JP6810272B2 - カメラシステム、カメラボディ、レンズユニット、絞り調節方法、およびプログラム - Google Patents

カメラシステム、カメラボディ、レンズユニット、絞り調節方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、カメラシステム、カメラボディ、レンズユニット、絞り調節方法、およびプログラムに関する。
一眼レフデジタルカメラ等のカメラボディに装着されるレンズユニットとして、絞り値を調節するための絞りリングを有するレンズユニットが知られている。例えば、特許文献1は、絞り値を自動で調節するオートモードに対応するオート表示と、絞り値を使用者が決めるマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを、使用者が絞りリングの回転位置に応じて選択することを開示する。
特開2005−292325号公報
しかしながら、特許文献1では、オート表示と複数の絞り値の並び順は、レンズユニット毎に固定されている。そのため、使用者が、オート表示と複数の絞り値の並び順を変更することはできなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を使用者が変更できるカメラシステム、カメラボディ、レンズユニット、絞り調節方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
第1形態のカメラシステムは、オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットと、レンズユニットを交換可能に装着できるカメラボディと、を備え、カメラボディは、単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を書き換え可能な表示部と、絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行するカメラ制御部と、を備える。
第2形態のカメラシステムにおいて、変更モードは複数のサブ変更モードを含む。
第3形態のカメラシステムにおいて、複数のサブ変更モードは、複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、複数の絞り値から一の絞り値と単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、単一のオート表示と複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む。
第4形態のカメラシステムにおいて、カメラ制御部は、複数のサブ変更モードに応じて、絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示および複数の絞り値の何れかを決定する。
第5形態のカメラシステムは、レンズユニットは、絞りリングの回転位置を検出する位置検出部と、絞り径を調節する絞りユニットと、絞りユニットを駆動するレンズ制御部と、を備え、カメラ制御部は、絞りユニットを駆動するための絞り制御信号をレンズ制御部に送信する。
第6形態のカメラシステムは、絞り制御信号は、変更モードに対応する変更モード制御信号と、初期状態の並び順に対応する初期状態制御信号とを含む。
第7形態のカメラシステムは、レンズ制御部は、絞りリングの回転位置に対応する位置番号と位置番号に対応する絞りの径の対応関係を記憶し、位置番号をカメラ制御部に送信する。
第8形態のカメラシステムは、カメラ制御部は、変更モードにおいて、位置番号をアルゴリズムにしたがって新たな位置番号として算出する。
第9形態のカメラボディは、オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットを交換可能に装着でき、絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行するカメラ制御部を備える。
第10形態のレンズユニットは、マニュアルモードに対応する複数の絞り値とオートモードに対応する単一のオート表示とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備え、絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行するレンズ制御部を備える。
第11形態の絞り調節方法は、オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットをカメラボディに装着し、レンズユニットの絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示と複数の絞り値の初期状態の並び順を取得するステップと、初期状態の並び順を変更するため変更モードを選択するステップと、変更モードに応じて初期状態の並び順を変更するステップと、を含む。
第12形態のプログラムは、オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットをカメラボディに装着し、レンズユニットの絞りリングの回転位置に対応する単一のオート表示と複数の絞り値の初期状態の並び順を取得する手順と、初期状態の並び順を変更するため変更モードを選択した後、変更モードに応じて初期状態の並び順を変更する手順と、をカメラシステムに実行させる。
本発明によれば、単一のオート表示と複数の絞り値の並び順を使用者が変更できる。
図1は、カメラシステムの外観斜視図である。 図2は、レンズユニット、およびカメラボディの外観斜視図である。 図3は、カメラシステムの構成を示すブロック図である。 図4は、レンズユニットに設けられた位置検出部の構成を示す拡大斜視図である。 図5は、電気接点と符号板との接触位置と、絞りリングで選択できる表示領域中のオート表示と露光量表示との関係を示した図である。 図6は、電気接点と符号板とから取得される電気信号を説明する説明図である。 図7は、動作を示すフローチャートである。 図8は、対応テーブルの構成を示す表である。 図9は、カメラボディの外観構成を示す背面図である。 図10は、表示部に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図11は、表示部に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図12は、表示部に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図13は、表示部に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図14は、第1変更モードの算出結果を記載した表である。 図15は、第2変更モードにおける新位置番号を取得するフローチャートである。 図16は、第2変更モードの算出結果を記載した表である。 図17は、第3変更モードにおいて、新たな位置番号を取得するフローチャートである。 図18は、第3変更モードの算出結果を記載した表である。 図19は、第4変更モードの算出結果を記載した表である。 図20は、レンズユニットを交換した後の第2変更モードの算出結果を記載した表である。 図21は、レンズユニットを交換した後の第3変更モードの算出結果を記載した表である。 図22は、レンズユニットを交換した後の第4変更モードの算出結果を記載した表である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施形態により説明される。
本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、実施形態以外の他の実施形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
実施形態のカメラシステムについて、図面を参照して説明する。図1はレンズユニットとカメラボディとを装着したカメラユニットの外観斜視図であり、図2は、レンズユニット、およびカメラボディの外観斜視図である。
本明細書では、光軸OAに沿う方向(図1のZ方向)を前後方向とし、被写体側を前方向とする。また、光軸OAと直交する面において、イメージセンサ138(図2参照)の長辺に沿う方向(図1のX方向)を横方向、または左右方向とし、イメージセンサ138の短辺に沿う方向(図1のY方向)を縦方向、または上下方向とする。
図1に示されるように、カメラシステム1は、カメラボディ100とレンズユニット200とから構成される。実施形態のカメラシステム1は、レンズ交換式のカメラシステム1であり、レンズユニット200がカメラボディ100に交換可能に着脱自在に装着される。
図1および図2に示されるように、カメラボディ100は、上下方向の高さに比較して、前後方向の厚みの薄い矩形の箱形状を有する。図1に示されるように、カメラボディ100は、操作部材としてレリーズスイッチ102と、露出補正ダイヤル104と、シャッタースピードダイヤル106と、フォーカスモード切換レバー108と、ファインダー切換レバー110と、電源レバー114等を備える。レリーズスイッチ102と、露出補正ダイヤル104と、シャッタースピードダイヤル106は、カメラボディ100の上側に配置される。
レリーズスイッチ102は、いわゆる「半押し」と「全押し」とを可能とする2段ストローク式のスイッチである。レリーズスイッチ102は、半押しされることによってS1オンの信号を出力し、半押しから、さらに押し込む全押しが行われることによってS2オンの信号を出力する。カメラシステム1は、レリーズスイッチ102からS1オン信号が出力されると自動焦点調節(AF(Auto Focus)処理)や自動露出制御などの撮影準備処理を実行し、S2オン信号が出力されると撮影処理を実行する。
カメラボディ100は、ホットシュー116と、電子ビューファインダー118と、光学ファインダー窓119と、グリップ120とを備える。グリップ120はカメラボディ100の左側に配置される。ユーザーは、グリップ120を把持して、レリーズスイッチ102によりレリーズ操作する。
図2に示されるように、カメラボディ100は、レンズ着脱ボタン112と、ボディマウント122とを備える。図2に示されるように、ボディマウント122は、レンズユニット200を装着するための取り付け部である。ボディマウント122は、バヨネット構造により構成される。
レンズユニット200と電気的に接続するため、ボディマウント122には、開口の内周に沿って、複数のボディ信号接点136が設けられる。ボディ信号接点136は、例えば、ピンで構成され、付勢手段(不図示)によりカメラボディ100の前側に付勢される。
