JP3090830U - フルフラットバッグ - Google Patents
フルフラットバッグInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 箱状等の立体的な収納物を収容するのに好適
であり、且つ展開することによりほぼ完全なシート状と
して使用することができ、さらに簡易且つ迅速にバッグ
として組み立てることができること。 【解決手段】 ほぼ矩形状の底面部1と、該底面部1の
各辺から立上げ自在に形成された側面部2,2,…と、
隣合う側面部2,2,…間に形成される中間部3,3,
…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に
対して立上げ状態で接合する接合具5,5,…と、手提
げ部6,6とからなること。該手提げ部6,6は、対向
する一組の側面部2,2,…に装着されること。
であり、且つ展開することによりほぼ完全なシート状と
して使用することができ、さらに簡易且つ迅速にバッグ
として組み立てることができること。 【解決手段】 ほぼ矩形状の底面部1と、該底面部1の
各辺から立上げ自在に形成された側面部2,2,…と、
隣合う側面部2,2,…間に形成される中間部3,3,
…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に
対して立上げ状態で接合する接合具5,5,…と、手提
げ部6,6とからなること。該手提げ部6,6は、対向
する一組の側面部2,2,…に装着されること。
Description
【0001】
本考案は、箱状等の立体的な収納物を収容するのに好適であり、且つ展開する ことによりほぼ完全なシート状として使用することができ、さらにシート状態か ら簡易且つ迅速にバッグを組み立てることができる多様性のあるフルフラットバ ッグに関する。
【0002】
従来より、未使用時には適当に折り畳むことによりコンパクトサイズのものと してどのような場所にも収納自在としたバッグが存在している。この種のバッグ において、特に構造が簡単な種類のものでは、薄型の袋タイプとしたものを折り 畳み自在とし、折り畳むことによりコンパクトサイズにすることができるものが 多い。また、この種のものは、あまり体積のある立体的な収納物の収納には向か ず、どちらかといえば書類,雑誌類等の薄い書籍等の平面的な収納物にのみ好適 なバッグであるといえる。
【0003】 このような袋タイプのバッグには、立体的な収納物の収容には不向きである。 その立体的な収納物としては、たとえば弁当箱やランチボックス等の食料収納箱 であり、またそれ以外にも種々の道具を納めた箱や筆箱等がある。或いは瓶類等 の容器もあり得る。すなわち、このような、一定の体積を有する箱型状或いは筒 形状とした立体的な収納物を収納するには、一定の容積を有するバッグタイプの ものが好適である。
【0004】
ところで、上述したようなバッグにおいて、薄型で袋タイプのものでは、箱型 状の収納物を収容したときには、該収納物を安定した状態に維持することができ ない。さらに、たとえば狭い場所において、バッグに収容されたランチボックス 或いは弁当箱を取り出し、食事をしようとする場合に、机やテーブル或いは地面 が汚れている場合には、ランチボックス,弁当箱の下にテーブルクロスの代用品 としてシート等を敷きたいと希望することもある。しかしながら、バッグからラ ンチボックスや弁当箱を取り出しながら、シートをランチボックスや弁当箱の下 に敷く作業は面倒であり、且つランチボックスや弁当箱をひっくり返してしまう 危険性も十分にある。
【0005】 また、シート状態から立体的なバッグに組み立てることができるものでは、組 み立てられたバッグは、前述したように単純な袋状のものがほとんどであり、そ の外観が画一的で個性的なものはほとんど存在しない。さらに、仮にシート状態 のものから立体的なバッグを組立又は分解して、元のシート形状に戻すことがで きるものが存在しても、その組立が面倒であり、使い勝手が甚だ悪いものであっ た。このようにランチボックス,弁当箱或いは道具箱等の種々の立体的な箱類を 出し入れし易いようにしたものは、ほとんど存在していない。
