JP2013031010A - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】CMOSセンサによって撮影を行う際に画像内で生じる明るさのムラを確実に防止することができる撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】絞り304を含む光学系301を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部3と、レンズ部3を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、各画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子203と、撮像素子203が連続的に生成した画像データに対応する画像を順次表示する表示部210と、絞り304の絞り値の時間変化量を予測して撮像素子203の露光時間を水平方向のライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正部213eと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、被写体を撮像して電子的な画像データを生成する撮像装置、撮像方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置では、多様な撮影シーンにそれぞれ適した撮影を行うことができる。たとえば、動画撮影の途中で絞り値を変更した場合であっても、絞り値に応じて露出を自動的に切換えるAE(Automatic Exposure)処理を行うことができる技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、交換レンズから受信した絞りの駆動速度に関する情報に基づいて、絞りの駆動が開始されてから終了するまでの期間の途中で画像データを生成する撮像素子の露光時間を変更することで、円滑なAE処理を行っている。
このような撮像装置が有する撮像素子としてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサを適用する場合がある。CMOSセンサは、ライン毎に読み出すローリングシャッタを行うことにより画像データを生成する。
特開2010−2900号公報
しかしながら、撮像素子としてCMOSセンサを適用する場合、従来では絞りの変化途中においてCMOSセンサのライン毎における露出時間のムラについて考慮されていなかった。このため、最初に読み出すラインと最後に読み出すラインとでは、絞りが変化することで蓄積される光量が異なってしまい、撮像された画像データに対応する画像内に明るさのムラ(ローリングシャッタ効果)が生じるという問題点があった。
この問題点をより具体的に説明する。図9は、従来の撮像装置を用いて動画撮影する際の状況を示す模式図である。図10は、図9の状況下で撮影者が撮像装置を用いて暗い視野領域から明るい視野領域にパンニング操作を行ったときの動画の一例を示す図である。図9に示す状況下で、撮影者が撮像装置100を用いてパンニング操作(矢印(a)を参照)を行った場合、開始時点では適正露出だが、撮像装置100によって撮影される視野領域が、たとえば暗い視野領域から明るい視野領域に移動するとき、適正露出になるように絞りを自動的に変更するので、隣接するフレーム間(図10(a)〜(d))で画像内に明るさのムラが生じていた(Wn→Wn+1→Wn+2→Wn+3)。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、CMOSセンサによって撮影する際に画像内で生じる明るさのムラを抑制することができる撮像装置、撮像方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる撮像装置は、可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子と、前記撮像素子が連続的に生成した前記画像データに対応する画像を順次表示する表示部と、前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正する露光時間補正部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記画像データに含まれる情報に基づいて、前記可変絞りの絞り値の目標値を算出する目標値算出部をさらに備え、前記露光時間補正部は、前記目標値算出部が算出した前記目標値に基づいて、前記時間変化量を算出することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記画像データに含まれる情報に基づいて、前記撮像素子の露光時間を算出する露光時間算出部をさらに備え、前記露光時間補正部は、前記露光時間算出部が算出した前記露光時間と前記時間変化量とに基づいて、前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記画像データに含まれる情報は、被写体の輝度情報と、前記撮像素子の撮影感度と、前記時間変化量および最新の絞り値を用いて算出される前記可変絞りの絞り値の予測値とを含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記撮像素子が生成する前記画像データに対し、少なくともゲインを調整する画像処理部と、前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、前記絞り値検出部が検出