JP2002343193A - 乗り物搭載機器用操作装置 - Google Patents

乗り物搭載機器用操作装置

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JP2002343193A
JP2002343193A JP2001148185A JP2001148185A JP2002343193A JP 2002343193 A JP2002343193 A JP 2002343193A JP 2001148185 A JP2001148185 A JP 2001148185A JP 2001148185 A JP2001148185 A JP 2001148185A JP 2002343193 A JP2002343193 A JP 2002343193A
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dial
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Kunihiko Noguchi
邦彦 野口
Atsushi Tosaka
淳 登坂
Hirohisa Meguro
裕久 目黒
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Calsonic Kansei Corp
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    • B60K35/10
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
    • H01H2025/045Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls having a rotating dial around the operating member for additional switching functions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載機器用操作装置は、走行中の振動等によ
って不安定な姿勢となった場合に誤操作を防ぐ機構は複
雑でコスト的にも高価であった。 【解決手段】 操作スイッチを、回動自在なジョグダイ
ヤルと、このジョグダイヤルの操作部位を突出させたダ
イヤルカバーと、ジョグダイヤルに隣接された車載機器
をオン/オフさせる複数の押圧スイッチから構成し、前
記ダイヤルカバーに手を当てた状態で、ジョグダイヤル
及び各押圧スイッチを操作可能にすることで、誤操作を
防ぐようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗り物、例えば
車両のAV機器、エアコン等の操作、ナビゲーション、
自動車電話、電子メールや車両情報などの車載機器等に
係る操作を一元的に行う操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から車両にはカーオーディオやエア
コン等が装備されており、最近ではテレビ、カーナビゲ
ーション装置など画像を表示する機器が搭載されるよう
になった。さらには、ハンドフリーにて通話可能な電話
器や画像表示装置等を備えることによって電子メールの
送受信をも可能になり、車両外部と情報通信を行いなが
ら運転を行うことができるようになり、車両に搭載され
る機器が多種多用になったと同時にこれらの機器の操作
も煩雑化し、必ずしもユーザの使い勝手が良いものには
なっていない。そのため、極力操作スイッチの数を減ら
し、集約化することで、ダッシュボード周辺のデザイン
をシンプルなのものにし、美観を高めながら操作性を向
上させるために様々なマルチファンクションスイッチが
開発されてきた。
【0003】例えば、特開平5−221272号公報に
開示されているジョグスティックとその周辺に押しボタ
ンスイッチを配置し、表示画面に沿って各スイッチ、ジ
ョイスティック等の操作を行う発明や、特開平7−11
4859号公報に開示されているハンドル近傍に回転操
作と押圧操作が可能なマルチスイッチを設け、表示画面
に沿って操作を行う発明が提案されてきた。
【0004】図11は特開2000−149721公報
に開示された従来の車載機器用操作装置を備えた車両の
運転席周辺を示す斜視図である。図において、100は
ダッシュボード、101は前記ダッシュボード100の
中央部に設けられたセンターコンソール、102は前記
センターコンソール101に設けられた車載機器用操作
装置、103は前記車載機器用操作装置102と共にセ
ンターコンソール101に設けられた画面表示装置、1
04は走行速度等を表示するメータ表示部、105は例
えばオーディオ機器のラジオやCDプレーヤ、エアコ
ン、カーナビゲーション装置、自動車電話器などの装置
について、夫々の装置をオン/オフする押しボタン式の
スイッチである。
【0005】図示した前記車載機器用操作装置102
は、半球状の形状をしており、前記センターコンソール
101の表面から突出するように取り付けられており、
この半球状の部位は前後左右いずれの方向にも回動自由
に係止されている。また、前記センターコンソール10
1上において、車載機器用操作装置102の上方に設け
られたスイッチ105は、運転者が手で車載機器用操作
装置102を把持した状態で指を伸ばすことで操作可能
な位置に設けられている。
【0006】次に車載機器用操作装置102の操作につ
いて説明する。運転者は、何か情報を得る場合や各装置
の詳細設定等の操作を行う場合には、スイッチ105を
指で操作して装置(オーディオ、エアコン等)の選択を
行い、この操作によって画面表示装置103に表示され
た画面に沿って各操作を行う。このとき、表示された画
面上において項目の選択や数値設定を行うには、車載機
器用操作装置102を把持して(パソコン等のマウスと
同様に)操作し、画面上に表示されたカーソル等を移動
させ、各設定/選択操作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】車載機器用操作装置1
02のように操作部位が自在に回動するものは、走行中
や不安定な姿勢では、画面表示装置103の表示画面上
で意図とは異なる操作を行うことが予測できるため、車
載機器用操作装置102では可動部位が容易に動かない
ように操作力を調整する装置を備えている。この操作力
