JP4241007B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファインダ内表示と、外装された表示装置上に設けられた接触検出センサによる入力操作とを連動させた撮像装置及びその制御方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀塩カメラやビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置において、撮像装置の操作部材を少なくして小型化する目的や、操作性を向上させる目的として、TFT液晶表示装置等の表示装置と透明なタッチパネルやタッチパッド等の接触検出センサを重ねて利用することがなされている。
【0003】
これらの構成において、TFT液晶表示と、タッチパネルの操作範囲を同期させることで各種設定操作を行うことが可能となっている。例えば、メニューをTFT液晶表示装置に表示しタッチパネルでメニュー操作を行ったり、各種スイッチをTFT液晶表示装置に表示しタッチパネルで操作を行ったりすることで、撮影動作等を行うことが可能となる。また、画像をTFT液晶表示装置に表示し、タッチパネルを操作することで画像の範囲を指定するようなことも可能である。
【0004】
しかしながら、TFT液晶表示を見ながらタッチパネルを操作する場合は問題ないが、カメラやビデオカメラの光学ファインダを覗いている時にはTFT液晶表示が見えないため、タッチパネルを操作することが困難であり、不用意にタッチパネルを操作して誤動作する場合もある。
【0005】
このような問題を解決するため、特許文献1において、ファインダを覗いた時のタッチパネル誤操作防止を目的とする提案がなされている。
【0006】
また、特許文献2において、表示装置上タッチパネルの操作性向上、誤操作防止を目的とする提案がなされている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−59984号公報
【特許文献2】
特開平11−212726号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されているように光学ファインダを覗いた時にタッチパネルの一部又は全部を無効にしたのでは、操作部材が減少するため操作性が悪くなってしまう。
【0009】
また、特許文献2に開示されているようにタッチパネルの上に複数のスイッチを割り当てて操作する場合も、操作範囲が目視できないため、ある程度の範囲を操作範囲として割り当てるので、可能な操作が限られていた。また、これらの操作も感覚的な人間の動作として記憶されているため、誤操作を招く可能性があった。
【0010】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、ファインダを覗いている状態で撮影準備動作を行った際にも、撮影操作に必要な多数の設定を可能とし、また誤操作を防止し、操作性を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による撮像装置は、ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段と、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御する制御手段と、前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段とを有する点に特徴を有する。
本発明による他の撮像装置は、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段と、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御する制御手段とを有する点に特徴を有する。
本発明による撮像装置の制御方法は、ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するステップと、前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御するステップとを有する点に特徴を有する。
本発明による他の撮像装置の制御方法は、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御するステップを有する点に特徴を有する。
本発明によるプログラムは、ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置を制御するプログラムであって、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するステップと、前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御するステップとをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明の他のプログラムは、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置を制御するプログラムであって、前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御するステップをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記に記載のプログラムを格納した点に特徴を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の撮像装置の実施形態を説明する。
【0013】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の撮像装置の構成を示したものである。100は撮像装置本体であり、ここではデジタルカメラを例として説明する。図2は、第1の実施形態のデジタルカメラの外観を示したものである。図3は、第1の実施形態のデジタルカメラにおける光学ファインダ内の液晶表示の例を示したものである。
【0014】
図1において、撮影を行うためのレンズユニット110は絞り111、シャッタ112、撮像素子113を備えている。レンズユニットは、図2の外観図においては符号201で示される。
【0015】
光学ファインダ120はスクリーン(ピント版)121、ファインダ内液晶表示装置122、接眼レンズ123を備え、レンズユニット110と連動して光学ファインダ120のレンズも動作する。ファインダ内液晶表示装置122は、液晶制御部142により制御されている。光学ファインダは、図2の外観図においては符号204で示される。
【0016】
システム制御部130はデジタルカメラの制御を行うものであり、マイコン等で構成されている。
【0017】
シャッタスイッチ147は2段階のスイッチとなっており、軽く押し込む(半押しする)ことで第1のスイッチ(以下、「SW1」と称する)が入り、更に押し込むことで第2のスイッチ(以下、「SW2」と称する)が入る仕組みとなっている。
【0018】
シャッタスイッチ147のSW1がオンされると、レンズユニット110を通過した被写体の光が撮像素子113に露光し、光電変換される。その後、ADコンバータ131でデジタルデータに変換され、信号処理部132により信号処理されてフォーカスデータ及び露出データが取得される。システム制御部130では、フォーカスデータの結果を演算してフォーカス制御部140を制御して最適なフォーカス位置へレンズを移動し、露出データの結果を演算して最適なシャッタ速度と絞り値を求めている。
【0019】
シャッタスイッチ147のSW2がオンされると、先に求めたシャッタ速度がシャッタ制御部138に渡され、絞り値が絞り制御部139に渡され、レンズユニット110を通過した被写体の光が所定の時間、所定の光量だけ撮像素子113に露光し、光電変換される。その後、ADコンバータ131でデジタルデータに変換され、信号処理部132により画像データが生成され、画像メモリ制御部133によりメモリに格納される。また、撮影された画像データが圧伸処理部134により所定の圧縮率で圧縮され、記憶媒体インターフェース143を経て記憶媒体144に格納される。記憶媒体144は、着脱可能な記憶媒体、内蔵タイプの固定記憶媒体を含んでいる。
【0020】
また、システム制御部130はメモリ制御部151により各種パラメータや設定値を不揮発メモリ152へ記憶することも可能である。
【0021】
また、システム制御部130のプログラムを格納しているプログラムメモリ153を書き換えることで、システム制御自体のバージョンアップを行うことも可能である。
【0022】
また、システム制御部130は通信機能を備えており、通信制御部150を用いて外部装置やネットワークとの通信による画像転送や撮影制御、システム制御のバージョンアップ等が可能である。
【0023】
