JP3060004U - 髪飾り及びそれを用いた髪装飾具 - Google Patents

髪飾り及びそれを用いた髪装飾具

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JP3060004U JP1998010138U JP1013898U JP3060004U JP 3060004 U JP3060004 U JP 3060004U JP 1998010138 U JP1998010138 U JP 1998010138U JP 1013898 U JP1013898 U JP 1013898U JP 3060004 U JP3060004 U JP 3060004U
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大摩 山並
博 有村
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株式会社ヤマナミ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング状の髪結束具を着脱自在に取り付ける
ことが可能な髪飾りを提供することにより、手持ちのリ
ング状髪結束具を用いて多様なカラーバリエーションを
手軽に楽しむことができ、髪結束具が損傷しても、髪飾
りを有効利用できる髪装飾具を提供する。 【解決手段】 内周面が髪束に沿う円弧状に形成された
本体と、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を前
記内周面上に前記円弧状の内周面の長手方向に沿って着
脱自在とする取付手段を有する。また、前記取付手段は
前記内周面から突出した複数の突起から構成されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、長手方向に伸縮可能なリング状の髪結束具を着脱自在に取り付ける ことが可能な髪飾り、及びそれを用いた髪装飾具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、髪をまとめるための様々な形の髪結束具が提供されている。中でも リング状の髪結束具は、髪への装着が容易でかつ強固に髪を束ねることができる ため広く利用されているものである。かかるリング状の髪結束具としては、例え ばリング状のゴム等が挙げられる。これらは、いわゆるカラーゴムやウーリーナ イロンゴム等の名称で広く知られ、用いられているものである。
【0003】 このようなゴムはそれのみでも広く使用されるが、何の装飾も施されていなけ れば、単に髪をまとめるという機能的な用途にのみ利用されるにとどまり、装飾 上のおもしろみに欠ける。髪に装着するものである以上、かかる機能的要素のみ ならず、髪を飾る装飾的要素も当然に要求されるところである。 かかる課題を解決するために、従来から様々な手段によりゴムに装飾が施され てきている。例えば図12に示すような、球形等の髪飾り35の一部に貫通孔3 6を設け、当該貫通孔36にリング状の髪結束具37を貫通させた型の髪装飾具 (従来例1)が挙げられる。また図示はしないが、キャラクターや動植物等に形 作られた髪飾りに有端状(ひも状、以下同様)の髪結束具を結んで取付ける型の 髪装飾具(従来例2)等も、既に広く利用されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のようなタイプの髪装飾具は、以下のような問題点がある。まず従来例1 の髪装飾具は、取り付けられているリング状の髪結束具は、上述の取り付けの構 造上、着脱が自在とはいえない。従ってカラーバリエーションを楽しむためや、 破損した髪結束具を取り替える等のために、手持ちのカラーゴム等のリング状の 髪結束具を手軽に利用することは困難である。
【0005】 この点従来例2においては、髪結束具はその端部を髪飾りに結び付けることに より取り付けられるため、髪結束具の着脱は不可能ではない。しかし髪結束具は 、容易に外れないように比較的強固に結ばれていることが多く、これでは着脱が 容易であるとは言い難い。また有端状の髪結束具に取り替えることは可能である が、日常手軽に使用している上述のカラーゴム等のリング状髪結束具に取り替え ることはやはり困難である。
