JP2009179236A - 自動2輪車の電装品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン近傍で熱の影響を受け難く、かつエンジン近傍の設計レイアウトを高めることができる自動2輪車の電装品取付構造を提供する。
【解決手段】エンジン7等の車体構成部品を支持するメインフレーム3と、エンジン7の後方で上下に延出する左右一対のセンターフレーム4と、このセンターフレーム4に設けられたピボット軸に揺動可能に支持されるリヤスイングアーム27とを備え、エンジン7からの駆動力を後輪28に伝達する駆動チェーン19をリヤスイングアーム27に沿って配置した自動2輪車であって、エンジン7の後方で、かつ左右のセンターフレーム4の車体内方側で駆動チェーン19の上側に電装品91を配置した。
【選択図】図8

Description

本発明は、電装品を車体内側に取り付けるための自動2輪車の電装品取付構造に関する。
従来の自動2輪車では、エンジンの変速機上方にレギュレータなどの電装品を配置する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレギュレータは、変速機に内蔵されたモジュレータと配線によって接続されている。
特開2005−219669号公報
しかしながら、電装品をエンジンの近傍に配置する場合、熱の影響の少ない位置にレイアウトしなければならず、その配置に関する設計自由度が制限されてしまう。また、熱対策を行うために遮熱部品を設けることもしたくない。
他方、車体バランスを考慮した場合、重量の大きな補機類はエンジン近傍に集中して配置することが好ましい。しかし、電装品を変速機上方に配置した場合、エンジン近傍のスペースが制約される。
さらに、エンジンの近傍はサイドカバー等で覆っていないため、車両外側から電装品が視認可能であることから、外観性を損なうおそれがある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、エンジン近傍で熱の影響を受け難く、かつエンジン近傍の設計レイアウトを高めることができる自動2輪車の電装品取付構造を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、エンジン等の車体構成部品を支持するメインフレームと、前記エンジンの後方で上下に延出する左右一対のセンターフレームと、このセンターフレームに設けられたピボット軸に揺動可能に支持されるリヤスイングアームとを備え、前記エンジンからの駆動力を後輪に伝達する駆動チェーンを前記リヤスイングアームに沿って配置した自動2輪車であって、前記エンジンの後方で、かつ左右の前記センターフレームの車体内方側で前記駆動チェーンの上側に電装品を配置したことを特徴とする。
この構成によれば、エンジンの近傍に重量の大きな補機類を配置したとしても、電装品をエンジンと比較的近い位置に配置することができるとともに、エンジンからの熱影響を従来と比較して受け難くすることができる。さらに、センターフレームで電装品を外部から見え難い位置に取り付けることができる。
また、前記電装品を車体一側に取り回される排気管の反対側のセンターフレームに取り付けることもできる。
この構成によれば、エンジンおよび排気管からの熱影響を受け難くすることができる。
さらに、前記駆動チェーンと前記電装品との間に駆動チェーンの上方への移動を規制する干渉防止部材を設けてもよい。
この構成によれば、駆動チェーンが電装品に干渉するおそれがなくなる。
また、前記センターフレームに前記電装品を取り付けるためのブラケットを設け、このブラケットに整流用のコンデンサを取り付けることもできる。
この構成によれば、電装品に付随する部品を一括して取り付けることができる。
本発明に係る自動2輪車の電装品取付構造では、エンジンの後方で、かつ左右の前記センターフレームの車体内方側で前記駆動チェーンの上側に電装品を配置しているので、エンジンの近傍に重量の大きな補機類を配置することができ、車体重心やバランスを良好にすることができる。また、これらのバランスを良好に維持しつつ、電装品をエンジンと比較的近い位置に配置することができ、メインハーネスからの取り回しがし易くなる。さらに、センターフレームで電装品を外側から隠すことができるので、電装品が外部から見え難くして、外観性を向上させることができる。
また、電装品を車体一側に取り回される排気管の反対側のセンターフレームに取り付けているので、熱を発する排気管からの熱影響を受け難くすることができる。そのため、電装品の信頼性を従来と比較して向上させることができる。
