JP2000207113A - 多機能スイッチ装置 - Google Patents

多機能スイッチ装置

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JP2000207113A
JP2000207113A JP11055432A JP5543299A JP2000207113A JP 2000207113 A JP2000207113 A JP 2000207113A JP 11055432 A JP11055432 A JP 11055432A JP 5543299 A JP5543299 A JP 5543299A JP 2000207113 A JP2000207113 A JP 2000207113A
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武之 甘利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作ボタンの数だけでなくその機能表示に要
するスペースまで減らしても、操作ボタンが果たす複数
の機能が十分に認識できるようにすること。 【解決手段】 対象機器の種類を指定するための対象機
器指定機能表示像を、複数混在させた初期階層表示画像
を初期階層表示実行手段31Aが表示手段15jに表示
させている間、操作ボタン操作検出手段Bが操作を検出
した操作ボタンα 1 〜αn に結像される対象機器指定機
能表示像を表示像特定手段31Bが特定し、この表示像
特定手段31Bが特定した対象機器指定機能表示像に対
応する種類の対象機器の動作内容を選択するための特定
対象機器機能表示像を複数存在させた次階層表示画像
を、操作ボタン操作検出手段Bが各操作ボタンα1 〜α
n の操作を検出した際に、初期階層表示画像に代えて次
階層表示実行手段31Cが表示手段15jに表示させる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複数の対
象機器に関する動作内容の選択に共用される多機能スイ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のセンターコンソールに
集中配置されるカーステレオやカーエアコン等の電装品
は、動作内容選択用の操作ボタンを各々必要としてお
り、旧来は各電装品毎に個別の操作ボタンを各々用意し
てセンターコンソール上に配置していた。
【0003】しかし、各電装品とも技術の進歩により機
能が多様化し始め、それに伴い必要とする操作ボタンの
数が増えてきたため、限られたスペースのセンターコン
ソール上に必要とする全ての操作ボタンを配置すること
が次第に困難になり、また、多数の操作ボタンの存在に
よりセンターコンソールの意匠上の美観を、ともすれば
損ないかねない状況に至っていた。
【0004】このような状況を打開するためこれまでに
提案された従来技術は枚挙に遑がないので、その全てを
延々と説明することは避け、ここでは、代表的な例の1
つとして、特開昭59−57043号公報の車両用集合
スイッチ装置について説明することにする。
【0005】この車両用集合スイッチ装置では、液晶デ
ィスプレイ素子の一部の表示領域に複数のモード切換用
スイッチを表示させ、いずれかのモード切換用スイッチ
の表示に触れて操作すると、液晶ディスプレイ素子上に
配置された透明スイッチがこれを検出して、液晶ディス
プレイ素子の他の表示領域に、操作されたモード切換用
スイッチのモードに対応する機能切換用スイッチを複数
表示させ、これら複数の機能切換用スイッチの操作を受
け付ける構成としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した車両用集合ス
イッチ装置によれば、液晶ディスプレイ素子に表示させ
る機能切換用スイッチをモード切換用スイッチの操作に
より選択して切り換えるため、確かに、液晶ディスプレ
イ素子に同時に表示させる機能切換用スイッチの数や、
機能切換用スイッチの操作を検出する透明スイッチの数
を減らすことができる。
【0007】しかし、モード切換用スイッチの表示領域
と機能切換用スイッチの表示領域とが液晶ディスプレイ
素子上に独立して存在する以上、それに見合ったスペー
スを液晶ディスプレイ素子が有していなければならず、
また、モード切換用スイッチと機能切換用スイッチとを
合計した数の透明スイッチを、それらの操作を検出する
ために確保しなければならないので、センターコンソー
ルのような限られたスペースに配置するには、若干の問
題を残していた。
【0008】尚、特開平9−115377号公報では、
機能切換用の操作ボタンの機能表示のみを液晶ディスプ
レイにおいて行う車両空調機の操作装置が提案されてい
るが、液晶ディスプレイが表示するのはあくまで機能切
換用の操作ボタンに関する機能表示に過ぎないので、モ
ード切換用の操作ボタンや機能切換用の操作ボタンはい
ずれも液晶ディスプレイの外に配置しなければならず、
限られたスペースに配置するということを前提に考える
と、採用できる技術とは言い難かった。
【0009】また、特開平9−198176号公報に
は、操作ボタンの後部に液晶ディスプレイを配置し、液
晶ディスプレイの表示を変化させることで、操作ボタン
の透明部又は貫通孔を介して視認される操作ボタンの機
能表示を変化させるようにした表示装置を有する電子機
器が提案されている。
【0010】しかしながら、この電子機器では、操作ボ
タンの機能表示を変化させる必要性が生じるモードの切
り換えを、スロットへのカセットテープやCD(コンパ
クトディスク)等の挿入動作によって行っているため、
カセットテープやCDをスロットに挿入すると、必要あ
るかないかに拘わらずモードが切り換えられてしまうと
いう不具合があり、その上、切換先のモードを特定でき
る操作が操作ボタンの操作以外では発生しない機器も含
めて操作ボタンの多機能化を図る場合には、そのまま採
用することができないという不具合があった。
【0011】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、操作ボタンの数を単に減らすだけでな
くその機能表示に要するスペースまで減らしたとして
も、操作ボタンが果たす複数の機能を十分に認識させる
ことができる多機能スイッチ装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明の多機能スイッチ装置は、図
1に基本構成図で示すように、対象機器の動作内容を選
択するために操作される複数の操作ボタンα1 〜αn
機能を各々表す複数のスイッチ機能表示像を表示手段1
5jに表示させ、該各スイッチ機能表示像の像光を対応
する前記各操作ボタンα1 〜αn に背後から各々照射さ
せることで、前記各スイッチ機能表示像を、対応する前
記各操作ボタンα1 〜αn の正面側から視認できるよう
に該各操作ボタンα1 〜αn に各々結像させる多機能ス
イッチ装置において、前記対象機器の種類を指定するた
めの対象機器指定機能表示像を、前記スイッチ機能表示
像として複数混在させた初期階層表示画像を、前記表示
手段15jに表示させる初期階層表示実行手段31A
と、前記初期階層表示実行手段31Aが前記初期階層表
示画像を前記表示手段15jに表示させている間、前記
各操作ボタンα1 〜α n の操作を検出する操作ボタン操
作検出手段Bと、前記初期階層表示実行手段31Aが前
記表示手段15jに表示させている前記初期階層表示画
像のうち、前記操作ボタン操作検出手段Bが操作を検出
した前記操作ボタンに結像される前記対象機器指定機能
表示像を特定する表示像特定手段31Bと、前記各操作
ボタンα 1 〜αn の操作を前記操作ボタン操作検出手段
Bが検出した際に、前記表示像特定手段31Bが特定し
た前記対象機器指定機能表示像に対応する種類の前記対
象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能表
示像を、前記スイッチ機能表示像として複数存在させた
次階層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記
表示手段15jに表示させる次階層表示実行手段31C
とを備えることを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1に記載した本発明の多機能ス
イッチ装置において、前記初期階層表示画像に複数混在
させる前記対象機器指定機能表示像を設定する対象機器
指定像設定手段31Dをさらに備え、前記初期階層表示
実行手段31Aが、前記対象機器指定像設定手段31D
により設定された複数の前記対象機器指定機能表示像を
混在させた前記初期階層表示画像を、前記表示手段15
jに表示させるものとした。
【0014】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置において、前記対象機器指定像設定手段3
1Dが、前記対象機器からの対象機器特定情報を基に、
前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指
定機能表示像を設定するものとした。
【0015】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1、2又は3に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、前記次階層表示画像に
複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定する
特定対象機器像設定手段31Eをさらに備え、前記次階
層表示実行手段31Cが、前記特定対象機器像設定手段
31Eにより設定された複数の前記特定対象機器機能表
示像を混在させた前記次階層表示画像を、前記表示手段
15jに表示させるものとした。
【0016】さらに、請求項5に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置において、前記特定対象機器像設定手段3
1Eが、前記対象機器からの動作内容情報を基に、前記
次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能
表示像を設定するものとした。
【0017】また、請求項6に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1、2、3、4又は5に記載し
た本発明の多機能スイッチ装置において、前記対象機器
のうち特定種類の対象機器に関してのみ操作が有効とさ
れる特定操作ボタンβと、前記初期階層表示実行手段3
1Aが前記初期階層表示画像を前記表示手段15jに表
示させている間、前記特定操作ボタンβの操作を検出す
る特定操作ボタン操作検出手段Cとをさらに備え、前記
次階層表示実行手段31Cがさらに、前記特定操作ボタ
ンβの操作を前記特定操作ボタン操作検出手段Cが検出
した際に、前記特定種類の対象機器に対応する前記次階
層表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示
手段15jに表示させるものとした。
【0018】さらに、請求項7に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項1、2、3、4、5又は6に
記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記初
期階層表示実行手段31A及び前記次階層表示実行手段
31Cのうち少なくとも一方が、前記複数の操作ボタン
α1 〜αn のうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて
構成される第1ボタン領域に、該第1ボタン領域を構成
する前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように
前記スイッチ機能表示像を前記表示手段15jに表示さ
せると共に、前記複数の操作ボタンα1 〜αn のうち前
記第1ボタン領域を除く他の操作ボタンで構成される第
2ボタン領域に、該第2ボタン領域を構成する前記操作
ボタンの背後から像光が照射されるように、前記第1ボ
タン領域を構成する前記操作ボタンの機能に関連する付
加情報表示像を、前記スイッチ機能表示像と同時に前記
表示手段15jに表示させるものとした。
【0019】また、請求項8に記載した本発明の多機能
スイッチ装置は、請求項1、2、3、4、5、6又は7
に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記
初期階層表示実行手段31Aが、前記対象機器指定機能
表示像中に、該対象機器指定機能表示像に対応する前記
特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告表
示像を含ませた前記初期階層表示画像を、前記表示手段
15jに表示させるものとした。
【0020】さらに、請求項9に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、図2に基本構成図で示すように、複
数の操作ボタンδ1 〜δn と、該操作ボタンδ1 〜δn
の操作により対象機器Aの動作内容の選択指示を行う動
作選択指示部Dと、前記対象機器Aの動作に関連する設
定の変更指示を行う設定変更指示部Eとを備える多機能
スイッチ装置において、前記動作選択指示部Dにより選
択可能な前記対象機器Aの動作内容の複数の選択肢を、
各選択肢毎に個別の前記操作ボタンδ1 〜δnの操作面
上において各々視認されるように表示する表示手段15
j,15kと、前記設定変更指示部Eによる前記設定の
変更指示に伴って、前記操作ボタンδ1〜δn の操作面
上において、少なくとも該設定に関連する前記対象機器
Aの動作内容の選択肢が視認されるように、前記表示手
段15j,15kの表示内容を変更させる表示変更手段
33Aとを備えることを特徴とする。
【0021】また、請求項10に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能
スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記
複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15
j,15kによる表示によって前記設定の変更を指示す
る選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタン
δ1 〜δn を含んで構成されており、前記設定変更指示
部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn の操作に伴っ
て、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段15
j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0022】さらに、請求項11に記載した本発明の多
機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機
能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前
記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段1
5j,15kによる表示によって前記設定の変更を指示
する選択肢が前記操作面上において視認される操作ボタ
ンδ1 〜δn と、前記複数の操作ボタンδ1 〜δn とは
別個に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更
用操作ボタンλとを含んで構成されており、前記設定変
更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn と前記
設定変更用操作ボタンλとのうちいずれか一方の操作に
伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示手段1
5j,15kの表示内容の変更が行われるものとした。
【0023】また、請求項12に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機能
スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前記
複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段15
j,15kによる表示によって前記設定の変更指示の確
定を指示する選択肢が前記操作面上において視認される
操作ボタンδ1 〜δn を含んで構成されており、前記設
定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1 〜δn
操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記表示
手段15j,15kの表示内容の変更が行われるものと
した。
【0024】さらに、請求項13に記載した本発明の多
機能スイッチ装置は、請求項9に記載した本発明の多機
能スイッチ装置において、前記設定変更指示部Eが、前
記複数の操作ボタンδ1 〜δn のうち、前記表示手段1
5j,15kによる表示によって前記設定の変更指示の
確定を指示する選択肢が前記操作面上において視認され
る操作ボタンδ1 〜δn と、前記複数の操作ボタンδ1
〜δn とは別個に前記設定の変更指示のために設けられ
た設定変更用操作ボタンλとを含んで構成されており、
前記設定変更指示部Eを構成する前記操作ボタンδ1
δn と前記設定変更用操作ボタンλとのうちいずれか一
方の操作に伴って、前記表示変更手段33Aによる前記
表示手段15j,15kの表示内容の変更が行われるも
のとした。
【0025】また、請求項14に記載した本発明の多機
能スイッチ装置は、請求項9、10、11、12又は1
3に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前
記表示手段15j,15kが、前記複数の操作ボタンδ
1 〜δn のうち少なくとも一部の操作ボタンδ1 〜δn
の前記操作面上において視認されるように前記設定をさ
らに表示するものとした。
【0026】さらに、請求項15に記載した本発明の多
機能スイッチ装置は、図1及び図2に示すように、請求
項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、
12、13又は14に記載した本発明の多機能スイッチ
装置において、前記複数の操作ボタンα1 〜αn ,δ1
〜δn が、第1操作ボタン部分と、該第1操作ボタン部
分を除く第2操作ボタン部分とを有しており、前記表示
手段15j,15kが、前記第1操作ボタン部分及び前
記第2操作ボタン部分のうちいずれか一方を、像が第1
色で視認されると共に背景が第2色で視認されるように
表示を行い、かつ、前記第1操作ボタン部分及び前記第
2操作ボタン部分のうちいずれか他方を、像が前記第2
色で視認されると共に背景が前記第1色で視認されるよ
うに表示を行うように構成されており、前記第1操作ボ
タン部分及び前記第2操作ボタン部分のいずれを前記一
方とするかを選択する選択手段Fをさらに備えるものと
した。
【0027】請求項1に記載した本発明の多機能スイッ
チ装置によれば、初期階層表示実行手段31Aが初期階
層表示画像を表示手段15jに表示させている間に、各
操作ボタンα1 〜αn の操作を操作ボタン操作検出手段
Bが検出すると、操作ボタン操作検出手段Bが操作を検
出した操作ボタンに結像される対象機器指定機能表示像
が表示像特定手段31Bにより特定されて、その特定さ
れた対象機器指定機能表示像に対応する種類の対象機器
の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像
を、スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表
示画像が、初期階層表示画像に代えて次階層表示実行手
段31Cにより表示手段15jに表示される。
【0028】即ち、初期階層表示画像が表示手段15j
に表示されている状態では、対象機器の種類を指定する
ための機能を持つことを認識させるために、対象機器の
種類を指定するための対象機器指定機能表示像を正面側
から視認できるように結像させていた各操作ボタンα1
〜αn に、対象機器の種類を指定するための操作が行わ
れた後には、その操作により指定された種類の対象機器
の動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像が
正面側から視認できるように結像されることになる。
【0029】したがって、対象機器の種類の指定と指定
された種類の対象機器に関する動作内容の選択とを同じ
操作ボタンα1 〜αn により行えるような機能表示を、
各操作ボタンα1 〜αn が占有するスペース上において
行わせて、操作ボタンα1 〜αn の数や機能表示に要す
るスペースを減らしつつ、各々の機能を十分に認識させ
ることが可能となる。
【0030】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1に記載した本発明の多
機能スイッチ装置において、対象機器指定機能表示像を
対象機器指定像設定手段31Dにより設定すると、初期
階層表示実行手段31Aにより表示手段15jに表示さ
れる初期階層表示画像が、対象機器指定像設定手段31
Dにより設定された対象機器指定機能表示像を混在させ
た内容となる。
【0031】したがって、初期階層表示画像に混在させ
て各操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるよう
に各々結像させ、各操作ボタンα1 〜αn の機能として
認識させる対象機器指定機能表示像を、対象機器指定像
設定手段31Dにより設定することで、複数の操作ボタ
ンα1 〜αn により選択可能な対象機器の種類を任意の
内容に設定することが可能となる。
【0032】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項2に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、対象機器から対象機器特
定情報が供給されると、その対象機器特定情報を基にし
て対象機器指定像設定手段31Dが、初期階層表示画像
に混在させる対象機器指定機能表示像を設定することに
なる。
【0033】したがって、対象機器を接続する等してそ
の対象機器からの対象機器特定情報を受け取れるように
することで、特別な設定操作を行ったりそのための手段
を別途設けることなく、初期階層表示画像に混在させる
対象機器指定機能表示像を容易に設定することが可能と
なる。
【0034】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した
本発明の多機能スイッチ装置において、特定対象機器指
定機能表示像を特定対象機器像設定手段31Eにより設
定すると、次階層表示実行手段31Cにより表示手段1
5jに表示される次階層表示画像が、特定対象機器像設
定手段31Eにより設定された特定対象機器機能表示像
を混在させた内容となる。
【0035】したがって、次階層表示画像に混在させて
各操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるように
各々結像させ、各操作ボタンα1 〜αn の機能として認
識させる特定対象機器指定機能表示像を、特定対象機器
像設定手段31Eにより設定することで、複数の操作ボ
タンα1 〜αn により選択可能な特定種類の対象機器の
動作内容を任意の内容に設定することが可能となる。
【0036】さらに、請求項5に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項4に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、対象機器から動作内容情
報が供給されると、その動作内容情報を基にして特定対
象機器像設定手段31Eが、次階層表示画像に混在させ
る特定対象機器機能表示像を設定することになる。
【0037】したがって、対象機器を接続する等してそ
の対象機器からの動作内容情報を受け取れるようにする
ことで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別
途設けることなく、次階層表示画像に混在させる特定対
象機器機能表示像を容易に設定することが可能となる。
【0038】また、請求項6に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に
記載した本発明の多機能スイッチ装置において、初期階
層表示実行手段31Aが初期階層表示画像を表示手段1
5jに表示させている間に、特定操作ボタンβの操作を
特定操作ボタン操作検出手段Cが検出すると、特定操作
ボタンβの操作が有効とされる特定種類の対象機器の動
作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、ス
イッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画像
が、初期階層表示画像に代えて次階層表示実行手段31
Cにより表示手段15jに表示される。
【0039】即ち、初期階層表示画像が表示手段15j
に表示されている状態では、対象機器の種類を指定する
ための機能を持つことを認識させるために、対象機器の
種類を指定するための対象機器指定機能表示像を正面側
から視認できるように結像させていた各操作ボタンα1
〜αn に、特定操作ボタンβの操作が行われた後には、
その特定操作ボタンβの操作が有効とされる特定種類の
対象機器の動作内容を選択するための特定対象機器機能
表示像が正面側から視認できるように結像されることに
なる。
【0040】したがって、対象機器指定機能表示像を正
面側から視認できるように結像させていた各操作ボタン
α1 〜αn の操作によって対象機器の種類の指定が行わ
れないまま、特定種類の対象機器に関してしか操作が有
効とされない特定操作ボタンβが操作されたとしても、
その特定操作ボタンβの操作を無にせずに、特定操作ボ
タンβに関連する特定種類の対象機器の動作内容を選択
する機能に各操作ボタンα1 〜αn を設定することが可
能となる。
【0041】さらに、請求項7に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5又
は6に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、
複数の操作ボタンα1 〜αn のうち少なくとも1つの操
作ボタンを除いて構成される第1ボタン領域の操作ボタ
ンには、初期階層表示実行手段31Aにより初期階層表
示画像が表示手段15jに表示されている間と、次階層
表示実行手段31Cにより次階層表示画像が表示手段1
5jに表示されている間との少なくとも一方において、
第1ボタン領域を構成する操作ボタンの機能を表すスイ
ッチ機能表示像の像光が背後から照射されて、このスイ
ッチ機能表示像が正面側から視認できるように結像され
る。
【0042】これに対し、第1ボタン領域を除く第2ボ
タン領域を構成する少なくとも1つの操作ボタンには、
初期階層表示実行手段31Aにより初期階層表示画像が
表示手段15jに表示されている間と、次階層表示実行
手段31Cにより次階層表示画像が表示手段15jに表
示されている間との少なくとも一方において、第1ボタ
ン領域を構成する操作ボタンの機能に関連する付加情報
表示像の像光が背後から照射されて、この付加情報表示
像が正面側から視認できるように結像される。
【0043】このため、初期階層表示実行手段31Aが
表示手段15jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像
とを同時に表示させるものとすると、初期階層表示実行
手段31Aにより初期階層表示画像が表示手段15jに
表示されている間には、対象機器の種類を指定するため
の対象機器指定機能表示像が、第1ボタン領域を構成す
る操作ボタンに正面側から視認できるように結像される
と同時に、第1ボタン領域を構成する操作ボタンの対象
機器指定機能に関連する付加情報表示像が、第2ボタン
領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるよう
に結像されることになる。
【0044】一方、次階層表示実行手段31Cが表示手
段15jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同
時に表示させるものとすると、次階層表示実行手段31
Cにより次階層表示画像が表示手段15jに表示されて
いる間には、表示像特定手段31Bが特定した対象機器
指定機能表示像に対応する種類の対象機器の動作内容を
選択するための特定対象機器機能表示像が、第1ボタン
領域を構成する操作ボタンに正面側から視認できるよう
に結像されると同時に、第1ボタン領域を構成する操作
ボタンの特定対象機器の動作内容選択機能に関連する付
加情報表示像が、第2ボタン領域を構成する操作ボタン
に正面側から視認できるように結像されることになる。
【0045】したがって、初期階層表示実行手段31A
と次階層表示実行手段31Cとのいずれが表示手段15
jにスイッチ機能表示像と付加情報表示像とを同時に表
示させるとしても、機能選択に必要な数の操作ボタンα
1 〜αn にスイッチ機能表示像を正面側から視認できる
ように結像させると共に、機能選択に必要のない残りの
操作ボタンα1 〜αn に付加情報表示像を正面側から視
認できるように結像させて、必要な数の操作ボタンα1
〜αn を機能選択用として確保しつつ、それら機能選択
用の操作ボタンα1 〜αn に関連する付加情報を、限ら
れたスペースの中で、たまたま余剰となった操作ボタン
α1 〜αn のスペースを利用して表示させることが可能
となる。
【0046】また、請求項8に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5、6
又は7に記載した本発明の多機能スイッチ装置におい
て、対応する特定対象機器機能表示像が存在する対象機
器指定機能表示像には、その対応する特定対象機器機能
表示像の存在を予告する次階層予告表示像が含まれ、こ
の次階層予告表示像が、対象機器指定機能表示像の一部
として操作ボタンα1 〜αn に正面側から視認できるよ
うに結像されることになる。
【0047】したがって、初期階層表示画像が表示手段
15jに表示されている状態において、目的の対象機器
の動作内容を選択する際に、その対象機器の対象機器指
定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンα1
αn に、次階層予告表示像が結像されていてその次階層
予告表示像が正面側から視認されるか否かによって、と
りあえずその対象機器指定機能表示像が正面側から視認
される操作ボタンα1〜αn を操作しておいて、その次
に操作ボタンα1 〜αn に結像される特定対象機器機能
表示像を正面側から視認して動作内容の選択を行えばよ
いのかどうかを、事前に判断させることが可能となる。
【0048】さらに、請求項9に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、対象機器Aの動作に関連する
設定の変更指示を設定変更指示部Eにより行うと、その
設定に関連する対象機器Aの動作内容の選択肢が操作ボ
タンδ1 〜δn の操作面上において視認されるように、
表示変更手段33Aによって表示手段15j,15kの
表示内容が変更される。
【0049】したがって、操作ボタンδ1 〜δn の操作
により対象機器Aの動作内容の選択指示を動作選択指示
部Dで行わなくても、動作に関連する設定の変更を指示
した対象機器Aの動作内容の選択肢が操作ボタンδ1
δn の操作面上において視認され、その選択肢の選択に
係る操作ボタンδ1 〜δn の操作を続けて実行できるよ
うにすることが可能となる。
【0050】また、請求項10に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、動作選択指示部Dによる
対象機器Aの動作内容の選択指示を行う際に用いる操作
ボタンδ1 〜δn を、対象機器Aの動作に関連する設定
の変更を指示する際にも用いることになる。
【0051】したがって、限られた操作ボタンδ1 〜δ
n を有効に利用して、操作ボタンδ 1 〜δn の占有する
スペースを削減しスイッチ装置の一層の多機能化を図る
ことが可能となる。
【0052】さらに、請求項11に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、動作選択指示部Dによ
る対象機器Aの動作内容の選択指示を行う際に用いる操
作ボタンδ1 〜δn と、操作ボタンδ1 〜δn とは別個
の設定変更用操作ボタンλとのどちらによっても、対象
機器Aの動作に関連する設定の変更が指示できることに
なる。
【0053】したがって、操作ボタンδ1 〜δn の操作
に応じて表示手段15j,15kにより表示される、動
作選択指示部Dにより選択可能な対象機器Aの動作内容
に応じて、操作ボタンδ1 〜δn と設定変更用操作ボタ
ンλとのうち利用しやすいボタンを選択して操作するこ
とが可能となる。
【0054】また、請求項12に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、対象機器Aの動作に関連
する設定の変更を指示しても、その指示を確定させるた
めに操作ボタンδ1 〜δn を操作しない限り、表示変更
手段33Aによる表示手段15j,15kの表示内容の
変更が行われないことになる。
【0055】したがって、対象機器Aの動作に関連する
設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定さ
せる前であれば表示変更手段33Aによる表示手段15
j,15kの表示内容の変更を実行させず、誤った変更
指示の設定内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタ
ンδ1 〜δn の操作面上に視認される状態に移行するの
を防ぐことが可能となる。
