JP5613005B2 - カメラ - Google Patents

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本発明は、カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、覗き込み型のEVFを備えたカメラに関する。
交換レンズ式のカメラでは、LCD(液晶ディスプレイ)からなる背面表示部と、覗き込み型ファインダの両方が設けられたカメラが提供されている。覗き込み型のファインダとしては、光学ファインダに限らずEVF(電子ビューファインダ:Electronic View Finder)も登場している。また、背面表示部には、カメラ用の入力手段としてボタン操作に比較し入力が簡単なタッチパネルが設けられることも多い。
このようなタッチパネル付き背面表示部と覗き込み型ファインダの両方が設けられたカメラにおいて、撮影時には、カメラを安定して構えられる等の利点から、被写体確認用に覗き込み型ファインダが使用されることが多い。この場合、ファインダ内の画面を見ながら、タッチパネルを操作することになるが、ファインダを覗きながらタッチパネル操作を行うには、いわゆるブラインドタッチなるため、背面表示部を直接見ながら行う操作に比較し困難なものとなる。
そこで、LCD表示が横に開放されるタイプのカメラにおいて、ビューファインダ使用時にタッチパネルの4隅にそれぞれ1つだけ操作項目を配置するようにしたカメラが提案されている(特許文献1参照)。また、ファインダが背面表示部の真上に配置されるタイプでは、タッチパネルに近い位置に頭が位置してしまい、タッチパネルのスペースが少なくなることから、入力できる項目を減らしたり、特定方向への操作を特定上への選択とみなすようにすることにより、操作が簡単にできるようにしたカメラも提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−326843号公報 特開2008−268726号公報
覗きこみ型ファインダと背面表示部の画面に設けられたタッチパネルが近い位置にあるカメラの場合には、顔がタッチパネルに近い位置にあることから、指の操作に制限を受けてしまう。しかし、ファインダ画面上表示されている撮影条件の変更操作等を、タッチパネル上で行えると大変便利である。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、ファインダを覗き込みながらタッチパネルを操作し、ファインダ画面上で条件設定を可能とするカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わるカメラは、カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、上記背面表示部に重畳するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと、上記カメラ本体の上部に配置される覗き込み型のEVFと、画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部または上記EVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、を備え、上記タッチパネル制御部は、上記表示切換部によって画像の表示先が上記背面表示部に切換えられた場合には、上記タッチパネルへタッチ入力された位置に直接対応する画面上の位置を入力位置と指定し、上記表示切換部によって画像の表示先が上記EVFに切換えられた場合には、上記タッチパネルへの摺動入力で、その摺動動作の方向および量に応じて上記EVF画面上で指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記タッチパネルの1辺の全長より少ない摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるようにする
第2の発明に係わるカメラは、上記第1の発明において、上記タッチパネル制御部は、上記背面表示部使用時には、上記タッチパネルへの入力を有効とする領域を当該タッチパネルの面の全体に設定し、上記EVF使用時には、上記タッチパネルへの入力を有効とする領域を当該タッチパネルの面の一部に限定する。
第3の発明に係わるカメラは、上記第2の発明において、カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、上記タッチパネル制御部は、上記EVF使用時には、上記姿勢検出部によって検出されたカメラ本体の姿勢に応じて、上記有効とする領域を切換える。
第4の発明に係わるカメラは、上記第の発明において、上記タッチパネル制御部は、上記EVF画面使用時の上記移動量の割合として、上記タッチパネルの1辺の全長の半分以下の摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるように設定する。
の発明に係わるカメラは、上記第2または3の発明おいて、上記タッチパネル制御部は、タッチ操作が検出された場合に上記背面表示部およびEVF画面上いずれか切換えられた画面で位置指定用のカーソルを表示し、当該カーソルの摺動操作が検出された場合に当該摺動操作に応じて当該画面上を移動させ、さらに当該摺動操作後にタッチ操作が解除された場合、または当該タッチ操作解除後の再タッチ操作がされた場合には、当該カーソルで指定された画面上の条件を確定させる。
の発明に係わるカメラは、上記第の発明において、上記タッチパネル制御部は、撮影指示があった場合またはカーソル表示が一定時間を経過した場合に、上記カーソルを消去するよう制御する。
の発明に係わるカメラは、カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、上記背面表示部に重複するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと、上記カメラ本体の上部に配置された覗き込み型のEVFと、画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部またはEVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、を備え、上記タッチパネル制御部は、上記表示切換部によって画像の表示先が上記EVFに切り換えられた場合には、上記背面表示部使用時よりも上記タッチパネルの狭い領域を入力検出領域に設定し、かつ当該検出領域と上記EVF領域の画面の各位置を対応付けして、当該検出領域へのタッチ入力を上記EVFの画面上での対応付けられた位置への入力と指定し、かつ上記タッチパネルへの摺動入力で、その摺動動作の方向および量に応じて上記EVF画面上で指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記タッチパネルの1辺の全長より少ない摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるようにする。
の発明に係わるカメラは、第の発明において、カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、上記タッチパネル制御部は、上記EVF使用時には、上記姿勢検出部によって検出されたカメラ本体の姿勢に応じて、上記検出領域を切換える。
の発明に係わるカメラは、カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、上記背面表示部に重複するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと、上記カメラ本体の上部に配置された覗き込み型のEVFと、画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部またはEVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、を備え、上記タッチパネル制御部は、上記背面表示部またはEVF画面のいずれか切換えられた画面上で、入力される摺動操作の方向および量に応じて指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記EVF画面使用時には上記背面表示部使用時よりも大きくする。
10の発明に係わるカメラは、第の発明において、上記タッチパネル制御部は、上記EVF画面使用時の上記移動量の割合として、上記タッチパネルの1辺の半分以下の摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるように設定する。
11の発明に係わるカメラは、第の発明において、上記タッチパネル制御部は、タッチ操作が検出された場合に上記背面表示部およびEVF画面上いずれか切換えられた画面で位置指定用のカーソルを表示し、当該カーソルの摺動操作が検出された場合に当該摺動操作に応じて当該画面上を移動させ、さらに当該摺動操作後にタッチ操作が解除された場合、または当該タッチ操作解除後の再タッチ操作がされた場合には、当該カーソルで指定された画面上の条件を確定させる。
