JP2018102860A - 鞄の補助袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】多種類の物が収納でき、多種類の鞄に簡単に装着できる鞄の補助袋を提供する。【解決手段】鞄の補助袋1は、鞄の持ち手30に袋体の持ち手20をかけて使用する袋体10であって、上部に開口部を有し、開口部を閉じた状態では、開口部の正面側と背面側とが重なり合い、開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手20が設けられている。袋体の持ち手20のそれぞれの両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの開口部の間隔と、袋体の持ち手20のそれぞれの両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの袋体の持ち手の20の長さとが略同じであり、開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手20の両端部の固着部の間が伸縮自在になる伸縮手段が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、鞄に装着して使用する鞄の補助袋に関する。
鞄を持って外出中、暑くて脱いだ上着を手に持っていると、手の汗が上着についたり、上着に皺がついたりする上に、両手が塞がるので動きにくい。また、マフラーを外して鞄の上に置いておくと、知らぬ間に落としてしまうことがある。この問題を解決するため、例えば特許文献1では、2本の棒の間にスーツ等を挟み込み、手さげバッグの取っ手部に装着するコンパクト・ハンガーが開示されている。
実用新案登録第3101858号公報
特許文献1のコンパクト・ハンガーは、鞄と上着等を一緒に片手で運ぶことができるので、汗がついたり、皺がつくことはないが、上着等の厚さによっては挟みにくい場合があり、マフラー等の小物の衣類には使用できない。また、鞄の取っ手部の形状によっては使用できず、肩掛け鞄には使用できない。
従って本発明の目的は、多種類の物が収納でき、多種類の鞄に簡単に装着できる鞄の補助袋を提供することを目的としている。
本発明に係る鞄の補助袋は、鞄の持ち手に袋体の持ち手をかけて使用する袋体であって、上部に開口部を有し、開口部を閉じた状態では、開口部の正面側と背面側が重なり合い、開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手が設けられている。袋体の持ち手の両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの開口部の間隔と、袋体の持ち手の両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの袋体の持ち手の長さが、略同じであることを特徴とする。
鞄の補助袋は袋体なので、上着等の衣類に限らず、マフラーなどの小物も収納できる。また、鞄の補助袋の持ち手を鞄の持ち手にかけるだけで、多種類の鞄に簡単に装着することができる。使用者は、鞄の持ち手を握っているだけで、鞄と鞄の補助袋の両方を持つことができる。また、袋体の持ち手の長さが短いので、鞄の持ち手に袋体の持ち手をかけたとき、袋体がブラブラせず、鞄と袋体が一体となって見栄えがよい。
本発明に係る鞄の補助袋は、肩掛け鞄の肩紐に吊下げて使用する袋体であって、上部に開口部を有し、開口部を閉じた状態で、開口部の正面側と背面側が重なり合い、袋体の開口部の正面側及び背面側の両端部に、該開口部の正面側の両端部と対向する背面側の両端部とを連結する、着脱可能で、かつ、長さ調節が可能な吊り下げ手段が設けられている。
鞄の補助袋は袋体なので、上着等の衣類に限らず、マフラーなどの小物も収納できる。また、袋体に吊り下げ手段を設けることにより、肩掛け鞄の肩紐に袋体を装着することができ、使用者は袋体を手に持つ必要がない。また、吊下げ手段は、肩掛け鞄のサイズに合わせて長さ調節できるので、肩掛け鞄の肩紐に、鞄の補助袋を装着したとき、袋体がブラブラせず、鞄と袋体が一体となって見栄えがよい。
好ましくは、袋体の開口部に、該開口部の全部又は一部が伸縮自在になる伸縮手段が設けられている。
持ち手を有する袋体の開口部に伸縮手段を設けることにより、袋体の持ち手の両端部の間隔が縮まり、袋体の持ち手と袋体の開口部上端との間に隙間ができる。その結果、袋体の持ち手が握りやすくなり、手提げ袋としても使用することができる。
また、吊り下げ部を有する袋体の開口部に伸縮手段を設けることにより、袋体の開口部を鞄のサイズに調節することができ、見栄えが良くなる。
また、好ましくは、袋体の開口部に、少なくとも1組の着脱可能な連結手段を有する1又は複数のベルト片、あるいは、2本の紐が設けられている。
袋体に設けたベルト片は、あるいは、2本の紐には、それぞれ、2通りの使い方がある。
まず、ベルト片は、袋体の持ち手を鞄の持ち手にかけ、ベルト片を鞄の持ち手に巻き付けて、着脱可能な連結手段で連結することにより、袋体が鞄の持ち手から外れない。また、鞄の補助袋を使用しないときは、袋体を小さく折り畳んでベルト片を着脱可能な連結手段で連結すれば、携帯に便利である。持ち手を有しない袋体にも使用できる。
次に、2本の紐は、袋体の持ち手を鞄の持ち手にかけ、2本の紐で鞄の持ち手を縛れば、袋体の持ち手は鞄の持ち手から外れない。また、鞄の補助袋を使用しないときは、袋体を小さく折り畳んで2本の紐で結束すれば、携帯に便利である。持ち手を有しない袋体にも使用できる。
以上のように本発明によれば、多種類の物が収納でき、多種類の鞄に簡単に装着することができる鞄の補助袋を提供することができる。
