JP4272291B2 - 多機能スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、複数の対象機器に関する動作内容の選択に共用される多機能スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のセンターコンソールに集中配置されるカーステレオやカーエアコン等の電装品は、動作内容選択用の操作ボタンを各々必要としており、旧来は各電装品毎に個別の操作ボタンを各々用意してセンターコンソール上に配置していた。
【0003】
しかし、各電装品とも技術の進歩により機能が多様化し始め、それに伴い必要とする操作ボタンの数が増えてきたため、限られたスペースのセンターコンソール上に必要とする全ての操作ボタンを配置することが次第に困難になり、また、多数の操作ボタンの存在によりセンターコンソールの意匠上の美観を、ともすれば損ないかねない状況に至っていた。
【0004】
このような状況を打開するためこれまでに提案された従来技術は枚挙に遑がないので、その全てを延々と説明することは避け、ここでは、代表的な例の1つとして、特開昭59−57043号公報の車両用集合スイッチ装置について説明することにする。
【0005】
この車両用集合スイッチ装置では、液晶ディスプレイ素子の一部の表示領域に複数のモード切換用スイッチを表示させ、いずれかのモード切換用スイッチの表示に触れて操作すると、液晶ディスプレイ素子上に配置された透明スイッチがこれを検出して、液晶ディスプレイ素子の他の表示領域に、操作されたモード切換用スイッチのモードに対応する機能切換用スイッチを複数表示させ、これら複数の機能切換用スイッチの操作を受け付ける構成としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した車両用集合スイッチ装置によれば、液晶ディスプレイ素子に表示させる機能切換用スイッチをモード切換用スイッチの操作により選択して切り換えるため、確かに、液晶ディスプレイ素子に同時に表示させる機能切換用スイッチの数や、機能切換用スイッチの操作を検出する透明スイッチの数を減らすことができる。
【0007】
しかし、モード切換用スイッチの表示領域と機能切換用スイッチの表示領域とが液晶ディスプレイ素子上に独立して存在する以上、それに見合ったスペースを液晶ディスプレイ素子が有していなければならず、また、モード切換用スイッチと機能切換用スイッチとを合計した数の透明スイッチを、それらの操作を検出するために確保しなければならないので、センターコンソールのような限られたスペースに配置するには、若干の問題を残していた。
【0008】
尚、特開平9−115377号公報では、機能切換用の操作ボタンの機能表示のみを液晶ディスプレイにおいて行う車両空調機の操作装置が提案されているが、液晶ディスプレイが表示するのはあくまで機能切換用の操作ボタンに関する機能表示に過ぎないので、モード切換用の操作ボタンや機能切換用の操作ボタンはいずれも液晶ディスプレイの外に配置しなければならず、限られたスペースに配置するということを前提に考えると、採用できる技術とは言い難かった。
【0009】
また、特開平9−198176号公報には、操作ボタンの後部に液晶ディスプレイを配置し、液晶ディスプレイの表示を変化させることで、操作ボタンの透明部又は貫通孔を介して視認される操作ボタンの機能表示を変化させるようにした表示装置を有する電子機器が提案されている。
【0010】
しかしながら、この電子機器では、操作ボタンの機能表示を変化させる必要性が生じるモードの切り換えを、スロットへのカセットテープやCD(コンパクトディスク)等の挿入動作によって行っているため、カセットテープやCDをスロットに挿入すると、必要あるかないかに拘わらずモードが切り換えられてしまうという不具合があり、その上、切換先のモードを特定できる操作が操作ボタンの操作以外では発生しない機器も含めて操作ボタンの多機能化を図る場合には、そのまま採用することができないという不具合があった。
【0011】
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、操作ボタンの数を単に減らすだけでなくその機能表示に要するスペースまで減らしたとしても、操作ボタンが果たす複数の機能を十分に認識させることができると共に、操作ボタンの周囲の状況に応じて表示形態を変えて操作ボタンの視認性を良好に保つことができる多機能スイッチ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、図1に基本構成図で示すように、対象機器の動作内容を選択するために操作される複数の操作ボタンα1 〜αn の機能を各々表す複数のスイッチ機能表示像を表示手段15jに表示させ、該各スイッチ機能表示像の像光を対応する前記各操作ボタンα1 〜αn に背後から各々照射させることで、前記各スイッチ機能表示像を、対応する前記各操作ボタンα1 〜αn の正面側から視認できるように該各操作ボタンα1 〜αn に各々結像させる多機能スイッチ装置であって、前記対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数混在させた初期階層表示画像を、前記表示手段15jに表示させる初期階層表示実行手段31Aと、前記初期階層表示実行手段31Aが前記初期階層表示画像を前記表示手段15jに表示させている間、前記各操作ボタンα1 〜αn の操作を検出する操作ボタン操作検出手段Bと、前記初期階層表示実行手段31Aが前記表示手段15jに表示させている前記初期階層表示画像のうち、前記操作ボタン操作検出手段Bが操作を検出した前記操作ボタンに結像される前記対象機器指定機能表示像を特定する表示像特定手段31Bと、前記各操作ボタンα1 〜αn の操作を前記操作ボタン操作検出手段Bが検出した際に、前記表示像特定手段31Bが特定した前記対象機器指定機能表示像に対応する種類の前記対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段15jに表示させる次階層表示実行手段31Cと、を備えた多機能スイッチ装置において、前記複数の操作ボタンα 1 〜α n ,δ 1 〜δ n が、第1操作ボタン部分と、該第1操作ボタン部分を除く第2操作ボタン部分とを有しており、前記表示手段15j,15kが、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか一方を、像が第1色で視認されると共に背景が第2色で視認されるように表示を行い、かつ、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか他方を、像が前記第2色で視認されると共に背景が前記第1色で視認されるように表示を行うように構成されており、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のいずれを前記一方とするかを選択する選択手段Fをさらに備えるものとした。
【0013】
また、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する対象機器指定像設定手段31Dをさらに備え、前記初期階層表示実行手段31Aが、前記対象機器指定像設定手段31Dにより設定された複数の前記対象機器指定機能表示像を混在させた前記初期階層表示画像を、前記表示手段15jに表示させるものとした。
【0014】
さらに、請求項3に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記対象機器指定像設定手段31Dが、前記対象機器からの対象機器特定情報を基に、前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定するものとした。
【0015】
また、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項1、2又は3に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する特定対象機器像設定手段31Eをさらに備え、前記次階層表示実行手段31Cが、前記特定対象機器像設定手段31Eにより設定された複数の前記特定対象機器機能表示像を混在させた前記次階層表示画像を、前記表示手段15jに表示させるものとした。
【0016】
さらに、請求項5に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記特定対象機器像設定手段31Eが、前記対象機器からの動作内容情報を基に、前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定するものとした。
【0017】
また、請求項6に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項1、2、3、4又は5に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記対象機器のうち特定種類の対象機器に関してのみ操作が有効とされる特定操作ボタンβと、前記初期階層表示実行手段31Aが前記初期階層表示画像を前記表示手段15jに表示させている間、前記特定操作ボタンβの操作を検出する特定操作ボタン操作検出手段Cとをさらに備え、前記次階層表示実行手段31Cがさらに、前記特定操作ボタンβの操作を前記特定操作ボタン操作検出手段Cが検出した際に、前記特定種類の対象機器に対応する前記次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段15jに表示させるものとした。
【0018】
さらに、請求項7に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示実行手段31A及び前記次階層表示実行手段31Cのうち少なくとも一方が、前記複数の操作ボタンα1 〜αn のうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて構成される第1ボタン領域に、該第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように前記スイッチ機能表示像を前記表示手段15jに表示させると共に、前記複数の操作ボタンα1 〜αn のうち前記第1ボタン領域を除く他の操作ボタンで構成される第2ボタン領域に、該第2ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように、前記第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの機能に関連する付加情報表示像を、前記スイッチ機能表示像と同時に前記表示手段15jに表示させるものとした。
【0019】
また、請求項8に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示実行手段31Aが、前記対象機器指定機能表示像中に、該対象機器指定機能表示像に対応する前記特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告表示像を含ませた前記初期階層表示画像を、前記表示手段15jに表示させるものとした。
【0020】
さらに、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、図2に基本構成図で示すように、複数の操作ボタンδ1 〜δn と、該操作ボタンδ1 〜δn の操作により対象機器Aの動作内容の選択指示を行う動作選択指示部Dと、前記対象機器Aの動作に関連する設定の変更指示を行う設定変更指示部Eとを備える多機能スイッチ装置において、前記動作選択指示部Dにより選択可能な前記対象機器Aの動作内容の複数の選択肢を、各選択肢毎に個別の前記操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において各々視認されるように表示する表示手段15j,15kと、前記設定変更指示部Eによる前記設定の変更指示に伴って、前記操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において、少なくとも該設定に関連する前記対象機器Aの動作内容の選択肢が視認されるように、前記表示手段15j,15kの表示内容を変更させる表示変更手段33Aとを備えることを特徴とする。
【0021】
また、請求項10に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15j,15kによる表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンδ1 〜δn を含んで構成されており、前記設定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn の操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0022】
さらに、請求項11に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15j,15kによる表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンδ1 〜δn と、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn とは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンλとを含んで構成されており、前記設定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn と前記設定変更用操作ボタンλとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0023】
また、請求項12に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15j,15kによる表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンδ1 〜δn を含んで構成されており、前記設定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn の操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0024】
さらに、請求項13に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15j,15kによる表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンδ1 〜δn と、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn とは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンλとを含んで構成されており、前記設定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn と前記設定変更用操作ボタンλとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0025】
また、請求項14に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、請求項9、10、11、12又は13に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記表示手段15j,15kが、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち少なくとも一部の操作ボタンδ1 〜δn の前記操作面上において視認されるように前記設定をさらに表示するものとした。
【0027】
請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、初期階層表示実行手段31Aが初期階層表示画像を表示手段15jに表示させている間に、各操作ボタンα1 〜αn の操作を操作ボタン操作検出手段Bが検出すると、操作ボタン操作検出手段Bが操作を検出した操作ボタンに結像される対象機器指定機能表示像が表示像特定手段31Bにより特定されて、その特定された対象機器指定機能表示像に対応する種類の対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像が、初期階層表示画像に代えて次階層表示実行手段31Cにより表示手段15jに表示される。さらに、選択手段Fが、複数の操作ボタンが有する第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれを、像が第1色で視認されると共に背景が第2色で視認される一方とし、像が第2色で視認されると共に背景が第1色で視認される他方とするかを逆転させると、第1操作ボタン部分における像及び背景の表示形態と、第2操作ボタン部分における像及び背景の表示形態とが入れ替わることになる。
【0028】
即ち、初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている状態では、対象機器の種類を指定するための機能を持つことを認識させるために、対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像を正面側から視認できるように結像させていた各操作ボタンα1 〜αn に、対象機器の種類を指定するための操作が行われた後には、その操作により指定された種類の対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像が正面側から視認できるように結像されることになる。
【0029】
したがって、対象機器の種類の指定と指定された種類の対象機器に関する動作内容の選択とを同じ操作ボタンα1 〜αn により行えるような機能表示を、各操作ボタンα1 〜αn が占有するスペース上において行わせて、操作ボタンα1 〜αn の数や機能表示に要するスペースを減らしつつ、各々の機能を十分に認識させることが可能となる。
【0030】
また、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対象機器指定機能表示像を対象機器指定像設定手段31Dにより設定すると、初期階層表示実行手段31Aにより表示手段15jに表示される初期階層表示画像が、対象機器指定像設定手段31Dにより設定された対象機器指定機能表示像を混在させた内容となる。
【0031】
したがって、初期階層表示画像に混在させて各操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるように各々結像させ、各操作ボタンα1 〜αn の機能として認識させる対象機器指定機能表示像を、対象機器指定像設定手段31Dにより設定することで、複数の操作ボタンα1 〜αn により選択可能な対象機器の種類を任意の内容に設定することが可能となる。
【0032】
さらに、請求項3に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対象機器から対象機器特定情報が供給されると、その対象機器特定情報を基にして対象機器指定像設定手段31Dが、初期階層表示画像に混在させる対象機器指定機能表示像を設定することになる。
【0033】
したがって、対象機器を接続する等してその対象機器からの対象機器特定情報を受け取れるようにすることで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別途設けることなく、初期階層表示画像に混在させる対象機器指定機能表示像を容易に設定することが可能となる。
【0034】
また、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、特定対象機器指定機能表示像を特定対象機器像設定手段31Eにより設定すると、次階層表示実行手段31Cにより表示手段15jに表示される次階層表示画像が、特定対象機器像設定手段31Eにより設定された特定対象機器機能表示像を混在させた内容となる。
【0035】
したがって、次階層表示画像に混在させて各操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるように各々結像させ、各操作ボタンα1 〜αn の機能として認識させる特定対象機器指定機能表示像を、特定対象機器像設定手段31Eにより設定することで、複数の操作ボタンα1 〜αn により選択可能な特定種類の対象機器の動作内容を任意の内容に設定することが可能となる。
【0036】
さらに、請求項5に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対象機器から動作内容情報が供給されると、その動作内容情報を基にして特定対象機器像設定手段31Eが、次階層表示画像に混在させる特定対象機器機能表示像を設定することになる。
【0037】
したがって、対象機器を接続する等してその対象機器からの動作内容情報を受け取れるようにすることで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別途設けることなく、次階層表示画像に混在させる特定対象機器機能表示像を容易に設定することが可能となる。
【0038】
また、請求項6に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、初期階層表示実行手段31Aが初期階層表示画像を表示手段15jに表示させている間に、特定操作ボタンβの操作を特定操作ボタン操作検出手段Cが検出すると、特定操作ボタンβの操作が有効とされる特定種類の対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像が、初期階層表示画像に代えて次階層表示実行手段31Cにより表示手段15jに表示される。
【0039】
即ち、初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている状態では、対象機器の種類を指定するための機能を持つことを認識させるために、対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像を正面側から視認できるように結像させていた各操作ボタンα1 〜αn に、特定操作ボタンβの操作が行われた後には、その特定操作ボタンβの操作が有効とされる特定種類の対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像が正面側から視認できるように結像されることになる。
【0040】
したがって、対象機器指定機能表示像を正面側から視認できるように結像させていた各操作ボタンα1 〜αn の操作によって対象機器の種類の指定が行われないまま、特定種類の対象機器に関してしか操作が有効とされない特定操作ボタンβが操作されたとしても、その特定操作ボタンβの操作を無にせずに、特定操作ボタンβに関連する特定種類の対象機器の動作内容を選択する機能に各操作ボタンα1 〜αn を設定することが可能となる。
【0041】
さらに、請求項7に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、複数の操作ボタンα1 〜αn のうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて構成される第1ボタン領域の操作ボタンには、初期階層表示実行手段31Aにより初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている間と、次階層表示実行手段31Cにより次階層表示画像が表示手段15jに表示されている間との少なくとも一方において、第1ボタン領域を構成する操作ボタンの機能を表すスイッチ機能表示像の像光が背後から照射されて、このスイッチ機能表示像が正面側から視認できるように結像される。
【0042】
これに対し、第1ボタン領域を除く第2ボタン領域を構成する少なくとも1つの操作ボタンには、初期階層表示実行手段31Aにより初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている間と、次階層表示実行手段31Cにより次階層表示画像が表示手段15jに表示されている間との少なくとも一方において、第1ボタン領域を構成する操作ボタンの機能に関連する付加情報表示像の像光が背後から照射されて、この付加情報表示像が正面側から視認できるように結像される。
【0043】
このため、初期階層表示実行手段31Aが表示手段15jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同時に表示させるものとすると、初期階層表示実行手段31Aにより初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている間には、対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像が、第1ボタン領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるように結像されると同時に、第1ボタン領域を構成する操作ボタンの対象機器指定機能に関連する付加情報表示像が、第2ボタン領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるように結像されることになる。
【0044】
一方、次階層表示実行手段31Cが表示手段15jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同時に表示させるものとすると、次階層表示実行手段31Cにより次階層表示画像が表示手段15jに表示されている間には、表示像特定手段31Bが特定した対象機器指定機能表示像に対応する種類の対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像が、第1ボタン領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるように結像されると同時に、第1ボタン領域を構成する操作ボタンの特定対象機器の動作内容選択機能に関連する付加情報表示像が、第2ボタン領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるように結像されることになる。
【0045】
したがって、初期階層表示実行手段31Aと次階層表示実行手段31Cとのいずれが表示手段15jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同時に表示させるとしても、機能選択に必要な数の操作ボタンα1 〜αn にスイッチ機能表示像を正面側から視認できるように結像させると共に、機能選択に必要のない残りの操作ボタンα1 〜αn に付加情報表示像を正面側から視認できるように結像させて、必要な数の操作ボタンα1 〜αn を機能選択用として確保しつつ、それら機能選択用の操作ボタンα1 〜αn に関連する付加情報を、限られたスペースの中で、たまたま余剰となった操作ボタンα1 〜αn のスペースを利用して表示させることが可能となる。
【0046】
また、請求項8に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対応する特定対象機器機能表示像が存在する対象機器指定機能表示像には、その対応する特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告表示像が含まれ、この次階層予告表示像が、対象機器指定機能表示像の一部として操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるように結像されることになる。
【0047】
したがって、初期階層表示画像が表示手段15jに表示されている状態において、目的の対象機器の動作内容を選択する際に、その対象機器の対象機器指定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンα1 〜αn に、次階層予告表示像が結像されていてその次階層予告表示像が正面側から視認されるか否かによって、とりあえずその対象機器指定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンα1 〜αn を操作しておいて、その次に操作ボタンα1 〜αn に結像される特定対象機器機能表示像を正面側から視認して動作内容の選択を行えばよいのかどうかを、事前に判断させることが可能となる。
【0048】
さらに、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、対象機器Aの動作に関連する設定の変更指示を設定変更指示部Eにより行うと、その設定に関連する対象機器Aの動作内容の選択肢が操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において視認されるように、表示変更手段33Aによって表示手段15j,15kの表示内容が変更される。
【0049】
したがって、操作ボタンδ1 〜δn の操作により対象機器Aの動作内容の選択指示を動作選択指示部Dで行わなくても、動作に関連する設定の変更を指示した対象機器Aの動作内容の選択肢が操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において視認され、その選択肢の選択に係る操作ボタンδ1 〜δn の操作を続けて実行できるようにすることが可能となる。
【0050】
また、請求項10に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、動作選択指示部Dによる対象機器Aの動作内容の選択指示を行う際に用いる操作ボタンδ1 〜δn を、対象機器Aの動作に関連する設定の変更を指示する際にも用いることになる。
【0051】
したがって、限られた操作ボタンδ1 〜δn を有効に利用して、操作ボタンδ1 〜δn の占有するスペースを削減しスイッチ装置の一層の多機能化を図ることが可能となる。
【0052】
さらに、請求項11に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、動作選択指示部Dによる対象機器Aの動作内容の選択指示を行う際に用いる操作ボタンδ1 〜δn と、操作ボタンδ1 〜δn とは別個の設定変更用操作ボタンλとのどちらによっても、対象機器Aの動作に関連する設定の変更が指示できることになる。
【0053】
したがって、操作ボタンδ1 〜δn の操作に応じて表示手段15j,15kにより表示される、動作選択指示部Dにより選択可能な対象機器Aの動作内容に応じて、操作ボタンδ1 〜δn と設定変更用操作ボタンλとのうち利用しやすいボタンを選択して操作することが可能となる。
【0054】
また、請求項12に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対象機器Aの動作に関連する設定の変更を指示しても、その指示を確定させるために操作ボタンδ1 〜δn を操作しない限り、表示変更手段33Aによる表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われないことになる。
【0055】
したがって、対象機器Aの動作に関連する設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる前であれば表示変更手段33Aによる表示手段15j,15kの表示内容の変更を実行させず、誤った変更指示の設定内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタンδ1 〜δn の操作面上に視認される状態に移行するのを防ぐことが可能となる。
【0056】
さらに、請求項13に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、対象機器Aの動作に関連する設定の変更を指示しても、その指示を確定させるために操作ボタンδ1 〜δn を操作するか、それとも、操作ボタンδ1 〜δn とは別個の設定変更用操作ボタンλを操作しない限り、表示変更手段33Aによる表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われないことになる。
【0057】
