JP2009158387A - コンタクトおよびインタポーザ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電気回路基板のパターンや半導体バンプなどといった被接触物に接触するコンタクト、およびこのようなコンタクトが絶縁体に実装されたインタポーザに関し、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、絶縁体への高密度実装が可能であり、高速信号に対応できるコンタクト、およびこのようなコンタクトを備えたインタポーザを提供することを目的とする。
【解決手段】コンタクト10は、バネ部11と一対の接点12(121,122)とを備えており、バネ部11は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されており、一対の接点12(121,122)は、バネ部11のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものであって、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電気回路基板のパターンや半導体バンプなどといった被接触物に接触するコンタクト、およびこのようなコンタクトが絶縁体に実装されたインタポーザに関する。
従来より、半導体ウエハ上に形成された複数の半導体チップについて、この半導体チップ上に配列される半導体バンプなどといった端子(被接触物)にコンタクトを接触させて電気的特性を測定するプロービングテストが行われている。
このようなコンタクトとして、例えば、導電性ゴムや、いわゆるポゴピンや、打ち抜き加工によって製作されたスタンピングスプリングや、電鋳パイプによるリングスプリングなどといったコンタクトが知られている。プロービングテストでは、例えば、このようなコンタクトが絶縁体に実装されたインタポーザが用いられている。
このようなコンタクトとして、例えば、打ち抜き加工によって製作された、独立した2つのループが連結されたコンタクトが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に提案されたコンタクトは、高弾性を有するとともに、低ばね定数で低抵抗かつ低自己インダクタンスである。
また、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical System)工程で形成された接続体(コンタクト)が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。この特許文献2に提案されたコンタクトは、一端が半導体バンプに接触する第1接触部と、第1接触部の一端に対する他端から連続して延びるC形状を有する連結部と、連結部の一端に連結され凸形状を有する支持部と、支持部の一端から連続して延びるO形状を有し電気回路基板に挿入される第2接触部とを有する。そして、このコンタクトはMEMS工程で形成されるものであることから微細加工が可能であり、特に、半導体バンプに接触する第1接触部の一端を、打ち抜き加工では実現困難な微細加工とすることができる。
米国特許第5573435号明細書 特表2006−514289号公報
ところが、導電性ゴムからなるコンタクトは耐久性に劣るという欠点がある。また、ポゴピンやリングスプリングからなるコンタクトは接触信頼性に劣るという欠点がある。また、スタンピングスプリングからなるコンタクトは、微細加工に限界があることから更なる小型化が困難であり、絶縁体への高密度実装や高速信号に劣るという欠点がある。
また、特許文献1に提案されたコンタクトは、2つのループが独立しているので、このコンタクトが絶縁体に実装されたインタポーザにおいて、変位量が相対的に小さく、かつ高接圧になる。大変位量かつ低接圧にするにはループを小さくする必要があるものの、独立した2つのループが連結された形状のものを小型化することは困難である。また、このコンタクトにおける独立した2つのループの連結構造は、分離した片端を中央部に嵌め込んでなる構造であるので、このコンタクトが横加重を受けると連結が外れてしまうおそれがある。また、このコンタクトは、打ち抜き加工によって製作されたものであるため、絶縁体への高密度実装や高速信号に劣るという欠点がある。
また、特許文献2に提案されたコンタクトは、このコンタクトが絶縁体に実装されたインタポーザにおいて、変位量が片持ち梁状の連結部のみに依存するので、大きな変位量を得る(所定のばね荷重を得る)ためにはコンタクトの厚みを、例えば100μm以上とするなど、厚くする必要がある。ところが、MEMS工程で100μmの厚みを有するコンタクトを形成するためには、約10時間の析出を要することが知られている。コンタクトは消耗品であり、定期的な交換が必要であるため、厚みを厚くする必要がある特許文献2に提案されたコンタクトでは、極めてコスト高となる。
本発明は、上記事情に鑑み、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、絶縁体への高密度実装が可能であり、高速信号に対応できるコンタクト、およびこのようなコンタクトを備えたインタポーザを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のコンタクトは、
押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、
上記バネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備えたことを特徴とする。
