JP2014076759A - 自動二輪車 - Google Patents
自動二輪車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014076759A JP2014076759A JP2012226282A JP2012226282A JP2014076759A JP 2014076759 A JP2014076759 A JP 2014076759A JP 2012226282 A JP2012226282 A JP 2012226282A JP 2012226282 A JP2012226282 A JP 2012226282A JP 2014076759 A JP2014076759 A JP 2014076759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- taillight
- attachment
- attachment member
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J6/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
- B62J6/04—Rear lights
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J15/00—Mud-guards for wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
【課題】テールライトの振動を抑制でき、車両後部を小型化できる自動二輪車を提供すること。
【解決手段】テールライト28が取り付けられた取付部材30が、リアフェンダー25からクロスメンバ8よりも上方まで延びている。リアフェンダー25は、一対のシートフレーム7に連結された第1フェンダー部41と、第1フェンダー部41の後端部から下方に延びる第2フェンダー部42とを含む。車幅方向の取付部材30の長さは、前後方向の取付部材30の長さよりも大きい。
【選択図】図5
【解決手段】テールライト28が取り付けられた取付部材30が、リアフェンダー25からクロスメンバ8よりも上方まで延びている。リアフェンダー25は、一対のシートフレーム7に連結された第1フェンダー部41と、第1フェンダー部41の後端部から下方に延びる第2フェンダー部42とを含む。車幅方向の取付部材30の長さは、前後方向の取付部材30の長さよりも大きい。
【選択図】図5
Description
本発明は、自動二輪車に関する。
特許文献1には、自動二輪車のバルブ取付構造が開示されている。このバルブ取付構造は、板状の二枚のリブを備えている。各リブは、リアフェンダーから上方に延びている。テールライトは、二枚のリブによって支持されている。前後方向のリブの長さは、車幅方向(左右方向)のリブの長さよりも大きい。
特許文献1のリブは、車幅方向よりも前後方向に長いので、前後方向におけるコンパクト性に欠ける。テールライトの前方に収納ボックスや燃料タンクを配置する場合、テールライトの前方に位置する収納ボックスの容量の確保やテールライトの前方に位置する燃料タンクの容量の確保が求められる。それにもかかわらず、前後方向のリブの長さが車幅方向のリブの長さよりも大きいので、前後方向のコンパクト性の欠如が顕在化する。
また、特許文献1のリアフェンダーは、後輪の上方に配置された第1フェンダー部と、第1フェンダー部の後端部から後輪の後方まで下方に延びる第2フェンダー部とを含む。第2フェンダー部は片持ち支持されているため、例えば、自動二輪車が道路の凹凸を乗越えた場合や、後輪から跳ね上げられた泥、水、または石が第2フェンダー部に当たった場合、第2フェンダー部が振動してしまう。
リアフェンダーの振動は、リブを介してテールライトに伝達される。そのため、リブなどのテールライトを取り付ける部材をリアフェンダーから延ばす場合には、リアフェンダーからの振動を考慮する必要がある。
さらに、通常、第2フェンダー部は、後方かつ下方に延びており、第1リアフェンダーと第2フェンダー部との接続部は、車幅方向に細長い。したがって、第2フェンダー部は、車幅方向よりも前後方向に振れ易い。そのため、第2フェンダー部からテールライトに伝達される前後方向の振動を特に考慮する必要がある。
さらに、通常、第2フェンダー部は、後方かつ下方に延びており、第1リアフェンダーと第2フェンダー部との接続部は、車幅方向に細長い。したがって、第2フェンダー部は、車幅方向よりも前後方向に振れ易い。そのため、第2フェンダー部からテールライトに伝達される前後方向の振動を特に考慮する必要がある。
特許文献1では、前後方向のリブの長さが車幅方向のリブの長さより大きい。したがって、リブは、前後方向の振動が第2フェンダー部からリブに伝達されたときに、前後方向に撓み難く、その結果、第2フェンダー部からリブに伝達された前後方向の振動が、ダイレクトに、すなわち、殆ど減衰されずにテールライトに伝達されてしまう。そのため、テールライトの耐久性が低下してしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、テールライトの振動を抑制でき、車両後部を小型化できる自動二輪車を提供することである。
本発明の一態様は、一対のシートフレームと、後輪と、リアフェンダーと、クロスメンバと、取付部材と、テールライトとを備える、自動二輪車を提供する。前記一対のシートフレームは、前後方向に延びており、車幅方向に間隔を空けて配置されている。前記後輪は、側面視において前記一対のシートフレームの下方に配置されている。前記リアフェンダーは、前記後輪の上方に配置された第1フェンダー部と、前記第1フェンダー部の後端部から前記後輪の後方まで下方に延びる第2フェンダー部とを含む。前記第1フェンダー部は、前記一対のシートフレームに取り付けられている。前記クロスメンバは、前記リアフェンダーの上方に配置されており、前記一対のシートフレームを連結している。前記取付部材は、前記リアフェンダーから前記クロスメンバよりも上方まで延びている。車幅方向の前記取付部材の長さは、前後方向の前記取付部材の長さよりも大きい。前記テールライトは、前記リアフェンダーの上方に配置されている。前記テールライトは、前記取付部材に取り付けられている。
この構成では、テールライトが取り付けられた取付部材が、リアフェンダーから上方に延びている。リアフェンダーは、一対のシートフレームに連結された第1フェンダー部と、第1フェンダー部の後端部から下方に延びる第2フェンダー部とを含む。シートフレームに固定された第1フェンダー部に第2フェンダー部が片持ち支持されているため、リアフェンダーの後部(第2フェンダー部)が前後方向に揺れ易い。リアフェンダーの振動は取付部材に伝わる。前後方向の取付部材の長さが車幅方向の取付部材の長さよりも小さいので、取付部材は、前後方向に撓み易い。したがって、取付部材は、リアフェンダーから伝達される前後方向の振動を吸収できる。そのため、取付部材は、テールライトに伝達される前後方向の振動を低減でき、電灯寿命などのテールライトの耐久性を高めることができる。さらに、前後方向の取付部材の長さが車幅方向の取付部材の長さよりも小さいので、取付部材は、前後方向にコンパクトである。したがって、自動二輪車の後部(車両後部)を小型化できる。
本発明の一態様において、前記取付部材は、後方かつ上方に延びる前記第1フェンダー部の上端より前方かつ下方の位置で前記第1フェンダー部から上方に延びており、かつ、前記第1フェンダー部と一体の部材であってもよい。
取付部材がリアフェンダーと一体でない場合、取付部材の下部をリアフェンダーに取り付ける取付部を取付部材の下部に設ける必要がある。この場合、取付部材の下部が上下方向および/または前後方向に大型化してしまうおそれがある。取付部材の下部が大型化すると、取付部材が前後方向に撓み難くなったり、リアカバーやテールライトを含む車両後部が大型化したりする場合がある。この構成によれば、取付部材が第1フェンダー部と一体であるので、取付部材の下部をリアフェンダーに取り付ける取付部を設ける必要がない。したがって、前述の問題を未然に防止できる。
取付部材がリアフェンダーと一体でない場合、取付部材の下部をリアフェンダーに取り付ける取付部を取付部材の下部に設ける必要がある。この場合、取付部材の下部が上下方向および/または前後方向に大型化してしまうおそれがある。取付部材の下部が大型化すると、取付部材が前後方向に撓み難くなったり、リアカバーやテールライトを含む車両後部が大型化したりする場合がある。この構成によれば、取付部材が第1フェンダー部と一体であるので、取付部材の下部をリアフェンダーに取り付ける取付部を設ける必要がない。したがって、前述の問題を未然に防止できる。
本発明の一態様において、前記取付部材は、垂直方向に延びる垂直部を含んでいてもよい。
取付部材の下端部は、リアフェンダーに支持されており、取付部材は、リアフェンダーに片持ち支持されている。取付部材の少なくとも一部は、垂直方向に延びている。すなわち、取付部材の少なくとも一部が、鉛直面に沿って延びている。したがって、取付部材が上下方向に長くなる。そのため、取付部材が前後方向にさらに撓み易い上に、取付部材が前後方向にコンパクトになる。
取付部材の下端部は、リアフェンダーに支持されており、取付部材は、リアフェンダーに片持ち支持されている。取付部材の少なくとも一部は、垂直方向に延びている。すなわち、取付部材の少なくとも一部が、鉛直面に沿って延びている。したがって、取付部材が上下方向に長くなる。そのため、取付部材が前後方向にさらに撓み易い上に、取付部材が前後方向にコンパクトになる。
本発明の一態様において、前記取付部材において前記テールライトが取り付けられた部分は、車両前後方向で前記取付部材の下端部と同じ位置に配置されていてもよい。
この構成によれば、取付部材においてテールライトが取り付けられた部分が、車両前後方向で取付部材の下端部と同じ位置に配置されているので、この部分が、取付部材の下端部よりも前方または後方に配置されている場合よりも前後方向の取付部材の長さを低減できる。これにより、車両後部を前後方向に小型化できる。
この構成によれば、取付部材においてテールライトが取り付けられた部分が、車両前後方向で取付部材の下端部と同じ位置に配置されているので、この部分が、取付部材の下端部よりも前方または後方に配置されている場合よりも前後方向の取付部材の長さを低減できる。これにより、車両後部を前後方向に小型化できる。
本発明の一態様において、前記取付部材は、前記クロスメンバに連結されていてもよい。
この構成によれば、取付部材が、クロスメンバに連結されているので、リアフェンダーから取付部材に伝達された振動が、取付部材に吸収される。そのため、テールライトに伝達される前後方向の振動を低減できる。これにより、テールライトの耐久性を高めることができる。
