JP2020071446A - 撮像装置、撮像システム、発光装置、および撮像装置の発光制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】合焦が適当に得られるように発光部を合焦発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くする。【解決手段】撮像装置1は、撮像する被写体を撮像手段102により本撮像する際に被写体へ発光する発光部113と、被写体への合焦が得られるように発光部113を合焦発光させる合焦発光制御手段104と、合焦発光前に発光部113をプレ発光させた反射光により本撮像の発光量を取得する発光量取得手段104と、合焦発光後に本撮像の発光量での発光が可能になる合焦発光の上限回数を取得する発光回数取得手段104と、を有する。合焦発光制御手段104は、合焦発光の上限回数を用いて、発光部による合焦発光を制御する。【選択図】図2
Description
本発明は、被写体に対して発光して撮像する撮像装置に関する。
撮像装置では、撮像しようとする被写体が暗い場合、撮像レンズにより撮像手段に結像する被写体像を本撮像する際に、発光部により暗い被写体へ発光する。また、撮像装置には、撮像レンズによる合焦が得られるように発光部を合焦発光(補助発光)させるものがある(特許文献1)。合焦発光は、合焦が得られるまでに、基本的に複数回で行われる。
しかしながら、このような撮像装置では、本撮像の前に発光部を合焦発光させた場合、本撮像での発光量を得るためのプレ発光を実行し、その後に発光を伴う本撮像を実行することになる。また、合焦発光により発光部が発光に用いる電圧が低下している場合、その電圧を再度充電する必要がある。その結果、従来の撮像装置では、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間が、長くなってしまう。
このように撮像装置では、合焦が適当に得られるように発光部を補助発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くすることが求められている。
本発明に係る撮像装置は、電荷蓄積部に蓄積された電荷を用いて発光する発光部と、フォーカス制御時に前記発光部を補助発光させる発光制御手段と、前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に前記発光部を発光させる際の本発光量を取得する発光量取得手段と、前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得する発光回数取得手段と、を有し、前記発光制御手段は、発光回数取得手段により取得された上限回数に応じて、前記発光部による補助発光を制御する。
本発明では、合焦が適当に得られるように発光部を補助発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る撮像装置1の模式的なブロック図である。撮像装置1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラのようなカメラはもとより、カメラ機能付き携帯電話、カメラ付きコンピュータなど、カメラ機能を備える任意の電子機器でよい。図1の撮像装置1は、撮像素子102、焦点検出回路103、一次メモリ105、二次メモリ106、表示部108、操作部109、発光部113、充電部112、およびこれらが接続されるCPU104、を有する。撮像素子102は、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサである。撮像素子102は、光学系101を通って結像する被写体の光を撮像し、画像信号によりCPU104へ出力する。撮像素子102は、撮像面での位相差により合焦程度を検出できるイメージセンサでよい。光学系101は、たとえば、ズームレンズやフォーカスレンズといった撮像レンズ、絞り、シャッタ、を有する。焦点検出回路103は、オートフォーカス(AF)制御により被写体への合焦を得る場合に、光学系101を駆動してたとえばフォーカスレンズといった撮像レンズの位置を制御する。表示部108は、たとえば液晶表示デバイスである。表示部108は、撮像中のビューファインダ画像、撮像画像、対話的な操作のためのGUI画像などを表示する。操作部109は、たとえばボタン、レバー、タッチパネル、を有する。操作部109は、ユーザの操作に基づく入力情報を、CPU104へ出力する。操作部109は、音声、視線などによる操作に基づく入力情報を、CPU104へ出力してよい。発光部113は、撮像装置1に内蔵されたたとえばストロボデバイスである。発光部113は、コンデンサ111に接続される。コンデンサ111は、たとえば発光部113による複数回の発光が可能な量の電荷を蓄積する電荷蓄積部である。発光部113は、コンデンサ111の蓄電電圧を用いて発光する。充電部112は、コンデンサ111に接続される。充電部112は、コンデンサ111を充電する。コンデンサ111の容量が大きくなるほど、充電部112による充電時間は長くなる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る撮像装置1の模式的なブロック図である。撮像装置1は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラのようなカメラはもとより、カメラ機能付き携帯電話、カメラ付きコンピュータなど、カメラ機能を備える任意の電子機器でよい。