JP4235130B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラに係り、特に、撮影された被写体像を表示するための液晶ディスプレイ等の表示手段を備えたデジタルカメラに関する。
被写体像のモニタ用に液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置が搭載されたデジタルカメラでは、一般に、当該ディスプレイ装置を、撮影時には撮像素子による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして用い、撮影後には、撮影によって得られたデジタル画像データによる被写体像を再生表示するために用いている。
この種のディスプレイ装置を備えたデジタルカメラに関する技術として、従来、撮影画像と撮影情報の両方の視認性を向上させることを目的として、撮影画像と撮影情報を各々別々の表示装置で表示させる技術があった(例えば、特許文献1参照。)。
また、動画像の表示を中断することなく、撮像された静止画像を確認できるようにすることを目的として、被写体像を動画像として表示する動画像表示手段を備えた撮像装置であって、撮像された被写体像を静止画像として記録すると共に、記録した静止画像を前記動画像の表示領域とは別の表示領域に表示させる技術もあった(例えば、特許文献2参照。)。
更に、製造コストが増大することなく小型化が容易で、かつ操作性を向上させることを目的として、1つの表示部に、設定情報に基づいて作成される画像を表示する第1表示領域と、撮像によって得られた画像信号により示される被写体像を表示する第2表示領域との2つの表示領域を設けると共に、各表示領域を構成する走査線の位置及び数を変更可能に構成した技術もあった(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−292349公報 特開平10−32734号公報 特開2002−57917公報
しかしながら、上述した、撮影画像と撮影情報を各々別々の表示装置で表示させる技術では、撮影画像を縮小することなく表示することができるため、当該撮影画像に対する視認性を向上させることはできるものの、撮影情報を撮影画像とは異なる表示装置により表示しているので、撮影画像を参照しつつ撮影情報を参照したい場合には視線を各表示装置間で移動させる必要があり、必ずしも視認性に優れているとは言えない、という問題点があった。
また、上述した、記録した静止画像を動画像の表示領域とは別の表示領域に表示させる技術では、静止画像及び動画像の少なくとも一方を縮小して表示する必要があり、必ずしも視認性に優れているとは言えない、という問題点があった。
更に、上述した、表示部に、第1表示領域及び第2表示領域の2つの表示領域を設け、かつ各表示領域を構成する走査線の位置及び数を変更可能に構成した技術では、被写体像の一部を削除して表示する必要があるため、当該被写体像については必ずしも視認性に優れているとは言えない、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであり、被写体像表示用の表示手段に対する視認性を向上させることができるデジタルカメラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のデジタルカメラは、撮像によって被写体像を示すデジタル画像データを取得する撮像手段と、前記デジタル画像データにより示される被写体像を表示するための表示手段と、前記デジタル画像データにより示されると共に前記表示手段による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報との何れか一方を表示するように前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段を制御し、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段を制御することを特徴としたものである。
請求項1に記載のデジタルカメラによれば、撮像手段による撮像によって被写体像を示すデジタル画像データが取得され、当該デジタル画像データにより示される被写体像が表示手段によって表示される。なお、上記撮像手段には、電荷結合素子、CMOSイメージ・センサ等の各種撮像素子が含まれる。また、上記表示手段には、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の各種ディスプレイが含まれる。
また、本発明では、制御手段により、前記デジタル画像データにより示されると共に前記表示手段による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報との何れか一方を表示するように前記表示手段が制御される。これによって、表示手段の表示領域には、第1の被写体像又は第2の被写体像と、第3の被写体像又は画像関連情報と、の2種類のものが表示される。
ここで、本発明では、前記制御手段により、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段が制御され、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段が制御される。
すなわち、本発明では、表示する被写体像が表示手段の表示領域とアスペクト比が同一である第1の被写体像である場合には、第1の被写体像に第3の被写体像又は画像関連情報を重ねて表示することにより、第1の被写体像を縮小したり、第1の被写体像の一部領域を切り出すことなく当該第1の被写体像の全域を表示できるようにしており、これによって当該第1の被写体像に対する視認性を向上させるようにしている。
一方、本発明では、表示する被写体像が表示手段の表示領域とアスペクト比が異なる第2の被写体像である場合には、第2の被写体像を縮小したり、第2の被写体像の一部領域を切り出すことなく当該第2の被写体像の全域を表示させても、表示手段の表示領域には空き領域ができるため、当該空き領域に第3の被写体像又は画像関連情報を表示させるようにしており、これによって、第2の被写体像と、これと同時に表示する第3の被写体像又は画像関連情報の双方に対する視認性を向上させるようにしている。
このように、請求項1に記載のデジタルカメラによれば、表示手段による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報との何れか一方を表示するように前記表示手段を制御するに際し、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段を制御し、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段を制御しているので、被写体像表示用の表示手段に対する視認性を向上させることができる。
