JP2009180763A - 電子音楽装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子音楽装置において、ユーザが各パラメータの値を設定変更する際に、そのオリジナルの値を参考にすることができ、また容易にオリジナルの値に戻すことができるようにすることを目的とする。
【解決手段】複数のパラメータの設定値により動作が制御される電子音楽装置で、複数のパラメータのそれぞれのオリジナルの値を記憶しておき、パラメータの設定値を変更する際に、当該パラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値とを併記して表示し、ユーザが現在の設定値とオリジナルの値とを参照して設定変更できるようにする。操作子の操作を検知したとき、その操作子に対応するパラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値の表示を開始する。表示時間を設定できるようにし、表示手段による表示開始から前記設定された表示時間が経過したら、その表示を消去する。
【選択図】図3

Description

この発明は、電子音楽装置における各種のパラメータ値の設定変更時の表示等の技術に関する。
電子楽器や音響機器などの各種の電子音楽装置では、ユーザが各種のパラメータ値の設定を行い、該パラメータ値により動作を制御するものが多い。例えば、下記非特許文献1には、外部パネル上に設けられているノブなどの操作子に、楽音の音色を規定するパラメータを割り当て、該操作子を操作することで割り当てられたパラメータ値を設定変更する電子楽器が開示されている。パラメータ値の設定変更の際には、外部パネル上に設けられているディスプレイに、設定変更中のパラメータ値が表示される。
「MOTIF XS 6/MOTIF XS 7/MOTIF XS 8取扱説明書」、ヤマハ株式会社、2007年、p26
上述したような従来の電子音楽装置におけるパラメータ値の設定方式では、設定しようとするパラメータ値についてはディスプレイで確認できるものの、そのパラメータのオリジナルの値(当該装置が想定している当該パラメータの標準的な値であり、いわゆるデフォルト値)についてはユーザに知らせてはいなかった。従って、ユーザは、オリジナルの値を参考にしながらパラメータ設定をすることができなかった。また、従来の電子音楽装置においては、複数のパラメータを一括してデフォルト値に戻す機能が知られているが、この機能では、パラメータ値を元に戻そうとすると他のパラメータも含めて一括して再読み込みをしなければならず、1つの所望のパラメータのみをオリジナルの値に戻すことはできなかった。
本発明は、電子音楽装置において、ユーザが各パラメータの値を設定変更する際に、そのオリジナルの値を参考にすることができ、また容易にオリジナルの値に戻すことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、複数のパラメータの設定値により動作が制御される電子音楽装置で、複数のパラメータのそれぞれのオリジナルの値を記憶しておき、パラメータの設定値を変更する際に、当該パラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値とを併記して表示し、ユーザが現在の設定値とオリジナルの値とを参照して設定変更できるようにしたことを特徴とする。
操作子の操作を検知したとき、その操作子に対応するパラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値の表示を開始するようにするとよい。また、表示時間を設定できるようにし、表示手段による表示開始から前記設定された表示時間が経過したら、その表示を消去するとよい。表示手段にパラメータの現在の設定値とオリジナルの値とが表示されている状態で前記操作子の所定の操作を行うことで、当該オリジナルの値を当該パラメータの設定値として設定するようにしてもよい。加えて、前記オリジナルの値を現在の設定値として設定したのち、前記操作子の所定の操作を行うことで、前記オリジナルの値を現在の設定値として設定する直前の設定値を、当該パラメータの設定値に戻すことができるようにするとよい。
本発明によれば、パラメータ設定変更の際、ユーザは現在値とともにオリジナルの値も参照することができるので、オリジナルの値を参考にしながら操作でき、そのオリジナルの値に容易に戻すことができるようになる。また、表示時間も指定もでき、その表示時間の後には表示を消去するようにしているので、表示が邪魔にならない。さらに、オリジナルの値に設定したり、元の設定値に戻すことも容易に行える。
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る電子音楽装置のハードウエア構成を示すブロック図である。なお、ここでは鍵盤等の演奏操作子や音源を備えた電子楽器で説明するが、本発明は、演奏操作子を持たない音源専用装置や、演奏操作子及び音源を持たない音楽装置に適用することも可能である。
