外し自在に設けても構わない。
又紐体12,22,33,42の長さは布体10,20,30,40の縦幅に応じて調整することが好ましい。例えば図6及び図7に示すように縦幅が短いものであれば、紐体33は幼児の身体に一重に巻き付ければ十分であるので紐体33の長さは短いものでよい。他方で図10に示すように布体10の縦幅が幼児の足首付近まで覆うほど長いものであれば、紐体12は幼児の身体の上下にわたり二重に巻き付けることが好ましい。よって紐体12の長さも長尺なものとする必要がある。
請求項1記載の考案においては、上記のように構成される布体10に環部材11を取り付けて成るものである。環部材11は布製の帯状体の両端を布体10に固着して成るものである。固着方法は縫着、蒸着、接着その他任意方法で構わない。
図2は請求項1記載の考案の他の実施形態を示すものである。幅広の布状体を用いて背当て部材13を形成し、該背当て部材13に紐体12を逢着したものである。背当て部材13は布体10を幼児に巻き付け紐体12で固定した際に、紐体12がずれることなどを防止するためのものである。
図3及び図4は請求項2記載の考案を示すものであり、布体20には複数の孔部21が設けてある。紐体22は布体20の正面側から背面側に孔部21を挿通し、次いで隣設する孔部21を通って背面側から正面側に挿通し、更に隣設する孔部21から背面側に挿通するというふうに交互に正面側、背面側にくるように孔部21に挿通してある。
図5に示すように請求項3記載の考案においては布体30の身体接触面側に紐部材31が設けてある。又紐部材31をくくりつけるための環部材32も設けてある。図5においては環部材32は布体30の身体接触面側に設けてあるが、身体非接触面側の端部付近に設けても構わない。ここに環部材32は布製の帯状体の両端を布体10に固着して成るものである。固着方法は縫着、蒸着、接着その他任意方法で構わない。
請求項4記載の考案は図8に示すように、布体40の身体接触面側にバンド部材41が設けてある。バンド部材41の端部は布体40に縫着その他の方法で固着されている。バンド部材41の他方端部には面ファスナ41aが設けられている。そしてこの面ファスナ41aと接合する面ファスナ41bが、布体40の身体接触面側に設けられている。面ファスナ41aと41bとを接合することで、図9に示すように幼児と布体40を固定するのである。
尚、バンド部材41の一方端部を布体40と着脱自在とする手段は面ファスナに限られるものではなく、釦やホック等任意のもので構わない。
請求項5記載の考案における締結部材の、各種実施形態を示すものが図11乃至図13である。図11に示す締結部材50は紐体の一方端部に設けられた環部51と他方端部に設けられた孔部52,釦53より構成されるものである。環部51に紐体の他方端部を緩挿し、そのうえで折り返し、孔部52に釦53を嵌め込むことで紐体の端部同士を締結固定するのである。
図12に示す締結部材60は紐体の一方端部に凸型バックル61を、他方端部に凹型バックル62を取り付けてある。凸型バックル61と凹型バックル62を嵌合することで紐体の端部同士を締結固定するのである。
図13に示す締結部材70は、その一方端部に取り付けられた略D字型をなす2個の環部材71,71により成るものである。紐体の他方端部を2個の環部材71,71の中に緩挿し、次いで折り返し、そして一方の環部材71の中に緩挿することで、紐体の端部同士を締結固定するのである。
尚、以上述べてきた各種締結部材はあくまで例示であり、紐体の端部同士を締結固定できるもの例えばホック、ジッパー、各種形態のバックル類、釦等任意のもので構わない。
10,20,30,40・・布体 12,22,33,42・・紐体
11・・環部材 21・・孔部
31・・紐部材 32・・環部材
41・・バンド部材 50,60,70・・締結部材
11・・環部材 21・・孔部
31・・紐部材 32・・環部材
41・・バンド部材 50,60,70・・締結部材
Claims (5)
- タオル地や毛布地等から成る略方形の布体の身体非接触面側に環部材を設け、該環部材に紐体を挿通したことを特徴とする寝冷え防止装具。
- タオル地や毛布地等から成る略方形の布体に複数の孔部を設け、該孔部に紐体を挿通したことを特徴とする寝冷え防止装具。
- 布体の身体接触面側に紐部材を設けると共に、該紐部材をくくりつけるための環部材を身体接触面側あるいは身体非接触面側に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の寝冷え防止装具。
- 一方端部が布体に固着され他方端部が布体と着脱自在なバンド部材を布体の身体接触面側に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の寝冷え防止装具。
- 紐体の端部に締結部材を設けた請求項1乃至請求項4に記載の寝冷え防止装具。
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