図2に示されるように、カメラボディ100には、ボディマウント122の開口から露出するイメージセンサ138が配置される。イメージセンサ138は、レンズユニット200を介して結像した被写体の像を電気信号に変換して出力する。イメージセンサ138には、CCDイメージセンサ(CCD:Charged Coupled Device)、CMOSイメージセンサ(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の公知のイメージセンサが使用される。
ロックピン132がボディマウント122に配置される。ロックピン132は付勢手段(不図示)により、前側に付勢されている。レンズ着脱ボタン112の押圧操作に連動してロックピン132は後方向に退避できる。
図1および図2に示されるように、実施形態のレンズユニット200は、少なくとも1つのレンズを含む光学系202と、光学系202を収容する鏡筒204と、フォーカスリング206と、絞りリング208と、レンズマウント210を含んでいる。レンズを含む光学系202とは、レンズに光を透過させることより、物体の像を形成するための光学部材の集合体を意味する。鏡筒204は、光学系202を収容できる略円筒形状の筒状体であり、光学系202を収容できる限り、その形状は限定されない。
レンズマウント210が、レンズユニット200の鏡筒204の一端側、つまり鏡筒204の後側に、備えられる。レンズマウント210はバヨネット構造であり、バヨネット構造のボディマウント122に着脱自在に装着される。
図2に示されるように、レンズマウント210はマウントカバー212を備える。マウントカバー212には、カメラボディ100と電気的に接続するため、複数のレンズ信号接点214が配置される。
レンズユニット200の絞りリング208は円環状であり、鏡筒204の外周面に、光軸OAを軸線の中心として回転可能に配置される。絞りリング208は、ユーザーが手動で回転操作して絞り調節を行うための操作部材である。絞りリング208は、その周面に、表示領域218を備える。表示領域218は、オートモードに対応する単一のオート表示218Aと、マニュアルモードに対応する複数の絞り値を含む露光量表示218Bと、を備える。鏡筒204は、指標222を備える。表示領域218の単一のオート表示218Aと、複数の絞り値を含む露光量表示218Bの何れかの表示を指標222に位置合わせするため、絞りリング208は回転操作される。絞りリング208によりオート表示218Aである[A]が選択された場合、すなわち、オート表示218Aと指標222とが位置合わせされた場合、オートモードに対応するAE(Auto Exposure)処理が設定可能になる。
マニュアルモードに対応する露光量表示218Bには、複数の絞り値であるF値が、[16、 11、 8、 5.6、 4、 2.8、 2]の順に配列されている。絞りリング208により露光量表示218Bの何れかの絞り値が選択された場合、すなわち、露光量表示218Bの複数の絞り値の何れかと指標222とが位置合わせされた場合、絞り値が選択的に設定可能になる。F値は、焦点距離fのレンズの有効径Dに対する比(f/D)で求められる。
さらに、後述するように、絞りリング208は、露光量表示218Bの隣接する2つの絞り値の間の所定の位置(間隔を3等分した何れかの位置)に合わせることによって、1/3段刻みに絞り値が選択的に設定可能に構成される。
図3は、カメラシステム1の構成を示すブロック図である。図3に示されるように、レンズユニット200は、絞りリング208、レンズマウント210、レンズ信号接点214、位置検出部224、レンズ制御部226、モータドライバ228、モータ(M)230、および絞りユニット232等を備える。
レンズ制御部226は、CPU(Central Processing Unit)と、このCPUで使用されるプログラムやパラメータを記憶したROM(Read Only Memory)と、CPUのワークメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)(何れも図示せず)などを備えたマイクロコンピュータを含む。レンズ制御部226は、レンズユニット200の各部を制御する。レンズ制御部226に、位置検出部224、およびモータドライバ228が接続される。
レンズ制御部226は、カメラ制御部140の制御信号に基づき、絞りユニット232の絞り径を制御する絞り制御部、および位置検出部224から信号を取得して絞りリング208の回転位置を検出する回転位置検出部として機能する。レンズ制御部226が検出した絞りリング208の回転位置の情報は、レンズ信号接点214、およびボディ信号接点136を介してカメラボディ100のカメラ制御部140に入力される。
絞りユニット232は複数枚の絞り羽根232Aを有する。モータ230の駆動により複数枚の絞り羽根232Aが移動し、イメージセンサ138への入射光量が調節される。モータドライバ228は、レンズ制御部226の制御に基づき、モータ230の駆動を制御する。
位置検出部224は、絞りリング208の回転位置を検出するためのポジションセンサである。位置検出部224からの検出信号は、レンズ制御部226に入力される。レンズ制御部226は、位置検出部224から入力される検出信号に基づいて絞りリング208の回転位置を検出する。絞りリング208の回転位置を検出することにより、指標222が、単一のオート表示218Aと、複数の絞り値を含む露光量表示218Bの何れに位置合わせされているかの情報が得られる。この情報に基づいて、撮影処理の際、AE処理、および絞り値の何れ一つが選択される。
図3に示されるように、カメラボディ100は、レリーズスイッチ102、ボディマウント122、ボディ信号接点136、イメージセンサ138、カメラ制御部140、バスライン142、画像メモリ144、画像データ処理部146、液晶ドライバ148、表示部150、およびカードI/F(Interface)152、およびAE処理部154等を備える。
カメラ制御部140は、CPUと、このCPUで使用されるプログラムやパラメータを記憶したROM(非一時的かつコンピュータ読取可能な記録媒体)と、CPUのワークメモリとして使用されるRAM(何れも図示せず)などを備えている。カメラ制御部140は、カメラボディ100と、カメラボディ100に装着されたレンズユニット200の各部を制御する。カメラ制御部140には、レリーズスイッチ102からS1信号、およびS2信号が入力される。また、カメラ制御部140は、ボディ信号接点136と電気的に接続される。
イメージセンサ138は、ノイズ除去回路、オートゲインコントローラ、A/D(アナログ/デジタル)変換回路等の信号処理回路(何れも図示せず)を備える。ノイズ除去回路は、撮像信号にノイズ除去処理を施す。オートゲインコントローラは、撮像信号のレベルを最適な値に増幅する。A/D変換回路は、撮像信号をデジタル信号に変換してイメージセンサ138からバスライン142に出力する。イメージセンサ138の電気信号は、画素ごとに1つの色信号を有する画像データ、いわゆるRAWデータである。
画像メモリ144は、バスライン142に出力された1フレーム分の画像データを格納する。画像データ処理部146は、画像メモリ144から1フレーム分の画像データを読み出し、マトリクス演算、デモザイク処理、γ補正、輝度および色差変換、リサイズ処理などの公知の画像処理を施す。
液晶ドライバ148は、画像データ処理部146で画像処理された1フレーム分の画像データを順次に表示部150に入力する。表示部150は、ライブビュー画像を一定の周期で順次に表示する。カードI/F152は、カメラボディ100に設けられたカードスロット(図示せず)内に組み込まれている。カードI/F152は、カードスロットに挿入されたメモリカード156と電気的に接続する。カードI/F152は、画像データ処理部146で画像処理された画像データをメモリカード156に格納する。また、メモリカード156に格納されている画像データを再生表示する際には、カードI/F152は、メモリカード156から画像データを読み出す。
カメラ制御部140は、絞りリング208の回転位置に応じて絞りユニット232を動作させる制御信号をレンズ制御部226に送信する。
絞りリング208の回転位置が、オート表示218Aに位置する場合、AE処理が実行される。AE処理部154は、1フレーム分の画像データから、各色信号の積算値を算出する。カメラ制御部140は、1フレーム分の画像ごとに算出される積算値に基づき露出値を算出し、この露出値から所定のプログラム線図に従って、シャッタ速度および露光量を決定する。そして、カメラ制御部140は、決定したシャッタ速度が得られるようにシャッタモータ(不図示)の駆動を制御し、制御信号をレンズ制御部226に送信する。レンズ制御部226は、制御信号に基づいてモータドライバ228を制御し、絞りユニット232を動作させる。絞りユニット232は、決定した露光量を得るための絞り径に変更される。
絞りリング208の回転位置が、露光量表示218Bに位置する場合、カメラ制御部140は、制御信号をレンズ制御部226に送信する。レンズ制御部226は制御信号に基づいてモータドライバ228を制御し、絞りユニット232は、絞りリング208の回転位置に対応する露光量を得る絞り径に変更される。
次に、図3に示される絞りリング208の回転位置を検出するための位置検出部224について、図4、図5および図6を参照して説明する。
図4は、レンズユニット200に設けられた位置検出部224の構成を示す拡大斜視図である。図4に示されるように、位置検出部224は、符号板240と、絞りリング208の回転に応じて符号板240と接触位置を変化させる電気接点250と、を含んでいる。符号板240は、鏡筒204の外周面に取り付けられる。符号板240は、回路配線GND、C1、C2、C3、C4、C5およびC6により構成される導電部242と、回路配線GND、C1、C2、C3、C4、C5およびC6が構成されない非導電部244と、を備える。
電気接点250は4つの摺動切片250A、250B、250C、および250Dを備える。電気接点250は、ネジ250Eにより絞りリング208に取り付けられ、絞りリング208の回転に伴い、電気接点250は、矢印に示す方向に、符号板240に摺動しながら移動する。電気接点250と、符号板240とは相対的に移動可能であればよい。
図5は、符号板240と電気接点250との接触位置と、絞りリング208で選択できる表示領域218中のオート表示218Aと露光量表示218Bとの関係を示した図である。図5に示されるように、実施形態の絞りリング208は、単一のオート表示218Aの[A]と、露光量表示218Bの[16]、[14]、[13]、[11]、[10]、[9]、[8]、[7.1]、[6.3]、[5.6]、[5]、[4.5]、[4]、[3.5]、[3.2]、[2.8]、[2.5]、[2.2]および[2]の19段の絞り値と、から何れか一を選択することができる。電気接点250と符号板240との接触位置に応じて、それぞれ異なる電気信号が出力される。レンズ制御部226(不図示)は、電気接点250と符号板240とによる電気信号を検出し、絞りリング208の回転位置の情報を得ることができる。絞りリング208の回転位置が、表示領域218の単一のオート表示218Aと、複数の絞り値を含む露光量表示218Bの何れの位置であるかが検出される。
