JP6279120B2 - 電子機器、駆動方法およびプログラム - Google Patents

電子機器、駆動方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチパネルを備えた電子機器、電子機器の駆動方法およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置において、画像を表示する表示部の表示画面上に設けたタッチパネルにより、撮影に関する操作入力を受け付ける技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、撮像装置を右手で把持するグリップ側のタッチパネルの右領域にタッチ操作をガイドする凹形状のガイド部を設ける。これにより、ユーザがファインダに対して接眼した状態で表示部を確認することができなくとも、タッチ操作によって撮影に関する操作を行うことができる。
特開2010−232911号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、タッチパネル上にガイド部を設けているので、タッチパネルの仕様に制約が生じていた。
また、上述した特許文献1では、ユーザがガイド部の感触を頼りに操作するため、敏速な操作を行うことができないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチパネルの仕様に制約を設けることなく、敏速な操作を行うことができる電子機器、駆動方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電子機器は、入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器であって、画面内で周回し、この周回する経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられる周回経路を表示可能な表示部と、外部からの接触を検出し、この接触位置に応じた位置信号の入力を受け付けるタッチパネルと、前記タッチパネルが入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記接触位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置にマークを表示させる表示制御部と、前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、当該電子機器の動作を決定する決定信号の入力を受け付ける操作入力部をさらに備え、前記動作制御部は、前記操作入力部から前記決定信号が入力された時点の前記マークの表示位置に対応する当該電子機器の動作を実行することを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記周回経路は、円環状をなすことを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御部は、前記タッチパネルが前記位置信号の入力を受け付けた際に、前記マークを前記周回経路上における所定位置に表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示部は、接眼式ファインダであることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、当該電子機器の背面に設けられ、前記画像を表示可能な背面表示部をさらに備え、前記タッチパネルは、前記背面表示部の表示画面上に重畳して設けられていることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記表示制御部は、前記マークを90度毎に移動させながら前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、被写体を撮像し、該被写体の画像データを生成する撮像部をさらに備え、前記表示部は、前記撮像部が生成した前記画像データに対応する画像を表示することを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、複数の光学素子を内部に保持し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部をさらに備え、前記レンズ部は、当該電子機器の操作に関する指示信号の入力を受け付けるレンズ操作部を有し、前記表示制御部は、前記レンズ操作から前記指示信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置を移動させることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記当該電子機器の動作は、撮影に関する撮影パラメータであることを特徴とする。
また、本発明にかかる電子機器は、上記発明において、前記画像データに対して画像処理を施す画像処理部をさらに備え、前記撮影パラメータは、露出情報、明るさ情報、ズーム倍率情報、焦点位置情報、ISO感度情報、絞り情報、シャッタスピード情報、前記画像処理部による画像処理の処理情報および撮影モードに関する撮影モード情報を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる駆動方法は、外部からの接触を検出し、この接触位置に応じた位置信号の入力を受け付けるタッチパネルを備え、入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器が実行する駆動方法であって、画面内で周回し、この周回する経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられる周回経路の表示を開始する表示開始ステップと、前記タッチパネルが入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記接触位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置にマークを表示させるマーク表示ステップと、前記マークの表示位置を決定する決定信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、外部からの接触を検出し、この接触位置に応じた位置信号の入力を受け付けるタッチパネルを備え、入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器に実行させるプログラムであって、画面内で周回し、この周回する経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられる周回経路の表示を開始する表示開始ステップと、前記タッチパネルが入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記接触位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置にマークを表示させるマーク表示ステップと、前記マークの表示位置を決定する決定信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、表示制御部がタッチパネルによって入力が受け付けられた位置信号の変化に応じて、接触位置を周回経路の表示位置に変換したマークを表示部に表示させ、動作制御部が周回経路上におけるマークの表示位置に応じて、電子機器の動作を制御する。この結果、タッチパネルの仕様に制約を設けることなく、敏速に操作することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の被写体に面する側の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置のユーザに面する側の構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置が実行する処理の概要を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置に対してユーザが接眼表示部でライブビュー画像を確認しながら撮影する際の状況を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置に対してユーザが表示部でライブビュー画像を確認しながら撮影する際の状況を示す図である。 