JP2000315433A - 多機能スイッチ装置 - Google Patents

多機能スイッチ装置

Info

Publication number
JP2000315433A
JP2000315433A JP11316852A JP31685299A JP2000315433A JP 2000315433 A JP2000315433 A JP 2000315433A JP 11316852 A JP11316852 A JP 11316852A JP 31685299 A JP31685299 A JP 31685299A JP 2000315433 A JP2000315433 A JP 2000315433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
operation button
mode
screen
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11316852A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Amari
武之 甘利
Koji Ishii
宏二 石井
Masayuki Ogawa
雅之 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP11316852A priority Critical patent/JP2000315433A/ja
Publication of JP2000315433A publication Critical patent/JP2000315433A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 段階的に動作内容を設定するために用いる操
作ボタンについても、単なる機能選択のために用いる操
作ボタンと同様に、操作ボタンが果たす複数の機能を十
分に認識させつつ他の操作ボタンとの共用による多機能
化を実現させることができる多機能スイッチ装置を提供
すること。 【解決手段】 マルチスイッチ部15のエアコンモード
表示状態において、「送風モード」の文字が視認される
操作ボタン15gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ
15jの表示のうち操作ボタン15gにおいて視認され
る「送風モード」の機能を示すシンボルマークが、操作
ボタン15gの操作回数に応じて、「送風なし」、「頭
部のみ」、「頭部及び足部」、「足部のみ」、「足部の
み(デフォッガ込み)」、並びに、「頭部及び足部(デ
フォッガ込み)」という6つのパターンに変化する構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の対
象機器に関する動作内容の選択に共用される多機能スイ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のセンターコンソールに
集中配置されるカーステレオやカーエアコン等の電装品
は、動作内容選択用の操作ボタンを各々必要としてお
り、旧来は各電装品毎に個別の操作ボタンを各々用意し
てセンターコンソール上に配置していた。
【0003】しかし、各電装品とも技術の進歩により機
能が多様化し始め、それに伴い必要とする操作ボタンの
数が増えてきたため、限られたスペースのセンターコン
ソール上に必要とする全ての操作ボタンを配置すること
が次第に困難になり、また、多数の操作ボタンの存在に
よりセンターコンソールの意匠上の美観を、ともすれば
損ないかねない状況に至っていた。
【0004】このような状況を打開するためこれまでに
提案された従来技術の代表的な例の1つとして、特開平
9−198176号公報の電子機器があり、この電子機
器では、操作ボタンの後部に液晶ディスプレイを配置
し、液晶ディスプレイの表示を変化させることで、操作
ボタンの透明部又は貫通孔を介して視認される操作ボタ
ンの機能表示を変化させるようにしている。
【0005】この電子機器では、液晶ディスプレイに表
示させる内容を操作ボタンに持たせる機能に合わせて変
化させることで、1つの操作ボタンに状況に応じて互い
に異なる複数の機能を割り付け、しかも、各時点におい
てその操作ボタンに現在割り付けられている機能を確実
に把握させることができるので、操作ボタンの多機能化
による数の削減に大きく寄与することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、C
Dプレーヤの再生動作に関係する機能とカセットプレー
ヤの再生動作に関係する機能というように、互いの機能
を同時に用いることがないものについては、それらの機
能を1つの操作ボタンに切り換えて割り付けるのに応じ
て操作ボタンに表示させる機能を切り換えるだけで十分
に対応することができる。
【0007】しかし、例えば、エアコンにおける風量設
定やオーディオ系における音量設定といった段階的な設
定状態の変更を行うものについては、単に操作ボタンを
1度操作するといった単純な操作では済まないので、従
来から、スライドツマミや回転ツマミ、或は、設定の段
階に応じた数の操作ボタンを用いてこれを行っており、
そのため、上述したように単にその操作ボタンの機能表
示を状況に応じて変化させるだけでは、他の機能と共に
共通の操作ボタンに割り付け状況に応じて機能を切り換
えるという形態を実現することができない。
【0008】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、段階的に動作内容を設定するために用
いる操作ボタンについても、単なる機能選択のために用
いる操作ボタンと同様に、操作ボタンが果たす複数の機
能を十分に認識させつつ他の操作ボタンとの共用による
多機能化を実現させることができる多機能スイッチ装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、図
1に基本構成図で示すように、操作ボタンαの操作によ
り段階的に設定される対象機器の動作内容を示すキャラ
クタを、表示手段15jにより前記操作ボタンα上に表
示させる多機能スイッチ装置において、前記操作ボタン
αの操作を検出する操作検出手段Aと、前記操作検出手
段Aの検出結果に基づいて、前記操作ボタンαの操作に
より設定された前記対象機器の動作内容の段階を判別す
る段階判別手段31Aと、前記段階判別手段31Aの判
別結果を基に、前記表示手段15jにより前記操作ボタ
ンα上に表示させる前記キャラクタの画像情報を生成す
るキャラクタ画像情報生成手段31Bとを備え、前記キ
ャラクタ画像情報生成手段31Bは、前記表示手段15
jにより前記操作ボタンα上に表示させる前記対象機器
の動作内容を示すキャラクタを、前記操作ボタンαの操
作により設定された前記対象機器の動作内容の段階に応
じて変化させることを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1に記載した本発明の多機能ス
イッチ装置において、前記操作ボタンαが、前記対象機
器の動作内容の設定段階を増加させるために操作される
増加用操作ボタンα1 と、前記対象機器の動作内容の設
定段階を減少させるために操作される減少用操作ボタン
α2 とを少なくとも有しており、前記段階判別手段31
Aが、前記対象機器の動作内容の段階が最大値であると
判別している状態において前記増加用操作ボタンα1
操作を前記操作検出手段Aが検出した際に、前記対象機
器の動作内容の段階を最小値であると判別すると共に、
前記対象機器の動作内容の段階が最小値であると判別し
ている状態において前記減少用操作ボタンα2 の操作を
前記操作検出手段Aが検出した際に、前記対象機器の動
作内容の段階を最大値であると判別するものとした。
【0011】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置において、前記操作ボタンαが、前記対象
機器の動作内容の段階を最大値と最小値との間のデフォ
ルト値に設定するために操作されるデフォルト用操作ボ
タンα3 をさらに有しており、前記段階判別手段31A
が、前記デフォルト用操作ボタンα3 の操作を前記操作
検出手段Aが検出した際に、前記対象機器の動作内容の
段階を前記デフォルト値であると判別するものとした。
【0012】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1、2又は3に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、前記操作ボタンαが複
数設けられており、前記キャラクタ画像情報生成手段3
1Bが生成する前記キャラクタが、前記表示手段15j
により複数の前記操作ボタンαに跨って表示されるキャ
ラクタの画像情報ものとした。
【0013】請求項1に記載した本発明の多機能スイッ
チ装置によれば、操作検出手段Aが検出する操作ボタン
αの操作を基にキャラクタ画像情報生成手段31Bによ
って生成されて表示手段15jにより操作ボタンα上に
表示される、対象機器の動作内容を示すキャラクタが、
段階判別手段31Aによって判別される、操作ボタンα
の操作により設定された対象機器の動作内容の段階に応
じて変化するので、操作ボタンα上に表示されるキャラ
クタを視認することで、対象機器の動作内容がどの段階
に設定されているかが認識されることになる。
【0014】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1に記載した本発明の多
機能スイッチ装置において、対象機器の動作内容の段階
が最大値に設定されている状態で増加用操作ボタンα1
を操作すると、対象機器の動作内容の段階が段階判別手
段31Aにより最小値であると判別され、キャラクタ画
像情報生成手段31Bによって生成されて表示手段15
jにより操作ボタンα上に表示される、対象機器の動作
内容を示すキャラクタが、動作内容の段階が最大値であ
ることを示す内容から最小値であることを示す内容に変
化することになる。
【0015】同様に、対象機器の動作内容の段階が最小
値に設定されている状態で減少用操作ボタンα2 を操作
すると、対象機器の動作内容の段階が段階判別手段31
Aにより最大値であると判別され、キャラクタ画像情報
生成手段31Bによって生成されて表示手段15jによ
り操作ボタンα上に表示される、対象機器の動作内容を
示すキャラクタが、動作内容の段階が最小値であること
を示す内容から最大値であることを示す内容に変化する
ことになる。
【0016】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項1又は2に記載した本
発明の多機能スイッチ装置において、デフォルト用操作
ボタンα3 を操作すると、対象機器の動作内容の段階が
段階判別手段31Aにより最大値と最小値との間のデフ
ォルト値であると判別され、キャラクタ画像情報生成手
段31Bによって生成されて表示手段15jにより操作
ボタンα上に表示される、対象機器の動作内容を示すキ
ャラクタが、それ以前が如何なる段階であることを示す
内容であっても、動作内容の段階がデフォルト値である
ことを示す内容に変化することになる。
【0017】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した
本発明の多機能スイッチ装置において、キャラクタ画像
情報生成手段31Bによって生成されるキャラクタが表
示手段15jにより複数の操作ボタンαに跨って表示さ
れることから、キャラクタの寸法が1つの操作ボタンα
の寸法の範囲内に制約されなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による多機能スイッ
チ装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0019】まず、本発明の一実施形態に係る多機能ス
イッチ装置(以下、「スイッチ装置」と略記する)を説
明するのに先立って、本発明のスイッチ装置が適用され
る対象の一例を、図2を参照して説明する。
【0020】図2は本発明のスイッチ装置が適用可能な
センターコンソールを含む自動車のダッシュボード回り
の要部斜視図であり、図2中引用符号1はダッシュボー
ド、3はインストルメントパネルを各々示し、このイン
ストルメントパネル3の車幅方向略中央部にセンターコ
ンソール5が配置されている。
【0021】前記センターコンソール5には、カーナビ
ゲーション用の画面7やエアコン吹出口9とアシュトレ
イ11とに上下を挟まれて、本発明の一実施形態に係る
スイッチ装置を構成するコンビネーションパネル13が
組み込まれている。
【0022】前記コンビネーションパネル13は、図3
に本発明の一実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図
で示すように、マルチスイッチ部15、後述するCDプ
レーヤ(図23参照)のCDスロット17及びイジェク
トボタン19、後述するMD(ミニディスク)プレーヤ
(図23参照)のMDスロット21及びイジェクトボタ
ン23、並びに、オーディオ用のボリュームツマミ25
や後述するエアコン(図23参照)用の温度設定ツマミ
27を有しており、このコンビネーションパネル13の
各部の操作内容は、図2中引用符号29で示すセンター
ディスプレイの画面上に表示される。
【0023】前記マルチスイッチ部15は、図3に示す
ように、4×上下2列の合計8つの操作ボタン15a〜
15hを有しており、各操作ボタン15a〜15hは、
図3中想像線で示すように、マルチスイッチ部15の背
後に配置された液晶ディスプレイ15jによる表示像の
像光が直接背後から照射された際に、各操作ボタン15
a〜15hの背面に各々結像された表示像部分を正面側
から視認できるように、透光性を有する部材により形成
されている。
【0024】尚、液晶ディスプレイ15jは、マルチス
イッチ部15の背後に配置されたものに限らず、例え
ば、センターコンソール5内の任意の箇所に配置された
ものであってもよく、その場合には、液晶ディスプレイ
15jによる表示像の像光を、導光手段(図示せず)を
用いて各操作ボタン15a〜15hの背後に導けばよい
ことになる。
【0025】また、マルチスイッチ部15の背後には、
図3中想像線で示すように、各操作ボタン15a〜15
hの押圧操作を検出するリミットスイッチ16a〜16
hが、液晶ディスプレイ15jからの像光と緩衝しない
ように配置されている。
【0026】そして、液晶ディスプレイ15jにおいて
は、図3に示すデフォルトモード表示の他、図4乃至図
8に説明図で各々示すモード表示による表示像を、マル
チスイッチ部15の各操作ボタン15a〜15hに、そ
れらの正面側から視認可能に結像させるための、各種モ
ード画面の表示が、後述する多重バスラインを介して収
集された機器及び機能認識情報を基にして行われる。
【0027】このうち、図3のデフォルトモード表示で
は、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに、「A
M」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」という選
択対象の各機器を示す文字が各々視認され、下段の右か
ら2番目の操作ボタン15gに、「エアコンディショ
ナ」という選択対象の各機器を示すシンボルマークが視
認されると共に、下段の左側2つと一番右側との3つの
操作ボタン15e,15f,15hに、「デフォッ
ガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、及び、「交通情
報」という各機能を示すシンボルマークが各々視認され
るように、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモ
ード画面の表示が行われる。
【0028】尚、マルチスイッチ部15におけるデフォ
ルトモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
デフォルトモード画面の表示は、下段の左側2つと一番
右側との3つの操作ボタン15e,15f,15hにお
いて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛
反転表示として視認され、OFFされている機能を示す
シンボルマークが白地の通常表示として視認されるよう
に行われる。
【0029】また、マルチスイッチ部15におけるデフ
ォルトモード表示においては、上段の4つの操作ボタン
15a〜15dと下段の右から2番目の操作ボタン15
gには、「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「M
D」という文字や、「エアコンディショナ」を示すシン
ボルマークに加えて、次階層の表示がある旨を示す
「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画
面の表示が行われる。
【0030】次に、図4に示すのはAMラジオモード表
示であり、このAMラジオモード表示では、上段の4つ
の操作ボタン15a〜15dに、プリセットされたAM
放送局の局名を示す文字が各々視認されると共に、下段
の左側2つの操作ボタン15e,15fに、「AUDI
O CONT.(オーディオコントロール)」及び「A
UTO PRESET(オートプリセット)」という各
機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプ
レイ15jによるAMラジオモード画面の表示が行われ
る。
【0031】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるAMラジオモード表示では、下段の右側2つの操作
ボタン15g,15hに、「受信周波数DOWN」及び
「受信周波数UP」という各機能を示すシンボルマーク
が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによ
るAMラジオモード画面の表示が行われる。
【0032】尚、マルチスイッチ部15におけるAMラ
ジオモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
AMラジオモード画面の表示は、上段の4つの操作ボタ
ン15a〜15dにおいて、選局されたAM放送局の局
名を示す文字が網掛反転表示として視認され、選局され
ていないAM放送局の局名を示す文字が白地の通常表示
として視認されるように行われる。
【0033】さらに、図5に示すのはCDモード表示で
あり、このCDモード表示では、上段の左側2つの操作
ボタン15a,15bに、CDチェンジャで選択するC
Dの番号を指定する「選択DISK番号DOWN」及び
「選択DISK番号UP」という各機能を示すシンボル
マークと選択DISK番号の文字とが各々視認されると
共に、下段の右側2つの操作ボタン15g,15hに、
「再生トラックDOWN」及び「再生トラックUP」と
いう各機能を示すシンボルマークと選択トラック番号の
文字とが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15
jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0034】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるCDモード表示では、上段の右側2つの操作ボタン
15c,15dに、「RPT(リピート再生)」及び
「RAND(ランダム再生)」という各機能を示す文字
が各々視認され、かつ、下段の左側2つの操作ボタン1
5e,15fに、「オーディオコントロール」及び「S
CAN(曲頭スキャン再生)」という選択対象の各機能
を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ
15jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0035】但し、CDスロット17からCDが1枚も
挿入されていない状態では、液晶ディスプレイ15jに
より表示されるCDモード画面上から選択DISK番号
や選択トラック番号の文字が省略され、これに伴って、
上述した上段の左から2番目の操作ボタン15bや下段
の一番右側の操作ボタン15hには、選択DISK番号
や選択トラック番号の文字は視認されないことになる。
【0036】また、図6に示すのはMDモード表示であ
り、このMDモード表示では、上段の一番左側と右側2
つの3つの操作ボタン15a,15c,15dに、「D
ISP(曲データ表示)」、「RPT」、及び、「RA
ND」という各機能を示す文字が各々視認されると共
に、下段の左側2つの操作ボタン15e,15fに、
「AUDIO CONT.」及び「AUTO PRES
ET」という各機能を示す文字が各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表
示が行われる。
【0037】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるMDモード表示では、下段の右側2つの操作ボタン
15g,15hに、「再生トラックDOWN」及び「再
生トラックUP」という各機能を示すシンボルマークと
選択トラック番号の文字とが各々視認されるように、液
晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行
われる。
【0038】但し、MDスロット21からMDが挿入さ
れていない状態では、液晶ディスプレイ15jにより表
示されるMDモード画面上から選択トラック番号の文字
が省略され、これに伴って、上述した下段の一番右側の
操作ボタン15hには、選択トラック番号の文字は視認
されないことになる。
【0039】尚、マルチスイッチ部15におけるMDモ
ード表示では、上段の左から2番目の操作ボタン15b
に何の文字やシンボルマークも視認されないように、液
晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行
われる。
【0040】また、マルチスイッチ部15におけるCD
モード表示やMDモード表示の際の、液晶ディスプレイ
15jによるCDモード画面やMDモード画面の表示
は、上段の右側2つの操作ボタン15c,15dにおい
て、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反
転表示として視認され、ONされていない機能を示すシ
ンボルマークが白地の通常表示として視認されるように
行われる。
【0041】そして、マルチスイッチ部15におけるA
Mラジオモード表示やCDモード表示、及び、MDモー
