JP2012215632A - レンズ装置及びその操作制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定筒の外周からメカニカルな部材を省略することできるとともに、手探り状態で操作する操作者にとって操作性が良いこと。
【解決手段】光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒1と、固定筒1の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサ2と、タッチセンサ2の出力信号に基づいてタッチセンサ2に同時にタッチしている指の本数(あるいは、指の種類、指の摺動方向、指のタッチ領域)を検出する指検出手段と、固定筒1に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、複数の機能から、同時にタッチしている指の本数(あるいは、指の種類、指の摺動方向、指のタッチ領域)に応じて機能を選択し、その選択した機能を実行させる実行制御手段を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固定筒の外周からメカニカルな操作部材を省略することができるとともに、手探り状態で操作する操作者にとって操作性が良いレンズ装置及びその操作制御方法に関する。
従来のレンズ装置では、図11に示すように、レンズ鏡筒90の外周に、フォーカス操作を行うためのフォーカスリング92、ズーム操作を行うためのズームリング94、アイリス操作を行うためのアイリスリング96などが設けられていた。即ち、レンズ鏡筒90の外周に設けられたメカニカルな操作リングを回すことにより、レンズ鏡筒90内の光学部材(フォーカスレンズ、ズームレンズ、アイリス)を、間接的に操作していた。
レンズ鏡筒の外周にタッチパッドを設け、そのタッチパッドにより指示操作を可能にしたレンズ装置も知られている(特許文献1〜3を参照)。
特開2009−169266号公報 特開2010−117444号公報 特開平10−111448号公報
テレビ放送用カメラの場合、固定筒の外周上に設けられたメカニカルなリングを操作する頻度が高く、そのメカニカルな部分の故障はどうしても生じてしまう。また、操作者はモニタやファインダを介して被写体を注視するため、手探り状態で操作する必要がある。したがって、操作者にとって所謂手探りでも操作し易いことは重要であり、更に操作性が良い新しい操作形態の実現も求められている。一般のカメラでも、テレビ放送用カメラと同様な課題が存在する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、固定筒の外周からメカニカルな操作部材を省略することができるとともに、手探り状態で操作する操作者にとって操作性が良いレンズ装置及びその操作制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサに同時にタッチしている指の本数を検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記同時にタッチしている指の本数に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサにタッチしている指の種類を検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の種類に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチした指が摺動したか否か、及び前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向であるか光軸方向であるか否かを検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指の摺動方向に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサを光軸方向に複数の領域に区切り、前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサの複数の領域のうちいずれの領域に指でタッチされたかを検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチされた領域に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサに同時にタッチしている指の本数を検出し、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記同時にタッチしている指の本数に応じた機能を選択し、その選択した機能を実行することを特徴とする操作制御方法を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチしている指の種類を検出し、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の種類に応じた機能を選択し、その選択した機能を実行することを特徴とする操作制御方法を提供する。
また、本発明は、光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチした指が摺動したか否か、及び前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向であるか光軸方向であるか否かを検出し、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記指の摺動方向に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行することを特徴とする操作制御方法を提供する。
