JP5228428B2 - 閃光装置、充電制御プログラム及び充電方法 - Google Patents

閃光装置、充電制御プログラム及び充電方法 Download PDF

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Description

本発明は、特にカメラに好適に用いられる閃光装置及びこの閃光装置に用いられる充電制御プログラム及び充電方法に関する。
従来、銀塩カメラやデジタルカメラ等のカメラ装置においては、暗所での撮影時や逆光での撮影時に適正な撮影を可能とするために、キセノンストロボで代表される閃光装置が設けられている。このキセノンストロボは、主に、キセノン管とコンデンサを有し、コンデンサに満充電された電荷(電圧)を用いてキセノン管から発光させる。また、発光によりコンデンサの電圧が低下すると、電池から再びコンデンサを満充電まで充電させることにより、キセノン管からの発光を可能にする(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−39544号公報
しかしながら、コンデンサに蓄積された電荷は自然放電により不可避的にその一部が消失し電力は減少する。このとき、従来のようにコンデンサが満充電まで充電されていると、自然放電による電荷の消失も大きいこととなる。したがって、コンデンサからの自然放電が、閃光装置における無用かつ大きな電力消費の要因となっているのが実情であった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、電力消費を抑制することのできる閃光装置、充電制御プログラム及び充電方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係る閃光装置にあっては、電源と、この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段と、過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記複数の充電状態は、1つの蓄積手段に対して選択可能な3つ以上の充電量を前記複数の蓄積手段で組み合わせた複数の充電状態であり、前記充電制御手段は、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段の充電量が、前記選択手段により選択された充電状態で指定される充電量に達した段階、または達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換えながら、全ての蓄積手段の充電量が前記選択手段により選択された充電状態となるように充電を制御することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記充電制御手段は、充電中の蓄積手段の充電量が、前記選択手段により選択された充電状態で指定される充電量に達するまでの間、該蓄積手段への充電と他の蓄積手段への充電とを複数回切り換えるように充電を制御することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記選択手段は、過去の撮影における発光量が大きいほど、各蓄積手段の充電量が大きくなるような充電状態を選択することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記選択手段は、過去の撮影における発光頻度が多いほど、多くの蓄積手段を充電するような充電状態を選択することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記充電制御手段は、過去の撮影における発光量と発光頻度との組み合わせに応じて前記複数の充電状態の1つを選択することを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記充電制御手段は、いずれかの蓄積手段が満充電に達する前の段階で、充電対象となる蓄積手段の切り換えを複数回実行することを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記充電制御手段は、前記複数の蓄積手段に交互に充電する方法と、前記複数の蓄積手段に同時に充電する方法とを選択可能であることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が発光可能な充電量であることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が所定時間以内に発光可能な最低限度の充電量であることを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が所定の明るさで発光可能な最低限度の充電量であることを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係る閃光装置にあっては、前記充電制御手段は、所定以下の電流値で充電を行うように制御することを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係る充電制御方法にあっては、電源と、この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段とを備える閃光装置が有するコンピュータの制御方法であって、前記コンピュータに、
