JP2009185351A - フェライト系ステンレス鋼製フレキシブル管 - Google Patents

フェライト系ステンレス鋼製フレキシブル管 Download PDF

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Abstract

【課題】経済的に優れ、施工時の曲げ加工性と接続部である管端部のフレア加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管を目的とする。
【解決手段】本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管10は、山部22と谷部24とが交互に配置され波形形状の可撓部20が形成されている、フェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管であって、板厚0.2〜0.5mmで、平均ランクフォード値が1.2以上であるフェライト系ステンレス鋼板を素材とすることよりなる。
【選択図】図1

Description

本発明はフェライト系ステンレス鋼製フレキシブル管に関する。
例えば、エアコンは、冷媒を介した熱交換機であり、その配管には熱伝導性に優れた銅管が使われている。銅管は、熱伝導性だけではなく加工性にも優れていることから、熱伝導性が関与しない室内外機の接続配管にも使用されている。エアコン室内外機の設置時に、設置場所に応じて配管を人手で曲げたり、戻したりする必要がある。さらには、配管接続部は、接続ジョイントの形状に合わせて、45°のフレア加工が施されており、素管の外径と比較してフレア先端部外径を40%程度拡管するフレア加工を行い、フレアナットで所定のトルクで締め付けることにより接続している。つまり、施工現場で作業者が工具などを使用して曲げられることや、フレア加工を行えるような加工性が必要である。
しかし、近年の銅素材の高騰により、銅以外の素材の適用検討が必要であり、例えば、銅と同様に加工性に優れるアルミニウム管を用いた接続配管も見受けられるようになった。ただし、アルミニウム管の場合、接続のために両端には銅管が溶接されており、加工の手間とコストがかかるという問題がある。
一方、ステンレス鋼はその優れた耐食性から屋内外の各種給水・給湯・ガス用配管に用いられており、設置場所にあわせて配管する必要から、曲げ加工が可能なようにステンレス管に各種波形形状を施したフレキシブル管が使用されている(例えば、特許文献1)。このフレキシブル管により、銅やアルミニウム管のように、ある程度の曲げ加工ができるようになっている。これらステンレス鋼製のフレキシブル管はSUS304、304L、316、316Lといったオーステナイト系ステンレス鋼が使われている。
これらオーステナイト系ステンレス鋼製フレキシブル管をエアコン室内外機接続配管に適用した場合、オーステナイト系ステンレス鋼はNiが多く使用されているため高価であり、また、使用される環境によっては応力腐食割れが発生する可能性があるという欠点がある。さらには、オーステナイト系ステンレス鋼は優れた加工性を有しているが、銅やアルミニウムと比較して硬質であることと、さらに加工硬化が大きいため、製造されたフレキシブル管を施工現場において人手で繰り返し曲げ戻しを行うことや、工具を使用した管端のフレア加工が困難であるという問題がある。
また、オーステナイト系ステンレス鋼製のフレキシブル管が使われる給水・給湯・ガス配管はゴムパッキンやOリングを介して接続されており(例えば、特許文献2)、このような接続方法ではエアコン配管などの高圧用途への適用は困難であり、現状の銅配管へオーステナイト系ステンレス鋼を用いたフレキシブル管を適用することは困難であった。
オーステナイト系ステンレス鋼と比較して、安価で加工硬化が小さいフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管については、自動車排気系での検討がある(例えば、特許文献3)が目的や必要特性が異なっており、施工時の曲げ加工性や接続部のフレア加工性については検討がなされていない。
特開2006−177529号公報 特開平9−242949号公報 特開平11−159616号公報
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたもので、経済的に優れ、施工時の曲げ加工性と接続部である管端部のフレア加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管を目的とする。
本発明者らは上記目的を達成するために、各種フェライト系ステンレス鋼を用いたフレキシブル管の、曲げ加工性と管端部のフレア加工性とを検討した。その結果、素材板の板厚と、加工性の指標となる平均ランクフォード値(平均r値)との特定の組み合わせにより、フレキシブル管の曲げ加工性とフレア加工性の向上が図れるとの知見を得、本発明に至った。
