JP2009145502A - 電源制御回路、当該電源制御回路を有する撮像装置及び制御方法 - Google Patents

電源制御回路、当該電源制御回路を有する撮像装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電源(電池)の電圧降下を低減して電源(電池)の利用効率を高めることができる電源制御回路を提供する。
【解決手段】第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部と、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御手段と、を有することを特徴とする電源制御回路を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源制御回路、当該電源制御回路を有する撮像装置及び制御方法に関する。
近年、撮像装置の一つとして、被写体からの光を、光学レンズを介して撮像素子に結像して被写体の画像を撮像及び記録するデジタルカメラが普及してきている。かかるデジタルカメラは、一般的に、電池を動力源とし、大電力を必要とする負荷回路や小電力で動作可能な負荷回路に対して、電池から供給される電圧をDCDCコンバータで適切な電圧に昇圧又は降圧して分配している。また、デジタルカメラは、多くの場合、単一の電池から複数の負荷回路に電力を供給する構成となっている(特許文献1参照)。
このようなデジタルカメラにおいては、電池の利用効率やDCDCコンバータの変換効率の観点から、電池から出力される電流を一定に維持することが好ましい。また、例えば、ズーム動作等の大電流が必要とされる動作を行う場合において、電池から出力される電流が大きく増加すると、電池の電圧が急激に低下して、デジタルカメラの動作が停止してしまうことがある。
特開平11−149118号公報
しかしながら、デジタルカメラにおいては、撮像又は記録した画像を表示する再生モード、静止画を撮像する静止画撮像モード、或いは、動画を撮像する動画撮像モードなど、動作モードに応じて駆動する負荷回路が大きく異なる。従って、複数の負荷回路のそれぞれの消費電流が一定であっても、複数の負荷回路の動作が複合されてデジタルカメラは動作するため、デジタルカメラの動作モード毎にデジタルカメラ全体としての消費電流が大きく変動する。そのため、負荷変動にかかわらず電池から出力される電流を一定に維持することは、現実的には、非常に困難であった。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みて、電源(電池)の電圧降下を低減して電源(電池)の利用効率を高めることができる電源制御回路を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の側面としての電源制御回路は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部と、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第2の側面としての電源制御回路は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部と、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から出力される電圧値に基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスを制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第3の側面としての撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に含まれる負荷回路を動作させる電源を制御する電源制御回路とを有し、前記電源制御回路は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して前記負荷回路に供給する接続部と、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第4の側面としての制御方法は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部とを有する電源制御回路の制御方法であって、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第5の側面としての制御方法は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部とを有する電源制御回路の制御方法であって、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から出力される電圧値に基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスを制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第6の側面としての制御方法は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に含まれる負荷回路を動作させる電源を制御する電源制御回路とを有し、前記電源制御回路は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して前記負荷回路に供給する接続部とを有する撮像装置の制御方法であって、前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、電源(電池)の電圧降下を低減して電源(電池)の利用効率を高めることができる電源制御回路を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態としての電源制御回路を含む撮像装置1の構成を示す概略ブロック図である。