JP3223442U - 布帛商品吊り下げ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】布帛商品の陳列時に用いる吊り下げ具を提供する。【解決手段】一枚の紙で構成される布帛商品吊り下げ具であり、本体と本体下部の両側に設けた一対の帯部6、6’とからなる。本体の上部を下部に向かって折り、さらに帯部をそれぞれ折ると、本体と折った帯部とで、商品を係止するためのループとなり、このループ部分に商品を入れ込む。また、陳列棒に通すため、本体の折り重なった部分を連通するように二つの穴12を設けてある。【選択図】図1
Description
この考案は、布帛商品の陳列時に用いる吊り下げ具に関する。
ハンカチ、コップ袋からネクタイに至るまで、布帛商品の陳列は、いわゆるフック陳列やハンガー陳列によることが多い。フック陳列では、例えばナイロン製のタグピンで商品とタグとを固定させ、これにポリ塩化ビニル製ハンガーフックを取り付けたりする。またタグには、ポリプロピレン製タグを用いることが多く行われている。ハンカチなどの薄手の商品の場合は、商品をポリエチレンやナイロンの袋に入れ、袋上部に穴を設けて陳列棒に吊り下げて陳列することもある。また、ネクタイなどは、プラスチックのハンガーを用いたハンガー陳列されることも多い。
このように、布帛商品の吊り下げ具にナイロンやプラスチック、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂を使用することは、地球環境保全の観点から問題である。最近ではごみの分別の意識が高まっているとは言え、紙類とこれらいわゆるプラごみとを分別することは手間であり、分別されずに廃棄されることも多い。
また、タグピンを用いて商品を固定したりタグを取り付けることは、商品に傷をつけるだけではなく、これらの取り付けにも手間がかかる。
この考案の課題は、焼却可能な紙を用い、布帛商品を傷めることなく確実に把持できる、陳列用の吊り下げ具を提供することにある。
また、タグピンを用いて商品を固定したりタグを取り付けることは、商品に傷をつけるだけではなく、これらの取り付けにも手間がかかる。
この考案の課題は、焼却可能な紙を用い、布帛商品を傷めることなく確実に把持できる、陳列用の吊り下げ具を提供することにある。
この考案の布帛商品吊り下げ具は、本体と、本体の互いに向かい合う位置から両側に延びる一対の帯部とからなり、帯部の反対側から帯部方向に本体を折るようになっていると共に、一対の帯部を本体の側部に沿って折ると、本体と一対の帯部とで、商品を係止するためのループを作るように構成され、本体の折り重なった部分を連通する二つの穴が設けられ、かつ本体と帯部とが一枚の紙からなっている。
好ましくは、帯部が、本体の下端から延びると共に、穴は本体の折り重なり部の上部に設けてあり、本体と帯部とを折ると、全体として長方形になる。
布帛商品を、吊り下げ具本体と本体両側から延びる一対の帯部とからなるループに挟み込み、商品を把持して吊り下げ可能にする。商品の挟み込みは、まず本体の上部を下部方向へ折った後に商品を本体に載置し、左右の帯部を折り込んでループを作るようにする。本体部分を折った後に商品を取り付けることで、本体部分に強度を持たせると共に、
陳列用の穴は本体を折り重ねた部分に設けてあるので、陳列棒への吊り下げ時に本体が破れたりする恐れがない。
なお、この考案では、布帛商品には靴下なども含む。
陳列用の穴は本体を折り重ねた部分に設けてあるので、陳列棒への吊り下げ時に本体が破れたりする恐れがない。
なお、この考案では、布帛商品には靴下なども含む。
また、この考案の布帛商品吊り下げ具は、本体と本体の互いに向かい合う位置から両側に延びる一対の帯部とからなり、この一対の帯部を本体の側部に沿って折ると、本体と一対の帯部とで、商品を係止するためのループを作るように構成され、帯部の反対側から帯部方向に本体を折ると、この折った部分がループ状になった帯部を覆うと共に、本体の折り重なり部を連通する二つの穴が設けられた、一枚の紙からなるように構成されている。
この場合は、本体に商品を載置したのちに左右の帯部を折り込んで、本体と帯部とでループを作る、あるいは、あらかじめ作ったループに商品を入れ込む。そしてその後に本体の上部を下部方向へ折って、帯部を覆うようにする。商品を挟み込んだ帯部分に重ねるように本体の上部を折る場合は、帯部を見えなくすることができるので、すっきりと見た目が美しい陳列をすることができる。
