JP2017003830A - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】露光条件設定での絞り値のずれに起因する明るさのムラやちらつきの無い高品位な映像を撮影することができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】可変絞りを含む光学系を有するレンズ部3と、レンズ部を装着可能に構成され、レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う撮像素子を有する本体部2と、からなる撮像装置1において、レンズ部は、可変絞りを駆動する絞り駆動部305と、可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部306と、絞り駆動部を制御するレンズ制御部310と、を備え、レンズ制御部は、可変絞りの絞り値を変更する際に、絞り値検出部が検出した可変絞りの最新の絞り値の検出時刻から所定時間経過後の絞り値を示す予告値を算出して本体部に送信し、本体部は、レンズ部から取得した予告値に基づいて、撮像素子の露光を制御する露光制御部213dと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、被写体を撮像して電子的な画像データを生成する撮像装置、撮像方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置では、多様な撮影シーンにそれぞれ適した撮影を行うことができる。たとえば、動画撮影の途中で絞り値を変更した場合であっても、絞り値に応じて露光を自動的に切換えるAE(Automatic Exposure)処理を行う技術が知られている(特許文献1)。この技術では、交換レンズから受信した絞りの駆動速度に関する情報に基づいて、絞りの駆動が開始されてから終了するまでの期間の途中で画像データを生成する撮像素子の露光時間を変更することで、円滑なAE処理を行っている。
図15は、従来の撮像装置を用いて動画撮影する際の状況を示す模式図である。図15の状況下で撮影者が撮像装置を用いて暗い視野領域から明るい視野領域にパンニング操作(矢印P方向)を行ったときに、カメラの露光調整の問題により、動画が不自然に表示される場合がある。
例えば、図16に示すように、パンニング途中で輝度が変化して、画面にチラツキが生じる場合がある。具体的には、図16(b)、(c)は、パンニング操作により被写体が明るくなるので、カメラが絞りを絞り込む方向へ予測したところ、たとえば、交換レンズの絞り値の変化が機構的に予測よりも大きな変化をした場合に、絞り込み過ぎて、結果露出アンダーになった場合の画面である。
また、最近はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサが搭載された撮像装置も一般的になっているが、CMOSセンサではローリングシャッタ方式で読出しが行われるので、ローリングシャッタ方式に起因する問題もある。ローリングシャッタ方式では、最初に読み出すラインと最後に読み出すラインとでは、露光タイミングが違うので、露光中に絞りが変化していると、ラインの上下に応じて蓄積される光量が異なってしまい、その結果、画面の上下で明るさのムラ(ローリングシャッタ効果)が生じるからである。
図17は、ローリングシャッタ方式により上下で輝度ムラのある画面が表示される例を説明する図である。図17(b)、(c)に示すように、ローリングシャッタ効果により、パンニング途中の画面で、画面の上下で輝度ムラが発生する。
このような問題を解決するために、動画撮影中に撮像素子のフレームレートと同期した周期で交換レンズから絞り値を時系列で取得し、この時系列データを用いて予測した次の露光時の絞り値に基づいて、露光時間やISO感度等の露光条件を設定することで上記のムラを低減する技術が提案されている(特許文献2)。
特開2010−2900号公報 特開2013−31010号公報
しかしながら、特許文献2での提案は、絞り値の変化が一定速度でないレンズが装着された場合やフォーカスレンズやズームレンズの駆動と連動した絞りトラッキング動作には、対応していない。絞り値の変化が一定速度でないレンズや絞りトラッキング動作時には、予測した絞り値と実際の絞り値が異なった値となるので、画像内の明るさムラの抑制が正しく行えなかったり、露光ずれが発生して撮影映像がちらつく可能性がある。
本発明の目的は、上記問題を解決し、露光条件設定での絞り値のずれに起因する明るさのムラやちらつきの無い高品位な映像を撮影することができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の撮像装置は、可変絞りを含む光学系を有するレンズ部と、前記レンズ部を装着可能に構成され、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う撮像素子を有する本体部と、からなる撮像装置において、前記レンズ部は、前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、前記絞り駆動部を制御するレンズ制御部と、を備え、前記レンズ制御部は、前記可変絞りの絞り値を変更する際に、前記絞り値検出部が検出した前記可変絞りの最新の絞り値の検出時刻から所定時間経過後の絞り値を示す予告値を算出して前記本体部に送信し、前記本体部は、前記レンズ部から取得した前記予告値に基づいて、前記撮像素子の露光を制御する露光制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、露光条件設定での絞り値のずれに起因する明るさのムラやちらつきの無い高品位な映像を撮影することができる撮像装置を提供することができる。
第1実施形態にかかる撮像装置を背面側から見た斜視図である。 第1実施形態にかかる撮像装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態にかかる撮像装置で行われる処理の手順を説明するフローチャートである。 第1実施形態にかかる露光時間算出/補正処理の概要を示すサブルーチンである。 第1実施形態にかかる露光時間算出/補正処理のタイミングチャートを示す図である。 第1実施形態にかかる露光時間をライン毎に補正する概要を説明する図である。 第1実施形態にかかるLCPUの処理の手順を説明するフローチャートである。 第1実施形態にかかるフレームムラ補正処理の手順を説明するフローチャートである。 第2実施形態にかかる検出タイミング指定例1である。 第2実施形態にかかる検出タイミング指定例2である。 第2実施形態にかかる検出タイミング指定例3である。 第3実施形態にかかる露光時間算出/補正処理の手順を説明するタイミングチャートである。 第3実施形態にかかるLCPUの動作を説明するフローチャートである。 第1実施形態にかかる撮像装置で、パンニング操作を行ったときの表示画像を示す図である。 従来の撮像装置を用いて動画撮影する際の状況を示す模式図である。 図15の状況下で、画面にチラツキが発生することを説明する図である。 図15の状況下で、画面の上下に輝度ムラが発生することを説明する図である。
以下、図面に従って本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための第1実施形態について説明する。なお、以下の説明において、本発明にかかる撮像装置としてデジタル一眼レフカメラを例示するが、撮像装置は、これに限られるものではない。
図1は、第1実施形態にかかる撮像装置1を、背面側から見た斜視図である。図2は、第1実施形態にかかる撮像装置1の構成を示すブロック図である。図1および図2を参照して、撮像装置1の全体を説明する。
図1および図2に示すように、撮像装置1は、本体部2、本体部2に着脱自在なレンズ部3と、を備える。本体部2は、シャッタ201、シャッタ駆動部202、撮像素子203、撮像素子駆動部204、信号処理部205、発光部206、同期信号生成部207、本体通信部208、操作入力部209、表示部210、タッチパネル211、記憶部212、制御部213(以下、「BCPU213」という)と、を備える。