図7は、図4のタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置のタッチパネル上におけるタッチ位置を模式的に示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の接眼表示部が表示する動作情報を模式的に示す図である。 図10は、円環の表示領域を模式的に示す図である。 図11は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の接眼表示部の画面遷移を模式的に示す図である。 図12は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の接眼表示部の別の画面遷移を模式的に示す図である。 図13は、本発明の実施の形態2にかかるタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。 図14は、本発明の実施の形態2にかかる撮像装置の接眼表示部の画面遷移を模式的に示す図である。 図15は、本発明の実施の形態3にかかるタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。 図16は、本発明の実施の形態3にかかる撮像装置の接眼表示部の画面遷移を模式的に示す図である。 図17は、本発明の実施の形態3の変形例にかかる撮像装置の表示部の画面遷移を模式的に示す図である。 図18は、本発明の別の実施の形態にかかる撮像装置の表示部の画面遷移を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかる電子機器の好適な実施の形態(以下、「実施の形態」という)として、撮像装置を例に詳細に説明する。また、以下においては、同一の部分には同一の符号を付して説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の被写体に面する側(前面側)の構成を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置のユーザに面する側(背面側)の構成を示す図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
図1〜3に示す撮像装置1は、本体部2と、本体部2に着脱自在であり、所定の視野領域から光を集光するとともに、光学ズームが可能なレンズ部3と、を備える。
まず、本体部2について説明する。本体部2は、シャッタ201と、シャッタ駆動部202と、撮像素子203と、撮像素子駆動部204と、信号処理部205と、A/D変換部206と、画像処理部207と、AE処理部208と、AF処理部209と、画像圧縮展開部210と、操作入力部211と、接眼表示部212と、アイセンサ213と、表示部214と、タッチパネル215と、メモリI/F216と、記録媒体217と、時計218と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)219と、Flashメモリ220と、本体通信部221と、バス222と、本体制御部223と、を備える。
シャッタ201は、撮像素子203の状態を露光状態または遮光状態に設定する。シャッタ駆動部202は、ステッピングモータやDCモータ等を用いて構成され、本体制御部223から入力される指示信号に応じてシャッタ201を駆動する。
撮像素子203は、レンズ部3が集光した光を受光して電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等を用いて構成され、被写体の画像データを生成する。撮像素子駆動部204は、所定のタイミングで撮像素子203から画像データ(アナログ信号)を信号処理部205へ出力させる。この意味で、撮像素子駆動部204は、電子シャッタとして機能する。
信号処理部205は、撮像素子203から入力される画像データに対して、アナログ処理を施してA/D変換部206へ出力する。たとえば、信号処理部205は、画像データに対して、リセットノイズ等を低減した上で波形整形後、目的の明るさとなるようにゲインアップを行う。
A/D変換部206は、信号処理部205から入力されるアナログの画像データに対してA/D変換を行うことによってデジタルの画像データ(RAWデータ)を生成し、バス222を介してSDRAM219へ出力する。
画像処理部207は、バス222を介してSDRAM219から画像データ(RAWデータ)を取得し、取得した画像データに対して各種の画像処理を行った画像データを生成する。具体的には、画像処理部207は、画像データに対して、予め設定された各画像処理のパラメータに基づいて、オプティカルブラック減算処理、ホワイトバランス(WB)調整処理、カラーマトリクス演算処理、ガンマ補正処理、色再現処理およびエッジ強調処理等を含む基本の画像処理を行う。なお、画像処理部207は、撮像素子203がベイヤー配列の場合には画像データの同時化処理を行う。ここで、各画像処理のパラメータとは、コントラスト、シャープネス、彩度、ホワイトバランスおよび階調の値である。また、画像処理部207は、バス222を介して画像処理を施した画像データを接眼表示部212、表示部214およびSDRAM219のいずれかへ出力する。また、画像処理部207は、特殊効果処理部207aを有する。
特殊効果処理部207aは、1つの画像データに対して複数の画像処理を組み合わせることにより、視覚的な効果を生じさせる特殊効果画像処理を行って処理画像データを生成する。具体的には、特殊効果処理部207aは、1つの画像データに対して、トーンカーブ処理、ぼかし処理、アルファブレンド処理および画像合成処理、彩度強調処理、コントラスト強調処理、シェーディング処理、ホワイトエッジ処理、ローパスフィルタ処理、ホワイトバランス処理、色相変換処理、エッジ強調処理、レベル補正最適化処理、ノイズパターン重畳処理、合成処理等の画像処理を組み合わせることによって、処理画像データを生成する。
AE処理部208は、バス222を介してSDRAM219に記録された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、撮像装置1が静止画撮影または動画撮影を行う際の露出条件を設定する。具体的には、AE処理部208は、画像データから輝度を算出し、算出した輝度に基づいて、たとえば絞り値、シャッタ速度、ISO感度等を決定することで撮像装置1の自動露出を行う。
AF処理部209は、バス222を介してSDRAM219に記録された画像データを取得し、取得した画像データに基づいて、撮像装置1の自動焦点の調整を行う。たとえば、AF処理部209は、画像データから高周波成分の信号を取り出し、高周波成分の信号に対してAF(Automatic Focus)演算処理を行うことによって、撮像装置1の合焦評価を決定することで撮像装置1の自動焦点の調整を行う。なお、AF処理部209は、瞳分割位相差法を用いて撮像装置1の自動焦点の調整を行ってもよい。
画像圧縮展開部210は、バス222を介してSDRAM219から画像データや処理画像データを取得し、取得した画像データに対して所定の形式に従って圧縮し、この圧縮した画像データをメモリI/F216を介して記録媒体217へ出力する。ここで、所定の形式としては、JPEG(Joint Photographic Experts Group)方式、MotionJPEG方式およびMP4(H.264)方式等である。また、画像圧縮展開部210は、バス222およびメモリI/F216を介して記録媒体217に記録された画像データ(圧縮画像データ)を取得し、取得した画像データを展開(伸長)してSDRAM219へ出力する。
操作入力部211は、静止画撮影の指示を与えるレリーズ信号の入力を受け付けるレリーズボタン211aと、動画撮影の指示を与える動画レリーズ信号の入力を受け付ける動画ボタン211bと、撮像装置1のモードの切り替えを指示する指示信号の入力を受け付けるモード切替ボタン211cと、撮像装置1の各種設定を切り替えるメニューボタン211dと、記録媒体217に記録された画像データを再生する指示信号の入力を受け付ける再生ボタン211eと、撮像装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切り替える電源ボタン211fと、を有する。レリーズボタン211aは、外部からの押圧による身体可能であり、半押しされた場合に撮影準備動作を指示するファーストレリーズ信号の入力を受け付ける一方、全押しされた場合に静止画撮影を指示するセカンドレリーズ信号の入力を受け付ける。