実施形態においては、回路配線GNDには基準になるグランド電位が付与される。回路配線C1、C2、C3、C4、C5、およびC6には、グランド電位と異なる別電位(例えば、正の電位)が付与される。
電気接点250と符号板240との位置、すなわち、摺動切片250A、250B、250C、および250Dと、回路配線GND、C1、C2、C3、C4、C5、およびC6との接触位置に応じて、それぞれグランド電位または別電位が、回路配線GND、C1、C2、C3、C4、C5、およびC6から出力される。実施形態では、グランド電位の信号が[0]として、また別電位の信号が[1]として出力される。
図5に示されるように、電気接点250が単一のオート表示218Aの[A]の位置にある場合、回路配線GNDと回路配線C1とが電気的に接続され、回路配線C1はグランド電位になる。回路配線C1から出力される電位の信号は[0]になる。一方、回路配線C2、C3、C4、C5およびC6は回路配線GNDと電気的に接続されていないので、回路配線C2、C3、C4、C5およびC6から出力される電位の信号は[1]になる。
また、電気接点250が露光量表示218Bの絞り値の一つである[16]の位置にある場合、回路配線GNDと回路配線C1とが電気的に接続され、回路配線GNDと回路配線C2とが電気的に接続される。回路配線C1と回路配線C2はグランド電位になる。回路配線C1と回路配線C2とから出力される電位の信号は[0]になる。一方、回路配線C3、C4、C5およびC6は回路配線GNDと電気的に接続されていないので、回路配線C2、C3、C4、C5およびC6から出力される電位の信号は[1]になる。
同様に、残り複数の絞り値([14]、[13]、[11]、[10]、[9]、[8]、[7.1]、[6.3]、[5.6]、[5]、[4.5]、[4]、[3.5]、[3.2]、[2.8]、[2.5]、[2.2]および[2])に対応して、異なる電位の信号が出力される。
図6は、オート表示218Aおよび露光量表示218Bの複数の絞り値と、符号板240と電気接点250とから取得される電気信号との関係を説明する説明図である。図6の表に示されるように、絞りリング208がオート表示218Aの[A]に位置する場合、絞りリング208の回転位置の電気信号のパターンは[111110]になる。絞りリング208が露光量表示218Bの[16]に位置する場合、絞りリング208の回転位置の電気信号は[111100]になる。図6の表は、さらに、[14]、[13]、[11]、[10]、[9]、[8]、[7.1]、[6.3]、[5.6]、[5]、[4.5]、[4]、[3.5]、[3.2]、[2.8]、[2.5]、[2.2]および[2]の絞り値に対応する電気信号を示す。
図6の表に示されるように、隣接する電気信号は、1ビットずつ変化させたグレイコードにより構成される。
絞りリング208の回転に伴い、隣接する電気信号間で2ビット以上が同時に変化すると、この2ビット以上の各信号変化に時間差が存在する場合には、レンズ制御部226(不図示)が電気信号のパターンを誤認識する可能性がある。グレイコードは、レンズ制御部226が電気信号のパターンの誤認識することを防止している。
グレイコードは、符号板240の回路配線GND、C1、C2、C3、C4、C5およびC6の配置パターンと、電気接点250の摺動切片250A、250B、250Cおよび250Dとの電気的な接触により実現される。
次に、実施形態のカメラシステム1の動作について、説明する。カメラボディ100に装着されるレンズユニット200として、図5および図6に示される、絞りリング208により単一のオート表示218Aと19段の露光量表示218Bとを切り換えるレンズユニット200が例示される。
レンズユニット200は、単一のオート表示218Aと19段の露光量表示218Bの回転位置を検出するため位置検出部224とを備える。絞りリング208の回転位置と、位置検出部224により生成される回転位置に対応する電気信号とは、レンズユニット200毎に物理的に決定される。
図7は、絞り調節方法の一例を示すカメラシステム1の全体の動作を示すフローチャートである。まず、レンズユニット200がカメラボディ100に装着される(ステップS11)。
次に、カメラボディ100の電源がオンされると、レンズユニット200のレンズ制御部226は、その内部のメモリに格納されている情報から、レンズユニットの初期状態における対応テーブルを作成する(ステップS12)。
図8は、対応テーブルの構成を示す。対応テーブルは、絞りリング208の回転位置と電気信号とが、紐付された対応関係を含んでいる。回転位置と電気信号との対応関係はレンズユニット200の構成により一義的に決定される。
また、絞りリング208の回転位置を示す[A]、[16]、[14]、[13]、[11]、[10]、[9]、[8]、[7.1]、[6.3]、[5.6]、[5]、[4.5]、[4]、[3.5]、[3.2]、[2.8]、[2.5]、[2.2]および[2]には、それぞれ(0)、(19)、(18)、(17)、(16)、(15)、(14)、(13)、(12)、(11)、(10)、(9)、(8)、(7)、(6)、(5)、(4)、(3)、(2)および(1)の位置番号が割り振られている。位置番号は、カメラボディ100とレンズユニット200との間で、絞りリング208の回転位置を特定するための情報として適用される。位置番号の割り振りについては、後述する。
さらに、(0)、(19)、(18)、(17)、(16)、(15)、(14)、(13)、(12)、(11)、(10)、(9)、(8)、(7)、(6)、(5)、(4)、(3)、(2)および(1)の位置番号には、それぞれ[AE]、[F16]、[F14]、[F13]、[F11]、[F10]、[F9]、[F8]、[F7.1]、[F6.3]、[F5.6]、[F5]、[F4.5]、[F4]、[F3.5]、[F3.2]、[F2.8]、[F2.5]、[F2.2]および[F2]のユニット番号が紐付けられている。ユニット番号は、絞りユニット232の絞り羽根232Aの絞り径の大きさに対応し、絞りユニット232を制御するための情報として適用される。
次に、レンズユニット200の特性情報として、レンズユニット200からカメラボディ100に対応テーブルが送信される(ステップS13)。レンズ制御部226は、レンズ信号接点214およびボディ信号接点136を介して、対応テーブルの情報をカメラ制御部140に送信する。
図7のフローチャートでは、レンズ制御部226が対応テーブルを作成する場合を説明した。これに限定されず、カメラ制御部140で対応テーブルを作成することができる。レンズユニット200が電気信号のパターンを持っているが、レンズ制御部226が対応テーブルを作成できない場合でも、対応テーブルの作成がカメラボディ100でも対応可能になる。
次に、レンズユニット200において、レンズ制御部226は、位置検出部224から、現在の絞りリング208の回転位置に対応する電気信号を取得する(ステップS14)。例えば、絞りリング208が[16]の回転位置にある場合、位置検出部224から[111100]の電気信号が、レンズ制御部226に入力される。
次に、レンズ制御部226は、位置検出部224からの電気信号に基づいて、位置番号を決定する(ステップS15)。レンズ制御部226は、例えば、対応テーブルを利用し、位置検出部224からの電気信号に対応する位置番号を決定する。電気信号が[111100]である場合、レンズ制御部226は、位置番号が(19)であると決定する。
次に、レンズユニット200からカメラボディ100に位置番号が送信される(ステップS16)。レンズ制御部226は、決定された位置番号を、レンズ信号接点214およびボディ信号接点136を介して、カメラ制御部140に送信する。絞りリング208の[16]の回転位置に対応する位置番号(19)が、レンズ制御部226からカメラ制御部140に送信される。
次に、撮影処理するためカメラボディ100のレリーズスイッチ102を操作する(ステップS17)。カメラボディ100のレリーズスイッチ102が「半押し」、「全押し」等の操作がされる。
次に、変更モードの適用の有無、および変更モードの種類を確認する(ステップS18)。レリーズスイッチ102が操作されると、カメラ制御部140は、変更モードの適用の有無、および変更モードの種類を確認する。変更モードとは、絞りリング208の並び順が変更されている状態を意味する。変更モードが適用有りと判断されると、絞りリング208の並び順が変更されていると判断される。さらに、カメラ制御部140は、変更モードが複数のサブ変更モードを含んでいる場合、変更モードの種類、すなわち、変更モードが何れのサブ変更モードであるか、を確認する。サブ変更モードとは、絞りリング208の並び順の種類を意味する。
ステップS18において、変更モードが適用無し、すなわち「No」と判断されると、ステップS16で取得された位置番号に対応するユニット番号が、カメラボディ100からレンズユニット200に送信される(ステップS20)。例えば、ステップS16で、位置番号(19)が送信されている場合、カメラ制御部140は、位置番号(19)に対応するユニット番号[F16]を選択し、ボディ信号接点136およびレンズ信号接点214を介して、ユニット番号[F16]を絞り制御信号として、レンズ制御部226に送信する。レンズ制御部226は、ユニット番号[F16]に基づいて、モータドライバ228を制御し、さらに、モータドライバ228はモータ230を制御する。絞りユニット232の絞り羽根232Aは、絞り値[16]の絞り径になるように駆動される。変更モードが適用されていないので、絞り制御信号は、初期状態制御信号となる。
次に、ステップS18の「変更モードの適用の有無、および変更モードの種類を確認する」において、変更モードの適用有り、すなわち「Yes」と判断されると、カメラ制御部140は、変更モードの有無を判断し、さらに、サブ変更モードを特定する。
続いて、変更モードに応じて位置番号が算出される(ステップS19)。カメラ制御部140は、ステップS16で取得した位置番号を、変更モードに対応するアルゴリズムにしたがって、新たな位置番号として算出する。変更モードに対応するアルゴリズムは、プログラムとしてカメラ制御部140のROMに記憶され、カメラ制御部140のCPUがプログラムを実行する。
