JPS626102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626102Y2 JPS626102Y2 JP7096283U JP7096283U JPS626102Y2 JP S626102 Y2 JPS626102 Y2 JP S626102Y2 JP 7096283 U JP7096283 U JP 7096283U JP 7096283 U JP7096283 U JP 7096283U JP S626102 Y2 JPS626102 Y2 JP S626102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- cloth
- pieces
- drum
- obi
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は着物の着つけに際して帯を胴廻りに要
領良く巻きつけできる帯締め具に関するものであ
る。
領良く巻きつけできる帯締め具に関するものであ
る。
周知のように、着つけは帯を着物の上に添当て
して胴廻りに巻きつけ後胴側でお太鼓をつくるの
が一般的である。ところがこれを一人でやるのは
容易ではなく、従来では例えば大鏡を背にして体
をひねつて後姿を見乍ら或いは、大鏡がなければ
感に頼りお太鼓を作るといつた風で、なれない者
にとつてはなかなか上手くいかずやり難い不便が
あつた。
して胴廻りに巻きつけ後胴側でお太鼓をつくるの
が一般的である。ところがこれを一人でやるのは
容易ではなく、従来では例えば大鏡を背にして体
をひねつて後姿を見乍ら或いは、大鏡がなければ
感に頼りお太鼓を作るといつた風で、なれない者
にとつてはなかなか上手くいかずやり難い不便が
あつた。
本考案はこのような事情に鑑みて為されたもの
で、その主たる目的は一人ででも簡単かつ迅速に
要領良く着つけできるようにすることにある。そ
して、この目的を達成するため本考案は、一対の
環金具に夫々布片の基端側を止着すると共に、該
各布片に該両布片を互いに係脱させるべくベルベ
ツト式フアスナー等の止着部材を取着し、さらに
前記各環金具の端部には仮り紐、帯枕、当て帯等
の帯回り具の両端を掛止めできるフツクを設けた
帯締め具を提供するものであり、これにより、お
太鼓を胴前でつくつてから後胴へ着づずれを生じ
させることもなく簡単に移動させることができる
ようにしたものである。
で、その主たる目的は一人ででも簡単かつ迅速に
要領良く着つけできるようにすることにある。そ
して、この目的を達成するため本考案は、一対の
環金具に夫々布片の基端側を止着すると共に、該
各布片に該両布片を互いに係脱させるべくベルベ
ツト式フアスナー等の止着部材を取着し、さらに
前記各環金具の端部には仮り紐、帯枕、当て帯等
の帯回り具の両端を掛止めできるフツクを設けた
帯締め具を提供するものであり、これにより、お
太鼓を胴前でつくつてから後胴へ着づずれを生じ
させることもなく簡単に移動させることができる
ようにしたものである。
以下に本考案の一実施例について図面と共に説
明する。第１図に本考案の帯締め具を示し、図に
おいて、１，１は鋼条を折曲げ帯を挿通するため
の適宜間隙２，２を有するように長環状に形成し
た一対の環金具で、該各環金具１，１には夫々適
宜幅の布片３，３をその基端側４，４を巻付けて
縫着することにより止着する。また、該各布片
３，３の片面には該両布片どうしを互いに係脱さ
せるべくベルベツト式フアスナー等の止着部材
５，５を取着する。また両環金具１，１を継ぐよ
うに適宜幅の伸縮可能な弾性布６を前記布片３，
３の基端側４，４と伴に縫着する。また環金具
１，１の両端部にその鋼条を折曲げることでフツ
ク７，７，７′，７′を形成する。第２図には着つ
けに用いる帯回り具を示し、同図中、８は伸縮自
在な仮り紐、９は帯枕、１０は当て帯で、仮り紐
８の両端にはフツク掛け用の輪１１，１１が縫着
され、帯枕９には伸縮自在な紐１２，１２が止着
されてその先端に同様の輪１３，１３が縫着され
ている。また、当て帯１０は両端にベルベツト式
フアスナー１４，１４を取付けている。
明する。第１図に本考案の帯締め具を示し、図に
おいて、１，１は鋼条を折曲げ帯を挿通するため
の適宜間隙２，２を有するように長環状に形成し
た一対の環金具で、該各環金具１，１には夫々適
宜幅の布片３，３をその基端側４，４を巻付けて
縫着することにより止着する。また、該各布片
３，３の片面には該両布片どうしを互いに係脱さ
せるべくベルベツト式フアスナー等の止着部材
５，５を取着する。また両環金具１，１を継ぐよ
うに適宜幅の伸縮可能な弾性布６を前記布片３，
３の基端側４，４と伴に縫着する。また環金具
１，１の両端部にその鋼条を折曲げることでフツ
ク７，７，７′，７′を形成する。第２図には着つ
けに用いる帯回り具を示し、同図中、８は伸縮自
在な仮り紐、９は帯枕、１０は当て帯で、仮り紐
８の両端にはフツク掛け用の輪１１，１１が縫着
され、帯枕９には伸縮自在な紐１２，１２が止着
されてその先端に同様の輪１３，１３が縫着され
ている。また、当て帯１０は両端にベルベツト式
フアスナー１４，１４を取付けている。
さて、上記帯締め具を用いて着つけを行なうに
は、止着部材５，５を貼合せて環金具１，１の間
隔を一定にし、第３図に示したように帯１５を着
物の上から胴廻りにまわし、胴の後側で該帯１５
を一方の環金具１の間隙に挿通し、また該帯１５
の他端を他方の環金具１の間隙に同じく挿通し、
該帯１５の両端は胴前できつく締める。次いで仮
り紐８を胴前で帯１５の上に添当てしその両端の
輪１１，１１を環金具１，１の下側のフツク
７′，７′に掛止めする。そして胴前でお太鼓を作
り帯枕９を入れて該帯枕９の紐１２，１２を後側
へまわして輪１３，１３を環金具１，１の上側の
フツク７，７に掛止めする。第４図はそのときの
状況を前側から見たものである。こうしてお太鼓
ができたら後胴にある帯締め具に両手をまわして
止着部材５，５を剥がして弾性布６を帯１５の緊
張力よつて伸ばし帯１５の締め付けを適度に緩ま
