JP4590362B2 - カメラ、カメラの制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

カメラ、カメラの制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数の表示部を備えるカメラと、このカメラの制御方法、プログラム、記録媒体に関する。
画面に指やペン等で直接触れて入力を行ういわゆるタッチパネルは、種々の分野で入力手段として広く利用されている。
デジタルカメラ(以下、カメラと省略する。)においても、LCD等の画像表示部がほとんどの機種に搭載されているために、この画像表示部にタッチパネルを搭載するようにしたカメラに関する提案も少なくない。すなわち、従来より多くのカメラでは、XY方向操作ボタン(着目部分をX方向とY方向とに移動させるための操作ボタン、具体的には十字キーや矢印キーなど)等の押圧ボタンを入力部として、カメラ背面に設けられた画面上で各種の入力や設定操作を行うようになっている。これに対して、カメラにタッチパネルを設ければ、画面に対して直接的に入力することができるようになるために、より操作が直感的で簡単になると考えられるためである。
一例として、特開2002−354311号公報には、タッチパネルを配置した画面上で押下した任意の位置の周囲に操作アイコンを設定表示させるようにして、各自の操作し易い位置に操作アイコンを配置することができるようにしたカメラが提案されている。
また、特開2003−224742号公報には、タッチパネル表示部にズーム枠を表示させて、画面上で適当な大きさの枠をタッチにより選択させ、ズーム倍率を設定するようにしたカメラが提案されている。
さらに、特開2002−94629号公報には、2つのタッチパネル付き表示部を備える携帯端末装置が記載されており、一方の表示部は記録用画面を、他方の表示部は再生用画面を、それぞれ表示するようになっている。
特開2002−354311号公報 特開2003−224742号公報 特開2002−94629号公報
上述したような各公報には、タッチパネルを用いたカメラの操作制御に関する各種の提案がなされている。タッチパネルを用いた表示部は、画像を表示することができるとともに、アイコンの位置や大きさを任意に設定することができるために、カメラの操作部としての適性を備えている。そして、上述した提案以外の、タッチパネルの優位性をさらに有効に活用することができる操作性を備えたカメラが要望されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、優れた操作性を発揮させ得るカメラ、カメラの制御方法、プログラム、記録媒体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明によるカメラは、被写体像を撮影するための撮像部と、上記撮像部により撮影された画像を一時的に記憶するための一時用記憶媒体と、上記撮像部により撮影された画像を保存用に記録するための保存用記録媒体と、上記撮像部により撮影されている画像を表示する第1表示部と、上記第1表示部に隣接して配置されており上記保存用記録媒体に記録された画像を表示する第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、上記第1操作入力部へ入力された操作の種類に応じて制御を行う制御部と、を具備し、上記制御部は、上記第1操作入力部へ第1の操作入力が行われたときには上記第1表示部に表示中の画像に係る上記撮像部からの画像データを上記一時用記憶媒体へ一時的に記憶させ、その後に該第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには上記一時用記憶媒体に一時的に記憶されている画像データを上記保存用記録媒体へ記録させるように制御するものである。
また、第2の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、上記制御部が、上記第1操作入力部へ第1の操作入力が行われたときには、上記撮像部により撮影されている画像を上記第1表示部に表示させるのに代えて、上記一時用記憶媒体へ一時的に記憶させた画像を上記第1表示部に表示させるようにさらに制御するものであり、その後に該第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、該第1表示部に表示されている画像を第2表示部に移動させる表示を行わせるようにさらに制御するものである。
さらに、第3の発明によるカメラの制御方法は、画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法であって、上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには撮影された画像を一時的に記憶させ、上記第1表示部に上記モニタ画像に代えて上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、その後に上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させる方法である。
第4の発明によるプログラムは、画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、コンピュータに、上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには撮影された画像を一時的に記憶させ、上記第1表示部に上記モニタ画像に代えて上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、その後に上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させるカメラの制御方法を実行させるためのプログラムである。
