JP2011073468A - 自動二輪車の電装補機収納構造 - Google Patents

自動二輪車の電装補機収納構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011073468A
JP2011073468A JP2009223862A JP2009223862A JP2011073468A JP 2011073468 A JP2011073468 A JP 2011073468A JP 2009223862 A JP2009223862 A JP 2009223862A JP 2009223862 A JP2009223862 A JP 2009223862A JP 2011073468 A JP2011073468 A JP 2011073468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrical accessory
side cover
motorcycle
auxiliary machine
storage structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009223862A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Matsushita
広樹 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2009223862A priority Critical patent/JP2011073468A/ja
Publication of JP2011073468A publication Critical patent/JP2011073468A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】部品点数の増加や車両幅の拡大を抑制しつつ電装補機を収納できること。
【解決手段】シートの下方にエアクリーナが配置され、シートの後方に、後輪22の上方を覆うリアフェンダ34が配置された自動二輪車であって、リアフェンダ34の車両幅方向左側の側縁部が下方へ延出されて、外側面に電装補機43を支持する電装補機支持部40が形成され、この電装補機支持部40が車両側方から後部サイドカバー45にて覆われ、この後部サイドカバーと電装補機支持部40とにより、電装補機43を収納する電装補機収納室46が構成されたものである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、自動二輪車に搭載されたエンジンの電装補機を収納する自動二輪車の電装補機収納構造に関する。
エンジンの電装補機(電装品)をバッテリと共に収納する電装補機収納室(バッテリ収納箱)を備えた自動二輪車が特許文献1に開示されている。この特許文献1では、シートの後部下方でリアフレームのシートステー後方のサイドカバーで覆われた空間に、バッテリ及び電装補機(電装品)を収納する電装補機収納室(バッテリ収納箱)が配置されている。この電装補機収納室は、側方に開放された専用の箱体と、この箱体の開口部を開閉可能に覆う箱カバーとで構成され、シートフレームの後部にボルト止めされて枠状に形成されたホルダーパイプにボルト等によって固定されている。
特開平5−92783号公報
ところが、特許文献1に記載のような、専用の箱体と箱カバーによって構成される構造の電装補機収納室(バッテリ収納箱)は、専用の取付部材(ホルダーパイプや取付ボルトなど)が必要であり、部品点数が増大してしまう。
更に、前記特許文献1では、この特許文献1の図2や図5から明らかなように、箱カバーと、この箱カバーの外側を覆うサイドカバーとの間に、干渉を防止するための隙間が設けられている。例えば、凹凸の激しいモトクロスコースのようなラフロードの走行を目的にした自動二輪車では、運転者の体重移動を容易にするために車両幅を狭くすることが要求されている。ところが、前記特許文献1に記載の電装補機収納室(バッテリ収納箱)では、上述のように隙間が設けられる等の理由で車両幅を狭くすることが困難である。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、部品点数の増加や車両幅の拡大を抑制しつつ電装補機を収納できる自動二輪車の電装補機収納構造を提供することにある。
本発明は、シートの下方にエアクリーナが配置され、前記シートの後方に、後輪の上方を覆うリアフェンダが配置された自動二輪車であって、前記リアフェンダの車両幅方向片側の側縁部が下方へ延出されて、外側面に電装補機を支持する電装補機支持部が形成され、この電装補機支持部と前記エアクリーナが車両側方からサイドカバーにて覆われ、このサイドカバーと前記電装補機支持部とにより、前記電装補機を収納する電装補機収納室が構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、リアフェンダの一部(電装補機支持部)とサイドカバーとで電装補機を収納する電装補機収納室が構成され、他に主要な部品を必要としないことから部品点数の増加を抑制できる。更に、リアフェンダとサイドカバー間の空間を電装補機収納室として有効利用し、車両幅方向に無駄な空間が存在しないので、車両幅の拡大を抑制できる。
