JP3217633U - ナプキン - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば和服着用時において装着が容易で、和服を着用している際の美観を意識したナプキンを提供する。
【解決手段】ナプキン1は、例えば和服着用の使用者の首元から胸元にかけての前面を覆うために和服の襟及び半襟に相当する部分を掛け襟仕立ての形状とした上部2と、この上部2の下方に連続して位置して前記使用者の胸元から腹部以下の前面を覆うために平面状部分を有する下部3とを連続的に構成し、上部2の上端側には、使用者が着用している和服の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部6を有する。
【選択図】図1
【解決手段】ナプキン1は、例えば和服着用の使用者の首元から胸元にかけての前面を覆うために和服の襟及び半襟に相当する部分を掛け襟仕立ての形状とした上部2と、この上部2の下方に連続して位置して前記使用者の胸元から腹部以下の前面を覆うために平面状部分を有する下部3とを連続的に構成し、上部2の上端側には、使用者が着用している和服の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部6を有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、例えば和服着用時において食事を摂る際に使用することにより、当該和服への飲食物の付着を予防することができるナプキンに関する。
衣類への飲食物の付着を防ぐナプキンとして、紙ナプキン若しくはファッションペーパーの裏面上部に複数の粘着部を設け、粘着部の表面に剥離紙を設けたものがある(特許文献1参照)。
また、首掛けに必要な形状をなす線材を一辺に縫い込んだ、装着するに首の後ろで結ぶ必要が無い脱着容易なものがある(特許文献2参照)。
斯かる先行技術文献では、事前にナプキンへ粘着部の装着(特許文献1)や線材を縫い込む(特許文献2)などの追加部品を設ける作業、および、ナプキンの使用時においては、粘着部の剥離紙を剥がす(特許文献1)、首に合わせてナプキンを調整しながらセットする(特許文献2)などの手間が必要であり、特に和服着用時において食事を摂る際には、困難を伴うものであった。
また、エプロンも兼ねる着物用ナプキンは存在するが、和服を着用している際の美観を意識したナプキンはなかった。
本考案は、上記問題を解決するために、使用者の少なくとも首元から胸元にかけての前面を覆う上部と、この上部の下端に連続しながら位置して前記使用者の主として腹部以下の前面を覆うために平面状部分を有する下部と有し、少なくとも前記上部の表面には着物の柄を設けると共に、その上端側の内側の左右個所に前記使用者が着用している衣類の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部を有するものである。
特に、前記上部は、少なくとも和服の襟に相当する襟部と、半襟に相当する半襟部とを有する見た目が掛け襟仕立ての和服風となるように少なくとも前記半襟に相当する部分を除いて着物地からなり、前記下部は前記上部よりも軽量な布地からなるものである。
本考案に係るナプキンは、和服の着用時において食事を摂る際に、前記小片を和服の半襟の肌側に差し込むだけで前記ナプキンの装着及び使用ができるため、首の位置を確認しながら装着する必要がなく、襟元の形を崩すことなく、簡便に装着でき、和服使用時において違和感なく使用できる。
また、使用者の首元から胸元にかけての前面を覆うための前記上部の多くの面積の生地を和服の着物地を使用することにより、和服を着用している際の美観を意識したナプキンとなる。
本考案に係るナプキンは、使用者の少なくとも首元から胸元にかけての前面を覆う上部と、この上部の下端に連続しながら位置して前記使用者の主として腹部以下の前面を覆う平面状部分を有する下部と有し、少なくとも前記上部の表面には着物の柄を設けると共に、その上端側の内側の左右個所に前記使用者が着用している衣類の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部を有する。
特に、前記上部は、少なくとも和服の襟に相当する襟部と、半襟に相当する半襟部とを有する見た目が掛け襟仕立ての和服風となるように少なくとも前記半襟に相当する部分を除いて着物地からなり、前記下部は前記上部よりも軽量な布地からなる。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
本考案のナプキン1は、使用者の少なくとも首元から胸元にかけての前面を覆う上部2と、この上部2の下端に連続しながら位置して前記使用者の主として腹部以下の前面を覆う平面状部分を有する下部3とから構成されている。
斯かるナプキン1は、上部2と下部3とを一枚の布または紙にて製作することができるし、布で製作する場合には、上部2と下部3とを同一または異なる素材を用いて連結し、何れにおいても少なくとも上部2の表面には着物の柄を設ける。
本実施例では、ナプキン1を構成する上部2と下部3とを異なる布を繋げて構成していると共に、上部2の表面には、着物の柄を意図して和服の襟に相当する襟部4と、半襟に相当する半襟部5とを異なる布を用いて上部2の見た目が掛け襟仕立ての和服風に構成している。