操作部材145としては、電源スイッチ146、シャッタスイッチ147を備えている。図2の外観図においては、電源スイッチは符号203、シャッタスイッチは符号202で示される。本実施形態では、電源スイッチ146は所定時間押下し続けることでオン・オフする仕組みとなっている。
【0024】
その他の操作部材として、タッチパネル制御部148及びタッチパネル149を備えている。タッチパネル149は、後述するTFT液晶表示装置の表面に取り付けられ、位置確認用の凹凸206が設けられている。また、画像メモリ制御部133により制御される表示用メモリ135、表示装置136を備えている。表示装置136は、本実施形態では本体背面に取り付けられたTFT液晶表示装置であり、タッチパネル149がその表面を覆う形で取り付けられている。図2の外観図においてはTFT液晶表示装置及びタッチパネルは符号205で示される。
【0025】
ファインダ内液晶表示装置122、TFT液晶表示装置136及びタッチパネル149はシステム制御部130により制御され、場面に応じた表示及び入力を行うことができるようになっている。
【0026】
例として図6は、電源スイッチ146をオンし、デジタルカメラが動作した状態のタッチパネル205の操作範囲を示したものである。
【0027】
同図における撮影モードはTv:シャッタ速度優先AEである。この状態で、「次」が表示されている部分601に軽く触れると、次の撮影モード(Av:絞り優先AE)へ切り替わる。また、「前」が表示されている部分602に軽く触れると、前の撮影モード(M:マニュアル露出)へ切り替わる。
【0028】
Tv:シャッタ速度優先AEモードでは、シャッタ速度の設定が可能である。表示状態では、Tv:250(シャッタ速度1/250)が設定されている。「+」が表示されている部分603に軽く触れるとシャッタ速度は速くなる方向(例えばTv:350(シャッタ速度1/350))に切り替わる。また、「−」が表示されている部分604に軽く触れるとシャッタ速度は遅くなる方向(例えばTv:180(シャッタ速度1/180))に切り替わる。
【0029】
また、同図においては、露出補正(適正露出からの露出ずらし量)は0(適正露出)が設定されている。「+」が表示されている部分605に軽く触れると露出オーバー方向露出(例えば補正:+1/2)に切り替わる。「−」が表示されている部分606に軽く触れると露出アンダー方向(例えば露出補正:−1/2)に切り替わる。
【0030】
また、ズームについて「W」が表示されている部分607に軽く触れるとワイド方向(広角方向)へズームレンズが移動する。「T」が表示されている部分608に軽く触れるとテレ方向(望遠方向)へズームレンズが移動する。ズーム操作がタッチパネル149により行われると、システム制御部130は、ズーム制御部141に対してズーム操作を要求し、ズーム制御部141はレンズユニット110のズームレンズを移動し、また、光学ファインダ120に対しても同様にズームレンズ移動を行う。
【0031】
設定画面の切り替えは、TFT液晶表示装置136に表示された画面下方のタグに触れることで行う。「設定1」が表示されている部分610に軽く触れると本例の画面表示及びタッチパネル148の操作範囲となるが、「設定2」が表示されている部分611や「設定3」が表示されている部分612に軽く触れると別の画面表示、タッチパネル148の操作範囲となる。例えば、「設定2」では、撮影する画像サイズや解像度、画質パラメータ、ホワイトバランスの設定を行い、「設定3」では感度設定やストロボ調光補正、ストロボ発光制御等を行うことができる。
【0032】
なお、本表示例はこれら設定の一例にすぎず、他の撮影モードでの設定例に関しても同様の設定が行えることを意味している。
【0033】
また、本表示例がメニュー単体で表示されている場合と、電子ファインダ表示に重ね合わせて表示している状態も含んでいる。
【0034】
図4は、撮影者が光学ファインダ204を覗いた状態のタッチパネル205の操作範囲を示したものである。401は図2に示した位置確認用の凹凸206であり、タッチパネルの操作基準位置(参考位置)として設けられている。撮影者が光学ファインダ204を覗くと、検出部124によりシステム制御部130に通知される。なお、検出部は、図2の外観図においては符号207で示される。本実施形態では、光学ファインダ204付近に設定された赤外発光装置及びその反射光の受光装置で構成されているが、これに限定されるものではない。
【0035】
撮影者が光学ファインダ204を覗いたことが検出されると、システム制御部130は、表示装置136に対して表示の停止を指示し、本体背面のTFT液晶表示装置205は無効となる。
【0036】
これと同時に、タッチパネル制御部148に対して操作範囲の切り替えが行われる。タッチパネル制御部148により設定される操作範囲は、右手親指で上下方向に操作するフォーカス調整402と、左右方向に操作するズーム調整403と、左手親指で設定操作する「次」ボタン404と「前」ボタン405となっている。
【0037】
更にシステム制御部130は、液晶制御部142に対してファインダ内液晶表示装置122の点灯指示を発行し、ファインダ内液晶表示を行う。図3はファインダ内液晶表示の一例である。図4に示す状態でのファインダ内液晶表示(図3)では、フォーカス及びズーム操作が可能なため、「FOCUS」及び「ZOOM」の表示308と操作方向表示305が暗く点灯する。また、撮影画像のサイズや解像度情報の表示301、撮影モードの表示302(「Tv」が点灯している)、予め設定されているシャッタ速度の表示303、露出補正値の表示307も暗く点灯表示されている。(露出補正307以外は、枠が点灯していない状態)
【0038】
撮影者が光学ファインダ204を覗いた状態で、タッチパネル205を右手親指で上下方向にフォーカスを操作(軽く触れて指を移動)すると、ファインダ内液晶表示装置122の「FOCUS」の表示308が明るく点灯し、フォーカス移動を行った方向が表示305に明るく点灯表示される。この時、フォーカスレンズの位置が表示307にも表示される。
【0039】
撮影者が光学ファインダ204を覗いた状態で、タッチパネル205を右手親指で左右方向にズームを操作(軽く触れて指を移動)すると、ファインダ内液晶表示装置122の「ZOOM」の表示308が明るく点灯し、ズーム移動を行った方向が表示305に明るく点灯表示される。この時、ズームレンズ位置が表示307にも表示される。また、ズーム操作は前記例同様にレンズユニット110へ伝えられ、ズームレンズが制御される。
【0040】
このように、操作に対して、ファインダ内液晶表示の明るさを切り替えることで、現在の操作内容を視認することができる。
【0041】
撮影者が光学ファインダ204を覗いた状態で、タッチパネル205を左手親指で「次」又は「前」を操作する(軽く触れる)と、タッチパネル205の操作内容が切り替わる。例えば、図5に示すシャッタ速度、露出補正状態に切り替わる。
【0042】
図5は、撮影者が光学ファインダ204を覗いた状態で、更にシャッタスイッチ202を押下しSW1がオンされた時のタッチパネル205の操作範囲を示したものである。
【0043】
撮影者が光学ファインダ204を覗き、シャッタスイッチのSW1をオンした状態で、システム制御部130は、レンズユニット110のレンズ群を通った被写体の情報を撮像素子113で捉え、光電変換を行い、ADコンバータ131によりアナログからデジタル信号に変換して、信号処理を行い、フォーカスの状態、露光量の状態を演算する。
【0044】
これと同時に、タッチパネル制御部148に対して操作範囲の切り替えが行われる。タッチパネル制御部148により設定される操作範囲は、右手親指で上下方向に操作するシャッタ速度調整502と、左右方向に操作する露出補正503と、左手親指で設定操作する「次」ボタン504と「前」ボタン505となっている。
【0045】
図5に示す状態でのファインダ内液晶表示(図3)では、シャッタ速度と露出補正が可能なため、シャッタ速度の値と表示枠303と露出補正307の表示が暗く点灯する。また、撮影画像のサイズや解像度情報の表示301、撮影モードの表示302(「Tv」が点灯している)、露出演算された結果の絞り値の表示が暗く点灯表示されている。(シャッタ速度以外は、枠が点灯していない状態)
【0046】
フォーカスの状態を演算した結果、最適なフォーカス位置へとフォーカス制御部140に指示を出してレンズを移動する。また、露光量の状態を演算した結果、最適なシャッタ速度と絞り量が撮影モードに応じて決定し、その値がファインダ内液晶表示装置122に絞り量の表示304へ表示される。
【0047】
撮影者が光学ファインダ204を覗き、シャッタスイッチのSW1をオンした状態で、タッチパネル205を右手親指で上下方向にシャッタ速度を変更すると、ファインダ内液晶表示装置122のシャッタ速度の値と表示枠303が明るく点灯し、上方向へ指をずらすとシャッタ速度が高速となり、下方向へずらすとシャッタ速度が低速となる。この時、操作を行った方向が表示305に明るく点灯表示される。