【0056】さらに、請求項13に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、対象機器Aの動作に関
連する設定の変更を指示しても、その指示を確定させる
ために操作ボタンδ1 〜δnを操作するか、それとも、
操作ボタンδ1 〜δn とは別個の設定変更用操作ボタン
λを操作しない限り、表示変更手段33Aによる表示手
段15j,15kの表示内容の変更が行われないことに
なる。
【0057】したがって、対象機器Aの動作に関連する
設定の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定さ
せる前か、設定変更用操作ボタンλを操作する前であれ
ば、表示変更手段33Aによる表示手段15j,15k
の表示内容の変更を実行させず、誤った変更指示の設定
内容に関連した動作内容の選択肢が操作ボタンδ1 〜δ
n の操作面上に視認される状態に移行するのを防ぐこと
が可能となり、その一方で、操作ボタンδ1 〜δn の操
作に応じて表示手段15j,15kにより表示される、
動作選択指示部Dにより選択可能な対象機器Aの動作内
容に応じて、操作ボタンδ1 〜δn と設定変更用操作ボ
タンλとのうち利用しやすいボタンを選択して操作する
ことが可能となる。
【0058】また、請求項14に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9、10、11、12
又は13に記載した本発明の多機能スイッチ装置におい
て、設定変更指示部Eによって行われる対象機器Aの動
作に関連する設定の変更指示内容が、少なくとも一部の
操作ボタンδ1 〜δn の操作面上において視認されるこ
とになる。
【0059】したがって、少なくとも一部の操作ボタン
δ1 〜δn の操作面を視認することで、設定変更指示部
Eによって変更指示された対象機器Aの動作に関連する
現在の設定内容を確認することが可能となる。
【0060】さらに、請求項15に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14
に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、選択
手段Fが、複数の操作ボタンが有する第1操作ボタン部
分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれを、像が第
1色で視認されると共に背景が第2色で視認される一方
とし、像が第2色で視認されると共に背景が第1色で視
認される他方とするかを逆転させると、第1操作ボタン
部分における像及び背景の表示形態と、第2操作ボタン
部分における像及び背景の表示形態とが入れ替わること
になる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明による多機能スイッ
チ装置の実施形態を図面を参照して説明する。
【0062】まず、本発明の実施形態に係る多機能スイ
ッチ装置(以下、「スイッチ装置」と略記する)を説明
するのに先立って、本発明のスイッチ装置が適用される
対象の一例を、図3を参照して説明する。
【0063】図3は本発明のスイッチ装置が適用可能な
センターコンソールを含む自動車のダッシュボード回り
の要部斜視図であり、図3中引用符号1はダッシュボー
ド、3はインストルメントパネルを各々示し、このイン
ストルメントパネル3の車幅方向略中央部にセンターコ
ンソール5が配置されている。
【0064】前記センターコンソール5には、カーナビ
ゲーション用の画面7やエアコン吹出口9とアシュトレ
イ11とに上下を挟まれて、本発明の第1実施形態に係
るスイッチ装置を構成するコンビネーションパネル13
や、本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置を構成す
るコンビネーションパネル13A、本発明の第3実施形
態に係るスイッチ装置を構成するコンビネーションパネ
ル13Bが組み込まれている。
【0065】次に、本発明の第1実施形態に係るスイッ
チ装置の具体的構成について説明する。
【0066】図4は本発明の第1実施形態に係るスイッ
チ装置の要部正面図であり、図4に示すように、第1実
施形態のコンビネーションパネル13は、マルチスイッ
チ部15、後述するCDプレーヤ(図24参照)のCD
スロット17及びイジェクトボタン19、後述するMD
(ミニディスク)プレーヤ(図24参照)のMDスロッ
ト21及びイジェクトボタン23、並びに、オーディオ
用のボリュームツマミ25や後述するエアコン(図24
参照)用の温度設定ツマミ27を有しており、このコン
ビネーションパネル13の各部の操作内容は、図3中引
用符号29で示すセンターディスプレイの画面上に表示
される。
【0067】前記マルチスイッチ部15は、図4に示す
ように、4×上下2列の合計8つの操作ボタン15a〜
15hを有しており、各操作ボタン15a〜15hは、
図4中想像線で示すように、マルチスイッチ部15の背
後に配置された液晶ディスプレイ15jによる表示像の
像光が直接背後から照射された際に、各操作ボタン15
a〜15hの背面に各々結像された表示像部分を正面側
から視認できるように、透光性を有する部材により形成
されている。
【0068】尚、液晶ディスプレイ15jは、マルチス
イッチ部15の背後に配置されたものに限らず、例え
ば、センターコンソール5内の任意の箇所に配置された
ものであってもよく、その場合には、液晶ディスプレイ
15jによる表示像の像光を、導光手段(図示せず)を
用いて各操作ボタン15a〜15hの背後に導けばよい
ことになる。
【0069】また、マルチスイッチ部15の背後には、
図4中想像線で示すように、各操作ボタン15a〜15
hの押圧操作を検出するリミットスイッチ16a〜16
hが、液晶ディスプレイ15jからの像光と緩衝しない
ように配置されている。
【0070】そして、液晶ディスプレイ15jにおいて
は、図4に示すデフォルトモード表示の他、図5乃至図
9に説明図で各々示すモード表示による表示像を、マル
チスイッチ部15の各操作ボタン15a〜15hに、そ
れらの正面側から視認可能に結像させるための、各種モ
ード画面の表示が、後述する多重バスラインを介して収
集された機器及び機能認識情報を基にして行われる。
【0071】このうち、図4のデフォルトモード表示で
は、上段の4つの操作ボタン15a〜15dに、「A
M」、「FM」、「CD」、並びに、「MD」という選
択対象の各機器を示す文字が各々視認され、下段の右か
ら2番目の操作ボタン15gに、「エアコンディショ
ナ」という選択対象の各機器を示すシンボルマークが視
認されると共に、下段の左側2つと一番右側との3つの
操作ボタン15e,15f,15hに、「デフォッ
ガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、及び、「交通情
報」という各機能を示すシンボルマークが各々視認され
るように、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモ
ード画面の表示が行われる。
【0072】尚、マルチスイッチ部15におけるデフォ
ルトモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
デフォルトモード画面の表示は、下段の左側2つと一番
右側との3つの操作ボタン15e,15f,15hにお
いて、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛
反転表示として視認され、OFFされている機能を示す
シンボルマークが白地の通常表示として視認されるよう
に行われる。
【0073】また、マルチスイッチ部15におけるデフ
ォルトモード表示においては、上段の4つの操作ボタン
15a〜15dと下段の右から2番目の操作ボタン15
gには、「AM」、「FM」、「CD」、並びに、「M
D」という文字や、「エアコンディショナ」を示すシン
ボルマークに加えて、次階層の表示がある旨を示す
「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるデフォルトモード画
面の表示が行われる。
【0074】次に、図5に示すのはAMラジオモード表
示であり、このAMラジオモード表示では、上段の4つ
の操作ボタン15a〜15dに、プリセットされたAM
放送局の局名を示す文字が各々視認されると共に、下段
の左側2つの操作ボタン15e,15fに、「AUDI
O CONT.(オーディオコントロール)」及び「A
UTO PRESET(オートプリセット)」という各
機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプ
レイ15jによるAMラジオモード画面の表示が行われ
る。
【0075】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるAMラジオモード表示では、下段の右側2つの操作
ボタン15g,15hに、「受信周波数DOWN」及び
「受信周波数UP」という各機能を示すシンボルマーク
が各々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによ
るAMラジオモード画面の表示が行われる。
【0076】尚、マルチスイッチ部15におけるAMラ
ジオモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
AMラジオモード画面の表示は、上段の4つの操作ボタ
ン15a〜15dにおいて、選局されたAM放送局の局
名を示す文字が網掛反転表示として視認され、選局され
ていないAM放送局の局名を示す文字が白地の通常表示
として視認されるように行われる。
【0077】さらに、図6に示すのはCDモード表示で
あり、このCDモード表示では、上段の左側2つの操作
ボタン15a,15bに、CDチェンジャで選択するC
Dの番号を指定する「選択DISK番号DOWN」及び
「選択DISK番号UP」という各機能を示すシンボル
マークと選択DISK番号の文字とが各々視認されると
共に、下段の右側2つの操作ボタン15g,15hに、
「再生トラックDOWN」及び「再生トラックUP」と
いう各機能を示すシンボルマークと選択トラック番号の
文字とが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15
jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0078】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるCDモード表示では、上段の右側2つの操作ボタン
15c,15dに、「RPT(リピート再生)」及び
「RAND(ランダム再生)」という各機能を示す文字
が各々視認され、かつ、下段の左側2つの操作ボタン1
5e,15fに、「オーディオコントロール」及び「S
CAN(曲頭スキャン再生)」という選択対象の各機能
を示す文字が各々視認されるように、液晶ディスプレイ
15jによるCDモード画面の表示が行われる。
【0079】但し、CDスロット17からCDが1枚も
挿入されていない状態では、液晶ディスプレイ15jに
より表示されるCDモード画面上から選択DISK番号
や選択トラック番号の文字が省略され、これに伴って、
上述した上段の左から2番目の操作ボタン15bや下段
の一番右側の操作ボタン15hには、選択DISK番号
や選択トラック番号の文字は視認されないことになる。
【0080】また、図7に示すのはMDモード表示であ
り、このMDモード表示では、上段の一番左側と右側2
つの3つの操作ボタン15a,15c,15dに、「D
ISP(曲データ表示)」、「RPT」、及び、「RA
ND」という各機能を示す文字が各々視認されると共
に、下段の左側2つの操作ボタン15e,15fに、
「AUDIO CONT.」及び「AUTO PRES
ET」という各機能を示す文字が各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表
示が行われる。
【0081】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるMDモード表示では、下段の右側2つの操作ボタン
15g,15hに、「再生トラックDOWN」及び「再
生トラックUP」という各機能を示すシンボルマークと
選択トラック番号の文字とが各々視認されるように、液
晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行
われる。
【0082】但し、MDスロット21からMDが挿入さ
れていない状態では、液晶ディスプレイ15jにより表
示されるMDモード画面上から選択トラック番号の文字
が省略され、これに伴って、上述した下段の一番右側の
操作ボタン15hには、選択トラック番号の文字は視認
されないことになる。
【0083】尚、マルチスイッチ部15におけるMDモ
ード表示では、上段の左から2番目の操作ボタン15b
に何の文字やシンボルマークも視認されないように、液
晶ディスプレイ15jによるMDモード画面の表示が行
われる。
【0084】また、マルチスイッチ部15におけるCD
モード表示やMDモード表示の際の、液晶ディスプレイ
15jによるCDモード画面やMDモード画面の表示
は、上段の右側2つの操作ボタン15c,15dにおい
て、ONされている機能を示すシンボルマークが網掛反
転表示として視認され、ONされていない機能を示すシ
ンボルマークが白地の通常表示として視認されるように
行われる。
【0085】そして、マルチスイッチ部15におけるA
Mラジオモード表示やCDモード表示、及び、MDモー
ド表示においては、下段の一番左側の操作ボタン15e
に、「AUDIO CONT.」という文字に加えて、
次階層の表示がある旨を示す「▼」のシンボルマークが
視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるAM
ラジオモード画面やCDモード画面、及び、MDモード
画面の表示が行われる。
【0086】さらに、図8に示すのはオーディオコント
ロールモード表示であり、このオーディオコントロール
モード表示では、上段の4つの操作ボタン15a〜15
dに、「REAR(後部側)」、「FRONT(前部
側)」、「LEFT(左側)」、「RIGHT(右
側)」という音量バランス機能を示す文字が各々視認さ
れるように、液晶ディスプレイ15jによるオーディオ
コントロールモード画面の表示が行われる。
【0087】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるオーディオコントロールモード表示では、下段の左
右両端の操作ボタン15e,15hに、「BASS弱」
及び「TREBLE強」という音質バランス機能を示す
シンボルマークと文字とが視認され、下段の残る2つの
操作ボタン15f,15gに、「BASS強」及び「T
REBLE弱」という音質バランス機能を示すシンボル
マークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ15
jによるオーディオコントロールモード画面の表示が行
われる。
【0088】また、図9に示すのはエアコンモード表示
であり、このエアコン表示モードでは、上段の一番左側
の操作ボタン15aに、「OFF」という状態を示す文
字が視認されると共に、上段の中央2つの操作ボタン1
5b,15cに、「A/C(マニュアル)」及び「AU
TO」という各機能を示す文字が各々視認されるよう
に、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面
の表示が行われる。
【0089】これに加えて、マルチスイッチ部15にお
けるエアコンモード表示では、上段の一番右側の操作ボ
タン15dと下段の4つの操作ボタン15e〜15h
に、「エア循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リア
ウィンドヒータ」、「送風モード」、並びに、「送風レ
ベル」の各機能を示すシンボルマークが各々視認される
ように、液晶ディスプレイ15jによるエアコンモード
画面の表示が行われる。
【0090】尚、マルチスイッチ部15におけるエアコ
ンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによるエ
アコンモード画面の表示は、上段の中央2つの操作ボタ
ン15b,15cや下段の左側2つの操作ボタン15
e,15fにおいて、ONされている機能を示すシンボ
ルマークが網掛反転表示として視認され、ONされてい
ない機能を示すシンボルマークが白地の通常表示として
視認されるように行われる。
【0091】また、マルチスイッチ部15におけるエア
コンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
エアコンモード画面の表示は、上段の一番左側の操作ボ
タン15aにおける「OFF」という状態を示す文字
が、「A/C」及び「AUTO」の両機能ともOFFさ
れている場合に、網掛反転表示として視認され、「A/
C」及び「AUTO」の両機能のうちいずれか一方の機
能がONされている場合に、白地の通常表示として視認
されるように行われる。
【0092】さらに、マルチスイッチ部15におけるエ
アコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによ
るエアコンモード画面の表示は、「エア循環モード」の
設定が変わる度に、上段の一番右側の操作ボタン15d
において視認される、「エア循環モード」の機能を示す
シンボルマークが、図10に説明図で示すように、「循
環」の機能を示すシンボルマークと「換気」の機能を示
すシンボルマークとの間で交互に変化するように行われ
る。
【0093】また、マルチスイッチ部15におけるエア
コンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
エアコンモード画面の表示は、「送風モード」の設定が
変わる度に、下段の右から2番目の操作ボタン15gに
おいて視認される、「送風モード」の機能を示すシンボ
ルマークが、図11に説明図で示すように、「送風な
し」、「頭部のみ」、「頭部及び足部」、「足部の
み」、「足部のみ(デフォッガ込み)」、並びに、「頭
部及び足部(デフォッガ込み)」という6つのパターン
に、図11中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0094】さらに、マルチスイッチ部15におけるエ
アコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによ
るエアコンモード画面の表示は、「送風レベル」の設定
が変わる度に、下段の一番右側の操作ボタン15hにお
いて視認される、「送風レベル」の機能を示すシンボル
マークが、図12に説明図で示すように、「送風量=
0」から「送風量=5(最大)」までの6段階に、図1
2中の矢印の順序で変化するように行われる。
【0095】また、図面を用いた詳細な説明は省略する
ものの、マルチスイッチ部15においては、上述した各
モードの表示の他にFMラジオモード表示がさらに行わ
れ、このFMラジオモード表示では、上段の4つの操作
ボタン15a〜15dに各々視認される文字が、プリセ
ットされたFM放送局の局名を示す文字である点を除い
て、図5に示すAMラジオモード表示と略同様の表示が
各操作ボタン15a〜15hに各々視認されるように、
液晶ディスプレイ15jによるFMラジオモード画面の
表示が行われる。
【0096】前記センターディスプレイ29は、前記マ
ルチスイッチ部15と共に本発明の第1実施形態に係る
スイッチ装置を構成するもので、例えば液晶ディスプレ
イ等で構成されており、運転席や助手席からその画面表
示を視認できるように、図3に示すように、ダッシュボ
ード1の車幅方向略中央部に配置されている。
【0097】そして、センターディスプレイ29におい
ては、マルチスイッチ部15の各操作ボタン15a〜1
5hの押圧操作により選択された機器や、設定された機
能に関する情報を表示するために、液晶ディスプレイ1
5jに表示されているモード画面や、各操作ボタン15
a〜15hの操作に合わせて、図13乃至図23に説明
図で各々示す状態案内画面の表示が行われる。
【0098】このうち、図13のデフォルトモード案内
画面では、現在の車内温度と、「AM」、「FM」、
「CD」、並びに、「MD」のうち現在ONされている
機器を示す文字、そして、現在時刻がセンターディスプ
レイ29に各々表示される。
【0099】また、図14のAMラジオモード案内画面
では、図13のデフォルトモード案内画面における表示
内容において、現在ONされている機器を示す文字表示
が当然「AM」となるのに加えて、現在選局されている
放送局とその受信周波数を示す文字がセンターディスプ
レイ29に各々表示される。
【0100】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、図15に示すように、現在選局されている放送局
とその受信周波数を示す文字に代えて、調整中の音量バ
ランスや音質バランスの内容とその調整状態とを示すシ
ンボルマークがセンターディスプレイ29に表示され、
オートプリセット動作の実行中には、図示は省略するも
のの、現在選局されている放送局とその受信周波数を示
す文字に代えて、「AUTO PRESET」の文字が
センターディスプレイ29に表示される。
【0101】さらに、図16のCDモード案内画面で
は、図13のデフォルトモード案内画面における表示内
容において、現在ONされている機器を示す文字表示が
当然「CD」となるのに加えて、現在再生されているD
ISK番号やトラック番号と再生時間を示す文字がセン
ターディスプレイ29に各々表示され、さらに、リピー
ト再生やランダム再生、曲頭スキャン再生の各機能が選
択されている場合は、その選択されている機能を示す文
字が合わせてセンターディスプレイ29に表示される。
【0102】但し、CDスロット17からCDが1枚も
挿入されていない状態では、センターディスプレイ29
のCDモード案内画面上から、DISK番号やトラック
番号の文字の表示、並びに、リピート再生やランダム再
生、曲頭スキャン再生といった、現在選択されている機
能の文字の表示がいずれも省略される。
【0103】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、AMラジオモード案内画面の場合と同じく、現在
再生されているDISK番号やトラック番号と再生時間
を示す文字、及び、現在選択されている機能を示す文字
に代えて、調整中の音量バランスや音質バランスの内容
とその調整状態とを示すシンボルマークがセンターディ
スプレイ29に表示される。
【0104】また、図17のMDモード案内画面では、
図13のデフォルトモード案内画面における表示内容に
おいて、現在ONされている機器を示す文字表示が当然
「MD」となるのに加えて、現在再生されているトラッ
ク番号と再生時間を示す文字がセンターディスプレイ2
9に各々表示され、さらに、リピート再生やランダム再
生、曲頭スキャン再生の各機能が選択されている場合
は、その選択されている機能を示す文字が合わせてセン
ターディスプレイ29に表示される。
【0105】但し、MDスロット21からMDが挿入さ
れていない状態では、センターディスプレイ29のMD
モード案内画面上から、選択トラック番号の文字の表
示、並びに、リピート再生やランダム再生、曲頭スキャ
ン再生といった、現在選択されている機能の文字の表示
がいずれも省略される。
【0106】尚、オーディオコントロール動作の実行中
には、AMラジオモード案内画面やCDモード案内画面
の場合と同じく、現在再生されているトラック番号と再
生時間を示す文字、及び、現在選択されている機能を示
す文字に代えて、調整中の音量バランスや音質バランス
の内容とその調整状態とを示すシンボルマークがセンタ
ーディスプレイ29に表示される。
【0107】また、曲データ表示動作の実行中には、図
18に示すように、現在再生されているMDに記録され
ているDISKタイトルや曲名のみが強調してセンター
ディスプレイ29に表示される。
【0108】さらに、図19のエアコンモード案内画面
では、現在の車内温度、現在の車外温度、及び、現在設
定されている目標温度を示す文字がセンターディスプレ
イ29に各々表示されると共に、現在設定されている送
風モードと送風レベルを示すシンボルマークがセンター
ディスプレイ29に各々表示される。
【0109】尚、目標温度の設定が変更された場合は、
図20に示すように、変更された目標温度を示す文字の
みが強調してセンターディスプレイ29に表示され、ま
た、送風モードや送風レベルの設定が変更された場合
は、図21に示すように、変更された送風モードを示す
シンボルマークのみ、或は、図22に示すように、変更
された送風レベルを示すシンボルマークのみが強調して
センターディスプレイ29に表示される。
【0110】また、エア循環モードの設定が変更された
場合は、図示は省略するものの、「循環」を示すシンボ
ルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、変
更後の設定を示すシンボルマークのみが強調してセンタ
ーディスプレイ29に表示される。
【0111】ここで、センターディスプレイ29に強調
して表示される送風モードのシンボルマークが変化する
順序は、図11中に矢印で示す順序と同じであり、同様
に、センターディスプレイ29に強調して表示される送
風レベルのシンボルマークが変化する順序は、図12中
に矢印で示す順序と同じである。
【0112】また、エアコンがON状態からOFF状態
に変更された場合は、図13のデフォルトモード案内画
面、図14のAMラジオモード案内画面、図15のオー
ディオコントロール動作の実行中における表示画面、図
16のCDモード案内画面、図17のMDモード案内画
面、図19のエアコンモード案内画面、並びに、不図示
のオートプリセット動作の実行中における表示画面か
ら、現在設定されている目標温度を示す文字が省略され
る。
【0113】さらに、図13のデフォルトモード案内画
面及び図19のエアコンモード案内画面の表示中に、デ
フォッガのON/OFF状態が変更された場合は、図2
3に示すように、デフォッガを示すシンボルマークと変
更後の機能状態を示す文字のみが強調してセンターディ
スプレイ29に表示され、熱線リアウィンドヒータや交
通情報のON/OFF状態が変更された場合も、図示は
省略するものの、熱線リアウィンドヒータや交通情報を
示すシンボルマークと変更後の機能状態を示す文字のみ
が強調してセンターディスプレイ29に表示される。
【0114】尚、図23ではONからOFFに状態が変
わった場合について示しており、OFFからONに状態
が変わった場合は、図23中の「OFF」の文字に代え
て「ON」の文字が表示される。
【0115】さらに、図面を用いた詳細な説明は省略す
るものの、センターディスプレイ29においては、上述
した各案内画面の表示の他にFMラジオモード案内画面
がさらに表示され、このFMラジオモード案内画面で
は、現在ONされている機器を示す文字表示が当然「F
M」となるのに加えて、現在選局されている放送局とそ
の受信周波数を示す文字がセンターディスプレイ29に
各々表示される。
【0116】尚、FMラジオモード案内画面の表示中に
おけるオーディオコントロール動作やオートプリセット
動作の実行中のセンターディスプレイ29の表示は、先
に説明した、AMラジオモード案内画面の表示中におけ
るオーディオコントロール動作やオートプリセット動作
の実行中のセンターディスプレイ29の表示と同様であ
る。
【0117】前記ボリュームツマミ25は、後述するチ
ューナ(図24参照)で受信されるAM放送(交通情報
を含む)又はFM放送の音量や、前記不図示のCDプレ
ーヤ及びMDプレーヤによる再生音の音量を設定するた
めのものであり、一方、温度設定ツマミ27は、前記不
図示のエアコンによる車内の空調の温度を設定するため
のものであり、いずれも、回転操作により設定音量や設
定温度が変更されるように構成されている。
【0118】次に、第1実施形態に係るスイッチ装置の
電気的な概略構成を、具体的に説明する。
【0119】図24はセンターコンソール5を始めとす
る、自動車内に搭載される、特に、車内設備に関連する
電装品により構成される多重通信システムの概略構成を
示すブロック図であり、図24中引用符号30で示す本
実施形態のスイッチ装置は、CDプレーヤ40、MDプ
レーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70等と
共に、多重バスラインBLを用いて通信を行う多重通信
システムを構成している。
【0120】そして、第1実施形態のスイッチ装置30
は、図25に電気的な概略構成のブロック図で示すよう
に、上述した液晶ディスプレイ15jやセンターディス
プレイ29の表示を制御するマイクロコンピュータ(以
下、「マイコン」と略記する)31を有している。
【0121】前記マイコン31は、CPU31aと、R
AM31bと、ROM31cとで構成されており、この
うち、CPU31aには、CDプレーヤ40、MDプレ
ーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70が多重
バスラインBLを介して各々接続されていると共に、リ
ミットスイッチ16a〜16h、液晶ディスプレイ15
j、ボリュームツマミ25の回転操作に応じて出力が変
化するボリュームスイッチ25a、温度設定ツマミ27
の回転操作に応じて出力が変化する温度設定スイッチ2
7a、並びに、センターディスプレイ29が各々接続さ
れている。
【0122】また、前記RAM31bには、データエリ
ア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられて
いて、このうちワークエリアには、各種フラグやバッフ
ァのために用いるエリア等が設けられており、前記RO
M31cには、CPU31aに各種処理動作を行わせる
ための制御プログラムが格納されている。
【0123】次に、前記ROM31cに格納された制御
プログラムに従いCPU31aが行う処理を、図26乃
至図38のフローチャートを参照して説明する。
【0124】不図示のアクセサリスイッチのONによ
り、自動車に搭載された不図示のバッテリ等からの給電
を受けてマイコン31が起動しプログラムがスタートす
ると、CPU31aは、図26に示すように、まず、R
AM31bの各種フラグエリアのフラグを「0」に設定
する等の初期設定を行う(ステップS1)。
【0125】ステップS1の初期設定が済んだならば、
次に、多重バスラインBLを介して多重通信システムを
構成する各ノードとの間で通信を行って、CDプレーヤ
40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エア
コン70からの機器及び機能認識情報を収集する確認処
理を行い(ステップS3)、収集した機器及び機能認識
情報を基に、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モ
ード画面の内容を決定する(ステップS5)。
【0126】続いて、液晶ディスプレイ15jにデフォ
ルトモード画面を表示させると共にセンターディスプレ
イ29にデフォルトモード案内画面を表示させるデフォ
ルト処理を行い(ステップS7)、リミットスイッチ1
6a〜16hの出力を基に、各操作ボタン15a〜15
hが操作されたか否かを確認する(ステップS9)。
【0127】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS9でN)、後述する
ステップS33に進み、操作された場合は(ステップS
9でY)、操作されたのがAMラジオの選択機能を割り
当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステッ
プS11)、操作ボタン15aである場合は(ステップ
S11でY)、RAM31bのAMフラグエリアのフラ
グF1を「1」に設定すると共に、RAM31bのFM
フラグエリアのフラグF3、CDフラグエリアのフラグ
F5、及び、MDフラグエリアのフラグF7をいずれも
「0」に設定した後(ステップS13)、後述するステ
ップS49に進む。
【0128】一方、ステップS11において操作された
のが操作ボタン15aでない場合(N)は、操作された
のがFMラジオの選択機能を割り当てた操作ボタン15
bであるか否かを確認し(ステップS15)、操作ボタ
ン15bである場合は(ステップS15でY)、FMフ
ラグF3を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、
CDフラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも
「0」に設定した後(ステップS17)、後述するステ
ップS83に進み、操作されたのが操作ボタン15bで
ない場合は(ステップS15でN)、操作されたのがC
Dプレーヤ40の選択機能を割り当てた操作ボタン15
cであるか否かを確認する(ステップS19)。
【0129】操作ボタン15cである場合は(ステップ
S19でY)、CDフラグF5を「1」に設定すると共
に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、MDフラ
グF7をいずれも「0」に設定した後(ステップS2
1)、後述するステップS117に進み、操作ボタン1
5cでない場合は(ステップS19でN)、操作された
のがMDプレーヤの選択機能を割り当てた操作ボタン1
5dであるか否かを確認する(ステップS23)。
【0130】操作ボタン15dである場合は(ステップ
S23でY)、MDフラグF7を「1」に設定すると共
に、AMフラグF1、FMフラグF3、及び、CDフラ
グF5をいずれも「0」に設定した後(ステップS2
5)、後述するステップS159に進み、操作ボタン1
5dでない場合は(ステップS23でN)、図27に示
すように、操作されたのがデフォッガのON/OFF切
換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確
認する(ステップS27)。
【0131】操作ボタン15eでない場合は(ステップ
S27でN)、後述するステップS31に進み、操作ボ
タン15eである場合は(ステップS27でY)、液晶