この構成によれば、取付部材が、クロスメンバに連結されているので、リアフェンダーから取付部材に伝達された振動が、取付部材に吸収される。そのため、テールライトに伝達される前後方向の振動を低減できる。これにより、テールライトの耐久性を高めることができる。
本発明の一態様において、前記テールライトは、前記取付部材と前記クロスメンバとの連結位置よりも上方で前記取付部材に取り付けられていてもよい。
この構成によれば、取付部材に対するテールライトの取付位置が、取付部材とクロスメンバとの連結位置よりも上方に設けられている。したがって、テールライトが取付部材に取り付けられるときに、取付部材をクロスメンバに連結するボルトなどの締結部材が邪魔になり難く、テールライトを取付部材に取り付け易い。さらに、取付部材の下端部からテールライトの取付位置までの距離が長くなるので、取付部材からテールライトに伝達される前後方向の振動をさらに低減できる。
この構成によれば、取付部材に対するテールライトの取付位置が、取付部材とクロスメンバとの連結位置よりも上方に設けられている。したがって、テールライトが取付部材に取り付けられるときに、取付部材をクロスメンバに連結するボルトなどの締結部材が邪魔になり難く、テールライトを取付部材に取り付け易い。さらに、取付部材の下端部からテールライトの取付位置までの距離が長くなるので、取付部材からテールライトに伝達される前後方向の振動をさらに低減できる。
本発明の一態様において、前記テールライトは、前記取付部材に設けられたライト取付孔に差し込まれたライト取付軸を含んでいてもよい。
この構成によれば、テールライトを取付部材に取り付ける差し込み式の取付構造が、自動二輪車に設けられている。すなわち、取付部材に設けられたライト取付孔にテールライトのライト取付軸を差し込むという簡単な作業で、テールライトを取付部材に取り付けることができる。したがって、テールライトを取付部材に取り付け易い。
この構成によれば、テールライトを取付部材に取り付ける差し込み式の取付構造が、自動二輪車に設けられている。すなわち、取付部材に設けられたライト取付孔にテールライトのライト取付軸を差し込むという簡単な作業で、テールライトを取付部材に取り付けることができる。したがって、テールライトを取付部材に取り付け易い。
本発明の一態様において、前記自動二輪車は、前記ライト取付軸の外周面と前記ライト取付孔の内周面との間に介在する弾性ブッシュをさらに含んでいてもよい。
この構成によれば、テールライトのライト取付軸が、弾性ブッシュを介して取付部材に支持されている。取付部材の振動は、弾性ブッシュの弾性変形によって吸収される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される振動をさらに低減できる。これにより、テールライトの耐久性をさらに高めることができる。
この構成によれば、テールライトのライト取付軸が、弾性ブッシュを介して取付部材に支持されている。取付部材の振動は、弾性ブッシュの弾性変形によって吸収される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される振動をさらに低減できる。これにより、テールライトの耐久性をさらに高めることができる。
本発明の一態様において、前記自動二輪車は、前記一対のシートフレームの側方および上方に配置されたリアカバーをさらに含んでいてもよい。前記リアカバーは、前記テールライトを支持する支持部を含んでいてもよい。前記支持部は、前記取付部材よりも後方で前記取付部材よりも上方に配置されており、前記テールライトの上部の後端部を支持していてもよい。
この構成によれば、テールライトが、リアカバーの支持部によって支持されているので、テールライトの安定性が高まる。したがって、テールライトの振動を低減できる。これにより、テールライトの耐久性をさらに高めることができる。
本発明の一態様において、前記取付部材は、車幅方向に間隔を空けて配置されており、前記テールライトが取り付けられた一対のライト取付部を含んでいてもよい。
本発明の一態様において、前記取付部材は、車幅方向に間隔を空けて配置されており、前記テールライトが取り付けられた一対のライト取付部を含んでいてもよい。
この構成によれば、テールライトが、取付部材の一対のライト取付部に取り付けられている。すなわち、テールライトが、複数の位置で取付部材に取り付けられている。したがって、テールライトの安定性が高まる。特に、一対のライト取付部が、車幅方向(左右方向)に間隔を空けて配置されているので、テールライトは、左右方向に離れた複数の位置で取付部材に取り付けられる。そのため、テールライトが左右方向に拘束され、左右方向へのテールライトの動きが規制される。これにより、テールライトの安定性が高まる。
本発明の一態様において、前記自動二輪車は、前記一対のライト取付部を連結する連結部材をさらに含んでいてもよい。
この構成によれば、一方のライト取付部が、連結部材によって他方のライト取付部に連結されている。したがって、前後方向の各ライト取付部の振動が低減される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される振動が低減され、テールライトの耐久性がさらに高まる。
この構成によれば、一方のライト取付部が、連結部材によって他方のライト取付部に連結されている。したがって、前後方向の各ライト取付部の振動が低減される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される振動が低減され、テールライトの耐久性がさらに高まる。
本発明の一態様において、前記取付部材の少なくとも一部は、前記一対のシートフレームの後端よりも前方に配置されていてもよい。
この構成によれば、取付部材の全体または一部が、一対のシートフレームの後端よりも前方に配置されている。したがって、取付部材の少なくとも一部が一対のシートフレームの後端よりも後方に配置されている場合よりも、自動二輪車の全長(前後方向の長さ)が短縮される。そのため、自動二輪車のコンパクト性を高めることができる。
この構成によれば、取付部材の全体または一部が、一対のシートフレームの後端よりも前方に配置されている。したがって、取付部材の少なくとも一部が一対のシートフレームの後端よりも後方に配置されている場合よりも、自動二輪車の全長(前後方向の長さ)が短縮される。そのため、自動二輪車のコンパクト性を高めることができる。
本発明の一態様において、前記リアフェンダーは、前記第1フェンダー部の側端部から第2フェンダー部の側端部まで延びる第3フェンダー部をさらに含んでいてもよい。
この構成によれば、リアフェンダーの剛性が高まるので、リアフェンダー自体の振動が抑制される。具体的には、前後方向の第2フェンダー部の振動が抑制される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される前後方向の振動が低減され、テールライトの耐久性がさらに高まる。
この構成によれば、リアフェンダーの剛性が高まるので、リアフェンダー自体の振動が抑制される。具体的には、前後方向の第2フェンダー部の振動が抑制される。そのため、取付部材からテールライトに伝達される前後方向の振動が低減され、テールライトの耐久性がさらに高まる。
本発明の一態様において、前記自動二輪車は、前記シートフレームの上方に配置された開閉可能なシートと、前記シートを前記シートフレームにロックするシートロック装置とをさらに含んでいてもよい。前記シートロック装置は、前記シートと共に移動するロック部材を含んでいてもよい。この場合、前記ロック部材は、前記シートが前記シートフレームにロックされているときに、側面視で前記取付部材に重なっていてもよい。
この構成によれば、シートフレームに対して開閉可能なシートが、ロック機構によって、シートフレームにロックされる。ロック機構は、シートと共に移動するロック部材を含む。シートがシートフレームにロックされているとき、ロック部材は、側面視で取付部材に重なっている。したがって、シートが閉じられている状態でのロック部材および取付部材の高さ低減される。これにより、車両後部の高さが低減され、自動二輪車のコンパクト化が達成される。さらに、ロック部材が側面視で取付部材に重なっているので、前後方向へのロック部材および取付部材の長さが短縮される。これにより、車両後部を前後方向に小型化できる。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
以下の説明における前後、上下および左右の各方向は、自動二輪車1が水平面を直進走行している状態に相当する基準姿勢にあり、かつ運転者が前方を向いているときの当該運転者の視点を基準とする。左右方向は、車幅方向に相当する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の模式的な左側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の背面図である。図3は、収納ボックス13、燃料タンク14、およびテールライト28を示す模式的な平面図である。以下では、自動二輪車1が、アンダーボーン型の鞍乗型車両である例について説明する。
以下の説明における前後、上下および左右の各方向は、自動二輪車1が水平面を直進走行している状態に相当する基準姿勢にあり、かつ運転者が前方を向いているときの当該運転者の視点を基準とする。左右方向は、車幅方向に相当する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の模式的な左側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の背面図である。図3は、収納ボックス13、燃料タンク14、およびテールライト28を示す模式的な平面図である。以下では、自動二輪車1が、アンダーボーン型の鞍乗型車両である例について説明する。
図1に示すように、自動二輪車1は、前輪Wfおよび後輪Wrと、前輪Wfおよび後輪Wrを支持する車体フレーム2と、車体フレーム2の上方に配置された鞍型のシート3とを含む。図1では、車体フレーム2を太い破線で示している。自動二輪車1は、さらに、自動二輪車1を走行させる動力を発生するエンジン4(内燃機関)と、エンジン4の動力を後輪Wrに伝達する駆動機構とを含む。
図1に示すように、車体フレーム2は、斜め上に後方に延びるヘッドパイプ5と、ヘッドパイプ5から斜め下に後方に延びるメインフレーム6と、メインフレーム6から斜め上に後方に延びる左右一対のシートフレーム7とを含む。図3に示すように、車体フレーム2は、さらに、一対のシートフレーム7を連結するクロスメンバ8を含む。一対のシートフレーム7は、前後方向に延びており、車幅方向に間隔を空けて配置されている。クロスメンバ8は、一方のシートフレーム7から他方のシートフレーム7に延びている。
