JP3180445U - 着せ替えバッグ - Google Patents

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裕子 渡邊
芳和 渡邊
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有限会社渡藤織物工場
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Abstract

【課題】バッグの外観意匠を簡単に変更できる着せ替えバッグを提供する。
【解決手段】開口部110の口縁内側にカバー布地6の折端部を保持する手段を備えかつ本体左右に挟持リング2を備えたバッグ1と、前記バッグ1の外表面を被覆する大きさのカバー布地6とからなり、前記バッグ1の外表面を被覆して前記バッグ1の口縁に沿って折り込んだカバー布地6を口縁内側の前記保持手段で保持し、カバー布地6の左右端を前記挟持リング2に係止して型を保持し、カバー布地6を着せ替えて外観を変更可能にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、外観を変えることができる着せ替えバッグに関する。
バッグはファッションのポイントであり、服装に合わせて携帯される。
バッグは、ファッショントータルバランスの上で人目を引く重要なアイテムであり、TPO(Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合))に合わせて、携帯するバッグを選択している。
バランスとは、衣類や他の身飾品との色調色味や色柄等の調和で、バッグの色柄等の外観は、ファッションイメージのトータル化の重要な判断要素となる。
しかし、洋服や和服や、普段着などのTPOすべてにハーモニーするバッグを持っていることはそう多くはない。
そこで外観を変えることができる構造のバッグが開発されている(特許文献1 特許文献2参照。)。
登録実用新案第3158885号公報「バッグ」 特開2004−254949公報「リバーシブルバッグ」
バッグの外観や色柄をスカーフ・風呂敷によって変更する特許文献1の開示技術は、透明外枠の存在でおこなうもので二重バッグ構造となっている。
透明な外枠の内側に柄の異なるスカーフを挟む構成である。
特許文献2はリバーシブルで表裏模様を利用して、意匠を変える構造である。
本考案は、特に女性がバッグを携帯するときに、TPOに合わせて、スカーフ・風呂敷・その他の布地により、バッグの色柄等の外観をより簡易且つ迅速に変更することが可能なバッグを提供することを目的とする。
その着せ替えバッグは、外観を布地に応じていかようにも着せ替え可変にでき、その着せ替え態様が全体イメージを大きく変えるもので、アクセントとなる取手の形成も容易にできる構成を課題とする。
このような課題を解決するため、本考案の着せ替えバッグの態様の一つは、バッグ(1)の外表面を被覆する大きさのカバー布地(6)と、開口部の口縁内側に前記カバー布地(6)の折端部を保持する手段(33)を備えかつ本体左右に前記カバー布地(6)の挟持部である挟持リング(2)を備えたバッグ(1)とからなり、前記バッグ(1)の外表面を被覆して前記バッグ(1)の口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)を口縁内側の前記保持手段(33)で保持し、カバー布地(6)の左右端を前記挟持リング(2)に係止して形を整えカバー布地(6)を着せることで外観を変更可能にしたことを特徴とする態様である。
前記開口部(110)の口縁は口縁内側にカバー布地(6)の折端部を保持する手段(33)として、クリップ等の保持具(3)及びまたは、表口縁片(14)とその内側に挟持隙間(15)を形成した内側口縁片(16)を対称に設けた構成で、バッグの開口縁を平行で略M字状の口縁にして、その凹部にカバー布地(6)の折端部を挟む構造としている。
略M字状の口縁は、左右口縁に形成するが、蓋付のバッグ(1)の場合は、片側に略M字状の口縁を形成する態様もある。
カバー布地(6)の折端部を保持する手段(33)としてさらに、内側口縁片(16)の左右位置に設けられる保持具(3)を併用する。
保持具(3)の一例としては自己弾性で弓状に前後に変形維持する金属製クリップで押圧保持する構成や、他の例としては合成樹脂製の挟持具がある。
保持具(3)は、カバー布地(6)を留めて張って抜けにくく保持するので、型崩れの防止からも併用することが好ましい。