図1の撮像装置1は、撮像素子102、焦点検出回路103、一次メモリ105、二次メモリ106、表示部108、操作部109、発光部113、充電部112、およびこれらが接続されるCPU104、を有する。撮像素子102は、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサである。撮像素子102は、光学系101を通って結像する被写体の光を撮像し、画像信号によりCPU104へ出力する。撮像素子102は、撮像面での位相差により合焦程度を検出できるイメージセンサでよい。光学系101は、たとえば、ズームレンズやフォーカスレンズといった撮像レンズ、絞り、シャッタ、を有する。焦点検出回路103は、オートフォーカス(AF)制御により被写体への合焦を得る場合に、光学系101を駆動してたとえばフォーカスレンズといった撮像レンズの位置を制御する。表示部108は、たとえば液晶表示デバイスである。表示部108は、撮像中のビューファインダ画像、撮像画像、対話的な操作のためのGUI画像などを表示する。操作部109は、たとえばボタン、レバー、タッチパネル、を有する。操作部109は、ユーザの操作に基づく入力情報を、CPU104へ出力する。操作部109は、音声、視線などによる操作に基づく入力情報を、CPU104へ出力してよい。発光部113は、撮像装置1に内蔵されたたとえばストロボデバイスである。発光部113は、コンデンサ111に接続される。コンデンサ111は、たとえば発光部113による複数回の発光が可能な量の電荷を蓄積する電荷蓄積部である。発光部113は、コンデンサ111の蓄電電圧を用いて発光する。充電部112は、コンデンサ111に接続される。充電部112は、コンデンサ111を充電する。コンデンサ111の容量が大きくなるほど、充電部112による充電時間は長くなる。
一次メモリ105は、たとえばRAMのような揮発性メモリである。一次メモリ105は、一時的なデータを記憶し、CPU104の処理のために使用される。二次メモリ106は、たとえばEEPROMのような不揮発性メモリである。二次メモリ106は、撮像装置1を制御するためのプログラム(ファームウェアプログラム)、各種の設定データ、を記録する。CPU104は、二次メモリ106に記録されているプログラムを一次メモリ105に展開して実行する。これにより、撮像装置1には、撮像装置1の各部の動作を総合的に制御する制御部が実現される。たとえば、制御部としてのCPU104は、撮像に先立って、被写体の合焦を得るためのオートフォーカス制御を実行する。オートフォーカス制御において、CPU104は、焦点検出回路103により光学系101を駆動して焦点位置を切り替え、発光部113を発光させ、被写体の像を撮像素子102により撮像し、撮像素子102の撮像面での位相差により合焦を判断する。CPU104は、合焦が得られるまで、焦点位置を切り替え、発光部113を発光させ、撮像素子102により被写体の像を撮像して、合焦を判断することを、繰り返す。この他にもたとえば、CPU104は、被写体を撮像する場合、必要に応じて発光部113を発光させて本撮像での本発光量を決定し、決定した本発光量で発光部113を発光させて撮像素子102により被写体を撮像する。撮像画像には、暗い撮像環境であっても、発光部113からの光に照らされて明るい被写体の像が撮像され得る。また、CPU104は、これらの撮像のための設定データを、一次メモリ105に記録する。CPU104は、たとえば合焦発光の発光量、本撮像の本発光量、後述する合焦発光の上限回数などのデータを一次メモリ105に記録する。
ところで、撮像装置1では、たとえば被写体が暗い場合、発光部113を複数回で発光させる。たとえば、上述したオートフォーカス制御では、発光部113は、合焦発光の発光量を得るためのプレ発光と、合焦を得るまでの各焦点位置での少なくとも1回の合焦発光(補助発光)において発光する。合焦発光は、合焦が得られるまでに通常は複数回で行われる。被写体を撮像する場合には、発光部113は、本撮像の本発光量を得るためにプレ発光し、本撮像において本発光する。しかしながら、このように発光部113を複数回で発光させる場合、発光部113が発光に用いる電荷を蓄積するコンデンサ111の蓄電電圧が低下する。このため、本撮像の発光をする前に、コンデンサ111の蓄電電圧が不足し、充電部112がコンデンサ111を再度充電する必要が生じることがある。その結果、撮像装置1では、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間が、長くなってしまう。このように撮像装置1では、光学系101の撮像レンズを繰り返し駆動して合焦が得られるように発光部113を繰り返し合焦発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くすることが求められている。
図2は、図1のCPU104が実行する撮像処理の流れを示すフローチャートである。図3は、図2のステップS202での合焦発光の上限回数の取得処理についての詳細な処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態のCPU104は、発光部113を用いて撮像装置1により被写体を撮像する場合、図2および図3の処理により、オートフォーカス制御中のオーバラップ発光により被写体への合焦を得てから、本発光により被写体を本撮像することができる。