第5の発明による記録媒体は、画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法を実行させるためのプログラムを記憶する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには撮影された画像を一時的に記憶させ、上記第1表示部に上記モニタ画像に代えて上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、その後に上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させるカメラの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶する記録媒体である。
第6の発明によるカメラは、被写体像を撮影するための撮像部と、第1表示部と、上記第1表示部に隣接して配置された第2表示部と、上記第2表示部に付随して設けられており該第2表示部への直接操作を入力するための操作入力部と、上記第1表示部への表示と上記第2表示部への表示とを制御するための表示制御部と、を具備し、上記表示制御部は、上記第1表示部に上記撮像部により撮影されている画像を表示させ、上記第2表示部にシャッタ操作を行うためのシャッタ操作領域を含む操作領域を示す図形を表示させると共に、上記操作入力部への入力に応じて該操作領域を示す図形を変更して表示させるように制御するものである。
第7の発明によるカメラは、上記第6の発明によるカメラにおいて、上記表示制御部が、さらに、ズーム操作を行うためのズーム操作領域を上記操作領域に設定して、該操作領域を示す図形を表示させるとともに、ズーム操作が行われてズーム比が変更された場合には、該変更されたズーム比に応じて、上記シャッタ操作領域の大きさを変更して表示させるように制御するものである。
第8の発明によるカメラは、上記第6の発明によるカメラにおいて、上記表示制御部が、さらに、フォーカス操作を行うためのフォーカス操作領域を上記操作領域に設定して、該操作領域を示す図形を表示させるように制御するものである。
第9の発明によるカメラは、上記第8の発明によるカメラにおいて、上記表示制御部が、上記フォーカス操作領域を示す図形を、上記シャッタ操作領域を示す図形と兼用させるように制御するものである。
第10の発明によるカメラは、上記第6の発明によるカメラにおいて、標準姿勢において縦長をなすように構成されたカメラ本体部をさらに具備し、上記第1表示部は、上記標準姿勢における上記カメラ本体部の背面上部に設けられたものであり、上記第2表示部は、該標準姿勢における該カメラ本体部の背面下部に設けられたものである。
本発明のカメラ、カメラの制御方法、プログラム、記録媒体によれば、優れた操作性を発揮させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図8は本発明の実施形態1を示したものであり、図1はカメラの外観を示す(A)背面図(B)右側面図(C)正面図(D)平面図、図2はカメラの外観を示す斜視図である。
このカメラ1は、正面および背面をやや縦長の矩形をなす主面とし、比較的薄型の略直方体形状をなす筐体(カメラ本体部)(つまり、いわゆるカード形状の筐体)を備えている。このカメラ1は、例えば、片手の掌で把持し得るサイズ形状に形成されており、標準的な把持状態における標準的な姿勢(標準姿勢)では、主面が縦長となるようないわゆる縦位置をとるようになっている。
このカメラ1の背面には、図1(A)に示すように、標準姿勢における重力方向の上側位置に矩形状の第1表示部11が、この第1表示部11の重力方向の下側位置に隣接して矩形状の第2表示部12が、それぞれ配設されている。
また、カメラ1の正面には、図1(C)に示すように、光学的な被写体像を結像するためのレンズ14が例えば右上に配設されている。
さらに、カメラ1の上面には、図1(D)に示すように、このカメラ1の電源をオン/オフするための電源ボタン15と、このカメラ1における各種の操作状態を保持するための(つまり、意図しないボタン操作等を防止するための)ホールドボタン16と、が配設されている。
さらに、カメラ1の右側面(正面から見た右側の側面)には、図1(B)に示すように、標準姿勢における重力方向の上側位置にメニューボタン17が、下側位置にモードボタン18が、それぞれ配設されている。これらの内のメニューボタン17は、後述するように、シャッタ位置を変更するためのメニューやマニュアルフォーカスを行うためのメニューを表示するメニュー画面を表示するためのボタンである。また、モードボタン18は、このカメラ1の動作モードを選択するためのボタンである。このモードボタン18の操作により設定可能な動作モードとしては、例えば、撮影モード、再生モード等がある。
次に、図3はカメラ1の主として電気的な構成を示すブロック図である。
このカメラ1は、表示ユニット25と、CPU26と、操作部29と、ROM30と、一時用記憶媒体31と、保存用記録媒体32と、画像処理部33と、撮像部35と、を備えて構成されている。
ここに、表示ユニット25は、上述した第1表示部11および第2表示部12と、第1表示制御部21および第2表示制御部22と、操作入力部23と、操作検出部24と、を有して構成されている。
また、撮像部35は、上述したレンズ14と、撮像素子36と、撮像処理部37と、を有して構成されている。
レンズ14は、上述したように、被写体の光学像を撮像素子36の撮像面に結像するための光学系であり、本実施形態においては、例えばズームレンズを含むズーム光学系として構成されている。
また、撮像素子36は、レンズ14により結像された光学的な被写体像を電気的な撮像信号に変換して出力するものである。
さらに、撮像処理部37は、撮像素子36を駆動するとともに、撮像素子36から出力される撮像信号にアナログ的な信号処理等を施した後にデジタル信号に変換するものである。
また、第1表示部11および第2表示部12は、例えばLCD等で構成される表示デバイスである。
第1表示制御部21は、CPU26の指令に基づき、第1表示部11を制御して表示を行わせるものである。
