JP6298212B1 - 折畳式バッグ及び折畳式バッグの折り畳み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッグ本体のバリエーションを多機能化し得て汎用性を向上することができる折畳式バッグを提供すること。【解決手段】表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて互いに係合可能な係合面を有する折り畳み可能な第1基布及び第2基布は、所定の展開形状に対して中心を含む半割りの同形状とされ、かつ、表面側の係合面と裏面側の係合面とを互い違いとした状態で所定の展開形状を呈する折り畳み可能な一体シート状物となるように接合される接合辺と、各接合辺を接合して所定の展開形状を呈する一体シート状物としたときに、中心を挟んで対向する少なくとも一対の穴部と、を備え、所定の展開形状を呈する一体シート状物を折り畳んだときに、第1基布又は第2基布の表面側の係合面と裏面側の係合面とが係合しあって所定の立体形状のバッグ本体に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、所定の展開形状を呈するシート状物を折り畳んで形成される折畳式バッグ及び折畳式バッグの折り畳み方法に関する。
従来、所定の展開形状を呈するシート状物を折り畳んで形成される折畳式バッグが周知である。
例えば、周知の紙袋にあっては、矩形のシートの対向する2辺をノリ付けした後に、一方の開口を折り畳むとともに、重なり合う部分をノリ付けすることによって袋状としている。
しかしながら、このような紙袋では、所定の展開形状を適宜に折り畳んで持ち運ぶことはできず、紙袋としての完成品に対してさらに折り畳む必要が生じ、嵩張りやすいという問題が生じていた。
また、周知の風呂敷にあっては、所定の展開形状を適宜に折り畳んで持ち歩くことは容易であるものの、対向する各角部同士を結ばないと収納物が飛び出てしまい、収納作業に手間を要してしまうという問題が生じていた。また、例え、4つの角部付近に手提げ用の穴を設けたとしても(例えば、特許文献1参照)、被収納物が中で遊んでしまい易く、小さい被収納物を収納するには不向きであるという問題が生じていた。
一方、一枚のシート材にスナップボタンを設け、スナップボタンによる固定を解除してシート材を展開した展開状態と、シート材を折り曲げて折曲部同士をスナップボタンで固定した組立状態と、に可変可能とした折畳式バッグが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
実用新案登録第3015622号公報 実用新案登録第3210831号公報
しかしながら、特許文献2に開示の折畳式バッグは、スナップボタンの位置が固定であるために組立状態のバッグ本体の形状が限定されてしまううえ、風呂敷の場合と同様に被収納物がバッグ本体の中で遊んでしまい易く、小さい被収納物を収納するには不向きであるという問題が生じていた。
本発明は、一枚の布材を複数の形態のバッグ形状に折り畳むことにより、様々なサイズや形状の収納物を安定した状態で内部に収納して容易に搬送することができる折畳式バッグ及び折畳式バッグの折り畳み方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明にあっては、表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて互いに係合可能な係合面を有する折り畳み可能な第1基布及び第2基布からなり、第1基布及び第2基布は、所定の展開形状に対して中心を含む半割りの同形状とされ、かつ、表面側の係合面と裏面側の係合面とを互い違いとした状態で所定の展開形状を呈する折り畳み可能な一体シート状物となるように接合される接合辺と、各接合辺を接合して所定の展開形状を呈する一体シート状物としたときに、中心を挟んで対向する少なくとも一対の穴部と、を備え、所定の展開形状を呈する一体シート状物を折り畳んだときに、第1基布又は第2基布の表面側の係合面と裏面側の係合面とが係合しあって所定の立体形状のバッグ本体に形成されている、ものである。
請求項2記載の発明にあっては、一体シート状物を所定の展開形状から折り畳んで所定の立体形状のバッグ本体を構成したときに、穴部が把手部となっている、ものである。
請求項3記載の発明にあっては、第1基布及び第2基布は、二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を接合辺として接合したときの所定の展開形状が正方形を呈する一体シート状物を構成し、穴部は、所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、第1基布と第2基布とに跨らない中心を挟んで対向する角部に形成されている、ものである。
請求項4記載の発明にあっては、第1基布及び第2基布は、二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を接合辺として接合したときの所定の展開形状が正方形を呈する一体シート状物を構成し、穴部は、所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、第1基布と第2基布とに跨る中心を挟んで対向する角部に形成されている、ものである。