接眼表示部212は、本体制御部223の制御のもと、バス222を介してSDRAM219に記録された画像データまたは処理画像データに対応する画像または記録媒体217に記録された画像データに対応する画像を表示する。この意味で、接眼表示部212は、接眼式の電子ビューファインダ(EVF)として機能する。接眼表示部212は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)からなる表示パネルおよび駆動ドライバ等を用いて構成される。また、接眼表示部212は、画面内で周回し、この周回する経路上の位置に応じて撮像装置1の動作が対応付けられる周回経路を表示する。周回経路は、円環状をなし、撮像装置1の動作として撮影に関する撮影パラメータが対応付けられている。ここで、撮影パラメータとは、撮影に関する露出情報、明るさ情報、ズーム倍率情報、焦点位置情報、ISO感度情報、絞り情報、シャッタスピード情報、画像処理部207による画像処理の処理情報および撮影モードに関する撮影モード情報である。また、撮影モード情報とは、絞り優先モード、シャッタ優先モード、特殊効果撮影モード、マニュアル撮影モードおよびオート撮影モードである。
アイセンサ213は、接眼表示部212の近傍に設けられ(図2を参照)、人の目が接眼表示部212の近くになるか否かを検出する。具体的には、アイセンサ213は、ユーザが接眼表示部212で画像を確認しているか否かを検出し、この検出結果を本体制御部223へ出力する。
表示部214は、液晶または有機ELからなる表示パネルおよび駆動ドライバ等を用いて構成され、本体制御部223の制御のもと、バス222を介してSDRAM219に記録された画像データに対応する画像または記録媒体217に記録された画像データに対応する画像を表示する。ここで、画像の表示には、撮影直後の画像データを所定時間(たとえば3秒)だけ表示するレックビュー表示、記録媒体217に記録された画像データを再生する再生表示、および撮像素子203が連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像を時系列に沿って順次表示するライブビュー表示等が含まれる。また、表示部214は、撮像装置1の動作情報および撮影に関する情報を適宜表示する。なお、本実施の形態1では、表示部214が背面表示部として機能する。
タッチパネル215は、表示部214の表示画面上に重畳して設けられる。タッチパネル215は、外部からの物体のタッチを検出し、この検出したタッチ位置に応じた位置信号を本体制御部223へ出力する。また、タッチパネル215は、ユーザが表示部214で表示される情報、たとえばアイコン画像やサムネイル画像に基づいてタッチした位置を検出し、この検出したタッチ位置に応じて撮像装置1が行う動作を指示する指示信号や画像を選択する選択信号の入力を受け付けてもよい。一般に、タッチパネル215としては、抵抗膜方式、静電容量方式および光学方式等がある。本実施の形態1では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
記録媒体217は、撮像装置1の外部から装着されるメモリカード等を用いて構成される。記録媒体217は、メモリI/F216を撮像装置1に着脱自在に装着される。記録媒体217には、画像処理部207または画像圧縮展開部210が処理を施した画像データが書き込まれる。
時計218は、計時機能および撮影日時の判定機能を有する。時計218は、撮像素子203によって生成された画像データに日時データを付加するため、日時データを本体制御部223へ出力する。
SDRAM219は、揮発性メモリを用いて構成され、バス222を介してA/D変換部206から入力される画像データ、画像処理部207から入力される画像データおよび撮像装置1の処理中の情報を一時的に記録する。たとえば、SDRAM219は、信号処理部205、A/D変換部206およびバス222を介して撮像素子203が1フレーム毎に順次出力する画像データを一時的に記録する。
Flashメモリ220は、プログラム記録部220aを有する。プログラム記録部220aは、撮像装置1を動作させるための各種プログラムおよびプログラムの実行中に使用される各種データおよび画像処理部207による画像処理の動作に必要な各画像処理のパラメータ等を記録する。Flashメモリ220は、不揮発性メモリを用いて構成される。
本体通信部221は、本体部2に接続されるレンズ部3との通信を行うための通信インターフェースである。
バス222は、撮像装置1の各構成部を接続する伝送路等を用いて構成される。バス222は、撮像装置1の内部で発生した各種データを撮像装置1の各構成部に転送する。
本体制御部223は、CPU(Central Processing Unit)等を用いて構成され、操作入力部211からの指示信号またはタッチパネル215からの位置信号に応じて撮像装置1を構成する各部に対応する指示やデータの転送等を行って撮像装置1の動作を統括的に制御する。
本体制御部223の詳細な構成について説明する。本体制御部223は、タッチ検出部223aと、タッチ変換部223bと、表示制御部223cと、撮影制御部223dと、を有する。
タッチ検出部223aは、タッチパネル215から入力される位置信号に応じて、ユーザがタッチパネル215に対してタッチしたタッチパネル215上におけるタッチ位置を検出する。
タッチ変換部223bは、タッチ検出部223aが検出したタッチ位置を接眼表示部212が表示するライブビュー画像上における周回経路の位置に変換する。
表示制御部223cは、タッチパネル215が入力を受け付けた位置信号に対応する接触位置を接眼表示部212または表示部214が表示する周回経路の位置に変換し、この変換した位置にマークを表示させる。具体的には、表示制御部223cは、タッチ変換部223bが変換した周回経路の表示位置にマークを表示部214または接眼表示部212に表示させる。また、表示制御部223cは、タッチパネル215が位置信号の入力を受け付けた際に、マークを周回経路上における所定位置に表示させる。
撮影制御部223dは、操作入力部211から入力される指示信号またはタッチパネル215から入力される位置信号に基づいて、撮像装置1の駆動を制御する。撮影制御部223dは、レリーズボタン211aから2ndレリーズ信号が入力された場合、撮像装置1における静止画撮影動作を開始する制御を行う。ここで、撮像装置1における静止画撮影動作とは、シャッタ駆動部202および撮像素子駆動部204の駆動によって撮像素子203が出力した画像データに対して、信号処理部205および画像処理部207が所定の処理を施す動作をいう。このように処理が施された画像データは、画像圧縮展開部210で所定の形式に従って圧縮され、バス222およびメモリI/F216を介して記録媒体217に記録される。また、撮影制御部223dは、接眼表示部212または表示部214が表示する周回経路上におけるマークの表示位置に応じて、撮像装置1の動作を制御する。具体的には、撮影制御部223dは、操作入力部211から撮像装置1の動作を決定する決定信号が入力された時点の周回経路上におけるマークの表示位置に対応する撮像装置1の動作、たとえば露出値の値で撮影を実行させる。なお、本実施の形態1では、撮影制御部223dが動作制御部として機能する。
以上の構成を有する本体部2に対して、音声入出部、被写体に対して補助光(フラッシュ)を発光する補助光発光部、インターネットを介して外部の装置と双方向に送信を行う機能を有する通信部等をさらに設けてもよい。
つぎに、レンズ部3の構成について説明する。レンズ部3は、光学系301と、レンズ駆動部302と、絞り303と、絞り駆動部304と、レンズ操作部305と、レンズFlashメモリ306と、レンズ通信部307と、レンズ制御部308と、を備える。
光学系301は、所定の視野領域から光りを集光する。光学系301は、複数のレンズを用いて構成される。光学系301は、焦点距離を変化させる光学ズーム機能および焦点を変化させるフォーカス機能を有する。レンズ駆動部302は、光学系301を光軸L上に沿って移動させることにより、光学系301のピント位置や焦点距離等の変更を行う。レンズ駆動部302は、DCモータやステッピングモータ等を用いて構成される。