そして、本考案の態様の一つとして、バッグ(1)は、収納空間内にポケット(19)を備え、上方に留め具やスライドファスナー等の開閉具で開閉する開口部(110)の口縁内側にカバー布地(6)の折端部を保持する手段(33)を備え、かつ本体左右に挟持リング(2)を備えたバッグ(1)と、前記バッグ(1)の外表面を被覆する大きさでその端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入して係止されるカバー布地(6)とからなり、前記バッグ(1)の外表面を被覆して前記バッグの口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)を口縁内側の保持具(3)で保持し、カバー布地(6)の左右端を前記挟持リング(2)に挿入して、その左右端を連結した構成で、カバー布地(6)を着せ替えて外観を変更可能にしたことを特徴とする態様がある。
前記左右の内側口縁片(16)は、留め具(17)等を設けて開閉自在とし、その内側口縁片(16)に化粧カバー(4)を被せてホック(18)等で連結している。
ホック(18)は、面ファスナーでも機能的に代替できる。
面ファスナーは、例えば細いベルクロテープを左右の内側口縁片(16)に逢着し、化粧カバー(4)の下内側に逢着し、化粧カバー(4)を交換できるように取り付ける
前記挟持リング(2)は、バッグ(1)に、輪を形成してスナップ(13)で接続するホールド(12)に取り外し着脱自在に取り付けられていて、種々の形状やデザインのリングと交換できる。
挟持リング(2)は、円形リングや、∞状、§状、円内に2本のバーを橋架した3孔形状等である。
そして、本考案の態様の一つとして、カバー布地(6)でバッグ(1)の外表面を被覆し、前記バッグ(1)の口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)を保持手段(33)で押圧保持し、カバー布地(6)の左右の端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して貫通させて最先端同士を縛って連結して取手(7)或いは肩掛け部(8)を形成し、バッグ(1)全体を任意のカバー布地(6)で包んで着せ替えて外観を変更可能にした構成もある。
カバー布地(6)を結んだ取手(7)或いは肩掛け部(8)には、巻き取手(5)或いは巻き継ぎ取手(51)や継ぎ環(52)を用いて、装飾する工夫もしている。
巻き継ぎ取手(51)は、構成上、デザイン上の特徴になっている。
本考案に係る着せ替えバッグによれば、上記のような構成であり、次のような効果がある。
A:カバー布地被覆と取手の変化により、色柄等のバッグ外観を簡易迅速に変更することが可能である。
B:バッグを外側から被覆するので、材質感や触感も変わる。
C:外表を被覆するためにバッグの収納空間には容積や形状には変化がないので、バッグとしての収納機能には変化がない。
D:カバー布の大きさの選定で、取手の形状や長さ、形態を変化させることができる。
カバー布地の変化と、取手の結ぶ位置やその連結態様でデザインが変わる。
E:カバー布地の端部を結んで取手部分を形成するときに装飾用の巻き取手を付けることで、変化をつけることができる。
などの効果があり、全く異質な外観デザインへの変更が可能である。
本考案に係る着せ替えバッグの実施例1を示すもので、バッグとカバー布地の被覆前の状態を示す説明斜視図である。 本考案の実施例1のバッグの斜視図である。 本考案の実施例1に係るバッグにスカーフを被覆し、長めの取手を形成した状態の斜視図である。 本考案の実施例1で、取手に装飾用の巻き取手を取り付けた状態の斜視図である。 本考案に係る着せ替えバッグの実施例1に使用している保持具の斜視図である。 本考案の実施例1の部品等を展開した図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグの図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに挟持リングを取り付ける状態の図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに挟持リングを取り付けた状態の図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグで異なるカバー布地を用いて、バッグを被覆し、挟持リングを取り付け、外観を変化させた図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに挟持リングを取り付け、取手に装飾用の巻き取手を取り付けた状態の図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに挟持