を調整する装置は、例えばソレノイドを用いて可動部位
の動きを抑制するものであり、ソレノイドを制御する制
御手段が必要になるなど機構が複雑になり、またコスト
的にも有利ではないという課題があった。
【0008】この発明は前記のような課題を解決するた
めになされたもので、スイッチ機構の操作力を制御する
装置を必要とすることなく、稼動中においても、誤操作
を防ぎ意図通りに操作を行える乗り物搭載機器用操作装
置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗り物搭
載機器用操作装置は、操作手段を、回動自在なジョグダ
イヤルと、このジョグダイヤルの操作部位を突出させた
ダイヤルカバーと、ジョグダイヤルに隣接配置され、か
つユーザの操作により乗り物搭載機器をオン/オフさせ
る複数のスイッチとから構成したものである。
【0010】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、操作スイッチにジョグダイヤルの上面と所定の外周
側面を覆い、ユーザが回動操作するジョグダイヤル外周
側面の部位を突出させる開口部を側面に設けられ、ジョ
グダイヤル上面から突出して設けられてなる押圧スイッ
チを挿入する挿通孔を上面に設けたダイヤルカバーを備
えたものである。
【0011】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、開口部を、ダイヤルカバーの側面に左右一対設けた
ものである。
【0012】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、ダイヤルカバーにおいてジョグダイヤル上面から突
出して設けられた押圧スイッチをダイヤルカバー上面か
ら突出しないように覆い、ダイヤルカバー上面に設けら
れた押圧スイッチを挿入する挿通孔の開口部周縁に凹部
を設けたものである。
【0013】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、スイッチにおいてダイヤルカバーに手を当てた状態
で操作可能に配置したものである。
【0014】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、スイッチにおいてユーザと対面視した状態でジョグ
ダイヤルを中心にして左右対称に配置したものである。
【0015】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、スイッチをパネルスイッチで構成したものである。
【0016】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、スイッチにおいてジョグダイヤルの回動方向と回動
量を検出する検出手段と、検出手段が出力する回動方向
と回動量に応じた信号に基づいて乗り物搭載機器に制御
信号を送信し、ジョグダイヤルの回動方向と回動量に対
応させた乗り物搭載機器の設定状態及び設定に関する操
作量を画面表示装置に表示させる制御手段とを設けたも
のである。
【0017】この発明に係る乗り物搭載機器用操作装置
は、制御手段においてジョグダイヤルと複数のスイッチ
について、その配置と、各スイッチに対応させた乗り物
搭載機器を設定する機能を画面表示装置に表示させるも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は車両のダッシュボードを示す斜視
図である。図において、1は車室内前方に設けられるダ
ッシュボード、2はダッシュボード1の中央部に設けら
れ、運転席と助手席を間切るセンターコンソール、3は
センターコンソール2の表面(センタクラスタパネル)
に設けられたマルチファンクションスイッチ(操作スイ
ッチ)、4はマルチファンクションスイッチ3の上方で
あって運転者が運転姿勢を取った状態で視認可能な位置
に設けられた画面表示装置、5はスピードメータやタコ
メータ等が配置された計器パネルである。
【0019】ダッシュボード1は右ハンドル仕様のもの
を例示したもので、運転者は計器パネル5と対面する位
置に設けられた座席(不図示)に着座する。この着座位
置で運転者が運転姿勢をとった状態から左手をセンター
コンソール2へ伸ばすと、無理なく操作できる位置にマ
ルチファンクションスイッチ3が設けられている(左ハ
ンドル仕様でも同様な作用効果が得られる位置にマルチ
ファンクションスイッチ3が設けられる)。また、運転
者に限らず、助手席に着座したユーザも運転者同様に操
作できる位置にマルチファンクションスイッチ3を設け
るようにしてもよい(以下、運転者をユーザとして記載
する)。
【0020】図2は図1に示したセンターコンソール2
の表面(センタクラスタパネル)を正面視した概略図で
ある。図2において図1と同一または相当部分には同一
の符号を付してその説明を省略する。10はセンターコ
ンソール2に設けられたエアコン吹出し口、11は車室
内に複数設けられたダクトのなかからベンチレーション
を行うダクトを選択し、またエアコン装置を起動させる
エアコンスイッチである。12は車室内のベンチレーシ
ョンにおいてリアまたはフロントウインドスクリーンの
デフロス機能を設定し送風強度を調整するベンチレーシ
ョン設定スイッチ、13は交通情報/ラジオ/カセット
プレーヤ/CDプレーヤのオーディオ装置のなかから起
動させる装置を選択するオーディオ選択スイッチ、14
は前記オーディオ装置の動作を設定・調整するオーディ
オ調整スイッチである。
【0021】図3は図2のセンターコンソール2の表面
に設けられたマルチファンクションスイッチ3を示した
もので、図3(A)はマルチファンクションスイッチ3
を正面から見た概略図であり、図3(B)はマルチファ
ンクションスイッチ3を側方視し後述するダイヤルカバ
ー21について縦断面を示した概略図である。
【0022】図において、20は略円盤状の形状をして
おり、回動中心軸をマルチファンクションスイッチ3の
表面に対して法線方向となるように設けられ、回動する
際にクリック感を有して所定の位置に静止可能な機構を
備えたジョグダイヤルである。21は縦断面の形状が略
コの字をしており、マルチファンクションスイッチ3に
備えられた状態において、ジョグダイヤル20を上方か
ら覆い、また、ユーザが指で操作して回動操作するジョ
グダイヤル20外周側面の部位(及び上面の一部)を突
出させる開口部を対向する側面に2箇所設け、また、そ