絞り303は、光学系301が集光した光の入射量を制限することにより露出の調整を行う。絞り駆動部304は、ステッピングモータ等を用いて構成され、絞り303を駆動する。
レンズ操作部305は、レンズ部3のレンズ鏡筒の周囲に設けられるリングであり、レンズ部3における光学ズームの操作を開始する指示信号の入力、またはレンズ部3におけるピント位置の調整または焦点距離の変更を指示する指示信号の入力を受け付ける。なお、レンズ操作部305は、プッシュ式のボタン、またはオン・オフを切り替え可能なレバー式のボタン等であってもよい。
レンズFlashメモリ306は、光学系301の位置および動きをそれぞれ決定するための制御用プログラム、光学系301のレンズ特性および各種パラメータ等を記録する。
レンズ通信部307は、レンズ部3が本体部2に装着されたときに、本体部2の本体通信部221と通信を行うための通信インターフェースである。
レンズ制御部308、CPU等を用いて構成され、レンズ操作部305から入力される指示信号または本体部2から入力される指示信号に応じてレンズ部3の動作を制御する。具体的には、レンズ制御部308は、本体制御部223から入力された指示信号に応じて、レンズ駆動部302を駆動させてレンズ部3のピント合わせを行う。さらに、レンズ制御部308は、レンズ操作部305から入力される指示信号に応じて、絞り駆動部304を駆動させて絞り303の絞り値の変更を行う。また、レンズ制御部308は、レンズ部3が本体部2に装着された際に、レンズ通信部307および本体通信部221を介してレンズ部3に関するピント位置情報、焦点距離情報、明るさ情報(f値)、レンズ部3を識別する固有情報を本体部2へ送信する。
以上のように構成された撮像装置1が行う処理の概要について説明する。図4は、撮像装置1が実行する処理の概要を示すフローチャートである。
図4に示すように、撮像装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS101:Yes)、表示制御部223cは、撮像素子203が連続的に生成する画像データに対応するライブビュー画像を表示部214または接眼表示部212に表示させる(ステップS102)。この場合、ユーザは、接眼表示部212または表示部214で表示されるライブビュー画像を見ながら撮影を行う。
図5は、ユーザが接眼表示部212でライブビュー画像を確認しながら撮影する際の状況を示す図である。図6は、ユーザが表示部214でライブビュー画像を確認しながら撮影する際の状況を示す図である。
図5に示すように、ユーザは、接眼表示部212が表示するライブビュー画像を確認しながら撮影を行う場合、表示部214を見ることができない。このため、ユーザは、タッチパネル215を介して撮像装置1の撮影パラメータの変更を行うことができないが、指をタッチパネル215上で相対的に上下左右方向に滑らかに円を描くように動かすことができる。これに対して、図6に示すように、ユーザは、表示部214が表示するライブビュー画像を確認しながら撮影を行う場合、タッチパネル215を介して撮像装置1の撮影パラメータ、所望の被写体の選択、撮影モードの選択および画像処理部207による画像処理の設定を容易に行うことができるが、外光の影響により表示部214が表示するライブビュー画像で被写体の正確な色やピント状態の確認を行うことが難しい。さらに、図6において、レンズ部3の焦点距離が長くなることで、レンズ部3のレンズ鏡筒が長くなる場合、ユーザは、片手で撮像装置1を把持することが困難になる。
ステップS102の後、撮像装置1は、ユーザが接眼表示部212で撮影を行っている場合において、タッチパネル215を介して撮像装置1の撮影パラメータを変更する際に接眼表示部212が表示するライブビュー画像上に撮像装置1の動作が対応付けられた周回経路としての円環を重畳して表示し、タッチパネル215に対するタッチ操作に応じて撮影パラメータを変更するタッチ円環変換表示処理を実行する。
図7は、ステップS103のタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。
図7に示すように、タッチパネル215に対してタッチが開始された場合(ステップS201:Yes)、表示制御部223cは、接眼表示部212が表示するライブビュー画像上に撮像装置1の複数の動作内容をそれぞれ所定の間隔毎に配置した周回経路としての円環を重畳して表示させる(ステップS202)。
続いて、タッチ変換部223bは、タッチ検出部223aがタッチパネル215から入力される位置信号に応じて検出したタッチパネル215上におけるタッチ位置Xt1,Yt1を、接眼表示部212がライブビュー画像上に重畳して表示する円環の起点Xf1,Yf1に変換する(ステップS203)。
図8は、タッチパネル215上におけるタッチ位置を模式的に示す図である。図9は、接眼表示部212が表示する集計経路としての円環を模式的に示す図である。なお、図8および図9においては、横方向をXとし、縦方向をYとする。
図8および図9に示すように、タッチ変換部223bは、タッチ検出部223aがタッチパネル215から入力される位置信号に応じて検出したタッチパネル215上におけるタッチ位置Xt1,Yt1を、接眼表示部212がライブビュー画像W上に重畳して表示する周回経路としての円環B1の所定位置、たとえば、右端の起点Xf1,Yf1を円環B1の初期位置として変換する。表示制御部223cは、タッチ変換部223bが変換した初期位置にマークを接眼表示部212に表示させる。この際、表示制御部223cは、円環B1の表示領域を接眼表示部212の表示領域の略1/4になるように接眼表示部212に表示させる。具体的には、表示制御部223cは、接眼表示部212の表示画面の横方向の長さR1に対して、円環B1の直径r1の大きさが略1/4になるように表示させる。また、図9においては、右端をタッチ位置の起点にしているが、左端、上端または下端であってもよく、タッチパネル215上におけるタッチ位置に応じて、マークM1の起点を変更してもよい。さらに、周回経路として円環の必要はなく、たとえば三角や四角等の多角形であってもよい。
その後、表示制御部223cは、タッチ変換部223bが変換した円環B1の起点Xf1,Yf1にマークM1を重畳させて接眼表示部212に表示させる(ステップS204)。
続いて、タッチ検出部223aが検出したタッチパネル215上におけるタッチ位置をSDRAM219に記録する(ステップS205)。ステップS205の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS201において、タッチパネル215に対してタッチ開始でなく(ステップS201:No)、表示部214の画面外からのスライド操作で停止した場合(ステップS206:Yes)、撮像装置1は、ステップS202へ移行する。これに対して、タッチパネル215に対してタッチ開始でなく(ステップS201:No)、表示部214の画面外からのスライド操作で停止していない場合(ステップS206:No)、撮像装置1は、ステップS207へ移行する。
ステップS207において、ユーザがタッチパネル215に対してタッチ継続中である場合(ステップS207:Yes)において、タッチ位置が変化したとき(ステップS208:Yes)、タッチ検出部223aは、タッチパネル215から入力される位置信号に基づいて、X方向の変化ΔXおよびY方向の変化ΔYをそれぞれ検出する(ステップS209)。具体的には、タッチ検出部223aは、SDRAM219に記録されたタッチパネル215上における最新のタッチ位置と現在のタッチ位置とに基づいて、X方向の変化ΔXおよびY方向のΔYを検出する。
続いて、本体制御部223は、X方向の変化ΔXの絶対値がY方向の変化ΔYの絶対値より大きいか否かを判断する(ステップS210)。本体制御部223がX方向の変化ΔXの絶対値がY方向の変化ΔYの絶対値より大きいと判断した場合(ステップS210:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS211へ移行する。これに対して、本体制御部223がX方向の変化ΔXの絶対値がY方向の変化ΔYより大きくないと判断した場合(ステップS210:No)、撮像装置1は、後述するステップS216へ移行する。