【0048】
撮影者が光学ファインダ204を覗き、シャッタスイッチのSW1をオンした状態で、タッチパネル205を右手親指で左右方向に露出補正を変更すると、光学ファインダ内液晶表示装置122の露出補正の表示307が明るく点灯し、右方向へ指をずらすと露出オーバー方向へマークが移動し、左方向へずらすと露出アンダー方向へマークが移動する。この時、操作を行った方向が表示305に明るく点灯表示される。
【0049】
このように、操作に対して、ファインダ内液晶表示の明るさを切り替えることで、現在の操作内容を視認することができる。
【0050】
撮影者が光学ファインダ204を覗き、シャッタスイッチのSW1をオンした状態で、タッチパネル205を左手親指で「次」又は「前」を操作する(軽く触れる)と、タッチパネル205の操作内容が切り替わる。例えば、図4に示すズーム移動、フォーカス移動に切り替わる。
【0051】
この他にも、撮影画像のサイズや解像度を切り替える画面を選択すると、ファインダ内液晶表示装置122では、撮影画像のサイズや解像度の設定が可能なため撮影画像のサイズ・解像度の値と表示枠301が暗く点灯する。(全てが点灯するわけではなく、設定されている画像サイズと解像度が点灯される)
【0052】
また、撮影モードの表示302(「Tv」が点灯している)、シャッタ速度、露出演算された結果の絞り値、露出補正値が暗く点灯表示されている。(撮影画像のサイズや解像度以外は、枠が点灯していない状態)
【0053】
この状態で、同様に右手親指を上下左右に移動することで、撮影画像のサイズや解像度の枠が明るく点灯し、撮影画像のサイズを変更した時には、画像サイズを示す絵柄が明るく点灯して変更され、撮影画像の解像度を変更した時には、画像解像度を示す絵柄が明るく点灯して変更される。
【0054】
このように、操作に対して、ファインダ内液晶表示装置の明るさを切り替えることで、現在の操作内容を視認することができる。
【0055】
また、撮影モードを切り替える画面を選択すると、ファインダ内液晶表示装置122では、撮影モードの変更が可能なため撮影モードの値と表示枠302が暗く点灯する。(全てが点灯するわけではなく、設定されている撮影モードが点灯される)
【0056】
また、撮影画像のサイズや解像度の表示301、シャッタ速度の表示303、露出演算された結果の絞り値の表示304、露出補正値の表示307が暗く点灯表示されている。(撮影モード以外は、枠が点灯していない状態)
【0057】
この状態で、同様に右手親指を上下に移動することで、撮影モードの枠が明るく点灯し、撮影モードを変更した時には変更した撮影モードを示す絵柄が明るく点灯する。その他の表示に関しては、撮影モードに応じた表示内容に切り替わる。
【0058】
このように、操作に対して、ファインダ内液晶表示の明るさを切り替えることで、現在の操作内容を視認することができる。
【0059】
また、ストロボ使用時に調光設定画面を選択すると、ファインダ内液晶表示では、調光補正が可能なため、調光補正マーク306が暗く点灯し調光補正値が307に表示される。
【0060】
また、撮影画像のサイズや解像度301、撮影モードの値302、シャッタ速度303、露出演算された結果の絞り値304が暗く点灯表示されている。(枠が点灯していない状態)
【0061】
この状態で、同様に右手親指を上下に移動することで、調光補正マーク306が明るく点灯し、調光補正値を変更した時には変更した調光補正値307が明るく点灯する。
【0062】
このように、操作に対して、ファインダ内液晶表示の明るさを切り替えることで、現在の操作内容を視認することができる。
【0063】
本実施形態は、ファインダ内の一つの表示形態とタッチパネルの入力範囲を示しており、その他の撮影設定以外の設定にも応用が可能である。
【0064】
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態の撮像装置の構成を示したものである。撮像装置の構成としては、第1の実施形態で説明したものと大部分が同じであるが、光学ファインダでなく液晶ビューファインダを備えている。すなわち、701は電子ビューファインダであり、小型液晶表示装置702と接眼レンズ703を備えている。
【0065】
図8は、第2の実施形態のデジタルカメラにおけるファインダ内の表示の例を示したものである。小型液晶表示装置702には、レンズユニット110を通して入射した被写体像を撮像素子113で取り込み、ADコンバータ131によりアナログデータをデジタルデータに変換し、デジタル信号処理部132により信号処理を行って、撮影した画像データを画像メモリ制御部133により画像メモリへ作成する。画像の取り込みは継続的に行われて順次液晶表示用メモリ705へ転送され、液晶制御部704によりファインダ内小型液晶表示装置702に電子ビューファインダとして表示される。
【0066】
また、図8に示すように、各種設定状態も画像データと重ね合わせて表示することが可能である。
【0067】
ファインダを覗いていない状態においては、第1の実施形態の同様に、図6に示すようにデジタルカメラの本体背面に取り付けられたTFT液晶表示装置136に設定画面が表示され、TFT液晶表示装置136の表面に置かれたタッチパネル149からの入力が可能である。
【0068】
ファインダを覗いたことを検出部124により検出すると、第1の実施形態と同様に背面のTFT液晶表示が消灯され、タッチパネル149の操作範囲は図9に示す範囲となる。
【0069】
この場合、ファインダ内の小型液晶表示装置702が点灯し、レンズユニット110を通して液晶表示用メモリ705に格納された画像データと設定内容を液晶表示制御部704で合成し、液晶ビューファインダを構成する。また、図8に示すように、設定可能な内容が画像データと重ねられて表示される。
【0070】
図8、9の例では、撮影者がファインダを覗いている状態で、撮影者がモード切替を行うと範囲902に軽く触れると、ファインダ内の「モード:Tv」表示801が明るく表示され、モード切替が可能であることが明確に撮影者に示される。
【0071】
この状態で、撮影者が指を左右に移動することで、撮影モードが切り替わる。指を動かした際、左から右に移動すると、「次」803が明るく表示され、次のモード(Av)へ切り替わる。また、右から左に移動すると、「前」802が明るく表示され前のモード(M)へ切り替わる。
【0072】
撮影者がファインダを覗いている状態で、シャッタ速度を設定しようと範囲903に軽く触れると、ファインダ内の「Tv:250」表示804が明るく表示され、シャッタ速度が設定可能であることが明確に撮影者に示される。この状態で、撮影者が指を左右に移動することで、シャッタ速度が切り替わる。指を動かした際、左から右に移動すると、「+」806が明るく表示され、シャッタ速度が高速側へ切り替わり「Tv:350」となる。また、右から左に移動すると、「−」805が明るく表示され、シャッタ速度が低速側へ切り替わり「Tv:180」となる。図8、9の状態は、シャッタ速度を低速側へ切り替えようと903の範囲を右から左へ指を移動した時の表示状態が示されている。
【0073】
撮影者がファインダを覗いている状態で、露出補正値を設定しようと範囲904に軽く触れると、ファインダ内の「露出補正:0」表示807が明るく表示され、露出補正が設定可能であることが明確に撮影者に示される。この状態で、撮影者が指を左右に移動することで、露出補正値が切り替わる。指を動かした際、左から右に移動すると、「+」809が明るく表示され、露出オーバー方向へ切り替わり「露出補正:+1/2」となる。また、右から左に移動すると、「−」808が明るく表示され、露出アンダー方向へ切り替わり「露出補正:−1/2」となる。
【0074】
撮影者がファインダを覗いている状態で、ズーム操作を行おうと範囲905を軽く触れると、ファインダ内の「ズーム」表示810が明るく表示され、ズーム操作が可能であることが明確に撮影者に示される。この状態で、撮影者が指を左右に移動することで、ズーム位置を設定することができる。指を動かした際、左から右に移動すると、「T」812が明るく表示され、テレ側(望遠側)へズームレンズが移動する。また、右から左に移動すると、「W」811が明るく表示され、ワイド側(広角側)へズームレンズが移動する。
【0075】
撮影者がファインダを覗いている状態で、設定項目を切り替えようと範囲906を軽く触れると、ファインダ内の「次へ」821が明るく表示され、「設定2」814の設定項目となる。また、907の範囲を軽く触れると、ファインダ内の「前へ」822が明るく表示され、「設定3」815の設定項目となる。
【0076】
第2の実施形態では、更に設定項目の選択とタッチパネルの操作範囲の設定が可能である。
【0077】