したがって、対象機器Aの動作に関連する設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる前か、設定変更用操作ボタンλを操作する前であれば、表示変更手段33Aによる表示手段15j,15kの表示内容の変更を実行させず、誤った変更指示の設定内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタンδ1 〜δn の操作面上に視認される状態に移行するのを防ぐことが可能となり、その一方で、操作ボタンδ1 〜δn の操作に応じて表示手段15j,15kにより表示される、動作選択指示部Dにより選択可能な対象機器Aの動作内容に応じて、操作ボタンδ1 〜δn と設定変更用操作ボタンλとのうち利用しやすいボタンを選択して操作することが可能となる。
【0058】
また、請求項14に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9、10、11、12又は13に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、設定変更指示部Eによって行われる対象機器Aの動作に関連する設定の変更指示内容が、少なくとも一部の操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において視認されることになる。
【0059】
したがって、少なくとも一部の操作ボタンδ1 〜δn の操作面を視認することで、設定変更指示部Eによって変更指示された対象機器Aの動作に関連する現在の設定内容を確認することが可能となる。
【0061】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による多機能スイッチ装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0062】
まず、本発明の実施形態に係る多機能スイッチ装置(以下、「スイッチ装置」と略記する)を説明するのに先立って、本発明のスイッチ装置が適用される対象の一例を、図3を参照して説明する。
【0063】
図3は本発明のスイッチ装置が適用可能なセンターコンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視図であり、図3中引用符号1はダッシュボード、3はインストルメントパネルを各々示し、このインストルメントパネル3の車幅方向略中央部にセンターコンソール5が配置されている。
【0064】
前記センターコンソール5には、カーナビゲーション用の画面7やエアコン吹出口9とアシュトレイ11とに上下を挟まれて、本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置を構成するコンビネーションパネル13や、本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置を構成するコンビネーションパネル13A、本発明の第3実施形態に係るスイッチ装置を構成するコンビネーションパネル13Bが組み込まれている。
【0065】
次に、本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の具体的構成について説明する。
【0066】
図4は本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図であり、図4に示すように、第1実施形態のコンビネーションパネル13は、マルチスイッチ部15、後述するCDプレーヤ(図24参照)のCDスロット17及びイジェクトボタン19、後述するMD(ミニディスク)プレーヤ(図24参照)のMDスロット21及びイジェクトボタン23、並びに、オーディオ用のボリュームツマミ25や後述するエアコン(図24参照)用の温度設定ツマミ27を有しており、このコンビネーションパネル13の各部の操作内容は、図3中引用符号29で示すセンターディスプレイの画面上に表示される。
【0067】
前記マルチスイッチ部15は、図4に示すように、4×上下2列の合計8つの操作ボタン15a〜15hを有しており、各操作ボタン15a〜15hは、図4中想像線で示すように、マルチスイッチ部15の背後に配置された液晶ディスプレイ15jによる表示像の像光が直接背後から照射された際に、各操作ボタン15a〜15hの背面に各々結像された表示像部分を正面側から視認できるように、透光性を有する部材により形成されている。
【0068】
尚、液晶ディスプレイ15jは、マルチスイッチ部15の背後に配置されたものに限らず、例えば、センターコンソール5内の任意の箇所に配置されたものであってもよく、その場合には、液晶ディスプレイ15jによる表示像の像光を、導光手段(図示せず)を用いて各操作ボタン15a〜15hの背後に導けばよいことになる。
【0069】
また、マルチスイッチ部15の背後には、図4中想像線で示すように、各操作ボタン15a〜15hの押圧操作を検出するリミットスイッチ16a〜16hが、液晶ディスプレイ15jからの像光と緩衝しないように配置されている。
【0070】
そして、液晶ディスプレイ15jにおいては、図4に示すデフォルトモード表示の他、図5乃至図9に説明図で各々示すモード表示による表示像を、マルチスイッチ部15の各操作ボタン15a〜15hに、それらの正面側から視認可能に結像させるための、各種モード画面の表示が、後述する多重バスラインを介して収集された機器及び機能認識情報を基にして行われる。
【0071】
このうち、図4のデフォルトモード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに、「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」という選択対象の各機器を示す文字が各々視認され、下段の右から2番目の操作ボタン15gに、「エアコンディショナ」という選択対象の各機器を示すシンボルマークが視認されると共に、下段の左側2つと一番右側との3つの操作ボタン15e,15f,15hに、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、及び、「交通情報」という各機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画面の表示が行われる。
【0072】
尚、マルチスイッチ部15におけるデフォルトモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画面の表示は、下段の左側2つと一番右側との3つの操作ボタン15e,15f,15hにおいて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示として視認され、OFFされている機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0073】
また、マルチスイッチ部15におけるデフォルトモード表示においては、上段の4つの操作ボタン15a〜15dと下段の右から2番目の操作ボタン15gには、「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」という文字や、「エアコンディショナ」を示すシンボルマークに加えて、次階層の表示がある旨を示す「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画面の表示が行われる。
【0074】
次に、図5に示すのはAMラジオモード表示であり、このAMラジオモード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに、プリセットされたAM放送局の局名を示す文字が各々視認されると共に、下段の左側2つの操作ボタン15e,15fに、「AUDIO CONT.(オーディオコントロール)」及び「AUTO PRESET(オートプリセット)」という各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAMラジオモード画面の表示が行われる。
【0075】
これに加えて、マルチスイッチ部15におけるAMラジオモード表示では、下段の右側2つの操作ボタン15g,15hに、「受信周波数DOWN」及び「受信周波数UP」という各機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAMラジオモード画面の表示が行われる。
【0076】
尚、マルチスイッチ部15におけるAMラジオモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるAMラジオモード画面の表示は、上段の4つの操作ボタン15a〜15dにおいて、選局されたAM放送局の局名を示す文字が網掛反転表示として視認され、選局されていないAM放送局の局名を示す文字が白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0077】
さらに、図6に示すのはCDモード表示であり、このCDモード表示では、上段の左側2つの操作ボタン15a,15bに、CDチェンジャで選択するCDの番号を指定する「選択DISK番号DOWN」及び「選択DISK番号UP」という各機能を示すシンボルマークと選択DISK番号の文字とが各々視認されると共に、下段の右側2つの操作ボタン15g,15hに、「再生トラックDOWN」及び「再生トラックUP」という各機能を示すシンボルマークと選択トラック番号の文字とが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0078】
これに加えて、マルチスイッチ部15におけるCDモード表示では、上段の右側2つの操作ボタン15c,15dに、「RPT(リピート再生)」及び「RAND(ランダム再生)」という各機能を示す文字が各々視認され、かつ、下段の左側2つの操作ボタン15e,15fに、「オーディオコントロール」及び「SCAN(曲頭スキャン再生)」という選択対象の各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0079】
但し、CDスロット17からCDが1枚も挿入されていない状態では、液晶ディスプレイ15jにより表示されるCDモード画面上から選択DISK番号や選択トラック番号の文字が省略され、これに伴って、上述した上段の左から2番目の操作ボタン15bや下段の一番右側の操作ボタン15hには、選択DISK番号や選択トラック番号の文字は視認されないことになる。
【0080】
また、図7に示すのはMDモード表示であり、このMDモード表示では、上段の一番左側と右側2つの3つの操作ボタン15a,15c,15dに、「DISP(曲データ表示)」、「RPT」、及び、「RAND」という各機能を示す文字が各々視認されると共に、下段の左側2つの操作ボタン15e,15fに、「AUDIO CONT.」及び「AUTO PRESET」という各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行われる。
【0081】
これに加えて、マルチスイッチ部15におけるMDモード表示では、下段の右側2つの操作ボタン15g,15hに、「再生トラックDOWN」及び「再生トラックUP」という各機能を示すシンボルマークと選択トラック番号の文字とが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行われる。
【0082】
但し、MDスロット21からMDが挿入されていない状態では、液晶ディスプレイ15jにより表示されるMDモード画面上から選択トラック番号の文字が省略され、これに伴って、上述した下段の一番右側の操作ボタン15hには、選択トラック番号の文字は視認されないことになる。
【0083】
尚、マルチスイッチ部15におけるMDモード表示では、上段の左から2番目の操作ボタン15bに何の文字やシンボルマークも視認されないように、液晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行われる。
【0084】
また、マルチスイッチ部15におけるCDモード表示やMDモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるCDモード画面やMDモード画面の表示は、上段の右側2つの操作ボタン15c,15dにおいて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示として視認され、ONされていない機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0085】
そして、マルチスイッチ部15におけるAMラジオモード表示やCDモード表示、及び、MDモード表示においては、下段の一番左側の操作ボタン15eに、「AUDIO CONT.」という文字に加えて、次階層の表示がある旨を示す「▼」のシンボルマークが視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAMラジオモード画面やCDモード画面、及び、MDモード画面の表示が行われる。
【0086】
さらに、図8に示すのはオーディオコントロールモード表示であり、このオーディオコントロールモード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに、「REAR(後部側)」、「FRONT(前部側)」、「LEFT(左側)」、「RIGHT(右側)」という音量バランス機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるオーディオコントロールモード画面の表示が行われる。
【0087】
これに加えて、マルチスイッチ部15におけるオーディオコントロールモード表示では、下段の左右両端の操作ボタン15e,15hに、「BASS弱」及び「TREBLE強」という音質バランス機能を示すシンボルマークと文字とが視認され、下段の残る2つの操作ボタン15f,15gに、「BASS強」及び「TREBLE弱」という音質バランス機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるオーディオコントロールモード画面の表示が行われる。
【0088】
また、図9に示すのはエアコンモード表示であり、このエアコン表示モードでは、上段の一番左側の操作ボタン15aに、「OFF」という状態を示す文字が視認されると共に、上段の中央2つの操作ボタン15b,15cに、「A/C(マニュアル)」及び「AUTO」という各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示が行われる。
【0089】
これに加えて、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示では、上段の一番右側の操作ボタン15dと下段の4つの操作ボタン15e〜15hに、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」の各機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示が行われる。
【0090】
尚、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、上段の中央2つの操作ボタン15b,15cや下段の左側2つの操作ボタン15e,15fにおいて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示として視認され、ONされていない機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0091】
また、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、上段の一番左側の操作ボタン15aにおける「OFF」という状態を示す文字が、「A/C」及び「AUTO」の両機能ともOFFされている場合に、網掛反転表示として視認され、「A/C」及び「AUTO」の両機能のうちいずれか一方の機能がONされている場合に、白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0092】
さらに、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、「エア循環モード」の設定が変わる度に、上段の一番右側の操作ボタン15dにおいて視認される、「エア循環モード」の機能を示すシンボルマークが、図10に説明図で示すように、「循環」の機能を示すシンボルマークと「換気」の機能を示すシンボルマークとの間で交互に変化するように行われる。
【0093】
また、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、「送風モード」の設定が変わる度に、下段の右から2番目の操作ボタン15gにおいて視認される、「送風モード」の機能を示すシンボルマークが、図11に説明図で示すように、「送風なし」、「頭部のみ」、「頭部及び足部」、「足部のみ」、「足部のみ(デフォッガ込み)」、並びに、「頭部及び足部(デフォッガ込み)」という6つのパターンに、図11中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0094】
さらに、マルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、「送風レベル」の設定が変わる度に、下段の一番右側の操作ボタン15hにおいて視認される、「送風レベル」の機能を示すシンボルマークが、図12に説明図で示すように、「送風量=0」から「送風量=5(最大)」までの6段階に、図12中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0095】
また、図面を用いた詳細な説明は省略するものの、マルチスイッチ部15においては、上述した各モードの表示の他にFMラジオモード表示がさらに行われ、このFMラジオモード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに各々視認される文字が、プリセットされたFM放送局の局名を示す文字である点を除いて、図5に示すAMラジオモード表示と略同様の表示が各操作ボタン15a〜15hに各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるFMラジオモード画面の表示が行われる。
【0096】
前記センターディスプレイ29は、前記マルチスイッチ部15と共に本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置を構成するもので、例えば液晶ディスプレイ等で構成されており、運転席や助手席からその画面表示を視認できるように、図3に示すように、ダッシュボード1の車幅方向略中央部に配置されている。
【0097】
そして、センターディスプレイ29においては、マルチスイッチ部15の各操作ボタン15a〜15hの押圧操作により選択された機器や、設定された機能に関する情報を表示するために、液晶ディスプレイ15jに表示されているモード画面や、各操作ボタン15a〜15hの操作に合わせて、図13乃至図23に説明図で各々示す状態案内画面の表示が行われる。
【0098】
このうち、図13のデフォルトモード案内画面では、現在の車内温度と、「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」のうち現在ONされている機器を示す文字、そして、現在時刻がセンターディスプレイ29に各々表示される。
【0099】
また、図14のAMラジオモード案内画面では、図13のデフォルトモード案内画面における表示内容において、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「AM」となるのに加えて、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字がセンターディスプレイ29に各々表示される。
【0100】
尚、オーディオコントロール動作の実行中には、図15に示すように、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字に代えて、調整中の音量バランスや音質バランスの内容とその調整状態とを示すシンボルマークがセンターディスプレイ29に表示され、オートプリセット動作の実行中には、図示は省略するものの、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字に代えて、「AUTO PRESET」の文字がセンターディスプレイ29に表示される。
【0101】
さらに、図16のCDモード案内画面では、図13のデフォルトモード案内画面における表示内容において、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「CD」となるのに加えて、現在再生されているDISK番号やトラック番号と再生時間を示す文字がセンターディスプレイ29に各々表示され、さらに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャン再生の各機能が選択されている場合は、その選択されている機能を示す文字が合わせてセンターディスプレイ29に表示される。
【0102】
但し、CDスロット17からCDが1枚も挿入されていない状態では、センターディスプレイ29のCDモード案内画面上から、DISK番号やトラック番号の文字の表示、並びに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャン再生といった、現在選択されている機能の文字の表示がいずれも省略される。
【0103】
尚、オーディオコントロール動作の実行中には、AMラジオモード案内画面の場合と同じく、現在再生されているDISK番号やトラック番号と再生時間を示す文字、及び、現在選択されている機能を示す文字に代えて、調整中の音量バランスや音質バランスの内容とその調整状態とを示すシンボルマークがセンターディスプレイ29に表示される。
【0104】
また、図17のMDモード案内画面では、図13のデフォルトモード案内画面における表示内容において、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「MD」となるのに加えて、現在再生されているトラック番号と再生時間を示す文字がセンターディスプレイ29に各々表示され、さらに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャン再生の各機能が選択されている場合は、その選択されている機能を示す文字が合わせてセンターディスプレイ29に表示される。
【0105】
但し、MDスロット21からMDが挿入されていない状態では、センターディスプレイ29のMDモード案内画面上から、選択トラック番号の文字の表示、並びに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャン再生といった、現在選択されている機能の文字の表示がいずれも省略される。
【0106】
尚、オーディオコントロール動作の実行中には、AMラジオモード案内画面やCDモード案内画面の場合と同じく、現在再生されているトラック番号と再生時間を示す文字、及び、現在選択されている機能を示す文字に代えて、調整中の音量バランスや音質バランスの内容とその調整状態とを示すシンボルマークがセンターディスプレイ29に表示される。
【0107】
また、曲データ表示動作の実行中には、図18に示すように、現在再生されているMDに記録されているDISKタイトルや曲名のみが強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0108】
さらに、図19のエアコンモード案内画面では、現在の車内温度、現在の車外温度、及び、現在設定されている目標温度を示す文字がセンターディスプレイ29に各々表示されると共に、現在設定されている送風モードと送風レベルを示すシンボルマークがセンターディスプレイ29に各々表示される。
【0109】
尚、目標温度の設定が変更された場合は、図20に示すように、変更された目標温度を示す文字のみが強調してセンターディスプレイ29に表示され、また、送風モードや送風レベルの設定が変更された場合は、図21に示すように、変更された送風モードを示すシンボルマークのみ、或は、図22に示すように、変更された送風レベルを示すシンボルマークのみが強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0110】
また、エア循環モードの設定が変更された場合は、図示は省略するものの、「循環」を示すシンボルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、変更後の設定を示すシンボルマークのみが強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0111】
ここで、センターディスプレイ29に強調して表示される送風モードのシンボルマークが変化する順序は、図11中に矢印で示す順序と同じであり、同様に、センターディスプレイ29に強調して表示される送風レベルのシンボルマークが変化する順序は、図12中に矢印で示す順序と同じである。
【0112】
また、エアコンがON状態からOFF状態に変更された場合は、図13のデフォルトモード案内画面、図14のAMラジオモード案内画面、図15のオーディオコントロール動作の実行中における表示画面、図16のCDモード案内画面、図17のMDモード案内画面、図19のエアコンモード案内画面、並びに、不図示のオートプリセット動作の実行中における表示画面から、現在設定されている目標温度を示す文字が省略される。
【0113】
さらに、図13のデフォルトモード案内画面及び図19のエアコンモード案内画面の表示中に、デフォッガのON/OFF状態が変更された場合は、図23に示すように、デフォッガを示すシンボルマークと変更後の機能状態を示す文字のみが強調してセンターディスプレイ29に表示され、熱線リアウィンドヒータや交通情報のON/OFF状態が変更された場合も、図示は省略するものの、熱線リアウィンドヒータや交通情報を示すシンボルマークと変更後の機能状態を示す文字のみが強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0114】
尚、図23ではONからOFFに状態が変わった場合について示しており、OFFからONに状態が変わった場合は、図23中の「OFF」の文字に代えて「ON」の文字が表示される。
【0115】
さらに、図面を用いた詳細な説明は省略するものの、センターディスプレイ29においては、上述した各案内画面の表示の他にFMラジオモード案内画面がさらに表示され、このFMラジオモード案内画面では、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「FM」となるのに加えて、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字がセンターディスプレイ29に各々表示される。
【0116】
尚、FMラジオモード案内画面の表示中におけるオーディオコントロール動作やオートプリセット動作の実行中のセンターディスプレイ29の表示は、先に説明した、AMラジオモード案内画面の表示中におけるオーディオコントロール動作やオートプリセット動作の実行中のセンターディスプレイ29の表示と同様である。
【0117】
前記ボリュームツマミ25は、後述するチューナ(図24参照)で受信されるAM放送(交通情報を含む)又はFM放送の音量や、前記不図示のCDプレーヤ及びMDプレーヤによる再生音の音量を設定するためのものであり、一方、温度設定ツマミ27は、前記不図示のエアコンによる車内の空調の温度を設定するためのものであり、いずれも、回転操作により設定音量や設定温度が変更されるように構成されている。
【0118】
次に、第1実施形態に係るスイッチ装置の電気的な概略構成を、具体的に説明する。
【0119】
図24はセンターコンソール5を始めとする、自動車内に搭載される、特に、車内設備に関連する電装品により構成される多重通信システムの概略構成を示すブロック図であり、図24中引用符号30で示す本実施形態のスイッチ装置は、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70等と共に、多重バスラインBLを用いて通信を行う多重通信システムを構成している。
【0120】
そして、第1実施形態のスイッチ装置30は、図25に電気的な概略構成のブロック図で示すように、上述した液晶ディスプレイ15jやセンターディスプレイ29の表示を制御するマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する)31を有している。
【0121】
前記マイコン31は、CPU31aと、RAM31bと、ROM31cとで構成されており、このうち、CPU31aには、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70が多重バスラインBLを介して各々接続されていると共に、リミットスイッチ16a〜16h、液晶ディスプレイ15j、ボリュームツマミ25の回転操作に応じて出力が変化するボリュームスイッチ25a、温度設定ツマミ27の回転操作に応じて出力が変化する温度設定スイッチ27a、並びに、センターディスプレイ29が各々接続されている。
【0122】
また、前記RAM31bには、データエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられていて、このうちワークエリアには、各種フラグやバッファのために用いるエリア等が設けられており、前記ROM31cには、CPU31aに各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納されている。
【0123】
次に、前記ROM31cに格納された制御プログラムに従いCPU31aが行う処理を、図26乃至図38のフローチャートを参照して説明する。
【0124】
不図示のアクセサリスイッチのONにより、自動車に搭載された不図示のバッテリ等からの給電を受けてマイコン31が起動しプログラムがスタートすると、CPU31aは、図26に示すように、まず、RAM31bの各種フラグエリアのフラグを「0」に設定する等の初期設定を行う(ステップS1)。
【0125】
ステップS1の初期設定が済んだならば、次に、多重バスラインBLを介して多重通信システムを構成する各ノードとの間で通信を行って、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70からの機器及び機能認識情報を収集する確認処理を行い(ステップS3)、収集した機器及び機能認識情報を基に、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モード画面の内容を決定する(ステップS5)。
【0126】
続いて、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にデフォルトモード案内画面を表示させるデフォルト処理を行い(ステップS7)、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS9)。
【0127】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS9でN)、後述するステップS33に進み、操作された場合は(ステップS9でY)、操作されたのがAMラジオの選択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステップS11)、操作ボタン15aである場合は(ステップS11でY)、RAM31bのAMフラグエリアのフラグF1を「1」に設定すると共に、RAM31bのFMフラグエリアのフラグF3、CDフラグエリアのフラグF5、及び、MDフラグエリアのフラグF7をいずれも「0」に設定した後(ステップS13)、後述するステップS49に進む。
【0128】
一方、ステップS11において操作されたのが操作ボタン15aでない場合(N)は、操作されたのがFMラジオの選択機能を割り当てた操作ボタン15bであるか否かを確認し(ステップS15)、操作ボタン15bである場合は(ステップS15でY)、FMフラグF3を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、CDフラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した後(ステップS17)、後述するステップS83に進み、操作されたのが操作ボタン15bでない場合は(ステップS15でN)、操作されたのがCDプレーヤ40の選択機能を割り当てた操作ボタン15cであるか否かを確認する(ステップS19)。
【0129】
操作ボタン15cである場合は(ステップS19でY)、CDフラグF5を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した後(ステップS21)、後述するステップS117に進み、操作ボタン15cでない場合は(ステップS19でN)、操作されたのがMDプレーヤの選択機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認する(ステップS23)。