図2のステップS201において、CPU104は、発光部113を用いて調光用のプレ発光(個別発光)を行う。調光用のプレ発光では、発光部113は、大小2種類の光量で発光する。CPU104は、それぞれ発光での撮像素子102の撮像画像に基づいて、オートフォーカス制御中のオーバラップ発光で用いる合焦発光の発光量と、本撮像での本発光の発光量とを取得する。CPU104は、演算式または発光量テーブルなどを用いてこれらの発光量を取得する。CPU104は、取得した発光量を、一次メモリ105に記録する。これにより、発光量取得手段としてのCPU104は、補助発光の実行前に発光部113をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に発光部を発光させる際の本発光量および合焦発光の発光量を取得する。ステップS202において、CPU104は、オートフォーカス制御における合焦発光の上限回数を取得する。合焦発光の上限回数の取得処理において、CPU104は、図3のステップS301に示すように、発光部113が発光に用いるコンデンサ111の充電量(以下、ストロボ充電量という。)を取得する。ステップS302において、CPU104は、一次メモリ105から、オーバラップ発光で用いる合焦発光の発光量を取得する。ステップS303において、CPU104は、一次メモリ105から、本撮像での本発光量を取得する。ステップS304において、CPU104は、ステップS301からステップS303で取得したストロボ充電量、合焦発光の発光量、本撮像での本発光量から、オーバラップ発光における合焦発光の上限回数を取得する。CPU104は、たとえば下記式1により合焦発光の上限回数を演算して取得する。下記式1において、「stroboCharge[v]」はストロボ充電量である。「mainFlashVoltage[v]」は、本撮像での本発光量に必要な充電量である。「overlapFlashVoltage[v]」は、オーバラップ発光での各合焦発光の発光量に必要な充電量である。CPU104は、式1の演算結果の小数点以下を切り捨てて、合焦発光の上限回数を演算する。CPU104は、式1の合焦発光の上限回数を、一次メモリ105に記録する。これにより、発光回数取得手段としてのCPU104は、補助発光の実行後に電荷蓄積部としてのコンデンサ111を充電することなく、取得した本発光量で発光部113を発光させることが可能な、補助発光の上限回数を取得する。CPU104は、合焦発光の発光量での合焦発光後に本撮像の発光量での発光が可能になる上限回数を取得する。ステップS304の処理を終えると、CPU104は、図3の処理を終了し、処理を図2に戻す。
以上のプレ発光に基づく処理を終えると、CPU104は、オートフォーカス制御およびオーバラップ発光を実行する。CPU104は、たとえば焦点検出回路103により光学系101を駆動して焦点の位置を順次切り替えながら、各焦点の位置において撮像素子102の撮像面での位相差により合焦を判断することを繰り返して、オートフォーカス制御を実行する。また、CPU104は、フォーカス制御時に前記発光部を補助発光させるオーバラップ発光のために、ステップS203において、まず、現在の合焦発光の回数が、合焦発光の上限回数に達したか否かを判断する。現在の合焦発光の回数が上限回数に達していない場合、CPU104は、処理をステップS204へ進める。現在の合焦発光の回数が上限回数に達している場合、CPU104は、オートフォーカス制御およびオーバラップ発光を終了し、処理をステップS206へ進める。発光制御手段としてのCPU104は、合焦発光の上限回数を用いて、発光部113による合焦発光を制御する。ステップS204において、CPU104は、ステップS201で求めた合焦発光の発光量により、発光部113を発光させる。CPU104は、オートフォーカス制御のために撮像素子102から撮像面での位相差を示す画像を読出すタイミングに合わせて、発光部113を発光させる。ステップS205において、CPU104は、ステップS204にて同時的に撮像素子102から読み出した画像に基づいて、AF処理により合焦したか否かを判断する。CPU104は、撮像素子102の撮像面での位相差により合焦を判断してよい。AF処理により合焦している場合、CPU104は、オートフォーカス制御およびオーバラップ発光を終了し、処理をステップS206へ進める。AF処理により合焦していない場合、CPU104は、処理をステップS203へ戻す。CPU104は、基本的にステップS205においてAF処理により合焦していると判断するまで、オートフォーカス制御により焦点の位置を順次切り替えながらステップS203からステップS205の処理によりオーバラップ発光を繰り返す。発光制御手段としてのCPU104は、合焦発光の上限回数の範囲内で、発光部113に合焦発光を繰り返し実行させる。
ステップS206において、CPU104は、ステップS201で得た本撮像での本発光量により、発光部113を発光させる。CPU104は、本撮像のために撮像素子102から撮像画像を読出すタイミングに合わせて、発光部113を発光させる。この際、コンデンサ111には、本撮像での本発光量が残っている。CPU104は、オーバラップ発光により蓄電電圧が低下しているコンデンサ111を、充電部112により再充電する制御を実行することなく、オーバラップ発光に続けて本発光のために発光部113を発光させ得る。また、本撮像での本発光量は、ステップS201にて既に取得されている。CPU104は、オートフォーカス制御の後に、本撮像の前に、本撮像での本発光量を取得するためのプレ発光を実行することなく、オーバラップ発光に続けて本発光のために発光部113を発光させ得る。よって、CPU104は、ステップS203からステップS205によるオーバラップ発光に続けて、直ちに本発光のために発光部113を発光させることができる。撮像制御手段としてのCPU104は、本撮像する際に、合焦発光前のプレ発光から得た本撮像の本発光量により、被写体へ発光することができる。
