JP3108852U - 携帯用傘収納保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】傘を持参する際、使用者のウエストベルトに保持させておくことにより、一々手で持つ必要がなく、携帯電話等の対応が迅速に行え、また電車やバスに乗った時には傘を保持したまま新聞や本等が読み易くなるようにした携帯用傘収納保持具を提供する。
【解決手段】。折り畳んだ傘2を収納するように形成された細長い傘収納袋3と、傘収納袋3の口部3aの外面側に固着されていて、使用者MのウエストベルトWbに着脱自在に取り付けられるウエストベルト用取付部材4とからなる。
【選択図】図1
【解決手段】。折り畳んだ傘2を収納するように形成された細長い傘収納袋3と、傘収納袋3の口部3aの外面側に固着されていて、使用者MのウエストベルトWbに着脱自在に取り付けられるウエストベルト用取付部材4とからなる。
【選択図】図1
Description
本考案は、携帯用の傘収納保持具に関するものである。
例えば、仕事等で朝方に家を出る際、未だ雨は降っていないが、天気予報では昼頃から雨となるような時には傘を持って行くことがある。そのような時に、手持ちバッグや鞄が必要であれば、一方の手にバッグ等を持ち、他方の手に傘を持つことになるが、そのような状態で携帯電話がかかってきたり、また電話をしようとすれば、バッグ等か傘の何れかを適当な場所に置いて電話をとることになるため、それに手間取って対応が遅くなる、といった不都合がある。また、電車やバスに乗った時に立ったまま傘を持っている状態では新聞や本等を読みたくてもなかなか読み難いことがある。
本考案は、上記のような事情に鑑み、傘を持参する際、使用者のウエストベルトに保持させておくことにより、いちいち手で持つ必要がなく、携帯電話等の対応が迅速に行え、また電車やバスに乗った時には傘を保持したまま新聞や本等が読み易くなるようにした携帯用傘収納保持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る考案の携帯用傘収納保持具は、折り畳んだ傘2を収納するように形成された細長い傘収納袋3と、この傘収納袋3の口部3a外面側に固着されていて、使用者MのウエストベルトWbに着脱自在に取り付けられるウエストベルト用取付部材4とからなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の携帯用傘収納保持具において、前記ウエストベルト用取付部材4に着脱自在に取り付けられるようになっていて、使用者Mが着用するショルダーバッグSやリュックサック等のショルダーベルトSbに着脱自在に取り付けられるショルダーベルト用取付部材5を備えたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の携帯用傘収納保持具において、前記傘収納袋3の上端部位とその下方所要部位とには、この傘収納袋3を小さく丸めて折り畳んだ状態に保持するための、互いに係止可能な係止布11a,11bを取り付けてなることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の携帯用傘収納保持具において、前記ウエストベルト用取付部材4は方形状基材6を二つ折りにして開閉自在としたものからなり、この二つ折り基材6の一方の半片6aの外面を傘収納袋3の口部3a外面側に固着し、両半片6a,6bの夫々内面先端部に互いに係止可能な係止布8a,8bを取り付け、両半片6a,6bを使用者のウエストベルトWbに跨がらせて両係止布8a,8bを互いに係止させることにより取り付けるようにしてなることを特徴とする。
請求項5は、請求項4に記載の携帯用傘収納保持具において、前記ショルダーベルト用取付部材5は帯状基材からなるもので、その一方の側面の一端部と他方の側面の他端部とに互いに係止可能な係止布9a,9bを取り付け、この帯状基材からなる取付部材5をウエストベルト用取付部材4の両半片6a,6b間に挿通させて、その両端部をショルダーベルトSbに抱き合わせて両係止布9a,9bを互いに係止させることにより取り付けるようにしてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る考案のによれば、ウエストベルト用取付部材4を使用者MのウエストベルトWbに取り付けることにより、傘2を傘収納袋3に収納保持させることができるから、傘2を携帯する時には、いちいち傘2を手で持つ必要がなく、而してそのような時に携帯電話がかかってきたり、また電話をしようとする際には携帯電話等の対応を迅速に行うことができる。また傘を携帯して電車やバスに乗った時には、片方の手にバッグ等を持っていても、新聞や本等が読み易くなり、そしてこの傘収納袋3に傘2を収納しておけば、電車等に傘2を置き忘れることがない。