【0006】 このようなことから、通勤,通学或いは仕事現場等へ向かうときや、レジャー ,旅行での携帯において、ランチボックス,弁当箱或いは道具箱等の収納物を収 容するバッグは小型であることが必要であると同時に、これら種々の立体的な収 納物の出し入れが簡単且つ迅速にでき、どのような使用目的に対しても十分に対 応することができる組立,分解自在なバッグの出現が望まれている。
【0007】 本考案の目的は、シート形状から立体的なバッグの組立,分解が簡易且つ迅速 にできるとともに、弁当箱やランチボックス,道具箱等の立体的な収納物の出し 入れが簡単であり、収容状態が安定し、バッグを分解して展開した状態でテーブ ル上に敷設してテーブルクロスやランチョンマット,作業用下敷き等の敷物とし て使用することができるようにすることにある。
【0008】
そこで、考案者は、上記課題を解決すべく、鋭意, 研究を重ねた結果、本考案 を、矩形状の底面部と、該底面部の各辺から立上げ自在に形成された側面部と、 隣合う側面部間に形成される中間部と、前記隣り合う側面部同士を底面部に対し て立上げ状態で上方箇所にて接合する接合具と、対向する前記何れか一組の側面 部に装着される手提部とからなるフルフラットバッグとしたことにより、ランチ ボックス,弁当箱等の出し入れが効率良く行うことができ、食事時においてはテ ーブルクロス代わりにすることができ、上記課題を解決したものである。
【0009】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。本考案のフルフラットバ ッグは、図1,図2等に示すように、底面部1,側面部2,2,…及び中間部3 ,3,…とから構成される。その底面部1は、矩形状に形成されており、具体的 には、長方形とすることが好適であり、これは一般の弁当箱やランチボックス或 いは道具箱,筆箱等の種々の立体的な箱型状の収納物10の底面形状と略同一形 状と合わせたものである。しかし、この底面部1の形状は、正方形状としてもか まわない。
【0010】 また、底面部1を略矩形状としたものには、底面部1の4辺が大きな曲率半径 となる円弧状又は湾曲状としたような矩形も含まれる。ここで、上記収納物10 は、前述したようにランチボックス,弁当箱,道具箱,筆箱等である。また、前 記筆箱の他には水彩道具,油絵道具等の絵描道具箱も含まれる。その材質も金属 製、合成樹脂製のものが等,種々のものが含まれる。また瓶類等も前記収納物1 0に含まれる。すなわち収納物10は、立方体,直方体,円筒状物等の立体物で ある。さらに、収納物10は、上記具体例に限定されるものではなく、種々のタ イプ,形状の立体状の箱,ケース,容器等が存在し、また箱やケース以外の物品 を直接,収容するものであってもよい。
【0011】 これら底面部1,側面部2,2,…及び中間部3,3,…を形成する素材は、 布地,革,化学(合成樹脂)繊維,紙等である。これら底面部1,側面部2,2 ,…及び中間部3,3,…は、薄手生地m1 と厚手生地m2 とから構成されてい る。具体的には、底面部1及び側面部2,2,…が厚手生地m2 から形成され、 図1(B),(C)に示すように、該厚手生地m2 は、ほぼ十字(クロス)状に 形成されている。
【0012】 また、薄手生地m1 は、ほぼ矩形状に形成されたもので、図1(A)に示すよ うに、前記厚手生地m2 のほぼ十字(クロス)形状の最外辺が前記薄手生地m1 の4辺と一致するようにしたものである。その薄手生地m1 に厚手生地m2 を重 ね合わせ、固着される。その固着手段としては、縫付け,接着剤,或いはリベッ ト等の部材等が使用される。このようにして前記底面部1及び側面部2,2,… は、図1(B),(C)に示すように、厚手生地m2 と薄手生地m1 との二層構 造となる。
【0013】 また、中間部3,3,…は、薄手生地m1 のみで形成されることになり、前記 底面部1及び側面部2,2,…に比較して柔軟性を有するようにしている。なお 、厚手生地m2 の材質としては、厚めの布地や革材或いは合成樹脂材,厚紙材等 が使用される。その薄手生地m1 は、布材,合成樹脂シート,紙材等が使用され る。なお上記のように、厚手生地m2 は底面部1及び側面部2,2,…となる部 位であり、バッグに組み立てた状態でバッグの外面又は表面を構成するようにし ている〔図3(B)参照〕。
【0014】 これによって、厚手生地m2 がバッグの外面(又は表面)となり、耐久性に優 れたものにできる。なお、バッグからシート状に展開したときに、バッグの外面 側(又は表面側)となるシートの面をシートの表面側と称する。このことから図 1(A),図4(C)及び図10のシートは表面側より見た展開図である。そし て、図3(B)は、シートを裏面側すなわちバッグ状態において内面側となる面 を上方にして敷設した斜視図である。