ド表示においては、下段の一番左側の操作ボタン15e
に、「AUDIO CONT.」という文字に加えて、
次階層の表示がある旨を示す「▼」のシンボルマークが
視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAM
ラジオモード画面やCDモード画面、及び、MDモード
画面の表示が行われる。
【0042】さらに、図7に示すのはオーディオコント
ロールモード表示であり、このオーディオコントロール
モード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15
dに、「REAR(後部側)」、「FRONT(前部
側)」、「LEFT(左側)」、「RIGHT(右
側)」という音量バランス機能を示す文字が各々視認さ
れるように、液晶ディスプレイ15jによるオーディオ
コントロールモード画面の表示が行われる。
【0043】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるオーディオコントロールモード表示では、下段の左
右両端の操作ボタン15e,15hに、「BASS弱」
及び「TREBLE強」という音質バランス機能を示す
シンボルマークと文字とが視認され、下段の残る2つの
操作ボタン15f,15gに、「BASS強」及び「T
REBLE弱」という音質バランス機能を示すシンボル
マークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15
jによるオーディオコントロールモード画面の表示が行
われる。
【0044】また、図8に示すのはエアコンモード表示
であり、このエアコン表示モードでは、上段の一番左側
の操作ボタン15aに、「OFF」という状態を示す文
字が視認されると共に、上段の中央2つの操作ボタン1
5b,15cに、「A/C(マニュアル)」及び「AU
TO」という各機能を示す文字が各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面
の表示が行われる。
【0045】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるエアコンモード表示では、上段の一番右側の操作ボ
タン15dと下段の4つの操作ボタン15e〜15h
に、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リア
ウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レ
ベル」の各機能を示すシンボルマークが各々視認される
ように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード
画面の表示が行われる。
【0046】尚、マルチスイッチ部15におけるエアコ
ンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエ
アコンモード画面の表示は、上段の中央2つの操作ボタ
ン15b,15cや下段の左側2つの操作ボタン15
e,15fにおいて、ONされている機能を示すシンボ
ルマークが網掛反転表示として視認され、ONされてい
ない機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として
視認されるように行われる。
【0047】また、マルチスイッチ部15におけるエア
コンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
エアコンモード画面の表示は、上段の一番左側の操作ボ
タン15aにおける「OFF」という状態を示す文字
が、「A/C」及び「AUTO」の両機能ともOFFさ
れている場合に、網掛反転表示として視認され、「A/
C」及び「AUTO」の両機能のうちいずれか一方の機
能がONされている場合に、白地の通常表示として視認
されるように行われる。
【0048】さらに、マルチスイッチ部15におけるエ
アコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによ
るエアコンモード画面の表示は、「エア循環モード」の
設定が変わる度に、上段の一番右側の操作ボタン15d
において視認される、「エア循環モード」の機能を示す
シンボルマークが、図9に説明図で示すように、「循
環」の機能を示すシンボルマークと「換気」の機能を示
すシンボルマークとの間で交互に変化するように行われ
る。
【0049】また、マルチスイッチ部15におけるエア
コンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
エアコンモード画面の表示は、「送風モード」の設定が
変わる度に、下段の右から2番目の操作ボタン15gに
おいて視認される、「送風モード」の機能を示すシンボ
ルマークが、図10に説明図で示すように、「送風な
し」、「頭部のみ」、「頭部及び足部」、「足部の
み」、「足部のみ(デフォッガ込み)」、並びに、「頭
部及び足部(デフォッガ込み)」という6つのパターン
に、図10中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0050】さらに、マルチスイッチ部15におけるエ
アコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによ
るエアコンモード画面の表示は、「送風レベル」の設定
が変わる度に、下段の一番右側の操作ボタン15hにお
いて視認される、「送風レベル」の機能を示すシンボル
マークが、図11に説明図で示すように、「送風量=
0」から「送風量=5(最大)」までの6段階に、図1
1中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0051】また、図面を用いた詳細な説明は省略する
ものの、マルチスイッチ部15においては、上述した各
モードの表示の他にFMラジオモード表示がさらに行わ
れ、このFMラジオモード表示では、上段の4つの操作
ボタン15a〜15dに各々視認される文字が、プリセ
ットされたFM放送局の局名を示す文字である点を除い
て、図4に示すAMラジオモード表示と略同様の表示が
各操作ボタン15a〜15hに各々視認されるように、
液晶ディスプレイ15jによるFMラジオモード画面の
表示が行われる。
【0052】前記センターディスプレイ29は、前記マ
ルチスイッチ部15と共に本発明の一実施形態に係るス
イッチ装置を構成するもので、例えば液晶ディスプレイ
等で構成されており、運転席や助手席からその画面表示
を視認できるように、図2に示すように、ダッシュボー
ド1の車幅方向略中央部に配置されている。
【0053】そして、センターディスプレイ29におい
ては、マルチスイッチ部15の各操作ボタン15a〜1
5hの押圧操作により選択された機器や、設定された機
能に関する情報を表示するために、液晶ディスプレイ1
5jに表示されているモード画面や、各操作ボタン15
a〜15hの操作に合わせて、図12乃至図22に説明
図で各々示す状態案内画面の表示が行われる。
【0054】このうち、図12のデフォルトモード案内
画面では、現在の車内温度と、「AM」、「FM」、
「CD」、並びに、「MD」のうち現在ONされている
機器を示す文字、そして、現在時刻がセンターディスプ
レイ29に各々表示される。
【0055】また、図13のAMラジオモード案内画面
では、図12のデフォルトモード案内画面における表示
内容において、現在ONされている機器を示す文字表示
が当然「AM」となるのに加えて、現在選局されている
放送局とその受信周波数を示す文字がセンターディスプ
レイ29に各々表示される。
【0056】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、図14に示すように、現在選局されている放送局
とその受信周波数を示す文字に代えて、調整中の音量バ
ランスや音質バランスの内容とその調整状態とを示すシ
ンボルマークがセンターディスプレイ29に表示され、
オートプリセット動作の実行中には、図示は省略するも
のの、現在選局されている放送局とその受信周波数を示
す文字に代えて、「AUTO PRESET」の文字が
センターディスプレイ29に表示される。
【0057】さらに、図15のCDモード案内画面で
は、図12のデフォルトモード案内画面における表示内
容において、現在ONされている機器を示す文字表示が
当然「CD」となるのに加えて、現在再生されているD
ISK番号やトラック番号と再生時間を示す文字がセン
ターディスプレイ29に各々表示され、さらに、リピー
ト再生やランダム再生、曲頭スキャン再生の各機能が選
択されている場合は、その選択されている機能を示す文
字が合わせてセンターディスプレイ29に表示される。
【0058】但し、CDスロット17からCDが1枚も
挿入されていない状態では、センターディスプレイ29
のCDモード案内画面上から、DISK番号やトラック
番号の文字の表示、並びに、リピート再生やランダム再
生、曲頭スキャン再生といった、現在選択されている機
能の文字の表示がいずれも省略される。
【0059】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、AMラジオモード案内画面の場合と同じく、現在
再生されているDISK番号やトラック番号と再生時間
を示す文字、及び、現在選択されている機能を示す文字
に代えて、調整中の音量バランスや音質バランスの内容
とその調整状態とを示すシンボルマークがセンターディ
スプレイ29に表示される。
【0060】また、図16のMDモード案内画面では、
図12のデフォルトモード案内画面における表示内容に
おいて、現在ONされている機器を示す文字表示が当然
「MD」となるのに加えて、現在再生されているトラッ
ク番号と再生時間を示す文字がセンターディスプレイ2
9に各々表示され、さらに、リピート再生やランダム再
生、曲頭スキャン再生の各機能が選択されている場合
は、その選択されている機能を示す文字が合わせてセン
ターディスプレイ29に表示される。
【0061】但し、MDスロット21からMDが挿入さ
れていない状態では、センターディスプレイ29のMD
モード案内画面上から、選択トラック番号の文字の表
示、並びに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャ
ン再生といった、現在選択されている機能の文字の表示
がいずれも省略される。
【0062】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、AMラジオモード案内画面やCDモード案内画面
の場合と同じく、現在再生されているトラック番号と再
生時間を示す文字、及び、現在選択されている機能を示
す文字に代えて、調整中の音量バランスや音質バランス
の内容とその調整状態とを示すシンボルマークがセンタ
ーディスプレイ29に表示される。
【0063】また、曲データ表示動作の実行中には、図
17に示すように、現在再生されているMDに記録され
ているDISKタイトルや曲名のみが強調してセンター
ディスプレイ29に表示される。
【0064】さらに、図18のエアコンモード案内画面
では、現在の車内温度、現在の車外温度、及び、現在設
定されている目標温度を示す文字がセンターディスプレ
イ29に各々表示されると共に、現在設定されている送
風モードと送風レベルを示すシンボルマークがセンター
ディスプレイ29に各々表示される。
【0065】尚、目標温度の設定が変更された場合は、
図19に示すように、変更された目標温度を示す文字の
みが強調してセンターディスプレイ29に表示され、ま
た、送風モードや送風レベルの設定が変更された場合
は、図20に示すように、変更された送風モードを示す
シンボルマークのみ、或は、図21に示すように、変更
された送風レベルを示すシンボルマークのみが強調して
センターディスプレイ29に表示される。
【0066】また、エア循環モードの設定が変更された
場合は、図示は省略するものの、「循環」を示すシンボ
ルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、変
更後の設定を示すシンボルマークのみが強調してセンタ
ーディスプレイ29に表示される。
【0067】ここで、センターディスプレイ29に強調
して表示される送風モードのシンボルマークが変化する
順序は、図10中に矢印で示す順序と同じであり、同様
に、センターディスプレイ29に強調して表示される送
風レベルのシンボルマークが変化する順序は、図11中
に矢印で示す順序と同じである。
【0068】また、エアコンがON状態からOFF状態
に変更された場合は、図12のデフォルトモード案内画
面、図13のAMラジオモード案内画面、図14のオー
ディオコントロール動作の実行中における表示画面、図
15のCDモード案内画面、図16のMDモード案内画
面、図18のエアコンモード案内画面、並びに、不図示
のオートプリセット動作の実行中における表示画面か
ら、現在設定されている目標温度を示す文字が省略され
る。
【0069】さらに、図12のデフォルトモード案内画
面及び図18のエアコンモード案内画面の表示中に、デ
フォッガのON/OFF状態が変更された場合は、図2
2に示すように、デフォッガを示すシンボルマークと変
更後の機能状態を示す文字のみが強調してセンターディ
スプレイ29に表示され、熱線リアウィンドヒータや交
通情報のON/OFF状態が変更された場合も、図示は
省略するものの、熱線リアウィンドヒータや交通情報を
示すシンボルマークと変更後の機能状態を示す文字のみ
が強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0070】尚、図22ではONからOFFに状態が変
わった場合について示しており、OFFからONに状態
が変わった場合は、図22中の「OFF」の文字に代え
て「ON」の文字が表示される。
【0071】さらに、図面を用いた詳細な説明は省略す
るものの、センターディスプレイ29においては、上述
した各案内画面の表示の他にFMラジオモード案内画面
がさらに表示され、このFMラジオモード案内画面で
は、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「F
M」となるのに加えて、現在選局されている放送局とそ
の受信周波数を示す文字がセンターディスプレイ29に
各々表示される。
【0072】尚、FMラジオモード案内画面の表示中に
おけるオーディオコントロール動作やオートプリセット
動作の実行中のセンターディスプレイ29の表示は、先
に説明した、AMラジオモード案内画面の表示中におけ
るオーディオコントロール動作やオートプリセット動作
の実行中のセンターディスプレイ29の表示と同様であ
る。
【0073】前記ボリュームツマミ25は、後述するチ
ューナ(図23参照)で受信されるAM放送(交通情報
を含む)又はFM放送の音量や、前記不図示のCDプレ
ーヤ及びMDプレーヤによる再生音の音量を設定するた
めのものであり、一方、温度設定ツマミ27は、前記不
図示のエアコンによる車内の空調の温度を設定するため
のものであり、いずれも、回転操作により設定音量や設
定温度が変更されるように構成されている。
【0074】次に、本実施形態に係るスイッチ装置の電
気的な概略構成を、具体的に説明する。
【0075】図23はセンターコンソール5を始めとす
る自動車内に搭載される、特に、車内設備に関連する電
装品により構成される多重通信システムの概略構成を示
すブロック図であり、図23中引用符号30で示す本実
施形態のスイッチ装置は、CDプレーヤ40、MDプレ
ーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70等と共
に、多重バスラインBLを用いて通信を行う多重通信シ
ステムを構成している。
【0076】そして、本実施形態のスイッチ装置は、図
24に電気的な概略構成のブロック図で示すように、上
述した液晶ディスプレイ15jやセンターディスプレイ
29の表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、
「マイコン」と略記する)31を有している。
【0077】前記マイコン31は、CPU31aと、R
AM31bと、ROM31cとで構成されており、この
うち、CPU31aには、CDプレーヤ40、MDプレ
ーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70が多重
バスラインBLを介して各々接続されていると共に、リ
ミットスイッチ16a〜16h、液晶ディスプレイ15
j、ボリュームツマミ25の回転操作に応じて出力が変
化するボリュームスイッチ25a、温度設定ツマミ27
の回転操作に応じて出力が変化する温度設定スイッチ2
7a、並びに、センターディスプレイ29が各々接続さ
れている。
【0078】また、前記RAM31bには、データエリ
ア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられて
いて、このうちワークエリアには、各種フラグやバッフ
ァのために用いるエリア等が設けられており、前記RO
M31cには、CPU31aに各種処理動作を行わせる
ための制御プログラムが格納されている。
【0079】次に、前記ROM31cに格納された制御
プログラムに従いCPU31aが行う処理を、図25乃
至図37のフローチャートを参照して説明する。
【0080】不図示のアクセサリスイッチのONによ
り、自動車に搭載された不図示のバッテリ等からの給電
を受けてマイコン31が起動しプログラムがスタートす
ると、CPU31aは、図25に示すように、まず、R
AM31bの各種フラグエリアのフラグを「0」に設定
する等の初期設定を行う(ステップS1)。
【0081】ステップS1の初期設定が済んだならば、
次に、多重バスラインBLを介して多重通信システムを
構成する各ノードとの間で通信を行って、CDプレーヤ
40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エア
コン70からの機器及び機能認識情報を収集する確認処
理を行い(ステップS3)、収集した機器及び機能認識
情報を基に、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モ
ード画面の内容を決定する(ステップS5)。
【0082】続いて、液晶ディスプレイ15jにデフォ
ルトモード画面を表示させると共にセンターディスプレ
イ29にデフォルトモード案内画面を表示させるデフォ
ルト処理を行い(ステップS7)、リミットスイッチ1
6a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15
hが操作されたか否かを確認する(ステップS9)。
【0083】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS9でN)、後述する
ステップS33に進み、操作された場合は(ステップS
9でY)、操作されたのがAMラジオの選択機能を割り
当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステッ
プS11)、操作ボタン15aである場合は(ステップ
S11でY)、RAM31bのAMフラグエリアのフラ
グF1を「1」に設定すると共に、RAM31bのFM
フラグエリアのフラグF3、CDフラグエリアのフラグ
F5、及び、MDフラグエリアのフラグF7をいずれも
「0」に設定した後(ステップS13)、後述するステ
ップS49に進む。
【0084】一方、ステップS11において操作された
のが操作ボタン15aでない場合(N)は、操作された
のがFMラジオの選択機能を割り当てた操作ボタン15
bであるか否かを確認し(ステップS15)、操作ボタ
ン15bである場合は(ステップS15でY)、FMフ
ラグF3を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、
CDフラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも
「0」に設定した後(ステップS17)、後述するステ
ップS83に進み、操作されたのが操作ボタン15bで
ない場合は(ステップS15でN)、操作されたのがC
Dプレーヤ40の選択機能を割り当てた操作ボタン15
cであるか否かを確認する(ステップS19)。
【0085】操作ボタン15cである場合は(ステップ
S19でY)、CDフラグF5を「1」に設定すると共
に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、MDフラ
グF7をいずれも「0」に設定した後(ステップS2
1)、後述するステップS117に進み、操作ボタン1
5cでない場合は(ステップS19でN)、操作された
のがMDプレーヤの選択機能を割り当てた操作ボタン1
5dであるか否かを確認する(ステップS23)。
【0086】操作ボタン15dである場合は(ステップ
S23でY)、MDフラグF7を「1」に設定すると共
に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、CDフラ
グF5をいずれも「0」に設定した後(ステップS2
5)、後述するステップS159に進み、操作ボタン1
5dでない場合は(ステップS23でN)、図26に示
すように、操作されたのがデフォッガのON/OFF切
換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確
認する(ステップS27)。
【0087】操作ボタン15eでない場合は(ステップ
S27でN)、後述するステップS31に進み、操作ボ
タン15eである場合は(ステップS27でY)、液晶
ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容
を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示
と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように
更新する(ステップS28)。
【0088】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、デフォッガを示す
シンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF
状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステ
ップS29)、この一定時間の経過後に、センターディ
スプレイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画
面に戻した後(ステップS30)、ステップS9にリタ
ーンする。
【0089】ステップS27において操作されたのが操
作ボタン15eでない場合(N)に進むステップS31
では、操作されたのが熱線リアウィンドヒータのON/
OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか
否かを確認し、操作ボタン15fでない場合は(ステッ
プS31でN)、後述するステップS35に進む。
【0090】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップS31でY)、液晶ディスプレイ
15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS32)。
【0091】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、熱線リアウィンド
ヒータを示すシンボルマーク及び切換後の熱線リアウィ
ンドヒータのON/OFF状態を示す文字のみの強調表
示に一定時間変更し(ステップS33)、この一定時間
の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元
のデフォルトモード案内画面に戻した後(ステップS3
4)、ステップS9にリターンする。
【0092】ステップS31において操作されたのが操
作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS35
では、操作されたのがエアコン70の選択機能を割り当
てた操作ボタン15gであるか否かを確認し、操作ボタ
ン15gである場合は(ステップS35でY)、後述す
るステップS213に進む。
【0093】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ない場合は(ステップS35でN)、液晶ディスプレイ
15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15hに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS36)。
【0094】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、交通情報を示すシ
ンボルマーク及び切換後の交通情報のON/OFF状態
を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップ
S37)、この一定時間の経過後に、センターディスプ
レイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画面に
戻した後(ステップS38)、ステップS9にリターン
する。
【0095】また、ステップS9において各操作ボタン
15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)
に進むステップS39では、図25に示すように、ボリ
ュームスイッチ25aの出力を基にボリュームツマミ2
5が回転操作されたか否かを確認し、回転操作された場
合は(ステップS39でY)、後述するステップS43
に進み、回転操作されていない場合は(ステップS39
でN)、温度設定スイッチ27aの出力を基に温度設定
ツマミ27が回転操作されたか否かを確認する(ステッ
プS41)。
【0096】温度設定ツマミ27が回転操作された場合
は(ステップS41でY)、後述するステップS205
に進み、回転操作されていない場合は(ステップS35
でN)、ステップS9にリターンする。
【0097】また、ステップS39においてボリューム
ツマミ25が回転操作された場合(Y)に進むステップ
S43では、図27に示すように、AMフラグF1が
「0」であるか否かを確認し、「0」でない場合は(ス
テップS43でN)、ステップS49に進み、「0」で
ある場合は(ステップS43でY)、FMフラグF3が
「0」であるか否かを確認する(ステップS45)。
【0098】FMフラグF3が「0」でない場合は(ス
テップS45でN)、ステップS83に進み、「0」で
ある場合は(ステップS45でY)、CDフラグF5が
「0」であるか否かを確認し(ステップS47)、
「0」でない場合は(ステップS47でN)、ステップ
S117に進み、「0」である場合は(ステップS47
でY)、ステップS159に進む。
【0099】ステップS13においてAMフラグF1を
「1」に設定すると共にFMフラグF3、CDフラグF
5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した
後と、ステップS43においてAMフラグF1が「0」
でない場合(N)とに各々進むステップS49では、図
28に示すように、液晶ディスプレイ15jにAMラジ
オモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ
29にAMラジオモード案内画面を表示させるAMラジ
オ表示処理を行う。
【0100】続いて、RAM31bの第2階層表示タイ
マエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS
51)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出
力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか
否かを確認する(ステップS53)。
【0101】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS53でN)、後述す
るステップS79に進み、操作された場合は(ステップ
S53でY)、操作されたのがプリセットされた放送局
の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであ
るか否かを確認し(ステップS55)、操作ボタン15
a〜15dでない場合は(ステップS55でN)、後述
するステップS61に進む。
【0102】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS55でY)、センター
ディスプレイ29のAMラジオモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する
放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作
ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として
視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるよ
うに、液晶ディスプレイ15jのAMラジオモード画面
の表示内容を更新し(ステップS57)、第2階層表示
タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップ
S59)、ステップS53にリターンする。
【0103】また、ステップS55において操作された
のが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進む
ステップS61では、操作されたのがオーディオコント
ロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eで
あるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は
(ステップS61でY)、第2階層表示タイマによるタ
イムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS63)、後述するステップ
S285に進む。
【0104】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS61でN)、操作されたのがオ
ートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン
15fであるか否かを確認し(ステップS65)、操作
ボタン15fでない場合は(ステップS65でN)、後
述するステップS75に進む。
【0105】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS65でY)、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、AMラジオモード案内画
面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を
示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表
示する画面に変更し(ステップS67)、オートプリセ
ット動作を実行すると共に(ステップS69)、オート
プリセット動作の終了後にセンターディスプレイ29の
表示内容を元のAMラジオモード案内画面に戻し(ステ
ップS71)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS73)、ステップS53
にリターンする。
【0106】また、ステップS65において操作された
のが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップ
S75では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う受
信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jのA
Mラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作ボ
タン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイマ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS7
7)、ステップS53にリターンする。
【0107】ステップS53において各操作ボタン15
a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進
むステップS79では、第2階層表示タイマのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認し、達していない場合は(ステップS73でN)、
ステップS53にリターンし、達した場合は(ステップ
S73でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウン
トを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし
た後(ステップS81)、ステップS7にリターンす
る。
【0108】また、ステップS17においてFMフラグ
F3を「1」に設定すると共にAMフラグF1、CDフ
ラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設
定した後と、ステップS45においてAMフラグF1が
「0」でない場合(N)とに各々進むステップS83で
は、図29に示すように、液晶ディスプレイ15jにF
Mラジオモード画面を表示させると共にセンターディス
プレイ29にFMラジオモード案内画面を表示させるF
Mラジオ表示処理を行う。
【0109】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS85)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS87)。
【0110】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS87でN)、後述す
るステップS113に進み、操作された場合は(ステッ
プS87でY)、操作されたのがプリセットされた放送
局の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dで
あるか否かを確認し(ステップS89)、操作ボタン1
5a〜15dでない場合は(ステップS89でN)、後
述するステップS95に進む。
【0111】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS89でY)、センター
ディスプレイ29のFMラジオモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する
放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作
ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として
視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるよ
うに、液晶ディスプレイ15jのFMラジオモード画面
の表示内容を更新し(ステップS91)、第2階層表示
タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップ
S93)、ステップS87にリターンする。
【0112】また、ステップS89において操作された
のが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進む
ステップS95では、操作されたのがオーディオコント
ロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eで
あるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は
(ステップS95でY)、第2階層表示タイマによるタ
イムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS97)、後述するステップ
S285に進む。
【0113】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS95でN)、操作されたのがオ
ートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン
15fであるか否かを確認し(ステップS99)、操作
ボタン15fでない場合は(ステップS99でN)、後
述するステップS109に進む。
【0114】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS99でY)、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、FMラジオモード案内画
面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を
示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表
示する画面に変更し(ステップS101)、オートプリ
セット動作を実行すると共に(ステップS103)、オ
ートプリセット動作の終了後にセンターディスプレイ2
9の表示内容を元のFMラジオモード案内画面に戻し
(ステップS105)、第2階層表示タイマのタイマ値
T1をゼロリセットした後(ステップS107)、ステ
ップS87にリターンする。
【0115】また、ステップS99において操作された
のが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップ
S109では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う
受信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jの
AMラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作
ボタン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイ
マのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS1
11)、ステップS81にリターンする。
【0116】ステップS87において各操作ボタン15
a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進
むステップS113では、第2階層表示タイマのタイマ
値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否か
を確認し、達していない場合は(ステップS113で
N)、ステップS87にリターンし、達した場合は(ス
テップS113でY)、第2階層表示タイマによるタイ
ムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS115)、ステップS7にリ
ターンする。
【0117】また、ステップS21においてCDフラグ
F5を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FM
フラグF3、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に
設定した後と、ステップS47においてCDフラグF5
が「0」でない場合(N)とに各々進むステップS11
7では、図30に示すように、液晶ディスプレイ15j
にCDモード画面を表示させると共にセンターディスプ
レイ29にCDモード案内画面を表示させるCD表示処
理を行う。
【0118】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS119)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS121)。
【0119】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS121でN)、後述
するステップS147に進み、操作された場合は(ステ
ップS121でY)、操作されたのが再生するディスク
の選択機能を割り当てた操作ボタン15a,15bであ
るか否かを確認し(ステップS123)、操作ボタン1
5a,15bでない場合は(ステップS123でN)、
後述するステップS129に進む。
【0120】一方、操作されたのが操作ボタン15a,
15bである場合は(ステップS123でY)、液晶デ
ィスプレイ15jのCDモード画面の表示内容とセンタ
ーディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容と
を、操作された操作ボタン15a,15bに対応するD
ISK番号の変化に合わせて更新し(ステップS12
5)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS121)、ステップS121にリ
ターンする。
【0121】また、ステップS123において操作され
たのが操作ボタン15a,15bでない場合(N)に進
むステップS129では、操作されたのがリピート動作
のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15c
であるか否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は
(ステップS129でN)、後述するステップS135
に進む。
【0122】一方、操作されたのが操作ボタン15cで
ある場合は(ステップS129でY)、センターディス
プレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/
OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ
15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン15
cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示と
のうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS
131)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS133)、ステップS121
にリターンする。
【0123】また、ステップS129において操作され
たのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステッ
プS135では、操作されたのがランダム再生動作のO
N/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであ
るか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ス
テップS135でN)、後述するステップS141に進
む。
【0124】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS135でY)、センターディス
プレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のO
N/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプ
レイ15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン
15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表
示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステッ
プS137)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS139)、ステップS1
21にリターンする。
【0125】また、ステップS135において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS141では、図31に示すように、操作されたのが
オーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操
作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15
eである場合は(ステップS141でY)、第2階層表
示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタ
イマ値T1をゼロリセットした後(ステップS14
3)、後述するステップS285に進む。
【0126】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS141でN)、操作されたのが
曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当
てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップ
S145)、操作ボタン15fでない場合は(ステップ
S145でN)、後述するステップS151に進む。
【0127】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS145でY)、センター
ディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、
操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再
生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液
晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容を、
操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白
地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新
し(ステップS147)、第2階層表示タイマのタイマ
値T1をゼロリセットした後(ステップS149)、ス
テップS121にリターンする。
【0128】また、ステップS145において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS151では、液晶ディスプレイ15jのCDモード
画面の表示内容とセンターディスプレイ29のCDモー
ド案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15
g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更
新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS153)、ステップS12
1にリターンする。
【0129】ステップS121において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS155では、図30に示すように、第2
階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値
T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は
(ステップS155でN)、ステップS121にリター
ンし、達した場合は(ステップS155でY)、第2階
層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS15
7)、ステップS7にリターンする。
【0130】また、ステップS25においてMDフラグ
F7を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FM
フラグF3、及び、CDフラグF5をいずれも「0」に
設定した後と、ステップS41においてCDフラグF5
が「0」である場合(Y)とに各々進むステップS15
9では、図32に示すように、液晶ディスプレイ15j
にMDモード画面を表示させると共にセンターディスプ
レイ29にMDモード案内画面を表示させるMD表示処
理を行う。
【0131】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS161)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS163)。
【0132】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS163でN)、後述
するステップS201に進み、操作された場合は(ステ
ップS163でY)、操作されたのが曲データ表示動作
の選択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否か
を確認し(ステップS165)、操作ボタン15aでな
い場合は(ステップS165でN)、後述するステップ
S175に進む。
【0133】一方、操作されたのが操作ボタン15aで
ある場合は(ステップS165でY)、多重バスライン
BLを介してMDプレーヤ50から、現在再生されてい
るMDに記録されているDISKタイトルや曲名の情報
を取り込み(ステップS167)、センターディスプレ
イ29のMDモード案内画面の表示を、ステップS16
1でMDプレーヤ50から取り込んだDISKタイトル
や曲名に一定時間変更し(ステップS169)、この一
定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内
容を元のMDモード案内画面に戻し(ステップS17
1)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS173)、ステップS163にリ
ターンする。
【0134】また、ステップS165において操作され
たのが操作ボタン15aでない場合(N)に進むステッ
プS175では、操作されたのがリピート動作のON/
OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15cであるか
否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は(ステッ
プS175でN)、後述するステップS181に進む。
【0135】一方、操作されたのが操作ボタン15cで
ある場合は(ステップS175でY)、センターディス
プレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/
OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ
15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン15
cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示と
のうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS
177)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS179)、ステップS163
にリターンする。
【0136】また、ステップS175において操作され
たのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステッ
プS181では、操作されたのがランダム再生動作のO
N/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであ
るか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ス
テップS181でN)、後述するステップS187に進
む。
【0137】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS181でY)、センターディス
プレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のO
N/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプ
レイ15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン
15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表
示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステッ
プS183)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS185)、ステップS1
63にリターンする。
【0138】また、ステップS181において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS187では、図33に示すように、操作されたのが
オーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操
作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15
eである場合は(ステップS187でY)、第2階層表
示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタ
イマ値T1をゼロリセットした後(ステップS18
9)、後述するステップS285に進む。
【0139】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS187でN)、操作されたのが
曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当
てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップ
S191)、操作ボタン15fでない場合は(ステップ
S191でN)、後述するステップS197に進む。
【0140】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS191でY)、センター
ディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、
操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再
生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液
晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容を、
操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白
地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新
し(ステップS193)、第2階層表示タイマのタイマ
値T1をゼロリセットした後(ステップS195)、ス
テップS163にリターンする。
【0141】また、ステップS191において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS197では、液晶ディスプレイ15jのMDモード
画面の表示内容とセンターディスプレイ29のMDモー
ド案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15
g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更
新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS199)、ステップS16
3にリターンする。
【0142】ステップS163において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS201では、図32に示すように、第2
階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値
T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は
(ステップS201でN)、ステップS163にリター
ンし、達した場合は(ステップS201でY)、第2階
層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS20
3)、ステップS7にリターンする。
【0143】また、ステップS41において温度設定ツ
マミ27が回転操作された場合(Y)に進むステップS
205では、図34に示すように、液晶ディスプレイ1
5jにエアコンモード画面を表示させ、次に、温度設定
スイッチ27aの出力を基に変更された目標温度の設定
値を割り出し(ステップS207)、センターディスプ
レイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、ステッ
プS207で割り出した目標温度の設定値のみの強調表
示に一定時間変更し(ステップS209)、この一定時
間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を
エアコンモード案内画面に変更させた後(ステップS2
11)、後述するステップS207に進む。
【0144】さらに、ステップS35において操作され
たのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステッ
プS213では、液晶ディスプレイ15jにエアコンモ
ード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29
にエアコンモード案内画面を表示させるエアコン表示処
理を行い、ステップS207に進む。
【0145】ステップS211においてセンターディス
プレイ29の表示内容をエアコンモード案内画面に変更
させた後と、ステップS213においてエアコン表示処
理を行った後とに各々進むステップS215では、第2
階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始
し、次に、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップS217)。
【0146】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS217でN)、後述
するステップS271に進み、操作された場合は(ステ
ップS217でY)、操作されたのがエアコンOFFの
設定機能を割り当てた操作ボタン15a、マニュアルエ
アコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15b、
オートエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン
15cのいずれかであるか否かを確認し(ステップS2
19)、操作ボタン15a〜15cでない場合は(ステ
ップS219でN)、後述するステップS225に進
む。
【0147】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15cである場合は(ステップS219でY)、センタ
ーディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15cに対応する
エアコン70の運転のON/OFF切換に応じて更新す
ると共に、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画
面の表示内容を、操作ボタン15a〜15cに結像され
る部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方か
ら他方に各々変わるように更新し(ステップS22
1)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS223)、ステップS217にリ
ターンする。
【0148】また、ステップS219において操作され
たのが操作ボタン15a〜15cでない場合(N)に進
むステップS225では、操作されたのが操作されたの
がエア循環モードの切換機能を割り当てた操作ボタン1
5dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場
合は(ステップS225でN)、後述するステップS2
33に進む。
【0149】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS225でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15dに結像される部分が循環を示すシンボルマーク
と換気を示すシンボルマークとのうち一方から他方に各
々変わるように更新する(ステップS227)。
【0150】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、「循環」を示すシン
ボルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、
変更後の設定を示すシンボルマークのみの強調表示に一
定時間変更し(ステップS229)、この一定時間の経
過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエ
アコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS23
0)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS231)、ステップS217にリ
ターンする。
【0151】また、ステップS225において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS233では、図35に示すように、操作されたのが
デフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボ
タン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS233でN)、後述するステッ
プS243に進む。
【0152】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ある場合は(ステップS233でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS235)。
【0153】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、デフォッガを示すシ
ンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状
態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステッ
プS237)、この一定時間の経過後に、センターディ
スプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面
に戻すと共に(ステップS239)、第2階層表示タイ
マのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS2
41)、ステップS217にリターンする。
【0154】また、ステップS233において操作され
たのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステッ
プS243では、操作されたのが熱線リアウィンドヒー
タのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15
fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない場合
は(ステップS243でN)、後述するステップS25
3に進む。
【0155】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップS243でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS245)。
【0156】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、熱線リアウィンドヒ
ータを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのO
N/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変
更し(ステップS247)、この一定時間の経過後に、
センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモ
ード案内画面に戻すと共に(ステップS249)、第2
階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後
(ステップS251)、ステップS217にリターンす
る。
【0157】また、ステップS243において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS253では、操作されたのが送風モードの切換設定
機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認
し、操作ボタン15gでない場合は(ステップS253
でN)、後述するステップS263に進む。
【0158】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ある場合は(ステップS253でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作され
た操作ボタン15gに対応する送風モードの切換設定に
応じて更新する(ステップS255)。
【0159】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、変更された送風モー
ドを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更
し(ステップS257)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻すと共に(ステップS259)、第2階
層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップS261)、ステップS217にリターンする。
【0160】また、ステップS253において操作され
たのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステッ
プS263では、液晶ディスプレイ15jのエアコンモ
ード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15hに