図10は項目設定画面の例である。非撮影動作状態のメニュー選択より選択され、本例においては、「Tv優先モードの設定項目」を挙げている。本設定において選択された項目は、撮影モードがTv優先モード(シャッタ速度優先モード)である時、撮影者がファインダを覗いている状態で、シャッタボタン202を押下しSW1がオンされた状態でファインダ内液晶表示装置に表示される。
【0078】
1002は、Tv優先モードで設定可能な項目の一覧が表示されている。画面に収まりきれない分は、画面右端のスクロールバー1001を上下に指で操作することで一覧表示もスクロールされる。本実施形態では、1画面の設定項目あたり4項目として、複数の設定ページを持つことができるようになっているが、4項目に制限されることなく、表示装置の性能により1ページに表示される項目数を設定すべきである。
【0079】
設定可能な項目一覧1002から1つ選んで指で選択すると、サブメニューとして「有効」「無効」1003が表示される。ここで、更に「有効」を選択すると設定項目として選択され、「無効」を選択すると設定項目から除外される。使用者の要求に従った設定項目の選択が可能である。
【0080】
図11は設定項目に対する操作範囲の設定画面の例である。本例においては、「Tv優先モードの設定項目」を挙げている。本設定では、「Tv値設定」「露出補正」「AEロック」が選択されている。
【0081】
「Tv値設定」を指で選択すると、「Tv値設定範囲指定」1101が表示され、「露出補正」「AEロック」1102は範囲設定状態で無いことを示している。
「Tv値設定範囲指定」の状態になると範囲指定1103が表示され、指で操作して、縦横範囲指定、位置指定を行うことができる。範囲指定1103の右端に触れて移動すると、範囲指定の右端が移動し、範囲指定1103の上端に触れて移動すると、範囲指定の上端が移動する。同様に左端、下端も操作することが可能であり、範囲指定の大きさを設定できる。また、範囲指定1103の中央部に触れて移動すると大きさはそのままで範囲指定そのものを移動することが可能である。
【0082】
範囲指定1104は、他の「露出補正」「AEロック」の現在の設定範囲が参考に示されている。
【0083】
このように、任意の位置に操作範囲を指定できるので、右手で操作しやすい設定範囲や左手で操作しやすい設定範囲を個人のパラメータとして設定できる。
【0084】
また、縦横位置センサと組み合わせることで、縦位置での操作範囲及び横位置での操作範囲も自由に設定することができるので使い勝手の良い設定が可能である。
【0085】
図10で選択された設定項目は、撮影者がファインダを覗いた際にファインダ内液晶表示装置に表示され、図11で設定された操作範囲に軽く触れることで、設定項目が明るく表示され、また設定範囲を操作することで、設定操作が明るく表示されることを合わせると、操作項目が明確であり、実際の操作がファインダ内の液晶表示で目視できるため誤操作を防止できる。
【0086】
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明の撮像装置としては、例えばレンズ交換可能な一眼レフレックスタイプの銀塩カメラ又はデジタルカメラ、レンズ一体型の一眼レフレックスの銀塩カメラ又はデジタルカメラ、2つ以上の光学系をもつレンズ一体型の銀塩カメラ又はデジタルカメラ、レンズ交換可能なビデオカメラ、レンズ一体型のビデオカメラ等が挙げられる。
【0087】
接眼レンズのファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段としては、以下に示すものが例として挙げられる。光学ファインダ内部に実装される第1の表示手段としては、ピクトパターンや数字が表示可能な液晶パネル、スーパーインポーズ用の表示装置等が挙げられる。液晶ビューファインダ内部に実装される第1の表示手段としては、小型のTFT液晶に映し出されたファインダ画像に、所望の文字やピクトパターンを重ね合わせて表示することにより実現される表示装置が挙げられる。なお、本発明における第1の表示手段は、ここに示した表示手段に限定されるものではなく、ファインダ内に内蔵可能であり、撮影の設定状態を示すことが可能な表示手段が含まれる。
【0088】
外装された第2の表示手段としては、例えばカメラやビデオカメラの設定用又は画像表示用のTFT液晶表示装置が挙げられる。なお、本発明における第2の表示手段は、ここに示したもの以外にも、固定的なスイッチ情報を表示しているもの等も含んでいる。
【0089】
撮影準備操作を行う第1の操作部材としては、2段階のシャッタスイッチの1段目(シャッタスイッチを軽く押下した状態でオンされる)や、撮影者が撮影体制に入りファインダの接眼レンズを覗いたことを検出するセンサスイッチが挙げられる。通常のカメラにおいては、シャッタスイッチの1段目を押下すると、自動フォーカス合わせ(AF動作)や自動露出合わせ(AE動作)が行われるため、撮影者がファインダを覗くことが多いため、第1の操作部材として利用している。視線検出機能を備えたカメラや、ビデオカメラにおいては、ファインダの接眼レンズ部分付近に実装された赤外線投光器及び受光素子を用いて、接眼レンズ付近に撮影者の眼球が近づいたことを検出可能なため、第1の操作部材として利用している。視線検出機能以外でも、ファインダの接眼レンズ部分付近に受光素子のみを用いた簡単な検出機構も第1の操作部材として利用可能である。
【0090】
撮影操作を行う第2の操作部材としては、2段階のシャッタスイッチの2段目(シャッタスイッチを更に押し込んだ状態でオンされる)や、録画ボタンが挙げられる。通常のカメラにおいては、シャッタスイッチの2段目を押下すると撮影が実行され、実際の露光が行われ、画像が記録される。ビデオカメラにおいては、録画ボタンを押下することで撮影が実行され、停止ボタンが押下されるまで録画記録が行われる。
【0091】
第2の表示手段の表面に置かれた接触検出手段としては、タッチパネルやタッチパッドが挙げられる。本発明においては、こららの入力部材に限定されるものではなく、指等が接触したことを検知し、その位置情報を得ることができる入力部材を含んでいる。
【0092】
本発明において、例えば接眼レンズに目を近づけて撮影準備状態に入った時、又は撮影者が接眼レンズに目を近づけて、シャッタスイッチを半押し撮影準備状態に入った時、第1の検出手段により撮影者が撮影準備状態に入ったことを検出すると、ファインダ内の第1の表示手段が有効となる。すなわち、撮影者がファインダの接眼レンズを覗いて撮影準備動作に入ると、ファインダ内の表示装置が点灯し、現在の撮影設定状態が表示される。この時、本体に外装されている第2の表示手段は見ることができなくなるため消灯するのが好ましい。
【0093】
また、撮影者が第2の表示手段を見ながら撮像装置を操作している状態では、タッチパネルのどの部分に触れて設定すればよいかが明らかなため、数多くのスイッチ操作を定義することが可能であるが、撮影者がファインダ内の第1の表示手段を見ている時は、タッチパネルの位置が明確に指定できないことから、操作範囲を限定する必要があるため、操作する内容を切り替えることが好ましい。
【0094】
本発明において、撮影者が撮影準備状態に入り、ファインダ内の表示装置を見ている状態で、タッチパネルを操作した場合、タッチパネルに割り当てられている操作内容に対して、ファインダ内の表示装置に表示されている内容が、操作対象外のものと区別して表示される。例えば、複数の表示内容の内、タッチパネルに触れると対応する表示内容が明るく表示され、設定値の変更が可能であることを明示する。
【0095】
また、タッチパネルに触れると対応する表示内容の色や枠囲い、反転等を行い、設定値の変更が可能であることを明示する。或いは、また、タッチパネルに触れると対応するピクト(絵文字)が点灯し、対応した設定値が表示され、設定値の変更が可能であることを明示する。
【0096】
本発明において、撮影者が撮影準備状態に入っていない状態(第1の操作部材も、第2の操作部材も操作していない状態)で、タッチパネルの操作性設定を行うことが可能である。タッチパネルの操作性設定は、本体外装の第2の表示手段を用いてタッチパネルの操作範囲と操作スイッチの割り当てを行うことが可能である。また、実際にファインダ内の第1の表示手段を用いてタッチパネルの操作範囲と操作スイッチの割り当てを行うことが可能である。
【0097】
ここで設定されたタッチパネルの操作性は、撮像装置に一時的に記憶しておくことも、半永久的に(別の設定がされるまで有効)記憶しておくことも可能である。また、ここで設定されたタッチパネルの操作性は、複数設定記憶することが可能であり、例えば使用者別に設定保存することで、使用者が変わる度に設定し直する必要性を無くすことができる。
【0098】
また、撮像装置に方向センサが組み込まれている場合は、縦位置時のタッチパネルの操作性と横位置時のタッチパネルの操作性を個別に記憶しておくことで、撮影準備時に縦位置、横位置を検出し、検出した位置情報に応じたタッチパネルの操作性を提供することができ、最適な操作性を提供することが可能である。