【0015】 その薄手生地m1 は、防水性を有するものが使用されてもよく、この底面部1 ,側面部2,2,…及び中間部3,3,…をシート状に展開して、敷物として使 用する場合には防水シートとして使用することができる。また、その底面部1や 側面部2,2,…には、保温性を有する材質が貼着されることもあり、これによ って保温性を有するバッグとして使用することができ、ランチボックス,弁当箱 等の収容に好適である。
【0016】 なお、本考案のフルフラットバッグは、上述したように、薄手生地m1 と厚手 生地m2 とを重ね合わせて固着した構造以外の構造も存在する。これは、特に図 示しないが、底面部1と側面部2,2,…とを厚手生地m2 にてほぼ十字状に形 成し、その4個の隅角箇所に薄手生地m1 からなる中間部3,3,…を固着する こともある。この場合にも、その固着手段として縫付けや、接着剤によるものが ある。また、底面部1,側面部2,2,…及び中間部3,3,…を全て厚手生地 m2 にて形成したり、或いは薄手生地m1 にて形成することもある。
【0017】 また、前記底面部1と各側面部2,2,…との間には、目視可能な境界線は特 に形成されていない。図1(A)では、その境界を想像線(鎖線)にて示してお り、該想像線により、その底面部1は、各辺から形成された4個の側面部2,2 ,…の中心に存在する矩形状の領域であることが分かるようになっている。また 、前記底面部1と側面部2との境目には、縫い目を設けて該縫い目を目印にして 目視できるようにすることもある。或いは、底面部1と各側面部2,2,…との 境目には、折れ曲がりクセを付けたり、或いは折り曲げ易いように折線筋を形成 することもある。これらによって、前記底面部1の各辺からそれぞれの側面部2 ,2,…を立ち上げ易いものとし、ひいては、バッグを組み立てやすいものにす ることができる。
【0018】 その底面部1箇所には、図7(C),(D)に示すように、硬質な底板材4が 装着されることもある。該底板材4は、厚紙板や、合成樹脂板等が使用される。 そして、前記底面部1を構成する生地に縫い付けられたり、或いは前記薄手生地 m1 と厚手生地m2 との間に挟まれるようにして装着されることもある。硬質な 底板材4を装着することにより、底面部1も硬質となり、バッグとして組み立て たときに収納物10をバッグ内でひっくり返りにくく、極めて安定した状態に維 持することができる。また、各側面部2,2,…は、底面部1が長方形状の場合 には、その大きさ,形状が異なるものであり、底面部1の長辺側に連続形成され る側面部2は大きな長方形状となり、その底面部1の短辺側に連続形成される側 面部2は小さな長方形状或いは正方形状となる。
【0019】 そして、底面部1に対してそれぞれの側面部2,2,…を立ち上げるようにし て底面部1と側面部2,2,…との境界線箇所で折り曲げることで、図2(A) ,図3(A)等に示すように、収納物10を収納するための箱状に構成すること ができるようになっている。特に、隣り合う側面部2,2同士の辺の長さは同一 であることにより、4個の側面部2,2,…の高さをほぼ同一にすることができ 、底面部1から立ち上げた側面部2,2,…同士がその上端でほぼ一致し、後述 する接合具5,5,…による接合状態を良好且つ整然となる状態とし、ひいては 良好なデザインにすることができる。
【0020】 次に、中間部3,3,…は、図1(A)に示すように、各隣り合う側面部2, 2の間に形成されるものであって、正方形状をなし、前述したように、底面部1 や側面部2,2,…よりも柔軟な材質にて形成されている。具体的には、前記薄 手生地m1 のみで形成されたものである。また、柔軟な素材を隣り合う側面部2 ,2間に縫い付けるように接合してもよい。
【0021】 その中間部3は、対角線を折曲げ線として折曲げて使用するものである。該中 間部3には、2本の対角線が存在し、図1(A)に示すように、その第1対角線 3t1 は、隣り合う前記側面部2,2,…の隅角部から対頂角方向に向かう線と する。また、第2対角線3t2 は、前記第1対角線3t1 に直交する線とする。 そして、前記第2対角線3t2 を折曲線とし、これを基準に折り曲げつつ、前記 側面部2,2,…を立ち上げる。そして、前記中間部3の第1対角線3t1 が折 り目として折り曲げられながら箱状が構成される。このように、中間部3を第1 対角線3t1 と第2対角線3t2 で折り曲げることで柔軟な中間部3にも適度の 硬さを与え、組み立てられたバッグは、より一層安定したものにすることができ るものである。