【0006】 また従来の髪装飾具は、髪飾りに取り付けられた髪結束具が損傷等すると、前 記髪結束具の取り替えが困難であるため、髪飾りそのものが十分使用可能である のに、髪装飾具として使用されなくなる場合が多い。 更に、髪結束具が取り付けられた髪装飾具の従来のものは、髪に当接する部分 が円弧状に形成されていないことが多く、まとめた髪の束(髪束、以下同様)の 形状に沿わないために、実際に髪束を形成する髪結束具が外部から容易に視認さ れ、外観上好ましいものではなかった。
【0007】 本考案はかかる問題点を解決するためになされたものであり、その目的とする ところは、髪を束ねた髪結束具が外部から視認されず、またリング状の髪結束具 の着脱が自在である髪飾りを提供することにより、手持ちのリング状髪結束具を 用いて多様なカラーバリエーションを手軽に楽しむとともに、ゴムが損傷等して も、髪飾りを有効利用可能な髪装飾具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち本考案にかかる 髪飾りは、内周面が髪束に沿う円弧状に形成された本体と、長手方向に伸縮自在 なリング状の髪結束具を前記内周面上に前記円弧状の内周面長手方向に沿って着 脱自在とする取付手段を有することを特徴とする。
【0009】 この手段を採用することにより、髪飾りは髪結束具により束ねられた髪束をそ の形状に沿って外部から覆うように髪に装着されるので、前記髪結束具が外部か ら容易に視認されず、外観上好ましい。また髪結束具は着脱自在なので、手持ち のリング状の髪結束具に取り換えることができ、個人の好みにあったカラーバリ エーションを楽しむことができる。
【0010】 また、前記取付手段は前記内周面から突出した複数の突起であって、前記複数 の突起は前記内周面長手方向に並んで配置され前記髪結束具が前記内周面上に前 記内周面長手方向に沿う蛇行状態で掛止可能に設けられていることを特徴とする 。この手段を採用することにより、リング状髪結束具の着脱が容易かつ短時間で 行うことができる。また髪結束具を蛇行状態になるように取り付けるので、結束 具は安定に取り付けられる。
【0011】 また、前記突起の先端には前記内周面との間で前記髪結束具を挟持する挟持部 が備えられていることを特徴とする。この手段を採用することで、髪結束具が内 周面において鉛直下向きに抜けることを防止でき、蛇行状態の髪結束具が安定に 取り付けられた状態を維持することができる。 また前記複数の突起は前記内周面上で長手方向に延びる任意の一の線の幅方向 一方側に設けられた第1の突起と前記幅方向他方側に設けられた第2の突起から なり、隣接する第1の突起と前記第2の突起の内周面長手方向の間隔は、伸張に より径を縮小した前記髪結束具を挟持可能な大きさとされていることを特徴とす る。
【0012】 この手段を採用することで、髪結束具は内周面長手方向に配置された突起の間 で挟持され、容易に抜けないように固定(抜け止め、以下同様)される。かかる 抜け止めは、前記第1の突起と前記第2の突起の間隔よりも、伸張させない状態 の髪結束具の径が大きいことを利用して行われる。 髪結束具を伸張させてその径を縮小し、この縮小した部分を前記第1の突起と 前記第2の突起の間に挟み込む。髪結束具の挟持された部分の径は、髪結束具の 伸張を止めても縮小したまま維持される。挟持された部分の周辺部分は、伸張さ せない状態の径を有していて、挟持された部分の径とは差が生じる。かかる径の 差により髪結束具の抜け止めが効果的に行われているのである。
【0013】 また前記複数の突起は、前記内周面上で長手方向に延びる任意の一の線の幅方 向一方側に設けられた第1の突起と前記幅方向他方側に設けられた第2の突起か らなり、隣接する前記第1の突起と前記第2の突起の間隔は、伸張により径を縮 小した前記髪結束具を挟持可能な大きさとされていることを特徴とする。 この手段を採用することで、髪結束具は内周面長手方向に配置された突起間で 挟持されるのみならず、内周面幅方向に隣接した突起間でも挟持されるので、更 に髪結束具の抜け止めが効果的に行われる。
【0014】 また前記取付手段は、前記内周面の長手方向に所定の間隔をおいて設けられた 複数の保持部から構成されており、前記保持部は複数の突起から構成されていて 、前記複数の突起は前記内周面長手方向に並んで配置されているとともに、前記 内周面上で長手方向に延びる任意の一の線の幅方向一方側に設けられた第1の突 起と前記幅方向他方側に設けられた第2の突起からなり、前記第1の突起と前記 第2の突起は前記内周面長手方向に交互に設けられ、その間隔は伸張により径を 縮小した前記髪結束具を挟持可能な大きさとされており、各保持部の間隔は前記 伸張により径を縮小した前記髪結束具を挟持可能な間隔より大きいことを特徴と する。
