JP2009172687A - パンチ装置及び製本装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンチ先端面の中心を挟んで相対する縁部に凸部を有するパンチ、即ち、双凸部を有するパンチによって、用紙の端縁を切り欠くパンチ装置において、用紙の端縁に半月状の切り欠きを確実に形成できるパンチ装置および前記パンチ装置を備えた製本装置の実現。
【解決手段】先端に、双凸部を有するパンチによって、用紙の端縁を切り欠くパンチ装置において、
前記双凸部の先端を前記用紙に接触させずに、前記用紙の端縁を切り欠くことを特徴とするパンチ装置。
【選択図】図13

Description

本発明は用紙の端縁に切り欠き部を形成するパンチ装置と、前記パンチ装置を備えた製本装置に関する。
画像形成装置から送られた用紙を用紙搬送部にて搬送し、搬送されてきた前記用紙を順次積み重ねて用紙束を形成し、前記用紙束の背に糊を塗布した後に、前記背と表紙とを貼着して冊子を作成する製本装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような製本装置で作成された冊子は、各用紙の端面と糊との接触面積が小さいことから用紙間あるいは表紙と用紙間の接着力が弱く、場合によっては冊子から一部の用紙が抜け落ちてしまうことがあった。
このような問題に対応するために、用紙の端面に切り欠きを入れ、切り欠きの入った用紙を順次積み重ねて用紙束を形成することによって、各用紙の端面と糊との接触面積を大きくして用紙間あるいは表紙と用紙間の接着力を上げる技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
用紙束の背に形成される切り欠きの形状は多種であるが、断面形状が円形のパンチを使用するパンチ装置によって月形の切り欠きを形成する場合も多い。
ところで、オフィス又は印刷製本関係の工場においては、用紙の端部に綴じ用の円形の孔をあけるために多様なパンチ装置が使用されている。
これらのパンチ装置は、パンチとダイの間に用紙を載置して、パンチに力を印加して用紙の所定位置に円形の孔をあけるものである。
このようなパンチ装置に使用されるパンチの先端には、きれいな穿孔の実現を目的として、先端部と用紙との接触開始時に起こる用紙の逃げを防止するために、先端面の中心を挟んだ両縁部に凸部(双凸部)が設けらる場合が多い。
ところが、上述したようなパンチ装置を転用して、用紙の端部に半月状の切り欠きを形成しようとすると、切り欠きがうまく形成されない場合がある。
この現象は、特に、用紙の端部に浅い半月状の切り欠きを形成しようとする場合に顕著に表れるものである。
特開2004−209869号公報 特開2007−62145号公報
本発明は、上述した様な状況に鑑みてなされたもので、その目的は、パンチ先端面の中心を挟んで相対する縁部に凸部を有するパンチ、即ち、双凸部を有するパンチによって、用紙の端縁を切り欠くパンチ装置において、用紙の端縁に半月状の切り欠きを確実に形成できるパンチ装置および前記パンチ装置を備えた製本装置の実現にある。
上記課題は、以下の発明を実現することにより達成される。
1.先端に、双凸部を有するパンチによって、用紙の端縁を切り欠くパンチ装置において、
前記双凸部の先端を前記用紙に接触させずに、前記用紙の端縁を切り欠くことを特徴とするパンチ装置。
2.前記用紙の端縁と、前記双凸部の頂点を結ぶ線とが平行になるようにパンチを配置したことを特徴とする1項に記載のパンチ装置。
3.前記用紙の端縁を半月状に切り欠くことを特徴とする1又は2項に記載のパンチ装置。
4.1乃至3項の何れか1項に記載のパンチ装置と、
前記パンチ装置で処理された用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記用紙搬送部により搬送された用紙を集積し、用紙束を形成する用紙集積部と、
前記用紙集積部により形成された用紙束の切りかかれた端縁側である背に糊を塗布して製本する製本処理部と、
を有することを特徴とする製本装置。
5.前記パンチ装置により、前記用紙の端部に円形の孔をあける穿孔処理と、前記用紙の端縁を半月状に切り欠く切り欠き処理とを択一的に選択可能であることを特徴とする4項に記載の製本装置。