過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択処理と、前記選択処理により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御処理とを実行させることを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係る充電制御プログラムにあっては、電源と、この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段とを備える閃光装置が有するコンピュータを、過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、電力消費を抑制することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。このデジタルカメラは、光学レンズ1、この光学レンズ1により結像されるCCD等の撮像素子2と、撮像素子2を駆動するためのTG3と、撮像素子2から出力された撮像信号を保持するCDS、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(AD)からなるユニット回路4を有している。前記光学レンズ1は、AFモータ等を備えるレンズ駆動回路5に保持されており、レンズ駆動回路5が画像処理回路/CPU6の制御により駆動されることにより光軸方向に移動し、撮像素子2に結像される被写体像のフォーカスを調整する。また、AE制御時には、撮像素子2が、画像処理回路/CPU6から送られるシャッタパルスに基づきTG3によって駆動され、その電荷蓄積時間を制御される。これにより電子シャッタが実現される。
画像処理回路/CPU6は各種の信号処理、及び画像処理機能を備えたものであり、ユニット回路4を経てデジタル信号に変換された撮像信号からビデオ信号を生成し、撮像素子2によって撮像した被写体像をスルー画像としてTFT液晶モニター等からなる表示装置7に表示させる。また、撮像時には、撮像信号を圧縮して所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、それをフラッシュメモリー等からなる画像記録媒体8に記憶させ、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張して表示装置7に表示させる。
さらに、画像処理回路/CPU6には、シャッタキー等の各種のスイッチを含む操作キー部9、メモリー10、ストロボ回路11が接続されている。メモリー10は、フラッシュメモリーであって、画像処理回路/CPU6による各部の制御及び各種データ処理に必要な動作プログラムが記録されているとともに、後述するフローチャートに示す処理を実行するためのプログラムが記憶されている。
ストロボ回路11は、発光手段を備え、画像処理回路/CPU6からTG3を介して図2に示すストロボ発光信号が送られ、このストロボ発光信号が出力されている間のみ発光手段が発光し、光量は発光時間に比例する。このとき、ストロボ光を受けた被写体の像が光学レンズ1を介して撮像素子2上に結像され、撮像素子2は信号を出力する。この撮像素子2から出力された信号は、ユニット回路4にて、サンプリング、増幅、デジタル化され、画像処理回路/CPU6に送られる。そして、画像処理回路/CPU6内で輝度に変換され、輝度の積分やヒストグラム処理が行われる。
図2は、前記ストロボ回路11の詳細を示す回路図である。この回路図において、ストロボ発光信号113を除く、充電ON信号111、電流制御信号112、スイッチ信号(1)114、スイッチ信号(2)115は、前記画像処理回路/CPU6から出力され、ストロボ発光信号113は、前記TG3から出力される。また、電圧モニター信号116は、前記画像処理回路/CPU6に入力される。前記充電ON信号111、電流制御信号112、ストロボ発光信号113は、制御IC117に入力され、スイッチ信号(1)114、スイッチ信号(2)115は、スイッチングボックス118に入力され、電圧モニター信号116は電圧モニター回路119から画像処理回路/CPU6に入力される。
前記スイッチングボックス118は、必要に応じてストロボメイン第1コンデンサ121(以下、単に第1コンデンサ121という。)と、ストロボメイン第2コンデンサ122(以下、単に第2コンデンサ122という。)とを切り替えるスイッチ機構である。つまり、スイッチングボックス118は、通常時は第1コンデンサ121と第2コンデンサ122に接続しているが、スイッチ信号(1)114に応答して第1コンデンサ121のみ接続し、スイッチ信号(2)115に応答して第2コンデンサ122のみに接続する。
なお、本実施の形態において、第1コンデンサ121と第2コンデンサ122は同一容量である。
但し当然、発明の構成よっては、同一容量ではなくとも構わない。