図1に示すように、シート3は、一対のシートフレーム7の上方に配置されている。シート3は、一対のシートフレーム7によって支持されている。シート3は、前後方向に延びている。シート3は、一人乗り用であってもよいし、二人乗り用であってもよい。図1は、運転者が座るドライバーシート3aと同乗者が座るタンデムシート3bとを含む二人乗り用のシートが、シート3として用いられている例を示している。図1および図2に示すように、自動二輪車1は、運転者の足が載せられるステップS1と、同乗者の足が載せられるステップS2と、同乗者によって握られるグリップG1とを含む。グリップG1は、平面視U字状のバーであり、シート3後部の縁部に沿って配置されている。グリップG1は、シートフレーム7に固定されている。
図1に示すように、自動二輪車1は、運転者によって操作されるハンドルH1と、ステアリングシャフトの中心軸線まわりにハンドルH1および前輪Wfと共に回転するフロントフォーク9とを含む。
図1に示すように、フロントフォーク9は、前輪Wfを回転可能に支持している。フロントフォーク9は、ヘッドパイプ5に支持されている。したがって、前輪Wfは、フロントフォーク9を介して車体フレーム2に支持されている。フロントフォーク9のステアリングシャフトは、車体フレーム2のヘッドパイプ5内に挿入されている。ステアリングシャフトは、ヘッドパイプ5に対して、ステアリング軸線(ステアリングシャフトの中心軸線)まわりに回転可能である。ハンドルH1は、ヘッドパイプ5よりも上方でフロントフォーク9に取り付けられている。ハンドルH1は、シート3よりも上方の高さでシート3よりも前方に配置されている。ハンドルH1が操作されると、前輪Wfおよびフロントフォーク9は、ハンドルH1共に左右に回動する。これにより、自動二輪車1が操舵される。
図1に示すように、フロントフォーク9は、前輪Wfを回転可能に支持している。フロントフォーク9は、ヘッドパイプ5に支持されている。したがって、前輪Wfは、フロントフォーク9を介して車体フレーム2に支持されている。フロントフォーク9のステアリングシャフトは、車体フレーム2のヘッドパイプ5内に挿入されている。ステアリングシャフトは、ヘッドパイプ5に対して、ステアリング軸線(ステアリングシャフトの中心軸線)まわりに回転可能である。ハンドルH1は、ヘッドパイプ5よりも上方でフロントフォーク9に取り付けられている。ハンドルH1は、シート3よりも上方の高さでシート3よりも前方に配置されている。ハンドルH1が操作されると、前輪Wfおよびフロントフォーク9は、ハンドルH1共に左右に回動する。これにより、自動二輪車1が操舵される。
図1に示すように、自動二輪車1は、エンジン4の後方で車幅方向に延びるピボットシャフト10と、ピボットシャフト10の中心軸線まわりに後輪Wrと共に上下方向に揺動するスイングアーム11と、後輪Wrおよびスイングアーム11を支持するリアサスペンション12とを含む。
図1に示すように、ピボットシャフト10は、側面視でエンジン4の後方に配置されている。ピボットシャフト10は、車体フレーム2に取り付けられている。スイングアーム11は、ピボットシャフト10から後方に延びている。スイングアーム11は、ピボットシャフト10を介して車体フレーム2に取り付けられている。後輪Wrは、スイングアーム11の後端部に回転可能に支持されている。後輪Wrは、ピボットシャフト10およびスイングアーム11を介して車体フレーム2に支持されている。後輪Wrは、エンジン4の後方でシート3の下方に配置されている。後輪Wrは、側面視で一対のシートフレーム7の下方に配置されている。
図1に示すように、ピボットシャフト10は、側面視でエンジン4の後方に配置されている。ピボットシャフト10は、車体フレーム2に取り付けられている。スイングアーム11は、ピボットシャフト10から後方に延びている。スイングアーム11は、ピボットシャフト10を介して車体フレーム2に取り付けられている。後輪Wrは、スイングアーム11の後端部に回転可能に支持されている。後輪Wrは、ピボットシャフト10およびスイングアーム11を介して車体フレーム2に支持されている。後輪Wrは、エンジン4の後方でシート3の下方に配置されている。後輪Wrは、側面視で一対のシートフレーム7の下方に配置されている。
図1に示すように、自動二輪車1は、上向きに開いた収納ボックス13と、エンジン4に供給される燃料を収容する燃料タンク14とを含む。
図1に示すように、収納ボックス13および燃料タンク14は、シート3の下方に配置されている。収納ボックス13および燃料タンク14は、車体フレーム2に連結されており、車体フレーム2によって支持されている。図3に示すように、一対のシートフレーム7は、収納ボックス13の右方および左方に配置されている。収納ボックス13は、燃料タンク14の前方に配置されている。収納ボックス13の後端部は、平面視で燃料タンク14の前端部に重なっている。シートフレーム7の後端7aは、燃料タンク14よりも後方に配置されている。同様に、クロスメンバ8の後端は、燃料タンク14よりも後方に配置されている。燃料タンク14の後端部は、クロスメンバ8の右端部および左端部の上方にそれぞれ配置された一対のブラケット15に取り付けられている。一対のブラケット15は、シートフレーム7およびクロスメンバ8に固定されている。したがって、燃料タンク14の後端部は、一対のブラケット15を介して車体フレーム2に支持されている。
図1に示すように、収納ボックス13および燃料タンク14は、シート3の下方に配置されている。収納ボックス13および燃料タンク14は、車体フレーム2に連結されており、車体フレーム2によって支持されている。図3に示すように、一対のシートフレーム7は、収納ボックス13の右方および左方に配置されている。収納ボックス13は、燃料タンク14の前方に配置されている。収納ボックス13の後端部は、平面視で燃料タンク14の前端部に重なっている。シートフレーム7の後端7aは、燃料タンク14よりも後方に配置されている。同様に、クロスメンバ8の後端は、燃料タンク14よりも後方に配置されている。燃料タンク14の後端部は、クロスメンバ8の右端部および左端部の上方にそれぞれ配置された一対のブラケット15に取り付けられている。一対のブラケット15は、シートフレーム7およびクロスメンバ8に固定されている。したがって、燃料タンク14の後端部は、一対のブラケット15を介して車体フレーム2に支持されている。
図1に示すように、自動二輪車1は、シート3を車体フレーム2に連結するシート連結装置16と、シート3を車体フレーム2にロックするシートロック装置17とを含む。
図1に示すように、シート連結装置16は、シート3の前部に連結されている。シート連結装置16は、さらに、車体フレーム2に取り付けられた収納ボックス13に連結されている。したがって、シート3は、シート連結装置16および収納ボックス13を介して車体フレーム2に連結されている。シートロック装置17は、シート3の後部を取り外し可能に車体フレーム2に連結している。シート3は、車幅方向に延びる水平な開閉軸線まわりに車体フレーム2に対して上下に回転可能である。シート3は、収納ボックス13の開口部13aが閉じられる閉位置(図1の実線の位置)と、収納ボックス13の開口部13aが開かれる開位置(図1の二点鎖線の位置)との間で、開閉軸線まわりに上下に移動可能である。したがって、収納ボックス13の開口部13aは、シート3によって開閉される。
図1に示すように、シート連結装置16は、シート3の前部に連結されている。シート連結装置16は、さらに、車体フレーム2に取り付けられた収納ボックス13に連結されている。したがって、シート3は、シート連結装置16および収納ボックス13を介して車体フレーム2に連結されている。シートロック装置17は、シート3の後部を取り外し可能に車体フレーム2に連結している。シート3は、車幅方向に延びる水平な開閉軸線まわりに車体フレーム2に対して上下に回転可能である。シート3は、収納ボックス13の開口部13aが閉じられる閉位置(図1の実線の位置)と、収納ボックス13の開口部13aが開かれる開位置(図1の二点鎖線の位置)との間で、開閉軸線まわりに上下に移動可能である。したがって、収納ボックス13の開口部13aは、シート3によって開閉される。
図1に示すように、シートロック装置17は、ロック部材18と、ロック部材18をロックするロック機構19とを含む。
図1に示すように、ロック部材18は、シート3に取り付けられており、ロック機構19は、車体フレーム2に取り付けられている。ロック部材18は、シート3から下方に突出している。ロック部材18は、シート3から下方に延びる土台部18aと、上向きに開いたU字状のシャフト部18bとを含む。シャフト部18bは、土台部18aから下方に延びている。ロック部材18は、シート3の後部と共に開閉軸線まわりに上下に移動する。ロック機構19は、ロック部材18がロックされるロック状態と、ロック部材18のロックが解除されるアンロック状態との間で切り替わる。シートロック装置17は、シート3の前部がシート連結装置16によって車体フレーム2に連結されている状態でロック機構19にロック部材18をロックさせる。これにより、シート3全体が車体フレーム2にロックされる。
図1に示すように、ロック部材18は、シート3に取り付けられており、ロック機構19は、車体フレーム2に取り付けられている。ロック部材18は、シート3から下方に突出している。ロック部材18は、シート3から下方に延びる土台部18aと、上向きに開いたU字状のシャフト部18bとを含む。シャフト部18bは、土台部18aから下方に延びている。ロック部材18は、シート3の後部と共に開閉軸線まわりに上下に移動する。ロック機構19は、ロック部材18がロックされるロック状態と、ロック部材18のロックが解除されるアンロック状態との間で切り替わる。シートロック装置17は、シート3の前部がシート連結装置16によって車体フレーム2に連結されている状態でロック機構19にロック部材18をロックさせる。これにより、シート3全体が車体フレーム2にロックされる。
図1に示すように、ロック機構19は、一対のシートフレーム7よりも下方に配置されている。図3に示すように、ロック機構19は、平面視で一対のシートフレーム7の間に配置されている。ロック機構19は、平面視で車両中心C1(車体フレーム2を車幅方向に二等分する二等分線を含む鉛直面)と重なる位置に配置されている。クロスメンバ8は、ロック機構19の上方に配置されている。クロスメンバ8の一部は、平面視でロック機構19に重なっている。ロック機構19は、クロスメンバ8を上下方向に貫通する開口部8aの下方に配置されている。シート3が開閉されるときには、ロック部材18は、クロスメンバ8の開口部8aを上下方向に通過する。