の上面には、ジョグダイヤル20上面から突出させて設
けられた後述する電子メール起動スイッチ22の操作ノ
ブが挿入される挿通孔37を設け、この挿通孔37開口
部の周囲にはユーザの指が挿通孔37の奥(所定の深
さ)まで届き、指をこの挿通孔37の開口部周縁に当て
られるように凹部38を設けたダイヤルカバーである。
【0023】なお、ダイヤルカバー21に覆われたジョ
グダイヤル20は右回り、左回りともに回動自在であ
る。22はダイヤルカバー21の上面でジョグダイヤル
20の回動中心となる部位に、ジョグダイヤル20の上
面から突出し、また、ダイヤルカバー21の挿通部37
に挿入された状態でダイヤルカバー21上面から突出し
ないように設けられた電子メール起動スイッチである。
24はダイヤルカバー21下端部位に接するように設け
られた自動車電話スイッチ、25はジョグダイヤル20
の右側方に設けられオーディオ機器の出力音声を設定す
るサウンドスイッチである。
【0024】26はオプション装備の装置を起動させる
スイッチで、例えば運転席から死角となる車両後方等を
画面表示装置4に画像表示するブラインドモニタの起動
スイッチである。27はトリップメータ、カレンダー、
マルチメータ、時計、ディスプレイ(画面表示装置4の
輝度等の設定項目)について画面表示装置4に表示させ
る車両情報スイッチである。28はハザードスイッチ、
29はカーナビゲーション起動(表示)スイッチ、30
はテレビ起動(表示)スイッチである。31は画面表示
装置4に表示されている設定内容について決定を下す場
合に操作する「決定(Enter)」スイッチ、32は
画面表示装置4に前回表示されていた画面を表示させる
「戻る(Previous)」スイッチである。以上説
明した各スイッチは、ユーザの指等で押圧操作すること
でオン/オフする押圧式の機構を有する押圧スイッチで
ある。
【0025】前記ブラインドモニタ起動スイッチ26、
車両情報スイッチ27、ハザードスイッチ28、カーナ
ビゲーション起動スイッチ29、テレビ起動スイッチ3
0はマルチファンクションスイッチ3の表面上端部に前
記記載順に左端側から右端側に向けて並設される。図3
に例示したマルチファンクションスイッチ3では、ユー
ザと対面視した状態でジョグダイヤル20の回動中心と
ハザードスイッチ28が直線状にあるように配置し、ハ
ザードスイッチ28を中心にその他のスイッチを左右対
象となるように並設させている。また、「決定(Ent
er)」スイッチ31はブラインドモニタ起動スイッチ
26(及び車両情報スイッチ27)とジョグダイヤル2
0との間でジョグダイヤル20の回動中心の左上方に設
けられている。「戻る(Previous)」スイッチ
32はカーナビゲーション起動スイッチ29(及びテレ
ビ起動スイッチ30)とジョグダイヤル20との間でジ
ョグダイヤル20の回動中心の右上方に設けられてい
る。
【0026】これらのスイッチ(ブラインドモニタ起動
スイッチ26、車両情報スイッチ27、ハザードスイッ
チ28、カーナビゲーションスイッチ29、テレビ起動
スイッチ30、「決定(Enter)」スイッチ31、
「戻る(Previous)」スイッチ32、及び電子
メール起動スイッチ22、サウンドスイッチ25、自動
車電話スイッチ24)は、ユーザがダイヤルカバー21
に手を当て、安定させた状態から指を伸ばすことで操作
できる位置に設けられている。好ましくは、ユーザの操
作性を考慮し、ジョグダイヤル20を中心として各スイ
ッチを配置して、前記ハザードスイッチ28に中指が位
置するようにしてダイヤルカバー21に手を当てると前
記各スイッチを無理なく操作できるようにする。さら
に、親指と薬指等でジョグダイヤル20の操作部位を把
持して、他の指で前記各スイッチを操作できるようにし
てもよい。
【0027】また、これらのスイッチはダイヤルカバー
21に手、例えば掌等の手の一部分を当てた状態で容易
に手が触れないように配置し、スイッチの誤操作を防ぐ
必要がある。ダイヤルカバー21の上面の中央近傍に設
けられた電子メール起動スイッチ22上端部位は、ユー
ザが意図しない場合に手が触れないようダイヤルカバー
21の上面と面一、又は上面から突出しないように設け
られ、好ましくは手が触れた場合でも容易に押圧操作さ
れないようにダイヤルカバー21の上面から適量低くな
るように設けられている。
【0028】以上の説明からわかるように、ブラインド
モニタ起動スイッチ26、車両情報スイッチ27、ハザ
ードスイッチ28、カーナビゲーションスイッチ29、
テレビ起動スイッチ30、「決定(Enter)」スイ
ッチ31、「戻る(Previous)」スイッチ3
2、自動車電話スイッチ24、及びサウンドスイッチ2
5は押圧操作を行うものであれば良いので、これらのス
イッチをパネルスイッチで構成し、前記説明と同様の作
用効果を得られるようにしてもよい。
【0029】図4はマルチファンクションスイッチ3を
構成するジョグダイヤル20の操作に基づいて各車載機
器を制御する電気的な概略構成を示したブロック図であ
る。図において、4は画面表示装置、20は前記ジョグ
ダイヤル、80はジョグダイヤル20が操作された場合
の回動方向及び回動量(クリック数)を検出する検出手
段である。81は検出手段80から出力される信号に基
づいて各車載機器へ制御信号を送信して所定の設定を行
い、また、画面表示装置4に前記車載機器の設定に関す
る表示を実施させる制御手段である。これら検出手段8
0、制御手段81は例えば、センターコンソール2背面
側に備えられる。なお、マルチファンクションスイッチ
3を構成する各スイッチ(押圧スイッチ)について、そ
れぞれのスイッチ信号は制御手段81、あるいは該当す
る車載機器に直接入力され、制御手段81によって(あ
るいは直接)車載機器(及び画面表示装置4)の制御を
行う構成となっており、ここでは図示を省略している。
【0030】次に動作について説明する。図5はマルチ
ファンクションスイッチ3のジョグダイヤル20を操作
することによって画面表示装置4に表示される画面の一
例を示した説明図である。図5(A)はマルチファンク
ションスイッチ3のジョグダイヤル20を操作する場合
の回動方向を示した概略図である。図において35はジ
ョグダイヤル20を右方向に回動したことを示す矢印、
36はジョグダイヤル20を左方向に回動したことを示
す矢印である。図5(B)は画面表示装置4に表示され
る画面の一例であり、ここでは車両情報について表示項