した絞り値と前記予測値との差に基づいて、前記画像処理部が前記画像データに対して行うゲインを設定するゲイン設定部と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記レンズ部は、前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、前記絞り駆動部を制御するとともに、前記絞り値検出部が検出した最新の絞り値を周期的に当該撮像装置の本体部に出力することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記レンズ部は、前記本体部に対して着脱自在であることを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像装置は、上記発明において、前記露光時間補正部は、前記可変絞りの駆動時において前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に周期的に補正することを特徴とする。
また、本発明にかかる撮像方法は、可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子とを備えた撮像装置が実行する撮像方法であって、前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正ステップ、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子とを備えた撮像装置に実行させるプログラムであって、前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正ステップ、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、露光時間補正部がレンズ部の絞りの駆動時において絞り絞り値の時間変化量を予測して撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正する。この結果、撮影を行う際に画像内で生じる明るさのムラを抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の撮影者に面する側の構成を示す図である。 図2は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図4は、図3の露光時間補正処理の概要を示すフローチャートである。 図5は、図3の露光時間補正処理のタイミングチャートを示す図である。 図6は、露光時間補正部が撮像素子の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する際の概要を説明する図である。 図7は、図3のフレームムラ補正処理の概要を示すフローチャートである。 図8は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置が撮影する動画の一例を示す図である。 図9は、従来の撮像装置を用いて動画撮影する際の状況を示す模式図である。 図10は、図9の状況下で撮像装置を用いて暗い視野領域から明るい視野領域にパンニング操作を行ったときの動画の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下の説明において、本発明にかかる撮像装置の一例としてデジタル一眼レフカメラを例示するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置1の撮影者に面する側(背面側)の構成を示す図である。図2は、本発明の一実施の形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。図1および図2に示すように、撮像装置1は、本体部2と、本体部2に着脱自在なレンズ部3と、を備える。
図1および図2に示すように、本体部2は、シャッタ201と、シャッタ駆動部202と、撮像素子203と、撮像素子駆動部204と、信号処理部205と、発光部206と、同期信号生成部207と、本体通信部208と、操作入力部209と、表示部210と、タッチパネル211と、記憶部212と、制御部213(以下、「BCPU213」という)と、を備える。
シャッタ201は、開閉動作を行うことにより、撮像素子203の状態を露光状態または遮光状態に設定する露光動作を行う。シャッタ201は、フォーカルプレンシャッタ等を用いて構成される。シャッタ駆動部202は、ステッピングモータ等を用いて構成され、BCPU213から入力される指示信号に応じてシャッタ201を駆動する。
撮像素子203は、CMOSセンサを用いて構成され、レンズ部3が集光した光を受光して光電変換を行うことによって画像データを連続的に生成する。撮像素子203は、レンズ部3が集光した光を受光して光電変換を行う複数の画素を二次元的に配列される。撮像素子203は、各画素で変換された電気信号を水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを生成する。具体的には、撮像素子203は、ローリングシャッタ方式により画像データを生成する。撮像素子駆動部204は、所定のタイミング(たとえば30fps)に応じて撮像素子203を駆動させる。具体的には、撮像素子駆動部204は、同期信号生成部207によって生成される同期信号に基づいて、撮像素子203を同期して駆動させるための駆動タイミング信号を生成し、生成した駆動タイミングを撮像素子203に出力する。