この考案によると、商品はループ部分でしっかりと把持されるので、抜け落ちなどの心配が無い。この考案の吊り下げ具は、商品への取り付けが簡単で、しかもタグピンなどを用いないので、商品を傷つけることがない。
さらに本体には、本体の折り重なり部を連通する二つの穴を設けるので、本体を折った状態で陳列棒に通すことができる。
好ましくは、左右の帯部を折って帯部の互いの先端が重なるようにするので、この重なり部分をテープ止めや糊で固着する。
さらに好ましくは、帯部の上辺を波型にする。商品を係止する上側を波型とすれば、商品をさらにしっかりと把持できる。波型は例えば2、3個以上、あるいは連続するように設ける。
以下に、本願考案の最適実施例を示す。本願考案の実施に際しては、当業者の常識及び先行技術の開示に従い、実施例を適宜に変更できる。
図1〜5を用い、実施例の商品吊り下げ具を説明する。実施例の商品吊り下げ具2の折りたたみ前の状態を、図1に示す。図において、本体4は適度の強度、厚みを持つ紙でできており、本体4の下端には両側に帯部6,6’を設ける。帯部6と6’との横方向長さの合計(w1+w2)が本体4の幅Wよりも長くなるようにし、帯部6,6’の先端が重なるようにする。また縦方向長さL’は、実施例では本体4の縦方向長さLの1/4としたが、これに限るものではもちろんなく、布帛商品のサイズや厚みなどに応じて適宜変更する。
図に示すように、本体4の折線10に沿って本体4を二つ折りにし、本体4の側部に沿った折線8,8’で帯部6,6’を折って商品吊り下げ具2を組み立てる。実施例では、折線10の位置は、本体4を二つ折りにしたときに本体4の上辺20と下辺22とが重なるようにした(図3参照)。
12は、本体4を二つ折りにしたときの貫通穴である。この穴12に、図示しない陳列棒を通して商品を陳列する。穴は、本体4の中央部分で、帯部6,6’と干渉しない位置に設け、折線10からの距離は、商品の重み等で穴が多少広がっっても破れてしまうことがない程度とする。
なお、実施例では、帯部6,6’にそれぞれ切込み14,14’を設け、帯部6,6’の先端を重ね止めできるようにしたが、切込み14,14’を設けずに帯部6,6’の先端を互いにテープ止めや糊付けしても、もちろん良い。
なお、実施例では、帯部6,6’にそれぞれ切込み14,14’を設け、帯部6,6’の先端を重ね止めできるようにしたが、切込み14,14’を設けずに帯部6,6’の先端を互いにテープ止めや糊付けしても、もちろん良い。
図2を用い、縦方向二つ折りなどしたハンカチをセットする場合について説明する。なお、図2では説明の便宜上あらかじめ帯部6,6’を折った状態を示すが、通常はハンカチを本体4上に載置した後に帯部6,6’を折り込む方が商品のセットが容易である。この時、あらかじめ本体4の上部を手前帯側へ折っておき、それから載置したハンカチ16上に帯部6,6’を折ってループを作るようにする。あるいは本体4上に載置したハンカチ16上に帯部6,6’を折ってループを作った後に本体4の上部を帯部6,6’を覆うように折るようにしてもよい。この時、ハンカチ16の長さの中央線18辺りを帯部6,6’の上辺に架けるように位置決めすると、ハンカチ16を安定して把持できる。
図3は、本体4の上部を下辺方向へと折った後に、中央線18で二つ折りしたハンカチ16を帯部6,6’で固定した状態を示す。23は、帯部6,6’のそれぞれの先端の重なり部で、この部分で糊やテープで留めると、安定してハンカチ16を把持できる。
実施例では、本体4の上辺20と下辺22とが重なる位置で二つ折りするようにし、 図4に示す、ハンカチ16を吊り下げ具2に取り付け終了した状態で、図示しない陳列棒に穴12を通してハンカチ16を陳列する。このように、すっきりとした外観で商品を吊り下げることが可能になる。
ハンカチ以外の布帛商品についても、同様に吊り下げ具2に取り付けることができる。帯部6,6’と本体4とでループ状になっている部分に商品を入れ込むので、例えば厚みのある商品であっても安定して把持できる。
図5に、3枚のコップ袋を取り付けた場合を示す。通常、コップ袋の口にはコード紐が袋の口の周囲に通してあるため、厚みを持っている。コップ袋を重ねるとかなりの厚みとなるが、この場合も、まず本体4の上部を下方へ折ってから、袋の口の下部、すなわちコード紐より下の部分で帯部6,6’を止めるようにすると良い。コップ袋を重ねたような厚みのある商品の場合であっても、本体を折り重ねて強度を持たせて帯部で挟み込むようにすると、安定して商品を吊り陳列することができる。