ステップS211において、X方向の変化ΔX>0である場合(ステップS211:Yes)において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A2または領域A4であるとき(ステップS212:Yes)、表示制御部223cは、円環B1の円弧に沿ってマークM1を右方向へ移動させて接眼表示部212に表示させる(ステップS213)。具体的には、図10に示すように、表示制御部223cは、マークM1の表示位置が円環B1の領域A2またはA4であるとき、円環B1の円弧に沿ってマークM1を右方向へ移動させて接眼表示部212に表示させる。たとえば、図11に示すように、表示制御部223cは、接眼表示部212がライブビュー画像W1を表示している場合において(図11(a))、ユーザがタッチパネル215に対して斜め下方向にスライド操作を行ったとき(図11(b)→図11(c))、マークM1を領域A2から領域A1へ移動させて接眼表示部212へ表示させる。この際、表示制御部223cは、マークM1の表示位置を90度毎に移動させながら接眼表示部212に表示させてもよい。
このように、ユーザは、接眼表示部212に対して接眼した状態で撮影パラメータを表示部214で確認することができないうえ、指でマークM1に接触させながら円環B1に沿って正確に動かせなくても、タッチパネル215上におけるスライド操作で円を描くように移動させることによって、仮想的に円環B1のマークM1を操作することができるので、タッチパネル215上におけるタッチ位置に関わらず、直感的な操作で所望の撮影パラメータの変更を敏速に行うことができる。さらに、ユーザは、接眼表示部212に接眼した状態で、撮像装置1をしっかりとホールディングし、かつ自由になる右手親指の大まかな操作で、撮影パラメータの微調整を行うことができる。なお、図11においては、撮影パラメータとして、特殊効果処理部207aの特殊効果の項目アイコンA1〜A3(Art1〜Art3)を例に表すが、スライド操作の操作量に応じて、撮影パラメータに関するアイコンの項目、内容および位置を変更してもよい。さらに、図11のライブビュー画像W2においては、特殊効果処理としてシェーディング処理が施された状態をハッチングで示す。ステップS213の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS212において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A2または領域A4でない場合(ステップS212:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS211において、X方向の変化ΔX>0でない場合(ステップS211:No)において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A2またはA4であるとき(ステップS214:Yes)、表示制御部223cは、円環B1の円弧に沿ってマークM1を左方向へ移動させて接眼表示部212に表示させる(ステップS215)。ステップS215の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS214において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A2または領域A4でないとき(ステップS214:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS216において、Y方向の変化ΔY>0である場合(ステップS216:Yes)において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A1または領域A3であるとき(ステップS217:Yes)、表示制御部223cは、円環B1の円弧に沿ってマークM1を上方向へ移動させて接眼表示部212に表示させる(ステップS218)。ステップS218の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS217において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A1または領域A3でない場合(ステップS217:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS216において、Y方向の変化ΔY>0でない場合(ステップS216:No)において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A1または領域A3であるとき(ステップS219:Yes)、表示制御部223cは、円環B1の円弧に沿ってマークM1を下方向へ移動させて接眼表示部212に表示させる(ステップS220)。ステップS220の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS219において、マークM1の表示位置が円環B1の領域A1または領域A3でない場合(ステップS219:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS207において、ユーザがタッチパネル215に対してタッチ継続中である場合(ステップS207:Yes)において、タッチ位置が変化していないとき(ステップS208:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS207において、タッチパネル215に対してタッチ継続中でない場合(ステップS207:No)、本体制御部223は、SDRAM219に記録されたタッチ位置に関する位置情報をリセットするタッチ位置初期化を行う(ステップS221)。
続いて、表示制御部223cは、接眼表示部212が表示するライブビュー画像上における円環B1とマークM1の表示を終了する(ステップS222)。ステップS222の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
図4に戻り、ステップS104以降の説明を続ける。ステップS104において、撮影パラメータの項目が選択されている場合(ステップS104:Yes)、表示制御部223cは、マークM1位置相当の項目を候補として接眼表示部212にハイライト表示させる(ステップS105)。具体的には、図11(c)に示すように、表示制御部223cは、マークM1位置相当のArt3アイコンA3を接眼表示部212にハイライト表示させる。これにより、ユーザは、選択した撮影パラメータの項目を直感的に把握することができる。これに対して、撮影パラメータの項目が選択されていない場合(ステップS104:No)、撮像装置1は、ステップS106へ移行する。
続いて、選択された撮影パラメータの数値が変化した場合(ステップS106:Yes)、撮影制御部223dは、マーク位置相当の数値を候補に設定する(ステップS107)。具体的には、図12に示すように、撮影制御部223dは、複数の撮影パラメータの項目、たとえばZoomアイコンA11、FocusアイコンA12、露出アイコンA13の中から露出が設定され(図12(a))、接眼表示部212がライブビュー画像W1上に露出アイコンA13を表示している場合において、タッチ操作に応じて露出のパラメータの数値が変化したとき(たとえば−2アイコンA14)、現在のマーク位置相当の数値を候補として設定する。これに対して、選択された撮影パラメータの数値が変化していない場合(ステップS106:No)、撮像装置1は、ステップS108へ移行する。
その後、撮影パラメータの項目・数値が決定された場合(ステップS108:Yes)、撮影制御部223dは、選択された撮影パラメータの項目・数値を決定して制御を反映する(ステップS109)。具体的には、レリーズボタン211aからファーストレリーズ信号が入力された場合、またはタッチパネル215を介して決定アイコン(図示せず)が選択された場合、撮影制御部223dは、選択された現在の撮影パラメータの項目・数値を決定して撮像装置1の制御に反映する。たとえば、撮影制御部223dは、選択された撮影パラメータの項目が露出の場合において、数値が−2のとき、撮影する画像データの露出値を−2に設定する。これにより、図12(b)に示すように、接眼表示部212が表示するライブビュー画像W3が露出アンダーになる。これに対して、撮影パラメータの項目・数値が決定されていない場合(ステップS108:No)、撮像装置1は、ステップS110へ移行する。