【0022】 また、前記中間部3は、三角形状に形成されることもある。具体的には、図1 0(A)に示すように、隣り合う側面部2,2の外側に向かう頂角同士を結ぶ線 が三角形の1辺となるように構成されるものである。また、図10(B)に示す ように、隣り合う側面部2,2の外側に向かう頂角同士を結ぶ線を円弧状又は湾 曲状として形成された中間部3も存在する。このようにすることで、各中間部3 の折り曲げを一回とし、バッグへの組立を簡単にすることもできる。
【0023】 次に、接合具5について説明する。該接合具5は、底面部1に対して立ち上げ 状態にした側面部2,2において、その隣り合う側面部2,2を接合して、底面 部1と側面部2,2,…とからなる箱形状の形を維持しようとするものである。 このような接合具5は、複数のタイプが存在し、その第1タイプのものでは、図 1乃至図6に示すように、ホック及びボタンタイプとしたものである。
【0024】 そのホック5aは、図2(C),(D)に示すように、雄ホック部5a1 と雌 ホック部5a2 とから構成されるが、その雄ホック部5a1 は側面部2,2,… に装着され、雌ホック部5a2 は中間部3,3,…側に装着されている。雄ホッ ク部5a1 は、側面部2の上端の幅方向両側箇所に装着され、雌ホック部5a2 は中間部3で且つ隣り合う側面部2寄りに装着されている。
【0025】 また、ホック5aの別の装着例として、図4(C)に示すように、雄ホック部 5a1 及び雌ホック部5a2 が隣り合う側面部2,2に装着されることもある。 この場合には、前記雄ホック部5a1 と雌ホック部5a2 とが連結した状態は、 図4(A),(B)に示すように、隣り合う側面部2,2の端部同士が円弧状に ロールして連結することとなり、組み立てられたバッグは、接合具5の箇所では 、極めて強固で安定性のあるものにできる。なお、上記ホック5aには、ボタン 型のもの以外に、鉤タイプのものが存在する。
【0026】 その接合具5,5,…の第2タイプは、ファスナ5bとしたものである。この ファスナ5bは、図7(A)に示すようにチャック(「ジッパー」とも称する) タイプとしたものと、図8(A)に示すように布テープとした2タイプのものが 存在する。まず、チャックタイプのファスナ5bは金属,合成樹脂によるものが あり、いずれを使用してもよい。このタイプのファスナ5bは、図7(B),( C)に示すように、隣り合う側面部2,2の端部箇所に装着され、下方から上方 に向かって閉じるものである。
【0027】 これによって、隣り合う側面部2,2同士は、上下に沿って、接合されるもの であり、組み立てられたバッグとしては、最も強固である。そして、そのチャッ クの開閉により隣り合う側面部2,2同士を簡易且つ迅速に着脱することができ る利点もある。また、布テープとしたタイプの場合には、図8(B),(C)に 示すように、そのループ側が側面部2,2,…に貼着され、フック側が中間部3 に装着されたり、或いはその逆でもよい。
【0028】 次に、接合具5,5,…の第3タイプは、図9(A)に示すように、紐状部材 5cとしたものである。該紐状部材5cとしたものでは、図9(B)(C)に示 すように、隣り合う側面部2,2に紐状部材5c,5cが取り付けられ、両紐状 部材5c,5cを共に結ぶものである。また、特に図示しないが、隣り合う側面 部2,2に貫通孔が穿孔され、その貫通孔に一本の紐状部材5cを通して、その 端部箇所を結び付けるタイプも存在する。
【0029】 次に、4個の側面部2,2,…において、その対向する一組の側面部2,2に は、手提部6,6が装着されている。該手提部6,6は、ループタイプである。 特に前記底面部1が長方形状に形成された場合には、両手提部6,6は大きい側 面部2,2同士に装着されることが好ましい。図示された手提部6,6は、その 付根部はシートの表面側、すなわちバッグ状態としたときの外面側に設置されて いる。しかし、手提部6,6の付根部をバッグ状態としたときの内面側に設置し てもよい。さらに、その手提部6は、平帯状又は紐状等やチェーン等のように、 好みに応じて適宜の材質や形状のものを使用してもかまわない。