請求項2に係る考案によれば、使用者MがショルダーバッグSやリュックサック等を肩に掛けて歩く場合には、この携帯用傘収納保持具1は、そのショルダーバッグSやリュックサック等のショルダーベルトSbに簡単容易に取り付けて使用することができる。
請求項3に係る考案によれば、傘収納保持具1を使用しない時には、収納袋3をその下端部から上端部側へ螺旋巻きし、小さく丸めて折り畳んだ状態で両係止布11a,11bを互いに係止させることにより、この傘収納袋3を折り畳んだ状態に保持することができるから、この傘収納保持具1の保管に場所を取らず、コンパクトに体裁良く保管することができる。
請求項4に係る考案によれば、ウエストベルト用取付部材4の構造が極めて簡単であるから、製作が容易でコストを安くできる。
請求項5に係る考案によれば、ショルダーベルト用取付部材5の構造が極めて簡単であるから、製作が容易でコストを安くできる。
以下に本考案の好適な実施形態について図面に基づいて説明すると、図1は傘2を使用者MのウエストベルトWbに保持させるようにした携帯用傘収納保持具1を示し、図2は傘2を使用者Mの肩に掛けたショルダーバッグSのショルダーベルトSbに保持させるようにした携帯用傘収納保持具1を示す。また図3の(a) は携帯用傘収納保持具1を示す斜視図、(b) はショルダーベルト用取付部材5を示す斜視図、(c) はショルダーベルト用取付部材5の使用方法を示す平面図である。また図4の(a) 〜(c) は携帯用傘収納保持具1の使用方法を説明する説明図、図5の(a) は携帯用傘収納保持具1の縦断面図、(b) は折り畳んだ状態での傘収納保持具1の側面図である。
この携帯用傘収納保持具1は、折り畳んだ傘2を収納するように形成された細長い傘収納袋3と、この傘収納袋3の口部3aの外面側に固着されていて、使用者MのウエストベルトWbに着脱自在に取り付けられるウエストベルト用取付部材4と、このウエストベルト用取付部材4に着脱自在に取り付けられるようになっていて、使用者が着用するショルダーバッグSのショルダーベルトSbに着脱自在に取り付けられるショルダーベルト用取付部材5と、から構成される。
上記傘収納保持具1の構造について更に詳しく説明すれば、傘収納袋3は、例えば合成繊維の織物生地やナイロンシート等からなる丈夫で可撓性を有する材料によって、折り畳んだ傘2を図1,図2に示すような状態に収納できる細長の袋状体に形成されたもので、下端部(先端部)3bは閉塞され、上端部の口部3aは、例えばキャンバス等からなる厚手の可撓性材料で形成された円環状の口部補強材10に被嵌させた状態で当該口部補強材10に一体的に取り付けられている(図5の(a) 参照)。この口部補強材10は傘2が入り易いように傘収納袋3の口部3aを広げる機能も有する。
ウエストベルト用取付部材4は、例えば合成皮革やキャンバス等からなる方形状の基材6を二つ折りにして、その二つの半片6a,6bを開閉自在としてなるもので、この二つ折り基材6の一方の半片6aの外面を、図3の(a) 及び図5の(a) に示すように傘収納袋3の口部3a外面側に当接させた状態で連結具7により口部補強材5に一体的に連結して固着している。この場合、連結具7に代えて、糸等で縫い付けるようにしてもよい。
そして、このウエストベルト用取付部材4には、図4の(a) 及び図5の(a) ,(b) から分かるように、両半片6a,6bの夫々内面先端部に互いに係止可能な係止布8a,8bが取り付けられていて、両半片6a,6bを使用者MのウエストベルトWbに跨がらせるようにした状態で両係止布8a,8bを互いに係止させることにより、このウエストベルト用取付部材4をウエストベルトWbに取り付けるようになっている。この係止布8a,8bとしては、マジックテープ(登録商標名)を使用する。