本発明に係る自動二輪車の電装補機収納構造の一実施形態が適用された自動二輪車を示す左側面図。 図1の自動二輪車を示す平面図。 図1の自動二輪車を示す背面図。 図1の一部(左側サイドカバー周り)を拡大して示す側面図。 図4において後部サイドカバーを取り外して電装補機支持部を示す側面図。 図4及び図5のリアフェンダ及び後部サイドカバーを示す組立て斜視図。 図4のVII−VII線に沿う断面図。 図4及び図6の後部サイドカバーを示し、(A)は正面図、(B)は図8(A)のB矢視図、(C)は図8(A)のC矢視図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る自動二輪車の電装補機収納構造の一実施形態が適用された自動二輪車を示す左側面図である。この自動二輪車は、例えばモトクロスロードのようなラフロードを走行可能な車両である。
この自動二輪車10では、車体フレーム11の前部に、前輪12及びフロントフォーク13を車両に対して回動自在に軸支するヘッドパイプ14が設けられている。このヘッドパイプ14の後部に、下方に延出するダウンチューブ15と、後方へ延出するメインフレーム16とが例えば溶接により設けられる。ダウンチューブ15は、下方へ延出されたのち後方へ折れ曲がり、メインフレーム16の下端に連結される。メインフレーム16の後方にはリアフレーム17が配設される。
このリアフレーム17は、メインフレーム16の中央部に締結されて後方へ略水平に延びるシートフレーム18と、メインフレーム16の下部から後斜め上方へ延びるシートステー19とが、それぞれの後端部で互いに連結され、メインフレーム16の一部とシートフレーム18とシートステー19とで囲まれた空間が、側方視で三角形状を成すように構成される。
また、メインフレーム16にはピボット軸20が設けられ、このピボット軸20にスイングアーム21が揺動自在に枢支され、このスイングアーム21に後輪22が回転自在に軸支される。この後輪22は、後述のエンジン23の駆動力により図示しないドライブチェーン等を介して回転駆動される。
メインフレーム16とダウンチューブ15に囲まれた空間にエンジン23が搭載される。このエンジン23は、クランクケース24の前部とダウンチューブ15とを連結する前部マウントブラケット28と、クランクケース24の後部とメインフレーム16の後下部とを連結する後部マウントブラケット29と、シリンダヘッド26とメインフレーム16の中央部とを連結する上部マウントブラケット30とを用いて、車体フレーム11に強固に固定される。
エンジン23のシリンダヘッド26の後部には、アクセル操作に連動してエンジン23への燃料供給量を変化させる、例えばスロットルバルブなどを備えた燃料供給装置31が接続され、この燃料供給装置31の後部にエアクリーナ32が接続されている。このエアクリーナ32は、燃料供給装置31へ清浄な空気を供給するものであり、図4にも示すように、メインフレーム16とリアフレーム17(シートフレーム18及びシートステー19)との間の前述の側方視三角形状の空間内に配設される。
図1に示すように、エンジン23のシリンダヘッド26の前部にエキゾーストパイプ35が接続される。このエキゾーストパイプ35は車両後方へ延び、その先端にマフラ36が接続される。このマフラ36は、リアフレーム17に沿って後方へ延びる。また、前記エアクリーナ32の上方に、図1及び図2に示すようにシート33が配置され、このシート33はリアフレーム17により支持される。
シート33の後方に、後輪22の前方及び上方を覆うリアフェンダ34が設置される。このリアフェンダ34は、長手方向中央部の車両幅方向両側が、シートレール18の後端部の締結部37(図5)にボルト等を用いて締め付け固定されると共に、図示しないが、前部がシートステー19にボルト等にて締め付け固定される。
図1〜図3に示すように、リアフェンダ34の車両幅方向片側、例えば左側には、左側サイドカバー38との間に後述の電装補機収納室46が設けられる。また、リアフェンダ34の車両幅方向他の片側、例えば右側は、右側サイドカバー39とにより前記マフラ36を覆うように構成される。
図5及び図6に示すように、リアフェンダ34の車両幅方向片側、例えば左側の側縁部は、シートステー19よりも下方へ延出されて電装補機支持部40が一体に形成される。この電装補機支持部40には、外側面に装着片41、42が一体成形され、これらの装着片41、42にエンジン23の電装補機43が支持される。具体的には、電装補機43としてのECU(電子制御装置)43Aが装着片41により、スタータモータリレー43Bが装着片42によりそれぞれ支持されて装着される。
図2及び図4に示すように、前記左側サイドカバー38は、車両前方側に配置された前部サイドカバー44と、車両後方側に配置された後部サイドカバー45とが別体に成形されてなる。前部サイドカバー44は、エアクリーナ32を車両左側方から覆い、後部サイドカバー45は、電装補機支持部40及び電装補機43(図5)を、同じく車両左側から覆う。これらの前部サイドカバー44と後部サイドカバー45は、それぞれ単独で着脱可能に設けられている。