第1実施形態に係る本発明の使用状態を示した斜視図である。 第1実施形態に係る本発明の正面図(背面図)である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第2実施形態に係る本発明の使用状態を示した斜視図である。 第2実施形態に係る吊り下げ部30を示す拡大図である。 第2実施形態に係る吊り下げ紐36の使用状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係る鞄の補助袋3を示す斜視図である。 第3実施形態に係る伸縮部40aの説明図である。 第3実施形態に係る伸縮部40aの説明図である。 第3実施形態に係る伸縮部40bの説明図である。 第3実施形態に係る伸縮部40bの説明図である。 第4実施形態に係る鞄の補助袋4の使用状態を示す斜視図である。 第4実施形態に係る伸縮部40cの説明図である。 第4実施形態に係る伸縮部40cの説明図である。 第5実施形態に係る鞄の補助袋5のベルト片50を示す拡大図である。 第5実施形態に係る鞄の補助袋5のベルト片50を示す拡大図である。 (a)第5実施形態に係る鞄の補助袋5のベルト片50の説明図である。(b)第5実施形態に係る鞄の補助袋5のベルト片50の説明図である。 第5実施形態に係る鞄の補助袋5の2本の紐52の拡大図である。 第5実施形態に係る鞄の補助袋5の2本の紐52の拡大図である。 第5実施形態に係る鞄の補助袋5の2本の紐52の使用状態を示す斜視図である。 第6実施形態に係る鞄の補助袋6の斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態について、図を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1を、鞄の持ち手7に装着している斜視図である。図1に示すように、鞄の補助袋1は、袋体10に衣類等を収納し、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけて使用するもので、防水性の素材からなる袋体10と2本の袋体の持ち手20とで構成されている。
図2は、図1に示した鞄の補助袋1の正面図(背面図)である。鞄の補助袋1は、上部に開口部を有し、袋体10の開口部の正面側と背面側には、それぞれ、袋体の持ち手20が設けられていて、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの間隔(線XPY)と、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの袋体の持ち手20の長さ(線XQY)とが略同じである点に特徴があり、例えば、以下のように製造することができる。
袋体10は、上部が開口していて、収納したいものが収納できる大きさであれば、形状は限定しないが、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の場合は、背広の上着が収納できるように、袋体10にマチを設けた。
図3に示すように、長方形の防水性の布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて三つ折りして点線Aを縫合する。
次に、袋体10の横マチ12を形成する。図4に示すように、布11の長手の両端を、横マチ幅の半分の幅のところで布の裏面11bに向けて折り返し、折山から5mm程内側の点線Bを縫合する。
図5に示すように、布11の長手の両端を外側に広げ、布11が外表になるように、三つ折り縫合した短手の両端を合わせて、2つ折りにし、布11の長手の両端から7mm程内側の点線Cを縫合し、袋体を形成する。
図6に示すように、袋体を中表にして、両端から1cm程内側の点線Dを縫合し、横マチ12を形成する。
図7に示すように、袋体を外表にして、横マチ12の下端と袋体の底部を重ね、該袋体の底部の端より7mm程内側の点線Eを縫合して、袋体10を形成する。
次に、袋体の持ち手20について説明する。袋体の持ち手20は、細長い防水性の布を筒状に縫製し、袋体10の開口部の正面側と背面側にそれぞれ設ける。図2に示すように、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの間隔(線XPY)と、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの長さ(線XQY)とが略同じになるように、袋体10の正面側と対向する背面側に取り付ける。このとき、袋体の持ち手20の両端部の固着部の上方を縫い縮めると取り付けやすい。
なお、袋体の持ち手20の両端部の固着部の間隔は、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7にかけられるように、鞄の持ち手7の両端部の固着部の間隔よりも広くなっていなければならない。
第1実施形態に係る鞄の補助袋1は、横マチ12を有する袋体なので、厚みのある上着等の衣類の他に、マフラーなどの小物類も収納でき、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけるだけで、鞄の補助袋1が簡単に鞄に装着できる。また、衣類を手に持つ必要がないので、片手が空いて、雨が降っても傘が持ち易い。さらに、鞄の補助袋1は防水性の素材を使用しているので、収納物は雨に濡れない。
また、袋体の持ち手20の長さが短いので、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけたとき、袋体10がブラブラせず、鞄と鞄の補助袋1が一体になり見栄えも良い。