例えば、ステップS16で、位置番号(19)が送信されている場合、カメラ制御部140は、ある種の変更モードに対応するアルゴリズムにしたがって、位置番号(19)を新たな位置番号(2)として算出する。カメラ制御部140は、位置番号(2)に対応するユニット番号[F2]を選択し、ボディ信号接点136およびレンズ信号接点214を介して、ユニット番号[F2]を絞り制御信号としてレンズ制御部226に送信する。レンズ制御部226は、ユニット番号[F2]に基づいて、モータドライバ228を制御し、さらに、モータドライバ228はモータ230を制御する。絞りユニット232の絞り羽根232Aは、絞り値2の絞り径になるように駆動される。変更モードが適用されると、絞りリング208が[16]の回転位置に位置合わせされても、実際に撮影する際、絞りユニット232は、絞りリング208の絞り値[16]ではなく、変更モード適用後の絞り値[2]となるように駆動される。すなわち、カメラシステム1は、絞りリング208の絞り値の並び順ではなく、変更された並び順で撮像することができる。変更モードが適用されているので、絞り制御信号は変更モード制御信号となる。絞り制御信号は変更モード制御信号と初期状態制御信号とを含む。
次に、使用者が並び順を変更する手順について説明する。図9は、カメラボディ100の外観構成を示す背面図である。図9に示されるように、カメラボディ100は、コマンドダイヤル160、メニュー決定ボタン162、セレクトボタン164、および表示部150等を備える。使用者は、撮影条件の設定、その他の各種設定、および実施形態に係る絞りリングの並び順の変更を、コマンドダイヤル160、メニュー決定ボタン162、セレクトボタン164、および表示部150を用いて実行する。
実施形態では図2に示される、光軸OAに沿って後方向から見て、左から右に[A]から[2]の表示領域218を備えるレンズユニット200を例示して説明する。以後の説明において、この並び順が初期状態(またはデフォルト)になる。
図10から図13は、表示部150に表示される絞りリング208の並び順の変更を可能にする表示部150の上に表示されるメニュー画面を示す図である。
カメラボディ100にレンズユニット200を装着した後、使用者はメニュー決定ボタン162を操作し、次いでセレクトボタン164で「絞りリング並び順設定」を選択し、メニュー決定ボタン162で決定する。カメラ制御部140は、図10に示される表示部150に絞りリング並び順設定のメニューを表示する。絞りリング並び順設定のメニュー画面から実行したい変更モードを選択し、次いで決定することにより、変更モードの実行が可能となる。
図10に示されるように、絞りリング並び順設定のメニューは、デフォルト、並び順変更、AUTO位置設定、および絞り値指定の4つを含んでいる。図10において、他の3つと異なり、デフォルトが反転表示されている。この表示は、変更モードが適用されていなことを示す。したがって、絞りリング208の並び順は初期状態にある。なお、並び順変更、AUTO位置指定、および絞り値指定が、複数のサブ変更モードになる。
図11は、セレクトボタン164で、並び順変更が選択され、メニュー決定ボタン162決定された状態を示す。図11において、他の3つと異なり、並び順変更が反転表示されている。さらに、サブメニューが表示される。サブメニューは選択可能な並び順を表示する。サブメニューの一番上は、並び順が、左から右に[A]から[16]に変更可能であることを示す。初期状態とは異なり、複数の絞り値の順が反転され、複数の絞り値の順は左から右に[2]から[16]に変更される。一方、単一のオート表示の位置は初期状態と同じである。
サブメニューの真ん中は、他の2つと異なり、反転表示されている。サブメニューの真ん中が選択されていることを示している。サブメニューの真ん中は、並び順が[A]から[16]に変更可能であることを示す。初期状態とは異なり、単一のオート表示と複数の絞り値の順が反転され、並び順が左から右に[2]から[A]に変更される。
サブメニューの一番下は、並び順が[16]から[A]に変更可能であることを示す。初期状態とは異なり、表示領域の順が反転し、単一のオート表示と複数の絞り値の順は左から右に[16]から[A]に変更される。
並び順変更モードで、並び順変更の何れか1つを選択することにより、サブ変更モードの一つである、複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードを、使用者は選択できる。
図12は、セレクトボタン164で、AUTO位置指定が選択され、メニュー決定ボタン162決定された状態を示す。図12において、他の3つと異なり、AUTO位置指定が反転表示されている。さらに、サブメニューが表示される。サブメニューは、オート表示の[A]を配置できる位置を表示する。
図12に示されるように、サブメニューには、複数の絞り値の[4]から[7.1]が、上から下に表示されている。サブメニューは、上下方向にスクロール可能であり、複数の絞り値の[2]から[16]を表示できる。サブメニューには、オート表示に対応する[A]が表示される。オート表示の[A]から複数の絞り値に向けて矢印が表示される。実施形態では、矢印に対応する位置に、左右に延びる直線Lが表示される。直線Lを挟む位置に、隣接する絞り値の[5]と[5.6]とが表示される。実施形態では、隣接する絞り値の[5]と[5.6]との間に、オート表示を位置させることができる。
実施形態では、直線Lの表示位置は固定されている。複数の絞り値を上下方向にスクロールすることにより、直線Lと絞り値との相対位置を変更できる。AUTO位置指定のメニューを利用して、使用者は、複数の絞り値に対するオート表示の位置を任意に決定できる。
AUTO位置指定モードで、複数の絞り値に対してオート表示を挿入する位置を選択することにより、サブ変更モードの一つである、オート表示の位置を変更する第2変更モードを、使用者は選択できる。
図13は、セレクトボタン164で、絞り値指定が選択され、メニュー決定ボタン162決定された状態を示す。図13において、他の3つと異なり、絞り値指定が反転表示されている。さらに、サブメニューが表示される。サブメニューは、AUTOマスクと固定とを表示する。サブメニューは、さらに、複数の絞り値の[4.5]から[7.1]を上から下に表示する。複数の絞り値は上下方向にスクロールできる。
実施形態では、選択されているAUTOマスクが反転表示されている。また、複数の絞り値の中で、選択されている絞り値の[5.6]が反転表示されている。AUTOマスクでは、選択された絞り値の[5.6]以外は、全てオート表示の[A]に変更できる。
AUTOマスクモードで、複数の絞り値の何れか一を選択することにより、サブ変更モードの一つである、複数の絞り値から一の絞り値と単一のオート表示とに変更する第3変更モードを、使用者は選択できる。
次に、選択されていない固定について説明する。固定を選択すると、AUTOマスクと同様に、サブメニューは、さらに、複数の絞り値の[4.5]から[7.1]を上から下に表示する。複数の絞り値は上下方向にスクロールできる。
例えば、サブメニューから、複数の絞り値の中で絞り値の[5.6]を選択することにより、絞り値の[5.6]のみが選択可能となる。オート表示は選択されない。
固定モードで、複数の絞り値の何れか一を選択することにより、サブ変更モードの一つである、単一のオート表示と複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードを、使用者は選択できる。
次に、変更モードにおいて、各サブ変更モードに応じて、初期状態の位置番号から、アルゴリズムにしたがって新たに位置番号を算出する方法を説明する。なお、以下の算出はカメラボディ100のカメラ制御部140により実行される。
<第1変更モード>
まず、複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードのアルゴリズムについて、プログラムリストを参照に説明する。なお、図11のサブメニューに示される一番上の表示を1−Aモード、真ん中の表示を1−Bモード、および一番下の表示を1−Cモードと称する。なお、図14は、第1変更モードの算出結果を記載した表である。
(1−Aモード)
装着されるレンズユニット200の複数の絞り値の数(いわゆる段数)をIP_MAXとする。図14に示されるように、初期状態では、絞り値の数は19である。したがって、IP_MAX=19になる。[A]の回転位置に対して、位置番号として、I_RING_POS_DEF_A=(0)が割り振られる。すなわち、[A]の位置番号は(0)となる。複数の絞り値の中で、最も大きな絞り値(いわゆる最小絞り)の[16]の回転位置に対して、位置番号として、I_RING_POS_DEF_MAX=IP_MAXが割り振られる。すなわち、[16]の位置番号は(19)となる。複数の絞り値の中で、最も小さな絞り値(いわゆる開放F値)の[2]の回転位置に対して、位置番号として、I_RING_POS_DEF_MIN=(1)が割り振られる。すなわち、[2]の位置番号は(1)となる。
実施形態の19段の絞り値の回転位置に対する位置番号は、最も小さな絞り値の位置番号(1)から(IP_MAX)の間の数の値を取り得る。したがって、実施形態では、図14に示されるように、19段の回転位置([16]から[2])に対して、位置番号は(19)、(18)、(17)、(16)、(15)、(14)、(13)、(12)、(11)、(10)、(9)、(8)、(7)、(6)、(5)、(4)、(3)、(2)および(1)となる。
実施形態では、初期状態の現在位置番号はI_RING_POS_CURRENT=(N)とされ、算出後の新たな位置番号、すなわち新位置番号は、I_RING_POS_REARRANGEとされる。(N)は、(0)または(1)から(IP_MAX)の整数の値を取り得る。実施形態では(0)または(1)から(19)の数を取り得る。
1−Aモードでは、以下の式(1−A)で、新たな位置番号が算出される。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={(IP_MAX+1)−現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)}%(IP_MAX+1) ・・・式(1−A)。ここで、%は余りを示す。
回転位置[A]、[16]および[2]を例に、現在位置番号から新位置番号を算出する。レンズユニット200は19段を有するので、(IP_MAX+1)=19+1=20となる。[A]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)である。式(1−A)に代入すると新位置番号は以下になる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={20−(0)}%20=(0)になる。
[16]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(19)である。式(1−A)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={20−(19)}%20=(1)になる。
