JP5748165B1 - 物品を風呂敷に収納するための包み込み方法及び物品包み込み体 - Google Patents

物品を風呂敷に収納するための包み込み方法及び物品包み込み体 Download PDF

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Abstract

【課題】、構造がシンプルで、簡単に衣服等を包み込むことができ、しかも一旦包んだら解けにくい包み込む方法及びその被服包み込み体を提供する。【解決手段】本発明の被服包み込み体は、被服を風呂敷Aに収納するための包み込み方法であって、孔を備えた第1角部1と、対角である第2角部2とその間の第3角部3及び第4角部4とを有する矩形状の風呂敷Aを展開し、その上に被服Sを載置し、風呂敷Aの右半分Rを被服Sを覆うようにして折り曲げ、その第3角部3を被服Sの下に入れ込み、次に左半分Lをその折り曲げた右半分Rの上を覆うようにして折り曲げ、その第4角部4を返すようにして折り曲げ、その後、第1角部1を開口部を閉じるようにして(手前側に)折り曲げ、この状態で下半部を(向こう側に)折り曲げて第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通す包み込み方法。【選択図】図3

Description

本発明は、物品を包み込む方法に関し、更に詳しくは、被服を簡単に包み込め、解けにくい包み込み方法及びその物品包み込み体に関する。
風呂敷は、物を包み込むには便利なものであり、以前から広く使用されている。
通常の風呂敷は、矩形の布でできており、極めてシンプルであり、折り畳んで小さくでき、且つ展開して広くすることもでき、また容易に保管しておくことができる。
またフレキシブルなので収納する物品に対応して適宜の形に包み込むことができる。
そして物品を包むには、従来、それに合った包み込み方があり、現在までその手法が踏襲されてきている。
しかし、包み込み方は、習熟している者にとっては簡単であるが、慣れない者にとっては、意外と難しいものである。
そのため工夫を加えて、熟練者でなくても簡単に物品を包み込めるようにした風呂敷が提供されている。
例えば、特許文献1には、風呂敷を衣服のほこり防止用としたり、手提袋として使用したりすることができる多用途風呂敷が記載されている。
この風呂敷は、方形の布状物よりなる風呂敷の中心及び風呂敷内の円周上で、かつ放射状に複数のボタン穴を形成し、このボタン穴に衣服を装着したハンガーの吊下を貫通させ衣服を覆うほこり防止用として使用でき、また円周上の挿通口に、紐体が風呂敷の表裏面を出没するように輪形に取付けると共に、この紐体を引き絞ると風呂敷の円周内に収容させた品物を小袋内に収容させた手提げ袋として使用できるものである。
また特許文献2には、食品の鮮度を好ましい状態に維持できる風呂敷が開示されている。
この風呂敷は、ポリエステルフィルムにアルミニウム粉末を蒸着したシート素材と、発泡ポリエチレンのシート素材とをラミネート加工により一体にした複合素材と、該複合素材の発泡ポリエチレンのシート素材の表面に、ポリエチレンのシート素材を重ねてラミネート加工を施した複合素材とによりなり、これら二種類の複合素材を方形又は矩形の風呂敷に裁断すると共に風呂敷の一隅部に、ゴム紐を取付けるようにしたものである。
また、特許文献3には、コーナー部を締めて結ぶ面倒がなく、取扱や安定性に優れた誰でも使いやすい風呂敷が開示されている。
この風呂敷は、4つのコーナー部を有する風呂敷において、一方の対角線上の2つのコーナー部を連結する連結部(ボタンとスリットよりなる)とを設け、他方の対角線上の2つのコーナー部にそれぞれ、前記連結部により連結された前記一方の対角線上の2つのコーナー部が挿通可能な孔部を設けたもので、前記連結部が設けられた2つのコーナー部を結ぶ一方の対角線の長さが、前記孔部が設けられた2つのコーナー部を結ぶ他方の対角線の長さよりも長いものである。
