JP2004215157A - 撮像装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定の撮影対象物について一連のパターン撮影を行うガイド撮影において、一連のパターン撮影の見本となる複数個のガイド画像G1〜G3を撮像装置に設けられた背面LCD10に同時に表示する。そして、ユーザーの操作に基づいて、一連のパターン撮影に属する一の撮影を行うために、背面LCD10に同時に表示された複数個のガイド画像G1〜G3から、任意のガイド画像を選択してライブビュー画像とともに背面LCD10に表示させて、一の撮影を行う。そして、このような撮影を順次に行うことによって、一連のパターン撮影を行う。
【選択図】 図11
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影時に撮影を案内するためのガイド情報を表示する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ポートレート撮影等の特定の撮影に際し、適当な構図となるようにガイダンスやテンプレートを表示する電子カメラが存在している(例えば、非特許文献1)。
【0003】
ところで、不動産業や中古車販売業や保険業等では、所定の複数の構図で構成される一連の画像群を備えた資料が要求される場合がある。このような要求に対して、撮影毎に撮影の構図を案内するガイド情報を表示することによって所定の複数の撮影からなる一連の撮影を確実に実施することができる電子カメラが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0004】
このような技術に関する先行技術文献としては、以下のようなものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−77691号公報
【非特許文献1】
”ベストショット”、[online]、カシオ計算機株式会社、[平成14年9月10日検索]、インターネット<URL:http://www.casio.co.jp/QV/Info/qv_r4/bestshot/>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記電子カメラは、対象物に対して所定の撮影パターンで一連の撮影を行うに際して、実際の使い勝手等を考慮したようなものではなかった。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、所定の複数の撮影を含む一連の撮影を容易かつ効率良く実施することができる撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、撮像装置であって、一連の見本画像に対応した複数のガイド画像データを一つのガイド画像データ群として記憶する記憶手段と、対象物についての一連のパターン撮影を行う際に、前記複数のガイド画像データに基づく複数のガイド画像を同時に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記表示手段によって同時に表示される前記複数のガイド画像のうち、ユーザーの操作に基づいて一のガイド画像を選択し、前記一のガイド画像を、前記複数のガイド画像の同時表示とは異なる形式で前記表示手段に表示させる選択手段をさらに備えることを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の撮像装置であって、前記表示手段が、前記対象物についての一の撮影の際に、前記対象物の現状を示すライブビュー画像、または撮影直後にユーザーが撮影内容を確認するために表示される確認用アフタービュー画像と、前記複数のガイド画像のうち前記一の撮影に対応する特定のガイド画像とを同時に表示することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置であって、前記記憶手段が、複数のガイド画像データ群を記憶し、ユーザーの選択操作に基づいて、前記複数のガイド画像データ群のうち、一のガイド画像データ群を、前記一連のパターン撮影のために選択するデータ群選択手段をさらに備えることを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明は、撮像装置に含まれるコンピュータによって実行されることにより、前記撮像装置を、請求項1から請求項4のいずれかに記載の撮像装置として機能させるプログラムである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
<1.第1実施形態>
<撮像装置の全体概要>
図1、図2、および図3は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の要部構成を示す図であり、図1は正面図、図2は上面図、図3は背面図に相当する。これらの図は必ずしも三角図法に則っているものではなく、撮像装置1の要部構成を概念的に例示することを主眼としている。なお、本実施形態に係る撮像装置1は、例えば、デジタルカメラの一種であるデジタルスチルカメラ等に相当する。
【0015】
図1および図2に示すように、撮像装置1は、撮影レンズであるマクロ機能付きレンズ群(以下、単に「レンズ」とも称する)30を含む撮像部3を備えている。
【0016】
また、図2に示すように、撮像装置1は、ズーム機能を有しており、ズームリング33を回転させること等により、撮影倍率の変更を行うことができる。さらに、撮像装置1の上面にはシャッターボタン9が設けられている。
【0017】
また、撮像装置1の上面には、「電源OFF」と「撮影モード」と「再生モード」とを切替設定するモード切替ダイヤル14が設けられている。撮影モードは、写真撮影を行なうモードであり、再生モードは、メモリカード8等に記憶された撮影画像を再生表示するモードである。
【0018】
さらに、撮像装置1の上面には、データパネル36が設けられており、このデータパネル36において各種モードの設定状態等が表示される。
【0019】
また、図3に示すように、撮像装置1の背面左方には、液晶ディスプレイ(以下、「背面LCD」と称する)10と電子ビューファインダ(以下、「EVF」と略す)20とが画像を表示する手段として別個に設けられている。背面LCD10およびEVF20は、被写体(撮影対象物)の現状を示すリアルタイムの画像(以下、「ライブビュー画像」と称する)の表示、およびメモリカード8等に記憶される撮影画像の再生表示等を行なう。また、背面LCD10およびEVF20は、撮影直後においてユーザーが撮影内容(撮影画像)を確認するための画像(以下、「アフタービュー画像」と称する)の表示も行う。
【0020】
撮像装置1の背面右方には、カーソルボタン(十字キー)U、D、L、R、および実行ボタン32を含むコントロールボタン35が設けられている。このコントロールボタン35が押下されることで各種操作が行われる。また、撮像装置1の背面には、メニューボタン37、表示切替ボタン38、および終了ボタン39が設けられている。メニューボタン37が押下されることにより、各種のメニューが背面LCD10等に表示される。また、表示切替ボタン38が押下されることにより、後述するガイド撮影等において、背面LCD10に表示される画像の表示態様を変更する。さらに、終了ボタン39が押下されることにより、後述するガイド撮影等において、一の撮影を終了することができる。