請求項5記載の発明にあっては、第1基布及び第2基布は、二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を接合辺として接合したときの所定の展開形状が正方形を呈する一体シート状物を構成し、穴部は、所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部に形成されている、ものである。
請求項6記載の発明にあっては、請求項3又は請求項5に記載の一体シート状物を用い、第1基布の雄側係合面又は雌側係合面及び第2基布の雌側係合面又は雄側係合面を一面側とした状態で、第1基布又は第2基布の何れか一方の角部を頂点として、幅方向の左側領域又は右側領域を向かって一面右側又は一面左側に折り返す第1折返手順と、幅方向の右側領域又は左側領域を向かって一面左側又は一面右側に折り返す第2折返手順と、第1基布と第2基布とに跨らない角部に位置する第1基布の穴部と第2基布の穴部とが重なり合うように、接合辺を谷折り線として、第2基布又は第1基布の一面側を折り返す第3折返手順と、を備える、ものである。
請求項7記載の発明にあっては、請求項3乃至請求項5の何れか1の請求項に記載の一体シート状物を用い、第1基布又は第2基布の何れか一方の角部を他方の角部に一致させる第1半折手順と、重なり合う第1基布と第2基布の角部と対向する底辺側領域を角部を含む頂点側領域を残して折り返す第2半折手順と、頂点側領域を低片側領域に向かって全体が帯状体となるように折り返す第4折返手順と、帯状体の全体が帯状となるように両端を重なり合わせる接続手順と、を備える、ものである。
請求項8記載の発明にあっては、請求項4又は請求項5に記載の一体シート状物を用い、第1基布の雄側係合面又は雌側係合面及び第2基布の雌側係合面又は雄側係合面を一面側とした状態で、第1基布と第2基布とに跨る一方の角部を頂点として、他方の角部を含む下半分領域又は一方の角部を含む上半分領域を向かって上側又は下側に折り返す第3半折手順と、第2基布又は第1基布の斜辺が略水平となるように、かつ、左側角部又は右側角部が第1基布又は第2基布の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の左側領域又は右側領域を一面側又は他面側に折り返す第5折返手順と、第1基布又は第2基布の斜辺が略水平となるように、かつ、右側角部又は左側角部が第2基布又は第1基布の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の右側領域又は左側領域を一面側又は他面側に折り返す第6折返手順と、を備える、ものである。
本発明によれば、第1基布及び第2基布のそれぞれの表面側と裏面側とが雌雄の異なる係合面となっていることから、折り畳み過程及びバッグ本体としての最終形状において第1基布又は第2基布であるかに拘らず、雌雄の異なる係合面同士を互いに面状に係合させることができる。
これにより、任意に被収納物を収納した状態でバッグ本体を構成した場合であっても、被収納物の周辺を含む部位の係合面が雌雄で異なっていれば、被収納物がその位置で留まるように包み込むことができる。また、被収納物を収納していない状態であっても、折り畳んだ際には、対向する面の間に空気が入り難く、しかも、展開形状に復帰し難くすることができ、折り畳み形状を容易に維持することができるため、他のバッグ等に収納したときに嵩張り難くすることができる。
したがって、折り畳んだ際のバッグ本体のバリエーションを多機能化し得て汎用性を向上することができる。
また、穴部が露出するように折り畳むことによって、この穴部を把手部として利用することができる。
また、所定の展開形状が正方形となる一体シート状物となるように、第1基布及び第2基布を二等辺三角形状として接合することにより、利用者が馴染みやすい古来の風呂敷包みの形態として利用しても4角を結ぶ必要がない。しかも、穴部の位置を、4つの角部のうち、第1基布と第2基布とに跨らない中心を挟んで対向する角部、4つの角部のうち、第1基布と第2基布とに跨る中心を挟んで対向する角部、4つの角部、に形成することにより、各穴部を把手部として利用する規定の折り畳み形状に折り畳んだバッグ本体を容易に形成することができる。
さらに、一体シート状物を所定の手順にしたがって折り返すことにより、上述した各バッグ本体を容易に形成することができる。
請求項1〜8記載の発明に係る折畳式バッグ及び折畳式バッグの折り畳み方法によれば、折り畳んだ際のバッグ本体のバリエーションを多機能化し得て汎用性を向上することができる。
即ち、表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて互いに係合可能な係合面を有する折り畳み可能な第1基布及び第2基布からなる一体シート状物を、複数の折り畳み方により折り畳むことによって、異なる形態のバックを形成することができ、夫々、様々な用途に使用することができるため、同一の一体シート状物を複数の形態に変形してバッグを構成し、多用途に使用することができ、非常に便利である。