【0099】
本発明において、撮像装置が撮影モードを備えている場合、撮影モードに従ったタッチパネルの操作範囲と操作スイッチの割り当てを行うことが可能である。この場合、撮影準備時に撮影モードを判断して撮影モードに対応したタッチパネルの操作性を提供することで最適な操作性を提供することが可能である。
【0100】
撮影モードが撮影時の絞り開口量を設定できるモードである時、タッチパネルを操作して絞り設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が絞り変更状態の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0101】
撮影モードが撮影時のシャッタ露光時間を設定できるモードである時、タッチパネルを操作してシャッタ開放時間設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段がシャッタ開放時間変更状態の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0102】
撮像装置が自動露出計算機能を備えており、撮影モードが撮影時の適正露光量に対する補正値(露出補正値)を設定できるモードである時、タッチパネルを操作して露出補正値設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が露出補正値変更状態の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0103】
撮像装置が自動露出計算機能を備えており、撮影モードが撮影時の適正露光量組み合わせを選択(プログラム線図の選択)できるモードである時、タッチパネルを操作してプログラム線図選択状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段がプログラム線図選択の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0104】
撮像装置が自動露出計算機能を備えており、自動露出計算のアルゴリズムを選択可能なモードである時、タッチパネルを操作して自動露出計算のアルゴリズムを選択状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が自動露出計算のアルゴリズムを選択の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0105】
撮像装置が自動フォーカス機能及び複数の測距点を備えており、測距点を選択可能なモードである時、タッチパネルを操作して測距点を選択状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が測距点選択の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0106】
撮像装置がストロボ発光量の制御が可能なストロボ発光装置を備えており、ストロボ発光量の設定(調光設定)可能なモードである時、タッチパネルを操作して調光設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が調光設定の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0107】
撮像装置がデジタルカメラであり、デジタル信号処理のパラメータ設定可能なモードである時、タッチパネルを操作してデジタル信号処理のパラメータ設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段がデジタル信号処理のパラメータ設定の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0108】
デジタル信号処理パラメータには、明度設定、色度設定、輝度設定、色温度設定、輪郭協調設定、輝度ガンマカーブ設定、色ガンマカーブ設定、白黒設定等がある。
【0109】
撮像装置がデジタルカメラであり、記録する画像サイズ設定可能なモードである時、タッチパネルを操作して画像サイズ設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が画像サイズ設定の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0110】
撮像装置がデジタルカメラであり、記録する画像圧縮率設定可能なモードである時、タッチパネルを操作して画像圧縮率設定状態にすると、ファインダ内の第1の表示手段が画像圧縮率設定の表示となり、タッチパネルを操作して設定値を変更することが可能である。
【0111】
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0112】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネット等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0113】
さらに、上記プログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0114】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることはいうまでもない。
【0115】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることはいうまでもない。
【0116】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0117】
以下、本発明の実施態様の例を列挙する。
(実施態様1)ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、外装された第2の表示手段と、前記第2の表示手段の表面に置かれた接触検出手段と、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して前記接触検出手段の操作態様を変更する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【0118】
(実施態様2)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容を表示することを特徴とする実施態様1に記載の撮像装置。
【0119】
(実施態様3)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容が変更された場合には表示画面を切り替えることを特徴とする実施態様1又は2に記載の撮像装置。
【0120】
(実施態様4)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態となることを自動的に検出するための検出手段を有することを特徴とする実施態様1〜3のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0121】
(実施態様5)前記検出手段は、撮影者が前記ファインダを覗くことを検出する手段を有することを特徴とする実施態様4に記載の撮像装置。
【0122】
(実施態様6)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態で撮影開始用操作部材が操作されることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を変更することを特徴とする実施態様1〜5のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0123】
(実施態様7)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記第2の表示手段の表示を無効にすることを特徴とする実施態様1に記載の撮像装置。
【0124】
(実施態様8)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容を前記レンズユニットを通過した入射光の表示に対して重ね合わせて表示することを特徴とする実施態様1〜7のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0125】
(実施態様9)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記第1の表示手段の表示を有効し、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示のなかで区別して表示させることを特徴とする実施態様1〜8のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0126】