撮像装置1は、被写体を撮像する撮像ユニットと、かかる撮像ユニットに含まれる複数の負荷回路を動作させる電源を制御する電源制御回路とを備え、本実施形態では、デジタルカメラとして具現化される。
撮像ユニットは、被写体を撮像するための種々の負荷回路を含むが、図1では、焦点を調節する機構(焦点調整レンズなど)、ズームレンズ、手ぶれを補正する機構などを駆動するメカ駆動回路102のみを示す。
電源制御回路は、本実施形態では、主電源202(第1の電源手段)と、副電源204(第2の電源手段)と、電圧検出部206と、電流検出部208と、消費電流検出部210と、電源回路212とを有する。更に、電源制御回路は、システム制御部214と、DCDCコンバータ216と、制御部218と、接続部220と、スイッチ(SW)回路222とを有する。
主電源202は、撮像ユニットに含まれる複数の負荷回路(メカ駆動回路102など)に電力を供給する電源であって、本実施形態では、電池で構成される。
副電源204は、主電源202と同様に、撮像ユニットに含まれる複数の負荷回路(メカ駆動回路102など)に電力を供給する電源であって、本実施形態では、電池で構成される。但し、副電源204は、負荷回路に常に電力を供給するのではなく、スイッチ回路222によって接続部220が接続状態になった場合にのみ、負荷回路に電力を供給する。換言すれば、主電源202の補助電源として機能する。
電圧検出部206は、主電源202に並列に接続され、主電源202から出力される電圧(電圧値)を検出する。
電流検出部208は、主電源202に直列に接続され、主電源202から出力される電流(電流値)を検出する。
消費電流検出部210は、後述する接続部220を介して、主電源202及び副電源204に直列に接続され、主電源202から出力される電流と副電源204から出力される電流とを合わせた電流(電流値)を検出する。換言すれば、消費電流検出部210は、撮像装置1の全体の消費電流(消費電流値)を検出する。
電源回路212は、DCDCコンバータを含み、主電源202及び副電源204から供給される電圧を昇圧又は降圧して撮像ユニットに含まれる複数の負荷回路(メカ駆動回路102など)に供給する。
システム制御部214は、撮像装置1の動作を制御する。システム制御部214は、本実施形態では、制御部218に対して撮像装置1の動作を指示及び制御するための動作制御信号を送信したり、スイッチ回路222に対してスイッチ回路222をON状態又はOFF状態にするON信号又はOFF信号を送信したりする。また、システム制御部214は、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号をメカ駆動回路102に送信する。なお、システム制御部214は、副電源204の容量(残量)を検出する機能も有する。
DCDCコンバータ216は、副電源204に直列に接続され、副電源204から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力電圧を出力する。DCDCコンバータ216は、副電源204から出力される電圧を一定に維持する。
制御部218は、主電源202から出力される電流値が一定となるようにDCDCコンバータ216の出力電圧を制御する。具体的には、制御部218は、電圧検出部206で検出された電圧値、負荷回路で消費される消費電流値、第1のインピーダンスRA、及び、第2のインピーダンスRBに基づいてDCDCコンバータ216の出力電圧を制御する。なお、第1のインピーダンスRAとは、主電源202から接続部220までのインピーダンスである。第2のインピーダンスRBとは、DCDCコンバータ216から接続部220までのインピーダンスである。
接続部220は、主電源202の出力とDCDCコンバータ216の出力とを接続して負荷回路に供給する。接続部220において、主電源202から出力される電流とDCDCコンバータ216(副電源204)から出力される電流とが合わされる。
スイッチ回路222は、DCDCコンバータ216と接続部220とを接続状態又は非接続状態にするための回路である。具体的には、スイッチ回路222は、システム制御部214からON信号を受信してON状態になるとDCDCコンバータ216と接続部220とを接続状態にする。また、スイッチ回路222は、システム制御部214からOFF信号を受信してOFF状態になるとDCDCコンバータ216と接続部220とを非接続状態にする。このように、スイッチ回路222は、システム制御部214に制御され、負荷回路で消費される消費電流値が変動する場合に、DCDCコンバータ216と接続部220とを接続状態にする。換言すれば、スイッチ回路222は、副電源204からの電力の供給又は非供給を切り替えることができる。