本発明によれば、固定筒の外周からメカニカルな操作部材を省略することができるとともに、手探り状態で操作する操作者にとって操作性が向上する。
本発明に係るレンズ装置の一例を示す側面図 図1に示したレンズ装置を装着した撮影装置の一例を示すブロック図 環状のタッチセンサにおける指のタッチ領域の例を示すタッチセンサの展開図 第1実施例における制御処理の流れを示すフローチャート 第1実施例における制御処理の説明に用いるタッチセンサの展開図 第2実施例における制御処理の流れを示すフローチャート 第2実施例における制御処理の説明に用いるタッチセンサの展開図 第3実施例における制御処理の流れを示すフローチャート 第3実施例における制御処理の説明に用いるタッチセンサの展開図 タッチセンサを複数の領域に区画した場合のレンズ装置の一例を示す側面図 従来のレンズ装置の一例を示す側面図
以下、添付図面に従って、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明に係るレンズ装置の一例を示す側面図である。図1のレンズ装置100は、固定筒1(「鏡胴」ともいう)の外周部に、光軸Oを中心とした周回り方向に沿ってタッチセンサ2が配置されている。本例のタッチセンサ2は、環状であって、固定筒1の外周部の周回り方向にエンドレスにして設けられており、光軸Oを中心とした固定筒1の周回り方向における指の任意の摺動を検知することが可能である。
図2は、図1に示したレンズ装置100を撮影部200に装着して構成された撮影装置の一例を示すブロック図である。なお、図2にて図1に記載した構成要素には同じ符号を付してあり、既に説明した内容はその説明を省略する。
図2において、本例のレンズ装置100では、被写体側(前側)から順に、ズーム(変倍)レンズ32、アイリス40(絞り)、マスターレンズ34、フォーカスレンズ36が配置されている。これらの光学部材は図1の固定筒1内に保持されている。本例のレンズ装置100は、リアフォーカス式であるが、本発明にて光学部材の光軸O上での順序は特に限定されない。
また、レンズ装置100は、タッチセンサ2を電気的に駆動するドライバ102と、ズームレンズ32、フォーカスレンズ36をそれぞれ光軸O方向に移動させる駆動を行なうドライバ112Z、112Fと、アイリス40を開閉させる駆動を行なうドライバ112Sと、A/D変換器113と、オートフォーカスのための処理を実行するAFユニット115と、撮影部200とシステム内の通信を行なうためのSCインタフェース116と、他の外部装置と通信するための外部インタフェース117と、レンズ装置100の各部を統括して制御するCPU118と、記憶部119とを含んで構成されている。
タッチセンサ2は、ドライバ102を介したCPU118の指令により、固定筒1の外周にて、任意の指のタッチ及び摺動を検知する。ズームレンズ32及びフォーカスレンズ36は、それぞれドライバ112Z、112Fを介したCPU118の指令により、光軸O方向に自在に移動する。また、アイリス40は、ドライバ112Sを介したCPU118の指令により、光軸Oに沿った光路上の開口断面積を自在に変更する。タッチセンサ2用のドライバ102は、公知のものを用いればよく、詳細な説明を省略する。
レンズ装置100のCPU118は、オートフォーカス時には、AFユニット115と連携し、フォーカスレンズ36を光軸O方向に移動させながらAFユニット115によってコントラストAF方式のAFサーチを行い、そのAF結果に基づいてフォーカスレンズ36を被写体に合焦するレンズ位置に移動させる。
撮影部200は、図2に示すように、レンズ装置100により結像された被写体像を撮像する撮像素子221と、撮像素子221から出力された映像信号に対して画像処理を行う映像信号処理回路222と、レンズ装置1とシステム内の通信を行なうためのSCインタフェース223と、撮像素子221により得られた撮像画像を表示する電子ビューファインダ224と、撮像素子221により得られた撮像画像を記録媒体225に記録する記録媒体インタフェース226と、操作者から操作を受け付ける操作部227と、撮影部200の各部を統括して制御するCPU229を含んで構成されている。
次に、本発明における指検出の原理について、図3を用いて説明する。
図3は、環状のタッチセンサ2における指のタッチ領域の例を示すタッチセンサ2の展開図である。図3において、上側が光軸O方向の前側(被写体側)、下側が光軸O方向の後側(撮像素子側)、右側が周回り方向の時計回り側、左側が周回り方向の反時計回り側である。図1に示したタッチセンサ2は固定筒1の外周に環状にして設けられているが、図3に示したようにタッチセンサ2を平面に展開して観ると、指のタッチ位置を二次元平面上の(x、y)座標で表すことができる。つまり、タッチセンサ2に指がタッチすると、図3に示した展開図における(x、y)座標でタッチ位置を示す信号をタッチセンサ2から出力させる。もっとも本発明においてタッチ位置の座標系は図3のようなxy座標系(平面座標系)には限定されない。例えば角度座標を用いてもよいが、本発明の容易な理解のため、以下では図3のようなxy座標系を用いる場合を例に説明する。
図3では、環状のタッチセンサ2が設けられた固定筒1を、左手で「C」字を描くように把持した場合における、親指(第1指)、人差し指(第2指)、中指(第3指)、及び薬指(第4指)のタッチ領域201〜204を示した。