【0130】
操作ボタン15dである場合は(ステップS23でY)、MDフラグF7を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、CDフラグF5をいずれも「0」に設定した後(ステップS25)、後述するステップS159に進み、操作ボタン15dでない場合は(ステップS23でN)、図27に示すように、操作されたのがデフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認する(ステップS27)。
【0131】
操作ボタン15eでない場合は(ステップS27でN)、後述するステップS31に進み、操作ボタン15eである場合は(ステップS27でY)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ステップS28)。
【0132】
これと共に、センターディスプレイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、デフォッガを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS29)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画面に戻した後(ステップS30)、ステップS9にリターンする。
【0133】
ステップS27において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステップS31では、操作されたのが熱線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない場合は(ステップS31でN)、後述するステップS35に進む。
【0134】
一方、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS31でY)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ステップS32)。
【0135】
これと共に、センターディスプレイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、熱線リアウィンドヒータを示すシンボルマーク及び切換後の熱線リアウィンドヒータのON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS33)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画面に戻した後(ステップS34)、ステップS9にリターンする。
【0136】
ステップS31において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS35では、操作されたのがエアコン70の選択機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し、操作ボタン15gである場合は(ステップS35でY)、後述するステップS213に進む。
【0137】
一方、操作されたのが操作ボタン15gでない場合は(ステップS35でN)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15hに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ステップS36)。
【0138】
これと共に、センターディスプレイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、交通情報を示すシンボルマーク及び切換後の交通情報のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS37)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画面に戻した後(ステップS38)、ステップS9にリターンする。
【0139】
また、ステップS9において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS39では、図26に示すように、ボリュームスイッチ25aの出力を基にボリュームツマミ25が回転操作されたか否かを確認し、回転操作された場合は(ステップS39でY)、後述するステップS43に進み、回転操作されていない場合は(ステップS39でN)、温度設定スイッチ27aの出力を基に温度設定ツマミ27が回転操作されたか否かを確認する(ステップS41)。
【0140】
温度設定ツマミ27が回転操作された場合は(ステップS41でY)、後述するステップS205に進み、回転操作されていない場合は(ステップS35でN)、ステップS9にリターンする。
【0141】
また、ステップS39においてボリュームツマミ25が回転操作された場合(Y)に進むステップS43では、図28に示すように、AMフラグF1が「0」であるか否かを確認し、「0」でない場合は(ステップS43でN)、ステップS49に進み、「0」である場合は(ステップS43でY)、FMフラグF3が「0」であるか否かを確認する(ステップS45)。
【0142】
FMフラグF3が「0」でない場合は(ステップS45でN)、ステップS83に進み、「0」である場合は(ステップS45でY)、CDフラグF5が「0」であるか否かを確認し(ステップS47)、「0」でない場合は(ステップS47でN)、ステップS117に進み、「0」である場合は(ステップS47でY)、ステップS159に進む。
【0143】
ステップS13においてAMフラグF1を「1」に設定すると共にFMフラグF3、CDフラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した後と、ステップS43においてAMフラグF1が「0」でない場合(N)とに各々進むステップS49では、図29に示すように、液晶ディスプレイ15jにAMラジオモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にAMラジオモード案内画面を表示させるAMラジオ表示処理を行う。
【0144】
続いて、RAM31bの第2階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS51)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS53)。
【0145】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS53でN)、後述するステップS79に進み、操作された場合は(ステップS53でY)、操作されたのがプリセットされた放送局の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであるか否かを確認し(ステップS55)、操作ボタン15a〜15dでない場合は(ステップS55でN)、後述するステップS61に進む。
【0146】
一方、操作されたのが操作ボタン15a〜15dである場合は(ステップS55でY)、センターディスプレイ29のAMラジオモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるように、液晶ディスプレイ15jのAMラジオモード画面の表示内容を更新し(ステップS57)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS59)、ステップS53にリターンする。
【0147】
また、ステップS55において操作されたのが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進むステップS61では、操作されたのがオーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップS61でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS63)、後述するステップS285に進む。
【0148】
一方、操作されたのが操作ボタン15eでない場合は(ステップS61でN)、操作されたのがオートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップS65)、操作ボタン15fでない場合は(ステップS65でN)、後述するステップS75に進む。
【0149】
これに対し、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS65でY)、センターディスプレイ29の表示内容を、AMラジオモード案内画面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表示する画面に変更し(ステップS67)、オートプリセット動作を実行すると共に(ステップS69)、オートプリセット動作の終了後にセンターディスプレイ29の表示内容を元のAMラジオモード案内画面に戻し(ステップS71)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS73)、ステップS53にリターンする。
【0150】
また、ステップS65において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS75では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う受信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jのAMラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作ボタン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS77)、ステップS53にリターンする。
【0151】
ステップS53において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS79では、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS73でN)、ステップS53にリターンし、達した場合は(ステップS73でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS81)、ステップS7にリターンする。
【0152】
また、ステップS17においてFMフラグF3を「1」に設定すると共にAMフラグF1、CDフラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した後と、ステップS45においてAMフラグF1が「0」でない場合(N)とに各々進むステップS83では、図30に示すように、液晶ディスプレイ15jにFMラジオモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にFMラジオモード案内画面を表示させるFMラジオ表示処理を行う。
【0153】
続いて、第2階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS85)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS87)。
【0154】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS87でN)、後述するステップS113に進み、操作された場合は(ステップS87でY)、操作されたのがプリセットされた放送局の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであるか否かを確認し(ステップS89)、操作ボタン15a〜15dでない場合は(ステップS89でN)、後述するステップS95に進む。
【0155】
一方、操作されたのが操作ボタン15a〜15dである場合は(ステップS89でY)、センターディスプレイ29のFMラジオモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるように、液晶ディスプレイ15jのFMラジオモード画面の表示内容を更新し(ステップS91)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS93)、ステップS87にリターンする。
【0156】
また、ステップS89において操作されたのが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進むステップS95では、操作されたのがオーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップS95でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS97)、後述するステップS285に進む。
【0157】
一方、操作されたのが操作ボタン15eでない場合は(ステップS95でN)、操作されたのがオートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップS99)、操作ボタン15fでない場合は(ステップS99でN)、後述するステップS109に進む。
【0158】
これに対し、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS99でY)、センターディスプレイ29の表示内容を、FMラジオモード案内画面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表示する画面に変更し(ステップS101)、オートプリセット動作を実行すると共に(ステップS103)、オートプリセット動作の終了後にセンターディスプレイ29の表示内容を元のFMラジオモード案内画面に戻し(ステップS105)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS107)、ステップS87にリターンする。
【0159】
また、ステップS99において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS109では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う受信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jのAMラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作ボタン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS111)、ステップS81にリターンする。
【0160】
ステップS87において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS113では、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS113でN)、ステップS87にリターンし、達した場合は(ステップS113でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS115)、ステップS7にリターンする。
【0161】
また、ステップS21においてCDフラグF5を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した後と、ステップS47においてCDフラグF5が「0」でない場合(N)とに各々進むステップS117では、図31に示すように、液晶ディスプレイ15jにCDモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にCDモード案内画面を表示させるCD表示処理を行う。
【0162】
続いて、第2階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS119)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS121)。
【0163】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS121でN)、後述するステップS147に進み、操作された場合は(ステップS121でY)、操作されたのが再生するディスクの選択機能を割り当てた操作ボタン15a,15bであるか否かを確認し(ステップS123)、操作ボタン15a,15bでない場合は(ステップS123でN)、後述するステップS129に進む。
【0164】
一方、操作されたのが操作ボタン15a,15bである場合は(ステップS123でY)、液晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容とセンターディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15a,15bに対応するDISK番号の変化に合わせて更新し(ステップS125)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS121)、ステップS121にリターンする。
【0165】
また、ステップS123において操作されたのが操作ボタン15a,15bでない場合(N)に進むステップS129では、操作されたのがリピート動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15cであるか否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は(ステップS129でN)、後述するステップS135に進む。
【0166】
一方、操作されたのが操作ボタン15cである場合は(ステップS129でY)、センターディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン15cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS131)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS133)、ステップS121にリターンする。
【0167】
また、ステップS129において操作されたのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステップS135では、操作されたのがランダム再生動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップS135でN)、後述するステップS141に進む。
【0168】
一方、操作されたのが操作ボタン15dである場合は(ステップS135でY)、センターディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS137)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS139)、ステップS121にリターンする。
【0169】
また、ステップS135において操作されたのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステップS141では、図32に示すように、操作されたのがオーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップS141でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS143)、後述するステップS285に進む。
【0170】
一方、操作されたのが操作ボタン15eでない場合は(ステップS141でN)、操作されたのが曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップS145)、操作ボタン15fでない場合は(ステップS145でN)、後述するステップS151に進む。
【0171】
これに対し、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS145でY)、センターディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS147)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS149)、ステップS121にリターンする。
【0172】
また、ステップS145において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS151では、液晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容とセンターディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS153)、ステップS121にリターンする。
【0173】
ステップS121において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS155では、図31に示すように、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS155でN)、ステップS121にリターンし、達した場合は(ステップS155でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS157)、ステップS7にリターンする。
【0174】
また、ステップS25においてMDフラグF7を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、CDフラグF5をいずれも「0」に設定した後と、ステップS41においてCDフラグF5が「0」である場合(Y)とに各々進むステップS159では、図33に示すように、液晶ディスプレイ15jにMDモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にMDモード案内画面を表示させるMD表示処理を行う。
【0175】
続いて、第2階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS161)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS163)。
【0176】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS163でN)、後述するステップS201に進み、操作された場合は(ステップS163でY)、操作されたのが曲データ表示動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステップS165)、操作ボタン15aでない場合は(ステップS165でN)、後述するステップS175に進む。
【0177】
一方、操作されたのが操作ボタン15aである場合は(ステップS165でY)、多重バスラインBLを介してMDプレーヤ50から、現在再生されているMDに記録されているDISKタイトルや曲名の情報を取り込み(ステップS167)、センターディスプレイ29のMDモード案内画面の表示を、ステップS161でMDプレーヤ50から取り込んだDISKタイトルや曲名に一定時間変更し(ステップS169)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のMDモード案内画面に戻し(ステップS171)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS173)、ステップS163にリターンする。
【0178】
また、ステップS165において操作されたのが操作ボタン15aでない場合(N)に進むステップS175では、操作されたのがリピート動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15cであるか否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は(ステップS175でN)、後述するステップS181に進む。
【0179】
一方、操作されたのが操作ボタン15cである場合は(ステップS175でY)、センターディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン15cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS177)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS179)、ステップS163にリターンする。
【0180】
また、ステップS175において操作されたのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステップS181では、操作されたのがランダム再生動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップS181でN)、後述するステップS187に進む。
【0181】
一方、操作されたのが操作ボタン15dである場合は(ステップS181でY)、センターディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS183)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS185)、ステップS163にリターンする。
【0182】
また、ステップS181において操作されたのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステップS187では、図34に示すように、操作されたのがオーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップS187でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS189)、後述するステップS285に進む。
【0183】
一方、操作されたのが操作ボタン15eでない場合は(ステップS187でN)、操作されたのが曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップS191)、操作ボタン15fでない場合は(ステップS191でN)、後述するステップS197に進む。
【0184】
これに対し、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS191でY)、センターディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS193)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS195)、ステップS163にリターンする。
【0185】
また、ステップS191において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS197では、液晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容とセンターディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS199)、ステップS163にリターンする。
【0186】
ステップS163において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS201では、図33に示すように、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS201でN)、ステップS163にリターンし、達した場合は(ステップS201でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS203)、ステップS7にリターンする。
【0187】
また、ステップS41において温度設定ツマミ27が回転操作された場合(Y)に進むステップS205では、図35に示すように、液晶ディスプレイ15jにエアコンモード画面を表示させ、次に、温度設定スイッチ27aの出力を基に変更された目標温度の設定値を割り出し(ステップS207)、センターディスプレイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、ステップS207で割り出した目標温度の設定値のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS209)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容をエアコンモード案内画面に変更させた後(ステップS211)、後述するステップS207に進む。
【0188】
さらに、ステップS35において操作されたのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステップS213では、液晶ディスプレイ15jにエアコンモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29にエアコンモード案内画面を表示させるエアコン表示処理を行い、ステップS207に進む。
【0189】
ステップS211においてセンターディスプレイ29の表示内容をエアコンモード案内画面に変更させた後と、ステップS213においてエアコン表示処理を行った後とに各々進むステップS215では、第2階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し、次に、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS217)。
【0190】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS217でN)、後述するステップS271に進み、操作された場合は(ステップS217でY)、操作されたのがエアコンOFFの設定機能を割り当てた操作ボタン15a、マニュアルエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15b、オートエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15cのいずれかであるか否かを確認し(ステップS219)、操作ボタン15a〜15cでない場合は(ステップS219でN)、後述するステップS225に進む。
【0191】
一方、操作されたのが操作ボタン15a〜15cである場合は(ステップS219でY)、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15cに対応するエアコン70の運転のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15a〜15cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に各々変わるように更新し(ステップS221)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS223)、ステップS217にリターンする。
【0192】
また、ステップS219において操作されたのが操作ボタン15a〜15cでない場合(N)に進むステップS225では、操作されたのが操作されたのがエア循環モードの切換機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップS225でN)、後述するステップS233に進む。
【0193】
一方、操作されたのが操作ボタン15dである場合は(ステップS225でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15dに結像される部分が循環を示すシンボルマークと換気を示すシンボルマークとのうち一方から他方に各々変わるように更新する(ステップS227)。
【0194】
これと共に、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、「循環」を示すシンボルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、変更後の設定を示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更し(ステップS229)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS230)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS231)、ステップS217にリターンする。