本発明のパンチ装置により、製本に供される用紙の端縁に、望ましい深さの切り欠きを確実に形成できるようになる。
その結果、これらの用紙を順次積み重ねて用紙束を形成し、形成された用紙束の背に糊を塗布して製本する場合に、各用紙の端面と糊との接触面積を切り欠きの深さにより調整することが可能となり、用紙間あるいは表紙と用紙間の接着力を望ましい強さにすることができる製本装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態を図を基に説明する。
図1は、製本システムの概念図である。
製本システムは、画像形成装置G、第1後処理装置F1、第2後処理装置F2から構成される。
本図に示す画像形成装置Gは、公知の電子写真技術によって用紙にモノクロの画像を形成するものであるが、カラー画像を形成するものであってもよいし、また、電子写真技術以外の技術を採用した画像形成装置でもよい。
第1後処理装置F1及び第2後処理装置F2は、画像形成装置Gから送られた用紙Pに予め設定されたジョブの仕様に従った処理を施して冊子を作成する装置であり、本発明の実施の形態のように、二つの装置としてもよいし、一体の装置としてもよい。
本発明の説明においては、第1後処理装置F1と第2後処理装置F2とから構成される装置を製本装置と称する。
図2は、画像形成装置Gの概念図である。
画像形成装置Gは、本体の上部に自動原稿送り装置ADFを有し、本体は、画像読取部1、画像書込部2、画像形成部3、操作表示部4、給紙部5、排紙再給紙部6、および、定着部7、制御部C等から構成されている。
自動原稿送り装置ADFは、原稿載置台11に載置された原稿を原稿分離部12によって一枚ずつ原稿搬送部13に送り出し、原稿搬送部13は送られた原稿を原稿排紙部14に搬送し、原稿排紙部14は送られた原稿を原稿排紙台15に排紙する。原稿画像は原稿搬送路に設けられた、画像読み取り部1の原稿画像読み取り位置であるスリット21にて読み取りがなされる。
原稿両面の画像を読み取る場合には、一対のローラを有する原稿反転部16によって、第1面が読み取られた原稿を表裏反転して、再度、原稿搬送部13に送り出して第2面の読み取りを行う。読み取りが終了した原稿は原稿排紙台15に排紙される。
画像読取り部1は、原稿画像を読み取って画像データを得るための手段であり、スリット21の位置にて、ランプ231により光照射された原稿画像を第1ミラーユニット23と、第2ミラーユニット24と、結像レンズ25とによりライン状のCCDである撮像素子26に結像させている。
撮像素子26から出力された信号は、制御部Cの画像処理部においてA/D変換され、シェーディング補正、画像圧縮等の処理がなされてメモリMに画像データとして保存される。
画像書込み部2は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、シリンドリカルレンズ等により構成され、レーザビームによって感光体31の表面を走査するもので、公知の技術である。
レーザビームの出力制御は、制御部CのメモリMから呼び出されて所定の画像処理が施された画像データに基いてなされる。
帯電手段32によるコロナ放電により表面が一様に帯電されて回転している感光体31の周面は、前記レーザビームによって光学的に走査され、感光体31の周面上には原稿画像に対応した静電潜像が形成される。
前記静電潜像は、画像形成部3の現像部34により反転現像されて、トナー画像が感光体31上に形成される。
手差し給紙部55、もしくは、用紙Pを収容するカセットやトレイを有する給紙部5からは、用紙Pが給送され、搬送ローラ56により搬送され、タイミングローラ39によって感光体上に形成された前記トナー画像との位置合わせのための同期が取られて転写領域に送り出される。
転写領域において、感光体31の表面に形成されたトナー画像は、転写部35により反対極性に帯電された用紙Pに転写される。
トナー画像を担持した用紙Pは、分離除電部36の作用により、感光体31の表面から分離し、定着部7に送られる。