対応する送風レベルの切換設定に応じて更新する。
【0161】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、変更された送風レベ
ルを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更
し(ステップS265)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻すと共に(ステップS267)、第2階
層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップS269)、ステップS217にリターンする。
【0162】ステップS217において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS271では、図36に示すように、温度
設定スイッチ27aの出力を基に温度設定ツマミ27が
回転操作されたか否かを確認し、回転操作されていない
場合は(ステップS271でN)、ステップS281に
進む。
【0163】一方、温度設定ツマミ27が回転操作され
た場合は(ステップS271でY)、温度設定スイッチ
27aの出力を基に変更された目標温度の設定値を割り
出し(ステップS273)、センターディスプレイ29
のエアコンモード案内画面の表示を、ステップS273
で割り出した目標温度の設定値のみの強調表示に一定時
間変更し(ステップS275)、この一定時間の経過後
に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコ
ンモード案内画面に戻すと共に(ステップS277)、
第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップS279)、ステップS217にリターン
する。
【0164】ステップS271において温度設定ツマミ
27が回転操作されていない場合(N)に進むステップ
S281では、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所
定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、
達していない場合は(ステップS281でN)、ステッ
プS217にリターンし、達した場合は(ステップS2
81でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウント
を終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップS283)、ステップS7にリターンす
る。
【0165】また、ステップS63、ステップS97、
ステップS143、並びに、ステップS189における
第2階層表示タイマのタイムカウント終了とタイマ値T
1のゼロリセット後に各々進むステップS285では、
図37に示すように、液晶ディスプレイ15jの表示内
容をオーディオコントロールモード画面に変更し、次
に、RAM31bの第3階層表示タイマエリアにおける
タイムカウントを開始し(ステップS287)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS289)。
【0166】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS289でN)、後述
するステップS305に進み、操作された場合は(ステ
ップS289でY)、操作されたのが音量バランス調整
機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであるか否
かを確認し(ステップS291)、操作ボタン15a〜
15dでない場合は(ステップS291でN)、後述す
るステップS299に進む。
【0167】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS291でY)、その操
作が終了するまでの間、センターディスプレイ29の表
示内容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応
する調整中の音量バランスの内容とその調整状態とを示
すシンボルマークに変更し(ステップS293)、操作
ボタン15a〜15dの操作終了に伴って、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に戻し
(ステップS295)、第3階層表示タイマのタイマ値
T3をゼロリセットした後(ステップS297)、ステ
ップS289にリターンする。
【0168】また、ステップS291において操作され
たのが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進
むステップS299では、操作されたのが音質バランス
調整機能を割り当てた操作ボタン15e〜15hである
ものとして、その操作が終了するまでの間、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、操作された操作ボタン1
5e〜15hに対応する調整中の音質バランスの内容と
その調整状態とを示すシンボルマークに変更し、次に、
操作ボタン15e〜15hの操作終了に伴って、センタ
ーディスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に
戻し(ステップS301)、第3階層表示タイマのタイ
マ値T3をゼロリセットした後(ステップS303)、
ステップS289にリターンする。
【0169】ステップS289において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS305では、第3階層表示タイマのタイ
マ値T3が所定のタイムアップ値T3MAX に達したか否
かを確認し、達していない場合は(ステップS305で
N)、ステップS289にリターンし、達した場合は
(ステップS305でY)、第3階層表示タイマによる
タイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T3をゼ
ロリセットした後(ステップS307)、AMフラグF
1が「0」であるか否かを確認する(ステップS30
9)。
【0170】AMフラグF1が「0」でない場合は(ス
テップS309でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をAMラジオモード画面に変更した後(ステップS
311)、ステップS51にリターンし、「0」である
場合は(ステップS309でY)、FMフラグF3が
「0」であるか否かを確認する(ステップS313)。
【0171】FMフラグF3が「0」でない場合は(ス
テップS313でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をFMラジオモード画面に変更した後(ステップS
315)、ステップS85にリターンし、「0」である
場合は(ステップS313でY)、CDフラグF5が
「0」であるか否かを確認する(ステップS317)。
【0172】CDフラグF5が「0」でない場合は(ス
テップS317でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をCDモード画面に変更した後(ステップS31
9)、ステップS119にリターンし、「0」である場
合は(ステップS317でY)、液晶ディスプレイ15
jの表示内容をMDモード画面に変更した後(ステップ
S321)、ステップS161にリターンする。
【0173】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、図34のフローチャートにおけるステップS
217及びステップS225と、図35のフローチャー
トにおけるステップS253とが、請求項中の操作検出
手段Aに対応する処理となっており、これらとリミット
スイッチ16a〜16hとにより操作検出手段Aが構成
されている。
【0174】また、本実施形態では、図34中のステッ
プS225及びステップS227と、図35中のステッ
プS253、ステップS255、及び、ステップS26
3とが、請求項中の段階判別手段31Aに対応する処理
となっており、図34中のステップS227と、図35
中のステップS253及びステップS263とが、請求
項中のキャラクタ画像情報生成手段31Bに対応する処
理となっている。
【0175】さらに、本実施形態では、エアコン70が
請求項中の対象機器に相当しており、液晶ディスプレイ
15jが請求項中の表示手段に相当していると共に、図
8に示すマルチスイッチ部15のエアコンモード表示状
態における「送風モード」のシンボルマークが視認され
る操作ボタン15gと、「送風レベル」のシンボルマー
クが視認される操作ボタン15hとによって、請求項中
の操作ボタンαが構成されている。
【0176】また、本実施形態では、「送風モード」や
「送風レベル」の各機能を示すシンボルマークの像が、
請求項中の対象機器の動作内容を示すキャラクタに相当
している。
【0177】次に、上述のように構成された本実施形態
のスイッチ装置30の動作(作用)について説明する。
【0178】自動車のアクセサリスイッチをONにする
と、まずは、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモー
ド画面が表示され、その結果、マルチスイッチ部15
が、「AM」、「FM」、「CD」、「デフォッガ」、
「熱線リアウィンドヒータ」、「MD」、並びに、「交
通情報」という選択対象の各機器を示す文字やシンボル
マークが、図3に示すように各操作ボタン15a〜15
hに視認される、デフォルトモード表示状態となる。
【0179】このデフォルトモード表示状態において
は、操作ボタン15a〜15d,15gに、「AM」、
「FM」、「CD」、「MD」、並びに、「エアコンデ
ィショナ」を示す文字やシンボルマークに加えて、
「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認され、これ
により、これら「AM」、「FM」、「CD」、「M
D」、並びに、「エアコンディショナ」の機能を選択す
ると、次階層の表示が行われる旨が報知される。
【0180】また、このデフォルトモード表示状態にお
いては、ダッシュボード1上のセンターディスプレイ2
9に、図12に示すデフォルトモード案内画面が表示さ
れる。
【0181】そして、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「AM」の文字と「▲」の
シンボルマークとが視認される操作ボタン15aを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォル
トモード画面からAMラジオモード画面に変わり、その
結果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたAM
放送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUT
O PRESET」、「受信周波数DOWN」、並び
に、「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボ
ルマークが、図4に示すように各操作ボタン15a〜1
5hに視認される、AMラジオモード表示状態となる。
【0182】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からAMラジオモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、図13に示すAM
ラジオモード案内画面に変わる。
【0183】一方、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「FM」の文字と「▲」のシ
ンボルマークとが視認される操作ボタン15bを押圧操
作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルト
モード画面からFMラジオモード画面に変わり、その結
果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたFM放
送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUTO
PRESET」、「受信周波数DOWN」、並びに、
「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボルマ
ークが、AMラジオモード表示状態と同様に各操作ボタ
ン15a〜15hに視認される、FMラジオモード表示
状態となる。
【0184】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からFMラジオモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、FMラジオモード
案内画面に変わる。
【0185】さらに、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「CD」の文字と「▲」の
シンボルマークとが視認される操作ボタン15cを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォル
トモード画面からCDモード画面に変わり、その結果、
マルチスイッチ部15が、「選択DISK番号DOW
N」、「選択DISK番号UP」、「RPT」、「RA
ND」、「オーディオコントロール」、「SCAN」、
「再生トラックDOWN」、並びに、「再生トラックU
P」という機能を示す文字やシンボルマークが、図5に
示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、
CDモード表示状態となる。
【0186】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からCDモード表示状態に変わると、こ
れに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デ
フォルトモード案内画面から、図15に示すCDモード
案内画面に変わる。
【0187】次に、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「MD」の文字と「▲」のシ
ンボルマークとが視認される操作ボタン15dを押圧操
作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルト
モード画面からMDモード画面に変わり、その結果、マ
ルチスイッチ部15が、「DISP」、「(ブラン
ク)」、「RPT」、「RAND」、「オーディオコン
トロール」、「SCAN」、「再生トラックDOW
N」、並びに、「再生トラックUP」という機能を示す
文字やシンボルマークが、図6に示すように各操作ボタ
ン15a〜15hに視認される、MDモード表示状態と
なる。
【0188】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からMDモード表示状態に変わると、こ
れに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デ
フォルトモード案内画面から、図16に示すMDモード
案内画面に変わる。
【0189】一方、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「エアコンディショナ」と
「▲」とのシンボルマークが視認される操作ボタン15
gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示が
デフォルトモード画面からエアコンモード画面に変わ
り、その結果、マルチスイッチ部15が、「OFF」、
「A/C」、「AUTO」、「エア循環モード」、「デ
フォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モー
ド」、並びに、「送風レベル」という機能を示す文字や
シンボルマークが、図8に示すように各操作ボタン15
a〜15hに視認される、エアコンモード表示状態とな
る。
【0190】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からエアコンモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、図18に示すエア
コンモード案内画面に変わる。
【0191】尚、操作ボタン15a〜15dの押圧操作
によりマルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状
態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MD
の各モード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト
時間T1が経過するよりも前にボリュームツマミ25を
操作すると、AMラジオやFMラジオの音量、或は、C
DやMDの再生音量が、ボリュームツマミ25の操作量
に応じて調整される。
【0192】また、操作ボタン15gの押圧操作により
マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態から
エアコンモード表示状態に変わった後、所定のタイムア
ウト時間T1が経過するよりも前に温度設定ツマミ27
を操作すると、エアコン70の目標温度の値が、温度設
定ツマミ27の操作量に応じて調整され、これに伴っ
て、図19に示すように、センターディスプレイ29の
表示が、デフォルトモード案内画面から、変更された目
標温度を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、そ
の経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0193】そして、操作ボタン15a〜15d,15
gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、
MD、並びに、エアコンの各モード表示状態に変わった
後、所定のタイムアウト時間T1が経過するまでの間
に、各操作ボタン15a〜15hやボリュームツマミ2
5、温度設定ツマミ27を何も操作しないと、マルチス
イッチ部15が自動的にデフォルトモード表示状態に戻
り、また、これに連動して、センターディスプレイ29
の表示も自動的にデフォルトモード案内画面に戻る。
【0194】以上は、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「▲」のシンボルマークが
視認される操作ボタン15a〜15d,15gを押圧操
作した場合の動作であるが、「▲」のシンボルマークが
視認されない操作ボタン15e,15f,15hを操作
した場合に動作は、次のようになる。
【0195】まず、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマ
ークが視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、
液晶ディスプレイ15jの表示はデフォルトモード画面
のまま変わらないものの、操作ボタン15eの部分の視
認状態が、今までデフォッガがOFFであればそれまで
の白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、
反対に、今までデフォッガがONであればそれまでの網
掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0196】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、図22に示す、デフォッガのシン
ボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみ
の強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォ
ルトモード案内画面に戻る。
【0197】次に、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」
のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はデフォル
トモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15
fの部分の視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータ
がOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示
す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィ
ンドヒータがONであればそれまでの網掛反転表示から
OFFを示す白色通常表示に変わる。
【0198】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボ
ルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの
強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォル
トモード案内画面に戻る。
【0199】続いて、デフォルトモード表示状態におい
て、「交通情報」のシンボルマークが視認される操作ボ
タン15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15j
の表示はデフォルトモード画面のまま変わらないもの
の、操作ボタン15fの部分の視認状態が、今まで交通
情報がOFFであればそれまでの白色通常表示からON
を示す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで交通情報
がONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示
す白色通常表示に変わる。
【0200】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15hを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、交通情報のシンボルマークと変更
後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定
