JP4415190B2 - 閃光装置付きカメラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばストロボを内蔵したデジタルカメラ等の閃光装置付きカメラ装置に関するものである。
従来、CCDやMOS型の固体撮像素子を用いて被写体を撮像し、それを画像データとしてフラッシュメモリ等の記録媒体に記録するデジタルカメラにおいては、ストロボ(閃光装置)が内蔵されているものが多い。この種のストロボは、周知のようにカメラ本体に収容された電池の電圧を昇圧し、それをメインコンデンサ(以下、発光用コンデンサという。)に充電しておき、撮影時には、トリガ信号に応じて発光用コンデンサに充電された電荷により発光管(キセノン管等)を放電発光させている。発光用コンデンサへの充電には一般に数秒〜10秒程度の時間を要している。
一方、近年のデジタルカメラにおいては、内蔵される撮影用メモリバッファの大容量化等により、撮影後の画像処理中に次の撮影が行えるものが多い。しかしストロボ撮影の場合には、次の撮影までに発光用コンデンサの充電が完了していなければ連続した撮影を行うことができない。無論、発光用コンデンサの充電時間は、充電電流を増やすことで短縮化は可能であるが、内蔵可能な電池の数や性能等により、それには自ずと限界がある。
これを解決するものとして、例えば下記の特許文献1には、発光用コンデンサを複数設け、各コンデンサを個々に設けた充電回路によって充電しておき、複数の発光用コンデンサから順に放電管へ電力を供給することにより、短い時間間隔での連続発光を可能とするものが記載されている。
特開平08−050320号公報
しかしながら、上記のように複数の発光用コンデンサを個々に設けた充電回路によって充電する構成では、回路規模が増大するためコスト的に不利である。また、充電中における充電回路部分の発熱による電力損失が大きくなるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、低コストで、かつ無駄な電力消費を抑えながら連続したストロボ撮影を行うことが可能となる閃光装置付きカメラ装置、及びその実現に使用されるプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一の観点に係る閃光装置付きカメラ装置は、
画像を撮像する撮像手段と、
使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
撮影時の補助光を発する発光管と、
前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
前記複数の発光用コンデンサに対して充電を行う単一の充電回路と、
前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了していない発光用コンデンサの充電をさせる充電制御手段と、
前記撮影指示が1回なされる度に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了している1つの発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
を備える。
本発明の第二の観点に係るプログラムは、
画像を撮像する撮像手段と、
使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
撮影時の補助光を発する発光管と、
前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
前記複数の発光用コンデンサに対して充電を行う単一の充電回路と、
を備えた閃光装置付きカメラ装置が有するコンピュータを、
前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了していない発光用コンデンサの充電をさせる充電制御手段、
前記撮影指示が1回なされる度に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了している1つの発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段、
として機能させる。
本発明の第三の観点に係る閃光装置付きカメラ装置は、
画像を撮像する撮像手段と、
使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
撮影時の補助光を発する発光管と、
前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
前記複数の発光用コンデンサを充電する単一の充電回路と、
補助光に要求される光量に応じた必要充電量を設定する設定手段と、
前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサの充電させる充電制御手段と、
前記撮影指示が1回なされる度に、前記単一の充電回路による前記複数の発光用コンデンサの充電中において、各発光用コンデンサの充電量を計測する計測手段と、
1回目の前記撮影指示に応答して、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第1の選択手段と、
2回目以降の前記撮影指示が1回なされる度に、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記第1の選択手段または当該第2の選択手段により選択されていない発光用コンデンサであって、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第2の選択手段と、
前記撮影指示が1回なされる度に、前記第1の選択手段または前記第2の選択手段により選択された1又は複数の発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