【0030】
本考案のフルフラットバッグの使用について説明する。まず、バッグは開いた 状態,すなわち展開した状態で、図1(A),図3(B)に示すように、その全 体形状は長方形或いは正方形等の矩形状となるシート状である。このシートはフ ルフラットすなわち、ほぼ完全なフラット状となる。前記底面部1と側面部2, 2,…は、ほぼ十字形状を構成しており、底面部1はその十字状箇所の中心に位 置する矩形領域である。そして、その底面部1の各4辺には、側面部2,2,… が形成されており、隣り合う側面部2,2間には中間部3,3,…がそれぞれ形 成されている。
【0031】 まず、収納物10が底面部1上に配置される。前記収納物10は、ランチボッ クス,弁当箱等の食品収納容器や、種々の道具等を入れた道具箱である。そして 、図5(A)に示すように、底面部1の各辺に形成されている側面部2,2,… を折り曲げて立ち上げる。このとき、図5(B)に示すように、同時に中間部3 ,3,…も同時に立ち上げられるが、それぞれの中間部3は対角線箇所を基準に して折り返し状に折り曲げられる。
【0032】 次に、図6(A),(B)に示すように、接合具5,5,…を使用して隣り合 う側面部2,2同士が近接状態となるように、接合固定される。このようにして 図2(A)に示すように、バッグが組み立てられる。なお、バッグを組み立てて から収納物10を収納してもかまわない。特に、食事時に関しては、バッグの中 からランチボックス(弁当箱)を直接取り出さずに、バッグの側面部2,2,… を開いて展開すれば、図3(B)に示すように、ほぼフラット状のシートに広が り、テーブルクロスやランチョンマット等として、この上でそのまま食事を行う ことができる。このときは、バッグの内面側が展開されたシートの表面となる。 さらに、図3(A)に示すように、バッグの一部の側面部2のみを開いて、収納 物10を出し入れすることができる。
【0033】 この場合には、バッグの有効収納容積とほぼ同等のサイズの収納物10の出し 入れ作業に極めて好適であるといえる。上記の使用は、ランチボックスの場合に ついて述べたものであるが、たとえば道具箱の場合でも同様にバッグから直接, 出さずにバッグの側面部2,2,…を開き、シート状に展開して、その上で作業 を行えば道具箱内の部品を紛失するおそれも極めて少なくなり、作業効率を向上 させることにもつながる。
【0034】 本考案のフルフラットバッグは、上述したように、収容される収納物10とし てランチボックス,弁当箱等の食品収納箱や、道具箱等として、これらを収納す るのに好適なものとしているが、上記のような使用に限定されるものではなく、 本考案のフルフラットバッグは、極めて多様性を有し、その使用法は使用する者 の工夫次第によりさらに多種存在するものである。
【0035】
請求項1の考案は、ほぼ矩形状の底面部1と、該底面部1の各辺から立上げ自 在に形成された側面部2,2,…と、隣合う側面部2,2,…間に形成される中 間部3,3,…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に対して立上 げ状態で上方箇所にて接合する接合具5,5,…と、対向する前記何れか一組の 側面部2,2,…に装着される手提部6,6とからなるフルフラットバッグとし たことにより、バッグへの収納物10の出し入れが簡易且つ迅速にできるし、構 造が簡単で、完全にフラット状態のシート形状から立体的なバッグへの組立や、 その展開作業が極めて簡易且つ迅速にできる等の効果を奏する。
【0036】 上記効果を詳述すると、本考案のフルフラットバッグにおいて、ほぼ矩形状の 底面部1の4つの各辺から側面部2,2,…が形成され、該側面部2,2,…が 底面部1に対して立上げ自在に形成されている。そしてそれぞれの隣合う側面部 2,2,…間には中間部3,3,…が形成されており、前記中間部3,3,…を 対角線上(第1対角線3t1 ,第2対角線3t2 )で折り畳みながら側面部2, 2,…を立ち上げると簡単に箱形状の収納部が構成され、収納物10を簡単に収 納できる。特に本考案においては、収納物10がランチボックス,弁当箱或いは 道具箱等のように立体的な形状のものに好適である。