以下、図2を参照して、撮像装置1の動作、特に、電源制御回路の動作について説明する。本実施形態では、撮像装置1の動作として、静止画撮像モードにおいてズーム動作が指示された場合(即ち、撮像装置1の図示しないズームボタンが押された場合)を例に説明する。
まず、静止画撮像モードにおいてズームボタンが押されると、システム制御部214は、ステップS1002において、ズーム動作が指示されたことを検出し、ズーム動作を指示及び制御するための動作制御信号を制御部218に送信して、ズーム動作を開始する。
また、システム制御部214は、ステップS1004において、副電源204が負荷回路(メカ駆動回路102など)に電力を供給することができるかどうか(即ち、副電源204にズーム動作に必要な容量が残っているかどうか)を判断する。例えば、システム制御部214は、図示しない電圧検出部を制御して副電源204の電圧を検出し、副電源204の電圧と副電源204の容量との関係を示すテーブルを参照することで、副電源204が電力を供給することができるかどうかを判断する。また、一般的なバッテリチェックを行う(即ち、副電源204の電圧降下を検出する)ことで、副電源204が電力を供給することができるかどうかを判断してもよい。
副電源204が負荷回路に電力を供給することができないと判断された場合には、システム制御部214は、ステップS1006において、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号をメカ駆動回路102に送信し、メカ駆動回路102がズーム動作を実行する。この場合、メカ駆動回路102は、主電源202から供給される電力のみで(即ち、副電源204から電力の供給を受けずに)ズーム動作を実行する。
副電源204が負荷回路に電力を供給することができると判断された場合には、システム制御部214からの動作制御信号を受信した制御部218が、ステップS1008において、第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBを測定(算出)する。
ここで、第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBの測定について具体的に説明する。第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBは、電源制御回路に一定の負荷電流をかけることで測定することができる。
まず、スイッチ回路222を介してDCDCコンバータ216と接続部220とを非接続状態にして主電源202から一定の負荷電流を流し、電圧検出部206において負荷電流に対する主電源202の電圧降下(電圧降下量)を検出する。そして、電圧検出部206で検出した電圧降下量を負荷電流値で割ることによって、以下の式1に示すように、主電源202から接続部220までの第1のインピーダンスRAを算出(測定)することができる。
RA=ΔV/Iconst (ΔV:電圧降下量、Iconst:負荷電流値)・・・(式1)
なお、第1のインピーダンスRAは、主電源202の内部インピーダンスや電池接片の接触抵抗を含んでもよい。
次に、スイッチ回路222を介してDCDCコンバータ216と接続部220とを接続状態にして副電源204から一定の負荷電流を流し、図示しない電圧検出部において負荷電流に対する副電源204の電圧降下(電圧降下量)を検出する。そして、第1のインピーダンスRAを用いて、DCDCコンバータ216の出力電圧を複数の値に振ることで第2のインピーダンスRBを算出(測定)することができる。
本実施形態では、システム制御部214からの動作制御信号に応じて(即ち、撮像装置1が動作を開始する度に)第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBを測定している。なお、第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBは、ステップS1008で必ずしも測定する必要はなく、例えば、予め測定した値や設計値をシステム制御部214に備えられたメモリや電源回路212の記憶回路に格納しておいてもよい。但し、主電源202や副電源204が着脱可能な電池である場合や主電源202や副電源204の特性が不安定で使用回数に応じて変化する場合には、第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBも経時変化してしまうことがある。このような場合には、撮像装置1が動作を開始する度に第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBを測定することが好ましい。
第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBの測定が終了したら、制御部218は、ステップS1010において、主電源202から出力する電流値(一定の電流値)を決定する。例えば、電流検出部208によって検出された電流値や撮像装置1の動作に応じて設定された電流値を主電源202から出力する電流値として決定してもよい。この場合、撮像装置1の動作毎に主電源202から出力される電流値を一定にすることが可能となる。また、撮像装置1の動作にかかわらず主電源202から出力される電流値を一定にする場合には、例えば、撮像装置1の動作(負荷回路の動作)に応じた平均消費電流や予め設定された電流値を主電源202から出力する電流値として決定すればよい。