[2]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(1)である。式(1−A)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE )={20−(1)}%20=(19)になる。
他の絞り値に関して、算出後の位置番号が、図14の表の1−Aモードに記載されている。各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
(1−Bモード)
1−Bモードでは、以下の式(1−B)で、新たな位置番号が算出される。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE) = {(IP_MAX+2) − 現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)} % (IP_MAX+1) ・・・式(1−B)。ここで、%は余りを示す。
回転位置[A]、[16]および[2]を例に、位置番号を算出する。レンズユニット200は19段を有するので、(IP_MAX+2)=19+2=21になる。
[A]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)である。式(1−B)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={21−(0)}%20=(1)になる。
[16]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(19)である。式(1−B)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={21−(19)}%20=(2)になる。
[2]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(1)である。式(1−B)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={21−(1)}%20=(0)になる。
他の絞り値に関して、算出後の位置番号が、図14の表の1−Bモード欄に記載されている。各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
(1−Cモード)
1−Cモードでは、以下の式(1−C)で、新たな位置番号が算出される。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={IP_MAX +現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)} % (IP_MAX+1) ・・・式(1−C)。ここで、%は余りを示す。
回転位置[A]、[16]および[2]を例に、位置番号を算出する。レンズユニット200は19段を有するので、(IP_MAX+1)=19+1=20になる。
[A]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)である。式(1−C)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(0)}%20=(19)になる。
[16]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(19)である。式(1−C)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(19)}%20=(18)になる。
[2]について、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(1)である。式(1−C)に代入すると新位置番号は以下となる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(1)}%20=(0)になる。
他の絞り値に関して、算出後の位置番号が、図14の表の1−Cモード欄に記載されている。各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
カメラシステム1で撮影する際、1−Aモード、1−Bモード、および1−Cモードの各モードに応じて位置番号に対応するユニット番号が制御信号としてカメラボディ100からレンズユニット200に送信される。ユニット番号に対応する絞り径となるように、絞りユニット232は駆動される。絞りリング208の順が並び替えられたことが理解できる。
第1変更モードでは、図11に示されるメニュー画面で選択することにより、式(1−A)、式(1−B)、および式(1−C)の何れを適用するかが決定される。
<第2変更モード>
図15は、第2変更モードにおいて、新たな位置番号を取得するフローチャートである。図16は、第2変更モードの算出結果を記載した表である。
第2変更モードでは、[A]が挿入される挿入位置番号がI_RING_POS_A_INSERTとされる。挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)が取り得る値は(0)または正の整数である。
まず、スタートの時点で、図12に示されるメニュー画面から、[A]の挿入位置が決定される。次に、[A]の挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)が取得される(ステップS31)。例えば、挿入位置が[6.3]と[5.6]の間の場合(2−Aモード)、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(10)になる。[A]の挿入位置が[4.5]と[4]の間の場合(2−Bモード)、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(7)になる。[A]の挿入位置が[2]より外側の場合(2−Cモード)、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(0)になる。[A]の挿入位置が[16]と[14]より外側の場合(2−Dモード)、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(IP_MAX−1)=(18)になる。
次に、別のレンズユニットが装着された場合、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)が、別のレンズユニットの段数(IP_MAX)より大きいかが判断される(ステップS32)。ここで、「Yes」と判断されると、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)が変更される(ステップS33)。挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)= IP_MAX−1になる。ここで、「No」と判断されると、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)の変更は実行されない。
次に、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)が取得される(ステップS34)。上述と同様に現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(N)が取得される。
次に、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)かが判断される(ステップS35)。ここで、「Yes」と判断されると、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=IP_MAXになる(ステップS36)。図16に示されるように、19段のレンズユニット200ではIP_MAX=19である。初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)の場合、2−Aモード、2−Bモード、2−Cモード、および2−Dモードにおいて、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(19)になる。
現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(0)が「No」と判断されると(ステップS35)、次に、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)≦挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)であるかが判断される(ステップS37)。ここで、「Yes」と判断されると、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)になる(ステップS38)。図16に示されるように、2−Aモードについて、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(10)である。初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)が(1)〜(10)の範囲では、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)になる。
2−Bモードについて、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(7)である。初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)が(1)〜(7)の範囲では、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)になる。
2−Dモードについて、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(18)である。初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)が(1)〜(18)の範囲では、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)になる。
現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)≦ 入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)が「No」と判断されると(ステップS37)、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT) ≦ 挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)+1かが判断される(ステップS39)。ここで、「Yes」と判断されると、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(0)になる(ステップS40)。