【0021】
また、撮像装置1の側面には、メモリカード8を挿入して装着できるメモリスロット81が設けられている。
【0022】
<撮像装置の機能ブロック>
図4は、撮像装置1の機能ブロック図である。同図において、CCD303は、2560×1920画素を有し、レンズ群30により結像された被写体の光像を、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)に光電変換して出力する。タイミングジェネレータ314は、CCD303の駆動を制御するための各種のタイミングパルスを生成するものである。
【0023】
撮像部3における露出制御は、レンズ駆動部306によるレンズ群30の絞りと、CCD303の露光量、すなわち、シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄積時間を調節して行なわれる。ここで、被写体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD303から出力される画像信号のレベル調整を行なうことにより露光不足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピードと信号処理回路313のゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行なわれることとなる。
【0024】
タイミングジェネレータ314は、全体制御部211から送信される基準クロック基づきCCD303の駆動制御信号を生成するものである。このタイミングジェネレータ314は、例えば積分開始/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に出力する。
【0025】
信号処理回路313は、CCD303から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号処理回路313は、CDS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲインコントロール)回路とを有する。そして、信号処理回路313では、CDS回路により画像信号のノイズ低減処理を行ない、AGC回路でゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行なう。
【0026】
A/D変換器205は、画像信号の各画素信号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。A/D変換器205は、タイミング発生回路から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
【0027】
WB(ホワイトバランス)回路207は、R,G,Bの各色成分の画素データのレベル変換を行なうものである。このWB回路207は、全体制御部211で記憶されるレベル変換テーブルを用いてR,G,Bの各色成分の画素データのレベルを変換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分のパラメータ(特性の傾き)は、全体制御部211によりオートまたはマニュアルで記憶画像毎に設定される。γ補正回路208は、画素データの階調を補正するものである。
【0028】
色変換・色補正回路231は、γ補正回路208から入力される画像データに対して、例えばYCrCb系に色空間を変換し、色再現性を向上させる色補正を行うものである。
【0029】
解像度変換回路232は、ライブビュー画像を表示するための撮影(以下、「ライブビュー撮影」と称する)を行う際に、CCD303で取得される画像データを1/8に間引いた画像データ(320×240画素)を生成する。
【0030】
画像メモリ209は、CCD303で取得され、上記の画像処理が施された画像データを一時的に記憶するメモリである。画像メモリ209は、少なくとも1フレーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ209は、CCD303の画素数に対応する2560×1920画素分の画素データの記憶容量を少なくとも有し、各画素データが対応する画素位置に記憶されるようになっている。
【0031】
EVF/背面LCD切替部235は、背面LCD10とEVF20との表示切替えを行うものであり、全体制御部211の制御に基づいて、背面LCD10およびEVF20の表示のON/OFFおよび切替えを行う。
【0032】
撮影モードでは、電源の投入後、撮影モードに設定されて撮影待機状態となると、CCD303により1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素信号がA/D変換器205〜解像度変換回路232により所定の信号処理を施された後、全体制御部211を介してEVF/LCD切替部235に転送され、背面LCD10やEVF20に表示される(ライブビュー画像の表示)。これにより、ユーザはCCD303で撮像される被写体像を視認・観察することができる。さらに、撮影画像を取得する本撮影時には、シャッターボタン9の押下操作に基づいて、CCD303により撮像された画像の各画素信号がA/D変換器205〜解像度変換回路232により所定の信号処理を施された後、画像メモリ209に一時的に記憶するとともに、全体制御部211を介してEVF/LCD切替部235に転送され、背面LCD10やEVF20に表示される(アフタービュー画像の表示)。これにより、ユーザーは撮影結果たる撮影画像を確認することができる。
【0033】
また、再生モードでは、メモリカード8から読み出された画像が全体制御部211で所定の信号処理が施された後、EVF/LCD切替部235に転送され、背面LCD10やEVF20に再生表示される。
【0034】
カードI/F212は、メモリスロット81に装着されるメモリカード8への撮影画像データの書込み及び読出しを行なうためのインターフェースである。このメモリカード8への撮影画像データの読み書きでは、圧縮・伸張部236において例えばJPEG方式で画像の圧縮・伸張が行われる。なお、撮影画像データをメモリカード8へ記憶する記憶処理時には、全体制御部211において、高解像度の撮影画像データ(2560×1920画素)に基づいて、サムネイル画像データ(80×60画素)が生成される。そして、メモリカード8には、圧縮された撮影画像データ、サムネイル画像データ、および撮影条件等を示すタグ情報とを備えて構成されるデータファイルが記憶される。
【0035】
操作部250は、上述したシャッターボタン9、コントロールボタン35、メニューボタン37、表示切替ボタン38、および終了ボタン39等の各種ボタン、レバー等で構成されている。
【0036】
シャッターボタン9は、銀塩カメラで採用されているような半押し状態(以下、「S1状態」と称する)と押し込んだ状態(以下、「S2状態」と称する)とが検出可能な2段階スイッチになっている。撮影待機状態でシャッターボタン9をS1状態にすると、オートフォーカス(AF)のためのレンズ駆動を開始し、一般的なAF動作が行われる。一方、シャッターボタン9をS2状態にすると、CCD303で取得され画像処理が施された撮影画像データが圧縮・伸張部236でデータ圧縮されるとともに、そのサムネイル画像データが全体制御部211で生成される。そして、生成された画像データとサムネイル画像データとが、カードI/F212を介してメモリカード8に記憶される。