次いで、制御部218は、ステップS1012において、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御(設定)する。制御部218は、電圧検出部206で検出された電圧値、負荷回路で消費される消費電流値、第1のインピーダンスRA及び第2のインピーダンスRBに基づいて、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御する。なお、負荷回路で消費される消費電流値は、消費電流検出部210で検出することができる。また、負荷回路で消費される消費電流値の標準値を負荷回路の動作種別ごと(撮像装置1の動作種別ごと)に制御部218のメモリなどの格納部に格納しておいてもよい。この場合、格納部は、格納した消費電流値の標準値のうち、負荷回路の動作種別に応じた消費電流値を出力する。制御部218は、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御(設定)すると、その旨を示す制御信号をシステム制御部214に送信する。
ここで、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御(設定)について具体的に説明する。
撮像装置1がズーム動作を行うと、負荷回路(メカ駆動回路102など)の消費電流が増加する。図3は、撮像装置1がズーム動作を行った場合の消費電流値の一例を示す図であって、縦軸に消費電流値を採用し、横軸に時間を採用している。図3(a)は、消費電流検出部210で検出された消費電流値(即ち、撮像装置1の全体としての消費電流値)を示す。ΔI1は、ズーム動作前にステップS1010で決定された主電源202から出力される電流値(即ち、ズーム動作前の消費電流値)である。ΔI2は、ズーム動作に伴って増加した電流値(即ち、ズーム動作中の消費電流値)である。
従って、制御部218がDCDCコンバータ216の出力電圧を適切に制御し、図3(b)に示すズーム動作に伴って増加した電流値ΔI2を副電源204から供給することで、主電源202は、図3(c)に示すように電流値ΔIを出力すればよくなる。このように、撮像装置1の動作(本実施形態では、ズーム動作)に伴って増加する消費電流値を副電源204から供給することで、主電源202から出力される電流値は、負荷変動があったとしても一定に維持されることになる。
図4は、撮像装置1(電源制御回路及び負荷回路を含む)の回路構成を簡略化して示す回路モデル図である。図4において、V1は主電源202から出力される電圧(電圧値)に対応し、V2は副電源204(DCDCコンバータ216)から出力される電圧(電圧値)に対応する。また、RLOADは、メカ駆動回路102(の抵抗値)に相当する。
主電源202及び副電源204(DCDCコンバータ216)から出力される電流値は、主電源202から出力される電圧値、DCDCコンバータ216から出力される電圧値、第1のインピーダンスRA、第2のインピーダンスRB及び消費電流値で決まる。従って、主電源202から出力される電圧と負荷回路のモデルがわかれば、副電源204(DCDCコンバータ216)から出力される電圧値を制御することで、主電源202及び副電源204から出力される電流値を任意に制御することができる。同様に、副電源が2つ以上存在する場合であっても、各回路のインピーダンスと主電源から出力される電圧がわかれば、各電源から出力される電流値を一意に決めることが可能である。
例えば、図4において、メカ駆動回路102で消費される消費電流値がIであるとする。この場合、ステップS1010で主電源202から出力される電流値はΔI1と決定されているため、副電源204から出力しなければならない電流値ΔI2は、(ΔI2=I−ΔI1)となる。従って、制御部218は、副電源204(DCDCコンバータ216)から出力される電圧値V2が(V2=(I−ΔI1)・RB=(I−V1/RA)・RB)となるように制御する。
DCDCコンバータ216の出力電圧の制御が終了すると、システム制御部214は、ステップS1014において、スイッチ回路222にON信号を送信し、スイッチ回路222をON状態にしてDCDCコンバータ216と接続部220とを接続状態にする。これにより、主電源202とDCDCコンバータ216とが接続され、主電源202からの電力に加えて、副電源204からの電力が負荷回路に供給されることになる。換言すれば、DCDCコンバータ216の出力電圧に応じて負荷回路に電流が供給される。
また、システム制御部214は、ステップS1016において、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号をメカ駆動回路102に送信し、主電源202及び副電源204から電力の供給を受けたメカ駆動回路102がズーム動作を実行する。
ズーム動作が実行されると、制御部218は、ステップS1018において、電流検出部208を制御して主電源202から出力される電流値を検出する。
そして、制御部218は、ステップS1020において、ステップS1018で検出された電流値が一定であるかどうか(即ち、ステップS1010で決定した電流値と一致するかどうか)を監視する。