時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画
面に戻る。
【0201】次に、マルチスイッチ部15のAMラジオ
モード表示状態やFMラジオモード表示状態において、
プリセットされたAM放送局の局名やFM放送局の局名
が視認される操作ボタン15a〜15dを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示はAMラジオモー
ド案内画面やFMラジオモード案内画面のまま変わらな
いものの、操作ボタン15a〜15dの部分の視認状態
が、今まで白色通常表示であったならば網掛反転表示に
変わり、押圧操作されていない操作ボタン15a〜15
dの部分の視認状態が、今まで網掛反転表示であったな
らば白色通常表示に変わるように、液晶ディスプレイ1
5jの表示が変化する。
【0202】また、マルチスイッチ部15のAMラジオ
モード表示状態やFMラジオモード表示状態において、
「AUTO PRESET」の文字が視認される操作ボ
タン15fを押圧操作すると、オートプリセット動作が
実行され、その間、液晶ディスプレイ15jの表示はA
Mラジオモード画面やFMラジオモード画面のまま変わ
らないものの、センターディスプレイ29の表示が、A
Mラジオモード案内画面やFMラジオモード案内画面か
ら、「AUTO PRESET」の文字のみの強調表示
に変わり、オートプリセット動作の終了に伴って、セン
ターディスプレイ29の表示が元のAMラジオモード案
内画面やFMラジオモード案内画面に戻る。
【0203】さらに、マルチスイッチ部15のAMラジ
オモード表示状態やFMラジオモード表示状態におい
て、「受信周波数DOWN」や「受信周波数UP」の文
字が視認される操作ボタン15g,15hを押圧操作す
ると、受信周波数のマニュアル変更動作が実行され、そ
の間、液晶ディスプレイ15jの表示はAMラジオモー
ド画面やFMラジオモード画面のまま変わらないもの
の、センターディスプレイ29の表示のうち受信周波数
の表示部分が、その変更に伴って変化する。
【0204】次に、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態やMDモード表示状態において、「RPT」、
[RAND」、及び、「SCAN」の文字が視認される
操作ボタン15c,15d,15fを押圧操作すると、
センターディスプレイ29のCDモード案内画面やMD
モード案内画面の内容が、「RPT」、[RAND」、
及び、「SCAN」の機能のON/OFF切換に応じて
変化する。
【0205】これと共に、操作ボタン15c,15d,
15fの部分の視認状態が、今まで白色通常表示であっ
たならば網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない
操作ボタン15c,15d,15fの部分の視認状態
が、今まで網掛反転表示であったならば白色通常表示に
変わるように、液晶ディスプレイ15jの表示が変化す
る。
【0206】また、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態やMDモード表示状態において、「再生トラッ
クDOWN」及び「再生トラックUP」のシンボルマー
クと選択トラック番号の文字とが視認される操作ボタン
15g,15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ1
5jの表示はCDモード画面やMDモード画面のまま変
わらないものの、センターディスプレイ29のCDモー
ド案内画面やMDモード案内画面の内容が、再生トラッ
クとして選択されたトラック番号の変更に応じて変化す
る。
【0207】次に、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態において、「選択DISK番号DOWN」及び
「選択DISK番号UP」のシンボルマークと選択DI
SK番号の文字とが視認される操作ボタン15a,15
bを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示は
CDモード画面のまま変わらないものの、センターディ
スプレイ29のCDモード案内画面の内容が、再生する
DISKとして選択されたDISK番号の変更に応じて
変化する。
【0208】続いて、マルチスイッチ部15のMDモー
ド表示状態において、「DISP」の文字が視認される
操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプレイ
15jの表示はMDモード画面のまま変わらないもの
の、センターディスプレイ29の表示が、MDモード案
内画面から、図17に示すように、現在再生されている
MDに記録されているDISKタイトルや曲名を示す文
字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元の
MDモード案内画面に戻る。
【0209】次に、マルチスイッチ部15のAM、F
M、CD、並びに、MDの各モード表示状態において、
「AUDIO CONT.」の文字と「▲」のシンボル
マークとが視認される操作ボタン15eを押圧操作する
と、液晶ディスプレイ15jの表示がAMラジオ、FM
ラジオ、CD、並びに、MDの各モード画面からオーデ
ィオコントロールモード画面に変わる。
【0210】その結果、マルチスイッチ部15がオーデ
ィオコントロールモード表示状態となって、図7に示す
ように、「REAR」、「FRONT」、「LEF
T」、「RIGHT」、「BASS弱」、「BASS
強」、「TREBLE弱」、並びに、「TREBLE
強」という機能を示す文字やシンボルマークが各操作ボ
タン15a〜15hに視認されるようになる。
【0211】そして、操作ボタン15eの押圧操作によ
りマルチスイッチ部15がAM、FM、CD、並びに、
MDの各モード表示状態からオーディオコントロールモ
ード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T
3が経過するよりも前に、操作ボタン15a〜15hの
いずれかを操作すると、操作ボタン15a〜15hの操
作量に応じて音量バランスや音質バランスが調整され
る。
【0212】また、マルチスイッチ部15のオーディオ
コントロールモード表示状態において、操作ボタン15
a〜15hのいずれかを操作すると、これに連動して、
センターディスプレイ29の表示が、AM、FM、C
D、並びに、MDの各モード案内画面から、「AUTO
PRESET」の文字のみの強調表示に一定時間変わ
り、その経過後、元のAM、FM、CD、並びに、MD
の各モード案内画面に戻る。
【0213】そして、操作ボタン15a〜15d,15
gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がAMラジ
オ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード表示状
態からオーディオコントロールモード表示状態に変わっ
た後、所定のタイムアウト時間T3が経過するまでの間
に、各操作ボタン15a〜15hを何も操作しないと、
マルチスイッチ部15が自動的にAMラジオ、FMラジ
オ、CD、並びに、MDの各モード表示状態に戻り、ま
た、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
も自動的にAM、FM、CD、並びに、MDの各モード
案内画面に戻る。
【0214】次に、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において、「OFF」、「A/C」、「A
UTO」の文字が視認される操作ボタン15a〜15c
を押圧操作すると、センターディスプレイ29のエアコ
ンモード案内画面の内容が、「A/C」及び「AUT
O」の機能のON/OFF切換に応じて変化する。
【0215】これと共に、操作ボタン15a〜15cの
部分の視認状態が、今まで白色通常表示であったならば
網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない操作ボタ
ン15a〜15cの部分の視認状態が、今まで網掛反転
表示であったならば白色通常表示に変わるように、液晶
ディスプレイ15jの表示が変化する。
【0216】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において、「エア循環モード」、「送風モ
ード」、及び、「送風レベル」の文字が視認される操作
ボタン15d,15g,15hを押圧操作すると、操作
ボタン15d,15g,15hの操作内容に応じて「エ
ア循環モード」、「送風モード」、及び、「送風レベ
ル」の設定が変更され、液晶ディスプレイ15jの表示
はエアコンモード画面のまま変わらないものの、センタ
ーディスプレイ29のエアコンモード案内画面の内容
が、変更後の「エア循環モード」、「送風モード」、及
び、「送風レベル」の内容に変化する。
【0217】尚、マルチスイッチ部15のエアコンモー
ド表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマーク
が視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、デフ
ォルトモード表示状態の場合と同様に、液晶ディスプレ
イ15jの表示はエアコンモード画面のまま変わらない
ものの、操作ボタン15eの部分の視認状態が、今まで
デフォッガがOFFであればそれまでの白色通常表示か
らONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今までデ
フォッガがONであればそれまでの網掛反転表示からO
FFを示す白色通常表示に変わる。
【0218】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモー
ド案内画面から、図22に示す、デフォッガのシンボル
マークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強
調表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモ
ード案内画面に戻る。
【0219】同じく、マルチスイッチ部15のエアコン
モード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」
のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧
操作すると、デフォルトモード表示状態の場合と同様
に、液晶ディスプレイ15jの表示はエアコンモード画
面のまま変わらないものの、操作ボタン15fの部分の
視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータがOFFで
あればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転
表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィンドヒータ
がONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示
す白色通常表示に変わる。
【0220】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモー
ド案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボルマ
ークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調
表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモー
ド案内画面に戻る。
【0221】このように本実施形態のスイッチ装置30
によれば、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示
状態において、「送風モード」の文字が視認される操作
ボタン15gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15
jの表示のうち操作ボタン15gにおいて視認される
「送風モード」の機能を示すシンボルマークが、操作ボ
タン15gの操作回数に応じて、図10に示すように、
「送風なし」、「頭部のみ」、「頭部及び足部」、「足
部のみ」、「足部のみ(デフォッガ込み)」、並びに、
「頭部及び足部(デフォッガ込み)」という6つのパタ
ーンに、図10中の矢印の順序で変化する構成とした。
【0222】同様に、本実施形態のスイッチ装置30に
よれば、「送風レベル」の文字が視認される操作ボタン
15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表
示のうち操作ボタン15hにおいて視認される「送風レ
ベル」の機能を示すシンボルマークが、操作ボタン15
hの操作回数に応じて、図11に示すように、「送風量
=0」から「送風量=5(最大)」までの6段階に、図
11中の矢印の順序で変化する構成とした。
【0223】このため、操作ボタン15,15h上の
「送風モード」や「送風レベル」のシンボルマークによ
りエアコン70の「送風モード」や「送風レベル」がど
の段階に設定されているかを認識できるようにして、
「送風モード」や「送風レベル」の段階的な設定を、マ
ルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態以外の表
示モード状態において、CDプレーヤ40、MDプレー
ヤ50、及び、チューナ60といった他の機器の動作内
容の設定に用いる操作ボタン15,15hの共用により
行えるようになる。
【0224】したがって、エアコン70の「送風モー
ド」や「送風レベル」の設定を行う操作ボタンである旨
や現在の設定段階を、操作ボタン15,15h上の「送
風モード」や「送風レベル」のシンボルマークにより十
分に認識させつつ、他の設定にも用いる操作ボタン1
5,15hの共用によって、操作ボタン15,15hの
多機能化を実現させることができる。
【0225】尚、上述した実施形態では、エアコン70
の「送風モード」の現在の設定段階を示すシンボルマー
クが単一の操作ボタン15g上において視認され、同様
に、エアコン70の「送風レベル」の現在の設定段階を
示すシンボルマークが単一の操作ボタン15h上におい
て視認されるように、液晶ディスプレイ15jがエアコ
ンモード画面を表示するものとしたが、2つ以上の操作
ボタン15a〜15hに跨ってシンボルマークが視認さ
れるように液晶ディスプレイ15jがエアコンモード画
面を表示するように構成してもよい。
【0226】図38はそのように構成した本発明の他の
実施形態に係るスイッチ装置のマルチスイッチ部15に
おける表示状態の要部を示す説明図であり、ここでは、
エアコン70の「送風レベル」の現在の設定段階を示す
シンボルマークが操作ボタン15g,15hの2つに跨
って視認されるように、液晶ディスプレイ15jがエア
コンモード画面を表示する場合を示している。
【0227】詳しくは、操作ボタン15gに、左矢印の
シンボルマークと「−」の文字、並びに、「送風レベ
ル」のシンボルマークのうち左半分が視認され、操作ボ
タン15hに、右矢印のシンボルマークと「+」の文
字、並びに、「送風レベル」のシンボルマークのうち右
半分が視認されるように、液晶ディスプレイ15jが表
示するエアコンモード画面を変更している。
【0228】次に、上述した図38の形態によるエアコ
ン70の「送風レベル」のエアコンモード画面上での表
示を液晶ディスプレイ15jに行わせるために採用され
る、前記マイコン31のROM31cに格納された制御
プログラムに従いCPU31aが行う処理の要部を、図
39乃至図41のフローチャートを参照して説明する。
【0229】尚、図39のフローチャートにおけるステ
ップS205乃至ステップS223については、図34
のフローチャートにおけるステップS205乃至ステッ
プS223と全く同じであるため、重複する説明は省略
するものとし、ステップS219において操作されたの
が操作ボタン15a〜15cでない場合(N)以降につ
いて説明するものとする。
【0230】そして、図39に示すように、ステップS
219において操作されたのが操作ボタン15a〜15
cでない場合(N)は、操作されたのがデフォッガのO
N/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eであ
るか否かを確認し、操作ボタン15eでない場合は(ス
テップS225´でN)、後述するステップS233´
に進む。
【0231】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ある場合は(ステップS225´でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボ
タン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通
常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する
(ステップS227´)。
【0232】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、デフォッガを示すシ
ンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状
態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステッ
プS229´)、この一定時間の経過後に、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画
面に戻すと共に(ステップS230´)、第2階層表示
タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップ
S231´)、ステップS217にリターンする。
【0233】また、ステップS225´において操作さ
れたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステ
ップS233´では、図40に示すように、操作された
のが熱線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を
割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し、操
作ボタン15fでない場合は(ステップS233´で
N)、後述するステップS269´に進む。
【0234】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップS233´でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボ
タン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通
常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する
(ステップS235´)。
【0235】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、熱線リアウィンドヒ
ータを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのO
N/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変
更し(ステップS237´)、この一定時間の経過後
に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコ
ンモード案内画面に戻すと共に(ステップS239
´)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS241´)、ステップS217に
リターンする。
【0236】また、ステップS233´において操作さ
れたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステ
ップS243´では、操作されたのが操作されたのが送
風量減の機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否
かを確認し、操作ボタン15gでない場合は(ステップ
S243´でN)、後述するステップS269´に進
む。
【0237】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ある場合は(ステップS243´でY)、RAM31b
の最小値フラグエリアのフラグF9が「0」であるか否
かを確認し(ステップS245´)、「0」である場合
は(ステップS245´でY)、後述するステップS2
57´に進み、「0」でない場合は(ステップS245
´でN)、最小値フラグF9を「0」に設定し(ステッ
プS247´)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモ
ード画面の表示内容を、「送風レベル」のシンボルマー
クが「送風量=5(最大)」を示す内容となるように更
新する(ステップS249´)。
【0238】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、「送風量=5(最
大)」を示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間
変更し(ステップS251´)、この一定時間の経過後
に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコ
ンモード案内画面に戻すと共に(ステップS253
´)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS255´)、ステップS217に
リターンする。
【0239】ステップS243´において最小値フラグ
F9が「0」である場合(Y)に進むステップS257
´では、現在の送風量が「1」であるか否かを確認し、
「1」でない場合は(ステップS257´でN)、後述
するステップS261´に進み、「1」である場合は
(ステップS257´でY)、最小値フラグF9を
「1」に設定した後(ステップS259´)、ステップ
S261´に進む。
【0240】ステップS261´では、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作され
