JP2019211696A - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】AF補助光制御の際に、AF補助光による眩しさを軽減して不快感を抑制する。【解決手段】システム制御部50は被写体を撮像する際に、フォーカスレンズを備える撮像光学系102を光軸に沿って駆動してフォーカス制御を行う。システム制御部はフォーカス制御を行う際に被写体に光を補助光として照射する場合、焦点検出可能な発光量を必要発光量として当該必要発光量および撮影シーンに基づいて発光時間および発光強度を求め、フォーカス制御において発光時間および発光強度に応じて補助光の発光処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、AF補助光を用いてAF制御を行う撮像装置に関する。
一般に、補助光を投光する発光装置を備える撮像装置が知られている。当該撮像装置では、被写体が低輝度であるか又は周囲が暗く焦点検出不能であると判定すると、フォーカスレンズ駆動しつつ、間欠発光を所定の時間間隔で複数回行って焦点検出を行う(特許文献1および2)。このように焦点検出、つまり、AF制御の際に発光装置を発光させる制御をAF補助光制御と呼ぶ。
なお、発光装置を発光させる際には、瞬間的に照明光(閃光)を発光する所謂閃光発光手法と、略一定の発光量で照明光を継続して発光するフラット発光手法がある。
特開2000−338386号公報 特開2009−222985号公報
ところで、上述のAF補助光制御において、特に被写体が人物の場合に閃光発光手法を用いると、人物の瞳孔が開いた状態で瞬間的に発光が行われる。このため、非常に眩しく感じて不快感を与える可能性がある。一方、フラット発光手法を用いた際においても、単位時間当たりの発光量が大きいと閃光発光ほどではないものの、同様に眩しさによって不快感を与えてしまう。
従って、本発明の目的は、AF補助光制御の際に、AF補助光による眩しさを軽減して不快感を抑制することのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、被写体を撮像する際に、フォーカスレンズを備える撮像光学系を光軸に沿って駆動してフォーカス制御を行う撮像装置であって、前記フォーカス制御を行う際に前記被写体に光を補助光として照射する場合、焦点検出可能な発光量を必要発光量として当該必要発光量および撮影シーンに基づいて発光時間および発光強度を求める算出処理を行う算出手段と、前記フォーカス制御において前記発光時間および前記発光強度に応じて前記補助光の発光処理を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、AF補助光制御の際に、AF補助光による眩しさを軽減して不快感を抑制することができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。 図1に示すカメラにおける撮影動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すカメラで行われる露光処理とAF補助光の発光タイミングとを説明するためのタイミング図である。 図2に示すAF処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示すカメラで用いられる発光手法の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一例についてその構成を示すブロック図である。
図示の撮像装置は、例えば、デジタルカメラ(以下単にカメラという)100であり、撮影レンズ(撮像光学系)102を有している。そして、撮影レンズ102には、変倍レンズおよびフォーカスレンズが含まれている。なお、シャッター101には、絞りが備えられている。
撮像部22には、撮影レンズ102を介して光学像(被写体像)が入射する。撮像部22は、例えば、CCDセンサ又はCMOSセンサなどの撮像素子を有しており、光学像に応じたアナナログ電気信号を出力する。さらに、また、撮像部22は、撮像素子の出力であるアナログ電気信号をデジタル信号(以下画像信号という)に変換するA/D変換部を有している。
フラッシュ発光部(以下単にフラッシュという)90は、例えば、キセノン管を有している。撮像などの際にフラッシュ90を発光することによって、低照度シーン又は逆光シーンなどにおいて被写体の輝度を補う。さらに、AF(オートフォーカス)制御において低照度の場合に被写体に関して焦点検出を行う場合に、フラッシュを発光させて焦点検出を行うAF補助光制御が行われる。
画像処理部24には、撮像部22の出力である画像信号が入力される。また、画像処理部24にはメモリ制御部15から画像信号が送られることもある。画像処理部24は、入力された画像信号に対して画素補間および縮小などのリサイズ処理を行うとともに色変換処理などの画像処理を行って画像データを生成する。さらに、画像処理部24は、撮像によって得られた画像信号を用いて露光制御、AF制御、および顔検出制御のための演算処理を行って演算結果を得る。
