JP3129949U - 結ばずに使用できる風呂敷 - Google Patents

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細川  豊
純子 久保
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大興産業株式会社
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Abstract

【課題】隅部を結ばずに使用できる風呂敷であって、運搬が容易であり、しかも場合により、1枚で異なるデザインを楽しめる風呂敷を提供する。
【解決手段】略正方形形状の風呂敷本体1の四隅部に、対角線上にスリット2−1、2−2を設けて成り、4本のスリットの内の、少なくとも一方の対角線上に位置する2本のスリット2−1の長さが、7cm以上で当該対角線の長さの30%以下である。
【選択図】図1

Description

本考案は、隅部を結ばずに使用できる風呂敷であって、場合により、1枚で異なるデザインを楽しめるものに関する。
省資源化が世界規模で叫ばれる今日、包装手段として風呂敷が見直されている。しかし、従来の風呂敷は、隅部を結ばなければ被包装物を包装できず、また、持ち運びが不便な欠点がある。そこで、特許文献1に記載の風呂敷バッグのような、風呂敷本体に持ち手部分を設けて、運搬上の欠点を解決した新しいタイプの包装手段がいくつか開発されている。
実用新案登録第3125318号公報
しかし、風呂敷を利用した多くの公知包装手段では、隅部を結ぶ煩雑さの問題は未解決である。
そこで本考案は、隅部を結ばなくても短時間で被包装物を包装でき、持ち運びも容易な風呂敷であって、場合により、1枚でも、TPOやその日の気分に合わせたデザインを表出できる風呂敷を提供することを課題とする。
本考案の風呂敷は、略正方形形状の風呂敷本体の四隅部に、対角線上にスリットを設けて成り、この4本のスリットの内の、少なくとも一方の対角線上に位置する2本のスリットの長さが、7cm以上で当該対角線の長さの30%以下(以下、特定の長さと称する)であることを特徴とする。
本考案の風呂敷は、かかる構成により、四隅を結ぶ従来の態様で使用できるのみならず、風呂敷本体の中央部に被包装物を置いて、この被包装物を包むように前記四隅部を一カ所に寄せ集め、前記特定の長さのスリットを含む双方の隅部を、残りの隅部の各スリットに挿通することにより、前記特定の長さのスリットを含む当該隅部を提げ部として提げ袋様に使用できる。
前記風呂敷本体は、好ましくは、綿、絹、等の天然繊維またはポリエステル、ナイロン等の合成繊維から成る布で構成され、リバーシブル使用可能に、即ち、その表面および裏面のいずれも外側に向けて使用できるように形成される。かかる風呂敷本体は、例えば、布の表面および裏面を色および柄を違えて染め上げる、色ないし柄の異なる同形の二枚の布を表裏に配する、二重織りにより表面と裏面に別々の織組織を形成する等により作成できる。また、かかる風呂敷本体は、例えば一辺が40〜120cmの略正方形形状のものが使用上便利である。
前記スリットは、前記風呂敷本体の四隅部に形成される切込であり、前記特定の長さで形成された2つのスリットに指・腕等を挿通でき、当該スリットの外側部分を掛部ないし把持部等の提げ部とし得るものである。前記風呂敷本体の各角部から前記スリットまでの間隔は短い程、風呂敷本体の収容量が大きくなり、好ましいが、スリット外側部分の耐裂性の確保をも考慮して、前記スリットと、前記風呂敷本体の、当該スリットの外側に位置する角部の最短距離が、前記風呂敷本体の、当該スリットを通る対角線の長さの2〜10%になるように、前記スリットを設けることが好ましく、こうすることで、前記提げ袋形状を形成しやすくなる効果も得られる。
前記スリットは、その全てを前記特定の長さで、各隅部で同様の位置に形成することにより、いずれの対角線方向に対向する隅部の対も前記提げ部になり得、急を要する場合等に、特に便利である。また、前記スリットの全てを、前記風呂敷本体の対角線に沿って伸長する直線状の切込とし、その長さを12cm以上、当該対角線の長さの30%以下とすることにより、前記提げ袋形状をより形成し易くなる他、被包装物が長い物品である場合にも、当該物品の先端部をスリットから出して、すっきりと収容できる効果が得られ、利便性が高まる。前記スリットの周囲は、例えば糸や布の他、合成樹脂(特に発泡樹脂)等の縁取手段により縁取処理して、補強されることが好ましい。
本考案の風呂敷は、隅部を結ばずに簡便に被包装物を包装できる他、結ばなくてもよい分、風呂敷本体の収容量が大きい。本考案の風呂敷は、提げ袋のように容易に持ち運びできる。
以下の実施例により、本考案の風呂敷を具体的に説明する。以下の実施例は例示であり、本考案の範囲を限定するものではない。
[実施例1]