ところで、被写体像における主要被写体の位置やサイズ等の状態によっては当該被写体像を縮小したり、当該被写体像の一部領域のみを切り出して表示しても視認性に支障を生じない場合がある。
そこで、本発明の前記制御手段は、請求項2に記載の発明のように、前記第1の被写体像を表示するときは当該第1の被写体像を縮小させて表示するか、又は当該第1の被写体像の一部領域のみを切り出して表示することによって前記表示手段の表示領域に空き領域を設け、当該空き領域に前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を表示するように前記表示手段を制御するようにしてもよい。これによって、表示する第3の被写体像又は画像関連情報に対する視認性を向上させることができる。
なお、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記第3の被写体像を、前記撮像手段による撮像によって既に撮影された被写体像の再生画像としてもよい。これによって、表示する第1の被写体像又は第2の被写体像と共に当該再生画像も1画面内に表示することができ、利便性を向上させることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明のように、前記第3の被写体像を、前記撮像手段による撮像によって既に撮影された複数の被写体像の再生画像としてもよい。これによって、表示する第1の被写体像又は第2の被写体像と共に当該複数の被写体像の再生画像も1画面内に表示することができ、利便性を更に向上させることができる。
また、請求項3又は請求項4に記載の発明は、請求項5に記載の発明のように、前記第3の被写体像として表示された再生画像の消去を指示する消去指示情報を入力する消去指示入力手段を更に備え、前記制御手段は、前記消去指示情報により消去が指示された再生画像を消去するための制御を行うものとしてもよい。これによって、撮影によって既に得られている被写体像を消去する際の利便性を向上させることができる。
また、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記画像関連情報を、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に対する撮影条件に関する情報又は輝度分布を示すヒストグラム情報としてもよい。これによって、ユーザは、これらの各情報を視認性のよい状態で容易に把握することができる。
更に、本発明は、請求項7に記載の発明のように、前記第1の被写体像のアスペクト比を16:9とし、前記第2の被写体像のアスペクト比を4:3としてもよい。これによって、今後の急激な普及が予測されるワイドサイズの表示領域とされた表示手段に対応することができる。
本発明によれば、表示手段による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報との何れか一方を表示するように前記表示手段を制御するに際し、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段を制御し、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段を制御しているので、被写体像表示用の表示手段に対する視認性を向上させることができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体に照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズスイッチ(所謂シャッター)56Aと、電源スイッチ56Bと、モード切替スイッチ56Cと、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のレリーズスイッチ56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、デジタルカメラ10では、レリーズスイッチ56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
また、モード切替スイッチ56Cは、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像を後述するLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際に回転操作される。
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38と、十字カーソルスイッチ56Dと、が備えられている。なお、十字カーソルスイッチ56Dは、LCD38の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成されている。なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、LCD38として、表示領域のアスペクト比が16:9とされた所謂ワイドサイズのものが適用されている。
更に、デジタルカメラ10の背面には、LCD38にメニュー画面を表示させるときに押圧操作されるメニュースイッチと、それまでの操作内容を確定するときに押圧操作される決定スイッチと、直前の操作内容をキャンセルするときに押圧操作されるキャンセルスイッチと、ストロボ44の発光状態を設定するときに押圧操作されるストロボスイッチと、マクロ撮影を行うときに押圧操作されるマクロ撮影スイッチと、が備えられている。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の主要構成を説明する。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ21を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ21の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を記憶するメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、を含んで構成されている。
