JP3151084U - 不織布を切断加工した部材と包装用の袋および包装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、異なる作製物である袋、物体の包装材、敷物、掛物に共通に利用できる不織布からなる部材を実現し、該部材を組み合わせ、相互に結び合せることにより、特別な道具を使用せずに、不織布からなる袋、物体の包装材、敷物、掛物を容易に実現することを目的とする。【解決手段】 本考案は、作製物に適する不織布からなる材料を選択して、部材を相互に結び合す手段となる複数の切り込み部を、作製物を作製する時に容易に結べるような大きさで所定の位置に設け、不職布からなる材料を所定の形にデザインして、該不職布からなる材料をこのデザインに合わせて切断してなる該不織布からなる部材を考案し、該部材を共通の部材として組み合わせ、相互に結び合せることにより、特別な道具を使用せずに、容易に実現できる包装用の袋、物体の包装材、敷物、掛物を考案した。【選択図】図1
Description
本考案は、不織布からなる材料を、所定の形に切断してできる包装用の袋または物体の包装材を構成する部材と、この部材を用いて構成する包装用の袋や包装材に関するものである。
従来、包装用の袋または物体の包装材を作製するには、材料となる布や紙、不織布を選定して、この材料を作成物に適合するように切断、縫製、接着手段による加工に道具を使用して作製されている。
実用新案登録第3142245号にある包装用不織布バッグでは、不織布とプラスチックフィルムとの2層を重ね合わせた複合シートからなる、底面が平面状の袋となる水漏れがない袋であるが、作製が複雑で材料も高価となる。
しかしながら、従来の包装用の袋または物体の包装材は、夫々の作製に合わせて材料を加工して部材を作製し、この部材を加工して作製していた。この作製には、それぞれの加工手段に合わせた道具が必要であり、加工費用が高くなることもあった。
本考案は、上述の点に鑑みてなされたもので、包装用の袋または物体の包装材の部材として、部材を相互に結び合す手段となる複数の切り込み部を所定の位置に設け、不織布からなる材料を所定の形に切断してなる不織布を加工した共通の部材を実現することで、解決しようとするものである。
また、前記部材を結び合わせて用いることにより、不織布からなる袋または物体の包装材を、道具を必要とせず容易に実現することで解決しようとするものである。
本考案は、上記課題を解決するために、作製物に適する不織布からなる材料を選択し、部材を相互に結び合す手段となる複数の切り込み部を、作製物を作製する時に容易に結べるような大きさで所定の位置に設け、作製物に適合するように所定の形にデザインして、該不織布からなる材料を、このデザインに合わせて切断してなる不織布を加工した共通の部材を考案した。
前記部材2個と袋の口を開け閉めする手段とともに提げる手段となるリボンまたは紐を用いて、前記部材を、夫々ほぼ中間部にて折り曲げて、縫製または接着加工により、リボンまたは紐を通す位置に紐通し部を設けるように加工し、この加工をした部材2個を該紐通し部にリボンまたは紐を通して、該2個の不織布からなる部材を連結するとともに部材の切り込み部ともう一方の部材に対応する位置の切り込み部を、相互に結び合すことにより不織布からなる包装用の袋を考案した。
また、前記部材2個を用いて、夫々ほぼ中間部にて折り曲げて、包装の対象物の形状に合わせて各部材の切り込み部を選択し、部材の切り込み部ともう一方の部材に対応する位置の切り込み部を相互に結び合すことにより包装材を構成し、包装の対象物の形状に合わせた包装ができることを特徴とする不織布からなる包装材を考案した。
また、前記包装材の部材に、所定の孔を設けて持ち手部を作製し持ち運びが容易となる手提げ付き包装材を考案した。
上述の様に、本考案の効果は、異なる作製物である袋、物体の包装材に共通に利用できる不織布からなる部材を実現できる。また、考案した不織布からなる部材を使用して結び合すことにより、包装用の袋や、特別の道具を使用せずに、包装の対象となる物体の形状に合わせた包装材、持ち運びが容易に実現できる。また、包装用袋、物体の包装材を同じデザインの不織布で容易に実現できる。
以下、請求項1の不職布よりなる包装袋を実施例1で説明し、請求項2の不職布よりなる包装材を実施例2で説明する。
請求項1の実施例を図1、図2、図3により説明する。