さらに、前記駆動チェーンと前記電装品との間に駆動チェーンの上方への移動を規制する干渉防止部材を設けているので、リヤスイングアームの揺動動作や、駆動チェーンのたるみ等に起因して駆動チェーンの軌跡が電装品に近くなったとしても、駆動チェーンが干渉防止部材に先に当たるので、駆動チェーンと電装品との干渉するおそれがなくなる。これにより、電装品の信頼性を従来と同等に維持することができる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る自動2輪車の電装品取付構造を備えたオフロード系自動2輪車の側面図である。
この自動2輪車の車体フレーム1は、ヘッドパイプ2,メインフレーム3,センターフレーム4、ダウンフレーム5及びロアフレーム6を備え、これらをループ状に連結し、その内側にエンジン7を支持している。エンジン7はシリンダ8とクランクケース9を備える。メインフレーム3,センターフレーム4及びロアフレーム6 はそれぞれ左右一対で設けられ、ヘッドパイプ2及びダウンフレーム5は車体中心に沿って1本で設けられる。
メインフレーム3は、エンジン7の上方を直線状に斜め下がり後方へ延び、エンジン7の後方を上下方向へ延びるセンターフレーム4の上端部へ連結している。ダウンフレーム5は、エンジン7の前方を斜め下がりに下方へ延び、その下端部でロアフレーム6の前端部へ連結している。ロアフレーム6はエンジン7の前側下部からエンジン7の下方へ屈曲して略直線状に後方へ延び、後端部でセンターフレーム4の下端部と連結している。
エンジン7は水冷4サイクル式であり、シリンダ8は、そのシリンダ軸線が略垂直になる直立状態でクランクケース9の前部に設けられ、下から上へ順に、シリンダブロック10,シリンダヘッド11,ヘッドカバー12を備える。シリンダ8を直立させることにより、エンジン7の前後方向を短くして、エンジン7をオフロード車に適した構成にしている。
エンジン7の上方には、燃料タンク13が配置されメインフレーム3上に支持される。この燃料タンク13の内部には、内蔵式の燃料ポンプ(図示せず)が収容されており、この燃料ポンプから燃料供給管を介してスロットルボディ18へ高圧燃料が供給される。
燃料タンク13の後方にはシート14が配置され、センターフレーム4の上端から後方へ延びるシートレール15上に支持される。シートレール15の下方には、リアフレーム16が配置されている。シートレール15とリアフレーム16には、エアクリーナ17が支持され、スロットルボディ18を介してシリンダヘッド11へ車体後方側から吸気される。
シリンダ8の前部には、排気管20が設けられている。この排気管20は、シリンダ8の前部からクランクケース9の前方へ延出し、右側へ曲げられた後に車体右側を後方に向かって引き回されている。この排気管20からはマフラー22が後方へ延出している。マフラー22の後端部は、リアフレーム16によって支持されている。
ヘッドパイプ2にはフロントフォーク23が支持され、下端部に支持された前輪24がハンドル25で操向される。センターフレーム4にはピボット軸26によりリヤスイングアーム27の前端部を揺動自在に支持されている。リヤスイングアーム27の後端部には後輪28が支持され、エンジン7のドライブスプロケット7aと後輪28の従動スプロケット28aとに巻き掛けられた駆動チェーン19によって駆動される。この駆動チェーン19は、排気管20と反対側の車体左側をリヤスイングアーム27に沿って前後方向に引き回されており、リヤスイングアーム27がピボット軸26を中心に上下に揺動する動きに合わせて上下に移動する。また、リヤスイングアーム27とセンターフレーム4の後端部との間には、リヤサスペンションのクッションユニット29が設けられている。
なお、図1において、符号60はラジエタ、61はそのラバーマウント部、62,63はエンジンマウント部、64はエンジンハンガである。
図2は車体フレーム1の側面図である。なお、センターフレーム4は左右対称であり、特に明示しない限り左右共通の形状を有する。
車体フレーム1は、上述の通り、メインフレーム3、センターフレーム4、ダウンフレーム5及びロアフレーム6によって略三角形状にループ状に連結されており、この三角形の内側にエンジン7が支持されている。
このうち、車体後方側の左右一対のセンターフレーム4は、図2に示すように、上下に延出しており、その上下の中央部が車体後方に向けて逆くの字形状に屈曲する屈曲部4aを備えている。