リングを取り付け、ショルダーベルトを付け、異なる模様のカバー布地で被覆した状態を示す挟図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグで異なるカバー布地を用いて、バッグを被覆し外観を変化させた図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグでリバーシブルのカバー布地を用いて、バッグを被覆し外観を変化させた図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグで、異なるカバー布地を用いて、バッグを被覆し、底籠付の挟持リングを取り付け、底籠で外観を変化させた図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに挟持リングを取り付け、大きなカバー布地で被覆し長い結び取手にした状態の図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに異なる模様のカバー布地で被覆し、長いカバー布地の両端部を継ぎ環で連結して取手を形成する状態を示す挟図面代用写真である。 巻き継ぎ取手の図面代用写真である。 本考案の実施例1に係るバッグに異なる模様のカバー布地で被覆し、長いカバー布地の両端部を巻き継ぎ取手で連結して取手を形成する状態を示すもので、巻き継ぎ取手とその取付けを示す図面代用写真である。 本考案の実施例2に係る蓋付きのバッグをカバー布地で被覆し、長いカバー布地の両端部を巻き継ぎ取手で連結して取手を形成する状態を示す図面代用写真である。
本考案の着せ替えバッグに係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本考案のバッグは、以下の記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、形状や寸法、適宜変更可能である。
図1〜図5には、本考案の実施例1に係る着せ替えバッグの構成を示している。
スカーフを取り付けてバッグ自体の色柄等の外観を変更する様子を説明する。
図6〜図19は、実施例1の基本構成を含むものであるが、カバー布地を洋風生地とか 和装の生地に替えて外観を変形させた各種バッグ等を示した図面代用写真である。
この図1〜図5に示されるように、バッグ(1)は、開口部(110)を設けた収容空間(11)を有するバッグ(1)である。
収容空間(11)内部にはポケット(19)やファスナー付きの収納部など適宜設けてある。
バッグ(1)は開閉する開口部(110)を設けるとともに前記開口部(110)に磁着する雄雌一対の留め具(17)を設けて開閉自在とした口縁内側にカバー布地(6)の折端部(61)を保持する手段(33)として形状復帰型の金属クリップである保持具(3)及び、表口縁片(14)とその内側に挟持隙間(15)を形成した内側口縁片(16)を対称に設けたものである。
又、布地の挟持保持部として、表口縁片(14)と内側口縁片(16)は側面視でM字状に中間に挟持隙間(15)を設けている。
この挟持隙間(15)は、表口縁片(14)と内側口縁片(16)とを挟持する閉塞方向に若干付勢して並設しているので、カバー布地(6)の折端部(61)を差し込み易く挟持しやすい構成になっている。
表口縁片(14)と内側口縁片(16)の芯材を弾性ポリエチレン板で構成し、挟持する方向に付勢している。
芯材の素材は、弾性ポリエチレン板で作成したが、バッグ(1)の態様で、綿とポリエステル素材の接着芯等、これらに限定されない。
保持具(3)と前記挟持保持部は、一方又は両方設けることができるが、両方設けるのが好ましい。
前記左右の内側口縁片(16)には、磁石を内設した留め具(17)を設けて開閉自在としている。
又、内側口縁片(16)には、同形の化粧カバー(4)を被せてホック(18)で連結している。
化粧カバー(4)には、前記留め具(17)を露出する孔(170)を設けている。
化粧カバー(4)は、内側口縁片(16)の色や模様が露出してバッグ(1)の全体のイメージに違和感がないように準備されるもので、カバー布地(6)に合わせて準備することもできるし、異系統の色調のものを数種取り揃えておくこともできる。
開口部(110)は、化粧カバー(4)を付けても、カバー布地(6)の折端部(61)を挟持しても、収納空間(11)内部の品物の出し入れに支障は生じない。化粧カバー(4)の取り付け方法は特に限定されない。
形状復帰型の金属クリップである保持具(3)は、内側口縁片(16)の左右位置に設けられ、自己弾性で弓状に前後に変形維持する基枠(31)にその動きを補助する内側に設けた作用枠(32)から構成されている。
