JP2009174834A - コンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】調理容器内の温度が大きくオーバーシュートするのを防止することにより、小量油を用いた調理時の発火防止を図りつつ、調理量が多い場合の加熱不足感を解消できるコンロを提供する
【解決手段】調理容器の温度を検知する温度センサ(41)の検知温度THを略目標温度Tsに維持する制御の前段階に於いて、加熱源(31)の出力を大出力に維持し、温度センサ(41)の検知温度THが切替温度Taになると小出力に切り替える初期加熱制御が実行されるコンロであって、前記初期加熱制御の終了後に前記温度センサ(41)の検知温度THが目標温度Ts未満の所定温度まで昇温していない場合には加熱源(31)の出力を大出力に維持した後に小出力に切り替える遅緩加熱制御を1回又は複数回実行し、調理容器の温度を段階的に昇温させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱される調理容器内の温度が大きくオーバーシュートするのを防止することにより、小量油を用いた調理時の発火防止を可能にしたコンロに関するもので、調理量が多い場合の火力不足感を解消できるようにしたものである。
加熱される調理容器内の温度が大きくオーバーシュートするのを防止することにより、小量油を用いた調理時の発火防止を可能にしたコンロが特許文献1に開示されている。
このものでは、調理容器の底壁温度を検知する温度センサと、大火と小火の二段階に火力が切り替えられるガスバーナを具備している。加熱調理時には、図6に示すように、食材の加熱調理に適した目標温度Tsを中心とした目標上限温度(Ts+α)でガスバーナの火力を大火から小火に切り替える一方、目標下限温度(Ts−α)で小火から大火に切り替え、これにより、温度センサの検知温度が前記目標上限温度(Ts+α)と目標下限温度(Ts−α)の間に維持されるような温調制御が実行される。そして、前記温調制御が開始される前段階の初期加熱制御の際には、ガスバーナを大火にして加熱を開始させ、温度センサの検知温度が目標下限温度(Ts−α)より低温の切替温度TFに達したとき(点Q)に火力を小火に切り替えるようにしている。尚、図6の点Rでの温度低下は、点Qで火力が小火に切り替えられた後に調理容器へ食材が追加投入されたことに起因するものであり、食材が追加投入されない場合は、前記点Rで温度低下することなく、更に、ある程度オーバーシュートを続ける。
上記従来のコンロでは、初期加熱時に、ガスバーナを大火にして加熱を開始させ、温度センサの検知温度が目標温度Tsより低い切替温度TFに達したときに小火に切り替える(点Q)。従って、目標上限温度(Ts+α)まで大火で単純加熱する場合のように、目標上限温度(Ts+α)を大きく超えてオーバーシュートすることがなく、小量油を用いた調理時に調理容器内が発火するのを防止する機能(発火防止機能)を実現することができる。
特開2000−88242号公報
しかしながら、上記従来のものでは、次の問題がある。
即ち、上記従来のものでは、小量油を用いた調理を行なった場合、前記切替温度TFで火力が小火に切り替わっても調理容器内の温度が大きくオーバーシュートしてしまう。
このため、小量油を用いた調理での発火防止機能の精度を上げるためには、切替温度TFを低く設定することにより、該切替温度TFまで昇温した後のオーバーシュート時に調理容器内の温度を可能な限り抑制するのが有効である。一方、切り替温度TFと目標温度Tsの温度差をあまり大きくすると、切替温度TFで小火に切替えることなく大火のままで目標温度Tsへ向けて連続加熱する場合とオーバーシュート量に差異がなくなるから、切替温度TFと目標温度Tsの差は小さくする必要がある。このことから、切替温度TFを低く設定するのに伴って、目標温度Tsも低く設定する必要がある。
ところが、切替温度TFと共に目標温度Tsを低く設定すると、調理量が多い場合、特に、フライパンによる炒め物調理等のような高温調理を行なう場合は、調理容器が十分に加熱されず、使用者に火力不足感を与えるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『調理容器の温度を検知する温度センサと、
前記調理容器を加熱する加熱源と、
前記温度センサの検知温度THを略目標温度Tsに維持できるように、前記加熱源の出力を制御する目標温度制御手段を具備し、
前記目標温度制御手段が前記制御を実行する前段階に於いて、前記加熱源の出力を大出力に維持し、前記温度センサの検知温度THが切替温度Taになると小出力に切り替えて所定時間維持する初期加熱制御が実行されるコンロ』であって、