図1に示すように、自動二輪車1は、車体フレーム2等を覆う車体カバー20を含む。車体カバー20は、ハンドルH1を覆うハンドルカバー21と、シート3に着座している運転者の足の前方に配置されるレッグシールド22と、一対のシートフレーム7の側面を覆うリアカバー23とを含む。車体カバー20は、さらに、前輪Wfを覆うフロントフェンダー24と、後輪Wrを覆うリアフェンダー25とを含む。
図1に示すように、ハンドルカバー21は、ハンドルH1に取り付けられている。レッグシールド22は、側面視でハンドルカバー21の下方に配置されている。リアカバー23は、一対のシートフレーム7の側方に配置されている。レッグシールド22の下部は、例えば正面視で上向きに凹んだ二股状であり、エンジン4の一部(シリンダボディ4a)は、レッグシールド22の下部の間に配置されている。リアカバー23は、エンジン4よりも後方に配置されている。リアカバー23は、側面視でシート3の下方からシート3の後方まで延びている。リアカバー23は、各シートフレーム7の側方および上方に配置されている。後輪Wrは、側面視でリアカバー23の下方に配置されており、リアフェンダー25は、側面視でリアカバー23から斜め下に後方に延びている。リアフェンダー25の後端部は、リアカバー23よりも後方に配置されている。
図1に示すように、フロントフェンダー24は、前輪Wfの上方および後方に配置されており、リアフェンダー25は、後輪Wrの上方および後方に配置されている。フロントフェンダー24は、側面視でレッグシールド22から下方に突出している、フロントフェンダー24は、フロントフォーク9に取り付けられている。フロントフェンダー24は、フロントフォーク9と共にステアリング軸線まわりに左右に回転する。リアフェンダー25は、一対のシートフレーム7に取り付けられている。リアカバー23の一部は、リアフェンダー25の側方に配置されており、側面視でリアフェンダー25に重なっている。リアフェンダー25は、シート3よりも下方に配置されている。燃料タンク14、クロスメンバ8、およびブラケット15は、リアフェンダー25の上方に配置されている。
図1に示すように、車体カバー20は、シート3よりも下方に凹んだ凹部26を前後方向におけるシート3とハンドルH1との間に形成している。収納ボックス13は、凹部26の後方に配置されている。凹部26の底は、エンジン4およびメインフレーム6の上方に配置されている。エンジン4の一部は、凹部26および車体フレーム2の下方に配置されている。エンジン4は、少なくとも一部が凹部26および車体フレーム2の下方に配置されたシリンダボディ4aおよびクランクケース4bを含む。シリンダの中心線L1は、平面視で前後方向に延びており、水平面に対して45度以下の角度で傾いている。エンジン4は、シート3よりも下方に配置されている。エンジン4は、車体フレーム2に固定されている。エンジン4は、前後方向において前輪Wfおよび後輪Wrの間に配置されている。
図1に示すように、自動二輪車1は、自動二輪車1の前部に取り付けられたヘッドライト27と、自動二輪車1の後部に取り付けられたテールライト28とを含む。
図1に示すように、ヘッドライト27は、ハンドルH1の前方に配置されている。したがって、ヘッドライト27は、シート3よりも上方に配置されている。ハンドルカバー21は、ヘッドライト27の一部を収容している。ヘッドライト27は、前向きに開いたハンドルカバー21の開口部21aから露出している。一方、テールライト28は、シート3の後方に配置されている。テールライト28は、リアフェンダー25の上方に配置されている。したがって、テールライト28は、後輪Wrの上方に配置されている。リアカバー23は、テールライト28の一部を収容している。図2に示すように、テールライト28は、後向きに開いたリアカバー23の開口部23aから露出している。
図1に示すように、ヘッドライト27は、ハンドルH1の前方に配置されている。したがって、ヘッドライト27は、シート3よりも上方に配置されている。ハンドルカバー21は、ヘッドライト27の一部を収容している。ヘッドライト27は、前向きに開いたハンドルカバー21の開口部21aから露出している。一方、テールライト28は、シート3の後方に配置されている。テールライト28は、リアフェンダー25の上方に配置されている。したがって、テールライト28は、後輪Wrの上方に配置されている。リアカバー23は、テールライト28の一部を収容している。図2に示すように、テールライト28は、後向きに開いたリアカバー23の開口部23aから露出している。
図4は、テールライト28の周辺を示す模式的な平面図である。図5は、テールライト28の周辺を示す模式的な斜視図である。図5は、燃料タンク14およびブラケット15が取り外された状態を示している。
図5に示すように、自動二輪車1は、テールライト28が取り付けられた一対のライト取付部29を含む取付部材30と、一対のライト取付部29を連結する連結部材31とを含む。
図5に示すように、自動二輪車1は、テールライト28が取り付けられた一対のライト取付部29を含む取付部材30と、一対のライト取付部29を連結する連結部材31とを含む。
図4に示すように、一対のライト取付部29は、車幅方向に間隔を空けて配置されている。一対のライト取付部29は、間隔を空けて車幅方向に対向している。連結部材31は、一対のライト取付部29の間に配置されている。一対のライト取付部29は、車両中心C1の右方および左方に配置されており、連結部材31は、車両中心C1と重なる位置に配置されている。図5に示すように、連結部材31の上端は、ライト取付部29の上端よりも下方に配置されている。したがって、連結部材31の上端は、ライト取付部29の上端よりも低い。そのため、ライト取付部29および連結部材31は、一対のライト取付部29の間でライト取付部29の上端よりも下方に凹む凹みを形成している。
前述のように、シートロック装置17のロック部材18(図1参照)は、シート3が開閉されるときに、シート3と共に上下方向に移動する。シート3は、車体フレーム2に対して開閉軸線まわりに上下に回転可能なので、シート3が開閉されるとき、ロック部材18は、円弧状の軌跡を描きながら上下方向に移動する。ロック部材18が通る円弧状の軌跡は、一対のライト取付部29の間の凹みと交差している。
シート3が開閉されるとき、ロック部材18のシャフト部18bは、一対のライト取付部29の間の凹みの前方を移動し、ロック部材18の土台部18aは、一対のライト取付部29の間の凹みを通過する(図8参照)。これにより、取付部材30および連結部材31に対するロック部材18の衝突が防止される。さらに、シート3が閉じられている状態では、ロック部材18の土台部18aが、一対のライト取付部29の間の凹みに位置する(図8参照)。これにより、シート3が閉じられている状態でのロック部材18および取付部材30の高さ低減される。同様に、シート3が閉じられている状態でのロック部材18および連結部材31の高さ低減される。これにより、車両後部の高さが低減され、自動二輪車1のコンパクト化が達成される。さらに、ロック部材18の土台部18aの一部が一対のライト取付部29の間に配置されることによって、前後方向へのロック部材18および取付部材30の長さが短縮されるので、車両後部を前後方向に小型化できる。
図4に示すように、ライト取付部29および連結部材31は、クロスメンバ8の後方に配置されている。したがって、ライト取付部29および連結部材31は、燃料タンク14よりも後方に配置されている。シートフレーム7の後端7aは、ライト取付部29および連結部材31よりも後方に配置されている。そのため、取付部材30は、シートフレーム7の後端7aよりも前方に配置されており、平面視で一対のシートフレーム7の間に配置されている。取付部材30は、その全体がシートフレーム7の後端7aよりも後方に配置されていてもよいし、取付部材30の一部だけが、シートフレーム7の後端7aよりも後方に配置されていてもよい。
後述するように、ライト取付部29および連結部材31は、リアフェンダー25から上方に延びている。図5に示すように、ライト取付部29の上端は、クロスメンバ8よりも上方に配置されている。同様に、連結部材31の上端は、クロスメンバ8よりも上方に配置されている。したがって、取付部材30および連結部材31は、リアフェンダー25からクロスメンバ8よりも上方まで延びている。ライト取付部29の一部は、リアフェンダー25の上方で垂直方向に延びている。同様に、連結部材31の一部は、リアフェンダー25の上方で垂直方向に延びている。したがって、取付部材30および連結部材31は、垂直方向に延びる垂直部を含む。
ライト取付部29の全体または一部は、垂直方向に対して前後方向に傾いた傾斜方向に延びていてもよい。すなわち、取付部材30は、傾斜方向に延びる傾斜部を有していてもよい。また、取付部材30は、下端から上端まで垂直方向または傾斜方向に延びていてもよいし、垂直部と傾斜部とを含んでいてもよい。さらに、取付部材30は、厚みが互いに異なる厚肉部および薄肉部を含んでいてもよい。例えば、ライト取付部29は、ライト取付部29の下端部を構成する厚肉部と、厚肉部から垂直上方に延びる薄肉部とを含んでいてもよい。さらに、ライト取付部29は、厚肉部および薄肉部に加えて、薄肉部から上方に延びる傾斜部を含んでいてもよい。また、取付部材30の前縁は、垂直に延びている部分を含む。同様に、取付部材30の後縁は、垂直に延びている部分を含む。
図5に示すように、ライト取付部29は、直立したプレートによって構成されている。同様に、連結部材31は、直立したプレートによって構成されている。ライト取付部29および連結部材31は、例えば樹脂で形成されている。連結部材31は、取付部材30と一体である。連結部材31は、ライト取付部29とは別の部材であってもよい。図4に示すように、連結部材31の前面の少なくとも一部は、ライト取付部29の前面よりも後方に配置されており、連結部材31の後面の少なくとも一部は、ライト取付部29の後面よりも後方に配置されている。したがって、連結部材31は、ライト取付部29の前面よりも後方に凹んでいると共に、連結部材31の後面よりも後方に突出している。
図4に示すように、車幅方向(図4では上下方向)のライト取付部29の長さは、前後方向(図4では左右方向)のライト取付部29の長さよりも大きい。同様に、車幅方向の連結部材31の長さは、前後方向の連結部材31の長さよりも大きい。したがって、車幅方向の取付部材30の長さは、前後方向の取付部材30の長さよりも大きく、車幅方向の連結部材31の長さは、前後方向の連結部材31の長さよりも大きい。そのため、取付部材30および連結部材31は、車幅方向よりも前後方向に撓み易い。前後方向のライト取付部29の長さは、前後方向の連結部材31の長さと等しくてもよいし異なっていてもよい。ライト取付部29および連結部材31は、クロスメンバ8よりも前後方向に薄い。