シャッタ201は、主に静止画撮影時に、開閉動作を行うことにより、撮像素子203の状態を露光状態または遮光状態に設定する露光動作を行う。シャッタ201は、ライブビュー時には、原則開放状態に維持される。シャッタ201は、フォーカルプレンシャッタ等を用いて構成される。シャッタ駆動部202は、ステッピングモータ等を用いて構成され、BCPU213から入力される指示信号に応じてシャッタ201を駆動する。
撮像素子203は、CMOSセンサを用いて構成され、レンズ部3が集光した光を受光して光電変換を行うことによって画像データを連続的に生成する。撮像素子203は、レンズ部3が集光した光を受光して光電変換を行う複数の画素が二次元的に配列される。撮像素子203は、各画素で変換された電気信号を水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出す、いわゆるローリングシャッタと呼ばれる方式で、画像データを生成する。
撮像素子駆動部204は、所定のタイミング(たとえば30fps)に応じて撮像素子203を駆動させる。具体的には、撮像素子駆動部204は、同期信号生成部207によって生成される同期信号に基づいて、撮像素子203を同期して駆動させるための駆動タイミング信号を生成し、生成した駆動タイミングを撮像素子203に出力する。
信号処理部205は、撮像素子203から出力されるアナログ信号に増幅等の信号処理を施した後、A/D変換を行うことによってデジタルの画像データ(RAWデータ)を生成してBCPU213に出力する。
発光部206は、キセノンランプまたはLED(Light Emitting Diode)等を用いて構成され、撮像装置1が撮影する視野領域へ向けて補助光である光を照射する。
同期信号生成部207は、BCPU213からの指示に応じて、垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDを生成する。同期信号生成部207は、BCPU213を介して垂直同期信号VDおよび水平同期信号HDを出力する。なお、同期信号生成部207は、BCPU213に一体的に設けられてもよい。
本体通信部208は、本体部2に装着されるレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。
操作入力部209は、図1に示すように、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切換える電源スイッチ209aと、静止画撮影の指示を与えるレリーズ信号を入力するレリーズスイッチ209bと、撮像装置1に設定された各種撮影モードを切換える撮影モード切換スイッチ209cと、動画撮影の指示を与える動画スイッチ209dと、撮像装置1の各種パラメータを設定するメニュースイッチ209eと、を有する。
表示部210は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等からなる表示パネルを有する。表示部210には、画像データに対応する画像、あるいは撮像装置1の撮影動作に関する操作情報や撮影に関する撮影情報等が表示される。
タッチパネル211は、撮影者が表示部210で表示される情報に基づいてタッチ(接触)した位置を検出し、この検出したタッチ位置に応じた信号をBCPU213へ出力する。タッチパネル211は、表示部210の表示画面上に設けられる。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式および光学方式等がある。本実施の形態では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
記憶部212は、撮像装置1の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリを用いて実現される。記憶部212は、撮像装置1を動作させるための各種プログラムおよびプログラムの実行中に使用される各種データやパラメータ等を記憶する。記憶部212は、画像データを記憶するとともに、本体部2に装着可能なレンズ部3の情報およびレンズ部3の種類に応じた画像データの補正情報等を記憶する。
記憶部212は、P線図記憶部212aを有する。P線図記憶部212aは、撮像装置1が自動露出(AE)制御を行う際に参照するプログラム線図(P線図)情報を記憶する。なお、記憶部212は、外部から装着されるメモリカード等のコンピュータで読取可能な記憶媒体を含むものであってもよい。
BCPU213は、記憶部212に記憶される制御プログラムを読込んだCPU(Central Processing Unit)の処理により、実現される。BCPU213は、操作入力部209からの指示信号およびタッチパネル211からの位置信号等に応じて撮像装置1を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。
BCPU213の詳細な構成について説明する。BCPU213は、画像処理部213a、顔検出部213b、目標値算出部213c、露光制御部213d、ゲイン設定部213g及び撮影制御部213hを有する。
画像処理部213aは、信号処理部205から入力される画像データに対して各種の画像処理を施して記憶部212へ出力する。具体的には、画像処理部213aは、画像データに対して、少なくとも画像の明るさを調整するゲイン処理、階調を補正する階調補正処理、エッジ強調、ホワイトバランス、色補正およびγ補正を含む画像処理を行う。画像処理部213aは、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に従って画像データを圧縮する。
顔検出部213bは、画像データに対応する画像に含まれる人物の顔をパターンマッチングによって検出する。なお、顔検出部213bは、人物の顔だけでなく、犬や猫等の顔を検出してもよい。さらに、顔検出部213bは、パターンマッチング以外の周知技術を用いて人物の顔を検出してもよい。
目標値算出部213cは、画像データに含まれる被写体の輝度情報と、撮像素子203の露光時間と、撮像素子203の撮影感度とに基づいて、レンズ部3の絞りが目標とする絞り値(開口径、目標値Ftとも呼ぶ)を算出する。
具体的には、目標値算出部213cは、たとえばAPEX(Additive System of Photographic Exposure)規格に基づいて、被写体輝度BV、露光時間TVおよび撮影感度SVから、AV=BV+SV−TVによって、絞り値の目標値AV(目標値Ft)を算出する。
露光制御部213dは、前記撮像素子203の露光を制御するものである。露光制御部213dは、 露光時間算出部213eと露光時間補正部213fを有する。
露光時間算出部213eは、画像データに含まれる情報とレンズ部3から取得した絞り情報に基づいて、撮像素子203の露光時間Tを算出する。具体的には、露光時間算出部213eは、画像データに含まれる被写体の輝度情報と、撮像素子203の撮影感度と、レンズ部3の絞りが所定のタイミング毎に駆動予定の絞り値と、に基づいて、P線図を参照して、撮像素子203の露光時間Tを算出する。「所定のタイミング毎に駆動予定の絞り値」とは、たとえば露光時間算出の直前にレンズ部3から取得した2フレーム後の絞り値(Fnext、以下で予告値と称す)である。
露光時間補正部213fは、レンズ部3の絞りの駆動時においてレンズ部3から取得した異なる時点での複数の絞り値から絞り値の時間変化量ΔFを算出して撮像素子203の露光時間Tを水平方向におけるラインN毎に補正する。
具体的には、露光時間補正部213fは、たとえばレンズ部3から取得した最新の絞り値Fnewと2フレーム後の絞り値Fnext(予告値)に基づいて、レンズ部3の絞りの絞り値の時間変化量ΔFを算出して、露光時間算出部213eにより算出された撮像素子203の露光時間Tを水平方向におけるライン毎に補正する。
換言すれば、露光時間補正部213fは、レンズ部3の絞りが所定のタイミング毎に駆動予定の絞り値、たとえば予告値Fnextをレンズ部3から取得し、取得した予告値Fnextに応じて撮像素子203の露光時間Tを水平方向におけるラインN毎にそれぞれ補正する。