調理容器内の温度が大きくオーバーシュートするのを防止することにより、小量油を用いた調理時の発火防止を図りつつ、調理量が多い場合の加熱不足感を解消できるコンロを提供することを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記初期加熱制御の終了後に前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Ts未満の所定温度まで昇温していない場合には大加熱要求信号を出力する温度比較手段が設けられており、
前記大加熱要求信号が出力された場合には、前記加熱源の出力を大出力に維持した後に小出力に切り替える遅緩加熱制御を1回又は複数回実行することにより、前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Tsに向けて段階的に昇温するように前記加熱源を制御する』ことである。
上記解決手段の作用を、図5を引用しながら説明する。
温度センサの検知温度THが略目標温度Tsに維持されるように加熱源が制御される前段階では、既述従来のものと同様に、初期加熱制御が開始されて加熱源の出力が大出力に維持される。この状態で、調理容器の温度を検知する温度センサの検知温度THが切替温度Taまで昇温すると、加熱源の出力が小出力に切り替えられた状態で所定時間維持され、これにより、初期加熱制御が終了する。
次に、前記初期加熱制御が終了すると、温度比較手段は、前記目標温度Ts未満の所定温度(例えば、Tx)と温度センサの検知温度THを比較し、後者の検知温度THが前者の所定温度に昇温していない場合は、調理容器を更に加熱する必要があることを示す大加熱要求信号を出力する。すると、前記大加熱要求信号に応答し、加熱源の出力を大出力に維持した後に小出力に切り替える遅緩加熱制御が1回又は複数回実行される。これにより、前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Tsに向けて段階的に緩やかに昇温することになり、目標温度Tsを高く設定しても、調理容器内が前記目標温度Tsを超えて大きくオーバーシュートすることがなく、小量油を用いた調理時の発火防止を図りつつ、調理量が多い場合の加熱不足感を解消することができる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記遅緩加熱制御は、前記加熱源の出力を大出力に維持した後に前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Tsより低温の所定温度まで昇温すると所定時間小出力に切り替えることにより、前記目標温度Tsに向けて段階的に昇温させる』ものでは、遅緩加熱制御に突入した後に、温度センサの検知温度THが所定温度まで昇温すると、加熱源の出力を大出力から所定時間小出力に切り替える制御が実行され、これにより、前記目標温度Tsに向けて段階的に昇温させる制御が実行される。従って、所定時間だけ大出力に維持した後に小出力に切り替える制御と相違し、目標温度Tsに昇温するまでの制御の精度向上が図れる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『過熱防止用のハイカット温度が前記初期加熱制御と遅緩加熱制御に対して夫々設定されていると共に、前記温度センサの検知温度THが前記ハイカット温度以上になった場合は前記加熱源を強制停止させるものであり、
前記初期加熱制御と1回又は複数回実行される各遅緩加熱制御のうち、先に実行される制御に対して設定されたハイカット温度より、後に実行される制御に対して設定されたハイカット温度が高温に設定されている』ものでは、初期加熱制御や各遅緩加熱制御の実行時には、温度センサの検知温度THが過熱防止用のハイカット温度以上になると加熱源が強制停止され、これにより、調理容器内の過熱防止が図れる。この場合、先に実行される制御に対して設定されたハイカット温度より、後に実行される制御に対して設定されたハイカット温度が高温であるから、温度センサの検知温度THが目標温度Tsに向けて段階的に昇温するに伴って、前記ハイカット温度も高温になり、調理容器の加熱の進行度合いに適したハイカット温度が設定される。
本発明は次の特有の効果を有する。
既述したように、目標温度Tsを高く設定しても、調理容器内が前記目標温度Tsを超えて大きくオーバーシュートすることがないから、小量油を用いた調理時の発火防止を図りつつ、調理量が多い場合の加熱不足感を解消することができる。