図6は、テールライト28が取り外された状態を示す模式的な分解斜視図である。図7は、テールライト28の周辺を示す模式的な側面図である。図8は、車体カバー20によるテールライト28の支持状態を示す部分断面図である。図9は、取付部材30および連結部材31の背面図である。
図6に示すように、自動二輪車1は、テールライト28を取付部材30に取り付ける差し込み式の取付構造を含む。すなわち、テールライト28は、取付部材30および連結部材31に設けられた複数のライト取付孔34に差し込まれた複数のライト取付軸33を含む。自動二輪車1は、さらに、ライト取付軸33の外周面とライト取付孔34の内周面との間に介在する複数の弾性ブッシュ35および弾性リング36を含む。取付構造は、ライト取付軸33と、ライト取付孔34と、弾性ブッシュ35と、弾性リング36とによって構成されている。
図6に示すように、自動二輪車1は、テールライト28を取付部材30に取り付ける差し込み式の取付構造を含む。すなわち、テールライト28は、取付部材30および連結部材31に設けられた複数のライト取付孔34に差し込まれた複数のライト取付軸33を含む。自動二輪車1は、さらに、ライト取付軸33の外周面とライト取付孔34の内周面との間に介在する複数の弾性ブッシュ35および弾性リング36を含む。取付構造は、ライト取付軸33と、ライト取付孔34と、弾性ブッシュ35と、弾性リング36とによって構成されている。
図6に示すように、テールライト28は、電灯を収容するハウジングとしてのライト本体32と、ライト本体32から前方に延びる複数のライト取付軸33とを含む。図6は、3本のライト取付軸33が設けられている例を示している。3本のライト取付軸33のうち、2本のライト取付軸33(上方ライト取付軸)は、同じ高さに配置されており、間隔を空けて車幅方向に対向している。他の1本のライト取付軸33(下方ライト取付軸)は、2本のライト取付軸33よりも下方に配置されており、車幅方向において2本のライト取付軸33の間に配置されている。各ライト取付軸33は、前後方向に延びる円筒状の外周面33aと、外周面33aから径方向外方に延びる複数の補強リブ33bと、弾性ブッシュ35が取り付けられた先端部33c(前端部)とを含む。補強リブ33bは、ライト取付軸33の周方向に間隔を空けて配置されており、外周面33aに沿って前後方向に延びている。
図9に示すように、取付部材30の各ライト取付部29は、ライト取付軸33の先端部33cが差し込まれるライト取付孔34を形成している。同様に、連結部材31は、ライト取付軸33の先端部33cが差し込まれるライト取付孔34を形成している。ライト取付孔34は、ライト取付部29または連結部材31を前後方向に貫通している。2つのライト取付部29に設けられた2つのライト取付孔34(上方ライト取付孔)は、同じ高さに配置されており、間隔を空けて車幅方向に並んでいる。連結部材31に設けられたライト取付孔34(下方ライト取付孔)は、他の2つのライト取付孔34よりも下方に配置されており、車幅方向において他の2つのライト取付孔34の間に配置されている。連結部材31に設けられたライト取付孔34は、一対のライト取付孔34の間の凹みの下方に位置している。
図6に示すように、3つの弾性ブッシュ35は、それぞれ、3本のライト取付軸33の先端部33cに取り付けられている。ライト取付軸33の先端部33cは、弾性ブッシュ35内に挿入されており、弾性ブッシュ35に取り囲まれている。弾性ブッシュ35は、ゴムや樹脂などの弾性材料で形成された弾性体である。弾性ブッシュ35は、径方向内方に凹む取付溝35aが全周にわたって形成された外周部を含む。複数の弾性リング36は、それぞれ、複数のライト取付孔34内に配置されている。弾性リング36は、ライト取付部29または連結部材31に保持されている。
テールライト28が取付部材30に取り付けられるときには、3本のライト取付軸33が、それぞれ、3つのライト取付孔34に差し込まれる。このとき、弾性ブッシュ35は、弾性リング36内に圧入される。したがって、テールライト28は、弾性ブッシュ35および弾性リング36を介して、取付部材30および連結部材31に取り付けられる。弾性体である弾性ブッシュ35および弾性リング36は、ライト取付軸33の外周面とライト取付孔34の内周面との間に介在する。したがって、取付部材30および連結部材31の振動は、弾性ブッシュ35および弾性リング36によって吸収される。そのため、取付部材30および連結部材31からテールライト28に伝達される振動が低減される。さらに、弾性リング36の内周部は、弾性ブッシュ35の外周部に設けられた取付溝35a(図6参照)に嵌る。したがって、テールライト28が取付部材30および連結部材31から外れ難い。
図6に示すように、自動二輪車1は、取付部材30を車体フレーム2に連結する連結構造を含む。すなわち、自動二輪車1は、クロスメンバ8から後方に延びるステー37と、取付部材30をステー37に連結する複数のボルトB1とを含む。連結構造は、ステー37およびボルトB1によって構成されている。ステー37は、クロスメンバ8に固定されており、取付部材30は、ステー37を介してクロスメンバ8に連結されている。
図9に示すように、2本のボルトB1は、一対のライト取付部29に設けられたボルト取付孔38に差し込まれている。2つのボルト取付孔38は、同じ高さに配置されており、間隔を空けて車幅方向に並んでいる。各ボルト取付孔38は、背面視で円形の孔であってもよいし、上下方向に長い長孔であってもよい。図9は、左のボルト取付孔38が、円形の孔であり、右のボルト取付孔38が、長孔である例を示している。2つのボルト取付孔38は、一対のライト取付部29に設けられた2つのライト取付孔34よりも下方に配置されている。連結部材31に設けられたライト取付孔34の一部は、2つのボルト取付孔38と同じ高さに配置されており、2つのボルト取付孔38の間に位置している。
図7に示すように、ボルトB1は、後方から取付部材30に取り付けられている。ボルトB1の頭部は、ライト取付部29の後方に配置されており、ボルトB1の軸部は、ボルト取付孔38に後方から差し込まれている。ボルトB1の軸部の先端部は、取付部材30の前方に配置されており、取付部材30の前方でステー37にネジ留めされている。これにより、取付部材30がステー37に固定されている。前述のように、2つのボルト取付孔38は、一対のライト取付部29に設けられた2つのライト取付孔34よりも下方に配置されている。したがって、テールライト28は、取付部材30とクロスメンバ8との連結位置(ボルト取付孔38の位置)よりも上方の取付位置(ライト取付孔34の位置)で取付部材30に取り付けられている。さらに、取付部材30に対するテールライト28の取付位置(ライト取付孔34の位置)が、燃料タンク14よりも上方に配置されているので、取付部材30に対するテールライト28の取付が、燃料タンク14によって妨げられ難い。したがって、取付部材30に対してテールライト28を取り付け易い。
図7に示すように、テールライト28は、取付部材30の後方に配置されている。取付部材30は、側面視においてシートフレーム7から下方に突出している。クロスメンバ8は、取付部材30の前方に配置されており、燃料タンク14は、クロスメンバ8の前方に配置されている。ステー37は、クロスメンバ8の上面から取付部材30の前面に延びている。燃料タンク14は、クロスメンバ8、テールライト28、取付部材30、およびステー37のいずれよりも前後方向に長い。クロスメンバ8は、取付部材30よりも前後方向に長く、テールライト28よりも前後方向に短い。上端部に相当するテールライト28の後端部(被支持部40を含む部分)は、燃料タンク14よりも上方に配置されている。燃料タンク14の底部14aは、テールライト28よりも下方に配置されている。リアフェンダー25の一部は、燃料タンク14の底部14aと同じ高さに配置されている。
図8に示すように、自動二輪車1は、テールライト28をリアカバー23に支持させる支持構造を含む。すなわち、リアカバー23は、テールライト28を支持する支持部39を含み、テールライト28は、リアカバー23に支持された被支持部40を含む。支持構造は、支持部39と、被支持部40とによって構成されている。
図8に示すように、支持部39は、リアカバー23の後端部の内面から前方かつ下方に突出する突起であり、被支持部40は、テールライト28の上部の後端部から後方かつ上方に突出する突起である。支持部39および被支持部40は、リアカバー23の内部に配置されている。すなわち、支持部39および被支持部40は、テールライト28とリアカバー23とが組み付けられた状態では見えない位置に配置されている(図2も併せて参照)。支持部39および被支持部40は、取付部材30よりも後方で取付部材30よりも上方に配置されている。支持部39および被支持部40は、車幅方向の中央に配置されている。すなわち、支持部39および被支持部40は、車両中心C1と重なる位置に配置されている(図4参照)。
図8に示すように、支持部39は、リアカバー23の後端部の内面から前方かつ下方に突出する突起であり、被支持部40は、テールライト28の上部の後端部から後方かつ上方に突出する突起である。支持部39および被支持部40は、リアカバー23の内部に配置されている。すなわち、支持部39および被支持部40は、テールライト28とリアカバー23とが組み付けられた状態では見えない位置に配置されている(図2も併せて参照)。支持部39および被支持部40は、取付部材30よりも後方で取付部材30よりも上方に配置されている。支持部39および被支持部40は、車幅方向の中央に配置されている。すなわち、支持部39および被支持部40は、車両中心C1と重なる位置に配置されている(図4参照)。
図8に示すように、支持部39は、前向きに開いた凹みを形成している。被支持部40は、後向きに開いた凹みを形成している。支持部39は、被支持部40の内部(凹みの中)に差し込まれており、被支持部40は、支持部39に引っ掛けられている。すなわち、支持部39の一部は、被支持部40の内部に配置されており、被支持部40の一部は、支持部39の内部に配置されている。これにより、被支持部40が支持部39に支持されている。したがって、リアカバー23は、テールライト28の上部の後端部を支持している。
このように、テールライト28は、取付部材30および連結部材31だけでなく、リアカバー23にも支持されている。テールライト28の後端部を支持する支持部39が、前向きに開いた凹みを形成しているので、前後方向および上下方向へのテールライト28の後端部の移動は、リアカバー23によって規制される。さらに、テールライト28の前端部が、左右方向に離れた複数の位置で取付部材30および連結部材31に支持されているので、前後方向、上下方向、および左右方向へのテールライト28の前端部の移動は、取付部材30および連結部材31によって規制される。これにより、テールライト28の安定性が高められている。