親指のタッチ領域201は、他の指のタッチ領域202〜204とは、位置、形状及びサイズが大きく異なるので、レンズ装置100のCPU118は、タッチセンサ2の出力信号に基づいて、親指がタッチしているか否かを判定する。具体的には、親指のタッチ領域201は、周回り方向(x方向)の位置が他の指のタッチ領域202〜204とは異なる(x座標が小さい)。また、図3ではタッチ領域201〜204を模式的に略同じ形状で描いてあるが、実際には、指の関節数、太さ、長さ等の違いにより、タッチ領域の形状には違いがあり、サイズにも違いがある。レンズ装置100のCPU118は、タッチ領域の位置、形状及びサイズの少なくともひとつに基づいて、親指がタッチしているか否かを検出する。
また、従来、レンズ装置では、固定筒1の外周に設けられた環状部材(リング)を周回り方向に回動操作させることが一般的であることから、その回動操作によく似た周回り方向の摺動操作をタッチセンサ2で受け付けるようにすることが、好ましい。例えば、親指と中指とを対向させるようにして周回り方向の摺動をした場合、図3に示すように、中指のタッチ領域203は、他の指のタッチ領域202、204よりも光軸O方向(y方向)の位置が親指のタッチ領域201に近くなる。もっとも親指に対向させる指を中指に限定させる必要はないが、頻繁に行なわれる操作(例えばフォーカス操作)を親指と中指(又は人差し指)とで摺動する操作に割り当てておき、且つ、レンズ装置100のCPU118で親指のタッチ領域と他のタッチ領域とを位置、形状及びサイズの少なくともひとつで比較することで、親指以外のタッチされた指(第2指〜第4指)を判別する。即ち、CPU118は、親指のタッチ領域201を基準にして、タッチセンサ2にタッチしている親指以外の少なくとも一本の指の種類(本例では中指)を特定する。
また、人差し指のタッチ領域202、薬指のタッチ領域204は、光軸O方向(y方向)の位置が上下異なるので、レンズ装置100のCPU118は、中指のタッチ領域203(または親指のタッチ領域201)を基準として、タッチ領域の光軸O方向(y方向)の位置により、人差し指のタッチの有無、及び薬指のタッチの有無を検出する。即ち、CPU118は、親指及び中指を含む三本以上の指が同時にタッチセンサ2にタッチしているとき、中指のタッチ領域203(または親指のタッチ領域201)を基準にして、人差し指がタッチセンサ2にタッチしているか否か、及び薬指がタッチセンサ2にタッチしているか否かを検出する。なお、図3では小指のタッチを無視したが、小指のタッチ検出も可能である。
更に、タッチセンサ2の出力信号に基づいて、指が周回り方向x及び光軸O方向yのうちで何れの方向に摺動しているかを検出可能である。
本例のレンズ装置100のCPU118は、指検出手段として、以下の指検出1〜7を行なう。
<指検出1> タッチしている指の本数を検出する。
<指検出2> タッチしている指の種類(第1指〜第5指)を検出する。
<指検出3> 周回り方向及び光軸方向における指の摺動の有無を検出する。
<指検出4> 周回り方向における摺動である場合、時計回りの摺動であるか反時計回りの摺動であるかを判別する。
<指検出5> 光軸方向における摺動である場合、前側(被写体側)への摺動であるか後側への摺動であるかを判別する。
<指検出6> 指の摺動量を検出する。
<指検出7> タッチしている複数の指の間の距離を検出する。
以下では、レンズ装置100のCPU118による各種の実行制御例を紹介する。
まず、第1実施例について説明する。第1実施例では、同時にタッチしている指の本数に応じて、CPU118により実行する光学制御機能を選択する。
例えば、2本のタッチを検出した場合にはフォーカス制御機能、3本のタッチを検出した場合にはズーム(変倍)制御機能、4本のタッチを検出した場合にはアイリス(絞り)制御機能を、それぞれ選択する。
図4は、第1実施例の制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、レンズ装置100のCPU118によって、プログラムに従い実行される。
まず、指検出処理を行なう(ステップS102)。第1実施例では、少なくとも前述の<指検出1>、<指検出3>、<指検出4>及び<指検出6>が行なわれる。
続いて、複数の指で同時にタッチしているか否かを判定し(S104)、Noの場合(タッチしていない場合又は1本でタッチしている場合)、ステップS102に戻る。
複数の指の同時タッチが検出された場合、タッチしている指の本数を判定する(ステップS106、S110、S114)。
本例では、図5(A)に示すように、親指のタッチ及び周回り方向xの摺動211と、中指のタッチ及び周回り方向の摺動213とが、同時に検出された場合(ステップS106でYes)、フォーカス制御処理を実行する(S108)。即ち、フォーカスレンズ36を光軸O方向で移動させる。
また、図5(B)に示すように、親指のタッチ及び周回り方向xの摺動211と、中指のタッチ及び周回り方向xの摺動213と、薬指のタッチ及び周回り方向xの摺動214とが、同時に検出された場合(ステップS110でYes)、ズーム(変倍)制御処理を実行する(S112)。即ち、ズームレンズ32を光軸O方向で移動させる。
本例では、図5(C)に示すように、親指のタッチ及び周回り方向xの摺動211と、中指のタッチ及び周回り方向xの摺動213と、薬指のタッチ及び周回り方向xの摺動214と、人差し指のタッチ及び周回り方向の摺動212とが、同時に検出された場合(ステップS114でYes)、アイリス(絞り)制御処理を実行する(S116)。即ち、アイリス40の開閉量を調節する。
