JP3200789U - 小物ケース - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、前記ケース本体は、前記底面部の各辺に折り目線を備え、当該折り目線から前記側面部が立ち上げ可能に形成されていること、また、前記側面部の立上り上縁部側を開閉可能で密閉状に連結する前記連結手段が、ファスナーであり、前記側面部を係脱可能に結合する前記結合部材が、雄雌からなるホックであること、などの構成を採用することが好ましい。
また、ケース本体を展開させた状態において、底面部の各辺から側面部を立ち上げ、立ち上げた側面同士を結合部材にて結合することで、小物をテーブル上にまとめて置いておくための収容トレイとして利用することができる。このとき、側面部は底面部各辺の折り目線から立ち上げられることで、布製のケース本体の底面部に皺ができることや波を打つなど、底面部の型崩れのない状態で側面部を立ち上げ結合することができる。
図1は、本考案の実施形態に係る小物ケースAを展開させた状態で示す斜視図であり、図2は、ケース本体1を2つ折りの携帯用収納ケースA−1とした場合の例を示す斜視図であり、図3は、ケース本体1の底面部2各辺から側面部3を立ち上げた浅底の収容トレイA−2とした場合の例を示す斜視図である。
内張り素材としては、収納携帯する小物(ブレスレット、指輪、イヤリング、ブローチなどの装身具)Bによって汚れ難く、皺になり難いなどの特性を有する繊維素材が好ましく、一方、外張り素材としては、撥水性を有するなどの汚れ難く手入れが簡便な特性を有する繊維素材(例えば、合成皮革など)が好ましい。
ケース本体1は、図1に示すように、平面視で正方形の底面部2と、この底面部2周りの各辺から互いに連設された状態で立ち上がる側面部3とを有して平面状に展開可能に形成されている。
そして、ケース本体1は、図1に示す展開状態から図2に示すように、2つ折りにされることで互いに重なり合う側面部3の立上り上縁部3a側を開閉可能に連結する連結部材であるファスナー4を備えている。また、ケース本体1は、図1に示す展開状態から図3に示すように、底面部2の各辺から立ち上げた側面部3同士を係脱可能に結合する結合部材である雄雌からなるホック5を備えている。
つぎに、2つ折りされたケース本体1の互いに重なり合う側面部3の立上り上縁部3a側を開閉可能に連結するファスナー4について説明する。
ファスナー4は、図1に示す展開状態から図2に示すように、ケース本体を2つ折りするときの仮想の折り線8上において両側に位置(存在)する側面部3の立上り上縁部3aの一方から他方に向けた底面部2各辺の互いに連設する側面部3の立上り上縁部3aの縁内側に沿って取り付けられる。
これにより、仮想の折り線8上における側面部3の立上り上縁部3aの一方から他方に向けたスライダー4aによるファスナー4の閉じ、そして、他方から一方に向けたスライダー4aによるファスナー4の開きによって側面部3の立上り上縁部3a側を連結、そして分離し得るようにしている。ファスナー1が内側に取り付けられた立上り上縁部3aは帯状の縁部材7を用いた縫着により縁取り処理されている。
雄雌からなるホック5は、図1に示すケース本体1の展開状態から図3に示すように、ケース本体1の底面部2各辺の折り目線6から側面部3を立ち上げたときに、外向きに谷折りされて互いに突き合わせられる側面部3の連設コーナー部3bの内側における側面部3の幅方向(高さ方向)の途中部位(ファスナー4の内側)にそれぞれ取り付けられる。これにより、図3の(a)に示すように、立ち上げた側面部3同士の内側コーナーが平面視で略直角な結合状態にて結合されるように形成してなる。
つぎに、以上のように構成されている本実施形態に係る小物ケースAの使用について説明する。ここでは、図1〜図3を適宜参照しながら説明する。
まず、小物Bを収納して携帯する場合の携帯用収納ケース(例えば、パスケース、ポーチケースなど)A−1について説明する。この場合は、図1に示す展開状態からケース本体1を、ファスナー4のスライダー4aが存在する仮想の折り線8に沿って2つ折りにする。
ケース本体1を2つ折りすることで互いに重なる側面部3の立上り上縁部3a側の内側をスライダー4aによりファスナー4を閉じることで連結する。このとき、ケース本体1を2つ折りする前の展開させた状態か、ケース本体を2つ折りにした状態か、または、図2に示すように、ファスナー4を途中まで閉めた状態で、携帯する小物(ブレスレット、指輪、イヤリング、ブローチなどの装身具)Bを収納してファスナー4を完全に閉じて側面部3の立上り上縁部3a側を連結する。
これにより、2つ折りされたケース本体1はファスナー4により密閉状に閉じられ、例えば、旅行などに出掛けるとき、携帯中などに小物Bが飛び出し紛失するおそれのない状態で収納し携帯することができる携帯用収納ケースA−1として利用することができる。
これにより、図3の(a)に示すように、図ケース本体1を2つ折りにしてファスナー4により密閉状に閉じられた携帯用収納ケースA−1にて収納携帯してきた小物(例えば、ブレスレット、指輪、イヤリング、ブローチなどの装身具)B、そして身に着けてきた小物(例えば、ネックレス、腕時計など)Bを、旅行先の宿泊施設のテーブル上にまとめて置いておくための収容トレイA−2として利用することができる。
以上、本考案の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本考案に含まれる。
また、展開されたケース本体1の2つ折りされた状態において仮想の折れ線上における一方から他方へ、他方から一方へのスライダー4aの開閉操作より側面部3の立上り上縁部3a側を連結するファスナー4を開け閉めするようにしたが、仮想の折れ線上における双方にスライダー4aを備え、ファスナー4を双方から開け閉めするようにすることもできる。
A−1 携帯用収納ケース
A−2 収容トレイ
1 ケース本体
2 底面部
3 側面部
3a 立上り上縁部
3b 連設コーナー部
4 ファスナー(連結手段)
4a スライダー
5 ホック(結合部材)
6 折り目線
Claims (3)
- 平面視で四角形或いは多角形の底面部と、
前記底面部の各辺から互いに連設された状態で立ち上がる側面部と、を有して展開可能に形成されているケース本体を備え、
前記ケース本体は、
展開状態から2つ折りとされて、当該2つ折りにより互いに重なる前記側面部の立上り上縁部側を連結する連結部材と、
前記側面部を立ち上げて結合する結合部材と、を備えていることを特徴とする小物ケース。 - 布製の前記ケース本体は、前記底面部の各辺に折り目線を備え、当該折り目線から前記側面部が立ち上げ可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小物ケース。
- 前記側面部の立上り上縁部側を開閉可能で密閉状に連結する前記連結部材が、ファスナーであり、前記側面部を係脱可能に結合する前記結合部材が、雄雌からなるホックであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小物ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004294U JP3200789U (ja) | 2015-08-25 | 2015-08-25 | 小物ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004294U JP3200789U (ja) | 2015-08-25 | 2015-08-25 | 小物ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200789U true JP3200789U (ja) | 2015-11-05 |
Family
ID=54536050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015004294U Expired - Fee Related JP3200789U (ja) | 2015-08-25 | 2015-08-25 | 小物ケース |
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JP (1) | JP3200789U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019042197A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | マツ六株式会社 | 補助手摺り |
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2015
- 2015-08-25 JP JP2015004294U patent/JP3200789U/ja not_active Expired - Fee Related
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