同様に、第2表示制御部22は、CPU26の指令に基づき、第2表示部12を制御して表示を行わせるものである。
操作入力部23は、第2表示部12への直接操作を入力するための入力デバイスであり、具体的には例えばタッチパネルとして構成されたものとなっている。
操作検出部24は、操作入力部23からの出力に基づき第2表示部12に対してどのような直接操作が行われたかを検出するためのものである。
操作部29は、図1や図2に示したような電源ボタン15、ホールドボタン16、メニューボタン17、モードボタン18等を含むこのカメラ1に設けられた各種の操作ボタン等を含んでいる。
ROM30は、このカメラ1を制御するための処理プログラム(カメラの制御方法を実行させるためのプログラム)や各種の制御値等を記憶する不揮発性の記録媒体である。このROM30には、後述するシャッタ枠53やシャッタアイコン54、ズームアイコン55(図4等参照)などの表示用の画像データも格納されている。
一時用記憶媒体31は、CPU26の作業メモリとして用いられると共に、画像処理部33により処理する画像データを記憶するための画像バッファとしても用いられる揮発性の記録媒体であり、例えばRAM等により構成されている。
保存用記録媒体32は、例えばフラッシュメモリや小型ハードディスク等で構成される、多数の画像を記憶し得る不揮発性の記録媒体である。
画像処理部33は、撮像処理部37から出力され、一時用記憶媒体31に一旦格納された画像データに、各種の画像処理や画像圧縮処理等を施すものである。こうして画像処理部33により処理されたデータは、上述した保存用記録媒体32に記録されるようになっている。また、画像処理部33は、保存用記録媒体32から読み出したデータを、伸張処理し、第1表示部11や第2表示部12で表示するに適した形式に変換する処理も行う。
CPU26は、ROM30に記憶されている処理プログラムや制御値に基づいて、このカメラ1を統括的に制御するための制御部である。このCPU26は、操作検出部24、操作部29、ROM30と接続されると共に、第1表示制御部21、第2表示制御部22、一時用記憶媒体31、保存用記録媒体32、画像処理部33、撮像処理部37とバス等を介して接続されている。
次に、図4は、カメラ1におけるシャッタの大きさや位置を変更するときの様子を示す図である。
このカメラ1は、従来のカメラにおいて用いられているようなメカニカルなシャッタボタンは備えておらず、タッチパネル等として構成される操作入力部23をシャッタボタンとして機能させるように構成されたものとなっている。さらに、このカメラ1においては、レンズ14のズーム操作もタッチパネル等として構成される操作入力部23を介して行うようになっている。
すなわち、撮影モードにおいては、図4(A)に示すように、第1表示部11にモニタ画像51が表示されると共に、ターゲットマーク52が表示されるようになっている。ここに、ターゲットマーク52は、例えばオートフォーカス(AF)のポイントを示すものであり、この図4に示す例では、交点がスルーとなった略十文字形状のマークが用いられている。
また、撮影モードにおいては、図4(A)に示すように、第2表示部12にシャッタボタンとして機能するアイコンやズームボタンとして機能するアイコンが表示されるようになっている。ここに、シャッタボタンとして機能するアイコン(シャッタ操作領域を示す図形)は、シャッタ領域を示すシャッタ枠53と、シャッタであることを視覚的に示すシャッタアイコン54と、を含む。この図4に示す例においては、シャッタ枠53は角が丸められた略正方形の枠として表示されている。また、シャッタアイコン54は、上述したターゲットマーク52と同一(あるいは相似)のマークとなっている。一方、ズームボタンとして機能するアイコン(ズーム操作領域を示す図形)は、ズームアイコン55となっていて、略正方形状をなすシャッタ枠53の右下角部に表示されている。このズームアイコン55は、この図4に示す例においては、ズームアップおよびズームダウンをそれぞれ示す2つの三角形を組み合わせて構成されている。
なお、この図4(A)に示す例においては、ズームアイコン55をシャッタ枠53の右下角部に配置しているが、ユーザが左利きである場合には左下角部に表示することができるようにしても良い。これに限らず、ユーザに応じた最も操作し易い位置に設定することができるようにすると良い。
次に、図4(B)は、シャッタ枠53で示されるシャッタ領域を、カメラ1を把持する手の指(例えば親指)で押圧して、撮影を行ったときの様子を示している。このシャッタ領域が押圧された瞬間には、ターゲットマーク52が通常よりも大きく表示され、シャッタ音等が発音されるようになっている。なお、ここではレリーズ操作に伴ってターゲットマーク52を大きく表示するようにしているが、これに限らず、ターゲットマーク52を光らせたり、色を異ならせて表示するようにしたりしても構わない。
また、このカメラ1は、シャッタ領域の大きさや位置を変更することができるように構成されている。
すなわち、メニューボタン17を押下すると、図示しないメニュー画面が表示されて、このメニュー画面においてシャッタ領域の位置や大きさを指定することができるようになっている。ただし、シャッタ領域の中心位置を第2表示部12の表示面の角部に指定した場合には、シャッタ領域の大きさを指定しなくても、その位置等に応じた表示可能な大きさに自動的に設定されるようになっている。すなわち、角部にシャッタ領域を設定すると、それ以前に設定されていた大きさのシャッタ領域をそのまま表示することが不可能になる場合があるために、このときには自動的に縮小表示されるようにしたものである。
図4(C)はこのような様子を示している。この図4(C)に示す例では、シャッタ領域を第2表示部12の表示面の左下角部に設定している。これに応じて、シャッタ領域もやや小さくなっている。この図4(C)に示すような位置にシャッタ領域を設定した場合には、シャッタ領域を押圧しないときに親指を置く位置を確保することが可能となり、カメラ1を容易に保持することが可能となる利点がある。これに限らず、所望の位置にシャッタ領域を設定することにより、手の大きさや利き手が異なる様々なユーザに対応して、操作性が良好となる。