を備える。
本発明の第四の観点に係るプログラムは、
画像を撮像する撮像手段と、
使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
撮影時の補助光を発する発光管と、
前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
前記複数の発光用コンデンサを充電する単一の充電回路と、
を備えた閃光装置付きカメラ装置が有するコンピュータを、
補助光に要求される光量に応じた必要充電量を設定する設定手段、
前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサの充電させる充電制御手段、
前記撮影指示が1回なされる度に、前記単一の充電回路による前記複数の発光用コンデンサの充電中において、各発光用コンデンサの充電量を計測する計測手段、
1回目の前記撮影指示に応答して、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第1の選択手段、
2回目以降の前記撮影指示が1回なされる度に、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記第1の選択手段または当該第2の選択手段により選択されていない発光用コンデンサであって、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第2の選択手段、
前記発光管の発光に応答して、前記第1の選択手段または前記第2の選択手段により選択された1又は複数の発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段、
として機能させる。
以上のように、本発明においては、複数の発光用コンデンサを単一の充電回路によって効率的に充電しながら、複数の発光用コンデンサを順に使用することによりストロボ撮影を連続して行うことができるようにした。よって、回路規模が必要以上に大きくならず、低コストで連続したストロボ撮影を可能とすることができる。しかも、充電回路が1つであるため、充電中における発熱等による電力損失が少なく、無駄な消費電力を極力なくすことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の各実施の形態に共通するストロボ内蔵型のデジタルカメラ1における電気的構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、固定レンズ2、フォーカスレンズ3を介して結像された被写体像を撮像する撮像手段であるCCD4と、CCD4を駆動するためのTG(Timing Generator)5及びVドライバー(垂直方向ドライバー)6と、アナログ信号処理部7を有している。アナログ信号処理部7は、CCD4から出力された撮像信号を保持するCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング回路)と、CDSから撮像信号を供給されるアナログアンプであるゲイン調整アンプ(AGC)と、ゲイン調整アンプで増幅され調整されたアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)とからなり、CCD4の出力信号は、ここで黒レベルを合わせてサンプリングされデジタル信号としてCPU9に送られる。
前記フォーカスレンズ3は、AFモータ等からなる駆動機構8に保持されており、装置全体を制御するCPU9がAFドライバー10を介して駆動機構8を動作させることにより光軸方向に移動し合焦動作を行う。また、CCD4は、CPU9から送られるシャッターパルスに応じ、TG5とVドライバー6とによって電荷蓄積時間を変化されることにより電子シャッターとして機能する。
CPU9は各種の信号処理、及び画像処理機能を備えたものであり、アナログ信号処理部7を経てデジタル信号に変換された撮像信号からビデオ信号を生成し、CCD4によって撮像した被写体像をスルー画像としてTFT液晶モニター11に表示させる。また、撮影時には、撮像信号を圧縮して所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、それをフラッシュメモリ12に記憶させる一方、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張してTFT液晶モニター11に表示させる。
また、CPU9には電池等の電源を含む電源回路13、シャッターキー等の各種のスイッチを含む操作キー部14、作業用のメモリであるDRAM15、CPU9による各部の制御及びデータ処理に必要な各種の動作プログラムが記録されたプログラムROMであるMROM16、ストロボ回路17が接続されている。MROM16には、CPU9を本発明の充電制御手段、発光制御手段、計測手段として機能させるためのプログラムが記憶されている。