この屈曲部4aの少し下側には、ピボット軸26が取り付けられるピボット孔80が形成されている。
屈曲部4aの少し上側であって、センターフレーム4の上面側には、リアフレーム16の一端部が取り付けられる凹部84が設けられている。この凹部84は、センターフレーム4の外側面4bを車体内方に向けて凹ませた取付面84aと、センターフレーム4の上面4dを前方斜め下側に向けて円弧状に切り欠いた切欠き壁部84bとで構成されている。この取付面84aには、車体幅方向に貫通する取付孔85が設けられている。
凹部84の反対側であって、センターフレーム4の下面4e側には、後述する電装品ブラケット90を取り付けるためのフランジ部89が車体前方下側に向けて突出している。このフランジ部89には、2つの取付穴89aが形成されている。
また、フランジ部89の下側には、後述するチェーンローラ93を取り付けるための取付穴94が形成されている。
これらのフランジ部89および取付穴94は、一対のセンターフレーム4のうち、車体左側のセンターフレーム4L(以下、左側のセンターフレームを符号4L、右側のセンターフレームを符号4Rで示し、両方を含む場合は添字L,Rを付さないで示す)にのみ設けられている。
センターフレーム4の下端部には、テンションブラケット88が設けられている。このテンションブラケット88には、クッションユニット29がリンク機構41(図1参照)を介して取り付けられている。
また、センターフレーム4の上端部には、メインフレーム3の後端部との連結部にシートレール支持部81が形成されている。このシートレール支持部81は、センターフレーム4の上面4dから上方向に突出する態様で、左右にそれぞれ設けられている。このシートレール支持部81には、取付孔82がそれぞれ形成されている。
また、センターフレーム4の内側面4cには、車体外側に向かって凹ませて、センターフレーム4の重量を軽量化するための凹部86が複数形成されている。これらの隣接する凹部86の間には、センターフレーム4の曲げ剛性を確保するための複数のリブ87がトラス状に設けられている。
図3は、図1に示すセンターフレーム4の付近を拡大して示す側面図である。また、図4は、図3を反対の側面から見た側面図であり、図5は、図4を車体前方斜め右側からみた斜視図である。さらに、図6は、左側のセンターフレームを車体側方の斜め前側から見た斜視図であって、電装品ブラケットの取付部を示す図である。
なお、図3〜図5では、説明を容易にするために、センターフレーム4の一部を二点差線で示す。また、図3および図6では、図面左側が車体前方となり、図4および図5では、図面右側が車体前方になる。
車体左側のセンターフレーム4Lの内側面4cには、電装品ブラケット90を介してレギュレータ91(電装品)およびコンデンサ92が取り付けられている。
レギュレータ91は、クランクケース9の前部に内蔵されたACジェネレータ(図示せず)とACジェネレータワイヤで接続されており、このACジェネレータで発電された交流電源がレギュレータ91へと送られる。この交流電源は、コンデンサ92によって整流された後に、イグニッションコイルやヘッドライト(競技用の自動2輪車の場合には不要)等に送られる。
このレギュレータ91は、略6角形状をなしており、その外周面に放熱用のフィンが複数設けられている。
コンデンサ92は、図4に示すように、レギュレータ91の車体前方斜め下側に取り付けられている。このコンデンサ92は、図6に示すように、その外部をコンデンサカバー96によって覆われており、コンデンサカバー96の隙間をポッティングで塞ぐことで防水処理がなされている。また、このコンデンサカバー96は、弾性および絶縁性を有する樹脂材料で形成されており、コンデンサカバー96の外周部には、電装品ブラケット90のフック部103a(詳細は後述する。図7参照)が挿入されるスリット部96aが形成されている。
これらのレギュレータ91およびコンデンサ92は、エンジン7の後方に位置しており、エンジン7からの熱の影響を受け難くしている。さらに、レギュレータ91は、左右のセンターフレーム4が対向する内側部分に取り付けられており、車体側方から見た場合に、センターフレーム4によって隠れるようにして、自動2輪車の外観性を向上させている。さらに、レギュレータ91およびコンデンサ92は、排気管20からの熱影響を受けないように、排気管20(車体右側に配置)と反対側の側面である車体左側に取り付けられている。また、左右のセンターフレーム4の車体内方には、走行風が入り込み易いため、走行風によってレギュレータ91およびコンデンサ92を効果的に冷却することができる。