また特許文献4には、様々な形状・大きさの収容物を包んで持ち運ぶことができると共に、手提げ、肩掛け、背負い式のように多様な携帯の仕方を可能にした多用途風呂敷が開示されている。
この風呂敷は、四隅部に把手を形成した方形シートと、該方形シートの四辺に所定間隔を空けて複数設けた紐挿通部と、前記方形シートの隣接する二辺の紐挿通部に挿通して設けた第一の吊紐と、残りの二辺の紐挿通部に挿通して設けた第ニの吊紐とからなるものであある。
しかし、いずれも風呂敷に多くの孔を設けたり、或いは、ボタンや紐類を使うことにより物品を包む構成が採用されており、紐等が緩んだり切れたりすると解けてしまう欠点がある。
また風呂敷としては、その構造が複雑でシンプルではなく、製造コストにおいても通常の風呂敷より割高となる。
特開2009−298472号 実用新案登録第3029787号 実用新案登録第3153791号 特開2009−12830号
本発明は以上のような諸事情を背景になされたものである。
すなわち本発明の目的は、構造がシンプルで、簡単に衣服等を包み込むことができ、しかも一旦包んだら解けにくい包み込む方法及びその物品包み体込み体を提供することである。
上記課題を解決するため、風呂敷の角部に穴を設け、これに対角となる位置の角部を通すことにより、従来の問題点を解決できることを見出し、この知見をもとに本発明の包み込む方法の完成に至った。
即ち、本発明は、(1)、被服等の物品を風呂敷に収納するための包み込み方法であって、孔を備えた第1角部と、その対角であり、かつ表示マークが設けられた第2角部とその間の第3角部及び第4角部とを有する矩形状の風呂敷を用意し、該風呂敷を展開し、その際、第1角部を向こう側に、第2角部を手前側に、第3角部を右側に、そして第4角部を左側に位置させ、その上に物品を載置し、風呂敷の右半分を物品を覆うようにして折り曲げ、その第3角部を物品の下に入れ込み、次に左半分をその折り曲げた右半分の上を覆うようにして折り曲げ、その第4角部を返すようにして折り曲げ、その後、第1角部を開口部を閉じるようにして手前側に折り曲げ、この状態で第2角部を向こう側に折り曲げて、第1角部の小穴に第2角部を下から上に通し引き出して展開した状態で、表示マークが視認されるようにした包み込み方法に存する。
また、本発明は、(2)、第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通す際に、第2角部2を絞った状態で通す上記(1)記載の包み込み方法に存する。
また、本発明は、(3)、第2角部2を捩じって絞る上記(2)記載の包み込み方法に存する。
また、本発明は、()、被服Sが折り畳まれた状態で収納されている上記(1)記載の包み込み方法に存する。
また、本発明は、()、被服Sがシャツである上記()記載の包み込み方法に存する。
また、本発明は、(6)上記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の包み込み方法により形成された物品包み込み体に存する。
なお、本発明の目的に沿ったものであれば上記(1)から()を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
1)本発明の被服を風呂敷Aに収納するための包み込み方法は、被服を風呂敷Aに収納するための包み込み方法であって、孔を備えた第1角部1と、対角である第2角部2とその間の第3角部3及び第4角部4とを有する矩形状の風呂敷Aを展開し、その上に被服Sを載置し、風呂敷Aの右半分Rを被服Sを覆うようにして折り曲げ、その第3角部3を被服Sの下に入れ込み、次に左半分Lをその折り曲げた右半分Rの上を覆うようにして折り曲げ、その第4角部4を返すようにして折り曲げ、その後、第1角部1を開口部を閉じるようにして(手前側に)折り曲げ、この状態で下半部を(向こう側に)折り曲げて第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通すものであり、これにより構造がシンプルで、簡単に被服S等を包み込むことができ、しかも一旦包んだら解けにくい。