図2は、前記ストロボ回路17の回路図であり、ストロボ回路17は、主として発光管(キセノン管)21と、発光管21の発光用の電荷を保持しておくための第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22b、前記電源回路13における電池23の電圧を昇圧し第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bを充電する充電回路(本発明の充電手段)24、発光管21を駆動する駆動素子(IGBT)25、前記CPU9からの発光信号に基づき駆動制御信号により駆動素子25をオン状態とするとともに、発光管21に発光トリガー信号を与え、発光管21を発光(放電)させる発光制御回路26、前記第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bにおける発光管21と充電回路24との接続経路を、前記CPU9からのスイッチ制御信号により動作し回路内において第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bを断続する第1及び第2のスイッチ27a,27bとから構成されている。また、ストロボ回路17には、前記CPU9に、第1又は第2の発光用コンデンサ22a,22bの充電量を抵抗分割した電圧である充電検出電圧として検出させるための第1及び第2の抵抗28,29と、コンデンサ30とが設けられている。なお、電池23は、例えば約3V〜6V程度の電圧のものであり、第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bは、例えば耐圧約330Vで、50μFから200μF程度の同一の電荷蓄積容量(充電容量)を有するものである。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1における本発明に係る動作を説明する。まず、撮影モードとして通常モードが設定されている時のストロボ撮影時の動作について説明する。図3は、通常モードにおける主としてストロボ光の発光に関する動作を示したフローチャートである。デジタルカメラ1においては、電源投入や、記録画像を再生する再生用モードから撮影用の記録モードに切り替えられることにより動作を開始し、まず前述したストロボ回路17における第1のスイッチ27aをオン状態とし、充電回路24による第1の発光用コンデンサ22aへの充電を開始する(ステップSA1)。しかる後、第1の発光用コンデンサ22aの充電検出電圧が所定の電圧に達したか否によって充電が完了したか否かを確認するとともに、充電が完了するまで充電動作を継続する(ステップSA2でNO)。やがて、充電が完了したら(ステップSA2でYES)、その時点で、第1のスイッチ27aをオフ状態とし、第1の発光用コンデンサ22aへの充電を停止する(ステップSA3)。
引き続き、第2のスイッチ27bをオン状態とし、充電回路24による第2の発光用コンデンサ22bへの充電を開始し(ステップSA4)、第2の発光用コンデンサ22bの充電検出電圧が所定の電圧に達したか否によって充電が完了したか否かを確認するとともに、充電が完了するまで充電動作を継続する(ステップSA5でNO)。やがて、充電が完了したら(ステップSA5でYES)、その時点で、第2のスイッチ27bをオフ状態とし、第2の発光用コンデンサ22bへの充電を停止する(ステップSA6)。
以後、図4の処理に進み、まずストロボ発光の必要が生じたか否かを確認する(ステップSA7)。ここでストロボ発光の必要が生じたとき、すなわち撮影操作があり、かつそのとき被写体が暗くストロボ光(補助光)と判断されたり、或いはストロボ光の強制発光が設定されていたとき(ステップSA7でYES)、動作開始当初においてはステップSA8がYES、SA9がNOとなるため、直ちに第1のスイッチ27aをオン状態とし、発光制御回路26に第1の発光用コンデンサ27aに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSA10)。これにより1回目のストロボ撮影を行う。そして、撮影終了後には、第1の発光用コンデンサ27aへの充電を開始し(ステップSA11)、ステップSA7へ戻る。
そして、1回目のストロボ撮影後、新たなストロボ発光の必要が直ちに生じたときには(ステップSA7でYES)、第1の発光用コンデンサ27aは充電中であるが(ステップSA8でYES)、第2の発光用コンデンサ27bは充電を完了しているため(ステップSA12でNO)、次の処理を行う。すなわち第1のスイッチ27aをオフ状態として第1の発光用コンデンサ22aへの充電を中止し(ステップSA13)、第2のスイッチ27bをオン状態とし、発光制御回路26に第2の発光用コンデンサ22bに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSA14)。これにより2回目のストロボ撮影を行う。引き続き、第2のスイッチ27bをオフ状態とし、第1のスイッチ27aをオン状態として第1の発光用コンデンサ22aへの充電を再開し(ステップSA15)、ステップSA7へ戻る。
また、2回目のストロボ撮影後、新たなストロボ発光の必要が生じたとき(ステップSA7でYES)、既に第1の発光用コンデンサ22aの充電が完了しており(ステップSA8でNO)、かつ第2の発光用コンデンサ27bが充電中であった場合には(ステップSA9でYES)、次の処理を行う。すなわち第2のスイッチ27bをオフ状態として第2の発光用コンデンサ22bへの充電を中止し(ステップSA16)、第1のスイッチ27aをオン状態とし、発光制御回路26に第1の発光用コンデンサ22aに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSA17)。これにより3回目のストロボ撮影を行う。引き続き、第1のスイッチ27aをオフ状態とし、第2のスイッチ27bをオン状態として第2の発光用コンデンサ22bへの充電を再開し(ステップSA18)、ステップSA7へ戻る。
また、ステップSA7の判別結果がNOであって、新たなストロボ発光の必要が生じていないときには、図5に示した以下の処理を行う。すなわち第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bの充電が完了しているときには(ステップSA19,SA20が共にYES)、そのまま図4のステップSA7へ戻る。また、第1の発光用コンデンサ22aの充電は完了しているが(ステップSA19でYES)、第2の発光用コンデンサ22bの充電が完了していないとき、つまり前述したステップSA15の処理で再開した第1の発光用コンデンサ22aの充電が完了した直後には(ステップSA20でNO)、第1のスイッチ27aをオフ状態とし、かつ第2のスイッチ27bをオン状態として第2の発光用コンデンサ22bへの充電を開始する(ステップSA21)。
