JP3200971U - 二部式着物 - Google Patents

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Abstract

【課題】カジュアルに着用できる二部式着物を提供する。【解決手段】二部式着物1は、上衣2と胴巻き状下衣3とを備え、上衣の首回り部から胸元にかけてフード4を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description


本考案は、カジュアルに着こなせる二部式着物に関する。
従来の二部式着物は、上衣と胴巻き状下衣の上下に分けた着物であって、和風のイメージが強すぎて、カジュアルに着用できるものではなかった。

本考案は、カジュアルに着ることができる二部式着物を提供する。
本考案は、上衣と胴巻き状下衣とを備え、上衣の首回り部分から両胸元にかけてフードを有する二部式着物。
本考案によれば、フードを有した二部式着物であるので、着物のイメージが強調されずカジュアルに着用できる。

本考案の実施の形態の正面図 本考案の実施の形態の上衣を開いた状態を示す正面図 本考案の実施の形態の上衣の開いた状態を示す背面図 本考案の実施の形態の下衣を開いた状態を示す正面図 本考案の実施の形態の側断面図 本考案の実施の形態の上衣をたたんだ状態を示す側面図 本考案の着用時を示す側面図

以下、本考案の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1〜図7が示すように、本考案の二部式着物1は、上衣2と胴巻き状下衣3を備え、上衣2の衿元8から掛け衿7にかけてフード4を有している。
図2、3に示すように、上衣2に、上衣上前の地衿のウェスト部のヒモ11a、上衣上前の内側の左脇下のウェスト部のヒモ11b、上衣下前の地衿のウェスト部のヒモ12a、上衣下前の外側の右脇下のウェスト部のヒモ12bをそれぞれに設けている。
図4に示すように、胴巻き状下衣3に、胴巻き状下衣の上前上端部のヒモ13a、胴巻き状下衣の下前上端部のヒモ14aを設けている。また、胴巻き状下衣3の真後上部にベルト通し状のヒモ通し15を備え、胴巻き状下衣3の上前上端部のヒモ13a、下前上端部のヒモ14aをヒモ通し15に通すことによって、着用時の臀部の着崩れを防ぐことができるのでよい。そのヒモ通しは、真後上部中央に一つでもいいし、真後上部両サイドに二つ備えてもいいし、なくてもよい。
胴巻き状下衣3は、巻きスカートのように胴に巻き付けて、上前上端部のヒモ13a・下前上端部のヒモ14aを、真後中央上部に備えたヒモ通し15に通して、胴後部でクロスさせ、体前部で結ぶ。ポイントは、着物着用時と同様に左前に胴に巻きつけることと、下前が前から見えないようにすることである。
上衣2を着用し、袖部5を通したら、上衣下前部12を上半身前に沿うように合わせ、上衣下前の地衿6のウェスト部のヒモ12aと上衣上前の内側の左脇下のウェスト部のヒモ11bとを結ぶ。次に、上衣上前の地衿6のウェスト部のヒモ11aと上衣下前の外側の右脇下のウェスト部のヒモ12bとを結ぶ。
スタイルアップのために、ウェスト部10を細くして、ウェストラインを強調してもよい。また、袖部5の袖丈と胴巻き状下衣3の長さは、カジュアル感を出すため、短い方がよい。例えば、袖丈5aから5bは21cm、胴巻き状下衣3の長さは、足首の見える長さ、或は、それより短くてもよい。
図5に示すように、フード4の端辺部16と上衣2の外側(図5では右側)の衿本体の端部17を合わせて縫い、その上に地衿6と掛け衿7とを重ね合わせて縫う。
図6に示すように、フード4の大きさは、例えば、端部4aから端部4bは32cm4b端部から端部4cは44cmの大きさで設けるとよい。また、端部4bは、緩やかな丸みをもたせてもよい。
図7に示すように、着用時、頭部を締め付けてヘヤースタイルが、ペチャンコにならず、また、オシャレでゆったりとした感じを出すため、大きめに設けている。また、大きめのフードは、深く被ることができるので、日除け効果が得られる。
カジュアルに着用できる本考案は、帯を締めなくてよい二部式着物なので、長襦袢の衿を出さなくてよく、また、着用時に、体の線が出ることもなくゆったりと着用できるので、和装用の下着等を着る必要はない。例えば、見えてもいいような薄手の服等を着るなど、自由に選択できる。
衿の部分全体を内側に折り込んで着用してもよい。内側に折り込むことによって、胸元の開放部が広くなるが、例えば、スーツの襟のように張りがキープできるので、だらっとした印象にはならない。逆に、着こなしの幅が広がる。
最近は、ゆかたや着物が外国人に人気があり、日本に観光に来て着用しているのを見かける。しかし、それは、日本で特に京都等での着用のみで、お土産として、または、自身用に購入し、帰国後の着用は限られている。本考案は、単なる飾ってあるだけのお土産ではなく自身として、また、贈答された人も、実用的に普段でも気軽にカジュアルに着用できる。当然外国人だけでなく、日本人にも同様に実際的に楽しむことができる。
本考案のフード付き二部式着物は、着物と洋服とを合わせた感覚のものであるので、体型・年齢等を選ばずカジュアルに着物の和柄を楽しむことができる。着物の花鳥風月等の和柄は、着る人も、また、それを見る人の心も豊かにしてくれる。本考案は、第三の着物として広く受け入れられやすい。
本考案において、素材を替えることで、より着用範囲が広がる。例えば、タオル地等に替えると、バスローブやビーチウェアとして着用できる。また、キルト地のような厚手の生地にすると、防寒になるとともに、とっさの時にフードを被ることにより頭部を守ることができる。いずれの場合にも、伝統的な着物の和柄を用いる。
本考案の二部式着物は、介護にも有効である。介護者にとって着脱させやすく、要介護者にとっては、綺麗な和柄を着用することにより明るい気持ちへと導かれることが期待できる。介護用とする場合は、耐久性のあるタフな生地にするとよい。
本考案を、ミニサイズで作り、着せ替え人形用の衣装としてもよい。形は同じでも、着物の和柄は色彩豊富なので、着せ替えを楽しむことができる。また、キーホルダーの人形の衣装として使用してもよい。
本考案は、前記したように、第三の着物として受け入れられることにより、本格的な着物の普及に貢献することができ、同業界の活性化・雇用の安定につながる可能性がある。

1 二部式着物
2 上衣
3 胴巻き状下衣
4 フード
4a〜4c フード端部
5 袖部
5a〜5b 袖部端部(袖丈)
6 地衿
7 掛け衿
8 首回り部(衿元)
9 胸元部
10 ウェスト部
11 上衣上前部
11a 上衣上前の地衿のウェスト部のヒモ
11b 上衣上前の内側の左脇下のウェスト部のヒモ
12 上衣下前部
12a 上衣下前の地衿のウェスト部のヒモ
12b 上衣下前の外側の右脇下のウェスト部のヒモ
13 胴巻き状下衣の上前部
13a 胴巻き状下衣の上前上端部のヒモ
14 胴巻き状下衣の下前部
14a 胴巻き状下衣の下前上端部のヒモ
15 ヒモ通し
16 フード端辺部
17 衿本体の端部

Claims (1)

  1. 上衣と胴巻き状下衣とを備え、前記上衣の首回り部分から両胸元にかけてフードを有する二部式着物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020012206A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 基子 矢部 着物の着付け方法
US11825888B2 (en) 2019-08-09 2023-11-28 Nike, Inc. Hooded and adjustable adaptive garment

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