図1において、CPU101は、この電子楽器全体の動作を制御する処理装置である。タイマ102は、所定の時間を計時するためのタイマである。ROM103は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(BASIC INPUT/OUTPUT SYSTEM)等を格納する不揮発性のメモリである。RAM104は、CPU101が実行するプログラムのロード領域や各種のワーク領域として用いる揮発性のメモリである。外部記憶装置105は、ハードディスクやフレキシブルディスク等の磁気記録媒体やCD−ROM、DVD等の光記憶媒体等の各種の方式の記憶媒体である。MIDIインターフェース106は、外部の各種MIDI機器107と接続するためのMIDI規格のインターフェースである。通信I/F108は、通信ネットワーク109を介して外部のサーバコンピュータ110等と接続するためのインターフェースである。演奏操作子112は、ユーザが演奏操作するための鍵盤などの操作子である。演奏操作子112の操作は検出回路111により検出され、検出結果がCPU101に送られる。設定操作子114は、ユーザが操作するためのスイッチ、ボタン、ノブ等の操作子である。設定操作子114の操作は検出回路113により検出され、検出結果がCPU101に送られる。ディスプレイ116は、各種の情報を表示する表示装置である。表示回路115は、CPU101からの指示に基づいて、与えられたデータをディスプレイ116に表示する。音源回路117は、CPU101からの指示に基づいて楽音を発生する。効果回路118は、音源回路117で発生した楽音に各種の効果を付与する。効果回路118から出力される楽音はサウンドシステム119により放音される。120はこれら各部を相互に接続するバスラインである。
図2は、図1の電子楽器の外部パネル(一部)の外観図である。ディスプレイ116に相当するLCD201、設定操作子114に相当するボタン202〜205及びノブ221〜225が、外部パネル200上に設けられている。カーソル移動ボタン202は、LCD201上に表示されたカーソルを上下左右に移動させるためのボタンである。203はENTERボタン、204はEXITボタン、205はセレクトボタンである。セレクトボタン205をオンする毎に、LED211〜214のうちの1つが巡回して点灯され(他の3つは消灯される)、その右側に記載されている4行×5列の一覧表230の中で、点灯されたLEDの行の機能が選択され、それぞれノブ221〜225に割り当てられる。例えば、セレクトボタン205を何回か操作してLED211が点灯する状態としたときは、ノブ221はCutoff、ノブ222はResonance、ノブ223はFeg Depth、…と割り当てられるので、ノブ221を回せばCutoffの値を増減でき、ノブ222を回せばResonanceの値を増減でき、…というようにパラメータ値の変更が可能になる。ノブ221〜225は、ノブ押し操作が可能なものである。
ノブ221〜225によるパラメータ値の変更を行う際のLCD201への表示について、さらに詳しく説明する。本装置では、表示に関する内部的な情報として、Knob_Display_Timeを所定の記憶領域に記憶している。Knob_Display_Timeは、不図示の操作子のユーザ操作により、HOLD、OFF、又は1〜5秒の何れかの値を設定できる。
(1)Knob_Display_Time=HOLDが設定されているとき:ノブ221〜225の何れかを回す又は押すと、回した又は押したノブに割り当てられているパラメータに関するパラメータ設定画面がLCD201にポップアップ表示される。別のノブを回したり押したりすると、その操作されたノブに対応するパラメータ設定画面に切り替わる。ノブ回し操作又はノブ押し操作で表示されたパラメータ設定画面は、(他のパラメータ設定画面が表示される契機となる操作が為されなければ)そのまま表示され続ける。
(2)Knob_Display_Time=OFFが設定されているとき:ノブ221〜225の何れかを押すと、押したノブに対応するパラメータ設定画面がLCD201にポップアップ表示される。ただし、ノブ221〜225の何れかを回しても、LCD201の表示はその時点で表示されている内容を表示し続けるままであり、回したノブに対応するパラメータ設定画面に切り替わることはない。もちろん、回した操作自体は有効であるので、回したノブに対応するパラメータ値は、その回した量だけ変更される。ノブ押し操作で表示されたパラメータ設定画面は、(他のパラメータ設定画面が表示される契機となる操作が為されなければ)そのまま表示され続ける。
