JPH0810558Y2 - 包装用装飾具 - Google Patents

包装用装飾具

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JPH0810558Y2
JPH0810558Y2 JP11792990U JP11792990U JPH0810558Y2 JP H0810558 Y2 JPH0810558 Y2 JP H0810558Y2 JP 11792990 U JP11792990 U JP 11792990U JP 11792990 U JP11792990 U JP 11792990U JP H0810558 Y2 JPH0810558 Y2 JP H0810558Y2
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ribbon
accessory
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accessory body
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JP11792990U
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育子 松江
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THE PACK CO., LTD.
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THE PACK CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は包装用装飾具、さらに詳しく言えば、包装
物に掛け回されたリボン、輪ゴム等の紐状部材に係止し
て包装物を装飾するために用いられる包装用装飾具に関
する。
従来の技術 従来、誕生日やクリスマス等においてプレゼントの品
物を包装紙で包装した後、更にリボンを掛けて包装物を
装飾することが一般に広く行われている。
このリボン掛けによる装飾は、リボンに赤等の鮮やか
な色彩を用いたり、結び目に工夫を凝らしたりして、装
飾効果をより一層高めうるようになされている。
しかしながら、凝った結び方や結び目を手際良く見栄
えのあるものとするためにはいさゝか熟練を必要とし、
リボン掛けに不慣れな者が結んだリボンの結び目は見劣
りがする。従って、不本意に結び目がほどけたりする
と、素人がこれを元通りの結び目に結び直すことが困難
なことがある。
また、リボンは一般的にソフトな感触の柔らかい生地
からなるものであるから、結び目の上に物が乗せられた
り、リボン掛けされた包装物が鞄や袋に収納されて、結
び目が上から強く押圧され続けると平たくなって形崩れ
したり、立体感が損われたりすることがある。従って、
リボン掛けの需要の多いクリスマスやバレンタインデー
の時期に、需要を見込んで予め多数の包装物にリボン掛
けを行っておいても、これらを積み重ねて保管しておく
こともできない。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、包装物にリボン掛けを行う際に、リボンの結び目を
不要とし、誰もが簡単にかつ迅速にリボン掛けを行うこ
とができると共に、型崩れを起こして、立体感が損われ
る虞も少なく、包装物に包装用装飾具をリボンと一緒に
セットした状態で多数個を積み重ねておいて、必要に応
じて即座に組み立て、装飾状態を実現できる包装用装飾
具を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 而して、この考案は上記目的を達成するために、包装
用装飾具を紙、合成樹脂シート等の腰のあるシート材料
から形成して、簡単な操作で組み立てることができると
共に、リボン等の紐状部材に係止させることができるも
のとしている。
即ち、この考案は、紙、合成樹脂シート等の腰のある
シート材料からなり、装飾具本体の略中央部に舌状片が
切り起こし形成され、この舌状片の基端部の左右両側に
リボン等の紐状部材が挿通される左右一対の切欠部が設
けられる一方、装飾具本体の前記舌状片の遊端部側の端
部が切目によって左右に分離されるとゝもに、 この切目の左右に位置する装飾具本体の外側辺に左右
一対の係合用切欠部が形成され、前記分離された端部の
交差状態において前記係合用切欠部どうしが互いに係合
されることにより装飾具本体が凹面を呈した皿状に組立
てられるものとなされてなることを特徴とする包装用装
飾具を要旨とするものである。
実施例 以下、この考案を図面に示す実施例に基いて説明す
る。
この考案に係る包装用装飾具は、紙又は合成樹脂シー
ト等の腰のあるシート材料から作製され、第3図に展開
状態で示すように、組み立て時に凹面を呈した皿状とな
るような適当な形状に裁断された装飾具本体(1)の略
中央部に切目(3)が刻設されて、舌状片(2)が切り
起こし形成されるものとなされている。
(4)は、この舌状片(2)の基端部の左右両側に設
けられた左右一対の長円形の切欠部で、紐状部材として
のリボン(R)が挿通されうる大きさに形成されると共
に、舌状片(2)を切起こすことにより得られる透孔
(3a)に連通するものとなされている。
装飾具本体(1)の前記舌状片(2)の遊端部側の端
部は、切目(5)によって左右に分離されると共に、こ
の切目(5)の左右に位置する装飾具本体(1)の外側
辺に左右一対の係合用切欠部(6)(6)が形成され、
切目(5)を挾んだ分離端部(1a)(1a)の交差状態に
おいて、これら係合用切欠部(6)(6)どうしが互い
に係合されることにより、装飾具本体(1)が凹面を呈
した皿状に組み立てられうるものとなされている。
(7)は前記分離端部(1a)(1a)の外方に延設され
た左右一対の短冊状の延長片で、先端がV字状に切り欠
かれている。この延長片(7)(7)は必ずしも必要と
するものではないが、この延長片(7)(7)を交差さ
せることにより前記分離端部(1a)(1a)の交差が行い
易くなるので、設けられている方が望ましい。
その他、図中(A)は包装物で、個装用紙箱(B)の
中にプレゼントの品物(C)が収納され、個装用紙箱
(B)が包装紙(P)で包装されている。
上記構成を有する包装用装飾具は、使用に供するまで
は、第3図に示すように展開状態のまゝ保管される。
使用に際しては、予め包装物(A)に従来と同様にリ
ボン(R)を十字状に掛けておき、従来では結び目を作
るべきリボンの端部寄りの中間部どうしを数cmほど重ね
合わせて2枚重ねの状態とし、展開状態の装飾具本体の
舌状片(2)を第4図に示すように下方に押し下げて、
舌状片(2)の基端部に前記2枚重ね状態のリボン
(R)の中間部を重ね合わせる。次に舌状片(2)を透