又、目標温度Tsを高く設定しても、調理容器内が目標温度Tsを超えて大きくオーバーシュートしないから、テフロン(登録商標)加工がされた調理容器のように前記オーバーシュートが大きく温度低下に時間がかかる構造の調理容器を使用する場合にも適した加熱が行なえる。
請求項2に係る発明では、既述したように、調理容器内の温度管理を行いながら加熱昇温させることができるから、目標温度Tsに昇温するまでの制御の精度向上が図れる。
請求項3に係る発明では、温度センサの検知温度THが目標温度Tsに向けて段階的に昇温するに伴って、前記ハイカット温度も高温になるから、調理容器の加熱の進行度合いに適したハイカット温度が設定される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に装着されるドロップインコンロの斜視図である。
コンロ本体(3)の天板(30)には五徳(33)(34)(35)が配設されていると共に、その下方に臨むガスバーナ(31)(32)(36)の中央部には、加熱対象たる調理容器の底面に接触してその温度を検知する為の温度センサ(41)(42)(43)が設けられている。又、コンロ本体(3)の正面中央にはグリル(2)の扉(21)が配設されている。
前記扉(21)の右側のコンロ操作部(23)にはガスバーナ(31)(32)(36)の点・消火と火力調整機能を兼備した操作摘み(24)(25)(28)が配設されており、該操作摘み(24)(25)(28)は、押し込み操作の繰り返しによってコンロ操作部(23)から突出した使用状態と、コンロ操作部(23)と面一になった不使用状態との2状態に変化するようになっている。又、操作摘み(24)(25)(28)の下方には、湯沸し、煮込み、炒め物、天ぷら等、種々の調理モードをセットする引き出し式の操作部(39)が設けられている。
一方、グリル(2)の扉(21)の左側に形成されたグリル用操作部(22)にはグリル用摘み(37)が設けられている。
コンロ本体(3)の制御装置(図示せず)には、図2〜4のフローチャートで示す内容の制御プログラムが格納されたマイクロコンピュータが格納されている。
以下、図2〜4と図5のグラフに従って、本実施の形態に係るドロップインコンロの調理動作を説明する。尚、以下に於いては、調理容器たるフライパンをガスバーナ(31)で加熱しながら炒め物等の高温調理を行なう場合の動作を例に採って説明する。
本実施の形態のものでは、図2〜4のステップ(ST1)〜(ST18)の第1レンジ(L1)と、ステップ(ST19)〜(ST26)(ST31)の第2レンジ(L2)と、ステップ(ST28)〜(ST30)(ST32)〜(ST35)(ST39)の第3レンジ(L3)と、ステップ(ST36)〜(ST38)(ST40)〜(ST45)の第4レンジ(L4)と、更に、ステップ(ST46)〜(ST50)の第5レンジ(L5)に、制御工程が区分されている。
さて、操作部(39)で炒め物のモードを選択し、その後に操作摘み(24)で点火操作をすると、前記制御装置のマイクロコンピュータは、先ず、図2のステップ(ST1)〜(ST18)に示す第1レンジ(L1)の制御工程を実行する。
*第1レンジ(L1)
先ず、ステップ(ST1)を実行してガスバーナ(31)に点火すると共に、該ガスバーナ(31)の火力を大出力たる大火に設定する。
次に、ステップ(ST2)で、フライパンの加熱抑制の為にガスバーナ(31)の火力を小出力たる小火に切替える切替温度Ta(温度センサ(41)の検知温度THの比較基準となる温度)を決定する。この切替温度Taは、ガスバーナ(31)の燃焼初期に於ける温度センサ(41)の検知温度THの立上り勾配に応じて、170℃、185℃、200℃、210℃等に決定されるようになっている。
尚、以下に於いては、切替温度Taが170℃に決定された場合を例示的に説明する。
次に、ステップ(ST3)で温度センサ(41)の検知温度THが前記切替温度Ta(本例では170℃)まで昇温したと判断されると、ステップ(ST4)でガスバーナ(31)の火力を小火(小出力)に切り替える(図5の点A)。すると、前記火力を小火に切り替えた直後には、フライパンの温度を検知する温度センサ(41)の検知温度THは直ちに低下せず、該検知温度THはオーバーシュートを開始する。その後、小火の継続時間(以下、「小火時間」という。)を計測する為に、小火時間タイマT1をリセットする(ステップ(ST5)参照。)。