本発明のコンタクトは、バネ部が、押圧されることにより弾性変形するものであって、外方に突出した一対の接点を有するため、この一対の接点が、例えば電気回路基板のパターンや半導体バンプなどといった被接触物に接触して押圧を受けるときに、低荷重すなわち低い接圧であっても高い集中応力が得られる。そのため、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、その高集中応力により、一対の接点がこれらを破壊し、被接触物と良好な接触抵抗を得ることができる。また、本発明のコンタクトは、変位量が片持ち梁状の連結部のみに依存する従来のコンタクトの形状とは異なる、両端固定の梁に近似する形状であるので、コンタクトの厚みを厚くすることなく、その従来のコンタクトよりも大きな変位量を得ることができる。さらに、本発明のコンタクトは、バネ部が無端ループ状に形成されているため、分離した片端を中央部に嵌め込むことによって2つのループを連結した従来のコンタクトとは異なり、横加重を受けて連結が外れてしまうといった問題がなく、コンタクトの構造や機能を維持できる。従って、本発明のコンタクトによれば、高い耐久性を有するとともに、接触信頼性が高い。
また、本発明のコンタクトは、このコンタクトの製作にあたり、例えば、従来より知られている、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術が適用可能である。このようにして製作されたコンタクトは、非常に小さいため、このコンタクトを絶縁体に高密度実装することができる。また、非常に小さなコンタクトによれば、電気長が短いこととなるため、高速信号を流すことが可能である。さらに、このような微細加工技術を適用することにより、コンタクトの接点先端を数μmの微細な半径の円弧状に形成することができ、低い接圧であっても更に高い集中応力が得られ、接触信頼性が高い。
また、本発明のコンタクトは、このコンタクトの製作にあたり、例えば、従来より知られている、フォトリソグラフィとNi合金電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術が適用可能である。このようにして製作されたNi合金(例えば、Hv450〜Hv600)からなるコンタクトは、耐摩耗に強く、高い耐久性を有する。
ここで、本発明のコンタクトは、上記一対の接点それぞれの先端部分が、半径30μm以下、好適には半径10μm以下の円弧状に形成されていることが好ましい。打ち抜き加工では、半径50μmが製造限度であるからである。
このような好ましい形態は、従来より知られている、フォトリソグラフィと電気鋳造と
を組み合わせた微細加工技術により実現可能である。そして、このような好ましい形態によれば、コンタクトの接点先端が非常に鋭いので、低い接圧であっても更に高い集中応力が得られる。その結果、被接触物と良好な接触抵抗を得ることができ、接触信頼性が極めて高い。
また、本発明のコンタクトは、当該コンタクトが、50μm以下の厚み、好適には30μm以下の厚みを有することも好ましい形態である。50μmまでの厚みであればほぼ1時間以内の電気鋳造加工で形成可能であるが、50μmを超える厚みの形成には飛躍的に時間を要するからである。
このような好ましい形態は、従来より知られている、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術により実現可能である。ここで、本発明のコンタクトは、上述したように、低荷重すなわち低い接圧であっても高い集中応力が得られるため、大きな荷重を要しない。また、本発明のコンタクトは、上述したように、変位量が片持ち梁状の連結部のみに依存する従来のコンタクトよりも大きな変位量を得ることができる。そのため、コンタクトの厚みを、例えば100μm以上とするなど、厚くする必要がない。従って、このような好ましい形態によれば、コンタクトを低コストで製作できる。
また、本発明のコンタクトは、上記バネ部が、上記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有することが好ましい。
このような括れ部を有するコンタクトによれば、この括れ部を利用して絶縁体にコンタクトをより一層高密度実装することができる。
また、本発明のコンタクトは、上記バネ部が、このバネ部のループ形状を、上記一対の接点を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が互いに異なる断面形状を有するものであることも好ましい形態である。
このような好ましい形態は、一対の接点が被接触物に接触して押圧を受けるときに、バネ部の上記一方と上記他方が歪んで変形する。これにより、一対の接点が被接触物に対してワイピングする。従って、このような好ましい形態によれば、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、一対の接点のワイピングによって、これらが確実に破壊され、被接触物とより一層良好な接触抵抗を得ることができ、接触信頼性が極めて高い。
さらに、本発明のコンタクトは、上記バネ部が、このバネ部のループ形状を、上記一対の接点を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が非対称な形状を有するものであるという形態も好ましい。
このような好ましい形態は、一対の接点が被接触物に接触して押圧を受けるときに、バネ部の上記一方と上記他方が歪んで変形する。これにより、一対の接点が被接触物に対してワイピングする。従って、このような好ましい形態によれば、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、一対の接点のワイピングによって、これらが確実に破壊され、被接触物とより一層良好な接触抵抗を得ることができ、接触信頼性が極めて高い。
また、上記目的を達成する本発明のインタポーザのうちの第1のインタポーザは、
押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、このバネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備えたコンタクト、および、