ディスプレイ15jのデフォルトモード画面の表示内容
を、操作ボタン15eに結像される部分が網掛反転表示
と白地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように
更新する(ステップS28)。
【0132】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、デフォッガを示す
シンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF
状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステ
ップS29)、この一定時間の経過後に、センターディ
スプレイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画
面に戻した後(ステップS30)、ステップS9にリタ
ーンする。
【0133】ステップS27において操作されたのが操
作ボタン15eでない場合(N)に進むステップS31
では、操作されたのが熱線リアウィンドヒータのON/
OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15fであるか
否かを確認し、操作ボタン15fでない場合は(ステッ
プS31でN)、後述するステップS35に進む。
【0134】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップS31でY)、液晶ディスプレイ
15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS32)。
【0135】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、熱線リアウィンド
ヒータを示すシンボルマーク及び切換後の熱線リアウィ
ンドヒータのON/OFF状態を示す文字のみの強調表
示に一定時間変更し(ステップS33)、この一定時間
の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元
のデフォルトモード案内画面に戻した後(ステップS3
4)、ステップS9にリターンする。
【0136】ステップS31において操作されたのが操
作ボタン15fでない場合(N)に進むステップS35
では、操作されたのがエアコン70の選択機能を割り当
てた操作ボタン15gであるか否かを確認し、操作ボタ
ン15gである場合は(ステップS35でY)、後述す
るステップS213に進む。
【0137】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ない場合は(ステップS35でN)、液晶ディスプレイ
15jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15hに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS36)。
【0138】これと共に、センターディスプレイ29の
デフォルトモード案内画面の表示を、交通情報を示すシ
ンボルマーク及び切換後の交通情報のON/OFF状態
を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステップ
S37)、この一定時間の経過後に、センターディスプ
レイ29の表示内容を元のデフォルトモード案内画面に
戻した後(ステップS38)、ステップS9にリターン
する。
【0139】また、ステップS9において各操作ボタン
15a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)
に進むステップS39では、図26に示すように、ボリ
ュームスイッチ25aの出力を基にボリュームツマミ2
5が回転操作されたか否かを確認し、回転操作された場
合は(ステップS39でY)、後述するステップS43
に進み、回転操作されていない場合は(ステップS39
でN)、温度設定スイッチ27aの出力を基に温度設定
ツマミ27が回転操作されたか否かを確認する(ステッ
プS41)。
【0140】温度設定ツマミ27が回転操作された場合
は(ステップS41でY)、後述するステップS205
に進み、回転操作されていない場合は(ステップS35
でN)、ステップS9にリターンする。
【0141】また、ステップS39においてボリューム
ツマミ25が回転操作された場合(Y)に進むステップ
S43では、図28に示すように、AMフラグF1が
「0」であるか否かを確認し、「0」でない場合は(ス
テップS43でN)、ステップS49に進み、「0」で
ある場合は(ステップS43でY)、FMフラグF3が
「0」であるか否かを確認する(ステップS45)。
【0142】FMフラグF3が「0」でない場合は(ス
テップS45でN)、ステップS83に進み、「0」で
ある場合は(ステップS45でY)、CDフラグF5が
「0」であるか否かを確認し(ステップS47)、
「0」でない場合は(ステップS47でN)、ステップ
S117に進み、「0」である場合は(ステップS47
でY)、ステップS159に進む。
【0143】ステップS13においてAMフラグF1を
「1」に設定すると共にFMフラグF3、CDフラグF
5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設定した
後と、ステップS43においてAMフラグF1が「0」
でない場合(N)とに各々進むステップS49では、図
29に示すように、液晶ディスプレイ15jにAMラジ
オモード画面を表示させると共にセンターディスプレイ
29にAMラジオモード案内画面を表示させるAMラジ
オ表示処理を行う。
【0144】続いて、RAM31bの第2階層表示タイ
マエリアにおけるタイムカウントを開始し(ステップS
51)、その後、リミットスイッチ16a〜16hの出
力を基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか
否かを確認する(ステップS53)。
【0145】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS53でN)、後述す
るステップS79に進み、操作された場合は(ステップ
S53でY)、操作されたのがプリセットされた放送局
の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであ
るか否かを確認し(ステップS55)、操作ボタン15
a〜15dでない場合は(ステップS55でN)、後述
するステップS61に進む。
【0146】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS55でY)、センター
ディスプレイ29のAMラジオモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する
放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作
ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として
視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるよ
うに、液晶ディスプレイ15jのAMラジオモード画面
の表示内容を更新し(ステップS57)、第2階層表示
タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップ
S59)、ステップS53にリターンする。
【0147】また、ステップS55において操作された
のが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進む
ステップS61では、操作されたのがオーディオコント
ロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eで
あるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は
(ステップS61でY)、第2階層表示タイマによるタ
イムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS63)、後述するステップ
S285に進む。
【0148】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS61でN)、操作されたのがオ
ートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン
15fであるか否かを確認し(ステップS65)、操作
ボタン15fでない場合は(ステップS65でN)、後
述するステップS75に進む。
【0149】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS65でY)、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、AMラジオモード案内画
面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を
示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表
示する画面に変更し(ステップS67)、オートプリセ
ット動作を実行すると共に(ステップS69)、オート
プリセット動作の終了後にセンターディスプレイ29の
表示内容を元のAMラジオモード案内画面に戻し(ステ
ップS71)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS73)、ステップS53
にリターンする。
【0150】また、ステップS65において操作された
のが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップ
S75では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う受
信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jのA
Mラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作ボ
タン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイマ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS7
7)、ステップS53にリターンする。
【0151】ステップS53において各操作ボタン15
a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進
むステップS79では、第2階層表示タイマのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認し、達していない場合は(ステップS73でN)、
ステップS53にリターンし、達した場合は(ステップ
S73でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウン
トを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし
た後(ステップS81)、ステップS7にリターンす
る。
【0152】また、ステップS17においてFMフラグ
F3を「1」に設定すると共にAMフラグF1、CDフ
ラグF5、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に設
定した後と、ステップS45においてAMフラグF1が
「0」でない場合(N)とに各々進むステップS83で
は、図30に示すように、液晶ディスプレイ15jにF
Mラジオモード画面を表示させると共にセンターディス
プレイ29にFMラジオモード案内画面を表示させるF
Mラジオ表示処理を行う。
【0153】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS85)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS87)。
【0154】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS87でN)、後述す
るステップS113に進み、操作された場合は(ステッ
プS87でY)、操作されたのがプリセットされた放送
局の選局機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dで
あるか否かを確認し(ステップS89)、操作ボタン1
5a〜15dでない場合は(ステップS89でN)、後
述するステップS95に進む。
【0155】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS89でY)、センター
ディスプレイ29のFMラジオモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応する
放送局の内容に応じて更新すると共に、操作された操作
ボタン15a〜15dの部分のみが網掛反転表示として
視認され他の部分が白地の通常表示として視認されるよ
うに、液晶ディスプレイ15jのFMラジオモード画面
の表示内容を更新し(ステップS91)、第2階層表示
タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップ
S93)、ステップS87にリターンする。
【0156】また、ステップS89において操作された
のが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進む
ステップS95では、操作されたのがオーディオコント
ロール動作の選択機能を割り当てた操作ボタン15eで
あるか否かを確認し、操作ボタン15eである場合は
(ステップS95でY)、第2階層表示タイマによるタ
イムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS97)、後述するステップ
S285に進む。
【0157】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS95でN)、操作されたのがオ
ートプリセット動作の選択機能を割り当てた操作ボタン
15fであるか否かを確認し(ステップS99)、操作
ボタン15fでない場合は(ステップS99でN)、後
述するステップS109に進む。
【0158】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS99でY)、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、FMラジオモード案内画
面から、現在選局されている放送局とその受信周波数を
示す文字に代えて「AUTOPRESET」の文字を表
示する画面に変更し(ステップS101)、オートプリ
セット動作を実行すると共に(ステップS103)、オ
ートプリセット動作の終了後にセンターディスプレイ2
9の表示内容を元のFMラジオモード案内画面に戻し
(ステップS105)、第2階層表示タイマのタイマ値
T1をゼロリセットした後(ステップS107)、ステ
ップS87にリターンする。
【0159】また、ステップS99において操作された
のが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステップ
S109では、操作ボタン15g,15hの操作に伴う
受信周波数の変化に合わせて液晶ディスプレイ15jの
AMラジオモード画面の表示内容を変更し、次に、操作
ボタン15g,15hの操作終了後に第2階層表示タイ
マのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS1
11)、ステップS81にリターンする。
【0160】ステップS87において各操作ボタン15
a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に進
むステップS113では、第2階層表示タイマのタイマ
値T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否か
を確認し、達していない場合は(ステップS113で
N)、ステップS87にリターンし、達した場合は(ス
テップS113でY)、第2階層表示タイマによるタイ
ムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS115)、ステップS7にリ
ターンする。
【0161】また、ステップS21においてCDフラグ
F5を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FM
フラグF3、及び、MDフラグF7をいずれも「0」に
設定した後と、ステップS47においてCDフラグF5
が「0」でない場合(N)とに各々進むステップS11
7では、図31に示すように、液晶ディスプレイ15j
にCDモード画面を表示させると共にセンターディスプ
レイ29にCDモード案内画面を表示させるCD表示処
理を行う。
【0162】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS119)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS121)。
【0163】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS121でN)、後述
するステップS147に進み、操作された場合は(ステ
ップS121でY)、操作されたのが再生するディスク
の選択機能を割り当てた操作ボタン15a,15bであ
るか否かを確認し(ステップS123)、操作ボタン1
5a,15bでない場合は(ステップS123でN)、
後述するステップS129に進む。
【0164】一方、操作されたのが操作ボタン15a,
15bである場合は(ステップS123でY)、液晶デ
ィスプレイ15jのCDモード画面の表示内容とセンタ
ーディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容と
を、操作された操作ボタン15a,15bに対応するD
ISK番号の変化に合わせて更新し(ステップS12
5)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS121)、ステップS121にリ
ターンする。
【0165】また、ステップS123において操作され
たのが操作ボタン15a,15bでない場合(N)に進
むステップS129では、操作されたのがリピート動作
のON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15c
であるか否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は
(ステップS129でN)、後述するステップS135
に進む。
【0166】一方、操作されたのが操作ボタン15cで
ある場合は(ステップS129でY)、センターディス
プレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/
OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ
15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン15
cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示と
のうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS
131)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS133)、ステップS121
にリターンする。
【0167】また、ステップS129において操作され
たのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステッ
プS135では、操作されたのがランダム再生動作のO
N/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであ
るか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ス
テップS135でN)、後述するステップS141に進
む。
【0168】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS135でY)、センターディス
プレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のO
N/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプ
レイ15jのCDモード画面の表示内容を、操作ボタン
15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表
示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステッ
プS137)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS139)、ステップS1
21にリターンする。
【0169】また、ステップS135において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS141では、図32に示すように、操作されたのが
オーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操
作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15
eである場合は(ステップS141でY)、第2階層表
示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタ
イマ値T1をゼロリセットした後(ステップS14
3)、後述するステップS285に進む。
【0170】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS141でN)、操作されたのが
曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当
てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップ
S145)、操作ボタン15fでない場合は(ステップ
S145でN)、後述するステップS151に進む。
【0171】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS145でY)、センター
ディスプレイ29のCDモード案内画面の表示内容を、
操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再
生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液
晶ディスプレイ15jのCDモード画面の表示内容を、
操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白
地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新
し(ステップS147)、第2階層表示タイマのタイマ
値T1をゼロリセットした後(ステップS149)、ス
テップS121にリターンする。
【0172】また、ステップS145において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS151では、液晶ディスプレイ15jのCDモード
画面の表示内容とセンターディスプレイ29のCDモー
ド案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15
g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更
新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS153)、ステップS12
1にリターンする。
【0173】ステップS121において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS155では、図31に示すように、第2
階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値
T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は
(ステップS155でN)、ステップS121にリター
ンし、達した場合は(ステップS155でY)、第2階
層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS15
7)、ステップS7にリターンする。
【0174】また、ステップS25においてMDフラグ
F7を「1」に設定すると共に、AMフラグF1、FM
フラグF3、及び、CDフラグF5をいずれも「0」に
設定した後と、ステップS41においてCDフラグF5
が「0」である場合(Y)とに各々進むステップS15
9では、図33に示すように、液晶ディスプレイ15j
にMDモード画面を表示させると共にセンターディスプ
レイ29にMDモード案内画面を表示させるMD表示処
理を行う。
【0175】続いて、第2階層表示タイマエリアにおけ
るタイムカウントを開始し(ステップS161)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS163)。
【0176】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS163でN)、後述
するステップS201に進み、操作された場合は(ステ
ップS163でY)、操作されたのが曲データ表示動作
の選択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否か
を確認し(ステップS165)、操作ボタン15aでな
い場合は(ステップS165でN)、後述するステップ
S175に進む。
【0177】一方、操作されたのが操作ボタン15aで
ある場合は(ステップS165でY)、多重バスライン
BLを介してMDプレーヤ50から、現在再生されてい
るMDに記録されているDISKタイトルや曲名の情報
を取り込み(ステップS167)、センターディスプレ
イ29のMDモード案内画面の表示を、ステップS16
1でMDプレーヤ50から取り込んだDISKタイトル
や曲名に一定時間変更し(ステップS169)、この一
定時間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内
容を元のMDモード案内画面に戻し(ステップS17
1)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS173)、ステップS163にリ
ターンする。
【0178】また、ステップS165において操作され
たのが操作ボタン15aでない場合(N)に進むステッ
プS175では、操作されたのがリピート動作のON/
OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15cであるか
否かを確認し、操作ボタン15cでない場合は(ステッ
プS175でN)、後述するステップS181に進む。
【0179】一方、操作されたのが操作ボタン15cで
ある場合は(ステップS175でY)、センターディス
プレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15cに対応するリピート動作のON/
OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプレイ
15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン15
cに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示と
のうち一方から他方に変わるように更新し(ステップS
177)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリ
セットした後(ステップS179)、ステップS163
にリターンする。
【0180】また、ステップS175において操作され
たのが操作ボタン15cでない場合(N)に進むステッ
プS181では、操作されたのがランダム再生動作のO
N/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15dであ
るか否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ス
テップS181でN)、後述するステップS187に進
む。
【0181】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS181でY)、センターディス
プレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15dに対応するランダム再生動作のO
N/OFF切換に応じて更新すると共に、液晶ディスプ
レイ15jのMDモード画面の表示内容を、操作ボタン
15dに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表
示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ステッ
プS183)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップS185)、ステップS1
63にリターンする。
【0182】また、ステップS181において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS187では、図34に示すように、操作されたのが
オーディオコントロール動作の選択機能を割り当てた操
作ボタン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15
eである場合は(ステップS187でY)、第2階層表
示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそのタ
イマ値T1をゼロリセットした後(ステップS18
9)、後述するステップS285に進む。
【0183】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS187でN)、操作されたのが
曲頭スキャン再生動作のON/OFF切換機能を割り当
てた操作ボタン15fであるか否かを確認し(ステップ
S191)、操作ボタン15fでない場合は(ステップ
S191でN)、後述するステップS197に進む。
【0184】これに対し、操作されたのが操作ボタン1
5fである場合は(ステップS191でY)、センター
ディスプレイ29のMDモード案内画面の表示内容を、
操作された操作ボタン15fに対応する曲頭スキャン再
生動作のON/OFF切換に応じて更新すると共に、液
晶ディスプレイ15jのMDモード画面の表示内容を、
操作ボタン15fに結像される部分が網掛反転表示と白
地の通常表示とのうち一方から他方に変わるように更新
し(ステップS193)、第2階層表示タイマのタイマ
値T1をゼロリセットした後(ステップS195)、ス
テップS163にリターンする。
【0185】また、ステップS191において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS197では、液晶ディスプレイ15jのMDモード
画面の表示内容とセンターディスプレイ29のMDモー
ド案内画面の表示内容とを、操作された操作ボタン15
g,15hに対応するトラック番号の変化に合わせて更
新し、次に、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップS199)、ステップS16
3にリターンする。
【0186】ステップS163において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS201では、図33に示すように、第2
階層表示タイマのタイマ値T1が所定のタイムアップ値
T1MAX に達したか否かを確認し、達していない場合は
(ステップS201でN)、ステップS163にリター
ンし、達した場合は(ステップS201でY)、第2階
層表示タイマによるタイムカウントを終了すると共にそ
のタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS20
3)、ステップS7にリターンする。
【0187】また、ステップS41において温度設定ツ
マミ27が回転操作された場合(Y)に進むステップS
205では、図35に示すように、液晶ディスプレイ1
5jにエアコンモード画面を表示させ、次に、温度設定
スイッチ27aの出力を基に変更された目標温度の設定
値を割り出し(ステップS207)、センターディスプ
レイ29のデフォルトモード案内画面の表示を、ステッ
プS207で割り出した目標温度の設定値のみの強調表
示に一定時間変更し(ステップS209)、この一定時
間の経過後に、センターディスプレイ29の表示内容を
エアコンモード案内画面に変更させた後(ステップS2
11)、後述するステップS207に進む。
【0188】さらに、ステップS35において操作され
たのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステッ
プS213では、液晶ディスプレイ15jにエアコンモ
ード画面を表示させると共にセンターディスプレイ29
にエアコンモード案内画面を表示させるエアコン表示処
理を行い、ステップS207に進む。
【0189】ステップS211においてセンターディス
プレイ29の表示内容をエアコンモード案内画面に変更
させた後と、ステップS213においてエアコン表示処
理を行った後とに各々進むステップS215では、第2
階層表示タイマエリアにおけるタイムカウントを開始