次に、ステップ(ST6)で前記小火時間タイマT1の計測時間が所定時間たる35秒になるのを監視し、35秒未満の場合は、フライパンに新たな食材が投入されたか否かを判断するために、ステップ(ST7)で、温度センサ(41)の検知温度THが急激に低下するのを監視する。ステップ(ST7)で、温度センサ(41)の検知温度THが「切替温度Ta−3℃」(本例では、170℃−3℃=167℃)以上であると判断された場合は、フライパンに新たな食材が投入されていないと判断し、かかる場合は、ステップ(ST8)を実行し、更に検知温度THがハイカット温度たる245℃に昇温していないと判断されると、再び制御がステップ(ST6)に戻される。一方、ステップ(ST8)を実行したときに、温度センサ(41)の検知温度THがハイカット温度たる245℃を超えたと判断されると、ステップ(ST9)でガスバーナ(31)を消火させて安全状態を確保する。従って、前記ステップ(ST4)でガスバーナ(31)を小火に切替える制御を実行しても、実際の火力が小火に切り替わらない故障時でも、調理容器が前記ハイカット温度を超えるような異常高温になる前に早期にガスバーナ(31)を消火させることができる。
一方、前記ステップ(ST7)を実行したときに、フライパンに新たな食材が投入されたと判断された場合(TH<(Ta−3℃)の場合)は、後述する第2レンジ(L2)に制御が移行し、ステップ(ST19)で、ガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。
一方、前記ステップ(ST6)を実行したときに、小火時間タイマT1の計測時間が35秒を超えたと判断されると、ステップ(ST10)で、更に温度センサ(41)の検知温度THが「切替温度Ta+30℃」(本例では200℃であり、既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)未満であるか否かが判断され、未満の場合は、ステップ(ST19)でガスバーナ(31)の火力を大火に戻す(図5の点B)。従って、本実施の形態では、ステップ(ST10)からステップ(ST19)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
そして、ステップ(ST19)を実行した後には、図3のステップ(ST21)で、温度センサ(41)の検知温THが後述する第2レンジ(L2)での加熱制御温度である230℃に上昇するのを監視し、230℃に上昇すると、ステップ(ST22)でガスバーナ(31)の火力を小火(ステップ(ST4)と同じ火力)に切替える(図5の点C)。尚、本実施の形態では、ステップ(ST19)〜(ST22)の制御は既述発明特定事項の「遅緩加熱制御」に対応している。
次に、ステップ(ST10)の説明に戻る。
ステップ(ST10)で、温度センサ(41)の検知温度THが「切替温度Ta+30℃」(本例では200℃)以上であると判断された場合、ガスバーナ(31)の火力を小火に維持した状態で、ステップ(ST11)で小火時間タイマT1の計測時間が所定時間たる45秒になるのを監視する。そして、45秒未満の場合は、既述ステップ(ST7)(ST8)と同様のステップ(ST12)(ST13)の制御を実行する。
一方、ステップ(ST11)で小火時間タイマT1の計測時間が45秒以上になったと判断されると、ステップ(ST14)で、温度センサ(41)の検知温度THが「切替温度Ta+40℃」(本例では210℃であり、既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)を超えているか否かを判断する。そして、未満であると判断された場合は、後述するステップ(ST19)でガスバーナ(31)の火力を大火に戻す。尚、従って、本実施の形態では、ステップ(ST14)からステップ(ST19)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
ステップ(ST14)で、温度センサ(41)の検知温度THが「切替温度Ta+40℃」(本例では210℃)以上であると判断された場合は、ステップ(ST15)で小火時間タイマT1の計測時間が55秒になるのを監視する。そして、55秒未満の場合は、既述ステップ(ST7)(ST8)と同様のステップ(ST16)(ST17)の制御を実行する。
一方、ステップ(ST15)で小火時間タイマT1の計測時間が55秒以上になったと判断され、且つ、ステップ(ST18)で、温度センサ(41)の検知温度THが230℃(既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)未満であると判断された場合は、制御動作が後述する第2レンジ(L2)のステップ(ST19)に移行する。尚、本実施の形態では、ステップ(ST18)からステップ(ST19)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