【0037】 これは、収納物10を底面部1に載置した状態から前記側面部2,2,…を立 ち上げてゆくのみで簡単且つ迅速にできる。さらに、前記側面部2,2,…には 、上方箇所を接合するための接合具5,5が備わっており、また、手提部6,6 も具備されているので、バッグとしての機能を十分に維持することができるもの である。
【0038】 また、バッグの状態から、前記側面部2,2,…を開いて、展開すれば、隣り 合う側面部2,2,…の中間部3,3,…もほぼ同時に開き、フルフラット状態 すなわち、ほぼ完全な平坦状のシートに簡単に変化させることができる。これに よって、たとえば、食事において、ランチボックスや弁当箱等の収納物10のた めのテーブルクロス或いはランチョンマットとして使用することができ、周囲の 汚れが弁当箱やランチボックス等の収納物10に付いたり、或いはその反対に食 事中に、食品をこぼしたりして周囲を汚したりすることを防止できる。或いは収 納物10が道具箱や筆箱の場合には、本考案がシート状態に変形しているときに は、道具や筆記具その他消しゴム等の小物の紛失を防止できる。
【0039】 請求項2の考案は、矩形状の底面部1と、該底面部1の各辺から立上げ自在に 形成された側面部2,2,…と、隣合う側面部2,2,…間に形成される中間部 3,3,…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に対して立上げ状 態で上方箇所にて接合する接合具5と、対向する前記何れか一組の側面部2,2 ,…に装着される手提部6,6とからなり、前記側面部2,2,…及び中間部3 ,3,…は矩形状に形成されてなるフルフラットバッグとしたことにより、さら に一層、弁当箱やランチボックス等の収納物10の収納や、食事時において扱い やすいものにできる。
【0040】 上記効果を詳述すると、前記側面部2,2,…と,中間部3,3,…とが完全 に開いた状態では、底面部1,側面部2,2,…及び中間部3,3,…により全 体が長方形或いは正方形等の矩形状シートにすることができ、食事における敷物 或いはランチョンマットとして使用したり、或いは未使用時における折り畳みを 行いやすいものにできる。また、底面部1を矩形状にすることで、バッグに組み 立てられたときには、内部に収容された収納物10は、極めて安定した状態に維 持することができる。これによって、ひっくり返ると不都合なランチボックスや 弁当箱の収納に極めて好適である。
【0041】 請求項3の考案は、矩形状の底面部1と、該底面部1の各辺から立上げ自在に 形成された側面部2,2,…と、隣合う側面部2,2,…間に形成される中間部 3,3,…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に対して立上げ状 態で上方箇所にて接合する接合具5,5,…と、対向する前記何れか一組の側面 部2,2,…に装着される手提部6,6とからなり、前記中間部3,3,…は柔 軟な素材から形成されてなるフルフラットバッグとしたことにより、収納物10 の収納するために箱形状として組み立てやすいものにできる。
【0042】 すなわち、側面部2,2,…を底面部1から立ち上げた場合に、それぞれの中 間部3,3,…は対角線上(第1対角線3t1 ,第2対角線3t2 )に折り畳み 状態とするが、該中間部3は、特に柔軟な材質又は素材とすることにより、その 対角線状での折り畳みが容易且つ少スペースにて行われるので、底面部1と全側 面部2,2,…とで箱形状を組み立てることがさらに一層容易にできるものであ る。
【0043】 請求項4の考案は、ほぼ矩形状の底面部1と、該底面部1の各辺から立上げ自 在に形成された側面部2,2,…と、隣合う側面部2,2,…間に形成される中 間部3,3,…と、前記隣り合う側面部2,2,…同士を底面部1に対して立上 げ状態で接合する接合具5,5,…と、対向する前記何れか一組の側面部2,2 ,…に装着される手提部6,6とからなり、前記底面部1と側面部2,2,…は ほぼ十字形状の厚手生地m2 から形成され、該厚手生地m2 がほぼ正確に納まる 矩形状の薄手生地m1 に重ね合わせて固着され、前記厚手生地m2 が常時外面側 となるようにしてなるフルフラットバッグとしたことにより、本考案におけるバ ッグはより一層簡単に製造することができる。