ゲイン設定部213gは、レンズ部3から取得した最新の絞り値Fnewと、所定フレーム、たとえば2フレーム前にレンズ部3から取得した予告値Fnextとの差に基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲイン処理の値(ゲイン値)を設定する。
撮影制御部213hは、静止画レリーズ信号が入力された場合、撮像装置1における撮影動作を開始する制御を行う。ここで、撮像装置1における撮影動作とは、シャッタ駆動部202および撮像素子駆動部204の駆動によって撮像素子203が出力した画像データに対し、信号処理部205および画像処理部213aが所定の処理を施す動作をいう。このようにして処理が施された画像データは、撮影制御部213hによって記憶部212に記憶される。
以上の構成を有する本体部2に対して、電子ビューファインダ(EVF)、音声入出力機能およびインターネットを介して外部のパーソナルコンピュータ(図示せず)と双方向に通信を行う通信機能等を具備させてもよい。
レンズ部3は、光学系301、レンズ駆動部302、レンズ位置検出部303、絞り304、絞り駆動部305、絞り値検出部306、レンズ操作部307、レンズ記憶部308、レンズ通信部309、レンズ制御部310(以下、「LCPU310」という)とを有する。
光学系301は、画角を変更するズームレンズおよびピント位置を調整するフォーカスレンズ等の複数のレンズを用いて構成される。光学系301は、所定の視野領域から光を集光し、この集光した光を撮像素子203のCMOSセンサの撮像面上に結像する。レンズ駆動部302は、光学系301のレンズを光軸O上で移動させることにより、光学系301のピント位置や画角等の変更を行う。レンズ駆動部302は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成される。
レンズ位置検出部303は、フォトインタラプタ等を用いて構成され、レンズ駆動部302によって駆動される光学系301のズームレンズおよびフォーカスレンズの位置を検出する。具体的には、レンズ位置検出部303は、レンズ駆動部302に含まれる駆動用モータの回転量をパルス数に変換し、変換したパルス数に基づいて、無限遠を基準とする基準位置からの光学系301のフォーカスレンズおよびズームレンズの位置を検出する。
絞り304は、光学系301が集光した光の入射量を制限することにより露光の調整を行う。絞り駆動部305は、絞り304を駆動することにより、撮像素子203に入射する光の光量を調整する。絞り駆動部305は、ステッピングモータ等を用いて構成される。
絞り値検出部306は、絞り駆動部305によって駆動された絞り304の位置を検出する。絞り値検出部306は、リニアエンコーダや可変抵抗素子等のポテンショメータおよびA/D変換回路等を用いて構成される。
レンズ操作部307は、図1に示すように、レンズ部3のレンズ鏡筒の周囲に設けられるズームリング307a等であり、光学系301内のレンズを操作する信号が入力される。なお、レンズ操作部307は、プッシュ式のスイッチ等であってもよい。
レンズ記憶部308は、光学系301および絞り304の位置や動きを決定するための制御用プログラムを記憶する。また、レンズ記憶部308は、光学系301の倍率、焦点距離、画角、収差およびF値(明るさ)等のデータを記憶する。
また、レンズ記憶部308は、絞り駆動部305による駆動量に応じた絞り304の絞り値の変化特性のデータである駆動制御テーブルデータ308aを記憶する。駆動制御テーブルデータ308aは、絞り駆動用モータの駆動量と絞り値との関係をテーブルデータ化したものであり、後述するように、レンズ制御部310による予告値Fnextの算出に利用される。
レンズ通信部309は、レンズ部3が本体部2に装着されたときに、本体部2の本体通信部208と通信を行うための通信インターフェースである。
LCPU310は、レンズ記憶部308に記憶される制御プログラムを読込んだCPU(Central Processing Unit)の処理により、実現される。LCPU310は、本体通信部208およびレンズ通信部309を介して送信されるBCPU213からの指示信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。
LCPU310は、レンズ通信部309および本体通信部208を介して、撮像素子203が画像データを生成するタイミングに同期して絞り値検出部306が検出した最新の絞り値Fnewと、所定フレーム、たとえば予告値Fnextを、BCPU213に送信する。
以上の構成を有する撮像装置1が行う動作について説明する。図3は、第1実施形態にかかる撮像装置1で行われる処理の手順を説明するフローチャートである。
BCPU213は、撮像装置1が撮影モードに設定されているかを判断する(ステップS101)。BCPU213は、撮像装置1が撮影モードに設定されていると判断すると(ステップS101Yes)、ライブビュー画像を表示部210に表示させる(ステップS102)。
具体的には、BCPU213は、撮像素子203によって所定のフレームレート、たとえば30fpsで連続的に生成された画像データに対して画像処理部213aが画像処理を施した画像データに対応するライブビュー画像を生成順に表示部210に表示させる。撮影者は、表示部210によって表示されるライブビュー画像により被写体の構図等を確認して、撮影を行う。
続いて、BCPU213は、露光時間の算出および補正処理を実行する(ステップS103)。露光時間算出/補正処理は、画像データのフレーム毎に、予告値に基づいて撮像素子203の露光時間を算出するとともに、予告値から求めた絞り値の時間変化量に基づいて算出した露光時間を撮像素子203の水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正するもので、詳細は図4で後述する。
更に、BCPU213は、フレームムラ補正処理を実行する(ステップS104)。フレームムラ補正処理は、撮像素子203の各ラインから画像データを読み出し、読み出した画像データに対して画像の明るさのムラを補正するもので、詳細は図8で後述する。
BCPU213は、レリーズスイッチ209bからレリーズ信号が入力されたかを判断する(ステップS105)。BCPU213は、レリーズ信号が入力されたと判断すると(ステップS105Yes)、撮影を行い(ステップS106)、撮影した画像データを記憶部212に記憶する(ステップS107)。BCPU213は、レリーズ信号が入力されていないと判断すると(ステップS105No)、ステップS108に進む。
その後、BCPU213は、電源がオフ状態であるかを判断する(ステップS108)。BCPU213は、電源がオフ状態であると判断した場合(ステップS108Yes)、本処理を終了する。一方、BCPU213は、電源がオフ状態でないと判断した場合(ステップS108No)、ステップS101へ戻る。
ステップS101に戻り、BCPU213は、撮影モードに設定されていないと判断すると(ステップS101No)、再生モードに設定されているかを判断する(ステップS109)。BCPU213は、再生モードに設定されていると判断すると(ステップS109Yes)、記憶部212から所定の画像データを読み出し、表示部210に再生表示させる(ステップS110)。
BCPU213は、画像の切換が行われたかを判断する(ステップS111)。BCPU213は、画像の切換が行われたと判断すると(ステップS111Yes)、表示部210に表示する画像の切換を行い(ステップS112)、ステップS110へ戻る。
BCPU213は、画像の切換が行われていないと判断すると(ステップS111No)、ステップS108に進む。また、BCPU213は、再生モードに設定されていないと判断すると(ステップS109No)、ステップS108に進む。
つぎに、図3のステップS103で示した露光時間算出/補正処理について説明する。図4は、露光時間算出/補正処理の手順を説明するサブルーチンである。図5は、露光時間算出/補正処理におけるタイミングチャートを示す図である。