【0195】
また、ステップS225において操作されたのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステップS233では、図36に示すように、操作されたのがデフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eでない場合は(ステップS233でN)、後述するステップS243に進む。
【0196】
一方、操作されたのが操作ボタン15eである場合は(ステップS233でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ステップS235)。
【0197】
これと共に、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、デフォッガを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS237)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS239)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS241)、ステップS217にリターンする。
【0198】
また、ステップS233において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステップS243では、操作されたのが熱線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない場合は(ステップS243でN)、後述するステップS253に進む。
【0199】
一方、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップS243でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ステップS245)。
【0200】
これと共に、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、熱線リアウィンドヒータを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS247)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS249)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS251)、ステップS217にリターンする。
【0201】
また、ステップS243において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS253では、操作されたのが送風モードの切換設定機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し、操作ボタン15gでない場合は(ステップS253でN)、後述するステップS263に進む。
【0202】
一方、操作されたのが操作ボタン15gである場合は(ステップS253でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15gに対応する送風モードの切換設定に応じて更新する(ステップS255)。
【0203】
これと共に、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、変更された送風モードを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更し(ステップS257)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS259)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS261)、ステップS217にリターンする。
【0204】
また、ステップS253において操作されたのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステップS263では、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15hに対応する送風レベルの切換設定に応じて更新する。
【0205】
これと共に、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、変更された送風レベルを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更し(ステップS265)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS267)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS269)、ステップS217にリターンする。
【0206】
ステップS217において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS271では、図37に示すように、温度設定スイッチ27aの出力を基に温度設定ツマミ27が回転操作されたか否かを確認し、回転操作されていない場合は(ステップS271でN)、ステップS281に進む。
【0207】
一方、温度設定ツマミ27が回転操作された場合は(ステップS271でY)、温度設定スイッチ27aの出力を基に変更された目標温度の設定値を割り出し(ステップS273)、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示を、ステップS273で割り出した目標温度の設定値のみの強調表示に一定時間変更し(ステップS275)、この一定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS277)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS279)、ステップS217にリターンする。
【0208】
ステップS271において温度設定ツマミ27が回転操作されていない場合(N)に進むステップS281では、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS281でN)、ステップS217にリターンし、達した場合は(ステップS281でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS283)、ステップS7にリターンする。
【0209】
また、ステップS63、ステップS97、ステップS143、並びに、ステップS189における第2階層表示タイマのタイムカウント終了とタイマ値T1のゼロリセット後に各々進むステップS285では、図38に示すように、液晶ディスプレイ15jの表示内容をオーディオコントロールモード画面に変更し、次に、RAM31bの第3階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS287)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップS289)。
【0210】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップS289でN)、後述するステップS305に進み、操作された場合は(ステップS289でY)、操作されたのが音量バランス調整機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであるか否かを確認し(ステップS291)、操作ボタン15a〜15dでない場合は(ステップS291でN)、後述するステップS299に進む。
【0211】
一方、操作されたのが操作ボタン15a〜15dである場合は(ステップS291でY)、その操作が終了するまでの間、センターディスプレイ29の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する調整中の音量バランスの内容とその調整状態とを示すシンボルマークに変更し(ステップS293)、操作ボタン15a〜15dの操作終了に伴って、センターディスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に戻し(ステップS295)、第3階層表示タイマのタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS297)、ステップS289にリターンする。
【0212】
また、ステップS291において操作されたのが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進むステップS299では、操作されたのが音質バランス調整機能を割り当てた操作ボタン15e〜15hであるものとして、その操作が終了するまでの間、センターディスプレイ29の表示内容を、操作された操作ボタン15e〜15hに対応する調整中の音質バランスの内容とその調整状態とを示すシンボルマークに変更し、次に、操作ボタン15e〜15hの操作終了に伴って、センターディスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に戻し(ステップS301)、第3階層表示タイマのタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS303)、ステップS289にリターンする。
【0213】
ステップS289において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップS305では、第3階層表示タイマのタイマ値T3が所定のタイムアップ値T3MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は(ステップS305でN)、ステップS289にリターンし、達した場合は(ステップS305でY)、第3階層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T3をゼロリセットした後(ステップS307)、AMフラグF1が「0」であるか否かを確認する(ステップS309)。
【0214】
AMフラグF1が「0」でない場合は(ステップS309でN)、液晶ディスプレイ15jの表示内容をAMラジオモード画面に変更した後(ステップS311)、ステップS51にリターンし、「0」である場合は(ステップS309でY)、FMフラグF3が「0」であるか否かを確認する(ステップS313)。
【0215】
FMフラグF3が「0」でない場合は(ステップS313でN)、液晶ディスプレイ15jの表示内容をFMラジオモード画面に変更した後(ステップS315)、ステップS85にリターンし、「0」である場合は(ステップS313でY)、CDフラグF5が「0」であるか否かを確認する(ステップS317)。
【0216】
CDフラグF5が「0」でない場合は(ステップS317でN)、液晶ディスプレイ15jの表示内容をCDモード画面に変更した後(ステップS319)、ステップS119にリターンし、「0」である場合は(ステップS317でY)、液晶ディスプレイ15jの表示内容をMDモード画面に変更した後(ステップS321)、ステップS161にリターンする。
【0217】
以上の説明からも明らかなように、第1実施形態では、図26のフローチャートにおけるステップS7が、請求項中の初期階層表示実行手段31Aに対応する処理となっており、図27のフローチャートにおけるステップS35と、図29のフローチャートにおけるステップS49と、図30のフローチャートにおけるステップS83と、図31のフローチャートにおけるステップS117と、図33のフローチャートにおけるステップS159と、図35のフローチャートにおけるステップS205と、図38におけるステップS285とが、請求項中の次階層表示実行手段31Cに対応する処理となっている。
【0218】
また、第1実施形態では、図26中のステップS11、ステップS15、ステップS19、並びに、ステップS23と、図27中のステップS35と、図29中のステップS61と、図30中のステップS95と、図32のフローチャートにおけるステップS141と、図34のフローチャートにおけるステップS187とが、請求項中の表示像特定手段31Bに対応する処理となっている。
【0219】
さらに、第1実施形態では、図26中のステップS3が、請求項中の対象機器指定像設定手段31D及び特定対象機器像設定手段31Eに対応する処理となっており、図26中のステップS9と、図29中のステップS53と、図30中のステップS87と、図31中のステップS121と、図33中のステップS163と、図35中のステップS217と、図38中のステップS289とが、請求項中の操作ボタン操作検出手段Bに対応する処理となっており、これらとリミットスイッチ16a〜16hとにより操作ボタン操作検出手段Bが構成されている。
【0220】
また、第1実施形態では、図26中のステップS39及びステップS41と、図36のフローチャートにおけるステップS271とが、請求項中の特定操作ボタン操作検出手段Cとなっており、これらとボリュームスイッチ25a及び温度設定スイッチ27aとにより特定操作ボタン操作検出手段Cが構成されている。
【0221】
さらに、第1実施形態では、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70が、請求項中の対象機器Aに相当していると共に、操作ボタン15a〜15hが請求項中の操作ボタンα1 〜αn に相当しており、ボリュームツマミ25及び温度設定ツマミ27が請求項中の特定操作ボタンβに相当している。
【0222】
また、第1実施形態では、デフォルトモード画面が請求項中の初期階層表示画像に相当し、AMラジオモード画面、FMラジオモード画面、CDモード画面、MDモード画面、オーディオコントロールモード画面、並びに、エアコンモード画面が、請求項中の次階層表示画像に相当しており、液晶ディスプレイ15jが請求項中の表示手段に相当している。
【0223】
さらに、第1実施形態では、操作ボタン15a〜15hにおいて視認される「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」という選択対象の各機器を示す文字や、「エアコンディショナ」という選択対象の各機器を示すシンボルマークの像が、請求項中の対象機器指定機能表示像に相当している。
【0224】
また、第1実施形態では、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「受信周波数DOWN」、「受信周波数UP」、「選択DISK番号DOWN」、「選択DISK番号UP」、「再生トラックDOWN」、並びに、「再生トラックUP」という各機能を示すシンボルマークの像や、「AUDIO CONT.」、「AUTO PRESET」、「RPT」、「RAND」、「オーディオコントロール」、「SCAN」という各機能を示す文字の像が、請求項中の特定対象機器機能表示像に相当している。
【0225】
さらに、第1実施形態では、「▲」や「▼」のシンボルマークが請求項中の次階層予告表示像に相当している。
【0226】
次に、上述のように構成された第1実施形態のスイッチ装置30の動作(作用)について説明する。
【0227】
自動車のアクセサリスイッチをONにすると、まずは、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード画面が表示され、その結果、マルチスイッチ部15が、「AM」、「FM」、「CD」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「MD」、並びに、「交通情報」という選択対象の各機器を示す文字やシンボルマークが、図4に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、デフォルトモード表示状態となる。
【0228】
このデフォルトモード表示状態においては、操作ボタン15a〜15d,15gに、「AM」、「FM」、「CD」、「MD」、並びに、「エアコンディショナ」を示す文字やシンボルマークに加えて、「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認され、これにより、これら「AM」、「FM」、「CD」、「MD」、並びに、「エアコンディショナ」の機能を選択すると、次階層の表示が行われる旨が報知される。
【0229】
また、このデフォルトモード表示状態においては、ダッシュボード1上のセンターディスプレイ29に、図13に示すデフォルトモード案内画面が表示される。
【0230】
そして、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「AM」の文字と「▲」のシンボルマークとが視認される操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からAMラジオモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたAM放送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUTO PRESET」、「受信周波数DOWN」、並びに、「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボルマークが、図5に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、AMラジオモード表示状態となる。
【0231】
また、マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からAMラジオモード表示状態に変わると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、図14に示すAMラジオモード案内画面に変わる。
【0232】
一方、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「FM」の文字と「▲」のシンボルマークとが視認される操作ボタン15bを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からFMラジオモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたFM放送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUTO PRESET」、「受信周波数DOWN」、並びに、「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボルマークが、AMラジオモード表示状態と同様に各操作ボタン15a〜15hに視認される、FMラジオモード表示状態となる。
【0233】
また、マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からFMラジオモード表示状態に変わると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、FMラジオモード案内画面に変わる。
【0234】
さらに、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「CD」の文字と「▲」のシンボルマークとが視認される操作ボタン15cを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からCDモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15が、「選択DISK番号DOWN」、「選択DISK番号UP」、「RPT」、「RAND」、「オーディオコントロール」、「SCAN」、「再生トラックDOWN」、並びに、「再生トラックUP」という機能を示す文字やシンボルマークが、図6に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、CDモード表示状態となる。
【0235】
また、マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からCDモード表示状態に変わると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、図16に示すCDモード案内画面に変わる。
【0236】
次に、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「MD」の文字と「▲」のシンボルマークとが視認される操作ボタン15dを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からMDモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15が、「DISP」、「(ブランク)」、「RPT」、「RAND」、「オーディオコントロール」、「SCAN」、「再生トラックDOWN」、並びに、「再生トラックUP」という機能を示す文字やシンボルマークが、図7に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、MDモード表示状態となる。
【0237】
また、マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からMDモード表示状態に変わると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、図17に示すMDモード案内画面に変わる。
【0238】
一方、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「エアコンディショナ」と「▲」とのシンボルマークが視認される操作ボタン15gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からエアコンモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15が、「OFF」、「A/C」、「AUTO」、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」という機能を示す文字やシンボルマークが、図9に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、エアコンモード表示状態となる。
【0239】
また、マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からエアコンモード表示状態に変わると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、図19に示すエアコンモード案内画面に変わる。
【0240】
尚、操作ボタン15a〜15dの押圧操作によりマルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T1が経過するよりも前にボリュームツマミ25を操作すると、AMラジオやFMラジオの音量、或は、CDやMDの再生音量が、ボリュームツマミ25の操作量に応じて調整される。
【0241】
また、操作ボタン15gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態からエアコンモード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T1が経過するよりも前に温度設定ツマミ27を操作すると、エアコン70の目標温度の値が、温度設定ツマミ27の操作量に応じて調整され、これに伴って、図20に示すように、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、変更された目標温度を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0242】
そして、操作ボタン15a〜15d,15gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、MD、並びに、エアコンの各モード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T1が経過するまでの間に、各操作ボタン15a〜15hやボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27を何も操作しないと、マルチスイッチ部15が自動的にデフォルトモード表示状態に戻り、また、これに連動して、センターディスプレイ29の表示も自動的にデフォルトモード案内画面に戻る。
【0243】
以上は、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「▲」のシンボルマークが視認される操作ボタン15a〜15d,15gを押圧操作した場合の動作であるが、「▲」のシンボルマークが視認されない操作ボタン15e,15f,15hを操作した場合に動作は、次のようになる。
【0244】
まず、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はデフォルトモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15eの部分の視認状態が、今までデフォッガがOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今までデフォッガがONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0245】
また、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、図23に示す、デフォッガのシンボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0246】
次に、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はデフォルトモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15fの部分の視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータがOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィンドヒータがONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0247】
また、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0248】
続いて、デフォルトモード表示状態において、「交通情報」のシンボルマークが視認される操作ボタン15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はデフォルトモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15fの部分の視認状態が、今まで交通情報がOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで交通情報がONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0249】
また、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において操作ボタン15hを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルトモード案内画面から、交通情報のシンボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0250】
次に、マルチスイッチ部15のAMラジオモード表示状態やFMラジオモード表示状態において、プリセットされたAM放送局の局名やFM放送局の局名が視認される操作ボタン15a〜15dを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示はAMラジオモード案内画面やFMラジオモード案内画面のまま変わらないものの、操作ボタン15a〜15dの部分の視認状態が、今まで白色通常表示であったならば網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない操作ボタン15a〜15dの部分の視認状態が、今まで網掛反転表示であったならば白色通常表示に変わるように、液晶ディスプレイ15jの表示が変化する。
【0251】
また、マルチスイッチ部15のAMラジオモード表示状態やFMラジオモード表示状態において、「AUTO PRESET」の文字が視認される操作ボタン15fを押圧操作すると、オートプリセット動作が実行され、その間、液晶ディスプレイ15jの表示はAMラジオモード画面やFMラジオモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29の表示が、AMラジオモード案内画面やFMラジオモード案内画面から、「AUTO PRESET」の文字のみの強調表示に変わり、オートプリセット動作の終了に伴って、センターディスプレイ29の表示が元のAMラジオモード案内画面やFMラジオモード案内画面に戻る。
【0252】
さらに、マルチスイッチ部15のAMラジオモード表示状態やFMラジオモード表示状態において、「受信周波数DOWN」や「受信周波数UP」の文字が視認される操作ボタン15g,15hを押圧操作すると、受信周波数のマニュアル変更動作が実行され、その間、液晶ディスプレイ15jの表示はAMラジオモード画面やFMラジオモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29の表示のうち受信周波数の表示部分が、その変更に伴って変化する。
【0253】
次に、マルチスイッチ部15のCDモード表示状態やMDモード表示状態において、「RPT」、[RAND」、及び、「SCAN」の文字が視認される操作ボタン15c,15d,15fを押圧操作すると、センターディスプレイ29のCDモード案内画面やMDモード案内画面の内容が、「RPT」、[RAND」、及び、「SCAN」の機能のON/OFF切換に応じて変化する。
【0254】
これと共に、操作ボタン15c,15d,15fの部分の視認状態が、今まで白色通常表示であったならば網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない操作ボタン15c,15d,15fの部分の視認状態が、今まで網掛反転表示であったならば白色通常表示に変わるように、液晶ディスプレイ15jの表示が変化する。
【0255】
また、マルチスイッチ部15のCDモード表示状態やMDモード表示状態において、「再生トラックDOWN」及び「再生トラックUP」のシンボルマークと選択トラック番号の文字とが視認される操作ボタン15g,15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はCDモード画面やMDモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29のCDモード案内画面やMDモード案内画面の内容が、再生トラックとして選択されたトラック番号の変更に応じて変化する。
【0256】
次に、マルチスイッチ部15のCDモード表示状態において、「選択DISK番号DOWN」及び「選択DISK番号UP」のシンボルマークと選択DISK番号の文字とが視認される操作ボタン15a,15bを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はCDモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29のCDモード案内画面の内容が、再生するDISKとして選択されたDISK番号の変更に応じて変化する。
【0257】
続いて、マルチスイッチ部15のMDモード表示状態において、「DISP」の文字が視認される操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はMDモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29の表示が、MDモード案内画面から、図18に示すように、現在再生されているMDに記録されているDISKタイトルや曲名を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のMDモード案内画面に戻る。