し、次に、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップS217)。
【0190】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS217でN)、後述
するステップS271に進み、操作された場合は(ステ
ップS217でY)、操作されたのがエアコンOFFの
設定機能を割り当てた操作ボタン15a、マニュアルエ
アコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15b、
オートエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン
15cのいずれかであるか否かを確認し(ステップS2
19)、操作ボタン15a〜15cでない場合は(ステ
ップS219でN)、後述するステップS225に進
む。
【0191】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15cである場合は(ステップS219でY)、センタ
ーディスプレイ29のエアコンモード案内画面の表示内
容を、操作された操作ボタン15a〜15cに対応する
エアコン70の運転のON/OFF切換に応じて更新す
ると共に、液晶ディスプレイ15jのエアコンモード画
面の表示内容を、操作ボタン15a〜15cに結像され
る部分が網掛反転表示と白地の通常表示とのうち一方か
ら他方に各々変わるように更新し(ステップS22
1)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS223)、ステップS217にリ
ターンする。
【0192】また、ステップS219において操作され
たのが操作ボタン15a〜15cでない場合(N)に進
むステップS225では、操作されたのが操作されたの
がエア循環モードの切換機能を割り当てた操作ボタン1
5dであるか否かを確認し、操作ボタン15dでない場
合は(ステップS225でN)、後述するステップS2
33に進む。
【0193】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップS225でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15dに結像される部分が循環を示すシンボルマーク
と換気を示すシンボルマークとのうち一方から他方に各
々変わるように更新する(ステップS227)。
【0194】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、「循環」を示すシン
ボルマークと「外気」を示すシンボルマークとのうち、
変更後の設定を示すシンボルマークのみの強調表示に一
定時間変更し(ステップS229)、この一定時間の経
過後に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエ
アコンモード案内画面に戻すと共に(ステップS23
0)、第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセッ
トした後(ステップS231)、ステップS217にリ
ターンする。
【0195】また、ステップS225において操作され
たのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステッ
プS233では、図36に示すように、操作されたのが
デフォッガのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボ
タン15eであるか否かを確認し、操作ボタン15eで
ない場合は(ステップS233でN)、後述するステッ
プS243に進む。
【0196】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ある場合は(ステップS233でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS235)。
【0197】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、デフォッガを示すシ
ンボルマーク及び切換後のデフォッガのON/OFF状
態を示す文字のみの強調表示に一定時間変更し(ステッ
プS237)、この一定時間の経過後に、センターディ
スプレイ29の表示内容を元のエアコンモード案内画面
に戻すと共に(ステップS239)、第2階層表示タイ
マのタイマ値T1をゼロリセットした後(ステップS2
41)、ステップS217にリターンする。
【0198】また、ステップS233において操作され
たのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステッ
プS243では、操作されたのが熱線リアウィンドヒー
タのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15
fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない場合
は(ステップS243でN)、後述するステップS25
3に進む。
【0199】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップS243でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボタ
ン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常
表示とのうち一方から他方に変わるように更新する(ス
テップS245)。
【0200】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、熱線リアウィンドヒ
ータを示すシンボルマーク及び切換後のデフォッガのO
N/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定時間変
更し(ステップS247)、この一定時間の経過後に、
センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモ
ード案内画面に戻すと共に(ステップS249)、第2
階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後
(ステップS251)、ステップS217にリターンす
る。
【0201】また、ステップS243において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステッ
プS253では、操作されたのが送風モードの切換設定
機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを確認
し、操作ボタン15gでない場合は(ステップS253
でN)、後述するステップS263に進む。
【0202】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ある場合は(ステップS253でY)、液晶ディスプレ
イ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作され
た操作ボタン15gに対応する送風モードの切換設定に
応じて更新する(ステップS255)。
【0203】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、変更された送風モー
ドを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更
し(ステップS257)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻すと共に(ステップS259)、第2階
層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップS261)、ステップS217にリターンする。
【0204】また、ステップS253において操作され
たのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステッ
プS263では、液晶ディスプレイ15jのエアコンモ
ード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15hに
対応する送風レベルの切換設定に応じて更新する。
【0205】これと共に、センターディスプレイ29の
エアコンモード案内画面の表示を、変更された送風レベ
ルを示すシンボルマークのみの強調表示に一定時間変更
し(ステップS265)、この一定時間の経過後に、セ
ンターディスプレイ29の表示内容を元のエアコンモー
ド案内画面に戻すと共に(ステップS267)、第2階
層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップS269)、ステップS217にリターンする。
【0206】ステップS217において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS271では、図37に示すように、温度
設定スイッチ27aの出力を基に温度設定ツマミ27が
回転操作されたか否かを確認し、回転操作されていない
場合は(ステップS271でN)、ステップS281に
進む。
【0207】一方、温度設定ツマミ27が回転操作され
た場合は(ステップS271でY)、温度設定スイッチ
27aの出力を基に変更された目標温度の設定値を割り
出し(ステップS273)、センターディスプレイ29
のエアコンモード案内画面の表示を、ステップS273
で割り出した目標温度の設定値のみの強調表示に一定時
間変更し(ステップS275)、この一定時間の経過後
に、センターディスプレイ29の表示内容を元のエアコ
ンモード案内画面に戻すと共に(ステップS277)、
第2階層表示タイマのタイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップS279)、ステップS217にリターン
する。
【0208】ステップS271において温度設定ツマミ
27が回転操作されていない場合(N)に進むステップ
S281では、第2階層表示タイマのタイマ値T1が所
定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを確認し、
達していない場合は(ステップS281でN)、ステッ
プS217にリターンし、達した場合は(ステップS2
81でY)、第2階層表示タイマによるタイムカウント
を終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップS283)、ステップS7にリターンす
る。
【0209】また、ステップS63、ステップS97、
ステップS143、並びに、ステップS189における
第2階層表示タイマのタイムカウント終了とタイマ値T
1のゼロリセット後に各々進むステップS285では、
図38に示すように、液晶ディスプレイ15jの表示内
容をオーディオコントロールモード画面に変更し、次
に、RAM31bの第3階層表示タイマエリアにおける
タイムカウントを開始し(ステップS287)、その
後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、各
操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認す
る(ステップS289)。
【0210】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップS289でN)、後述
するステップS305に進み、操作された場合は(ステ
ップS289でY)、操作されたのが音量バランス調整
機能を割り当てた操作ボタン15a〜15dであるか否
かを確認し(ステップS291)、操作ボタン15a〜
15dでない場合は(ステップS291でN)、後述す
るステップS299に進む。
【0211】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15dである場合は(ステップS291でY)、その操
作が終了するまでの間、センターディスプレイ29の表
示内容を、操作された操作ボタン15a〜15dに対応
する調整中の音量バランスの内容とその調整状態とを示
すシンボルマークに変更し(ステップS293)、操作
ボタン15a〜15dの操作終了に伴って、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に戻し
(ステップS295)、第3階層表示タイマのタイマ値
T3をゼロリセットした後(ステップS297)、ステ
ップS289にリターンする。
【0212】また、ステップS291において操作され
たのが操作ボタン15a〜15dでない場合(N)に進
むステップS299では、操作されたのが音質バランス
調整機能を割り当てた操作ボタン15e〜15hである
ものとして、その操作が終了するまでの間、センターデ
ィスプレイ29の表示内容を、操作された操作ボタン1
5e〜15hに対応する調整中の音質バランスの内容と
その調整状態とを示すシンボルマークに変更し、次に、
操作ボタン15e〜15hの操作終了に伴って、センタ
ーディスプレイ29の表示内容を元のモード案内画面に
戻し(ステップS301)、第3階層表示タイマのタイ
マ値T3をゼロリセットした後(ステップS303)、
ステップS289にリターンする。
【0213】ステップS289において各操作ボタン1
5a〜15hがいずれも操作されていない場合(N)に
進むステップS305では、第3階層表示タイマのタイ
マ値T3が所定のタイムアップ値T3MAX に達したか否
かを確認し、達していない場合は(ステップS305で
N)、ステップS289にリターンし、達した場合は
(ステップS305でY)、第3階層表示タイマによる
タイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T3をゼ
ロリセットした後(ステップS307)、AMフラグF
1が「0」であるか否かを確認する(ステップS30
9)。
【0214】AMフラグF1が「0」でない場合は(ス
テップS309でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をAMラジオモード画面に変更した後(ステップS
311)、ステップS51にリターンし、「0」である
場合は(ステップS309でY)、FMフラグF3が
「0」であるか否かを確認する(ステップS313)。
【0215】FMフラグF3が「0」でない場合は(ス
テップS313でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をFMラジオモード画面に変更した後(ステップS
315)、ステップS85にリターンし、「0」である
場合は(ステップS313でY)、CDフラグF5が
「0」であるか否かを確認する(ステップS317)。
【0216】CDフラグF5が「0」でない場合は(ス
テップS317でN)、液晶ディスプレイ15jの表示
内容をCDモード画面に変更した後(ステップS31
9)、ステップS119にリターンし、「0」である場
合は(ステップS317でY)、液晶ディスプレイ15
jの表示内容をMDモード画面に変更した後(ステップ
S321)、ステップS161にリターンする。
【0217】以上の説明からも明らかなように、第1実
施形態では、図26のフローチャートにおけるステップ
S7が、請求項中の初期階層表示実行手段31Aに対応
する処理となっており、図27のフローチャートにおけ
るステップS35と、図29のフローチャートにおける
ステップS49と、図30のフローチャートにおけるス
テップS83と、図31のフローチャートにおけるステ
ップS117と、図33のフローチャートにおけるステ
ップS159と、図35のフローチャートにおけるステ
ップS205と、図38におけるステップS285と
が、請求項中の次階層表示実行手段31Cに対応する処
理となっている。
【0218】また、第1実施形態では、図26中のステ
ップS11、ステップS15、ステップS19、並び
に、ステップS23と、図27中のステップS35と、
図29中のステップS61と、図30中のステップS9
5と、図32のフローチャートにおけるステップS14
1と、図34のフローチャートにおけるステップS18
7とが、請求項中の表示像特定手段31Bに対応する処
理となっている。
【0219】さらに、第1実施形態では、図26中のス
テップS3が、請求項中の対象機器指定像設定手段31
D及び特定対象機器像設定手段31Eに対応する処理と
なっており、図26中のステップS9と、図29中のス
テップS53と、図30中のステップS87と、図31
中のステップS121と、図33中のステップS163
と、図35中のステップS217と、図38中のステッ
プS289とが、請求項中の操作ボタン操作検出手段B
に対応する処理となっており、これらとリミットスイッ
チ16a〜16hとにより操作ボタン操作検出手段Bが
構成されている。
【0220】また、第1実施形態では、図26中のステ
ップS39及びステップS41と、図36のフローチャ
ートにおけるステップS271とが、請求項中の特定操
作ボタン操作検出手段Cとなっており、これらとボリュ
ームスイッチ25a及び温度設定スイッチ27aとによ
り特定操作ボタン操作検出手段Cが構成されている。
【0221】さらに、第1実施形態では、CDプレーヤ
40、MDプレーヤ50、チューナ60、並びに、エア
コン70が、請求項中の対象機器Aに相当していると共
に、操作ボタン15a〜15hが請求項中の操作ボタン
α1 〜αn に相当しており、ボリュームツマミ25及び
温度設定ツマミ27が請求項中の特定操作ボタンβに相
当している。
【0222】また、第1実施形態では、デフォルトモー
ド画面が請求項中の初期階層表示画像に相当し、AMラ
ジオモード画面、FMラジオモード画面、CDモード画
面、MDモード画面、オーディオコントロールモード画
面、並びに、エアコンモード画面が、請求項中の次階層
表示画像に相当しており、液晶ディスプレイ15jが請
求項中の表示手段に相当している。
【0223】さらに、第1実施形態では、操作ボタン1
5a〜15hにおいて視認される「AM」、「FM」、
「CD」、並びに、「MD」という選択対象の各機器を
示す文字や、「エアコンディショナ」という選択対象の
各機器を示すシンボルマークの像が、請求項中の対象機
器指定機能表示像に相当している。
【0224】また、第1実施形態では、「デフォッ
ガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「受信周波数DO
WN」、「受信周波数UP」、「選択DISK番号DO
WN」、「選択DISK番号UP」、「再生トラックD
OWN」、並びに、「再生トラックUP」という各機能
を示すシンボルマークの像や、「AUDIO CON
T.」、「AUTO PRESET」、「RPT」、
「RAND」、「オーディオコントロール」、「SCA
N」という各機能を示す文字の像が、請求項中の特定対
象機器機能表示像に相当している。
【0225】さらに、第1実施形態では、「▲」や
「▼」のシンボルマークが請求項中の次階層予告表示像
に相当している。
【0226】次に、上述のように構成された第1実施形
態のスイッチ装置30の動作(作用)について説明す
る。
【0227】自動車のアクセサリスイッチをONにする
と、まずは、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモー
ド画面が表示され、その結果、マルチスイッチ部15
が、「AM」、「FM」、「CD」、「デフォッガ」、
「熱線リアウィンドヒータ」、「MD」、並びに、「交
通情報」という選択対象の各機器を示す文字やシンボル
マークが、図4に示すように各操作ボタン15a〜15
hに視認される、デフォルトモード表示状態となる。
【0228】このデフォルトモード表示状態において
は、操作ボタン15a〜15d,15gに、「AM」、
「FM」、「CD」、「MD」、並びに、「エアコンデ
ィショナ」を示す文字やシンボルマークに加えて、
「▲」や「▼」のシンボルマークが各々視認され、これ
により、これら「AM」、「FM」、「CD」、「M
D」、並びに、「エアコンディショナ」の機能を選択す
ると、次階層の表示が行われる旨が報知される。
【0229】また、このデフォルトモード表示状態にお
いては、ダッシュボード1上のセンターディスプレイ2
9に、図13に示すデフォルトモード案内画面が表示さ
れる。
【0230】そして、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「AM」の文字と「▲」の
シンボルマークとが視認される操作ボタン15aを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォル
トモード画面からAMラジオモード画面に変わり、その
結果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたAM
放送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUT
O PRESET」、「受信周波数DOWN」、並び
に、「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボ
ルマークが、図5に示すように各操作ボタン15a〜1
5hに視認される、AMラジオモード表示状態となる。
【0231】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からAMラジオモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、図14に示すAM
ラジオモード案内画面に変わる。
【0232】一方、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「FM」の文字と「▲」のシ
ンボルマークとが視認される操作ボタン15bを押圧操
作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルト
モード画面からFMラジオモード画面に変わり、その結
果、マルチスイッチ部15が、プリセットされたFM放
送局の局名、「AUDIO CONT.」、「AUTO
PRESET」、「受信周波数DOWN」、並びに、
「受信周波数UP」という機能を示す文字やシンボルマ
ークが、AMラジオモード表示状態と同様に各操作ボタ
ン15a〜15hに視認される、FMラジオモード表示
状態となる。
【0233】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からFMラジオモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、FMラジオモード
案内画面に変わる。
【0234】さらに、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「CD」の文字と「▲」の
シンボルマークとが視認される操作ボタン15cを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォル
トモード画面からCDモード画面に変わり、その結果、
マルチスイッチ部15が、「選択DISK番号DOW
N」、「選択DISK番号UP」、「RPT」、「RA
ND」、「オーディオコントロール」、「SCAN」、
「再生トラックDOWN」、並びに、「再生トラックU
P」という機能を示す文字やシンボルマークが、図6に
示すように各操作ボタン15a〜15hに視認される、
CDモード表示状態となる。
【0235】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からCDモード表示状態に変わると、こ
れに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デ
フォルトモード案内画面から、図16に示すCDモード
案内画面に変わる。
【0236】次に、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「MD」の文字と「▲」のシ
ンボルマークとが視認される操作ボタン15dを押圧操
作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルト
モード画面からMDモード画面に変わり、その結果、マ
ルチスイッチ部15が、「DISP」、「(ブラン
ク)」、「RPT」、「RAND」、「オーディオコン
トロール」、「SCAN」、「再生トラックDOW
N」、並びに、「再生トラックUP」という機能を示す
文字やシンボルマークが、図7に示すように各操作ボタ
ン15a〜15hに視認される、MDモード表示状態と
なる。
【0237】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からMDモード表示状態に変わると、こ
れに連動して、センターディスプレイ29の表示が、デ
フォルトモード案内画面から、図17に示すMDモード
案内画面に変わる。
【0238】一方、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「エアコンディショナ」と
「▲」とのシンボルマークが視認される操作ボタン15
gを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示が
デフォルトモード画面からエアコンモード画面に変わ
り、その結果、マルチスイッチ部15が、「OFF」、
「A/C」、「AUTO」、「エア循環モード」、「デ
フォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モー
ド」、並びに、「送風レベル」という機能を示す文字や
シンボルマークが、図9に示すように各操作ボタン15
a〜15hに視認される、エアコンモード表示状態とな
る。
【0239】また、マルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態からエアコンモード表示状態に変わる
と、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
が、デフォルトモード案内画面から、図19に示すエア
コンモード案内画面に変わる。
【0240】尚、操作ボタン15a〜15dの押圧操作
によりマルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状
態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、MD
の各モード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト
時間T1が経過するよりも前にボリュームツマミ25を
操作すると、AMラジオやFMラジオの音量、或は、C
DやMDの再生音量が、ボリュームツマミ25の操作量
に応じて調整される。
【0241】また、操作ボタン15gの押圧操作により
マルチスイッチ部15がデフォルトモード表示状態から
エアコンモード表示状態に変わった後、所定のタイムア
ウト時間T1が経過するよりも前に温度設定ツマミ27
を操作すると、エアコン70の目標温度の値が、温度設
定ツマミ27の操作量に応じて調整され、これに伴っ
て、図20に示すように、センターディスプレイ29の
表示が、デフォルトモード案内画面から、変更された目
標温度を示す文字のみの強調表示に一定時間変わり、そ
の経過後、元のデフォルトモード案内画面に戻る。
【0242】そして、操作ボタン15a〜15d,15
gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がデフォルト
モード表示状態から、AMラジオ、FMラジオ、CD、
MD、並びに、エアコンの各モード表示状態に変わった
後、所定のタイムアウト時間T1が経過するまでの間
に、各操作ボタン15a〜15hやボリュームツマミ2
5、温度設定ツマミ27を何も操作しないと、マルチス
イッチ部15が自動的にデフォルトモード表示状態に戻
り、また、これに連動して、センターディスプレイ29
の表示も自動的にデフォルトモード案内画面に戻る。
【0243】以上は、マルチスイッチ部15のデフォル
トモード表示状態において、「▲」のシンボルマークが
視認される操作ボタン15a〜15d,15gを押圧操
作した場合の動作であるが、「▲」のシンボルマークが
視認されない操作ボタン15e,15f,15hを操作
した場合に動作は、次のようになる。
【0244】まず、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマ
ークが視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、
液晶ディスプレイ15jの表示はデフォルトモード画面
のまま変わらないものの、操作ボタン15eの部分の視
認状態が、今までデフォッガがOFFであればそれまで
の白色通常表示からONを示す網掛反転表示に変わり、
反対に、今までデフォッガがONであればそれまでの網
掛反転表示からOFFを示す白色通常表示に変わる。
【0245】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、図23に示す、デフォッガのシン
ボルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみ
の強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォ
ルトモード案内画面に戻る。
【0246】次に、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」
のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧
操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示はデフォル
トモード画面のまま変わらないものの、操作ボタン15
fの部分の視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータ
がOFFであればそれまでの白色通常表示からONを示
す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィ
ンドヒータがONであればそれまでの網掛反転表示から
OFFを示す白色通常表示に変わる。
【0247】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボ
ルマークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの
強調表示に一定時間変わり、その経過後、元のデフォル
トモード案内画面に戻る。
【0248】続いて、デフォルトモード表示状態におい
て、「交通情報」のシンボルマークが視認される操作ボ
タン15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15j
の表示はデフォルトモード画面のまま変わらないもの
の、操作ボタン15fの部分の視認状態が、今まで交通
情報がOFFであればそれまでの白色通常表示からON
を示す網掛反転表示に変わり、反対に、今まで交通情報
がONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示
す白色通常表示に変わる。
【0249】また、マルチスイッチ部15のデフォルト
モード表示状態において操作ボタン15hを押圧操作す
ると、センターディスプレイ29の表示が、デフォルト
モード案内画面から、交通情報のシンボルマークと変更
後のON/OFF状態を示す文字のみの強調表示に一定
時間変わり、その経過後、元のデフォルトモード案内画
面に戻る。
【0250】次に、マルチスイッチ部15のAMラジオ
モード表示状態やFMラジオモード表示状態において、
プリセットされたAM放送局の局名やFM放送局の局名
が視認される操作ボタン15a〜15dを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示はAMラジオモー
ド案内画面やFMラジオモード案内画面のまま変わらな
いものの、操作ボタン15a〜15dの部分の視認状態
が、今まで白色通常表示であったならば網掛反転表示に
変わり、押圧操作されていない操作ボタン15a〜15
dの部分の視認状態が、今まで網掛反転表示であったな
らば白色通常表示に変わるように、液晶ディスプレイ1
5jの表示が変化する。
【0251】また、マルチスイッチ部15のAMラジオ
モード表示状態やFMラジオモード表示状態において、
「AUTO PRESET」の文字が視認される操作ボ
タン15fを押圧操作すると、オートプリセット動作が
実行され、その間、液晶ディスプレイ15jの表示はA
Mラジオモード画面やFMラジオモード画面のまま変わ
らないものの、センターディスプレイ29の表示が、A
Mラジオモード案内画面やFMラジオモード案内画面か
ら、「AUTO PRESET」の文字のみの強調表示
に変わり、オートプリセット動作の終了に伴って、セン
ターディスプレイ29の表示が元のAMラジオモード案
内画面やFMラジオモード案内画面に戻る。
【0252】さらに、マルチスイッチ部15のAMラジ
オモード表示状態やFMラジオモード表示状態におい
て、「受信周波数DOWN」や「受信周波数UP」の文
字が視認される操作ボタン15g,15hを押圧操作す
ると、受信周波数のマニュアル変更動作が実行され、そ
の間、液晶ディスプレイ15jの表示はAMラジオモー
ド画面やFMラジオモード画面のまま変わらないもの
の、センターディスプレイ29の表示のうち受信周波数
の表示部分が、その変更に伴って変化する。
【0253】次に、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態やMDモード表示状態において、「RPT」、
[RAND」、及び、「SCAN」の文字が視認される
操作ボタン15c,15d,15fを押圧操作すると、
センターディスプレイ29のCDモード案内画面やMD
モード案内画面の内容が、「RPT」、[RAND」、
及び、「SCAN」の機能のON/OFF切換に応じて
変化する。
【0254】これと共に、操作ボタン15c,15d,