基枠(31)には、カバー布地(6)を滑らずにしっかり留めるために表面にゴム層を形成している。
左右の保持具(3)の使い方を説明する。
先ず、挟持隙間(15)にカバー布地(6)の折端部(61)を差し込み、左右に引っ張って形を整える。
次に左右の保持具(3)を用い、その弓状に反らした基枠(31)の下に折端部(61)の両側それぞれを挟み、作用枠(32)と一緒に基枠(31)反弓状に形状を変えた保持具(3)で挟むとしっかりと固定される。
バッグ(1)は、その左右側に、輪を形成してスナップ(13)で接続する帯状のホールド(12)を設けている。
このホールド(12)には、挟持リング(2)が取り外し着脱自在に取り付けられている。
挟持リング(2)は、図6の部品を示す図面代用写真のように、種々の形状やデザインのリングと交換できる。
挟持リング(2)は、円形リングや、代用写真には提示していないが∞状、§状、円内に2本のバーを橋架した形状などを組み合わせることができる。
図7、図8、図9、図13は、本考案の実施例1に示す実際のバッグ(1)である。
このような構成のバッグ(1)に、所定大きさのカバー布地(6)を被覆する。
カバー布地(6)を広げ、そこにバッグ(1)を置いて、バッグ(1)の開口縁と平行にカバー布地(6)に折端部(61)を作る。
口縁内側にカバー布地(6)の折端部(61)を保持する手段(33)をもちいて折端部(61)挟持する。
バッグ(1)の左右に取り付けた挟持リング(2)には、前記カバー布地(6)の左右の端部(60)を差し込み、引っ張ってバッグ(1)の形を保って、緩ませないように延ばした形で係止する。
カバー布地(6)は、緩みなくバッグ(1)の外表を覆う。
端部(60)係止の仕方は、挟持リング(2)にいったん掛けてバッグ(1)の被覆に余分なたるみが無いように挿入係止し、さらにその左右の先端部分を結んで取手(7)を作る。
カバー布地(6)の左右の端部(60)が長いときは、カバー布地の長い結び取手(8)を作る。
このようにして、着脱自在で交換自在の挟持リング(2)を装着することでアクセントのある外観を形成できる。
カバー布地(6)の端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して貫通させて最先端同士を縛って連結して取手(7)を形成し、バッグ(1)全体を任意のカバー布地(6)で包んで着せ替えて外観を変更している。
挟持リング(2)は前記のようにカバー布地(6)の長い端部(60)を係止して、バッグ(1)を被覆した布地を弛ませず保型するものであるが、図15は、左右の挟持リング(2)の下方に和風の編み籠(9)を連結した形態を示している。
編み籠(9)でバッグ(1)の底を包み保型しながら、和の意匠に変化させている。
カバー布地(6)は、スカーフ、風呂敷、などのバッグ(1)の外表面全体を被覆する大きさで任意の模様を表わしたものである。
カバー布地(6)は、バッグ(1)に合わせて裁断形成するのが良いが、手持ちの既存の風呂敷などでも代用できる。
カバー布地(6)は、和風、洋風など種々のもので、多様に選択できる。
本考案の着せ替えバッグは、全体を被覆して原形を感じさせない大きな外観の変化を得ることができる。
次にカバー布地(6)を結んだ取手(7)或いはカバー布地(6)の長い結び取手(8)には、図11のような巻き取手(5)或いは図18・図19のような巻き継ぎ取手(51)や、図17のような継ぎ環(52)を用いて、装飾する工夫も提案する。
図12は、ショルダーベルト(10)を取り付けたもので、この場合のカバー布地(6)の端部(60)は、バッグ(1)の側面(111)で縛ってアクセントにしている。
カバー布地(6)の両端部(60)を結んだ取手(7)には、図11で示すように皮革製の巻き取手(5)をその片側に巻き付けてデザインのアクセントとすることができる。
巻き取手(5)は扇面状に展開する皮革素材である。
長手端部にホック(51)を設けてあり、巻き付けて留めてデザインに変化を付ける。素材を出すことでおもしろみがあるアクセントになる。
カバー布地(6)の長い結び取手(8)は、図16のように大きめのカバー布地(6)の端部(60)を延ばして結んでショルダータイプにすることもできる。
その他ショルダータイプのデザインにするために巻き継ぎ取手(51)で連結することもできる。
巻き継ぎ取手(51)は、巻帯の裏面に直線状に一対の環を設けた構成で、図18、図19のように皮革や合成皮革等、方形の巻き帯の裏面に左右2個のD環を付設したものである。