上記一対の接点のうちの一方および他方の接点を、上記バネ部の、その一方および他方の接点にそれぞれ隣接した部分を含めてそれぞれ突出させるスリットが形成された一対の板体を有するハウジングを備えたことを特徴とする。
本発明のインタポーザのうちの第1のインタポーザは、本発明のコンタクトを備えた実装構造であるため、そのコンタクトの利点と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
また、上記目的を達成する本発明のインタポーザのうちの第2のインタポーザは、
押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、このバネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備え、上記バネ部が、上記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有するコンタクト、および、
上記括れ部の、上記一対の接点を結ぶ方向の寸法に対応した厚さを有し、この括れ部が入り込んだ貫通孔を有する板状の支持体を有するハウジングを備えたことを特徴とする。
本発明のインタポーザのうちの第2のインタポーザは、本発明のコンタクトを備えた実装構造であるため、そのコンタクトの利点と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。また、この第2のインタポーザは、コンタクトが括れ部を有するため、この括れ部を利用してハウジングにコンタクトをより一層高密度実装することができる。
また、上記目的を達成する本発明のインタポーザのうちの第3のインタポーザは、
押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、このバネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備え、上記バネ部が、上記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有するコンタクト、および、
上記括れ部の、上記一対の接点を結ぶ方向の寸法よりも厚くかつ上記一対の接点間の距離よりも薄い厚さを有し、貫通孔と、表裏面それぞれに、この表裏面に平行にその貫通孔を貫いて延びるスリットとを有し、上記括れ部が、上記貫通孔の中央部分に入り込み、上記表裏面をそれぞれのスリットから上記一対の接点のうちの一方および他方の接点それぞれを、上記バネ部の、その一方および他方の接点にそれぞれ隣接した部分を含めて突出させてなる板状の支持体を有するハウジングを備えたことを特徴とする。
本発明のインタポーザのうちの第3のインタポーザは、本発明のコンタクトを備えた実装構造であるため、そのコンタクトの利点と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。また、この第3のインタポーザは、コンタクトが括れ部を有するため、この括れ部を利用してハウジングにコンタクトをより一層高密度実装することができる。また、この第3のインタポーザによれば、ハウジングに実装されたコンタクトの姿勢がスリットによって安定する。
ここで、本発明のインタポーザのうちの第1のインタポーザまたは第3のインタポーザは、上記ハウジングが矩形形状を有し、上記コンタクトが二次元的に複数配列されたものであって、上記スリットが上記ハウジングの矩形形状の辺に対し斜めに延びるスリットであることがさらに好ましい。
このような好ましい形態によれば、ハウジングにコンタクトをより一層高密度実装することができる。
本発明によれば、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、絶縁体への高密度実装が可能であり、高速信号に対応できるコンタクト、およびこのようなコンタクトを備えたインタポーザが提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1,図2は、本発明のインタポーザについての第1実施形態を示す外観図である。図1は、インタポーザ1を前面斜め上から見た斜視図である。また、図2において、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
また、図3は、図2に示すA−A線における拡大断面図である。また、図4は、図2に示すB−B線における拡大断面図である。尚、図3には、説明のために、電気回路基板30のパッド31や半導体バンプ40も図示されている。
インタポーザ1は、コンタクト10と、コンタクト10が実装された絶縁体のハウジング20とから構成されている。
コンタクト10は、バネ部11と一対の接点12(121,122)とを備えている。このコンタクト10は、本発明のコンタクトについての第1実施形態である。コンタクト10は、例えばNi−CoやNiMnなどといったNi合金(例えば、Hv450〜Hv600)からなるものであって、従来より知られている、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術により製作されたものである。従って、コンタクト10の厚みを、50μm以下の厚みとすることができ、ここでは例えば20μmとされている。Ni合金からなるコンタクト10は、耐摩耗に強く、高い耐久性を有する。
コンタクト10のバネ部11は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されている。また、このバネ部11は、一対の接点12(121,122)が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部111を有した瓢箪形状のものである。