12の発明に係わるカメラは、第11の発明において、上記タッチパネル制御部は、撮影指示があった場合またはカーソル表示が一定時間を経過した場合に、上記カーソルを消去するよう制御する。
第1、第、および第の発明によれば、ファインダを覗き込みながらタッチパネルを操作し、ファインダ画面上で条件設定を可能とすることができ、またタッチパネル上の僅かな動きでEVF画面の全長を移動することができるカメラを提供することができる。
また、第2の発明によれば、不要な領域を不感領域としたので、誤操作を防止できる。第3の発明によれば、姿勢に応じて切換えるので、カメラの向きを変えても、検出領域が把持される手の動きを考慮して適切な領域が設定される。また、第の発明によれば、タッチパネルの1辺の全長の半分以下の動きでEVF画面の全長を移動することができる。第の発明によれば、入力に応じてカーソルが表示されるようにしたので、情報入力を容易に視認することができる。第の発明によれば、撮影指示があった場合や一定時間経過した場合にカーソルを消去するようにしたので、画面をすっきり表示することができる。
また、第の発明によれば、姿勢に応じて切換えるので、カメラの向きを変えても、検出領域が把持される手の動きを考慮して適切な領域が設定される。
また、第10の発明によれば、タッチパネル上で摺動操作による情報入力の際に、感度を高くしたので、タッチパネル上で僅かな動きで済む。第11の発明によれば、入力に応じてカーソルが表示されるようにしたので、情報入力を容易に視認することができる。第12の発明によれば、撮影指示があった場合や一定時間経過した場合にカーソルを消去するようにしたので、画面をすっきり表示することができる。
本発明の一実施形態に係わるカメラの主として電気回路の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、背面表示部の表示を観察する様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、背面表示部に表示された被写体像から被写体を選択する様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、EVFの表示を観察する様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、EVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を操作することにより被写体を選択する様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを横持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を右手で操作することにより被写体を選択する様子(Aタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを横持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Aタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを左手で縦持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Aタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを右手で縦持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Aタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを横持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を右手で操作することにより被写体を選択する様子(Bタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを横持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Bタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを左上で縦持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Bタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、カメラを右上で縦持ちしEVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を左手で操作することにより被写体を選択する様子(Bタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、EVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を右手で操作することによりカーソル移動を行う様子(Cタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、EVFに表示された被写体像を観察しながら、背面表示部上を右手で操作することによりカーソル移動を行う様子(Dタイプ)を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、主要被写体選択以外の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおいて、A〜Dタイプにおける背面表示部にライブビュー画像の表示時と、EVFにライブビュー画像の表示時におけるタッチパネルの入力方式の関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるカメラにおける動作を示すフローチャートである。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい一実施形態に係わるカメラは、デジタルカメラであり、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した背面表示部または覗き込み型のEVFにライブビュー表示する。撮影者はライブビュー表示を観察することにより、構図やシャッタチャンスを決定する。また、背面表示部にはタッチパネルが設けられており、このタッチパネルをタッチすることにより、そのタッチ位置、摺動方向、摺動量等の操作に応じて、被写体像の選択等の操作を行うことができる。レリーズ操作時には、静止画や動画の画像データが画像記憶部に記録される。画像記憶部に記録された静止画や動画の画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラ1の構成を示すブロック図である。カメラ1は、カメラ本体部10と交換レンズ部50から構成される。交換レンズ部50は、内部に撮影レンズユニット52(図2参照)および絞りを有し、ピント位置や焦点距離や開口量の調節を行う。また、交換レンズ部50は、カメラ本体部10に着脱自在であり、カメラ本体部10に装着すると、カメラ本体部10内の対レンズ制御部17を介して、制御部11と通信を行うことが可能である。
対レンズ制御部17は、制御部11からの指示に従い、交換レンズ部50に対して制御信号を出力すると共に、交換レンズ部50から受信した各種交換レンズ情報を制御部11に出力する。制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、プログラム/データ記憶部12に記憶された制御プログラムに従って動作し、カメラ1の全体制御を行う。
制御部11内には、表示切換部11a、カメラ向き判断部11b、画面情報制御部11c、タッチパネル制御部11d、および釦操作検出部11eが設けられている。制御部11内の11a〜11eは、制御プログラムにより実行される処理の一部であるので、制御部11に含まれる機能部として説明する。
表示切換制御部11aは、画像の表示先を背面表示部29またはEVF30のいずれかに切換える。本実施形態においては、ライブビュー表示や再生表示等の画像の表示装置としては、後述するように背面表示部29およびEVF30の2つがあり、いずれか一方に画像の表示を行うようにしている。表示切換制御部11aは、検出部15から検出結果を入力し、この検出結果に基づいて、2つの表示部の内のいずれか1つに表示を行う切換え制御を行う。
カメラ向き判断部11bは、後述する傾き検出部16からの検知出力を入力し、カメラ本体部10の姿勢を判断する。すなわち、カメラ1の長手方向が重力方向に沿った縦位置であるか、長手方向が重力方向と垂直な方向に沿った横位置のいずれにあるかを判定する。また、縦位置の場合には、長手方向の際の右側が上か、左側が上側かも判定する。画面情報制御部11cは、背面表示部29およびEVF30にライブビュー表示を行う際に、カーソル84(図3(c)参照)等の所定のメニューや情報を表示する。