即ち本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管は、山部と谷部とが交互に配置され波形形状の可撓部が形成されている、フェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管であって、板厚0.2〜0.5mmで、平均r値が1.2以上であるフェライト系ステンレス鋼板を素材とすることを特徴とする。
前記フェライト系ステンレス鋼は、C:0.02質量%以下、N:0.02質量%以下、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.03質量%以下、Cr:16〜23質量%を含有し、さらに、Ti、Nbからなる群より選ばれる少なくとも1種をそれぞれ0.1〜0.6質量%含有し、残部がFeおよび不可避不純物よりなることが好ましく、さらに、Mg:0.0050質量%以下、Ni:0.6質量%以下、Cu:0.6質量%以下、Mo:2.0質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することがより好ましく、さらに、Al:0.05質量%以下、Ca:0.0050質量%以下、B:0.0050質量%以下、V:0.2質量%以下、REM:0.10質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することがさらに好ましい。
本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管は、前記可撓部の波形形状は、谷部外径と山部外径との比である谷部外径/山部外径が0.70〜0.90、かつ山部外径と可撓部を形成させる前の素管の外径の素管外径との比である山部外径/素管外径が0.9〜1.2であり、山部の頭頂部と谷部の底部とからなるピッチと前記素管外径の比であるピッチ/素管外径が0.10〜0.30であることが好ましく、前記可撓部が形成されていない素管部を有することが好ましく、複数の前記素管部と複数の前記可撓部が、交互に形成されていても良く、全長がコイル状に巻き取られた形状であっても良いし、両端または片端にフレア加工部を有しても良い。
本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管によれば、施工時の曲げ加工性と、管端部のフレア加工性に優れ、かつ、安価なフレキシブル配管を提供することができる。
本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管は、板厚0.2〜0.5mmで、平均r値が1.2以上であるフェライト系ステンレス鋼板を素材とするものである。
フレキシブル管の一例について、図1を用いて説明する。図1は本発明の実施形態にかかるフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管(以下、単にフレキシブル管ということがある)10の側面図である。
図1に示すとおり、フレキシブル管10は、両端部に設けられたフレア加工部14と、素管部12と、可撓部20とで構成されている。可撓部20は、フレキシブル管10の周面の円周方向に沿った、独立した山部22と谷部24とが交互に配置されて、波形形状が形成されている。フレアナット30は、回転およびスライド自在な状態で、フレキシブル管10に挿入されている。
フレアナット30は、所定のトルクで締め付けて、配管同士を接続するために使用され、一般的にフレア加工前にフレキシブル管に挿入しておく。
可撓部20の波形形状は特に限定されず、山部22の頭頂部、谷部24の底部の形状が、曲面を形成していても良いし、鋭角な凸部を形成していても良い。
可撓部20の波形形状について、図2を用いて詳細に説明する。図2は、フレキシブル管10の断面図である。可撓部20の波形形状の大きさは特に限定されないが、谷部外径dv(mm)と山部外径dm(mm)の比(dv/dm)が0.70〜0.90、山部外径dmと素管外径d(mm)の比(dm/d)が0.9〜1.2であり、かつ、山部22頭頂部から谷部24底部までのピッチDw(mm)と素管外径d(mm)との比(Dw/d)が0.10〜0.30の範囲であることが好ましい。
谷部外径dv/山部外径dmが0.70より小さいと波の高さが大きくなりすぎ、製造性が低下するおそれがある。また、0.90を超えると波の高さが小さくなりすぎ、フレキシブル管としての曲げ加工性が低下するおそれがある。
山部外径dm/素管外径dが0.9より小さいと、製造性が低下するとともに管内を気体や液体が流れる際の抵抗が大きくなり、1.2を超えると製造性が低下するおそれがある。
ピッチDw/素管外径dが0.10より小さいと製造性が低下し、0.30を超えると曲げ加工性が低下するおそれがある。
「素管」とは、一般的には鋼帯または鋼板から電気抵抗溶接またはアーク溶接によって製造した管を言い、本発明においては、引き抜き管を含み、可撓部20を設けていない箇所を示す。