図10は、リアフェンダー25を左斜め上、後方から見た斜視図である。図11は、リアフェンダー25の左側面図である。図12は、リアフェンダー25の平面図である。
図10に示すように、リアフェンダー25は、後輪Wrの前方および上方に配置された第1フェンダー部41と、第1フェンダー部41の後端部から後輪Wrの後方まで下方に延びる第2フェンダー部42と、第1フェンダー部41の側端部から第2フェンダー部42の側端部まで延びる一対の第3フェンダー部43とを含む。第1フェンダー部41、第2フェンダー部42、および第3フェンダー部43は、樹脂製の一体の部材である。
図10に示すように、リアフェンダー25は、後輪Wrの前方および上方に配置された第1フェンダー部41と、第1フェンダー部41の後端部から後輪Wrの後方まで下方に延びる第2フェンダー部42と、第1フェンダー部41の側端部から第2フェンダー部42の側端部まで延びる一対の第3フェンダー部43とを含む。第1フェンダー部41、第2フェンダー部42、および第3フェンダー部43は、樹脂製の一体の部材である。
図12に示すように、第1フェンダー部41は、平面視で前後方向に延びている。第1フェンダー部41は、後輪Wrの前方および上方に配置された上向きに凸の円弧部44と、車体フレーム2に連結された複数のフェンダー取付部45を含む。図12は、4つのフェンダー取付部45が、第1フェンダー部41に設けられている例を示している。4つフェンダー取付部45のうち、2つのフェンダー取付部45(前方フェンダー取付部)は、他の2つのフェンダー取付部45(後方フェンダー取付部)よりも前方に配置されている。前方の2つのフェンダー取付部45は、平面視で円弧部44の右方および左方に配置されている。同様に、後方の2つのフェンダー取付部45は、平面視で円弧部44の右方および左方に配置されている。
図11に示すように、第1フェンダー部41は、後輪Wrの上方で後方かつ上方に延びている。前方の2つのフェンダー取付部45は、後方の2つのフェンダー取付部45よりも下方に配置されている。前方の2つのフェンダー取付部45は、ボルトB1によってシートフレーム7に取り付けられている。したがって、前方の2つのフェンダー取付部45は、車体フレーム2に連結されている。また、後方の2つのフェンダー取付部45は、ボルトB1によって車体カバー20に取り付けられている(図2も併せて参照)。車体カバー20は、車体フレーム2に取り付けられている。したがって、後方の2つのフェンダー取付部45は、車体カバー20に連結されている。そのため、第1フェンダー部41は、前後方向または左右方向に離れた複数の位置で車体フレーム2に支持されている。
図11に示すように、第2フェンダー部42は、後輪Wrの上方および後方に配置されている。第2フェンダー部42は、第1フェンダー部41の後端部から後方かつ下方に延びている。第2フェンダー部42は、第1フェンダー部41の後端から後方かつ下方に延びていてもよいし、第1フェンダー部41の後端よりも前方の位置から後方かつ下方に延びていてもよい。すなわち、第1フェンダー部41の後端は、第2フェンダー部42の上端よりも後方に突出していてもよい。第2フェンダー部42が後方かつ下方に延びているので、第2フェンダー部42は、後輪Wrに近づいている。そのため、後輪Wrからの泥はねが第2フェンダー部42によって効果的に抑制される。
図12に示すように、前端部に相当する第2フェンダー部42の上端部は、第1フェンダー部41に接続されている。したがって、第2フェンダー部42は、その前端部だけが第1フェンダー部41に支持されている。前述のように、第1フェンダー部41は、一対のシートフレーム7に連結されている。そのため、第2フェンダー部42は、一対のシートフレーム7に片持ち支持(cantilevered)されている。さらに、第1フェンダー部41に接続された第2フェンダー部42の接続部(図13においてハッチングが施された部分X1)は、車幅方向よりも前後方向に短い。つまり、第2フェンダー部42の接続部は、車幅方向に細長い形状を有している。また、第1フェンダー部41に接続された第3フェンダー部43の接続部(図13においてハッチングが施された部分X2)は、前後方向よりも車幅方向に短く、前後方向に細長い形状を有している。
このように、第1フェンダー部41に接続された第2フェンダー部42の接続部(図13においてハッチングが施された部分X1)が、車幅方向に細長いので、第2フェンダー部42は、前後方向に振れ易い。その一方で、第1フェンダー部41に接続された第3フェンダー部43の接続部(図13においてハッチングが施された部分X2)が、前後方向に細長いので、第3フェンダー部43は、車幅方向に振れ易い。第1フェンダー部41に接続された第2フェンダー部42の接続部は、前後方向への第2フェンダー部42の振動を低減するリブによって補強されていてもよい。同様に、第1フェンダー部41と第3フェンダー部43との接続部は、車幅方向への第3フェンダー部43の振動を低減するリブによって補強されていてもよい。
図11に示すように、第2フェンダー部42は、第1フェンダー部41の後端部から後方かつ下方に延びるフェンダー傾斜部46と、ライセンスプレートP1が取り付けられる一対のプレート取付部47とを含む。フェンダー傾斜部46は、後輪Wrの上方および後方に配置されている。プレート取付部47は、後面に相当するフェンダー傾斜部46の上面から上方に突出している。図12に示すように、一対のプレート取付部47は、間隔を空けて車幅方向に並んでいる。プレート取付部47は、平面視でフェンダー傾斜部46から側方に突出している。したがって、プレート取付部47の外端部は、フェンダー傾斜部46よりも車幅方向外方に配置されている。
図12に示すように、ライセンスプレートP1は、第2フェンダー部42に設けられた一対のプレート取付部47に取り付けられる。第2フェンダー部42の幅(車幅方向の長さ)は、ライセンスプレートP1の幅よりも短い。したがって、ライセンスプレートP1の右端部および左端部は、リアフェンダー25よりも車幅方向外方に配置される。そのため、自動二輪車1の走行中は、風圧が、ライセンスプレートP1の右端部および左端部に加わり、第2フェンダー部42を前後方向に揺らす力が、ライセンスプレートP1から第2フェンダー部42に伝達されてしまう。
図12に示すように、一対の第3フェンダー部43は、間隔を空けて車幅方向に並んでいる。第3フェンダー部43は、平面視で後輪Wrよりも側方に配置されている。図11に示すように、第3フェンダー部43は、第1フェンダー部41と第2フェンダー部42とに接続されている。第2フェンダー部42の右端部は、右方の第3フェンダー部43を介して第1フェンダー部41に結合されており、第2フェンダー部42の左端部は、左方の第3フェンダー部43を介して第1フェンダー部41に結合されている。第3フェンダー部43は、第2フェンダー部42の右端部および左端部に沿って後方かつ下方に延びている。第3フェンダー部43は、リアフェンダー25の側壁を構成している。これにより、第2フェンダー部42が補強されている。
図11に示すように、取付部材30のライト取付部29は、第1フェンダー部41の上端41aより前方かつ下方の位置で第1フェンダー部41から上方に延びている。ライト取付部29は、第1フェンダー部41と一体の部材である。したがって、取付部材30は、リアフェンダー25と一体の部材である。同様に、連結部材31は、第1フェンダー部41の上端41aより前方かつ下方の位置で第1フェンダー部41から上方に延びている。連結部材31は、第1フェンダー部41と一体の部材である。取付部材30は、リアフェンダー25とは別の部材であってもよい。連結部材31についても同様である。
以上のように本実施形態では、テールライト28が、リアフェンダー25の第1フェンダー部41から上方に延びる取付部材30に取り付けられている。電灯の寿命を短縮させる原因の一つである振動は、取付部材30によって吸収される。これにより、テールライト28の耐久性が高められる。
前述のように、リアフェンダー25の第2フェンダー部42は、車体フレーム2に片持ち支持されており、第1フェンダー部41から後方かつ下方に延びている。さらに、第1フェンダー部41に対する第2フェンダー部42の接続部は、車幅方向に細長い。そのため、第2フェンダー部42は、車幅方向よりも前後方向に振れ易い。また、道路に起伏があるため、走行中の自動二輪車1は、主として上下方向に振動する。さらに、エンジン4のシリンダの中心線L1(図1参照)が平面視で前後方向に延びているので、エンジン4のピストンが往復すると、前後方向の成分を主成分とするエンジン4の振動が、自動二輪車1に発生する。エンジン4の振動は、走行による振動よりも振幅が小さい高周波の振動である。
前述のように、リアフェンダー25の第2フェンダー部42は、車体フレーム2に片持ち支持されており、第1フェンダー部41から後方かつ下方に延びている。さらに、第1フェンダー部41に対する第2フェンダー部42の接続部は、車幅方向に細長い。そのため、第2フェンダー部42は、車幅方向よりも前後方向に振れ易い。また、道路に起伏があるため、走行中の自動二輪車1は、主として上下方向に振動する。さらに、エンジン4のシリンダの中心線L1(図1参照)が平面視で前後方向に延びているので、エンジン4のピストンが往復すると、前後方向の成分を主成分とするエンジン4の振動が、自動二輪車1に発生する。エンジン4の振動は、走行による振動よりも振幅が小さい高周波の振動である。
このように、自動二輪車1には、振幅、周波数、および方向の異なる様々な振動が発生する。テールライト28は、リアフェンダー25から上方に延びる取付部材30に取り付けられている。前述のように、リアフェンダー25の第2フェンダー部42は、車幅方向よりも前後方向に揺れ易い。したがって、前後方向の振動が、取付部材30を介してリアフェンダー25からテールライト28に伝達され易い。そのため、前後方向の振動を特に考慮する必要がある。
テールライト28が取り付けられた取付部材30は、車幅方向よりも前後方向に薄い。したがって、取付部材30は、前後方向に撓み易い。そのため、取付部材30は、リアフェンダー25から伝達される前後方向の振動を吸収できる。これにより、取付部材30からテールライト28に伝達される前後方向の振動を低減でき、テールライト28の耐久性を高めることができる。さらに、取付部材30が前後方向に薄いので、自動二輪車1の後部を小型化できる。