図4は、実施形態および比較例での発光制御の説明図である。図4(a)は、図2および図3の処理による、第一実施形態での発光制御の説明図である。図4(b)は、再充電が不要な場合での、第一比較例での発光制御の説明図である。図4(c)は、再充電が必要な場合での、第一比較例での発光制御の説明図である。図4(d)は、後述する第二実施形態での発光制御の説明図である。本実施形態では、図4(a)に示すように、プリ発光において合焦発光の発光量ととともに本発光の発光量を得て、オーバラップ発光の上限回数を制限しているので、オーバラップ発光に続けて本発光を実施し得る。オーバラップ発光において、発光部113は、オートフォーカス制御(DAF)での各合焦撮像において合焦発光する。これに対し、図4(b)に示すように、プリ発光において本発光の発光量を得ていない場合、オーバラップ発光の後に、本発光の発光量を得るためのプリ発光の期間が必要になる。また、図4(c)に示すようにオーバラップ発光によりコンデンサ111の充電電圧が低下する場合、オーバラップ発光の後に、コンデンサ111を再度フルに充電するための充電期間と、本発光の発光量を得るためのプリ発光の期間とが必要になる。
以上のように、本実施形態では、合焦発光前に発光部113をプレ発光させた反射光により本撮像での本発光量および合焦発光の発光量を取得し、合焦発光後に本撮像での本発光量での発光が可能になる合焦発光の上限回数を取得する。合焦発光の上限回数は、合焦発光の発光量での合焦発光後に本撮像の本発光量での発光が可能になる最大の発光回数でよい。そして、本実施形態では、合焦発光の上限回数を用いて、発光部113による合焦発光を制御する。たとえば、本実施形態では、合焦発光の上限回数の範囲内で、発光部113に合焦発光を繰り返し実行させる。特に、本実施形態では、撮像素子102の撮像面での位相差AFにより合焦を判断するため、画像のコントラストに基づいて合焦を判断する場合と比べて、少ない回数の合焦発光により合焦が得られる期待が高い。上限回数の範囲内で、合焦が得られる可能性が高い。また、本実施形態では、発光部113は、合焦発光においてそれに必要とされる発光量により発光するので、光量不足となることはない。本実施形態では、暗所でのAF補助をするための光量が得られなくなることはない。各合焦発光の発光量は、補助光としての役割を果たすことができる。また、本実施形態では、本撮像する際に、合焦発光前のプレ発光から得た本撮像の本発光量により被写体へ発光する。よって、発光部113は、たとえば合焦発光の後に本撮像での本発光量を得るためのプレ発光をすることなく、合焦発光に続けて、適切な光量で本撮像することができる。本実施形態では、合焦発光により光学系101の撮像レンズによる合焦を得た状態において、合焦発光の後に続けて本撮像での本発光量により本撮像をすることが可能になる。その結果、本実施形態では、光学系101の撮像レンズを繰り返し駆動して合焦が適当に得られるように発光部113を繰り返し合焦発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くすることが可能になる。本実施形態では、撮像素子102の撮像面での位相差AFにより合焦を判断することにより少ない回数で合焦が得られる可能性が高い利点を生かして、レリーズタイムラグを短縮できる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係る撮像装置1を説明する。本実施形態では、合焦発光の上限回数に応じた制御が、上述した実施形態と異なる。以下の説明では、主に上述した実施形態との相違点について説明する。
次に、本発明の第二実施形態に係る撮像装置1を説明する。本実施形態では、合焦発光の上限回数に応じた制御が、上述した実施形態と異なる。以下の説明では、主に上述した実施形態との相違点について説明する。
図5は、本発明の第二実施形態に係る撮像処理における撮像モードの選択処理の流れを示すフローチャートである。図6は、図5のステップS404でのAF優先での撮像処理についての詳細な処理の流れを示すフローチャートである。図7は、図6のステップS507での充電処理についての詳細な処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態のCPU104は、発光部113を用いて撮像装置1により被写体を撮像する場合、図5から図7の処理により、オートフォーカス制御中のオーバラップ発光により被写体への合焦を得てから、本発光量により被写体を本撮像することができる。
図5のステップS401において、CPU104は、発光撮像についての優先モードを選択する。発光撮像についての優先モードには、たとえばタイムラグを縮小することを優先するモード、合焦を優先する所定のモード、がある。発光撮像についての優先モードは、予め操作部109のユーザ操作に基づいて設定され、一次メモリ105に記録されてよい。CPU104は、一次メモリ105から優先モードを取得することにより優先モードを選択してよい。ステップS402において、CPU104は、取得した優先モードが、タイムラグ優先であるか否かを判断する。取得した優先モードがタイムラグ優先である場合、CPU104は、処理をステップS403へ進める。CPU104は、ステップS403において、第一実施形態の図2および図3による撮像処理を実行する。撮像処理を実行した後、CPU104は、図5の処理を終了する。これにより、CPU104は、発光部113を本撮像の本発光量で発光させて、上限回数の範囲内で合焦を得た撮像画像を取得することができる。取得した優先モードがタイムラグ優先でない場合、すなわち合焦優先である場合、CPU104は、処理をステップS404へ進める。