コンタクト10の一対の接点12(121,122)は、バネ部11のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。また、この一対の接点12(121,122)それぞれの先端部分は、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術によって半径30μm以下の円弧状に形成することができ、ここでは例えば5μmとされている。そして、この一対の接点12(121,122)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。被接触物は、例えば、電気回路基板30のパッド31や半導体バンプ40といった端子である。
従って、第1実施形態のコンタクト10によれば、一対の接点12(121,122)が被接触物に接触して押圧を受けるときに、低荷重すなわち低い接圧であっても高い集中応力が得られる。そのため、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、その高集中応力により、一対の接点12(121,122)がこれらを破壊し、被接触物と良好な接触抵抗を得ることができる。また、第1実施形態のコンタクト10は、変位量が片持ち梁状の連結部のみに依存する従来のコンタクトの形状とは異なる、両端固定の梁に近似する形状であるので、コンタクト10の厚みを厚くすることなく、例えば20μmの厚みであっても、その従来のコンタクトよりも大きな変位量を得ることができるとともに、コンタクト10を低コストで製作できる。さらに、第1実施形
態のコンタクト10は、バネ部11が無端ループ状に形成されているため、分離した片端を中央部に嵌め込むことによって2つのループを連結した従来のコンタクトとは異なり、横加重を受けて連結が外れてしまうといった問題がなく、コンタクト10の構造や機能を維持できる。また、コンタクト10は、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術によって、コンタクト10の接点12(121,122)の先端が、例えば5μmの微細な半径の円弧状に、非常に鋭く形成されており、低い接圧であっても更に高い集中応力が得られる。従って、第1実施形態のコンタクト10によれば、高い耐久性を有するとともに、接触信頼性が高い。
また、第1実施形態のコンタクト10は、フォトリソグラフィと電気鋳造とを組み合わせた微細加工技術により製作された非常に小さいものであるため、コンタクト10をハウジング20に高密度実装することができる。また、括れ部111を利用してハウジング20にコンタクト10をより一層高密度実装することもできる。また、非常に小さなコンタクト10によれば、電気長が短いこととなるため、高速信号を流すことが可能である。
ハウジング20は、括れ部111の、一対の接点12(121,122)を結ぶ方向の寸法よりも厚くかつ一対の接点12(121,122)間の距離よりも薄い厚さを有する。また、このハウジング20は、複数の横断面円形の貫通孔21と、コンタクト10の厚さより若干大きな間隙を有するスリット22とを有している。スリット22は、ハウジング20の表面20aおよび裏面20bそれぞれに、表面20aおよび裏面20bに平行に、複数の貫通孔21を貫いて延びている。コンタクト10は、コンタクト10の括れ部111が、貫通孔21の中央部分に入り込み、表面20aおよび裏面20bをそれぞれのスリット22から一対の接点12(121,122)のうちの一方の接点121および他方の接点122それぞれを、バネ部11の、一方の接点121および他方の接点122にそれぞれ隣接した部分を含めて突出させて実装されている。そして、ハウジング20は、実装されたコンタクト10を支持する、板状の支持体23を有する。
従って、第1実施形態のインタポーザ1は、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。また、このインタポーザ1によれば、ハウジング20に実装されたコンタクト10の姿勢がスリット22によって安定する。
次に、本発明のインタポーザについての第2実施形態について説明する。
尚、以下説明する第2実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるコンタクト10を、このコンタクト10とは異なる形状のコンタクト50に置き換えたものである。
以下、第1実施形態における要素と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図5は、第2実施形態のインタポーザ2のハウジング20にコンタクト50が実装された部分の拡大断面図である。
インタポーザ2は、コンタクト50と、コンタクト50が実装された絶縁体のハウジング20とから構成されている。
コンタクト50は、バネ部51と一対の接点52(521,522)とを備えている。このコンタクト50は、本発明のコンタクトについての第2実施形態である。
コンタクト50のバネ部51は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形
成されている。また、このバネ部51は、一対の接点52(521,522)が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部511を有した上下のループが矢印形状を有する略瓢箪形状のものである。
コンタクト50の一対の接点52(521,522)は、バネ部51のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。そして、この一対の接点52(521,522)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
このような略瓢箪形状のコンタクト50が実装されたインタポーザ2であっても、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
次に、本発明のインタポーザについての第3実施形態について説明する。
尚、以下説明する第3実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるコンタクト10を、このコンタクト10とは異なる形状のコンタクト60に置き換えたものである。