【0258】
次に、マルチスイッチ部15のAM、FM、CD、並びに、MDの各モード表示状態において、「AUDIO CONT.」の文字と「▲」のシンボルマークとが視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がAMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード画面からオーディオコントロールモード画面に変わる。
【0259】
その結果、マルチスイッチ部15がオーディオコントロールモード表示状態となって、図8に示すように、「REAR」、「FRONT」、「LEFT」、「RIGHT」、「BASS弱」、「BASS強」、「TREBLE弱」、並びに、「TREBLE強」という機能を示す文字やシンボルマークが各操作ボタン15a〜15hに視認されるようになる。
【0260】
そして、操作ボタン15eの押圧操作によりマルチスイッチ部15がAM、FM、CD、並びに、MDの各モード表示状態からオーディオコントロールモード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T3が経過するよりも前に、操作ボタン15a〜15hのいずれかを操作すると、操作ボタン15a〜15hの操作量に応じて音量バランスや音質バランスが調整される。
【0261】
また、マルチスイッチ部15のオーディオコントロールモード表示状態において、操作ボタン15a〜15hのいずれかを操作すると、これに連動して、センターディスプレイ29の表示が、AM、FM、CD、並びに、MDの各モード案内画面から、「AUTO PRESET」の文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のAM、FM、CD、並びに、MDの各モード案内画面に戻る。
【0262】
そして、操作ボタン15a〜15d,15gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がAMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード表示状態からオーディオコントロールモード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T3が経過するまでの間に、各操作ボタン15a〜15hを何も操作しないと、マルチスイッチ部15が自動的にAMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード表示状態に戻り、また、これに連動して、センターディスプレイ29の表示も自動的にAM、FM、CD、並びに、MDの各モード案内画面に戻る。
【0263】
次に、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において、「OFF」、「A/C」、「AUTO」の文字が視認される操作ボタン15a〜15cを押圧操作すると、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の内容が、「A/C」及び「AUTO」の機能のON/OFF切換に応じて変化する。
【0264】
これと共に、操作ボタン15a〜15cの部分の視認状態が、今まで白色通常表示であったならば網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない操作ボタン15a〜15cの部分の視認状態が、今まで網掛反転表示であったならば白色通常表示に変わるように、液晶ディスプレイ15jの表示が変化する。
【0265】
また、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において、「エア循環モード」、「送風モード」、及び、「送風レベル」の文字が視認される操作ボタン15d,15g,15hを押圧操作すると、操作ボタン15d,15g,15hの操作内容に応じて「エア循環モード」、「送風モード」、及び、「送風レベル」の設定が変更され、液晶ディスプレイ15jの表示はエアコンモード画面のまま変わらないものの、センターディスプレイ29のエアコンモード案内画面の内容が、変更後の「エア循環モード」、「送風モード」、及び、「送風レベル」の内容に変化する。
【0266】
尚、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、デフォルトモード表示状態の場合と同様に、液晶ディスプレイ15jの表示はエアコンモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15eの部分の視認状態が、今までデフォッガがOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今までデフォッガがONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0267】
また、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモード案内画面から、図23に示す、デフォッガのシンボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモード案内画面に戻る。
【0268】
同じく、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧操作すると、デフォルトモード表示状態の場合と同様に、液晶ディスプレイ15jの表示はエアコンモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15fの部分の視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータがOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィンドヒータがONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0269】
また、マルチスイッチ部15のエアコンモード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作すると、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモード案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモード案内画面に戻る。
【0270】
このように第1実施形態のスイッチ装置30によれば、液晶ディスプレイ15jに表示させるモード画面を変化させることにより、マルチスイッチ部15の操作ボタン15a〜15hに結像される文字やシンボルマークを変更させ、これにより、各操作ボタン15a〜15hに割り当てる機能を切り換えることで、センターコンソール5に配置されるCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70の動作内容を、操作ボタン15a〜15hを共用して選択、設定できるようにするに当たり、液晶ディスプレイ15jに表示させたデフォルト画面により操作ボタン15a〜15hに機器選択用の文字やシンボルマークを結像させることにより、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70のうちいずれについて動作内容の選択、設定を行うのかも、操作ボタン15a〜15hを共用して選択できるようにした。
【0271】
このため、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70の動作内容の選択、設定を、相互に切り換えつつ共通の操作ボタン15a〜15hにより行えるようにするだけでなく、動作内容を選択、設定する対象がCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70のいずれかであるかの指定についても、専用の操作ボタンを増やすことなく既存の操作ボタン15a〜15hを用いて行えるようにして、操作ボタンのより一層の多機能化と、それによる操作ボタンの占有スペースの低減化とを、同時に図ることができる。
【0272】
尚、動作内容の選択、設定対象機器を指定するために用いる際に操作ボタン15a〜15d,15gに結像させる文字やシンボルマークに加えて、次に、動作内容を選択、設定するための文字やシンボルマークが操作ボタン15a〜15hに結像されることを予告するための「▲」や「▼」のシンボルマークを、それらの操作ボタン15a〜15d,15gに結像させるための構成は、省略してもよい。
【0273】
しかし、この構成を設ければ、選択、設定可能な動作内容を具体的に知らなくても、まずは対象機器を指定すれば、次に、その対象機器の具体的な動作の選択、設定の選択肢を操作ボタン15a〜15hに視認される文字やシンボルマークで選定することができるようになるので、有利である。
【0274】
また、第1実施形態では、操作ボタン15a〜15hに、機器又は機能選択、設定のための文字やシンボルマークのみを結像させる場合について説明したが、例えば、液晶ディスプレイ15jにMDモード画面が表示されている際の操作ボタン15bのように、結像させるべき像がなくてブランク状態となった余剰の操作ボタン部分を利用して、文字やシンボルマークが結像されている他の操作ボタンの操作に関連する予備情報を表示させるように構成してもよい。
【0275】
さらに、第1実施形態では、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード画面が表示されている状態でボリュームツマミ25や温度設定ツマミ27が操作されると、液晶ディスプレイ15jの表示が強制的にAM、FM、CD、MD、並びに、エアコンの各モード画面に切り換わり、マルチスイッチ部15がAMラジオ、FMラジオ、CD、MD、並びに、エアコンモードの各表示状態に変わって、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70のいずれかについての動作内容の選択、設定を行う状態に移行するものとしたが、そのための構成は省略してもよい。
【0276】
しかし、この構成を設ければ、例えば、マルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態において、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チューナ60に対してしか操作が有効でないボリュームツマミ25を操作した場合を例に取ると、操作が有効でないエアコン70のシンボルマークを選択肢として操作ボタン15gに結像、表示させているからといって、ボリュームツマミ25の操作を無効とせず、むしろ、その操作が有効となるAMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各表示状態にマルチスイッチ部15を移行させて、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チューナ60に対する音量調整に関連する操作を引き続き行わせることができるので、有利である。
【0277】
また、第1実施形態では、多重バスラインBLを介してCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70から収集した機器及び機能認識情報を基に、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モード画面の内容を決定する構成としたが、そのような構成を省略して、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モード画面の内容は予め決定してメモリに格納させておいてもよい。
【0278】
しかし、上述したように多重バスラインBLを介してCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70から機器及び機能認識情報を収集して各モード画面の内容を決定する構成とすれば、スイッチ装置30を多重バスラインBLに接続するだけで、自動車の種類によって搭載されている電装品の内容や機種に相違があっても、その相違に対応した内容でモード画面を設定することができるので、有利である。
【0279】
さらに、上述した構成に代えて、外部端末を用いて、或は、モード切換後の操作ボタン15a〜15hやボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27等の操作により、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モード画面の内容を任意に設定可能としてもよく、そのように構成すれば、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70の動作内容の選択、設定メニューを、ユーザの使い勝手等に合わせて任意に構築できるので、これまた有利である。
【0280】
次に、本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置の具体的構成について説明する。
【0281】
図39は本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図であり、図39に示すように、第2実施形態のコンビネーションパネル13Aは、マルチスイッチ部15Aの8つの操作ボタン15a〜15hが、左右2列に4つずつ振り分けて配置されている点において、図4に示す第1実施形態のコンビネーションパネル13とは構成が異なっている。
【0282】
また、第2実施形態のコンビネーションパネル13Aは、左側の4つの操作ボタン15a〜15dの下方にオーディオ用のボリュームツマミ25が配置され、右側の4つの操作ボタン15e〜15hの下方にエアコン用の温度設定ツマミ27が配置されて、この温度設定ツマミ27が環状に形成されていて、温度設定ツマミ27の内側に座席設定ボタン28が配置されている点において、図4に示す第1実施形態のコンビネーションパネル13とは構成が異なっている。
【0283】
尚、第2実施形態のコンビネーションパネル13Aにおいても、図4中に示した、操作ボタン15a〜15hの押圧操作検出用のリミットスイッチ16a〜16hや、CDスロット17及びイジェクトボタン19、MDスロット21及びイジェクトボタン23が実際には存在するのであるが、説明及び図面の簡略化のため、図39においてはその図示を省略している。
【0284】
そして、第2実施形態のコンビネーションパネル13Aでは、マルチスイッチ部15Aの背後の液晶ディスプレイ15jによって、後述する各モード表示による表示像を、マルチスイッチ部15Aの各操作ボタン15a〜15hに、それらの正面側から視認可能に結像させるための、各種モード画面の表示が行われる。
【0285】
そして、液晶ディスプレイ15jによる各モード画面の表示によって、マルチスイッチ部15Aにおいて行われる表示は、図39に示すデフォルトモード表示の他、AM/FMラジオモード表示、TVモード表示、CD及びMDを統合したディスクモード表示、カセットモード表示、プリセット操作モード表示、プリセット選局モード表示、エアコンモード表示、並びに、室温調節モード表示等がある。
【0286】
このうち、図39のデフォルトモード表示では、左側の4つの操作ボタン15a〜15dに、「TV」、「DISK」、「TAPE」、「AM/FM」という選択対象の各機器を示す文字が各々視認され、右側の4つの操作ボタン15e〜15hに、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「エアコンディショナ」、並びに、「交通情報」という各機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画面の表示が行われる。
【0287】
尚、マルチスイッチ部15Aにおけるデフォルトモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画面の表示は、右側の4つの操作ボタン15e〜15hのうち操作ボタン15gを除く他の3つの操作ボタン15e,15f,15hにおいて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示として視認され、OFFされている機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0288】
次に、前記AM/FMラジオモード表示では、図40にスイッチ装置の要部正面図で示すように、右側の4つの操作ボタン15e〜15hに、図39のデフォルトモード表示と同様に、「TV」、「DISK」、「TAPE」、「AM/FM」という選択対象の各機器を示す文字が各々視認され、かつ、操作ボタン15eにはプリセットされたチャンネルのうち現在選局されているチャンネルのプリセット番号が、操作ボタン15fには「CD」及び「MD」のうち選択されている方の機器を示す文字が、操作ボタン15gにはカセットテープの「A」面「B」面のうち再生面を示す文字が、操作ボタン15hには「AM」及び「FM」のうち選択されている方の機器を示す文字が、上述した文字と共に各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAM/FMラジオモード画面の表示が行われる。
【0289】
また、AM/FMラジオモード表示では、左側の4つの操作ボタン15a〜15dに、「PRESET」、「−」と矢印、「+」と矢印、「プリセット操作」の各文字やキャラクタが各々視認され、かつ、操作ボタン15b,15cに跨って、「AM」及び「FM」のうち選択されている方の受信周波数とが視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAM/FMラジオモード画面の表示が行われる。
【0290】
次に、前記TVモード表示では、図示を省略するものの、図40のAM/FMラジオモード画面の表示内容において、「AM」及び「FM」のうち選択されている方の受信周波数に代えて、現在選局されているチャンネルの番号が、操作ボタン15b,15cに跨って、操作ボタン15bの「−」とその矢印のキャラクタや、操作ボタン15cの「+」とその矢印のキャラクタと共に視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるTVモード画面の表示が行われる。
【0291】
次に、前記ディスクモード表示では、図示を省略するものの、図40のAM/FMラジオモード画面の表示内容において、「AM」及び「FM」のうち選択されている方の受信周波数に代えて、「CD」又は「MD」のうち選択された方の再生中のトラック番号や曲毎の再生時間が、操作ボタン15b,15cに跨って、操作ボタン15bの「−」とその矢印のキャラクタや、操作ボタン15cの「+」とその矢印のキャラクタと共に視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるディスクモード画面の表示が行われる。
【0292】
次に、前記カセットモード表示では、図示を省略するものの、図40のAM/FMラジオモード画面の表示内容において、「PRESET」の文字に代えて、巻き戻しを示す「<<」のキャラクタが操作ボタン15aに視認されると共に、「プリセット操作」の文字に代えて、早送りを示す「>>」のキャラクタが操作ボタン15dに視認され、かつ、「AM」及び「FM」のうち選択されている方の受信周波数に代えて、カセットデッキの動作状態を示す「PLAY」や「FF」、「REW」、「SKIP」等の文字が、操作ボタン15b,15cに跨って、操作ボタン15bの矢印のキャラクタや、操作ボタン15cの矢印のキャラクタと共に視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるカセットモード画面の表示が行われる。
【0293】
尚、液晶ディスプレイ15jによるカセットモード画面においては、操作ボタン15bの「−」の文字や操作ボタン15cの「+」の文字の表示は省略される。
【0294】
また、マルチスイッチ部15AにおけるAM/FMラジオモード表示やTVモード表示、ディスクモード表示、並びに、カセットモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるAM/FMラジオ画面やTVモード画面、ディスクモード画面、並びに、カセットモード画面の表示は、例えば図40に示すように、左側の2つの操作ボタン15b,15cの部分や、右側の4つのうち現在選択されてい機器に対応する操作ボタン15e〜15hの部分において、文字及びキャラクタが網掛反転表示として視認され、他の操作ボタン15a〜15hの部分において、文字及びキャラクタが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0295】
次に、前記プリセット操作モード表示では、図41に説明図で示すように、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに、「1」〜「6」のプリセット番号と、各プリセット番号に対応するプリセットされた受信周波数や選局チャンネルとが各々視認され、かつ、操作ボタン15dに「戻る」の文字が、操作ボタン15hに「AUTO PRESET」の文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるプリセット操作モード画面の表示が行われる。
【0296】
次に、前記プリセット選局モード表示では、図示を省略するものの、図41のプリセット操作モード画面の表示内容において、「AUTO PRESET」の文字の表示を省略し、操作ボタン15hがブランク状態と視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるプリセット選局モード画面の表示が行われる。
【0297】
次に、前記エアコンモード表示では、図42にスイッチ装置の要部正面図で示すように、左側の4つの操作ボタン15a〜15dのうち一番左側の操作ボタン15aに、「OFF」という状態を示す文字が視認されると共に、中央2つの操作ボタン15b,15cに、「A/C(マニュアル)」及び「AUTO」という各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示が行われる。
【0298】
これに加えて、マルチスイッチ部15Aにおけるエアコンモード表示では、左側の4つの操作ボタン15a〜15dのうち一番右側の操作ボタン15dと、右側の4つの操作ボタン15e〜15hに、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」の各機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示が行われる。
【0299】
尚、マルチスイッチ部15Aにおけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、左側の2つの操作ボタン15b,15cや右側の2つの操作ボタン15e,15fにおいて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示として視認され、ONされていない機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認されるように行われる。
【0300】
また、第1実施形態のコンビネーションパネル13のマルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際と同様に、マルチスイッチ部15Aにおけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、「送風モード」の設定が変わる度に、操作ボタン15dにおいて視認される「エア循環モード」の機能を示すシンボルマークが、図10に示すように、「循環」と「換気」との各シンボルマーク間で交互に変化し、「送風モード」の設定が変わる度に、操作ボタン15gにおいて視認される「送風モード」の機能を示すシンボルマークが、図11に示すように、「送風なし」、「頭部のみ」、「頭部及び足部」、「足部のみ」、「足部のみ(デフォッガ込み)」、「頭部及び足部(デフォッガ込み)」、並びに、「送風なし」、…の順に変化するように行われる。
【0301】
さらに、第1実施形態のコンビネーションパネル13のマルチスイッチ部15におけるエアコンモード表示の際と同様に、マルチスイッチ部15Aにおけるエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示は、「送風レベル」の設定が変わる度に、操作ボタン15hにおいて視認される「送風レベル」の機能を示すシンボルマークが、図12に示すように、「送風量=0」から「送風量=5(最大)」まで順に変化するように行われる。
【0302】
次に、前記室温調節モード表示では、図43にスイッチ装置の要部正面図で示し、かつ、図44(a)及び図45(a)に説明図で示すように、図40中の操作ボタン15aにおける「PRESET」の文字に代えて、「運転席」、「連動」(運転席+助手席)、「助手席」のうち選択された温度調節エリアを示す文字が操作ボタン15aにおいて視認され、かつ、操作ボタン15b〜15dにおける各文字やキャラクタに代えて、現在設定されている温度を示す文字が操作ボタン15b〜15dにおいて視認されるように、液晶ディスプレイ15jによる室温調節モード画面の表示が行われる。
【0303】
尚、マルチスイッチ部15Aにおける室温調節モード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる室温調節モード画面の表示は、室温調節エリアの選択が変わる度に、操作ボタン15aにおいて視認される選択された温度調節エリアを示す文字が、図43に示す「運転席」、図44(a)に示す「連動」、図45(a)に示す「助手席」、並びに、図43に示す「運転席」、…の順に変化するように行われる。
【0304】
前記座席設定ボタン28は、前記マルチスイッチ部15Aと共に本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置を構成するもので、座席設定ボタン28の背後に配置された図39中不図示の液晶ディスプレイ15kによる表示像の像光が直接背後から照射された際に、座席設定ボタン28の背面に各々結像された表示像部分を正面側から視認できるように、透光性を有する部材により形成されている。
【0305】
尚、液晶ディスプレイ15kは、座席設定ボタン28の背後に配置されたものに限らず、例えば、センターコンソール5内の任意の箇所に配置されたものであってもよく、その場合には、液晶ディスプレイ15kによる表示像の像光を、導光手段(図示せず)を用いて座席設定ボタン28の背後に導けばよいことになる。
【0306】
また、座席設定ボタン28の背後には、この座席設定ボタン28の押圧操作を検出するリミットスイッチ16j(図39中図示せず)が、液晶ディスプレイ15kからの像光と緩衝しないように配置されている。
【0307】
そして、液晶ディスプレイ15kによる表示は、操作ボタン15aにおける表示と同様に、室温調節エリアの選択が変わる度に、座席設定ボタン28において視認される文字が、図43(b)に示す「運転席」、図44(b)に示す「連動」、図45(b)に示す「助手席」、並びに、図43(b)に示す「運転席」、…の順に変化するように行われる。
【0308】
次に、第2実施形態に係るスイッチ装置の電気的な概略構成を、具体的に説明する。
【0309】
第2実施形態のスイッチ装置30Aは、図46に電気的な概略構成のブロック図で示すように、上述した液晶ディスプレイ15j,15kの表示を制御するマイコン33を有している。
【0310】
前記マイコン33は、CPU33aと、RAM33bと、ROM33cとで構成されており、このうち、CPU33aには、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、AM/FMチューナ60、TVチューナ65、エアコン70、並びに、カセットプレーヤ80が各々接続されていると共に、リミットスイッチ16a〜16j、液晶ディスプレイ15j,15k、ボリュームツマミ25の回転操作に応じて出力が変化するボリュームスイッチ25a、並びに、温度設定ツマミ27の回転操作に応じて出力が変化する温度設定スイッチ27aが各々接続されている。
【0311】
また、前記RAM33bには、データエリア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられていて、このうちワークエリアには、各種フラグやバッファのために用いるエリア等が設けられており、前記ROM33cには、CPU33aに各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格納されている。
【0312】
次に、前記ROM33cに格納された制御プログラムに従いCPU33aが行う処理を、図47乃至図57のフローチャートを参照して説明する。
【0313】
不図示のアクセサリスイッチのONにより、自動車に搭載された不図示のバッテリ等からの給電を受けてマイコン33が起動しプログラムがスタートすると、CPU33aは、図47に示すように、まず、RAM33bの各種フラグエリアのフラグを「0」に設定する等の初期設定を行う(ステップSA1)。
【0314】
ステップSA1の初期設定が済んだならば、次に、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード画面を表示させるデフォルト処理を行い(ステップSA3)、次に、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA5)。
【0315】
各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合は(ステップSA5でN)、後述するステップSA35に進み、操作された場合は(ステップSA5でY)、操作されたのがTVチューナ65の選択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステップSA7)、操作ボタン15aである場合は(ステップSA7でY)、RAM31bのTVフラグエリアのフラグFA1を「1」に設定すると共に、RAM31bのディスクフラグエリアのフラグFA3、カセットフラグエリアのフラグFA5、及び、ラジオフラグエリアのフラグFA7をいずれも「0」に設定した後(ステップSA9)、後述するステップSA49に進む。
【0316】
一方、ステップSA7において操作されたのが操作ボタン15aでない場合(N)は、操作されたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択機能を割り当てた操作ボタン15bであるか否かを確認し(ステップSA11)、操作ボタン15bである場合は(ステップSA11でY)、ディスクフラグFA3を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、カセットフラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定した後(ステップSA13)、後述するステップSA77に進み、操作されたのが操作ボタン15bでない場合は(ステップSA11でN)、操作されたのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操作ボタン15cであるか否かを確認する(ステップSA15)。
【0317】
操作ボタン15cである場合は(ステップSA15でY)、カセットフラグFA5を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA3、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定した後(ステップSA17)、後述するステップSA107に進み、操作ボタン15cでない場合は(ステップSA15でN)、図48に示すように、操作されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認する(ステップSA19)。
【0318】