【0037】
電源280は、撮像装置1全体に電力を供給するためのものであり、例えば、ニッケル水素電池等で構成される。そして、電源280は、操作部250に含まれるモード切替ダイヤル14によって電源OFFの状態から「撮影モード」等の各種モードに設定されると、撮像装置1全体に電力を供給する。
【0038】
データパネル36は、上述したように、各種モードの設定状態等が表示されるものであり、全体制御部211の制御の下で設定された各種モード等がデータパネル36に表示される。
【0039】
ガイド情報記憶メモリ220は、主に不揮発性の記憶媒体によって構成され、後述するガイド撮影を行うための画像データ(以下、「ガイド画像データ」と称する)を記憶する。ガイド撮影は、特定の撮影対象物について、所定の複数の撮影を含む一連の撮影(以下、「一連のパターン撮影」と称する)を行うものであり、撮影毎に、ガイド画像データに基づいた撮影毎の構図等を案内する見本の画像(以下、「ガイド画像」と称する)が背面LCD10やEVF20に表示される。つまり、ガイド情報記憶メモリ220が、一連の見本画像(ガイド画像)に対応するガイド画像データを一のデータ群(以下、「ガイド画像データ群」と称する)として記憶する。
【0040】
また、ガイド情報記憶メモリ220には、後述するガイド撮影の撮影パターン毎に、複数種類のガイド画像データ群が記憶される。そして、ガイド情報記憶メモリ220には、各撮影パターン毎に複数種類のガイド画像データ群が一つのデータフォルダ内に格納される。さらに、ガイド画像データ群は、各ガイド画像データ群毎に、一つのデータフォルダ(以下、「ガイド画像データフォルダ」と称する)内に記憶される。なお、ガイド撮影については、後程詳述する。
【0041】
全体制御部211は、マイクロコンピュータ(CPU)、RAM211aおよびROM211bを有しており、上述したカメラの各部材の駆動を有機的に制御して撮像装置1の動作を統括制御する。全体制御部211は、ROM211b等に格納されるプログラムがCPUに読み込まれることによって、各種機能を実現することができる。例えば、後程詳述するガイド撮影については、ROM211b等に格納されるガイド撮影用のプログラムがCPUに読み込まれることによって、その動作および機能が実現される。
【0042】
また、全体制御部211は、AF動作を制御する機能、被写体に係る測光動作を行う機能、およびシャッターボタン9の押下に応じて撮影動作の制御を行う機能等の種々の機能を有する。
【0043】
<メモリカード内の記憶内容>
図5は、メモリカード8内の記憶内容を示す図である。なお、図5では、自動車用の一連のパターン撮影によって取得される撮影画像データがメモリカード8内に記憶されている状態を例示している。
【0044】
図5の左端に示すように、例えば、メモリカード8内には、後述する撮影パターン毎に、撮影画像データを格納するフォルダ(以下、「パターンフォルダ」と称する)が複数記憶されている。なお、ここでは、例えば、3つの撮影パターン(3枚法、6枚法、12枚法)に対応する3つのパターンフォルダが記憶される。
【0045】
また、図5に示すように、1つのパターンフォルダには、自動車の種別(1BOX、ワゴン、セダン)毎に撮影画像データを格納するフォルダ(以下、「種別毎フォルダ」と称する)が複数記憶される。なお、ここでは、例えば、3つの種別毎フォルダがパターンフォルダ1に記憶される。
【0046】
また、図5に示すように、1つの種別毎フォルダには、一連のパターン撮影毎に撮影画像データを格納するフォルダ(以下、「撮影画像データフォルダ」と称する)が複数記憶される。なお、ここでは、例えば、n個の撮影画像データフォルダがメモリカード8内に記憶される。
【0047】
さらに、1つの撮影画像データフォルダには、一連のパターン撮影によって取得される撮影画像データが記憶される。なお、ここでは、例えば、3コマ分のデータファイルが記憶される。そして、1コマ分のデータファイルは、撮影条件等を示すタグ情報と、高解像度の撮影画像データ(2560×1920画素)と、サムネイル画像データ(80×60)とを備えて構成される。
【0048】
<ガイド撮影>
図6は、ガイド撮影の撮影パターンを選択する選択画面(以下、「ガイドパターン選択画面」と称する)を例示する図である。ユーザーによって、メニューボタン37およびコントロールボタン35が種々操作されることで、背面LCD10に、ガイドパターン選択画面を表示される。なお、ガイド撮影の撮影パターンは、一連のパターン撮影を構成する撮影数のバリエーションによって決まるものであり、例えば、3枚、6枚、12枚等の撮影数からなる撮影パターン等がある。ここでは、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンU、Dを操作することによって、ガイドパターン選択画面上に表示されるカーソルKRを上下に移動させ、実行ボタン32を押下することで、ガイド撮影の撮影パターンを選択することができる。
【0049】
このようにしてガイド撮影の撮影パターンが選択されると、全体制御部211の制御の下で、各撮影パターンに沿ったガイド撮影の動作フローが開始する。
【0050】
図7および図8は、ガイド撮影の動作フローを例示するフローチャートである。また、図9から図18は、ガイド撮影の動作フロー中に背面LCD10上に表示される画面を例示する図である。なお、図7および図8に示すガイド撮影の動作フローは全体制御部211の制御の下で実行される。また、図9から図18は、一連のパターン撮影を構成する撮影数が3枚である場合を例示している。
【0051】
以下、図9から図18を参照しつつ、ガイド撮影の動作フローについて説明する。
【0052】
まず、図6で示したガイドパターン選択画面を背面LCD10に表示させて、ガイド撮影の撮影パターンが選択されると、ガイド撮影の動作フローが開始し、図7のステップS1に進む。
【0053】
ステップS1では、図9に示すようなガイド画像データフォルダの一覧を示す画面を背面LCD10に表示し、ステップS2に進む。ここでは、ガイド情報記憶メモリ220に記憶されるガイド画像データフォルダのうち、選択された撮影パターンに対応するガイド画像データフォルダの一覧が背面LCD10に表示される。なお、図9では、自動車の種別毎のガイド画像データ群を格納するガイド画像データフォルダの一覧を例示している。
【0054】
ここでは、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンU、Dを操作することによって、図9に示す画面上に表示されるカーソルKR2を上下に移動させ、実行ボタン32を押下することで、任意のガイド画像データフォルダ(自動車の種別)を選択することができる。つまり、ここでは、コントロールボタン35が、ユーザーの選択操作に基づいて、複数種類のガイド画像データフォルダ(ガイド画像データ群)のうち、一のガイド画像データフォルダ(ガイド画像データ群)を、一連のパターン撮影を行うために選択する手段として機能する。したがって、複数種類のガイド画像データ群から、一連のパターン撮影を実施するために、任意のガイド画像データ群を選択することができるため、一つの撮像装置で複数種類の一連のパターン撮影を行うことができる。
【0055】