カバー布地(6)の左右端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して左右端部(60)を連結する構成は、巻帯の裏面に直線状に一対の環を設けた巻き継ぎ取手(51)の環に、夫々の左右端部(60)を接続して巻き付けて取り付ける。
実施例1の図18 図19の図面代用写真では、その一対のD環にカバー布地(6)の端部(60)を夫々左右通して繋ぎ、カバー布地(6)の端部に巻き付けて留めている。
肩パッドのあるデザインを感じさせる長い結び取手(8)に変化する。
図17の継ぎ環(52)は、3孔環で、左右の孔にカバー布地(6)の端部(60)を通して係止して、結ぶことなく取手(8)を形成するときに利用できる。
このように、バッグ(1)の外表面全体を被覆する大きさで任意の模様を表わしたカバー布地(6)で、バッグ(1)の外表面全体を被覆し、開口部の保持手段(33)で使い勝手良く開閉口を維持し、左右の挟持リング(2)にその端部(60)を挿入係止して、カバー布地(6)が形成する被覆した形を型崩れなく保持し、結び取手を形成する。
着せ替えの段取りは、カバー布地(6)を被覆し、保持手段(33)で開口部(110)にカバー布地(6)の折端部(61)を留め、左右の挟持リング(2)に通して留めることで、この着せ替えで、全く外観を異にしたバッグに変化する。
アクセントをつけるために、巻き取手(5)或いは巻き継ぎ取手(51)や継ぎ環(52)を利用して個性化もできる。
図20は、蓋(114)が付き、スライドファスナー(171)で開口するバッグ(1)をカバー布(6)で被覆した実施例2を示すもので、被覆してゆく状態を矢標で経時的に示したものである。
実施例1では、開口部(110)を磁着する雄雌の留め具(17)で開閉するものであるが、開閉の留め具(17)は、実施例2のスライドファスナー(171)でもよい。
面ファスナーやホック類など、公知の開閉具も利用できる。
蓋(114)は、楕円の湾曲半円状で、バッグ(1)の一方の正面部(111)から連続して形成されている。
蓋(114)の先端にはホックを付けたベルトを設けて蓋(114)をホックで止めている。
蓋(114)が付いたバッグ(1)は、構造上、片側にのみカバー布地(6)の折端部(61)の保持手段(33)を設けている構成である。
保持手段(33)としては、金属クリップ等の保持具(3)と、表口縁片(14)と内側口縁片(16)が作る挟持隙間(15)である。
保持手段(33)は、これらの一方又は両方を設けてもよい。
片側にのみカバー布地(6)の保持手段(33)を設けているので、バッグ(1)の一方の正面部(111)はこの保持手段(33)で被覆できる。
一方、蓋(114)をカバー布(6)で被覆するには、蓋(114)をカバー布(6)の端部を縛り、縛りこぶ(81)を作り、その部分を蓋(114)に表側から被せて係止する。
この係止をしっかりするために、前記ベルトの先端にリングを備えた飾り具(21)を設けて、縛りこぶ(81)の部分をこのリングに留めて係止している。
リングは蓋裏に位置するのでこのリングにカバー布(6)の先端を通して
蓋裏側に金属クリップ等の保持具(3)を設けておき、これに留めてもよい。
実施例2は、バッグ(1)が左右対称でない場合でも一方に保持手段(33)があり、カバー布地(6)が適正な大きさであれば全体を被覆することができる。
バッグ(1)の左右には、ホールド(12)にリング(2)が取り付けられており、バッグ(1)の全体を被覆したのち、カバー布地(6)の両端を貫通させ、かたちを整え維持し、巻き継ぎ取手(51)で連結している。
バッグ(1)の口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)の折端部(61)を前記保持手段(33)で保持し、蓋(114)にカバー布地(6)に縛りこぶ(81)を作って被せ、カバー布地(6)の左右端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して形を整えて左右端部(60)を巻き継ぎ取手(51)で連結している。
バッグ(1)とカバー布地(6)と、リング(2)や巻き継ぎ取手(51)等の部品を組み合わせて、カバー布地(6)を容易に着せ替えて外観を変更可能にしている。
本考案の着せ替えバッグは、バッグ本体に保持手段と左右の挟持リングを備えることで、カバー布地のみで全外表面を被覆して外観を変化できるので、女性用の着せ替えバッグや着せ替えかばんとして使用されるほか、他の用途のバッグ類にも利用できる。
本考案のカバー布地は、風呂敷やスカーフでも代用できるので、風呂敷等の用途を拡大できるし、又、手持ちの風呂敷等の再活用にもなる。
そしてカバー布地で被覆した着せ替えバッグは、カバー布地が内部のバッグやカバンの包装としての機能もある。