素管部12の場所は特に限定されず、可撓部20の両側あるいは片側に配置されていても良いし、複数の素管部12と複数の可撓部20とが交互に配置されていても良い。
また、素管外径dは特に規定するものではないが、例えばエアコン接続配管では液側が6.35mm、ガス側が9.52mmの2種類が一般的に使用されており、また、水道配管では25mmを超える配管も使用されることもある。このため、素管外径dは6〜30mmの範囲で適宜決定することが好ましい。
フレア加工部14のフレア加工性は、下記(1)式で表される拡管率(%)が、40%以上にできることが好ましい。
拡管率(%)=フレア加工部外径dt(mm)÷素管外径d(mm)×100・・・(1)
フレキシブル管10の素材となるフェライト系ステンレス鋼板の板厚は、0.2〜0.5mmである。板厚が0.2mmより薄いと曲げ加工性は良好となるが、フレキシブル管としての強度が低下することと、フレア加工時に所定の拡管率まで加工できず、フレア加工先端部で割れが発生するおそれがあるためである。加えて、0.2mm以上であれば、市場での入手が比較的容易であるためである。一方、0.5mmを超えると、施工現場での曲げ加工性が著しく低下するとともに、施工現場でのフレア加工において所定の拡管率までフレア加工することが困難なためである。
フレキシブル管10の素材となるフェライト系ステンレス鋼板は、平均r値が1.2以上である。
ここで、ランクフォード値(r値)とは、JIS Z2254で規定されているとおり、引張り試験片の板幅減少と板厚減少の比率を示すもので、r値が高いほど、加工性に優れる。平均r値とは、圧延方向のr値をr、圧延直角方向のr値をr90、圧延45°方向のr値をr45とした場合に、下記(2)式で表されるr値の加重平均値である。
平均r値=(r+r90+2r45)÷4・・・(2)
平均r値が1.2未満であると、充分なフレア加工性が得られないためである。
フェライト系ステンレス鋼の組成は特に限定されないが、曲げ加工性と管端のフレア加工性を確保するための組成を選択することができる。フェライト系ステンレス鋼の組成について以下に詳細に説明する。
フェライト系ステンレス鋼は、C:0.02質量%以下、N:0.02質量%以下、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.03質量%以下、Cr:16〜23質量%を含有し、さらに、Ti、Nbからなる群より選ばれる少なくとも1種を0.1〜0.6質量%含有し、残部がFeおよび不可避不純物よりなることが好ましい。
炭素(C):フェライト系ステンレス鋼中のCの含有量は特に限定されないが、0.02質量%以下であることが好ましい。Cの含有量が0.02質量%を超えると、加工性や耐食性が劣化する。また、これらを固定させるために必要なTi、Nb量が増加するためである。一方、Cの含有量を0.001質量%未満とするには、精錬コストが嵩む。従って、Cの下限値は0.001質量%とすることが好ましい。
窒素(N):フェライト系ステンレス鋼中のNの含有量は特に限定されないが、0.02質量%以下であることが好ましい。Nの含有量が0.02質量%を超えると、加工性や耐食性が劣化する。また、これらを固定させるために必要なTi、Nb量が増加するためである。一方、Nの含有量を0.001質量%未満とするには、精錬コストが嵩む。従って、Nの下限値は0.001質量%とすることが好ましい。
ケイ素(Si):フェライト系ステンレス鋼中のSiの含有量は特に限定されないが、1.0質量%以下であることが好ましい。Siは脱酸元素として用いられる元素であるが、1.0質量%を超えると加工性を著しく低下させるためである。一方、Siの含有量を0.01質量%未満とするには、精錬コストが嵩む。従って、Siの下限値は0.01質量%とすることが好ましい。
マンガン(Mn):フェライト系ステンレス鋼中のMnの含有量は特に限定されないが、1.0質量%以下であることが好ましい。加工性や耐食性を低下させるため、上限は1.0質量%が好ましい。一方、Mnの含有量を0.01質量%未満とするには、精錬コストが嵩む。従って、Mnの下限値は、不可避的に混入する0.01質量%とすることが好ましい。
リン(P):フェライト系ステンレス鋼中のPの含有量は特に限定されないが、0.05質量%以下であることが好ましい。0.05質量%を超えると、固溶強化により加工性を低下させるとともに、耐食性や製造性を低下させるおそれがあるためである。一方、Pの下限は、原料選択などによる製鋼コストの増加を防止する観点から、0.01質量%が好ましい。
硫黄(S):フェライト系ステンレス鋼中のSの含有量は特に限定されないが、0.03質量%以下が好ましい。0.03質量%を超えると、介在物などにより耐食性を劣化させるおそれがあるためである。一方、Sの下限は、製鋼コストを考慮して0.0005質量%が好ましい。
クロム(Cr):Crは、ステンレス鋼の基本特性である耐食性を確保するために必要な元素である。フェライト系ステンレス鋼中のCr含有量は特に限定されないが、16〜23質量%であることが好ましい。16質量%以上であれば、フレキシブル管が使用される環境で充分な耐食性を得ることができ、23質量%を超えると、加工性を低下させたり、製品コストを高めたり、製造性を劣化させるおそれがあるためである。