ステップS2では、ガイド画像データフォルダの選択が検出されたか否かを判別する。ここでは、ユーザーによるガイド画像データファイルの選択に基づいて、全体制御部211によってガイド画像データフォルダの選択が検出されれば、ステップS3に進む。一方、ガイド画像データフォルダの選択が検出されなければ、ステップS2の判別を繰り返す。つまり、ユーザーによってガイド画像データファイルが選択されるまで、背面LCD10にガイド画像データフォルダの一覧を示す画面が表示される。
【0056】
ステップS3では、図10に示すような撮影画像データフォルダの一覧を示す画面を背面LCD10に表示し、ステップS4に進む。ここでは、メモリカード8に記憶される撮影画像データフォルダのうち、選択された撮影パターン、およびガイド画像データフォルダ(自動車の種別)に対応する撮影画像データフォルダの一覧が背面LCD10に表示される。なお、図10では、2つの撮影画像データフォルダ(0927001,0927002)が表示されている。
【0057】
ここでは、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンL,Rを操作することによって、図10に示す画面上に表示される太枠カーソルCR3を「新規」の表示に合わせ、実行ボタン32を押下することで、新規撮影を選択することができる。また、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンU,Dを操作することによって、図10に示す画面上に表示されるカーソルKR3を上下に移動させて任意の撮影画像データフォルダに合わせるとともに、コントロールボタン35のカーソルボタンL,Rを操作することによって、太枠カーソルCR3を「追加」の表示に合わせ、実行ボタン32を押下することで、カーソルKR3を合わせた撮影画像データフォルダについての追加撮影を選択することができる。
【0058】
ステップS4では、新たな一連のパターン撮影(以下、「新規撮影」と称する)、および中断していた一連のパターン撮影を再開する撮影(以下、「追加撮影」と称する)のうちのいずれかの選択が検出されたか否かを判別する。ここでは、ユーザーによる新規撮影または追加撮影の選択操作に基づいて、全体制御部211によって新規撮影または追加撮影の選択が検出されると、ステップS5に進み、新規撮影または追加撮影の選択が検出されなければ、ステップS4の判別を繰り返す。
【0059】
ステップS5では、ステップS4における全体制御部211の検出結果に基づいて、新規撮影および追加撮影のうちいずれが選択されたのかを判別する。ここでは、ユーザーの操作によって、新規撮影が選択されていれば、ステップS6に進み、追加撮影が選択されていれば、ステップS10に進む。
【0060】
まず、ユーザーによって新規撮影が選択された場合について説明する。
【0061】
ステップS6では、図11に示すようなガイド選択画面を背面LCD10に表示し、ステップS7に進む。このガイド選択画面は、一連のパターン撮影に属する複数のガイド画像の一覧を示し、その一覧から所望のガイド画像を、一の撮影のためのライブビュー画像やアフタービュー画像とともに表示するために、選択する画面である。
【0062】
ガイド選択画面について、具体的に説明する。
【0063】
図11に示すように、ガイド画像選択画面では、ユーザーによって選択されたガイド画像データフォルダ(ガイド画像データ群)に属するガイド画像データに基づいたガイド画像の一覧(ガイド画像G1〜G3)が背面LCD10の下部に表示される。つまり、撮影対象物についての一連のパターン撮影を行う際に、背面LCD10が、複数のガイド画像データに基づく複数のガイド画像を同時に表示する。よって、ユーザーは、ガイド画像選択画面を視認することによって、複数のガイド画像、対象物の位置、およびユーザー自身の位置等を考慮して、撮影手順等を決定することができる。
【0064】
また、ガイド画像選択画面上では、ユーザーの操作に基づいて、ガイド画像G1〜G3のうちの一のガイド画像に太枠カーソルCR4を選択的に合わせることで、選択されたガイド画像の拡大画像SGが画面の上部に表示される。なお、図11に示すガイド画像G1〜G3は、撮影の構図を案内するようなモデル(例えば、撮影対象物についての撮影例やグラフィックス等の見本)を示す画像となっている。
【0065】
ステップS7では、ガイド画像選択画面の表示態様を切り替える旨の指示(表示切替指示)を検出したか否かを判別する。ここでは、全体制御部211が、ユーザーによる表示切替ボタン38の押下操作に基づく表示切替指示があったか否かを検出する。よって、ステップS7では、全体制御部211によって表示切替指示が検出されれば、ステップS8に進み、表示切替指示が検出されなければ、ステップS9に進む。
【0066】
ステップS8では、背面LCD10に表示されるガイド画像選択画面の表示態様を変更し、ステップS9に進む。図12は、ガイド画像選択画面の表示態様を変更した後の画面(以下、「変更後ガイド画像選択画面」と称する)を例示する図である。図12に示すように、変更後ガイド画像選択画面では、その下部にガイド画像の一覧(ガイド画像G1〜G3)が表示される。さらに、ガイド画像G1〜G3のそれぞれの上側に、ガイド画像G1〜G3のそれぞれに対応する撮影画像P1〜P3が表示される。なお、ガイド画像G1〜G3のそれぞれに対応する撮影画像とは、ガイド画像G1〜G3に従ってそれぞれ取得されたものを言う。なお、図12では、撮影画像を取得していない新規撮影の初期における変更後ガイド画像選択画面を示しているため、撮影画像P1〜P3を空白で示している。
【0067】
また、ステップS8では、変更後ガイド画像選択画面が背面LCD10に元々表示されている場合には、変更後ガイド画像選択画面から図11に示すガイド画像選択画面に画面の表示態様を変更する。よって、ユーザーは、表示切替ボタン38を操作することにより、図11および図12に示す画面とを相互に切り替えることによって、ガイド画像選択画面の表示態様を変更させながら、ガイド画像の選択を行うことができる。
【0068】
そして、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンL,Rを操作することによって、図11および図12に示す太枠カーソルCR4,CR5を所望のガイド画像に合わせ、実行ボタン32を押下することで、一のガイド画像をライブビュー画像等とともに表示するガイド画像として選択することができる。つまり、コントロールボタン35が、図11および図12のように背面LCD10によって同時に表示される複数のガイド画像G1〜G3のうち、ユーザーの操作に基づいて一のガイド画像を選択し、一のガイド画像を、図11および図12のようなガイド画像G1〜G3の同時表示とは異なる形式(例えば、ライブビュー画像等とともに表示する形式)で背面LCD10に表示させる手段として機能する。
【0069】
ステップS9では、ガイド画像選択画面から一のガイド画像の選択を検出したか否かを判別する。ここでは、ユーザーの操作によるガイド画像の選択に基づいて、全体制御部211によってガイド画像の選択が検出されれば、図8のステップS11に進み、ガイド画像の選択が検出されなければ、ステップS7に戻る。つまり、ユーザーがガイド画像を選択するまで、ステップS7からステップS9の判別が繰り返される。
【0070】
ステップS11では、ライブビュー画像を背面LCD10に表示し、ステップS12に進む。図13は、背面LCD10に表示されるライブビュー画像を例示する図である。
【0071】