システム制御部50は、画像処理部24によって求められた演算結果に基づいて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式によるAE(自動露出)制御、AF制御、およびEF(補助光発光、自動調光発光)制御を行う。
撮像部22の出力である画像信号は、画像処理部24およびメモリ制御部15を介して、又はメモリ制御部15のみを介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32には、撮像部22の出力である画像信号が格納されるとともに、前述のようにして画像処理部24で生成された画像データが格納される。なお、メモリ32は、所定数の静止画像と所定時間の動画像および音声を格納するために十分な記憶容量を備えている。
メモリ32は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねており、メモリ32に書き込まれた画像データはD/A変換器13を介して画像として表示部28に表示される。なお、表示部28は、例えば、LCDなどの表示デバイスである。
撮像部22の出力である画像信号を一旦メモリ32に蓄積して、メモリ32に蓄積された画像信号をD/A変換器13を介して画像として表示部28に逐次表示すれば、所謂ライブビュー画像を表示する電子ビューファインダが構成される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであって、フラッシュメモリなどが用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数および制御プログラムなどが格納される。システム制御部50は、カメラ100を制御するマイクロコンピュータであり、不揮発性メモリ56に記憶された制御プログラムを実行することによって後述する処理を行う。システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器13、および表示部28などを制御することによる表示制御を行う。
システムメモリ52は、例えば、RAMであり、システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出した制御プログラムなどが展開される。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間、内蔵する時計による時間を計測する計時部である。
操作部70は、ユーザーによって操作される操作部材を備えており、カメラ100に備えられたボタン、スイッチ、ダイヤル、又は接続機器などを介してユーザーが行った操作を検知して、当該操作指示に応じた指示信号をシステム制御部50に送る。
さらに、ユーザーがレリーズボタンを半押し操作すると、操作部70は当該操作に応じた指示信号(以下SW1信号という)をシステム制御部50に送る。さらに、ユーザーがレリーズボタンを深く押し込む全押し操作を行うと、操作部70は当該操作に応じた指示信号(以下SW2信号という)をシステム制御部50に送る。
SW1信号を受けると、つまり、SW1がONであると、システム制御部50は、前述のAF制御(フォーカス制御)、AE制御、およびEF制御などを含む撮像準備動作を開始する。SW2信号を受けると、つまり、SW2がONであると、システム制御部50は、撮像部22から画像信号を読み出しする読み出し処理から記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理を開始する。
なお、操作部70には、各種スイッチ、ダイヤル又は表示部28に備えられたタッチパネル上のアイコンなどが含まれ、これらの操作に応じた入力および設定が行われる。記録媒体200は、画像データを記録するためのメモリカードなどの媒体であり、半導体メモリ又は磁気ディスクなどを有している。
図2は、図1に示すカメラにおける撮影動作を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、システム制御部50の制御下で行われる。
撮影動作が開始されると、システム制御部50は、SW1がONであるか否かを判定する(ステップS101)。SW1がOFFの場合(ステップS101において、NO)、システム制御部50は待機する。SW1がONの場合(ステップS101において、YES)、システム制御部50は、被写体輝度を求めるため撮像部22を用いて露光処理(AE処理)を行う(ステップS102)。
図3は、図1に示すカメラで行われる露光処理とAF補助光の発光タイミングとを説明するためのタイミング図である。
垂直同期信号は、撮像部22に備えられた撮像素子を駆動(蓄積開始および読み出し開始)するためシステム制御部50から周期的に出力される信号である。撮像素子は、2次元マトリックス状に配列された複数の画素を有するとともに、行走査回路(図示せず)を有している。行走査回路は撮像面において上部に位置する行(第1Line)から下部に位置する行(第n(nは2以上の整数)Line)に向かって、順次リセット処理を行って、Line毎に露光を開始する。図3においては、全Lineの露光期間(露光時間)は時間Tで示される。