チタン(Ti)、ニオブ(Nb):Ti、NbはC、Nと結合して析出物を形成し、鋼中の固溶C、Nを低減することで加工性を向上させる元素である。また耐食性、特に溶接部の耐食性を向上させる元素である。フェライト系ステンレス鋼中には、Ti、Nbからなる群より選ばれる少なくとも1種類が、それぞれ0.1〜0.6質量%含有されていることが好ましい。0.1質量%未満であると、充分な加工性向上が図れないおそれがあり、0.6質量%を超えると加工性を低下させたり、またTiは介在物による疵の原因となりうるためである。
フェライト系ステンレス鋼は、さらに、Mg:0.0050質量%以下、Ni:0.6質量%以下、Cu:0.6質量%以下、Mo:2.0質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
マグネシウム(Mg):フェライト系ステンレス鋼中のMgは、溶鋼中でAlとともにMg酸化物を形成し、脱酸剤として作用するほか、TiNの晶出核として作用する。TiNは凝固過程においてフェライト相の凝固核となり、TiNの晶出を促進させることで、凝固時にフェライト相を微細生成させることができる。凝固組織を微細化させることにより、製品のリジングやローピングなどの粗大凝固組織に起因する表面欠陥を防止できるほか、加工性の向上をもたらす。TiNの晶出核となるMg酸化物の溶鋼中での積極的な形成は0.0001質量%から安定して発現するので、これら効果を得るため下限0.0001質量%とするのが好ましい。ただし、0.0050質量%を超えると溶接性が劣化するため、上限を0.0050質量%とすることが好ましい。
ニッケル(Ni):フェライト系ステンレス鋼中のNiは耐食性向上に有効な元素である。Niの含有量は特に限定されないが、上限は加工性やコストの面から0.6質量%が好ましく、下限は安定した効果が得られる0.01質量%が好ましい。
銅(Cu):フェライト系ステンレス鋼中のCuは耐食性向上に有効な元素である。Cuの含有量は特に限定されないが、上限は加工性やコストの面から0.6質量%が好ましく、下限は安定した効果が得られる0.01質量%が好ましい。
モリブデン(Mo):フェライト系ステンレス鋼中のMoはステンレス鋼の耐食性を向上させる元素である。Moの含有量は特に限定されないが、上限は加工性やコスト面から2.0質量%が好ましく、下限は安定した効果が得られる0.01質量%が好ましい。
フェライト系ステンレス鋼は、さらに、Al:0.05質量%以下、Ca:0.0050質量%以下、B:0.0050質量%以下、V:0.2質量%以下、REM:0.10質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
アルミニウム(Al):フェライト系ステンレス鋼中のAlは脱酸元素として有効な元素であり、添加する場合は0.005質量%以上が好ましい。過剰の添加は加工性や靱性および溶接性を劣化させるため、上限は0.05質量%が好ましい。
カルシウム(Ca):フェライト系ステンレス鋼中のCaは鋼の熱間加工性を改善する元素であり、添加する場合は安定した効果が得られる0.0005質量%以上が好ましい。過剰な添加は逆に熱間加工性を低下させるため、上限は0.0050質量%が好ましい。
ホウ素(B):フェライト系ステンレス鋼中のBは二次加工性を向上させる元素であり、Ti添加鋼への添加は有効である。Ti添加鋼はTiでCを固定するため、粒界の強度が低下し、二次加工の際に粒界割れが生じやすくなる。添加する場合は、その効果が安定して発現する0.0003質量%以上とするのが好ましい。しかし、過剰の添加は伸びの低下をもたらすため上限は0.0050質量%が好ましい。
バナジウム(V):フェライト系ステンレス鋼中のVは耐食性等を劣化させるCr炭窒化物を抑制する元素であり、添加する場合は、その効果が安定して発現する0.01質量%以上とするのが好ましい。しかし、過剰の添加は熱間圧延での疵発生が問題となるため上限は0.2質量%が好ましい。
REM:フェライト系ステンレス鋼中のREMは鋼の熱間加工性を改善する元素であり、添加する場合は安定した効果が得られる0.005質量%以上が好ましい。過剰な添加は逆に熱間加工性を低下させるため、その含有量の上限は0.10質量%が好ましい。ここでREMとは、LaやCe等のライタノイド系希土類元素の含有量の総和とする。
フレキシブル管10の製造方法は特に限定されない。例えば、板厚0.2〜0.5mm、平均r値が1.2以上のフェライト系ステンレス鋼板を、既存の方法を用いて溶接管や引き抜き管として素管を得、前記素管に刃状の金型を押しつけることで波形形状を形成する方法が挙げられる。また、例えば、前記フェライト系ステンレス鋼板を凹凸ロールで波形成型し、波形成形した鋼板を巻きながら溶接して管にする方法等を挙げることができる。