又、ステップ(ST1)〜(ST6)と、ステップ(ST1)〜(ST6)(ST10)(ST11)と、ステップ(ST1)〜(ST6)(ST10)(ST11)(ST14)(ST15)の制御の夫々が、既述発明特定事項たる「初期加熱制御」に対応する。)
*第2レンジ(L2)
第2レンジ(L2)では、先ず、ステップ(ST19)でガスバーナ(31)の火力を大火に戻す。そして、図3のステップ(ST21)で、温度センサ(41)の検知温THが第2レンジ(L2)での加熱制御温度である230℃に上昇するのを監視し、230℃に上昇すると、ステップ(ST22)でガスバーナ(31)の火力を小火に切替える。
ステップ(ST22)でガスバーナ(31)の火力が小火に切り替えられた後、及び、図2のステップ(ST18)で温度センサ(41)の検知温度THが230℃以上であると判断された後は、図3のステップ(ST23)で小火時間タイマT1をリセットする。
そして、ステップ(ST24)で、小火時間タイマT1の計測時間が20秒未満であると判断される間は、ガスバーナ(31)の火力を小火に設定したまま、ステップ(ST25)(ST26)を繰り返し、温度センサ(41)の検知温度THが第2レンジ(L2)での加熱制御温度である226℃〜ハイカット温度である260℃の範囲にあるか否かが判断される。そして、ハイカット温度の260℃以上の場合は、ステップ(ST27)でガスバーナ(31)を消火させる。
一方、ステップ(ST25)で温度センサ(41)の検知温度THが226℃未満と判断されると、制御工程が第3レンジ(L3)のステップ(ST28)に移行し、ガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。
又、ステップ(ST24)で小火時間タイマT1の計測時間が20秒に達したと判断されると、ステップ(ST31)で温度センサ(41)の検知温度THが245℃(既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)に達したか否かが判断され、達していない場合も、第3レンジのステップ(ST28)に移行し、ガスバーナ(31)の火力が大火に戻される(図5の点D)。
尚、本実施の形態では、ステップ(ST31)からステップ(ST28)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
*第3レンジ(L3)
第3レンジ(L3)では、先ず、ステップ(ST28)でガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。そして、ステップ(ST29)で、温度センサ(41)の検知温度THが第3レンジ(L3)での加熱制御温度たる245℃に昇温したことが判断されると、ステップ(ST30)でガスバーナ(31)の火力を小火に切替える(図5の点E)。尚、本実施の形態では、ステップ(ST28)〜(ST30)の制御は既述発明特定事項の「遅緩加熱制御」に対応している。
尚、第2レンジ(L2)のステップ(ST31)で温度センサ(41)の検知温度THが245℃以上と判断されると、ステップ(ST32)で、小火時間タイマT1がリセットされる。そして、小火時間タイマT1の計測時間が25秒未満と判断される場合(ステップ(ST33))は、既述ステップ(ST25)(ST26)と同様のステップ(ST34)(ST35)の制御を実行する。尚、ステップ(ST34)で判断される第3レンジでの加熱制御温度は241℃に設定され、ステップ(ST35)で判断されるハイカット温度は275℃に設定されている。
そして、ステップ(ST34)で温度センサ(41)の検知温度THが第3レンジ(L3)での加熱制御温度たる241℃未満と判断されると、制御動作は第4レンジ(L4)に移行する。
又、ステップ(ST33)で小火時間タイマT1の計測時間が25秒に達したと判断されると、ステップ(ST39)で温度センサ(41)の検知温度THが255℃(既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)に達したか否かが判断され、達していない場合も、第4レンジのステップ(ST36)に移行し、ガスバーナ(31)の火力が大火に戻される(図5の点F)。
尚、本実施の形態では、ステップ(ST39)からステップ(ST36)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
*第4レンジ(L4)
第4レンジ(L4)では、先ず、ステップ(ST36)でガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。そして、ステップ(ST37)で、温度センサ(41)の検知温度THが第4レンジ(L4)での加熱制御温度たる255℃に昇温したことが判断されると、ステップ(ST38)でガスバーナ(31)の火力を小火に切替える(図5の点G)。尚、本実施の形態では、ステップ(ST36)〜(ST38)の制御は既述発明特定事項の「遅緩加熱制御」に対応している。