信号処理部205は、撮像素子203から出力されるアナログ信号に増幅等の信号処理を施した後、A/D変換を行うことによってデジタルの画像データ(RAWデータ)を生成してBCPU213に出力する。
発光部206は、キセノンランプまたはLED(Light Emitting Diode)等を用いて構成され、撮像装置1が撮影する視野領域へ向けて補助光である光を照射する。
同期信号生成部207は、BCPU213からの指示に応じて、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDを生成する。同期信号生成部207は、BCPU213を介して垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDに出力する。なお、同期信号生成部207は、BCPU213に一体的に設けられてもよい。
本体通信部208は、本体部2に装着されるレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。
操作入力部209は、図1に示すように、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切換える電源スイッチ209aと、静止画撮影の指示を与えるレリーズ信号を入力するレリーズスイッチ209bと、撮像装置1に設定された各種撮影モードを切換える撮影モード切換スイッチ209cと、動画撮影の指示を与える動画スイッチ209dと、撮像装置1の各種パラメータを設定するメニュースイッチ209eと、を有する。
表示部210は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを用いて実現される。表示部210は、画像データに対応する画像を表示する。表示部210は、撮像装置1の撮影動作に関する操作情報や撮影に関する撮影情報を表示する。
タッチパネル211は、表示部210の表示画面上に設けられる。タッチパネル211は、撮影者が表示部210で表示される情報に基づいてタッチ(接触)した位置を検出し、この検出したタッチ位置に応じた信号をBCPU213へ出力する。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式および光学方式等がある。本実施の形態では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
記憶部212は、撮像装置1の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリを用いて実現される。記憶部212は、撮像装置1を動作させるための各種プログラムおよびプログラムの実行中に使用される各種データやパラメータ等を記憶する。記憶部212は、画像データを記憶するとともに、本体部2に装着可能なレンズ部3の情報およびレンズ部3の種類に応じた画像データの補正情報等を記憶する。記憶部212は、P線図記憶部212aを有する。P線図記憶部212aは、撮像装置1が自動露出(AE)制御を行う際に参照するプログラム線図(P線図)情報を記憶する。なお、記憶部212は、外部から装着されるメモリカード等のコンピュータで読取可能な記憶媒体を含むものであってもよい。
BCPU213は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成される。BCPU213は、操作入力部209からの指示信号およびタッチパネル211からの位置信号等に応じて撮像装置1を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。
BCPU213の詳細な構成について説明する。BCPU213は、画像処理部213aと、顔検出部213bと、目標値算出部213cと、露光時間算出部213dと、露光時間補正部213eと、ゲイン設定部213fと、撮影制御部213gと、を有する。
画像処理部213aは、信号処理部205から入力される画像データに対して各種の画像処理を施して記憶部212へ出力する。具体的には、画像処理部213aは、画像データに対して、少なくとも画像の明るさを調整するゲイン処理、階調を補正する階調補正処理、エッジ強調、ホワイトバランス、色補正およびγ補正を含む画像処理を行う。画像処理部213aは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に従って画像データを圧縮し、圧縮した画像データを記憶部212に記憶させてもよい。
顔検出部213bは、画像データに対応する画像に含まれる人物の顔をパターンマッチングによって検出する。なお、顔検出部213bは、人物の顔だけでなく、犬や猫等の顔を検出してもよい。さらに、顔検出部213bは、パターンマッチング以外の周知技術を用いて人物の顔を検出してもよい。
目標値算出部213cは、画像データに含まれる被写体の輝度情報と、撮像素子203の露光時間と、撮像素子203の撮影感度とに基づいて、レンズ部3の絞りが目標とする絞り値(開口径)の目標値を算出する。具体的には、目標値算出部213cは、たとえばAPEX(Additive System of Photographic Exposure)規格に基づいて、被写体輝度BV、露光時間TVおよび撮影感度SVから絞り値の目標値AVを算出する。
露光時間算出部213dは、画像データに含まれる情報に基づいて、撮像素子203の露光時間を算出する。具体的には、露光時間算出部213dは、画像データに含まれる被写体の輝度情報と、撮像素子203の撮影感度と、目標値算出部213cが算出した目標値とに基づいて、撮像素子203の露光時間を算出する。