【0015】 この手段を採用することにより、保持部においては、髪結束具はその複数箇所 を挟持されかつその挟持は並んで配置された突起間で行われるため、抜け止めが 複数箇所で行われて強固に取り付けられる。かかる保持部を所定の間隔をおいて 複数設ければ、内周面全体にわたって突起を設けなくても、髪結束具を安定に取 り付けることができる。従って、実際に髪結束具を内周面上に取り付ける際の髪 結束具の掛止箇所は少なくなるので、取り付けに手間取ることがない。
【0016】 また、前記保持部は、前記内周面の長手方向両端部分及び該両端の中間部分に おいて設けられていることを特徴とする。髪結束具は円弧状に形成された内周面 に沿って取り付けられるため、内周面の長手方向両端部分と該両端部分の中間部 分部分の3箇所に保持部があれば、髪結束具はバランスよく安定に取り付けられ て好適である。
【0017】 また前記突起の先端には前記内周面との間で前記髪結束具を挟持する挟持部が 備えられていることを特徴とする。この手段を採用すると、髪結束具が内周面に おいて鉛直下向きに抜けることを防止でき、蛇行状態の髪結束具が安定に取り付 けられた状態を維持することができる。 また、前記第1の突起が有する前記挟持部と、前記第2の突起が有する前記挟 持部が、互いに前記内周面幅方向に逆向きに延びて備えられていることを特徴と する。この手段を採用することで、髪結束具は内周面幅方向の反対側から互い違 いに掛止されるので、髪結束具の蛇行状態を維持することができて好ましい。
【0018】 更に前記複数の突起のうち内周面長手方向の最も両端側に位置する突起の前記 挟持部が、内周面幅方向において同一の方向に延びて設けられていることを特徴 とする。 この手段を採用すると、髪結束具はねじれることなく髪飾りに取り付けられる 。髪飾りに髪結束具を取り付けた状態で展示、販売等をする際には、通常何らか の包装が必要である。この際、髪結束具がねじれていなければ包装の表面に凹凸 が生じることなく包装が全体として嵩張らないため、展示、販売等の際に好適で ある。
【0019】 加えて、本考案にかかる髪飾りは、内周面が髪束に沿う円弧状に形成された本 体と、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を前記内周面上に前記円弧状の 内周面長手方向に沿って着脱自在とする取付手段を有し、前記取付手段は前記内 周面の長手方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の保持部から構成されてお り、前記保持部は複数の突起から構成されていて、前記複数の突起は前記内周面 長手方向に並んで配置されているとともに、前記内周面上で長手方向に延びる任 意の一の線の幅方向一方側に設けられた第1の突起と前記幅方向他方側に設けら れた第2の突起からなり、前記第1の突起と前記第2の突起の間隔は、伸張によ り径を縮小した前記髪結束具を挟持可能な大きさとされており、各保持部は前記 伸張により径を縮小した前記髪結束具を挟持可能な間隔より大きい間隔をおいて 設けられてあって、前記第1の突起と前記第2の突起のそれぞれの先端には、前 記内周面との間で前記髪結束具を挟持する挟持部が備えられており、前記第1の 突起が有する前記挟持部と前記第2の突起が有する前記挟持部は互いに前記内周 面幅方向に逆向きに延びて備えられていて、前記複数の突起のうち内周面長手方 向の最も両端側に位置する突起の前記挟持部が内周面幅方向において同一の方向 に延びて設けられていることが好ましい。
【0020】 更に、本考案にかかる髪飾りは、前記取付手段が前記内周面において長手方向 に並んで設けられた複数の突起からなり、前記突起は伸張させて径が縮小した状 態の前記髪結束具を内周面幅方向から挿入可能な開口部を有しかつその髪結束具 を挟持可能な凹部を有するように形成され、 前記開口部は、前記髪結束具が前記内周面上で前記内周面の長手方向に沿って蛇 行状態に掛止可能なように、前記内周面幅方向に互いに反対方向に向いて設けら れていることを特徴とする。
【0021】 かかる手段を採用することで、髪結束具は伸張により生じる径の差を利用して 効果的に抜け止めが行われる。この際の抜け止めの構成は、先に述べた、突起間 で髪結束具を挟持する際の構成と同様である。 また前記取付手段は、伸張させて径が縮小した状態の前記髪結束具を内周面幅 方向から挿入可能な開口部を有しかつその髪結束具を挟持可能な凹部を有するよ うに形成された掛止手段と、前記掛止手段に当接して前記開口部を閉鎖する閉鎖 手段とから構成されていて、前記掛止手段又は前記閉鎖手段の弾性変形により前 記当接する部分を開閉させて前記髪結束具を着脱自在とすることを特徴とする。