さらに、第1の発光用コンデンサ22aの充電が完了していない場合に(ステップSA19でNO)、第2の発光用コンデンサ22bが充電中であれば、つまり前述したステップSA18の処理で再開した第2の発光用コンデンサ22bの充電が完了していないときには(ステップSA22でYES)、そのまま図4のステップSA7へ戻る。また、第1の発光用コンデンサ22aの充電が完了しておらず、かつ第2の発光用コンデンサ22bが充電中でなければ、つまり前述したステップSA18の処理で再開した第2の発光用コンデンサ22bの充電が完了した直後には(ステップSA22でNO)、第2のスイッチ27bをオフ状態とし、かつ第1のスイッチ27aをオン状態として第1の発光用コンデンサ22aへの充電を開始する(ステップSA23)。しかる後、図4のステップSA7へ戻る。
なお、上述した動作を繰り返す間に、いずれかの時点でストロボ発光の必要が生じたとき(ステップSA7でYES)、第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bの双方が充電中、実際にはいずれか一方が充電中で、かつ他方が未充電の状態にあった場合においては(ステップSA8,SA12が共にYES)、ストロボ発光を行わず、そのまま次にストロボ発光の必要が生じるまで、前述した図5の処理を繰り返す。
以上のように通常モードでの撮影時には、第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bの双方を単一の充電回路24によって効率的に充電しながら、第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bを交互に用いることにより、比較的短かい時間間隔でストロボ撮影を連続して行うことができる。したがって、従来のように回路規模が必要以上に大きくならず低コストである。しかも、従来のものに比べて充電中における発熱等による電力損失が少なく、無駄な消費電力をその分だけ削減することができる。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ1において、撮影モードとして連写モードが設定されているときのストロボ撮影時の動作について説明する。図6は、連写モードにおける主としてストロボ光の発光に関する動作を示したフローチャートである。デジタルカメラ1においては、電源投入や、記録画像を再生する再生用モードから撮影用の記録モードに切り替えられることにより動作を開始し、まず前述した通常モードにおけるステップSA1〜SA6と同様の手順により第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bに充電を行う(ステップSB1〜SA6)。
そして、ストロボ撮影の開始が指示された場合、すなわち撮影操作があり、かつそのとき被写体が暗くストロボ光(補助光)と判断されたり、或いはストロボ光の強制発光が設定されていたときには(ステップSB7でYES)、第1のスイッチ27aをオン状態とし、発光制御回路26に第1の発光用コンデンサ27aに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSB8)。これにより1回目のストロボ撮影を行う。引き続き、第1のスイッチ27aをオフ状態とした後(ステップSB9)、第2のスイッチ27bをオン状態とし、発光制御回路26に第2の発光用コンデンサ22bに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSB10)。これにより2回目のストロボ撮影を行う。そして、第2のスイッチ27bをオフ状態とし(ステップSB11)、連写モードによる連続撮影を終了する。以後、記録モードとして連写モードが設定されている間は、ステップSB1以降の処理を繰り返す。
以上のように連写モードによる連続撮影時には、単一の充電回路24によって充電した第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bを順に用いて発光管21を発光させることにより、極めて短かい時間間隔で連続するストロボ撮影を行うことができる。
ここで、以上説明した第1の実施の形態においては、発光管21の発光に使用する発光用コンデンサとして、第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bの2つを設けたものを示したが、発光用コンデンサの数は必要に応じて増やすことができる。例えば発光用コンデンサを3つ設けることにより、前述した通常モードでは、2回目のストロボ撮影を行った後、直ちに3回目のストロボ撮影を行うことができ、また前述した連写モードでは、1回の撮影操作によって3回の連続ストロボ撮影を行うことができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図1に示した構成を備えたデジタルカメラ1において、前記ストロボ回路17が図7に示した構成を備えたものである。すなわち本実施の形態においてストロボ回路17は、図示したように、前述した第1及び第2の発光用コンデンサ22a,22bに代えて、発光管21の発光用の電荷を保持しておくためのn個の発光用コンデンサ22a,・・・22nが設けられている。また、それと対応して、前記CPU9からのスイッチ制御信号により動作し回路内においてn個の発光用コンデンサ22a,・・・22nを断続するn個のスイッチ27a,・・・27nが設けられている。なお、各発光用コンデンサ22a,・・・22nの電荷蓄積容量(充電容量)は、同一でもよいし、それぞれ異なっていてもよい。