その結果、折り畳んで形成されるバッグ本体内にポケット部が形成されることから、ポケット部内に様々な所定のサイズ及び形状の収納物を、安定した状態で内部に収納して容易に搬送することができる。
また、一体シート状物は一般的な風呂敷と同様の形態でありながら、折り畳むことによりポケット部を形成して内部に収納物を確実に収納でき、さらに把持部を把持して搬送できるバッグ等に形態を容易に変化させて使用することができる。
さらに、従来のシート材に複数のスナップボタンを設けて、スナップボタンを相互に係止することにより折り畳み状態を維持してバッグの形態を形成する場合とは異なり、スナップボタンを布材に固定する必要がないことから、製造コスト及び製造工数を低減することができる折畳式バッグを提供することができる。
また、特に、請求項7記載の発明に係る折畳式バッグの折畳方法により形成されるバッグにあっては、小型の収納物を収納した状態で、もしくは収納物を収納しない状態で、折り畳むことにより全体帯状に形成し、ウェストポーチとして使用者の腰に巻きつけて装着することができる。その結果、使用者の両手を解放して自由に行動できる折畳式バッグを提供することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、(A)は所定の展開形状が正方形であるときの一体シート状物の正面図、(B)はバッグ本体の一例の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、図1(A)の展開形状の状態から図1(B)のバッグ本体を形成するに至る折り畳み例を時系列で示す折り畳み方法の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、図1(A)の展開形状の状態からポーチ状のバッグ本体を形成するに至る折り畳み例を時系列で示す折り畳み方法の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、(A)は所定の展開形状が正方形であるときの一体シート状物の正面図、(B)はバッグ本体の他例の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、図4(A)の展開形状の状態から図4(B)のバッグ本体を形成するに至る折り畳み例を時系列で示す折り畳み方法の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、所定の展開形状が正方形であるときの4つの角部に穴部を設けた場合の一体シート状物の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、所定の展開形状が正方形であるときの4つの角部をR状とした場合の一体シート状物の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る折畳式バッグを示し、所定の展開形状が真円形状である場合の一体シート状物の正面図である。
次に、本発明に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、上下左右等の方向は、図示を基準として説明するが、説明の便宜上としての方向であって、本発明を限定するものではない。
また、以下の説明において、表面側及び裏面側は、所謂リバーシブル仕様であるために限定されるものではなく、特に断りのない限り、基布としての表面側を「雄側」、基布としての裏面側を「雌側」、とも称する。また、所定の展開形状となっているときの図示上の平面側(正面側)を基準として、平面側に位置する一方の面を「一面側」、その反対側である他方の面を「他面側」とも称する。
(第1実施形態)
図1(A)に示すように、一体シート状物1は、二等辺三角形状とされた一対の第1基布2及び第2基布3を備え、所定の展開形状が正方形を呈している。
図1に示すように、第1基布2及び第2基布3は、表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて互いに係合可能な雄側係合面4,5と雌側係合面6,7とを有している。
雄側係合面4,5には、例えば、ポリエステルの立毛生地を用いることができる。また、雌側係合面6,7には、例えば、ポリエステルナノファイバのパイル生地を用いることができる。
これにより、生地の相違に伴う特性によって互いに係合した際には高い係合力を有していながら、触感並びに風合いが良く、しかも、変形容易な薄い生地の第1基布2及び第2基布3とすることができる。
したがって、第1基布2及び第2基布3は、生地の2枚合わせによって表裏、すなわち、雄側係合面4,5と雌側係合面6,7とを構成している。
一体シート状物1は、このような第1基布2及び第2基布3を所定の展開形状(正方形状)に対して中心Pを含む半割りの同形状とした接合体である。