【0022】 この手段を採用すると、髪結束具は閉鎖された凹部内で挟持されるので、髪結 束具を蛇行状態に引っ掛ける構成をとる必要はなく、髪結束具を手間をかけずに 内周面に取り付けることができて好適である。また前記掛止手段又は前記閉鎖手 段が弾性変形しない限り、髪結束具が挟持された前記凹部の開口部が閉鎖される ので、かかる構成によって髪結束具の抜け止めが効果的に行われる。
【0023】 また本考案にかかる髪装飾具は、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を 、上述の髪飾りの内周面長手方向に沿って着脱自在に取り付けたことを特徴とす る。この手段を採用することで、当初取り付けられる髪結束具は、手持ちのカラ ーゴム等、別のリング状髪結束具に取り替え可能な髪装飾具を提供することがで き、髪飾りと髪結束具の組み合わせによるカラーバリエーションが幅広くなって 、個人的に好みに応じたカラーの組み合わせを楽しむことができて好適である。
【0024】
【考案の実施の形態】
本考案にかかる髪飾りは、内周面が髪束に沿う円弧状の本体に、前記内周面上 に前記内周面に沿って、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を着脱自在と する取付手段とを有する。前記髪結束具としては、例えばカラーゴムやウーリー ナイロンゴム等の名称で提供されているような、連続したリング状に形成された 髪用のゴムが好ましい。従来は、有端の長いひも状に形成されたゴムを適宜切断 し、両端を結んでリング状の髪用のゴムを作成したが、近年は当初から連続した リング状に形成された髪用のゴムが広く提供されているので、これらの手持ちの ゴムを有効に利用できるため好ましい。
【0025】 また本考案にかかる髪飾りは、その本体の内周面が円弧状に形成され、束ねた 髪の形状に沿うようになっていれば、本体全体の形状については何ら限定される ことはなく、好みや流行に従い適当な形状に形成される。 また髪飾りは、プラスチック等の射出成形により形成されることが好ましい。 低コストで容易に成形できるためであるが、プラスチック以外にも例えばゴムや 金属等を用いても構わない。また、金属等を用いる場合は金型成形等により形成 されても構わない。以下、本考案にかかる髪飾りを図面に従って詳細に説明する 。
【0026】 図1〜7は、本考案に係る髪飾りの第1実施形態である。図1は斜視図、図2 は正面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4は底面図、図5は内周面の 一部の拡大図、図6は髪結束具を取り付けた内周面の正面からの展開図、図7は 髪結束具を取り付けた髪装飾具の側面図である。 髪飾り1は、その内周面が円弧状に形成された本体2と、前記内周面3上に設 けられた取付手段5から構成されている。髪結束具は取付手段5により、本体2 の内周面3長手方向に沿って取り付けられる。
【0027】 取付手段5は内周面長手方向に所定の間隔をおいて設けられた3つの保持部6 から構成されていて、保持部6は内周面長手方向に並んで配置された2つの突起 10、10から構成されている。2つの突起10、10の間隔は、伸張により径 が縮小した髪結束具を挟持可能な大きさとなっていて、髪結束具を安定に掛止で きるようになっている。前記所定の間隔の大きさ、つまり各保持部の間隔の大き さは、上記の2つの突起の間の間隔よりも大きいものとされている。
【0028】 従って内周面3上においては、2つの突起から構成された保持部が3つ設けら れているので、計6つの突起が設けられていることになるが、6つに限定される ことはない。 保持部6は内周面3長手方向の両端部分と、該両端部分の中間部分部分に設け てられている。髪結束具を円弧状の内周面3に沿わせて安定に固定するために好 適だからである。しかし、各保持部間の前記所定の間隔は、隣接する2つの突起 10、10間の大きさより大きいものとされている。かかる条件をみたせば、前 述の3つの位置に限定されることはない。内周面3上での保持部6の位置は何処 でもよく、また保持部の数も複数であれば特に限定されることはない。また、保 持部6を構成する突起10の数も限定されないし、保持部6は1つでもよい。