電圧モニター回路119は、スイッチングボックス118により選択されている第1コンデンサ121又は第2コンデンサ122の電圧を検出して、電圧モニター信号116として、画像処理回路/CPU6に入力する。つまり、電圧モニター回路119は、第1コンデンサ121又は第2コンデンサ122の電圧を個別に検出して、第1コンデンサ121の電圧モニター信号116、及び第2コンデンサ122の電圧モニター信号116として出力することが可能である。
電池120は、コイル123、ダイオード124、125、及び前記スイッチングボックス118を介して、電力を第1コンデンサ121と第2コンデンサ122とに供給する電源である。したがって、電池120からの電力は、スイッチ信号(1)114とスイッチ信号(2)115とに応答して動作しているスイッチングボックス118の切り替え状態に応じて、第1コンデンサ121と第2コンデンサ122とに選択的に充電することが可能であり、また、第1コンデンサ121と第2コンデンサ122とに同時に充電することも可能である。制御IC117は、充電ON信号111に基づき、電池120から電力を前記選択されている第1又は第2コンデンサ121、122、あるいは両コンデンサ121、122に充電し、電流制御信号112に基づき、充電時の電流を制御する
また、ストロボ回路11には、発光手段を構成するキセノン発光管126、トリガーコイル127、コンデンサ128及びトランジスタ129が設けられている。そして、制御IC117は、前記ストロボ発光信号113に応答して、トランジスタ129を介してキセノン発光管126、トリガーコイル127を駆動するように回路構成されている。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの撮像時における動作について説明する。撮影モードが設定されると、画像処理回路/CPU6は、前記メモリー10に記憶されているプログラムに従って、図3のフローチャートに示す処理を実行する。すなわち、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が、目標充電量(1)となっているか否かを判断する(ステップS101)。
すなわち、スイッチ信号(1)114を出力してスイッチングボックス118を第1コンデンサ121に接続し、電圧モニター回路119からの電圧モニター信号116を得て、第1コンデンサ121の電圧を測定し、この電圧に基づく第1コンデンサ121の充電量を検出する。この検出した第1コンデンサ121の充電量と目標充電量(1)とを比較することにより、第1コンデンサ121の充電量が目標充電量(1)となっているか否かを判断する。引き続き、スイッチ信号(2)115を出力してスイッチングボックス118を第2コンデンサ122に接続し、電圧モニター回路119からの電圧モニター信号116を得て、第2コンデンサ122の電圧を測定し、この電圧に基づく第2コンデンサ122の充電量を検出する。この検出した第2コンデンサ121の充電量と目標充電量(1)とを比較することにより、第2コンデンサ122の充電量が目標充電量(1)となっているか否かを判断する。
そして、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に目標充電量(1)となっている場合にYESと判断し、第1及び第2コンデンサ121、122のいずれか一方でも充電量が目標充電量(1)となっていない場合にはNOと判断する。YESと判断した場合(第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に目標充電量(1)となっている場合)には、ステップS102の充電を行うことなく、ステップS103に進む。NOと判断した場合(第1及び第2コンデンサ121、122のいずれか一方でも充電量が目標充電量(1)となっていない場合)には、後述する充電(ステップS102)を実行した後、ステップS103に進む。
引き続き、撮影モードから他のモードへの変更、あるいは撮影モードにおいて発光モードから非発光モードへの変更があったか否かを判断する(ステップS103)。モード変更があった場合には、エンドに進んで、このフローに従った処理を終了する。モード変更がなかった場合には、撮影指示があるか否かを判断し(ステップS104)、撮影指示がない場合には、ステップS101に戻る。
したがって、撮影指示があるまでは、モード変更がない限り、ステップS101〜ステップS104のループが繰り返し実行されることとなる。この間、第1及び第2コンデンサ121、122は、不可避的な自然放電により充電量が低下する。しかし、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が低下すると、ステップS101の判断がNOとなることから、その都度ステップS102で充電がなされる。したがって、撮影指示があるまでの撮影待機状態において、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量を可及的に目標充電量(1)に維持することができる。