目を選択する画面遷移を示した説明図である。図におい
て40,41,42は表示画面、43,44,45,4
6,47は画面中に表示される各項目名称を囲んだ枠で
ある。
【0031】ユーザが車両情報ボタン27(図3参照)
を操作すると、画面表示装置4には図5(B)に示すよ
うな車両情報として提供される「トリップメータ(Tr
ipMeter)」、「カレンダー(Calenda
r)」、「マルチメータ(Multi Mete
r)」、「時計(Clock)」、「ディスプレイ(D
isp.)」の項目一覧が画面上で縦並びに表示され、
このなかから所望のものを、ジョグダイヤル20を操作
して選択する。図において、選択された項目の枠を太線
で囲い表現しているが、実際には選択された項目の枠内
を他の項目の枠と異なる色彩で表示するようにしてもよ
い。
【0032】例えば、「ディスプレイ」の項目を選択し
たい場合には、初めに画面40の「マルチメータ」の枠
43が選択されている状態から、ジョグダイヤル20を
矢印35の方向に2クリックするまで回動させる。この
操作によって画面41のように「ディスプレイ」の項目
の枠44が選択された表示になり、「ディスプレイ」を
選択したことを決定するために「決定(Enter)」
ボタン31を操作する(図3参照)。また、画面40の
状態からジョグダイヤル20を矢印35の方向に3クリ
ック回動させると、「時計」項目(枠47)、「ディス
プレイ」項目(枠44)の項目の枠を介して画面42の
「トリップメータ」項目(枠45)へ選択された項目の
枠の表示(太枠表示)が移動する。
【0033】また、初めに画面40の「マルチメータ」
項目(枠43)が選択されている状態から、ジョグダイ
ヤル20を矢印36方向に2クリック回動させた場合に
は、画面42の「トリップメータ」項目(枠45)へ選
択された項目の枠の表示が移動する。また、画面40の
状態(枠43が選択された状態)からジョグダイヤル2
0を矢印36方向へ3クリック回動させると、「カレン
ダー」項目(枠46)、「トリップメータ」項目(枠4
5)を介して画面41の「ディスプレイ」項目(枠4
4)へ選択された項目の枠の表示が移動する。
【0034】この実施の形態1で例示した表示画面4
0,41,42は、各項目の名称表示が所定の位置に静
止し、選択されたことを示す太枠(選択された項目の枠
の表示)が移動するものである。
【0035】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ユーザはダイヤルカバー21に手を当て、安定した
姿勢で各スイッチ操作を行う効果が得られる。
【0036】また、ジョグダイヤル20をダイヤルカバ
ー21で覆うことで、各操作について誤操作を予防する
複雑な機構を用いることなく、コスト的にも有利な機構
で誤操作を予防できる効果が得られる。
【0037】また、手をダイヤルカバー21に当てた状
態でジョグダイヤル20、及び押圧スイッチ26〜32
を操作することができるようになり、ジョグダイヤル2
0、押圧スイッチ26〜32の誤操作を防ぐ効果が得ら
れる。
【0038】また、ダイヤルカバー21の上面に設けら
れた挿通孔37開口部周囲に凹部38を設けたので、ユ
ーザの手をダイヤルカバー21に当てた状態で、容易に
押圧スイッチ26〜32へ手が触れることを防ぎ、誤操
作を防止する効果を得られる。
【0039】また、ダイヤルカバーに手、すなわち掌等
の手の一部分を当てた状態で複数の押圧スイッチ26〜
32を操作可能に配置したので、ダイヤルカバー21に
手を当てることで姿勢を安定させながら、手を大きく動
作させることなく各スイッチ26〜32の操作が可能に
なる効果が得られる。
【0040】また、ジョグダイヤル20とダイヤルカバ
ー21を中心にして複数の押圧スイッチ26〜32を左
右対象に配置したので、片手の指全体を有効に用いて操
作が可能になる効果が得られる。
【0041】また、押圧スイッチ26〜32をパネルス
イッチで構成することで、ダッシュボード1の突起物を
削減することができ、車室内の美観を高める効果が得ら
れる。
【0042】また、表示画面で選択する項目を太枠(ま
たは周囲と異なる色彩)で表示するようにしたので、ジ
ョグダイヤル20を用いて行う選択操作を画面上で確認
しながら行うことができる効果が得られる。
【0043】実施の形態2.図6は、実施の形態1と同
様に車両情報の項目選択を行う画面遷移について、他の
実施の形態2(画面表示差装置4に表示される画面)を
示した説明図である。図において、50,51,52は
画面表示装置4に表示される画面、53,54,55,
56,57は画面中に表示される各項目名称を囲んだ枠
である。画面50,51,52において、各項目の枠は
縦並びに表示される。なお、図1ないし図3を用いて説
明したマルチファンクションスイッチ3等の構成は同一
であり、以下、各部分について同一の符号を用いて説明
する。
【0044】次に動作について説明する。この実施の形
態2は、実施の形態1と同様に太枠で囲われた項目が選
択されたことになるが、表示される太枠は実施の形態1
と異なり画面上を移動せず、所定の位置に静止して表示
される。ここでは、縦に並べて表示される各項目の中央
に前記太枠が表示されたものを例示して説明する。ま
た、表示画面上で各項目を示す枠は5段の縦並びに表示
される。なお、前記太枠の表示位置は同様の作用効果が
得られるものであれば、前記例示したものに限定されな
い。
【0045】初めに、画面50で「マルチメータ」項目
の枠53が太枠で囲われ、縦並びの各項目の枠の中央に
表示され、「マルチメータ」項目が選択された状態にな
っている。また、この状態では画面上方から「トリップ
メータ」項目の枠53、「カレンダー」項目の枠54、
「マルチメータ」項目の枠55、「時計」項目の枠5
6、「ディスプレイ」項目の枠57の順に縦並びに表示
されている。
【0046】このような画面50を表示させた状態でジ
ョグダイヤル20を矢印35の方向(図5(A)参照)
に2クリック回動させると、画面51のように各項目の
枠が(項目名称表示とともに)上方へ移動し、画面情報
に表示できないものが画面下方に繰り下がって縦並びに
表示される。具体的には、ジョグダイヤル20が2クリ
ック(矢印35方向に)回動されたことに伴い、画面5
0で最上部に表示されていた「トリップメータ」項目の
枠53が画面51では2段下へ移動し、これに順じて
「カレンダー」項目の枠54、「マルチメータ」項目の
枠55も2段下へ移動する。これにより、「マルチメー