なお、本発明の鞄の補助袋に収容できる物は、上着等の衣類に限定するものではないが、鞄の持ち手7の形状や耐荷重等を考慮して決めなければならない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る鞄の補助袋2は、肩掛け鞄8の肩紐に装着して使用するものである。鞄の補助袋2は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の袋体の持ち手20に代えて、袋体10の開口部の両端部に、吊り下げ手段として、吊り下げ部30が設けられている点が第1実施形態と異なる。その他の構成は、第1実施形態と略同じであるので、以下、第1実施形態と異なる吊り下げ部30を中心に説明する。
図8は、吊り下げ部30備えた鞄の補助袋2の使用状態を示す斜視図である。図9は、吊り下げ部30を示す拡大図である。吊り下げ部30は、紐a31と紐b32と角カン33と移動カン34と雌雄型の釦35とで構成されていて、移動カン34を利用して長さ調整が可能になっている。
図9に示すように、吊り下げ部30は、まず、角カン33に紐a31を通し、紐a31の両端を合わせて、紐a31の端部を、袋体10の開口部の背面側の両端部に、それぞれ点線Fで縫合する。次に、紐b32の片端を移動カン34に通し、該端部が移動カン34から外れないように、点線Gで縫合し、他端を角カン33に通した後、移動カン34に通す。紐b32の先端部、及び、紐a31の取り付け箇所と対向する正面側の両端部に、雄雌型の釦35をそれぞれ取り付けて、2組の吊り下げ部30を形成する。
吊り下げ部30を肩掛け鞄8の肩紐に巻き付け、雄雌型の釦35を連結すれば、肩掛け鞄8に装着できる。吊り下げ部30は、移動カンの部分で長さ調節できる。
第2実施形態では、吊り下げ部30を設けることにより、肩掛け鞄8に装着することができる。吊り下げ部30は、肩掛け鞄8のサイズに合わせて長さ調節できるので、肩掛け鞄8の肩紐に、鞄の補助袋2を装着したとき、袋体10がブラブラせず、鞄と鞄の補助袋2とが一体となって見栄えがよい。袋体10の効果は、第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
なお、吊り下げ手段は、吊り下げ部30に限らず、袋体10が肩掛け鞄8に装着できればよい。例えば、図10に示すように、袋体10の開口部の両端部に各2本の吊り下げ紐36を設ける。2本の吊り下げ紐36を肩掛け鞄8の肩紐に縛り付ければ、肩掛け鞄に装着できる。吊り下げ紐36の縛る長さを調節すれば、幅広いサイズの肩掛け鞄8に適応する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の袋体10の開口部に、伸縮手段を設けた点が第1実施形態と異なる。その他の構成及び効果は、第1実施形態と略同様であるので説明は省略する。以下、第1実施形態と異なる伸縮手段を中心に説明する。
図11は、第3実施形態に係る鞄の補助袋3を示す斜視図である。鞄の補助袋3は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の袋体10の開口部に、伸縮手段の実施例として、伸縮部40aが設けられている。伸縮部40aは、袋体の持ち手20の両端部の固着部(点X、点Y)の間を縮めるためのもので、紐通し穴41aと、紐42aと、釦穴43と、釦44とで構成される。
図12、図13は、伸縮部40aの説明図である。図12に示すように、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて折り曲げ、点線Hで縫合し、袋体の持ち手20の一方の固着部(点X)の際の袋体10の開口部の中央寄りの部分に、紐通し穴41aを設ける。次に、他方の固着部(点Y)の際の袋体10の開口部の中央寄りの部分に、紐42aの片端を縫い止める。紐42aの他端の部分には釦穴43を2箇所に設ける。
図13に示すように、紐42aの他端を紐通し穴41aから布の表側11aに取り出し、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて更に折り曲げ、点線Aで縫合する。その後の製造過程は、段落0022から0026までと略同じであるので省略する。
第3実施形態では、袋体10の開口部に伸縮部40aが設けられているので、伸縮部40aを縮めることにより、袋体の持ち手20の両端部の間隔が縮まり、袋体の持ち手20と袋体10の開口部の間に隙間ができる。その結果、袋体の持ち手20が握りやすくなり、鞄の補助袋3を手提げ袋としても使用することができる。
なお、伸縮手段はこれに限らず、袋体の持ち手20の両端部の固着部(点X、点Y)の間が縮まるものであればよく、例えば、図14、図15に示すように、袋体の開口部の中央部分に雌雄型のスナップ45を設けた伸縮部40bでもよい。雌雄型のスナップ45を連結すれば、袋体の持ち手20の両端部の間隔が縮まる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、第2実施形態に係る鞄の補助袋2の袋体10の開口部に、伸縮手段を設けた点が第2実施形態と異なる。その他の構成及び効果は、第2実施形態と略同様であるので説明は省略する。以下、第2実施形態と異なる点を中心に説明する。
図16は、第4実施形態に係る鞄の補助袋4の使用状態を示す斜視図である。鞄の補助袋4は、鞄の補助袋2の袋体10の開口部に、伸縮手段の実施例として、伸縮部40cが設けられている。
図17、図18は、伸縮部40cの説明図である。伸縮部40cは、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて折り曲げ、該両端部の中央に、紐通し穴41b、41cを並べて設ける。横マチ12となる部分よりも内側の任意の位置に、紐42bと紐42cの片端を縫い止める。紐42bの他端を紐通し穴41bから布の表側11aに取り出し、紐42cの他端を紐通し穴41cから布の表側11aに取り出し、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて更に折り曲げ、点線Aで縫合する。その後の製造過程は、段落0022から0026までと略同じであるので省略する。