露光時間補正部213eは、レンズ部3の絞りの駆動時において絞りの絞り値の時間変化量を予測して撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎に補正する。具体的には、露光時間補正部213eは、目標値算出部213cが算出したレンズ部3の絞りの目標値に基づいて、レンズ部3の絞りの絞り値の時間変化量を予測して撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎に補正する。また、露光時間補正部213eは、レンズ部3の絞りが所定のタイミング毎に駆動予定の絞り値、たとえば2フレーム後の絞り値を予測値として算出し、算出した予測値に応じて撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する。
ゲイン設定部213fは、レンズ部3の絞りの絞り値と露光時間補正部213eが算出した予測値との差に基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲイン処理の値(ゲイン値)を設定する。
撮影制御部213gは、静止画レリーズ信号が入力された場合、撮像装置1における撮影動作を開始する制御を行う。ここで、撮像装置1における撮影動作とは、シャッタ駆動部202および撮像素子駆動部204の駆動によって撮像素子203が出力した画像データに対し、信号処理部205および画像処理部213aが所定の処理を施す動作をいう。このようにして処理が施された画像データは、撮影制御部213gによって記憶部212に記憶される。
以上の構成を有する本体部2に対して、電子ビューファインダ(EVF)、音声入出力機能およびインターネットを介して外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)と双方向に通信を行う通信機能等を具備させてもよい。
レンズ部3は、光学系301と、レンズ駆動部302と、レンズ位置検出部303と、絞り304と、絞り駆動部305と、絞り値検出部306と、レンズ操作部307と、レンズ記憶部308と、レンズ通信部309と、レンズ制御部310(以下、「LCPU310」という)と、を有する。
光学系301は、画角を変更するズームレンズおよびピント位置を調整するフォーカスレンズ等の複数のレンズを用いて構成される。光学系301は、所定の視野領域から光を集光し、この集光した光を撮像素子203のCMOSセンサの撮像面上に結像する。レンズ駆動部302は、光学系301のレンズを光軸O上で移動させることにより、光学系301のピント位置や画角等の変更を行う。レンズ駆動部302は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成される。
レンズ位置検出部303は、フォトインタラプタ等を用いて構成され、レンズ駆動部302によって駆動された光学系301のズームレンズおよびフォーカスレンズの位置を検出する。具体的には、レンズ位置検出部303は、レンズ駆動部302に含まれる駆動用モータの回転量をパルス数に変換し、変換したパルス数に基づいて、無限遠を基準とする基準位置からの光学系301のフォーカスレンズおよびズームレンズの位置を検出する。
絞り304は、光学系301が集光した光の入射量を制限することにより露出の調整を行う。絞り駆動部305は、絞り304を駆動することにより、撮像素子203に入射する光の光量を調整する。絞り駆動部305は、ステッピングモータ等を用いて構成される。
絞り値検出部306は、絞り駆動部305によって駆動された絞り304の位置を検出する。絞り値検出部306は、リニアエンコーダや可変抵抗素子等のポテンショメータおよびA/D変換回路等を用いて構成される。
レンズ操作部307は、図1に示すように、レンズ部3のレンズ鏡筒の周囲に設けられるズームリング307a等であり、光学系301内のレンズを操作する信号が入力される。なお、レンズ操作部307は、プッシュ式のスイッチ等であってもよい。
レンズ記憶部308は、光学系301および絞り304の位置や動きを決定するための制御用プログラムを記憶する。レンズ記憶部308は、光学系301の倍率、焦点距離、画角、収差およびF値(明るさ)等を記憶する。
レンズ通信部309は、レンズ部3が本体部2に装着されたときに、本体部2の本体通信部208と通信を行うための通信インターフェースである。
LCPU310は、CPU等を用いて構成され、本体通信部208およびレンズ通信部309を介して入力されるBCPU213からの指示信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。LCPU310は、レンズ通信部309および本体通信部208を介して撮像素子203が画像データを生成するタイミングに同期して絞り値検出部306が検出した最新の絞り値をBCPU213に出力する。
以上の構成を有する撮像装置1が行う動作について説明する。図3は、本実施の形態にかかる撮像装置1が行う処理の概要を示すフローチャートである。
まず、撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)について説明する。この場合、BCPU213は、撮像素子203が微小な時間間隔で連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像を表示部210に表示させる(ステップS102)。具体的には、BCPU213は、撮像素子203によって所定のフレームレート、たとえば30fpsで連続的に生成された画像データに対して画像処理部213aが画像処理を施した画像データに対応するライブビュー画像を生成順に表示部210に表示させる。これにより、撮影者は、表示部210によって表示されるライブビュー画像を見ながら撮影を行うことができる。