タ」項目の枠55は最下方に表示されることになる。ま
た、画面50において「マルチメータ」項目の枠55の
下方に表示されていた「時計」項目の枠56、「ディス
プレイ」項目の枠57は順次画面上方に移動し、画面5
1では上方から「時計」項目の枠56、「ディスプレ
イ」項目の枠57の順で縦並びに表示される。都合、縦
に並んだ各項目の枠の中央に「トリップメータ」項目の
枠53が表示される(この位置に表示されることで太枠
に囲われ、選択されたことになる)。
【0047】次に、画面50の状態でジョグダイヤル2
0を矢印35の方向に3クリック回動された場合につい
て説明する。画面50で最下方に表示されていた「ディ
スプレイ」項目の枠57は3段下方へ移動することにな
るため、まず画面最上方へ移動し、そこからさらに2段
下方へ移動する。この移動により、画面52のように縦
並びの各項目の枠の中央に「ディスプレイ」項目の枠5
7が移動し、太枠に囲まれて表示される。その他の項目
の枠もこれまでの説明に準じて移動し画面52のように
表示される。
【0048】また、画面50の状態で、ジョグダイヤル
20を矢印36方向に2クリック回動させると、画面5
0において太枠に囲われ選択項目とされていた「マルチ
メータ」項目の枠55は2段画面上方へ移動し、画面5
2に示すように画面最上方に表示される。画面50で最
下方に表示されていた「ディスプレイ」項目の枠57が
2段上方に移動して画面52で太枠に囲まれて表示さ
れ、「ディスプレイ」が選択された項目となる。このと
き、画面50で最上方に表示されていた「トリップメー
タ」項目の枠53は画面最下方へ繰り下がり、さらに1
段上方へ移動する。その他の項目の枠も前記説明に準じ
て画面上方へ2段移動される。
【0049】また、画面50の状態で、ジョグダイヤル
20を矢印36方向に3クリック回動させた場合には、
画面50にて画面最上方に表示されていた「トリップメ
ータ」項目の枠53が繰り下がり、さらに2段上方へ移
動して画面51のように太枠で囲まれ、「トリップメー
タ」が選択された項目となる。
【0050】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、表示画面において、所定の位置に太枠を表示してお
き、選択した項目名称を移動させ、この太枠内に表示す
るようにしたので、ユーザは太枠内を注視することで視
線を動かさずに項目選択することができる効果が得られ
る。
【0051】実施の形態3.以下、前記実施の形態1で
説明した画面表示とマルチファンクションスイッチ3の
操作に基づいた実施の形態3について説明する。
【0052】この実施の形態3ではサウンド(オーディ
オ出力)に関する設定を例示して説明する。図7は画面
表示装置4に表示される各設定画面を示した説明図であ
る。図において、60,61,62,63,64,6
5,66は画面表示装置4に表示される表示画面、67
は画面61,62に表示されるレベル表示マーク、68
は画面63,64に表示されるレベル表示マーク、69
は画面65,66に表示されるレベル表示マークであ
る。また、図8はマルチファンクションスイッチ3にて
行われるユーザの操作を示したフローチャートである。
なお、この実施の形態3は前記実施の形態1において説
明したマルチファンクションスイッチ3の操作による詳
細な設定操作を説明するもので、各スイッチ等の構成は
前記実施の形態1で説明したものと同一であり、同一ま
たは相当する部分には同じ符号を用い、その説明を省略
する。
【0053】次に動作について説明する。画面60は、
ユーザがサウンドスイッチ25(図3(A)参照)を押
圧操作すると、前回表示画面(基本画面等)から切り替
えられるオーディオ出力の設定画面である(ステップS
T1)。ユーザはジョグダイヤル20を回動操作して画
面60右側方に縦並びに表示される「バス(BAS
S)」、「トレブル(TREB)」、「前後音量(FA
D)」、「左右音量(BAL)」、「ドルビー(DOL
BY)」の各項目のなかからレベル、バランス、音声信
号処理オン/オフについて設定を行う項目を選択する
(ステップST2)。
【0054】画面60では「左右音量(FAD)」の項
目が太枠で囲われ、当該項目が選択され、ここでユーザ
が「決定(ENTER)」スイッチ31(図3(A)参
照)を押圧操作すると(ステップST3)、画面61に
表示が遷移する。画面61の右側方には縦並びに表示さ
れた複数のマークから成るレベル表示マーク67が設け
られ、上方に表示されたレベル表示マークを発光(また
は、所定の色彩で表示)させると、フロント(車室内の
前方)に備えられたスピーカの音量を大きくさせる設定
となり、下方に表示されたマークを発光させるとリア
(車室内後方)に備えられたスピーカの音量を大きくさ
せる設定となる。画面61では縦並びの中央にあるマー
クが発光し、前後音量バランスが標準的な設定となって
いる場合を示している。
【0055】ここで、ユーザがフロントスピーカの音量
を大きく調整したい場合には、マルチファンクションス
イッチ3のジョグダイヤル20を左回り(図5(A)の
矢印36の指し示す方向)に回動させる(ステップST
4)。例えば、画面60に示した状態からジョグダイヤ
ル20を左回りに2クリック回動させると、画面62の
ように(画面60のマークから)2段上方のマークが発
光するようになる。また、ジョグダイヤル20を右回り
(図5(A)の矢印35の指し示す方向)に回動させる
と、回動量(クリック数)に応じて発光するマークが下
方に遷移し、リアスピーカの音量が大きな設定になる。
この後、ユーザがマルチファンクションスイッチ3の
「戻る(Previous)」スイッチ32を押圧操作
することで(ステップST5)、各設定が有効になり、
マルチファンクションスイッチ3の操作に基づいて制御
手段81は関連する車載機器等へ制御信号を送信し、各
項目について車載機器の設定が行われる。
【0056】以上、前後音量(FAD)を調整する項目
を選択した場合について説明したが、画面60を表示さ
せている状態において、マルチファンクションスイッチ
3のジョグダイヤル20を左回りに1クリック回動させ
ると「トレブル(TREB)」を設定する項目が選択
(太枠にて囲まれて表示)され、マルチファンクション
スイッチ3の「決定(Enter)」スイッチ31を押
圧操作すると、高音域の音量レベルを調整する画面63
に表示が遷移する。画面63の右側方には高音域の音量