また、前述した第1及び第2の抵抗28,29、コンデンサ30に代えて、前記CPU9に前記n個の発光用コンデンサ22a,・・・22nの充電量を個別に充電検出電圧として検出させるためのAD変換器31と、n個の検出スイッチ32a,・・・32nとが設けられている。さらに、前記MROM16に、CPU9を本発明の充電制御手段、発光制御手段、設定手段、計測手段、選択手段として機能させるためのプログラムが記憶されている。
そして、本実施の形態のデジタルカメラにおいては、撮影モードとして連写モードが設定された状態でのストロボ撮影時に際して以下のように動作する。図8は、連写モードにおける主としてストロボ光の発光に関する動作を示したフローチャートである。
すなわちデジタルカメラにおいては、連写モードが設定されると、まず、その時設定されているガイドナンバーを取得する(ステップSC1)。ガイドナンバーは周知のようにストロボ光の発光強度、つまりストロボ光に要求される光量を示す値であり、例えば被写体の明るさ等によって変化する。次に、取得したガイドナンバーに対応する充電量つまり必要充電量を、n個の発光用コンデンサ22a,・・・22nに対する充電最終条件に設定する(ステップSC2)。しかる後、前記スイッチ27a,・・・27nの全てをオン状態とし、充電回路24によるn個の発光用コンデンサ22a,・・・22nへの充電を開始する(ステップSC3)。
そして、撮影操作が行われた直後(及びそれ以後)における連続撮影の撮影タイミングが到来したら(ステップSC4でYES)、その時点における各発光用コンデンサ22a,・・・22nの充電量を個別に計測(検出)する(ステップSC5)。次に、その計測結果に基づき、単体で又は合計で、先に取得したガイドナンバーに対応する充電量、すなわち前述した必要充電量となるような1又は複数の発光用コンデンサの組み合わせの有無を判定する(ステップSC6)。ここで、上記1又は複数の発光用コンデンサの組み合わせがなければ(ステップSC7でNO)、そのまま全ての発光用コンデンサ22a,・・・22nの充電を継続する。
また、上記1又は複数の発光用コンデンサの組み合わせがあれば(ステップSC7でYES)、全ての発光用コンデンサ22a,・・・22nの充電を停止する(ステップSC8)。しかる後、該当する1又は複数の発光用コンデンサを有効にし(前記n個のスイッチ27a,・・・27nの中の対応するスイッチのみをオン状態とし)、発光制御回路26に、それらの発光用コンデンサに蓄積されている電荷を発光管21へ供給させて発光管21を発光させる(ステップSC9)。これにより1回目のストロボ撮影を行う。以後、ステップSC3〜ステップSC9迄の処理を繰り返す。その際には、2回目以降の撮影タイミングが到来したときには、前回の撮影タイミングで使用されなかった発光用コンデンサが存在するため、それらの発光用コンデンサによって直ちに必要充電量を確保し、発光管21を短かい時間間隔で発光させることができる。
以上のように本実施の形態においては、n個の発光用コンデンサ27a,・・・27nを単一の充電回路24によって効率的に充電しながら、各撮影タイミングにおいて、その時点で必要充電量が確保できる充電途中又は充電が完了している1又は複数の発光用コンデンサを適宜使用することにより、短かい時間間隔で連続するストロボ撮影を行うことができる。したがって、本実施の形態においても、従来のように回路規模が必要以上に大きくならず低コストである。しかも、従来のものに比べて充電中における発熱等による電力損失が少なく、無駄な消費電力をその分だけ削減することができる。
また、以上説明した第1及び第2の実施の形態においては、撮像素子に撮像した被写体の画像をデジタルデータとして記録するデジタルカメラに本発明を採用した場合について説明したが、これ以外にもストロボを備えたカメラ装置であれば、本発明はカメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、さらにはストロボ付きの銀塩カメラ等にも採用することができる。その場合においても前述したものと同一の効果を得ることができる。
本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメラを示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるストロボ回路を示す回路図である。 通常モードによる動作を示すフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 図3に続くフローチャートである。 連写モードによる動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるストロボ回路を示す回路図である。 同実施の形態における連写モードによる動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
4 CCD
9 CPU
13 電源回路
14 操作キー部
16 MROM
17 ストロボ回路
21 発光管
22a 第1の発光用コンデンサ
22b 第2の発光用コンデンサ
22a〜22n 発光用コンデンサ
23 電池
24 充電回路
25 駆動素子
26 発光制御回路
27a 第1のスイッチ
27b 第2のスイッチ
31 AD変換器
32a〜32n 検出スイッチ

Claims (6)

  1. 画像を撮像する撮像手段と、
    使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
    撮影時の補助光を発する発光管と、
    前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
    前記複数の発光用コンデンサに対して充電を行う単一の充電回路と、
    前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了していない発光用コンデンサの充電をさせる充電制御手段と、