続いて、撮像装置1は、画像データのフレーム毎に、撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正処理を実行する(ステップS103)。なお、露光時間補正処理の内容は、後述する。
その後、撮像装置1は、撮像素子203の各ラインから画像データを読み出し、読み出した画像データに対して画像の明るさのムラを補正するフレームムラ補正処理を実行する(ステップS104)。なお、フレームムラ補正処理の内容は、後述する。
続いて、レリーズスイッチ209bからレリーズ信号が入力された場合(ステップS105:Yes)、撮像装置1は、撮影を行い(ステップS106)、撮影した画像データを記憶部212に記憶する(ステップS107)。
その後、BCPU213は、電源がオフ状態であるか否かを判断する(ステップS108)。電源がオフ状態であるとBCPU213が判断した場合(ステップS108:Yes)、撮像装置1は、本処理を終了する。一方、電源がオフ状態でないとBCPU213が判断した場合(ステップS108:No)、撮像装置1は、ステップS101へ戻る。
ステップS105において、レリーズスイッチ209bを介してレリーズ信号が入力されていない場合(ステップS105:No)、撮像装置1は、ステップS108へ移行する。
つぎに、撮像装置1が撮影モードに設定されておらず(ステップS101:No)、撮像装置1が再生モードに設定されている場合(ステップS109:Yes)について説明する。この場合、BCPU213は、記憶部212が記憶する画像データに対応する画像を表示部210に再生表示させる(ステップS110)。
続いて、画像の切換操作が行われた場合(ステップS111:Yes)、BCPU213は、表示部210が表示する画像の切換を行う(ステップS112)。その後、撮像装置1は、ステップS110へ戻る。
これに対して、所定時間(たとえば3秒)以内に画像の切換操作がない場合(ステップS111:No)、撮像装置1は、ステップS108へ移行する。
つぎに、図3のステップS103で説明した露光時間補正処理について説明する。図4は、露光時間補正処理の概要を示すフローチャートである。図5は、露光時間補正処理のタイミングチャートを示す図である。図5(a)は、垂直同期信号の発生タイミングを示す。図5(b)は、撮像素子203のローリングシャッタによる各ラインの露光タイミングを示す。図5(c)は、レンズ通信同期通信タイミングの発生タイミングを示す。図5(d)は、LCPU310によってレンズ位置検出部303が検出した光学系301のフォーカスレンズおよびズームレンズの位置を取得するレンズ位置取得信号の発生タイミングを示す。図5(e)は、絞り304の絞り値の変化を示す。図5(f)は、BCPU213とLCPU310とが双方向に通信を行うレンズ通信タイミングを示す。図5(g)は、次フレーム露光時間算出のタイミングを示す。
また、図5において、垂直同期信号の発生タイミングの周期をVDCとし、垂直同期信号の発生タイミングをti=t0+iVDC(i=自然数)とする。また、レンズ通信同期信号は、垂直同期信号と同じ周期で発生する。レンズ位置取得信号は、垂直同期信号の発生タイミングで立ち上がりまたは立ち下がりを生じる。さらに、次フレーム露出時間算出タイミングは、レンズ通信タイミングの終了直後である。さらにまた、ローリングシャッタ露光は、垂直同期信号の発生タイミングの立ち上がりが撮像素子203の中心になる。
図4および図5に示すように、BCPU213は、レンズ通信同期信号タイミング毎に、本体通信部208およびレンズ通信部309を介してLCPU310とレンズ通信を行い、レンズ部3のレンズ情報を取得する(ステップS201)。具体的には、BCPU213は、レンズ通信同期タイミングの前に、LCPU310によってレンズ位置検出部303および絞り値検出部306から取得された光学系301のレンズ位置および絞り304の絞り値をレンズ情報として取得する。
続いて、BCPU213は、撮像素子203が生成した画像データに基づいて、測光処理を実行する(ステップS202)。具体的には、BCPU213は、信号処理部205を介して出力される画像データに基づいて、画像内における被写体の輝度情報や輝度分布を算出する測光処理を行う。
その後、目標値算出部213cは、絞り304が目標とする絞り値の目標値を算出する(ステップS203)。具合的には、目標値算出部213cは、画像データに含まれる被写体輝度BV、露光時間TVおよび撮影感度SVに基づいて、絞り304が目標とする絞り値の目標値AVを算出し、算出した目標値AVをAPEX換算表に従ってF値に変換することで絞り304の目標値Ftを算出する。
続いて、BCPU213は、レンズ通信同期信号に基づいて、LCPU310と双方向に通信を行うレンズ通信タイミングであるか否かを判断する(ステップS204)。具体的には、BCPU213は、レンズ通信同期信号に基づいて、レンズ通信タイミングであるか否かを判断する。BCPU213がレンズ通信タイミングであると判断した場合(ステップS204:Yes)、撮像装置1は、ステップS205へ移行する。一方、BCPU213がレンズ通信タイミングでないと判断した場合(ステップS204:No)、撮像装置1は、図3のメインルーチンへ戻る。
ステップS205において、BCPU213は、LCPU310とレンズ通信を行った際に取得したレンズ情報に基づいて、絞り304の最新の絞り値を判定する。