せ該帯１５を胴廻りでずらせてお太鼓を後胴の中
央に、帯締め具を胴前に持つてくる。そして再度
止着部材５，５を貼合せて帯１５を緊張させか
ら、第５図に示したように当て帯１０を帯締め具
の上に添当てして該帯締め具を覆い隠し、その両
端のベルベツト式フアスナー１４，１４を後胴の
お太鼓の中で貼合せる。
は、止着部材５，５を貼合せて環金具１，１の間
隔を一定にし、第３図に示したように帯１５を着
物の上から胴廻りにまわし、胴の後側で該帯１５
を一方の環金具１の間隙に挿通し、また該帯１５
の他端を他方の環金具１の間隙に同じく挿通し、
該帯１５の両端は胴前できつく締める。次いで仮
り紐８を胴前で帯１５の上に添当てしその両端の
輪１１，１１を環金具１，１の下側のフツク
７′，７′に掛止めする。そして胴前でお太鼓を作
り帯枕９を入れて該帯枕９の紐１２，１２を後側
へまわして輪１３，１３を環金具１，１の上側の
フツク７，７に掛止めする。第４図はそのときの
状況を前側から見たものである。こうしてお太鼓
ができたら後胴にある帯締め具に両手をまわして
止着部材５，５を剥がして弾性布６を帯１５の緊
張力よつて伸ばし帯１５の締め付けを適度に緩ま
せ該帯１５を胴廻りでずらせてお太鼓を後胴の中
央に、帯締め具を胴前に持つてくる。そして再度
止着部材５，５を貼合せて帯１５を緊張させか
ら、第５図に示したように当て帯１０を帯締め具
の上に添当てして該帯締め具を覆い隠し、その両
端のベルベツト式フアスナー１４，１４を後胴の
お太鼓の中で貼合せる。
尚、上記実施例では弾性布６を設けて止着部材
５，５を剥がしたときに帯１５の緊張力が適度に
緩むようにしているが該弾性布については必ずし
も必要ではなく、代りに例えば各布片３，３に取
着する止着部材５，５を広幅にするとか、或いは
該止着部材を所定間隔毎に２個所以上設けるとか
して該止着部材５，５どうしの貼合せ位置を適宜
変えることによつて帯１５の緊張を緩めたり強め
たりできるようにしても良い。
５，５を剥がしたときに帯１５の緊張力が適度に
緩むようにしているが該弾性布については必ずし
も必要ではなく、代りに例えば各布片３，３に取
着する止着部材５，５を広幅にするとか、或いは
該止着部材を所定間隔毎に２個所以上設けるとか
して該止着部材５，５どうしの貼合せ位置を適宜
変えることによつて帯１５の緊張を緩めたり強め
たりできるようにしても良い。
また、該止着部材５，５として上記実施例では
ベルベツト式フアスナーを用いたが、通常のホツ
ク止め式のもの、或いはボタン止め式のものを用
いても良い。
ベルベツト式フアスナーを用いたが、通常のホツ
ク止め式のもの、或いはボタン止め式のものを用
いても良い。
以上実施例について説明したように本考案の帯
締め具によれば、お太鼓を胴前で作ることがで
き、そして着くずれを生じさせずにそのお太鼓を
後胴に移動させることができるものであつて、一
人でも簡単迅速に要領良く着付けすることができ
るので美しい着つけが容易になし得る有益なもの
である。
締め具によれば、お太鼓を胴前で作ることがで
き、そして着くずれを生じさせずにそのお太鼓を
後胴に移動させることができるものであつて、一
人でも簡単迅速に要領良く着付けすることができ
るので美しい着つけが容易になし得る有益なもの
である。
図面は本考案に係るもので、第１図は帯締め具
の斜視図、第２図は帯回り品の斜視図、第３図な
いし第５図は着つけの手順を示した状態図であ
る。 １，１……環金具、３，３……布片、４，４…
…基端側、５，５……止着部材、７，７，７′，
７′……フツク、８……仮り紐、９……帯枕、１
０……当て帯。
の斜視図、第２図は帯回り品の斜視図、第３図な
いし第５図は着つけの手順を示した状態図であ
る。 １，１……環金具、３，３……布片、４，４…
…基端側、５，５……止着部材、７，７，７′，
７′……フツク、８……仮り紐、９……帯枕、１
０……当て帯。
Claims (1)
- 一対の環金具に夫々布片の基端側を止着すると
共に、該各布片に該両布片を互いに係脱させるべ
くベルベツト式フアスナー等の止着部材を取着
し、さらに前記各環金具の端部には仮り紐、帯
枕、当て帯等の帯回り具の両端を掛止めできるフ
ツクを設けたことを特徴とする帯締め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7096283U JPS59178321U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 帯締め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7096283U JPS59178321U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 帯締め具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178321U JPS59178321U (ja) | 1984-11-29 |
| JPS626102Y2 true JPS626102Y2 (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=30201111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7096283U Granted JPS59178321U (ja) | 1983-05-12 | 1983-05-12 | 帯締め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178321U (ja) |
-
1983
- 1983-05-12 JP JP7096283U patent/JPS59178321U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178321U (ja) | 1984-11-29 |
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