尚、第3レンジ(L3)のステップ(ST39)で温度センサ(41)の検知温度THが255℃以上と判断されると、図4のステップ(ST40)で、小火時間タイマT1がリセットされる。そして、小火時間タイマT1の計測時間が50秒未満と判断される場合(ステップ(ST41))は、既述ステップ(ST25)(ST26)と同様のステップ(ST42)(ST43)の制御を実行する。尚、ステップ(ST42)で判断される加熱制御温度は251℃に設定され、ステップ(ST43)で判断されるハイカット温度は285℃に設定されている。
そして、ステップ(ST42)で温度センサ(41)の検知温度THが第4レンジ(L4)での加熱制御温度たる251℃未満と判断されると、制御動作は第5レンジ(L5)に移行する。
一方、上記ステップ(ST41)を実行したときに、小火時間タイマT1の計測時間が50秒に達したと判断され、且つ、ステップ(ST44)で温度センサ(41)の検知温度THが265℃以上と判断されると、該検知温度THが261℃まで低下するのが監視され(ステップ(ST45))、その後、制御動作が第5レンジ(L5)のステップ(ST46)に移行し、ガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。一方、ステップ(ST44)で温度センサ(41)の検知温度THが265℃(既述発明特定事項たる「目標温度Ts未満の所定温度」に対応する。)に達していないと判断された場合も、制御動作が第5レンジ(L5)のステップ(ST46)に移されてガスバーナ(31)の火力が大火に戻される(図5の点H)。
尚、本実施の形態では、ステップ(ST44)からステップ(ST46)へ制御を分岐させるマイクロコンピュータの機能部は、既述発明特定事項たる「温度比較手段」に対応している。
*第5レンジ(L5)
第5レンジ(L5)では、先ず、ステップ(ST46)でガスバーナ(31)の火力が大火に戻される。
次に、温度センサ(41)の検知温度THが目標温度Tsの上限たる265℃に昇温するまでガスバーナ(31)の火力を大火に維持する(ステップ(ST46)(ST47))。そして、前記検知温度THが265℃まで昇温すると、ステップ(ST48)でガスバーナ(31)の火力を小火にする(図5の点I)。その後、検知温度THが目標温度Tsの下限たる261℃〜295℃(第5レンジ(L5)でのハイカット温度)の範囲内にあるか否かが判断され(ステップ(ST49)(ST50))、261℃(図5の点J)未満になると、ステップ(ST46)に制御が戻される。尚、以上から明らかなように、本実施の形態では、ステップ(ST47)(ST49)での判断基準である265℃〜261℃の間の温度が、発明特定事項たる目標温度Tsに相当している。
一方、前記検知温度THが、ハイカット温度たる295℃を超えたことがステップ(ST50)で確認されると、ステップ(ST51)でガスバーナ(31)を消火させる。
このものでは、温度センサ(41)の検知温度THが略目標温度Ts(図5の点J〜Iの温度)に維持されるようにガスバーナ(31)が制御される前段階では、既述従来のものと同様に、初期加熱制御(図2のステップ(ST1)〜(ST6)等の制御)が実行されてガスバーナ(3)が大火に維持される。そして、調理容器の温度を検知する温度センサ(41)の検知温度THが切替温度Taまで昇温すると、ガスバーナ(31)が小火に切り替えられ(図5の点A)た状態で所定時間維持され(ステップ(ST6))、これにより、初期加熱制御(ステップ(ST1)〜(ST6))が終了する。
次に、前記初期加熱制御(ステップ(ST1)〜(ST6))が終了すると、温度比較手段(ステップ(ST10))は、前記目標温度Ts未満の所定温度(Ta+30℃)と温度センサ(41)の検知温度THを比較し、後者の検知温度THが前者の所定温度に昇温していない場合は、調理容器を更に加熱する必要があることを示す大加熱要求信号を出力する(ステップ(ST10)から(ST19)へ分岐させる)。すると、前記大加熱要求信号に応答し、ガスバーナ(31)を大火に維持した後に小火に切り替える遅緩加熱制御(ステップ(ST19)〜(ST22)、(ST28)〜(ST30)、(ST36)〜(ST38)等)が1回又は複数回実行される。これにより、前記温度センサ(41)の検知温度THが前記目標温度Ts(261〜265℃の間)に向けて段階的に緩やかに昇温することになり、目標温度Tsを高く設定しても、調理容器内が前記目標温度Tsを超えて大きくオーバーシュートすることがなく、小量油を用いた調理時の発火防止を図りつつ、調理量が多い場合の加熱不足感を解消することができる。