図5(a)は、垂直同期信号Vの発生タイミングを示す。図5(b)は、撮像素子203のローリングシャッタによる各ラインの露光タイミングを示す図で、画面の上下での露光タイミングのずれを模式的に示す図である。各露光タイミングを、左から順番に、b−1、b0、b1・・・とする。
図5(c)は、レンズ通信同期信号の発生タイミングを示す。レンズ通信同期信号は、LCPU310がBCPU213と通信するタイミングを設定する信号で、BCPU213からLCPU310に対して送信される。LCPU310は、レンズ通信同期信号を受信して所定時間後、BCPU213と図5(f)のレンズ通信を開始する。
図5(d)は、位置情報検出信号の通信タイミングを示す。位置情報検出信号は、BCPU213からLCPU310に対して、レンズ位置検出部303によって光学系301のフォーカスレンズやズームレンズの位置を検出し、絞り値検出部306によって絞り304の絞り値を検出するように、指示するものである。位置情報検出信号の各通信タイミングを、左から順番に、d0、d1、d2・・・とする。
図5(e)は、絞り304の絞り値の変化を示す。ここでは、上方向が絞り径が小さくなる方向、下方向が絞り径が大きくなる方向とする。図5(f)は、BCPU213とLCPU310とが双方向に通信を行うレンズ通信のタイミングを示す。具体的には、BCPU213は、図5(c)のレンズ通信同期信号から所定時間経過した時刻を図5(f)のレンズ通信タイミングとする。各レンズ通信タイミングを、左から順番に、f0、f1、f2・・・とする。
図5(g)は、次フレーム露光時間算出/補正のタイミングを示す。次フレーム露光時間算出/補正は、露光時間算出部213e、露光時間補正部213fによって行われる。次フレーム露光時間算出/補正の各タイミングを、左から順番に、g0、g1、g2・・・とする。
また、図5において、図5(a)の垂直同期信号Vの発生タイミングの周期をVDCとし、垂直同期信号の発生タイミングをt=t+iVDC(i=自然数)とする。また、図5(c)のレンズ通信同期信号は、垂直同期信号と同じ周期で発生する。
図5(d)の位置情報検出信号は、垂直同期信号の発生タイミングで立ち上がりまたは立ち下がりを生じる。さらに、図5(g)の次フレーム露光時間算出/補正のタイミングは、レンズ通信のタイミングの終了直後である。さらにまた、図5(b)のローリングシャッタ露光は、垂直同期信号の発生タイミングの立ち上がりが、撮像素子203の中央ラインでの露光タイミングのセンタに一致するよう制御される。
図4において、BCPU213は、LCPU310と双方向に通信を行う図5(f)のレンズ通信タイミングであるかを判断する(ステップS201)。BCPU213は、図5(c)のレンズ通信同期信号のタイミングから所定時間経過後の図5(f)のレンズ通信タイミングであると判断すると(ステップS201Yes)、BCPU213は、本体通信部208およびレンズ通信部309を介して、前回の測光等タイミング(露光時間算出/補正処理)で算出した絞り値の目標値Ft及び絞り値切換指示Fkを、LCPU310に送信する(ステップS202)。
なお、絞り値切換指示Fkについては、図7のステップS307で説明する。絞り値の目標値Ft及び絞り値切換指示Fkの送信についてを、図5(f)のレンズ通信から図5(e)絞り位置への破線矢印で示す。
前回の測光タイミング(露光時間算出/補正処理)で算出した絞り値の目標値Ftとは、前回の露光時間算出/補正処理におけるステップS204及びステップS205(後述する)で、測光・算出された目標値Ftとの意味である。図3で示す通り、図4の露光時間算出/補正処理は繰り返しなされるからである。
一方、BCPU213は、レンズ通信タイミングではないと判断した場合(ステップS201No)、図4の処理を終了して、図3のメインルーチンは戻る。
また、BCPU213は、LCPU310で検出されたレンズ位置と最新の絞り値Fnewと予告値Fnext等をレンズ情報として取得し、記憶する(ステップS203)。図5のレンズ通信からの1点鎖線の矢印で示すように、図5(f)のレンズ通信のタイミングで取得されたレンズ情報が、図5(g)の次フレーム露光時間算出/補正で利用される。
レンズ位置や最新の絞り値Fnewや予告値Fnextは、ステップS201のレンズ通信タイミングに先立って、BCPU213から図5(d)の位置情報検出信号を受けたLCPU310が検出および算出してレンズ記憶部308に記憶したものである。
なお、ここでは、絞り304の駆動停止中、かつ、BCPU213から絞り値の切換え指示がない状態では、最新の絞り値Fnewと同一の予告値Fnextが送信されるとする。また、絞り値の切換え指示がない状態では、予告値Fnextを送信しないようにしてもよい。
続いて、BCPU213は、撮像素子203が生成した画像データに基づいて、測光処理を実行する(ステップS204)。具体的には、BCPU213は、信号処理部205を介して出力される画像データに基づいて、画像内における被写体の輝度情報(被写体輝度)や輝度分布を算出する測光処理を行う。
目標値算出部213cは、絞り304が目標とする絞り値の目標値Ftを算出する(ステップS205)。具体的には、目標値算出部213cは、ステップS204で算出した被写体輝度BV、及び露光時間TVおよび撮影感度SVに基づき、P線図記憶部212aを参照して、絞り304が目標とする絞り値の目標値AVを算出する。そして、目標値算出部213cは、算出した目標値AVをAPEX換算表に従ってF値に変換して、絞り304の目標値Ftを算出する。
図5を用いて、ステップS201〜ステップS205を具体的に説明する。レンズ通信タイミングのf1で、BCPU213は、算出された絞り目標値Ft(Ft1、Fk1)をLCPU310に送信する。同じく、レンズ通信タイミングのf1で、LCPU310は、最新の絞り値Fnewと予告値FnextをBCPU213に送信する。ここで、最新の絞り値Fnewは、位置情報検出信号d0の指示を受けたタイミングで、LCPU310が取得したデータである。
また、LCPU310は、位置情報検出信号のd0の1つ前のレンズ通信タイミングのf0で、BCPU213から送信された目標値Ft(Ft0)を取得している。目標値算出部213cは、目標値Ft0と位置情報検出信号d0タイミングで取得された最新の絞り値Fnewにより、予告値Fnextを算出する。この予告値Fnextが、レンズ通信タイミングのf1で、LCPU310から送信される。
つまり、レンズ通信タイミングのf1では、位置情報検出信号d0における最新の絞り値Fnewと予告値Fnext(図5でL0と表記)が、LCPU310からBCPU213に送信される。
なお、目標値算出部213cは、直近に得られた画像データの輝度情報に基づき、目標値Ftを算出する。図5で説明すると、目標値算出部213cにより、b−1の露光により得られた画像データにより、Ft1が算出される。
続いて、露光時間算出部213gは、撮像素子203が生成する画像データの次フレームの露光時間Tを算出する(ステップS206)。具体的には、露光時間算出部213eは、以下の式(1)によって露光時間TのAPEX換算値TV=log(1/T)を算出する。
TV=BV+SV−AV ・・・(1)
ここで、BV、SVおよびAVは、それぞれ輝度情報(S204の測光で取得)、撮影感度および予告値Fnext(2フレーム後の絞り値)のAPEX換算値である。具体的には、APEX換算値BV=log(B/NK)、APEX換算値SV=log(ISO(感度)/0.32)、APEX換算値AV=log(FNo)である。なお、式(1)においてBV+SVは一定とする。また、APEX換算値BVのBはcd/cmであり、NおよびKは定数とする。さらに、APEX換算値AVのFNoはレンズ絞り値である。
撮影制御部213gは、このように算出した露光時間T(TV)を次のフレームの露光時間として使用する。ここでいう次のフレームとは、予告値Fnextの2フレーム後に相当するフレームである。