ステップS12では、ライブビュー画像を表示する画面の表示態様を切り替える旨の指示(表示切替指示)を検出したか否かを判別する。ここでは、全体制御部211よって、ユーザーによる表示切替ボタン38の押下操作に基づく表示切替指示が検出されれば、ステップS13に進み、表示切替指示が検出されなければ、ステップS14に進む。
【0072】
ステップS13では、ライブビュー画像の表示画面におけるガイド画像の有無を切り替えることによって、画面の表示態様を変更して、ステップS14に進む。図14は、ライブビュー画像を表示する画面の表示態様を変更して、左下にガイド画像G1の表示を付加した画面(以下、「ガイド画像付きライブビュー画面」と称する)を例示する図である。なお、図14では、図11または図12に示す画面上においてユーザーの操作に基づいて選択されたガイド画像G1が表示されている。つまり、ここでは、ユーザーによって選択された撮影対象物についての一の撮影の際に、背面LCD10が、複数のガイド画像のうち、一の撮影に対応する特定のガイド画像とライブビュー画像とを同時に表示する。よって、ガイド画像とライブビュー画像とを見比べることができるため、撮影時における構図の決定等を容易に実施することができる。
【0073】
また、ステップS13では、背面LCD10にガイド画像付きライブビュー画面が元々表示されている場合には、ガイド画像付きライブビュー画面から図13に示すライブビュー画像を表示する画面に変更する。
【0074】
ステップS14では、撮影指示が検出されたか否かを判別する。ここでは、ユーザーがシャッターボタン9を全押しすることで、全体制御部211が、本撮影を開始する旨の指示(撮影指示)を検出することができる。よって、ステップS14では、全体制御部211によって、ユーザーによるシャッターボタン9の押下操作に基づく撮影指示が検出されれば、ステップS15に進み、撮影指示が検出されなければ、ステップS12に戻る。そして、全体制御部211によって撮影指示が検出されるまで、ステップS12からステップS14の判別が繰り返される。
【0075】
ステップS15では、本撮影の撮影動作を行い、ステップS16に進む。ここでは、CCD303で取得される撮影画像データが画像メモリ209に一時的に格納される。
【0076】
ステップS16では、画像メモリ209に格納される撮影画像データに基づいて、アフタービュー画像を背面LCD10に表示し、ステップS17に進む。ここでは、例えば、図15に示すように、アフタービュー画像AVとともに、背面LCD10の左下にガイド画像G1が表示された画面(以下、「アフタービュー表示画面」と称する)が背面LCD10に表示される。つまり、ここでは、ユーザーによって選択された撮影対象物についての一の撮影の際に、背面LCD10が、複数のガイド画像のうち一の撮影に対応する特定のガイド画像とアフタービュー画像とを同時に表示する。よって、撮影画像(アフタービュー画像)とガイド画像との比較等を容易に実施することができる。
【0077】
ここでは、ユーザーが、コントロールボタン35のカーソルボタンL,Rを操作することによって、図15に示す画面上に表示される太枠カーソルCR6を「OK」の表示に合わせ、実行ボタン32を押下すると、画像メモリ209に一時的に記憶される撮影画像データをメモリカード8に記憶して、一の撮影を完了させることができる。つまり、コントロールボタン35が、背面LCD10によるアフタービュー画像の表示中に、ユーザーの指示操作に基づいて、一の撮影の完了を指示する手段として機能する。
【0078】
一方、ユーザーが、太枠カーソルCR6を「キャンセル」の表示に合わせ、実行ボタン32を押下すると、画像メモリ209に一時的に記憶される撮影画像データを消去し、撮り直しを行うことができる。つまり、コントロールボタン35が、背面LCD10によるアフタービュー画像の表示時に、ユーザーの選択操作によって、アフタービュー画像に係る撮影画像データを画像メモリ209から消去する手段として機能する。そして、ここでは、ユーザーは、ガイド画像とアフタービュー画像とを見比べることで、撮影の完了と撮り直しのいずれかを選択することができる。
【0079】
ステップS17では、ユーザーによって、撮影の完了と撮り直しのいずれが選択されたのかを判別する。ここでは、ユーザーによる選択結果に基づいて、全体制御部211が、撮影の完了が選択されたと検出すると、ステップS18に進み、撮り直しが選択されたと検出すると、ステップS11に戻る。なお、ステップS17からステップS11に戻った場合は、背面LCD10には、図14に示すようなガイド画像付きライブビュー画面が表示される。つまり、ユーザーによるコントロールボタン35の選択操作により、画像メモリ209に一時的に記憶された撮影画像データが消去され、背面LCD10が、撮り直しをする一の撮影に対応する特定のガイド画像をライブビュー画像と同時に表示する。言い換えれば、背面LCD10がアフタービュー画像を表示している際に、撮影画像データの消去を選択することで、消去した撮影画像データに係る一の撮影に対応するガイド画像をライブビュー画像とともに表示する。よって、撮り直しを選択すると、自動的に撮り直しに係る特定のガイド画像が表示されるため、ユーザーは取り直しを容易に実施することができる。
【0080】
ステップS18では、画像メモリ209に一時的に記憶された撮影画像データをメモリカード8に記憶する記憶処理が行われ、ステップS19に進む。
【0081】
ステップS19では、図16に示すようなガイド画像選択画面を背面LCD10に表示し、ステップS20に進む。つまり、ユーザーの操作に従ったコントロールボタン35よる一の撮影の完了の指示に基づいて、背面LCD10が、複数のガイド画像を同時に表示するガイド画像選択画面を表示する。このように、一の撮影の完了後ただちにガイド画像選択画面が表示されるため、順次にガイド画像を容易に選択でき、その結果、一連のパターン撮影を容易に実施することができる。
【0082】
図16には、完了した撮影に対応するガイド画像の表示態様が変更されたガイド画像選択画面を例示している。ここでは、既に完了した撮影に対応するガイド画像が、低輝度で表示され、他のガイド画像と一目で区別可能な態様で表示される。つまり、ここでは、一連のパターン撮影のうちの完了した撮影に対応するガイド画像の表示態様を変更するため、一連のパターン撮影のうちのどの撮影が撮影済みであるかを一目で容易に判断することができる。なお、図16では、ガイド画像G1が、完了した撮影に対応するガイド画像として、低輝度で表示されている。
【0083】
ステップS20では、ユーザーによって、終了ボタン39が押下されたか否かを判別する。ここでは、全体制御部211が、終了ボタン39の押下を検出すると、ステップS21に進み、終了ボタン39の押下を所定時間検出しなければ、図7のステップS6に戻る。
【0084】
ステップS6に戻った場合は、ユーザーは、表示切替ボタン38を操作することにより、図16および図17に示す画面とを切り替えることによって、ガイド画像選択画面の表示態様を変更させながら、ガイド画像の選択を行うことができる。なお、図17では、図16と同様に、ガイド画像G1が、完了した撮影に対応するガイド画像として低輝度で表示されている。なお、ユーザーは、コントロールボタン35のカーソルボタンL,Rを操作することによって、図16および図17に示す太枠カーソルCR14,CR15を所望のガイド画像に合わせ、実行ボタン32を押下することで、一のガイド画像を選択することができる。