次に、図5は、カメラ1においてズームアイコン55を操作するときの様子を示す図である。
図5(A)に示すようにズームアイコン55にタッチした状態で、図5(B)に示すように、指を右斜め下に摺動操作するとレンズ14のズームアップが行われる。逆に、指を左斜め上に摺動操作するとレンズ14のズームダウンが行われるようになっている。このズーム操作に伴って、モニタ画像51もズームアップ表示またはズームダウン表示が行われる。また、ズームアップ操作を行った場合にはシャッタ領域を示すシャッタ枠53が拡大表示され(図5(B))、逆にズームダウン操作を行った場合にはシャッタ枠53が縮小表示されるようになっている。こうして、シャッタ枠53の大きさを見ることにより、レンズ14のズーム状態を把握することができるようになっている。
続いて、図6は、撮影モードにおける第2表示部の他の表示例を示す図である。
この図6に示す例のシャッタ枠53Aは、円形をなしており、レンズ14の焦点位置を調整するためのフォーカスリングを兼ねる(すなわち、フォーカス操作領域を示す図形を兼ねる)ようになっている。このシャッタ枠53Aの時計回り方向の端部(ズームアイコン55によりシャッタ枠53Aが途切れる部分における時計回り方向の端部)は無限位置53cを示し、反時計回り方向の端部(ズームアイコン55によりシャッタ枠53Aが途切れる部分における反時計回り方向の端部)は最至近位置53dを示している。そして、シャッタ枠53A上には、現在のフォーカス位置を示す指標53bが、このシャッタ枠53A上を移動操作可能に表示されている。その他、シャッタ枠53Aの、中央にシャッタアイコン54が、右下角部にズームアイコン55が、それぞれ表示されているのは上述と同様である。
このような構成において、指標53bに触れながら、円形をなすシャッタ枠53A上をスライドして移動させることにより、所望の位置へのフォーカス操作を手動で行うことが可能となる。
次に、図7は、カメラ1の動作を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、電源ボタン15がオンされているか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、電源ボタン15がオンされていると判定された場合には、次に、モードボタン18の操作により、撮影モードに設定されているか否かを判定する(ステップS2)。
そして、撮影モードに設定されていないと判定された場合には、再生モード処理を行う(ステップS3)。この再生モード処理は、ステップS2において、撮影モードに設定されていると判定されるまで行われる。
一方、ステップS2において、撮影モードに設定されていると判定された場合には、例えば図4(A)に示すように、第1表示部11にモニタ画像51を表示するとともに(ステップS4)、第2表示部12にシャッタ枠53等の操作領域表示を行う(ステップS5)。
その後、メニューボタン17が操作されたか否かを判定する(ステップS6)。
ここで、メニューボタン17が操作されたと判定された場合には、撮影操作に係るメニューを表示し(ステップS7)、シャッタ枠53の位置を変更する指示が行われたか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、シャッタ枠53の位置を変更する指示が行われた場合には、その指示に応じてシャッタ枠53を第2表示部12内で移動させて表示する(ステップS9)。
このステップS9が終了するか、またはステップS8においてシャッタ枠53の位置を変更する指示が行われていない場合には、マニュアルフォーカス指示が行われたか否かを判定する(ステップS10)。
ここで、マニュアルフォーカス指示が行われた場合は、図4に示すような表示態様から、図6に示すような表示態様に移行し、手動によるフォーカス操作が可能なフォーカス表示を行う(ステップS11)。
ステップS6においてメニューボタン17が操作されていないと判定された場合、ステップS10においてマニュアルフォーカス指示が行われていないと判定された場合、またはステップS11の処理が終了した場合には、第2表示部12の前面に設けられた操作入力部23に触れる操作(タッチ操作)が行われたか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、タッチ操作が行われていないと判定された場合には、ステップS1へ戻って、上述したような処理を繰り返して行う。
一方、ステップS12において、タッチ操作が行われたと判定された場合には、後で図8を参照して説明するようなタッチ操作処理を行う(ステップS13)。
このタッチ操作処理が終了したら、ステップS1へ戻って電源ボタン15の状態をチェックする。
こうして、ステップS1において、電源ボタン15がオフになっていると判定された場合には、この処理を終了する。
次に、図8は、図7のステップS13におけるタッチ操作処理を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、ズームアイコン55への操作、つまりズーム操作が行われたか否かを判定する(ステップS21)。
ここでズーム操作が行われたと判定された場合には、レンズ14に含まれるズームレンズを光軸方向に移動させて、操作量に応じたズーミングを行う(ステップS22)。
そして、図5(A)および図5(B)に示したように、ズーム操作で変更されたズーム比に合わせてシャッタ枠53の拡大表示または縮小表示を行う(ステップS23)。
このステップS23が終了するか、またはステップS21においてズーム操作が行われていないと判定された場合には、図6に示したような指標53bによるフォーカス操作が行われたか否かを判定する(ステップS24)。
ここで、フォーカス操作が行われたと判定された場合(このときには、当然にして、図7のステップS10においてマニュアルフォーカス指示が行われていると判定されている。)には、レンズ14に含まれるフォーカスレンズを光軸方向に移動させて、操作量に応じたフォーカシングを行う(ステップS25)。