以下、第1実施形態における要素と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図6は、第3実施形態のインタポーザ3のハウジング20にコンタクト60が実装された部分の拡大断面図である。
インタポーザ3は、コンタクト60と、コンタクト60が実装された絶縁体のハウジング20とから構成されている。
コンタクト60は、バネ部61と一対の接点62(621,622)とを備えている。このコンタクト60は、本発明のコンタクトについての第3実施形態である。
コンタクト60のバネ部61は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されている。また、バネ部61のループ形状は、一対の接点62(621,622)を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が非対称な形状である。また、このバネ部61は、一対の接点62(621,622)が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部611を有した瓢箪形状のものである。
コンタクト60の一対の接点62(621,622)は、バネ部61のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。そして、この一対の接点62(621,622)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
バネ部のループ形状が非対称な形状である第3実施形態のインタポーザ3は、一対の接点62(621,622)が被接触物に接触して押圧を受けるときに、バネ部61の一方と他方が歪んで変形する。これにより、一対の接点62(621,622)が被接触物に対して水平方向に移動し、ワイピングする。従って、第3実施形態のインタポーザ3によれば、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、一対の接点62(621,622)のワイピングによって、これらが確実に破壊され、被接触物とより一層良好な接触抵抗を得ることができ、接触信頼性が極めて高い。また、このインタポーザ3は、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、高密
度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
次に、本発明のインタポーザについての第4実施形態について説明する。
尚、以下説明する第4実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるコンタクト10を、このコンタクト10とは異なる形状のコンタクト70に置き換えたものである。
以下、第1実施形態における要素と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図7は、第4実施形態のインタポーザ4のハウジング20にコンタクト70が実装された部分の拡大断面図である。
インタポーザ4は、コンタクト70と、コンタクト70が実装された絶縁体のハウジング20とから構成されている。
コンタクト70は、バネ部71と一対の接点72(721,722)とを備えている。このコンタクト70は、本発明のコンタクトについての第4実施形態である。
コンタクト70のバネ部71は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されている。また、バネ部71のループ形状は、一対の接点72(721,722)を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が互いに異なる断面形状である。また、このバネ部71は、一対の接点72(721,722)が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部711を有した瓢箪形状のものである。
コンタクト70の一対の接点72(721,722)は、バネ部71のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。そして、この一対の接点72(721,722)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
バネ部のループ形状が、一対の接点62(621,622)を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が互いに異なる断面形状である第4実施形態のインタポーザ4は、第3実施形態のインタポーザ3と同様に、一対の接点72(721,722)が被接触物に接触して押圧を受けるときに、バネ部71の一方と他方が歪んで変形する。これにより、一対の接点72(721,722)が被接触物に対して水平方向に移動し、ワイピングする。従って、第4実施形態のインタポーザ4によれば、被接触物の表面にコンタミネーション(汚染物)や絶縁皮膜が形成されていても、一対の接点72(721,722)のワイピングによって、これらが確実に破壊され、被接触物とより一層良好な接触抵抗を得ることができ、接触信頼性が極めて高い。また、このインタポーザ4は、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
次に、本発明のインタポーザについての第5実施形態について説明する。
尚、以下説明する第5実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるコンタクト10およびハウジング20を、このコンタクト10およびハウジング20とは異なる形状のコンタクト80およびハウジング210に置き換えたものである。
図8は、第5実施形態のインタポーザ5のハウジング210にコンタクト80が実装さ
れた部分の拡大断面図である。