紐通し穴41b、41cから出た紐42b、42cを、袋体10の両端に同時に引けば、開口部は縮まる。袋体10の開口部に伸縮手段を設けることにより、袋体10が鞄より大きい場合には、袋体10の開口部を、鞄の大きさに合わせて縮めることができ、袋体10がブカブカせず、見栄えも良くなる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、第3実施形態に係る鞄の補助袋3の開口部に、ベルト片50が更に設けられた点で鞄の補助袋3と異なる。その他の構成及び効果は、鞄の補助袋3と略同様であるので説明は省略する。以下、鞄の補助袋3と異なる点を中心に説明する。
ベルト片50には、連結手段として、使用目的別に2組の雌雄型の釦が設けられている。1組は、鞄の持ち手7にかけた袋体の持ち手20が鞄から外れるのを防ぐためのもので、もう1組は、鞄に装着する袋を使用しないときに、該袋を小さく折り畳んで結束するためのものである。なお、第5実施形態においては、連結手段として雌雄型の釦を設けているが、連結できるものであればこれに限定しない。
図19は、第5実施形態に係る鞄の補助袋5のベルト片50を示す拡大図である。ベルト片50は、防水性の素材からなる筒状の細長い紐で、2組の着脱可能な雌雄型の釦51a、51bを備え、袋体10の開口部の背面側の鞄の持ち手20の両端部の何れかの固着部(点X又は点Y)の際で中央寄りに、ベルト片50の片端を縫合する。2組の雌雄型の釦51a、51bは用途に応じて連結する。
鞄の持ち手7にかけた袋体の持ち手20が鞄から外れないように使用するときは、図 20に示すように、鞄の補助袋5の背面側が鞄に接合するように、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけ、ベルト片50を背面側の鞄の持ち手7に巻いて、雌雄型の釦51aを連結することにより、鞄の補助袋5が鞄に固定され、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7から外れるのを防ぐことができる。なお、ベルト片50は1箇所に限らず、袋体の持ち手20の両端部の際に適宜設けることができる。
また、鞄の補助袋5を使用しないときは、図21a、bに示すように、鞄の補助袋5を折り畳んでベルト片50を巻き付け、雌雄型の釦51bを連結すれば、鞄の補助袋5が小さくまとまり、鞄に収納しても邪魔にならない。
ベルト片50は、第4実施形態に係る鞄の補助袋4にも設けることができる。1組の雌雄型の釦51bのみを備えたベルト片50の片端を、袋体10の開口部の正面側又は背面側の中央に取り付ける。鞄の補助袋4を使用しないときは、鞄の補助袋4を折り畳んでベルト片50を巻き付け、雌雄型の釦51bを連結すれば、鞄の補助袋4が小さくまとまり、鞄に収納しても邪魔にならない。
図22は、袋体10の開口部に、ベルト片50の代わりに2本の紐52を設けた拡大図である。鞄の補助袋3の袋体10の背面側の開口部の中央よりも左右何れかに寄った位置に、2本の紐52の片端を縫合する。
図23に示すように、鞄の持ち手7に袋体の持ち手20をかけ、2本の紐52で鞄の持ち手7を縛れば、袋体10が鞄の持ち手7から外れない。図24に示すように、鞄の補助袋を使用しないときは、鞄の補助袋を折り畳んで、2本の紐52で結束すれば、小さくまとまり携帯に便利である。
2本の紐52は、第4実施形態に係る鞄の補助袋4にも設けることができる。2本の紐52の片端を、袋体10の開口部の正面側又は背面側の中央に取り付ける。鞄の補助袋4を使用しないときは、鞄の補助袋4を折り畳んで、2本の紐52で結束すれば、小さくまとまり携帯に便利である。
(実施形態6)
次に、第6実施形態について説明する。図25は、第6実施形態に係る鞄の補助袋6の斜視図である。第6実施形態は、第5実施形態に係る鞄の補助袋5の開口部に吊り下げ部30が更に設けられている。吊り下げ部30は、第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
鞄の補助袋6は袋体なので、上着等の衣類の他に、マフラーなどの小物類も収納できる。また、袋体の持ち手20及び吊り下げ部30を有するので、持ち手を有する鞄でも、肩掛け鞄7でも、多種類の鞄に装着できる。伸縮部40aを縮めることにより、手提げ袋としても使用できる。ベルト片50を鞄の持ち手に取り付ければ、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7から外れることはなく、鞄を使用しないときは、鞄の補助袋6を折り畳み、ベルト片で結束すれば、鞄の補助袋6が小さくまとまり、携帯に便利である。

1、2、3、4、5,6:鞄の補助袋
7:鞄の持ち手
8:肩掛け鞄
10:袋体
11:布
11a:布の表面
11b:布の裏面
12:横マチ
20:袋体の持ち手
30:吊り下げ部
31:紐a
32:紐b
33:角カン
34:移動カン
35:雌雄型の釦
36:吊り下げ紐
40a、40b、40c:伸縮部
41a、41b、41c:紐通し穴
42a、42b、42c:紐
43:釦穴
44:釦
45:雌雄型のスナップ
50:ベルト片
51a、51b:雌雄型の釦
52:紐

本発明は、鞄に装着して使用する鞄の補助袋に関する。