タッチパネル制御部11dは、タッチパネル部14の出力に接続されており、ユーザのタッチパネル部14への操作を検出して、背面表示部29またはEVF30の画面に対する操作指令の入力を制御する。タッチパネル制御部11dは、指示検出方式として、タッチパネル部14へタッチ入力された位置に直接対応する画面上の位置を入力位置と指定する方式と、タッチパネル部14への摺動入力でその摺動方向および量に応じて指定位置を移動させるようにする方式(以下タッチパッドとも称する)の2つの方式を適宜選択する。また、後述するように、タッチパネル部14は全面においてタッチ状態を検出可能であるが、設定されているモードおよびカメラ1の姿勢に応じて、タッチパネル制御部11dはタッチ状態を検出するエリアを制限する。釦操作検出部11eは、操作部13に接続されており、操作部13の操作状態を検出する。
制御部11には、プログラム/データ記憶部12、操作部13、タッチパネル部14、検出部15、傾き検出部16、およびバス31が接続されている。プログラム/データ記憶部12は、不揮発性のメモリであり、前述したように制御部11において実行するプログラムや、各種データを記憶している。
操作部13は、ユーザがカメラに指示を与えるための各種操作部材を有する。各種操作部材としては、電源釦、レリーズ釦13a(図3(a)参照)、十字釦、OK釦、再生釦等を有し、各種操作部材の操作状態の検出結果を制御部11の釦操作検出部11eに出力する。
タッチパネル部14は、図2に示すように、背面表示部29の前面に配置されている。なお、背面表示部29と一体に構成するようにしても構わない。ユーザが背面表示部29の画面をタッチすると、タッチパネル部14は、タッチ位置およびタッチ方向を検出し、検出結果をタッチパネル制御部11dに出力する。
検出部15は、図4に示すように、カメラ本体部10のEVF30の接眼部に設けられ、赤外線等の投光部と、この赤外線の反射光15Rを受光する受光部とから構成されている。検出部15は、ユーザが接眼部を覗くと、投光された赤外線がユーザの目の周辺によって反射され、この反射光を受光し、検知信号を出力する。なお、本実施形態においては、投受光タイプの検出方式を採用しているが、これ以外にも、ユーザの瞳を検出する等、他の方式を採用しても勿論かまわない。
傾き検出部16は、カメラ本体部10が傾き状態を検出するための重力検知センサを含み、重力方向とカメラ1の長手方向のなす角度に応じた検知信号を、カメラ向き判断部11bに出力する。
バス31には、前述の制御部11の他に、撮像処理部22、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)23、画像処理部24、圧縮伸張部25、記録再生部26、表示処理部28が接続されている。撮像処理部22は、撮像素子21に接続されており、この撮像素子21は、交換レンズ部50によって形成された被写体像を画像信号に変換する。撮像素子処理部22は、撮像素子21から画像信号を読み出し、デジタルの画像データに変換し、バス31に出力する。
SDRAM23は電気的に書き換え可能な揮発性の一時記憶メモリであり、撮像処理部22から出力される静止画像や連続画像(動画を含む)等の画像データの一時記憶に用いられる。画像処理部24は、デジタル画像データのデジタル的増幅(デジタルゲイン調整処理)、ホワイトバランス、色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、ライブビュー表示用画像生成、動画画像生成、インデックス画像(縮小画像)生成等の各種の画像処理を行なう。
圧縮伸張部25はSDRAM23に一時記憶された静止画像や連続画像の画像データをJPEGやTIFF等の圧縮方式により圧縮し、また表示等のために伸張するための回路である。なお、画像圧縮はJPEG、TIFF、MPEGに限らず、他の圧縮方式も適用できる。
表示処理部28は、撮影時にはライブビュー表示を、レリーズ時にはレックビュー表示を、再生時には再生画像を、背面表示部29またはEVF30に表示させる。背面表示部29は、表示処理部28に接続されており、カメラ本体部10の背面に配置された液晶モニタや有機EL等のディスプレイを有する。表示処理部28の制御により背面表示部29ディスプレイの画面に所定の画像が表示される。
表示処理部28に接続されたEVF30は、図4に示すように、カメラ本体部10の内部に設けられた画像表示用の電子ビューファインダ用液晶(以下、EVFLCD)32と、接眼レンズ34とから構成されている。ユーザが接眼レンズ34を覗くことにより、ライブビュー表示等の画像を観察することができる。
記録・再生部26は、圧縮伸張部25において圧縮された画像データを画像記憶部27に記憶し、また、画像記憶部27に記憶された撮影画像の画像データを読み出す。この読み出された画像データは、圧縮伸張部25において伸張され、この伸張された画像データに基づいて、背面表示部29またはEVF30に画像が再生表示される。画像記憶部27は、記録・再生部26に接続されており、カメラ本体部10に内蔵、または装填可能な画像データの記録媒体である。この画像記憶部27に、静止画像や連続画像が記録されている。
次に、本実施形態における背面表示部29とEVF30における使用方法について、図2ないし図16を用いて説明する。図2および図3は、一般的な背面表示部29の使用状態を示す。背面表示部29を使用する際には、背面表示部29にライブビュー表示等の画像が表示され、これをユーザ71が観察することができる。
図3は、背面表示部29にライブビュー表示した際に、AF(Auto Focus)やAE(Auto Exposure)等のために被写体を選択する方法を示す。まず、図3(a)は、背面表示部29にライブビュー表示がなされている様子を示す。すなわち、背面表示部29にはライブビュー画像が表示され、一方、EVF30のEVFLCD32にはライブビュー画像は表示されない。前述したように、表示切換部11aは検出部15の検出結果に基づいて、ユーザが接眼レンズ34を覗いていない場合には、背面表示部29のみに表示を行うからである。
背面表示部29には、図3(a)〜(c)に示すように、被写体81aおよび81bが表示されている。この場合、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図3(b)に示すように、被写体81bをタッチする。タッチパネル部14が被写体81bへのタッチ信号を出力すると、画面情報制御部11cは背面表示部29に、図3(c)に示すように、被写体81bに重畳してカーソル84を表示する。
図4および図5は、EVF30の使用状態を示す。ユーザ71がEVF30の接眼部を覗きこむと、図4に示すように、検出部15がユーザ71を検出し、検出結果を表示切換制御部11aに出力する。表示切換制御部11aは、この検出結果に基づいて、EVF30を表示状態とする。この結果、EVFLCD32にライブビュー画像等が表示され、一方、背面表示部29における表示は終了する。
図5は、EVF30のEVFLCD32にライブビュー表示した際に、AF(Auto Focus)やAE(Auto Exposure)のために被写体を選択する方法を示す。図5(a)は、EVFLCD32にライブビュー表示がなされている様子を示す。すなわち、EVFLCD32にはライブビュー画像が表示され、一方、背面表示部29にはライブビュー画像は表示されない。
EVFLCD32には、図5(a)〜(c)に示すように、被写体81aおよび81bが表示されている。この場合、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図5(a)に示すように、背面表示部29上に設けられているタッチパネル部14上でタッチ操作やタッチパッド操作を行う。タッチパネル部14が検知信号を出力すると、画面情報制御部11cはEVFLCD32に、図5(c)に示すように、被写体81bに重畳してカーソル84を表示する。なお、本実施形態において、タッチパネル部14上での操作はAタイプ〜Dタイプの4タイプが用意されており、ユーザはいずれかの方法を予め設定しておく。
まず、タッチパネル部14上での操作方法のうちのAタイプについて、図6ないし図9を用いて説明する。図6は、Aタイプのうち、カメラ1を横持ちし、右手で操作する場合を示す(このタイプをA−HRタイプと称す)。ここで、横持ちは、カメラ1の長手方向が重力と垂直となるような持ち方である。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図6(a)に示すように、右指71Rを背面表示部29の画面上でタッチパネル部14をワンタッチした後にP1方向またはP2方向等の方向に摺動させる、いわゆるタッチパッド操作を行う。