従来のように紐等を使わないので緩みにくい。
2)第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通す際に、第2角部2を絞った状態で通すことにより、容易に通せる。
3)第2角部2を捩じって絞ることにより、第1角部1が簡単に細くなる。
4)第1角部の小孔に第2角部2を下から上に通した後、引き出して展開することにより、第2角部2が抜けにくく包が緩みにくくなる。
また、展開して広がった部分が意匠性を有するものとなる。
5)第2角部2には、表示マークPが設けられており、引き出して広げた状態で該表示マークPが視認されるので、ワンポイントマークとして目立ち易い。
図1は、本発明の風呂敷の実施の形態を示す図であり、図1(A)は斜視図、図1(B)は表側、図1(C)は裏側を示す。 図2は、本発明の実施の形態の風呂敷を包み込む方法の手順を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態の風呂敷を包み込む方法の手順〈前半〉を示す状態図であり、図3(A)は風呂敷展開ステップ、図3(B)は被服載置ステップ、図3(C)は右半分折り曲げステップ、図3(D)は左半分折り曲げステップを示す。 図4は、本発明の実施の形態の風呂敷示を包み込む方法の手順〈後半〉を示す状態図であり、図4(E)は第1角部折り曲げステップ、図4(F)は第2角部折り曲げステップ、図4(G)は第2角部小孔通しステップ、図4(H)は第2角部展開ステップを示す。 図5は、表示マークが設けられていなく小孔のみが設けられている風呂敷を示し、図5(A)は小孔の周囲を縫着して鳩目加工を施した例、図5(B)は、鳩目加工をしていない小孔の例を示す。 図6は、風呂敷Aの形の変形例を示したものであり、図6(A)は、正方形、図6(B)は、角が取れた正方形、図6(C)は、片が凹状の曲面を有する正方形、図6(D)は、片が凸状の曲面を有する正方形を示し、また図6(E)は菱形、図6(F)は、角が取れた菱形、図6(G)は、片が凹状の曲面を有する菱形、図6(H)は、片が凸状の曲面を有する菱形を示す。 図7は、本発明の実施の形態の菱形をした風呂敷を包み込む手順を示す状態図であり、図7(A)は風呂展開ステップ、図7(B)は被服載置ステップ、図7(C)は右半分折り曲げステップ図7(D)は左半分折り曲げステップ、図7(E)は第1角部折り曲げステップ、図7(F)は第2角部小孔に通しステップ後の第2角部展開ステップを示す。 図8は、包み込みが終了した後の風呂敷であり物品包み込み体の全体概略図を示す。 図9は、手で掴んで、物品包み込み体を手で吊り上げる方法を説明する概略側面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の包み込み方法は、極めてシンプルな孔付き風呂敷Aにより、被服Sを簡単に包み込んで収納することができるものである。
以下、例としてシャツ等の被服Sを包み込む場合で説明するが、被服Sに限らず衣服全般が採用可能である。
本発明で使用される風呂敷Aは、矩形状であり4つの角部を備えている。
図1は、本発明の風呂敷の実施の形態を示す図であり、図1(A)は斜視図、図1(B)は表側、図1(C)は裏側を示す。
図に示すように、本発明の風呂敷Aは第1角部1とその対角である第2角部2と(図でいうと向こう側にある第1角部1と手前側にある第2角部2) と、右の第3角部3と、左の第4角部4を(図でいう左右方向にある左右の第4角部4と、第3角部3)とを有する。
第1角部1には、小孔1Aが形成されており、この小孔1Aは、後述するように、被服を包んだ後、他の角部をここに通して留めるために必要なものである。