鞄を持って外出中、暑くて脱いだ上着を手に持っていると、手の汗が上着についたり、上着に皺がついたりする上に、両手が塞がるので動きにくい。また、マフラーを外して鞄の上に置いておくと、知らぬ間に落としてしまうことがある。この問題を解決するため、例えば特許文献1では、2本の棒の間にスーツ等を挟み込み、手さげバッグの取っ手部に装着するコンパクト・ハンガーが開示されている。
実用新案登録第3101858号公報
特許文献1のコンパクト・ハンガーは、鞄と上着等を一緒に片手で運ぶことができるので、汗がついたり、皺がつくことはないが、上着等の厚さによっては挟みにくい場合があり、マフラー等の小物の衣類には使用できない。また、鞄の取っ手部の形状によっては使用できず、肩掛け鞄には使用できない。
従って本発明の目的は、多種類の物が収納でき、多種類の鞄に簡単に装着できる鞄の補助袋を提供することを目的としている。
本発明に係る鞄の補助袋は、鞄の持ち手に袋体の持ち手をかけて使用する袋体であって、上部に開口部を有し、開口部を閉じた状態では、開口部の正面側と背面側とが重なり合い、開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手が設けられている。袋体の持ち手のそれぞれの両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの開口部の間隔と、袋体の持ち手のそれぞれの両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの袋体の持ち手の長さとが略同じである。開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手の両端部の固着部の間が伸縮自在になる伸縮手段が設けられている。
鞄の補助袋は袋体なので、上着等の衣類に限らず、マフラーなどの小物も収納できる。また、鞄の補助袋の持ち手を鞄の持ち手にかけるだけで、多種類の鞄に簡単に装着することができる。使用者は、鞄の持ち手を握っているだけで、鞄と鞄の補助袋の両方を持つことができる。また、袋体の持ち手の長さが短いので、鞄の持ち手に袋体の持ち手をかけたとき、袋体がブラブラせず、鞄と袋体が一体となって見栄えがよい。
また、持ち手を有する袋体の開口部の正面側及び背面側に、それぞれ、袋体の持ち手の両端部の固着部の間が伸縮自在になる伸縮手段を設けることにより、袋体の持ち手の両端部の間隔を縮めることができ、袋体の持ち手と袋体の開口部上端との間に隙間ができる。その結果、袋体の持ち手が握りやすくなり、手提げ袋としても使用することができる。
好ましくは、開口部の両端部には、それぞれ、開口部の正面側の両端部と対向する背面側の両端部とを連結する、着脱可能で、かつ、長さ調整が可能な吊り下げ手段が設けられている。
吊り下げ手段を有するので、肩掛け鞄の肩紐に袋体を簡単に装着することができる。また、吊下げ手段は、肩掛け鞄のサイズに合わせて長さ調節できるので、肩掛け鞄の肩紐に、鞄の補助袋を装着したとき、袋体がブラブラせず、鞄と袋体が一体となって見栄えがよい。
本発明に係る鞄の補助袋は、肩掛け鞄の肩紐に吊下げて使用する袋体であって、上部に開口部を有し、開口部を閉じた状態では、開口部の正面側と背面側とが重なり合い、開口部の両端部には、それぞれ、開口部の正面側の両端部と対向する背面側の両端部とを連結する、着脱可能で、かつ、長さ調整が可能な吊り下げ手段が設けられている。また、開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、開口部の一部が伸縮自在になる伸縮手段が設けられている。
体に吊り下げ手段を設けることにより、肩掛け鞄の肩紐に袋体を簡単に装着することができ、使用者は袋体を手に持つ必要がない。また、吊下げ手段は、肩掛け鞄のサイズに合わせて長さ調整できるので、肩掛け鞄の肩紐に、鞄の補助袋を装着したとき、袋体がブラブラせず、鞄と袋体が一体となって見栄えがよい。
また、吊り下げ部を有する袋体の開口部の正面側及び背面側に、それぞれ、袋体の開口部の一部が伸縮自在になる伸縮手段を設けることにより、袋体の開口部のサイズを鞄のサイズに調節することができ、見栄えが良い
以上のように本発明によれば、多種類の物が収納でき、多種類の鞄に簡単に装着することができる鞄の補助袋を提供することができる。
第1実施形態に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 鞄の補助袋1の伸縮部40aを縮めた状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る本発明の正面図(背面図)である。 第1実施形態に係る伸縮部40aの説明図である。 第1実施形態に係る伸縮部40aの説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態の説明図である。 第1実施形態に係る伸縮部40bの説明図である。 第1実施形態に係る伸縮部40bの説明図である。 第2実施形態に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る伸縮部40cの説明図である。 第2実施形態に係る伸縮部40cの説明図である。 第2実施形態に係る吊り下げ部30を示す拡大図である。 第2実施形態に係る吊り下げ紐36の使用状態を示す斜視図である。 第3実施形態に係る本発明の斜視図である。 第4実施形態実施例1に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 第4実施形態実施例2に係るベルト片50の説明図である。 (a)第4実施形態実施例1に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 (b)第4実施形態実施例1に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 第4実施形態実施例2に係る2本の紐52の説明図である。 