JP3122366U - 襟部材 - Google Patents

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彰夫 満薗
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Abstract

【課題】斬新な襟元の装飾ができる襟部材を提供する。
【解決手段】帯状の内襟1と、内襟1の少なくともいずれか一方の長手側縁部に沿って縫い付けられた飾り襟2とを備える。和服6の襟11の内側に内襟1を配して、飾り襟2を和服6の襟縁8に沿って外側に折り返し装着する。内襟1は芯材3で補強する。飾り襟2にはレース生地を使用し、飾り襟2の縁部5を、内襟1の長手方向中心部から両端に向かってそれぞれ先すぼまりにする。従来の伊達襟や重ね襟のように和服6の襟元から僅かに露出しているだけでなく、襟11の外表面全般にわたって飾ることができ、これまでにはない斬新な和服6の着こなしを演出することができる。
【選択図】図2

Description

本考案は、和服の襟に着脱自在に装着する襟部材に関し、装飾性と機能性とを兼ね備えた襟部材に関する。
和服の襟に装着する別部材として、襟の内側に装着して重ね着を演出し、襟元を美しく見せる伊達襟や重ね襟、あるいは襟の汚れや傷みを防止するために、襟の上から共切れを重ねて装着する共襟や掛襟などが古くから知られている。
襟元を美しく見せることは和服を着こなすうえで重要である。この種の従来品の装飾性を向上させるべく、例えば表生地にレース生地を重ね合わせた伊達襟や(特許文献1)、取り替え用の模様付き共襟(特許文献2)、あるいは襟元から覗くように洋装向けの飾りを縁に取り付けた重ね襟が公知である(特許文献3)。
実開昭58−160219号公報 実開昭59−141510号公報 実開平3−6408号公報(図3)
しかしながら、先の特許文献1や特許文献3記載の考案は、いずれも従来の伊達襟や重ね襟と同様に、襟元からレース生地や飾りを僅かに露出させているに過ぎない。その点、特許文献2記載の考案は、襟の外側全体を飾る分、装飾性に優れてはいるが、共襟をそのまま掛け止めるだけではその縁部が捲れたり、だぶついたりして見苦しいし、着物に縫い付けるにしても手間が掛かって簡便性に欠ける。また布地だけで構成されているため、襟が補強されていない保形性の低い浴衣や法被などにあわせるのは難しい。
そこで、本考案の目的は、従来の考え方にとらわれず、これまでにない斬新な襟元の装飾ができる襟部材を提供することにある。本考案の目的は、とくに浴衣や法被などの保形性の低い和服に好適な襟部材を提供することにある。
本考案の襟部材は、図1に示すように、帯状の内襟1と、内襟1の少なくともいずれか一方の長手側縁部に沿って縫い付けられた飾り襟2とを備える。図2に示すように、和服6の襟11の内側に内襟1を配して、飾り襟2を和服6の襟縁8に沿って外側に折り返し装着することを特徴とする。
具体的には、内襟1は、芯材3で補強されており、飾り襟2は、レース生地で構成されている。飾り襟2の縁部5は、長手方向中心部から両端に向かってそれぞれ先すぼまりに形成されている。ここで先すぼまりとは、長手方向の中心部から直ぐに先すぼまりになっていることだけでなく、中心部と端の途中から先すぼまりになっていることも含む。
内襟1の長手側縁部の両側に形態の異なる飾り襟2・10をそれぞれ縫い付けてもよく、飾り襟2に装飾品9を取り付けることもできる。
請求項1記載の本考案にかかる襟部材によれば、帯状の内襟1と、内襟1の少なくともいずれか一方の長手側縁部に沿って縫い付けられた飾り襟2とを備え、和服6の襟11の内側に内襟1を配して、飾り襟2を和服6の襟縁8に沿って外側に折り返し装着する。したがって、従来の伊達襟や重ね襟に見られるように、和服6の襟元から僅かに露出するだけでなく、図2に示すように、襟11の外表面全般にわたって飾ることができ、これまでにはない斬新な和服6の着こなしを演出することができる。
請求項2記載の本考案によれば、内襟1が芯材3で補強されているため、例えば襟11が補強されていない保形性の低い浴衣や法被に装着しても、襟元がくずれるおそれがなく、美しく着こなすことができる。
請求項3記載の本考案によれば、レース生地で構成された飾り襟2の上から和服6の襟11が透けて見え、和服6の風情を損なわずに斬新な雰囲気を醸し出すことができる。