そして、小孔1Aの周囲を縫着して鳩目加工1A1を施し、更にその鳩目を花形に形成しておくことが好ましい。
第2角部2には、表示マークPが設けられている。
この表示マークPは、キャラクタ模様、商標等が採用されるが、ワンポイントマークとして視認される。
布の形態としては、通常の風呂敷Aに使用されているような物品を包み込むことができるようなフレキシブルなものであればよく、例えば、織地、編地、不織布、紙等が使用される。
そして布の材質としては、絹、綿等の天然繊維、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維が使用される。
次に包み込み方法について述べる。
図2は、本発明の実施の形態の風呂敷を包み込む方法の手順を示すブロック図である。
この包み込み方法は、一連の流れでいうと、被服を風呂敷Aに収納するための包み込み方法であって、孔を備えた第1角部1と、対角である第2角部2とその間の第3角部3及び第4角部4とを有する矩形状の風呂敷Aを展開し、その上に被服Sを載置し、風呂敷Aの右半分Rを被服Sを覆うようにして折り曲げ、その第3角部3を被服Sの下に入れ込み、次に左半分Lをその折り曲げた右半分Rの上を覆うようにして折り曲げ、その第4角部4を返すようにして折り曲げ、その後、第1角部1を開口部を閉じるようにして(手前側に)折り曲げ、この状態で下半部を(向こう側に)折り曲げて第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通すものである。
このような包み込み方法について、更にステップ毎に説明していく。
図3は、本発明の実施の形態の風呂敷を包み込み方法の手順〈前半〉を示す状態図であり、図3(A)は風呂展開ステップ、図3(B)は被服載置ステップ、図3(C)は右半分折り曲げステップ図3(D)は左半分折り曲げステップを示す。
尚、便宜的に、図の上方を向こう側といい、下方を手前側という。
1)風呂敷展開ステップ〔図3(A)参照)〕
まず風呂敷Aを平らな面の上に大きく広げて展開する。
展開する台としては、極力、平面に近いものが扱い易い。
そして、図のように、向こう側に孔のある第1角部1が向こう側に、その対角である第2角部2が手前側に位置するようにする。
また第2角部2の表示マークPは、後ほど説明するように、小孔1Aに通して広げた場合に表側に露出するようにするため表側にしておくことが好ましい。
尚、表側にしておく場合は、小孔1Aに通す際、第2角部2を捩じるようにすればよい。
2)被服載置ステップ〔図3(B)参照)〕
次に、このように配置した風呂敷Aの上に被服Sを載置する。
被服Sの置き方は、首部が小孔1Aのある第1角部1側で、胴部がその反対側となるようにし(すなわち、図でいうと、向こう側が首部で、手前側が胴部となるようにし)、風呂敷Aの中央付近に置くことが好ましい。
多少、前後に置き方がずれても、被服包み込み体の形が多少異なる程度である。
3)右半分折り曲げステップ〔図3(C)参照)〕
次に風呂敷Aの右半分Rを被服Sを覆うようにして折り曲げ、そして、被服Sを少し浮かせて第3角部3をその下の空間に入れ込む。
風呂敷Aの右半分Rを折り曲げる際は、第1角部1の小孔1Aと表示マークPを結ぶ線を中央ラインと考え、折り曲げる際の基準とすることが好ましい。
4)左半分折り曲げステップ〔図3(D)参照)〕
次に左半分Lをその折り曲げた右半分Rの上を覆うようにして折り曲げる。
すなわち左半分Lを折り曲げて既に折り曲げてある右半分Rの上に被せる。
そして、第4角部4が右半分Rの曲げ端(折り目R1)から突出しないようにして、その第4角部4を返すようにして折り曲げる。
この折り返しは、表側に折り返しているが、裏側に折り返しても当然良い。
また、裏側に折り返す場合、曲げ端(折り目R1)を介して右半分の裏側に折り返すことも可能である。