(3)Knob_Display_Time=1〜5秒が設定されているとき:ノブ221〜225の何れかを回す又は押すと、回した又は押したノブに割り当てられているパラメータに関するパラメータ設定画面がLCD201にポップアップ表示される。そのノブ回し操作又はノブ押し操作で表示されたパラメータ設定画面は、表示されてからKnob_Display_Timeに設定されている秒数の経過後に消去される。消去される前に別のノブを回したり押したりすると、その操作されたノブに対応するパラメータ設定画面に切り替わるが、そのパラメータ設定画面が表示されてからKnob_Display_Timeに設定されている秒数の経過後に消去されることは同じである。なお、Knob_Display_Timeの秒数は1〜5秒の範囲でユーザが任意に設定できる。
上記(1)〜(3)のどの場合でも、LCD201にパラメータ設定画面が表示されている状態で該画面に対応するノブを押すと、設定されている現在値が一時退避バッファに待避され、当該パラメータのオリジナルの値が現在値として設定される。また、LCD201にパラメータ設定画面が表示され、該画面に対応するパラメータの一時退避バッファに値が待避されている状態で該画面に対応するノブを押すと、待避されている値が現在値として設定される。
図3(a)は、LED214が点灯された状態でノブ223を押したときポップアップ表示されるAssign1のパラメータ設定画面である。301に示すように、現在のパラメータ設定値が「+32」であることが表示され、さらにオリジナルの値が「+63」であることが表示されている。図3(b)は、LED211が点灯された状態でノブ221を押したときにポップアップ表示されるCutoffのパラメータ設定画面である。302に示すように、現在のパラメータ設定値が「+32」であることが表示され、さらにオリジナルの値が「+63」であることが表示されている。図3(a)や(b)の表示がされている状態で対応するノブを回すと、回した量に応じて現在値の表示が変更される。また、図3(a)や(b)の表示がされている状態で対応するノブを押すと、オリジナルの値が現在値として設定され、再度当該ノブを押すと元の値に戻る。
なお、本実施形態の電子楽器では、不図示の操作子により、モードとして、ボイスモード又はマルチモードを選択できる。ボイスモードとはボイス(音色)を選んで演奏するモードであり、マルチモードとは本機器をマルチ音源として使用するモードである。そのような各モード毎に、楽音生成部分のうちのパラメータ設定をする対象となるモジュール(部分)は変わるが、セレクトボタン205とノブ221〜225で設定するパラメータの意味は各モジュール(部分)同士で共通である。例えば、図3(a)は、ボイスモード下で「XX Rack Drum Kit」のパラメータ設定を行っているときに、上述の操作でポップアップ画面301が表示されたところを示している。また、図3(b)は、マルチモード下で「Part16:Play Mode Edit」のパラメータ設定を行っているときに、上述の操作でポップアップ画面302が表示されたところを示している。従って、ポップアップ表示された画面301,302の下側には、それぞれ各モード下の設定画面が表示されている。
図4(a)は、本実施形態の電子楽器において、CPU101が実行する処理の全体の手順を示すフローチャートである。電源がオンされると、ステップ401で初期設定を行った後、ステップ402〜409を繰り返す。ステップ402では、Knob_Display_Timeの変更を指示するパネル操作を検出し、該操作に応じて、Knob_Display_Timeを、OFF、1〜5秒、又はHOLDの何れかに設定する。ステップ403〜408については、以降の図面を用いて説明する。ステップ409のその他の処理は、例えば演奏操作子112の操作を検出して、その操作に応じた楽音を発生する処理などである。
図5(a)は、ステップ403の設定の読み込み操作の処理のフローである。ステップ501で、設定読み込み操作がされたか判定する。設定読み込み操作とは、音源117の複数のパラメータを一括して設定することを指示する操作である(該操作を行う操作子は、図2では不図示)。該操作がされていたらステップ502〜504を実行し、されていなければそのまま終了する。ステップ502は、LCD201に残っているポップアップ表示を消去する処理である。ステップ503では、外部記憶装置105などに予め記憶されている設定情報の一覧をユーザに提示し、その中から選択させる。設定情報とは、複数のパラメータの値を一括して設定するためのパラメータ値のセットであり、モード別に複数セットが用意されている。ステップ504では、選択された設定情報(その時点のモードに応じた設定情報)を読み出し、該設定情報の各パラメータ値を音源回路117に一括して設定する。
図5(b)は、ステップ404のノブアサイン切り替え操作の処理のフローである。この処理は、セレクトボタン205の操作を検出して、ノブ221〜225に割り当てるパラメータを切り替えるものである。ステップ521でセレクトボタン205が操作されていればステップ522〜525の処理を実行し、操作されていなければ終了する。ステップ522は、LCD201に残っているポップアップ表示を消去する処理である。ステップ523では、ノブアサインテーブル番号を1つ増やす。ただし4を越えたら1に戻すものとする。ノブアサインテーブル番号は、本装置内部の所定のワーク領域に記憶されている情報で、ノブアサインテーブルの割り当て情報を特定する番号である。ブアサインテーブル番号は、ステップ401の初期設定で1に初期化されるものとする。