図6に、変形例の吊り下げ具120を示す。変形例では、帯部60,60’の上辺に、連続した波型62,62’をそれぞれ設けた。この波型部分で布帛商品をさらに確実に把持できる。なお、波型62,62’の形状や個数は任意に決めることができる。
このように実施例の吊り下げ具によれば、紙による商品吊り下げ具であるため、地球環境に優しいという利点がある。またタグピンなどを使わなくても良いので、商品を損なう心配がない。さらに商品をしっかりと把持することができるので、商品が抜け落ちたり、滑り落ちたりすることがない。そして、構造が簡単であるので、取り付けが簡単で、購入者が商品を取り外す時も、はさみ等でタグピンを切る手間もなく、帯部を破ることで簡単に取り外すことができる。
2,120 所品吊り下げ具
4 商品吊り下げ具の本体
6、6,60,60’ 帯部
8,8’,10 折線
12 穴
14、14’ 切れ込み
16 ハンカチ
18 ハンカチの中央線
20 本体の上辺
22 本体の下辺
23 帯部先端の重なり部
24 コップ袋
62,62’ 波型
4 商品吊り下げ具の本体
6、6,60,60’ 帯部
8,8’,10 折線
12 穴
14、14’ 切れ込み
16 ハンカチ
18 ハンカチの中央線
20 本体の上辺
22 本体の下辺
23 帯部先端の重なり部
24 コップ袋
62,62’ 波型
Claims (5)
- 本体と、
該本体の互いに向かい合う位置から両側に延びる一対の帯部とからなり、
前記帯部の反対側から前記帯部方向に前記本体を折るようになっていると共に、
該一対の帯部を前記本体の側部に沿って折ると、前記本体と該一対の帯部とで、商品を係止するためのループを作るように構成され、
前記本体の折り重なった部分を連通する二つの穴が設けられ、
かつ前記本体と前記帯部とが一枚の紙からなる、布帛商品吊り下げ具。 - 本体と、
該本体の互いに向かい合う位置から両側に延びる一対の帯部とからなり、
該一対の帯部を前記本体の側部に沿って折ると、前記本体と該一対の帯部とで、商品を係止するためのループを作るように構成され、
前記帯部の反対側から前記帯部方向に前記本体を折ると、該折った部分がループ状になった前記帯部を覆うと共に、
前記本体の折り重なった部分を連通する二つの穴が設けられ、
かつ前記本体と前記帯部とが一枚の紙からなる、布帛商品吊り下げ具。 - 前記帯部が、前記本体の下端から延びると共に、前記穴は前記本体の折り重なり部の上部に設けてあり、前記本体と前記帯部とを折ると、全体として長方形になることを特徴とする、請求項1または2に記載の布帛商品吊り下げ具。
- 前記一対の帯部を折ると、該帯部の互いの先端が重なるようにしたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の布帛商品吊り下げ具。
- 前記帯部の上辺を波型にすることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかの布帛商品吊り下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002785U JP3223442U (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 布帛商品吊り下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019002785U JP3223442U (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 布帛商品吊り下げ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223442U true JP3223442U (ja) | 2019-10-10 |
Family
ID=68159613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019002785U Active JP3223442U (ja) | 2019-07-26 | 2019-07-26 | 布帛商品吊り下げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223442U (ja) |
-
2019
- 2019-07-26 JP JP2019002785U patent/JP3223442U/ja active Active
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