以上の包み過程(風呂敷A展開→被服S載置→右半分R折り曲げ→左半分L折り曲げ)を経ることにより、風呂敷Aは横幅が狭まって縦長となり、恰もネクタイのような形、すなわち「ネクタイ形状」になる。
次に、図4は、本発明の実施の形態の風呂敷を包み込む方法の手順〈後半〉を示す状態図であり、図4(E)は第1角部1折り曲げステップ、図4(F)は、第2角部2折り曲げステップ、図4(G)は第2角部2小孔1A通しステップ、図4(H)は第2角部2展開ステップを示す。
5)第1角部折り曲げステップ〔図4(E)参照)〕
ネクタイ形状になった風呂敷Aは、向こう側の第1角部1付近には、第1開口部M1が、また手前側の第2角部2付近には、第2開口部M2が形成された状態となっている。
ここで向こう側の第1角部1を手前側に折り曲げ、第1開口部M1を閉じる。
6)第2角部小穴通しステップ〔図4(F),図4(G)参照)〕
次に、ネクタイ形状の風呂敷Aの手前側を向こう側へ折り曲げて重ね、第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通す。
第2角部2を第1角部1の裏側に入れて、小孔1Aを下から上に通すのである。
この第1角部1の小孔1Aに第2角部2を通す際には、第2角部2を絞った状態で通すと簡単に通すことができる。
また小孔1Aの周囲が縫着されて、花形等に鳩目加工1A1が施されていると、それが、目印となって第2角部2を通し易い。
7)第2角部展開ステップ〔図4(H)参照)〕
このように第1角部1の小孔1Aに第2角部2を通した後、顔を出した第2角部2を展開させて大きく広げる。
このように展開させて大きく広げることによって、小孔1Aから第2角部2が抜けにくくなる。
この大きく広げた状態では、表示マークPが露出し、ワンポイントマークとして容易に視認ができる。
8)包み込み終了
以上で、全ての包み込み手順が終了することとなる。
包み込みが終了した後の風呂敷A(物品包み込み体A1)の形は、ほぼ矩形であり、またほぼ中央位置には、第3角部3が大きく広がって花のような意匠性のある形態となる。
参考までに、図8は、包み込みが終了した後の風呂敷である物品包み込み体の全体概略図を示す。
この場合、大きく広げた第1角部1を手で掴むことにより第2の角部2が恰も取っ手として機能することとなる。
図9は、手で掴んで、物品包み込み体を手で吊り上げる方法を説明する概略側面図である。
第1角部1を手で掴むが、第1角部1は大きく広がっているので掴み易い。
第1角部1を掴んだ後は、そのまま持ち上げることにより、風呂敷全体を吊り下げることができる(A→B→C)。
第1角部1を掴んで持ち上げることにより、多数の物品包み込み体A1を吊り下げることができ持ち運びに便利である。
また第1角部1を長く引き出して、肩に掛けることもでき便利である。
以上、本発明についてその実施の形態を例に説明したが、本発明は要旨の変更のない限り、実施の形態のみに限定されるものではなく多様な変形例が可能である。
風呂敷Aには、表示マークPが設けられていなくとも採用可能である。
参考までに、図5は、表示マークPが設けられていなく小孔1Aのみが設けられている風呂敷Aを示し、図5(A)は、小孔1Aの周囲を縫着して鳩目加工を施した例、図5(B)は、鳩目加工をしていない孔の例を示す。
尚、鳩目加工は、金属リングでも、或いは、樹脂リングでも採用可能である。
また、第2角部2は、小孔1Aに通し易いように、その角に一部、樹脂加工して硬くしておくと、角に剛性が生じて有用である。
また風呂敷Aの形は、矩形(正方形)で説明したが、菱形でも採用可能である。
更にまた角部の角は、少しく角が取れていても採用可能である。
図6は、風呂敷Aの形の変形例を示したものである。
図6(A)は、正方形、図6(B)は、角が取れた正方形、図6(C)は、凹状の湾曲辺を有する正方形、図6(D)は、凸状の湾曲辺を有する正方形を示す。