なお、フォーカス制御、ズーム制御及びアイリス制御における制御の方向(フォーカスレンズ及びズームレンズの光軸O方向における前/後方向、アイリスの開/閉)は、検出された指の摺動方向(時計回り方向であるか反時計回り方向であるか)に応じて、決められる。また、フォーカス制御、ズーム制御及びアイリス制御における制御量(フォーカスレンズ及びズームレンズの移動量、アイリスの開閉量)は、検出された指の摺動量に応じて、決められる。
次に、第2実施例について説明する。第2実施例では、同時にタッチしている指の本数と、タッチしている指の種類とに応じて、CPU118により実行する光学制御機能を選択する。
例えば、親指及び中指のタッチ(2本タッチ)であればフォーカス制御機能、更に薬指をタッチした場合(3本タッチ)であればテレ(望遠)側へ変倍する変倍制御機能、更に人差し指をタッチした場合(4本タッチ)であればワイド(広角)側へ変倍するズーム(変倍)制御機能を、それぞれ選択する。
図6は、第2実施例の制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、レンズ装置100のCPU118によって、プログラムに従い実行される。
まず、指検出処理を行なう(ステップ202)。第2実施例では、少なくとも前述の<指検出1>、<指検出2>、<指検出3>、<指検出4>及び<指検出6>が行なわれる。
続いて、複数の指で同時にタッチしているか否かを判定し(S204)、Yesである場合にはステップS206に進み、Noである場合にはステップS202に戻る。
複数の指の同時タッチが検出された場合、まず、図7(A)に示すように親指と中指とでタッチ及び周回り方向の摺動211、213があったか否かを判定する(ステップS206)。Yesである場合にはフォーカス制御機能を実行し(ステップS208)、Noである場合には図7(B)に示すように親指、中指及び薬指の同時タッチ211、213、224があったか否かを判定する(ステップS210)。Yesである場合にはテレ側へのズーム機能を実行し(ステップS212)、Noである場合には図7(C)に示すように親指、人差し指、中指及び薬指の同時タッチ211、222、213、224があったか否かを判定し(ステップS214)、Yesである場合にはワイド側へのズーム機能を実行する(ステップS216)。
なお、フォーカス制御における制御の方向(光軸O方向における前/後方向)は、検出された指の摺動方向(時計回り方向であるか反時計回り方向であるか)に応じて、決められる。また、フォーカス制御及びズーム制御における制御量(フォーカスレンズ及びズームレンズの移動量)は、検出された指の摺動量に応じて、決められる。
また、検出された光軸方向における複数の指の間の距離に応じて、光学部材に対する制御を変化させるようにしてもよい。例えば、図3に示した中指と人差し指との間の距離d32又は中指と薬指との間の距離d34に応じて、ズームスピードが変わるようにCPU118で制御してもよい。
また、図6及び図7では、アイリス40の制御を省略して説明したが、アイリス40に関する実行制御を追加してもよい。例えば、小指のタッチを検知して、小指のタッチが有った場合にはアイリス40の開閉を行なう。
次に、第3実施例について説明する。第3実施例では、指の摺動方向が周回り方向であるか光軸方向であるかに応じて、CPU118により実行する光学制御機能を選択する。
例えば、周回り方向の摺動であればフォーカス制御機能、光軸方向の摺動であればズーム(変倍)制御機能を、それぞれ選択する。
図8は、第3実施例の制御処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、レンズ装置100のCPU118によって、プログラムに従い実行される。
まず、指検出処理を行なう(ステップ302)。第3実施例では、少なくとも前述の<指検出3>〜<指検出6>が行なわれる。
続いて、複数の指で同時にタッチしているか否かを判定し(S304)、Noである場合、ステップS302に戻る。
複数の指の同時タッチが検出された場合、図9(A)に示すような周回り方向xの摺動であるか否かを判定し(ステップS306)、Yesである場合にはフォーカス制御機能を選択する(ステップS308)。
また、図9(B)に示すような光軸方向yにおける摺動であって、前側への摺動であるか否かを判定し(ステップS310)、Yesである場合には、テレ側へのズーム機能を選択する(ステップS312)。
また、図9(B)に示すような光軸方向yにおける摺動であって、後側への摺動であるか否かを判定し(ステップS314)、Yesである場合には、ワイド側へのズーム機能を選択する(ステップS316)。
なお、フォーカス制御における制御の方向(光軸O方向における前/後方向)は、検出された指の摺動方向(時計回り方向であるか反時計回り方向であるか)に応じて、決められる。また、フォーカス制御及びズーム制御における制御量(フォーカスレンズ及びズームレンズの移動量)は、検出された指の摺動量に応じて、決められる。
第4実施例として、図10に示すように、タッチセンサ2を光軸O方向にて複数の操作領域に区切り、複数の操作領域のうちいずれの操作領域に指でタッチされたかを検出して、タッチされた操作領域に対応する機能を選択するようにしてもよい。
図10に示す例では、タッチセンサ2を、光軸O方向の前側(被写体側)から、フォーカス操作領域2a、ズーム操作領域2b、アイリス操作領域2cに区分している。即ち、CPU118は、フォーカス操作領域2aへのタッチが検出された場合にはフォーカス制御機能を選択し、ズーム操作領域2bへのタッチが検出された場合にはズーム制御機能を選択し、アイリス操作領域2cへのタッチが検出された場合にはアイリス制御機能を選択する。親指が常にタッチされることを考慮して、親指のタッチを除外して機能選択を行なってもよい。