15fの部分の視認状態が、今まで白色通常表示であっ
たならば網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない
操作ボタン15c,15d,15fの部分の視認状態
が、今まで網掛反転表示であったならば白色通常表示に
変わるように、液晶ディスプレイ15jの表示が変化す
る。
【0255】また、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態やMDモード表示状態において、「再生トラッ
クDOWN」及び「再生トラックUP」のシンボルマー
クと選択トラック番号の文字とが視認される操作ボタン
15g,15hを押圧操作すると、液晶ディスプレイ1
5jの表示はCDモード画面やMDモード画面のまま変
わらないものの、センターディスプレイ29のCDモー
ド案内画面やMDモード案内画面の内容が、再生トラッ
クとして選択されたトラック番号の変更に応じて変化す
る。
【0256】次に、マルチスイッチ部15のCDモード
表示状態において、「選択DISK番号DOWN」及び
「選択DISK番号UP」のシンボルマークと選択DI
SK番号の文字とが視認される操作ボタン15a,15
bを押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示は
CDモード画面のまま変わらないものの、センターディ
スプレイ29のCDモード案内画面の内容が、再生する
DISKとして選択されたDISK番号の変更に応じて
変化する。
【0257】続いて、マルチスイッチ部15のMDモー
ド表示状態において、「DISP」の文字が視認される
操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプレイ
15jの表示はMDモード画面のまま変わらないもの
の、センターディスプレイ29の表示が、MDモード案
内画面から、図18に示すように、現在再生されている
MDに記録されているDISKタイトルや曲名を示す文
字のみの強調表示に一定時間変わり、その経過後、元の
MDモード案内画面に戻る。
【0258】次に、マルチスイッチ部15のAM、F
M、CD、並びに、MDの各モード表示状態において、
「AUDIO CONT.」の文字と「▲」のシンボル
マークとが視認される操作ボタン15eを押圧操作する
と、液晶ディスプレイ15jの表示がAMラジオ、FM
ラジオ、CD、並びに、MDの各モード画面からオーデ
ィオコントロールモード画面に変わる。
【0259】その結果、マルチスイッチ部15がオーデ
ィオコントロールモード表示状態となって、図8に示す
ように、「REAR」、「FRONT」、「LEF
T」、「RIGHT」、「BASS弱」、「BASS
強」、「TREBLE弱」、並びに、「TREBLE
強」という機能を示す文字やシンボルマークが各操作ボ
タン15a〜15hに視認されるようになる。
【0260】そして、操作ボタン15eの押圧操作によ
りマルチスイッチ部15がAM、FM、CD、並びに、
MDの各モード表示状態からオーディオコントロールモ
ード表示状態に変わった後、所定のタイムアウト時間T
3が経過するよりも前に、操作ボタン15a〜15hの
いずれかを操作すると、操作ボタン15a〜15hの操
作量に応じて音量バランスや音質バランスが調整され
る。
【0261】また、マルチスイッチ部15のオーディオ
コントロールモード表示状態において、操作ボタン15
a〜15hのいずれかを操作すると、これに連動して、
センターディスプレイ29の表示が、AM、FM、C
D、並びに、MDの各モード案内画面から、「AUTO
PRESET」の文字のみの強調表示に一定時間変わ
り、その経過後、元のAM、FM、CD、並びに、MD
の各モード案内画面に戻る。
【0262】そして、操作ボタン15a〜15d,15
gの押圧操作によりマルチスイッチ部15がAMラジ
オ、FMラジオ、CD、並びに、MDの各モード表示状
態からオーディオコントロールモード表示状態に変わっ
た後、所定のタイムアウト時間T3が経過するまでの間
に、各操作ボタン15a〜15hを何も操作しないと、
マルチスイッチ部15が自動的にAMラジオ、FMラジ
オ、CD、並びに、MDの各モード表示状態に戻り、ま
た、これに連動して、センターディスプレイ29の表示
も自動的にAM、FM、CD、並びに、MDの各モード
案内画面に戻る。
【0263】次に、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において、「OFF」、「A/C」、「A
UTO」の文字が視認される操作ボタン15a〜15c
を押圧操作すると、センターディスプレイ29のエアコ
ンモード案内画面の内容が、「A/C」及び「AUT
O」の機能のON/OFF切換に応じて変化する。
【0264】これと共に、操作ボタン15a〜15cの
部分の視認状態が、今まで白色通常表示であったならば
網掛反転表示に変わり、押圧操作されていない操作ボタ
ン15a〜15cの部分の視認状態が、今まで網掛反転
表示であったならば白色通常表示に変わるように、液晶
ディスプレイ15jの表示が変化する。
【0265】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において、「エア循環モード」、「送風モ
ード」、及び、「送風レベル」の文字が視認される操作
ボタン15d,15g,15hを押圧操作すると、操作
ボタン15d,15g,15hの操作内容に応じて「エ
ア循環モード」、「送風モード」、及び、「送風レベ
ル」の設定が変更され、液晶ディスプレイ15jの表示
はエアコンモード画面のまま変わらないものの、センタ
ーディスプレイ29のエアコンモード案内画面の内容
が、変更後の「エア循環モード」、「送風モード」、及
び、「送風レベル」の内容に変化する。
【0266】尚、マルチスイッチ部15のエアコンモー
ド表示状態において、「デフォッガ」のシンボルマーク
が視認される操作ボタン15eを押圧操作すると、デフ
ォルトモード表示状態の場合と同様に、液晶ディスプレ
イ15jの表示はエアコンモード画面のまま変わらない
ものの、操作ボタン15eの部分の視認状態が、今まで
デフォッガがOFFであればそれまでの白色通常表示か
らONを示す網掛反転表示に変わり、反対に、今までデ
フォッガがONであればそれまでの網掛反転表示からO
FFを示す白色通常表示に変わる。
【0267】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において操作ボタン15eを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモー
ド案内画面から、図23に示す、デフォッガのシンボル
マークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強
調表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモ
ード案内画面に戻る。
【0268】同じく、マルチスイッチ部15のエアコン
モード表示状態において、「熱線リアウィンドヒータ」
のシンボルマークが視認される操作ボタン15fを押圧
操作すると、デフォルトモード表示状態の場合と同様
に、液晶ディスプレイ15jの表示はエアコンモード画
面のまま変わらないものの、操作ボタン15fの部分の
視認状態が、今まで熱線リアウィンドヒータがOFFで
あればそれまでの白色通常表示からONを示す網掛反転
表示に変わり、反対に、今まで熱線リアウィンドヒータ
がONであればそれまでの網掛反転表示からOFFを示
す白色通常表示に変わる。
【0269】また、マルチスイッチ部15のエアコンモ
ード表示状態において操作ボタン15fを押圧操作する
と、センターディスプレイ29の表示が、エアコンモー
ド案内画面から、熱線リアウィンドヒータのシンボルマ
ークと変更後のON/OFF状態を示す文字のみの強調
表示に一定時間変わり、その経過後、元のエアコンモー
ド案内画面に戻る。
【0270】このように第1実施形態のスイッチ装置3
0によれば、液晶ディスプレイ15jに表示させるモー
ド画面を変化させることにより、マルチスイッチ部15
の操作ボタン15a〜15hに結像される文字やシンボ
ルマークを変更させ、これにより、各操作ボタン15a
〜15hに割り当てる機能を切り換えることで、センタ
ーコンソール5に配置されるCDプレーヤ40、MDプ
レーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70の動
作内容を、操作ボタン15a〜15hを共用して選択、
設定できるようにするに当たり、液晶ディスプレイ15
jに表示させたデフォルト画面により操作ボタン15a
〜15hに機器選択用の文字やシンボルマークを結像さ
せることにより、CDプレーヤ40、MDプレーヤ5
0、チューナ60、並びに、エアコン70のうちいずれ
について動作内容の選択、設定を行うのかも、操作ボタ
ン15a〜15hを共用して選択できるようにした。
【0271】このため、CDプレーヤ40、MDプレー
ヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70の動作内
容の選択、設定を、相互に切り換えつつ共通の操作ボタ
ン15a〜15hにより行えるようにするだけでなく、
動作内容を選択、設定する対象がCDプレーヤ40、M
Dプレーヤ50、チューナ60、並びに、エアコン70
のいずれかであるかの指定についても、専用の操作ボタ
ンを増やすことなく既存の操作ボタン15a〜15hを
用いて行えるようにして、操作ボタンのより一層の多機
能化と、それによる操作ボタンの占有スペースの低減化
とを、同時に図ることができる。
【0272】尚、動作内容の選択、設定対象機器を指定
するために用いる際に操作ボタン15a〜15d,15
gに結像させる文字やシンボルマークに加えて、次に、
動作内容を選択、設定するための文字やシンボルマーク
が操作ボタン15a〜15hに結像されることを予告す
るための「▲」や「▼」のシンボルマークを、それらの
操作ボタン15a〜15d,15gに結像させるための
構成は、省略してもよい。
【0273】しかし、この構成を設ければ、選択、設定
可能な動作内容を具体的に知らなくても、まずは対象機
器を指定すれば、次に、その対象機器の具体的な動作の
選択、設定の選択肢を操作ボタン15a〜15hに視認
される文字やシンボルマークで選定することができるよ
うになるので、有利である。
【0274】また、第1実施形態では、操作ボタン15
a〜15hに、機器又は機能選択、設定のための文字や
シンボルマークのみを結像させる場合について説明した
が、例えば、液晶ディスプレイ15jにMDモード画面
が表示されている際の操作ボタン15bのように、結像
させるべき像がなくてブランク状態となった余剰の操作
ボタン部分を利用して、文字やシンボルマークが結像さ
れている他の操作ボタンの操作に関連する予備情報を表
示させるように構成してもよい。
【0275】さらに、第1実施形態では、液晶ディスプ
レイ15jにデフォルトモード画面が表示されている状
態でボリュームツマミ25や温度設定ツマミ27が操作
されると、液晶ディスプレイ15jの表示が強制的にA
M、FM、CD、MD、並びに、エアコンの各モード画
面に切り換わり、マルチスイッチ部15がAMラジオ、
FMラジオ、CD、MD、並びに、エアコンモードの各
表示状態に変わって、CDプレーヤ40、MDプレーヤ
50、チューナ60、並びに、エアコン70のいずれか
についての動作内容の選択、設定を行う状態に移行する
ものとしたが、そのための構成は省略してもよい。
【0276】しかし、この構成を設ければ、例えば、マ
ルチスイッチ部15のデフォルトモード表示状態におい
て、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チュ
ーナ60に対してしか操作が有効でないボリュームツマ
ミ25を操作した場合を例に取ると、操作が有効でない
エアコン70のシンボルマークを選択肢として操作ボタ
ン15gに結像、表示させているからといって、ボリュ
ームツマミ25の操作を無効とせず、むしろ、その操作
が有効となるAMラジオ、FMラジオ、CD、並びに、
MDの各表示状態にマルチスイッチ部15を移行させ
て、CDプレーヤ40、MDプレーヤ50、及び、チュ
ーナ60に対する音量調整に関連する操作を引き続き行
わせることができるので、有利である。
【0277】また、第1実施形態では、多重バスライン
BLを介してCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チ
ューナ60、並びに、エアコン70から収集した機器及
び機能認識情報を基に、液晶ディスプレイ15jに表示
させる各モード画面の内容を決定する構成としたが、そ
のような構成を省略して、液晶ディスプレイ15jに表
示させる各モード画面の内容は予め決定してメモリに格
納させておいてもよい。
【0278】しかし、上述したように多重バスラインB
Lを介してCDプレーヤ40、MDプレーヤ50、チュ
ーナ60、並びに、エアコン70から機器及び機能認識
情報を収集して各モード画面の内容を決定する構成とす
れば、スイッチ装置30を多重バスラインBLに接続す
るだけで、自動車の種類によって搭載されている電装品
の内容や機種に相違があっても、その相違に対応した内
容でモード画面を設定することができるので、有利であ
る。
【0279】さらに、上述した構成に代えて、外部端末
を用いて、或は、モード切換後の操作ボタン15a〜1
5hやボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27等の
操作により、液晶ディスプレイ15jに表示させる各モ
ード画面の内容を任意に設定可能としてもよく、そのよ
うに構成すれば、CDプレーヤ40、MDプレーヤ5
0、チューナ60、並びに、エアコン70の動作内容の
選択、設定メニューを、ユーザの使い勝手等に合わせて
任意に構築できるので、これまた有利である。
【0280】次に、本発明の第2実施形態に係るスイッ
チ装置の具体的構成について説明する。
【0281】図39は本発明の第2実施形態に係るスイ
ッチ装置の要部正面図であり、図39に示すように、第
2実施形態のコンビネーションパネル13Aは、マルチ
スイッチ部15Aの8つの操作ボタン15a〜15h
が、左右2列に4つずつ振り分けて配置されている点に
おいて、図4に示す第1実施形態のコンビネーションパ
ネル13とは構成が異なっている。
【0282】また、第2実施形態のコンビネーションパ
ネル13Aは、左側の4つの操作ボタン15a〜15d
の下方にオーディオ用のボリュームツマミ25が配置さ
れ、右側の4つの操作ボタン15e〜15hの下方にエ
アコン用の温度設定ツマミ27が配置されて、この温度
設定ツマミ27が環状に形成されていて、温度設定ツマ
ミ27の内側に座席設定ボタン28が配置されている点
において、図4に示す第1実施形態のコンビネーション
パネル13とは構成が異なっている。
【0283】尚、第2実施形態のコンビネーションパネ
ル13Aにおいても、図4中に示した、操作ボタン15
a〜15hの押圧操作検出用のリミットスイッチ16a
〜16hや、CDスロット17及びイジェクトボタン1
9、MDスロット21及びイジェクトボタン23が実際
には存在するのであるが、説明及び図面の簡略化のた
め、図39においてはその図示を省略している。
【0284】そして、第2実施形態のコンビネーション
パネル13Aでは、マルチスイッチ部15Aの背後の液
晶ディスプレイ15jによって、後述する各モード表示
による表示像を、マルチスイッチ部15Aの各操作ボタ
ン15a〜15hに、それらの正面側から視認可能に結
像させるための、各種モード画面の表示が行われる。
【0285】そして、液晶ディスプレイ15jによる各
モード画面の表示によって、マルチスイッチ部15Aに
おいて行われる表示は、図39に示すデフォルトモード
表示の他、AM/FMラジオモード表示、TVモード表
示、CD及びMDを統合したディスクモード表示、カセ
ットモード表示、プリセット操作モード表示、プリセッ
ト選局モード表示、エアコンモード表示、並びに、室温
調節モード表示等がある。
【0286】このうち、図39のデフォルトモード表示
では、左側の4つの操作ボタン15a〜15dに、「T
V」、「DISK」、「TAPE」、「AM/FM」と
いう選択対象の各機器を示す文字が各々視認され、右側
の4つの操作ボタン15e〜15hに、「デフォッ
ガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「エアコンディシ
ョナ」、並びに、「交通情報」という各機能を示すシン
ボルマークが各々視認されるように、液晶ディスプレイ
15jによるデフォルトモード画面の表示が行われる。
【0287】尚、マルチスイッチ部15Aにおけるデフ
ォルトモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによ
るデフォルトモード画面の表示は、右側の4つの操作ボ
タン15e〜15hのうち操作ボタン15gを除く他の
3つの操作ボタン15e,15f,15hにおいて、O
Nされている機能を示すシンボルマークが網掛反転表示
として視認され、OFFされている機能を示すシンボル
マークが白地の通常表示として視認されるように行われ
る。
【0288】次に、前記AM/FMラジオモード表示で
は、図40にスイッチ装置の要部正面図で示すように、
右側の4つの操作ボタン15e〜15hに、図39のデ
フォルトモード表示と同様に、「TV」、「DIS
K」、「TAPE」、「AM/FM」という選択対象の
各機器を示す文字が各々視認され、かつ、操作ボタン1
5eにはプリセットされたチャンネルのうち現在選局さ
れているチャンネルのプリセット番号が、操作ボタン1
5fには「CD」及び「MD」のうち選択されている方
の機器を示す文字が、操作ボタン15gにはカセットテ
ープの「A」面「B」面のうち再生面を示す文字が、操
作ボタン15hには「AM」及び「FM」のうち選択さ
れている方の機器を示す文字が、上述した文字と共に各
々視認されるように、液晶ディスプレイ15jによるA
M/FMラジオモード画面の表示が行われる。
【0289】また、AM/FMラジオモード表示では、
左側の4つの操作ボタン15a〜15dに、「PRES
ET」、「−」と矢印、「+」と矢印、「プリセット操
作」の各文字やキャラクタが各々視認され、かつ、操作
ボタン15b,15cに跨って、「AM」及び「FM」
のうち選択されている方の受信周波数とが視認されるよ
うに、液晶ディスプレイ15jによるAM/FMラジオ
モード画面の表示が行われる。
【0290】次に、前記TVモード表示では、図示を省
略するものの、図40のAM/FMラジオモード画面の
表示内容において、「AM」及び「FM」のうち選択さ
れている方の受信周波数に代えて、現在選局されている
チャンネルの番号が、操作ボタン15b,15cに跨っ
て、操作ボタン15bの「−」とその矢印のキャラクタ
や、操作ボタン15cの「+」とその矢印のキャラクタ
と共に視認されるように、液晶ディスプレイ15jによ
るTVモード画面の表示が行われる。
【0291】次に、前記ディスクモード表示では、図示
を省略するものの、図40のAM/FMラジオモード画
面の表示内容において、「AM」及び「FM」のうち選
択されている方の受信周波数に代えて、「CD」又は
「MD」のうち選択された方の再生中のトラック番号や
曲毎の再生時間が、操作ボタン15b,15cに跨っ
て、操作ボタン15bの「−」とその矢印のキャラクタ
や、操作ボタン15cの「+」とその矢印のキャラクタ
と共に視認されるように、液晶ディスプレイ15jによ
るディスクモード画面の表示が行われる。
【0292】次に、前記カセットモード表示では、図示
を省略するものの、図40のAM/FMラジオモード画
面の表示内容において、「PRESET」の文字に代え
て、巻き戻しを示す「<<」のキャラクタが操作ボタン
15aに視認されると共に、「プリセット操作」の文字
に代えて、早送りを示す「>>」のキャラクタが操作ボ
タン15dに視認され、かつ、「AM」及び「FM」の
うち選択されている方の受信周波数に代えて、カセット
デッキの動作状態を示す「PLAY」や「FF」、「R
EW」、「SKIP」等の文字が、操作ボタン15b,
15cに跨って、操作ボタン15bの矢印のキャラクタ
や、操作ボタン15cの矢印のキャラクタと共に視認さ
れるように、液晶ディスプレイ15jによるカセットモ
ード画面の表示が行われる。
【0293】尚、液晶ディスプレイ15jによるカセッ
トモード画面においては、操作ボタン15bの「−」の
文字や操作ボタン15cの「+」の文字の表示は省略さ
れる。
【0294】また、マルチスイッチ部15AにおけるA
M/FMラジオモード表示やTVモード表示、ディスク
モード表示、並びに、カセットモード表示の際の、液晶
ディスプレイ15jによるAM/FMラジオ画面やTV
モード画面、ディスクモード画面、並びに、カセットモ
ード画面の表示は、例えば図40に示すように、左側の
2つの操作ボタン15b,15cの部分や、右側の4つ
のうち現在選択されてい機器に対応する操作ボタン15
e〜15hの部分において、文字及びキャラクタが網掛
反転表示として視認され、他の操作ボタン15a〜15
hの部分において、文字及びキャラクタが白地の通常表
示として視認されるように行われる。
【0295】次に、前記プリセット操作モード表示で
は、図41に説明図で示すように、操作ボタン15a〜
15c,15e〜15gに、「1」〜「6」のプリセッ
ト番号と、各プリセット番号に対応するプリセットされ
た受信周波数や選局チャンネルとが各々視認され、か
つ、操作ボタン15dに「戻る」の文字が、操作ボタン
15hに「AUTO PRESET」の文字が各々視認
されるように、液晶ディスプレイ15jによるプリセッ
ト操作モード画面の表示が行われる。
【0296】次に、前記プリセット選局モード表示で
は、図示を省略するものの、図41のプリセット操作モ
ード画面の表示内容において、「AUTO PRESE
T」の文字の表示を省略し、操作ボタン15hがブラン
ク状態と視認されるように、液晶ディスプレイ15jに
よるプリセット選局モード画面の表示が行われる。
【0297】次に、前記エアコンモード表示では、図4
2にスイッチ装置の要部正面図で示すように、左側の4
つの操作ボタン15a〜15dのうち一番左側の操作ボ
タン15aに、「OFF」という状態を示す文字が視認
されると共に、中央2つの操作ボタン15b,15c
に、「A/C(マニュアル)」及び「AUTO」という
各機能を示す文字が各々視認されるように、液晶ディス
プレイ15jによるエアコンモード画面の表示が行われ
る。
【0298】これに加えて、マルチスイッチ部15Aに
おけるエアコンモード表示では、左側の4つの操作ボタ
ン15a〜15dのうち一番右側の操作ボタン15d
と、右側の4つの操作ボタン15e〜15hに、「エア
循環モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒ
ータ」、「送風モード」、並びに、「送風レベル」の各
機能を示すシンボルマークが各々視認されるように、液
晶ディスプレイ15jによるエアコンモード画面の表示
が行われる。
【0299】尚、マルチスイッチ部15Aにおけるエア
コンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
エアコンモード画面の表示は、左側の2つの操作ボタン
15b,15cや右側の2つの操作ボタン15e,15
fにおいて、ONされている機能を示すシンボルマーク
が網掛反転表示として視認され、ONされていない機能
を示すシンボルマークが白地の通常表示として視認され
るように行われる。
【0300】また、第1実施形態のコンビネーションパ
ネル13のマルチスイッチ部15におけるエアコンモー
ド表示の際と同様に、マルチスイッチ部15Aにおける
エアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15jに
よるエアコンモード画面の表示は、「送風モード」の設
定が変わる度に、操作ボタン15dにおいて視認される
「エア循環モード」の機能を示すシンボルマークが、図
10に示すように、「循環」と「換気」との各シンボル
マーク間で交互に変化し、「送風モード」の設定が変わ
る度に、操作ボタン15gにおいて視認される「送風モ
ード」の機能を示すシンボルマークが、図11に示すよ
うに、「送風なし」、「頭部のみ」、「頭部及び足
部」、「足部のみ」、「足部のみ(デフォッガ込
み)」、「頭部及び足部(デフォッガ込み)」、並び
に、「送風なし」、…の順に変化するように行われる。
【0301】さらに、第1実施形態のコンビネーション
パネル13のマルチスイッチ部15におけるエアコンモ
ード表示の際と同様に、マルチスイッチ部15Aにおけ
るエアコンモード表示の際の、液晶ディスプレイ15j
によるエアコンモード画面の表示は、「送風レベル」の
設定が変わる度に、操作ボタン15hにおいて視認され
る「送風レベル」の機能を示すシンボルマークが、図1
2に示すように、「送風量=0」から「送風量=5(最
大)」まで順に変化するように行われる。
【0302】次に、前記室温調節モード表示では、図4
3にスイッチ装置の要部正面図で示し、かつ、図44
(a)及び図45(a)に説明図で示すように、図40
中の操作ボタン15aにおける「PRESET」の文字
に代えて、「運転席」、「連動」(運転席+助手席)、
「助手席」のうち選択された温度調節エリアを示す文字
が操作ボタン15aにおいて視認され、かつ、操作ボタ
ン15b〜15dにおける各文字やキャラクタに代え
て、現在設定されている温度を示す文字が操作ボタン1
5b〜15dにおいて視認されるように、液晶ディスプ
レイ15jによる室温調節モード画面の表示が行われ
る。
【0303】尚、マルチスイッチ部15Aにおける室温
調節モード表示の際の、液晶ディスプレイ15jによる
室温調節モード画面の表示は、室温調節エリアの選択が
変わる度に、操作ボタン15aにおいて視認される選択
された温度調節エリアを示す文字が、図43に示す「運
転席」、図44(a)に示す「連動」、図45(a)に
示す「助手席」、並びに、図43に示す「運転席」、…
の順に変化するように行われる。
【0304】前記座席設定ボタン28は、前記マルチス
イッチ部15Aと共に本発明の第2実施形態に係るスイ
ッチ装置を構成するもので、座席設定ボタン28の背後
に配置された図39中不図示の液晶ディスプレイ15k
による表示像の像光が直接背後から照射された際に、座
席設定ボタン28の背面に各々結像された表示像部分を
正面側から視認できるように、透光性を有する部材によ
り形成されている。
【0305】尚、液晶ディスプレイ15kは、座席設定
ボタン28の背後に配置されたものに限らず、例えば、
センターコンソール5内の任意の箇所に配置されたもの
であってもよく、その場合には、液晶ディスプレイ15
kによる表示像の像光を、導光手段(図示せず)を用い
て座席設定ボタン28の背後に導けばよいことになる。
【0306】また、座席設定ボタン28の背後には、こ
の座席設定ボタン28の押圧操作を検出するリミットス
イッチ16j(図39中図示せず)が、液晶ディスプレ
イ15kからの像光と緩衝しないように配置されてい
る。
【0307】そして、液晶ディスプレイ15kによる表
示は、操作ボタン15aにおける表示と同様に、室温調
節エリアの選択が変わる度に、座席設定ボタン28にお
いて視認される文字が、図43(b)に示す「運転
席」、図44(b)に示す「連動」、図45(b)に示
す「助手席」、並びに、図43(b)に示す「運転
席」、…の順に変化するように行われる。
【0308】次に、第2実施形態に係るスイッチ装置の
電気的な概略構成を、具体的に説明する。
【0309】第2実施形態のスイッチ装置30Aは、図
46に電気的な概略構成のブロック図で示すように、上
述した液晶ディスプレイ15j,15kの表示を制御す
るマイコン33を有している。
【0310】前記マイコン33は、CPU33aと、R
AM33bと、ROM33cとで構成されており、この
うち、CPU33aには、CDプレーヤ40、MDプレ
ーヤ50、AM/FMチューナ60、TVチューナ6
5、エアコン70、並びに、カセットプレーヤ80が各
々接続されていると共に、リミットスイッチ16a〜1
6j、液晶ディスプレイ15j,15k、ボリュームツ
マミ25の回転操作に応じて出力が変化するボリューム
スイッチ25a、並びに、温度設定ツマミ27の回転操
作に応じて出力が変化する温度設定スイッチ27aが各
々接続されている。
【0311】また、前記RAM33bには、データエリ
ア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられて
いて、このうちワークエリアには、各種フラグやバッフ
ァのために用いるエリア等が設けられており、前記RO
M33cには、CPU33aに各種処理動作を行わせる
ための制御プログラムが格納されている。
【0312】次に、前記ROM33cに格納された制御
プログラムに従いCPU33aが行う処理を、図47乃
至図57のフローチャートを参照して説明する。
【0313】不図示のアクセサリスイッチのONによ
り、自動車に搭載された不図示のバッテリ等からの給電
を受けてマイコン33が起動しプログラムがスタートす
ると、CPU33aは、図47に示すように、まず、R
AM33bの各種フラグエリアのフラグを「0」に設定
する等の初期設定を行う(ステップSA1)。
【0314】ステップSA1の初期設定が済んだなら
ば、次に、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモード
画面を表示させるデフォルト処理を行い(ステップSA
3)、次に、リミットスイッチ16a〜16hの出力を
基に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否か
を確認する(ステップSA5)。
【0315】各操作ボタン15a〜15hがいずれも操
作されていない場合は(ステップSA5でN)、後述す
るステップSA35に進み、操作された場合は(ステッ
プSA5でY)、操作されたのがTVチューナ65の選
択機能を割り当てた操作ボタン15aであるか否かを確
認し(ステップSA7)、操作ボタン15aである場合
は(ステップSA7でY)、RAM31bのTVフラグ
エリアのフラグFA1を「1」に設定すると共に、RA
M31bのディスクフラグエリアのフラグFA3、カセ
ットフラグエリアのフラグFA5、及び、ラジオフラグ
エリアのフラグFA7をいずれも「0」に設定した後
(ステップSA9)、後述するステップSA49に進
む。
【0316】一方、ステップSA7において操作された
のが操作ボタン15aでない場合(N)は、操作された
のがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択機能
を割り当てた操作ボタン15bであるか否かを確認し
(ステップSA11)、操作ボタン15bである場合は
(ステップSA11でY)、ディスクフラグFA3を
「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、カセット
フラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をいずれも
「0」に設定した後(ステップSA13)、後述するス
テップSA77に進み、操作されたのが操作ボタン15
bでない場合は(ステップSA11でN)、操作された
のがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操作
ボタン15cであるか否かを確認する(ステップSA1
5)。
【0317】操作ボタン15cである場合は(ステップ
SA15でY)、カセットフラグFA5を「1」に設定
すると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA
3、及び、ラジオフラグFA7をいずれも「0」に設定
した後(ステップSA17)、後述するステップSA1
07に進み、操作ボタン15cでない場合は(ステップ
SA15でN)、図48に示すように、操作されたのが
AM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作ボ
タン15dであるか否かを確認する(ステップSA1
9)。
【0318】操作ボタン15dである場合は(ステップ
SA19でY)、ラジオフラグFA7を「1」に設定す
ると共に、TVフラグFA1、ディスクフラグFA3、
及び、カセットフラグFA5をいずれも「0」に設定し
た後(ステップSA21)、後述するステップSA13
7に進み、操作ボタン15dでない場合は(ステップS
A19でN)、操作されたのがデフォッガのON/OF
F切換機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否か
を確認する(ステップSA23)。
【0319】操作されたのが操作ボタン15eである場
合は(ステップSA23でY)、液晶ディスプレイ15
jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン1
5eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示
とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステ
ップSA25)、ステップSA5にリターンし、操作ボ
タン15eでない場合は(ステップSA23でN)、熱
線リアウィンドヒータのON/OFF切換機能を割り当
てた操作ボタン15fであるか否かを確認する(ステッ
プSA27)。
【0320】操作されたのが操作ボタン15fである場
合は(ステップSA27でY)、液晶ディスプレイ15
jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン1
5fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示
とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステ
ップSA29)、ステップSA5にリターンし、操作ボ
タン15fでない場合は(ステップSA27でN)、操
作されたのがエアコン70の選択機能を割り当てた操作
ボタン15gであるか否かを確認する(ステップSA3
1)。
【0321】操作されたのが操作ボタン15gでない場