背面表示部29の画面上で、タッチパッド操作を行う場合、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図6(b)に示すように、タッチパネル部14の内の有効範囲14aの領域のみ右指71Rによるタッチパッド操作を検知し、無効範囲14bでタッチパッド操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。
右指71Rが有効範囲14aを最初にタッチすると、図6(c)に示すように、カーソル84が、EVFLCD32の画面のほぼ中央に表示される。この状態で、右指71Rを背面表示部29上でP1方向またはP2方向等に摺動させると、カーソル84もP1方向またはP2方向等に移動する。
ユーザが意図する被写体、図6に示す例では被写体81bに、カーソル84が重畳した際に、ユーザの右指71Rで1クリック操作(ワンタッチ操作)を行うと、カーソル84の位置が確定する(図6(d)参照)。カーソル84の位置が確定し、一定時間が経過すると、カーソル84は自動的に非表示状態となる。
図7は、Aタイプのうち、カメラ1を横持ちし、左手で操作する場合を示す(このタイプをA−HLタイプと称す)。EVFLCD32にライブビュー表示を行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図7(a)に示すように、左指71Lを背面表示部29の画面上でワンタッチした後に摺動させ、タッチパッド操作を行う。
このタイプでも、A−HRタイプと同様、背面表示部29の画面上で、タッチパッド操作を行う場合、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図7(b)に示すように、タッチパネル部14の内の有効範囲14aの領域のみ左指71Lによるタッチパッド操作を検知し、無効範囲14bでタッチパッド操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。
左指71Lが有効範囲14aを最初にタッチすると、A−HRタイプの場合と同様に、カーソル84が、EVFLCD32の画面のほぼ中央に表示される(図7(c)参照)。この状態で、左指71Lをタッチパネル部14上で摺動させると、カーソル84も摺動した方向に移動する。
ユーザが意図する被写体にカーソル84が重畳すると、左指71Lで1クリック操作を行うと、カーソル84の位置が確定する。カーソル84の位置が確定し、一定時間が経過すると、カーソル84は自動的に非表示状態となる。
図8は、Aタイプのうち、カメラ1を左上に縦持ちし、左手で操作する場合を示す(このタイプをA−VLタイプと称す)。ここで、左上に縦持ちは、カメラ1の長手方向が重力と同じ方向になるようにし、しかも横持ちした際の左側が上側となるような持ち方である。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図8(a)に示すように、左指71Lを背面表示部29の画面上でワンタッチした後に摺動させ、タッチパッド操作を行う。
このタイプでも、A−HRタイプやA−HLタイプと同様、背面表示部29の画面上で、タッチパッド操作を行う場合、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図8(b)に示すように、タッチパネル部14の内の有効範囲14aの領域のみ左指71Lによるタッチパッド操作を検知し、無効範囲14bでタッチパッド操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。なお、ここでは、有効範囲14aとして、その長手方向がEVFの長手の向きと同じなるような形状を採用している。もちろん、正方形でもあるいは横長形状にしてもよい。
左指71Lが有効範囲14aを最初にタッチすると、A−HRタイプやA−HLタイプの場合と同様に、カーソル84が、EVFLCD32の画面のほぼ中央に表示される。この状態で、左指71Lを背面表示部29上で摺動させると、カーソル84も摺動した方向に移動する。
ユーザが意図する被写体にカーソル84が重畳すると、左指71Lで1クリック操作を行うと、カーソル84の位置が確定する。カーソル84の位置が確定し、一定時間が経過すると、カーソル84は自動的に非表示状態となる。
図9は、Aタイプのうち、カメラ1を右上に縦持ちし、左手で操作する場合を示す(このタイプをA−VRタイプと称す)。ここで、右上に縦持ちは、カメラ1の長手方向が重力と同じ方向になるようにし、しかも横持ちした際の右側が上側となるような持ち方である。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図9(a)に示すように、左指71Lを背面表示部29の画面上でワンタッチした後に摺動させ、タッチパッド操作を行う。
このタイプでも、前の3つのタイプと同様、背面表示部29の画面上で、タッチパッド操作を行う場合、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図9(b)に示すように、タッチパネル部14の内の下側の部分の有効範囲14aの領域のみ左指71Lによるタッチパッド操作を検知し、無効範囲14bでタッチパッド操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。
左指71Lが有効範囲14aを最初にタッチすると、前の3つのタイプの場合と同様に、カーソル84が、EVFLCD32の画面のほぼ中央に表示される。この状態で、左指71Lを背面表示部29のタッチパネル部14上で摺動させると、カーソル84も摺動した方向に移動する。
ユーザが意図する被写体にカーソル84が重畳すると、左指71Lで1クリック操作を行うと、カーソル84の位置が確定する。カーソル84の位置が確定し(図9(c)参照)、一定時間が経過すると、カーソル84は自動的に非表示状態となる。
このように、Aタイプが設定された場合、EVF30によってライブビュー画像等が表示され、被写体を選択する場合には、背面表示部29をタッチパッド操作することにより、カーソル84を移動させ、1クリック操作により、カーソル84の位置を確定させることができる。このとき、タッチパッド操作を検知するエリア(有効範囲14a)を設け、この範囲でのみタッチパッド操作を有効にしている。このため、誤って、無効範囲14bを触ったとしても、誤操作となることがない。
次に、被写体の選択方法のうちのBタイプについて、図10ないし図13を用いて説明する。前述のAタイプは、ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、背面表示部29上をタッチパッド操作することにより、カーソル84の位置を決めていた。これに対して、Bタイプは、背面表示部29上をタッチする際のタッチ位置で位置決めを行うようにしている。
図10は、Bタイプのうち、カメラ1を横持ちし、右手で操作する場合を示す(このタイプをB−HRタイプと称す)。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図10(a)に示すように、右指71Rを背面表示部29の画面上をワンタッチする。このときタッチした位置をタッチパネル部14が検知するので、この位置に応じて画面情報制御部11cがカーソル84の位置決めを行う。
ただし、背面表示部29の画面上で、タッチ操作を行う場合、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図10(b)に示すように、タッチパネル部14の内の有効範囲14aの領域のみ右指71Rによりタッチ操作を検知し、無効範囲14bでタッチ操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。図10(b)には、説明の都合上、被写体相当位置81Ma,81Mbを示しているが、この被写体相当位置81Ma、81Mbにおける破線は、実際には非表示である。
右指71Rが有効範囲14a内の被写体相当位置81Mbをワンタッチすると、図10(d)に示すように、カーソル84が、EVFLCD32の被写体81b上に重畳して表示される。もし、カーソル84の位置がユーザの意図する位置でなかった場合には、再度、背面表示部29をワンタッチすることにより、カーソル84の位置決めを行えばよい。なお、本実施形態においては、ワンタッチにより位置決めを行うようにしているが、ダブルクリックにより位置決めを行うようにしても勿論かまわない。
図11は、Bタイプのうち、カメラ1を横持ちし、左手で操作する場合を示す(このタイプをB−HLタイプと称す)。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図11(a)に示すように、左指71Lを背面表示部29の画面上でワンタッチを行う。このときタッチした位置に応じて画面情報制御部11cがカーソル84の位置決めを行う。