操作ボタン15dである場合は(ステップSA19でY)、ラジオフラグFA7を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA3、及び、カセットフラグFA5をいずれも「0」に設定した後(ステップSA21)、後述するステップSA137に進み、操作ボタン15dでない場合は(ステップSA19でN)、操作されたのがデフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認する(ステップSA23)。
【0319】
操作されたのが操作ボタン15eである場合は(ステップSA23でY)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステップSA25)、ステップSA5にリターンし、操作ボタン15eでない場合は(ステップSA23でN)、熱線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認する(ステップSA27)。
【0320】
操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップSA27でY)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステップSA29)、ステップSA5にリターンし、操作ボタン15fでない場合は(ステップSA27でN)、操作されたのがエアコン70の選択機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認する(ステップSA31)。
【0321】
操作されたのが操作ボタン15gでない場合は(ステップSA31でN)、液晶ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン15hに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステップSA33)、ステップSA5にリターンし、操作ボタン15gである場合は(ステップSA31でY)、後述するステップSA239に進む。
【0322】
また、ステップSA5において各操作ボタン15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進むステップSA35では、図47に示すように、ボリュームスイッチ25aの出力を基にボリュームツマミ25が回転操作されたか否かを確認し、回転操作された場合は(ステップSA35でY)、後述するステップSA41に進み、回転操作されていない場合は(ステップSA35でN)、温度設定スイッチ27aの出力を基に温度設定ツマミ27が回転操作されたか否かを確認する(ステップSA37)。
【0323】
温度設定ツマミ27が回転操作された場合は(ステップSA37でY)、後述するステップSA289に進み、回転操作されていない場合は(ステップSA37でN)、リミットスイッチ16jの出力を基に、座席設定ボタン28が操作されたか否かを確認する(ステップSA39)。
【0324】
座席設定ボタン28が操作された場合は(ステップSA39でY)、後述するステップSA295に進み、操作されていない場合は(ステップSA39でN)、ステップSA5にリターンする。
【0325】
また、ステップSA39においてボリュームツマミ25が回転操作された場合(Y)に進むステップSA41では、図49に示すように、TVフラグFA1が「0」であるか否かを確認し、「0」でない場合は(ステップSA41でN)、ステップSA47に進み、「0」である場合は(ステップSA41でY)、ディスクフラグFA3が「0」であるか否かを確認する(ステップSA43)。
【0326】
FMフラグFA3が「0」でない場合は(ステップSA43でN)、ステップSA77に進み、「0」である場合は(ステップSA43でY)、カセットフラグFA5が「0」であるか否かを確認し(ステップSA45)、「0」でない場合は(ステップSA45でN)、ステップSA107に進み、「0」である場合は(ステップSA45でY)、ステップSA137に進む。
【0327】
ステップSA9においてTVフラグFA1を「1」に設定すると共に、ディスクフラグFA3、カセットフラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定した後と、ステップSA41においてTVフラグFA1が「0」でない場合(N)とに各々進むステップSA47では、図50に示すように、液晶ディスプレイ15jにTVモード画面を表示させるTVモード表示処理を行う。
【0328】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA49)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA51)。
【0329】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA51でY)、後述するステップSA57に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA51でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA53)。
【0330】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA53でN)、ステップSA51にリターンし、達した場合は(ステップSA53でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復帰処理を行った後(ステップSA55)、ステップSA3にリターンする。
【0331】
ステップSA51において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA57では、操作されたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し、操作ボタン15fである場合は(ステップSA57でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA59)、続いて、ディスクフラグFA3を「1」に設定すると共にTVフラグFA1を「0」に設定した後(ステップSA61)、ステップSA77に進む。
【0332】
一方、ステップSA57において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作されたのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップSA63)、操作ボタン15gである場合は(ステップSA63でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA65)、続いて、カセットフラグFA5を「1」に設定すると共にTVフラグFA1を「0」に設定した後(ステップSA67)、ステップSA107に進む。
【0333】
さらに、ステップSA63において操作されたのが操作ボタン15gでない場合(N)は、操作されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップSA69)、操作ボタン15hである場合は(ステップSA69でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA71)、続いて、ラジオフラグFA7を「1」に設定すると共にTVフラグFA1を「0」に設定した後(ステップSA73)、ステップSA137に進む。
【0334】
一方、ステップSA69において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミットスイッチ16a〜16eの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15eのいずれが操作されたかの結果によって、その操作された操作ボタン15a〜15eに対応した処理を行った後(ステップSA75)、ステップSA51にリターンする。
【0335】
ステップSA13においてディスクフラグFA3を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、カセットフラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定した後と、ステップSA43においてディスクフラグFA3が「0」でない場合(N)とに各々進むステップSA77では、図51に示すように、液晶ディスプレイ15jにディスクモード画面を表示させるディスクモード表示処理を行う。
【0336】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA79)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA81)。
【0337】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA81でY)、後述するステップSA87に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA81でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA83)。
【0338】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA83でN)、ステップSA81にリターンし、達した場合は(ステップSA83でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復帰処理を行った後(ステップSA85)、ステップSA3にリターンする。
【0339】
ステップSA81において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA87では、操作されたのがTVチューナ65の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA87でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA89)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定すると共にディスクフラグFA3を「0」に設定した後(ステップSA91)、ステップSA47にリターンする。
【0340】
一方、ステップSA87において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作されたのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップSA93)、操作ボタン15gである場合は(ステップSA93でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA95)、続いて、カセットフラグFA5を「1」に設定すると共にディスクフラグFA3を「0」に設定した後(ステップSA97)、ステップSA107に進む。
【0341】
さらに、ステップSA93において操作されたのが操作ボタン15gでない場合(N)は、操作されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップSA99)、操作ボタン15hである場合は(ステップSA99でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA101)、続いて、ラジオフラグFA7を「1」に設定すると共にディスクフラグFA3を「0」に設定した後(ステップSA103)、ステップSA137に進む。
【0342】
一方、ステップSA99において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミットスイッチ16a〜16d,16fの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15d,15fのいずれが操作されたかの結果によって、その操作された操作ボタン15a〜15d,15fに対応した処理を行った後(ステップSA105)、ステップSA81にリターンする。
【0343】
ステップSA17においてカセットフラグFA5を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA3、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定した後と、ステップSA45においてカセットフラグFA5が「0」でない場合(N)とに各々進むステップSA107では、図52に示すように、液晶ディスプレイ15jにカセットモード画面を表示させるカセットモード表示処理を行う。
【0344】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA109)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA111)。
【0345】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA111でY)、後述するステップSA117に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA111でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA113)。
【0346】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA113でN)、ステップSA111にリターンし、達した場合は(ステップSA113でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復帰処理を行った後(ステップSA115)、ステップSA3にリターンする。
【0347】
ステップSA111において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA117では、操作されたのがTVチューナ65の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA117でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA119)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定すると共にカセットフラグFA5を「0」に設定した後(ステップSA121)、ステップSA47にリターンする。
【0348】
一方、ステップSA117において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作されたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップSA123)、操作ボタン15fである場合は(ステップSA123でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA125)、続いて、ディスクフラグFA3を「1」に設定すると共にカセットフラグFA5を「0」に設定した後(ステップSA127)、ステップSA107にリターンする。
【0349】
さらに、ステップSA123において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップSA129)、操作ボタン15hである場合は(ステップSA129でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA131)、続いて、ラジオフラグFA7を「1」に設定すると共にカセットフラグFA5を「0」に設定した後(ステップSA133)、ステップSA137に進む。
【0350】
一方、ステップSA129において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミットスイッチ16a〜16d,16gの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15d,15gのいずれが操作されたかの結果によって、その操作された操作ボタン15a〜15d,15gに対応した処理を行った後(ステップSA135)、ステップSA111にリターンする。
【0351】
ステップSA21においてラジオフラグFA7を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA3、及び、カセットフラグFA5をいずれも「0」に設定した後と、ステップSA45においてカセットフラグFA5が「0」である場合(Y)とに各々進むステップSA137では、図53に示すように、液晶ディスプレイ15jにAM/FMラジオモード画面を表示させるAM/FMラジオ表示処理を行う。
【0352】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA139)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA141)。
【0353】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA141でY)、後述するステップSA147に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA141でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA143)。
【0354】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA143でN)、ステップSA141にリターンし、達した場合は(ステップSA143でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA145)、ステップSA3にリターンする。
【0355】
ステップSA141において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA147では、操作されたのがTVチューナ65の選択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA147でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA149)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定すると共にラジオフラグFA7を「0」に設定した後(ステップSA151)、ステップSA47にリターンする。
【0356】
一方、ステップSA147において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作されたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップSA153)、操作ボタン15fである場合は(ステップSA153でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA155)、続いて、ディスクフラグFA3を「1」に設定すると共にラジオフラグFA7を「0」に設定した後(ステップSA157)、ステップSA107にリターンする。
【0357】
さらに、ステップSA153において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作されたのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップSA159)、操作ボタン15gである場合は(ステップSA159でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA161)、続いて、カセットフラグFA5を「1」に設定すると共にラジオフラグFA7を「0」に設定した後(ステップSA163)、ステップSA107にリターンする。
【0358】
ステップSA159において操作されたのが操作ボタン15gでない場合(N)は、操作されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップSA165)、操作ボタン15hである場合は(ステップSA165でY)、液晶ディスプレイ15jに表示させるAM/FMラジオモード画面の内容をAMとFMとのうち現在選局されている方から選局されていない方に切り換え(ステップSA167)、続いて、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA169)、ステップSA141にリターンする。
【0359】
ステップSA165において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、操作されたのが受信周波数の増減機能を割り当てた操作ボタン15b,15cであるか否かを確認し(ステップSA171)、操作ボタン15b,15cである場合は(ステップSA171でY)、操作ボタン15b,15cの操作内容に応じて液晶ディスプレイ15jに表示させるAM/FMラジオモード画面の内容を更新させ(ステップSA173)、続いて、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA175)、ステップSA141にリターンする。
【0360】
さらに、ステップSA171において操作されたのが操作ボタン15b,15cでない場合(N)は、操作されたのがプリセット局の呼び出し機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステップSA177)、操作ボタン15aである場合は(ステップSA177でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA179)、後述するステップSA183に進む。
【0361】
一方、ステップSA179において操作されたのが操作ボタン15aでない場合(N)は、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA181)、後述するステップSA207に進む。
【0362】
ステップSA179においてタイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後に進むステップSA183では、図54に示すように、液晶ディスプレイ15jにプリセット選局モード画面を表示させるプリセット選局表示処理を行う。
【0363】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA185)、その後、リミットスイッチ16a〜16gの出力を基に、各操作ボタン15a〜15gが操作されたか否かを確認する(ステップSA187)。
【0364】
各操作ボタン15a〜15gが操作された場合は(ステップSA187でY)、後述するステップSA195に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA187でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA189)。
【0365】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA189でN)、ステップSA185にリターンし、達した場合は(ステップSA189でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA191)、TVフラグFA1が「0」であるか否かを確認する(ステップSA193)。
【0366】
TVフラグFA1が「0」である場合は(ステップSA193でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でない場合は(ステップSA193でN)、ステップSA137にリターンする。
【0367】
また、ステップSA187において各操作ボタン15a〜15gが操作された場合(Y)に進むステップSA195では、操作されたのが前画面への戻り指示機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップSA195でN)、リミットスイッチ16a〜16c,16e〜16gの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gのいずれが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局モード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結像される部分が網掛反転表示となり、その他の操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結像される部分が白地となるように更新する(ステップSA197)。
【0368】
続いて、タイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA199)、その後、ステップSA187にリターンする。
【0369】
一方、ステップSA195において操作されたのが操作ボタン15dである場合(Y)は、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA203)、TVフラグFA1が「0」であるか否かを確認し(ステップSA205)、「0」である場合は(ステップSA205でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でない場合は(ステップSA205でN)、ステップSA137にリターンする。
【0370】
ステップSA181においてタイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後に進むステップSA207では、図55に示すように、液晶ディスプレイ15jにプリセット操作モード画面を表示させるプリセット操作表示処理を行う。
【0371】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA209)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA211)。
【0372】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA211でY)、後述するステップSA219に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA211でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA213)。
【0373】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA213でN)、ステップSA211にリターンし、達した場合は(ステップSA213でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA215)、TVフラグFA1が「0」であるか否かを確認する(ステップSA217)。
【0374】
TVフラグFA1が「0」である場合は(ステップSA217でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でない場合は(ステップSA217でN)、ステップSA137にリターンする。
【0375】
また、ステップSA211において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA219では、操作されたのがオートプリセット機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し、操作ボタン15hである場合は(ステップSA219でY)、オートプリセット動作を実行すると共に(ステップSA221)、液晶ディスプレイ15jの表示内容を、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結像される部分がオートプリセット動作によりプリセットされた局の周波数やチャンネルとなるように更新し(ステップSA223)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA225)、ステップSA211にリターンする。
【0376】
ステップSA219において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、操作されたのが前画面への戻り指示機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し(ステップSA227)、操作ボタン15dでない場合は(ステップSA227でN)、リミットスイッチ16a〜16c,16e〜16gの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gのいずれが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局モード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結像される部分が網掛反転表示となると共に、その部分の周波数やチャンネルが新しくプリセットされた周波数やチャンネルに変わり、かつ、その他の操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結像される部分が白地となるように更新する(ステップSA229)。
【0377】
続いて、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA231)、ステップSA211にリターンする。
【0378】
また、ステップSA227において操作されたのが操作ボタン15dである場合(N)は、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA235)、TVフラグFA1が「0」であるか否かを確認し(ステップSA237)、「0」である場合は(ステップSA237でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でない場合は(ステップSA237でN)、ステップSA137にリターンする。
【0379】
また、ステップSA31において操作されたのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステップSA239では、図56に示すように、液晶ディスプレイ15jにエアコンモード画面を表示させるエアコン表示処理を行う。
【0380】
続いて、RAM31bのタイマエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップSA243)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認する(ステップSA245)。
【0381】
各操作ボタン15a〜15hが操作された場合は(ステップSA245でY)、後述するステップSA251に進み、いずれも操作されていない場合は(ステップSA245でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認する(ステップSA247)。
【0382】
タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX に達していない場合は(ステップSA247でN)、ステップSA245にリターンし、達した場合は(ステップSA247でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA249)、ステップSA3にリターンする。
【0383】
また、ステップSA245において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップSA251では、操作されたのがエアコンOFFの設定機能を割り当てた操作ボタン15a、マニュアルエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15b、オートエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15cのいずれかであるか否かを確認し、操作ボタン15a〜15cでない場合は(ステップSA251N)、後述するステップSA257に進む。
【0384】
一方、操作されたのが操作ボタン15a〜15cである場合は(ステップSA251でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15a〜15cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に各々変わるように更新し(ステップSA253)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA255)、ステップSA245にリターンする。