このステップS25が終了するか、またはステップS24においてフォーカス操作が行われていないと判定された場合には、シャッタ領域内に触れることによりシャッタ操作が行われたか否かを判定する(ステップS26)。
ここで、シャッタ操作が行われていないと判定された場合には、ステップS21へ戻って上述したような処理を繰り返して行う。
また、ステップS26においてシャッタ操作が行われたと判定された場合には、撮像素子36により撮像を行って画像処理等を行い保存用記録媒体32に記録する撮影処理を行う(ステップS27)。
こうして、ステップS27の処理が終了したところで、このタッチ操作処理から図7に示したような処理に復帰する。
このような実施形態1によれば、カメラ1の操作部としての適性を有するタッチパネル等で構成される操作入力部23を用いて、優れた操作性を発揮させることができる。
このとき、シャッタ領域を示すシャッタ枠53の位置を変更することができるために、大きさや利き手が異なる様々なユーザに対応して、カメラ1の保持性を向上し、操作性を良好にすることができる。
そして、ズーム比に合わせてシャッタ枠53の大きさが変化するように構成したために、ズームの動作状態を視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、マニュアルフォーカスも、タッチパネル等で構成される操作入力部23を用いて、必要に応じて行うことが可能となる。このとき、マニュアルフォーカスを行うための図形を、シャッタ領域を示す図形と兼用するようにしたために、表示するべき操作用の図形が少なくて済み、表示が煩雑になるのを防止することができる。
加えて、モニタ画像を、カメラ1を標準姿勢で把持したときの上側の位置に配置するようにしたために、モニタ画像がカメラ1を把持する指などで隠れるのを有効に予防することができる。
[実施形態2]
図9から図12は本発明の実施形態2を示したものであり、図9はカメラ1の主として電気的な構成を示すブロック図である。
この実施形態2において、上述の実施形態1と同様である部分については同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明する。
この実施形態2のカメラ1は、上述した実施形態1のカメラ1とほぼ同様に構成されているが、操作入力部および操作検出部を、第1表示部11と第2表示部12との両方に設けた点が異なっている。
すなわち、第1表示部11の表示面上にはタッチパネル等で構成される第1操作入力部23Aが、第2表示部12の表示面上にはタッチパネル等で構成される第2操作入力部23Bが、それぞれ設けられている。
第1操作入力部23Aからの出力は第1操作検出部24Aに入力され、第1表示部11に対してどのような直接操作が行われたかが検出されるようになっている。同様に、第2操作入力部23Bからの出力は第2操作検出部24Bに入力され、第2表示部12に対してどのような直接操作が行われたかが検出されるようになっている。
そして、これら第1操作検出部24Aの出力と第2操作検出部24Bの出力とは、CPU26に入力されるようになっている。また、CPU26は、画像管理部26aを有して構成されている。この画像管理部26aは、第1表示部11から第2表示部12へ移動された撮影画像63(図10(C)、図10(D)参照)を、記録画像62(図10(A)〜図10(E)参照)とするように、画像管理を行うものである。
カメラ1におけるその他の構成は、図3に示したものとほぼ同様である。
次に、図10は画像を撮影するときのカメラ1の様子を示す図である。
この実施形態のカメラ1においては、図10(A)に示すように、撮影モード時に、第1表示部11にモニタ画像61が表示される一方で、第2表示部には最近撮影された1枚以上の記録画像62(保存用記録媒体32に既に記録済みの画像)が新しい順に表示されるようになっている。これら記録画像62の内の、最も見易い位置にある記録画像が、直前に撮影された記録画像62aである。
次に、使用者が第1表示部11のモニタ画像61を見て、今見ている画像を撮影したいと思った場合には、図10(B)に示すように、第1表示部11に(より正確には第1操作入力部23Aに)触れる(第1の操作)。なお、この図10(B)には、カメラ1を保持する手の親指で第1表示部11に触れている様子が示されている。
すると、触れたタイミングでシャッタ操作が行われ、第1表示部11に表示されているモニタ画像61がフリーズして撮影画像63として表示されるとともに、一時用記憶媒体31に記憶される。このように、触れたタイミングで撮影が行われるために、比較的手ブレを発生させ難い構成となっている。
次に、使用者は、第1表示部11に表示されている撮影画像63に触れたまま、図10(C)に示すように、触れている位置を第2表示部12へ移動させるように操作する(第2の操作)。すると、この移動操作に伴って、撮影画像63が第2表示部12へ移動するような表示が行われる。この移動途中には、撮影画像63が、第1表示部11と第2表示部12とにまたがって表示されることになる。
そして、触れている指などが、第1表示部11から第2表示部12まで移動し、所定の位置に至ると、図10(D)に示すように、撮影画像63が第2表示部12にのみ表示される状態となる。このときには、第1表示部11には、現在のモニタ画像61が表示される。
この図10(D)に示すように、撮影画像63が第2表示部12にのみ表示される状態に至ったところで、所望の位置において指などを第2表示部12から外す(つまり非接触の状態とする)と、撮影画像63が、画像管理部26aにより記録する画像として確定され、一時用記憶媒体31から読み出されて保存用記録媒体32へ記録される。
こうして記録画像が確定されると、図10(E)に示すように、今回新たに撮影された画像が、第2表示部12における記録画像62aとして表示される。