背面表示部29の画面上で、タッチ操作を行う場合、B−HRタイプと同様、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図11(b)に示すように、タッチパネル部14の内の有効範囲14aの領域のみ左指71Lによりタッチ操作を検知し、無効範囲14bでタッチ操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。図11(b)においても、説明の都合上、被写体相当位置81Ma,81Mbを示しているが、この被写体相当位置81Ma、81Mbにおける破線は、実際には非表示である。
左指71Lが有効範囲14a内の被写体相当位置81Mbをワンタッチすると、不図示のカーソルが、EVFLCD32の被写体81b上に重畳して表示される。もし、カーソルの位置がユーザの意図する位置でなかった場合には、再度、背面表示部29をワンタッチすることにより、カーソルの位置決めを行えばよい。
図12は、Bタイプのうち、カメラ1を左上に縦持ちし、左手で操作する場合を示す(このタイプをB−VLタイプと称す)。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図12(a)に示すように、左指71Lを背面表示部29の画面上でワンタッチを行う。このときタッチした位置に応じて画面情報制御部11cがカーソル84の位置決めを行う。
背面表示部29の画面上で、タッチ操作を行う場合、B−HRタイプやB−HLタイプと同様、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図12(b)に示すように、タッチパネル部14の内の上側の有効範囲14aの領域のみ左指71Lによりタッチ操作を検知し、無効範囲14bでタッチ操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。図12(b)においても、説明の都合上、被写体相当位置81Ma,81Mbを示しているが、この被写体相当位置81Ma、81Mbにおける破線は、実際には非表示である。
左指71Lが有効範囲14a内の被写体相当位置81Mbをワンタッチすると、カーソル84が、EVFLCD32の被写体81b上に重畳して表示される。もし、カーソル84の位置がユーザの意図する位置でなかった場合には、再度、背面表示部29をワンタッチすることにより、カーソル84の位置決めを行えばよい。
図13は、Bタイプのうち、カメラ1を右上に縦持ちし、右手で操作する場合を示す(このタイプをB−VRタイプと称す)。ライブビュー表示をEVFLCD32に行っている状態で、ユーザが被写体81bにピントや露出制御を合わせたい場合には、図13(a)に示すように、右指71Rを背面表示部29の画面上でワンタッチを行う。このときタッチした位置に応じて画面情報制御部11cがカーソル84の位置決めを行う。
背面表示部29の画面上で、タッチ操作を行う場合、Bタイプの前の3つタイプと同様、タッチパネル部14の全面を検出エリアとはしない。すなわち、図13(b)に示すように、タッチパネル部14の内の下側の有効範囲14aの領域のみ右指71Rによりタッチ操作を検知し、無効範囲14bでタッチ操作がなされても、タッチパネル部14は検出することはない。図13(b)においても、説明の都合上、被写体相当位置81Ma,81Mbを示しているが、この被写体相当位置81Ma、81Mbにおける破線は、実際には非表示である。
右指71Rが有効範囲14a内の被写体相当位置81Mbをワンタッチすると、カーソル84が、EVFLCD32の被写体81b上に重畳して表示される。もし、カーソル84の位置がユーザの意図する位置でなかった場合には、再度、背面表示部29をワンタッチすることにより、カーソル84の位置決めを行えばよい。
次に、被写体の選択方法のうちのCタイプについて、図14を用いて説明する。CタイプでのEVF使用時は、タッチパッド操作によりカーソルの位置決めを行うが、その際、タッチパッド操作の摺動量検知の感度を高くするようにしている。
図14(a)は、背面表示部29にライブビュー表示を行っている様子を示し、図14(b)(c)は、EVF30にライブビュー表示を行っている様子を示す。EVF表示時に被写体の選択を行うには、Aタイプの場合のようなタッチパッド操作により行うが、本実施形態においては、タッチパッド操作の摺動量検知の感度を2倍に高くしている。すなわち、図14(b)に示すように、背面表示部29上でX0/2、Y0/2だけタッチパッド操作で摺動させたとすると、図14(c)に示すように、X、Y分、摺動移動する。
今、背面表示部29(タッチパネル部14)の画面サイズを、横をL、縦をHとすると、L/2以下の摺動量で、EVF30の画面の横幅分の移動を行うことができ、またH/2以下の摺動量で、EVF30の画面の縦全部の移動を行うことができる。したがって、Cタイプにおいては、狭い領域でもカーソルの移動を行うことができ、AタイプやBタイプのように、タッチパネル部14上での有効範囲14aを限定しなくてもよい。もちろん、誤操作を防止するために、AタイプやBタイプと同様に、マニュアルで領域選択、あるいはカメラの構えた向きで、領域を自動的に設定するようにしてもよい。なお、本実施形態では、摺動量検出のための感度を2倍としたが、これに限らず、これと異なる感度にしても構わない。
次に、被写体の選択方法のうちのDタイプについて、説明する。Dタイプは、背面表示部29に画像を表示してタッチパネル操作を行う場合には、指示検出方式として、タッチパネル部14へタッチ入力された位置に直接対応する画面上の位置を入力位置と指定する方式を採用し、EVF30に画像を表示してタッチパネル操作を行う場合には、タッチパネル部14への摺動入力でその摺動方向および量に応じて指定位置を移動させるようにする方式(タッチパッド)を採用する。
図15は、EVF30に画像を表示してタッチパッド操作を行う場面の例である。背面表示部29に画像を表示してタッチパネル操作を行う例は、図3と同様なので省略する。図15(a)は、EVF30にライブビュー表示を行っている様子で、図15(b)はEVFLCD32の画面内容を示している。背面表示部29(タッチパネル部14)の画面サイズを、横をL、縦をHとし、EVFLCD32の画面サイズを、横をL´縦をH´としている。タッチパネル部14に対する摺動操作によりカーソル84の位置が決定される。
そして、摺動量の感度として、タッチパネル部14に対するL/2またはそれ以下の摺動量で、EVF30の画面の横幅分L´の移動を行わせるようにする。同様に、H/2またはそれ以下の摺動量で、EVF30の画面の縦H´全部の移動を行わせるようにする。Dタイプでも、タッチパッド操作の摺動量検知の感度を高くするので、狭い領域でもカーソルの移動を行うことができ、AタイプやBタイプのように、タッチパネル部14上での有効範囲14aを限定しなくてもよい。
図3ないし図15では、主被写体を設定する例を説明したが、本発明は主被写体の設定に限らず、種々の設定に応用することができる。例えば、図16(a)(b)に示すように、撮影条件の設定例を示す。
図16(a)は、背面表示部29に撮影条件設定用表示85を表示している様子を示す。この場合には、ユーザは意図する撮影条件のアイコンをタッチすれば、撮影条件を設定することができる。図16(b)は、EVF30に撮影条件設定用表示85を表示した場合を示す。この場合には、前述した被写体の選択の場合と同様、背面表示部29をタッチパッド操作やワンタッチ操作(ダブルタッチ操作でも可)することにより、タッチパネル部14による検出結果に基づいて、画面表示制御部11cが撮影条件を設定する。もちろん、AタイプやBタイプ以外にもCタイプやDタイプによって設定するようにしてもかまわない。
また、図16(c)に示すように、AF位置の指定に応用してもかまわない。図16(c)はEVF30での画面表示例であり、11ポイントからなるAF選択枠86のいずれかを、前述したようなAタイプ〜Dタイプによって選択し、この選択されたAF枠87を表示するようにしてもよい。
また、図16(d)に示すように、彩度や輝度等の調整量の設定に応用してもかまわない。図16(d)はEVF30での画面表示例であり、画面の右側には、調整用のスライダー88が表示される。前述したAタイプ〜Dタイプによってスライダー88を上下方向に移動させ、調整量を変更するようにしてもよい。
このように、本実施形態においては、タッチパネル部14上で種々の情報を入力するにあたって、Aタイプ〜Dタイプの4種類の操作方式がある。この3種類の操作方式を図17にまとめて示す。最上段の「背面表示部」は、背面表示部29にライブビュー画像が表示される場合を示し、この場合、Aタイプ、BおよびDが設定されていると、タッチパネル部14は位置指定のタッチパネル操作によって情報入力される。また、Cタイプが設定されていると、タッチパネル部14は、変位量指定のタッチパッド操作によって情報入力される。