請求項4記載の本考案によれば、図1に示すように、飾り襟2の縁部5が、内襟1の長手方向中心部から両端に向かってそれぞれ先すぼまりに形成されているため、着用時に飾り襟2の縁部5が揺れ動き易い場所ほど揺れ動き幅が小さくなって見苦しくない。
請求項5記載の本考案によれば、図5に示すように、内襟1の長手側縁部の両側に形態の異なる飾り襟2・10がそれぞれ縫い付けられてあるので、一つの襟部材で2通りの着こなしができる。
請求項6記載の本考案によれば、飾り襟2に装飾品9が取り付けられているので、和服6の襟元に、従来にはない斬新な飾り付けを演出できる。
図1ないし図4に本考案の実施例を示す。図1において、本考案に係る襟部材は、細長い帯状の内襟1と、この内襟1の片側に長手方向の側縁部に沿って縫い付けられた細長い飾り襟2とを備えている。
内襟1は、図4に示すように、一枚の布生地を長手方向に沿って二つ折りにし、縫着縁の間に飾り襟2を挟んで飾り襟2の長さ分だけ三者を縫着し、袋状の内襟1を裏返す袋縫いによって形成する。こうして得られる襟部材は外方から縫い目が見えないため、仕上がりが美しい。内襟1の内部には、その全域にわたって補強用の不織布からなる芯材3が配置してある。内襟1の幅寸法は約6cm、長さ寸法は約125cmである。
飾り襟2は、糸で網目状の透かし模様を編んで布状にした極薄のレース生地からなる。飾り襟2の縁部5は、内襟1の長手方向中心部から両端に向かってそれぞれ先すぼまりになっていて、緩やかな凸弧状に形成されている。飾り襟2の縁部5は波形状になっている。飾り襟2の長手方向中央部の最大幅寸法は約7cm、長さ寸法は約95cmである。
かかる襟部材を和服6に装着するには、図3に示すように、和服6の襟11の内側に内襟1を沿わせたうえで、飾り襟2がない方の内襟1の側縁部と和服6の襟11の基端部側とを複数のピン7で挟み込む。次に、飾り襟2を、和服6の襟縁8に沿って外側に折り返し、和服6の襟11の外表面を覆う。なお、内襟1はピン止めしなくても、飾り襟2が和服6の襟11を外側から挟んだ状態で曲げられるので、襟部材が和服6の襟11に確りと密着して襟元がくずれない。
(別実施例) 本考案の襟部材の別実施例を図5に示す。そこでは、レース生地からなる飾り襟2と、取り付けたビーズ(装飾品)9で模様が描かれたサテン生地からなる第2の飾り襟10とが、内襟1の長手方向の両側縁に縫い付けられている。かかる襟部材によれば、使用しない一方の飾り襟を内襟1と和服6の襟11の間に折り挟んでピン止めすることで、二つの飾り襟を選択して用いることができる。
本考案の襟部材は、着物や留袖、羽織、半纏など、あらゆる和服6に適用可能である。とくに、襟11が補強されていない浴衣や法被などの保形性の低い和服6に好適に使用でき、襟11の補強機能をも発揮する。装飾品9はビーズに限らず、宝石や貴金属なども含む。飾り襟2は装飾性の高い生地であればよく、レース生地やサテン生地に限らず、ベルベット生地なども使用できる。
襟部材の平面図 襟部材を和服に用いた状態を示す概念図 襟部材の和服への装着状態を示す概念図 図3のA−A線断面図 別実施例を示す部分平面図
符号の説明
1 内襟
2 飾り襟
3 芯材
6 和服
9 装飾品
11 襟

Claims (6)

  1. 帯状の内襟(1)と、内襟(1)の少なくともいずれか一方の長手側縁部に沿って縫い付けられた飾り襟(2)とを備えており、
    和服(6)の襟(11)の内側に内襟(1)を配して、飾り襟(2)を和服(6)の襟縁(8)に沿って外側に折り返し装着することを特徴とする襟部材。
  2. 内襟(1)が、芯材(3)で補強されている請求項1記載の襟部材。
  3. 飾り襟(2)が、レース生地で構成されている請求項1又は2記載の襟部材。
  4. 飾り襟(2)の縁部(5)が、長手方向中心部から両端に向かってそれぞれ先すぼまりに形成されている請求項1ないし3記載の襟部材。
  5. 内襟(1)の長手側縁部の両側に、形態の異なる飾り襟(2・10)がそれぞれ縫い付けられている請求項1ないし4記載の襟部材。
  6. 飾り襟(2)に、装飾品(9)が取り付けられている請求項1ないし5記載の襟部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180001056A (ko) * 2016-06-24 2018-01-04 (주)유진에스앤에이 유니폼

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