この場合、図6(B)は、角が弧状に取れた正方形であるので、風呂敷の周囲を縁縫いする際,第1角部2を除く3つの弧状の部分を止まることなく連続して縫えるため製造効率が良い。
図6(E)は、菱形、図6(F)は、角が取れた菱形、図6(G)は、凹状の湾曲辺を有する菱形、(H)は、凸状の湾曲辺を有する菱形を示す。
尚、図6(B)角が取れた正方形、及び図6(F)角が取れた菱形については、第2角部2のみ角を残しているため、小孔1Aに通し易い。
図7は、本発明の実施の形態の菱形をした風呂敷Aを包み込む手順を示す状態図であり、図7(A)は風呂敷A展開ステップ、図7(B)は被服S載置ステップ、図7(C)は右半分R折り曲げステップ、図7(D)は左半分L折り曲げステップ、図7(E)は第1角部1折り曲げステップ、図7(F)は第2角部2小孔1A通しステップの後の第2角部2展開ステップを示す。
このように、菱形の風呂敷Aにおいても、基本的には、上述した正方形の風呂敷Aと同じ手順で包み込むが、風呂敷展開ステップにおいては、図に示すように、横長に菱形の風呂敷Aを配置する。
右半分Rと左半分Lの折り曲げ代が大きく取れるため、最終形態では幅広な包ができる。
菱形の場合は、縦長に使うと幅狭な包ができ、横長に使うと幅広な包ができるのである。
本発明の被服を風呂敷Aに収納するための包み込み方法は、小孔1Aを備えた第1角部1と、対角である第2角部2とその間の第3角部3と第4角部4とを有する矩形状の風呂敷Aを展開し、その上に被服Sを載置し、該風呂敷Aの右半分Rを被服Sを覆うように折り曲げ、その第3角部3を被服Sの下に入れ込み、次に左半分Lをその折り曲げた右半分Rの上を覆うように折り曲げ、その第4角部4を返すように折り曲げ、その後、第1角部1を開口部を閉じるように(手前側に)折り曲げ、この状態で下半部を(向こう側に)折り曲げて第2角部2を第1角部1の小孔1Aに第2角部2を下から上に通すものなので、
構造がシンプルで、簡単に衣服S等を包み込むことができ、しかも一旦包んだら解けにくい。
この点を利用する限り、被服以外の物品にも転用が可能である。
A……風呂敷
A1……物品包み込み体
1…第1角部
1A…小孔
1A1…鳩目加工
2…第2角部
3…第3角部
4…第4角部
L……左半分
R……右半分
M1……第1開口部
M2……第2開口部
P……表示マーク

Claims (6)

  1. 被服等の物品を風呂敷に収納するための包み込み方法であって、孔を備えた第1角部と、その対角であり、かつ表示マークが設けられた第2角部とその間の第3角部及び第4角部とを有する矩形状の風呂敷を用意し、
    該風呂敷を展開し、その際、第1角部を向こう側に、第2角部を手前側に、第3角部を右側に、そして第4角部を左側に位置させ、
    その上に物品を載置し、風呂敷の右半分を物品を覆うようにして折り曲げ、その第3角部を物品の下に入れ込み、次に左半分をその折り曲げた右半分の上を覆うようにして折り曲げ、その第4角部を返すようにして折り曲げ、その後、第1角部を開口部を閉じるようにして手前側に折り曲げ、この状態で第2角部を向こう側に折り曲げて、第1角部の小穴に第2角部を下から上に通し引き出して展開した状態で、表示マークが視認されるようにしたことを特徴とする包み込み方法。
  2. 第1角部の小孔に第2角部を下から上に通す際に、第2角部を絞った状態で通すことを特徴とする請求項1記載の包み込み方法。
  3. 第2角部を捩じって絞ることを特徴とする請求項2記載の包み込み方法。
  4. 被服が折り畳まれた状態で収納されていることを特徴とする請求項1記載の包み込み方法。
  5. 被服がシャツであることを特徴とする請求項記載の包み込み方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の包み込み方法により形成された物品包み込み体。
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