【0085】
ステップS21では、撮影画像データフォルダの作成または更新を行い、その旨をメッセージを背面LCD10に表示し、ステップS22に進む。図18は、撮影画像データフォルダの作成メッセージが表示された画面を例示する図である。例えば、図18に示すように、メモリカード8内にフォルダ名が0927003である撮影画像データフォルダを作成し、フォルダの作成メッセージM1が、撮影画像データフォルダの一覧を示す画面上に表示される。そして、ここでは、一連のパターン撮影によって取得される一連の撮影画像データは、一つの撮影画像データフォルダ(例えば、フォルダ名が0927003である撮影画像データフォルダ)内に格納される。
【0086】
つまり、メモリカード8が、一連のパターン撮影によって取得される一連の撮影画像データを、一つの撮影画像データフォルダ内に撮影画像データの一群(一つの撮影画像データ群)として外部から認識可能に記憶する。このように、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを一つのデータ群として外部から認識可能に記憶することによって、ユーザーは、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを容易に管理することができる。特に、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを、一連の撮影画像データ毎に一つのフォルダ内に記憶することによって、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データをさらに簡単に管理することができる。
【0087】
ステップS22では、ユーザーによって、終了ボタン39が押下されたか否かを判別する。ここでは、全体制御部211が、終了ボタン39の押下を検出すると、ガイド撮影の動作フローの初め、即ち、ステップS1に戻り、終了ボタン39の押下を所定時間検出しなければ、図7のステップS3に戻る。
【0088】
次に、ステップS5からステップS10に進んだ場合、すなわち、ユーザーによって追加撮影が選択された場合について説明する。
【0089】
ステップS10では、ステップS3において図10に示す画面上でカーソルKR3を合わせて追加撮影の対象として選択された撮影画像データフォルダを指定し、図8のステップS19に進む。追加撮影では、一連のパターン撮影のうち、既に完了した撮影を含んでいるため、ステップS19では、例えば、図16に示すように、完了した撮影に対応するガイド画像は、低輝度で表示され、完了していない撮影に対応するガイド画像と一目で区別可能な態様で表示される。その後の動作フローについては、上述したものと同様となるため、説明を省略する。
【0090】
なお、上述したガイド撮影の動作フロー中に、メニューボタン37が押下されると、ガイド撮影の動作フローを中止して、図6で示したガイドパターン選択画面が背面LCD10に表示される。
【0091】
以上のように、第1実施形態に係る撮像装置1では、一連のパターン撮影を実行するガイド撮影において、一連のパターン撮影に属する複数個のガイド画像を背面LCD10に同時に表示する。その結果、撮影手順等を容易に決定することができるため、所定の複数の撮影を含む一連のパターン撮影を容易かつ効率良く実施することができる。
【0092】
また、ユーザーの操作に基づいて、一連のパターン撮影に属する一の撮影を行うために、ガイド画像選択画面や変更後ガイド画像選択画面にて同時に表示される複数個のガイド画像から、任意のガイド画像を選択して、複数のガイド画像の同時表示とは異なる表示形式(ライブビュー画像等とともに表示させる形式)で表示させる。よって、撮影手順等を決定して、撮影し易いところから一連のパターン撮影を開始したりすること等ができる。その結果、所定の複数の撮影を含む一連の撮影を容易に効率良く実施することができ、撮像装置の使い勝手を良くすることができる。
【0093】
<2.第2実施形態>
上述した第1実施形態に係る撮像装置1では、図11等で示したように、ガイド画像は、例えば、構図を案内するモデル(例えば、撮影例やグラフィックス)を示したものであり、また、撮影前に、図14で示したガイド画像付きライブビュー画面を背面LCD10に表示させて、ガイド画像とライブビュー画像とを見比べながら撮影を行い、さらに、撮影後には、図15で示したアフタービュー表示画面を背面LCD10に表示させて、ガイド画像とアフタービュー画像とを見比べながら撮影の完了および撮り直しを選択したが、第2実施形態に係る撮像装置1Aでは、ガイド画像、ガイド画像付きライブビュー画面、およびアフタービュー表示画面の態様が、第1実施形態とは異なる。
【0094】
第2実施形態に係る撮像装置1Aでは、ガイド画像、ガイド画像付きライブビュー画面、およびアフタービュー表示画面の態様が、第1実施形態に係る撮像装置1と異なるものの、撮像装置1Aの外観、機能構成、および動作フロー等は、第1実施形態に係る撮像装置1とほぼ同様となるため、同様となる部分については同様な符合を付して説明を省略し、異なる部分について以下説明する。
【0095】
図19は、背面LCD10に表示される第2実施形態に係るガイド画像選択画面を例示する図である。図19に示されるガイド画像選択画面は、図11で示したガイド画像選択画面と比較して、ガイド画像の内容が異なるのみで、その他ガイド画像G11〜G13の表示配列等は同様となっている。そして、図19に示すガイド画像選択画面では、各ガイド画像は、単に、構図を案内するようなモデルだけではなく、さらに、そのモデルのうちポイントとなる位置を線によって示す画像(以下、「ガイド線画像」と称する)GL1〜GL3がモデルと重畳したものとなっている。つまり、ここでは、ガイド画像が、線によって描かれるガイド線画像を含んだものとなる。
【0096】
また、第2実施形態に係る撮像装置1では、その他、第1実施形態に係る撮像装置1でガイド画像が表示された図12、および図15〜図17に示す画面に対応する画面についても、図19で示すように、ガイド線画像が重畳して表示されたものとなる。
【0097】
図20は、背面LCD10に表示されるガイド画像付きライブビュー画面を例示する図である。図20に示されるガイド画像付きライブビュー画面は、図13に示されるような通常のライブビュー画像上に、ガイド線画像GL1が重畳したものとなっている。つまり、背面LCD10が、一連のパターン撮影に属する一の撮影の際に、ライブビュー画像と、当該一の撮影に対応する特定のガイド画像(ガイド線画像)とを重畳させて表示する。
【0098】
図21は、背面LCD10に表示されるアフタービュー表示画面を例示する図である。図21で示されるアフタービュー表示画面は、図15で示される画面上のガイド画像およびアフタービュー画像のそれぞれにガイド線画像GL1が重畳したものとなっている。つまり、背面LCD10が、一連のパターン撮影に属する一の撮影の際に、アフタービュー画像と、当該一の撮影に対応する特定のガイド画像(ガイド線画像)とを重畳させて表示する。
【0099】
以上、第2実施形態に係る撮像装置1Aでは、ガイド撮影において、ライブビュー画像やアフタービュー画像と、ガイド画像とを重畳させて表示する。その結果、撮影時の構図の決定や、撮影画像とガイド画像との比較等をさらに容易に実施することができるため、ガイド画像に従った一連のパターン撮影を正確に実施することができる。
【0100】
<3.変形例>