ステップS1018で検出された電流値が一定でなければ、制御部218は、ステップS1022において、主電源202から出力される電流値が一定となるようにDCDCコンバータ216の出力電圧を制御して、ステップS1018に戻る。なお、ステップS1022におけるDCDCコンバータ216の出力電圧の制御は、ステップS1012におけるDCDCコンバータ216の出力電圧の制御と同様である。このように、主電源202から出力される電流を常に検出して、ステップS1010で決定した電流値との差分をDCDCコンバータ216の出力電力にフィードバックすることで、主電源202から出力される電流は常に一定に維持される。
ステップS1018で検出された電流値が一定であれば、システム制御部214は、ステップS1024において、ズーム動作が終了したかどうかを判定する。
ズーム動作が終了していなければ、ステップS1018に戻る。
ズーム動作が終了していれば、システム制御部214は、ステップS1026において、スイッチ回路222にOFF信号を送信し、スイッチ回路222をOFF状態にしてDCDCコンバータ216と接続部220とを非接続状態にする。これにより、主電源202とDCDCコンバータ216との接続が解除され、主電源202からの電力のみが負荷回路に供給される。換言すれば、副電源204から負荷回路への電力供給が行われなくなる。
このように、本実施形態によれば、負荷回路の消費電流が増加したとしても、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御する(即ち、副電源204から電力を供給する)ことで、主電源202から出力される電流値を一定に維持することができる。従って、消費電流の増減に伴う主電源202の電圧降下を低減して主電源202の利用効率を高めることができる。
なお、本実施形態では、撮像装置1の動作による回路負荷の消費電流の増加分の全てを副電源204から供給している。但し、上述したように、主電源202及び副電源204から出力する電流値は任意に設定することができるため、撮像装置1の動作による回路負荷の消費電流の増加分の全てを副電源204から供給してなくてもよい。
例えば、撮像装置1がある動作を行った場合の消費電流値の一例を図5(a)に示す。図5(a)において、ΔI1は動作前の消費電流値ΔIγであり、ΔIα及びΔIβはある動作に伴って増加した電流値である。このように、撮像装置1の動作によっては2つの消費電流値のピークが存在する場合もある。
ここで、副電源204から出力される電流の限界(即ち、供給量ISの限界値)が100であるとする。この場合、最初の消費電流値のピークに対して副電源204から全ての電流を供給した場合(IS=100)、次の消費電流値のピークに対して副電源204から電流を供給することができず、撮像装置1の動作が停止してしまう。従って、最初の消費電流値のピークに対して副電源204から全ての電流を供給した場合には、主電源202から出力される電流値を(ΔIγ+ΔIβ)にしなければならず、主電源202から出力される電流値が大きく変動する(ΔIβ)ことになる。
そこで、図5(b)に示すように、最初の消費電流値のピークに対する副電源204の電流の供給量をIS=60、次の消費電流値に対する副電源204の電流の供給量をIS=40というように分割する。これにより、主電源202から出力される電流値を(ΔIγ+ΔIβ)よりも低く設定することができ、主電源202から出力される電流値の変動を低減させることができる。
また、本実施形態では、主電源202から出力される電流値を一定に維持するために、DCDCコンバータ216の出力電圧を制御した。但し、第2のインピーダンスRBを可変とするシリーズ抵抗などを配置して、負荷回路の消費電流値に応じて第2のインピーダンスRBを制御することで、主電源202から出力される電流値を一定に維持することもできる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態としての電源制御回路を含む撮像装置1Aの構成を示す概略ブロック図である。
撮像装置1Aは、撮像装置1と同様であるが、副電源204として、被写体に対して光を発光する発光装置(所謂、ストロボ)のメインコンデンサを用いることが異なる。詳細には、撮像装置1Aの動作により負荷回路の消費電流値が増加した場合に、発光装置のメインコンデンサに蓄えられた電荷を放電することで、負荷回路に電力を供給する。
電源制御回路は、本実施形態では、主電源202と、電圧検出部206と、電流検出部208と、消費電流検出部210と、電源回路212と、システム制御部214と、制御部218と、接続部220と、スイッチ回路222とを有する。更に、電源制御回路は、発光装置240と、降圧回路252と、コンデンサ電圧検出部254とを有する。
発光装置240は、昇圧回路242と、メインコンデンサ244と、発光回路246とを含む。昇圧回路242は、主電源202から出力される電圧を高電圧に変換する。メインコンデンサ244は、降圧回路252を介して、接続部220に接続される。発光回路246は、発光のタイミングや発光量を調節して被写体に対して光を発光する。