以上、第1実施例〜第4実施例を説明したが、これらの実施例には特に限定されない。
レンズ装置100のCPU118に、以下の各種の制御1〜8の可能な任意の組み合わせを行なわせるようにしてもよい。
<制御1> タッチセンサに同時にタッチしている指の本数に応じて、機能を選択する。
<制御2> タッチセンサにタッチしている指の種類(第1指〜第5指)に応じて、機能を選択する。
<制御3> タッチセンサ上でタッチして摺動した指の摺動方向に応じて、機能を選択する。具体的には、指の摺動方向が周回り方向であるか光軸方向(前後方向)であるかによる選択、指の摺動方向が周回り方向である場合にその摺動方向が時計回り方向に摺動したか反時計回り方向に摺動したかによる選択、及び、指の摺動方向が光軸方向である場合にその摺動方向が前側(被写体側)に摺動したか後側に摺動したかによる選択が挙げられる。
<制御4> タッチセンサのうちタッチされた領域に応じて機能を選択する。
<制御5> 指の摺動量に応じた制御量で制御を行う。
<制御6> 同時にタッチした複数の指の間の距離に応じて制御を変更する。
<制御7> 連続タッチ回数に応じて機能の選択(または制御の変更)を行なう。
<制御8> 指で摺動した軌跡の形状に応じて機能の選択(または制御の変更)を行なう。
以上、タッチセンサ2を固定筒1の全外周に環状にエンドレスにして設けた場合を例に説明したが、本発明は、タッチセンサ2を固定筒1の全外周のうちの一部(例えば半環状)に設けた場合にも適用可能である。「半環状」とは、固定筒の外周を周回り方向に半分(角度にして180度)以上覆っていることをいう。
また、タッチセンサ2へのタッチ操作でフォーカス制御、ズーム制御及び絞り制御を行う場合を例に説明したが、他の機能もタッチセンサ2に割り当ててよい。
本発明は、本明細書において説明した例や図面に図示された例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の設計変更や改良を行ってよいのはもちろんである。
本明細書には、少なくとも以下の発明が開示されている。
発明1:光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサに同時にタッチしている指の本数を検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記同時にタッチしている指の本数に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置。
発明2:前記指検出手段は、前記タッチセンサにタッチしている指の種類も検出し、前記実行制御手段は、前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の本数及び指の種類に応じて、前記光学制御手段に実行させる機能を選択することを特徴とする発明1に記載のレンズ装置。
発明3:光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサにタッチしている指の種類を検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の種類に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置。
発明4:前記指検出手段は、親指及び親指以外の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、親指がタッチしている領域を基準にして、前記タッチセンサにタッチしている親指以外の少なくとも一本の指の種類を特定することを特徴とする発明2または3に記載のレンズ装置。
発明5:前記指検出手段は、親指及び中指を含む三本以上の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、親指及び中指のうち少なくとも一方がタッチしている領域を基準にして、人差し指が前記タッチセンサにタッチしているか否か、及び薬指が前記タッチセンサにタッチしているか否かを検出することを特徴とする発明2から4のうちいずれかひとつに記載のレンズ装置。
発明6:前記指検出手段は、複数の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、前記複数の指の間の距離を検出し、前記光学制御手段は、前記検出された距離に応じて前記光学部材に対する制御を変化させることを特徴とする発明1から5のうちいずれかひとつに記載のレンズ装置。
発明7:光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサを光軸方向に複数の領域に区切り、前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサの複数の領域のうちいずれの領域に指でタッチされたかを検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチされた領域に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置。
発明8:前記複数の光学部材として、少なくともフォーカスレンズ、変倍レンズ及び絞り部材が前記固定筒内に保持されており、前記実行制御手段は、前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるフォーカス制御機能、前記変倍レンズを光軸方向に移動させる変倍制御機能、及び、前記絞り部材の開口断面積を変化させる絞り制御機能のうちから、ひとつの機能を選択することを特徴とする発明1から7のうちいずれかひとつに記載のレンズ装置。