露光時間補正部213fは、絞り値Fの時間変化量ΔFを算出する(ステップS207)。具体的に、露光時間補正部213fは、LCPU310から取得した最新の絞り値Fnewと予告値Fnextの差ΔF2fから、垂直同期信号1周期VDCあたりの絞り値の時間変化量ΔFを、以下の式(2)によって算出する。
ΔF=ΔF2f/2 ・・・(2)
続いて、露光時間補正部213fは、絞り304の絞り値の時間変化量ΔFに基づいて、撮像素子203の露光時間を水平方向のライン毎に補正する(ステップS208)。図5で、次フレーム露光時間算出/補正で算出された露光データ(EX0、EX1、EX2・・・)と、対応するローリングシャッタ露光の関係を破線で示す。例えば、露光制御部213dにより、g1で算出/補正された露光データEX1に基づき、図5のローリングシャッタ露光b1で示す露光時間が制御される。このように、b−1フレームの絞り値等データ(L0)に基づき、2フレーム後の画像であるb1フレームの露光時間(EX1)が補正される。
図6は、露光時間補正部213fが撮像素子203の露光時間をライン毎にそれぞれ補正する際の概要を説明する説明図である。図6においては、撮像素子203の総ライン数を2Nmax+1(Nmax=自然数)とする。また、露光時間算出部213gが算出した一つの画像データに対応するフレームの露光時間をT、撮像素子203の最終ライン2Nmax+1で補正する露光補正時間をΔTとして説明する。なお、図6においては、点Pは、撮像素子203における中央ライン(n=0)の露光開始のタイミングを示す。
垂直同期信号周期の期間の絞りの変化による露光量変化分を、撮像素子の水平ライン毎の露光時間を調節して補正するために、水平ライン毎の露光時間の垂直方向の変化率を、絞りの変化率と一致させればよいことがわかる。
従って、露光補正時間ΔTと絞り変化量ΔFの比は、中央ラインの露光補正時間0から最終ラインの露光補正時間ΔTまでの変化に対応する時間、即ち、中央ラインから最終ラインまでの水平同期信号周期の数の分の時間Nmax×HDCと、ΔF分の変化に対応する時間である垂直同期信号周期VDCとの比と等しいという関係を成立させればよい。
以上から、露光時間算出部213gが算出した一つの画像データの露光時間をT、垂直同期信号の周期に対応する絞り304の絞り変化量をΔF、垂直同期信号の周期をVDC、水平同期信号の周期をHDC、撮像素子203の最終ライン2Nmax+1で補正する露光補正時間をΔTとしたとき、以下の式(3)が成り立つ。
ΔT:ΔF=Nmax×HDC:VDC ・・・(3)
式(3)より、
ΔT=ΔF×Nmax×HDC/VDC ・・・(4)
となる。また、露光時間補正部213fは、露光時間を補正する撮像素子203のラインをn(n=自然数)とした場合において、nが−Nmax/2≦n≦Nmax/2の条件を満たし、補正する露光補正時間をxとしたとき、図6により以下の式(5)が成り立つ。
x:ΔT=n:Nmax ・・・(5)
従って、
x=ΔT×n/Nmax ・・・(6)
となる。よって、式(6)に式(4)を代入すると、
x=ΔF×HDC×n/VDC ・・・(7)
このように、露光時間補正部213fは、上述した式(7)で算出されるxによって撮像素子203の露光時間Tを水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する。
そして、図6に示すように、露光時間補正部213fは、撮像素子203のラインnがn>0の場合、露光補正時間をxだけ増加させ、一方、撮像素子203のラインnがn<0の場合、露光補正時間をxだけ減少させるようにする。撮像装置1が動画撮影または表示部210がライブビュー画像を表示している場合において、絞り304が目標値に向けて駆動中に、露光時間が一定とすると、図17で示したように、画面の上下で明るさが変化する。
図5で示す例では、図5の(e)で示すように、絞り304が絞られる方向に変化し、画面の下側が上側に比べて絞りが相対的に小さくなるので、各ラインでの露光時間が一定とする場合(図6で、点線で示す左側の斜線)には、画面の下側で受光量が低下することになる。つまり、画面の下側での輝度が上側に比べて相対的に低下することになる。
そこで、第1実施形態では、露光時間補正部213fが最新の絞りFnewと時間変化量ΔFとに基づいて、レンズ通信タイミング毎に撮像素子203の露光時間Tを水平方向におけるライン毎にそれぞれ補正する(図6で、実線で示す左側の斜線)。これにより、撮像素子203の水平方向におけるライン毎にそれぞれ受光する受光量を一定にすることができる。この結果、画像の露光ムラを抑制することができる。ステップS208の後、撮像装置1は、図3のメインルーチンへ戻る。
次に、LCPU310の処理を説明する。図7は、LCPU310による処理の手順を説明するフローチャートである。LCPU310は、絞り値取得指示があるか否かを判断する(ステップS301)。絞り値取得指示は、BCPU213からの位置情報検出信号(図5(d))の立ち上がりまたは立ち下がりにより指示される。LCPU310は、絞り値取得指示がないと判断すると(ステップS301No)、ステップS304に進む。
LCPU310は、絞り値取得指示があると判断すると(ステップS301Yes)、絞り値検出部306から絞り値を取得する(ステップS302)。そして、LCPU310は、絞り値の取得と同時にレンズ位置検出部303の出力よりレンズ位置も取得する。そして、取得した最新の絞り値Fnewとレンズ位置をレンズ記憶部308に記憶する。
LCPU310は、予告値Fnextを算出する(ステップS303)。具体的には、LCPU310は、取得した最新の絞り値Fnewと絞り304の駆動制御テーブルデータ308a、および絞り目標値Ftに基づいて予告値Fnextを算出する。そして、算出した予告値Fnextをレンズ記憶部308に記憶する。
LCPU310は、ステップS301の絞り値取得指示の前のレンズ通信タイミングで、BCPU213から絞り目標値Ftを受信して(後述するステップS306あるいはステップS308)レンズ記憶部308にしておく。LCPU310は、記憶した絞り目標値FtをステップS303で利用する。図5の例では、レンズ通信のf0で受信したFt0と、位置情報検出信号のd0で取得した最新の絞り値Fnewに基づき、予告値Fnextが算出される。
LCPU310は、図5(f)のレンズ通信タイミングか否かを判断する(ステップS304)。具体的には、LCPU310は、図5(c)のレンズ通信同期信号から所定時間だけ経過したか否かを判断する。LCPU310は、図5(f)のレンズ通信タイミングでないと判断すると(ステップS304No)、ステップS310に進む。
LCPU310は、図5(f)のレンズ通信タイミングであると判断すると(ステップS304Yes)、ステップS305‐ステップS309にてBCPU213との通信を行う(図5(f))。
LCPU310は、BCPU213から絞り駆動指示があるか否かを判断する(ステップS305)。絞り駆動指示は、絞り304が駆動されていない場合に絞りの駆動を開始する際の指示である。LCPU310は、絞り駆動指示があると判断すると(ステップS305Yes)、絞り駆動指示と共に送信された絞り目標値Ftを受信して、絞りの目標位置に絞りの駆動を開始する(ステップS306)(図5(f)レンズ通信のFt)。一方、LCPU310は、絞り駆動指示がないと判断すると(ステップS305No)、ステップS307に進む。
LCPU310は、BCPU213から絞り値切換指示があるか否かを判断する(ステップS307)。絞り値切換指示は、絞りが駆動中である場合に設定されている目標の絞り値(目標位置)を変更する際の指示である。
LCPU310は、絞り値切換指示があると判断すると(ステップS307Yes)、絞り値切換指示Fkと共に送信された絞り目標値Ftを受信して、目標位置を切換位置に変更する(ステップS308)。
LCPU310は、ステップS302で取得した最新の絞り値Fnewと絞り304の駆動制御テーブルデータ308a、および変更された絞り目標値Ftに基づいて予告値Fnextを再度算出し、レンズ記憶部308に記憶する。(ステップS309)。一方、LCPU310は、絞り値切換指示がないと判断すると(ステップS307No)、ステップS309に進む。なお、絞り値切換指示がない場合には、絞り目標値Ftも送信されない。