又、目標温度Tsを高く設定しても、調理容器内が目標温度Tsを超えて大きくオーバーシュートしないから、テフロン(登録商標)加工がされた調理容器のように前記オーバーシュートが大きく温度低下に時間がかかる構造の調理容器を使用する場合に適した加熱が行なえる。
又、温度センサ(41)の検知温度THが目標温度Tsに向けて段階的に昇温するに伴って、前記ハイカット温度も高温になるから(ステップ(ST26)の260℃、ステップ(ST35)の275℃、ステップ(ST43)の285℃)、調理容器の加熱の進行度合いに適したハイカット温度が設定される。
尚、上記実施の形態では、コンロの加熱源としてガスバーナを使用したが、これに代えて電気ヒータや電磁加熱コイルを使用してもよい。
又、上記実施の形態では、ステップ(ST2)で決定した切替温度Taを判断基準として、ステップ(ST4)の小火へ切替える制御を行なったが、次のような制御を行なっても良い。即ち、前記切替温度Taより20℃低い温度から切替温度Taまでの昇温時間を計測し、該昇温時間が30秒以内であればステップ(ST4)で小火に切替える一方、30秒を超える場合は、大火に維持する。その後、同様に、210℃から230℃になるまでの昇温時間を計測し、該昇温時間が230℃になるまでの昇温時間が30秒以内であればガスバーナ(31)の火力を小火にする一方、30秒を超える場合は大火に維持する。そして、このように温度センサ(41)の検知温度THが所定温度前から20℃上昇する時間を監視しながら、ガスバーナ(31)の火力を小火に切り替える制御を行なうことにより、調理容器内を段階的に昇温させてゆく。調理容器内の温度が緩やかに昇温するのは、小量油を用いた調理ではなく、調理量の多い場合であるから、前記制御を行なうことにより、小量油を用いた調理時の発火防止を図ることができると共に、加熱不足感を防止することができる。
本発明の実施の形態に係るドロップインコンロの斜視図 本発明の実施の形態に係るドロップインコンロの制御用フローチャート 本発明の実施の形態に係るドロップインコンロの制御用フローチャート 本発明の実施の形態に係るドロップインコンロの制御用フローチャート 温度センサ(41)の検知温度のグラフ 従来例の説明図
符号の説明
(3)・・・コンロ本体
(31)(32)(36)・・・ガスバーナ
(41)・・・温度センサ

Claims (3)

  1. 調理容器の温度を検知する温度センサと、
    前記調理容器を加熱する加熱源と、
    前記温度センサの検知温度THを略目標温度Tsに維持できるように、前記加熱源の出力を制御する目標温度制御手段を具備し、
    前記目標温度制御手段が前記制御を実行する前段階に於いて、前記加熱源の出力を大出力に維持し、前記温度センサの検知温度THが切替温度Taになると小出力に切り替えて所定時間維持する初期加熱制御が実行されるコンロであって、
    前記初期加熱制御の終了後に前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Ts未満の所定温度まで昇温していない場合には大加熱要求信号を出力する温度比較手段が設けられており、
    前記大加熱要求信号が出力された場合には、前記加熱源の出力を大出力に維持した後に小出力に切り替える遅緩加熱制御を1回又は複数回実行することにより、前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Tsに向けて段階的に昇温するように前記加熱源を制御する、コンロ。
  2. 請求項1に記載のコンロに於いて、
    前記遅緩加熱制御は、前記加熱源の出力を大出力に維持した後に前記温度センサの検知温度THが前記目標温度Tsより低温の所定温度まで昇温すると所定時間小出力に切り替えることにより、前記目標温度Tsに向けて段階的に昇温させる、コンロ。
  3. 請求項2又は請求項3に記載のコンロに於いて、
    過熱防止用のハイカット温度が前記初期加熱制御と遅緩加熱制御に対して夫々設定されていると共に、前記温度センサの検知温度THが前記ハイカット温度以上になった場合は前記加熱源を強制停止させるものであり、
    前記初期加熱制御と1回又は複数回実行される各遅緩加熱制御のうち、先に実行される制御に対して設定されたハイカット温度より、後に実行される制御に対して設定されたハイカット温度が高温に設定されている、コンロ。
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