図1は、本考案の不職布からなる材料を、所定の形に切断加工した部材1の形を示す平面図である。1は、作製物に適する不職布からなる材料を選択し、作製物に適合するデザインにしたがって所定の形に切断加工した部材であり、3aは部材1の略中心線を示す折り曲げ位置となり、部材を使って相互に結び合す手段となる複数の切り込み4a、4b、4cと、複数の切り込み部5a、5b、5cは、該部材を使って、袋を構成する時に結び合わせる手段となる部分であり、容易に結ぶことができる長さと巾となるようにデザインして所定の位置に設け、このデザインにしたがって不職布からなる材料を切断加工する時に切断加工した共通の部材である。
図2は、部材1の折り曲げ位置を示す略中心線3aにて、折り曲げ加工した部材2の形を示す平面図である。図2において折り曲げた位置3bは、部材1を折り曲げた2個を結び合わせて袋にした時の、袋の開口部の端となる。
図3は、図2の部材2を2個と袋の口を開け閉めする手段とともに提げる手段となるリボンまたは紐を示し、部材2を夫々2aと2bとし、部材2aに、紐通し口9と10を設けるために該当位置の対応する切り込み部5bと5aを各1個切断し、同様に部材2bに紐通し口11と12を設けるために、該当位置の対応する切り込み部5bと5aを各1個切断した部材2個と、袋の口を開け閉めする手段となるリボン13とリボン14からなり、リボン13とリボン14は、紐状の物を使っても良い。
図3において紐通し部6aと6bは、リボン13とリボン14を通す部分である。該紐通し部6aと6bは、折り曲げた部材2aと2bを縫製または接着手段により加工して、固着部7と固着部8を作ることにより構成される。この紐通し部6aと6bは、左右に紐通し口を設けることにより貫通した形となり、部材2aの紐通し部6aは、紐通し口9と紐通し口10があり、部材2bの紐通し部6には紐通し口11と紐通し口12がある。
図3においてリボン13は、部材2aの紐通し口9より入り部材2aの紐通し口10を貫通し、部材2bの紐通し口11より入り部材2bの紐通し口12に貫通したリボンを示し、リボン14は、部材2aの紐通し口10より入り部材2aの紐通し口9に貫通し、部材2bの紐通し口12より入り部材2bの紐通し口11に貫通したリボンを示す。
図3において、部材2aの切り込み部5aと部材2bの切り込み部5b、部材2aの切り込み部5bと部材2bの切り込み部5aを夫々相互に結び合わせ、図3において部材2aの切り込み部5cと部材2bの切り込み部5cを相互に結び合わせることにより包装用の袋となり、リボン13とリボン14の操作により袋の口を開閉することができる。
上述の不職布には、材質や色、印刷した柄を付加することにより、様々な外観、風合の袋ができる。
請求項2の実施例を図1、図2、図4により説明する。
図1は、本考案の不職布からなる材料を、所定の形に切断加工した部材1の形を示す平面図である。1は、作製物に適する不職布からなる材料を選択し、作製物に適合するデザインにしたがって所定の形に切断加工した部材であり、3aは部材1の略中心線を示す折り曲げ位置となり、部材を使って相互に結び合す手段となる複数の切り込み4a、4b、4cと、複数の切り込み部5a、5b、5cは、該部材を使って、袋を構成する時に結び合わせる手段となる部分であり、容易に結ぶことができる長さと巾となるようにデザインして所定の位置に設け、このデザインにしたがって不職布からなる材料を切断加工する時に切断加工した共通の部材である。
図2は、部材1の折り曲げ位置を示す略中心線3aにて、折り曲げ加工した部材2の形を示す平面図である。図2において折り曲げた位置3bは、部材1を折り曲げた2個を結び合わせて袋にした時の、袋の開口部の端となる。
図4は、図2の部材2を2個組並べた図を示し、部材2を夫々2cと2dとし、2個を組み合せて包装材を組み立てる前の平面図である。図4において、部材2cの切り込み部5aと部材2dの切り込み部5b、部材2cの切り込み部5bと部材2dの切り込み部5aを夫々相互に結び合わせることにより筒状の物体を包装できる包装材となる。
図4において、部材2cの切り込み部5aと部材2dの切り込み部5b、部材2cの切り込み部5bと部材2dの切り込み部5aを夫々相互に結び合わせ、部材2cの切り込み部5cと部材2dの切り込み部5cを相互に結び合わせることにより袋状の包装材となり、該袋状の包装材に持ち手部となる孔15を設けることにより、持ち運びが容易となる包装材にもなる。
このように、部材2cと2bの切り込み部5a、5b、5cの結び合わせを変えることにより、物体の形状に合わせた包装材を構成することができる。