【0029】 図4によれば、保持部6を構成する2つの突起は、内周面3上で長手方向に延 びる任意の一の仮想線8より幅方向一方側に設けられた第1の突起10A(図4 の仮想線8より内周面幅方向下側に設けられたもの)と、第2の突起10B(図 4の仮想線8より内周面幅方向上側に設けられたもの)から構成されている。 第1の突起10Aと第2の突起10Bは内周面長手方向に交互に設けられ、こ れら2つの突起間の間隔は、先述したとおり伸張により径が縮小した髪結束具を 挟持可能な大きさである。内周面の一部を拡大した図5は、保持部6を構成する 突起10A、10Bの位置関係について表したものである。
【0030】 突起10Aと突起10Bの内周面長手方向の間隔a1 と、内周面幅方向の間隔 a2 のそれぞれが、伸張により径が縮小した髪結束具を挟持可能な間隔になるこ とにより、突起10Aと突起10Bの間隔a3 も伸張により径が縮小した髪結束 具を挟持可能な間隔となり、髪結束具の抜け止めが効果的になされる。なお、間 隔a1 、a2 のいずれか一方のみが、伸張により径が縮小した髪結束具を挟持可 能な間隔であっても構わない。髪結束具は、突起10Aと突起10Bの内周面長 手方向の間隔によってのみ挟持されても、あるいは内周面幅方向の間隔によって のみ挟持されても、蛇行状態に挟持されることは可能である。
【0031】 第1の突起10A、第2の突起10Bのそれぞれの先端には、挟持部12A、 12Bが備えられている。挟持部12により、髪結束具が内周面3の鉛直下向き の方向に外れることを防止でき、好適である。また図3に示すように、挟持部1 2A、12Bは、互いに内周面3の幅方向に逆向きに延びて設けられているので 、髪結束具は内周面3長手方向への蛇行状態を安定に維持される。
【0032】 髪結束具4を取り付けた際の内周面3の正面からの展開図を図6に示す。突起 10Aと突起10Bの間の間隔a3 で挟持される髪結束具4の径は、もとの大き さWよりも小さいものとなっている。上述したとおり、間隔a3 は髪結束具4を 伸張させてその径を縮小させた状態で挟持可能な大きさであるからである。この ような髪結束具4の径の大きさの差により、髪結束具4の抜け止めが効果的に行 われる。
【0033】 内周面3の挟持部12と対向する部分を凸状に形成することにより、内周面3 から挟持部12までの間隔は狭められていて、当該間隔を、伸張により径の大き さをWよりも小さくした髪結束具4を挟持可能な大きさに設定することができる 。髪結束具を内周面3の鉛直方向上下からも挟持できて好ましいからであるが、 必ずしも当該部分を凸状に形成する必要はない。
【0034】 更に、前記6つの突起のうち、内周面3長手方向の最も両端側に位置する2つ の突起が有する挟持部は、内周面3幅方向において同一の方向に延びて設けられ ている。図4においては、内周面3の長手方向左右の最も端にある2つの突起1 0A、10Aの挟持部12A、12Aが、同一の方向に延びている構成が表され ている。
【0035】 内周面3上の複数の突起は、隣接する突起同士の挟持部が必ず互いに内周面幅 方向に逆向きである必要はない。保持部6内において隣接する突起の挟持部が、 互いに前記幅方向に逆向きであれば足りる。隣接する突起10の挟持部12が、 前記幅方向逆向きになるように構成する目的は、髪結束具を蛇行状態に安定に掛 止することにある。従って、髪結束具が保持部6内で蛇行状態を安定に維持され るのであれば、各保持部の間においては必ずしも蛇行状態である必要はない。従 って内周面3上の6つの突起は、設けられた箇所によっては、内周面3長手方向 に隣接する突起同士の挟持部が、内周面幅方向に逆向きにならず、同一方向に向 いて延びていても構わない。
【0036】 なお、突起10と挟持部12は一体に形成されてもよい。更に、内周面3の挟 持部12と対向する部分を凸状に形成した場合には、当該凸状部分が突起10と 一体形成されても構わない。 図7は、本実施形態の髪飾り1に、リング状の髪結束具4を内周面3の長手方 向に沿うように取り付けて得られる髪装飾具を表したものである。内周面3長手 方向の両端部分における2つの突起10、10が有する挟持部12、12が、内 周面幅方向で同一方向に延びているため、当該両端部分における髪結束具4は、 内周面幅方向で同一方向から掛止されている。従って、髪結束具4にねじれが発 生することなく、包装の際に嵩張ることなく好適である。