なお、撮影画像63に触れたまま、指などを第2表示部12まで移動させたとしても、指などを離すことなく再び第1表示部12まで戻せば、撮影画像63が記録する画像として確定されることはない。このときには、第1表示部12に再び表示される撮影画像63を見ながら、記録画像とするか否かを再度考えることができる。そして、記録画像とする場合には再度上述したような操作を行えば良いし、記録画像とはしない場合には、所定の操作(例えば第1表示部11をタップする操作など)を行うことにより、再び第1表示部11にモニタ画像61を表示させる状態に戻すことができる。また、再考の必要がない場合には、撮影画像63が第1表示部12に戻されたところで、直ちにモニタ画像61の表示を再開するようにしても構わない。
さらに、ここでは、指が第1表示部11から第2表示部12まで連続的に移動される場合を説明したが、撮影画像63を記録画像にしようとする際に可能な操作法は、これに限るものではない。
例えば、第1表示部11において、使用者が撮影画像63に触れながら指を第2表示部12の方へ向けて素早く移動させたとする。このときに、CPU26は、第1操作検出部24Aを介して検出した移動速度や加速度等に基づいて、使用者が撮影画像63を記録画像にしようとしているか否かを判定する。そして、記録画像にしようとしていると判定された場合には、指が第2表示部12に至らなくても、画像管理部26aは、撮影画像63を保存用記録媒体32に記録させるように制御する。
このような操作法を上述したような操作法に加えてさらに許容するように構成すれば、使用者の使い勝手をより高めることが可能となる。一方、この操作法のみにより撮影画像63を記録画像とすることができるように構成する場合には、第2操作入力部23Bや第2操作検出部24Bを省略することが可能となり、構成を簡単にして、軽量化や低コスト化を図ることができる。
次に、図11は、カメラ1の動作を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、電源ボタン15がオンされているか否かを判定する(ステップS31)。
ここで、電源ボタン15がオンされていると判定された場合には、次に、モードボタン18の操作により、撮影モードに設定されているか否かを判定する(ステップS32)。
そして、撮影モードに設定されていないと判定された場合には、再生モード処理を行う(ステップS33)。この再生モード処理は、ステップS32において、撮影モードに設定されていると判定されるまで行われる。
一方、ステップS32において、撮影モードに設定されていると判定された場合には、例えば図10(A)に示すように、第2表示部12に記録画像62を表示するとともに(ステップS34)、第1表示部11にモニタ画像61を表示する(ステップS35)。
その後、第1表示部11に触れる第1の操作がなされたか否かを判定する(ステップS36)。
ここで、第1の操作がなされたと判定された場合には、モニタ画像の撮影を行い(ステップS37)、一時用記憶媒体31に撮影画像63を記憶し(ステップS38)、撮影画像63を第1表示部11に表示する(ステップS39)。
その後、撮影画像63に触れたままの指などを、第2表示部12へ移動させる第2の操作が行われたか否かを判定する(ステップS40)。
ここで、第2の操作が行われていないと判定された場合には、第1表示部11から指などを離すことにより第1の操作が解除されたか否かを判定する(ステップS41)。
ここで、第1の操作の解除が行われていない場合には、ステップS40へ戻って、第2の操作が行われるのを待機する。
また、ステップS41において、第1の操作が解除されたと判定された場合には、一時用記憶媒体31内に記憶されている撮影画像63を消去する(ステップS42)。なお、ここでは一時用記憶媒体31内に記憶されている撮影画像63を消去しているが、必ずしも消去する必要はなく、次回の撮影画像63を上書きするようにしても構わない。
このステップS42が終了するか、またはステップS36において第1の操作が行われていないと判定された場合には、ステップS35へ戻って、上述したような処理を繰り返して行う。
一方、ステップS40において、第2の操作が行われたと判定された場合には、撮影画像63を第1表示部11から第2表示部12へ移動する表示を行い(ステップS43)、第1表示部11へのモニタ画像61の表示を再開する(ステップS44)。
そして、撮影画像63を一時用記憶媒体31から読み出して、保存用記録媒体32へ保存するとともに(ステップS45)、保存した画像を第2表示部12に最新の記録画像62aとして表示する(ステップS46)。
このステップS46が終了したら、ステップS31へ戻って電源ボタン15の状態をチェックする。
こうして、ステップS31において、電源ボタン15がオフになっていると判定された場合には、この処理を終了する。
次に、図12は、表示ユニットの他の構成例を示すブロック図である。
図9に示した表示ユニット25は、第1表示部11と第2表示部12とが独立して設けられていて、同様に、第1表示制御部21と第2表示制御部22、第1操作入力部23Aと第2操作入力部23B、第1操作検出部24Aと第2操作検出部24B、がそれぞれ独立して設けられていた。
これに対して、この図12に示す表示ユニット25Aは、中央に境界線等を表示させて1つの表示部41を第1表示領域41aと第2表示領域41bとに分けて使用することで、上述した第1表示部11と第2表示部12として各機能させるようにしたものとなっている。
また、表示部41が1つであることに対応して、表示制御部42も1つだけ設けられており、上述した第1表示制御部21および第2表示制御部22の両方の機能を兼ね備えたものとなっている。
さらに、表示部41が1つであることに対応して、操作入力部43も表示部41の全表示面をカバーするものが1つだけ設けられている。
そして、操作入力部43が1つであることに対応して、操作検出部44も1つだけ設けられており、上述した第1操作検出部24Aおよび第2操作検出部24Bの両方の機能を兼ね備えたものとなっている。
なお、これら表示制御部42と操作検出部44とは、CPU26へそれぞれ接続されている。