【0385】
また、ステップSA251において操作されたのが操作ボタン15a〜15cでない場合(N)に進むステップSA257では、操作されたのがエア循環モードの切換機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップSA257でN)、後述するステップSA263に進む。
【0386】
一方、操作されたのが操作ボタン15dである場合は(ステップSA257でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15dに結像される部分が循環を示すシンボルマークと換気を示すシンボルマークとのうち一方から他方に各々変わるように更新し(ステップSA259)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA261)、ステップSA245にリターンする。
【0387】
また、ステップSA257において操作されたのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステップSA263では、操作されたのが送風モードの切換設定機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認し、操作ボタン15gでない場合は(ステップSA263でN)、後述するステップSA269に進む。
【0388】
一方、操作されたのが操作ボタン15gである場合は(ステップSA263でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15gに対応する送風モードの切換設定に応じて更新し(ステップSA265)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA267)、ステップSA245にリターンする。
【0389】
また、ステップSA263において操作されたのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステップSA269では、操作されたのが送風レベルの切換設定機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確認し、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA269でN)、後述するステップSA275に進む。
【0390】
一方、操作されたのが操作ボタン15hである場合は(ステップSA269でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15hに対応する送風レベルの切換設定に応じて更新し(ステップSA271)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA273)、ステップSA2457にリターンする。
【0391】
また、ステップSA269において操作されたのが操作ボタン15hでない場合(N)に進むステップSA275では、操作されたのがデフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eでない場合は(ステップSA275でN)、後述するステップSA281に進む。
【0392】
一方、操作されたのが操作ボタン15eである場合は(ステップSA275でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップSA277)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA279)、ステップSA245にリターンする。
【0393】
また、ステップSA275において操作されたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステップSA281では、操作されたのが熱線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない場合は(ステップSA281でN)、後述するステップSA287に進む。
【0394】
一方、操作されたのが操作ボタン15fである場合は(ステップSA281でY)、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステップSA283)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA285)、ステップSA245にリターンする。
【0395】
また、ステップSA281において操作されたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップSA287では、図57に示すように、温度設定スイッチ27aやリミットスイッチ16b,16cの出力を基に、温度設定ツマミ27が回転操作され、或は、操作ボタン15b,15cが操作されたか否かを確認し、温度設定ツマミ27が回転操作されておらず、かつ、操作ボタン15b,15cが操作されていない場合は(ステップSA287でN)、ステップSA295に進み、温度設定ツマミ27が回転操作され、或は、操作ボタン15b,15cが操作された場合は(ステップSA287でY)、ステップSA289に進む。
【0396】
ステップSA37において温度設定ツマミ27が回転操作された場合(Y)、及び、ステップSA287において温度設定ツマミ27が回転操作され、或は、操作ボタン15b,15cが操作された場合(Y)に各々進むステップSA289では、温度設定スイッチ27aの出力やリミットスイッチ16b,16cの出力を基に変更された目標温度の設定値を割り出し、次に、液晶ディスプレイ15jの表示内容を、操作ボタン15b〜15dに結像される部分が、割り出した目標温度の設定値に変わるように更新し(ステップSA291)、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA293)、ステップSA245にリターンする。
【0397】
一方、ステップSA39において座席設定ボタン28が操作された場合(Y)、及び、ステップSA287において温度設定ツマミ27が回転操作されておらず、かつ、操作ボタン15b,15cが操作されていない場合(N)に各々進むステップSA295では、液晶ディスプレイ15jの表示内容を、操作ボタン15aに結像される部分が、「運転席」から「連動」へ、「連動」から「助手席」へ、「助手席」から「運転席」へと順次変化するように更新すると共に、液晶ディスプレイ15kの表示内容を、座席設定ボタン28に結像される部分の網掛反転表示が、「運転席」から「連動」へ、「連動」から「助手席」へ、「助手席」から「運転席」へと順次変化するように更新し、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA297)、ステップSA245にリターンする。
【0398】
以上の説明からも明らかなように、第2実施形態では、図26のフローチャートにおけるステップSA35乃至ステップSA39、図49のフローチャートにおけるステップSA41乃至ステップSA45、図50のフローチャートにおけるステップSA47、図51のフローチャートにおけるステップSA77、図52のフローチャートにおけるステップSA107、並びに、図57のフローチャートにおけるステップSA289、ステップS291、ステップS295が、請求項中の表示変更手段33Aに対応する処理となっている。
【0399】
また、第2実施形態では、ボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27、座席設定ボタン28、マルチスイッチ部15AのTVモード表示状態やAM/Mラジオモード表示状態における、「+」,「−」の文字等が視認される操作ボタン15b,15cや、「プリセット操作」の文字が視認される操作ボタン15dが、請求項中の設定変更用操作ボタンλに相当している。
【0400】
次に、上述のように構成された第2実施形態のスイッチ装置30Aの動作(作用)について説明する。
【0401】
自動車のアクセサリスイッチをONにすると、まずは、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード画面が表示され、その結果、マルチスイッチ部15Aが、「TV」、「DISK」、「TAPE」、「AM/FM」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、並びに、「交通情報」という選択対象の各機器を示す文字やシンボルマークが、図39に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、デフォルトモード表示状態となる。
【0402】
このデフォルトモード表示状態においては、座席設定ボタン28に、「運転席」、「連動」、及び、「助手席」の文字が各々視認され、かつ、現在選択設定されている領域に対応する文字部分だけが、網掛反転表示される。
【0403】
そして、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「TV」の文字が視認される操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からTVモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15AがTVモード表示状態となる。
【0404】
また、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「DISK」の文字が視認される操作ボタン15bを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からディスクモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aがディスクモード表示状態となる。
【0405】
さらに、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「TAPE」の文字が視認される操作ボタン15cを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からカセットモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aがカセットモード表示となる。
【0406】
また、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「AM/FM」の文字が視認される操作ボタン15dを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からAM/FMラジオモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが、図40に示すAM/FMラジオモード表示状態となる。
【0407】
さらに、ボリュームツマミ25を回転操作すると、マルチスイッチ部15Aがどのモード表示状態にあっても、液晶ディスプレイ15jの表示がそのモード画面から、TVモード画面、ディスクモード画面、カセットモード画面、並びに、AM/FMラジオモード画面のうち、デフォルトモード画面に変わる前の一番最近に液晶ディスプレイ15jに表示されていた画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが、直前のモード表示状態に戻る。
【0408】
そして、マルチスイッチ部15AのTVモード表示状態やAM/FMラジオモード表示状態において、操作ボタン15b,15cの操作により受信周波数や受信局を増減させると、それに応じた現在の受信周波数や受信局が操作ボタン15b,15c上に視認され、その上で、操作ボタン15dを操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がTVモード画面やAM/FMラジオモード画面からプリセット操作モード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが、図41に示すプリセット操作モード表示状態となる。
【0409】
しかも、上述したように操作ボタン15b,15cの操作により受信周波数や受信局を増減させた上でマルチスイッチ部15Aをプリセット操作モード表示状態とし、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gのどれかを押圧操作すると、図58に説明図で示すように、押圧操作した操作ボタン15a〜15c,15e〜15g(図58では操作ボタン15f)が網掛反転表示となり、かつ、その操作ボタン15a〜15c,15e〜15g上に視認される受信周波数や受信局が、図59に説明図で示すように、直前のTVモード表示状態やAM/FMラジオモード表示状態において操作ボタン15b,15cの操作により増減された受信周波数や受信局に変わる。
【0410】
そして、その後マルチスイッチ部15Aがプリセット操作モード表示状態から元の表示モード状態に戻ると、上述した操作ボタン15a〜15c,15e〜15gの操作により新たなプリセットがなされた旨が、図60に説明図で示すように、「PRESET」の文字が視認される操作ボタン15a上に、その操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに割り当てられたプリセット番号をさらに視認させることで報知される。
【0411】
また、マルチスイッチ部15AのTVモード表示状態やAM/FMラジオモード表示状態において、操作ボタン15aを操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がTVモード画面やAM/FMラジオモード画面からプリセット選局画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aがプリセット選局モード表示状態となる。
【0412】
尚、マルチスイッチ部15Aのプリセット操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態において、「戻る」の文字が視認される操作ボタン15dを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表示画面に変わる直前のモード表示画面に戻り、その結果、マルチスイッチ部15Aが、プリセット操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態に変わる直前のモード表示状態に戻る。
【0413】
また、マルチスイッチ部15Aのプリセット操作モード表示状態において、「AUTO PRESET」の文字が視認される操作ボタン15hを押圧操作すると、オートプリセットが実行されて、操作ボタン15a〜15c,15e〜15g上に視認される受信周波数や受信局が、オートプリセットによって自動的にプリセットされた内容に変わる。
【0414】
一方、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「エアコンディショナ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からエアコンモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが、「OFF」、「A/C」、「AUTO」、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」という機能を示す文字やシンボルマークが、図42に示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、エアコンモード表示状態に変わる。
【0415】
そして、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15eを押圧操作した場合、「熱線リアウィンドヒータ」のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧操作した場合、及び、「交通情報」のシンボルマークが視認される操作ボタン15hを押圧操作した場合の、それらの操作ボタン15e,15f,15hの表示状態の変化は、第1実施形態のスイッチ装置におけるマルチスイッチ部15Aの操作ボタン15e,15f,15hの表示状態変化と同じである。
【0416】
同様に、マルチスイッチ部15Aのエアコンモード表示状態において、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」の文字が視認される操作ボタン15d〜15hを押圧操作した場合の、それらの操作ボタン15d〜15hの表示状態の変化は、第1実施形態のスイッチ装置におけるマルチスイッチ部15Aの操作ボタン15d〜15hの表示状態変化と同じである。
【0417】
また、第2実施形態のスイッチ装置30Aでは、温度設定ツマミ27や座席設定ボタン28を操作すると、マルチスイッチ部15Aがどのモード表示状態にあっても、液晶ディスプレイ15jの表示がそのモード画面から、図43に示す室温調節モード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが室温調節モード表示状態となる。
【0418】
そして、マルチスイッチ部15Aの室温調節モード表示状態において、温度設定ツマミ27を回転操作すると、その回転方向及び回転量に応じて、操作ボタン15b〜15d上に視認される設定温度の表示が増減し、また、座席設定ボタン28を押圧操作し、或は、操作ボタン15aを押圧操作すると、その押圧操作回数に応じて、操作ボタン15a上に視認される温度調節エリアを示す文字が、図43に示す「運転席」、図44(a)に示す「連動」、図45に示す「助手席」、並びに、図43に示す「運転席」、…の順に変化する。
【0419】
この操作ボタン15a上に視認される温度調節エリアを示す文字の変化と連動して、座席設定ボタン28上に視認される網掛反転表示部分も、図43(b)に示す「運転席」、図44(b)に示す「連動」、図45(b)に示す「助手席」、並びに、図43(b)に示す「運転席」、…の順に変化する。
【0420】
尚、マルチスイッチ部15Aのデフォルトモード表示以外の状態において、操作ボタン15a〜15hやボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27、座席設定ボタン28がいずれも所定時間T1max の間操作されないと、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルトモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aがデフォルトモード表示状態に戻る。
【0421】
このように構成された第2実施形態のスイッチ装置30Aによっても、第1実施形態のスイッチ装置30と同様に、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、AM/FMチューナ60、TVチューナ65、エアコン70、並びに、カセットプレーヤ80等に関する各種の機能選択操作等を、少ない操作ボタンで行えるようにして、操作ボタンのより一層の多機能化と、それによる操作ボタンの占有スペースの低減化とを、同時に図ることができる。
【0422】
しかも、第2実施形態のスイッチ装置30Aによれば、ボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27、座席設定ボタン28が操作されると、マルチスイッチ部15Aがその時点でどのモード表示状態にあっても、ボリュームツマミ25に関連するTVモード表示、ディスクモード表示、カセットモード表示、並びに、AM/FMラジオモード表示のうち、デフォルトモード表示に変わる前の一番最近のモード表示状態にマルチスイッチ部15Aが変わり、或は、温度設定ツマミ27や座席設定ボタン28に関連するエアコン70の設定温度や温度調節エリアを設定する室温調節モード表示状態マルチスイッチ部15Aが変わるので、ボリューム調整の際や、エアコン70の設定温度や温度調節エリアを設定する際の、それに応じたモード表示状態にマルチスイッチ部15Aを切り換えるための操作を省くことができる。
【0423】
尚、上述した第2実施形態では、プリセット操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態において、操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに、プリセットされた受信周波数や受信チャンネルが視認されるものとしたが、例えば、図61に説明図で示すように、操作ボタン15a〜15cには、TVモード表示やAM/FMラジオモード表示の各状態と同様に、「PRESET」の文字や受信周波数又は受信チャンネル、並びに、「+」,「−」やそれらの矢印が視認され、操作ボタン15e〜15gのみにプリセット局候補が視認されるようにしてもよい。
【0424】
その場合には、プリセット局候補が視認される操作ボタン15e〜15gが第2実施形態に比べて少なくなる分を補うために、図61に示すように、「AUTO PRESET」の文字に代えて「次ページ」の文字が操作ボタン15hに視認され、かつ、図62に説明図で示すように、操作ボタン15e〜15gに次のプリセット局候補が視認される状態においては、操作ボタン15hにおいて視認される文字が「次ページ」から「前ページ」に変わるように、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表示画面における表示内容を変更することになる。
【0425】
そして、上述したように構成する場合には、前記マイコン33のCPU33aがROM33cに格納された制御プログラムに従い行う処理のうち、図54のフローチャートに示す処理におけるステップSA195乃至ステップSA205の部分を、図63のフローチャートに示すステップSA195´乃至ステップSA205´のように変更し、かつ、図55のフローチャートに示す処理におけるステップSA219乃至ステップSA237の部分を、図64のフローチャートに示すステップSA227´乃至ステップSA237´のように変更すればよい。
【0426】
具体的には、まず、図54のフローチャートに示す処理については、次のように変更する。
【0427】
即ち、図63に示すように、ステップSA187において各操作ボタン15a〜15gが操作された場合(Y)は、操作されたのが「前ページ」と「次ページ」との相互間の切換指示機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かの確認を行い(ステップSA195´)、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA195´でN)、リミットスイッチ16e〜16gの出力を基に識別される、操作ボタン15e〜15gのいずれが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局モード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15e〜15gに結像される部分が網掛反転表示となり、その他の操作ボタン15e〜15gに結像される部分が白地となるように更新する(ステップSA197´)。
【0428】
続いて、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA199´)、ステップSA187にリターンする。
【0429】
一方、ステップSA195´において操作されたのが操作ボタン15hである場合(Y)は、操作ボタン15e〜15gにおいて視認される前のプリセット局候補が次のプリセット局候補に変わると共に、操作ボタン15hにおいて視認される「次ページ」の文字が「前ページ」の文字に変わるように、或は反対に、操作ボタン15e〜15gにおいて視認される次のプリセット局候補が前のプリセット局候補に変わると共に、操作ボタン15hにおいて視認される「前ページ」の文字が「次ページ」の文字に変わるように、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局モード画面の表示内容を更新する(ステップSA203´)。
【0430】
続いて、タイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA205´)、その後、ステップSA187にリターンする。
【0431】
次に、図55のフローチャートに示す処理については、ステップSA219の確認処理と、このステップSA219に連なるステップSA221乃至ステップSA225の処理とを省略した上で、次のように変更する。
【0432】
即ち、図64に示すように、ステップSA211において各操作ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)は、操作されたのが「前ページ」と「次ページ」との相互間の切換指示機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かの確認を行い(ステップSA227´)、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA227´でN)、リミットスイッチ16e〜16gの出力を基に識別される、操作ボタン15e〜15gのいずれが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15e〜15gに結像される部分が網掛反転表示となり、その他の操作ボタン15e〜15gに結像される部分が白地となるように更新する(ステップSA229´)。
【0433】
続いて、タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA231´)、ステップSA211にリターンする。
【0434】
一方、ステップSA227´において操作されたのが操作ボタン15hである場合(Y)は、操作ボタン15e〜15gにおいて視認される前のプリセット局候補が次のプリセット局候補に変わると共に、操作ボタン15hにおいて視認される「次ページ」の文字が「前ページ」の文字に変わるように、或は反対に、操作ボタン15e〜15gにおいて視認される次のプリセット局候補が前のプリセット局候補に変わると共に、操作ボタン15hにおいて視認される「前ページ」の文字が「次ページ」の文字に変わるように、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード画面の表示内容を更新する(ステップSA235´)。
【0435】
続いて、タイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA237´)、その後、ステップSA211にリターンする。
【0436】
これにより、マルチスイッチ部15Aのプリセット操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態においては、図61に示すように、操作ボタン15e〜15gのみにプリセット局候補が視認されると共に、操作ボタン15hに「AUTO PRESET」の文字に代えて「次ページ」の文字が視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表示画面の表示が行われる。
【0437】
そして、「次ページ」の文字が視認される操作ボタン15hを押圧操作すると、操作ボタン15e〜15gに視認されるプリセット局候補が次のプリセット局候補に変わり、かつ、操作ボタン15hに視認される文字が「次ページ」から「前ページ」に変わるように、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表示画面における表示内容が変更される。
【0438】
さらに、この状態で「前ページ」の文字が視認される操作ボタン15hを押圧操作すると、操作ボタン15e〜15gに視認されるプリセット局候補が前のプリセット局候補に戻り、かつ、操作ボタン15hに視認される文字が「前ページ」から「次ページ」に戻るように、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表示画面における表示内容が変更される。
【0439】
このように構成しても、第2実施形態のスイッチ装置30Aと同様の効果を得ることができ、その上、少ない操作ボタン15e〜15gによってそれ以上の数のプリセット局候補をマルチスイッチ部15Aに提示させて、操作ボタン15a〜15hの有効利用を図ることができる。
【0440】
尚、上述した各実施形態では、マルチスイッチ部15Aの操作ボタン15a〜15hに「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、並びに、「交通情報」の各機能を適宜割り当てるものとしたが、図65に本発明の第3実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図で示すように、コンビネーションパネル13Bのマルチスイッチ部15Bから独立してエア循環ボタン15C、デフォッガボタン15D、熱線リアウィンドヒータボタン15E、並びに、交通情報ボタン15Fを各々設け、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、並びに、「交通情報」の各機能を除く他の機能をマルチスイッチ部15Bの操作ボタン15a〜15hに切り換えて持たせるようにしてもよい。
【0441】
また、図示を省略するが、上述した各実施形態において、マイコン31,33のCPU31a,33aに光電変換素子等により車内や車外の明るさに応じた信号を出力する光センサ(図示せず)を接続し、この光センサの出力を基に、車内や車外の明るさが低い夜間時等に、マルチスイッチ部15,15A,15Bの操作ボタン15a〜15hに視認される各種の文字やキャラクタ、シンボルマーク等を、全体的に白黒反転表示させるようにしてもよい。
【0442】
そして、上述したように構成する場合には、前記マイコン31,33のCPU31a,33aがROM31c,33cに格納された制御プログラムに従い行う処理中に、割り込みルーチンを設けることになる。
【0443】
詳しくは、図66のフローチャートに示すように、不図示の光センサからの信号を基に車内や車外の明るさが所定値以上あるか否かを確認し(ステップSB1)、所定値以上ある場合は(ステップSB1でY)、液晶ディスプレイ15jによる表示を通常表示形態とした後(ステップSB3)、割り込みルーチンを終了し、所定値以上ない場合は(ステップSB1でN)、液晶ディスプレイ15jによる表示を通常とは白黒反転した反転表示形態とした後(ステップSB5)、割り込みルーチンを終了する。
【0444】
これにより、車内や車外の明るさが所定値以上ある場合は、図67に説明図で示すように、現在選択されている操作ボタン部分が網掛反転表示となり、他の部分が白地の通常表示となる通常表示形態にて、液晶ディスプレイ15jによる表示が行われ、反対に、車内や車外の明るさが所定値以上ない場合は、図68に説明図で示すように、現在選択されている操作ボタン部分が白地の通常表示となり、他の部分が網掛反転表示となる反転表示形態にて、液晶ディスプレイ15jによる表示が行われる。
【0445】
この場合、請求項中の選択手段Fは、不図示の光センサと、図66のフローチャートに示す割り込みルーチンを実行するCPU31a,33aとにより構成されることになる。
【0446】
このように構成すれば、車内や車外の明るさが変化してもマルチスイッチ部15,15A,15Bにおける各モード表示の視認性を常に良好な状態に保つことができるので、有利である。
【0447】
尚、上述した液晶ディスプレイ15jによる通常表示形態と反転表示形態との表示形態の切り換えは、上述した光センサの出力を基にしたマイコン31,33の制御によるものの他、スモールランプ(図示せず)等の点、消灯をつかさどるランプスイッチのオンオフに連動して機械的に行うものであってもよく、表示形態の切換内容も、明暗各1段階ずつとするだけでなく、段階的に複数の形態に切り換えられるものであってもよい。
【0448】
また、上述した各実施形態では、自動車のセンターコンソールに配置される機器の動作内容の選択、設定のために用いられるスイッチ装置を例に取って説明したが、本発明は、自動車内のスイッチ装置に限らず、例えば、屋内設備の集中設定器等、複数の対象機器の動作内容を共用の操作ボタンの操作により選択、設定するために用いられるスイッチ装置に、広く適用可能であることは言うまでもない。