定着部7において、トナー画像を担持した前記用紙Pは、加熱ローラ71と加圧ローラ72により加熱加圧を受けながら搬送され、トナー画像が用紙Pに定着されて、排出ローラ63によって第1後処理装置F1に送り出される。
なお、用紙Pを表裏反転して第1後処理装置F1に送り出す場合には、切換ガイド62により、用紙Pを排紙再給紙部6に導き、用紙Pをスイッチバックさせて排出ローラ63に送る。
また、用紙Pの両面に画像形成をする場合には、第1面の定着を終えた用紙Pを、切換ガイド62により排紙再給紙部6に導き、反転部65にて反転させた後、再給紙のための搬送路66に送り出し、第2面の画像形成に供する。
一方、用紙Pへのトナー画像の転写を終えた感光体31の表面は、クリーニング部37により残留トナーが除去されて、次なる画像形成に向けての準備がなされる。
図3は、製本システムの制御関係を示すブロック図である。
画像形成装置の制御部C、第1後処理装置F1の制御部CF1、第2後処理装置の制御部CF2は、CPU、メモリ、演算ユニット、I/Oポート、通信用インターフェイス、駆動回路等を有するコンピュータシステムである。
上述の各制御部による制御は、各々が有するメモリM、M1、M2に格納されている所定のプログラムを実行することによりなされる。
画像形成装置Gの制御部Cは、通信手段TR1を介して外部の情報処理装置と接続され、また、上述の各制御部とは通信手段TR2を介して接続され、情報交換を行うことができる。
なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックの記載が省略されている。
図4は、第1後処理装置F1の概念図である。
第1後処理装置F1は、画像形成装置Gから送られた用紙P、即ち図の矢印cの方向から送られた用紙P、又は上部の用紙トレイ101、102から送られた用紙Sに穿孔処理、切り欠き処理、折り処理を施す装置である。
なお、これらの処理を施すか否かは、予め行われるジョブ設定の設定内容により決定される。
第1後処理装置F1は、上述した処理に適合させて用紙Pを搬送するために、図中の複数の曲線とローラで示されるような用紙搬送部100を有している。
用紙P又は用紙Sに穿孔処理又は切り欠き処理を施すパンチ装置110は、前記用紙搬送部100の搬送路の途中に設けられており、所定位置に停止した用紙P又は用紙Sに所定の処理を行う。
用紙P又は用紙Sをパンチ装置110に対して所定の位置に停止させる制御は、公知の技術を採用することができる。
例えば、用紙の後端を検知する用紙検知センサD1の検知信号を基に、制御部CF1が搬送ローラRの回転停止のタイミングを制御することにより行う。
図5は、パンチ装置110の概念を説明する側断面図である。
パンチ装置110は、双凸部を有するパンチ111を動作させることにより、ダイ112とガイド板114の間を進行し、所定の位置に停止している用紙Pの端部に孔を形成することも、又は用紙Pの端縁を半月状に切り欠くこともできる。
このような穿孔処理と切り欠き処理の切替は、用紙Pの後端の停止位置の変更により行われる。また、切り欠きの深さも用紙Pの後端の停止位置の変更により調整される。
パンチ111は、ガイド部材115によって移動方向が規定され、偏芯カム116の回転によって矢印aのように往復運動する。
図6はパンチ装置110を斜め下方から見た斜視図である。
図5におけるダイ112とガイド板114の間を通り抜けた用紙Pの先端は、矢印bの方向に進行する。
複数のパンチ111は、用紙Pの進行方向と直角をなす方向に並べられており、これら複数のパンチを同時に駆動するパンチ駆動手段117により往復運動する。
パンチ装置110から送られた用紙P又は用紙Sには、図4に示したように折り処理部140において折り処理が施される。
折り処理部140は、第1折り部141、第2折り部142、第3折り部143から構成されており、これら3つの折り部により、パンチ装置110から送られた用紙P又は用紙Sには、中折り、Z折り、三つ折り、四つ折り、ダブルパラレル折り等の折り処理が施される。
図7は、第2後処理装置F2の概念図である。また、図8は、製本の概念を説明する図である。
第2後処理装置F2は、設定されているジョブの仕様に従って、第1後処理装置F1から送られた用紙P又は用紙Sを集積して用紙束PPを形成し、形成した用紙束PPに表紙Hを貼着して冊子を作る装置である。