本発明によれば、板厚0.2〜0.5mmで、平均r値が1.2以上のフェライト系ステンレス鋼板を用いることで、安価で、かつ、曲げ加工性、フレア加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管を得ることができる。特にフレア加工性の向上により、銅配管同様に拡管率を40%以上とすることができる。これにより、銅配管と同様に、フレアナットを用いた接続が容易となり、フレキシブル管を高圧用途へ適用できる。
本発明によれば、可撓部の波形形状を谷部外径dv/山部外径dm:0.70〜0.90、山部外径dm/素管外径d:0.9〜1.2、ピッチDw/素管外径d:0.10〜0.30とすることで、曲げ加工性をより向上させることができる。
本発明のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管は、素管部を有することでフレア加工を容易にすることができる。特に、複数の可撓部と複数の素管部とが交互に配置された長尺のフレキシブル管とすることで、施工現場で必要とする長さに応じて任意の素管部を切断し、端部に素管部を有するフレキシブル管を得ることができる。
図1では、フレキシブル管の可撓部は、それぞれ独立した山部と谷部とが、一定のピッチで並んでいるもの(ワンピッチ型)であるが、周面部に山部と谷部とが螺旋状に形成されていても良い。また、実際に配管として使用する場合、通常の家庭用エアコンでは接続配管として4〜5m程度の長さが必要であり、また、ビルなどの配管であれば10mを超えることも少なくない。こうした状況において、運搬のしやすさなどを考慮すると、図3に示すフレキシブル管40のように、全長がコイル状に巻き取られた、コイル形状(パイプ・イン・コイル)とするのが好ましい。なお、図3では、可撓部と素管部が同じ位置で巻き取られているが、可撓部と素管部の長さを変えることにより、または巻き取るコイル径を変えることにより、可撓部と素管部の位置がずれても良い。
図1では、フレキシブル管の端部にはフレア加工部が設けられているが、フレア加工部が設けられずに、素管部がフレキシブル管の端部となっていても良いし、可撓部が端部であっても良い。また、フレア加工部、素管部あるいは可撓部は、フレキシブル管の両端に設けられていても良いし、片端のみであっても良い。
以上述べたように、本発明はエアコン接続配管のように施工時の繰り返し曲げ性やフレア加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管を、高価な銅に替わって提供することが可能となり、産業的価値は大きい。
以下、本発明について実施例を挙げて具体的に説明するが、実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜12、比較例1〜3)
表1に示す成分と、残部をFeとした組成の鋼板を用い、表2に示す板厚で、8mmφのTIG溶接管を製造した。前記TIG溶接管を用い、表2の記載に従い、長さ170mmの波形形状部と、長さ30mmの素管部とを交互に複数配置した全長4mの長尺フレキシブル管を製造し、運搬のために全長をコイル状に巻いて、コイル径約1mのフレキシブル管パイプ・イン・コイルとした。このフレキシブル管パイプ・イン・コイルについて、波形形状部で挟まれた素管部を切断することで、両端に素管部を有し中央部に波形形状の可撓部を有するフレキシブル管を切り出し、曲げ加工性とフレア加工性を評価した。評価結果を表2に示す。
(曲げ加工性)
<試験方法>
曲げ加工性はチューブベンダー(外径:8mmφ、曲げR:17.5mm)を用いて180°曲げを行い、その後、万力とペンチを使いながら曲げる前の状態に戻すのを1回として、繰り返して曲げ戻し、目視で観察した。
<評価基準>
上記の試験方法により、3回繰り返して曲げ戻し、割れや亀裂等の損傷がないものを合格とした。
(フレア加工性)
<試験方法>
フレア加工性は、市販のフレア工具を用いてフレア拡管率40%でフレア加工を行い、フレア加工部を目視で観察した。
<評価基準>
フレア加工部に割れ、亀裂等の損傷がないものを合格とした。
Figure 2009185351
Figure 2009185351
表2に示すとおり、曲げ加工性については、板厚を本発明範囲である0.2〜0.5mmとした実施例1〜12は、3回の曲げ戻しができた。一方、板厚が本発明範囲を外れる比較例1は、チューブベンダーで曲げることは可能であるが、基の形状に戻すことが困難であり、2回目の曲げ時に割れが発生した。このことから、人手で曲げ加工を行うようなエアコン室内外機接続配管などの用途への適用は困難であることが判った。
フレア加工性については、板厚および平均r値が本発明範囲である実施例1〜12は、拡管率40%のフレア加工ができることが判った。しかし、板厚が本発明範囲を外れる比較例1は40%のフレア加工を行うことができなかった。また、平均r値が本発明範囲を外れる比較例2、3は、フレア加工先端部で割れが発生したことから、エアコン接続配管などへの適用は困難であることが判った。