を示す縦並びに表示された複数のマークから成るレベル
表示マーク68が設けられ、このレベル表示マーク68
は発光(または所定の色彩で表示)するマークが下方よ
り上方へ向かうほど大きな音量設定となることを示して
いる。画面63では縦並びの中央のマークが発光して標
準的な音量設定状態であることを示している。
【0057】例えば、ユーザが高音域の音量を小さくし
たい場合には、ジョグダイヤル20を右回りに回動させ
る。画面63の状態から2クリック回動させた場合には
画面64に画面が遷移し、レベル表示マーク68の表示
は(画面63で発光しているマークから)2段下方のマ
ークへ移動される。また、高音域の音量を大きくしたい
場合には、ジョグダイヤル20を左回りに回動させるこ
とで、クリック数に応じてレベル表示マーク68の発光
マークが画面上方へ移動され、関連する各装置は高音域
音量が大きな設定となる。
【0058】次に、画面60の状態からユーザがジョグ
ダイヤル20を左回りに1クリック回動させた場合につ
いて説明する。太枠に囲まれた項目(選択項目)は「前
後音量(FAD)」から画面上一つ下の段に表示されて
いた「バランス(BAL)」項目に遷移し、ここでユー
ザが「決定(Enter)」スイッチ31を押圧操作す
ると画面65へ表示が遷移する。画面65右側方には縦
並びに表示された複数のマークから成るレベル表示マー
ク69が設けられ、発光(または所定の色彩で表示)さ
れるマークが画面上の上方へ向かうと右チャンネル、画
面上下方へ向かうと左チャンネルの音量が大きくなるよ
うに関連する各装置が設定される。
【0059】図中、画面65は縦並び表示の中央に位置
するマークが発光して、左右チャンネルの音量が同様の
レベルである標準的な設定を示している。この状態か
ら、例えばユーザが右チャンネルの音量を大きくしたい
場合には、ジョグダイヤル20を右回りに回動させる。
画面65の状態から2クリック回動させた場合には画面
66に画面が遷移し、レベル表示マーク69の表示は
(画面65で発光しているマークから)2段下方のマー
クへ移動される。また、左チャンネルの音量を大きくし
たい場合には、ジョグダイヤル20を左回りに回動させ
ることで、クリック数に応じてレベル表示マーク69の
発光マークが画面上方へ移動され、関連する各装置は左
チャンネルの音量が大きな設定となる。
【0060】以上、「前後音量」、「トレブル」、「左
右音量」の項目についてジョグダイヤル20を用いた設
定操作を説明したが、各項目の設定(画面62、画面6
4、画面66における操作)が済んだ後、マルチファン
クションスイッチ3の「戻る(Previous)」ス
イッチ32を押圧操作することで、各設定が有効にな
り、マルチファンクションスイッチ3の操作を検出した
制御手段は関連する各装置へ制御信号を送信し、適宜前
記各装置が設定される。
【0061】また、ここでは「前後音量」、「トレブ
ル」、左右音量」の項目について説明したが、画面60
を表示された状態でジョグダイヤル20を回動操作する
ことで「バス」、「ドルビー」の各項目を選択し、前記
説明と同様の操作を行い各項目において所定の設定を行
うことができる。なお、ここで説明した画面60におい
て、その選択された項目の表示は前記実施の形態2で説
明したように表示してもよい。
【0062】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ユーザはジョグダイヤルの操作を表示画面で確認し
ながらジョグダイヤルの操作量等を調整できる効果が得
られる。
【0063】実施の形態4.次に、前記実施の形態1に
基づいた他の実施の形態4について説明する。この実施
の形態4では、「時計」の表示時間設定を例示して説明
する。
【0064】図9はマルチファンクションスイッチ3を
操作することで画面表示装置4に表示される各画面の遷
移を示す説明図である。図において70,71,72,
73は画面表示装置に表示される画面、74は画面70
に縦並び表示される項目名称を夫々囲んだ複数の枠、7
5は画面71,72に表示される縦並びの項目名称を夫
々囲んだ複数の枠、76は画面71,72に表示される
「時計」の時間表示欄、77は画面73に表示される
「時計」の時間表示欄である。78はマルチファンクシ
ョンスイッチ3に設けられた「決定(Enter)」ス
イッチ31を擬似的に表示した表示マークであり、「決
定(Enter)」スイッチ31を押圧操作すると時間
表示を進めることを表す”+”マークが付されている。
79は「戻る(Previous)」スイッチ32を擬
似的に表示した表示マークであり、「戻る(Previ
ous)」スイッチ32を押圧操作すると時間表示が遅
れさせることを表す”−”マークが付されている。図示
したように、表示マーク78と表示マーク79をそれぞ
れ左右に配置してその中央近傍に略円形をかたちどった
表示を行うことで「決定(Enter)」スイッチ3
1、「戻る(Previous)」スイッチ32、ジョ
グダイヤル20を擬似的に表示している。
【0065】また、図10はマルチファンクションスイ
ッチ3におけるユーザの操作を示したフローチャートで
ある。なお、この実施の形態4は前記実施の形態1にお
いて説明したマルチファンクションスイッチ3の操作に
よる詳細な設定操作を説明するもので、各スイッチ等の
構成は前記実施の形態1で説明したものと同一であり、
同一または相当する部分には同じ符号を用い、その説明
を省略する。
【0066】次に動作について説明する。ユーザがマル
チファンクションスイッチ3の車両情報スイッチ27
(図3(A)参照)を押圧操作すると(ステップST1
1)、図9に示す画面70が画面表示装置4に表示され
る。画面70の右側方には縦並びで上方から順に「トリ
ップメータ(Trip Meter)」、「カレンダー
(Calendar)」、「マルチメータ(Multi
Meter)」、「時計(Clock)」、「ディス
プレイ(Disp.)」の各項目名称が表示され、これ
らの名称を夫々囲んだ枠74が表示される。「時計」に
ついて表示時刻を訂正、変更する場合にはジョグダイヤ
ル20を回動させ、枠74の「時計(Clock)」項
目を太枠で囲うように表示させておき(ステップST1
2)、「決定(Enter)」スイッチ31を押圧操作
する(ステップST13)。すると画面70から画面7
1へ表示が遷移する。画面71の右側方には縦並びで上
方から順に「オン/オフ(ON/OFF)」、「時(H
our)」、「リセット(RESET)」、「分(Mi
