JPH1060716A - スカーフ - Google Patents

スカーフ

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JPH1060716A
JPH1060716A JP21280096A JP21280096A JPH1060716A JP H1060716 A JPH1060716 A JP H1060716A JP 21280096 A JP21280096 A JP 21280096A JP 21280096 A JP21280096 A JP 21280096A JP H1060716 A JPH1060716 A JP H1060716A
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scarf
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Koei Kondo
光栄 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の形態をそのまま保つことができ、しか
も、留め具を用いなくても両端部どうしを簡単に留める
ことができるスカーフを提供する。 【解決手段】 スカーフ1 は、長さ方向にのびるワイヤ
収納用筒部21を有し、この筒部21内に可撓性を有するス
カーフ保形用ワイヤ3 が脱落不能に配されてなる。スカ
ーフ1 の両端部を絞るとともに、これら両端絞り部2aに
装飾部材4 を取り付けて、装飾性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として装飾の目
的で首や頭等に巻いて使用されるスカーフに関し、より
詳しくは形態を保持できるスカーフに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】スカ
ーフは、通常、方形の布よりなり、首や頭に巻いて使用
されるが、布自体が薄手でかつ柔らかいものであるた
め、せっかく工夫をこらした巻き方をしても、すぐに形
態がくずれてしまい、形態を保つことは不可能であっ
た。また、スカーフ両端の留め方としては、その両端部
どうしを結び合わせる方法やピン等の留め具を使用する
方法等が考えられるが、いすれの方法も面倒であった。
【0003】本発明の課題は、上記の問題点に鑑みて、
所望の形態をそのまま保つことができ、しかも、留め具
を用いなくても両端部どうしを簡単に留めることができ
るスカーフを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるスカーフ
は、長さ方向にのびるワイヤ収納用筒部を有し、この筒
部内に可撓性を有するスカーフ保形用ワイヤが脱落不能
に配されていることを特徴とするものである。
【0005】このようにスカーフに形成した筒部内に可
撓性を有するワイヤを脱落不能に配しておけば、これを
使用するさいに、ワイヤによってスカーフを所望の形態
に保持しておくことが可能である。しかも、その両端部
どうしを捩り合せると、ワイヤの両端部も共に捩られる
ので、このようにすることによってスカーフの両端部ど
うしを簡単に留めることができる。
【0006】本発明のスカーフにおいて、好ましくは、
その両端部が絞られ、これら両端絞り部に装飾部材が取
り付けられる。
【0007】このように構成することによって、スカー
フとしての装飾性をより高めることができる。
【0008】また、本発明のスカーフにおいて、好まし
くは、スカーフ保形用ワイヤの両端部が丸く曲げられ
る。
【0009】このようにすれば、ワイヤの尖った両端に
よってスカーフの生地が傷められることがない。
【0010】スカーフ保形用ワイヤとしては、洗濯等を
考慮して耐腐食性に優れ、曲がりやすく、かつ軽量なも
のが好ましく、代表的なものとしてアルミニウムないし
その合金製の線材が用いられる。ワイヤの直径は、その
材質、スカーフ生地の材質等により決められる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のスカーフは、少なくとも
スカーフ生地およびスカーフ保形保持用ワイヤによって
構成されるが、好適には、これらの他に左右一対の装飾
部材が用いられる。
【0012】スカーフ生地は、通常のスカーフと同一の
ものを用いればよく、特に限定はされない。また、スカ
ーフ生地は、1枚の布であっても、複数枚の布を縫い合
せたものであってもよい。スカーフ生地の形状や寸法に
ついても特に制限はないが、好適には長方形のものが用