このように、本実施形態に係る自動二輪車1は、テールライト28付近の部分、すなわち、車両後部の前後方向長さを短縮できる。収納ボックス13および燃料タンク14の少なくとも一部は、テールライト28の前方に配置されている。したがって、車両後部の前後方向長さを短縮することにより、収納ボックス13および燃料タンク14を前後方向に拡大して、収納ボックス13および燃料タンク14の容量を増やすことができる。これにより、十分な容量を収納ボックス13および燃料タンク14に確保できる。
また本実施形態では、取付部材30が第1フェンダー部41と一体である。取付部材30がリアフェンダー25と一体でない場合、取付部材30の下部をリアフェンダー25に取り付ける取付部を取付部材30の下部に設ける必要がある。この場合、取付部材30の下部が上下方向および/または前後方向に大型化してしまうおそれがある。取付部材30の下部が大型化すると、取付部材30が前後方向に撓み難くなったり、リアカバー23やテールライト28を含む車両後部が大型化したりする場合がある。取付部材30が第1フェンダー部41と一体であれば、取付部材30の下部をリアフェンダー25に取り付ける取付部を設ける必要がない。したがって、前述の問題を未然に防止できる。
また本実施形態では、取付部材30は、垂直方向に延びる垂直部を含んでいる。取付部材30の下端部は、リアフェンダー25に支持されており、取付部材30は、リアフェンダー25に片持ち支持されている。取付部材30の少なくとも一部は、垂直方向に延びている。すなわち、取付部材30の少なくとも一部が、鉛直面に沿って延びている。したがって、取付部材30が上下方向に長くなる。そのため、取付部材30が前後方向にさらに撓み易い上に、取付部材30が前後方向にコンパクトになる。
また本実施形態では、テールライト28のライト取付軸33が、取付部材30に設けられたライト取付孔34に差し込まれている。ライト取付孔34が形成された取付部は、車両前後方向で取付部材30の下端部と同じ位置に配置されている。したがって、取付部材30においてテールライト28が取り付けられた部分(取付部)は、車両前後方向で取付部材30の下端部と同じ位置に配置されている。そのため、取付部が、取付部材30の下端部よりも前方または後方に配置されている場合よりも前後方向の取付部材30の長さを低減できる。これにより、車両後部の前後方向長さを短縮できる。したがって、テールライト28が大型化したとしても、自動二輪車1の全長の増加を抑えることができる。
また本実施形態では、取付部材30が、クロスメンバ8に連結されているので、リアフェンダー25から取付部材30に伝達された振動が、取付部材30に吸収される。そのため、テールライト28に伝達される前後方向の振動を低減できる。これにより、テールライト28の耐久性を高めることができる。
また本実施形態では、取付部材30に対するテールライト28の取付位置が、取付部材30とクロスメンバ8との連結位置よりも上方に設けられている。したがって、テールライト28が取付部材30に取り付けられるときに、取付部材30をクロスメンバ8に連結するボルトB1などの締結部材が邪魔になり難く、テールライト28を取付部材30に取り付け易い。さらに、取付部材30の下端部からテールライト28の取付位置までの距離が長くなるので、取付部材30からテールライト28に伝達される前後方向の振動をさらに低減できる。
また本実施形態では、取付部材30に対するテールライト28の取付位置が、取付部材30とクロスメンバ8との連結位置よりも上方に設けられている。したがって、テールライト28が取付部材30に取り付けられるときに、取付部材30をクロスメンバ8に連結するボルトB1などの締結部材が邪魔になり難く、テールライト28を取付部材30に取り付け易い。さらに、取付部材30の下端部からテールライト28の取付位置までの距離が長くなるので、取付部材30からテールライト28に伝達される前後方向の振動をさらに低減できる。
また本実施形態では、テールライト28を取付部材30に取り付ける差し込み式の取付構造が、自動二輪車1に設けられている。すなわち、取付部材30に設けられたライト取付孔34にテールライト28のライト取付軸33を差し込むという簡単な作業で、テールライト28を取付部材30に取り付けることができる。したがって、テールライト28を取付部材30に取り付け易い。
また本実施形態では、テールライト28のライト取付軸33が、弾性ブッシュ35を介して取付部材30に支持されている。取付部材30の振動は、弾性ブッシュ35の弾性変形によって吸収される。そのため、取付部材30からテールライト28に伝達される振動をさらに低減できる。これにより、テールライト28の耐久性をさらに高めることができる。
また本実施形態では、テールライト28が、リアカバー23の支持部39によって支持されているので、テールライト28の安定性が高まる。したがって、テールライト28の振動を低減できる。これにより、テールライト28の耐久性をさらに高めることができる。
また本実施形態では、テールライト28が、取付部材30の一対のライト取付部29に取り付けられている。すなわち、テールライト28が、複数の位置で取付部材30に取り付けられている。したがって、テールライト28の安定性が高まる。特に、一対のライト取付部29が、車幅方向(左右方向)に間隔を空けて配置されているので、テールライト28は、左右方向に離れた複数の位置で取付部材30に取り付けられる。そのため、テールライト28が左右方向に拘束され、左右方向へのテールライト28の動きが規制される。これにより、テールライト28の安定性が高まる。
また本実施形態では、テールライト28が、取付部材30の一対のライト取付部29に取り付けられている。すなわち、テールライト28が、複数の位置で取付部材30に取り付けられている。したがって、テールライト28の安定性が高まる。特に、一対のライト取付部29が、車幅方向(左右方向)に間隔を空けて配置されているので、テールライト28は、左右方向に離れた複数の位置で取付部材30に取り付けられる。そのため、テールライト28が左右方向に拘束され、左右方向へのテールライト28の動きが規制される。これにより、テールライト28の安定性が高まる。
また本実施形態では、一方のライト取付部29が、連結部材31によって他方のライト取付部29に連結されている。したがって、前後方向の各ライト取付部29の振動が低減される。そのため、取付部材30からテールライト28に伝達される振動が低減され、テールライト28の耐久性がさらに高まる。
また本実施形態では、取付部材30の全体または一部が、一対のシートフレーム7の後端7aよりも前方に配置されている。したがって、取付部材30の少なくとも一部が一対のシートフレーム7の後端7aよりも後方に配置されている場合よりも、自動二輪車1の全長(前後方向の長さ)が短縮される。そのため、自動二輪車1のコンパクト性を高めることができる。
また本実施形態では、取付部材30の全体または一部が、一対のシートフレーム7の後端7aよりも前方に配置されている。したがって、取付部材30の少なくとも一部が一対のシートフレーム7の後端7aよりも後方に配置されている場合よりも、自動二輪車1の全長(前後方向の長さ)が短縮される。そのため、自動二輪車1のコンパクト性を高めることができる。
また本実施形態では、第1フェンダー部41の側端部から第2フェンダー部の側端部まで延びる第3フェンダー部が、リアフェンダー25に設けられている。これにより、リアフェンダー25の剛性が高まるので、リアフェンダー25自体の振動が抑制される。具体的には、前後方向の第2フェンダー部の振動が抑制される。そのため、取付部材30からテールライト28に伝達される前後方向の振動が低減され、テールライト28の耐久性がさらに高まる。
本発明の実施形態の説明は以上であるが、本発明は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、前述の実施形態では、取付部材30が、ステー37を介してクロスメンバ8に連結されている場合について説明した。しかし、取付部材30は、クロスメンバ8に直接連結されていてもよいし、クロスメンバ8に連結されていなくてもよい。
たとえば、前述の実施形態では、取付部材30が、ステー37を介してクロスメンバ8に連結されている場合について説明した。しかし、取付部材30は、クロスメンバ8に直接連結されていてもよいし、クロスメンバ8に連結されていなくてもよい。
また、前述の実施形態では、テールライト28が、取付部材30とクロスメンバ8との連結位置よりも上方で取付部材30に取り付けられている場合について説明した。しかし、テールライト28は、取付部材30とクロスメンバ8との連結位置と等しい高さ、または連結位置よりも下方の高さで取付部材30に取り付けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、自動二輪車1が、ライト取付軸33の外周面とライト取付孔34の内周面との間に介在する弾性ブッシュ35および弾性リング36を含む場合について説明した。しかし、ライト取付軸33は、ライト取付孔34の内周面によって直接支持されていてもよい。
また、前述の実施形態では、自動二輪車1が、ライト取付軸33の外周面とライト取付孔34の内周面との間に介在する弾性ブッシュ35および弾性リング36を含む場合について説明した。しかし、ライト取付軸33は、ライト取付孔34の内周面によって直接支持されていてもよい。
また、前述の実施形態では、取付部材30が、一対のライト取付部29を含む場合について説明した。しかし、ライト取付部29の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、前述の実施形態では、一対のライト取付部29が、連結部材31によって連結されている場合について説明した。しかし、図14に示すように、連結部材31が省略され、一対のライト取付部29の下端部の間に空間が設けられていてもよい。
また、前述の実施形態では、一対のライト取付部29が、連結部材31によって連結されている場合について説明した。しかし、図14に示すように、連結部材31が省略され、一対のライト取付部29の下端部の間に空間が設けられていてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 :自動二輪車
3 :シート
7 :シートフレーム
7a :シートフレームの後端
8 :クロスメンバ
17 :シートロック装置
18 :ロック部材
23 :リアカバー
25 :リアフェンダー
28 :テールライト
29 :ライト取付部
30 :取付部材
31 :連結部材
33 :ライト取付軸
34 :ライト取付孔
35 :弾性ブッシュ
36 :弾性リング
39 :支持部
40 :被支持部
41 :第1フェンダー部
41a :第1フェンダー部の上端
42 :第2フェンダー部
43 :第3フェンダー部
Wr :後輪
3 :シート
7 :シートフレーム
7a :シートフレームの後端
8 :クロスメンバ
17 :シートロック装置
18 :ロック部材
23 :リアカバー