図16に示されるように、2−Aモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(11)の場合、2−Bモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(8)の場合、2−Cモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(1)の場合、2−Dモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(19)の場合、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(0)になる。
現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT) ≦ 挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)+1が「No」と判断されると(ステップS39)、以下の式(2)に基づいて、新位置番号=f(現在位置番号)により、新位置番号が算出される(ステップS41)。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={IP_MAX + 現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)}%(IP_MAX+1)・・・式(2)。ここで、%は余りを示す。
2−Aモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(12)の場合、式(2)に代入すると新位置番号は以下になる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(12)}%(20)=(11)になる。
2−Bモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(9)の場合、式(2)に代入すると新位置番号は以下になる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(9)}%(20)=(8)になる。
2−Cモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(1)の場合、式(2)に代入すると新位置番号は以下になる。
新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)={19+(1)}%(20)=(0)になる。
第2変更モードにおける算出後の位置番号が、図16の表の2−Aモード欄、2−Bモード欄、2−Cモード欄、および2−Dモード欄に記載されている。図16の表に各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
カメラシステム1で撮影する際、2−Aモード、2−Bモード、2−Cモード、および2−Dモードの各モードの位置番号に対応するユニット番号が制御信号としてカメラボディ100からレンズユニット200に送信される。ユニット番号に対応する絞り径となるように、絞りユニット232は駆動される。絞りリング208の順が並び替えられたことが理解できる。
<第3変更モード>
図17は、第3変更モードにおいて、新たな位置番号を取得するフローチャートである。図18は、第3変更モードの算出結果を記載した表である。
第3変更モードでは、指定した絞り値の位置番号(以下、指定位置番号)がI_RING_POS_MASKとされる。指定位置番号(I_RING_POS_MASK)が取り得る値は0または正の整数である。
まず、スタートの時点で、図13に示されるメニュー画面から、指定したい絞り値が決定される。第3変更モードでは、指定した絞り値以外は全て[A]に変更される。
次に、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)が取得される(ステップS61)。 [5.6]以外が全て[A]に変更される場合(3−Aモード)、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(10)になる。[4]以外が全て[A]と変更される場合(3−Bモード)、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(7)になる。
次に、別のレンズユニットが装着された場合、取得された指定位置番号(I_RING_POS_MASK)が、別のレンズユニットの段数(IP_MAX)以上かが判断される(ステップS62)。ここで、「Yes」と判断されると、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)が変更される(ステップS63)。指定位置番号(I_RING_POS_MASK)= IP_MAXになる。ここで、「No」と判断されると、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)の変更は実行されない。
次に、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)が取得される(ステップS64)。上述と同様に現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(N)が取得される。
次に、現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=指定位置番号(I_RING_POS_MASK)かが判断される(ステップS65)。ここで、「Yes」と判断されると、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=指定位置番号(I_RING_POS_MASK)になる(ステップS66)。
図18に示されるように、3−Aモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(10)の場合、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(10)になる。3−Bモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(7)の場合、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(7)になる。
現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=指定位置番号(I_RING_POS_MASK)が「No」と判断されると(ステップS65)、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(0)になる(ステップS67)。
図18に示されるように、3−Aモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(10)以外の場合、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(0)になる。3−Bモードにおいて、初期状態の現在位置番号(I_RING_POS_CURRENT)=(7)以外の場合、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(0)になる。
第3変更モードにおける算出後の位置番号が、図18の表の3−Aモード欄、および3−Bモード欄に記載されている。各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
カメラシステム1で撮影する際、各モードの位置番号に対応するユニット番号が制御信号としてカメラボディ100からレンズユニット200に送信される。ユニット番号に対応する絞り径となるように、絞りユニット232は駆動される。絞りリング208の順が並び替えられたことが理解できる。
<第4変更モード>
図19は、第4変更モードの算出結果を記載した表である。
第4変更モードにおいて、まず、図13に示されるメニュー画面から、固定したい絞り値が決定される。第4変更モードでは、固定したい絞り値の位置番号(以下、固定位置番号)がI_RING_POS_FIXとされる。固定位置番号(I_RING_POS_FIX)が取り得る値は(0)または正の整数である。
[5.6]に固定したい場合(4−Aモード)、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(10)になる。[4]に固定したい場合(4−Bモード)、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(7)になる。
次に、別のレンズユニットが装着された場合、設定された固定位置番号(I_RING_POS_FIX)が、別のレンズユニットの段数(IP_MAX)より大きいかが判断される。固定位置番号(I_RING_POS_FIX)>P_MAXの場合、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=IP_MAXに変更される。
第4変更モードにおいては、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=固定位置番号(I_RING_POS_FIX)になる。4−Aモードでは、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(10)になり、4−Bモードでは、新位置番号(I_RING_POS_REARRANGE)=(7)になり、第4変更モードにおける算出後の位置番号が、図19の表の4−Aモード欄、および4−Bモード欄に記載されている。各位置番号に対応するユニット番号が記載されている。
カメラシステム1で撮影する際、各モードの位置番号に対応するユニット番号が制御信号としてカメラボディ100からレンズユニット200に送信される。ユニット番号に対応する絞り径となるように、絞りユニット232は駆動される。絞りリング208の順が並び替えられたことが理解できる。
実施形態では、新位置番号を算出する複数のアルゴリズムを示したが、こられに限定されない。実施形態において、新位置番号が一定の規則に基づき算出できることが重要であると理解できる。実施形態によれば、使用者自身が絞りリングの並び順を変更することにより、使用者はスムーズな絞りリングの切り替え動作を可能にすることができる。
以下、第1変更モードから第4変更モードによる効果を説明する。
例えば、オートモードとマニュアルモードの開放F値の使用頻度が高い場合、図14に示される、1−Aモード、または1−Cモードに変更することにより、使用者は絞りリングの回転量を低減できる。