発光装置240において、昇圧回路242で数百ボルトに昇圧された電荷がメインコンデンサ244に蓄えられ、発光回路246での発光に使用される。また、発光装置240においては、メインコンデンサ244の自己放電によって電圧が所定値以下になると、発光装置240の発光性能が低下するため、自己放電を補完するための補充充電が適宜行われている。
降圧回路252は、メインコンデンサ244に接続され、メインコンデンサ244から供給される電圧を降圧して出力電圧を出力する。
コンデンサ電圧検出部254は、メインコンデンサ244の電圧(電圧値)を検出する。
制御部218は、本実施形態では、主電源202から出力される電流値が一定となるように降圧回路252の出力電圧を制御する。詳細には、制御部218は、電圧検出部206で検出された電圧値、負荷回路で消費される消費電流値、主電源202から接続部220までのインピーダンス及び降圧回路252から接続部220までのインピーダンスに基づいて降圧回路252の出力電圧を制御する。
スイッチ回路222は、本実施形態では、メインコンデンサ244(降圧回路252)と接続部220とを接続状態又は非接続状態にする。
以下、図7を参照して、撮像装置1Aの動作、特に、電源制御回路の動作について説明する。本実施形態でも、撮像装置1Aの動作として、静止画撮像モードにおいてズーム動作が指示された場合(即ち、撮像装置1Aの図示しないズームボタンが押された場合)を例に説明する。
まず、静止画撮像モードにおいてズームボタンが押されると、システム制御部214は、ステップS1102において、ズーム動作が指示されたことを検出し、ズーム動作を指示及び制御するための動作制御信号を制御部218に送信して、ズーム動作を開始する。
また、システム制御部214は、ステップS1104において、副電源として発光装置240のメインコンデンサ244を使用してよいかどうかを判定する。例えば、システム制御部214は、撮像装置1の撮像モード(発光装置240の発光が禁止されているか)や被写体の輝度に応じてメインコンデンサ244を使用してよいかどうかを判定する。
副電源として発光装置240のメインコンデンサ244を使用することができないと判定された場合には、システム制御部214は、ステップS1106において、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号を送信し、メカ駆動回路102がズーム動作を実行する。
副電源として発光装置240のメインコンデンサ244を使用することができると判定された場合には、システム制御部214は、ステップS1108において、メインコンデンサ244が負荷回路に電力を供給することができるかどうか判断する。例えば、システム制御部214は、コンデンサ電圧検出部254を制御してメインコンデンサ244の電圧値(電荷が十分に蓄えられているかどうか)を検出して規定値と比較することで、メインコンデンサ244が電力を供給することができるかどうかを判断する。
メインコンデンサ244が負荷回路に電力を供給することができないと判断された場合には、システム制御部214は、ステップS1104において、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号を送信し、メカ駆動回路102がズーム動作を実行する。
メインコンデンサ244が負荷回路に電力を供給することができると判断された場合には、システム制御部214からの動作制御信号を受信した制御部218が、ステップS1110にて、主電源202から接続部220までのインピーダンスを測定(算出)する。同様に、制御部218は、降圧回路252から接続部220までのインピーダンスを測定(算出)する。なお、主電源202から接続部220までのインピーダンス及び降圧回路252から接続部220までのインピーダンスの具体的な測定(算出)については、第1の実施形態のステップS1008を適用することができるため、ここでの説明は省略する。
インピーダンスの測定が終了したら、制御部218は、ステップS1112において、主電源202から出力する電流値(一定の電流値)を決定する。この際、メインコンデンサ244に蓄えられた電荷(即ち、メインコンデンサ244が放電できる電流値)を考慮して主電源202から出力する電流値を決定する必要がある。
次いで、制御部218は、ステップS1114において、降圧回路252の出力電圧を制御(設定)する。制御部218は、電圧検出部206で検出された電圧値、負荷回路で消費される消費電流値、主電源202から接続部220までのインピーダンス及び降圧回路252から接続部220までのインピーダンスに基づいて、降圧回路252の出力電圧を制御する。なお、降圧回路252の出力電圧の具体的な制御については、第1の実施形態のステップS1012を適用することができるため、ここでの詳細な説明は省略する。
降圧回路252の出力電圧の制御が終了すると、システム制御部214は、ステップS1116において、スイッチ回路222にON信号を送信し、スイッチ回路222をON状態にして降圧回路252と接続部220とを接続状態にする。これにより、主電源202とメインコンデンサ244(降圧回路252)とが接続され、主電源202からの電力に加えて、メインコンデンサ244からの電力が負荷回路に供給されることになる。換言すれば、降圧回路252の出力電圧に応じて負荷回路に電流が供給される。
また、システム制御部214は、ステップS1118において、駆動モータ等を駆動させるための駆動信号をメカ駆動回路102に送信し、主電源202及びメインコンデンサ244から電力の供給を受けたメカ駆動回路102がズーム動作を実行する。