また、最上段の「EVF」は、EVF30にライブビュー画像が表示される場合を示し、この場合、Aタイプが設定されると、タッチパネル部14は、変位量指定のタッチパッド操作によって情報入力され、この場合、有効範囲14aが限定される。この有効範囲14aは、カメラ1の姿勢に応じて領域が設定される。Bタイプが設定されると、タッチパネル部14は、位置指定のタッチパネル操作によって情報入力され、有効範囲14aが、限定される。この有効範囲14aは、カメラ1の姿勢に応じて領域が設定される。また、Cタイプが設定されると、タッチパネル部14は、変位量指定のタッチパッド操作によって情報入力され、この場合、摺動量検知の感度が2倍となる。また、Dタイプが設定されると、タッチパネル部14は、変位量指定のタッチパッド操作によって情報入力され、この場合、摺動量検知の感度をCタイプと同じ2倍にする。
次に、本実施形態における動作を図18ないし図21に示すフローチャートを用いて説明する。これらのフローチャートは、プログラム/データ記憶部12に記憶されているプログラムに従って制御部11が実行する。図18に示すフローに入ると、まず、動作モードが撮影モードか否かの判定を行う(S11)。このカメラ1は、動作モードとしては、撮影モードがデフォルトモードであり、再生釦が操作されると、再生モードが設定される。
ステップS11における判定の結果、撮影モードでなかった場合には、再生処理を行う(S13)。ここでは、画像記憶部27から画像データを読み出し、背面表示部29またはEVF30に画像を再生表示する。再生処理が終了すると、ステップS11に戻る。
一方、ステップS11における判定の結果、撮影モードであった場合には、次に、ライブビューに所定のメニューや情報を重畳表示する(S15)。ここでは、撮像素子21からの画像データに基づいて、ライブビュー画像を生成し、このライブビュー画像に撮影条件設定用表示85、カーソル84等、設定されているモード等に応じて種々の情報を重畳する。
続いて、EVF30を使用するか否かの判断を行う(S17)。ここでは、検出部15の検知出力に基づいて、表示切換部11aがEVF30のいずれに表示するかを判断する。なお、検出部15の検出結果以外にも、メニュー画面や、専用釦、兼用釦等において、EVF30の使用を設定できるようにしても構わない。この判断を行うと、この判断結果に基づいて、次に、EVF30を使用するか否かの判定を行う(S19)。
ステップS19における判定の結果、EVF30を使用する場合には、次に、EVF30にライブビューを表示する(S21)。この場合には、背面表示部29には、ライブビュー画像が表示されない。続いて、AタイプまたはBタイプのいずれが設定されているか判定する(S23)。Aタイプ〜Dタイプの設定は、メニュー画面において行われることから、このステップでは、メニュー画面での設定状態に基づいて判定する。
ステップS23における判定の結果、AタイプまたはBタイプが設定されていた場合には、次に、カメラ向きを検出する(S25)。ここでは、傾き検出部16の検知結果に基づくカメラ向き判断部11bの判断結果を検出する。続いて、ステップS25での検出結果に基づいて、カメラ横位置か否かの判定を行う(S27)。
ステップS27における判定の結果、カメラ1が横位置であった場合には、次に、左側に切換えるか否かの判定を行う(S29)。ユーザは、メニュー画面において、右利きか左利きかに応じて、好みで左側か右側かを設定するので、この設定結果に応じて判定する。
ステップS29における判定の結果、左側でなかった場合、すなわち右側であった場合には、有効範囲をHRに設定する(S31)。Aタイプであった場合には、図6(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。また、Bタイプであった場合には、図10(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。
一方、ステップS29における判定の結果、左側であった場合には、有効範囲をHLに設定する(S33)。Aタイプであった場合には、図7(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。また、Bタイプであった場合には、図11(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。
ステップS27における判定の結果、カメラが横位置出なかった場合、すなわち縦位置であった場合には、次に、左が上の位置か否かの判定を行う(S39)。ここでは、傾き検出部16による検出結果に基づいて、カメラ向き判断部11bが、右が上か、左が上かを判断するので、この判断結果に基づいて判定する。
ステップS39における判定の結果、左が上であった場合には、有効範囲をVLに設定する(S41)。ここでは、Aタイプであった場合には、図8(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。また、Bタイプであった場合には、図12(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。
一方、ステップS39における判定の結果、左が上でなかった場合、すなわち、右が上であった場合には、有効範囲をVRに設定する(S43)。ここでは、Aタイプであった場合には、図9(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。また、Bタイプであった場合には、図13(b)を用いて説明したように、タッチパネル制御部11dはタッチパネル部14に有効範囲14aを設定する。
ステップS31、S33、S41、S43において有効範囲を設定すると、次に、カーソル84が表示されているか否かの判定を行う(S51、図19参照)。後述するように、ステップS55においてカーソル表示を行い、ステップS73においてカーソルの消去を行っており、このステップでは、現在、カーソル表示を行っているか否かを判定する。
ステップS51における判定の結果、カーソルが表示されていなかった場合には、ワンタッチ操作が有るか否かの判定を行う(S53)。ここでは、タッチパネル部14の検出結果に基づいて判定する。この判定の結果、ワンタッチ操作が有った場合には、カーソル表示を行う(S55)。前述したように、Aタイプでは、画面の略中央に、またBタイプではワンタッチ位置に、カーソル84を表示する。
ステップS51における判定の結果、カーソル84が表示されていた場合には、次に、カーソルの表示後一定時間が経過したか否かを判定する(S71)。この判定の結果、一定時間が経過していた場合には、カーソル84を消去する(S73)。
一方、ステップS71における判定の結果、カーソル表示後一定時間が経過していない場合には、またはステップS55においてカーソル表示を行うと、次に、Aタイプが設定されているか否かを判定する(S57)。前述したように、Aタイプ〜Dタイプはメニュー画面において設定することから、この設定状態に基づいて判定する。
ステップS57における判定の結果、Aタイプが設定されていた場合には、次に、摺動操作有りか否かの判定を行う(S59)。前述したように、Aタイプは、タッチパッド操作により、情報入力する。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて、摺動操作がなされたか否かを判定する。
ステップS59における判定の結果、摺動操作が有る場合には、次に、摺動操作の量や方向を検出する(S61)。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて、摺動操作の量および方向を検出する。続いて、操作に応じてEVF画面でカーソル等の移動を行う(S63)。図6ないし図9を用いて説明したように、タッチパネル部14上での摺動操作に応じて、EVF30の画面上でカーソル84を移動させる。なお、図16を用いて説明した他の調整パラメータやメニュー等の情報入力の場合には、それぞれの画面に応じて移動を行う。
EVF画面でカーソル等の移動を行うと、次に、パネルから指が離れたか否かを判定する(S65)。ここでは、タッチパネル部14からの検知結果に基づいて判定する。この判定の結果、パネルから指が離れた場合には、次に、指示を確定する(S67)。ユーザが指を離したことにより、主被写体の設定等の情報入力を終了したとみなせることから、指示を確定する。指示を確定すると、続いて、撮影条件を確定する(S69)。指示が確定したことから、これに伴い、撮影条件も確定する。
ステップS57における判定の結果、Aタイプが設定されていなかった場合、すなわち、Bタイプが設定されていた場合には、次に、タッチ操作有りか否かを判定する(S81)。前述したように、Bタイプは、タッチ操作のタッチ位置により情報入力を行う。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて、タッチ操作がなされたか否かを判定する。