発明9:光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチした指が摺動したか否か、及び前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向であるか光軸方向であるか否かを検出する指検出手段と、前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、前記複数の機能のうちから前記指の摺動方向に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、を備えたことを特徴とするレンズ装置。
発明10:前記複数の光学部材として少なくともフォーカスレンズ及び変倍レンズが前記固定筒内に保持されており、前記実行制御手段は、検出された前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向である場合には前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるフォーカス処理を実行し、検出された前記指の摺動方向が光軸方向である場合には前記変倍レンズを光軸方向に移動させる変倍処理を行うことを特徴とする発明9に記載のレンズ装置。
発明11:前記光学制御手段は、前記複数の指のうち少なくともひとつの指の摺動量に応じて前記光学部材を制御することを特徴とする発明1から10のうちいずれかひとつに記載のレンズ装置。
発明12〜22:発明1〜発明11にそれぞれ対応する方法発明。
1:固定筒(レンズ鏡筒)、2:タッチセンサ、32:ズームレンズ、36:フォーカスレンズ、40:アイリス、100:レンズ装置、115:AFユニット、118:レンズ装置のCPU、200:撮影部、201,211,231:親指のタッチ領域、202、212、222:人差し指のタッチ領域、203,213、233:中指のタッチ領域、204、214、224:薬指のタッチ領域

Claims (15)

  1. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、
    前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、
    前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサに同時にタッチしている指の本数を検出する指検出手段と、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、
    前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記同時にタッチしている指の本数に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記指検出手段は、前記タッチセンサにタッチしている指の種類も検出し、
    前記実行制御手段は、前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の本数及び指の種類に応じて、前記光学制御手段に実行させる機能を選択することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、
    前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、
    前記タッチセンサにタッチしている指の種類を検出する指検出手段と、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、
    前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の種類に応じた機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ装置。
  4. 前記指検出手段は、親指及び親指以外の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、親指がタッチしている領域を基準にして、前記タッチセンサにタッチしている親指以外の少なくとも一本の指の種類を特定することを特徴とする請求項2または3に記載のレンズ装置。
  5. 前記指検出手段は、親指及び中指を含む三本以上の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、親指及び中指のうち少なくとも一方がタッチしている領域を基準にして、人差し指が前記タッチセンサにタッチしているか否か、及び薬指が前記タッチセンサにタッチしているか否かを検出することを特徴とする請求項2から4のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 前記指検出手段は、複数の指が同時に前記タッチセンサにタッチしているとき、前記複数の指の間の距離を検出し、
    前記光学制御手段は、前記検出された距離に応じて前記光学部材に対する制御を変化させることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  7. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、
    前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、