カバー布地を紙製にするなどで、包装された商品としての販売も可能であり、商品包装や、販促ための包装としても利用可能性がある。
1 バッグ本体
110 開口部
111 バッグの正面部
112 バッグの側面部
113 バッグの底面部
114 バッグの蓋
2 リング
20 リングの孔
21 飾り具
3 保持具(クリップ)
33 カバー布地の折端部を保持する手段(保持具3と挟持隙間15)
4 化粧カバー
5 巻き取手
51 巻き継ぎ取手
52 継ぎ環
6 カバー布地(風呂敷 布地 スカーフ)
60 カバー布地の端部
61 カバー布地の折畳み部
7 カバー布地の結び取手
8 カバー布地の長い結び取手
81 カバー布地の縛りこぶ
9 底籠付リング
10 ショルダーベルト
11 バッグ収容空間
12 ホールド
13 スナップ
14 表口縁片
15 挟持隙間
16 内口縁片
17 留め具
170 化粧カバーに設けた孔
171 スライドファスナー
18 ホック
19 バッグのポケット

Claims (6)

  1. 上方に開閉する開口部(110)を設けた収容空間(11)を有するとともに前記開口部(110)に口縁内側にカバー布地(6)の折端部(61)を保持する手段(33)を備えかつ本体左右に挟持リング(2)を備えたバッグ(1)と、前記バッグ(1)の外表面を被覆する大きさでその端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入して係止されるカバー布地(6)とからなり、前記バッグ(1)の外表面を被覆して前記バッグ(1)の口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)の折端部(61)を前記保持手段(33)で保持し、カバー布地(6)の左右端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して左右端部(60)を連結し、カバー布地(6)を着せ替えて外観を変更可能にしたことを特徴とするバッグ。
  2. 前記カバー布地(6)の折端部を保持する手段(33)として、表口縁片(14)とその内側に挟持隙間(15)を形成した内側口縁片(16)を対称に設けた挟着保持部、及びまたは前記内側口縁片の左右位置に布地を挟む保持具(3)を設けたことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  3. 前記左右の内側口縁片(16)は、留め具(17)又はファスナー(171)を設けて開閉自在とし、その内側口縁片(16)に化粧カバー(4)を被せたことを特徴とする請求項2記載のバッグ。
  4. 前記挟持リング(2)は、バッグ(1)の左右側に、輪を形成してスナップ(13)で接続する帯状のホールド(12)に着脱自在に取り付けた請求項1記載のバッグ。
  5. 前記カバー布地(6)の左右端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して左右端部(60)を連結する構成は、巻帯の裏面に直線状に一対の環を設けた巻き継ぎ取手(51)の環に、夫々の左右端部(60)を接続して巻き付けたことを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  6. 開閉する開口部(110)を設けた収容空間(11)を有するバッグ(1)とバッグ(1)の外表面全体を被覆する大きさで外表を被覆するカバー布地(6)からなり、バッグ(1)は前記開口部(110)に留め具(17)を設けて開閉自在とした口縁内側にカバー布地(6)の折端部(61)を保持する手段(33)として、表口縁片(14)とその内側に挟持隙間(15)を形成した内側口縁片(16)を対称に設けた挟着保持部及び前記内側口縁片の左右位置に布地を挟む保持具(3)を設け、かつ本体左右側に着脱するスナップ(13)で輪を形成して接続する帯状のホールド(12)に取り外し自在の挟持リング(2)を備え、前記カバー布地(6)はバッグ(1)の外表面を被覆して前記バッグ(1)の口縁に沿って折り込んだカバー布地(6)の折端部(61)を挟持隙間(15)に挟み込みかつ内側口縁片の左右に設けた自己弾性で弓状に前後に変形維持する金属製クリップである保持具(3)で押圧保持し、カバー布地(6)の端部(60)を前記挟持リング(2)に挿入係止して、貫通したカバー布地(6)の端部(60)を縛って連結して取手を形成することでバッグ(1)全体をカバー布地(6)で被覆し外観を変更可能にした着せ替えバッグ。

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