た操作ボタン15hに対応する送風レベルの切換設定に
応じて更新し、センターディスプレイ29のエアコンモ
ード案内画面の表示を、変更された送風レベルを示すシ
ンボルマークのみの強調表示に一定時間変更すると共に
(ステップS263´)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻し(ステップS265´)、第2階層表
示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステッ
プS267´)、ステップS217にリターンする。
【0241】また、ステップS243´において操作さ
れたのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステ
ップS269´では、´図41に示すように、RAM3
1bの最大値フラグエリアのフラグF11が「0」であ
るか否かを確認し、「0」である場合は(ステップS2
69´でY)、後述するステップS281´に進み、
「0」でない場合は(ステップS269´でN)、最大
値フラグF11を「0」に設定し(ステップS271
´)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の
表示内容を、「送風レベル」のシンボルマークが「送風
量=1(最小)」を示す内容となるように更新する(ス
テップS273´)。
【0242】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、「送風量=1(最
小)」を示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間
変更し(ステップS275´)、この一定時間の経過後
に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコ
ンモード案内画面に戻すと共に(ステップS277
´)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS279´)、ステップS217に
リターンする。
【0243】ステップS269´において最大値フラグ
F11が「0」である場合(Y)に進むステップS28
1´では、現在の送風量が「4」であるか否かを確認
し、「4」でない場合は(ステップS281´でN)、
後述するステップS285´に進み、「4」である場合
は(ステップS281´でY)、最大値フラグF11を
「1」に設定した後(ステップS283´)、ステップ
S285´に進む。
【0244】ステップS285´では、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作され
た操作ボタン15hに対応する送風レベルの切換設定に
応じて更新し、センターディスプレイ29のエアコンモ
ード案内画面の表示を、変更された送風レベルを示すシ
ンボルマークのみの強調表示に一定時間変更すると共に
(ステップS287´)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻し(ステップS289´)、第2階層表
示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステッ
プS291´)、ステップS217にリターンする。
【0245】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、図39のフローチャートにおけるステップS
217と、図40のフローチャートにおけるステップS
243´とが、請求項中の操作検出手段Aに対応する処
理となっており、これらとリミットスイッチ16a〜1
6hとにより操作検出手段Aが構成されている。
【0246】また、本実施形態では、図40中のステッ
プS245´及びステップS257´と、図41のフロ
ーチャートにおけるステップS269´及びステップS
281´とが、請求項中の段階判別手段31Aに対応す
る処理となっており、図40中のステップS247´及
びステップS261´と、図41中のステップS273
´及びステップS285´とが、請求項中のキャラクタ
画像情報生成手段31Bに対応する処理となっている。
【0247】さらに、本実施形態では、エアコン70が
請求項中の対象機器に相当しており、液晶ディスプレイ
15jが請求項中の表示手段に相当していると共に、図
8に示すマルチスイッチ部15のエアコンモード表示状
態における、左矢印のシンボルマークと「−」の文字、
並びに、「送風レベル」のシンボルマークのうち左半分
が視認される操作ボタン15gが、請求項中の減少用操
作ボタンα2 に相当しており、右矢印のシンボルマーク
と「+」の文字、並びに、「送風レベル」のシンボルマ
ークのうち右半分が視認される操作ボタン15hが、請
求項中の増加用操作ボタンα1 に相当しており、これら
操作ボタン15g及び操作ボタン15hによって、請求
項中の操作ボタンαが構成されている。
【0248】また、本実施形態では、「送風レベル」の
機能を示すシンボルマークの像が、請求項中の対象機器
の動作内容を示すキャラクタに相当している。
【0249】上述のように構成された本実施形態のスイ
ッチ装置では、マルチスイッチ部15のエアコンモード
表示状態において、左矢印のシンボルマークと「−」の
文字、並びに、「送風レベル」のシンボルマークのうち
左半分が視認される操作ボタン15gを押圧操作する
と、送風量の設定が「1」ずつ下げられ、送風量が既に
最小の「0」まで下げられた状態で操作ボタン15gを
押圧操作すると、送風量の設定が最大値である「5」に
変更される。
【0250】同様に、マルチスイッチ部15のエアコン
モード表示状態において、右矢印のシンボルマークと
「+」の文字、並びに、「送風レベル」のシンボルマー
クのうち右半分が視認される操作ボタン15hを押圧操
作すると、送風量の設定が「1」ずつ上げられ、送風量
が既に最大の「5」まで上げられた状態で操作ボタン1
5hを押圧操作すると、送風量の設定が最小値である
「0」に変更される。
【0251】これを、操作ボタン15g,15hに跨っ
て視認される「送風レベル」のシンボルマークの変化に
ついて図示すると、図42の説明図のようになり、詳し
くは、操作ボタン15gの操作を繰り返すと「送風レベ
ル」のシンボルマークは図42中左回り方向に変化し、
操作ボタン15hの操作を繰り返すと「送風レベル」の
シンボルマークは図42中右回り方向に変化する。
【0252】尚、操作ボタン15g,15hの操作によ
り、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画
面の内容が変更後の「送風レベル」の内容に変化する点
については、先に説明した実施形態と同様である。
【0253】このような本実施形態のスイッチ装置によ
れば、先に説明した実施形態のスイッチ装置30と同様
の効果を得ることができるほか、送風量が既に最小の
「0」まで下げられた状態で操作ボタン15gを押圧操
作すると、送風量の設定が最大値である「5」に変更さ
れ、送風量が既に最大の「5」まで下げられた状態で操
作ボタン15gを押圧操作すると、送風量の設定が最小
値である「0」に変更されるので、送風量の最小から最
大への設定変更や最大から最小への設定変更を、操作ボ
タン15g,15hを繰り返し操作することなくそれら
の1度の操作により、手間を掛けずに容易に行うことが
できる。
【0254】しかも、本実施形態のスイッチ装置によれ
ば、「送風レベル」のシンボルマークが2つの操作ボタ
ン15g,15hに跨って視認されるようなエアコンモ
ード画面を液晶ディスプレイ15jに表示させることか
ら、「送風レベル」のシンボルマークを、1つの操作ボ
タン15gや操作ボタン15hの寸法の範囲内に制約さ
れることなく、良好な視認性を確保できる寸法で表示さ
せることができる。
【0255】尚、本実施形態では「送風レベル」のシン
ボルマークを2つの操作ボタン15g,15hに跨って
視認される寸法で液晶ディスプレイ15jに表示させる
ものとしたが、3つ以上の連なった操作ボタンに跨って
視認される寸法で「送風レベル」のシンボルマークを液
晶ディスプレイ15jに表示させるようにしてもよい。
【0256】また、上述した2つの実施形態ではいずれ
も、エアコン70の「送風レベル」や「送風モード」の
シンボルマークの変化に注目して本発明を説明したが、
本発明は段階的に動作内容を設定する、例えば、マルチ
スイッチ部15におけるオーディオコントロールモード
表示状態において操作ボタン15a〜15hに各々視認
される、音量バランス機能や音質バランス機能を示す文
字の変化についても適用することができる。
【0257】さらに、本実施形態では、操作ボタン15
g,15hの操作による「送風レベル」という設定の変
更ピッチが常に一定である場合について説明したが、設
定の変更ピッチは一定でなくてもよい。
【0258】図43はそのように構成した本発明のさら
に他の実施形態に係るスイッチ装置のマルチスイッチ部
15における表示状態の要部を示す説明図であり、ここ
では、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チ
ューナ60の「BASS」の現在の設定段階を示す数字
が、3つ並んだ操作ボタン15e〜15gのうち、真ん
中の操作ボタン15fに視認されるように、液晶ディス
プレイ15jがオーディオコントロールモード画面を表
示する場合を示している。
【0259】詳しくは、操作ボタン15fに、「BAS
S」の文字と現在の設定値(「1」〜「5」)が視認さ
れ、操作ボタン15gの左隣の操作ボタン15eに、左
矢印のシンボルマークと「−」の文字とが視認され、操
作ボタン15fの右隣の操作ボタン15gに、右矢印の
シンボルマークと「+」の文字とが視認され、一番右の
操作ボタン15hがブランクとなるように、液晶ディス
プレイ15jが表示するオーディオコントロールモード
画面を変更している。
【0260】次に、上述した図43の形態によるCDプ
レーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チューナ60の
「BASS」のオーディオコントロールモード画面上で
の表示を液晶ディスプレイ15jに行わせるために採用
される、前記マイコン31のROM31cに格納された
制御プログラムに従いCPU31aが行う処理の要部
を、図44及び図45のフローチャートを参照して説明
する。
【0261】尚、図44に示す各ステップは、図37の
フローチャートにおけるステップS289において、各
操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に、
以後の図37中のステップS303までの各ステップに
代えて実行されるものである。
【0262】そして、図37中のステップS289にお
いて各操作ボタン15a〜15hが操作された場合
(Y)は、図44に示すように、続くステップS291
´において、操作されたのが「BASS減」の機能を割
り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作
ボタン15eでない場合は(ステップS290´で
N)、後述するステップSA290に進む。
【0263】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ある場合は(ステップS290´でY)、RAM31b
の最小値フラグエリアのフラグF13が「0」であるか
否かを確認し(ステップS291´)、「0」である場
合は(ステップS291´でY)、後述するステップS
297´に進み、「0」でない場合は(ステップS29
1´でN)、最小値フラグF13を「0」に設定し(ス
テップS292´)、液晶ディスプレイ15jのオーデ
ィオコントロールモード画面の表示内容を、操作ボタン
15fで視認される「BASS」の設定値が「5(最
大)」を示す内容となるように更新する(ステップS2
93´)。
【0264】これと共に、センターディスプレイ29の
オーディオコントロールモード案内画面の表示を、「B
ASS」の設定値が「5(最大)」を示す文字のみの強
調表示に一定時間変更し(ステップS294´)、この
一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示
内容を元のオーディオコントロールモード案内画面に戻
すと共に(ステップS295´)、第3階層表示タイマ
のタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS29
6´)、ステップS289にリターンする。
【0265】ステップS291´において最小値フラグ
F13が「0」である場合(Y)に進むステップS29
7´では、現在の「BASS」の設定値が「2」である
か否かを確認し、「2」でない場合は(ステップS29
7´でN)、後述するステップS299´に進み、
「2」である場合は(ステップS297´でY)、最小
値フラグF13を「1」に設定した後(ステップS29
8´)、ステップS299´に進む。
【0266】ステップS299´では、液晶ディスプレ
イ15jのオーディオコントロールモード画面の表示内
容を、操作ボタン15fで視認される「BASS」の設
定値が1つ減るように更新し、センターディスプレイ2
9のオーディオコントロールモード案内画面の表示を、
調整中の「BASS」の設定値を示す文字のみの強調表
示に一定時間変更すると共に(ステップS300´)、
この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の
表示内容を元のオーディオコントロールモード案内画面
に戻し(ステップS301´)、第3階層表示タイマの
タイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS302
´)、ステップS289にリターンする。
【0267】また、ステップS290´において操作さ
れたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステ
ップSA290では、図45に示すように、操作された
のが「BASS増」の機能を割り当てた操作ボタン15
gであるか否かを確認し、操作ボタン15gである場合
は(ステップSA290でY)、後述するステップSA
291に進み、操作ボタン15gでない場合は(ステッ
プSA290でN)、液晶ディスプレイ15jのオーデ
ィオコントロールモード画面の表示内容を、操作ボタン
15fで視認される「BASS」の設定値が「3(デフ
ォルト値)」を示す内容となるように更新する(ステッ
プSA290a)。
【0268】これと共に、センターディスプレイ29の
オーディオコントロールモード案内画面の表示を、「B
ASS」の設定値が「3(デフォルト値)」を示す文字
のみの強調表示に一定時間変更し(ステップSA290
b)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ
29の表示内容を元のオーディオコントロールモード案
内画面に戻すと共に(ステップSA290c)、第3階
層表示タイマのタイマ値T3をゼロリセットした後(ス
テップSA290d)、最小値フラグF13と、RAM
31bの最大値フラグエリアのフラグF15とが共に
「0」であるか否かを確認する(ステップS290
e)。
【0269】最小値フラグF13及び最大値フラグF1
5のいずれか一方でも「0」でない場合は(ステップS
A290eでN)、最小値フラグF13及び最大値フラ
グF15をいずれも「0」に設定した後(ステップSA
290f)、ステップS289にリターンし、最小値フ
ラグF13及び最大値フラグF15が共に「0」である
場合は(ステップSA290eでY)、ステップS28
9にリターンする。
【0270】また、ステップSA290において操作さ
れたのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステ
ップSA291では、最大値フラグF15が「0」であ
るか否かを確認し、「0」である場合は(ステップSA
291でY)、後述するステップSA297に進み、
「0」でない場合は(ステップSA291でN)、最大
値フラグF15を「0」に設定し(ステップSA29
2)、液晶ディスプレイ15jのオーディオコントロー
ルモード画面の表示内容を、操作ボタン15fで視認さ
れる「BASS」の設定値が「1(最小)」を示す内容
となるように更新する(ステップSA293)。
【0271】これと共に、センターディスプレイ29の
オーディオコントロールモード案内画面の表示を、「B
ASS」の設定値が「1(最小)」を示す文字のみの強
調表示に一定時間変更し(ステップSA294)、この
一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示
内容を元のオーディオコントロールモード案内画面に戻
すと共に(ステップSA295)、第3階層表示タイマ
のタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップSA2
96)、ステップS289にリターンする。
【0272】ステップSA291において最大値フラグ
F15が「0」である場合(Y)に進むステップSA2
97では、現在の「BASS」の設定値が「4」である
か否かを確認し、「4」でない場合は(ステップSA2
97でN)、後述するステップSA299に進み、
「4」である場合は(ステップSA297でY)、最大
値フラグF15を「1」に設定した後(ステップSA2
98)、ステップSA299に進む。
【0273】ステップSA299では、液晶ディスプレ
イ15jのオーディオコントロールモード画面の表示内
容を、操作ボタン15fで視認される「BASS」の設
定値が1つ増えるように更新し、センターディスプレイ
29のオーディオコントロールモード案内画面の表示
を、調整中の「BASS」の設定値を示す文字のみの強
調表示に一定時間変更すると共に(ステップSA30
0)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ
29の表示内容を元のオーディオコントロールモード案
内画面に戻し(ステップSA301)、第3階層表示タ
イマのタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS
A302)、ステップS289にリターンする。
【0274】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、図37のフローチャートにおけるステップS
289と、図44のフローチャートにおけるステップS
290´と、図45のフローチャートにおけるステップ
SA290とが、請求項中の操作検出手段Aに対応する
処理となっており、これらとリミットスイッチ16a〜
16hとにより操作検出手段Aが構成されている。
【0275】また、本実施形態では、図44中のステッ
プS291´及びステップS297´と、図45中のス
テップSA291及びステップSA297とが、請求項
中の段階判別手段31Aに対応する処理となっており、
図44中のステップS293´及びステップS299´
と、図45中のステップS290a、ステップSA29
3、及び、ステップSA299とが、請求項中のキャラ
クタ画像情報生成手段31Bに対応する処理となってい
る。
【0276】さらに、本実施形態では、CDプレーヤ4
0、MDプレーヤ50、及び、チューナ60が請求項中
の対象機器に相当しており、液晶ディスプレイ15jが
請求項中の表示手段に相当していると共に、図8に示す
マルチスイッチ部15のオーディオコントロールモード
表示状態における、左矢印のシンボルマークと「−」の
文字とが視認される操作ボタン15eが、請求項中の減
少用操作ボタンα2 に相当しており、右矢印のシンボル
マークと「+」の文字とが視認される操作ボタン15g
が、請求項中の増加用操作ボタンα1 に相当しており、
「BASS」の文字と現在の設定値(「1」〜「5」)
とが視認される操作ボタン15fが、請求項中のデフォ
ルト用操作ボタンα3 に相当しており、これら操作ボタ
ン15e乃至操作ボタン15gによって、請求項中の操
作ボタンαが構成されている。
【0277】また、本実施形態では、「BASS」の文
字の像が、請求項中の対象機器の動作内容を示すキャラ
クタに相当している。
【0278】上述のように構成された本実施形態のスイ
ッチ装置では、マルチスイッチ部15のオーディオコン
トロールモード表示状態において、左矢印のシンボルマ
ークと「−」の文字とが視認される操作ボタン15eを
押圧操作すると、「BASS」の設定が「1」ずつ下げ
られ、「BASS」の設定が既に最小の「1」まで下げ
られた状態で操作ボタン15eを押圧操作すると、「B
ASS」の設定が最大値である「5」に変更される。
【0279】そして、操作ボタン15eの押圧操作によ
り「BASS」の設定が下げられると、それに伴って、
操作ボタン15fにおいて視認される「BASS」の設
定値が、図46に説明図で示すように、「5」→「4」
→「3」→「2」→「1」→「5」→…のように、下げ
られた後の「BASS」の設定値に順次変更される。
【0280】同様に、マルチスイッチ部15のオーディ
オコントロールモード表示状態において、右矢印のシン
ボルマークと「+」の文字とが視認される操作ボタン1
5gを押圧操作すると、「BASS」の設定が「1」ず
つ上げられ、「BASS」の設定が既に最大の「5」ま
で上げられた状態で操作ボタン15gを押圧操作する
と、「BASS」の設定が最小値である「1」に変更さ
れる。
【0281】そして、操作ボタン15gの押圧操作によ
り「BASS」の設定が上げられると、それに伴って、
操作ボタン15fにおいて視認される「BASS」の設
定値が、図47に説明図で示すように、「1」→「2」
→「3」→「4」→「5」→「1」→…のように、上げ
られた後の「BASS」の設定値に順次変更される。
【0282】また、本実施形態のスイッチ装置では、マ
ルチスイッチ部15のオーディオコントロールモード表
示状態において、「BASS」の文字と現在の設定値
(「1」〜「5」)とが視認される操作ボタン15fを
押圧操作すると、それ以前の設定値に関係なく、「BA
SS」の設定がデフォルト値である「3」に変更され
る。
【0283】そして、操作ボタン15fの押圧操作によ
り「BASS」の設定がデフォルト値である「3」に変
更されると、それに伴って、操作ボタン15fにおいて
視認される「BASS」の設定値が「3」に変更され
る。
【0284】このような本実施形態のスイッチ装置によ
れば、先に説明した本発明の他の実施形態に係るスイッ
チ装置と同様の効果を得ることができる他、マルチスイ
ッチ部15のオーディオコントロールモード表示状態に