後部サイドカバー45が電装補機支持部40を車両左側方から覆うことで、図6及び図7に示すように、これらの後部サイドカバー45と電装補機支持部40とにより、電装補機43を収納する電装補機収納室46が構成される。後部サイドカバー45は、図6及び図8に示すように、リアフェンダ34の電装補機支持部40の周縁40Aに沿って立設するリブ状の立ち壁47を一体に備える。この立ち壁47は、正面視(または背面視)で車両前上方に開口する略コ字形状に形成される。この立ち壁47の先端縁47Aが電装補機支持部40の周面40Aに連続することで、図3及び図7に示すように、立ち壁47は電装補機収納室46の周壁48として構成される。
後部サイドカバー45は、図8に示すように、前縁側の上部、下部に上部取付穴部49、下部取付穴部50がそれぞれ形成される。これらの上部取付穴部49、下部取付穴部50が、図5に示すシートレール18の後端部の上部締結部51、シートステー19の中央部の下部締結部52にそれぞれボルト等により締め付け固定される。これにより、後部サイドカバー45はリアフレーム17(シートレール18及びシートステー19)に取り付けられる。
更に、後部サイドカバー45の立ち壁47には、図6及び図8に示すように、後部に第1係合穴53が、底部に第2係合穴54がそれぞれ形成される。また、リアフェンダ34の電装補機支持部40には、後部に突起55が、下部に舌片56がそれぞれ形成される。電装補機支持部40の突起55、舌片56が立ち壁47の第1係合穴53、第2係合穴54にそれぞれ係合することで、立ち壁47がリアフェンダ34の電装補機支持部40の周縁40Aに係合して連結される。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(1)〜(3)を奏する。
(1)リアフェンダ34の電装補機支持部40と後部サイドカバー45とで電装補機43を収納する電装補機収納室46が構成され、この電装補機収納室46のために他に主要な部品を必要としないことから、部品点数の増加を抑制できる。更に、リアフェンダ34と後部サイドカバー45間の空間を電装補機収納室46として有効利用し、車両幅方向に背景技術の隙間などのような無駄な空間が存在しないので、車両幅の拡大を抑制できる。
(2)後部サイドカバー45には、リアフェンダ34の電装補機支持部40の周縁40Aに沿って立ち壁47が立設され、この立ち壁47が、後部サイドカバー45と電装補機支持部40とにより形成される電装補機収納室46の周壁48として構成されている。このため、この立ち壁47によって電装補機収納室46内へ水や土埃が侵入することを抑制できるので、電装補機収納室46内に収納された電装補機43を水や土埃から好適に保護できる。更に、この立ち壁47によって、エアクリーナ32への水や土埃の侵入を抑制できる。
(3)後部サイドカバー45の立ち壁47が、突起55と第1係合穴53との係合、及び舌片56と第2係合穴54との係合により、リアフェンダ34の電装補機支持部40に係合して連結されたので、立ち壁47、ひいては後部サイドカバー45の剛性が向上し、この後部サイドカバー45の振動を抑制できる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、後部サイドカバー45の立ち壁47に突起55、舌片56が形成され、リアフェンダ34の電装補機支持部40に、突起55を係合する第1係合穴53、舌片56を係合する第2係合穴54がそれぞれ形成されてもよい。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
17 リアフレーム
18 シートレール
19 シートステー
22 後輪
32 エアクリーナ
33 シート
34 リアフェンダ
36 マフラ
38 左側サイドカバー
39 右側サイドカバー
40 電装補機支持部
43 電装補機
44 前部サイドカバー
45 後部サイドカバー
46 電装補機収納室
47 立ち壁
48 周壁
53 第1係合穴
54 第2係合穴
55 突起
56 舌片

Claims (5)

  1. シートの下方にエアクリーナが配置され、前記シートの後方に、後輪の上方を覆うリアフェンダが配置された自動二輪車であって、
    前記リアフェンダの車両幅方向片側の側縁部が下方へ延出されて、外側面に電装補機を支持する電装補機支持部が形成され、
    この電装補機支持部と前記エアクリーナが車両側方からサイドカバーにて覆われ、このサイドカバーと前記電装補機支持部とにより、前記電装補機を収納する電装補機収納室が構成されたことを特徴とする自動二輪車の電装補機収納構造。
  2. 前記サイドカバーは、エアクリーナの側面を覆う前部サイドカバーと、電装補機を覆う後部サイドカバーとが別体に成形されてなり、それぞれのサイドカバーが単独で着脱可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の電装補機収納構造。