そして、シャッタキーの操作による撮影指示があると、ストロボ発光信号113を出力してキセノン発光管126をプリ発光させ(ステップS105)、そのとき調光センサ12により検出した明るさに基づき、撮影時の発光量である本発光量と発光に用いるコンデンサを決定する。この時コンデンサの選択方法は、決定された本発光量を発光するのに十分な充電量のあるコンデンサを、または、2つのコンデンサ共に発光量に足りていない時は、充電量の多い方のコンデンサを、または、両方共に充電量が十分である場合は、第1のコンデンサを選択して決定する方法であっても良い(ステップS106)。引き続き、後述する目標充電量(1)決定処理を実行して、目標充電量(1)を決定する(ステップS107)。さらに、この決定した本発光量に要する充電量と、現在の本発光に用いるコンデンサの充電量とを比較することにより、本発光に用いるコンデンサの充電量が十分であるか否かを判断する。本発光量に要する充電量は、本発光量から算出しても良いし、本発光量とその本発光に必要な充電量を対応付けてテーブルとしてメモリ10に記憶しておくものでも良い(ステップS109)。
このステップS109での充電量が十分であるか否かの判断に際しては、第1及び第2コンデンサ121、122の現在の充電量が、例えば目標充電量(1)に対して102%以上である場合に十分、それ未満である場合には不十分とする。そして、充電量が十分と判断した場合には、本発光+撮影処理を実行する(ステップS110)。
この102%という閾値は、使用者により変更可能であっても良い。
ここで102%としているのは、もし100%の充電であると、充電完了からの時間の経過にともなう自然放電など、何らかの要因により充電量が足りなくなり発光しない状況が考えられるので、2%の追加充電はより確実に発光させるためのマージンである。
つまり、ストロボ発光信号113を出力して、前記ステップS106で決定した本発光量でキセノン発光管126を発光させるとともに、ユニット回路4を経てデジタル信号に変換された撮像信号を圧縮して所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、画像記録媒体8に記憶させる。
しかし、充電量が十分と判断した場合には、予めユーザにより「継ぎ足し充電」を「する」に設定されているか否かを判断する(ステップS111)。「継ぎ足し充電」を「する」に設定されている場合には、目標充電量(2)を決定する(ステップS112)。ここで、目標充電量(2)とは、前記ステップS107で決定される目標充電量(1)とは異なり、ステップS109で上記した、ステップS106で決定した本発光に用いるコンデンサへの、本発光量に要する充電量である。この場合、本発光に用いないコンデンサへの充電量は、最低の0であっても良いことになる。つまり、本発光に要する分だけ充電すれば、最低限撮影を行なうのに必要なだけ充電を行って発光を行うことが出来るので、無駄な時間を要することが無い。次に、状況報知処理を実行して、充電量が不十分である旨を表示装置7に表示する(ステップS113)。引き続き、後述する充電を行って(ステップS114)、前記本発光+撮影を実行する(ステップS110)。
しかし、ステップS111での判断の結果、「継ぎ足し充電」を「しない」に設定されている場合には、状況報知処理のみを実行して(ステップS115)、ステップS102に戻る。よって、この場合には、本発光+撮影は実行されないことから、充電量が不十分であって、不十分な発光量を伴う、不適切な明るさでの撮影を未然に防止することができる。
図4は、前記ステップS101及びS114で実行される充電の処理手順を示すフローチャートである。まず、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量を確認すべく、第1及び第2コンデンサ121、122の現在の充電量(現充電量)を検出する(ステップS201)。
すなわち、スイッチ信号(1)114を出力してスイッチングボックス118を第1コンデンサ121に接続し、電圧モニター回路119からの電圧モニター信号116を得て、第1コンデンサ121の電圧を測定し、この電圧に基づく第1コンデンサ121の充電量を検出する。引き続き、スイッチ信号(2)115を出力してスイッチングボックス118を第2コンデンサ122に接続し、電圧モニター回路119からの電圧モニター信号116を得て、第2コンデンサ122の電圧を測定し、この電圧に基づく第2コンデンサ122の充電量を検出する。
次に、検出した第1コンデンサ121の現充電量が目標充電量(以下、このフローにおいて目標充電量(1)(2)を総称して「目標充電量」という。)となっているか否かを判断する(ステップS202)。第1コンデンサ121の現充電量が目標充電量になっていない場合には、第1コンデンサ121に充電する(ステップS203)。すなわち、スイッチ信号(1)114を出力してスイッチングボックス118を第1コンデンサ121に接続し、充電ON信号111と電流制御信号112とを制御IC117に出力する。これにより、制御IC117の制御下で第1コンデンサ121への充電がなされる。
引き続き、検出した第2コンデンサ122の現充電量が目標充電量となっているか否かを判断する(ステップS204)。第2コンデンサ122の現充電量が目標充電量になっていない場合には、第2コンデンサ122に充電する(ステップS205)。すなわち、スイッチ信号(2)115を出力してスイッチングボックス118を第2コンデンサ122に接続し、充電ON信号111と電流制御信号112とを制御IC117に出力する。これにより、制御IC117の制御下で第2コンデンサ122への充電がなされる。