インタポーザ5は、コンタクト80と、コンタクト80が実装された絶縁体のハウジング210とから構成されている。
コンタクト80は、バネ部81と一対の接点82(821,822)とを備えている。このコンタクト80は、本発明のコンタクトについての第5実施形態である。
コンタクト80のバネ部81は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成された、円形状のものである。
コンタクト80の一対の接点82(821,822)は、バネ部81のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。そして、この一対の接点82(821,822)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
ハウジング210は、一対の接点82(821,822)間の距離よりも薄い厚さを有する。また、ハウジング210は、一対の接点82(821,822)のうちの一方の接点821および他方の接点822を、バネ部81の、一方の接点821および他方の接点822にそれぞれ隣接した部分を含めてそれぞれ突出させるスリット211が形成された一対の板体212を有する。コンタクト80は、スリット211に入り込み、スリット211から一対の接点82(821,822)のうちの一方の接点821および他方の接点822それぞれを、バネ部81の、一方の接点821および他方の接点822にそれぞれ隣接した部分を含めて突出させて実装されている。
このような円形状のコンタクト80が、スリット211が形成された一対の板体212を有するハウジング210に実装されたインタポーザ5であっても、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
次に、本発明のインタポーザについての第6実施形態について説明する。
尚、以下説明する第6実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるコンタクト10およびハウジング20を、このコンタクト10およびハウジング20とは異なる形状のコンタクト90およびハウジング220に置き換えたものである。
図9は、第6実施形態のインタポーザ6のハウジング220にコンタクト90が実装された部分の拡大断面図である。
インタポーザ6は、コンタクト90と、コンタクト90が実装された絶縁体のハウジング220とから構成されている。
コンタクト90は、バネ部91と一対の接点92(921,922)とを備えている。このコンタクト90は、本発明のコンタクトについての第5実施形態である。
コンタクト90のバネ部91は、押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成された、略楕円形状のものである。
コンタクト90の一対の接点92(921,922)は、バネ部91のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出して形成されたものである。そして、この一
対の接点92(921,922)は、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける。
ハウジング220は、一対の接点92(921,922)間の距離よりも薄い厚さを有する。また、ハウジング220は、一対の接点92(921,922)のうちの一方の接点921および他方の接点922を、バネ部91の、一方の接点921および他方の接点922にそれぞれ隣接した部分を含めてそれぞれ突出させるスリット221が形成された一対の板体222を有する。コンタクト90は、スリット221に入り込み、スリット221から一対の接点92(921,922)のうちの一方の接点921および他方の接点922それぞれを、バネ部91の、一方の接点921および他方の接点922にそれぞれ隣接した部分を含めて突出させて実装されている。
このような略楕円形状のコンタクト90が、スリット221が形成された一対の板体222を有するハウジング220に実装されたインタポーザ6であっても、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、接触信頼性が高く、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
次に、本発明のインタポーザについての第7実施形態について説明する。
尚、以下説明する第7実施形態は、上述した第1実施形態のインタポーザ1の構成要素であるハウジング20を、このハウジング20とは異なる形状のハウジング230に置き換えたものである。
以下、第1実施形態における要素と同じ要素については同じ符号を付して説明を省略し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図10は、第7実施形態のインタポーザ7の平面図である。
インタポーザ7は、コンタクト10と、コンタクト10が実装された絶縁体のハウジング230とから構成されている。
ハウジング230は、括れ部111の、一対の接点12(121,122)を結ぶ方向の寸法よりも厚くかつ一対の接点12(121,122)間の距離よりも薄い厚さを有する直方体形状を有している。また、コンタクト10が二次元的に複数配列されたものであって、スリット231がハウジング230の平面視で矩形形状の辺に対し斜めに延びるスリットである。
このようなハウジング230にコンタクト10が実装されたインタポーザ7は、ハウジング230にコンタクト10をより一層高密度実装することができる。また、このインタポーザ7は、第1実施形態のインタポーザ1と同様に、高い耐久性を有し、高密度実装が可能であり、高速信号に対応できる。
尚、上述した各実施形態のコンタクトは、インタポーザの他に、半導体試験装置のテストソケットや、高密度基板間接続にも適用することができる
また、上述した各実施形態のインタポーザは、例えば、電気的特性を測定するプロービングテストの装置の他、例えば、医療用の超音波診断装置やCT、MRIやNMRなどの高密度実装に応用できる。