図8に、ノブアサインテーブルの構成を示す。ノブアサインテーブルは、上述したノブアサインテーブル番号の値である1〜4のそれぞれに対応するノブとパラメータとの割り当て情報を記憶するテーブルであり、所定の記憶装置に格納されている。ノブアサインテーブル番号1〜4が順に図2で説明したLED211〜214に対応し、ノブアサインテーブルの横方向のKNOB1〜5は順にノブ221〜225に対応している。従って、例えばノブアサインテーブル番号が1のときは、LED211が点灯し、ノブ221はCutoffに、ノブ222はResonanceに、…と割り当てられる。
図5(b)に戻って、ステップ524では、ノブアサインテーブル番号に対応するパラメータをノブ221〜225に対応付ける。ステップ525では、ノブアサインテーブル番号に応じてLEDの点灯/消灯状態を更新する。
図4(b)は、ステップ405のノブ押し操作の処理のフローである。ステップ421でノブが押されたか判別し、押されていなければそのまま終了する。押されていたら、ステップ422で、押されたノブに対応するポップアップ表示(パラメータ設定画面)がされているか判定し、されていなければステップ423で新規ポップアップ表示をして終了する。
ここで図7(b)を参照して、ステップ423の新規ポップアップ表示の処理の流れを説明する。ステップ721で他のポップアップ表示があったらそれを消去し、ステップ722で押されたノブに対応するパラメータの現在値を楽音生成部分(音源回路117および効果回路118、あるいは音源回路117および効果回路118に設定されているパラメータが所定の記憶手段に記憶されているならその記憶手段)から取得する。ステップ723で、押されたノブに対応するパラメータのオリジナルの値を記憶装置から取得する。なお、オリジナルの値は、各パラメータ毎に外部記憶装置105(他の記憶手段でもよい)に記憶されているものとする。ステップ724,725は、押されたノブに対応するパラメータの名称を取得し、該ノブに対応するパラメータ設定画面をポップアップ表示する処理である。このポップアップ表示では、図3で説明したように当該パラメータの現在値とオリジナルの値が表示される。ステップ726で、一時退避バッファをクリアし、ステップ727で経過時間の計測を開始し、終了する。なお、一時退避バッファは各パラメータ毎に設けられており、単に一時退避バッファというときはその時点で処理対象となっているパラメータに対応する一時退避バッファを指すものとする。
図4(b)に戻って、ステップ422で押されたノブに対応するパラメータ設定画面がポップアップ表示がされていたら、ステップ424で一時退避バッファが空か判定する。空であれば、ステップ425で現在値を一時退避バッファに格納し、ステップ426でオリジナルの記憶値で現在値を上書きする。空でなければ、ステップ427で一時退避バッファの値で現在値を上書きし、ステップ428で一時退避バッファをクリアする。ステップ426,428の後、ステップ429で現在値を楽音生成部分に反映させ、ステップ430でポップアップ表示を更新し、ステップ431で経過時間の計測をリセットして再開始し、終了する。
図7(a)は、ステップ406のノブ回し操作の処理のフローである。ステップ701でノブ221〜225の何れかが回されたか判定し、回されていなければ終了する。回されていたら、ステップ702でそのノブに対応するパラメータの現在値を変更し、ステップ703で楽音生成部分に反映させる。ステップ704で、回されたノブに対応するポップアップ表示がされているか判定し、されていなければ、ステップ705で「Knob_Display_Time」がOFFか判定し、OFFでなければステップ706で新規ポップアップ表示をして終了する。OFFであればそのまま終了する。ステップ706の処理は図7(b)と同じであるが、「押されたノブ」は「回されたノブ」と読み替えるものとする。ステップ704で対応するポップアップ表示がされていたら、ステップ707で当該ノブが回された量に応じて現在値の表示を更新し、ステップ708で経過時間の計測をリセットして再開始し、ステップ709で一時退避バッファをクリアして、終了する。
図6(a)は、ステップ407の画面遷移及びエラーポップアップ処理のフローである。ステップ601で何れかのノブに対応するポップアップ表示がされているか判定し、されていなければ終了する。表示がされていたら、ステップ602で何らかのエラーが起きたか判定し、起きていたらステップ603でポップアップ表示を消し、ステップ604でエラー画面をポップアップ表示し、終了する。エラーとは、例えばCPUが外部記憶装置やMIDI I/Fや通信I/Fから各種データを読み込む際の失敗などであり、パラメータ変更のPopup表示より優先させて警告を表示すべき状態をいう。エラーが起きていなければ、ステップ605で画面遷移操作がされたか判定し、されていたらステップ606でポップアップ表示を消して、終了する。画面遷移操作がなければ、そのまま終了する。なお、上記の画面遷移操作とは、セレクトボタン205やノブ221〜225の何れかの操作以外で、何らかの画面遷移の契機となる操作のことであり、例えば図3で説明した不図示の操作子によるモード選択などであり、変更対象のパラメータが挿し替わり、それまでのPopup表示が破棄されるべき状態である。その画面遷移操作に応じた実質的な処理は、ステップ409のその他の処理の中で行うものとする。