そして、再度第1及び第2コンデンサ121、122の充電量を確認すべく、前述のようにして、第1及び第2コンデンサ121、122の現在の充電量(現充電量)を検出する(ステップS206)。引き続き、第1及び第2コンデンサ121、122の全てが目標充電量に到達したか否かを判断し(ステップS207)、第1及び第2コンデンサ121、122の全てが目標充電量に到達するまで、ステップS202からの処理を繰り返す。
したがって、第1及び第2コンデンサ121、122のいずれか一方が目標充電量に到達しても、いずれか他方が目標充電量に到達しない限りは、ステップS202からの処理が繰り返される。これにより、第1及び第2コンデンサ121、122を共に目標充電量まで充電することができる。
図5は、前記ステップS107で実行される前記目標充電量(1)決定の処理手順を示すフローチャートである。まず、その直前のステップS106で決定された直前の本発光量をメモリ10に記憶する(ステップS301)。また、フラッシュ使用頻度を算出する(ステップS301)。このフラッシュ使用頻度の算出に際しては、一般的な頻度算出方法と同様に、所定時間内(単位時間)における回数(キセノン発光管126の発光回数)を順次更新しつつメモリ10に記憶し、当該単位時間における発光回数をフラッシュ使用頻度とすればよい。
次に、前記ステップS301で取得した直前の発光量が多いか少ないかを判断する(ステップS303)。このステップS303での判断に際しては、発光量に対する基準値を予め決定しておき、この基準値以上である場合には発光量が多い、基準値未満である場合には発光量が少ないと判断する。そして、直前の発光量が少ない場合には、ステップS302で算出した使用頻度が多いか少ないかを判断する(ステップS304)。このステップS304での判断に際しては、使用頻度に対する基準値を予め決定しておき、この基準値以上である場合には使用頻度が多い、基準値未満である場合には使用頻度が少ないと判断する。このステップS304での判断の結果、使用頻度が少ない場合には、目標充電量を状態1に決定する(ステップS305)。また、使用頻度が少ない場合には、目標充電量を状態3に決定する(ステップS305)。
他方、ステップS303での判断の結果、直前の発光量が多い場合には、ステップS302で算出した使用頻度が多い、中位、少ないのいずれであるかを判断する(ステップS307)。このステップS307での判断に際しては、使用頻度に対する第1の基準値と、この第1の基準値よりも少ない第2の基準値を予め決定しておき、この第1の基準値以上である場合には使用頻度が多いと判断し、第1の基準値未満かつ第2の基準値以上である場合には使用頻度が中位と判断し、第2の基準値未満である場合には使用頻度が少ないと判断する。
そしてこのステップS307での判断の結果、使用頻度が少ない場合には、目標充電量を状態2に決定する(ステップS308)。また、使用頻度が中位である場合には、目標充電量を状態4に決定し(ステップS309)、多い場合には目標充電量を状態5に決定する。
図6は、前記ステップS305、S306、S308〜S310で決定される状態1〜5を示す説明図である。(A)に示すように、状態1においては第1コンデンサ121を50%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を0%にする。したがって、直前の本発光量が少なく、かつフラッシュ使用頻度が少ない場合には、第1コンデンサ121を50%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を0%とする状態1が決定される(ステップS305)。
ここで、状態1における50%の充電量とは、フラッシュを所定の明るさで、所定の時間以内に発光させるのに、最低限度必要な充電量であるとする。
(B)に示すように、状態2においては第1コンデンサ121を100%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を0%にする。したがって、直前の本発光量が多く、かつフラッシュ使用頻度が少ない場合には、第1コンデンサ121を100%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を0%とする状態2が決定される(ステップS308)。
(C)に示すように、状態3においては第1及び第2コンデンサ121、122を共に50%の充電量とする。したがって、直前の本発光量が少なく、かつフラッシュ使用頻度が多い場合には、第1及び第2コンデンサ121、122を共に50%の充電量とする状態3が決定される(ステップS306)。
ここで、状態3における50%の充電量とは、フラッシュを所定の明るさで、所定の時間以内に発光させるのに、最低限度必要な充電量であるとする。
(D)に示すように、状態4においては第1コンデンサ121を100%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を50%にする。したがって、直前の本発光量が多く、かつフラッシュ使用頻度が中位の場合には、第1コンデンサ121を100%の充電量とし、第2コンデンサ122の充電量を50%とする状態4が決定される(ステップS309)。