第1後処理装置F1から送られた用紙P及び用紙Sは、用紙搬送部121に沿って用紙反転部122に搬送され、シート反転部122にてスイッチバックした後に、用紙集積部123に所定の枚数に到達するまで一枚ずつ集積される。
集積された用紙の枚数が所定の枚数に到達し、用紙束PPが形成されると、用紙束PPを挟持した後、用紙集積部123が回転して用紙束PPをほぼ垂直状態で保持する。
次いで、前記用紙束PPには、糊塗布装置124と表紙貼着折り曲げ装置125等を有する製本処理部200によって製本処理が施される。
製本処理部200では、図8(a)で示すように、ほぼ垂直状態に保持されている用紙束PPの背には糊が塗布される。
糊の塗布は、糊容器中の糊に一部が浸漬された塗布ローラが前記用紙束PPの背に沿って移動することにより行われる(例えば、特許文献1参照)。
糊の塗布が終わると、表紙貼着折り曲げ装置125にて保持された表紙Hが上昇して用紙束PPの背に貼着される。
次いで、図8(b)で示すように、用紙束PPの背に貼着された表紙Hは、用紙束PPに沿って折り曲げられて、冊子が完成する。
完成した冊子Bは、冊子排出部130に排出される。
本発明は、先端部に相対する二つの凸部(双凸部)を有するパンチを備えたパンチ装置と、該パンチ装置を備えた製本装置に関わるものである。
図9は、パンチ装置110のパンチ111の先端部を示す図である。
図9(a)は、円柱状のパンチの先端部を軸に対して直角方向に円形に切り取ったものであり、同様に、図9(b)は、円柱状のパンチの先端部を軸に対して直角方向に台形に切り取ったものである。
この様な先端部の加工形状は、パンチの目的によって変わるものであり、本図は典型的なものを示すものである。
図10は、パンチによる穿孔を説明する図である。
図のパンチ111は、先端部が台形に切り取られた図9(b)で示すような、双凸部を有するものである。
図10(a)は、パンチ111が矢印aの方向に下降して、その先端が、ダイ112の上にある用紙Pの一部を貫いた状態を示しており、図10(b)は、パンチ111の先端部によって貫かれ用紙Pに形成された孔300(斜線部)の形状を示している。
パンチ111のさらなる下降によって、用紙Pには、円形の孔400が形成され、用紙Pから打ち抜かれた円形のパンチ屑は下方に落下する。
このような穿孔において、パンチ111の先端部に設けられた双凸部は、最初にその鋭い二つの頂点が用紙Pに当たることから用紙Pの逃げが防止され、用紙Pには容易に小さな穴があく。
その後、パンチの下降に伴って、パンチ111の先端部の横の縁とダイ112とによって、あいた孔の端部に加えられる剪断力によって、容易に円形の孔が切り抜かれる。
用紙Pへの穿孔を行うパンチの先端にこのような双凸部を設けることは、穿孔のためにパンチ100に印加する力が少なくて済むことから、また、孔の切り口がきれいになることから、有効な技術として従来から知られている。
上述したような双凸部を持つパンチは、用紙Pに円形の孔をあけるパンチ装置に広く採用されている部材であることから、このようなパンチは、用紙Pの端縁に月形の切り欠きを形成する際に用いられる。
図11は、パンチにより形成された用紙端縁の切り欠きの例である。
図11(a)は、端縁に切り欠きが形成された一枚の用紙Pを示す図であり、図11(b)は、これらの用紙Pを集積することにより作られた用紙束PPの概念を示す図である。
ところが、双凸部を有するパンチにより上述したような月形の切り欠きを形成したときに、所望の切り欠きが得られない場合がある。このような不都合は、特に、浅い月形の切り欠きを形成しようとした場合に起こりやすい。
この原因は、用紙Pの端縁に円形の孔をあける場合と異なり、用紙Pの端部に下降するパンチの双凸部が同時に接触せず、一方の凸部のみ接触する場合があり、そのような場合は、用紙Pの端部が容易に逃げてしまうためと推定される。
即ち、用紙Pには図10にて説明したようなパンチの凸部による小さな孔が形成されないことから、形成された孔の端部をきっかけとした剪断力が用紙Pに印加されない状態となることによる。
