JP2009191277A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 酸化クロムと、
   （ａ）孔隙量が１．１〜１．８ｃｍ³／ｇで表面積が２４５〜３７５ｍ²／ｇ、（ｂ）孔隙量が２．４〜３．７ｃｍ³／ｇで表面積が４１０〜６２０ｍ²／ｇ、及び（ｃ）孔隙量が０．９〜１．４ｃｍ³／ｇで表面積が３９０〜５９０ｍ²／ｇのシリカよりなる群から選択されるシリカを含むシリカ含有担体と、
   有機アルミニウム化合物とを含み、
   ４００〜８６０℃で活性化される担持されたクロム触媒。
2. 前記シリカの孔隙量が２．４〜３．７ｃｍ ³ ／ｇで表面積が４１０〜６２０ｍ ² ／ｇである請求項１に記載の触媒。
3. 前記有機アルミニウム化合物はアルキルアルミニウムアルコキシド化合物である請求項１又は２に記載の触媒。
4. 前記アルキルアルミニウムアルコキシドは一般式Ｒ ₂ −Ａｌ−ＯＲ（式中、Ｒは炭素数１〜１２のアルキル基であり、ＯＲは炭素数１〜１２のアルコキシ又はフェノキシ基であり、基Ｒのそれぞれは同一の又は異なるものである。）で表される請求項３に記載の触媒。
5. 前記アルキルアルミニウムアルコキシド化合物はジエチルアルミニウムエトキシドである請求項３に記載の触媒。
6. ジエチルアルミニウムエトキシドは触媒の調製中に触媒へ直接添加される請求項５に記載の触媒。
7. ６００〜８６０℃で活性化される請求項１〜６の何れか一項に記載の触媒。
8. 気相重合反応器内において重合条件下で請求項１〜７の何れか一項に記載の触媒をエチレンに接触させる工程と、
   アルミニウム当量対クロム当量の最終的な比率が０．１：１〜１０：１となるような量の有機アルミニウムを添加することにより、触媒活性、生成されるエチレンポリマーにおけるポリマー側鎖の枝分かれ、ポリマーＭ _z ／Ｍ _w 、ポリマーＭ _w ／Ｍ _n 、ポリマー密度及びポリマー分子量の一つ又はそれより多くを制御する工程と、
   を含むエチレンポリマーの製造方法。
9. 重合反応器にアルキルアルミニウムを添加することを更に含む請求項８に記載の方法。
10. 前記アルキルアルミニウムはトリエチルアルミニウム、トリ−イソブチルアルミニウム又はトリ−ｎ−ヘキシルアルミニウムである請求項９に記載の方法。
11. 重合反応器にアルキルアルミニウムアルコキシド化合物を添加することを更に含む請求項８又は９に記載の方法。