LCPU310は、ステップS302で取得した最新の絞り値FnewとステップS303またはステップS309で算出した予告値Fnextを送信する(ステップS310)。
そして、LCPU310は、電源がオフ状態か否かを判断する(ステップ311)。LCPU310は、BCPU213より電源をオフする指示があるかで、ステップS311を判断する。LCPU310は、電源がオフ状態でないと判断すると(ステップ311No)、ステップS301に戻り繰り返し処理を実行する。一方、LCPU310は、電源をオフする指示があると判断すると(ステップ311Yes)、本処理を終了する。
つぎに、図3のステップS104のフレームムラ補正処理について説明する。図8は、フレームムラ補正処理の手順を説明するフローチャートである。
図8に示すように、BCPU213は、撮像素子203のライン読出しの開始タイミングか否かを判断する(ステップS401)。BCPU213は、撮像素子203のライン読出しの開始タイミングでないと判断した場合(ステップS401No)、図3のメインルーチンへ戻る。
BCPU213が、撮像素子203のライン読出しの開始タイミングであると判断した場合(ステップS401Yes)、最新の絞り値Fnewと2フレーム前にLCPU310から取得した予告値Fnextとの間に差ΔFerrがあるか否かを判断する(ステップS402)。たとえば、図5のt5では、BCPU213は、時点t5における最新の絞り値Fnew(5)と、時点t5における予告値Fnext(5)との間に差ΔFerrがあると判断する。
たとえば、レンズ部3が2フレーム後の絞り値の予告値Fnextを算出した後で、ユーザによりズーム操作がなされ、ズームの変化に対して絞り値が変化しないようにする絞りトラッキング動作が実行される場合等において、差ΔFerrが生ずる。このように、レンズ部3が予告値を算出する時点では予測できなかった絞り動作が、予告値の算出後に実行される場合に差ΔFerrが発生する。
BCPU213は、最新の絞り値Fnewと予告値Fnextとの間に差があると判断した場合(ステップS402Yes)、絞り304の最新の絞り値Fnewと予告値Fnextとの間の差ΔFerrを記憶部212に記憶する(ステップS403)。たとえば、図5に示す状況では、BCPU213は、時点t5における絞り304の最新の絞り値Fnew(5)と予告値Fnext(5)と間の差ΔFerrを記憶部212に記憶する。
一方、BCPU213は、最新の絞り値Fnewと予告値Fnextとの間に差がないと判断した場合(ステップS402No)、ステップS404へ進む。
撮影制御部213gは、撮像素子駆動部204を駆動することにより、撮像素子203の水平方向におけるライン毎に順次読み出しを行う(ステップS404)。
その後、BCPU213は、撮像素子203の全ラインの読出しを終了したか否かを判断する(ステップS405)。BCPU213は、撮像素子203の全ラインの読出しを終了していないと判断した場合(ステップS405No)、ステップS404へ戻る。
BCPU213は、撮像素子203の全ラインの読出しを終了したと判断した場合(ステップS405Yes)、ゲイン設定部213gは、記憶部212が記憶する最新の絞り値Fnewと予告値Fnextとの間の差ΔFerrに基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲインを設定する(ステップS406)。
続いて、画像処理部213aは、ゲイン設定部213gが設定したゲインに基づいて、撮像素子203から読み出された画像データにゲインを調整する処理を含むデジタル的な画像処理を行う(ステップS407)。
このように、画像処理部213aがゲイン設定部213gによって設定されたゲインに基づいて、撮像素子203から読み出された画像データにゲインを調整する処理を含む処理を行う。
この結果、図14(a)〜(d)に示すように、撮影者が撮像装置1を用いてパンニング操作を行うことにより、撮像装置1が撮影する視野領域が、たとえば暗い視野領域から明るい視野領域に移動したとしても、撮像装置1は、隣接するフレーム間で画像の明るさのムラを生じさせることなく(W→Wm+1→Wm+2→Wm+3)、常に画像の明るさが均一である動画撮影したり、または表示部210にライブビュー画像を表示したりすることができる。ステップS407の後、図3のメインルーチンへ戻る。
以上説明した本発明の第1実施形態によれば、レンズ部3の絞り304の駆動時において、露光時間算出部213gがレンズ部3から取得した2フレーム後の絞り値Fnext(予告値)に基づいて露光時間を算出する。また、露光時間補正部213fが2フレーム間の絞り304の絞り値変化(|Fnew―Fnext|)から1フレーム中の時間変化量ΔFを算出し、ΔFと露光時間算出部213gが算出した露光時間に基づいて撮像素子203の水平方向におけるライン毎にそれぞれ露光時間を補正する。
この結果、撮像素子203によって動画撮影を行う際またはライブビュー画像を表示する際に画面毎に生ずる明るさムラ、および画像内で生じる明るさのムラを従来よりも高精度で抑制することができる。
さらに、第1実施形態によれば、ゲイン設定部213gがLCPU310から取得した絞り304の予告値Fnextと絞り304の最新の絞り値Fnewと間の差に基づいて、画像処理部213aが画像データに対して行うゲインを設定する。すなわち、画像処理部213aによるデジタル的な画像処理と露光時間補正部213fによる露光時間の補正処理との2段階で画像の明るさのムラを補正する。
この結果、撮像素子203によって動画撮影するか、または表示部210にライブビュー画像を表示したりする際に隣接するフレーム間で生じる画像の明るさのムラを従来よりも確実に抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、絞り304を一定の変化率で駆動させながら、画像の明るさにムラを生じさせることなく、動画撮影するか、または表示部210にライブビュー画像を表示したりすることができる。
また、第1実施形態では、表示部210が表示するライブビュー画像について説明したが、撮像素子203が画像データを連続的に生成する動画撮影においても、本発明を適用することができる。
また、第1実施形態では、撮像素子203が生成する画像データのフレームレートを30fpsで説明したが、たとえば、60fps、120fpsおよび240fpsのいずれであっても適用することができ、画像データのフレームレートは適宜設定することができる。
また、第1実施形態では、BCPU213はLCPU310とのレンズ通信で最新の絞り値と2フレーム後の絞り値を取得して絞り値の時間変化量ΔFを求めているが、本体部2に装着されるレンズ部3の種類や撮影モード等に応じて、上記2つの絞り値の一方のみを取得してその時間変化から絞り値の時間変化量ΔFを求めるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、BCPU213はLCPU310とのレンズ通信で最新の絞り値と2フレーム後の絞り値を取得して絞り値の時間変化量ΔFを求めているが、取得する絞り値は最新と2フレーム後の絞り値のみに限定するものではなく、例えば、最新と3フレーム後の絞り値のような組合せであってもよい。
更に、取得する絞り値は最新と他の1つのタイミングでの絞り値に限定するものではなく、例えば、最新と2、3、4フレーム後の絞り値のような組合せで最新以外の複数のタイミングでの絞り値を取得するようにして絞り値の変化予定を事前に確認することにより、絞り駆動中にズーム操作等が行われた場合のトラッキング動作による露光量の変化を被写体輝度と誤認して不用意に露光条件を変更してしまうことでライブビュー表示中等に生じる隣接フレーム間での画像の明るさムラを抑制することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態では、同時に行っていたレンズ位置と絞り値の検出タイミングを別々に指定する例である。第2実施形態における撮像装置のブロック図や基本的なフローチャートは、第1実施形態と同じであるので、異なる部分のみ説明する。