(実施態様10)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示のなかで表示色、又は反転表示、又は下線表示、又は枠囲い表示、又は点滅表示の表示属性により区別して表示させることを特徴とする実施態様1〜9のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0127】
(実施態様11)前記制御手段は、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示内容が絵文字表示との組み合わせにより区別して表示させることを特徴とする実施態様1〜9のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0128】
これら実施態様9〜11によれば、前記接触検出手段操作中のファインダ内表示の方法が与えられ、第1の表示手段における表示方法の自由度が増し、表示部材に適した表示が可能となる。
【0129】
(実施態様12)前記制御手段は、前記接触検出手段により操作される内容を前記第2の表示手段と接触検出手段を用いて設定及び記憶できるようにすることを特徴とする実施態様1〜11のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0130】
この実施態様12によれば、接触検出手段により検出される操作設定方法に対して複数の設定方法が示され、設定方法の自由度が増し、最適な操作設定方法を選択することが可能となる。
【0131】
(実施態様13)前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が絞り装置の開口量を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が絞りの開口量を操作中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜12のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0132】
(実施態様14)前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が前記シャッタ装置の露光時間を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示がシャッタ開放時間を操作中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜13のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0133】
(実施態様15)前記制御手段は、自動露出計算機能を備えており、前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の補正設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が露光量の補正中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜14のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0134】
(実施態様16)前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の組み合わせ選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が露光量の組み合わせ選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様15に記載の撮像装置。
【0135】
(実施態様17)前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の決定アルゴリズム選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が露光量の決定アルゴリズム選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様15に記載の撮像装置。
【0136】
(実施態様18)自動フォーカス機能を備えており、複数の測距点を持っている場合、前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が測距点の選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が測距点選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜14のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0137】
(実施態様19) ストロボ発光量の制御ができる場合、前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作がストロボ発光量の補正(調光補正)を設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示がストロボ発光量の補正(調光補正)中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜14のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0138】
(実施態様20)露光面に光電変換素子を備え、光電変換から得られるアナログデータをデジタル信号に変換するAD変換手段と、変換されたデジタル信号を処理して画像データを生成するデジタル信号処理手段と、信号処理された画像データを記憶する記憶手段を備えており、前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作がデジタル信号処理手段のパラメータを設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示がデジタル信号処理手段のパラメータを設定中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様1〜14のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0139】
(実施態様21)前記制御手段は、前記接触検出手段で行っている操作が画像データを記録する画像の大きさ又は画像の圧縮率を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が画像の大きさ又は画像の圧縮率設定中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様20に記載の撮像装置。
【0140】
これら実施態様13〜21によれば、撮像装置に関する多数の設定が可能であることが具体的に示され、撮影者が必要とする情報が設定可能となる。
【0141】
(実施態様22)撮像装置の方向を検出するセンサを備えており、前記制御手段は、前記接触検出手段で操作を行う時、縦位置方向と横位置方向で接触検出手段の操作性を切り替えることを特徴とする実施態様1〜21のいずれか1つに記載の撮像装置。
【0142】
この実施態様22によれば、縦横方向を撮像装置が認識し、接触検出手段の操作性を切り替えることで、撮像装置を保持した撮影者の手(指)の状況に応じた操作性を提供することが可能となり、最適な操作性を提供することができる。
【0143】
(実施態様23)ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、外装された第2の表示手段と、前記第2の表示手段の表面に置かれた接触検出手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して前記接触検出手段の操作態様を変更する制御ステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
【0144】
(実施態様24)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容を表示することを特徴とする実施態様23に記載の撮像装置の制御方法。
【0145】
(実施態様25)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容が変更された場合には表示画面を切り替えることを特徴とする実施態様23又は24に記載の撮像装置の制御方法。
【0146】
