JP3200161U - ボトル用装飾体 - Google Patents

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JP3200161U
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Abstract

【課題】装飾体の製造が容易であり、簡単に装着することができるボトル用装着体を提供する。
【解決手段】ボトルBに着物を着せるように装飾するボトル用装飾体であって、布地で形成された着物本体1と、ボトルBに装着した着物本体1を固定する帯2と、を備え、着物本体1は、長方形状に形成されていることを特徴とする構成となっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ワイン瓶や日本酒瓶等のボトルを装飾するボトル用装飾体(ボトルカバー)に関するものである。
従来から、衣裳体や小物を用いてボトルを装飾することが行われていた。例えば、特許文献1には、ガラス瓶容器に、多種類の衣裳を着脱自在に取り付ける装飾技術が開示されている。このように、衣裳体や小物等を用いてワイン瓶容器に装飾を施すことによって、贈答品としての付加価値を向上させることや、展示ディスプレイとしての宣伝広告効果を高めて、消費を増大させることができるとされている。
また、特許文献2には、ワイン瓶や日本酒瓶等のボトルに、ウェディングドレス等の形状に合わせた高度な装飾がされると共に、装飾体の形状を維持したままボトルから内容物を注ぐことが可能な装飾体の技術が開示されている。このように、装飾体の形状を維持したまま内容物を注ぐことができるよう構成したことにより、パーティの演出効果を高めることができるとされている。
特開2002−249137号公報 特許第5649097号公報
しかしながら、従来の装飾体は、より装飾性の高い装飾体とするために、様々な手間を要するものであった。すなわち、特許文献1や特許文献2に記載の装飾体では、タキシードやウェディングドレスの形状に生地を仕立てる必要があり、容易に作製できるものではないという問題がある。
そこで、本考案者は、試行錯誤を重ねた結果、着物(和服)を模した装飾体とすることにより、容易に作製可能であることを見出した。すなわち、着物の構造や作りは、洋服に比べると比較的単純であるため、装飾体の布地を全体として単純な形状に形成することができる。そのため、装飾体の製作を容易にして、上記問題を解決することができるという考えに至った。
また、従来の着物は、着物の着付け教室が開かれる程、装着することが困難なものであった。そのため、ボトル用装飾体として、簡単に装着できる構成とする必要がある。
本考案は、かかる実情に鑑み、装飾体の製造が容易であり、簡単に装着することができるボトル用装着体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案に係るボトルカバーは、ボトルに着物を着せるように装着するボトルカバーであって、布地で形成された着物本体と、前記ボトルに装着した前記着物本体を固定する帯と、を備え、前記着物本体は、長方形状に形成されていることを特徴とする。
このように、着物本体を布地で長方形状に形成することにより、製作を極めて容易にして、製造性を向上させることができる。
また、着物本体をボトルに着物を着せるように巻き、帯で固定するだけで簡単に装着することができる。
さらに、着物本体を布地で長方形状に形成したことにより、ボトル装飾時には、着物の装飾を再現することができ、ボトル装着時以外には、長方形状のランチョンマットや布巾として使用することができる。
本考案の好ましい形態では、前記着物本体の表面側には、袖部分が設けられ、前記袖部分は、矩形状であって、前記着物本体の長さ方向の垂直二等分線に対して対象位置に設けられていることを特徴とする。
このように、着物本体部の表面側に矩形状の袖部分を設けるだけで、ボトル装着時に着物の袖を再現して、より装飾性の高い装飾体とすることができる。
本考案の好ましい形態では、前記袖部分は、矩形状に形成され、その上部が着物本体に取り付けられていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、袖部分に振りを形成することができ、着物姿を忠実に再現して、さらに装飾性の高い装飾体とすることができる。
本考案の好ましい形態では、前記帯には、お太鼓部が設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、着物姿のお太鼓を再現して、さらに装飾性の高い装飾体とすることができる。
本考案の好ましい形態では、前記着物本体部の裏面には、折り線が設けられており、前記折り線は、山折り線と、谷折り線と、を有し、前記山折り線は、前記着物本体の上辺の中心付近と短辺の中心付近とを結ぶ線上に形成されており、前記谷折り線は、前記着物本体の上辺の中心付近と短辺の下部付近とを結ぶ線上に形成されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、着物本体をボトルに装着する際の容易性を向上させることができる。