(E)に示すように、状態5においては第1及び第2コンデンサ121、122を共に100%の充電量とする。したがって、直前の本発光量が多く、かつフラッシュ使用頻度が多い場合には、第1及び第2コンデンサ121、122を共に100%の充電量とする状態5が決定される(ステップS310)。
以上の状態1〜5において、状態1と状態3は、各第1又は第2コンデンサ121、122が満充電よりも少ない所定充電量であることから、自然放電による電力消失も少なく、自然放電による電力消費を抑制することができる。
また、状態2と状態4とは、第1コンデンサ121は満充電であるが、第2コンデンサ122が満充電よりも少ない所定充電量である。したがって、第2コンデンサ122において、自然放電による電力消失も少なく、自然放電による電力消費を抑制することができる。また、第1及び第2コンデンサ121、122からなる単一のコンデンサであると考えるならば、この単一のコンデンサは、状態2では満充電よりも少ない50%の所定充電量であり、状態4では満充電よりも少ない75%の所定充電量であるともすることができる。よって、自然放電による電力消失も少なく、自然放電による電力消費を抑制することができるとすることができる。
しかも、以上の状態1〜状態5が直前の本発光量や使用頻度に応じて決定されることから、撮影環境や当該ユーザの撮影動作に応じた適切な目標充電量を決定することができる。
なお、上記実施例においては、状態1〜5のように分ける方法を開示したが、当然これに限られない。例えば、本発光量が少なくフラッシュの使用頻度が少ない時は状態1を選択して、本発光量が少なく使用頻度が多い時は状態2を選択するようにしても良い。
これにより、複数の充電コンデンサを有しない場合であっても、本発光量や使用頻度に応じた撮影を行うことが可能となる。
図7及び図8は、前記状態1〜5において図4に示した充電フローにおける充電順序を示す図である。
図7(A)は、状態1及び2における充電順序を示す図である。第1コンデンサ121のみに充電し(イ)、当該第1コンデンサ121を状態1にして、使用可能な状態にする(ロ)。つまり、この実施の形態においては、いずれか一方のコンデンサ121、122が50%の充電量となった場合に、発光(使用)可能である。また、引き続き第1コンデンサ121に充電することにより(ハ)、第1コンデンサ121を状態2にする(ニ)。
図7(B)は、状態3における方法1、同図(C)は方法2の充電順序を示す図である。方法1においては、第1コンデンサ121のみに充電し(イ)、当該第1コンデンサ121を50%充電し(ロ)、しかる後に、第2コンデンサ122の充電を開始して(ハ)、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に50%である状態3にする(ニ)。
方法2においては、第1及び第2コンデンサ121、122に並列的(同時)に充電し(イ〜ハ)、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に50%である状態3にする(ニ)。
このとき、方法1の場合は、方法2よりも速く使用可能となる利点がある。また、方法2の場合は、トータルの充電完了時間が方法1よりも速くなる利点があり、さらに電池全体のインピーダンスを下げることもできる。したがって、方法1と2を事前にユーザが選択的に設定することにより、いずれかの利点を優先することができる。
図8(D)は、状態4における充電順序を示す図である。第1コンデンサ121のみに充電して(イ〜ハ)、当該第1コンデンサ121を100パーセント充電する(ニ)。しかる後に、第2コンデンサ122の充電を開始し(ホ)、第2コンデンサ121に50%充電することにより、状態4にする(へ)。
図8(E)は、状態5における方法1、同図(F)は方法2、同図(G)は方法3の充電順序を示す図である。方法1においては、第1コンデンサ121のみに充電して(イ)、第1コンデンサ121を100%充電する(ロ〜ニ)。しかる後に、第2コンデンサ122の充電を開始して(ホ)、第2コンデンサ121も100%充電することにより状態5にする(へ〜チ)。方法2においては、第1及び第2コンデンサ121、122に同時に充電し(イ〜ト)、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に100%である状態5にする(ニ)。
方法3においては、第1コンデンサ121のみに充電して(イ)、当該第1コンデンサ121の充電量50%にする(ロ)。次に、第1コンデンサ121の充電は停止して、第2コンデンサ122の充電を開始し(ハ)、当該第2コンデンサ122の充電量50%にする(ニ)。このようにして、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に50%となったならば、第1及び第2コンデンサ121、122に同時に充電し(ホ〜ト)、第1及び第2コンデンサ121、122の充電量が共に100%である状態5にする(チ)。
このとき、方法1の場合は、100%発光が最も早く可能になることから(ニ)、この100%発光が最も早く可能になる第1コンデンサ121の電力から先に使用して発光を行うことにより、第1コンデンサ121の電力のみにより、100%発光を行うことができる。また、方法2の場合は、トータルの充電完了時間が最も短く、2つのコンデンサの充電量が同じなので、2回のフラッシュで各コンデンサの電力を各々用いることにより、2回のフラッシュを同じ色温度で行うことができる。また、方法3の場合は、方法2と比較して、使用可能となる時間が短くなる利点がある。