ここで、第1基布2及び第2基布3は、雄側係合面4,5と雌側係合面6,7とを互い違いとした状態で所定の展開形状を呈する折り畳み可能な一体シート状物1となるように接合される接合辺2a,3aと、各接合辺2a,3aを接合して所定の展開形状を呈する一体シート状物1としたときに、中心Pを挟んで対向する少なくとも一対の穴部8,9と、を備えている。
接合辺2a,3aは、本実施の形態では、二等辺三角形状を呈する第1基布2及び第2基布3の等辺で挟む長辺である。なお、接合辺2a,3aは、例えば、縫製や糊付けによる接合でもよいし、パッチ等を用いた接合でもよい。
穴部8,9は、所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、第1基布2と第2基布3とに跨らない中心Pを挟んで対向する角部の同一部位において同一の細長長方形状からなるスリット状に形成されている。
図1(B)に示すように、一例としての折畳式バッグAは、このような一体シート状物1を所定の順序で折り畳むことによって形成された立体形状のバッグ本体10とすることができる。
このような基本構成の一体シート状物1を用いた折畳式バッグAの具体的な形態としてバッグ本体10を形成する折り畳みの手順を説明する。
まず、図2(A)に示すように、所定の展開形状(正方形状)の一体シート状物1は、第1基布2の雄側係合面4及び第2基布3の雌側係合面7を一面側にするとともに、第1基布2(又は第2基布3)を頂点として、図2(B)に示すように、幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)を向かって一面右側(又は一面左側)に折り返す(第1折返手順)。
これにより、折り返した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の一面側が幅方向約3分の1の中央領域の一部と重なり合う。
したがって、反転した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の他面側に位置していた第1基布2の雌側係合面6の一部が一面側に露出すると同時に、反転した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の他面側に位置していた第2基布3の雄側係合面5の一部が一面側に露出する。
次に、図2(C)に示すように、第1基布2(又は第2基布3)を頂点として、幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)を向かって一面左側(又は一面右側)に折り返す(第2折返手順)。
これにより、折り返した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の一面側が、折り返した元の3分の1の左側領域(又は右側領域)の一部及び幅方向約3分の1の中央領域の一部と重なり合う。
したがって、反転した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の他面側に位置していた第1基布2の雌側係合面6の一部が一面側に露出すると同時に、反転した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の他面側に位置していた第2基布3の雄側係合面5の一部が一面側に露出する。
ここで、反転した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の他面側に位置していた第1基布2の雌側係合面6の一部と反転した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の一面側に位置していた第1基布2の雄側係合面4の一部とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
同様に、反転した元の幅方向約3分の1の左側領域(又は右側領域)の他面側に位置していた第2基布3の雄側係合面5の一部と反転した元の幅方向約3分の1の右側領域(又は左側領域)の一面側に位置していた第2基布3の雌側係合面7の一部とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
そして、図2(D)に示すように、第1基布2の穴部8と第2基布3の穴部9とが重なり合うように、接合辺2a,3aを谷折り線として、第2基布3(又は第1基布2)の一面側を折り返す(第3折返手順)。
これにより、折り返した元の第2基布3(又は第1基布2)の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の第2基布3(又は第1基布2)の一面側が、折り返した元の第1基布2(又は第2基布3)の一面側と重なり合う。
したがって、反転した元の第2基布3(又は第1基布2)の他面側に位置していた第2基布3(又は第1基布2)の雄側係合面5(又は雌側係合面6)が一面側に露出する。
ここで、反転した元の第2基布3の一面側に位置していた雄側係合面5及び雌側係合面7と元の第1基布2の一面側に位置していた雌側係合面6及び雄側係合面4とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