図7(a)は、電装品ブラケット90の平面図、図7(b)は、その正面図である。
電装品ブラケット90は、鋼板を折り曲げて形成したものであり、図7(b)に示すように、中央部に2つのウエルドナット100が上下に間隔を開けて溶着されている。このウエルドナット100の取付穴100aは、図6に示すように、上述したセンターフレーム4Lのフランジ部89の取付穴89aと位置を合わせて配置され、ボルト105によってフランジ部89に締結される。
電装品ブラケット90は、図7(b)に示すように、ウエルドナット100の図面右側の部分が斜めに折り曲げられており、この部分にレギュレータ91を取り付けるための取付面101が形成されている。この取付面101は、ブラケットの剛性を確保すべく、段差が付けられており、この取付面101に2つの取付穴102が設けられている。レギュレータ91は、この取付穴102にレギュレータ91の取付穴(図示せず)が合わせられ、ボルト104(図8参照)によって固定される。
また、電装品ブラケット90は、ウエルドナット100よりも図面左側の部分にコンデンサ取付部103が設けられている。このコンデンサ取付部103は、図7(b)に示すように、フック部103aと、このフック部103aの先端の両側から突出する係止爪103bとを備えている。
フック部103aは、図6に示すように、コンデンサカバー96のスリット部96aに挿入され、このコンデンサカバー96の弾性によってコンデンサ92が電装品ブラケット90に固定される。また。係止爪103bは、図6に示すように、フック部103aがスリット部96aに挿入された状態で、スリット部96aの外側に位置し、スリット部96aの縁部に引っ掛かるようになっており、コンデンサ92が電装品ブラケット90に対してずれ難くしている。
図8は、左側のセンターフレーム4Lを車体内方側から見た図であって、レギュレータ91を取り付けた状態を示している。なお、図8では、図面右側が車体前方になる。
車体左側には、上述した駆動チェーン19が引き回されており、リヤスイングアーム27の揺動に従って駆動チェーン19が上側に移動する。そのため、レギュレータ91およびコンデンサ92と駆動チェーン19とが干渉しないように、レギュレータ91の下側にチェーンローラ93(干渉防止部材)が取り付けられている。
チェーンローラ93は、図6および図8に示すように、センターフレーム4Lの内側面4cにシャフト95によって取り付けられている。このシャフト95は、チェーンローラ93の車体幅方向の位置を調整可能に構成されている。また、チェーンローラ93は、このシャフト95を中心に回動自在である。これにより、リヤスイングアーム27が上側に揺動したときに、駆動チェーン19がレギュレータ91側へ移動した場合に、駆動チェーン19とチェーンローラ93の外周部93aとが接触するようになる。
また、レギュレータ91は、駆動チェーン19の上側であって、できるだけ車体下側に配置されている。これにより、レギュレータ91に重量部品が内蔵される場合であっても、車体の低重心化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る自動2輪車の電装品取付構造によれば、エンジン7の後方にレギュレータ91およびコンデンサ92を配置しているので、エンジン7の熱影響を受け難い。また、レギュレータ91およびコンデンサ92の設置スペースによってエンジン7の近傍のスペースを塞ぐことがないので、エンジン7の近傍に重量の大きな補機類を配置することができ、車体重心やバランスを良好にすることができる。さらに、エンジン7のACジェネレータと比較的近い位置に配置しているので、ACジェネレータワイヤの引き回しを比較的容易に行うことができる。
また、レギュレータ91を左右のセンターフレーム4の車体内方側に配置しているので、レギュレータ91をセンターフレーム4で隠すことができ、車体の外観性を向上させることができる。
さらに、レギュレータ91およびコンデンサ92が、排気管20が取り回されている車体右側と反対側の車体左側のセンターフレーム4Lに取り付けられているので、熱を発する排気管20からの熱影響を受け難くすることができる。そのため、レギュレータ91およびコンデンサ92の信頼性、耐久性を向上させることができる。