なお、以上の状態1〜5における充電順序においては、第1コンデンサ121に優先して充電するようにしたが、いずれか一方の充電量が0%となる都度、あるいは100%となる都度、優先順位を入れ替えるようにしてもよい。これにより、両コンデンサ121、122の充電頻度を同等にしてトータル的な充電寿命を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、第1及び第2のコンデンサ121、122でストロボメインコンデンサを構成するようにしたが、単一のコンデンサ、又はより多数のコンデンサでストロボメインコンデンサを構成するようにしてもよい。多数のコンデンサとした場合、各コンデンサの容量は同一であっても異なってもよい。また、多数のコンデンサとした場合、発光頻度等の使用状況に応じて、使用するコンデンサの数を制御することが好ましい。
また、本実施の形態においては、2つのコンデンサを使用しており、第1のコンデンサを常に優先して使用していが、このようではなくとも構わない。例えば、2つのコンデンサが共に空になった状態や、共に満タンになった状態になると、第1のコンデンサと第2のコンデンサの役割を交換するようにしても良い。これにより、集中的に第1のコンデンサが使用されることにより、第2のコンデンサよりも早く第1のコンデンサが劣化することを避けることが可能となる。
また、特開2007−206126(特願2006−21839)号公報には、リチウムイオン電池等の高性能電池の放電電流を常に適正化し、過放電を阻止して電池の耐久性を改善できるようにする閃光装置に係る発明が開示されている。この閃光装置は、電池の端子電圧(Vbat)と温度(TH)とを検出し、電池の端子電圧(Vbat)に対応した第1の仮チャージ電流目標値を決定するとともに、電池の温度(TH)に対応した第2の仮チャージ電流目標値を決定する。そして、これら二つの目標値(第1の仮チャージ電流目標値及び第2の仮チャージ電流目標値)のうち小さい方を選択してその選択結果を最終チャージ電流目標値とし、この最終チャージ電流目標値に基づいて前記電池からコンデンサに供給されるチャージ電流の大きさを制御する。
また、無駄な消費電力削減のためには、充電電流を低く設定することが効果があることが判っている。
つまり充電電流を高くすると、通常より速く充電を行うことが出来るが、電圧降下が大きくなる。その為、充電電流を低く設定する(例えば所定以下の電流値で充電を行うということ。そして所定以下の電流値とは、たとえば上記電流目標値が挙げられる。)ことにより、電圧降下を効率的に抑制してコンデンサの充電に要する電池の消費電力を低く抑えることが可能となることが判っている。
したがって、この開示された発明と本発明とを組み合わせることにより、消費電力の削減と共に電池の耐久性を改善することが可能なる。
また、本実施の形態においては、撮影後の画像により、次の撮影の為の充電量を決定しているが、これに限らない。
例えば、本撮影前のスルー画像を解析して、本撮影で用いる発光のためのコンデンサの充電量を決定して充電しても良い。
また例えば、ハーフシャッタを押下したタイミングでプリ発光を行うと共に仮撮影画像を取得して、この仮撮影画像を解析して、本撮影で用いる発光のためのコンデンサの充電量を決定して充電してもよい。
また例えば、スルー画像を解析して、とりあえずのコンデンサへの充電量を決定して充電を行い、ハーフシャッタを押下したタイミングでプリ発光を行うと共に仮撮影画像を取得して、kの仮撮影画像を解析して、本撮影で用いる発行のためのコンデンサの充電量を決定して充電しても良い。
また、特に撮影前に充電量を決定する場合においては、丁度発光に必要な分だけ充電することがし易くなるので、これにより、コンデンサに充電した電力を余す所なく使用することが出来るので、コンデンサからの自然放電による電力の消失をより効果的に削減することが出来るというメリットがある。
これは、本実施の形態において、連続的に撮影を行なう場合においても同様である。
本発明の一実施の形態にかかるデジタルカメラのブロック図である。 ストロボ回路の回路構成図である。 メインルーチンを示すフローチャートである。 充電の処理手順を示すフローチャートである。 目標充電量(1)決定の処理手順を示すフローチャートである。 目標充電量(1)の状態1〜状態5を示す説明図である。 状態1〜状態3の充電順序を示す説明図である。 状態4及び状態5の充電順序を示す説明図である。
符号の説明
1 光学レンズ
2 撮像素子
3 TG
4 ユニット回路
5 レンズ駆動回路
6 画像処理回路/CPU
7 表示装置
8 画像記録媒体
9 操作キー部
10 メモリー
11 ストロボ回路
12 調光センサ
111 充電ON信号
112 電流制御信号
113 ストロボ発光信号
116 電圧モニター信号
117 制御IC
118 スイッチングボックス
119 電圧モニター回路
120 電池
121 第1コンデンサ
121 第2コンデンサ
126 キセノン発光管
127 トリガーコイル
128 コンデンサ

Claims (14)

  1. 電源と、