第4実施形態実施例2に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。 第4実施形態実施例2に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る第1実施形態について、図を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1を、鞄の持ち手7に装着している斜視図である。図2は、鞄の補助袋1の伸縮部40aを縮めた状態を示す斜視図である。図1に示すように、鞄の補助袋1は、袋体10に衣類等を収納し、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけて使用するもので、防水性の素材からなる袋体10と2本の袋体の持ち手20とで構成され、図2に示すように、袋体10の開口部には、伸縮手段の実施例として、伸縮部40aが設けられている。
図3は、鞄の補助袋1の正面図(背面図)である。鞄の補助袋1は、上部に開口部を有し、袋体10の開口部の正面側と背面側には、それぞれ、袋体の持ち手20が設けられていて、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの間隔(線XPY)と、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの袋体の持ち手20の長さ(線XQY)とが略同じである点に特徴がある。
縮部40aは、袋体の持ち手20の両端部の固着部(点X、点Y)の間を縮めるためのもので、紐通し穴41aと、紐42aと、釦穴43と、釦44とで構成される。(図4参照)
袋体10は、上部が開口していて、収納したいものが収納できる大きさであれば、形状は限定しないが、第1実施形態に係る 鞄の補助袋1の場合は、背広の上着が収納できるように、袋体10にマチを設けた。例えば、以下のように製造することができる。
11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて折り曲げ、点線Hで縫合し、袋体の持ち手20の一方の固着部(点X)の際の袋体10の開口部の中央寄りの部分に、紐通し穴41aを設ける。次に、他方の固着部(点Y)の際の袋体10の開口部の中央寄りの部分に、紐42aの片端を縫い止める。紐42aの他端の部分には釦穴43を2箇所に設ける。(図4参照)
42aの他端を紐通し穴41aから布の表側11aに取り出し、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて更に折り曲げ、点線Aで縫合する。(図5参照)
次に、袋体10の横マチ12を形成する。布11の長手の両端を、横マチ幅の半分の幅のところで布の裏面11bに向けて折り返し、折山から5mm程内側の点線Bを縫合する。(図6参照)
図7に示すように、布11の長手の両端を外側に広げ、布11が外表になるように、三つ折り縫合した短手の両端を合わせて、2つ折りにし、布11の長手の両端から7mm程内側の点線Cを縫合し、袋体を形成する。
図8に示すように、袋体を中表にして、両端から1cm程内側の点線Dを縫合し、横マチ12を形成する。
図9に示すように、袋体を外表にして、横マチ12の下端と袋体の底部を重ね、該袋体の底部の端より7mm程内側の点線Eを縫合して、袋体10を形成する。
次に、袋体の持ち手20について説明する。袋体の持ち手20は、細長い防水性の布を筒状に縫製し、袋体10の開口部の正面側と背面側にそれぞれ設ける。図3に示すように、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの間隔(線XPY)と、袋体の持ち手20の両端部の一方の固着部(点X)から他方の固着部(点Y)までの長さ(線XQY)とが略同じになるように、袋体10の正面側と対向する背面側に取り付ける。このとき、袋体の持ち手20の両端部の固着部の上方を縫い縮めると取り付けやすい。
なお、袋体の持ち手20の両端部の固着部の間隔は、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7にかけられるように、鞄の持ち手7の両端部の固着部の間隔よりも広くなっていなければならない。
第1実施形態に係る鞄の補助袋1は、横マチ12を有する袋体なので、厚みのある上着等の衣類の他に、マフラーなどの小物類も収納でき、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけるだけで、鞄の補助袋1が簡単に鞄に装着できる。また、衣類を手に持つ必要がないので、片手が空いて、雨が降っても傘が持ち易い。さらに、鞄の補助袋1は防水性の素材を使用しているので、収納物は雨に濡れない。
また、袋体の持ち手20の長さが短いので、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけたとき、袋体10がブラブラせず、鞄と鞄の補助袋1が一体になり見栄えも良い。
また、袋体10の開口部に、伸縮部40aが設けられているので、伸縮部40aを縮めることにより、袋体の持ち手20の両端部の固着部の間隔が縮まり、袋体の持ち手20と袋体10の開口部との間に隙間ができる。その結果、袋体の持ち手20が握りやすくなり、鞄の補助袋1を手提げ袋としても使用することができる。(図2参照)
なお、伸縮手段は、伸縮部40aに限らず、袋体の持ち手20の両端部の固着部(点X、点Y)の間が縮まるものであればよく、例えば、図10、図11に示すように、袋体の開口部の中央部分に雌雄型のスナップ45を設けた伸縮部40bでもよい。雌雄型のスナップ45を連結すれば、袋体の持ち手20の両端部の間隔が縮まる。