【0044】 すなわち、薄手生地m1 は、ほぼ長方形又は正方形等の矩形状とし、厚手生地 m2 は、前記底面部1と4個の側面部2,2,…とが形成された十字形状とした もので、前記薄手生地m1 に厚手生地m2 を重ね合わせて、縫付け等の固着手段 にて固着することにより、本考案を製造することができる。また、厚手生地m2 は、底面部1と側面部2,2,…のみの部位であり、中間部3,3,…は、必然 的に薄手生地m1 のみから形成されることになる。
【0045】 それゆえに、中間部3,3,…は、底面部1や側面部2に比較して柔軟性を有 するものにでき、バッグの組立やバッグからシートへの展開作業が行いやすいも のにできる。さらに、前記厚手生地m2 を薄手生地m1 に縫い付けることにより 、特に底面部1及び側面部2,2,…は、厚手生地m2 と薄手生地m1 との2層 の状態となり、生地の強度を強固なものとし、丈夫なシート或いはバッグとして 使用することができる。さらに、厚手生地m2 は底面部1及び側面部2,2,… となる部位であり、且つバッグを組み立てた状態でバッグの外面又は表面を構成 するものであるから、常時,バッグの外面は厚手生地m2 となり、耐久性に優れ たものにできる。
【図1】(A)は本考案において第1タイプの接合具を
具備した表面側の展開平面図 (B)は(A)のX1 −X1 矢視断面図 (C)は(A)のX2 −X2 矢視断面図
具備した表面側の展開平面図 (B)は(A)のX1 −X1 矢視断面図 (C)は(A)のX2 −X2 矢視断面図
【図2】(A)は本考案においてバッグ状態に組み立て
られた斜視図 (B)は(A)の要部の縦断平面略示図 (C)は接合具による接合状態の拡大断面図 (D)は接合具を外した状態の拡大断面図
られた斜視図 (B)は(A)の要部の縦断平面略示図 (C)は接合具による接合状態の拡大断面図 (D)は接合具を外した状態の拡大断面図
【図3】(A)はバッグ状態において収納物を収納した
状態で且つ側面部を開いた状態の斜視図 (B)は本考案をバッグ状態から展開して裏面側を上方
にして敷設した斜視図
状態で且つ側面部を開いた状態の斜視図 (B)は本考案をバッグ状態から展開して裏面側を上方
にして敷設した斜視図
【図4】(A)は本考案の接合具の装着位置を隣り合う
側面部とした状態の斜視図 (B)は(A)の要部の拡大断面図 (C)は(A)の表面側の展開平面図
側面部とした状態の斜視図 (B)は(A)の要部の拡大断面図 (C)は(A)の表面側の展開平面図
【図5】(A)は側面部,中間部を立ち上げた状態の組
立工程斜視図 (B)は(A)の中間部を内方に折り返して三角形状と
した組立工程斜視図
立工程斜視図 (B)は(A)の中間部を内方に折り返して三角形状と
した組立工程斜視図
【図6】(A)は他の一組の側面部同士を立ち上げた状
態の組立工程斜視図 (B)は接合具にて隣り合う側面部同士を接合した状態
の組立工程斜視図
態の組立工程斜視図 (B)は接合具にて隣り合う側面部同士を接合した状態
の組立工程斜視図
【図7】(A)は本考案において第2タイプの接合具と
してチャックタイプを具備したバッグの斜視図 (B)は(A)の要部の拡大断面図 (C)は(A)の一部の側面部を開いた状態の斜視図 (D)は(C)のX3 −X3 矢視断面図
してチャックタイプを具備したバッグの斜視図 (B)は(A)の要部の拡大断面図 (C)は(A)の一部の側面部を開いた状態の斜視図 (D)は(C)のX3 −X3 矢視断面図
【図8】(A)は本考案において第2タイプの接合具と
して布テープを具備したバッグの斜視図 (B)は接合具を開いた状態の要部の拡大断面図 (C)は接合具を閉じた状態の要部の拡大断面図
して布テープを具備したバッグの斜視図 (B)は接合具を開いた状態の要部の拡大断面図 (C)は接合具を閉じた状態の要部の拡大断面図
【図9】(A)は本考案において第3タイプを接合具を
具備したバッグの斜視図 (B)は接合具の要部の拡大斜視図 (C)は接合具を要部の拡大断面図
具備したバッグの斜視図 (B)は接合具の要部の拡大斜視図 (C)は接合具を要部の拡大断面図
【図10】(A)は中間部を三角形状としたタイプの表
面側の展開平面図 (B)は中間部を扇形形状としたタイプの表面側の展開
平面図
面側の展開平面図 (B)は中間部を扇形形状としたタイプの表面側の展開
平面図
1…底面部 2…側面部 3…中間部 5…接合具 6…手提部
Claims (4)
- 【請求項1】 ほぼ矩形状の底面部と、該底面部の各辺
から立上げ自在に形成された側面部と、隣合う側面部間