このように折り畳んで形成されたバッグ本体10にあっては、穴部8,9を把手部として利用することができるとともに、左右及び下側を閉塞して上側に開閉可能な第1基布2及び第2基布3にそれぞれポケットPKを形成することができる。
例えば、一方のポケットPKに財布等を被収納物として収納し、他方のポケットPKにスマートフォン等を被収納物として収納することができる。
この際、各ポケットPKは生地の相違に伴う特性によって重なり合う部分が面状に係合するため、被収納物の大きさに応じて、その被収納物の周囲を取り巻くように互いに係合し合い、被収納物を安定して収納することができる。
ところで、本実施の形態の一例としての折畳式バッグAは、例えば、図3に示す折り畳み手順を実施することによって、立体形状を呈する帯状のバッグ本体20を形成し、ポーチとして利用することもできる。
まず、図3(A)に示すように、所定の展開形状(正方形状)の一体シート状物1は、第1基布2の雄側係合面4及び第2基布3の雌側係合面7を一面側にするとともに、第1基布2(又は第2基布3)を頂点として、図3(B)に示すように、第2基布3を上側(又は第1基布2を下側)、すなわち、第1基布2と第2基布3とが重なるように折り返す(第1半折手順)。
これにより、折り返した元の第2基布3の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の第1基布2の雄側係合面4と第2基布3の雌側係合面7とが重なり合う。
ここで、頻繁に出し入れする必要の内被収納物、例えば、パスポート等を第1基布2の雄側係合面4と第2基布3の雌側係合面7との間に収納してもよい。
次に、図3(C)に示すように、重なり合う第1基布2と第2基布3の下側(例えば、約3分の1の底辺側領域)を、角部を含む所定領域(頂点側領域)を残すように、上側へと折り返し(第2半折手順)、さらに、図3(D)に示すように、重なり合う第1基布2と第2基布3の上側(例えば、約3分の1)を下側へと折り返す(第4折返手順)ことにより、全体として帯状のバッグ本体(帯状体)20を形成する。
この際、被収納物は、図3(C)に示す上側を折り返す前の状態で出し入れすることができるとともに、第2基布3の雄側係合面5が第1基布2の雌側係合面6を互いに係合し合いことから、不測に被収納物が飛び出してしまうことを抑制することができる。
一方、図3(D)に示す帯状のバッグ本体20としたときの一面側は、全て第1基布2の雌側係合面6である反面、図3(E)に示す他面側は、両端に第2基布3の雄側係合面5が露出している。
したがって、バッグ本体20の両端を重ね合わせて帯状とする(接続手順)ことにより、利用者の胴囲を取り巻くポーチとして、一面側の雌側係合面6と他面側の雄側係合面5とが重なり合うと同時に係合し合い、ポーチ形状を維持することができる。
(第2実施形態)
図4(A)に示すように、一体シート状物31は、二等辺三角形状とされた一対の第1基布32及び第2基布33を備え、所定の展開形状が正方形を呈している。
図4に示すように、第1基布32及び第2基布33は、表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて特性的に互いに係合可能な雄側係合面34,35と雌側係合面36,37とを有している。
雄側係合面34,35には、例えば、ポリエステルの立毛生地を用いることができる。また、雌側係合面36,37には、例えば、ポリエステルナノファイバのパイル生地を用いることができる。
これにより、生地の相違に伴う特性によって互いに係合した際には高い係合力を有していながら、触感並びに風合いが良く、しかも、変形容易な薄い生地の第1基布32及び第2基布33とすることができる。
したがって、第1基布32及び第2基布33は、生地の2枚合わせによって表裏、すなわち、雄側係合面34,35と雌側係合面36,37とを構成している。
一体シート状物31は、このような第1基布32及び第2基布33を所定の展開形状(正方形状)に対して中心Pを含む半割りの同形状とした接合体である。
ここで、第1基布32及び第2基布33は、雄側係合面34,35と雌側係合面36,37とを互い違いとした状態で所定の展開形状を呈する折り畳み可能な一体シート状物31となるように接合される接合辺32a,33aと、各接合辺32a,33aを接合して所定の展開形状を呈する一体シート状物31としたときに、中心Pを挟んで対向する少なくとも一対の穴部38,39と、を備えている。
接合辺32a,33aは、本実施の形態では、二等辺三角形状を呈する第1基布32及び第2基布33の等辺で挟む長辺である。なお、接合辺32a,33aは、例えば、縫製や糊付けによる接合でもよいし、パッチ等を用いた接合でもよい。
穴部38,39は、所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、第1基布32と第2基布33とに跨る中心Pを挟んで対向する角部の同一部位において同一の細長長方形状からなるスリット状に形成されている。