合は(ステップSA31でN)、液晶ディスプレイ15
jのデフォルトモード画面の表示内容を、操作ボタン1
5hに結像される部分が網掛反転表示と白地の通常表示
とのうち一方から他方に変わるように更新した後(ステ
ップSA33)、ステップSA5にリターンし、操作ボ
タン15gである場合は(ステップSA31でY)、後
述するステップSA239に進む。
【0322】また、ステップSA5において各操作ボタ
ン15a〜15hがいずれも操作されていない場合
(N)に進むステップSA35では、図47に示すよう
に、ボリュームスイッチ25aの出力を基にボリューム
ツマミ25が回転操作されたか否かを確認し、回転操作
された場合は(ステップSA35でY)、後述するステ
ップSA41に進み、回転操作されていない場合は(ス
テップSA35でN)、温度設定スイッチ27aの出力
を基に温度設定ツマミ27が回転操作されたか否かを確
認する(ステップSA37)。
【0323】温度設定ツマミ27が回転操作された場合
は(ステップSA37でY)、後述するステップSA2
89に進み、回転操作されていない場合は(ステップS
A37でN)、リミットスイッチ16jの出力を基に、
座席設定ボタン28が操作されたか否かを確認する(ス
テップSA39)。
【0324】座席設定ボタン28が操作された場合は
(ステップSA39でY)、後述するステップSA29
5に進み、操作されていない場合は(ステップSA39
でN)、ステップSA5にリターンする。
【0325】また、ステップSA39においてボリュー
ムツマミ25が回転操作された場合(Y)に進むステッ
プSA41では、図49に示すように、TVフラグFA
1が「0」であるか否かを確認し、「0」でない場合は
(ステップSA41でN)、ステップSA47に進み、
「0」である場合は(ステップSA41でY)、ディス
クフラグFA3が「0」であるか否かを確認する(ステ
ップSA43)。
【0326】FMフラグFA3が「0」でない場合は
(ステップSA43でN)、ステップSA77に進み、
「0」である場合は(ステップSA43でY)、カセッ
トフラグFA5が「0」であるか否かを確認し(ステッ
プSA45)、「0」でない場合は(ステップSA45
でN)、ステップSA107に進み、「0」である場合
は(ステップSA45でY)、ステップSA137に進
む。
【0327】ステップSA9においてTVフラグFA1
を「1」に設定すると共に、ディスクフラグFA3、カ
セットフラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をいず
れも「0」に設定した後と、ステップSA41において
TVフラグFA1が「0」でない場合(N)とに各々進
むステップSA47では、図50に示すように、液晶デ
ィスプレイ15jにTVモード画面を表示させるTVモ
ード表示処理を行う。
【0328】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA49)、そ
の後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、
各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認
する(ステップSA51)。
【0329】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA51でY)、後述するステップS
A57に進み、いずれも操作されていない場合は(ステ
ップSA51でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所
定のタイムアップ値T1MAXに達したか否かを確認する
(ステップSA53)。
【0330】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA53でN)、ステッ
プSA51にリターンし、達した場合は(ステップSA
53でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると
共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復帰処理
を行った後(ステップSA55)、ステップSA3にリ
ターンする。
【0331】ステップSA51において各操作ボタン1
5a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップS
A57では、操作されたのがCDプレーヤ40及びMD
プレーヤ50の選択機能を割り当てた操作ボタン15f
であるか否かを確認し、操作ボタン15fである場合は
(ステップSA57でY)、タイマによるタイムカウン
トを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし
(ステップSA59)、続いて、ディスクフラグFA3
を「1」に設定すると共にTVフラグFA1を「0」に
設定した後(ステップSA61)、ステップSA77に
進む。
【0332】一方、ステップSA57において操作され
たのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作され
たのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操
作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップSA6
3)、操作ボタン15gである場合は(ステップSA6
3でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共
にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA6
5)、続いて、カセットフラグFA5を「1」に設定す
ると共にTVフラグFA1を「0」に設定した後(ステ
ップSA67)、ステップSA107に進む。
【0333】さらに、ステップSA63において操作さ
れたのが操作ボタン15gでない場合(N)は、操作さ
れたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当て
た操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップS
A69)、操作ボタン15hである場合は(ステップS
A69でY)、タイマによるタイムカウントを終了する
と共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップS
A71)、続いて、ラジオフラグFA7を「1」に設定
すると共にTVフラグFA1を「0」に設定した後(ス
テップSA73)、ステップSA137に進む。
【0334】一方、ステップSA69において操作され
たのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミット
スイッチ16a〜16eの出力を基に識別される、操作
ボタン15a〜15eのいずれが操作されたかの結果に
よって、その操作された操作ボタン15a〜15eに対
応した処理を行った後(ステップSA75)、ステップ
SA51にリターンする。
【0335】ステップSA13においてディスクフラグ
FA3を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、
カセットフラグFA5、及び、ラジオフラグFA7をい
ずれも「0」に設定した後と、ステップSA43におい
てディスクフラグFA3が「0」でない場合(N)とに
各々進むステップSA77では、図51に示すように、
液晶ディスプレイ15jにディスクモード画面を表示さ
せるディスクモード表示処理を行う。
【0336】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA79)、そ
の後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基に、
各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを確認
する(ステップSA81)。
【0337】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA81でY)、後述するステップS
A87に進み、いずれも操作されていない場合は(ステ
ップSA81でN)、タイマエリアのタイマ値T1が所
定のタイムアップ値T1MAXに達したか否かを確認する
(ステップSA83)。
【0338】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA83でN)、ステッ
プSA81にリターンし、達した場合は(ステップSA
83でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると
共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復帰処理
を行った後(ステップSA85)、ステップSA3にリ
ターンする。
【0339】ステップSA81において各操作ボタン1
5a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップS
A87では、操作されたのがTVチューナ65の選択機
能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確認
し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA87
でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共に
そのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA8
9)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定すると
共にディスクフラグFA3を「0」に設定した後(ステ
ップSA91)、ステップSA47にリターンする。
【0340】一方、ステップSA87において操作され
たのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作され
たのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当てた操
作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップSA9
3)、操作ボタン15gである場合は(ステップSA9
3でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると共
にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA9
5)、続いて、カセットフラグFA5を「1」に設定す
ると共にディスクフラグFA3を「0」に設定した後
(ステップSA97)、ステップSA107に進む。
【0341】さらに、ステップSA93において操作さ
れたのが操作ボタン15gでない場合(N)は、操作さ
れたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当て
た操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップS
A99)、操作ボタン15hである場合は(ステップS
A99でY)、タイマによるタイムカウントを終了する
と共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップS
A101)、続いて、ラジオフラグFA7を「1」に設
定すると共にディスクフラグFA3を「0」に設定した
後(ステップSA103)、ステップSA137に進
む。
【0342】一方、ステップSA99において操作され
たのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミット
スイッチ16a〜16d,16fの出力を基に識別され
る、操作ボタン15a〜15d,15fのいずれが操作
されたかの結果によって、その操作された操作ボタン1
5a〜15d,15fに対応した処理を行った後(ステ
ップSA105)、ステップSA81にリターンする。
【0343】ステップSA17においてカセットフラグ
FA5を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、
ディスクフラグFA3、及び、ラジオフラグFA7をい
ずれも「0」に設定した後と、ステップSA45におい
てカセットフラグFA5が「0」でない場合(N)とに
各々進むステップSA107では、図52に示すよう
に、液晶ディスプレイ15jにカセットモード画面を表
示させるカセットモード表示処理を行う。
【0344】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA109)、
その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップSA111)。
【0345】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA111でY)、後述するステップ
SA117に進み、いずれも操作されていない場合は
(ステップSA111でN)、タイマエリアのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認する(ステップSA113)。
【0346】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA113でN)、ステ
ップSA111にリターンし、達した場合は(ステップ
SA113でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットする等の復
帰処理を行った後(ステップSA115)、ステップS
A3にリターンする。
【0347】ステップSA111において各操作ボタン
15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップ
SA117では、操作されたのがTVチューナ65の選
択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確
認し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA1
17でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると
共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA
119)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定す
ると共にカセットフラグFA5を「0」に設定した後
(ステップSA121)、ステップSA47にリターン
する。
【0348】一方、ステップSA117において操作さ
れたのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作さ
れたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択
機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認
し(ステップSA123)、操作ボタン15fである場
合は(ステップSA123でY)、タイマによるタイム
カウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセ
ットし(ステップSA125)、続いて、ディスクフラ
グFA3を「1」に設定すると共にカセットフラグFA
5を「0」に設定した後(ステップSA127)、ステ
ップSA107にリターンする。
【0349】さらに、ステップSA123において操作
されたのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作
されたのがAM/FMチューナ60の選択機能を割り当
てた操作ボタン15hであるか否かを確認し(ステップ
SA129)、操作ボタン15hである場合は(ステッ
プSA129でY)、タイマによるタイムカウントを終
了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステ
ップSA131)、続いて、ラジオフラグFA7を
「1」に設定すると共にカセットフラグFA5を「0」
に設定した後(ステップSA133)、ステップSA1
37に進む。
【0350】一方、ステップSA129において操作さ
れたのが操作ボタン15hでない場合(N)は、リミッ
トスイッチ16a〜16d,16gの出力を基に識別さ
れる、操作ボタン15a〜15d,15gのいずれが操
作されたかの結果によって、その操作された操作ボタン
15a〜15d,15gに対応した処理を行った後(ス
テップSA135)、ステップSA111にリターンす
る。
【0351】ステップSA21においてラジオフラグF
A7を「1」に設定すると共に、TVフラグFA1、デ
ィスクフラグFA3、及び、カセットフラグFA5をい
ずれも「0」に設定した後と、ステップSA45におい
てカセットフラグFA5が「0」である場合(Y)とに
各々進むステップSA137では、図53に示すよう
に、液晶ディスプレイ15jにAM/FMラジオモード
画面を表示させるAM/FMラジオ表示処理を行う。
【0352】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA139)、
その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップSA141)。
【0353】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA141でY)、後述するステップ
SA147に進み、いずれも操作されていない場合は
(ステップSA141でN)、タイマエリアのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認する(ステップSA143)。
【0354】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA143でN)、ステ
ップSA141にリターンし、達した場合は(ステップ
SA143でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップSA145)、ステップSA3にリターンする。
【0355】ステップSA141において各操作ボタン
15a〜15hが操作された場合(Y)に進むステップ
SA147では、操作されたのがTVチューナ65の選
択機能を割り当てた操作ボタン15eであるか否かを確
認し、操作ボタン15eである場合は(ステップSA1
47でY)、タイマによるタイムカウントを終了すると
共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステップSA
149)、続いて、TVフラグFA1を「1」に設定す
ると共にラジオフラグFA7を「0」に設定した後(ス
テップSA151)、ステップSA47にリターンす
る。
【0356】一方、ステップSA147において操作さ
れたのが操作ボタン15eでない場合(N)は、操作さ
れたのがCDプレーヤ40及びMDプレーヤ50の選択
機能を割り当てた操作ボタン15fであるか否かを確認
し(ステップSA153)、操作ボタン15fである場
合は(ステップSA153でY)、タイマによるタイム
カウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセ
ットし(ステップSA155)、続いて、ディスクフラ
グFA3を「1」に設定すると共にラジオフラグFA7
を「0」に設定した後(ステップSA157)、ステッ
プSA107にリターンする。
【0357】さらに、ステップSA153において操作
されたのが操作ボタン15fでない場合(N)は、操作
されたのがカセットプレーヤ80の選択機能を割り当て
た操作ボタン15gであるか否かを確認し(ステップS
A159)、操作ボタン15gである場合は(ステップ
SA159でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットし(ステッ
プSA161)、続いて、カセットフラグFA5を
「1」に設定すると共にラジオフラグFA7を「0」に
設定した後(ステップSA163)、ステップSA10
7にリターンする。
【0358】ステップSA159において操作されたの
が操作ボタン15gでない場合(N)は、操作されたの
がAM/FMチューナ60の選択機能を割り当てた操作
ボタン15hであるか否かを確認し(ステップSA16
5)、操作ボタン15hである場合は(ステップSA1
65でY)、液晶ディスプレイ15jに表示させるAM
/FMラジオモード画面の内容をAMとFMとのうち現
在選局されている方から選局されていない方に切り換え
(ステップSA167)、続いて、タイマ値T1をゼロ
リセットした後(ステップSA169)、ステップSA
141にリターンする。
【0359】ステップSA165において操作されたの
が操作ボタン15hでない場合(N)は、操作されたの
が受信周波数の増減機能を割り当てた操作ボタン15
b,15cであるか否かを確認し(ステップSA17
1)、操作ボタン15b,15cである場合は(ステッ
プSA171でY)、操作ボタン15b,15cの操作
内容に応じて液晶ディスプレイ15jに表示させるAM
/FMラジオモード画面の内容を更新させ(ステップS
A173)、続いて、タイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップSA175)、ステップSA141にリタ
ーンする。
【0360】さらに、ステップSA171において操作
されたのが操作ボタン15b,15cでない場合(N)
は、操作されたのがプリセット局の呼び出し機能を割り
当てた操作ボタン15aであるか否かを確認し(ステッ
プSA177)、操作ボタン15aである場合は(ステ
ップSA177でY)、タイマによるタイムカウントを
終了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後
(ステップSA179)、後述するステップSA183
に進む。
【0361】一方、ステップSA179において操作さ
れたのが操作ボタン15aでない場合(N)は、タイマ
によるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T
1をゼロリセットした後(ステップSA181)、後述
するステップSA207に進む。
【0362】ステップSA179においてタイマによる
タイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後に進むステップSA183では、図5
4に示すように、液晶ディスプレイ15jにプリセット
選局モード画面を表示させるプリセット選局表示処理を
行う。
【0363】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA185)、
その後、リミットスイッチ16a〜16gの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15gが操作されたか否かを
確認する(ステップSA187)。
【0364】各操作ボタン15a〜15gが操作された
場合は(ステップSA187でY)、後述するステップ
SA195に進み、いずれも操作されていない場合は
(ステップSA187でN)、タイマエリアのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認する(ステップSA189)。
【0365】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA189でN)、ステ
ップSA185にリターンし、達した場合は(ステップ
SA189でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップSA191)、TVフラグFA1が「0」である
か否かを確認する(ステップSA193)。
【0366】TVフラグFA1が「0」である場合は
(ステップSA193でY)、ステップSA47にリタ
ーンし、「0」でない場合は(ステップSA193で
N)、ステップSA137にリターンする。
【0367】また、ステップSA187において各操作
ボタン15a〜15gが操作された場合(Y)に進むス
テップSA195では、操作されたのが前画面への戻り
指示機能を割り当てた操作ボタン15dであるか否かを
確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステップSA
195でN)、リミットスイッチ16a〜16c,16
e〜16gの出力を基に識別される、操作ボタン15a
〜15c,15e〜15gのいずれが操作されたかの結
果によって、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局
モード画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a
〜15c,15e〜15gに結像される部分が網掛反転
表示となり、その他の操作ボタン15a〜15c,15
e〜15gに結像される部分が白地となるように更新す
る(ステップSA197)。
【0368】続いて、タイマ値T1をゼロリセットし
(ステップSA199)、その後、ステップSA187
にリターンする。
【0369】一方、ステップSA195において操作さ
れたのが操作ボタン15dである場合(Y)は、タイマ
によるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T
1をゼロリセットした後(ステップSA203)、TV
フラグFA1が「0」であるか否かを確認し(ステップ
SA205)、「0」である場合は(ステップSA20
5でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でな
い場合は(ステップSA205でN)、ステップSA1
37にリターンする。
【0370】ステップSA181においてタイマによる
タイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T1をゼ
ロリセットした後に進むステップSA207では、図5
5に示すように、液晶ディスプレイ15jにプリセット
操作モード画面を表示させるプリセット操作表示処理を
行う。
【0371】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA209)、
その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップSA211)。
【0372】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA211でY)、後述するステップ
SA219に進み、いずれも操作されていない場合は
(ステップSA211でN)、タイマエリアのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認する(ステップSA213)。
【0373】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA213でN)、ステ
ップSA211にリターンし、達した場合は(ステップ
SA213でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップSA215)、TVフラグFA1が「0」である
か否かを確認する(ステップSA217)。
【0374】TVフラグFA1が「0」である場合は
(ステップSA217でY)、ステップSA47にリタ
ーンし、「0」でない場合は(ステップSA217で
N)、ステップSA137にリターンする。
【0375】また、ステップSA211において各操作
ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むス
テップSA219では、操作されたのがオートプリセッ
ト機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを確
認し、操作ボタン15hである場合は(ステップSA2
19でY)、オートプリセット動作を実行すると共に
(ステップSA221)、液晶ディスプレイ15jの表
示内容を、操作ボタン15a〜15c,15e〜15g
に結像される部分がオートプリセット動作によりプリセ
ットされた局の周波数やチャンネルとなるように更新し
(ステップSA223)、タイマ値T1をゼロリセット
した後(ステップSA225)、ステップSA211に
リターンする。
【0376】ステップSA219において操作されたの
が操作ボタン15hでない場合(N)は、操作されたの
が前画面への戻り指示機能を割り当てた操作ボタン15
dであるか否かを確認し(ステップSA227)、操作
ボタン15dでない場合は(ステップSA227で
N)、リミットスイッチ16a〜16c,16e〜16
gの出力を基に識別される、操作ボタン15a〜15
c,15e〜15gのいずれが操作されたかの結果によ
って、液晶ディスプレイ15jのプリセット選局モード
画面の表示内容を、操作された操作ボタン15a〜15
c,15e〜15gに結像される部分が網掛反転表示と
なると共に、その部分の周波数やチャンネルが新しくプ
リセットされた周波数やチャンネルに変わり、かつ、そ
の他の操作ボタン15a〜15c,15e〜15gに結
像される部分が白地となるように更新する(ステップS
A229)。
【0377】続いて、タイマによるタイムカウントを終
了すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後
(ステップSA231)、ステップSA211にリター
ンする。
【0378】また、ステップSA227において操作さ
れたのが操作ボタン15dである場合(N)は、タイマ
によるタイムカウントを終了すると共にそのタイマ値T
1をゼロリセットした後(ステップSA235)、TV
フラグFA1が「0」であるか否かを確認し(ステップ
SA237)、「0」である場合は(ステップSA23
7でY)、ステップSA47にリターンし、「0」でな
い場合は(ステップSA237でN)、ステップSA1
37にリターンする。
【0379】また、ステップSA31において操作され
たのが操作ボタン15gである場合(Y)に進むステッ
プSA239では、図56に示すように、液晶ディスプ
レイ15jにエアコンモード画面を表示させるエアコン
表示処理を行う。
【0380】続いて、RAM31bのタイマエリアにお
けるタイムカウントを開始し(ステップSA243)、
その後、リミットスイッチ16a〜16hの出力を基
に、各操作ボタン15a〜15hが操作されたか否かを
確認する(ステップSA245)。
【0381】各操作ボタン15a〜15hが操作された
場合は(ステップSA245でY)、後述するステップ
SA251に進み、いずれも操作されていない場合は
(ステップSA245でN)、タイマエリアのタイマ値
T1が所定のタイムアップ値T1MAX に達したか否かを
確認する(ステップSA247)。
【0382】タイマ値T1がタイムアップ値T1MAX
達していない場合は(ステップSA247でN)、ステ
ップSA245にリターンし、達した場合は(ステップ
SA247でY)、タイマによるタイムカウントを終了
すると共にそのタイマ値T1をゼロリセットした後(ス
テップSA249)、ステップSA3にリターンする。
【0383】また、ステップSA245において各操作
ボタン15a〜15hが操作された場合(Y)に進むス
テップSA251では、操作されたのがエアコンOFF
の設定機能を割り当てた操作ボタン15a、マニュアル
エアコンONの設定機能を割り当てた操作ボタン15
b、オートエアコンONの設定機能を割り当てた操作ボ
タン15cのいずれかであるか否かを確認し、操作ボタ
ン15a〜15cでない場合は(ステップSA251
N)、後述するステップSA257に進む。
【0384】一方、操作されたのが操作ボタン15a〜
15cである場合は(ステップSA251でY)、液晶
ディスプレイ15jのエアコンモード画面の表示内容
を、操作ボタン15a〜15cに結像される部分が網掛
反転表示と白地の通常表示とのうち一方から他方に各々
変わるように更新し(ステップSA253)、タイマ値
T1をゼロリセットした後(ステップSA255)、ス
テップSA245にリターンする。
【0385】また、ステップSA251において操作さ
れたのが操作ボタン15a〜15cでない場合(N)に
進むステップSA257では、操作されたのがエア循環
モードの切換機能を割り当てた操作ボタン15dである
か否かを確認し、操作ボタン15dでない場合は(ステ
ップSA257でN)、後述するステップSA263に
進む。
【0386】一方、操作されたのが操作ボタン15dで
ある場合は(ステップSA257でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボ
タン15dに結像される部分が循環を示すシンボルマー
クと換気を示すシンボルマークとのうち一方から他方に
各々変わるように更新し(ステップSA259)、タイ
マ値T1をゼロリセットした後(ステップSA26
1)、ステップSA245にリターンする。
【0387】また、ステップSA257において操作さ
れたのが操作ボタン15dでない場合(N)に進むステ
ップSA263では、操作されたのが送風モードの切換
設定機能を割り当てた操作ボタン15gであるか否かを
確認し、操作ボタン15gでない場合は(ステップSA
263でN)、後述するステップSA269に進む。
【0388】一方、操作されたのが操作ボタン15gで
ある場合は(ステップSA263でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15gに対応する送風モードの切換設定
に応じて更新し(ステップSA265)、タイマ値T1
をゼロリセットした後(ステップSA267)、ステッ
プSA245にリターンする。
【0389】また、ステップSA263において操作さ