また、ショルダーベルト用取付部材5は、例えば合成皮革やキャンバス(麻布)等からなる帯状基材からなるもので、図3の(b) ,(c) 及び図4の(b) ,(c) に示すように、この帯状基材からなる取付部材5の一方の側面の一端部と他方の側面の他端部とに互いに係止可能な係止布9a,9bが取り付けられていて、この取付部材5をウエストベルト用取付部材4の両半片6a,6b間に挿通させ、この取付部材5の両端部を使用者が着用するショルダーバッグSのショルダーベルトSbに抱き合わせて、両係止布9a,9bを互いに係止させることにより、ショルダーベルト用取付部材5をショルダーベルトSbに取り付けるようになっている。尚、この係止布9a,9bとしても、マジックテープ(登録商標名)を使用する。
また、この携帯用傘収納保持具1は、図5の(a) ,(b) から分かるように、傘収納袋3の上端部位、例えば口部3aの下端近傍と、その下方所要部位とには、この傘収納袋3を小さく丸めて折り畳んだ状態に保持するための、互いに係止可能な係止布11a,11bが取り付けられている。従って、傘収納保持具1を使用しない時には、図5の(b) に示すように、傘収納袋3をその下端部から上端部側へ螺旋巻きしながら小さく丸めて折り畳んだ状態で両係止布11a,11bを互いに係止させることにより、この傘収納袋3を折り畳んだ状態に保持することができる。
上記のように構成される携帯用傘収納保持具1は、通常は、図1に示すように使用者Mが装着しているウエストベルトWbに取り付けて使用する。この場合は、ウエストベルト用取付部材4を形成している二つ折り基材6の両半片6a,6bを開いた状態で、図5の(a) に示すように使用者MのウエストベルトWbに跨がらせるようにした後、係止布8a,8bを互いに係止させることにより、このウエストベルト用取付部材4をウエストベルトWbに簡単容易に取り付けることができる。そして、折り畳んだ傘2を傘収納袋3内にその口部3aより挿入すればよい。この場合、ショルダーベルト用取付部材5は使用しないため、ウエストベルト用取付部材4から外しておく。
このようにウエストベルト用取付部材4を使用者MのウエストベルトWbに取り付けることによって、傘2を傘収納袋3に収納保持させることができるから、傘2を携帯する時には、いちいち傘2を手で持つ必要がなく、携帯電話等の対応を迅速に行うことができ、また傘2を携帯して電車やバスに乗った時に、片方の手にバッグ等を持っていても、新聞や本等が読み易くなる。
また、使用者MがショルダーバッグSやリュックサック等を肩に掛けて歩く場合には、携帯用傘収納保持具1は、そのショルダーバッグSやリュックサック等のショルダーベルトSbに取り付けて使用することができる。即ち、この場合は、ウエストベルト用取付部材4を形成する二つ折り基材6の両半片6a,6bを開いて、図4の(b) ,(c) に示すように、帯状基材からなる取付部材5を、ウエストベルト用取付部材4の両半片6a,6b間に挿通して、この取付部材5の両端部を、使用者が着用しているショルダーバッグS等のショルダーベルトSbに抱き合わせて、両係止布9a,9bを互いに係止させることにより、ショルダーベルト用取付部材5をショルダーベルトSbに簡単容易に取り付けることができる。こうして取り付けた傘収納保持具1の傘収納袋3に折り畳んだ傘2をその口部3aより挿入すればよい。
また、傘収納保持具1を使用しない時は、収納袋3をその下端部から上端部側へ螺旋巻きし、小さく丸めて折り畳んだ状態で両係止布11a,11bを互いに係止させることにより、この傘収納袋3を折り畳んだ状態に保持することができるから、この傘収納保持具1の保管に場所を取らず、コンパクトに体裁良く何処にでも保管することができる。
以上の実施形態では、ウエストベルト用取付部材4を、方形状基材を二つ折りにして開閉自在なものとし、この二つ折り基材の一方の半片の外面を傘収納袋の口部外面に固着し、両半片の夫々内面先端部に互いに係止可能な係止布を取り付け、両半片を使用者の腰ベルトに跨がらせて両係止布を互いに係止させるようにして取り付ける構造としているが、ウエストベルト用取付部材4の取付構造は、この実施形態の構造に限るものではなく、他の任意の取付構造にすることができる。但し、この実施形態の取付構造にすれば、構造が極めて簡単であるから、製作が容易でコストを安くできる。