ステップS404において、CPU104は、図6および図7による撮像処理を実行する。図6のステップS501において、CPU104は、ステップS201と同様に、発光部113を用いて調光用のプレ発光(個別発光)を行い、合焦発光の発光量と本撮像での本発光量とを取得する。CPU104は、取得した発光量を、一次メモリ105に記録する。ステップS502において、CPU104は、ステップS202と同様に、オートフォーカス制御における合焦発光の上限回数を取得する。以上のプレ発光に基づく処理を終えると、CPU104は、オートフォーカス制御およびオーバラップ発光を実行する。CPU104は、たとえば焦点検出回路103により光学系101を駆動して焦点の位置を順次切り替えながら、各焦点の位置において撮像素子102の撮像面での位相差により合焦を判断することを繰り返して、オートフォーカス制御を実行する。また、CPU104は、オーバラップ発光のために、ステップS503において、ステップS203と同様に、現在の合焦発光の回数が、合焦発光の上限回数に達したか否かを判断する。現在の合焦発光の回数が上限回数に達していない場合、CPU104は、処理をステップS504へ進める。現在の合焦発光の回数が上限回数に達している場合、CPU104は、上限回数を超える合焦発光のオーバ回数をカウントし、処理をステップS504へ進める。ステップS504において、CPU104は、ステップS204と同様に、ステップS501で求めた合焦発光の発光量により、発光部113を発光させる。ステップS505において、CPU104は、ステップS205と同様に、ステップS504にて同時的に撮像素子102から読み出した画像に基づいて、AF処理により合焦したか否かを判断する。発光制御手段としてのCPU104は、合焦が得られるまで発光部113に合焦発光を繰り返し実行させる。
ステップS507において、CPU104は、現時点でのコンデンサ111の充電の要否を判断し、必要に応じてコンデンサ111を充電する。図7のステップS601において、CPU104は、ステップS502で設定した合焦発光の上限回数を超えた回数でオーバラップ発光が行われたか否かを判断する。CPU104は、ステップS506において一次メモリ105に記録したオーバ回数が0より大きい場合、上限回数を超えた回数でオーバラップ発光が行われたと判断する。また、CPU104は、ステップS506の実行により値が更新されるフラグが一次メモリ105に記録されている場合、そのフラグの値が変更されていることに基づいて、上限回数を超えた回数でオーバラップ発光が行われたと判断してよい。上限回数を超えた回数でオーバラップ発光が行われていない場合、CPU104は、コンデンサ111の充電をすることなく、図7の処理を終了する。上限回数を超えた回数でオーバラップ発光が行われている場合、CPU104は、処理をステップS602へ進める。ステップS602において、CPU104は、ステップS506でカウントした合焦発光のオーバ回数を一次メモリ105から取得する。ステップS603において、CPU104は、本撮像の本発光量での発光のために必要となる差分の充電量を求める。CPU104は、たとえば下記式2により、本撮像の本発光量での発光のために必要となる差分の充電量「mainFlashCharge[v]」を求める。下記式2において、「mainFlashVoltage[v]」は、本撮像での本発光量に必要な充電量である。「SingleOverlapFlash[v]」は、合焦発光の発光量に必要な充電量である。「Count[回]」は、合焦発光の上限回数を超えて発光したオーバ回数である。アスタリスク「*」は、乗算を意味する。ステップS604において、CPU104は、充電部112により、ステップS603で求めた差分の充電量を充電させる。ステップS604の処理を終えると、CPU104は、図7の処理を終了し、処理を図6に戻す。差分充電手段としてのCPU104は、発光部113の発光回数が上限回数を超えている場合には、本撮像の本発光量に対して不足する電力を差分充電する。
以上のステップS507による必要に応じた差分の充電処理を終えると、CPU104は、ステップS508において、ステップS206と同様に、ステップS501で得た本撮像での本発光量により、発光部113を発光させる。この場合、本実施形態では、図4(d)に示すように、プリ発光において本発光の発光量を得て、オーバラップ発光の後に、本発光の発光量までの差分の充電を残量が不足する場合において実施する。その後に、本実施形態では、本発光を実施する。本実施形態では、オーバラップ発光の後に充電をするものの、差分の充電であるため、図4(c)のようにフル充電をする場合と比べて短い時間で充電を終えることができる。