おいて操作ボタン15fを押圧操作すると、それ以前の
設定値に関係なく「BASS」の設定がデフォルト値で
ある「3」に変更されるので、「BASS」の設定をデ
フォルト値への復帰を、デフォルト値を覚えていなくて
も、また、操作ボタン15g,15hを繰り返し操作す
ることなく操作ボタン15fの1度の操作により、手間
を掛けずに容易に行うことができる。
【0285】尚、上述した各実施形態では、自動車のセ
ンターコンソールに配置される機器の動作内容の選択、
設定のために用いられるスイッチ装置を例に取って説明
したが、本発明は、自動車内のスイッチ装置に限らず、
例えば、屋内設備の集中設定器等、複数の対象機器の動
作内容を共用の操作ボタンの操作により選択、設定する
ために用いられるスイッチ装置に、広く適用可能である
ことは言うまでもない。
【0286】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の多機能スイッチ装置によれば、操作ボタンの操
作により段階的に設定される対象機器の動作内容を示す
キャラクタを、表示手段により前記操作ボタン上に表示
させる多機能スイッチ装置において、前記操作ボタンの
操作を検出する操作検出手段と、前記操作検出手段の検
出結果に基づいて、前記操作ボタンの操作により設定さ
れた前記対象機器の動作内容の段階を判別する段階判別
手段と、前記段階判別手段の判別結果を基に、前記表示
手段により前記操作ボタン上に表示させる前記キャラク
タの画像情報を生成するキャラクタ画像情報生成手段と
を備え、前記キャラクタ画像情報生成手段は、前記表示
手段により前記操作ボタン上に表示させる前記対象機器
の動作内容を示すキャラクタを、前記操作ボタンの操作
により設定された前記対象機器の動作内容の段階に応じ
て変化させる構成とした。
【0287】このため、操作ボタン上に表示されるキャ
ラクタにより対象機器の動作内容がどの段階に設定され
ているかを認識できるようにして、段階的に動作内容を
設定するために用いる操作ボタンについても、スライド
ツマミや回転ツマミ、或は、設定の段階に応じた数の操
作ボタンに代えて、表示手段により表示させるキャラク
タが他の動作内容の設定機能を示す内容と適宜切り換え
られる共用の操作ボタンを用い、操作ボタンが果たす複
数の機能を十分に認識させつつ他の操作ボタンとの共用
による多機能化を実現させることができる。
【0288】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1又は2に記載した本発
明の多機能スイッチ装置において、前記操作ボタンが、
前記対象機器の動作内容の設定段階を増加させるために
操作される増加用操作ボタンと、前記対象機器の動作内
容の設定段階を減少させるために操作される減少用操作
ボタンとを少なくとも有しており、前記段階判別手段
が、前記対象機器の動作内容の段階が最大値であると判
別している状態において前記増加用操作ボタンの操作を
前記操作検出手段が検出した際に、前記対象機器の動作
内容の段階を最小値であると判別すると共に、前記対象
機器の動作内容の段階が最小値であると判別している状
態において前記減少用操作ボタンの操作を前記操作検出
手段が検出した際に、前記対象機器の動作内容の段階を
最大値であると判別する構成とした。
【0289】このため、対象機器の動作内容の段階が最
大値や最小値に設定されている状態であっても、最大値
から最小値への、或は、最小値から最大値への動作内容
の段階の変更を、増加用操作ボタンや減少用操作ボタン
の1度の操作により容易に行うことができる。
【0290】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項1又は2に記載した本
発明の多機能スイッチ装置において、前記操作ボタン
が、前記対象機器の動作内容の段階を最大値と最小値と
の間のデフォルト値に設定するために操作されるデフォ
ルト用操作ボタンをさらに有しており、前記段階判別手
段が、前記デフォルト用操作ボタンの操作を前記操作検
出手段が検出した際に、前記対象機器の動作内容の段階
を前記デフォルト値であると判別する構成とした。
【0291】このため、対象機器の動作内容の標準的な
段階をデフォルト値とすることで、現在の動作内容の段
階がどの段階に設定されているかに拘わらず、デフォル
ト用操作ボタンの1度の操作により動作内容の段階を標
準的な段階に容易に設定し直すことができる。
【0292】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した
本発明の多機能スイッチ装置において、前記操作ボタン
が複数設けられており、前記キャラクタ画像情報生成手
段が生成する前記キャラクタが、前記表示手段により複
数の前記操作ボタンに跨って表示される構成とした。
【0293】このため、対象機器の動作内容がどの段階
に設定されているかを認識させるためのキャラクタを、
1つの操作ボタンの寸法の範囲内に制約されることな
く、良好な視認性を確保できる寸法で表示させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の多機能スイッチ装置の基本構成
図である。
【図2】本発明のスイッチ装置が適用可能なセンターコ
ンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視
図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るスイッチ装置の要部
正面図である。
【図4】図3の液晶ディスプレイに表示されるAMラジ
オモード画面の説明図である。
【図5】図3の液晶ディスプレイに表示されるCDモー
ド画面の説明図である。
【図6】図3の液晶ディスプレイに表示されるMDモー
ド画面の説明図である。
【図7】図3の液晶ディスプレイに表示されるオーディ
オコントロールモード画面の説明図である。
【図8】図3の液晶ディスプレイに表示されるエアコン
モード画面の説明図である。
【図9】図8のエアコンモード画面におけるエア循環モ
ードの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを
示す説明図である。
【図10】図8のエアコンモード画面における送風モー
ドの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示
す説明図である。
【図11】図8のエアコンモード画面における送風レベ
ルの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示
す説明図である。
【図12】図2のセンターディスプレイに表示されるデ
フォルトモード案内画面の説明図である。
【図13】図2のセンターディスプレイに表示されるA
Mラジオモード案内画面の説明図である。
【図14】オーディオコントロール動作の実行中に図1
3のAMラジオモード案内画面に割り込んで図2のセン
ターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図15】図2のセンターディスプレイに表示されるC
Dモード案内画面の説明図である。
【図16】図2のセンターディスプレイに表示されるM
Dモード案内画面の説明図である。
【図17】曲データ表示動作の実行中に図16のMDモ
ード案内画面に割り込んで図2のセンターディスプレイ
に表示される画面の説明図である。
【図18】図2のセンターディスプレイに表示されるエ
アコンモード案内画面の説明図である。
【図19】目標温度の設定変更時に図18のエアコンモ
ード案内画面に割り込んで図2のセンターディスプレイ
に表示される画面の説明図である。
【図20】送風モードの設定変更時に図18のエアコン
モード案内画面に割り込んで図2のセンターディスプレ
イに表示される画面の説明図である。
【図21】送風レベルの設定変更時に図18のエアコン
モード案内画面に割り込んで図2のセンターディスプレ
イに表示される画面の説明図である。
【図22】デフォッガのON/OFF状態変更時に図1
2のデフォルトモード案内画面や図18のエアコンモー
ド案内画面に割り込んで図2のセンターディスプレイに
表示される画面の説明図である。
【図23】センターコンソールを始めとする自動車内に
搭載される、特に、車内設備に関連する電装品により構
成される多重通信システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図24】本発明の一実施形態に係るスイッチ装置の電
気的な概略構成のブロック図である。
【図25】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図26】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図27】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図28】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図29】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図30】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図31】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図32】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図33】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図34】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図35】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図36】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図37】図24のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図38】本発明の他の実施形態に係るスイッチ装置の
マルチスイッチ部における表示状態の要部を示す説明図
である。
【図39】図38のスイッチ装置におけるマイクロコン
ピュータのROMに格納された制御プログラムに従いC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図40】図38のスイッチ装置におけるマイクロコン
ピュータのROMに格納された制御プログラムに従いC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図41】図38のスイッチ装置におけるマイクロコン
ピュータのROMに格納された制御プログラムに従いC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図42】図38のスイッチ装置におけるエアコンモー
ド画面での送風レベルの機能を示すシンボルマークの表
示変化パターンを示す説明図である。
【図43】本発明のさらに他の実施形態に係るスイッチ
装置のマルチスイッチ部における表示状態の要部を示す
説明図である。
【図44】図43のスイッチ装置におけるマイクロコン
ピュータのROMに格納された制御プログラムに従いC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図45】図43のスイッチ装置におけるマイクロコン
ピュータのROMに格納された制御プログラムに従いC
PUが行う処理を示すフローチャートである。
【図46】図43のスイッチ装置におけるオーディオコ
ントロールモード画面での「BASS」の設定値を示す
文字の表示変化パターンを示す説明図である。
【図47】図43のスイッチ装置におけるオーディオコ
ントロールモード画面での「BASS」の設定値を示す
文字の表示変化パターンを示す説明図である。
【符号の説明】
15j 表示手段 31 マイクロコンピュータ 31a CPU 31b RAM 31c ROM 31A 段階判別手段 31B キャラクタ画像情報生成手段 A 操作検出手段 α 操作ボタン α1 増加用操作ボタン α2 減少用操作ボタン α3 デフォルト用操作ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 雅之 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5B020 CC12 DD02 DD26 5G006 JB05 JC02 JD02 JF01 5G052 AA23 BB01 JA07 JB07 5G435 BB12 CC01 DD11 EE12 LL17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ボタンの操作により段階的に設定さ
    れる対象機器の動作内容を示すキャラクタを、表示手段
    により前記操作ボタン上に表示させる多機能スイッチ装
    置において、 前記操作ボタンの操作を検出する操作検出手段と、 前記操作検出手段の検出結果に基づいて、前記操作ボタ
    ンの操作により設定された前記対象機器の動作内容の段
    階を判別する段階判別手段と、 前記段階判別手段の判別結果を基に、前記表示手段によ
    り前記操作ボタン上に表示させる前記キャラクタの画像
    情報を生成するキャラクタ画像情報生成手段とを備え、 前記キャラクタ画像情報生成手段は、前記表示手段によ
    り前記操作ボタン上に表示させる前記対象機器の動作内
    容を示すキャラクタを、前記操作ボタンの操作により設
    定された前記対象機器の動作内容の段階に応じて変化さ
    せる、 を備えることを特徴とする多機能スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作ボタンは、前記対象機器の動作
    内容の設定段階を増加させるために操作される増加用操
    作ボタンと、前記対象機器の動作内容の設定段階を減少
    させるために操作される減少用操作ボタンとを少なくと
    も有しており、前記段階判別手段は、前記対象機器の動
    作内容の段階が最大値であると判別している状態におい
    て前記増加用操作ボタンの操作を前記操作検出手段が検
    出した際に、前記対象機器の動作内容の段階を最小値で
    あると判別すると共に、前記対象機器の動作内容の段階
    が最小値であると判別している状態において前記減少用
    操作ボタンの操作を前記操作検出手段が検出した際に、
    前記対象機器の動作内容の段階を最大値であると判別す
    る請求項1記載の多機能スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作ボタンは、前記対象機器の動作
    内容の段階を最大値と最小値との間のデフォルト値に設
    定するために操作されるデフォルト用操作ボタンをさら
    に有しており、前記段階判別手段は、前記デフォルト用
    操作ボタンの操作を前記操作検出手段が検出した際に、
    前記対象機器の動作内容の段階を前記デフォルト値であ
    ると判別する請求項1又は2記載の多機能スイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作ボタンは複数設けられており、
    前記キャラクタ画像情報生成手段が生成する前記キャラ
    クタは、前記表示手段により複数の前記操作ボタンに跨
    って表示される請求項1、2又は3記載の多機能スイッ
    チ装置。
JP11316852A 1998-11-09 1999-11-08 多機能スイッチ装置 Withdrawn JP2000315433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11316852A JP2000315433A (ja) 1998-11-09 1999-11-08 多機能スイッチ装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-318053 1998-11-09
JP31805398 1998-11-09
JP5605499 1999-03-03
JP11-56054 1999-03-03
JP11316852A JP2000315433A (ja) 1998-11-09 1999-11-08 多機能スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000315433A true JP2000315433A (ja) 2000-11-14

Family

ID=27295790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11316852A Withdrawn JP2000315433A (ja) 1998-11-09 1999-11-08 多機能スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000315433A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006096249A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mazda Motor Corp 車両用情報表示装置
JP2009180763A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Yamaha Corp 電子音楽装置及びプログラム
JP2009187798A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Toyota Motor Corp 操作装置
JPWO2019171793A1 (ja) * 2018-03-05 2020-10-01 オムロン株式会社 スイッチ、表示保持方法、及び、表示保持プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006096249A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Mazda Motor Corp 車両用情報表示装置
JP4501067B2 (ja) * 2004-09-30 2010-07-14 マツダ株式会社 車両用情報表示装置
JP2009180763A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Yamaha Corp 電子音楽装置及びプログラム
JP2009187798A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Toyota Motor Corp 操作装置
JPWO2019171793A1 (ja) * 2018-03-05 2020-10-01 オムロン株式会社 スイッチ、表示保持方法、及び、表示保持プログラム
JP7052862B2 (ja) 2018-03-05 2022-04-12 オムロン株式会社 スイッチ、表示保持方法、及び、表示保持プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7995038B2 (en) Software flow control of rotary quad human machine interface
US6411877B2 (en) Automobile multifunctional display and control device method
US6587130B1 (en) Multi-function switch device
US7013434B2 (en) Remote control with local, screen-guided setup
US20080158148A1 (en) Programmable on screen display and remote control
US20060210098A1 (en) Audio mixing console
US20070069914A1 (en) Multifunction control system
DE102005049513A1 (de) Bedienerschnittstelleneinheit mit einem Feldänderungssensor für ein Fahrzeug
DE102005049514A1 (de) Bedienerschnittstelleneinheit für Fahrzeuge
JP4186229B2 (ja) 音響調整卓
JP2000516788A (ja) 家庭娯楽システム用の3d編成のguiを有するリモコン装置
US20060222189A1 (en) Digital mixer and display control method therefor
US6704032B1 (en) Methods and arrangements for interacting with controllable objects within a graphical user interface environment using various input mechanisms
US20040119683A1 (en) Vehicular secondary control interface system
JP2000148333A (ja) 自動車用多機能スイッチシステム
JP2002312047A (ja) 手動入力装置
JP2000315433A (ja) 多機能スイッチ装置
WO2006014884A2 (en) Vehicular multifunction control system
WO2002046902A1 (fr) Dispositif pour faire fonctionner un ecran
JP4272291B2 (ja) 多機能スイッチ装置
JP2002007040A (ja) 表示機能付多機能スイッチ装置
CN113635729A (zh) 一种功能调控方法、装置及设备
JP2006117237A (ja) 乗物用搭載電子システム、乗物マルチメディアシステムおよび搭載電子システムを設定する方法
US20020054014A1 (en) Multi-function switch device
JP2000268548A (ja) オーディオ装置及び映像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109