更に、デジタルカメラ10は、可搬型のメモリカード52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ10では、メモリ48としてVRAM(Video RAM)が用いられ、メモリカード52としてスマートメディア(Smart Media(R))が用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、及び圧縮・伸張処理回路54はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30及び圧縮・伸張処理回路54の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、メモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46及び外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズスイッチ56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルスイッチ56D、メニュースイッチ等の各種スイッチ(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ44とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が備えられている。更に、ストロボ44はCPU40にも接続されており、ストロボ44の発光はCPU40によって制御される。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々12ビットのR、G、Bの信号(デジタル画像データ)に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行なうと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行なって8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した8ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズスイッチ56Aがユーザによって半押し状態とされたタイミングで前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされたタイミングで、その時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介してメモリカード52に記録する。
ところで、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、メニュースイッチを押圧操作することによってLCD38に表示されるメニュー画面上で、撮像された被写体像のアスペクト比を16:9及び4:3の何れか一方に選択的に設定することができる。そして、デジタルカメラ10では、撮影モード実行時には、設定されたアスペクト比の被写体像がLCD38にスルー画像として表示されると共に、レリーズスイッチ56Aが全押し状態とされた際に、設定させたアスペクト比の被写体像を示すデジタル画像データがメモリカード52に記録される。
ここで、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、CCD24として撮像エリアのアスペクト比が4:3のものを適用しており、ユーザにより被写体像のアスペクト比として16:9が設定された場合には、CCD24による撮像によって得られたデジタル画像データから、当該デジタル画像データにより示される被写体像の上端部側の画像領域と下端部側の画像領域とが均等に削除されるように画素データを削除することによって16:9のアスペクト比の被写体像を示すものとなるようにしている。
なお、この形態に限らず、例えば、CCD24として撮像エリアのアスペクト比が16:9のものを適用した場合において、ユーザにより被写体像のアスペクト比として4:3が設定された場合には、CCD24による撮像によって得られたデジタル画像データから、当該デジタル画像データにより示される被写体像の左端部側の画像領域と右端部側の画像領域とが均等に削除されるように画素データを削除することによって4:3のアスペクト比の被写体像を示すものとなるようにすることもできる。
一方、本実施の形態に係るデジタルカメラ10では、メニュースイッチを押圧操作することによってLCD38に表示されるメニュー画面上で、LCD38による表示画像に関して次に示す4種類の動作モードの何れかの実行を選択的に設定することもできる。
第1の動作モードは、撮影モード実行時においてLCD38にスルー画像と共に、メモリカード52に記録されている何れかのデジタル画像データ(ここでは、その時点の直前(直近)に記録されたデジタル画像データ)により示される被写体像を再生表示させる撮影時画像再生併用モード(以下、「第1動作モード」という。)である。
また、第2の動作モードは、撮影モード実行時においてLCD38にスルー画像と共に、デジタルカメラ10の撮影条件に関する情報を表示させる撮影時撮影条件表示モード(以下、「第2動作モード」という。)である。
一方、第3の動作モードは、再生モード実行時においてLCD38に所定の再生画像と共に、メモリカード52に記録されている何れかのデジタル画像データ(ここでは、その時点の直前(直近)に記録されたデジタル画像データ)により示される他の被写体像を再生表示させる再生時画像再生併用モード(以下、「第3動作モード」という。)である。
更に、第4の動作モードは、再生モード実行時においてLCD38に所定の再生画像と共に、当該再生画像の撮影時における撮影条件に関する情報を表示させる再生時撮影条件表示モード(以下、「第4動作モード」という。)である。
なお、錯綜を回避するために、以下では、第1動作モード及び第2動作モードの何れか一方と、第3動作モード及び第4動作モードの何れか一方がデジタルカメラ10のユーザによって予め設定されている場合について説明する。
次に、これらの設定されている動作モードを実行するためにデジタルカメラ10で実行される処理(以下、「動作モード処理」という。)について説明する。まず、図3を参照して、撮影モード実行時における動作モード処理について説明する。なお、図3は、当該動作モード処理のためにCPU40によって所定期間毎に実行される撮影表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ100では、ユーザによって設定されている被写体像のアスペクト比が16:9であるか否かを判定することにより、ワイドサイズでの撮影が設定されているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ102に移行して、ユーザによって設定されている動作モードが第1動作モード(撮影時画像再生併用モード)であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ104に移行する。