【0449】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、対象機器の動作内容を選択するために操作される複数の操作ボタンの機能を各々表す複数のスイッチ機能表示像を表示手段に表示させ、該各スイッチ機能表示像の像光を対応する前記各操作ボタンに背後から各々照射させることで、前記各スイッチ機能表示像を、対応する前記各操作ボタンの正面側から視認できるように該各操作ボタンに各々結像させる多機能スイッチ装置であって、前記対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数混在させた初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる初期階層表示実行手段と、前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前記表示手段に表示させている間、前記各操作ボタンの操作を検出する操作ボタン操作検出手段と、前記初期階層表示実行手段が前記表示手段に表示させている前記初期階層表示画像のうち、前記操作ボタン操作検出手段が操作を検出した前記操作ボタンに結像される前記対象機器指定機能表示像を特定する表示像特定手段と、前記各操作ボタンの操作を前記操作ボタン操作検出手段が検出した際に、前記表示像特定手段が特定した前記対象機器指定機能表示像に対応する種類の前記対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段に表示させる次階層表示実行手段とを備えた多機能スイッチ装置において、前記複数の操作ボタンが、第1操作ボタン部分と、該第1操作ボタン部分を除く第2操作ボタン部分とを有しており、前記表示手段が、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか一方を、像が第1色で視認されると共に背景が第2色で視認されるように表示を行い、かつ、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか他方を、像が前記第2色で視認されると共に背景が前記第1色で視認されるように表示を行うように構成されており、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のいずれを前記一方とするかを選択する選択手段が備えられている。
【0450】
このため、対象機器の種類の指定と指定された種類の対象機器に関する動作内容の選択とを同じ操作ボタンにより行えるような機能表示を、各操作ボタンが占有するスペース上において行わせて、操作ボタンの数や機能表示に要するスペースを減らしつつ、各々の機能を十分に認識させることができる。また、操作ボタンの正面側から視認可能な像を表示手段により表示させるため、表示手段により表示する像を変えると操作ボタンの正面側から視認される像も変わるという特殊性を活用して、第1操作ボタン部分における像及び背景の表示形態と、第2操作ボタン部分における像及び背景の表示形態とを、選択手段による選択で入れ替わらせ、これにより、通常表示形態とこの通常表示形態とはネガポジ反転した反転表示形態とを選んで切り換えられるようにして、操作ボタンの周囲の状況に応じて表示形態を変えて操作ボタンの視認性を良好に保つことができる。
【0451】
また、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する対象機器指定像設定手段をさらに備え、前記初期階層表示実行手段が、前記対象機器指定像設定手段により設定された複数の前記対象機器指定機能表示像を混在させた前記初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる構成とした。
【0452】
このため、初期階層表示画像に混在させて各操作ボタンに正面側から視認できるように各々結像させ、各操作ボタンの機能として認識させる対象機器指定機能表示像を、対象機器指定像設定手段により設定することで、複数の操作ボタンにより選択可能な対象機器の種類を任意の内容に設定することができる。
【0453】
さらに、請求項3に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項2に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記対象機器指定像設定手段が、前記対象機器からの対象機器特定情報を基に、前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する構成とした。
【0454】
このため、対象機器を接続する等してその対象機器からの対象機器特定情報を受け取れるようにすることで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別途設けることなく、初期階層表示画像に混在させる対象機器指定機能表示像を容易に設定することができる。
【0455】
また、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する特定対象機器像設定手段をさらに備え、前記次階層表示実行手段が、前記特定対象機器像設定手段により設定された複数の前記特定対象機器機能表示像を混在させた前記次階層表示画像を、前記表示手段に表示させる構成とした。
【0456】
このため、次階層表示画像に混在させて各操作ボタンに正面側から視認できるように各々結像させ、各操作ボタンの機能として認識させる特定対象機器指定機能表示像を、特定対象機器像設定手段により設定することで、複数の操作ボタンにより選択可能な特定種類の対象機器の動作内容を任意の内容に設定することができる。
【0457】
さらに、請求項5に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項4に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記特定対象機器像設定手段が、前記対象機器からの動作内容情報を基に、前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する構成とした。
【0458】
このため、対象機器を接続する等してその対象機器からの動作内容情報を受け取れるようにすることで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別途設けることなく、次階層表示画像に混在させる特定対象機器機能表示像を容易に設定することができる。
【0459】
また、請求項6に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記対象機器のうち特定種類の対象機器に関してのみ操作が有効とされる特定操作ボタンと、前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前記表示手段に表示させている間、前記特定操作ボタンの操作を検出する特定操作ボタン操作検出手段とをさらに備え、前記次階層表示実行手段がさらに、前記特定操作ボタンの操作を前記特定操作ボタン操作検出手段が検出した際に、前記特定種類の対象機器に対応する前記次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段に表示させる構成とした。
【0460】
このため、対象機器指定機能表示像を正面側から視認できるように結像させていた各操作ボタンの操作によって対象機器の種類の指定が行われないまま、特定種類の対象機器に関してしか操作が有効とされない特定操作ボタンが操作されたとしても、その特定操作ボタンの操作を無にせずに、特定操作ボタンに関連する特定種類の対象機器の動作内容を選択する機能に各操作ボタンを設定することができる。
【0461】
さらに、請求項7に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5又は6に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示実行手段及び前記次階層表示実行手段のうち少なくとも一方が、前記複数の操作ボタンのうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて構成される第1ボタン領域に、該第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように前記スイッチ機能表示像を前記表示手段に表示させると共に、前記複数の操作ボタンのうち前記第1ボタン領域を除く他の操作ボタンで構成される第2ボタン領域に、該第2ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように、前記第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの機能に関連する付加情報表示像を、前記スイッチ機能表示像と同時に前記表示手段に表示させる構成とした。
【0462】
このため、初期階層表示実行手段と次階層表示実行手段とのいずれが表示手段にスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同時に表示させるとしても、機能選択に必要な数の操作ボタンにスイッチ機能表示像を正面側から視認できるように結像させると共に、機能選択に必要のない残りの操作ボタンに付加情報表示像を正面側から視認できるように結像させて、必要な数の操作ボタンを機能選択用として確保しつつ、それら機能選択用の操作ボタンに関連する付加情報を、限られたスペースの中で、たまたま余剰となった操作ボタンのスペースを利用して表示させることができる。
【0463】
また、請求項8に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初期階層表示実行手段が、前記対象機器指定機能表示像中に、該対象機器指定機能表示像に対応する前記特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告表示像を含ませた前記初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる構成とした。
【0464】
このため、初期階層表示画像が表示手段に表示されている状態において、目的の対象機器の動作内容を選択する際に、その対象機器の対象機器指定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンに、次階層予告表示像が結像されていてその次階層予告表示像が正面側から視認されるか否かによって、とりあえずその対象機器指定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンを操作しておいて、その次に操作ボタンに結像される特定対象機器機能表示像を正面側から視認して動作内容の選択を行えばよいのかどうかを、事前に判断させることができる。
【0465】
さらに、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、複数の操作ボタンと、該操作ボタンの操作により対象機器の動作内容の選択指示を行う動作選択指示部と、前記対象機器の動作に関連する設定の変更指示を行う設定変更指示部とを備える多機能スイッチ装置において、前記動作選択指示部により選択可能な前記対象機器の動作内容の複数の選択肢を、各選択肢毎に個別の前記操作ボタンの操作面上において各々視認されるように表示する表示手段と、前記設定変更指示部による前記設定の変更指示に伴って、前記操作ボタンの操作面上において、少なくとも該設定に関連する前記対象機器の動作内容の選択肢が視認されるように、前記表示手段の表示内容を変更させる表示変更手段とを備える構成とした。
【0466】
このため、操作ボタンの操作により対象機器の動作内容の選択指示を動作選択指示部で行わなくても、動作に関連する設定の変更を指示した対象機器の動作内容の選択肢が操作ボタンの操作面上において視認され、その選択肢の選択に係る操作ボタンの操作を続けて実行できるようにすることができる。
【0467】
また、請求項10に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる構成とした。
【0468】
このため、限られた操作ボタンを有効に利用して、操作ボタンの占有するスペースを削減しスイッチ装置の一層の多機能化を図ることができる。
【0469】
さらに、請求項11に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる構成とした。
【0470】
このため、操作ボタンの操作に応じて表示手段により表示される、動作選択指示部により選択可能な対象機器の動作内容に応じて、操作ボタンと設定変更用操作ボタンとのうち利用しやすいボタンを選択して操作することができる。
【0471】
また、請求項12に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる構成とした。
【0472】
このため、対象機器の動作に関連する設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる前であれば表示変更手段による表示手段の表示内容の変更を実行させず、誤った変更指示の設定内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタンの操作面上に視認される状態に移行するのを防ぐことができる。
【0473】
さらに、請求項13に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる構成とした。
【0474】
このため、対象機器の動作に関連する設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる前か、設定変更用操作ボタンを操作する前であれば、表示変更手段による表示手段の表示内容の変更を実行させず、誤った変更指示の設定内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタンの操作面上に視認される状態に移行するのを防ぐことが可能となり、その一方で、操作ボタンの操作に応じて表示手段により表示される、動作選択指示部により選択可能な対象機器の動作内容に応じて、操作ボタンと設定変更用操作ボタンとのうち利用しやすいボタンを選択して操作することができる。
【0475】
また、請求項14に記載した本発明の多機能スイッチ装置によれば、請求項9、10、11、12又は13に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記表示手段が、前記複数の操作ボタンのうち少なくとも一部の操作ボタンの前記操作面上において視認されるように前記設定をさらに表示する構成とした。
【0476】
このため、少なくとも一部の操作ボタンの操作面を視認することで、設定変更指示部によって変更指示された対象機器の動作に関連する現在の設定内容を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能スイッチ装置の基本構成図である。
【図2】本発明の多機能スイッチ装置の基本構成図である。
【図3】本発明のスイッチ装置が適用可能なセンターコンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図である。
【図5】図4の液晶ディスプレイに表示されるAMラジオモード画面の説明図である。
【図6】図4の液晶ディスプレイに表示されるCDモード画面の説明図である。
【図7】図4の液晶ディスプレイに表示されるMDモード画面の説明図である。
【図8】図4の液晶ディスプレイに表示されるオーディオコントロールモード画面の説明図である。
【図9】図4の液晶ディスプレイに表示されるエアコンモード画面の説明図である。
【図10】図9のエアコンモード画面におけるエア循環モードの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示す説明図である。
【図11】図9のエアコンモード画面における送風モードの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示す説明図である。
【図12】図9のエアコンモード画面における送風レベルの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示す説明図である。
【図13】図3のセンターディスプレイに表示されるデフォルトモード案内画面の説明図である。
【図14】図3のセンターディスプレイに表示されるAMラジオモード案内画面の説明図である。
【図15】オーディオコントロール動作の実行中に図14のAMラジオモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図16】図3のセンターディスプレイに表示されるCDモード案内画面の説明図である。
【図17】図3のセンターディスプレイに表示されるMDモード案内画面の説明図である。
【図18】曲データ表示動作の実行中に図17のMDモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図19】図3のセンターディスプレイに表示されるエアコンモード案内画面の説明図である。
【図20】目標温度の設定変更時に図19のエアコンモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図21】送風モードの設定変更時に図19のエアコンモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図22】送風レベルの設定変更時に図19のエアコンモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図23】デフォッガのON/OFF状態変更時に図13のデフォルトモード案内画面や図19のエアコンモード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図24】センターコンソールを始めとする自動車内に搭載される、特に、車内設備に関連する電装品により構成される多重通信システムの概略構成を示すブロック図である。
【図25】図4のスイッチ装置の電気的な概略構成のブロック図である。
【図26】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図27】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図28】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図29】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図30】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図31】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図32】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図33】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図34】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図35】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図36】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図37】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図38】図25のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図39】本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図である。
【図40】図39のマルチスイッチ部においてAM/FMラジオモード表示が行われている状態を示すスイッチ装置の要部正面図である。
【図41】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の説明図である。
【図42】図39のマルチスイッチ部においてエアコンモード表示が行われている状態を示すスイッチ装置の要部正面図である。
【図43】図39のマルチスイッチ部において室温調節モード表示が行われている状態を示すスイッチ装置の要部正面図である。
【図44】室温調節モード表示における温度調節エリアを示す文字の表示変化パターンを示すもので、(a)はマルチスイッチ部における表示変化パターンの説明図、(b)は座席設定ボタンにおける表示変化パターンの説明図である。
【図45】室温調節モード表示における温度調節エリアを示す文字の表示変化パターンを示すもので、(a)はマルチスイッチ部における表示変化パターンの説明図、(b)は座席設定ボタンにおける表示変化パターンの説明図である。
【図46】図39のスイッチ装置の電気的な概略構成のブロック図である。
【図47】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図48】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図49】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図50】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図51】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図52】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図53】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図54】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図55】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図56】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図57】図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示すフローチャートである。
【図58】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の説明図である。
【図59】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の説明図である。
【図60】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の説明図である。
【図61】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の他の例を示す説明図である。
【図62】図39のマルチスイッチ部によるプリセット操作モード表示状態の他の例を示す説明図である。
【図63】図62のプリセット操作モード表示状態を実現するために採用される図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理の要部を示すフローチャートである。
【図64】図62のプリセット操作モード表示状態を実現するために採用される図46のマイクロコンピュータのROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行う処理の要部を示すフローチャートである。
【図65】本発明の第3実施形態に係るスイッチ装置の要部正面図である。
【図66】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおける表示を通常表示形態と反転表示形態との間で切り換え可能とするために採用される割り込み処理を示すフローチャートである。
【図67】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおける通常表示形態での表示状態を示す説明図である。
【図68】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおける反転表示形態での表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
15j,15k 表示手段
31,33 マイクロコンピュータ
31a,33a CPU
31b,33b RAM
31c,33c ROM
31A 初期階層表示実行手段
31B 表示像特定手段
31C 次階層表示実行手段
31D 対象機器指定像設定手段
31E 特定対象機器像設定手段
33A 表示変更手段
A 対象機器
B 操作ボタン操作検出手段
C 特定操作ボタン操作検出手段
D 動作選択指示部
E 設定変更指示部
F 選択手段
α1 〜αn ,δ1 〜δn 操作ボタン
β 特定操作ボタン
λ 設定変更用操作ボタン

Claims (14)

  1. 対象機器の動作内容を選択するために操作される複数の操作ボタンの機能を各々表す複数のスイッチ機能表示像を表示手段に表示させ、該各スイッチ機能表示像の像光を対応する前記各操作ボタンに背後から各々照射させることで、前記各スイッチ機能表示像を、対応する前記各操作ボタンの正面側から視認できるように該各操作ボタンに各々結像させる多機能スイッチ装置であって、
    前記対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数混在させた初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる初期階層表示実行手段と、
    前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前記表示手段に表示させている間、前記各操作ボタンの操作を検出する操作ボタン操作検出手段と、
    前記初期階層表示実行手段が前記表示手段に表示させている前記初期階層表示画像のうち、前記操作ボタン操作検出手段が操作を検出した前記操作ボタンに結像される前記対象機器指定機能表示像を特定する表示像特定手段と、
    前記各操作ボタンの操作を前記操作ボタン操作検出手段が検出した際に、前記表示像特定手段が特定した前記対象機器指定機能表示像に対応する種類の前記対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段に表示させる次階層表示実行手段と、を備えた多機能スイッチ装置において、
    前記複数の操作ボタンが、第1操作ボタン部分と、該第1操作ボタン部分を除く第2操作ボタン部分とを有しており、
    前記表示手段が、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか一方を、像が第1色で視認されると共に背景が第2色で視認されるように表示を行い、かつ、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか他方を、像が前記第2色で視認されると共に背景が前記第1色で視認されるように表示を行うように構成されており、
    そして、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のいずれを前記一方とするかを選択する選択手段が、備えられている
    ことを特徴とする多機能スイッチ装置。
  2. 前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する対象機器指定像設定手段をさらに備え、前記初期階層表示実行手段は、前記対象機器指定像設定手段により設定された複数の前記対象機器指定機能表示像を混在させた前記初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる請求項1記載の多機能スイッチ装置。
  3. 前記対象機器指定像設定手段は、前記対象機器からの対象機器特定情報を基に、前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する請求項2記載の多機能スイッチ装置。
  4. 前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する特定対象機器像設定手段をさらに備え、前記次階層表示実行手段は、前記特定対象機器像設定手段により設定された複数の前記特定対象機器機能表示像を混在させた前記次階層表示画像を、前記表示手段に表示させる請求項1、2又は3記載の多機能スイッチ装置。
  5. 前記特定対象機器像設定手段は、前記対象機器からの動作内容情報を基に、前記次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する請求項4記載の多機能スイッチ装置。
  6. 前記対象機器のうち特定種類の対象機器に関してのみ操作が有効とされる特定操作ボタンと、前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前記表示手段に表示させている間、前記特定操作ボタンの操作を検出する特定操作ボタン操作検出手段とをさらに備え、前記次階層表示実行手段はさらに、前記特定操作ボタンの操作を前記特定操作ボタン操作検出手段が検出した際に、前記特定種類の対象機器に対応する前記次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段に表示させる請求項1、2、3、4又は5記載の多機能スイッチ装置。
  7. 前記初期階層表示実行手段及び前記次階層表示実行手段のうち少なくとも一方は、前記複数の操作ボタンのうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて構成される第1ボタン領域に、該第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように前記スイッチ機能表示像を前記表示手段に表示させると共に、前記複数の操作ボタンのうち前記第1ボタン領域を除く他の操作ボタンで構成される第2ボタン領域に、該第2ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように、前記第1ボタン領域を構成する前記操作ボタンの機能に関連する付加情報表示像を、前記スイッチ機能表示像と同時に前記表示手段に表示させる請求項1、2、3、4、5又は6記載の多機能スイッチ装置。
  8. 前記初期階層表示実行手段は、前記対象機器指定機能表示像中に、該対象機器指定機能表示像に対応する前記特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告表示像を含ませた前記初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の多機能スイッチ装置。
  9. 複数の操作ボタンと、該操作ボタンの操作により対象機器の動作内容の選択指示を行う動作選択指示部と、前記対象機器の動作に関連する設定の変更指示を行う設定変更指示部とを備える多機能スイッチ装置において、
    前記動作選択指示部により選択可能な前記対象機器の動作内容の複数の選択肢を、各選択肢毎に個別の前記操作ボタンの操作面上において各々視認されるように表示する表示手段と、
    前記設定変更指示部による前記設定の変更指示に伴って、前記操作ボタンの操作面上において、少なくとも該設定に関連する前記対象機器の動作内容の選択肢が視認されるように、前記表示手段の表示内容を変更させる表示変更手段と、
    を備えることを特徴とする多機能スイッチ装置。
  10. 前記設定変更指示部は、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  11. 前記設定変更指示部は、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  12. 前記設定変更指示部は、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  13. 前記設定変更指示部は、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  14. 前記表示手段は、前記複数の操作ボタンのうち少なくとも一部の操作ボタンの前記操作面上において視認されるように前記設定をさらに表示する請求項9、10、11、12又は13記載の多機能スイッチ装置。
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