続いて、レリーズボタン211aからセカンドレリーズ信号が入力され、静止画撮影を行う場合(ステップS110:Yes)、撮影制御部223dは、シャッタ駆動部202を駆動することにより、メカシャッタによる静止画撮影を行う(ステップS111)。ステップS111の後、撮像装置1は、ステップS112へ移行する。これに対して、レリーズボタン211aからセカンドレリーズ信号の入力がなく、静止画撮影を行わない場合(ステップS110:No)、撮像装置1は、ステップS112へ移行する。
その後、動画ボタン211bが操作された場合(ステップS112:Yes)、撮影制御部223dは、撮像素子203が連続的に生成する画像データを時系列に沿って記録媒体217に記録する動画撮影を開始する(ステップS113)。ステップS113の後、撮像装置1は、ステップS114へ移行する。これに対して、動画ボタン211bが操作されていない場合(ステップS112:No)、撮像装置1は、ステップS114へ移行する。
続いて、動画ボタン211bが操作され、動画撮影を終了する指示信号が入力された場合(ステップS114:Yes)、撮影制御部223dは、動画撮影を終了する(ステップS115)。ステップS115の後、撮像装置1は、ステップS116へ移行する。これに対して、動画撮影を終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS114:No)、撮像装置1は、ステップS116へ移行する。
その後、電源ボタン211fが操作され、撮像装置1の電源がオフになった場合(ステップS116:Yes)、撮像装置1は、本処理を終了する。これに対して、撮像装置1の電源がオフになっていない場合(ステップS116:No)、撮像装置1は、ステップS101へ移行する。
ステップS101において、撮像装置1が撮影モードでなく(ステップS101:No)、再生モードに設定されている場合(ステップS117:Yes)、表示制御部223cは、記録媒体217に記録された画像データのファイル一覧を表示部214に表示させる(ステップS118)。
続いて、タッチパネル215を介して表示部214が表示するファイル一覧からファイルが選択された場合(ステップS119:Yes)、表示制御部223cは、選択されたファイルを表示部214に再生させる(ステップS120)。
その後、操作入力部211からファイルの再生を終了する指示信号が入力された場合(ステップS121:Yes)、撮像装置1は、ステップS118へ戻る。これに対して、操作入力部211からファイルの再生を終了する指示信号が入力されていない場合(ステップS121:No)、撮像装置1は、ステップS120へ戻る。
ステップS119において、タッチパネル215を介して表示部214が表示するファイル一覧からファイルが選択されていない場合(ステップS119:No)、撮像装置1は、ステップS122へ移行する。
続いて、操作入力部211から再生モードの終了を指示する指示信号が入力された場合(ステップS122:Yes)、撮像装置1は、ステップS116へ移行する。これに対して、操作入力部211から再生モードの終了を指示する指示信号が入力されていない場合(ステップS122:No)、撮像装置1は、ステップS118へ戻る。
ステップS117において、撮像装置1が再生モードに設定されていない場合(ステップS117:No)、撮像装置1は、ステップS116へ移行する。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、接眼表示部212に対して接眼して指でマークM1に接触させながら円環B1に沿って正確に動かせなくても、タッチパネル215上におけるスライド操作の左右上下方向の位置を移動させることによって、仮想的に円環B1のマークM1を移動させることができるので、直感的な操作で所望の撮影パラメータの変更を敏速に行うことができる。
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態2にかかる撮像装置は、上述した実施の形態1にかかる撮像装置と同一の構成を有し、タッチ円環変換表示処理が異なる。このため、以下においては、本実施の形態2にかかる撮像装置が実行するタッチ円環変換表示処理について説明する。なお、上述した実施の形態1にかかる撮像装置と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図13は、本実施の形態2にかかる撮像装置1が実行するタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。
図13に示すように、タッチパネル215に対してタッチが開始された場合(ステップS301:Yes)において、撮像装置1の撮影パラメータの項目が未決定のとき(ステップS302:Yes)、本体制御部223は、撮影パラメータの項目のアイコンの何れかに対して、画面内側にスライド操作が行われたか否かを判断する(ステップS303)。具体的には、図14に示すように、本体制御部223は、表示部214が表示するZoomアイコンA21、FocusアイコンA22および露出アイコンA23の中から露出アイコンA23の表示領域に対して、画面内側にスライド操作が行われたか否かを判断する(図14(a)→図14(b)→図14(c))。本体制御部223が撮影パラメータの項目のアイコンの何れかに対して、画面内側にスライド操作が行われたと判断した場合(ステップS303:Yes)、撮像装置1は、ステップS304へ移行する。これに対して、本体制御部223が撮影パラメータの項目アイコンの何れにも、画面内側にスライド操作が行われていないと判断した場合(ステップS303:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS304において、撮影制御部223dは、スライド操作が行われたアイコンに対応する項目を、撮影パラメータを変更する項目に決定する。たとえば、図14に示すように、本体制御部223は、露出アイコンA21にスライド操作が行われた場合、撮影パラメータとして露出値の変更に決定する(図14(c)→図14(d))。
ステップS305〜ステップS308は、図7のステップS202〜ステップS205にそれぞれ対応する。ステップS307の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS301において、タッチパネル215に対して、タッチが開始されておらず(ステップS301:No)、タッチ検出部223aが表示部214の画面外からのスライド操作を検出した場合(ステップS309:Yes)、撮像装置1は、ステップS309へ移行する。
続いて、撮影パラメータの項目のアイコン上でスライド操作が停止した場合(ステップS310:Yes)、表示制御部223cは、表示部214にスライド操作が停止したアイコンをハイライト表示させる(ステップS311)。ステップS311の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS310において、撮影パラメータの項目のアイコン上でスライド操作が停止していない場合(ステップS310:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS301において、タッチパネル215に対して、タッチが開始されておらず(ステップS301:No)、タッチ検出部223aが表示部214の画面外からのスライド操作を検出していない場合(ステップS309:No)、撮像装置1は、ステップS302へ移行する。
ステップS302において、撮影パラメータの項目が決定されている場合(ステップS302:Yes)、撮像装置1は、ステップS312へ移行する。
ステップS312〜ステップS327は、図4のステップS206〜ステップS221にそれぞれ対応する。この際、図14(d)に示すように、撮影パラメータの項目として露出が設定された場合、撮影制御部223dは、タッチ操作に応じて、露出値を変更する。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、表示部214が表示する撮影パラメータの項目を選択した後に、この選択した項目の撮影パラメータの内容や数値を接眼表示部212に接眼しながらタッチブランドで変更することができる。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態3にかかる撮像装置は、上述した実施の形態1にかかる撮像装置と同一の構成を有し、タッチ円環変換表示処理が異なる。このため、以下においては、本実施の形態3にかかる撮像装置が実行するタッチ円環変換表示処理について説明する。なお、上述した実施の形態1にかかる撮像装置1と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図15は、本実施の形態3にかかる撮像装置1が実行するタッチ円環変換表示処理の概要を示すフローチャートである。