図6(b)は、ステップ408の経過時間処理のフローである。ステップ621,622,623で、何れかのノブに対応するポップアップ表示がされており、かつ、「Knob_Display_Time」に1〜5秒の時間が指定されており、かつ、その指定された時間が経過している場合は、ステップ624でポップアップ表示を消して終了する。それ以外の場合は、そのまま終了する。
なお、上記実施形態では、電子楽器を例に説明したが、本発明は、ミキサーなどの音響装置などにも適用可能である。また、電子楽器の形態に限らず、パソコン+アプリケーションソフトウェアの形態でもよい。
実施形態の電子音楽装置のハードウエア構成を示すブロック図 実施形態の電子楽器の外部パネル(一部)の外観図 LCDにポップアップ表示されるパラメータ設定画面の例 全体の処理及びノブ押し操作処理のフローチャート 設定読み込み処理及びノブアサイン切り替え処理のフローチャート 画面遷移・エラーポップアップ処理及び経過時間処理のフローチャート ノブ押し操作処理及び新規ポップアップ処理のフローチャート ノブアサインテーブルの構成を示す図
符号の説明
101…CPU、102…タイマ、103…ROM、104…RAM、105…外部記憶装置、106…MIDIインターフェース、107…MIDI機器、108…通信I/F、109…通信ネットワーク、112…演奏操作子、114…設定操作子、116…ディスプレイ、117…音源回路、118…効果回路、119…サウンドシステム、120…バスライン、201…LCD、205…セレクトボタン、211〜214…LED、221〜225…ノブ、301,302…ポップアップ表示。

Claims (6)

  1. 複数のパラメータの設定値により動作が制御される電子音楽装置であって、
    前記複数のパラメータのそれぞれのオリジナルの値を記憶する記憶手段と、
    複数の操作子と、
    前記操作子の操作に応じて、該操作子に対応するパラメータの設定値を変更する設定値変更手段と、
    前記パラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値とを併記して表示する表示手段と
    を備えることを特徴とする電子音楽装置。
  2. 請求項1に記載の電子音楽装置において、
    前記操作子の操作を検知したとき、その操作子に対応するパラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値とを、前記表示手段により表示開始することを特徴とする電子音楽装置。
  3. 請求項1または2に記載の電子音楽装置において、
    表示時間を設定する手段と、
    前記表示手段による表示開始から前記設定された表示時間が経過したら、その表示を消去する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする電子音楽装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載の電子音楽装置において、
    前記表示手段にパラメータの現在の設定値とオリジナルの値とが表示されている状態で前記操作子の所定の操作を行うことで、当該オリジナルの値を当該パラメータの設定値として設定する手段を、さらに備えることを特徴とする電子音楽装置。
  5. 請求項4に記載の電子音楽装置において、
    前記オリジナルの値を現在の設定値として設定したのち、前記操作子の所定の操作を行うことで、前記オリジナルの値を現在の設定値として設定する直前の設定値を、当該パラメータの設定値に戻す手段を、さらに備えることを特徴とする電子音楽装置。
  6. 複数のパラメータの設定値により動作が制御される電子音楽装置を実現するプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記複数のパラメータのそれぞれのオリジナルの値を記憶する記憶手段と、
    複数の操作子と、
    前記操作子の操作に応じて、該操作子に対応するパラメータの設定値を変更する設定値変更手段と、
    前記パラメータの現在の設定値と前記オリジナルの値とを併記して表示する表示手段と
    を備えた電子音楽装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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