【0037】 図8は本考案の第2実施形態にかかる髪飾りの斜視図である。保持部6を構成 する突起の形状は、先端に挟持部を備えた突起のみに限定されることはなく、図 5に示されるような挟持部を持たない形状の突起11でも構わない。髪結束具が 蛇行状態に安定に掛止されれば、突起の細部形状は特に限定されない。 かかる観点からすれば、内周面長手方向に並んで設けられた複数の突起は、伸 張させて径が縮小した髪結束具を内周面幅方向から挿入可能な開口部を有しかつ その髪結束具を挟持可能な凹部を有するように形成されていて、かかる複数の突 起が、髪結束具が長手方向に沿って蛇行状態に掛止可能なように、前記開口部が 内周面幅方向に互いに反対方向に向いて設けられて、前記開口部により髪結束具 を着脱自在に取り付け可能とする構成であるということができる。
【0038】 以上の実施形態は、髪結束具を蛇行させて内周面に取り付ける構成であるが、 かかる構成を採用しなくても、髪結束具を内周面に取り付けることができる。図 9、図10は本考案の髪飾りに係る第3実施形態である。図9は本実施形態にか かる髪飾りの、図2のA−A線に相当する位置における断面図であり、図10は 本実施形態にかかる髪飾りの底面図である。
【0039】 保持部6は掛止手段15と閉鎖手段20から構成されていて、掛止手段15は 、開口部16を有する凹部17を構成している。開口部16は伸張させて径が縮 小した髪結束具を内周面3幅方向から挿入可能なものであり、凹部17はその髪 結束具を挟持することが可能である。 また、閉鎖手段20は掛止手段15に当接して開口部16を閉鎖し、凹部17 を閉鎖状態にするものである。かかる構成により髪結束具の抜け止めが効果的に 行われ、髪結束具凹部17から抜けることなく安定に保持される。
【0040】 本実施形態における閉鎖手段20は、掛止手段15と同一形状に構成されてい る。互いの突起の先端18は、内周面3側に向いて巻き込まれるように曲げられ ながら互いに当接した後、更に内周面幅方向外側にむいて曲げられる。互いの先 端18がかかる形状に構成されると、髪結束具を取り外す際に当該当接部分を容 易に弾性変形させて開くことができる。ここで、開口部16が伸張により径が縮 小した髪結束具を挟持可能な大きさであれば、なお抜け止めが効果的になされて 好ましい。
【0041】 図11は、本考案の髪飾りにかかる第4実施形態である。取付手段の構成は上 記第3実施形態と同様であるが、閉鎖手段20は曲げられていない状態の突起で ある点で異なる。このように、閉鎖手段20の形状は、掛止手段15の開口部1 6を閉鎖できるのであれば、特に限定されるものではない。 なお本考案における取付手段5は、内周面3と一体に形成されても構わないし 、別途形成した取付手段5を後に内周面3に着接しても構わない。また本体2は 取付手段5を備える円弧状の層と、取付手段5を持たない層とを接着して形成さ れていても構わない。
【0042】 上述のように構成された髪飾りに、その本体の内周面長手方向に沿って長手方 向に伸縮自在なリング状の髪結束具が取り付けられて、本考案に係る髪装飾具が 形成される。図13は、本考案の髪装飾具を実際に髪に装着した際の外観図であ る。髪装飾具は、髪飾り1に取り付けられていない部分の髪結束具を何重かに重 ねて髪を束ね、この重ねられた髪結束具が外部から視認されないように、髪飾り の円弧状内周面が、当該髪結束具をその形状に沿って外部から覆うように髪結束 具に装着される。なお、髪飾りの円弧状内周面の大きさは、髪束の大きさによっ て適宜設定可能なものである。
【0043】
【考案の効果】
本考案の髪飾りによれば、その内周面が髪の束に沿うように円弧状に形成され ているので、髪を束ねている髪結束具を外部から覆って視認されないようにする ことができ、外観上好適である。 また本考案の髪飾りは、リング状の髪結束具を着脱自在に取り付けることが可 能であるので、手軽に髪結束具を付け替えてカラーバリエーションを楽しめ、ま た髪結束具が破損等しても、その付け替えが可能なので髪飾りを有効に使い回す ことができる。
【0044】 加えて本考案の髪飾りは、髪結束具を安定に取り付けることができるので、髪 に装着する際にも、あるいは装着中においても、髪を束ねた髪結束具から髪飾り が容易に外れることのない髪装飾具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りの斜視図
である。