本考案は、装飾体の製造が容易であり、簡単に装着することができるボトル用装着体を提供することができる。
本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体の装着時を示す図であり、(a)は正面側を示す斜視図を、(b)は背面側を示す斜視図を示している。 本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体の構成部材を示し、(a)は着物本体を、(b)は帯を、(c)は帯締めを示している。 本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体の着物本体を示す図であり、(a)は着物本体の表面を、(b)は着物本体の袖部分を、(c)は着物本体の裏面を示している。 本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体をボトルに装着する様子を示す図であり、(a)は装着した様子を、(b)は下前部を着けた様子を、(c)は下前部に上前部を合わせた様子を(d)は上前部を着けた様子を示している。
以下、本考案を図面に示した好ましい一実施形態について詳細に説明する。本考案の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
図1は、本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体の外観斜視図を示し、図2は、ボトル用装飾体の構成部材を示している。このボトル用装飾体は、着物本体1と、着物本体1の周囲に設けられる帯2と、帯2の周囲に設けられる帯締め3と、を備えている。
図3は、本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体の着物本体1を示す図であり、図3(a)及び図3(b)は着物本体1の表面側を、図3(c)は着物本体1の裏面側をそれぞれ示している。
着物本体1は、長方形状に形成され、袖部分11と、伊達衿部分12と、折り返し部分13、を有している。この着物本体1は、図2(a)に示すように、ボトルBのショルダーB1に羽織らせるようにして装着する。
また、この着物本体1は、実際の着物と同様の布地で形成されており、好ましくは女性用の華やかな柄の布地が用いられる。
袖部分11は、図3(a)及び図3(b)に示すように、矩形状に形成されており、着物本体1への取付部11aと、開口部11bと、を有している。
この袖部分11は、着物本体1の表面側に2つ設けられており、着物本体1の長さ方向の垂直二等分線Nに対して対象位置に配置されている。
また、この袖部分11は着物本体1と同様の布地で形成されていることが好ましい。
なお、この袖部分11は設けずに、着物本体1を構成してもよい。
取付部11aは、この袖部分11の上部に設けられている。そのため、袖部分11の下部は着物本体1に固定されず、ボトルBに装着した際には、着物の振りを形成することができる。この取付部11aは、縫合や接着剤、面ファスナーやボタン等の手段が用いられる。
開口部11bは、袖部分11を環状若しくは袋状に構成することにより形成されている。
伊達衿部分12は、図3(c)に示すように、着物本体1と同等の長さに形成されており、着物本体1の上辺に設けられている。この伊達衿部分12は、着物本体1をボトルBに装着した際に衿元から露出して、重ね着しているように見せることができる。そのため、着物本体1や袖部分12とは異なる布地で形成されていることが好ましい。
また、着物本体1の裏面には、図3(c)に示すように、山折り線Y及び谷折り線Tを設けても良い。この山折り線Y及び谷折り線Tは、着物本体1をボトルBに装着(着付け)する際の折り線を示している。
また、この山折り線Y及び谷折り線Tは、ランチョンマット等の美感を損ねないよう、設けないように構成しても良い。
山折り線Yは、上辺の中心付近と短辺の中心付近とを結ぶ線上に形成されており、谷折り線Tは、上辺の中心付近と短辺の下部付近とを結ぶ線上に形成されている。これらの折り線に沿って着物本体1を折ることにより、着物本体1を綺麗に装着することができる(図4参照)。
帯2は、図2(b)に示すように、帯本体21と、お太鼓部22と、面ファスナー23と、を有している。この帯2は、ボトルBに羽織らせた着物本体1の上から巻き付けることにより、着物本体1の形状を固定する。
帯本体21は、ボトル胴部の周長の長さに形成され、実際の帯の素材で形成されていることが望ましい。
お太鼓部22は、実際の着物のお太鼓を模して形成されたものであり、帯本体21と同様の布地で形成されている。なお、このお太鼓部22は設けずに、帯2を構成してもよい。
面ファスナー23は、帯本体21の両端に設けられており、帯本体21を環状に留めるよう取り付けられている。なお、面ファスナー23の代わりに、ホックやボタン等を設けて、固定するように構成してもよい。