いられる。このスカーフ生地は、通常のスカーフのよう
に長方形のままで用いてもよいが、好適にはその両側部
どうしを縫い合わせて筒状となされる。
【0013】上記スカーフ生地には、ワイヤ収納用筒部
が形成される。筒部の態様を図3ないし図5を参照して
説明すると、例えば、図3に示すように、スカーフ生地
(2)が長方形である場合には、その一方の側部を折り返
して筒縫いすることにより、長方形スカーフの一側部に
筒部(21)が形成される。また、スカーフ生地(2) を筒状
に加工した場合には、その両側部の縫い代を折り返して
筒縫いすることにより、筒部(21)が形成される他(図4
参照)、スカーフ生地(2) 全体によって構成される筒部
をそのままワイヤ収納用筒部(22)として利用してもよい
(図5参照)。
【0014】スカーフ保形用ワイヤは、スカーフの形態
を保持することができる程度の剛性を有するとともに、
手で容易に曲げることができる程度の可撓性を有するも
のであることが要求される。この要求は、ワイヤの材料
および寸法(太さ)を適宜に選択することにより満たさ
れるが、スカーフ生地の厚みによっても若干変わってく
る。上記ワイヤとしては、好適には、アルミニウム合金
製線材が用いられる。アルミニウム合金製であれば、さ
びにくく、スカーフをクリーニングしても問題がないか
らである。ワイヤの直径は、通常0.5〜2.0mmの
範囲で適宜選定されるが、スカーフ生地が薄手のもので
ある場合には1mm前後、スカーフ生地が厚手のもので
ある場合には1.5mm前後とするのが好ましい。ワイ
ヤの長さは、スカーフ生地の長さと同じかこれより若干
短くなされる。また、ワイヤの両端部は、丸く曲げてお
くのが好ましく、より好ましくは、ループ状や渦巻状に
曲げておく。このようにループ状や渦巻状に曲げておけ
ば、後述するようにワイヤをスカーフ生地に縫い付ける
さい、ワイヤ両端のループ部分または渦巻部分に糸を通
して止めることができるからである。
【0015】このスカーフ保形用ワイヤは、スカーフ生
地に形成されたワイヤ収納用筒部内に脱落不能に配され
る。ワイヤを筒部内から脱落しないようにする方法とし
ては、例えば、ワイヤの両端部や長さ中間部をスカーフ
生地に縫い付ける方法や、筒部内にワイヤを収納した
後、開口状の各端部を縫い合わせて両端開口を塞ぐ方法
等が挙げられる。
【0016】本発明のスカーフにあっては、好適には、
筒部内にワイヤを配した後で、その両端部が絞られ、こ
れら両端絞り部に装飾部材が取り付けられる。両端絞り
部を形成する手段としては、例えば、スカーフ生地の両
端部にぐし縫いを施して縮める方法等が挙げられる。装
飾部材としては、スカーフの装飾効果を高めるものであ
れば特に限定はされず、様々なものが考えられるが、例
えば、スカーフ生地と同じ生地を用いて花弁等の形にし
たもの等が挙げられる。また、装飾部材をスカーフの両
端絞り部に取り付ける手段としては、縫い付けるのが一
般的であるが、スナップ等を用いて着脱自在とすること
も可能である。
【0017】次に、本発明の好適な実施の形態を、図
1、図2および図6〜図11を参照して説明する。
【0018】上記各図に示すスカーフ(1) は、スカーフ
生地(2) と、スカーフ保形用ワイヤ(3) と、左右一対の
装飾部材(4) とよりなる。
【0019】スカーフ生地(2) は、縦38cm、横70
cmの長方形の絹布製であって、その両縁部を縫い合わ
せて筒状となされ、その裏側に長さ方向にのびるワイヤ
収納用筒部(21)が形成され、この筒部(21)内にスカーフ
保形用ワイヤ(3) が収納されている。
【0020】ワイヤ(3) は、長さ72cm、直径1mm
のアルミニウム合金線の両端1cmの部分を渦巻状に曲
げてなり、これら両端渦巻部分(3a)がスカーフ生地(2)
に縫い付けられることにより、筒部(21)内から脱け落ち
ないようになされている。
【0021】スカーフ生地の両端部は同部分にぐし縫い
された糸によって絞られており、これら両端絞り部(2a)
に、装飾部材(4) が縫い付けられている。装飾部材(4)
は、スカーフ生地と同じ絹布を帯状に切り、これの一側
部をぐし縫いして縮めていくことにより形成された花弁
状のものである。
【0022】次に、上記スカーフ(1) の製造方法の一例
を、図6〜図9を参照して工程順に説明する。
【0023】まず、スカーフ生地(2) の両縁部を、5m
m程度の縫い代(22)を残して中表に縫い合わせて、全体
を筒状に形成する(図6参照)。
【0024】次いで、スカーフ生地(2) の上記縫い代(2