(実施態様26)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態となることを自動的に検出するための検出ステップを有することを特徴とする実施態様23〜25のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0147】
(実施態様27)前記検出ステップでは、撮影者が前記ファインダを覗くことを検出することを特徴とする実施態様26に記載の撮像装置の制御方法。
【0148】
(実施態様28)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態で撮影開始用操作部材が操作されることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を変更することを特徴とする実施態様23〜27のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0149】
(実施態様29)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記第2の表示手段の表示を無効にすることを特徴とする実施態様23に記載の撮像装置の制御方法。
【0150】
(実施態様30)前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容を前記レンズユニットを通過した入射光の表示に対して重ね合わせて表示することを特徴とする実施態様23〜29のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0151】
(実施態様31)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記第1の表示手段の表示を有効し、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示のなかで区別して表示させることを特徴とする実施態様23〜30のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0152】
(実施態様32)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示のなかで表示色、又は反転表示、又は下線表示、又は枠囲い表示、又は点滅表示の表示属性により区別して表示させることを特徴とする実施態様23〜30のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0153】
(実施態様33)前記制御ステップでは、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して、前記接触検出手段により操作される内容を前記第1の表示手段の表示内容が絵文字表示との組み合わせにより区別して表示させることを特徴とする実施態様23〜30のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0154】
(実施態様34)前記制御手ステップでは、前記接触検出手段により操作される内容を前記第2の表示手段と接触検出手段を用いて設定及び記憶できるようにすることを特徴とする実施態様23〜33のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0155】
(実施態様35)前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が絞り装置の開口量を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が絞りの開口量を操作中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜34のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0156】
(実施態様36)前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が前記シャッタ装置の露光時間を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示がシャッタ開放時間を操作中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜35のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0157】
(実施態様37)前記制御ステップでは、自動露出計算を行い、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の補正設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が露光量の補正中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜36のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0158】
(実施態様38)前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の組み合わせ選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が露光量の組み合わせ選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様37に記載の撮像装置の制御方法。
【0159】
(実施態様39)前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が露光量の決定アルゴリズム選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が露光量の決定アルゴリズム選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様37に記載の撮像装置の制御方法。
【0160】
(実施態様40)自動フォーカス機能を備えており、複数の測距点を持っている場合、前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が測距点の選択設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示が測距点選択中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜36のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0161】
(実施態様41)ストロボ発光量の制御ができる場合、前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作がストロボ発光量の補正(調光補正)を設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示がストロボ発光量の補正(調光補正)中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜36のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0162】
(実施態様42)前記撮像装置は、露光面に光電変換素子を備え、光電変換から得られるアナログデータをデジタル信号に変換するAD変換手段と、変換されたデジタル信号を処理して画像データを生成するデジタル信号処理手段と、信号処理された画像データを記憶する記憶手段を備えており、前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作がデジタル信号処理手段のパラメータを設定する操作である時、前記第1の表示手段の表示がデジタル信号処理手段のパラメータを設定中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様23〜36のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0163】
(実施態様43)前記制御ステップでは、前記接触検出手段で行っている操作が画像データを記録する画像の大きさ又は画像の圧縮率を設定する操作である時は、前記第1の表示手段の表示が画像の大きさ又は画像の圧縮率設定中であることを明確に区別できるようにすることを特徴とする実施態様42に記載の撮像装置の制御方法。
【0164】
(実施態様44)撮像装置の方向を検出するセンサを備えており、前記制御ステップでは、前記接触検出手段で操作を行う時、縦位置方向と横位置方向で接触検出手段の操作性を切り替えることを特徴とする実施態様23〜43のいずれか1つに記載の撮像装置の制御方法。
【0165】