以上のように、本実施形態では、合焦発光前に発光部113をプレ発光させた反射光により本撮像での本発光量および合焦発光の発光量を取得し、合焦発光後に本撮像での本発光量での発光が可能になる合焦発光の上限回数を取得する。合焦発光の上限回数は、合焦発光の発光量での合焦発光後に本撮像の本発光量での発光が可能になる最大の発光回数でよい。そして、本実施形態では、合焦発光の上限回数を用いて、発光部113による合焦発光を制御する。たとえば、本実施形態では、合焦が得られるまで発光部113に合焦発光を繰り返し実行させ、発光部113の発光回数が上限回数を超えている場合には、本撮像の本発光量での発光に対して不足する電力を差分充電する。また、本実施形態では、発光部113は、合焦発光においてそれに必要とされる発光量により発光するので、光量不足となることはない。本実施形態では、暗所でのAF補助をするための光量が得られなくなることはない。各合焦発光の発光量は、補助光としての役割を果たすことができる。また、本実施形態では、本撮像する際に、合焦発光前のプレ発光から得た本撮像の本発光量により被写体へ発光する。よって、発光部113は、たとえば合焦発光の後に本撮像での本発光量を得るためのプレ発光をすることなく、合焦発光に続けて、適切な光量で本撮像することができる。本実施形態では、合焦発光により光学系101の撮像レンズによる合焦を得た状態において、合焦発光の後に続けて本撮像での本発光量により本撮像をすることが可能になる。その結果、本実施形態では、光学系101の撮像レンズを繰り返し駆動して合焦が適当に得られるように発光部113を繰り返し合焦発光させつつも、一連の撮像処理を開始してから本撮像を実行するまでの時間を短くすることが可能になる。本実施形態では、撮像素子102の撮像面での位相差AFにより合焦を判断することにより少ない回数で合焦が得られる可能性が高い利点を生かして、レリーズタイムラグを短縮できる。また、本実施形態では、本実施形態のような所定のモードが選択されている場合、合焦が得られるまで補助発光の上限回数を超えて発光部113に補助発光を繰り返し実行させる。この場合でも、本実施形態では、必要最小限の差分の充電時間の後に本撮像を行うことができ、レリーズタイムラグを短縮できる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態に係る撮像システム2を説明する。本実施形態では、撮像システム2と撮像装置1との相違に基づく、上述した実施形態との相違点について説明する。
次に、本発明の第三実施形態に係る撮像システム2を説明する。本実施形態では、撮像システム2と撮像装置1との相違に基づく、上述した実施形態との相違点について説明する。
図8は、本発明の第三実施形態に係る撮像システム2の概略構成を説明する図である。撮像システム2は、撮像装置としての撮像装置本体3、撮像装置本体3に取外し可能に装着される交換レンズ5、撮像装置本体3に取外し可能に装着される発光装置4、を有する。撮像装置本体3は、撮像素子102により被写体を撮像する。撮像システム2は、被写体が暗い場合、発光装置4を発光させて被写体へ照明光を照射し、撮像装置本体3により被写体を撮像する。これにより、撮像システム2は、被写体を適切な明るさで撮像することができる。撮像システム2は、撮像装置本体3に装着する交換レンズ5を、他の交換レンズに置き換えることにより、様々な画角などの撮像条件により、被写体を撮像することができる。
図9は、図8の発光装置4の概略構成を説明する図である。図9および図8に示すように、発光装置4は、信号入力部204、発光部113、充電部112、ストロボメモリ209、本体用接続部206、およびこれらが接続されるストロボCPU200、を有する。また、発光装置4は、発光側のバッテリ208、を有する。発光側のバッテリ208は、蓄電する電荷に応じた電圧を発生するものである。発光側のバッテリ208は、発光装置4の各部へ電力を供給する。信号入力部204には、発光装置4の各種操作用のスイッチ群205が接続される。信号入力部204は、スイッチ群205に対するユーザによる操作を検出し、検出信号をストロボCPU200へ出力する。充電部112は、コンデンサ111に接続される。コンデンサ111は、電荷を蓄電する。コンデンサ111は、蓄電している電荷に応じた電圧を出力する。充電部112は、発光側のバッテリ208の電力を用いて、コンデンサ111を電圧に充電する。充電部112は、たとえば他励プッシュプルフォワードコンバータで構成される。充電部112は、充電クロックを用いて、撮像する被写体へ照射する照明光を生成するために必要とされる電圧となるように、コンデンサ111を充電する。発光部113は、照明光を生成するために必要される所望の電圧に充電されているコンデンサ111の蓄電電荷を用いて、不図示の発光素子を発光させ、撮像する被写体へ照射する照明光を生成する。本体用接続部206は、発光装置4についてのマウント部に設けられ、撮像装置本体3と電気的に接続される。ストロボCPU200は、本体用接続部206を通じて、撮像装置本体3のカメラCPU120との間で通信する。本体用接続部206は、撮像装置本体3との通信部として機能する。ストロボCPU200は、撮像装置本体3から、たとえば発光部113の発光タイミングおよび発光量を取得し、発光装置4の各部の動作を撮像装置本体3の動作タイミングに応じて制御する。
ストロボメモリ209は、発光装置4の動作を全体的に制御するためのプログラム、およびその制御に用いる各種のデータ、を記録する。ストロボメモリ209は、RAM、ROM、半導体メモリ、ハードディスク、などで構成されてよい。ストロボCPU200は、ストロボメモリ209のプログラムを読み込んで実行する。これにより、発光装置4に、発光装置4の動作を全体的に制御するための発光制御部が実現される。たとえば、ストロボCPU200は、充電クロックを生成して充電部112へ出力し、充電部112によりコンデンサ111を充電する。ストロボCPU200は、コンデンサ111の電圧を取得して監視し、コンデンサ111の電圧が最低電圧を下回ると、充電部112によるコンデンサ111の充電を開始する。また、ストロボCPU200は、コンデンサ111の電圧が所望の充電電圧になると、充電部112によるコンデンサ111の充電を終了する。コンデンサ111の電圧が最低電圧以上である場合、ストロボCPU200は、撮像装置本体3の動作タイミングに応じて発光部113を発光させる。ストロボCPU200は、たとえば撮像する被写体の画像が暗い場合、撮像装置本体3動作タイミングに応じて発光部113を発光させる。これにより、発光装置4では、照明光を生成するためのコンデンサ111を所望の電圧に充電し、コンデンサ111に充電した電圧に基づいて、被写体に対して照射する照明光を生成する。