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
【0101】
◎例えば、上述した第2実施形態では、ガイド画像は、ガイド線画像を含んだものであったが、これに限られるものではなく、例えば、点線等の点によって描かれる画像(以下、「ガイド点画像」と称する)を含むものであっても良い。この場合、ガイド画像がガイド線画像およびガイド点画像の双方を含むものでも良い。なお、ガイド画像がガイド線画像やガイド点画像等の幾何学的要素すなわちイラスト要素で主に構成されるようにすることによって、ガイド画像に係るデータ量を少なくすることができる。
【0102】
◎また、上述した第2実施形態では、ガイド画像付きライブビュー画面において、ライブビュー画像とガイド線画像とが重畳されて表示されるが、これに限られるものではなく、例えば、ユーザーのボタン操作に基づいて、背面LCD10に表示されるガイド画像付きライブビュー画面が、図14および図20に示されるガイド画像付きライブビュー画面との間で切り替わるようなものであっても良い。
【0103】
◎また、上述した第2実施形態では、アフタービュー表示画面において、アフタービュー画像とガイド線画像とが重畳されて表示されるが、これに限られるものではなく、例えば、ユーザーのボタン操作に基づいて、背面LCD10に表示されるアフタービュー表示画面が、図15および図21に示されるアフタービュー表示画面との間で切り替わるようなものであっても良い。
【0104】
◎また、上述した実施形態では、ガイド画像データ群をガイド情報記憶メモリ220に記憶したが、これに限られるものではなく、例えば、ガイド画像データ群をメモリカード8に記憶するようにしても良い。つまり、ガイド画像データ群を記憶する記憶媒体を撮像装置1に対して着脱可能な記憶媒体としても良い。このような構成とした場合、撮像装置1に対して異なるガイド画像データ群を記憶するメモリカードを装着することによって、ガイド画像データ群の交換を容易に実施することができる。また、メモリカード8等は撮像装置1と比較して、小型かつ軽量であるため、ガイド画像データ群を記憶した記憶媒体を容易に運搬することができる。また、ガイド画像データ群を、メモリカード8からガイド情報記憶メモリ220に書き込み可能としたり、外部のパーソナルコンピュータから書き込み可能としても良い。
【0105】
◎また、上述した実施形態では、ガイド画像選択画面に3つのガイド画像が同時に表示されるものを例示して説明したが、これに限られるものではなく、例えば、4つ以上のガイド画像がガイド画像選択画面に同時に表示されるものであっても良い。なお、例えば、一つのガイド画像データ群に4つ以上のガイド画像が属する場合に、ガイド画像選択画面に同時に表示されるガイド画像の数を3つとし、ユーザーによるコントロールボタン35の操作によって、画面上に表示されるガイド画像を左右にスクロールさせながら、順次に3つずつのガイド画像を表示することで、全てのガイド画像を表示することができるようにしても良い。
【0106】
◎また、上述した実施形態では、ガイド撮影における各画面が背面LCD10に表示されるものとして説明したがこれに限られるものではなく、例えば、ガイド撮影における各画面がEVF20に表示されるようなものであっても良い。
【0107】
◎また、上述した実施形態では、ガイド画像とライブビュー画像とを背面LCD10に同時に表示したが、これに限られるものではなく、例えば、背面LCD10にガイド画像を表示する一方、EVF20にライブビュー画像を表示するようにしても良い。このような構成とすることによって、ガイド画像によって、ライブビュー画像の表示が邪魔されることがないため、双方の画像の全体を見比べながらガイド撮影を行うことができる。なお、ガイド画像とアフタービュー画像とをそれぞれ、背面LCD10およびEVF20に表示することもできる。
【0108】
◎また、上述した第2実施形態では、ガイド線画像と、ライブビュー画像またはアフタービュー画像とが重畳されて表示されたが、これに限られるものではなく、例えば、構図を案内するようなモデルを示す画像が半透明で表示され、その半透明の表示とライブビュー画像またはアフタービュー画像とが重畳されて表示されるようなものであっても良い。このような構成とすることによって、撮影時の構図の決定や、撮影画像とガイド画像との比較等を極めて容易に実施することができるため、ガイド画像に従った一連のパターン撮影をより正確に実施することができる。
【0109】
◎また、上述した実施形態では、撮影の対象物が自動車であったが、これに限られるものではなく、例えば、建築物やその他のものが撮影の対象物であっても良い。
【0110】
◎上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が含まれている。
【0111】
(1) 請求項3に記載の撮像装置であって、前記表示手段が、前記一の撮影の際に、前記ライブビュー画像、または前記確認用アフタービュー画像と、前記一の撮影に対応する前記特定のガイド画像とを重畳させて表示することを特徴とする撮像装置。
【0112】
(1)の発明によれば、ライブビュー画像やアフタービュー画像と、ガイド画像とを重畳させて表示することによって、撮影時の構図の決定や、撮影画像とガイド画像との比較等をさらに容易に実施することができるため、ガイド画像に従った一連の撮影を正確に実施することができる。
【0113】
(2) 請求項3または(1)に記載の撮像装置であって、前記表示手段による前記確認用アフタービュー画像の表示時に、ユーザーの選択操作によって前記確認用アフタービュー画像に係る撮影画像データを消去する消去手段、をさらに備え、前記表示手段が、前記消去手段による前記撮影画像データの消去に基づいて、前記一の撮影に対応する前記特定のガイド画像を表示することを特徴とする撮像装置。
【0114】
(2)の発明によれば、アフタービュー画像を表示している際に、撮影画像データの消去を選択することで、消去した撮影画像データに係る一の撮影に対応するガイド画像を表示するため、取り直しを容易に実施することができる。
【0115】
(3) 請求項3、(1)および(2)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記表示手段による前記確認用アフター画像の表示中に、ユーザーの指示操作に基づいて前記一の撮影の完了を指示する完了指示手段、をさらに備え、前記表示手段が、前記完了指示手段による前記一の撮影の完了の指示に基づいて、前記ガイド画像データ群に対応した複数のガイド画像を同時に表示することを特徴とする撮像装置。
【0116】
(3)の発明によれば、一連のパターン撮影のうちの一の撮影についてアフタービューが表示されている際に、その一の撮影の完了を指示すると、一連のパターン撮影を続行するためにガイド画像を複数個同時に表示するため、一連のパターン撮影を容易に実施することができる。
【0117】
(4) 請求項1から請求項4、(1)から(3)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記一連のパターン撮影によって取得される一連の撮影画像データを、一つの撮影画像データ群として外部から認識可能に記憶する撮影画像記憶手段、をさらに備えることを特徴とする撮像装置。
【0118】