図4(B)に示すように、一例としての折畳式バッグBは、このような一体シート状物31を所定の順序で折り畳むことによって形成された立体形状のバッグ本体30とすることができる。
このような基本構成の一体シート状物31を用いた折畳式バッグBの具体的な形態としてバッグ本体30を形成する折り畳みの手順を説明する。
まず、図5(A)に示すように、所定の展開形状(正方形状)の一体シート状物31は、第1基布32の雄側係合面34及び第2基布33の雌側係合面37を一面側にするとともに、第1基布32と第2基布33とに跨る一方の角部を頂点として、図5(B)に示すように、下半分領域(又は上半分領域)を向かって上側(又は下側)に折り返す(第3半折手順)。
これにより、折り返した元の下側領域(又は上側領域)の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の下側領域(又は上側領域)の一面側が上側領域(又は下側領域)の一面側と重なり合う。
なお、この重なり合う各面は共に雌雄が同じ特性であるため、互いに係合し合うことはない。また、この図5(B)に示す状態における一面側と他面側とは、共に同じ第1基布32の雌側係合面36と第2基布33の雄側係合面35である。
次に、図5(C)に示すように、第2基布33(又は第1基布32)の斜辺が略水平となるように、かつ、左側角部(又は右側角部)が第1基布32(又は第2基布33)の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の左側領域(又は右側領域)を一面側(又は他面側)に折り返す(第5折返手順)。
これにより、折り返した元の幅方向左側領域(又は右側領域)の他面側が一面側に反転するとともに、折り返した元の幅方向左側領域(又は右側領域)の一面側が、折り返した元の中央領域の一部と重なり合う。
したがって、反転した元の幅方向左側領域(又は右側領域)の他面側に位置していた第2基布33の雄側係合面35の一部が一面側に露出する。
ここで、反転した元の幅方向左側領域(又は右側領域)の一面側に位置していた第2基布33の雄側係合面35の一部と反転した元の右側領域(又は左側領域)の一面側に位置していた第1基布32の雌側係合面36の一部とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
そして、図5(D)に示すように、第1基布32(又は第2基布33)の斜辺が略水平となるように、かつ、右側角部(又は左側角部)が第2基布33(又は第1基布32)の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の右側領域(又は左側領域)を一面側(又は他面側)に折り返す(第6折返手順)。
これにより、折り返した元の幅方向右側領域(又は左側領域)の他面側(又は一面側)が一面側(又は他面側)に反転するとともに、折り返した元の幅方向右側領域(又は左側領域)の一面側(又は他面側)が、折り返した元の中央領域並びに反転した元の幅方向左側領域(又は右側領域)の他面側の一部と重なり合う。
したがって、反転した元の幅方向右側領域(又は左側領域)の他面側(又は一面側)に位置していた第1基布32の雌側係合面36の一部が一面側(又は他面側)に露出する。
ここで、反転した元の幅方向右側領域(又は左側領域)の一面側に位置していた第1基布32の雌側係合面36の一部と反転した元の左側領域(又は右側領域)の一面側に位置していた第2基布33の雄側係合面35の一部とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
なお、第1基布32の斜辺が略水平となるように、かつ、右側角部が第2基布33の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の右側領域を他面側に折り返した場合、反転した元の幅方向右側領域の他面側に位置していた第2基布33の雄側係合面35の一部と反転した元の右側領域の他面側に位置していた第1基布32の雌側係合面36の一部とが互いに重なり合うことで生地の相違に伴う特性によって係合する。
このように折り畳んで形成されたバッグ本体30にあっては、穴部38,39を把手部として利用することができるとともに、左右及び下側を閉塞して上側に開閉可能な第1基布32及び第2基布33にそれぞれポケットPKを形成することができると同時に、第1基布32と第2基布33との間にポケットPKを形成することができる。
この際、各ポケットPKは生地の相違に伴う特性によって重なり合う部分が面状に係合するため、被収納物の大きさに応じて、その被収納物の周囲を取り巻くように互いに係合し合い、被収納物を安定して収納することができる。
ところで、本実施の形態の一例としての折畳式バッグBは、例えば、図3に示す折り畳み手順を実施することによって、帯状のバッグ本体20を形成し、ポーチとして利用することもできる。
(第3実施形態)
なお、上記各実施形態では、4つの角部のうち、中心Pを挟んで対向する一対の角部に穴部8,9又は穴部38,39を設けた場合の一体シート状物1,31を示したが、例えば、図6に示すように、4つの角部の全てに穴部8,9及び穴部38,39を設けたシート状物41とすれば、第1実施形態並びに第2実施形態で示した全ての態様のバッグ本体10,20,30として適用することができる。