25 :リアフェンダー
28 :テールライト
29 :ライト取付部
30 :取付部材
31 :連結部材
33 :ライト取付軸
34 :ライト取付孔
35 :弾性ブッシュ
36 :弾性リング
39 :支持部
40 :被支持部
41 :第1フェンダー部
41a :第1フェンダー部の上端
42 :第2フェンダー部
43 :第3フェンダー部
Wr :後輪
Claims (15)
- 前後方向に延びており、車幅方向に間隔を空けて配置された一対のシートフレームと、
側面視において前記一対のシートフレームの下方に配置された後輪と、
前記後輪の上方に配置された第1フェンダー部と、前記第1フェンダー部の後端部から前記後輪の後方まで下方に延びる第2フェンダー部とを含み、前記第1フェンダー部が前記一対のシートフレームに取り付けられたリアフェンダーと、
前記リアフェンダーの上方に配置されており、前記一対のシートフレームを連結するクロスメンバと、
前記リアフェンダーから前記クロスメンバよりも上方まで延びており、車幅方向の長さが前後方向の長さよりも大きい取付部材と、
前記リアフェンダーの上方に配置されており、前記取付部材に取り付けられたテールライトとを備える、自動二輪車。 - 前記取付部材は、後方かつ上方に延びる前記第1フェンダー部の上端より前方かつ下方の位置で前記第1フェンダー部から上方に延びており、かつ、前記第1フェンダー部と一体の部材である、請求項1に記載の自動二輪車。
- 前記取付部材は、垂直方向に延びる垂直部を含む、請求項1または2に記載の自動二輪車。
- 前記取付部材において前記テールライトが取り付けられた部分は、車両前後方向で前記取付部材の下端部と同じ位置に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記取付部材は、前記クロスメンバに連結されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記テールライトは、前記取付部材と前記クロスメンバとの連結位置よりも上方で前記取付部材に取り付けられている、請求項5に記載の自動二輪車。
- 前記テールライトは、前記取付部材に設けられたライト取付孔に差し込まれたライト取付軸を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記ライト取付軸の外周面と前記ライト取付孔の内周面との間に介在する弾性ブッシュをさらに含む、請求項7に記載の自動二輪車。
- 前記テールライトを支持する支持部を含み、前記一対のシートフレームの側方および上方に配置されたリアカバーをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記支持部は、前記取付部材よりも後方で前記取付部材よりも上方に配置されており、前記テールライトの上部の後端部を支持している、請求項9に記載の自動二輪車。
- 前記取付部材は、車幅方向に間隔を空けて配置されており、前記テールライトが取り付けられた一対のライト取付部を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記一対のライト取付部を連結する連結部材をさらに含む、請求項11に記載の自動二輪車。
- 前記取付部材の少なくとも一部は、前記一対のシートフレームの後端よりも前方に配置されている、請求項1〜12のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記リアフェンダーは、前記第1フェンダー部の側端部から第2フェンダー部の側端部まで延びる第3フェンダー部をさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の自動二輪車。
- 前記シートフレームの上方に配置された開閉可能なシートと、
前記シートを前記シートフレームにロックするシートロック装置とをさらに含み、
前記シートロック装置は、前記シートと共に移動するロック部材を含み、
前記ロック部材は、前記シートが前記シートフレームにロックされているときに、側面視で前記取付部材に重なっている、請求項1〜14のいずれか一項に記載の自動二輪車。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226282A JP2014076759A (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 自動二輪車 |
ES13160445.6T ES2553480T3 (es) | 2012-10-11 | 2013-03-21 | Motocicleta |
EP13160445.6A EP2719609B1 (en) | 2012-10-11 | 2013-03-21 | Motorcycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012226282A JP2014076759A (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014076759A true JP2014076759A (ja) | 2014-05-01 |
Family
ID=47913194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012226282A Pending JP2014076759A (ja) | 2012-10-11 | 2012-10-11 | 自動二輪車 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2719609B1 (ja) |
JP (1) | JP2014076759A (ja) |
ES (1) | ES2553480T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016147619A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の後部構造 |
WO2021166439A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0341363Y2 (ja) | 1985-10-30 | 1991-08-30 | ||
JP3272538B2 (ja) * | 1994-04-15 | 2002-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両のテールランプ装置 |
JP4929313B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2012-05-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
JP5320195B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2013-10-23 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車 |
-
2012
- 2012-10-11 JP JP2012226282A patent/JP2014076759A/ja active Pending
-
2013
- 2013-03-21 ES ES13160445.6T patent/ES2553480T3/es active Active
- 2013-03-21 EP EP13160445.6A patent/EP2719609B1/en not_active Not-in-force
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016147619A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の後部構造 |
WO2021166439A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2719609B1 (en) | 2015-11-04 |
EP2719609A1 (en) | 2014-04-16 |
ES2553480T3 (es) | 2015-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4786933B2 (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
WO2013179501A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP4676281B2 (ja) | 車両のフラップ | |
JP5460526B2 (ja) | 自動二輪車の前部構造 | |
US7828103B2 (en) | Vehicle | |
JP6554739B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP6187158B2 (ja) | フロントフェンダーの補強構造 | |
JP5478182B2 (ja) | 鞍乗型車両のシートカウル構造 | |
JP2014076759A (ja) | 自動二輪車 | |
JP2009144666A (ja) | 自動二輪車の排気装置 | |
JP4695023B2 (ja) | 車両のスイングアーム支持構造 | |
JP4726558B2 (ja) | 自動二輪車の燃料タンク取付構造 | |
JP6132628B2 (ja) | 鞍乗型車両の後部フェンダ支持構造 | |
JP2000118469A (ja) | スク―タ形自動二輪車における車体フレ―ム構造 | |
JP3569597B2 (ja) | スクータ型車両における車体構造 | |
JP2006096132A (ja) | グラブレール及びマフラ支持構造 | |
JP5765184B2 (ja) | 自動二輪車の車体フレーム構造 | |
JPH09315364A (ja) | 自動二輪車の燃料タンク構造 | |
JP5046559B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP2020050285A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
EP2781441B1 (en) | Saddle type vehicle | |
JP3676798B2 (ja) | スクータ型車両の車体構造 | |
JP6033157B2 (ja) | 鞍乗型車両のフロアステップ構造 | |
JP3376858B2 (ja) | 盗難防止装置を備えた小型車両 | |
TWI719621B (zh) | 跨坐型車輛 |