帯締め3は、図2(c)に示すような、紐31によって形成されている。この帯締め3は、予め結んだ状態で帯2と一体に設けていても良い。また、この帯締め3は設けずに装着しても良い。
次に、このボトル用装飾体の装着(着付け)方法について詳細に説明する。
また、この装着方法を説明する際には、ボトルBの正面から見て、着物本体1の右側を上前部Uとし、左側を下前部Sとする(図2(a)参照)。
図4は、本考案の一実施形態に係るボトル用装飾体をボトルBに装着する様子を示している。
図4(a)は、装着し終わった(着付け終わった)様子を示している。ボトルBに装着されたボトル用装飾体は、女性が着物を着用したときのように、衿元が開きすぎないことが望ましい。
図4(b)は、下前部SをボトルBに装着した様子を示している。この時、図3(c)で示した山折り線Y及び谷折り線Tに沿って下前部Sを折ることにより、下前部Sの底辺がボトルBの底面と平行になるように取り付けられて、ボトルBの下部全体を覆っている。
次に、図4(c)は、下前部Sの上に、上前部Uを重ねた様子を示している。このように、上前部Uは、下前部Sの上から重ねることにより、下前部Sを固定して取り付けられる。
さらに、図4(d)は、上前部Uを装着した様子を示している。この上前部Uは、下前部Sと同様に、図3(c)で示した山折り線Y及び谷折り線Tで折り込まれ、ボトルBの底面に沿わせて覆うように取り付けられる。
最後に、帯2及び帯締め3を上前部Uの上から巻き付けることにより、本考案に係るボトル用装飾体がボトルBに装着させられる。
本考案によれば、着物本体1は、布地を長方形状に形成しているため、極めて容易に作製することができる。すなわち、布地を長方形に切り分けるだけで着物本体1を作製することができる。
また、本考案によれば、着物本体1をボトルBに着物を着せるように巻き、帯2で固定するだけで簡単に装着することができる。すなわち、実際の着物のように複雑な工程を経る必要が無く、着物本体部1をボトルBに装着する際の容易性を向上させることができる。
また、本考案によれば、ボトルBの装飾体として使用するだけでなく、ランチョンマットや布巾等の装飾以外の用途にも使用することができる。そのため、ボトルBの装飾体として使用された後であっても、実用的に使用することができる装飾体とすることができる。
また、本考案によれば、袖部分11や、伊達衿部分12、お太鼓部分22を設けることにより、容易に着物姿を忠実に再現することができ、装飾性の高い装飾体とすることができる。そのため、贈答品としての付加価値を向上させることや、ディスプレイとして用いることができる。
また、本考案によれば、着物本体部1の裏面に、山折り線Y及び谷折り線Tを設けることにより、着物本体部1をボトルBに装着する際の容易性を向上させることができる。そのため、初めてボトルBへの装着を行う者であっても、着物本体1を好ましい位置で折り曲げることができ、見栄え良く装着を行うことができる。
1 着物本体
11 袖部分
11a 取付部
12 伊達衿部分
13 折り返し部分
2 帯
21 帯本体
22 お太鼓部
23 面ファスナー
3 帯締め
B ボトル
N 二等分線
T 谷折り線
Y 山折り線
U 上前部
S 下前部

Claims (5)

  1. ボトルに着物を着せるように装飾するボトル用装飾体であって、
    布地で形成された着物本体と、
    前記ボトルに装着した前記着物本体を固定する帯と、を備え、
    前記着物本体は、長方形状に形成されていることを特徴とする、ボトル用装飾体。
  2. 前記着物本体の表面側には、袖部分が設けられ、
    前記袖部分は、矩形状であって、前記着物本体の長さ方向の垂直二等分線に対して対象位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のボトル用装飾体。
  3. 前記袖部分は、矩形状の上部が取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のボトル用装飾体。
  4. 前記帯には、お太鼓部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載のボトル用装飾体。
  5. 前記着物本体部の裏面には、折り線が設けられており、
    前記折り線は、山折り線と、谷折り線と、を有し、
    前記山折り線は、前記着物本体の上辺の中心付近と短辺の中心付近とを結ぶ線上に形成されており、
    前記谷折り線は、前記着物本体の上辺の中心付近と短辺の下部付近とを結ぶ線上に形成されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載のボトル用装飾体。
JP2015003362U 2015-07-02 ボトル用装飾体 Active JP3200161U (ja)

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