本発明によれば、第1基布2及び第2基布3のそれぞれの表面側と裏面側とが雌雄の異なる雄側係合面4,5及び雌側係合面6,7となっていることから、折り畳み過程及びバッグ本体10としての最終形状において第1基布2又は第2基布3であるかに拘らず、雌雄の異なる雄側係合面4,5及び雌側係合面6,7を互いに面状に係合させることができる。
これにより、任意に被収納物を収納した状態でバッグ本体10を構成した場合であっても、被収納物の周辺を含む部位の雄側係合面4,5及び雌側係合面6,7が雌雄で異なっていれば、被収納物がその位置で留まるように包み込むことができる。また、被収納物を収納していない状態であっても、折り畳んだ際には、対向する面の間に空気が入り難く、しかも、展開形状に復帰し難くすることができ、折り畳み形状を容易に維持することができるため、他のバッグ等に収納したときに嵩張り難くすることができる。
したがって、折り畳んだ際のバッグ本体10のバリエーションを多機能化し得て汎用性を向上することができる。
また、穴部8,9が露出するように折り畳むことによって、この穴部8,9を把手部として利用することができる。
また、所定の展開形状が正方形となる一体シート状物1となるように、第1基布2及び第2基布3を二等辺三角形状として接合することにより、利用者が馴染みやすい古来の風呂敷包みの形態として利用しても4角を結ぶ必要がない。
しかも、穴部8,9の位置を、4つの角部のうち、第1基布2と第2基布3とに跨らない中心Pを挟んで対向する角部、に形成することにより、各穴部8,9を把手部として利用する規定の折り畳み形状に折り畳んだバッグ本体10を容易に形成することができる。
同様に、穴部38,39の位置を、4つの角部のうち、第1基布2と第2基布3とに跨る中心Pを挟んで対向する角部、に形成することにより、各穴部8,9を把手部として利用する規定の折り畳み形状に折り畳んだバッグ本体30を容易に形成することができる。
さらに、穴部8,9及び穴部28,29の位置を、4つの角部、に形成することにより、各穴部8,9又は穴部28,29を把手部として利用する規定の折り畳み形状に折り畳んだバッグ本体10,30を容易に形成することができる。
(その他の実施形態)
また、以上既に述べた以外にも、上記実施の形態による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
具体的には、上記実施の形態では、第1基布2及び第2基布3は、二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を接合辺2a,3aとして接合したときの所定の展開形状が正方形を呈する一体シート状物1を構成した場合を例示したが、その所定の展開形状は正方形に限定されるものではない。
例えば、所定の展開形状は、図7に示すように、4つの角部をR状とした略正方形状の一体シート状物51、或は、図8に示すように、真円形状の一体シート状物61、さらには、図示を略す正多角形や長方形など、同一形状の半割からなる第1基布2及び第2基布3を備える接合物であれば、特に限定されるものではない。
その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。なお、上述した各手順の数字は他の手順との相違を示すためのものであり、各実施形態で示した3つの手順において相互に関連することを意味するものではない。同様に、実施形態ごとに示した手順に関しては、例えば、第1実施形態で示した第1折返手順と第2折返手順、或は、第2実施形態で示した第5折返手順と第6折返手順、は逆でもよい。
以上説明したように、本発明に係る折畳式バッグ及び折畳式バッグの折り畳み方法は、バッグ本体のバリエーションを多機能化し得て汎用性を向上することができるという効果を有し、所定の展開形状を呈するシート状物を折り畳んで形成される折畳式バッグ全般に有用である。
A 折畳式バッグ
B 折畳式バッグ
1 一体シート状物
2 第1基布
2a 接合辺
3 第2基布
3a 接合辺
4 雄側係合面
5 雄側係合面
6 雌側係合面
7 雌側係合面
8 穴部
9 穴部
10 バッグ本体
20 バッグ本体
30 バッグ本体
31 一体シート状物
32 第1基布
33 第2基布
34 雄側係合面
35 雄側係合面
36 雌側係合面
37 雌側係合面
38 穴部
39 穴部
41 一体シート状物
51 一体シート状物
61 一体シート状物

Claims (8)

  1. 表面側と裏面側とで雌雄を異ならせて互いに係合可能な係合面を有する折り畳み可能な第1基布及び第2基布からなり、
    前記第1基布及び前記第2基布は、
    所定の展開形状に対して中心を含む半割りの同形状とされ、かつ、
    前記表面側の係合面と前記裏面側の係合面とを互い違いとした状態で前記所定の展開形状を呈する折り畳み可能な一体シート状物となるように接合される接合辺と、