3)を折り返し、その重ね合わせ部分を縫い合わせて、ワ
イヤ収納用筒部(21)を形成する(図7参照)。この筒部
(21)は、両側各2重の布部分によって構成されているの
で(図2参照)、これの内部に収納されたワイヤ(3) は
外側から全く見えず、したがって、スカーフ(1) として
の装飾性が損われることがない。
【0025】そして、筒状のスカーフ生地(2) を表に返
したのち、ワイヤ収納用筒部(21)内にスカーフ保形用ワ
イヤ(3) を挿入し、その両端の渦巻部分(3a)をスカーフ
生地(2) に縫い付けて止める(図8参照)。
【0026】その後、スカーフ生地(2) の両端部を円周
方向にぐし縫いして縮めることにより絞り部(2a)を形成
し、これら両端絞り部(2a)に装飾部材(4) を縫い付けて
止める(図9参照)。こうして、図1および図2に示す
スカーフ(1) が得られ、同スカーフ(1) は、その筒部(2
1)内に配されたワイヤ(3) によって、所望の形態に保持
しておくことができるものである。
【0027】上記スカーフ(1) は、例えば、図10に示
すように、ワイヤ(3) 側が内側になるように首回りにフ
ィットさせ、その両端部どうしを胸、肩または首の前側
で1ないし数回捩じ合せて留めて使用される。また、図
11に示すように、頭にフィットさせ、その両端部どう
しを頭の上で捩じ合せて留めてターバン風や帽子風に使
用したり、シニョン(髷)の回りに巻き、その両端部ど
うしを捩じ合せて留めて使用することもできる。
【0028】
【発明の効果】本発明のスカーフによれば、ワイヤによ
って所望の形態をそのまま保持しておくことが可能であ
り、しかも、その両端部どうしを捩じ合せるという極め
て簡単な方法によって留めることができる。したがっ
て、本発明のスカーフは、従来のスカーフと比べてより
独創的でバリエーションに富んだ使い方をすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態を示すスカーフの斜視
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】スカーフのワイヤ収納用筒部の態様を示す部分
拡大斜視図である。
【図4】スカーフのワイヤ収納用筒部の態様を示す部分
拡大斜視図である。
【図5】スカーフのワイヤ収納用筒部の態様を示す部分
拡大斜視図である。
【図6】スカーフの製造方法の一工程を示す斜視図であ
る。
【図7】スカーフの製造方法の一工程を示す斜視図であ
る。
【図8】スカーフの製造方法の一工程を示す斜視図であ
る。
【図9】スカーフの製造方法の一工程を示す斜視図であ
る。
【図10】スカーフの使用方法を示す斜視図である。
【図11】スカーフの使用方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) …スカーフ (2) …スカーフ生地 (2a)…両端絞り部 (21)…ワイヤ収納用筒部 (22)…ワイヤ収納用筒部 (3) …スカーフ保形用ワイヤ (4) …装飾部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向にのびるワイヤ収納用筒部(21,
    22) を有し、この筒部(21,22) 内に可撓性を有するスカ
    ーフ保形用ワイヤ(3) が脱落不能に配されていることを
    特徴とする、スカーフ。
  2. 【請求項2】 両端部が絞られるとともに、これら両端
    絞り部(2a)に装飾部材(4) が取り付けられている、請求
    項1記載のスカーフ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006124908A (ja) * 2006-02-03 2006-05-18 C Com Kk 保形性を有する衣服
KR100895986B1 (ko) 2007-05-17 2009-05-07 오현숙 스카프 및 그 가공방법
JP2009191409A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Vox Inc 帽子兼用マフラー
KR200461228Y1 (ko) 2010-06-09 2012-06-28 (주)나경에스에이 보온모자 기능을 갖는 목도리
GB2510132A (en) * 2013-01-24 2014-07-30 Avril Jill Fleck Flexible scarf

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