また、駆動チェーン19とレギュレータ91およびコンデンサ92との間に駆動チェーン19の上方への移動を規制するチェーンローラ93を設けているので、リヤスイングアーム27の揺動動作や、駆動チェーン19のたるみ等に起因して駆動チェーン19の軌跡がレギュレータ91およびコンデンサ92に近くなったとしても、駆動チェーン19がチェーンローラ93の外周部93aに先に接触するので、駆動チェーン19とレギュレータ91およびコンデンサ92との干渉するおそれがなくなる。これにより、レギュレータ91およびコンデンサ92の信頼性を従来と同等に維持することができる。
さらに、コンデンサ92を弾性を有するコンデンサカバー96で覆い、このコンデンサカバー96にスリット部96aを設け、このスリット部96aに電装品ブラケット90のフック部103aを挿入し、このスリット部96aの弾性によってコンデンサ92を電装品ブラケット90に固定しているので、ねじ等の締結部材を用いることなく、コンデンサ92を電装品ブラケット90に固定することができる。そのため、取付・メンテナンス作業が容易になる。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、本実施の形態では、レギュレータ91等と駆動チェーン19との干渉を防止するためにチェーンローラ93を設けているが、ローラに限定されない。すなわち、干渉防止部材は、干渉を防止することができれば、板形状のものであってもかまわない。
本発明の実施の形態に係る自動2輪車の側面図である。 車体フレームの側面図である。 図1に示すセンターフレームの付近を拡大して示す側面図である。 図3を車体の反対側の側面から見た側面図である。 図4を車体前方斜め右側から見た斜視図である。 左側のセンターフレームを車体外側方の斜め前側から見た斜視図である。 (a)は電装品ブラケットの平面図、(b)はその正面図である。 左側のセンターフレームを車体内方側から見た図である。
符号の説明
1 車体フレーム
2 ヘッドパイプ
3 メインフレーム
4 センターフレーム
4L 左側センターフレーム
4R 右側センターフレーム
4a 屈曲部
4b 外側面
4c 内側面
4d 上面
5 ダウンフレーム
6 ロアフレーム
7 エンジン
7a ドライブスプロケット
8 シリンダ
9 クランクケース
19 駆動チェーン
20 排気管
24 前輪
27 リヤスイングアーム
28 後輪
41 リンク機構
80 ピボット孔
81 シートレール支持部
82 取付孔
84 凹部
84a 取付面
84b 壁部
85 取付孔
86 凹部
87 リブ
88 テンションブラケット
89 フランジ部
89a 取付穴
90 電装品ブラケット
91 レギュレータ(電装品)
92 コンデンサ
93 チェーンローラ(干渉防止部材)
93a 外周部
94 取付穴
95 シャフト
96 コンデンサカバー
96a スリット部
100 ウエルドナット
101 取付面
102 取付穴
103 コンデンサ取付部
103a フック部
103b 係止爪
104、105 ボルト

Claims (4)

  1. エンジン等の車体構成部品を支持するメインフレームと、前記エンジンの後方で上下に延出する左右一対のセンターフレームと、このセンターフレームに設けられたピボット軸に揺動可能に支持されるリヤスイングアームとを備え、前記エンジンからの駆動力を後輪に伝達する駆動チェーンを前記リヤスイングアームに沿って配置した自動2輪車であって、
    前記エンジンの後方で、かつ左右の前記センターフレームの車体内方側で前記駆動チェーンの上側に電装品を配置したことを特徴とする自動2輪車の電装品取付構造。
  2. 前記電装品を車体一側に取り回される排気管の反対側のセンターフレームに取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の自動2輪車の電装品取付構造。
  3. 前記駆動チェーンと前記電装品との間に駆動チェーンの上方への移動を規制する干渉防止部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動2輪車の電装品取付構造。
  4. 前記センターフレームに前記電装品を取り付けるためのブラケットを設け、このブラケットに整流用のコンデンサを取り付けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の自動2輪車の電装品取付構造。
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