れたのが操作ボタン15gでない場合(N)に進むステ
ップSA269では、操作されたのが送風レベルの切換
設定機能を割り当てた操作ボタン15hであるか否かを
確認し、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA
269でN)、後述するステップSA275に進む。
【0390】一方、操作されたのが操作ボタン15hで
ある場合は(ステップSA269でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15hに対応する送風レベルの切換設定
に応じて更新し(ステップSA271)、タイマ値T1
をゼロリセットした後(ステップSA273)、ステッ
プSA2457にリターンする。
【0391】また、ステップSA269において操作さ
れたのが操作ボタン15hでない場合(N)に進むステ
ップSA275では、操作されたのがデフォッガのON
/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン15eである
か否かを確認し、操作ボタン15eでない場合は(ステ
ップSA275でN)、後述するステップSA281に
進む。
【0392】一方、操作されたのが操作ボタン15eで
ある場合は(ステップSA275でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボ
タン15eに結像される部分が網掛反転表示と白地の通
常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ス
テップSA277)、タイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップSA279)、ステップSA245にリタ
ーンする。
【0393】また、ステップSA275において操作さ
れたのが操作ボタン15eでない場合(N)に進むステ
ップSA281では、操作されたのが熱線リアウィンド
ヒータのON/OFF切換機能を割り当てた操作ボタン
15fであるか否かを確認し、操作ボタン15fでない
場合は(ステップSA281でN)、後述するステップ
SA287に進む。
【0394】一方、操作されたのが操作ボタン15fで
ある場合は(ステップSA281でY)、液晶ディスプ
レイ15jのエアコンモード画面の表示内容を、操作ボ
タン15fに結像される部分が網掛反転表示と白地の通
常表示とのうち一方から他方に変わるように更新し(ス
テップSA283)、タイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップSA285)、ステップSA245にリタ
ーンする。
【0395】また、ステップSA281において操作さ
れたのが操作ボタン15fでない場合(N)に進むステ
ップSA287では、図57に示すように、温度設定ス
イッチ27aやリミットスイッチ16b,16cの出力
を基に、温度設定ツマミ27が回転操作され、或は、操
作ボタン15b,15cが操作されたか否かを確認し、
温度設定ツマミ27が回転操作されておらず、かつ、操
作ボタン15b,15cが操作されていない場合は(ス
テップSA287でN)、ステップSA295に進み、
温度設定ツマミ27が回転操作され、或は、操作ボタン
15b,15cが操作された場合は(ステップSA28
7でY)、ステップSA289に進む。
【0396】ステップSA37において温度設定ツマミ
27が回転操作された場合(Y)、及び、ステップSA
287において温度設定ツマミ27が回転操作され、或
は、操作ボタン15b,15cが操作された場合(Y)
に各々進むステップSA289では、温度設定スイッチ
27aの出力やリミットスイッチ16b,16cの出力
を基に変更された目標温度の設定値を割り出し、次に、
液晶ディスプレイ15jの表示内容を、操作ボタン15
b〜15dに結像される部分が、割り出した目標温度の
設定値に変わるように更新し(ステップSA291)、
タイマ値T1をゼロリセットした後(ステップSA29
3)、ステップSA245にリターンする。
【0397】一方、ステップSA39において座席設定
ボタン28が操作された場合(Y)、及び、ステップS
A287において温度設定ツマミ27が回転操作されて
おらず、かつ、操作ボタン15b,15cが操作されて
いない場合(N)に各々進むステップSA295では、
液晶ディスプレイ15jの表示内容を、操作ボタン15
aに結像される部分が、「運転席」から「連動」へ、
「連動」から「助手席」へ、「助手席」から「運転席」
へと順次変化するように更新すると共に、液晶ディスプ
レイ15kの表示内容を、座席設定ボタン28に結像さ
れる部分の網掛反転表示が、「運転席」から「連動」
へ、「連動」から「助手席」へ、「助手席」から「運転
席」へと順次変化するように更新し、タイマ値T1をゼ
ロリセットした後(ステップSA297)、ステップS
A245にリターンする。
【0398】以上の説明からも明らかなように、第2実
施形態では、図26のフローチャートにおけるステップ
SA35乃至ステップSA39、図49のフローチャー
トにおけるステップSA41乃至ステップSA45、図
50のフローチャートにおけるステップSA47、図5
1のフローチャートにおけるステップSA77、図52
のフローチャートにおけるステップSA107、並び
に、図57のフローチャートにおけるステップSA28
9、ステップS291、ステップS295が、請求項中
の表示変更手段33Aに対応する処理となっている。
【0399】また、第2実施形態では、ボリュームツマ
ミ25、温度設定ツマミ27、座席設定ボタン28、マ
ルチスイッチ部15AのTVモード表示状態やAM/M
ラジオモード表示状態における、「+」,「−」の文字
等が視認される操作ボタン15b,15cや、「プリセ
ット操作」の文字が視認される操作ボタン15dが、請
求項中の設定変更用操作ボタンλに相当している。
【0400】次に、上述のように構成された第2実施形
態のスイッチ装置30Aの動作(作用)について説明す
る。
【0401】自動車のアクセサリスイッチをONにする
と、まずは、液晶ディスプレイ15jにデフォルトモー
ド画面が表示され、その結果、マルチスイッチ部15A
が、「TV」、「DISK」、「TAPE」、「AM/
FM」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒー
タ」、並びに、「交通情報」という選択対象の各機器を
示す文字やシンボルマークが、図39に示すように各操
作ボタン15a〜15hに視認される、デフォルトモー
ド表示状態となる。
【0402】このデフォルトモード表示状態において
は、座席設定ボタン28に、「運転席」、「連動」、及
び、「助手席」の文字が各々視認され、かつ、現在選択
設定されている領域に対応する文字部分だけが、網掛反
転表示される。
【0403】そして、マルチスイッチ部15Aのデフォ
ルトモード表示状態において、「TV」の文字が視認さ
れる操作ボタン15aを押圧操作すると、液晶ディスプ
レイ15jの表示がデフォルトモード画面からTVモー
ド画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部15Aが
TVモード表示状態となる。
【0404】また、マルチスイッチ部15Aのデフォル
トモード表示状態において、「DISK」の文字が視認
される操作ボタン15bを押圧操作すると、液晶ディス
プレイ15jの表示がデフォルトモード画面からディス
クモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部1
5Aがディスクモード表示状態となる。
【0405】さらに、マルチスイッチ部15Aのデフォ
ルトモード表示状態において、「TAPE」の文字が視
認される操作ボタン15cを押圧操作すると、液晶ディ
スプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からカセ
ットモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部
15Aがカセットモード表示となる。
【0406】また、マルチスイッチ部15Aのデフォル
トモード表示状態において、「AM/FM」の文字が視
認される操作ボタン15dを押圧操作すると、液晶ディ
スプレイ15jの表示がデフォルトモード画面からAM
/FMラジオモード画面に変わり、その結果、マルチス
イッチ部15Aが、図40に示すAM/FMラジオモー
ド表示状態となる。
【0407】さらに、ボリュームツマミ25を回転操作
すると、マルチスイッチ部15Aがどのモード表示状態
にあっても、液晶ディスプレイ15jの表示がそのモー
ド画面から、TVモード画面、ディスクモード画面、カ
セットモード画面、並びに、AM/FMラジオモード画
面のうち、デフォルトモード画面に変わる前の一番最近
に液晶ディスプレイ15jに表示されていた画面に変わ
り、その結果、マルチスイッチ部15Aが、直前のモー
ド表示状態に戻る。
【0408】そして、マルチスイッチ部15AのTVモ
ード表示状態やAM/FMラジオモード表示状態におい
て、操作ボタン15b,15cの操作により受信周波数
や受信局を増減させると、それに応じた現在の受信周波
数や受信局が操作ボタン15b,15c上に視認され、
その上で、操作ボタン15dを操作すると、液晶ディス
プレイ15jの表示がTVモード画面やAM/FMラジ
オモード画面からプリセット操作モード画面に変わり、
その結果、マルチスイッチ部15Aが、図41に示すプ
リセット操作モード表示状態となる。
【0409】しかも、上述したように操作ボタン15
b,15cの操作により受信周波数や受信局を増減させ
た上でマルチスイッチ部15Aをプリセット操作モード
表示状態とし、操作ボタン15a〜15c,15e〜1
5gのどれかを押圧操作すると、図58に説明図で示す
ように、押圧操作した操作ボタン15a〜15c,15
e〜15g(図58では操作ボタン15f)が網掛反転
表示となり、かつ、その操作ボタン15a〜15c,1
5e〜15g上に視認される受信周波数や受信局が、図
59に説明図で示すように、直前のTVモード表示状態
やAM/FMラジオモード表示状態において操作ボタン
15b,15cの操作により増減された受信周波数や受
信局に変わる。
【0410】そして、その後マルチスイッチ部15Aが
プリセット操作モード表示状態から元の表示モード状態
に戻ると、上述した操作ボタン15a〜15c,15e
〜15gの操作により新たなプリセットがなされた旨
が、図60に説明図で示すように、「PRESET」の
文字が視認される操作ボタン15a上に、その操作ボタ
ン15a〜15c,15e〜15gに割り当てられたプ
リセット番号をさらに視認させることで報知される。
【0411】また、マルチスイッチ部15AのTVモー
ド表示状態やAM/FMラジオモード表示状態におい
て、操作ボタン15aを操作すると、液晶ディスプレイ
15jの表示がTVモード画面やAM/FMラジオモー
ド画面からプリセット選局画面に変わり、その結果、マ
ルチスイッチ部15Aがプリセット選局モード表示状態
となる。
【0412】尚、マルチスイッチ部15Aのプリセット
操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態に
おいて、「戻る」の文字が視認される操作ボタン15d
を押圧操作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がプ
リセット操作モード表示画面やプリセット選局モード表
示画面に変わる直前のモード表示画面に戻り、その結
果、マルチスイッチ部15Aが、プリセット操作モード
表示状態やプリセット選局モード表示状態に変わる直前
のモード表示状態に戻る。
【0413】また、マルチスイッチ部15Aのプリセッ
ト操作モード表示状態において、「AUTO PRES
ET」の文字が視認される操作ボタン15hを押圧操作
すると、オートプリセットが実行されて、操作ボタン1
5a〜15c,15e〜15g上に視認される受信周波
数や受信局が、オートプリセットによって自動的にプリ
セットされた内容に変わる。
【0414】一方、マルチスイッチ部15Aのデフォル
トモード表示状態において、「エアコンディショナ」の
シンボルマークが視認される操作ボタン15gを押圧操
作すると、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォルト
モード画面からエアコンモード画面に変わり、その結
果、マルチスイッチ部15Aが、「OFF」、「A/
C」、「AUTO」、「エア循環モード」、「デフォッ
ガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モード」、
並びに、「送風レベル」という機能を示す文字やシンボ
ルマークが、図42に示すように各操作ボタン15a〜
15hに視認される、エアコンモード表示状態に変わ
る。
【0415】そして、マルチスイッチ部15Aのデフォ
ルトモード表示状態において、「デフォッガ」のシンボ
ルマークが視認される操作ボタン15eを押圧操作した
場合、「熱線リアウィンドヒータ」のシンボルマークが
視認される操作ボタン15fを押圧操作した場合、及
び、「交通情報」のシンボルマークが視認される操作ボ
タン15hを押圧操作した場合の、それらの操作ボタン
15e,15f,15hの表示状態の変化は、第1実施
形態のスイッチ装置におけるマルチスイッチ部15Aの
操作ボタン15e,15f,15hの表示状態変化と同
じである。
【0416】同様に、マルチスイッチ部15Aのエアコ
ンモード表示状態において、「エア循環モード」、「デ
フォッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、「送風モー
ド」、並びに、「送風レベル」の文字が視認される操作
ボタン15d〜15hを押圧操作した場合の、それらの
操作ボタン15d〜15hの表示状態の変化は、第1実
施形態のスイッチ装置におけるマルチスイッチ部15A
の操作ボタン15d〜15hの表示状態変化と同じであ
る。
【0417】また、第2実施形態のスイッチ装置30A
では、温度設定ツマミ27や座席設定ボタン28を操作
すると、マルチスイッチ部15Aがどのモード表示状態
にあっても、液晶ディスプレイ15jの表示がそのモー
ド画面から、図43に示す室温調節モード画面に変わ
り、その結果、マルチスイッチ部15Aが室温調節モー
ド表示状態となる。
【0418】そして、マルチスイッチ部15Aの室温調
節モード表示状態において、温度設定ツマミ27を回転
操作すると、その回転方向及び回転量に応じて、操作ボ
タン15b〜15d上に視認される設定温度の表示が増
減し、また、座席設定ボタン28を押圧操作し、或は、
操作ボタン15aを押圧操作すると、その押圧操作回数
に応じて、操作ボタン15a上に視認される温度調節エ
リアを示す文字が、図43に示す「運転席」、図44
(a)に示す「連動」、図45に示す「助手席」、並び
に、図43に示す「運転席」、…の順に変化する。
【0419】この操作ボタン15a上に視認される温度
調節エリアを示す文字の変化と連動して、座席設定ボタ
ン28上に視認される網掛反転表示部分も、図43
(b)に示す「運転席」、図44(b)に示す「連
動」、図45(b)に示す「助手席」、並びに、図43
(b)に示す「運転席」、…の順に変化する。
【0420】尚、マルチスイッチ部15Aのデフォルト
モード表示以外の状態において、操作ボタン15a〜1
5hやボリュームツマミ25、温度設定ツマミ27、座
席設定ボタン28がいずれも所定時間T1max の間操作
されないと、液晶ディスプレイ15jの表示がデフォル
トモード画面に変わり、その結果、マルチスイッチ部1
5Aがデフォルトモード表示状態に戻る。
【0421】このように構成された第2実施形態のスイ
ッチ装置30Aによっても、第1実施形態のスイッチ装
置30と同様に、CDプレーヤ40、MDプレーヤ5
0、AM/FMチューナ60、TVチューナ65、エア
コン70、並びに、カセットプレーヤ80等に関する各
種の機能選択操作等を、少ない操作ボタンで行えるよう
にして、操作ボタンのより一層の多機能化と、それによ
る操作ボタンの占有スペースの低減化とを、同時に図る
ことができる。
【0422】しかも、第2実施形態のスイッチ装置30
Aによれば、ボリュームツマミ25、温度設定ツマミ2
7、座席設定ボタン28が操作されると、マルチスイッ
チ部15Aがその時点でどのモード表示状態にあって
も、ボリュームツマミ25に関連するTVモード表示、
ディスクモード表示、カセットモード表示、並びに、A
M/FMラジオモード表示のうち、デフォルトモード表
示に変わる前の一番最近のモード表示状態にマルチスイ
ッチ部15Aが変わり、或は、温度設定ツマミ27や座
席設定ボタン28に関連するエアコン70の設定温度や
温度調節エリアを設定する室温調節モード表示状態マル
チスイッチ部15Aが変わるので、ボリューム調整の際
や、エアコン70の設定温度や温度調節エリアを設定す
る際の、それに応じたモード表示状態にマルチスイッチ
部15Aを切り換えるための操作を省くことができる。
【0423】尚、上述した第2実施形態では、プリセッ
ト操作モード表示状態やプリセット選局モード表示状態
において、操作ボタン15a〜15c,15e〜15g
に、プリセットされた受信周波数や受信チャンネルが視
認されるものとしたが、例えば、図61に説明図で示す
ように、操作ボタン15a〜15cには、TVモード表
示やAM/FMラジオモード表示の各状態と同様に、
「PRESET」の文字や受信周波数又は受信チャンネ
ル、並びに、「+」,「−」やそれらの矢印が視認さ
れ、操作ボタン15e〜15gのみにプリセット局候補
が視認されるようにしてもよい。
【0424】その場合には、プリセット局候補が視認さ
れる操作ボタン15e〜15gが第2実施形態に比べて
少なくなる分を補うために、図61に示すように、「A
UTO PRESET」の文字に代えて「次ページ」の
文字が操作ボタン15hに視認され、かつ、図62に説
明図で示すように、操作ボタン15e〜15gに次のプ
リセット局候補が視認される状態においては、操作ボタ
ン15hにおいて視認される文字が「次ページ」から
「前ページ」に変わるように、液晶ディスプレイ15j
のプリセット操作モード表示画面やプリセット選局モー
ド表示画面における表示内容を変更することになる。
【0425】そして、上述したように構成する場合に
は、前記マイコン33のCPU33aがROM33cに
格納された制御プログラムに従い行う処理のうち、図5
4のフローチャートに示す処理におけるステップSA1
95乃至ステップSA205の部分を、図63のフロー
チャートに示すステップSA195´乃至ステップSA
205´のように変更し、かつ、図55のフローチャー
トに示す処理におけるステップSA219乃至ステップ
SA237の部分を、図64のフローチャートに示すス
テップSA227´乃至ステップSA237´のように
変更すればよい。
【0426】具体的には、まず、図54のフローチャー
トに示す処理については、次のように変更する。
【0427】即ち、図63に示すように、ステップSA
187において各操作ボタン15a〜15gが操作され
た場合(Y)は、操作されたのが「前ページ」と「次ペ
ージ」との相互間の切換指示機能を割り当てた操作ボタ
ン15hであるか否かの確認を行い(ステップSA19
5´)、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA
195´でN)、リミットスイッチ16e〜16gの出
力を基に識別される、操作ボタン15e〜15gのいず
れが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ1
5jのプリセット選局モード画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15e〜15gに結像される部分が網掛
反転表示となり、その他の操作ボタン15e〜15gに
結像される部分が白地となるように更新する(ステップ
SA197´)。
【0428】続いて、タイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップSA199´)、ステップSA187にリ
ターンする。
【0429】一方、ステップSA195´において操作
されたのが操作ボタン15hである場合(Y)は、操作
ボタン15e〜15gにおいて視認される前のプリセッ
ト局候補が次のプリセット局候補に変わると共に、操作
ボタン15hにおいて視認される「次ページ」の文字が
「前ページ」の文字に変わるように、或は反対に、操作
ボタン15e〜15gにおいて視認される次のプリセッ
ト局候補が前のプリセット局候補に変わると共に、操作
ボタン15hにおいて視認される「前ページ」の文字が
「次ページ」の文字に変わるように、液晶ディスプレイ
15jのプリセット選局モード画面の表示内容を更新す
る(ステップSA203´)。
【0430】続いて、タイマ値T1をゼロリセットし
(ステップSA205´)、その後、ステップSA18
7にリターンする。
【0431】次に、図55のフローチャートに示す処理
については、ステップSA219の確認処理と、このス
テップSA219に連なるステップSA221乃至ステ
ップSA225の処理とを省略した上で、次のように変
更する。
【0432】即ち、図64に示すように、ステップSA
211において各操作ボタン15a〜15hが操作され
た場合(Y)は、操作されたのが「前ページ」と「次ペ
ージ」との相互間の切換指示機能を割り当てた操作ボタ
ン15hであるか否かの確認を行い(ステップSA22
7´)、操作ボタン15hでない場合は(ステップSA
227´でN)、リミットスイッチ16e〜16gの出
力を基に識別される、操作ボタン15e〜15gのいず
れが操作されたかの結果によって、液晶ディスプレイ1
5jのプリセット操作モード画面の表示内容を、操作さ
れた操作ボタン15e〜15gに結像される部分が網掛
反転表示となり、その他の操作ボタン15e〜15gに
結像される部分が白地となるように更新する(ステップ
SA229´)。
【0433】続いて、タイマ値T1をゼロリセットした
後(ステップSA231´)、ステップSA211にリ
ターンする。
【0434】一方、ステップSA227´において操作
されたのが操作ボタン15hである場合(Y)は、操作
ボタン15e〜15gにおいて視認される前のプリセッ
ト局候補が次のプリセット局候補に変わると共に、操作
ボタン15hにおいて視認される「次ページ」の文字が
「前ページ」の文字に変わるように、或は反対に、操作
ボタン15e〜15gにおいて視認される次のプリセッ
ト局候補が前のプリセット局候補に変わると共に、操作
ボタン15hにおいて視認される「前ページ」の文字が
「次ページ」の文字に変わるように、液晶ディスプレイ
15jのプリセット操作モード画面の表示内容を更新す
る(ステップSA235´)。
【0435】続いて、タイマ値T1をゼロリセットし
(ステップSA237´)、その後、ステップSA21
1にリターンする。
【0436】これにより、マルチスイッチ部15Aのプ
リセット操作モード表示状態やプリセット選局モード表
示状態においては、図61に示すように、操作ボタン1
5e〜15gのみにプリセット局候補が視認されると共
に、操作ボタン15hに「AUTO PRESET」の
文字に代えて「次ページ」の文字が視認されるように、
液晶ディスプレイ15jによるプリセット操作モード表
示画面やプリセット選局モード表示画面の表示が行われ
る。
【0437】そして、「次ページ」の文字が視認される
操作ボタン15hを押圧操作すると、操作ボタン15e
〜15gに視認されるプリセット局候補が次のプリセッ
ト局候補に変わり、かつ、操作ボタン15hに視認され
る文字が「次ページ」から「前ページ」に変わるよう
に、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モード表
示画面やプリセット選局モード表示画面における表示内
容が変更される。
【0438】さらに、この状態で「前ページ」の文字が
視認される操作ボタン15hを押圧操作すると、操作ボ
タン15e〜15gに視認されるプリセット局候補が前
のプリセット局候補に戻り、かつ、操作ボタン15hに
視認される文字が「前ページ」から「次ページ」に戻る
ように、液晶ディスプレイ15jのプリセット操作モー
ド表示画面やプリセット選局モード表示画面における表
示内容が変更される。
【0439】このように構成しても、第2実施形態のス
イッチ装置30Aと同様の効果を得ることができ、その
上、少ない操作ボタン15e〜15gによってそれ以上
の数のプリセット局候補をマルチスイッチ部15Aに提
示させて、操作ボタン15a〜15hの有効利用を図る
ことができる。
【0440】尚、上述した各実施形態では、マルチスイ
ッチ部15Aの操作ボタン15a〜15hに「エア循環
モード」、「デフォッガ」、「熱線リアウィンドヒー
タ」、並びに、「交通情報」の各機能を適宜割り当てる
ものとしたが、図65に本発明の第3実施形態に係るス
イッチ装置の要部正面図で示すように、コンビネーショ
ンパネル13Bのマルチスイッチ部15Bから独立して
エア循環ボタン15C、デフォッガボタン15D、熱線
リアウィンドヒータボタン15E、並びに、交通情報ボ
タン15Fを各々設け、「エア循環モード」、「デフォ
ッガ」、「熱線リアウィンドヒータ」、並びに、「交通
情報」の各機能を除く他の機能をマルチスイッチ部15
Bの操作ボタン15a〜15hに切り換えて持たせるよ
うにしてもよい。
【0441】また、図示を省略するが、上述した各実施
形態において、マイコン31,33のCPU31a,3
3aに光電変換素子等により車内や車外の明るさに応じ
た信号を出力する光センサ(図示せず)を接続し、この
光センサの出力を基に、車内や車外の明るさが低い夜間
時等に、マルチスイッチ部15,15A,15Bの操作
ボタン15a〜15hに視認される各種の文字やキャラ
クタ、シンボルマーク等を、全体的に白黒反転表示させ
るようにしてもよい。
【0442】そして、上述したように構成する場合に
は、前記マイコン31,33のCPU31a,33aが
ROM31c,33cに格納された制御プログラムに従
い行う処理中に、割り込みルーチンを設けることにな
る。
【0443】詳しくは、図66のフローチャートに示す
ように、不図示の光センサからの信号を基に車内や車外
の明るさが所定値以上あるか否かを確認し(ステップS
B1)、所定値以上ある場合は(ステップSB1で
Y)、液晶ディスプレイ15jによる表示を通常表示形
態とした後(ステップSB3)、割り込みルーチンを終
了し、所定値以上ない場合は(ステップSB1でN)、
液晶ディスプレイ15jによる表示を通常とは白黒反転
した反転表示形態とした後(ステップSB5)、割り込
みルーチンを終了する。
【0444】これにより、車内や車外の明るさが所定値
以上ある場合は、図67に説明図で示すように、現在選
択されている操作ボタン部分が網掛反転表示となり、他
の部分が白地の通常表示となる通常表示形態にて、液晶
ディスプレイ15jによる表示が行われ、反対に、車内
や車外の明るさが所定値以上ない場合は、図68に説明
図で示すように、現在選択されている操作ボタン部分が
白地の通常表示となり、他の部分が網掛反転表示となる
反転表示形態にて、液晶ディスプレイ15jによる表示
が行われる。
【0445】この場合、請求項中の選択手段Fは、不図
示の光センサと、図66のフローチャートに示す割り込
みルーチンを実行するCPU31a,33aとにより構
成されることになる。
【0446】このように構成すれば、車内や車外の明る
さが変化してもマルチスイッチ部15,15A,15B
における各モード表示の視認性を常に良好な状態に保つ
ことができるので、有利である。
【0447】尚、上述した液晶ディスプレイ15jによ
る通常表示形態と反転表示形態との表示形態の切り換え
は、上述した光センサの出力を基にしたマイコン31,
33の制御によるものの他、スモールランプ(図示せ
ず)等の点、消灯をつかさどるランプスイッチのオンオ
フに連動して機械的に行うものであってもよく、表示形
態の切換内容も、明暗各1段階ずつとするだけでなく、
段階的に複数の形態に切り換えられるものであってもよ
い。
【0448】また、上述した各実施形態では、自動車の
センターコンソールに配置される機器の動作内容の選
択、設定のために用いられるスイッチ装置を例に取って
説明したが、本発明は、自動車内のスイッチ装置に限ら
ず、例えば、屋内設備の集中設定器等、複数の対象機器
の動作内容を共用の操作ボタンの操作により選択、設定
するために用いられるスイッチ装置に、広く適用可能で
あることは言うまでもない。
【0449】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の多機能スイッチ装置によれば、対象機器の動作
内容を選択するために操作される複数の操作ボタンの機
能を各々表す複数のスイッチ機能表示像を表示手段に表
示させ、該各スイッチ機能表示像の像光を対応する前記
各操作ボタンに背後から各々照射させることで、前記各
スイッチ機能表示像を、対応する前記各操作ボタンの正
面側から視認できるように該各操作ボタンに各々結像さ
せる多機能スイッチ装置において、前記対象機器の種類
を指定するための対象機器指定機能表示像を、前記スイ
ッチ機能表示像として複数混在させた初期階層表示画像
を、前記表示手段に表示させる初期階層表示実行手段
と、前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像
を前記表示手段に表示させている間、前記各操作ボタン
の操作を検出する操作ボタン操作検出手段と、前記初期
階層表示実行手段が前記表示手段に表示させている前記
初期階層表示画像のうち、前記操作ボタン操作検出手段
が操作を検出した前記操作ボタンに結像される前記対象
機器指定機能表示像を特定する表示像特定手段と、前記
各操作ボタンの操作を前記操作ボタン操作検出手段が検
出した際に、前記表示像特定手段が特定した前記対象機
器指定機能表示像に対応する種類の前記対象機器の動作
内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、前記
スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表示画
像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段に表
示させる次階層表示実行手段とを備える構成とした。
【0450】このため、対象機器の種類の指定と指定さ
れた種類の対象機器に関する動作内容の選択とを同じ操
作ボタンにより行えるような機能表示を、各操作ボタン
が占有するスペース上において行わせて、操作ボタンの
数や機能表示に要するスペースを減らしつつ、各々の機
能を十分に認識させることができる。
【0451】また、請求項2に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1に記載した本発明の多
機能スイッチ装置において、前記初期階層表示画像に複
数混在させる前記対象機器指定機能表示像を設定する対
象機器指定像設定手段をさらに備え、前記初期階層表示
実行手段が、前記対象機器指定像設定手段により設定さ
れた複数の前記対象機器指定機能表示像を混在させた前
記初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる構成
とした。
【0452】このため、初期階層表示画像に混在させて
各操作ボタンに正面側から視認できるように各々結像さ
せ、各操作ボタンの機能として認識させる対象機器指定
機能表示像を、対象機器指定像設定手段により設定する
ことで、複数の操作ボタンにより選択可能な対象機器の
種類を任意の内容に設定することができる。
【0453】さらに、請求項3に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項2に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、前記対象機器指定像設定
手段が、前記対象機器からの対象機器特定情報を基に、
前記初期階層表示画像に複数混在させる前記対象機器指
定機能表示像を設定する構成とした。
【0454】このため、対象機器を接続する等してその
対象機器からの対象機器特定情報を受け取れるようにす
ることで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を
別途設けることなく、初期階層表示画像に混在させる対
象機器指定機能表示像を容易に設定することができる。
【0455】また、請求項4に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2又は3に記載した
本発明の多機能スイッチ装置において、前記次階層表示
画像に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設
定する特定対象機器像設定手段をさらに備え、前記次階
層表示実行手段が、前記特定対象機器像設定手段により
設定された複数の前記特定対象機器機能表示像を混在さ
せた前記次階層表示画像を、前記表示手段に表示させる
構成とした。
【0456】このため、次階層表示画像に混在させて各
操作ボタンに正面側から視認できるように各々結像さ
せ、各操作ボタンの機能として認識させる特定対象機器
指定機能表示像を、特定対象機器像設定手段により設定
することで、複数の操作ボタンにより選択可能な特定種
類の対象機器の動作内容を任意の内容に設定することが
できる。
【0457】さらに、請求項5に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項4に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、前記特定対象機器像設定
手段が、前記対象機器からの動作内容情報を基に、前記
次階層表示画像に複数存在させる前記特定対象機器機能
表示像を設定する構成とした。
【0458】このため、対象機器を接続する等してその
対象機器からの動作内容情報を受け取れるようにするこ
とで、特別な設定操作を行ったりそのための手段を別途
設けることなく、次階層表示画像に混在させる特定対象
機器機能表示像を容易に設定することができる。
【0459】また、請求項6に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4又は5に