露光時間Tを経過すると、順次Line毎に読み出された信号についてA/D変換が行われ、撮像部22から1フレームの画像信号が出力される。システム制御部50は、撮像部22から出力された画像信号についてブロック積分の結果に基づいてブロック(領域)毎の輝度値(測光演算結果)を算出する(測光演算)。そして、システム制御部50は、当該測光演算結果に基づいて露出値を決定する。なお、ここでは、露出値としてシャッター速度、絞り値、および感度が決定される。
再び図2を参照して、システム制御部50は被写体の輝度値が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS103)。輝度値が所定値以下であると(ステップS103において、YES)、システム制御部50は、後述するAF補助光を用いたAF処理を行う(ステップS104)。一方、輝度値が所定値を超えていると(ステップS103において、NO)、システム制御部50は、後述するAF補助光を用いないAF処理を行う(ステップS105)。
なお、ステップS104においては、システム制御部50はフラッシュ90を発光させてAF処理を行う。また、ステップS105において、システム制御部50はフラッシュ90を発光させないでAF処理を行う。そして、AF動作における露出値(シャッター速度、絞り値、および感度)はステップS102で得られた露出値が用いられる。
ステップS104又はS105の処理の後、システム制御部50はSW2がONであるか否かを判定する(ステップS106)。SW2がOFFの場合(ステップS106において、NO)、システム制御部50はステップS101の処理に戻る。
SW2がONの場合(ステップS106において、YES)、システム制御部50は前述のようにして撮影を行う。そして、システム制御部50はステップS101の処理に戻る。
図4は、図2に示すAF処理を説明するためのフローチャートである。そして、図4(a)はAF補助光を用いたAF処理を示すフローチャートであり、図4(b)はAF補助光を用いないAF処理を示すフローチャートである。
まず、図4(a)を参照して、システム制御部50は、AF補助光発光処理を行う(ステップS201)。ここでは、システム制御部50は、AF補助光を発光する際の発光手法、発光量(発光強度および発光時間)に応じてフラッシュ90を、全Line露光時間Tにおいて発光制御する。
図5は、図1に示すカメラで用いられる発光手法の一例を示す図である。そして、図5(a)は閃光発光を示す図であり、図5(b)はフラット発光を示す図である。
発光手法には閃光発光およびフラット発光がある。図5(a)に示す閃光発光では、発光の開始後において、時間の経過につれて発光強度が増加する。そして、発光強度がピークに達すると、時間の経過につれて発光強度が減少する。
一方、図5(b)に示すフラット発光では、発光の開始後、発光の停止を行うまでの間、略一定の発光強度において光が照射される。フラット発光を行う際には、発光回路(図示せず)に備えられたスイッチング素子を高速でオンオフ制御することによって、略一定の発光強度で発光を行うことができる。
なお、発光量は発光時間と発光強度との積で求めることができ、図5に示す閃光発光およびフラット発光の波形は異なるが、発光量は略同一となる。
AF補助光を発光する際に閃光発光を用いた場合に、特に暗いシーンで発光が行われると、人物には瞳孔が開いた状態で瞬間的に投光が行われるので、非常に眩しく感じて不快感を与える恐れがある。そこで、ここでは、被写体検出を行っていない状態では、被写体は人物であるとして発光強度が閃光発光より弱いフラット発光をデフォルト設定とする。
さらに、焦点検出を行う際の必要発光量を求めるため、発光量を変更して複数回の発光を行って、発光量の設定を行う。例えば、AF補助光の発光量を、1回目の発光では最小GNo.(ガイドナンバー)を0.3とし、2回目の発光では最大GNo.1.2として発光を行う。GNo.1.2のGNo.0.3に対する発光量倍率は、2^(2×Log2(1.2/0.3))=16倍となる。
発光時間については、図3に示すように、全Lineで均一に露光を行うためには、全Lineの露光時間T以内に発光時間を設定する必要がある。図3に示す例では、露光時間T=4とし、GNo.0.3による発光時間をt1=1として、その発光強度をI1=1とする。ここで、GNo.1.2による発光時間をt2とし、発光強度をI2とする。発光時間を優先とした場合、I2=16/t2となり、t2を露光時間Tとした場合には、t2=4、I2=4となる。
上述のようにして得られた発光量をフラッシュ90に設定する。さらに、発光時間をシステムタイマー53に設定する。そして、システム制御部50は全Lineの露光時間Tの始点において発光トリガをONとしてフラッシュ90の発光を開始し、システムタイマー53によるカウント終了でフラッシュ90による発光を停止する。