    前記撮影指示が1回なされる度に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了している1つの発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
    を備えたことを特徴とする閃光装置付きカメラ装置。
  2. 前記充電制御手段は、
    前記発光管の発光が伴う撮像がなされた後に、前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了していない発光用コンデンサの充電をさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の閃光装置付きカメラ装置。
  3. 画像を撮像する撮像手段と、
    使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
    撮影時の補助光を発する発光管と、
    前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
    前記複数の発光用コンデンサに対して充電を行う単一の充電回路と、
    を備えた閃光装置付きカメラ装置が有するコンピュータを、
    前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了していない発光用コンデンサの充電をさせる充電制御手段、
    前記撮影指示が1回なされる度に、前記複数の発光用コンデンサのうちの充電が完了している1つの発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  4. 画像を撮像する撮像手段と、
    使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
    撮影時の補助光を発する発光管と、
    前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
    前記複数の発光用コンデンサを充電する単一の充電回路と、
    補助光に要求される光量に応じた必要充電量を設定する設定手段と、
    前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサの充電させる充電制御手段と、
    前記撮影指示が1回なされる度に、前記単一の充電回路による前記複数の発光用コンデンサの充電中において、各発光用コンデンサの充電量を計測する計測手段と、
    1回目の前記撮影指示に応答して、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第1の選択手段と、
    2回目以降の前記撮影指示が1回なされる度に、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記第1の選択手段または当該第2の選択手段により選択されていない発光用コンデンサであって、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第2の選択手段と、
    前記撮影指示が1回なされる度に、前記第1の選択手段または前記第2の選択手段により選択された1又は複数の発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段と、
    を備えたことを特徴とする閃光装置付きカメラ装置。
  5. 前記充電制御手段は、
    前記発光管の発光が伴う撮像がなされた後に、前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサの充電させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の閃光装置付きカメラ装置。
  6. 画像を撮像する撮像手段と、
    使用者の操作に応答して撮影指示をなす撮影指示手段と、
    撮影時の補助光を発する発光管と、
    前記発光管を発光させる電荷を蓄積する複数の発光用コンデンサと、
    前記複数の発光用コンデンサを充電する単一の充電回路と、
    を備えた閃光装置付きカメラ装置が有するコンピュータを、
    補助光に要求される光量に応じた必要充電量を設定する設定手段、
    前記単一の充電回路に、前記複数の発光用コンデンサの充電させる充電制御手段、
    前記撮影指示が1回なされる度に、前記単一の充電回路による前記複数の発光用コンデンサの充電中において、各発光用コンデンサの充電量を計測する計測手段、
    1回目の前記撮影指示に応答して、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第1の選択手段、
    2回目以降の前記撮影指示が1回なされる度に、前記計測手段によって計測された各発光用コンデンサの充電量に基づいて、前記複数の発光用コンデンサの中から、前記第1の選択手段または当該第2の選択手段により選択されていない発光用コンデンサであって、前記設定手段により設定された必要充電量を単体で又は合計で満足する充電量の1又は複数の発光用コンデンサを選択する第2の選択手段、
    前記発光管の発光に応答して、前記第1の選択手段または前記第2の選択手段により選択された1又は複数の発光用コンデンサに蓄積されている電荷を前記発光管に放電させることにより前記発光管を発光させて、前記撮像手段に画像を撮像させる撮像制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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