また、本発明の鞄の補助袋に収容できる物は、上着等の衣類に限定するものではないが、鞄の持ち手7の形状や耐荷重等を考慮して決めなければならない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図12は、第2実施形態に係る鞄の補助袋2の使用状態を示す斜視図である。図12に示すように、第2実施形態に係る鞄の補助袋2は、肩掛け鞄8の肩紐に装着して使用するものである。鞄の補助袋2は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の袋体の持ち手20に代えて、袋体10の開口部の両端部に、吊り下げ手段として、吊り下げ部30が設けられている点及び、袋体10の開口部に、伸縮手段の実施例として、伸縮部40cが設けられている点が第1実施形態と異なる。その他の構成は、第1実施形態と略同じであるので、以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
縮部40cは、布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて折り曲げ、該両端部の中央に、紐通し穴41b、41cを並べて設ける。横マチ12となる部分よりも内側の任意の位置で、紐通し穴41bに近い位置に紐42bの片端を縫い止め、紐通し穴41cに近い位置に紐42cの片端を縫い止める。(図13参照)
42bの他端を紐通し穴41cから布の表側11aに、紐42cの縫い止め位置に向けて取り出し、紐42cの他端を紐通し穴41bから布の表側11aに、紐42bの縫い止め位置に向けて取り出す。布11の短手の両端部を、布の裏面11bに向けて更に折り曲げ、点線Aで縫合する(図14参照)。その後の製造過程は、段落0022から0025までと略同じであるので説明は省略する(図6−図9参照)。
紐通し穴41bから出た紐42cは紐42bの縫い止め位置に向けて、紐通し穴41cから出た紐42bは紐42cの縫い止め位置に向けて、袋体10の両端の方向に同時に引けば、開口部は縮まる(図12、図13参照)。
図15は、吊り下げ部30を示す拡大図である。吊り下げ部30は、紐a31と紐b32と角カン33と移動カン34と雌雄型の釦35とで構成されていて、移動カン34を利用して長さ調整が可能になっている。
り下げ部30は、まず、角カン33に紐a31を通し、紐a31の両端を合わせて、紐a31の端部を、袋体10の開口部の背面側の両端部に、それぞれ点線Fで縫合する。(図15参照)
に、紐b32の片端を移動カン34に通し、該端部が移動カン34から外れないように、点線Gで縫合し、他端を角カン33に通した後、移動カン34に通す。紐b32の先端部、及び、紐a31の取り付け箇所と対向する正面側の両端部に、雄雌型の釦35をそれぞれ取り付けて、2組の吊り下げ部30を形成する。(図15参照)
吊り下げ部30を肩掛け鞄8の肩紐に巻き付け、雄雌型の釦35を連結すれば、肩掛け鞄8に装着できる。吊り下げ部30は、移動カン34の部分で長さ調節できる。(図12参照)
第2実施形態では、吊り下げ部30を設けることにより、肩掛け鞄8に装着することができる。吊り下げ部30は、肩掛け鞄8のサイズに合わせて長さ調節できるので、肩掛け鞄8の肩紐に、鞄の補助袋2を装着したとき、袋体10がブラブラせず、鞄と鞄の補助袋2とが一体となって見栄えがよい。袋体10の効果は、第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
また、袋体10の開口部に伸縮部40cが設けられているので、袋体10の開口部が肩掛け鞄8の開口部より大きい場合には、伸縮部40cを肩掛け鞄8の開口部のサイズに合わせて縮めることにより、袋体10がブカブカせず、見栄えも良くなる。
なお、吊り下げ手段は、吊り下げ部30に限らず、袋体10が肩掛け鞄8に装着できればよい。例えば、図16に示すように、袋体10の開口部の両端部に各2本の吊り下げ紐36を設ける。2本の吊り下げ紐36を肩掛け鞄8の肩紐に縛り付ければ、肩掛け鞄に装着できる。吊り下げ紐36の縛る長さを調節すれば、幅広いサイズの肩掛け鞄8に適応する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。図17は、第3実施形態に係る鞄の補助袋3の斜視図である。第3実施形態は、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の開口部に吊り下げ部30が更に設けられている。吊り下げ部30は、第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
鞄の補助袋3は袋体なので、上着等の衣類の他に、マフラーなどの小物類も収納できる。また、袋体の持ち手20及び吊り下げ部30を有するので、持ち手を有する鞄でも、肩掛け鞄8でも、多種類の鞄に装着できる。さらに、伸縮部40aを縮めることにより、手提げ袋としても使用できる
第4実施形態
(実施例1)
次に、本発明に係る第4実施形態の実施例1について、図を用いて説明する。図18は、第4実施形態に係る本発明の使用状態を示す斜視図である。第4実施形態では、第1実施形態に係る鞄の補助袋1の開口部に、ベルト片50が更に設けられた点で第1実施形態と異なる。その他の構成及び効果は、第1実施形態と略同様であるので以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
ベルト片50には、連結手段として、使用目的別に2組の雌雄型の釦が設けられている。1組は、鞄の持ち手7にかけた袋体の持ち手20が鞄から外れるのを防ぐためのもので、もう1組は、鞄に装着する袋を使用しないときに、該袋を小さく折り畳んで結束するためのものである