ステップS81における判定の結果、タッチ操作があった場合には、次に、タッチ位置を検出する(S83)。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて検出する。続いて、タッチ位置にカーソル表示を行う(S85)。図10ないし図13を用いて説明したように、タッチパネル部14上でのタッチ位置に応じて、EVF30の画面上でカーソル84の位置決めを行う。なお、図16を用いて説明した他の調整パラメータやメニュー等の情報入力の場合には、それぞれの画面に応じて位置決めを行う。タッチ位置にカーソル表示を行うと指示を確定する(S87)。指示を確定すると、前述のステップS69に進む。
ステップS23(図18参照)における判定の結果、AタイプおよびBタイプのいずれでもなかった場合には、すなわち、CタイプまたはDタイプであった場合には、感度をデフォルトの2倍に設定する(S101、図21)。CタイプまたはDタイプは、前述したようにタッチパッド操作であるが、Aタイプに比較し、摺動量検知の感度が2倍になっている。そこで、ステップS101において、感度をデフォルトの2倍に設定している。
感度を2倍に設定すると、次に、ステップS59と同様に、摺動操作有りか否かの判定を行う(S105)。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて、摺動操作がなされたか否かを判定する。続いて、ステップS61と同様に、摺動操作の量や方向を検出する(S107)。ここでは、タッチパネル部14の検知結果に基づいて、摺動操作の量および方向を検出する。
続いて、操作に応じてEVF画面または背面画面でカーソル等の移動を行う(S109)。EVF表示でCタイプまたはDタイプが設定されている場合には、タッチパネル部14上での摺動操作に応じて、EVF30の画面上でカーソル84を移動させる。また、後述するステップS103を経てステップS109に到る場合は、EVF表示ではなく背面表示部29での表示であり、この場合には背面画面でカーソル等の移動を行う。
操作に応じたカーソル等の移動を行うと、次に、パネルから指が離れ、再度、タッチされたか否かを判定する(S111)。タッチパネル部14からの検知結果に基づいて、ダブルタッチ操作されたかを判定する。ステップS111における判定の結果、パネルから指が離れ、再度タッチされた場合には、指示を確定し(S113)、撮影条件を設定する(S115)。
ステップS19(図18参照)における判定の結果、EVFを使用しない場合には、次に、背面表示部29にライブビュー表示を行う(S35)。この場合には、EVF30には、ライブビュー表示を行われない。背面表示部29にライブビュー表示を行うと、次に、ステップS23と同様に、Aタイプ、BタイプまたはDタイプかの判定を行う(S37)。
ステップS37における判定の結果、Aタイプ、BタイプまたはDタイプのいずれかであれば、前述のステップS81に進む。図17を用いて説明したように、背面表示部29にライブビュー表示する場合には、タッチパネル部14にはタッチ操作によって情報入力を行う。このため、実質的には、EVF表示の際のBタイプとしての使用と同じになる。
一方、ステップS37における判定の結果、Aタイプ、Bタイプ、Dタイプのいずれでもない場合、すなわち、Cタイプの場合には、感度をデフォルトのままとし(S103、図21参照)、ステップS105に進む。この場合は、Cタイプが設定されているが、背面表示部29での表示であることから、タッチパッド操作の感度はデフォルトのままとして、ステップS105以下において、背面表示を実行する。
ステップS53における判定の結果、ワンタッチ操作がなかった場合、またはステップS59における判定の結果、摺動操作がなかった場合、またはステップS65における判定の結果、パネルから指が離れていなかった場合、またはステップS69において撮影条件の確定を行うと、またはステップS81における判定の結果、タッチ操作がなかった場合、またはステップS73においてカーソルの消去を行うと、ステップS91に進む。また、ステップS115において、撮影条件を設定すると、またステップS111における判定の結果、パネルから指が離れ再度タッチされなかった場合、またはステップS105における判定の結果、摺動操作がなかった場合にもステップS91に進む。
ステップS91においては、レリーズ操作が有りか否かを判定する。ここでは、釦操作検出部11eが、レリーズ釦13aが押し込まれたか否かに基づいて判定する。この判定の結果、レリーズ操作がなされた場合には、次に、カーソル消去を行う(S93)。ここでは、画面情報制御部11cがカーソル84の表示を消去する。
カーソルを消去すると、次に、撮影処理を実行する(S95)。ここでは、撮像素子21は、シャッタ速度時間の間、被写体像を露光する。露光終了後、撮像処理部22は画像信号を読み出し、画像処理部24および圧縮伸張処理部25において処理を行った後、画像記憶部27に画像データの記録を行う。
撮影処理を実行すると、またはステップS91における判定の結果、レリーズ操作がなかった場合には、次に、モード切換えか否かを判定する(S97)。ここでは、再生モードに切り換えられたか否かを判定する。この判定の結果、モード切換えがあった場合には、ステップS13に進み、再生処理を行う。
一方、ステップS97における判定の結果、モード切換えがない場合には、次に、電源オフか否かの判定を行う(S99)。ここでは、釦操作検出部11eが、操作部13の内の電源釦の操作状態を検出し、この検出結果に基づいて判定する。この判定の結果、電源オフではなかった場合には、ステップS15に戻る。一方、電源オフであった場合には、電源オフ処理を行ったのちメインフローを終了する。再度、電源釦が操作されるとステップS11からスタートする。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、タッチパネル制御部11dは、表示切換部11aによって画像の表示先が背面表示部29に切換えられた場合には、タッチパネル部14へタッチ入力された位置に直接対応する画面上の位置を入力位置と指定し、表示切換部11aによって画像の表示先がEVF30に切換えられた場合には、タッチパネル部14への摺動入力で、その摺動方向および量に応じて上記EVF画面上で指定位置を移動させるようにしている(Aタイプ)。このため、EVF表示の際には、所謂タッチパッドとして機能させて、画面に対応するタッチパネルの位置に直接タッチしなくてもよくなるので、ブラインドタッチでも、位置決めが容易になる。
また、本発明の一実施形態においては、タッチパネル制御部11dは、表示切換部11aによって画像の表示先がEVF30に切り換えられた場合には、背面表示部29の使用時よりもタッチパネル部14の狭い領域を入力検出領域に設定し、かつ当該検出領域とEVF領域の画面の各位置を対応付けして、当該検出領域へのタッチ入力をEVF30の画面上での対応付けられた位置への入力と指定するようにしている(Bタイプ)。領域を狭くしたので、ブランドタッチでも誤操作を防止することができる。
また、本発明の一実施形態においては、タッチパネル制御部11dは、背面表示部29またはEVF30の画面のいずれか切換えられた画面上で、入力される摺動操作の方向および量に応じて指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、EVF画面使用時には背面表示部使用時よりも大きくするようにしている(Cタイプ)。このため、狭い領域でもカーソルの移動を行うことができる。
また、本発明の一実施形態においては、タッチパネル制御部11dは、背面表示部29の画面の使用時にはタッチパネル部14の全域を使い直接入力とし、EVF30の画面の使用時には入力される摺動操作の方向および量に応じて指定位置を移動させるようにする(タッチパッド操作)。そして、摺動操作時に、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、Aタイプに比べて大きくするようにしている(Dタイプ)。
また、本発明の一実施形態においては、カメラ向き判断部11bによって、カメラの向きや持ち方を判断し、この判断結果に応じて、タッチパネル部14の有効範囲14aの領域を変えている。このため、ユーザがカメラ1の持ち方を変えた場合であっても最適な位置で情報入力を行うことができる。
なお、本発明の一実施形態においては、交換レンズ式のカメラに本発明を適用した例を説明したが、これに限らず、撮影レンズがカメラ本体に一体に構成されたカメラにも適用することができる。また、EVF30は、カメラ本体部10に固定したタイプについて説明したが、これに限らず、着脱式のEVFであっても、勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態においては、EVF30と背面表示部29の切換えは、検出部15による自動検出によって切換えていた。しかし、これに限らず、メニュー画面においてマニュアル操作によって、あるいは専用の切換釦や兼用釦等によって切換えるようにしてもよい。検出部15は必須ではなく省いてもよい。