図10は、図8の撮像装置本体3の概略構成を説明する図である。図10および図8に示すように、撮像装置本体3は、撮像素子102、表示部108、信号入力部124、発光用接続部126、レンズ用接続部127、カメラメモリ129、およびこれらが接続されるカメラCPU120、を有する。また、撮像装置本体3は、本体側のバッテリ128、を有する。本体側のバッテリ128は、蓄電する電荷に応じた電圧を発生するものである。本体側のバッテリ128は、撮像装置本体3および交換レンズ5の各部へ電力を供給する。本体側のバッテリ128は、発光装置4へ電力を供給してよい。撮像素子102は、被写体を撮像する撮像部であり、たとえば撮像面に複数の候電変換素子が配列されるCMOSセンサ、CCDである。交換レンズ5を介して入射した被写体からの光束は、撮像素子102に結像される。撮像素子102は、撮像タイミングにおいて画像を撮像する。撮像素子102は、撮像画像のデータを、カメラCPU120へ出力する。表示部108は、液晶デバイスを有する。表示部108は、動作モードおよび設定に基づいてカメラCPU120から出力される画像を表示する。表示部108は、たとえば、撮像素子102が撮像しているライブビュ画像、動作モードなどの撮像設定情報、撮像素子102が撮像した画像、を表示する。信号入力部124には、撮像装置本体3の各種操作用のスイッチ群125が接続される。スイッチ群125は、たとえば、レリーズボタン、ダイヤル、を有する。信号入力部124は、スイッチ群125に対するユーザによる操作を検出し、検出信号をカメラCPU120へ出力する。レンズ用接続部127は、交換レンズ5が装着されるマウント部に設けられ、交換レンズ5と電気的に接続される。カメラCPU120は、レンズ用接続部127を通じて、交換レンズ5の図示外の駆動回路を制御する。これにより、交換レンズ5の焦点、絞りなどが制御される。発光用接続部126は、発光装置4が装着されるマウント部に設けられ、発光装置4と電気的に接続される。カメラCPU120は、外部アクセサリ通信部としての発光用接続部126を通じて、発光装置4の図示外の駆動回路を制御する。これにより、発光装置4による発光タイミングおよび発光量が、撮像装置本体3の動作に応じて制御される。
カメラメモリ129は、撮像システム2の動作を全体的に制御するためのプログラム、およびその制御に用いる各種のデータ、を記録する。カメラメモリ129は、一次メモリ105および二次メモリ106に替わるものであり、たとえばRAM、ROM、半導体メモリ、ハードディスク、などで構成されてよい。カメラCPU120は、カメラメモリ129のプログラムを読み込んで実行する。これにより、撮像装置本体3に、撮像システム2の動作を全体的に制御するためのカメラ制御部が実現される。
そして、本実施形態では、カメラCPU120は、図2および図3による撮像処理を実行する。また、カメラCPU120は、発光撮像についての優先モードが設定されている場合、図5から図7による撮像処理を実行する。これらの撮像処理において、発光量取得手段としてのカメラCPU120は、補助発光の実行前に発光部113をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に発光部113を発光させる際の本発光量および合焦発光の発光量を取得する。また、発光回数取得手段としてのカメラCPU120は、補助発光の実行後に電荷蓄積部としてのコンデンサ111を充電することなく、取得した本発光量で発光部113を発光させることが可能な、補助発光の上限回数を取得する。プレ発光に続けて、発光制御手段としてのカメラCPU120は、光学系101の撮像レンズを繰り返し駆動して被写体への合焦が得られるように発光部113を繰り返し合焦発光させる。カメラCPU120は、合焦発光の上限回数を用いて、発光部113による合焦発光を制御する。その後、撮像制御手段としてのカメラCPU120は、合焦発光前のプレ発光から得た本撮像の本発光量により被写体へ発光して、本撮像を実行する。カメラCPU120は、取得した撮像画像のデータを、カメラメモリ129に記録する。
また、上述したカメラCPU120の処理の一部は、外部アクセサリ通信部としての発光用接続部126を通じてカメラCPU120と通信できるストロボCPU200により実行されてよい。ストロボCPU200は、発光用接続部126を通じて撮像装置本体3のカメラCPU120から、必要な情報を取得して、制御を実行してよい。たとえば、ストロボCPU200は、発光量取得手段として、合焦発光前に発光部113をプレ発光させた反射光により本撮像の本発光量および合焦発光の発光量を取得し、カメラCPU120へ送信してよい。また、ストロボCPU200は、発光回数取得手段として、合焦発光前に発光部113をプレ発光させた反射光により、合焦発光後に本撮像の本発光量での発光が可能になる合焦発光の上限回数を取得し、カメラCPU120へ送信してよい。また、ストロボCPU200は、発光制御手段として、プレ発光に続けて、光学系101の撮像レンズを繰り返し駆動して被写体への合焦が得られるように発光部113を繰り返し合焦発光させてよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1 撮像装置