図15に示すように、本体制御部223は、撮影パラメータの項目が決定済みであるか否かを判断する(ステップS401)。本体制御部223が撮影パラメータの項目が決定済みであると判断した場合(ステップS401:Yes)、撮像装置1は、後述するステップS402へ移行する。これに対して、本体制御部223が撮影パラメータの項目が決定済みでないと判断した場合(ステップS401:No)、撮像装置1は、後述するステップS411へ移行する。
ステップS402において、表示部214が撮像装置1の複数の動作内容を所定の間隔毎に配置した動作情報としての円環を表示済みである場合(ステップS402:Yes)において、円環の中心方向にスライド操作があったとき(ステップS403:Yes)、撮影制御部223dは、表示部214が表示している現在の撮影パラメータの項目の数値を撮像装置1の撮影パラメータとして決定する(ステップS404)。具体的には、図16に示すように、撮影制御部223dは、接眼表示部212がライブビュー画像W4上に円環B2を表示している場合において、円環B2の中心方向にスライド操作があったとき、表示部214が表示している現在のパラメータ、たとえば露出値+1/3を決定する(図16(a)→図16(b))。
続いて、撮影制御部223dは、SDRAM219が記録するタッチ位置情報を初期化する(ステップS405)。
その後、表示制御部223cは、表示部214に円環B2と円環B2上のマークM2の表示を終了させる(ステップS406)。ステップS406の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS402において、表示部214が円環B2を表示済みでない場合(ステップS402)、表示制御部223cは、表示部214に画面中央に円環B2とマークM2を表示させる(ステップS407)。
続いて、円環B2に対して回転スライド操作またはレンズ操作部305の操作リング305aが回動された場合(ステップS408:Yes)、撮影制御部223dは、操作内容に従って、撮影パラメータを変更する(ステップS409)。
その後、撮影制御部223dは、タッチ検出部223aが判定したタッチ位置をSDRAM219に記録する(ステップS410)。ステップS410の後、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS403にいて、円環B2の中心方向にスライド操作がない場合(ステップS403:No)、撮像装置1は、ステップS408へ移行する。
ステップS408において、円環B2に対して回転スライド操作またはレンズ操作部305の操作リング305aが回動されていない場合(ステップS408:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
ステップS401において、撮影パラメータの項目が決定済みでない場合(ステップS401:No)、撮像装置1は、図4のメインルーチンへ戻る。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、接眼表示部212に対して接眼した状態でレンズ操作部305の操作リング305aまたはタッチパネル215を介して撮像装置1の撮影パラメータを決定または変更することができるので、直感的な操作で撮影パラメータを敏速に変更することができる。
また、本発明の実施の形態3では、レンズ操作部305に一つの撮影パラメータ、たとえば露出のパラメータを割り当て、タッチパネル215に複数の撮影パラメータの項目を割り当ててもよい。この場合、ユーザは、接眼表示部212に接眼した状態で2つの撮影パラメータを同時に変更または設定を容易に行うことができる。
また、本発明の実施の形態3では、表示部214がライブビュー画像上に表示する撮影パラメータの項目に対してタッチまたはスライド操作を行うことによって、撮影パラメータの変更を行うことも可能である。
図17は、表示部214がライブビュー画像上に表示する撮影パラメータの項目に対してスライド操作によって撮影パラメータを変更する概要を模式的に示す図である。図17に示すように、表示部214がライブビュー画像W10上に撮影パラメータに関する複数のアイコンA61〜65を表示している場合において(図17(a))、ユーザがタッチパネル215を介して所望のアイコン、たとえばアイコンA61に対して画面の右側から左側へスライド操作を行ったとき(図17(a)→図17(b))、表示制御部223cは、アイコンA71に対応する撮影パラメータの数値を変更する円環B3を表示部214に表示させる(図17(c))。
その後、ユーザは、タッチパネル215を介して円環B3に対してタッチしながら円を描くようにタッチパネル215上を周期的に移動させることで、撮影パラメータの数値を変更する。この際、表示制御部223cは、タッチパネル215から入力される位置信号の周期的な変化(軌跡)に応じて、アイコンA71の撮影パラメータの数値を示すアイコンA66を表示部214に表示させる。これにより、ユーザは、直感的な操作によって、所望の撮影パラメータの項目の数値を敏速に変更することができる。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した3つの実施の形態に限定されるべきものではない。たとえば、本発明において、図18に示すように、接眼表示部212がなくても適用することができる。この場合、ZoomアイコンA21、ForecastアイコンA22および露出アイコンA23のいずれか、たとえば露出アイコンA23に対して右側から左側にスライド操作を行った場合(図18(a)→図18(b))、表示制御部223cは、露出のパラメータを変更する円環B4をライブビュー画像W1上に重畳して表示部214に表示させる。その後、ユーザがタッチパネル215上で円を描くように周期的にスライド操作させた場合(図18(c))、撮影制御部223dは、タッチパネル215から入力される位置信号の軌跡に応じて、露出のパラメータの値を変更する。これにより、ユーザは、円環B3上でタッチ操作することなく、撮影パラメータの数値や項目の変更を直感的な操作で敏速に行うことができる。
また、本発明において、接眼表示部が本体部に一体的に形成されていたが、本体部に対して着脱自在であってもよい。
また、本発明において、接眼表示部が電子ビューファインダであったが、光学ビューファインダと電子ビューファインダとによって構成されたハイブリットビューファインダであっても適用することができる。
また、本発明において、光学ビューファインダ内に設けられた液晶や有機EL等の表示パネルであっても適用することができる。この場合、表示パネル上で周回経路を表示すればよい。
また、本発明において、本体部とレンズ部とが一体的に形成されてもよい。
また、本発明において、タッチパネル215が本体部に一体的に形成されていたが、本体部に対して着脱自在なアクセサリとして設けてもよい。
また、本発明にかかる電子機器は、デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置以外にも、たとえばアクセサリ等を装着可能なデジタルカメラ、デジタルビデオカメラおよび撮影機能を有する携帯電話やタブレット型携帯機器等の電子機器にも適用することができる。
また、本発明にかかる電子機器は、医療装置にも適用することができる。たとえば、遠隔操作によって被検体の手術を行う医療ロボット等の医療装置において、術者が表示モニタで被検体の患部を見ながら手術を行っている場合において、医療装置の操作パラメータ、たとえば医療装置の照明による明るさ調整を行うことができないとき、表示モニタと異なる位置に設けられたタッチパネル上で円を描くようにスライド操作を行うことで、操作パラメータを変更してもよい。
なお、本明細書におけるフローチャートの説明では、「まず」、「その後」、「続いて」等の表現を用いてステップ間の処理の前後関係を明示していたが、本発明を実施するために必要な処理の順序は、それらの表現によって一意的に定められるわけではない。すなわち、本明細書で記載したフローチャートにおける処理の順序は、矛盾のない範囲で変更することができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態を含みうるものであり、特許請求の範囲によって特定される技術的思想の範囲内で種々の設計変更等を行うことが可能である。