図19は第4実施形態の実施例1に係る鞄の補助袋4aのベルト片50を示す拡大図である。ベルト片50は、防水性の素材からなる筒状の細長い紐で、2組の着脱可能な雌雄型の釦51a、51bを備え、袋体10の開口部の背面側の鞄の持ち手20の両端部の何れかの固着部(点X又は点Y)の際で中央寄りに、ベルト片50の片端を縫合する。2組の雌雄型の釦51a、51bは用途に応じて連結する。
鞄の持ち手7にかけた袋体の持ち手20が鞄から外れないように使用するときは、鞄の補助袋4aの背面側が鞄に接合するように、袋体の持ち手20を鞄の持ち手7にかけ、ベルト片50を背面側の鞄の持ち手7に巻いて、雌雄型の釦51aを連結することにより、鞄の補助袋4aが鞄に固定され、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7から外れるのを防ぐことができる。(図18参照)
お、ベルト片50は1箇所に限らず、袋体の持ち手20の両端部の際に適宜設けることができる。
また、鞄の補助袋4aを使用しないときは、鞄の補助袋4aを折り畳んでベルト片50を巻き付け、雌雄型の釦51bを連結すれば、鞄の補助袋4aが小さくまとまり、鞄に収納しても邪魔にならない。(図20参照)
第4実施形態の実施例1では、ベルト片50を鞄の持ち手7に取り付けるので、袋体の持ち手20が鞄の持ち手7から外れることはない。また、鞄を使用しないときは、鞄の補助袋4aを折り畳み、ベルト片で結束すれば、鞄の補助袋4aが小さくまとまり、携帯に便利である。(図18、図20参照)
(実施例2)
実施例2に係る鞄の補助袋4bでは、袋体10の開口部に、実施例1のベルト片50の代わりに2本の紐52が設けられている。鞄の補助袋1の袋体10の背面側の開口部の中央よりも左右何れかに寄った位置に、2本の紐52の片端を縫合する。(図21参照)
図22に示すように、鞄の持ち手7に袋体の持ち手20をかけ、2本の紐52で鞄の持ち手7を縛れば、袋体10が鞄の持ち手7から外れない。図23に示すように、鞄の補助袋4bを使用しないときは、鞄の補助袋4bを折り畳んで、2本の紐52で結束すれば、小さくまとまり携帯に便利である。
なお、連結手段として、実施例1のルト片50や実施例2の2本の紐52を設けているが、連結できるものであればこれらに限定しない。
(第5実施形態)
(実施例1)
第5実施形態の実施例1は、第2実施形態に係る鞄の補助袋2に、1組の雌雄型の釦51bのみを備えたベルト片50が設けられている。1組の雌雄型の釦51bのみを備えたベルト片50の片端を、袋体10の開口部の正面側又は背面側の中央に取り付ける。鞄の補助袋2を使用しないときには、鞄の補助袋2を折り畳んでベルト片50を巻き付け、雌雄型の釦51bを連結すれば、鞄の補助袋2が小さくまとまり、鞄に収納しても邪魔にならない。
(実施例2)
実施例2は、実施例1のベルト片50に換えて、2本の紐52が設けられている。2本の紐52の片端を、袋体10の開口部の正面側又は背面側の中央に取り付ける。鞄の補助袋2を使用しないときには、鞄の補助袋2を折り畳んで、2本の紐52で結束すれば、小さくまとまり携帯に便利である。
1、2、3、4a、4b:鞄の補助袋
7:鞄の持ち手
8:肩掛け鞄
10:袋体
11:布
11a:布の表面
11b:布の裏面
12:横マチ
20:袋体の持ち手
30:吊り下げ部
31:紐a
32:紐b
33:角カン
34:移動カン
35:雌雄型の釦
36:吊り下げ紐
40a、40b、40c:伸縮部
41a、41b、41c:紐通し穴
42a、42b、42c:紐
43:釦穴
44:釦
45:雌雄型のスナップ
50:ベルト片
51a、51b:雌雄型の釦
52:紐

Claims (5)

  1. 鞄の持ち手に袋体の持ち手をかけて使用する袋体であって、
    前記袋体は、上部に開口部を有し、前記開口部を閉じた状態では、前記開口部の正面側と背面側が重なり合い、
    前記開口部の正面側及び背面側には、それぞれ、袋体の持ち手が設けられ、
    前記袋体の持ち手の両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの前記開口部の間隔と、
    前記袋体の持ち手の両端部の、一方の固着部から他方の固着部までの前記袋体の持ち手の長さとが略同じであることを特徴とする鞄の補助袋。
  2. 肩掛け鞄の肩紐に吊下げて使用する袋体であって、
    前記袋体は、上部に開口部を有し、前記開口部を閉じた状態で、前記開口部の正面側と背面側が重なり合い、
    前記袋体の開口部の正面側及び背面側の両端部には、前記開口部の正面側の両端部と対向する背面側の両端部とを連結する、着脱可能で、かつ、長さ調整が可能な吊り下げ手段が設けられていることを特徴とする鞄の補助袋。
  3. 前記袋体の開口部の正面側及び背面側の両端部に、
    前記開口部の正面側の両端部と対向する背面側の両端部とを連結する、着脱可能で、かつ、長さ調節が可能な吊り下げ手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞄の補助袋。
  4. 前記袋体の開口部に、前記開口部の全部又は一部が伸縮自在になる伸縮手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の鞄の補助袋。
  5. 前記袋体の開口部に、少なくとも1組の着脱可能な連結手段を有する1又は複数のベルト片、あるいは、2本の紐が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の鞄の補助袋。

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