続いて、露光時間補正部213eは、目標値算出部213cが算出した絞り304の目標値Ftと絞り304の最新の絞り値Flとの差と、絞り304の最新の絞り値Flから目標値Ftに至るまでの時間とに基づいて、垂直同期信号1周期VDCあたりの絞り値の時間変化量ΔF(以下、「絞り値の時間変化量ΔF」という)を算出する(ステップS206)。具体的には、露光時間補正部213eは、目標値算出部213cが算出した絞り304の目標値Ftと絞り304の最新の絞り値Flとの差に基づいて、絞り値の時間変化量ΔFを算出する。
その後、露光時間補正部213eは、絞り値の時間変化量ΔFに基づいて、レンズ位置の取得タイミング毎に絞り304の2フレーム後における絞り値の予測値を算出し(ステップS207)、算出した予測値を記憶部212に記憶する(ステップS208)。具体的には、露光時間補正部213eは、予測値Fnextを、以下の式(1)によって算出する。
next=Fl+2ΔF ・・・(1)
続いて、露光時間算出部213dは、撮像素子203が生成する画像データの2フレーム後の露光時間を算出する(ステップS209)。具体的には、露出時間算出部213dは、以下の式(2)によって露光時間TのAPEX換算値TV=log2(1/T)を算出する。
TV=BV+SV−AV ・・・(2)
ここで、BV、SVおよびAVは、それぞれ輝度情報、撮影感度および予測値のAPEX換算値である。具体的には、APEX換算値BV=log2(B/NK)、APEX換算値SV=log2(ISO(感度)/0.32)、APEX換算値AV=log2(FNo2)である。なお、式(2)においてBV+SVは一定とする。また、APEX換算値BVのBはcd/cm2であり、NおよびKは定数とする。さらに、APEX換算値AVのFNoはレンズ絞り値である。
その後、撮影制御部213gは、目標値算出部213cが算出した絞り304の目標値Ftを、本体通信部208およびレンズ通信部309を介してLCPU310に送信して絞り304の絞り値の切換を指示する(ステップS210)。具体的には、撮影制御部213gは、レンズ通信タイミング毎に、目標値算出部213cによって算出された絞り304の目標値と絞り304の駆動指示をLCPU310に送信する。
続いて、露光時間補正部213eは、絞り304の絞り値の時間変化量ΔFに基づいて、撮像素子203の水平方向における露光時間をライン毎に補正する(ステップS211)。
図6は、露光時間補正部213eが撮像素子203の露光時間をライン毎にそれぞれ補正する際の概要を説明する説明図である。図6においては、撮像素子203の総ライン数を2Nmax+1(Nmax=自然数)とする。また、露光時間算出部213dが算出した一つの画像データに対応するフレームの露光時間をT、撮像素子203の最終ライン2Nmax+1で補正する露光補正時間をΔTとして説明する。なお、図6においては、点Pは、撮像素子203における中央ライン(n=0)の露光開始のタイミングを示す。
露光時間補正部213eは、露光時間算出部213dが算出した一つの画像データの露光時間をTVとした場合において、絞り304の時間変化量をΔF、垂直同期信号の周期をVDC、水平同期信号の周期をHDC、撮像素子203の最終ライン2Nmax+1で補正する露光補正時間をΔTとしたとき、以下の式(3)が成り立つ。
ΔT:ΔF=Nmax×HDC:VDC ・・・(3)
従って、
ΔT=ΔF×Nmax×HDC/VDC ・・・(4)
となる。また、露光時間補正部213eは、露光時間を補正する撮像素子203のラインをn(n=自然数)とした場合において、nが−Nmax/2≦n≦Nmax/2の条件を満たし、補正する露光補正時間をxとしたとき、図6により以下の式(5)が成り立つ。
x:ΔT=n:Nmax ・・・(5)
従って、
x=ΔT×n/Nmax ・・・(6)
となる。よって、式(6)に式(4)を代入すると、
x=ΔF×HDC×n/VDC ・・・(7)
このように、露光時間補正部213eは、上述した式(7)によって撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する。さらに、図6に示すように、露光時間補正部213eは、撮像素子203のラインnがn>0の場合、露光補正時間をxだけ増加させる一方、撮像素子203のラインnがn<0の場合、露光補正時間をxだけ減少させる。これにより、撮像装置1が動画撮影または表示部210がライブビュー画像を表示している場合において、絞り304が目標値に向けて駆動中のときであっても、露光時間補正部213eが絞り304の最新の絞りと絞り値の時間変化量とに基づいて、レンズ通信タイミング毎に撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正するので、撮像素子203の水平方向におけるライン毎にそれぞれ受光する受光量を一定にすることができる。この結果、画像の露出ムラを抑制することができる。ステップS211の後、撮像装置1は、図3のメインルーチンへ戻る。
つぎに、図3のステップS104のフレームムラ補正処理について説明する。図7は、フレームムラ補正処理の概要を示すフローチャートである。
図7に示すように、BCPU213は、撮像素子203のライン読出しの開始タイミングか否かを判断する(ステップS301)。具体的には、撮像素子203のライン読出しタイミングであるか否かを判断する。撮像素子203のライン読出しの開始タイミングであるとBCPU213が判断した場合(ステップS301:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS302へ移行する。一方、撮像素子203のライン読出しの開始タイミングでないとBCPU213が判断した場合(ステップS301:No)、撮像装置1は、図3のメインルーチンへ戻る。