1−Bモードに変更することにより、使用者は、絞りリングの回転方向、および回転端での絞り値を操作しやすい位置に変更することができる。
第2変更モード、または第3変更モードに変更することにより、使用頻度の高い絞り値の近くに、オートモードの[A]を配置できるので、使用者は絞り優先モードとオートモードとの切り替えをスムーズにすることが可能になる。
第4変更モードに変更することにより、使用者は、意図しない絞りリングの回転に起因する設定絞り値からのずれを防ぐことができる。
上述の実施形態では、カメラボディ100のカメラ制御部140が、変更モード(新位置番号の算出)を実行する場合に説明した。変更モードの実行はカメラ制御部140に限定されず、レンズユニット200のレンズ制御部226が、変更モードを実行してもよい。
レンズユニット200で変更モードを実行する場合を、図7を参照して説明する。図7のフローチャートに示されるように、ステップS11からステップS15までが実行される。次に、レンズユニット200のレンズ制御部226が、カメラ制御部140に変更モードの適用の有無、および変更モードの種類を確認する。この確認はステップS18に相当する。変更モードの適用有り、すなわち「Yes」と判断されると、レンズ制御部226は、変更モードの有無を判断し、さらに、サブ変更モードを特定する。レンズ制御部226が変更モードに応じて新位置番号を算出する。位置番号の算出はステップS19に相当する。
新位置番号が算出されると、レンズ制御部226は絞りユニット232を制御する。絞りユニット232の絞り羽根232Aは、新位置番号に対応する絞り径になるように駆動される。変更モードが適用されない場合は、レンズ制御部226は初期状態の絞り値の位置番号に対応する絞り径になるように絞りユニット232を制御する。レンズユニット200から、現在の位置番号が送信される。
カメラボディ100のレリーズスイッチ102が操作されると、撮影処理が実行される。その際、既にレンズユニット200の絞り径はレンズ制御部226により制御されている。
次に、絞りリング並び順を設定した際に装着していたレンズユニット(以下、第1レンズユニット)と、別のレンズユニット(以下、第2レンズユニット)を装着した場合について説明する。
第1レンズユニットと第2レンズユニットとが、複数の絞り値と絞りリングについて同じ位置関係を有する場合、第1レンズユニットの変更モードが、第2レンズユニットにそのまま適用される。
一方、第1レンズユニットと第2レンズユニットとが、複数の絞り値と絞りリングについて異なる位置関係を有する場合、以下の態様を適用することで、第2レンズユニットに対して同様の変更モードを適用できる。
<第2変更モード>
図20は、レンズユニットを交換した後の第2変更モードの算出結果を記載した表である。図20に示されるように、第1レンズユニットを装着した際、[A]を[6.3]と[5.6]の間に挿入することが決定されている。挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(10)になる。挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(10)に対応するユニット番号(対応する絞り値)が、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]として保持される。
次に、第2レンズユニットを装着した際、図20に示される第2レンズユニットの初期状態の対応テーブルの情報が、例えばカメラ制御部140に取得される。対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]が、第2レンズユニットのユニット番号に存在するか検索される。第2レンズユニットのユニット番号に[F5.6]が発見されると、[F5.6]に対応する位置番号(7)が取得される。挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(7)に変更される。第2レンズユニットに対して2−Aモードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より小さい場合、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(0)に変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F2.5]の場合、第2レンズユニットの最小ユニット番号[F2.8]より小さいので、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(0)に変更される。第2レンズユニットに対して第2変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より大きい場合、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=IP_MAX−1に変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F45]の場合、第2レンズユニットの最大ユニット番号[F32]より大きいので、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(22−1)=(21)に変更される。第2レンズユニットに対して第2変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号に存在しない場合、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)に最も近い第2レンズユニットのユニット番号が選択される。選択されたユニット番号に対応する位置番号(N)が取得され、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(N)に変更される。
例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F4.5]で、第2レンズユニットが1/2段の場合、第2レンズユニットのユニット番号[F4.8]が選択される。このユニット番号[F4.8]に対応する位置番号(N)が取得され、挿入位置番号(I_RING_POS_A_INSERT)=(N)に変更される。第2レンズユニットに対して第2変更モードが適用される。
<第3変更モード>
図21は、レンズユニットを交換した後の第3変更モードの算出結果を記載した表である。図21に示されるように、第1レンズユニットを装着した際、[5.6]以外が全て[A]とされるよう決定されている。したがって、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(10)になる。指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(10)に対応するユニット番号(対応する絞り値)が、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]として保持される。
次に、第2レンズユニットを装着した際、図21に示される第2レンズユニットの初期状態の対応テーブルの情報が、例えばカメラ制御部140に取得される。対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]が、第2レンズユニットのユニット番号に存在するか検索される。第2レンズユニットのユニット番号に[F5.6]が発見されると、[F5.6]に対応する位置番号(7)が取得される。指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(7)に変更される。第2レンズユニットに対して3−Aモードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より小さい場合、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(1)に変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F2.5]の場合、第2レンズユニットの最小ユニット番号[F2.8]より小さいので、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(1)に変更される。第2レンズユニットに対して第3変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より大きい場合、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=IP_MAXに変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F45]の場合、第2レンズユニットの最大ユニット番号[F32]より大きいので、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(22)に変更される。第2レンズユニットに対して第3変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号に存在しない場合、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)に最も近い第2レンズユニットのユニット番号が選択される。選択されたユニット番号に対応する位置番号(N)が取得され、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(N)に変更される。
例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F4.5]で、第2レンズユニットが1/2段の場合、第2レンズユニットのユニット番号[F4.8]が選択される。このユニット番号[F4.8]に対応する位置番号(N)が取得され、指定位置番号(I_RING_POS_MASK)=(N)に変更される。第2レンズユニットに対して第3変更モードが適用される。
<第4変更モード>
図22は、レンズユニットを交換した後の第4変更モードの算出結果を記載した表である。図22に示されるように、第1レンズユニットを装着した際、[5.6]に固定されるよう決定されている。したがって、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(10)になる。固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(10)に対応するユニット番号(対応する絞り値)が、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]として保持される。