    前記タッチセンサを光軸方向に複数の領域に区切り、前記タッチセンサの出力信号に基づいて前記タッチセンサの複数の領域のうちいずれの領域に指でタッチされたかを検出する指検出手段と、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、
    前記複数の機能のうちから前記指検出手段によって検出された前記タッチされた領域に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ装置。
  8. 前記複数の光学部材として、少なくともフォーカスレンズ、変倍レンズ及び絞り部材が前記固定筒内に保持されており、
    前記実行制御手段は、前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるフォーカス制御機能、前記変倍レンズを光軸方向に移動させる変倍制御機能、及び、前記絞り部材の開口断面積を変化させる絞り制御機能のうちから、ひとつの機能を選択することを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  9. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒と、
    前記固定筒の外周部に周回り方向に沿って設けられたタッチセンサと、
    前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチした指が摺動したか否か、及び前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向であるか光軸方向であるか否かを検出する指検出手段と、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能を有する光学制御手段と、
    前記複数の機能のうちから前記指の摺動方向に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行させる実行制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ装置。
  10. 前記複数の光学部材として少なくともフォーカスレンズ及び変倍レンズが前記固定筒内に保持されており、
    前記実行制御手段は、検出された前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向である場合には前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させるフォーカス処理を実行し、検出された前記指の摺動方向が光軸方向である場合には前記変倍レンズを光軸方向に移動させる変倍処理を行うことを特徴とする請求項9に記載のレンズ装置。
  11. 前記光学制御手段は、前記複数の指のうち少なくともひとつの指の摺動量に応じて前記光学部材を制御することを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  12. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、
    前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサに同時にタッチしている指の本数を検出し、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記同時にタッチしている指の本数に応じた機能を選択し、その選択した機能を実行することを特徴とする操作制御方法。
  13. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、
    前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチしている指の種類を検出し、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記タッチしている指の種類に応じた機能を選択し、その選択した機能を実行することを特徴とする操作制御方法。
  14. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、
    前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサにタッチした指が摺動したか否か、及び前記指の摺動方向が前記固定筒の周回り方向であるか光軸方向であるか否かを検出し、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記指の摺動方向に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行することを特徴とする操作制御方法。
  15. 光学レンズを含む光学部材を保持した固定筒の外周部に、その周回り方向に沿ってタッチセンサを設け、
    前記タッチセンサを光軸方向に複数の領域に区切り、前記タッチセンサの出力信号に基づいて、前記タッチセンサの複数の領域のうちいずれの領域に指でタッチされたかを検出し、
    前記固定筒に保持されている光学部材を制御する複数の機能のうちから、前記指検出手段によって検出された前記タッチされた領域に対応する機能を選択し、その選択した機能を前記光学制御手段に実行することを特徴とする操作制御方法。
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