(実施例13〜17)
波形形状と曲げ加工性について評価した。表1に示す鋼Aを用い、板厚0.3mm、平均r値1.7のステンレス鋼板とした。前記ステンレス鋼板を用い、表3に示す種々の波形形状のフレキシブル管を実施例1と同様の加工方法により作製した。作成したフレキシブル管の曲げ加工性について、前述と同様の試験方法で試験し、割れや亀裂が発生する直前の曲げ戻し回数を計測し、その結果を表3に示す。
Figure 2009185351
実施例13〜17は、いずれも山部外径/素管外径の比であるdm/dが、本発明の範囲内の0.90〜1.20である。
表3に示すとおり、実施例13〜17のいずれにおいても、3回以上の曲げ戻しができた。このうち、谷部外径と山部外径の比であるdv/dmが本発明範囲内の0.70〜0.90であり、かつ、山部の頭頂部と谷部の底部のピッチDwと素管外径dとの比(Dw/d)が本発明範囲内の0.10〜0.30である実施例13〜15は、7回以上の曲げ戻しができ、曲げ加工性の向上が図られていた。
本発明の実施形態のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管の側面図である。 本発明の実施形態のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管の断面図である。 本発明の実施形態のコイル状に巻き取られたフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管の斜視図である。
符号の説明
10 フェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管
12 素管部
14 フレア加工部
20 可撓部
22 山部
24 谷部
40 コイル状に巻き取られたフレキシブル管
dm 山部外径
dv 谷部外径
d 素管外径
Dw 山部頭頂部と谷部底部とからなるピッチ

Claims (9)

  1. 山部と谷部とが交互に配置され波形形状の可撓部が形成されている、フェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管であって、板厚0.2〜0.5mmで、平均ランクフォード値が1.2以上であるフェライト系ステンレス鋼板を素材とする、フェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  2. 前記フェライト系ステンレス鋼は、C:0.02質量%以下、N:0.02質量%以下、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.03質量%以下、Cr:16〜23質量%を含有し、さらに、Ti、Nbからなる群より選ばれる少なくとも1種をそれぞれ0.1〜0.6質量%含有し、残部がFeおよび不可避不純物よりなることを特徴とする請求項1に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  3. さらに、Mg:0.0050質量%以下、Ni:0.6質量%以下、Cu:0.6質量%以下、Mo:2.0質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  4. さらに、Al:0.05質量%以下、Ca:0.0050質量%以下、B:0.0050質量%以下、V:0.2質量%以下、REM:0.10質量%以下からなる群より選ばれる1種以上を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  5. 前記可撓部の波形形状は、谷部外径と山部外径との比である谷部外径/山部外径が0.70〜0.90、かつ山部外径と可撓部を形成させる前の素管の外径の素管外径との比である山部外径/素管外径が0.9〜1.2であり、山部の頭頂部と谷部の底部とからなるピッチと前記素管外径の比であるピッチ/素管外径が0.10〜0.30であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  6. 前記可撓部が形成されていない素管部を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  7. 複数の前記素管部と複数の前記可撓部が、交互に形成されていることを特徴とする請求項6に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  8. 全長がコイル状に巻き取られた形状であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管。
  9. 両端または片端にフレア加工部を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のフェライト系ステンレス鋼製のフレキシブル管 。
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