第1実施形態では、図5(d)の位置情報検出信号により、光学系301のフォーカスレンズやズームレンズ等のレンズ位置と絞り304の絞り値の検出を共通のタイミングで行うようにしていた。このような場合、スポットAEやスポットAFでAF領域とAE領域が異なる位置に設定された際には、それぞれの領域の露光タイミングにレンズ位置と絞り値の検出タイミングを合わせることができない。つまり、最適なAF制御とAE制御を行うことができない可能性がある。
そこで、以下に示すような方法でレンズ位置と絞り値の検出タイミングを別々に指定することにより、AF制御とAE制御の最適化を図る。
<検出タイミング指定例1>
図9は、検出タイミング指定例1を示すタイミングチャートである。図9に示すように、位置情報検出信号(d)の立下りエッジでレンズ位置、立上りエッジで絞り値の検出タイミングを指示する。
なお、第1実施形態で示した共通タイミングで検出を行う方法と、検出タイミング指定例1の方法を、BCPU213からLCPU310への指示により切換られるようにしてもよい。
<検出タイミング指定例2>
図10は、検出タイミング指定例2を示すタイミングチャートである。図10に示すように、位置情報検出信号(d)の両エッジでレンズ位置、レンズ通信同期信号(c)の立下りエッジで絞り値の検出タイミングを指示する。
<検出タイミング指定例3>
図11は、検出タイミング指定例3を示すタイミングチャートである。図11に示すように、位置情報検出信号(d)の両エッジでレンズ位置、レンズ通信同期信号(c)の立上りエッジからの経過時間TAVで絞り値の検出タイミングを指示する。また、経過時間TAVの基点をレンズ通信同期信号(c)の立下りエッジとしてもよい。なお、上記の各指定例において、レンズ位置と絞り値の検出タイミングの指定方法を入れ換えてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態は、第1実施形態に更に、ズーム操作とトラッキング駆動による絞り値変化のずれの対策を行うものである。第3実施形態では、レンズ部3がズームレンズを有し、ズーム動作に応じて絞り値が変化しないように絞り304の開口径を制御する、いわゆる絞りトラッキング動作が可能に構成されているレンズ部3を前提とする。なお、第3実施形態の撮像装置のブロック図や基本的なフローチャートは、第1実施形態と同じであるので、共通部分は省略し、異なる部分のみ説明する。
図12は、絞りトラッキング動作が可能に構成されたレンズ部3を本体部2に装着して撮影を行う場合の露光時間算出/補正処理の手順を説明するタイミングチャートである。なお、図12は、図5から一部を変更したものであり、符号の一部は省略する。
図12に示すように、時点t2の後でズーム操作が行われると、LCPU310は、レンズ部3に設けられた不図示のズーム位置検出部の出力であるズーム位置を参照してズーム操作を検出する。レンズ記憶部308には、絞り値が一定となるズーム位置と絞り開口の関係を示す絞りトラッキング特性308b(不図示)が記憶されている。
ズーム操作により光学系の位置が変わり、絞り値が変化する。そこで、LCPU310は、露光制御により予め設定された絞り値を維持するように、ズーム位置に基づいて絞り駆動部305により絞り304の開口径を制御する。つまり、ズーム操作により変化した絞り値を補正するためのトラキング駆動が指定される。
このようにズーム操作がなされ、時点t2の直後に、絞りトラッキング動作が実行されたとする。具体的には、絞りカーブ(図12のb)はトラッキング動作を行わない場合の直線状のZc(点線)に対して、例えば曲線のZb(実線)のように変化する。
時点t2での絞り位置F(2)と、時点t3での絞り位置F(3)の差は、絞りトラッキング動作を行わない場合はΔFであるが、絞りトラッキング動作を行う場合はΔF+ΔFzmとなる。
また、前述の従来技術(特許文献2)においては、カメラ本体側において、時点t2の絞り位置F(2)と時点t3の絞り位置F(3)に基づいて時点t5の絞り位置を予測する。そのため、従来技術では、絞りトラッキング動作後の絞りカーブは、Zd(2点鎖線)になる。時点t5における予測される絞り位置は、絞り位置FDとなる。一方、実際に制御される時点t5の絞り位置は、駆動目標位置FTである。
このため、予測された絞り位置FDに基づいて算出される露光時間(図12のEX4)は適正露光から大きくはずれた露光時間となり、ローリングシャッタ露光(図12のb4)は適正露光から大きくはずれてしまうことになる。第3実施形態によれば、このような問題を解消することが可能となる。
LCPU310は、絞りトラッキング動作を加味した予告値(絞り位置F(5))を算出して、時点t3の後のレンズ通信のタイミングでBCPU213へ送信する。BCPU213は、予告値(絞り位置F(5))に基づいて、露光時間を算出する(図12のEX4)。従って、絞りトラッキング動作を加味した絞り値に基づいて適正な露光時間を算出し、ローリングシャッタ露光(図12のb4)を適正露光で実行することが可能である。
図13は、絞りトラッキング動作を行うように構成されたレンズ部3のLCPU310の動作を説明するフローチャートである。図13の処理で、図7と同一処理については、同一符号を付し、異なる点を中心に説明する。
図13において、ステップS301からS303の処理は、図7と同じである。ステップS301にて絞り値取得指示なしの場合または、ステップS303にて2フレーム後の絞り値Fnextを算出した後で、ステップS303aに進む。LCPU310は、絞りトラッキング動作が必要か否かを判断する(ステップS303a)。ここでは、LCPU310は、ズーム位置検出部の出力であるズーム位置を参照してズーム操作の有無等を検出する。
LCPU310は、絞りトラッキング動作が必要と判断すると(ステップS303aYes)、レンズ記憶部308に記憶されている絞りトラッキング特性308bに基づいて絞りトラッキング動作を実行する(ステップS303b)。絞りトラッキング動作は、ズーム操作中に図13のステップS301からS310の動作を繰り返し実行する処理の中で、ステップS303bにて実行され、連続したズーム操作に追従して絞りトラッキング動作がなされる。
一方、LCPU310は、絞りトラッキング動作が必要でないと判断すると(ステップS303aNo)、ステップS303bをスキップして、ステップS304に進む。例えば、ズーム操作がなされていない、または、ズーム操作による絞り値の変化が露光誤差の許容範囲内である場合である。ステップS304以降の動作は、図7と同一であるので説明を省略する。
以上、第3実施形態によれば、レンズ部3にてズーム操作に応じた絞りトラッキング動作を行うタイプのレンズ部を装着してライブビュー表示や動画撮影を行う場合であっても、絞りトラッキング動作による露光量の変化を被写体輝度の変化と誤認して露光条件を変更することにより生ずるライブビュー表示や動画の隣接フレーム間での画像の明るさムラを抑制することができる。
なお、ズーム操作の代わりに、マクロレンズではフォーカス動作によっても絞りトラッキング動作を行うタイプのレンズ部が知られている。このようなタイプのレンズ部が装着されている場合に、ユーザによりマニュアルフォーカス操作が実行され絞りトラッキング動作が行われる場合も、同様に絞り値変化のずれの対策が実行される。
また、上述した各実施形態では、特許請求の範囲、明細書および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」や「つぎに、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
また、上述した各実施形態では、撮像装置としてデジタル一眼レフカメラとして説明していたが、たとえばレンズ部3と本体部2とが一体的に形成されたデジタルカメラ、デジタルビデオカメラおよび撮影機能を有する携帯電話やタブレット型携帯機器等の電子機器にも適用することができる。