また、上述した第1実施形態〜第4実施形態インタポーザは、ハウジングが、複数の貫通孔とスリットとを有している例を挙げて説明したが、本発明にいうハウジングは、コン
タクトの括れ部の、一対の接点を結ぶ方向の寸法に対応した厚さを有し、この括れ部が入り込んだ貫通孔を有する板状の支持体を有するものであってもよい。
本発明のインタポーザについての第1実施形態を示す外観斜視図である。 本発明のインタポーザについての第1実施形態を示す平面図である。 本発明のインタポーザについての第1実施形態を示す正面図である。 本発明のインタポーザについての第1実施形態を示す右側面図である。 第2実施形態のインタポーザのハウジングにコンタクトが実装された部分の拡大断面図である。 第3実施形態のインタポーザのハウジングにコンタクトが実装された部分の拡大断面図である。 第4実施形態のインタポーザのハウジングにコンタクトが実装された部分の拡大断面図である。 第5実施形態のインタポーザのハウジングにコンタクトが実装された部分の拡大断面図である。 第6実施形態のインタポーザのハウジングにコンタクトが実装された部分の拡大断面図である。 第7実施形態のインタポーザの平面図である。
符号の説明
1,2,3,4,5,6,7 インタポーザ
10,50,60,70,80,90 コンタクト
11,51,61,71,81,91 バネ部
111,511,611,711 括れ部
12,52,62,72,82,92 一対の接点
121,521,621,721,821,921 一方の接点
122,522,622,722,822,922 他方の接点
20,210,220,230 ハウジング
20a 表面
20b 裏面
21 貫通孔
22,211,221,231 スリット
23 支持体
212,222 一対の板体
30 電気回路基板
31 パッド
40 半導体バンプ

Claims (10)

  1. 押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、
    前記バネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備えたことを特徴とするコンタクト。
  2. 前記一対の接点それぞれの先端部分が、半径30μm以下の円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンタクト。
  3. 当該コンタクトが、50μm以下の厚みを有することを特徴とする請求項1または2記載のコンタクト。
  4. 前記バネ部が、前記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載のコンタクト。
  5. 前記バネ部が、該バネ部のループ形状を、前記一対の接点を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が互いに異なる断面形状を有するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のコンタクト。
  6. 前記バネ部が、該バネ部のループ形状を、前記一対の接点を結ぶ直線で2分割したときの一方と他方が非対称な形状を有するものであることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載のコンタクト。
  7. 押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、該バネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備えたコンタクト、および、
    前記一対の接点のうちの一方および他方の接点を、前記バネ部の、該一方および他方の接点にそれぞれ隣接した部分を含めてそれぞれ突出させるスリットが形成された一対の板体を有するハウジングを備えたことを特徴とするインタポーザ。
  8. 押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、該バネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備え、前記バネ部が、前記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有するコンタクト、および、
    前記括れ部の、前記一対の接点を結ぶ方向の寸法に対応した厚さを有し、該括れ部が入り込んだ貫通孔を有する板状の支持体を有するハウジングを備えたことを特徴とするインタポーザ。
  9. 押圧されることにより弾性変形する無端ループ状に形成されたバネ部と、該バネ部のループの略半周分離れた位置においてそれぞれが外方に突出し、それぞれに対向する各被接触物に接触して押圧を受ける一対の接点とを備え、前記バネ部が、前記一対の接点が配置された2つの位置の中間部分に、互いに近づく向きに括れた括れ部を有するコンタクト、および、
    前記括れ部の、前記一対の接点を結ぶ方向の寸法よりも厚くかつ前記一対の接点間の距離よりも薄い厚さを有し、貫通孔と、表裏面それぞれに、該表裏面に平行に該貫通孔を貫いて延びるスリットとを有し、前記括れ部が、前記貫通孔の中央部分に入り込み、前記表裏面をそれぞれのスリットから前記一対の接点のうちの一方および他方の接点それぞれを
    、前記バネ部の、該一方および他方の接点にそれぞれ隣接した部分を含めて突出させてなる板状の支持体を有するハウジングを備えたことを特徴とするインタポーザ。
  10. 前記ハウジングが矩形形状を有し、前記コンタクトが二次元的に複数配列されたものであって、前記スリットが前記ハウジングの矩形形状の辺に対し斜めに延びるスリットであることを特徴とする請求項7または9記載のインタポーザ。
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