再び図4(a)を参照して、システム制御部50は、前述のステップ102と同様にしてAE処理を行う(ステップS202)。この際、システム制御部50は画像処理部24によって撮像部22の出力である画像信号に基づいて顔検出を行う。撮影シーンにおいて人物の顔領域が検出された場合には、システム制御部50はFace Detct Flg=1とする。つまり、人物の顔領域が存在する撮影シーンでは、システム制御部50はFace Detct Flg=1とする。
一方、顔領域が検出されない場合には、システム制御部50はFace Detct Flg=0とする。そして、システム制御部50は当該Face Detct Flgをシステムメモリ52に記憶する。
続いて、システム制御部50は、垂直同期信号に同期して焦点検出処理を行う(ステップS203)。焦点検出を行う際には、例えば、既知の位相差検出方式又はコントラスト検出方式が用いられる。ここでは、焦点検出を行う際、システム制御部50は位相差検出方式を用いるものとする。
図1に示す撮像部22に備えられた撮像素子においては各画素の受光面側には入射光を集光するためのマイクロレンズが配置されている。そして、画素の各々には一対の光電変換部が配置されている。位相差検出方式においては、位相差を検出するため画素(焦点検出画素)から1対の出力信号(A像およびB像)を得て、これらA像およびB像の位相差(ずれ量)に応じてデフォーカス量(合焦位置からのずれ量)を求める焦点検出処理を行う。
次に、システム制御部50は、AF補助光の発光回数が所定回数となったか否かを判定する(ステップS204)。AF補助光の発光回数が所定回数未満であると(ステップS204において、NO)、システム制御部50はステップS201の処理に戻る。図示の例では、AF補助光を最小発光量と最大発光量で発光させるので、所定回数を2回とする。
一方、AF補助光の発光回数が所定回数となると(ステップS204において、YES)、システム制御部50は、ステップS203の処理で得たA像およびB像から撮像素子の電荷蓄積中に最も大きい出力をピーク値として求める。そして、システム制御部50は最小発光量および最大発光量におけるピーク値に基づいてレンズ駆動中におけるAF補助光発光の発光量を算出する(ステップS205)。
ステップS205の処理では、例えば、ピーク値が4以上の場合に高精度に焦点検出可能であるとする。この場合に、最小発光量GNo.0.3の時のピーク値が1、最大発光量GNo.1.2の時のピーク値が16であると、必要最低限のAF補助光の発光量はGNo.0.6となる(以下当該発光量を必要発光量とする)。そして、システム制御部50は発光量算出処理で得られた当該必要発光量を、システムメモリ52に、OverLap Aux GNo.として記憶する。
次に、システム制御部50は、ステップS203の処理で得られたデフォーカス量に応じて撮影レンズ102(つまり、フォーカスレンズ)を光軸に沿って駆動する(ステップS206)。そして、システム制御部50は顔検出結果に基づいてAF補助光の発光手法を切り替えるAF補助光発光処理を行う(ステップS207)。
ステップS207の処理では、顔領域が検出された場合(Face Detct Flg=1)には、システム制御部50は、ステップS205で求めた必要発光量OverLap Aux GNo.=GNo.0.6で、次のようにして発光時間および発光強度を算出する。
GNo.0.6のGNo.0.3に対する発光量倍率は、2^(2×Log2(0.6/0.3))=4倍となる。ここでは、露光時間T=4、GNo.0.3における発光時間t1=1、そして、発光強度I1=1としているので、発光時間を優先した場合のGNo.1.2における発光時間t2および発光強度I2を求めると、I2=4/t2となる。発光時間t2を露光時間Tとした場合、発光時間t2=4、発光強度I2=1となる。
一方、顔領域が検出されない場合(Face Detct Flg=0)には、被写体に対してAF補助光の眩しさを軽減させる必要がないので、システム制御部50は閃光発光によってGNo.0.6の発光量でAF補助光発光を行う。
なお、閃光発光およびフラット発光のいずれにおいても。垂直同期信号に同期して全Lineの露光時間Tの間で発光処理が行われる。
続いて、システム制御部50は、前述のステップS102と同様してAE処理を行う(ステップS208)。そして、システム制御部50は、前述のステップS203と同様して焦点検出処理を行う(ステップS209)。
続いて、システム制御部50は、ステップS209の処理で得られたデフォーカス量が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS210)。デフォーカス量が所定値以上であると(ステップS210において、YES)、システム制御部50はAF処理(AF演算)が所定回数となったか否かを判定する(ステップS211)。
AF演算が所定回数未満であると(ステップS211において、NO)、システム制御部50はステップS207の処理に戻る。一方、AF演算が所定回数に達すると(ステップS211において、YES)、システム制御部50は撮影レンズ102の駆動を停止する(ステップS212)。そして、システム制御部50は合焦判定を行う(ステップS213)。