また、上述した各実施形態では、BCPU213やLCPU310が、制御プログラムを読込んだCPUのソフトウェア処理により実現されると説明したが、一部または全部をハードウェアで実現するよう構成してもよい。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。
1 撮像装置
2 本体部
3 レンズ部
201 シャッタ
202 シャッタ駆動部
203 撮像素子
204 撮像素子駆動部
205 信号処理部
206 発光部
207 同期信号生成部
208 本体通信部
209 操作入力部
210 表示部
211 タッチパネル
212 記憶部
213 BCPU
213a 画像処理部
213b 顔検出部
213c 目標値算出部
213d 露光制御部
213e 露光時間算出部
213f 露光時間補正部
213g ゲイン設定部
213h 撮影制御部
301 光学系
302 レンズ駆動部
303 レンズ位置検出部
304 絞り
305 絞り駆動部
306 絞り値検出部
307 レンズ操作部
308 レンズ記憶部
308a 駆動制御テーブルデータ
309 レンズ通信部
310 LCPU

Claims (8)

  1. 可変絞りを含む光学系を有するレンズ部と、
    前記レンズ部を装着可能に構成され、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う撮像素子を有する本体部と、からなる撮像装置において、
    前記レンズ部は、
    前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、
    前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、
    前記絞り駆動部を制御するレンズ制御部と、を備え、
    前記レンズ制御部は、前記可変絞りの絞り値を変更する際に、前記絞り値検出部が検出した前記可変絞りの最新の絞り値の検出時刻から所定時間経過後の絞り値を示す予告値を算出して前記本体部に送信し、
    前記本体部は、
    前記レンズ部から取得した前記予告値に基づいて、前記撮像素子の露光を制御する露光制御部と、を備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズ部は、前記絞り駆動部による駆動量に応じた前記可変絞りの絞り値の変化特性を記憶する記憶部を有し、
    前記レンズ制御部は、前記変化特性に基づいて前記予告値を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記本体部は、被写体輝度の変化に対応する絞りの目標値を算出して前記レンズ部に送信し、
    前記レンズ制御部は、前記本体部から受信した目標値と前記最新の絞り値とに基づき、前記予告値を算出し、前記絞り値検出部が検出した最新の絞り値と前記予告値を前記本体部に送信し、
    前記露光制御部は、前記最新の絞り値と前記予告値に基づいて、前記撮像素子の露光を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記露光制御部は、前記撮像素子が生成した画像データから求めた被写体輝度情報に基づいて前記撮像素子の露光時間を算出し、前記算出した露光時間と前記レンズ部から取得した予告値を含む複数の絞り値とに基づいて前記撮像素子の水平ライン毎の露光を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 可変絞りを含む光学系と所定の視野領域から光を集光するレンズ部と、
    前記レンズ部を装着可能に構成され、前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う撮像素子を有する本体部と、からなる撮像装置において、
    前記レンズ部は、
    前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、
    前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部と、
    前記絞り駆動部を制御するとともに、前記可変絞りの絞り値を変更する際に、前記絞り値検出部が検出した前記可変絞りの最新の絞り値の検出時刻から所定時間経過後の絞り値を示す予告値を算出して前記本体部に送信するレンズ制御部と、を備え、
    前記本体部は、
    前記レンズ部を介して集光される光を受光して光電変換を行う複数の画素を縦横に二次元的に配列し、前記画素で変換された電気信号を複数の画像が配列された水平方向のライン毎に異なるタイミングで順次読み出して画像データを連続的に生成する撮像素子と、
    前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正する露光時間補正部と、を備え、
    前記露光時間補正部は、前記レンズ部から取得した予告値を含む複数の絞り値に基づいて絞り値の時間変化量を算出し、前記絞り値の時間変化量に対応して前記撮像素子の露光時間を水平方向のライン毎に補正する
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 前記本体部は、
    前記撮像素子が生成する前記画像データに対し、少なくともゲインを調整する画像処理部と、
    前記予告値に基づいて、前記画像処理部が前記画像データに対して調整するためのゲインを設定するゲイン設定部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 可変絞りを含む光学系と、前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部を有するレンズ部と、
    前記レンズ部を装着可能に構成され、前記レンズ部を介して集光される光を受光して画像データを連続的に生成する撮像素子を有する本体部と、からなる撮像装置における撮像方法おいて、
    被写体輝度の変化に対応して変更すべき前記可変絞りの絞り値の目標値を前記本体部で算出し、
    算出した目標値を前記本体部からレンズ部に送信し、
    前記目標値を前記レンズ部で受信し、
    前記絞り値検出部で前記可変絞りの最新の絞り値を検出し、
    前記絞り駆動部により絞り値を前記目標値へ駆動開始してから所定時間経過後に予測される絞り値を示す予告値を、前記絞り駆動部の駆動による絞り値の変化特性データに基づき前記レンズ部で算出し、
    前記算出した予告値を前記レンズ部から前記本体部に送信し、
    前記予告値を前記本体部で受信し、
    前記レンズ部から取得した前記予告値に基づいて、前記目標値に向かって駆動される絞り値の時間変化量を前記本体部で算出し、前記時間変化量に対応して前記撮像素子の露光時間を補正する
    ことを特徴とする撮像方法。
  8. 可変絞りを含む光学系と、前記可変絞りを駆動する絞り駆動部と、前記可変絞りの絞り値を検出する絞り値検出部を有するレンズ部と、
    前記レンズ部を装着可能に構成され、前記レンズ部を介して集光される光を受光して画像データを連続的に生成する撮像素子を有する本体部と、からなる撮像装置のコンピュータに撮像方法を実現させるプログラムおいて、
    被写体輝度の変化に対応して変更すべき前記可変絞りの絞り値の目標値を前記本体部で算出し、
    算出した目標値を前記本体部からレンズ部に送信し、
    前記目標値を前記レンズ部で受信し、
    前記絞り値検出部で前記可変絞りの最新の絞り値を検出し、
    前記絞り駆動部により絞り値を前記目標値へ駆動開始してから所定時間経過後に予測される絞り値を示す予告値を、前記絞り駆動部の駆動による絞り値の変化特性データに基づき前記レンズ部で算出し、
    前記算出した予告値を前記レンズ部から前記本体部に送信し、
    前記予告値を前記本体部で受信し、
    前記レンズ部から取得した前記予告値に基づいて、前記目標値に向かって駆動される絞り値の時間変化量を前記本体部で算出し、前記時間変化量に対応して前記撮像素子の露光時間を補正する
    ことを特徴とするプログラム。
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