ズーム動作が実行されると、制御部218は、ステップS1120において、電流検出部208を制御して主電源202から出力される電流値を検出する。
そして、制御部218は、ステップS1122において、ステップS1120で検出された電流値が一定であるかどうか(即ち、ステップS1112で決定した電流値と一致するかどうか)を監視する。
ステップS1120で検出された電流値が一定でなければ、制御部218は、ステップS1124において、主電源202から出力される電流値が一定となるように降圧回路252の出力電圧を制御して、ステップS1120に戻る。なお、ステップS1120における降圧回路252の出力電圧の制御は、ステップS1114における降圧回路252の出力電圧の制御と同様である。このように、主電源202から出力される電流を常に検出して、ステップS1112で決定した電流値との差分を降圧回路252にフィードバックすることで、主電源202から出力される電流は常に一定に維持される。
ステップS1120で検出された電流値が一定であれば、システム制御部214は、ステップS1126において、ズーム動作が終了したかどうかを判定する。
ズーム動作が終了していなければ、ステップS1120に戻る。
ズーム動画が終了していれば、システム制御部214は、ステップS1128において、スイッチ回路222にOFF信号を送信し、スイッチ回路222をOFF状態にして降圧回路252と接続部220とを非接続状態にする。これにより、主電源202とメインコンデンサ244との接続が解除され、主電源202からの電力のみが負荷回路に供給される。換言すれば、メインコンデンサ244から負荷回路への電力供給が行われなくなる。
このように、本実施形態によれば、負荷回路の消費電流が増加したとしても、降圧回路252の出力電圧を制御する(即ち、メインコンデンサ244から電力を供給する)ことで、主電源202から出力される電流値を一定に維持することができる。従って、消費電流の増減に伴う主電源202の電圧降下を低減して主電源202の利用効率を高めることができる。また、本実施形態では、副電源として、電気二重層コンデンサ等の大容量コンデンサや新たな電池を用いるのではなく、発光装置240のメインコンデンサ244を用いているため、携帯機器のように小型化が求められる電子機器に有効である。
なお、発光装置240のメインコンデンサ244は、リーク電流を放出するため、放置しておくだけで電荷を失うことになる。本実施形態では、発光装置240を使用しない場合に、発光装置240のメインコンデンサ244に蓄積された電荷(リーク電流)を撮像装置1Aの動作に利用することで、メインコンデンサ244に蓄積された電荷を有効に利用することができる。
また、本実施形態では、メインコンデンサ244を充電する昇圧回路242と放電する降圧回路252とを別々に設けているが、一体型のDCDCコンバータを用いてもよい。例えば、1次側及び2次側にスイッチ回路を備えたフライバック型コンバータを用いることができる。この場合、1次側にスイッチすることでトランス巻き線比率に対応した昇圧を行い、2次側にスイッチすることでトランス巻き線比率に対応した降圧を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の第1の実施形態としての電源制御回路を含む撮像装置の構成を示す概略ブロック図である。 図1に示す撮像装置の電源制御回路の動作について説明するためのフローチャートである。 図1に示す撮像装置がズーム動作を行った場合の消費電流値の一例を示す図である。 図1に示す撮像装置(電源制御回路及び負荷回路を含む)の回路構成を簡略化して示す回路モデル図である。 図1に示す撮像装置がある動作を行った場合の消費電流値の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態としての電源制御回路を含む撮像装置の構成を示す概略ブロック図である。 図6に示す撮像装置の電源制御回路の動作について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置
102 メカ駆動回路
202 主電源
204 副電源
206 電圧検出部
208 電流検出部
210 消費電流検出部
212 電源回路
214 システム制御部
216 DCDCコンバータ
218 制御部
220 接続部
222 スイッチ回路
240 発光装置
242 昇圧回路
244 メインコンデンサ
246 発光回路
252 降圧回路
254 コンデンサ電圧検出部

Claims (11)

  1. 第1の電源手段と、
    第2の電源手段と、
    前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、
    前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部と、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする電源制御回路。
  2. 前記出力手段と前記接続部とを接続状態又は非接続状態にするスイッチ手段を更に有し、
    前記スイッチ手段は、前記負荷回路で消費される消費電流値が変動する場合に、前記出力手段と前記接続部とを接続状態にすることを特徴とする請求項1記載の電源制御回路。