またショルダーベルト用取付部材5も実施形態の構造に限らず、他の適当な取付構造にすることができるが、この実施形態の取付構造にすれば、構造が極めて簡単であるから、製作が容易でコストを一層安くすることができる。
1 携帯用傘収納保持具
2 傘
3 傘収納袋
3a 傘収納袋の口部
Wb ウエストベルト
Sb ショルダーベルト
4 ウエストベルト用取付部材
5 ショルダーベルト用取付部材
8a,8b 係止布
9a,9b 係止布
11a,11b 係止布
2 傘
3 傘収納袋
3a 傘収納袋の口部
Wb ウエストベルト
Sb ショルダーベルト
4 ウエストベルト用取付部材
5 ショルダーベルト用取付部材
8a,8b 係止布
9a,9b 係止布
11a,11b 係止布
Claims (5)
- 折り畳んだ傘を収納するように形成された細長い傘収納袋と、この傘収納袋の口部外面側に固着されていて、使用者のウエストベルトに着脱自在に取り付けられるウエストベルト用取付部材とからなる携帯用傘収納保持具。
- 前記ウエストベルト用取付部材に着脱自在に取り付けられるようになっていて、使用者が着用するショルダーバッグやリュックサック等のショルダーベルトに着脱自在に取り付けられるショルダーベルト用取付部材を備えた請求項1に記載の携帯用傘収納保持具。
- 前記傘収納袋の上端部位とその下方所要部位とには、この傘収納袋を小さく丸めて折り畳んだ状態に保持するための、互いに係止可能な係止布を取り付けてなる請求項1又は2に記載の携帯用傘収納保持具。
- 前記ウエストベルト用取付部材は方形状基材を二つ折りにして開閉自在としたものからなり、この二つ折り基材の一方の半片の外面を傘収納袋の口部外面側に固着し、両半片の夫々内面先端部に互いに係止可能な係止布を取り付け、両半片を使用者のウエストベルトに跨がらせて両係止布を互いに係止させることにより取り付けるようにしてなる請求項1〜3の何れかに記載の携帯用傘収納保持具。
- 前記ショルダーベルト用取付部材は帯状基材からなるもので、その一方の側面の一端部と他方の側面の他端部とに互いに係止可能な係止布を取り付け、この帯状基材からなる取付部材をウエストベルト用取付部材の両半片間に挿通させて、その両端部をショルダーベルトに抱き合わせて両係止布を互いに係止させることにより取り付けるようにしてなる請求項4に記載の携帯用傘収納保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004006745U JP3108852U (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 携帯用傘収納保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004006745U JP3108852U (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 携帯用傘収納保持具 |
Publications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010051716A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Sano Tomoya | 傘収容ケース |
JP6111465B1 (ja) * | 2016-08-04 | 2017-04-12 | 株式会社若林化成 | 鞄取付式傘ホルダー |
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2004
- 2004-11-17 JP JP2004006745U patent/JP3108852U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6111465B1 (ja) * | 2016-08-04 | 2017-04-12 | 株式会社若林化成 | 鞄取付式傘ホルダー |
JP2018019965A (ja) * | 2016-08-04 | 2018-02-08 | 株式会社若林化成 | 鞄取付式傘ホルダー |
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