この図12に示すような構成によっても、図9に示したような表示ユニット25と同様の作用および効果を奏することができると共に、構成をより簡単にすることが可能となる。
このような実施形態2によれば、上述した実施形態1とほぼ同様の効果を奏するとともに、画像を撮影する操作を、モニタ画像を記録画像側へ移動させるという自然な操作で行うことが可能となる。そして、画像の撮影が行われたか否かを、第2表示部を見ることにより、容易に確認することができる。
また、第1表示部11(より正確には第1操作入力部23A)に触れたタイミングで撮影が行われるために、手ブレが比較的発生し難いという利点がある。
さらに、撮影した画像を保存用に記録するか否かを選択することができるために、一旦撮影した後に、改めて撮影画像を見直して不要だと考えた場合に、保存用記録媒体32に記録することなく、撮影画像を消去することができる。保存用記録媒体32は上述したようにフラッシュメモリ等で構成されており、DRAM等で構成される一時用記憶媒体31に比して、記録にはより多くの電力を消費するために、このような構成を採用することにより、消費電力の無駄な消耗を軽減することが可能となる。
なお、上述では、表示部への操作を指により行う例について説明しているが、ペンなどを用いて操作するようにしてももちろん構わない。
また、上述では、カメラの具体的な例として、デジタルカメラを例に挙げているが、これに限らず、カメラ機能を備えた携帯電話や、カメラ機能を備えた携帯型ゲーム機などの各種の機器に適用することももちろん可能である。
さらに、カメラ機能を備えた機器としては、片手の掌で把持できる程度のモバイル機器に限るものではない。例えば、タッチパネルとカメラ機能とを備えるパーソナルコンピュータにおいて、上述したような機能を実現させるプログラムを実行し、パソコン画面上で上述したような操作を行って撮影しても良い。
加えて、カメラ機能も機器に直接設けられているに限るものではない。上述したパーソナルコンピュータの例では、カメラ機能がパーソナルコンピュータに直接設けられている必要はなく、例えばネットワークなどの回線を介して接続されているカメラであっても構わない。
そして、上述では、処理全体の一部をCPU26によりソフトウェア的に処理し、処理全体の他の一部をハードウェア的に処理する例について説明したが、もちろんこれに限るものではなく、処理の全部をソフトウェア処理またはハードウェア処理により行うようにしても構わない。
加えて、上述したような制御処理は、上述したような機能を実現するためのソフトウェアである処理プログラムをCPUが実行し、各部を動作させることにより実現されている。従って、このような処理プログラム自体が上記実施形態の上述したような機能を実現していることになるために、この処理プログラム自体が本発明を構成している。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、複数の表示部を備えるカメラと、このカメラの制御方法、プログラム、記録媒体に好適に利用することができる。
本発明の実施形態1におけるカメラの外観を示す(A)背面図(B)右側面図(C)正面図(D)平面図。 上記実施形態1におけるカメラの外観を示す斜視図。 上記実施形態1におけるカメラの主として電気的な構成を示すブロック図。 上記実施形態1のカメラにおけるシャッタの大きさや位置を変更するときの様子を示す図。 上記実施形態1のカメラにおいてズームアイコンを操作するときの様子を示す図。 上記実施形態1において、撮影モードにおける第2表示部の他の表示例を示す図。 上記実施形態1におけるカメラの動作を示すフローチャート。 図7のステップS13におけるタッチ操作処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態2におけるカメラの主として電気的な構成を示すブロック図。 上記実施形態2において、画像を撮影するときのカメラの様子を示す図。 上記実施形態2におけるカメラの動作を示すフローチャート。 上記実施形態2における表示ユニットの他の構成例を示すブロック図。
符号の説明
1…カメラ
11…第1表示部
12…第2表示部
14…レンズ
15…電源ボタン
16…ホールドボタン
17…メニューボタン
18…モードボタン
21…第1表示制御部
22…第2表示制御部
23…操作入力部
23A…第1操作入力部
23B…第2操作入力部
24…操作検出部
24A…第1操作検出部
24B…第2操作検出部
25,25A…表示ユニット
26…CPU(制御部)
26a…画像管理部
29…操作部
30…ROM
31…一時用記憶媒体
32…保存用記録媒体
33…画像処理部
35…撮像部
36…撮像素子
37…撮像処理部
41…表示部
41a…第1表示領域
41b…第2表示領域
42…表示制御部
43…操作入力部
44…操作検出部
51…モニタ画像
52…ターゲットマーク
53…シャッタ枠
53A…シャッタ枠(フォーカス操作領域を兼ねる)
53b…指標
53c…無限位置
53d…最至近位置
54…シャッタアイコン
55…ズームアイコン
61…モニタ画像
62…記録画像
62a…最新の記録画像
63…撮影画像

Claims (10)

  1. 被写体像を撮影するための撮像部と、
    上記撮像部により撮影された画像を一時的に記憶するための一時用記憶媒体と、
    上記撮像部により撮影された画像を保存用に記録するための保存用記録媒体と、
    上記撮像部により撮影されている画像を表示する第1表示部と、
    上記第1表示部に隣接して配置されており、上記保存用記録媒体に記録された画像を表示する第2表示部と、
    上記第1表示部に付随して設けられており、該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、
    上記第1操作入力部へ入力された操作の種類に応じて制御を行う制御部と、
    を具備し、