上述の不職布には、材質や色、印刷した柄を付加することにより、様々な外観、風合の、包装材ができる。
1 不職布を所定の形に切断加工した部材
2 不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材
2a 図3の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の1つ
2b 図3の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の他方
2c 図4の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の1つ
2d 図4の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の他方
3a 山折をする折り曲げ位置
3b 折り曲げた位置
4a 右切り込み
4b 左切り込み
4c 上側および下側の切り込み
5a 右切り込み部
5b 左切り込み部
5c 上側および下側の切り込み部
6a 紐通し部
6b 紐通し部
7 紐通し部を構成する2aの固着部
8 紐通し部を構成する2bの固着部
9 2aの部材の左側紐通し口
10 2aの部材の右側紐通し口
11 2bの部材の左側紐通し口
12 2bの部材の右側紐通し口
13 リボン
14 リボン
15 手提げ用孔
2 不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材
2a 図3の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の1つ
2b 図3の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の他方
2c 図4の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の1つ
2d 図4の不職布を所定の形に切断加工し折り曲げた部材を組み合わす部材の他方
3a 山折をする折り曲げ位置
3b 折り曲げた位置
4a 右切り込み
4b 左切り込み
4c 上側および下側の切り込み
5a 右切り込み部
5b 左切り込み部
5c 上側および下側の切り込み部
6a 紐通し部
6b 紐通し部
7 紐通し部を構成する2aの固着部
8 紐通し部を構成する2bの固着部
9 2aの部材の左側紐通し口
10 2aの部材の右側紐通し口
11 2bの部材の左側紐通し口
12 2bの部材の右側紐通し口
13 リボン
14 リボン
15 手提げ用孔
Claims (3)
- 2個の部材を相互に結び合す手段となる複数の切り込み部を所定の位置に設け、不織布からなる材料を包装袋の形に合わせて設定した所定の形に切断して作製する2個の部材と、袋の口を開け閉めする手段とともに提げる手段となるリボンまたは紐からなり、該不織布からなる部材を折り曲げて、リボンまたは紐を通す位置に紐通し部を作成し、該紐通し部にリボンまたは紐を通して該2個の不織布からなる部材を連結すると共に、第1の部材の切り込み部と第2の部材の対応する位置の切り込み部を相互に結び合すことにより袋を構成し、該リボンまたは紐により該袋の口を開閉できることを特徴とする不織布よりなる包装用の袋
- 2個の部材を相互に結び合す手段となる複数の切り込み部を所定の位置に設け、不織布からなる材料を包装材の形に合わせて設定した所定の形に切断して作製する2個の部材からなり、該不織布からなる部材をそれぞれ折り曲げて、包装の対象物の形状に合わせた包装ができるように各部材の切り込み部を選択し、第1の部材の選択した切り込み部と第2の部材の対応する位置の切り込み部を相互に結び合すことにより包装材を構成し、包装の対象物の形状に合わせた包装ができるようにすることを特徴とする不織布よりなる包装材
- 部材の一部を相互に結ぶ手段となる複数の切り込み部を所定の位置に設け、不織布からなる材料を敷物や掛物の形に合わせて設定した所定の形に切断して作製する部材からなり、該部材の選択した切り込み部を隣同士に結び合せてなることを特徴とする不織布よりなる敷物や掛物
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JP2008008432U JP3151084U (ja) | 2008-11-04 | 2008-11-04 | 不織布を切断加工した部材と包装用の袋および包装材 |
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