1 撮像装置
2 本体部
3 レンズ部
201 シャッタ
202 シャッタ駆動部
203 撮像素子
204 撮像素子駆動部
205 信号処理部
206 A/D変換部
207 画像処理部
207a 特殊効果処理部
208 AE処理部
209 AF処理部
210 画像圧縮展開部
211 操作入力部
212 接眼表示部
213 アイセンサ
214 表示部
215 タッチパネル
216 メモリI/F
217 記録媒体
218 時計
219 SDRAM
220 Flashメモリ
220a プログラム記録部
221 本体通信部
222 バス
223 本体制御部
223a タッチ検出部
223b タッチ変換部
223c 表示制御部
223d 撮影制御部
301 光学系
302 レンズ駆動部
303 絞り
304 絞り駆動部
305 レンズ操作部
305a 操作リング
306 レンズFlashメモリ
307 レンズ通信部
308 レンズ制御部

Claims (11)

  1. 入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器であって、
    多角形をなす周回経路であって、経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられた周回経路を表示可能な表示部と、
    外部からのタッチを検出し、このタッチ位置に応じた位置信号の入力を受け付ける矩形状のタッチパネルと、
    前記タッチパネルが最初に入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記タッチ位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置に前記周回経路上を移動するマークを表示させる表示制御部と、
    前記タッチパネルに対して前記タッチが継続中である場合において、前記タッチ位置が変化したとき、現在のタッチ位置に対応する前記位置信号と直前のタッチ位置に対応する前記位置信号とに基づいて、前記タッチパネル上における短手方向および長手方向の各々のタッチ位置の変化量を検出するタッチ検出部と、
    前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記タッチ検出部が検出した前記短手方向のタッチ位置の変化量と前記長手方向のタッチ位置の変化量とを比較した結果に基づいて、前記周回経路上における前記マークの表示位置を制御することを特徴とする電子機器。
  2. 当該電子機器の動作を決定する決定信号の入力を受け付ける操作入力部をさらに備え、
    前記動作制御部は、前記操作入力部から前記決定信号が入力された時点の前記マークの表示位置に対応する当該電子機器の動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示部は、接眼式ファインダであることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 当該電子機器の背面に設けられ、画像を表示可能な背面表示部をさらに備え、
    前記タッチパネルは、前記背面表示部の表示画面上に重畳して設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 前記表示制御部は、前記マークを90度毎に移動させながら前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の電子機器。
  6. 被写体を撮像し、該被写体の画像データを生成する撮像部をさらに備え、
    前記表示部は、前記撮像部が生成した前記画像データに対応する画像を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の電子機器。
  7. 複数の光学素子を内部に保持し、所定の視野領域から光を集光するレンズ部をさらに備え、
    前記レンズ部は、当該電子機器の操作に関する指示信号の入力を受け付けるレンズ操作部を有し、
    前記表示制御部は、前記レンズ操作部から前記指示信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置を移動させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 当該電子機器の動作は、撮影に関する撮影パラメータであることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記画像データに対して画像処理を施す画像処理部をさらに備え、
    前記撮影パラメータは、露出情報、明るさ情報、ズーム倍率情報、焦点位置情報、ISO感度情報、絞り情報、シャッタスピード情報、前記画像処理部による画像処理の処理情報および撮影モードに関する撮影モード情報を含むことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 表示部と、外部からのタッチを検出し、このタッチ位置に応じた位置信号の入力を受け付ける矩形状のタッチパネルを備え、入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器が実行する駆動方法であって、
    多角形をなす周回経路であって、経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられた周回経路の表示を前記表示部に開始させる開始ステップと、
    前記タッチパネルが最初に入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記タッチ位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置に前記周回経路上を移動するマークを表示させる表示制御ステップと、
    前記タッチパネルに対して前記タッチが継続中である場合において、前記タッチ位置が変化したとき、現在のタッチ位置に対応する前記位置信号と直前のタッチ位置に対応する前記位置信号とに基づいて、前記タッチパネル上における短手方向および長手方向の各々のタッチ位置の変化量を検出するタッチ検出ステップと、
    前記マークの表示位置を決定する決定信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御ステップと、
    を含み、
    前記表示制御ステップは、
    前記タッチ検出ステップにおいて検出した前記短手方向のタッチ位置の変化量と前記長手方向のタッチ位置の変化量とを比較した結果に基づいて、前記周回経路上における前記マークの表示位置を制御することを特徴とする駆動方法。
  11. 表示部と、外部からのタッチを検出し、このタッチ位置に応じた位置信号の入力を受け付ける矩形状のタッチパネルを備え、入力される操作信号に応じた動作を行うことが可能な電子機器に実行させるプログラムであって、
    多角形をなす周回経路であって、経路上の位置に応じて当該電子機器の動作が対応付けられた周回経路の表示を前記表示部に開始させる開始ステップと、
    前記タッチパネルが最初に入力を受け付けた前記位置信号に対応する前記タッチ位置を前記周回経路上の位置に変換し、この変換した位置に前記周回経路上を移動するマークを表示させる表示制御ステップと、
    前記タッチパネルに対して前記タッチが継続中である場合において、前記タッチ位置が変化したとき、直前のタッチ位置に対応する前記位置信号と現在のタッチ位置に対応する前記位置信号とに基づいて、前記タッチパネル上における短手方向および長手方向の各々のタッチ位置の変化量を検出するタッチ検出ステップと、
    前記マークの表示位置を決定する決定信号が入力された場合、前記周回経路上における前記マークの表示位置に応じて、当該電子機器の動作を制御する動作制御ステップと、
    を実行させ、
    前記タッチ検出ステップにおいて検出した前記短手方向の変化量と前記長手方向の変化量との大きさを比較した結果に基づいて、前記周回経路上における前記マークの表示位置を制御することを特徴とするプログラム。
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