図1に示す本考案の風呂敷は、一辺が約70cmの略正方形形状の布(ポリエステル製)を風呂敷本体1とし、その四隅部に、対角線上に、当該対角線に沿って伸長する各々長さ20.5cmのスリット(2−1、2−2)を設けて成り、スリット(2−1、2−2)の周囲は糸3(ポリエステル製)で縁取縫製して補強し、スリットの周囲のほつれや切裂を防止してある。布は、一方の面(図1A)を、紅色の背景に白点を全体的に施した柄で、他方の面(図1B)を、鶯色の背景に麻の葉模様を施した柄で染め上げて成る。各スリットと、当該スリットの外側に位置する風呂敷本体1の角部の最短距離Lは5.5cmである。
次に、この風呂敷の使用方法の一つを説明する。風呂敷本体1を、内側に隠す面を上にして、中央部に被包装物を置き、この被包装物を包むように4つの隅部を一カ所に寄せ集め、一方の対角線上に位置するスリット(2−1)を含む双方の隅部を、残りの隅部のスリット(2−2)に挿通する。図2に、風呂敷本体1のこの方法での使用態様を示す。
例えば被包装物が小さい場合は、スリット(2−1)をスリット(2−2)の上方に長く延出させて、スリット(2−1)に腕や肩を通して、スリット(2−1)の外側部分を提げ部として腕や肩に提げ掛けることができる。また、例えば被包装物に厚みがある場合は、スリット(2−1)に指を通してスリット(2−1)の外側部分を提げ部(把持部)として把持して、当該風呂敷を持ち運びできる。さらに、被包装物が長い物品である場合には、スリット(2−2)から当該物品の先端を出す等して、すっきりと当該物品を風呂敷本体1に収容できる。
[実施例2]
図3に示す本考案の風呂敷は、一辺が約50cmの略正方形形状の布(ポリエステル製)を風呂敷本体1'とし、第一の対角線(T1)方向に対向する2つの隅部に、第一の対角線(T1)上に、各々長さ17cmのスリット(2'−1)を設け、残りの隅部に、第二の対角線(T2)に実質的に直交する長さ7cmのスリット(2'−2)を設けて成る。スリット(2'−1)と、その外側の風呂敷本体の角部の最短距離L'は3.5cmであり、スリット(2'−2)と、その外側の風呂敷本体の角部の最短距離L"は5cmである。各スリットの周囲3'は、発泡樹脂を縁取手段としてこれを溶接することにより補強してある。布は、一方の面が麻の葉模様で、他方の面がローズ色の無地の綾織二重織で構成されている。
この風呂敷は、被包装物を包むように4つの隅部を一カ所に寄せ集め、第一の対角線(T1)方向に対向する双方の隅部を、残りの隅部の各スリット(2'−2)に挿通することにより、前者の双方の隅部を提げ部として使用できる。
前記いずれの風呂敷も、広く風呂敷本体の中央部を、被包装物を包囲するのに使用でき、同じサイズの従来の風呂敷よりも大きな被包装物を収容できる。前記いずれの風呂敷も、非使用時には折り畳んで携帯でき、使用に際しては非常に短時間で、提げ袋様に被包装物を包装できる。
図1は、本考案の風呂敷の一例を示す図で、Aは当該風呂敷の一方の面を、Bは他方の面を示す。 図2は、図1に示す風呂敷の一使用状態を示す斜視図である。 図3は、本考案の風呂敷の他の例を示す図である。
符号の説明
1、1' 風呂敷本体
2−1、2−2、2'−1、2'−2 スリット
3、3' スリットの周囲
L、L' スリットと、その外側の角部の最短距離
T1 第一の対角線
T2 第二の対角線

Claims (5)

  1. 略正方形形状の風呂敷本体の四隅部に、対角線上にスリットを設けて成り、
    前記4本のスリットの内の、少なくとも一方の対角線上に位置する2本のスリットの長さが7cm以上で当該対角線の長さの30%以下であることを特徴とする風呂敷。
  2. 前記スリットと、前記風呂敷本体の、当該スリットの外側に位置する角部との最短距離が、前記風呂敷本体の、当該スリットを通る前記対角線の長さの2〜10%であることを特徴とする請求項1に記載の風呂敷。
  3. 前記4本のスリットが、各々、前記対角線に沿って伸長する直線状の切込であり、かつ、その長さが12cm以上で当該対角線の長さの30%以下であることを特徴とする請求項2に記載の風呂敷。
  4. 前記スリットの周囲が縁取手段により補強されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の風呂敷。
  5. 前記風呂敷本体が、リバーシブル使用可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の風呂敷。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098267A1 (ja) * 2014-12-19 2016-06-23 丸和繊維工業株式会社 被服を風呂敷に収納するための包み込み方法及び被服包み込み体

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