続いて、BCPU213は、最新の絞り304の絞り値と目標値算出部213cが算出した予測値との間に差ΔFerrがあるか否かを判断する(ステップS302)。たとえば、図5に示す場合、BCPU213は、時点t6における絞り304の最新の絞り値F6と、時点t6における絞り304の予測値ΔF6との間に差があるか否かを判断する。図5(e)に示す状況下では、BCPU213は、時点t6において絞り304の最新の絞り値F6と予測値ΔF6との間に差ΔFerrがあると判断する。絞り304の最新の絞り値と目標値算出部213cが算出した予測値との間に差があるとBCPU213が判断した場合(ステップS302:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS303へ移行する。一方、最新の絞り304の絞り値と目標値算出部213cが算出した予測値との間に差がないとBCPU213が判断した場合(ステップS302:No)、撮像装置1は、後述するステップS304へ移行する。
ステップS303において、BCPU213は、絞り304の最新の絞り値と予測値との間の差を記憶部212に記憶する(ステップS303)。たとえば、図5に示す状況では、BCPU213は、時点t6における絞り304の最新の絞り値F6と予測値ΔF6と間の差ΔFerrを記憶部212に記憶する。
続いて、撮影制御部213gは、撮像素子駆動部204を駆動することにより、撮像素子203の水平方向におけるライン毎に順次読み出しを行う(ステップS304)。
その後、BCPU213は、撮像素子203の全ラインの読出しを終了したか否かを判断する(ステップS305)。撮像素子203の全ラインの読出しを終了したとBCPU213が判断した場合(ステップS305:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS306へ移行する。一方、撮像素子203の全ラインの読出しを終了していないとBCPU213が判断した場合(ステップS305:No)、撮像装置1は、ステップS304へ戻る。
ステップS306において、ゲイン設定部213fは、記憶部212が記憶する絞り304の最新の絞り値と予測値との間の差に基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲインを設定する。
続いて、画像処理部213aは、ゲイン設定部213fが設定したゲインに基づいて、撮像素子203から読み出された画像データにゲインを調整する処理を含むデジタル的な画像処理を行う(ステップS307)。
このように、画像処理部213aがゲイン設定部213fによって設定されたゲインに基づいて、撮像素子203から読み出された画像データにゲインを調整する処理を含む処理を行う。この結果、図8(a)〜(d)に示すように、撮影者が撮像装置1を用いてパンニング操作を行うことにより、撮像装置1が撮影する視野領域が、たとえば暗い視野領域から明るい視野領域に移動したとしても、撮像装置1は、隣接するフレーム間で画像の明るさのムラを生じさせることなく(Wm→Wm+1→Wm+2→Wm+3)、常に画像の明るさが均一である動画撮影したり、または表示部210にライブビュー画像を表示したりすることができる。ステップS308の後、撮像装置1は、図3のメインルーチンへ戻る。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、露光時間補正部213eがレンズ部3の絞り304の駆動時において絞り304の時間変化率量を予測して撮像素子203の露光時間を水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する。この結果、撮像素子203によって動画撮影を行う際またはライブビュー画像を表示する際に画像内で生じる明るさのムラを抑制することができる。
さらに、本発明の一実施の形態によれば、ゲイン設定部213fが露光時間補正部213eによって算出された絞り304の予測値と絞り304の最新の絞り値と間の差に基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲインを設定する。すなわち、画像処理部213aによるデジタル的な画像処理と露光時間補正部213eによる露光時間の補正処理との2段階で画像の明るさのムラを補正する。この結果、撮像素子203によって動画撮影するか、または表示部210にライブビュー画像を表示したりする際に画像内で生じる明るさのムラをより確実に抑制することができる。
また、本発明の一実施の形態によれば、絞り304を一定の変化率で駆動させながら、画像の明るさにムラを生じさせることなく、動画撮影するか、または表示部210にライブビュー画像を表示したりすることができる。
また、本発明の一実施の形態では、表示部210が表示するライブビュー画像について説明したが、撮像素子203が画像データを連続的に生成する動画撮影においても、本発明を適用することができる。
また、本発明の一実施の形態では、撮像素子203が生成する画像データのフレームレートを30fpsで説明したが、たとえば、60fps、120fpsおよび240fpsのいずれであっても適用することができ、画像データのフレームレートは適宜設定することができる。
また、本発明の一実施の形態では、特許請求の範囲、明細書および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」や「つぎに、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