ステップS213においては、システム制御部はステップS209の処理で得られたデフォーカス量が所定値未満の場合には、合焦を報知するため表示部28に合焦マークを表示する。一方、デフォーカス量が所定値以上の場合には、システム制御部50は非合焦を報知するため表示部28に非合焦マークを表示する。そして、システム制御部50は、図2に示すステップS106の処理に進む。
なお、デフォーカス量が所定値未満の場合には(ステップS210において、NO)、システム制御部50はステップS212の処理に進む。
次に、図4(b)を参照して、AF補助光を用いないAF処理について説明する。なお、図4(b)において、図4(a)に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
AF補助光を用いないAF処理を開始すると、システム制御部50は、まずステップS202の処理を行う。そして、ステップS203の処理の後、システム制御部50はステップS206の処理を行い、続いてステップS208の処理を行う。以後、システム制御部50はステップS209〜S213の処理を行って、図2に示すステップS106の処理に進む。
このように、本発明の実施の形態では、AF補助光を発光する際、人物の顔領域が検出されるとフラット発光を行う。そして、発光量を上げる場合には、発光時間を優先して単位時間当たりの発光強度を抑えることによって、AF補助光による眩しさを軽減することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を照明装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを照明装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
15 メモリ制御部
22 撮像部
24 画像処理部
28 表示部
50 システム制御部
53 システムタイマー
70 操作部
90 フラッシュ発光部(フラッシュ)
101 シャッター
102 撮影レンズ

Claims (7)

  1. 被写体を撮像する際に、フォーカスレンズを備える撮像光学系を光軸に沿って駆動してフォーカス制御を行う撮像装置であって、
    前記フォーカス制御を行う際に前記被写体に光を補助光として照射する場合、焦点検出可能な発光量を必要発光量として当該必要発光量および撮影シーンに基づいて発光時間および発光強度を求める算出処理を行う算出手段と、
    前記フォーカス制御において前記発光時間および前記発光強度に応じて前記補助光の発光処理を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体の明るさが所定の明るさ以下である場合に、前記算出処理および前記発光処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮影シーンにおいて前記被写体に顔領域が検出されると、前記制御手段は前記発光時間および前記発光強度に応じてフラット発光を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影シーンおいて被写体に顔領域が検出されないと、前記制御手段は前記必要発光量に応じて閃光を発光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は前記必要発光量とするために、前記発光時間を優先して変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像する際に、フォーカスレンズを備える撮像光学系を光軸に沿って駆動してフォーカス制御を行う撮像装置の制御方法であって、
    前記フォーカス制御を行う際に前記被写体に光を補助光として照射する場合、焦点検出可能な発光量を必要発光量として当該必要発光量および撮影シーンに基づいて発光時間および発光強度を求める算出処理を行う算出ステップと、
    前記フォーカス制御において前記発光時間および前記発光強度に応じて前記補助光の発光処理を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 被写体を撮像する際に、フォーカスレンズを備える撮像光学系を光軸に沿って駆動してフォーカス制御を行う撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記フォーカス制御を行う際に前記被写体に光を補助光として照射する場合、焦点検出可能な発光量を必要発光量として当該必要発光量および撮影シーンに基づいて発光時間および発光強度を求める算出処理を行う算出ステップと、
    前記フォーカス制御において前記発光時間および前記発光強度に応じて前記補助光の発光処理を行う制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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