孔(3a)から上方に突出させつゝリボン(R)を切欠部
(4)(4)に挿通させた後、左右の延長片(7)
(7)を交差させると共に両延長片(7)(7)の係合
用切欠部(6)(6)どうしを互いに係合させることに
より装飾具本体(1)を凹面を呈した皿状に組立てる。
そして、最後にリボン(R)の両端部を互いに反対方向
に引張ることにより、第1図に示すような包装物(A)
を装飾した状態が得られる。この状態において、リボン
(R)が切欠部(4)(4)の内縁に当接して、装飾具
本体(1)がリボン(R)に係止されている。
もっとも、この係止状態において、リボン(R)と舌
状片(2)とは第2図に示すように単に重なり合ってい
るだけであるので、リボン(R)の一部が不本意に引っ
張られるとリボン(R)が緩む虞れもあるが、そのよう
にリボン(R)が緩んで包装物(A)にルーズに掛って
いるようになった場合には、前記のようにリボン(R)
の両端部を互いに反対方向に引っ張れば、第1図に示す
ような装飾状態に誰もが簡単に復元することができる。
また、上述のような簡単な操作で組立てられ、装飾状
態を実現できるものであるから、包装物(A)にリボン
(R)をセットしてリボン(R)を舌状片(2)に重ね
合わせた後、舌状片(2)を透孔(3a)から突出させな
いで装飾具本体(1)を組立てる前の偏平な状態のまゝ
保管し、購買者に渡す直前に組立てゝ装飾状態を実現す
るようにしたり、その偏平状態のまゝ購買者に渡し、購
買者自身に組立てゝもらうようにすることもある。とく
に、リボン掛けの需要の多いクリスマスやバレンタイン
デーの時には上記偏平状態のまゝ多数個を積み重ねて保
管することになる。
なお、前記のようなリボン(R)の緩みを防止するた
めに、紐状部材挿通用の切欠部(4)(4)あるいは舌
状片(2)の基端部外側辺に鋸歯状の突部が設けられる
こともある。
また、上記実施例においては紐状部材としてリボンが
用いられているが、紐状部材挿通用切欠部(4)(4)
をそれなりに対応する大きさとして、輪ゴム、いわゆる
延伸テープ、あるいは紐そのものを用いても良い。更
に、装飾具本体(1)の形状も実施例においては花型に
形成されているが、凹面を呈した皿状に組立てることが
できるものであれば、その形状は任意であり、例えば、
星型、ハート型、蝶型等の形状を採用しても良い。この
ような装飾具本体(1)の形状の変化に対応して、前記
係合用切欠部(6)の態様も変化するが、この係合用切
欠部(6)は実質的に装飾具本体(1)の外側辺に形成
されて分離端部(1a)(1a)の交差状態において互いに
係合することにより、装飾具本体を(1)を凹面を呈し
た皿状に組み立てられるものであれば実施例に示した態
様のものに限定されることはない。
考案の効果 この考案に係る包装用装飾具は、上記構成を有するも
のであるから、特別なあるいは熟練した技術を要するこ
となく簡単な操作で立体的に組み立てることができる。
従って、使用に供するまでは、展開状態のまま保管して
おけばその保管スペースも最小限にすることができる
し、とくにリボン掛の需要の多いクリスマスやバレンタ
インデー等の時期には、包装物に掛け回したリボンにこ
の包装用装飾具を偏平状態のまま係止させたものを予め
多数個用意して、これらを積重ね状態にして保管してお
き、必要に応じて該包装物を取り出して、包装用装飾具
を組み立て、所期する装飾状態を実現するものとすれ
ば、結び目を必要とした従来のリボン掛けに代えて、遥
かに合理的に行えるリボン掛けを実現しうる。
また、この考案に係る包装用装飾具は、全体が紙、合
成樹脂シート等の腰のあるシート材料からなるものであ
るから、このような形態の装飾具を成形品とする場合に
較べて遥かに安価に製作しうることはもとより、適度の
反発弾性力を備えているので、組み立て装飾状態のまま
鞄や袋等に収納した場合にも従来のリボンの結び目のよ
うに簡単に型崩れをおこす虞れがない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は、この
考案に係る包装用装飾具の使用状態を示す斜視図、第2
図は第1図II-II線断面図、第3図は包装用装飾具の展
開状態を示す平面図、第4図は同組み立て途上の斜視図
である。 (1)……包装用装飾具本体、(1a)……分離端部、
(2)……舌状片、(4)……紐状部材挿通用切欠部、
(5)……切目、(7)……延長片、(6)……係合用
切欠部、(R)……紐状部材(リボン)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙、合成樹脂シート等の腰のあるシート材
    料からなり、装飾具本体の略中央部に舌状片が切り起こ
    し形成され、この舌状片の基端部の左右両側にリボン等
    の紐状部材が挿通される左右一対の切欠部が設けられる
    一方、装飾具本体の前記舌状片の遊端部側の端部が切目
    によって左右に分離されるとゝもに、 この切目の左右に位置する装飾具本体の外側辺に左右一
    対の係合用切欠部が形成され、前記分離された端部の交
    差状態において前記係合用切欠部どうしが互いに係合さ
    れることにより装飾具本体が凹面を呈した皿状に組立て
    られるものとなされてなることを特徴とする包装用装飾
    具。
JP11792990U 1990-11-08 1990-11-08 包装用装飾具 Expired - Lifetime JPH0810558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11792990U JPH0810558Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 包装用装飾具

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JP11792990U JPH0810558Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 包装用装飾具

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JPH0474617U JPH0474617U (ja) 1992-06-30
JPH0810558Y2 true JPH0810558Y2 (ja) 1996-03-29

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JP11792990U Expired - Lifetime JPH0810558Y2 (ja) 1990-11-08 1990-11-08 包装用装飾具

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