また、本発明の一実施の形態では、撮像装置としてデジタル一眼レフカメラとして説明していたが、たとえばレンズ部3と本体部2とが一体的に形成されたデジタルカメラ、デジタルビデオカメラおよび撮影機能を有する携帯電話やタブレット型携帯機器等の電子機器にも適用することができる。
1,100 撮像装置
2 本体部
3 レンズ部
201 シャッタ
202 シャッタ駆動部
203 撮像素子
204 撮像素子駆動部
205 信号処理部
206 発光部
207 同期信号生成部
208 本体通信部
209 操作入力部
209a 電源スイッチ
209b レリーズスイッチ
209c 撮影モード切換スイッチ
209d 動画スイッチ
209e メニュースイッチ
210 表示部
211 タッチパネル
212 記憶部
212a P線図記憶部
213 制御部
213a 画像処理部
213b 顔検出部
213c 目標値算出部
213d 露光時間算出部
213e 露光時間補正部
213f ゲイン設定部
213g 撮影制御部
301 光学系
302 レンズ駆動部
303 レンズ位置検出部
304 絞り
305 絞り駆動部
306 絞り値検出部
307 レンズ操作部
307a ズームリング
308 レンズ記憶部
309 レンズ通信部
310 レンズ制御部

Claims (10)

  1. 可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、
    前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子と、
    前記撮像素子が連続的に生成した前記画像データに対応する画像を順次表示する表示部と、
    前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正する露光時間補正部と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像データに含まれる情報に基づいて、前記可変絞りの絞り値の目標値を算出する目標値算出部をさらに備え、
    前記露光時間補正部は、前記目標値算出部が算出した前記目標値に基づいて、前記時間変化量を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像データに含まれる情報に基づいて、前記撮像素子の露光時間を算出する露光時間算出部をさらに備え、
    前記露光時間補正部は、前記露光時間算出部が算出した前記露光時間と前記時間変化量とに基づいて、前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像データに含まれる情報は、被写体の輝度情報と、前記撮像素子の撮影感度と、前記時間変化量および最新の絞り値を用いて算出される前記可変絞りの絞り値の予測値とを含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子が生成する前記画像データに対し、少なくともゲインを調整する画像処理部と、
    前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、
    前記絞り値検出部が検出した絞り値と前記予測値との差に基づいて、前記画像処理部が前記画像データに対して行うゲインを設定するゲイン設定部と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記レンズ部は、
    前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、
    前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、
    前記絞り駆動部を制御するとともに、前記絞り値検出部が検出した最新の絞り値を周期的に当該撮像装置の本体部に出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記レンズ部は、前記本体部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記露光時間補正部は、前記可変絞りの駆動時において前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に周期的に補正することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の撮像装置。
  9. 可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子とを備えた撮像装置が実行する撮像方法であって、
    前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正ステップ、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  10. 可変絞りを含む光学系を有し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子とを備えた撮像装置に実行させるプログラムであって、
    前記可変絞りの絞り値の時間変化量を予測して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎にそれぞれ補正する露光時間補正ステップ、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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