(実施態様45)ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、外装された第2の表示手段と、前記第2の表示手段の表面に置かれた接触検出手段とを備えた撮像装置を制御するプログラムであって、前記第1の表示手段が使用される状態となることに応答して前記接触検出手段の操作態様を変更する制御処理を実行させることを特徴とするプログラム。
【0166】
(実施態様46)実施態様45に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【0167】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ファインダを覗いている状態で撮影準備動作を行った際にも、タッチパネルやタッチパッドによる撮影操作に必要な多数の設定を可能とし、操作中の設定項目も確認でき、また誤操作を防止し、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態のデジタルカメラの外観を示す図である。
【図3】第1の実施形態のデジタルカメラにおける光学ファインダ内の液晶表示の例を示す図である。
【図4】撮影者が光学ファインダを覗いた状態のタッチパネルの操作範囲を示す図である。
【図5】撮影者が光学ファインダを覗いた状態のタッチパネルの操作範囲を示す図である。
【図6】デジタルカメラが動作した状態のタッチパネルの操作範囲を示す図である。
【図7】第2の実施形態の撮像装置の構成を示す図である。
【図8】第2の実施形態のデジタルカメラにおけるファインダ内の表示の例を示す図である。
【図9】タッチパネルの操作範囲を示す図である。
【図10】項目設定画面の例を示す図である。
【図11】タッチパネルの範囲設定例を示す図である。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ本体
110 レンズユニット
111 絞り
112 シャッタ
113 撮像素子
120 光学ファインダ
121 スクリーン
122 ファインダ内液晶表示装置
123 接眼レンズ
124 接眼検出部
130 システム制御部
201 レンズユニット
202 シャッタスイッチ
203 電源スイッチ
204 光学ファインダ
205 液晶表示装置及びタッチパネル
206 タッチパネル基準位置(凹凸)
207 接眼検出部
701 電子ビューファインダ
702 小型液晶表示装置
703 接眼レンズ

Claims (19)

  1. ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、
    ファインダの外に配置された第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、
    ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段と、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御する制御手段と、
    前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. ファインダの外に配置された第2の表示手段と、
    前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、
    ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段と、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  3. ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、
    前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御する表示制御手段とをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の表示手段は、前記接触検出手段により操作される内容が変更された場合には表示画面を切り替えることを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の操作態様は、接触したまま移動する操作の移動する方向によって異なる項目の撮影設定が行えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、撮影開始用操作部材が操作されることに応じて、前記第2の操作態様で操作可能な設定項目を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記接触検出手段による検出がある場合、前記第2の表示手段の表示を無効にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記第2の操作態様によって操作された内容を撮像した被写体像の表示に対して重ね合わせて表示するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記接触検出手段による検出がある場合に応答して、前記第1の表示手段の表示を有効にし、前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段の表示のなかで区別して表示させることを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記接触検出手段による検出がある場合に応答して、前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段の表示のなかで表示色、又は反転表示、又は下線表示、又は枠囲い表示、又は点滅表示の表示属性により区別して表示させることを特徴とする請求項1又は3に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記第2の操作態様によって操作される内容を前記第2の表示手段と前記接触検出手段を用いて設定及び記憶できるようにすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  12. 撮像装置の方向を検出するセンサを備えており、前記制御手段は、前記接触検出手段で操作を行う時、縦位置方向と横位置方向で前記接触検出手段の操作性を切り替えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記第1の操作態様で前記第2の操作態様で設定可能な撮影設定のうち少なくとも1つは同一の項目であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記第2の操作態様で前記第2の表示手段に対する接触操作が可能な範囲は、右手親指で操作可能な範囲であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するステップと、
    前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. ファインダ内部に組み込まれた第1の表示手段と、ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置を制御するプログラムであって、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第1の操作態様で操作可能な撮影設定よりも同時に操作可能な項目数を少なくし、かつ、前記第1の操作態様を変更して、前記第2の表示手段に対する接触操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するステップと、
    前記第2の操作態様によって操作された内容を前記第1の表示手段に表示するよう制御するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. ファインダの外に配置された第2の表示手段と、前記第2の表示手段に対する接触操作を検出する接触検出手段と、ユーザが前記ファインダを覗き込んだことを検出する接眼検出手段とを備えた撮像装置を制御するプログラムであって、
    前記接眼検出手段による検出がない場合は、前記第2の表示手段の固定位置への接触によって撮影設定を行う第1の操作態様を設定し、
    前記接眼検出手段による検出がある場合は、前記第2の表示手段に接触したまま移動する操作によって撮影設定を行う第2の操作態様を設定するよう制御するステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  19. 請求項17又は18に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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