また、本発明の一実施形態においては、EVF30を覗きながらタッチパネル部14で情報入力を行う例として、主被写体選択、撮影条件設定、AF位置選択、調整量の設定に適用した例を説明した。しかし、これらに限らず、例えば、ライブビューが表示されないメニュー画面上での項目指定、電子ズームにおいて拡大再生位置の指定や移動等、種々の情報入力に適することが可能である。
また、本発明の一実施形態においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・カメラ、10・・・カメラ本体部、11・・・制御部、11a・・・表示切換部、11b・・・カメラ向き判断部、11c・・・画面情報制御部、11d・・・タッチパネル制御部、11e・・・釦操作検出部、12・・・プログラム/データ記憶部、13・・・操作部、13a・・・レリーズ釦、14・・・タッチパネル部、14a・・・有効範囲、14b・・・無効範囲、15・・・検出部、16・・・傾き検出部、21・・・撮像素子、22・・・撮像処理部、23・・・SDRAM、24・・・画像処理部、25・・・圧縮伸張部、26・・・記録・再生部、27・・・画像記憶部、28・・・表示処理部、29・・・背面表示部、30・・・EVF、32・・・EVFLCD、34・・・接眼レンズ、50・・・交換レンズ部、52・・・撮影レンズユニット、71・・・ユーザ、71R・・・右指、71L・・・左指、81a・・・被写体、81b・・・被写体、84・・・カーソル、85・・・撮影条件設定用表示、86・・・AF選択枠、87・・・選択されたAF枠、88・・・スライダー

Claims (12)

  1. カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、
    上記背面表示部に重畳するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと、
    上記カメラ本体の上部に配置される覗き込み型のEVFと、
    画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、
    上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部または上記EVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、
    を備え、上記タッチパネル制御部は、
    上記表示切換部によって画像の表示先が上記背面表示部に切換えられた場合には、上記タッチパネルへタッチ入力された位置に直接対応する画面上の位置を入力位置と指定し、
    上記表示切換部によって画像の表示先が上記EVFに切換えられた場合には、上記タッチパネルへの摺動入力で、その摺動動作の方向および量に応じて上記EVF画面上で指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記タッチパネルの1辺の全長より少ない摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるようにする
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 上記タッチパネル制御部は、上記背面表示部使用時には、上記タッチパネルへの入力を有効とする領域を当該タッチパネルの面の全体に設定し、上記EVF使用時には、上記タッチパネルへの入力を有効とする領域を当該タッチパネルの面の一部に限定することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、
    上記タッチパネル制御部は、上記EVF使用時には、上記姿勢検出部によって検出されたカメラ本体の姿勢に応じて、上記有効とする領域を切換えることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 上記タッチパネル制御部は、上記EVF画面使用時の上記移動量の割合として、上記タッチパネルの1辺の全長の半分以下の摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるように設定することを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  5. 上記タッチパネル制御部は、タッチ操作が検出された場合に上記背面表示部およびEVF画面上いずれか切換えられた画面で位置指定用のカーソルを表示し、当該カーソルの摺動操作が検出された場合に当該摺動操作に応じて当該画面上を移動させ、さらに当該摺動操作後にタッチ操作が解除された場合、または当該タッチ操作解除後の再タッチ操作がされた場合には、当該カーソルで指定された画面上の条件を確定させることを特徴とする請求項2または3に記載のカメラ。
  6. 上記タッチパネル制御部は、撮影指示があった場合またはカーソル表示が一定時間を経過した場合に、上記カーソルを消去するよう制御することを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、
    上記背面表示部に重複するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと
    上記カメラ本体の上部に配置された覗き込み型のEVFと、
    画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、
    上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部またはEVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、
    を備え、
    上記タッチパネル制御部は、上記表示切換部によって画像の表示先が上記EVFに切り換えられた場合には、上記背面表示部使用時よりも上記タッチパネルの狭い領域を入力検出領域に設定し、かつ当該検出領域と上記EVF領域の画面の各位置を対応付けして、当該検出領域へのタッチ入力を上記EVFの画面上での対応付けられた位置への入力と指定し、かつ上記タッチパネルへの摺動入力で、その摺動動作の方向および量に応じて上記EVF画面上で指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記タッチパネルの1辺の全長より少ない摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるようにすることを特徴とするカメラ。
  8. カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、
    上記タッチパネル制御部は、上記EVF使用時には、上記姿勢検出部によって検出されたカメラ本体の姿勢に応じて、上記検出領域を切換えることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  9. カメラ本体の背面に配置される背面表示部と、
    上記背面表示部に重複するように設けられ、入力される操作指示を検出するタッチパネルと
    上記カメラ本体の上部に配置された覗き込み型のEVFと、
    画像の表示先を上記背面表示部または上記EVFのいずれかに切換える表示切換部と、
    上記タッチパネルへの操作を検出して、上記背面表示部またはEVFの画面に対する操作指令の入力を制御するタッチパネル制御部と、
    を備え、
    上記タッチパネル制御部は、上記背面表示部またはEVF画面のいずれか切換えられた画面上で、入力される摺動操作の方向および量に応じて指定位置を移動させ、当該入力される摺動量に対する画面上での移動量の割合を、上記EVF画面使用時には上記背面表示部使用時よりも大きくすることを特徴とするカメラ。
  10. 上記タッチパネル制御部は、上記EVF画面使用時の上記移動量の割合として、上記タッチパネルの1辺の半分以下の摺動量で、上記EVF画面の対応する辺の全長を移動できるように設定することを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  11. 上記タッチパネル制御部は、タッチ操作が検出された場合に上記背面表示部およびEVF画面上いずれか切換えられた画面で位置指定用のカーソルを表示し、当該カーソルの摺動操作が検出された場合に当該摺動操作に応じて当該画面上を移動させ、さらに当該摺動操作後にタッチ操作が解除された場合、または当該タッチ操作解除後の再タッチ操作がされた場合には、当該カーソルで指定された画面上の条件を確定させることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  12. 上記タッチパネル制御部は、撮影指示があった場合またはカーソル表示が一定時間を経過した場合に、上記カーソルを消去するよう制御することを特徴とする請求項11に記載のカメラ。
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