2 撮像システム
3 撮像装置本体
4 発光装置
101 光学系
102 撮像素子
104 CPU
111 コンデンサ
112 充電部
113 発光部
120 カメラCPU
126 発光用接続部
200 ストロボCPU
206 本体用接続部
2 撮像システム
3 撮像装置本体
4 発光装置
101 光学系
102 撮像素子
104 CPU
111 コンデンサ
112 充電部
113 発光部
120 カメラCPU
126 発光用接続部
200 ストロボCPU
206 本体用接続部
Claims (8)
- 電荷蓄積部に蓄積された電荷を用いて発光する発光部と、
フォーカス制御時に前記発光部を補助発光させる発光制御手段と、
前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に前記発光部を発光させる際の本発光量を取得する発光量取得手段と、
前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得する発光回数取得手段と、
を有し、
前記発光制御手段は、前記発光回数取得手段により取得された上限回数に応じて、前記発光部による補助発光を制御することを特徴とする撮像装置。 - 前記発光量取得手段は、前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて前記本発光量と前記補助発光の発光量を取得し、
前記発光回数取得手段は、前記発光量取得手段によって取得された前記補助発光の発光量で前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記発光制御手段は、前記補助発光の上限回数の範囲内で、前記発光部に補助発光を繰り返し実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記発光制御手段は、所定のモードが選択されている場合、合焦が得られるまで前記補助発光の上限回数を超えて前記発光部に前記補助発光を繰り返し実行させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記補助発光の上限回数を超えて前記発光部に前記補助発光を繰り返し実行させた場合、前記補助発光の上限回数を超えて前記発光部に前記補助発光を繰り返し実行させた回数に基づいて前記電荷蓄積部の充電を行う充電手段を有することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 撮像装置と、電荷蓄積部に蓄積された電荷を用いて発光する発光部を有する発光装置と、を有する撮像システムであって、
フォーカス制御時に前記発光部を補助発光させる発光制御手段と、
前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に前記発光部を発光させる際の本発光量を取得する発光量取得手段と、
前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得する発光回数取得手段と、
を有し、
前記発光制御手段は、前記発光回数取得手段により取得された上限回数に応じて、前記発光部による補助発光を制御することを特徴とする撮像システム。 - 被写体を撮像手段により撮像する撮像装置とともに用いられ、電荷蓄積部に蓄積された電荷を用いて発光する発光部を有する発光装置であって、
前記撮像装置によるフォーカス制御時に前記発光部を補助発光させる発光制御手段と、
前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて前記撮像装置による本撮像時に前記発光部を発光させる際の本発光量を取得する発光量取得手段と、
前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得する発光回数取得手段と、
を有し、
前記発光制御手段は、前記発光回数取得手段により取得された上限回数に応じて、前記発光部による補助発光を制御することを特徴とする発光装置。 - 電荷蓄積部に蓄積された電荷を用いて発光する発光部、を有する、撮像装置の発光制御方法であって、
フォーカス制御時に前記発光部を補助発光させる発光制御手段と、
前記補助発光の実行前に前記発光部をプレ発光させた結果に基づいて本撮像時に前記発光部を発光させる際の本発光量を取得する発光量取得手段と、
前記補助発光の実行後に前記電荷蓄積部を充電することなく前記発光量取得手段により取得された本発光量で前記発光部を発光させることが可能な前記補助発光の上限回数を取得する発光回数取得手段と、
を有し、
前記発光制御手段は、前記発光回数取得手段により取得された上限回数に応じて、前記発光部による補助発光を制御することを特徴とする撮像装置の発光制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018207420A JP2020071446A (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 撮像装置、撮像システム、発光装置、および撮像装置の発光制御方法 |
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