そして、少なくとも上部2の上端側の内側の左右個所には、各1個ずつ前記使用者が着用している衣類の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部6を設けており、この小片部6を設ける上部2の前記個所と小片部6とには、別部材からなる芯(図示しない)を入れて補強することが望ましい。
ナプキン1の下部3は、縦方向に長いハンカチあるいはエプロン状となっており、フリル付であったり、刺繍を入れたり、模様を印刷したりする等の上部2に拘らず単独で任意のデザインを施すことができるもので、口元や手等の汚れを拭き取る機能を有している。
斯かるナプキン1は、使用者が小片部6を内側へ折って着用している和服(衣類)の襟元の襟の中に差し込むことによりナプキン1を装着することができるもので、首の位置を確認しながら装着する必要がなく、使用者が着用している和服の襟元の形を崩すことなく、簡便に使用できるもので、着物を装うかのようにナプキン1を楽しめる。
また、少なくとも半襟部5を除いた上部2を着物地(布)、下部3を上部2よりも軽量なハンカチ等に用いることができる繊維(布)にて製作することにより、使用者が着用している和服とコーディネートしてナプキン1が使用される状況に応じたナプキン1の存在を楽しみつつ、かつ、違和感のない着用姿で食事を摂ることができると共に、ナプキン1の軽量化が可能となる。
なお、ナプキン1の上部2を着物地で構成する場合の生地及び柄については、一般的な和服、喪服、振袖、浴衣等の着物の種類に合わせて複数種類を製造及び用意しておき、着用する着物(衣類)に応じて適宜使い分けることも可能であり、ナプキン1が一層目立つことなく(違和感なく)使用できるものとなる。
昨今の着物離れで反物が着物として売れ細る現状で、本考案により消えゆく伝統織物等の需要を増やし、着物で食事の垣根を低く出来たらと願うばかりであり、購入者側からすれば、一反より安価で、様々な染織を体験できるというメリットがある。
本考案に係るナプキン1は、実用品としてだけでなく、装飾品としても用いることができ、更に、TPOに合わせて、例えば、使用者が着用している振袖に合わせた振袖柄、法事の際は黒やグレーを基調とする柄、浴衣の際は浴衣地で浴衣風の柄、観光地では特産の布地や柄で作成することもできる。
なお、本考案のナプキンは、和服(衣類)着用時にのみの使用に限定することなく、洋服(衣類)着用時に使用しても差し支えないもので、例えば訪日した外国人へのおもてなしとして食事の際に和服着用を疑似体験してもらえる効果を有しており、お土産としての利用も可能である。
1 ナプキン
2 上部
3 下部
4 襟部
5 半襟部
6 小片部
2 上部
3 下部
4 襟部
5 半襟部
6 小片部
Claims (2)
- 使用者の少なくとも首元から胸元にかけての前面を覆う上部と、この上部の下端に連続しながら位置して前記使用者の主として腹部以下の前面を覆う平面状部分を有する下部と有し、少なくとも前記上部の表面には着物の柄を設けると共に、その上端側の内側の左右個所に前記使用者が着用している衣類の襟元の襟の中に差し込み可能な小片部を有していることを特徴とするナプキン。
- 前記上部は、少なくとも和服の襟に相当する襟部と、半襟に相当する半襟部とを有する見た目が掛け襟仕立ての和服風となるように少なくとも前記半襟に相当する部分を除いて着物地からなり、前記下部は前記上部よりも軽量な布地からなることを特徴とする請求項1に記載したナプキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002265U JP3217633U (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | ナプキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002265U JP3217633U (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | ナプキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3217633U true JP3217633U (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63245141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018002265U Expired - Fee Related JP3217633U (ja) | 2018-05-31 | 2018-05-31 | ナプキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217633U (ja) |
-
2018
- 2018-05-31 JP JP2018002265U patent/JP3217633U/ja not_active Expired - Fee Related
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