  3. 前記後部サイドカバーは、リアフェンダの電装補機支持部の周縁に沿って立設した立ち壁を備え、この立ち壁にて電装補機収納室の周壁が構成されたことを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の電装補機収納構造。
  4. 前記後部サイドカバーは、上部及び下部が車体フレームに固定されると共に、立ち壁がリアフェンダにおける電装補機支持部の周縁部に係合して連結されることを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車の電装補機収納構造。
  5. 前記リアフェンダの車両幅方向片側には、サイドカバーとの間で電装補機収納室が設けられ、前記リアフェンダの車両幅方向他の片側は、前記サイドカバーと異なる他のサイドカバーとによりマフラを覆うよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の電装補機収納構造。
JP2009223862A 2009-09-29 2009-09-29 自動二輪車の電装補機収納構造 Pending JP2011073468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223862A JP2011073468A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 自動二輪車の電装補機収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009223862A JP2011073468A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 自動二輪車の電装補機収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011073468A true JP2011073468A (ja) 2011-04-14

Family

ID=44017934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009223862A Pending JP2011073468A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 自動二輪車の電装補機収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011073468A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019171995A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP2020066294A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019171995A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP2020066294A (ja) * 2018-10-23 2020-04-30 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI417215B (zh) 機車
JP5001077B2 (ja) 自動二輪車のステップホルダ取付構造
US8905419B2 (en) Rear structure of saddle-ride type vehicle
JP2012144131A (ja) 鞍乗型車両
JP2009179237A (ja) 自動2輪車の電装品取付構造
JP6238329B2 (ja) 自動二輪車用エンジン制御ユニット取付構造
JP2004114871A (ja) 低床式車両の排気管構造
JP5793932B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2011070801A (ja) バッテリの固定構造
JP4573745B2 (ja) ピリオンステップおよびマッドガードを備える自動二輪車
JP2008081052A (ja) 車両のバッテリ支持構造
TWI293602B (en) All terrain vehicle
JP5271200B2 (ja) 自動二輪車
WO2018047677A1 (ja) 鞍乗型車両のバッテリケース
JP2008081050A (ja) 鞍乗り型車両のエアクリーナ配置構造
JP5631279B2 (ja) 鞍乗り型車両の車体後部構造
JP2011073468A (ja) 自動二輪車の電装補機収納構造
JP5292512B2 (ja) 鞍乗り型車両の吸気系の配置構造
JP6890667B2 (ja) 鞍乗り型車両のカバー構造
JP5742136B2 (ja) 自動二輪車の電装部品取付構造
JP5578999B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5150441B2 (ja) 自動二輪車
JPH10316068A (ja) 自動二輪車のバッテリ支持装置
JP2013203092A (ja) 自動二輪車
JP5268872B2 (ja) 車両の補機取付構造