(4)の発明によれば、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを一つのデータ群として外部から認識可能に記憶するため、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを容易に管理することができる。
【0119】
(5) (4)に記載の撮像装置であって、前記撮影画像記憶手段が、前記撮影画像データ群を、前記撮影画像データ群毎に、1つのフォルダ内に記憶することを特徴とする撮像装置。
【0120】
(5)の発明によれば、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データを、一連の撮影画像データ毎に、一つのフォルダ内に記憶するため、一連のパターン撮影によって得られる一連の撮影画像データをより簡単に管理することができる。
【0121】
(6) 請求項1から請求項4、および(1)から(5)のいずれかに記載された撮像装置であって、前記複数のガイド画像が、イラスト要素を用いて表現されていることを特徴とする撮像装置。
【0122】
(6)の発明によれば、ガイド画像が線や点等のイラスト要素によって構成されることにより、ガイド画像に係るデータ量を少なくすることができる。
【0123】
(7) 請求項1から請求項4、および(1)から(6)のいずれかに記載された撮像装置であって、前記表示手段が、前記一連のパターン撮影のうちの完了した撮影に対応するガイド画像の表示態様を変更することを特徴とする撮像装置。
【0124】
(7)の発明によれば、一連のパターン撮影のうち、撮影済みの撮影に対応するガイド画像の表示態様を変更するため、一連のパターン撮影のうちのどの撮影が撮影済みであるかを容易に判断することができる。
【0125】
(8) 請求項1から請求項4、および(1)から(7)のいずれかに記載の撮像装置であって、前記記憶手段が、前記撮影装置に対して着脱可能な記憶媒体であることを特徴とする撮像装置。
【0126】
(8)の発明によれば、一連のパターン撮影についてのガイド画像データ群を記憶する記憶媒体が、撮像装置に対して着脱可能であるため、ガイド画像データ群の交換や運搬等を容易に実施することができる。
【0127】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、一連のパターン撮影を行う際、撮影毎に構図等を案内するガイド画像を複数個同時に表示することによって、撮影手順等を決定することができ、所定の複数の撮影を含む一連の撮影を容易かつ効率良く実施することができる撮像装置を提供することができる。
【0128】
また、請求項2の発明によれば、一の撮影を行うために、同時に表示される複数個のガイド画像から、ユーザーの操作に基づいて任意のガイド画像を選択して複数のガイド画像の同時表示とは異なる表示形式で表示させるため、撮影手順等を決定して、撮影し易いところから一連の撮影を開始したりすること等ができるため、所定の複数の撮影を含む一連の撮影を容易に効率良く実施することができる。
【0129】
また、請求項3の発明によれば、ライブビュー画像やアフタービュー画像と、対応するガイド画像とを同時に表示するため、撮影時における構図の決定や、撮影画像とガイド画像との比較等を容易に実施することができる。
【0130】
また、請求項4の発明によれば、複数のガイド画像データ群から、一連のパターン撮影を実施するために、任意のガイド画像データ群を選択することができるため、一つの撮像装置で複数の一連のパターン撮影を行うことができる。
【0131】
また、請求項5の発明によれば、請求項1から請求項4の発明による効果と同様な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る撮像装置の正面図である。
【図2】第1実施形態に係る撮像装置の上面図である。
【図3】第1実施形態に係る撮像装置の背面図である。
【図4】撮像装置の機能構成を示すブロック図である。
【図5】メモリカード内の記憶内容を例示する図である。
【図6】ガイド撮影の撮影パターンの選択画面を例示する図である。
【図7】ガイド撮影の動作フローを例示するフローチャートである。
【図8】ガイド撮影の動作フローを例示するフローチャートである。
【図9】ガイド画像データフォルダの一覧を示す画面を例示する図である。
【図10】撮影画像データフォルダの一覧を示す画面を例示する図である。
【図11】ガイド画像選択画面を例示する図である。
【図12】変更後のガイド画像選択画面を例示する図である。
【図13】ライブビュー画像を例示する図である。
【図14】ガイド画像付きのライブビュー画像を表示する画面を例示する図である。
【図15】ガイド画像付きのアフタービュー画像を表示する画面を例示する図である。
【図16】撮影済みのガイド画像の表示態様が変更されたガイド画像選択画面を例示する図である。
【図17】表示態様が変更されたガイド画像選択画面を例示する図である。
【図18】フォルダを作成した旨を表示する画面を例示する図である。
【図19】第2実施形態に係るガイド画像選択画面を例示する図である。
【図20】第2実施形態に係るガイド付きライブビュー画面を例示する図である。
【図21】第2実施形態に係るアフタービュー表示画面を例示する図である。
【符号の説明】
1 撮像装置
8 メモリカード(撮影画像記憶手段)
10 背面LCD(表示手段)
20 EVF(表示手段)
35 コントロールボタン(選択手段、消去手段、完了指示手段、データ群選択手段)
209 画像メモリ
211 全体制御部
220 ガイド情報記憶メモリ(記憶手段)
Claims (5)
- 撮像装置であって、
一連の見本画像に対応した複数のガイド画像データを一つのガイド画像データ群として記憶する記憶手段と、
対象物についての一連のパターン撮影を行う際に、前記複数のガイド画像データに基づく複数のガイド画像を同時に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置であって、
前記表示手段によって同時に表示される前記複数のガイド画像のうち、ユーザーの操作に基づいて一のガイド画像を選択し、前記一のガイド画像を、前記複数のガイド画像の同時表示とは異なる形式で前記表示手段に表示させる選択手段、をさらに備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置であって、
前記表示手段が、
前記対象物についての一の撮影の際に、前記対象物の現状を示すライブビュー画像、または撮影直後にユーザーが撮影内容を確認するために表示される確認用アフタービュー画像と、前記複数のガイド画像のうち前記一の撮影に対応する特定のガイド画像とを同時に表示することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の撮像装置であって、
前記記憶手段が、
複数のガイド画像データ群を記憶し、
ユーザーの選択操作に基づいて、前記複数のガイド画像データ群のうち、一のガイド画像データ群を、前記一連のパターン撮影のために選択するデータ群選択手段、
をさらに備えることを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置に含まれるコンピュータによって実行されることにより、前記撮像装置を、請求項1から請求項4のいずれかに記載の撮像装置として機能させるプログラム。
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