  3. 前記負荷回路で消費される消費電流値の標準値を前記負荷回路の動作種別ごとに格納する格納手段を更に有し、
    前記格納手段は、格納した消費電流値の標準値のうち、前記負荷回路の動作種別に応じた消費電流値の標準値を前記制御手段に出力し、
    前記制御手段は、前記格納手段から出力された前記消費電流値の標準値を前記負荷回路で消費される消費電流値として用いて、前記出力手段の出力電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源制御回路。
  4. 前記負荷回路で消費される消費電流値を検出する消費電流検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記消費電流検出手段によって検出された消費電流値を用いて、前記出力手段の出力電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源制御回路。
  5. 前記第1のインピーダンス及び前記第2のインピーダンスを測定する測定手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記測定手段によって測定された第1のインピーダンス及び第2のインピーダンスを用いて、前記出力手段の出力電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源制御回路。
  6. 第1の電源手段と、
    第2の電源手段と、
    前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、
    前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部と、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から出力される電圧値に基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする電源制御回路。
  7. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段に含まれる負荷回路を動作させる電源を制御する電源制御回路とを有し、
    前記電源制御回路は、
    第1の電源手段と、
    第2の電源手段と、
    前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、
    前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して前記負荷回路に供給する接続部と、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記被写体に対して光を発光する発光装置を更に有し、
    前記第2の電源手段は、前記発光装置のコンデンサであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部とを有する電源制御回路の制御方法であって、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、
    前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. 第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して負荷回路に供給する接続部とを有する電源制御回路の制御方法であって、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、
    前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から出力される電圧値に基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスを制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段に含まれる負荷回路を動作させる電源を制御する電源制御回路とを有し、前記電源制御回路は、第1の電源手段と、第2の電源手段と、前記第2の電源手段に直列に接続され、前記第2の電源手段から供給される電圧を昇圧又は降圧して出力する出力手段と、前記第1の電源手段の出力と前記出力手段の出力とを接続して前記負荷回路に供給する接続部とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記第1の電源手段から出力される電圧値を検出する電圧検出ステップと、
    前記電圧検出ステップで検出された電圧値、前記負荷回路で消費される消費電流値、前記第1の電源手段から前記接続部までの第1のインピーダンス、及び、前記出力手段から前記接続部までの第2のインピーダンスに基づいて、前記第1の電源手段から出力される電流値が一定となるように前記出力手段の出力電圧を制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
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