【図2】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りの正面図
である。
【図3】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りの、図2
のA−A線断面図である。
【図4】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りの底面図
である。
【図5】図4に示された保持部の拡大図である。
【図6】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りの内周面
の展開図である。
【図7】本考案の第1実施形態にかかる髪飾りに髪結束
具を取り付け得られた、本考案にかかる髪装飾具の側面
図である。
【図8】本考案の第2実施形態にかかる髪飾りの斜視図
である。
【図9】本考案の第3実施形態にかかる髪飾りの図2の
A−A線断面に相当する断面図である。
【図10】本考案の第3実施形態にかかる髪飾りの底面
図である。
【図11】考案の第4実施形態にかかる髪飾りの図2の
A−A線断面に相当する断面図である。
【図12】髪装飾具の従来例である。
【図13】本考案にかかる髪装飾具の着装時の外観図で
ある。
【符号の説明】
1 1 髪飾り 2 本体 3 内周面 5 4 髪結束具 5 取付手段 6 保持部 10 突起 12 挟持部 15 掛止手段 16 開口部 17 凹部 20 閉鎖手段

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面が髪束に沿う円弧状に形成された
    本体と、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を前
    記内周面上に前記円弧状の内周面の長手方向に沿って着
    脱自在とする取付手段を有することを特徴とする髪飾
    り。
  2. 【請求項2】 前記取付手段は前記内周面から突出した
    複数の突起であって、前記複数の突起は前記内周面長手
    方向に並んで配置され前記髪結束具が前記内周面上に前
    記内周面長手方向に沿う蛇行状態で掛止可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の髪飾り。
  3. 【請求項3】 前記突起の先端には前記内周面との間で
    前記髪結束具を挟持する挟持部が備えられていることを
    特徴とする請求項2に記載の髪飾り。
  4. 【請求項4】 前記複数の突起は前記内周面上で長手方
    向に延びる任意の一の線の幅方向一方に設けられた第1
    の突起と前記幅方向他方に設けられた第2の突起からな
    り、隣接する前記第1の突起と前記第2の突起の内周面
    長手方向の間隔は、伸張により径を縮小した前記髪結束
    具を挟持可能な大きさとされていることを特徴とする請
    求項2に記載の髪飾り。
  5. 【請求項5】 前記複数の突起は前記内周面上で長手方
    向に延びる任意の一の線の幅方向一方側に設けられた第
    1の突起と前記幅方向他方側に設けられた第2の突起か
    らなり、隣接する前記第1の突起と前記第2の突起の内
    周面幅方向の間隔は、伸張により径を縮小した前記髪結
    束具を挟持可能な大きさとされていることを特徴とする
    請求項2又は4に記載の髪飾り。
  6. 【請求項6】 前記取付手段は、前記内周面の長手方向
    に所定の間隔をおいて設けられた複数の保持部から構成
    されており、前記保持部は複数の突起から構成されてい
    て、前記複数の突起は、前記内周面長手方向に並んで配
    置されているとともに、前記内周面上で長手方向に延び
    る任意の一の線の幅方向一方側に設けられた第1の突起
    と前記幅方向他方側に設けられた第2の突起からなり、
    前記第1の突起と前記第2の突起は前記内周面長手方向
    に交互に設けられ、その間隔は伸張により径を縮小した
    前記髪結束具を挟持可能な大きさとされていて、各保持
    部の間隔は前記伸張により径を縮小した前記髪結束具を
    挟持可能な間隔より大きいことを特徴とする請求項1に
    記載の髪飾り。
  7. 【請求項7】 前記保持部は、前記内周面の長手方向両
    端部分及び該両端部分の 中間部分において設けられて
    いることを特徴とする請求項6に記載の髪飾り。
  8. 【請求項8】 前記突起の先端には前記内周面との間で