    上記制御部は、上記第1操作入力部へ第1の操作入力が行われたときには上記第1表示部に表示中の画像に係る上記撮像部からの画像データを上記一時用記憶媒体へ一時的に記憶させ、その後に該第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには上記一時用記憶媒体に一時的に記憶されている画像データを上記保存用記録媒体へ記録させるように制御するものであることを特徴とするカメラ。
  2. 上記制御部は、
    上記第1操作入力部へ第1の操作入力が行われたときには、上記撮像部により撮影されている画像を上記第1表示部に表示させるのに代えて、上記一時用記憶媒体へ一時的に記憶させた画像を上記第1表示部に表示させるようにさらに制御するものであり、
    その後に該第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、該第1表示部に表示されている画像を第2表示部に移動させる表示を行わせるようにさらに制御するものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法であって、
    上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、
    上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには、撮影された画像を一時的に記憶させ、
    上記第1表示部に、上記モニタ画像に代えて、上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、
    その後に、上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させる、
    ことを特徴とするカメラの制御方法。
  4. 画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    コンピュータに、
    上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、
    上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには、撮影された画像を一時的に記憶させ、
    上記第1表示部に、上記モニタ画像に代えて、上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、
    その後に、上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させる、
    カメラの制御方法を実行させるためのプログラム。
  5. 画像を表示するための第1表示部と、この第1表示部に隣接して配置され画像を表示するための第2表示部と、上記第1表示部に付随して設けられており該第1表示部への直接操作を入力するための第1操作入力部と、を備えるカメラを制御するためのカメラの制御方法を実行させるためのプログラムを記憶する、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、
    上記第1表示部に撮影中のモニタ画像を表示させ、
    上記第1操作入力部へ第1操作入力が行われたときには、撮影された画像を一時的に記憶させ、
    上記第1表示部に、上記モニタ画像に代えて、上記一時的に記憶させた画像を静止画像として表示させ、
    その後に、上記第1操作入力部へ上記第1表示部から上記第2表示部方向へ向かう第2の操作入力が行われたときには、上記一時的に記憶させた画像を保存用に記録させる、
    カメラの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶する記録媒体。
  6. 被写体像を撮影するための撮像部と、
    第1表示部と、
    上記第1表示部に隣接して配置された第2表示部と、
    上記第2表示部に付随して設けられており、該第2表示部への直接操作を入力するための操作入力部と、
    上記第1表示部への表示と、上記第2表示部への表示と、を制御するための表示制御部と、
    を具備し、
    上記表示制御部は、上記第1表示部に上記撮像部により撮影されている画像を表示させ、上記第2表示部にシャッタ操作を行うためのシャッタ操作領域を含む操作領域を示す図形を表示させると共に、上記操作入力部への入力に応じて該操作領域を示す図形を変更して表示させるように制御するものであることを特徴とするカメラ。
  7. 上記表示制御部は、さらに、ズーム操作を行うためのズーム操作領域を上記操作領域に設定して、該操作領域を示す図形を表示させるとともに、ズーム操作が行われてズーム比が変更された場合には、該変更されたズーム比に応じて、上記シャッタ操作領域の大きさを変更して表示させるように制御するものであることを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 上記表示制御部は、さらに、フォーカス操作を行うためのフォーカス操作領域を上記操作領域に設定して、該操作領域を示す図形を表示させるように制御するものであることを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  9. 上記表示制御部は、上記フォーカス操作領域を示す図形を、上記シャッタ操作領域を示す図形と兼用させるように制御するものであることを特徴とする請求項8に記載のカメラ。
  10. 標準姿勢において縦長をなすように構成されたカメラ本体部をさらに具備し、
    上記第1表示部は、上記標準姿勢における上記カメラ本体部の背面上部に設けられたものであり、上記第2表示部は、該標準姿勢における該カメラ本体部の背面下部に設けられたものであることを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
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