    この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、
    この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段と、
    過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御手段と
    を備えることを特徴とする閃光装置。
  2. 前記複数の充電状態は、1つの蓄積手段に対して選択可能な3つ以上の充電量を前記複数の蓄積手段で組み合わせた複数の充電状態であり、
    前記充電制御手段は、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段の充電量が、前記選択手段により選択された充電状態で指定される充電量に達した段階、または達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換えながら、全ての蓄積手段の充電量が前記選択手段により選択された充電状態となるように充電を制御することを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
  3. 前記充電制御手段は、充電中の蓄積手段の充電量が、前記選択手段により選択された充電状態で指定される充電量に達するまでの間、該蓄積手段への充電と他の蓄積手段への充電とを複数回切り換えるように充電を制御することを特徴とする請求項2記載の閃光装置。
  4. 前記選択手段は、過去の撮影における発光量が大きいほど、各蓄積手段の充電量が大きくなるような充電状態を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の閃光装置。
  5. 前記選択手段は、過去の撮影における発光頻度が多いほど、多くの蓄積手段を充電するような充電状態を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の閃光装置。
  6. 前記充電制御手段は、過去の撮影における発光量と発光頻度との組み合わせに応じて前記複数の充電状態の1つを選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の閃光装置。
  7. 前記充電制御手段は、いずれかの蓄積手段が満充電に達する前の段階で、充電対象となる蓄積手段の切り換えを複数回実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の閃光装置。
  8. 前記充電制御手段は、前記複数の蓄積手段に交互に充電する方法と、前記複数の蓄積手段に同時に充電する方法とを選択可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の閃光装置。
  9. 前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が発光可能な充電量であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の閃光装置。
  10. 前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が所定時間以内に発光可能な最低限度の充電量であることを特徴とする請求項9記載の閃光装置。
  11. 前記選択手段が選択可能な充電状態における各蓄積手段の充電量は、前記発光手段が所定の明るさで発光可能な最低限度の充電量であることを特徴とする請求項10記載の閃光装置。
  12. 前記充電制御手段は、所定以下の電流値で充電を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の閃光装置。
  13. 電源と、この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段とを備える閃光装置が有するコンピュータの制御方法であって、
    前記コンピュータに、
    過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択処理と、
    前記選択処理により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御処理と
    を実行させることを特徴とする充電制御方法。
  14. 電源と、この電源から充電されて電荷を蓄積する複数の蓄積手段と、この複数の蓄積手段のいずれかに蓄積された電荷を用いて発光する発光手段とを備える閃光装置が有するコンピュータを、
    過去の撮影における発光量または発光頻度に応じて、前記複数の蓄積手段の各々に対する充電量の組み合わせが異なる複数の充電状態の1つを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された充電状態となるように、前記複数の蓄積手段のいずれかに対する充電中に、この充電中の蓄積手段が満充電に達する前の段階で、他の蓄積手段への充電に切り換える充電制御手段と
    して機能させることを特徴とする充電制御プログラム。
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