に形成される中間部と、前記隣り合う側面部同士を底面
部に対して立上げ状態で接合する接合具と、対向する前
記何れか一組の側面部に装着される手提部とからなるこ
とを特徴とするフルフラットバッグ。 - 【請求項2】 ほぼ矩形状の底面部と、該底面部の各辺
から立上げ自在に形成された側面部と、隣合う側面部間
に形成される中間部と、前記隣り合う側面部同士を底面
部に対して立上げ状態で接合する接合具と、対向する前
記何れか一組の側面部に装着される手提部とからなり、
前記側面部及び中間部はほぼ矩形状に形成されてなるこ
とを特徴とするフルフラットバッグ。 - 【請求項3】 ほぼ矩形状の底面部と、該底面部の各辺
から立上げ自在に形成された側面部と、隣合う側面部間
に形成される中間部と、前記隣り合う側面部同士を底面
部に対して立上げ状態で接合する接合具と、対向する前
記何れか一組の側面部に装着される手提部とからなり、
前記中間部は柔軟な生地から形成されてなることを特徴
とするフルフラットバッグ。 - 【請求項4】 ほぼ矩形状の底面部と、該底面部の各辺
から立上げ自在に形成された側面部と、隣合う側面部間
に形成される中間部と、前記隣り合う側面部同士を底面
部に対して立上げ状態で接合する接合具と、対向する前
記何れか一組の側面部に装着される手提部とからなり、
前記底面部と側面部はほぼ十字形状の厚手生地から形成
され、該厚手生地がほぼ正確に納まる矩形状の薄手生地
に重ね合わせて固着され、前記厚手生地が常時外面側と
なるようにしてなることを特徴とするフルフラットバッ
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003725U JP3090830U (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | フルフラットバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003725U JP3090830U (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | フルフラットバッグ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090830U true JP3090830U (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=43242026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003725U Expired - Lifetime JP3090830U (ja) | 2002-06-18 | 2002-06-18 | フルフラットバッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090830U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004080835A1 (en) * | 2003-03-10 | 2004-09-23 | Hee Jun Koo | Packing box which can be used as bag |
JP2011172771A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Beat Sonic:Kk | ボストンバッグ |
KR101471290B1 (ko) * | 2013-05-20 | 2014-12-10 | 권민서 | 놀이 매트를 겸한 놀이완구 정리함 |
KR102343125B1 (ko) * | 2021-08-02 | 2021-12-28 | 홍재규 | 유아침구 겸용 기저귀 가방 |
US12096831B1 (en) * | 2024-05-08 | 2024-09-24 | 7C Llc | Convertible picnic basket |
-
2002
- 2002-06-18 JP JP2002003725U patent/JP3090830U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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