本発明は、このような問題を除くためになされたもので、双凸部を有するパンチを用いて用紙Pの端縁に所望の月形の切り欠きを形成するパンチ装置を実現することにある。
図12及び図13は、パンチの双凸部と用紙端縁の方向を説明する図である。
図12、図13は共に(a)は、パンチ111、用紙P、ダイ112との位置関係を示す側面図で、(b)は下方から見た図である。但し、(b)においては、図の煩雑さを避けるために、ダイ112が省略されている。
図12(b)に示すように、パンチ111の双凸部の頂点を結ぶ線xと、用紙Pの端縁yとは直角をなしている。
一方、図13においては、パンチ11の双凸部の頂点を結ぶ線xと、用紙Pの端縁yとは平行の関係にある。
パンチの双凸部の向きが図12のように配置された場合、切り欠き形成の動作において、用紙Pの端部の面には、パンチ111の凸部の先端が最初に当たる。この際、用紙Pの端部の面には、パンチの先端部による孔があかずに用紙が逃げてしまう場合がある。
この場合、用紙Pの剪断のきっかけとなる孔の端部が形成されないことから、用紙Pに所望の月形の切りかけが形成されないことが多い。
ところが、パンチの双凸部の向きが図13のように配置された場合には、切り欠き形成の動作において、パンチ111の凸部の横の側面が用紙Pの端縁に最初に当たる。
用紙Pの端縁に働く剪断力によって、用紙端縁の切り欠きを形成する端緒となる切れ目が容易に作られ、用紙Pの端縁には容易に月形の切り欠きが形成される。
このような向きに配置されたパンチにより、用紙Pの端縁に所望の月形の切り欠きを形成することができる。
なお、図13に示した例は、パンチ11の双凸部の頂点を結ぶ線xと、用紙Pの端縁yとは平行の関係にあるものであるが、パンチの動作に際し、用紙Pに最初にパンチの凸部が当たらないようにすれば同様の効果が得られる。
しかしながら、図13に示す例は、このような効果を実現し、且つ、月形の切り欠きの深さの調整幅を最も大きく取れる望ましい配置である。
製本システムの概念図である。 画像形成装置の概念図である。 製本システムの制御関係を示すブロック図である。 第1後処理装置の概念図である。 パンチ装置の概念を説明する側断面図である。 パンチ装置を斜め下方から見た斜視図である。 第2後処理装置の概念図である。 製本の概念を説明する図である。 パンチ装置のパンチの先端部を示す図である。 パンチによる穿孔を説明する図である。 パンチにより形成された用紙端縁の切り欠きの例である。 パンチの双凸部と用紙端縁の方向を説明する図である。 パンチの双凸部と用紙端縁の方向を説明する図である。
符号の説明
110 パンチ装置
111 パンチ
112 ダイ
200 製本処理部
F1 第1後処理装置(製本装置)
F2 第2後処理装置(製本装置)
G 画像形成装置
H 表紙
P 用紙

Claims (5)

  1. 先端に、双凸部を有するパンチによって、用紙の端縁を切り欠くパンチ装置において、
    前記双凸部の先端を前記用紙に接触させずに、前記用紙の端縁を切り欠くことを特徴とするパンチ装置。
  2. 前記用紙の端縁と、前記双凸部の頂点を結ぶ線とが平行になるようにパンチを配置したことを特徴とする請求項1に記載のパンチ装置。
  3. 前記用紙の端縁を半月状に切り欠くことを特徴とする請求項1又は2に記載のパンチ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のパンチ装置と、
    前記パンチ装置で処理された用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記用紙搬送部により搬送された用紙を集積し、用紙束を形成する用紙集積部と、
    前記用紙集積部により形成された用紙束の切りかかれた端縁側である背に糊を塗布して製本する製本処理部と、
    を有することを特徴とする製本装置。
  5. 前記パンチ装置により、前記用紙の端部に円形の孔をあける穿孔処理と、前記用紙の端縁を半月状に切り欠く切り欠き処理とを択一的に選択可能であることを特徴とする請求項4に記載の製本装置。
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