次に、第2レンズユニットを装着した際、図22に示される第2レンズユニットの初期状態の対応テーブルの情報が、例えばカメラ制御部140に取得される。対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F5.6]が、第2レンズユニットのユニット番号に存在するか検索される。第2レンズユニットのユニット番号に[F5.6]が発見されると、[F5.6]に対応する位置番号(7)が取得される。固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(7)に変更される。第2レンズユニットに対して4−Aモードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より小さい場合、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(1)に変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F2.5]の場合、第2レンズユニットの最小ユニット番号[F2.8]より小さいので、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(1)に変更される。第2レンズユニットに対して第4変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号より大きい場合、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=IP_MAXに変更される。例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F45]の場合、第2レンズユニットの最大ユニット番号[F32]より大きいので、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(22)に変更される。第2レンズユニットに対して第4変更モードが適用される。
対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)が、第2レンズユニットのユニット番号に存在しない場合、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)に最も近い第2レンズユニットのユニット番号が選択される。選択されたユニット番号に対応する位置番号(N)が取得され、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(N)に変更される。
例えば、対応絞り値(I_RING_POS_ARRANGE_FNUM)=[F4.5]で、第2レンズユニットが1/2段の場合、第2レンズユニットのユニット番号[F4.8]が選択される。このユニット番号[F4.8]に対応する位置番号(N)が取得され、固定位置番号(I_RING_POS_FIX)=(N)に変更される。第2レンズユニットに対して第4変更モードが適用される。
1 カメラシステム
100 カメラボディ
102 レリーズスイッチ
104 露出補正ダイヤル
106 シャッタースピードダイヤル
108 フォーカスモード切換レバー
110 ファインダー切換レバー
112 レンズ着脱ボタン
114 電源レバー
116 ホットシュー
118 電子ビューファインダー
119 光学ファインダー窓
120 グリップ
122 ボディマウント
132 ロックピン
136 ボディ信号接点
138 イメージセンサ
140 カメラ制御部
142 バスライン
144 画像メモリ
146 画像データ処理部
148 液晶ドライバ
150 表示部
152 カードI/F
154 AE処理部
156 メモリカード
160 コマンドダイヤル
162 メニュー決定ボタン
164 セレクトボタン
200 レンズユニット
202 光学系
204 鏡筒
206 フォーカスリング
208 絞りリング
210 レンズマウント
212 マウントカバー
214 レンズ信号接点
218 表示領域
218A オート表示
218B 露光量表示
222 指標
224 位置検出部
226 レンズ制御部
228 モータドライバ
230 モータ
232 絞りユニット
232A 絞り羽根
240 符号板
242 導電部
244 非導電部
250 電気接点
250A 摺動切片
250B 摺動切片
250C 摺動切片
250D 摺動切片
250E ネジ
C1、C2、C3、C4、C5、C6、GND 回路配線
OA 光軸
L 直線

Claims (11)

  1. オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットと、前記レンズユニットを交換可能に装着できるカメラボディと、を備えるカメラシステムであって、
    前記カメラボディは、
    前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の並び順を書き換え可能な表示部と、
    前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行する、カメラ制御部と、
    を備え
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、カメラシステム。
  2. 前記カメラ制御部は、前記複数のサブ変更モードに応じて、前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示および前記複数の絞り値の何れかを決定する、請求項に記載のカメラシステム。
  3. 前記レンズユニットは、前記絞りリングの回転位置を検出する位置検出部と、絞り径を調節する絞りユニットと、前記絞りユニットを駆動するレンズ制御部と、を備え、
    前記カメラ制御部は、前記絞りユニットを駆動するための絞り制御信号を前記レンズ制御部に送信する、請求項1又は2に記載のカメラシステム。
  4. 前記絞り制御信号は、前記変更モードに対応する変更モード制御信号と、初期状態の並び順に対応する初期状態制御信号とを含む、請求項に記載のカメラシステム。
  5. 前記レンズ制御部は、前記絞りリングの回転位置に対応する位置番号と前記位置番号に対応する絞り径の対応関係を記憶し、前記位置番号を前記カメラ制御部に送信する、請求項に記載のカメラシステム。
  6. 前記カメラ制御部は、前記変更モードにおいて、前記位置番号をアルゴリズムにしたがって新たな位置番号として算出する、請求項に記載のカメラシステム。
  7. オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットを交換可能に装着できるカメラボディであって、
    前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行する、カメラ制御部を備え
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み、
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、
    カメラボディ。
  8. マニュアルモードに対応する複数の絞り値とオートモードに対応する単一のオート表示とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備える、レンズユニットであって、
    前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の並び順を変更する変更モードを実行するレンズ制御部を備え
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み、
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、
    レンズユニット。
  9. オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットをカメラボディに装着し、前記レンズユニットの前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の初期状態の並び順を取得するステップと、
    前記初期状態の並び順を変更するため変更モードを選択するステップと、
    前記変更モードに応じて前記初期状態の並び順を変更するステップと、
    を含み、
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み、
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、
    絞り調節方法。
  10. オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットをカメラボディに装着し、前記レンズユニットの前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の初期状態の並び順を取得する手順と、
    前記初期状態の並び順を変更するため変更モードを選択した後、前記変更モードに応じて前記初期状態の並び順を変更する手順と、
    をカメラシステムに実行させるためのプログラムであって、
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み、
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、
    プログラム
  11. 非一時的かつコンピュータ読取可能な記録媒体であって、前記記録媒体に格納された指令がコンピュータによって読み取られた場合に、
    オートモードに対応する単一のオート表示とマニュアルモードに対応する複数の絞り値とを回転位置に応じて選択する絞りリングを備えるレンズユニットをカメラボディに装着し、前記レンズユニットの前記絞りリングの回転位置に対応する前記単一のオート表示と前記複数の絞り値の初期状態の並び順を取得する手順と、
    前記初期状態の並び順を変更するため変更モードを選択した後、前記変更モードに応じて前記初期状態の並び順を変更する手順と、
    をカメラシステムに実行させるプログラムであって、
    前記変更モードは複数のサブ変更モードを含み、
    前記複数のサブ変更モードは、前記複数の絞り値の並び順の反転を含む第1変更モードと、前記単一のオート表示の位置を変更する第2変更モードと、前記複数の絞り値から一の絞り値と前記単一のオート表示とに変更する第3変更モードと、前記単一のオート表示と前記複数の絞り値とから一の絞り値のみにする第4変更モードとを含む、
    プログラムを保存した記録媒体。
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