    前記髪結束具を挟持する挟持部が備えられていることを
    特徴とする請求項4〜7に記載の髪飾り。
  9. 【請求項9】 前記第1の突起が有する前記挟持部と、
    前記第2の突起が有する前記挟持部が、互いに前記内周
    面幅方向に逆向きに延びて備えられていることを特徴と
    する請求項8に記載の髪飾り。
  10. 【請求項10】 前記複数の突起のうち内周面長手方向
    の最も両端側に位置する突起の前記挟持部が、内周面幅
    方向において同一の方向に延びて設けられていることを
    特徴とする請求項3、8、9のいずれかに記載の髪飾
    り。
  11. 【請求項11】 内周面が髪束に沿う円弧状に形成され
    た本体と、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を
    前記内周面上に前記円弧状の内周面の長手方向に沿って
    着脱自在とする取付手段を有し、前記取付手段は前記内
    周面の長手方向に所定の間隔をおいて設けられた複数の
    保持部から構成されており、前記保持部は複数の突起か
    ら構成されていて、前記複数の突起は前記内周面長手方
    向に並んで配置されているとともに、前記内周面上で長
    手方向に延びる任意の一の線の幅方向一方側に設けられ
    た第1の突起と前記幅方向他方側に設けられた第2の突
    起からなり、前記第1の突起と前記第2の突起は前記内
    周面長手方向に交互に設けられ、隣接する前記第1の突
    起と前記第2の突起の間隔は、伸張により径を縮小した
    前記髪結束具を挟持可能な大きさとされており、各保持
    部は前記伸張により径を縮小した前記髪結束具を挟持可
    能な間隔より大きい間隔をおいて設けられてあって、前
    記第1の突起と前記第2の突起のそれぞれの先端には、
    前記内周面との間で前記髪結束具を挟持する挟持部が備
    えられており、前記第1の突起が有する前記挟持部と前
    記第2の突起が有する前記挟持部は互いに前記内周面幅
    方向に逆向きに延びて備えられていて、前記複数の突起
    のうち内周面長手方向の最も両端側に位置する突起の前
    記挟持部が内周面幅方向において同一の方向に延びて設
    けられていることを特徴とする髪飾り。
  12. 【請求項12】 前記取付手段は前記内周面において長
    手方向に並んで設けられた複数の突起からなり、前記突
    起は伸張させて径が縮小した状態の前記髪結束具を内周
    面幅方向から挿入可能な開口部を有しかつその髪結束具
    を挟持可能な凹部を有するように形成され、前記開口部
    は、前記髪結束具が前記内周面上で前記内周面の長手方
    向に沿って蛇行状態に掛止可能なように前記内周面幅方
    向に互いに反対方向に向いて設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の髪飾り。
  13. 【請求項13】 前記取付手段は、伸張させて径が縮小
    した状態の前記髪結束具を内周面幅方向から挿入可能な
    開口部を有しかつその髪結束具を挟持可能な凹部を有す
    るように形成された掛止手段と、前記掛止手段に当接し
    て前記開口部を閉鎖する閉鎖手段とから構成されてい
    て、前記掛止手段又は前記閉鎖手段の弾性変形により前
    記当接する部分を開閉させて前記髪結束具を着脱自在と
    する請求項1に記載の髪飾り。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の髪
    飾りに、長手方向に伸縮自在なリング状の髪結束具を前
    記髪飾りの前記内周面長手方向に沿って着脱自在に取り
    付けたことを特徴とする髪装飾具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072600A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Puerta Del Sol:Kk 装飾品用輪ゴム留め具
JP2020062258A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 麻未 澤田 髪留め具

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