nute)」の各項目名称が表示され、これらの名称を
夫々囲んだ枠75が表示される。また画面71中央部近
傍には時計として時刻を表示する時刻表示欄76が設け
られている。
【0067】例えば、ユーザが現在の表示時刻より2時
間遅い表示に変更させたい場合を説明する。前記説明の
ようにして画面70から画面71に表示を遷移させる
と、当該画面71は「リセット(RESET)」項目が
太枠で囲まれた状態で表示される。ここでは「時(Ho
ur)」項目を選択するため、ユーザはジョグダイヤル
20を左回りに1クリック回動させる。この操作により
画面72に示すように「時(Hour)」項目が太枠で
表示され、選択されたことになる(ステップST1
4)。この後ユーザは「決定(Enter)」スイッチ
31を押圧操作して(ステップST15)、表示時刻の
うち変更する時間の部分を点滅表示させる。この点滅表
示部分を2時間遅い表示にするため、マルチファンクシ
ョンスイッチ3の「戻る(Previous)」スイッ
チ32を2回(1回の押圧操作で時刻表示が1時間変更
される)押圧操作する(ステップST16)。
【0068】この操作により、画面72の時刻表示欄7
6の”10:35”は画面73の時刻表示欄77に示
す”8:35”の表示に変更される。前記説明は1時間
単位で時刻を遅らせる操作を説明したが、1時間単位で
表示時刻を進めるには「時(Hour)」項目を選択し
た後(画面72を表示させて)、マルチファンクション
スイッチ3の「決定(Enter)」スイッチ31を押
圧操作する(1回の押圧操作により1時間表示時刻が進
む)。
【0069】また、時刻表示を分単位で変更したい場合
には、画面72を表示させるとき、「時(Hour)」
項目に替えて「分(Minute)」項目を選択し、表
示時刻を進める場合には「決定(Enter)」スイッ
チ31を押圧操作し、また、遅らせる場合には「戻る
(Previous)」スイッチ32を押圧操作する
(いずれのスイッチも1回の押圧操作で1分表示が変更
される)。
【0070】なお、表示時刻の変更に関する画面は時刻
変更の操作後、所定の時間が経過すると、自動的に予め
設定されていた基本画面(例えば、カーナビゲーショ
ン)の表示に切り替えられる。または、前記所定の時間
が経過するまでに他のスイッチが操作された場合には、
そのスイッチに対応する画面表示に切り替えられる。
【0071】以上のように、実施の形態4によれば、ジ
ョグダイヤル20と複数の押圧スイッチ26〜32につ
いて、その配置と、各押圧スイッチ26〜32に対応さ
せた車載機器を設定する機能を画面表示装置に表示させ
たので、ユーザは操作するスイッチを画面表示で確認し
ながら操作できる効果が得られる。
【0072】上記実施の形態では車両搭載機器の操作装
置としてこの発明を説明したが、船、飛行機、電車等の
乗り物の搭載機器の操作装置であってもよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、操作
手段を回動自在なジョグダイヤルと、このジョグダイヤ
ルの操作部位を突出させたダイヤルカバーと、ジョグダ
イヤルに隣接配置された複数のスイッチで構成したの
で、ユーザはダイヤルカバーに手を当て、安定した姿勢
で各スイッチ操作を行うことができる。そのために、誤
操作を低減できるので複雑な機構を必要とせずに、また
コスト的にも有利な機構で誤操作を予防できる効果が得
られる。
【0074】この発明によれば、ジョグダイヤルの上面
と所定の外周側面を覆い、ユーザが回動操作するジョグ
ダイヤル外周側面の部位を突出させる開口部を側面に設
け、ジョグダイヤル上面から突出して設けられた押圧ス
イッチを挿入する挿通孔を上面に設けたダイヤルカバー
を備えたので、手をダイヤルカバーに当てた安定な状態
でジョグダイヤル、及び押圧スイッチを操作することが
できるようになり、ジョグダイヤル、押圧スイッチの誤
操作を防ぐことができる効果が得られる。
【0075】この発明によれば、ダイヤルカバーの側面
に左右一対設けた開口部を備えたので、ジョグダイヤル
を左右それぞれから操作できるようになり、操作しやす
くなるという効果が得られる。
【0076】この発明によれば、ジョグダイヤル上面か
ら突出して設けられた押圧スイッチをダイヤルカバーの
上面から突出しないように覆い、ダイヤルカバー上面に
設けられた押圧スイッチを挿入する挿通孔の開口部周縁
に凹部を設けたので、ユーザの指をダイヤルカバーの開
口部周縁の凹部に当てた状態で、容易に押圧スイッチに
指を触れられるので、楽にスイッチ操作でき効果を得る
ことができる。
【0077】この発明によれば、ユーザがダイヤルカバ
ーに手を当てた状態で複数のスイッチを操作可能に配置
したので、ダイヤルカバーに手を当てることで姿勢を安
定させながら、手を大きく動作させることなく各スイッ
チの操作が可能になる効果が得られる。
【0078】この発明によれば、ユーザと対面視した状
態でジョグダイヤルを中心にして複数のスイッチを左右
対象に配置したので、片手の指全体を有効に用いて操作
が可能になる効果が得られる。
【0079】この発明によれば、ジョグダイヤル近傍に
配置される複数のスイッチをパネルスイッチで構成した
ので、ダッシュボードの突起物を削減することができ、
車室内の美観を高める効果が得られる。
【0080】この発明によれば、さらにジョグダイヤル
の回動方向と回動量を検出する検出手段と、検出手段が
出力する回動方向と回動量に応じた信号に基づいて車載
機器に制御信号を送信し、ジョグダイヤルの回動方向と
回動量に対応させた車載機器の設定状態及び設定に関す
る操作量を画面表示装置に表示させる制御手段とを設け
たので、ユーザはジョグダイヤルの操作を表示画面で確
認しながら調整できる効果が得られる。
【0081】この発明によれば、ジョグダイヤルと複数
のスイッチについて、その配置と、各スイッチに対応さ
せた車載機器を設定する機能を画面表示装置に表示させ
たので、ユーザは操作するスイッチを画面表示で確認し
ながら操作できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による車両のダッシュ
ボードを示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるダッシュボード
のセンターコンソール2を正面視した概略図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるマルチファンク
ションスイッチ3を示した概略図である。
【図4】この発明の実施の形態1による電気的な概略構
成を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態1による表示画面を示す
説明図である。
【図6】この発明の実施の形態2による表示画面を示す
説明図である。
【図7】この発明の実施の形態3による表示画面を示す
説明図である。
【図8】この発明の実施の形態3による操作を示したフ
ローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態4による表示画面を示す
説明図である。
【図10】この発明の実施の形態4による操作を示した
フローチャートである。
【図11】従来の車両の運転席周辺を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ダッシュボード 2 センターコンソール 3 マルチファンクションスイッチ(操作スイッチ) 4 画面表示装置 5 計器パネル 10 ダクト 11 エアコンスイッチ 12 ベンチレーション設定スイッチ 13 オーディオ選択スイッチ 14 オーディオ調整スイッチ 20 ジョグダイヤル 21 ダイヤルカバー 22 電子メール起動スイッチ 24 自動車電話スイッチ 25 サウンドスイッチ 26 ブラインドモニタ起動スイッチ 27 車両情報スイッチ 28 ハザードスイッチ 29 カーナビゲーション起動スイッチ 30 テレビ起動スイッチ 31 決定(Enter)スイッチ 32 戻る(Previous)スイッチ 35,36 矢印 37 開口部 38 挿通孔 40,41,42 画面 43,44,45,46,47 枠 50,51,52 画面 53,54,55,56,57 枠 60,61,62,63,64,65,66 画面 67,68,69 レベル表示マーク 70,71,72,73 画面 74,75 枠、76,77 時間表示欄 78,79 表示マーク 80 検出手段 81 制御手段 100 ダッシュボード 101 センターコンソール 102 車載機器用操作装置 103 画面表示装置 104 メータ表示装置 105 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 目黒 裕久 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内 Fターム(参考) 5B020 AA20 DD02 DD05 GG13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面表示装置の表示に基づいて乗り物搭
    載機器の操作を行う操作手段を運転席近傍に設けた乗り
    物搭載機器用操作装置において、 前記操作手段は、回動自在なジョグダイヤルと、このジ
    ョグダイヤルの操作部位を突出させたダイヤルカバー
    と、前記ジョグダイヤルに隣接配置され、ユーザの操作
    により前記乗り物搭載機器をオン/オフさせる複数のス
    イッチとから構成したことを特徴とする乗り物搭載機器
    用操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤルカバーは、前記ジョグダイ
    ヤルの上面と所定の外周側面を覆い、ユーザが回動操作
    する前記ジョグダイヤル外周側面の部位を突出させる開
    口部を側面に設けられ、かつ前記ジョグダイヤル上面か
    ら突出して設けられた押圧スイッチを挿入する挿通孔を
    上面に設けられてなることを特徴とする請求項1記載の
    乗り物搭載機器用操作装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、前記ダイヤルカバーの側
    面に左右一対設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の乗り物搭載機器用操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイヤルカバーは、ジョグダイヤル
    上面から突出して設けられた押圧スイッチを前記ダイヤ
    ルカバーの上面から突出しないように覆い、前記ダイヤ
    ルカバー上面に設けられた前記押圧スイッチを挿入する
    挿通孔の開口部周縁に凹部を設けたことを特徴とする請
    求項2及び3記載の乗り物搭載機器用操作装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチは、ダイヤルカバーに手を
    当てた状態で操作可能に配置されてなることを特徴とす
    る請求項1記載の乗り物搭載機器用操作装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチは、ユーザと対面視した状
    態でジョグダイヤルを中心にして左右対称に配置されて
    なることを特徴とする請求項1または請求項5記載の乗
    り物搭載機器用操作装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチは、パネルスイッチで構成
    したことを特徴とする請求項1、5または6記載の乗り
    物搭載機器用操作装置。
  8. 【請求項8】 前記乗り物搭載機器用操作装置は、さら
    に前記ジョグダイヤルの回動方向と回動量を検出する検
    出手段と、 前記検出手段が出力する回動方向と回動量に応じた信号
    に基づいて乗り物搭載機器に制御信号を送信し、前記ジ
    ョグダイヤルの回動方向と回動量に対応させた前記乗り
    物搭載機器の設定状態及び設定に関する操作量を画面表
    示装置に表示させる制御手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の乗り物搭載機器用操作装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記ジョグダイヤルと
    前記複数のスイッチについて、その配置と、各スイッチ
    に対応させた乗り物搭載機器を設定する機能を前記画面
    表示装置に表示させることを特徴とする請求項8記載の
    乗り物搭載機器用操作装置。
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