    前記各接合辺を接合して前記所定の展開形状を呈する前記一体シート状物としたときに、前記中心を挟んで対向する少なくとも一対の穴部と、
    を備え、
    前記所定の展開形状を呈する前記一体シート状物を折り畳んだときに、前記第1基布又は前記第2基布の前記表面側の係合面と前記裏面側の係合面とが係合しあって所定の立体形状のバッグ本体に形成されている、
    ことを特徴とする折畳式バッグ。
  2. 前記一体シート状物を前記所定の展開形状から折り畳んで前記所定の立体形状のバッグ本体を構成したときに、前記穴部が把手部となっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の折畳式バッグ。
  3. 前記第1基布及び前記第2基布は、
    二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を前記接合辺として接合したときの前記所定の展開形状が正方形を呈する前記一体シート状物を構成し、
    前記穴部は、
    前記所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、前記第1基布と第2基布とに跨らない前記中心を挟んで対向する角部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折畳式バッグ。
  4. 前記第1基布及び前記第2基布は、
    二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を前記接合辺として接合したときの前記所定の展開形状が正方形を呈する前記一体シート状物を構成し、
    前記穴部は、
    前記所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部のうち、前記第1基布と第2基布とに跨る前記中心を挟んで対向する角部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折畳式バッグ。
  5. 前記第1基布及び前記第2基布は、
    二等辺三角形状を呈しているとともに、その等辺で挟む長辺を前記接合辺として接合したときの前記所定の展開形状が正方形を呈する前記一体シート状物を構成し、
    前記穴部は、
    前記所定の展開形状が正方形であるときの、4つの角部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折畳式バッグ。
  6. 請求項3又は請求項5に記載の前記一体シート状物を用い、
    前記第1基布の雄側係合面又は雌側係合面及び第2基布の雌側係合面又は雄側係合面を一面側とした状態で、前記第1基布又は前記第2基布の何れか一方の角部を頂点として、幅方向の左側領域又は右側領域を向かって一面右側又は一面左側に折り返す第1折返手順と、
    幅方向の右側領域又は左側領域を向かって一面左側又は一面右側に折り返す第2折返手順と、
    前記第1基布と第2基布とに跨らない前記角部に位置する前記第1基布の穴部と前記第2基布の穴部とが重なり合うように、前記接合辺を谷折り線として、前記第2基布又は第1基布の一面側を折り返す第3折返手順と、
    を備えることを特徴とする折畳式バッグの折り畳み方法。
  7. 請求項3乃至請求項5の何れか1の請求項に記載の前記一体シート状物を用い、
    前記第1基布又は前記第2基布の何れか一方の角部を他方の角部に一致させる第1半折手順と、
    重なり合う前記第1基布と前記第2基布の前記角部と対向する底辺側領域を前記角部を含む頂点側領域を残して折り返す第2半折手順と、
    前記頂点側領域を前記低片側領域に向かって全体が帯状体となるように折り返す第4折返手順と、
    前記帯状体の全体が帯状となるように両端を重なり合わせる接続手順と、
    を備えることを特徴とする折畳式バッグの折り畳み方法。
  8. 請求項4又は請求項5に記載の前記一体シート状物を用い、
    前記第1基布の雄側係合面又は雌側係合面及び第2基布の雌側係合面又は雄側係合面を一面側とした状態で、前記第1基布と前記第2基布とに跨る一方の前記角部を頂点として、他方の前記角部を含む下半分領域又は前記一方の角部を含む上半分領域を向かって上側又は下側に折り返す第3半折手順と、
    前記第2基布又は前記第1基布の斜辺が略水平となるように、かつ、左側角部又は右側角部が前記第1基布又は前記第2基布の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の左側領域又は右側領域を一面側又は他面側に折り返す第5折返手順と、
    前記第1基布又は前記第2基布の斜辺が略水平となるように、かつ、右側角部又は左側角部が前記第2基布又は前記第1基布の斜辺とほぼ一致するように、幅方向の右側領域又は左側領域を一面側又は他面側に折り返す第6折返手順と、
    を備えることを特徴とする折畳式バッグの折り畳み方法。
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