記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記対
象機器のうち特定種類の対象機器に関してのみ操作が有
効とされる特定操作ボタンと、前記初期階層表示実行手
段が前記初期階層表示画像を前記表示手段に表示させて
いる間、前記特定操作ボタンの操作を検出する特定操作
ボタン操作検出手段とをさらに備え、前記次階層表示実
行手段がさらに、前記特定操作ボタンの操作を前記特定
操作ボタン操作検出手段が検出した際に、前記特定種類
の対象機器に対応する前記次階層表示画像を、前記初期
階層表示画像に代えて前記表示手段に表示させる構成と
した。
【0460】このため、対象機器指定機能表示像を正面
側から視認できるように結像させていた各操作ボタンの
操作によって対象機器の種類の指定が行われないまま、
特定種類の対象機器に関してしか操作が有効とされない
特定操作ボタンが操作されたとしても、その特定操作ボ
タンの操作を無にせずに、特定操作ボタンに関連する特
定種類の対象機器の動作内容を選択する機能に各操作ボ
タンを設定することができる。
【0461】さらに、請求項7に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5又
は6に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、
前記初期階層表示実行手段及び前記次階層表示実行手段
のうち少なくとも一方が、前記複数の操作ボタンのうち
少なくとも1つの操作ボタンを除いて構成される第1ボ
タン領域に、該第1ボタン領域を構成する前記操作ボタ
ンの背後から像光が照射されるように前記スイッチ機能
表示像を前記表示手段に表示させると共に、前記複数の
操作ボタンのうち前記第1ボタン領域を除く他の操作ボ
タンで構成される第2ボタン領域に、該第2ボタン領域
を構成する前記操作ボタンの背後から像光が照射される
ように、前記第1ボタン領域を構成する前記操作ボタン
の機能に関連する付加情報表示像を、前記スイッチ機能
表示像と同時に前記表示手段に表示させる構成とした。
【0462】このため、初期階層表示実行手段と次階層
表示実行手段とのいずれが表示手段にスイッチ機能表示
像と付加情報表示像とを同時に表示させるとしても、機
能選択に必要な数の操作ボタンにスイッチ機能表示像を
正面側から視認できるように結像させると共に、機能選
択に必要のない残りの操作ボタンに付加情報表示像を正
面側から視認できるように結像させて、必要な数の操作
ボタンを機能選択用として確保しつつ、それら機能選択
用の操作ボタンに関連する付加情報を、限られたスペー
スの中で、たまたま余剰となった操作ボタンのスペース
を利用して表示させることができる。
【0463】また、請求項8に記載した本発明の多機能
スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、5、6
又は7に記載した本発明の多機能スイッチ装置におい
て、前記初期階層表示実行手段が、前記対象機器指定機
能表示像中に、該対象機器指定機能表示像に対応する前
記特定対象機器機能表示像の存在を予告する次階層予告
表示像を含ませた前記初期階層表示画像を、前記表示手
段に表示させる構成とした。
【0464】このため、初期階層表示画像が表示手段に
表示されている状態において、目的の対象機器の動作内
容を選択する際に、その対象機器の対象機器指定機能表
示像が正面側から視認される操作ボタンに、次階層予告
表示像が結像されていてその次階層予告表示像が正面側
から視認されるか否かによって、とりあえずその対象機
器指定機能表示像が正面側から視認される操作ボタンを
操作しておいて、その次に操作ボタンに結像される特定
対象機器機能表示像を正面側から視認して動作内容の選
択を行えばよいのかどうかを、事前に判断させることが
できる。
【0465】さらに、請求項9に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、複数の操作ボタンと、該操作
ボタンの操作により対象機器の動作内容の選択指示を行
う動作選択指示部と、前記対象機器の動作に関連する設
定の変更指示を行う設定変更指示部とを備える多機能ス
イッチ装置において、前記動作選択指示部により選択可
能な前記対象機器の動作内容の複数の選択肢を、各選択
肢毎に個別の前記操作ボタンの操作面上において各々視
認されるように表示する表示手段と、前記設定変更指示
部による前記設定の変更指示に伴って、前記操作ボタン
の操作面上において、少なくとも該設定に関連する前記
対象機器の動作内容の選択肢が視認されるように、前記
表示手段の表示内容を変更させる表示変更手段とを備え
る構成とした。
【0466】このため、操作ボタンの操作により対象機
器の動作内容の選択指示を動作選択指示部で行わなくて
も、動作に関連する設定の変更を指示した対象機器の動
作内容の選択肢が操作ボタンの操作面上において視認さ
れ、その選択肢の選択に係る操作ボタンの操作を続けて
実行できるようにすることができる。
【0467】また、請求項10に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、
前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示
によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操作面
上において視認される操作ボタンを含んで構成されてお
り、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操
作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表
示内容の変更が行われる構成とした。
【0468】このため、限られた操作ボタンを有効に利
用して、操作ボタンの占有するスペースを削減しスイッ
チ装置の一層の多機能化を図ることができる。
【0469】さらに、請求項11に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部
が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による
表示によって前記設定の変更を指示する選択肢が前記操
作面上において視認される操作ボタンと、前記複数の操
作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のために設けら
れた設定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、
前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設
定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴っ
て、前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の
変更が行われる構成とした。
【0470】このため、操作ボタンの操作に応じて表示
手段により表示される、動作選択指示部により選択可能
な対象機器の動作内容に応じて、操作ボタンと設定変更
用操作ボタンとのうち利用しやすいボタンを選択して操
作することができる。
【0471】また、請求項12に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明の
多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部が、
前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による表示
によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択肢が
前記操作面上において視認される操作ボタンを含んで構
成されており、前記設定変更指示部を構成する前記操作
ボタンの操作に伴って、前記表示変更手段による前記表
示手段の表示内容の変更が行われる構成とした。
【0472】このため、対象機器の動作に関連する設定
の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる
前であれば表示変更手段による表示手段の表示内容の変
更を実行させず、誤った変更指示の設定内容に関連した
動作内容の選択肢が操作ボタンの操作面上に視認される
状態に移行するのを防ぐことができる。
【0473】さらに、請求項13に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項9に記載した本発明
の多機能スイッチ装置において、前記設定変更指示部
が、前記複数の操作ボタンのうち、前記表示手段による
表示によって前記設定の変更指示の確定を指示する選択
肢が前記操作面上において視認される操作ボタンと、前
記複数の操作ボタンとは別個に前記設定の変更指示のた
めに設けられた設定変更用操作ボタンとを含んで構成さ
れており、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタ
ンと前記設定変更用操作ボタンとのうちいずれか一方の
操作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の
表示内容の変更が行われる構成とした。
【0474】このため、対象機器の動作に関連する設定
の変更の指示を誤ったとしても、その指示を確定させる
前か、設定変更用操作ボタンを操作する前であれば、表
示変更手段による表示手段の表示内容の変更を実行させ
ず、誤った変更指示の設定内容に関連した動作内容の選
択肢が操作ボタンの操作面上に視認される状態に移行す
るのを防ぐことが可能となり、その一方で、操作ボタン
の操作に応じて表示手段により表示される、動作選択指
示部により選択可能な対象機器の動作内容に応じて、操
作ボタンと設定変更用操作ボタンとのうち利用しやすい
ボタンを選択して操作することができる。
【0475】また、請求項14に記載した本発明の多機
能スイッチ装置によれば、請求項9、10、11、12
又は13に記載した本発明の多機能スイッチ装置におい
て、前記表示手段が、前記複数の操作ボタンのうち少な
くとも一部の操作ボタンの前記操作面上において視認さ
れるように前記設定をさらに表示する構成とした。
【0476】このため、少なくとも一部の操作ボタンの
操作面を視認することで、設定変更指示部によって変更
指示された対象機器の動作に関連する現在の設定内容を
確認することができる。
【0477】さらに、請求項15に記載した本発明の多
機能スイッチ装置によれば、請求項1、2、3、4、
5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14
に記載した本発明の多機能スイッチ装置において、前記
複数の操作ボタンが、第1操作ボタン部分と、該第1操
作ボタン部分を除く第2操作ボタン部分とを有してお
り、前記表示手段が、前記第1操作ボタン部分及び前記
第2操作ボタン部分のうちいずれか一方を、像が第1色
で視認されると共に背景が第2色で視認されるように表
示を行い、かつ、前記第1操作ボタン部分及び前記第2
操作ボタン部分のうちいずれか他方を、像が前記第2色
で視認されると共に背景が前記第1色で視認されるよう
に表示を行うように構成されており、前記第1操作ボタ
ン部分及び前記第2操作ボタン部分のいずれを前記一方
とするかを選択する選択手段をさらに備えるものとし
た。
【0478】このため、操作ボタンの正面側から視認可
能な像を表示手段により表示させるため、表示手段によ
り表示する像を変えると操作ボタンの正面側から視認さ
れる像も変わるという特殊性を活用して、第1操作ボタ
ン部分における像及び背景の表示形態と、第2操作ボタ
ン部分における像及び背景の表示形態とを、選択手段に
よる選択で入れ替わらせ、これにより、通常表示形態と
この通常表示形態とはネガポジ反転した反転表示形態と
を選んで切り換えられるようにして、操作ボタンの周囲
の状況に応じて表示形態を変えて操作ボタンの視認性を
良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能スイッチ装置の基本構成図であ
る。
【図2】本発明の多機能スイッチ装置の基本構成図であ
る。
【図3】本発明のスイッチ装置が適用可能なセンターコ
ンソールを含む自動車のダッシュボード回りの要部斜視
図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置の要
部正面図である。
【図5】図4の液晶ディスプレイに表示されるAMラジ
オモード画面の説明図である。
【図6】図4の液晶ディスプレイに表示されるCDモー
ド画面の説明図である。
【図7】図4の液晶ディスプレイに表示されるMDモー
ド画面の説明図である。
【図8】図4の液晶ディスプレイに表示されるオーディ
オコントロールモード画面の説明図である。
【図9】図4の液晶ディスプレイに表示されるエアコン
モード画面の説明図である。
【図10】図9のエアコンモード画面におけるエア循環
モードの機能を示すシンボルマークの表示変化パターン
を示す説明図である。
【図11】図9のエアコンモード画面における送風モー
ドの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示
す説明図である。
【図12】図9のエアコンモード画面における送風レベ
ルの機能を示すシンボルマークの表示変化パターンを示
す説明図である。
【図13】図3のセンターディスプレイに表示されるデ
フォルトモード案内画面の説明図である。
【図14】図3のセンターディスプレイに表示されるA
Mラジオモード案内画面の説明図である。
【図15】オーディオコントロール動作の実行中に図1
4のAMラジオモード案内画面に割り込んで図3のセン
ターディスプレイに表示される画面の説明図である。
【図16】図3のセンターディスプレイに表示されるC
Dモード案内画面の説明図である。
【図17】図3のセンターディスプレイに表示されるM
Dモード案内画面の説明図である。
【図18】曲データ表示動作の実行中に図17のMDモ
ード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイ
に表示される画面の説明図である。
【図19】図3のセンターディスプレイに表示されるエ
アコンモード案内画面の説明図である。
【図20】目標温度の設定変更時に図19のエアコンモ
ード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイ
に表示される画面の説明図である。
【図21】送風モードの設定変更時に図19のエアコン
モード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレ
イに表示される画面の説明図である。
【図22】送風レベルの設定変更時に図19のエアコン
モード案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレ
イに表示される画面の説明図である。
【図23】デフォッガのON/OFF状態変更時に図1
3のデフォルトモード案内画面や図19のエアコンモー
ド案内画面に割り込んで図3のセンターディスプレイに
表示される画面の説明図である。
【図24】センターコンソールを始めとする自動車内に
搭載される、特に、車内設備に関連する電装品により構
成される多重通信システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図25】図4のスイッチ装置の電気的な概略構成のブ
ロック図である。
【図26】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図27】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図28】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図29】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図30】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図31】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図32】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図33】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図34】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図35】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図36】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図37】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図38】図25のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図39】本発明の第2実施形態に係るスイッチ装置の
要部正面図である。
【図40】図39のマルチスイッチ部においてAM/F
Mラジオモード表示が行われている状態を示すスイッチ
装置の要部正面図である。
【図41】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の説明図である。
【図42】図39のマルチスイッチ部においてエアコン
モード表示が行われている状態を示すスイッチ装置の要
部正面図である。
【図43】図39のマルチスイッチ部において室温調節
モード表示が行われている状態を示すスイッチ装置の要
部正面図である。
【図44】室温調節モード表示における温度調節エリア
を示す文字の表示変化パターンを示すもので、(a)は
マルチスイッチ部における表示変化パターンの説明図、
(b)は座席設定ボタンにおける表示変化パターンの説
明図である。
【図45】室温調節モード表示における温度調節エリア
を示す文字の表示変化パターンを示すもので、(a)は
マルチスイッチ部における表示変化パターンの説明図、
(b)は座席設定ボタンにおける表示変化パターンの説
明図である。
【図46】図39のスイッチ装置の電気的な概略構成の
ブロック図である。
【図47】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図48】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図49】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図50】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図51】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図52】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図53】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図54】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図55】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図56】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図57】図46のマイクロコンピュータのROMに格
納された制御プログラムに従いCPUが行う処理を示す
フローチャートである。
【図58】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の説明図である。
【図59】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の説明図である。
【図60】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の説明図である。
【図61】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の他の例を示す説明図である。
【図62】図39のマルチスイッチ部によるプリセット
操作モード表示状態の他の例を示す説明図である。
【図63】図62のプリセット操作モード表示状態を実
現するために採用される図46のマイクロコンピュータ
のROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行
う処理の要部を示すフローチャートである。
【図64】図62のプリセット操作モード表示状態を実
現するために採用される図46のマイクロコンピュータ
のROMに格納された制御プログラムに従いCPUが行
う処理の要部を示すフローチャートである。
【図65】本発明の第3実施形態に係るスイッチ装置の
要部正面図である。
【図66】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおけ
る表示を通常表示形態と反転表示形態との間で切り換え
可能とするために採用される割り込み処理を示すフロー
チャートである。
【図67】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおけ
る通常表示形態での表示状態を示す説明図である。
【図68】マルチスイッチ部の液晶ディスプレイにおけ
る反転表示形態での表示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
15j,15k 表示手段 31,33 マイクロコンピュータ 31a,33a CPU 31b,33b RAM 31c,33c ROM 31A 初期階層表示実行手段 31B 表示像特定手段 31C 次階層表示実行手段 31D 対象機器指定像設定手段 31E 特定対象機器像設定手段 33A 表示変更手段 A 対象機器 B 操作ボタン操作検出手段 C 特定操作ボタン操作検出手段 D 動作選択指示部 E 設定変更指示部 F 選択手段 α1 〜αn ,δ1 〜δn 操作ボタン β 特定操作ボタン λ 設定変更用操作ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 雅之 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5B020 BB10 CC12 FF53 FF56 GG16 5C096 AA21 BA01 BB09 BC15 CC32 DC10 DC29 DC30 FA11 FA12 FA17 FA18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象機器の動作内容を選択するために操
    作される複数の操作ボタンの機能を各々表す複数のスイ
    ッチ機能表示像を表示手段に表示させ、該各スイッチ機
    能表示像の像光を対応する前記各操作ボタンに背後から
    各々照射させることで、前記各スイッチ機能表示像を、
    対応する前記各操作ボタンの正面側から視認できるよう
    に該各操作ボタンに各々結像させる多機能スイッチ装置
    において、 前記対象機器の種類を指定するための対象機器指定機能
    表示像を、前記スイッチ機能表示像として複数混在させ
    た初期階層表示画像を、前記表示手段に表示させる初期
    階層表示実行手段と、 前記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前
    記表示手段に表示させている間、前記各操作ボタンの操
    作を検出する操作ボタン操作検出手段と、 前記初期階層表示実行手段が前記表示手段に表示させて
    いる前記初期階層表示画像のうち、前記操作ボタン操作
    検出手段が操作を検出した前記操作ボタンに結像される
    前記対象機器指定機能表示像を特定する表示像特定手段
    と、 前記各操作ボタンの操作を前記操作ボタン操作検出手段
    が検出した際に、前記表示像特定手段が特定した前記対
    象機器指定機能表示像に対応する種類の前記対象機器の
    動作内容を選択するための特定対象機器機能表示像を、
    前記スイッチ機能表示像として複数存在させた次階層表
    示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手段
    に表示させる次階層表示実行手段と、 を備えることを特徴とする多機能スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記初期階層表示画像に複数混在させる
    前記対象機器指定機能表示像を設定する対象機器指定像
    設定手段をさらに備え、前記初期階層表示実行手段は、
    前記対象機器指定像設定手段により設定された複数の前
    記対象機器指定機能表示像を混在させた前記初期階層表
    示画像を、前記表示手段に表示させる請求項1記載の多
    機能スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記対象機器指定像設定手段は、前記対
    象機器からの対象機器特定情報を基に、前記初期階層表
    示画像に複数混在させる前記対象機器指定機能表示像を
    設定する請求項2記載の多機能スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記次階層表示画像に複数存在させる前
    記特定対象機器機能表示像を設定する特定対象機器像設
    定手段をさらに備え、前記次階層表示実行手段は、前記
    特定対象機器像設定手段により設定された複数の前記特
    定対象機器機能表示像を混在させた前記次階層表示画像
    を、前記表示手段に表示させる請求項1、2又は3記載
    の多機能スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記特定対象機器像設定手段は、前記対
    象機器からの動作内容情報を基に、前記次階層表示画像
    に複数存在させる前記特定対象機器機能表示像を設定す
    る請求項4記載の多機能スイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記対象機器のうち特定種類の対象機器
    に関してのみ操作が有効とされる特定操作ボタンと、前
    記初期階層表示実行手段が前記初期階層表示画像を前記
    表示手段に表示させている間、前記特定操作ボタンの操
    作を検出する特定操作ボタン操作検出手段とをさらに備
    え、前記次階層表示実行手段はさらに、前記特定操作ボ
    タンの操作を前記特定操作ボタン操作検出手段が検出し
    た際に、前記特定種類の対象機器に対応する前記次階層
    表示画像を、前記初期階層表示画像に代えて前記表示手
    段に表示させる請求項1、2、3、4又は5記載の多機
    能スイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記初期階層表示実行手段及び前記次階
    層表示実行手段のうち少なくとも一方は、前記複数の操
    作ボタンのうち少なくとも1つの操作ボタンを除いて構
    成される第1ボタン領域に、該第1ボタン領域を構成す
    る前記操作ボタンの背後から像光が照射されるように前
    記スイッチ機能表示像を前記表示手段に表示させると共
    に、前記複数の操作ボタンのうち前記第1ボタン領域を
    除く他の操作ボタンで構成される第2ボタン領域に、該
    第2ボタン領域を構成する前記操作ボタンの背後から像
    光が照射されるように、前記第1ボタン領域を構成する
    前記操作ボタンの機能に関連する付加情報表示像を、前
    記スイッチ機能表示像と同時に前記表示手段に表示させ
    る請求項1、2、3、4、5又は6記載の多機能スイッ
    チ装置。
  8. 【請求項8】 前記初期階層表示実行手段は、前記対象
    機器指定機能表示像中に、該対象機器指定機能表示像に
    対応する前記特定対象機器機能表示像の存在を予告する
    次階層予告表示像を含ませた前記初期階層表示画像を、
    前記表示手段に表示させる請求項1、2、3、4、5、
    6又は7記載の多機能スイッチ装置。
  9. 【請求項9】 複数の操作ボタンと、該操作ボタンの操
    作により対象機器の動作内容の選択指示を行う動作選択
    指示部と、前記対象機器の動作に関連する設定の変更指
    示を行う設定変更指示部とを備える多機能スイッチ装置
    において、 前記動作選択指示部により選択可能な前記対象機器の動
    作内容の複数の選択肢を、各選択肢毎に個別の前記操作
    ボタンの操作面上において各々視認されるように表示す
    る表示手段と、 前記設定変更指示部による前記設定の変更指示に伴っ
    て、前記操作ボタンの操作面上において、少なくとも該
    設定に関連する前記対象機器の動作内容の選択肢が視認
    されるように、前記表示手段の表示内容を変更させる表
    示変更手段と、 を備えることを特徴とする多機能スイッチ装置。
  10. 【請求項10】 前記設定変更指示部は、前記複数の操
    作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記
    設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視
    認される操作ボタンを含んで構成されており、前記設定
    変更指示部を構成する前記操作ボタンの操作に伴って、
    前記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更
    が行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  11. 【請求項11】 前記設定変更指示部は、前記複数の操
    作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記
    設定の変更を指示する選択肢が前記操作面上において視
    認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタンとは別個
    に前記設定の変更指示のために設けられた設定変更用操
    作ボタンとを含んで構成されており、前記設定変更指示
    部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更用操作ボタ
    ンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前記表示変更
    手段による前記表示手段の表示内容の変更が行われる請
    求項9記載の多機能スイッチ装置。
  12. 【請求項12】 前記設定変更指示部は、前記複数の操
    作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記
    設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上
    において視認される操作ボタンを含んで構成されてお
    り、前記設定変更指示部を構成する前記操作ボタンの操
    作に伴って、前記表示変更手段による前記表示手段の表
    示内容の変更が行われる請求項9記載の多機能スイッチ
    装置。
  13. 【請求項13】 前記設定変更指示部は、前記複数の操
    作ボタンのうち、前記表示手段による表示によって前記
    設定の変更指示の確定を指示する選択肢が前記操作面上
    において視認される操作ボタンと、前記複数の操作ボタ
    ンとは別個に前記設定の変更指示のために設けられた設
    定変更用操作ボタンとを含んで構成されており、前記設
    定変更指示部を構成する前記操作ボタンと前記設定変更
    用操作ボタンとのうちいずれか一方の操作に伴って、前
    記表示変更手段による前記表示手段の表示内容の変更が
    行われる請求項9記載の多機能スイッチ装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、前記複数の操作ボタ
    ンのうち少なくとも一部の操作ボタンの前記操作面上に
    おいて視認されるように前記設定をさらに表示する請求
    項9、10、11、12又は13記載の多機能スイッチ
    装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の操作ボタンは、第1操作ボ
    タン部分と、該第1操作ボタン部分を除く第2操作ボタ
    ン部分とを有しており、前記表示手段は、前記第1操作
    ボタン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか
    一方を、像が第1色で視認されると共に背景が第2色で
    視認されるように表示を行い、かつ、前記第1操作ボタ
    ン部分及び前記第2操作ボタン部分のうちいずれか他方
    を、像が前記第2色で視認されると共に背景が前記第1
    色で視認されるように表示を行うように構成されてお
    り、前記第1操作ボタン部分及び前記第2操作ボタン部
    分のいずれを前記一方とするかを選択する選択手段をさ
    らに備える請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10、11、12、13又は14記載の多機能スイ
    ッチ装置。
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WO2013038541A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 三菱電機株式会社 ラダープログラム作成装置

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