ステップ104では、ワイドサイズとされている被写体像のスルー画像から一部領域(本実施の形態では、左右方向中央部を中心として上下方向幅を削ることなくアスペクト比を4:3とする領域)を切り出してLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)にスルー画像として表示させると共に、予め定められた再生画像(本実施の形態では、この時点の直前(直近)の撮影によってメモリカード52に記録された被写体像)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
本ステップ104の処理により、一例として図4に示すように、スルー画像の一部領域と、直前の撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像の再生画像がLCD38に表示される。
次のステップ106では、画像選択消去処理を次のように実行する。
まず、CPU40は、図4に示すように、LCD38に表示中の再生画像を他の撮影済み画像に切換える際に操作するスイッチ(本実施の形態では、十字カーソルスイッチ56Dにおける左方向矢印キー及び右方向矢印キー)を示す記号と、表示している再生画像に対応するデジタル画像データをメモリカード52から消去する際に指定する「消去」ボタンとをLCD38にOSD(On Screen Display)機能により表示させる。
これに応じて、デジタルカメラ10のユーザは、表示している再生画像を他の撮影済み画像に切換える際には、十字カーソルスイッチ56Dの左方向矢印キー及び右方向矢印キーを操作する。また、ユーザは、表示されている再生画像に対応するデジタル画像データをメモリカード52から消去する際には、十字カーソルスイッチ56Dの残りの矢印キーの操作により「消去」ボタンを指定する。
そこで、CPU40は、左方向矢印キーが1回押圧操作される度に撮影時点が1つ前のものに再生画像を切換えるための制御を行い、右方向矢印キーが1回押圧操作される度に撮影時点が1つ後のものに再生画像を切換えるための制御を行う。そして、CPU40は、ユーザによって「消去」ボタンが指定された場合には、その時点でLCD38に表示されている再生画像に対応するデジタル画像データをメモリカード52から消去する。
以上のような画像選択消去処理を実行した後、本撮影表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ102において否定判定となった場合には、ユーザによって設定されている動作モードが第2動作モード(撮影時撮影条件表示モード)であるものと見なしてステップ108に移行する。
ステップ108では、ワイドサイズとされている被写体像のスルー画像を削ることなく表示させると共に、予め定められた撮影条件に関する情報(本実施の形態では、この時点でデジタルカメラ10に設定されているストロボ発光設定、マクロ撮影設定の有無、ISO感度、画像品質、絞り設定、シャッタースピードの各情報)をLCD38にOSD機能により表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
本ステップ108の処理により、一例として図5に示すように、LCD38にはスルー画像全体が表示領域全面に表示されると共に、当該スルー画像上に重ねられた状態で、この時点で設定されている撮影条件を示す情報が表示される。
以上のようなステップ108の処理を実行した後、本撮影表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ100において否定判定となった場合は、ユーザによって設定されている被写体像のアスペクト比が4:3であるものと見なしてステップ110に移行する。
ステップ110では、ユーザによって設定されている動作モードが第1動作モード(撮影時画像再生併用モード)であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ112に移行する。
ステップ112では、アスペクト比が4:3とされている被写体像のスルー画像をLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)に表示させると共に、予め定められた再生画像(本実施の形態では、この時点の直前(直近)の撮影によってメモリカード52に記録された被写体像)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
本ステップ112の処理により、一例として図6に示すように、スルー画像と、直前の撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像の再生画像がLCD38に表示される。
次のステップ114では、前述したステップ106と同様に画像選択消去処理を実行し、その後に本撮影表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ110において否定判定となった場合には、ユーザによって設定されている動作モードが第2動作モード(撮影時撮影条件表示モード)であるものと見なしてステップ116に移行する。
ステップ116では、アスペクト比が4:3とされている被写体像のスルー画像をLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)に表示させると共に、予め定められた撮影条件に関する情報(本実施の形態では、この時点でデジタルカメラ10に設定されている撮影画像の解像度、画像品質、シャッタースピード、絞り設定、ISO感度の各情報)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
本ステップ116の処理により、一例として図7に示すように、LCD38にはスルー画像全体がLCD38の左端部側に表示されると共に、この時点で設定されている撮影条件を示す情報がLCD38の右端部側に表示される。
以上のようなステップ116の処理を実行した後、本撮影表示処理プログラムを終了する。
次に、図8を参照して、再生モード実行時における動作モード処理について説明する。なお、図8は、当該動作モード処理のためにCPU40によって所定期間毎に実行される再生表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
同図のステップ200では、LCD38によって再生するべくユーザによって予め選択された撮影画像のアスペクト比が16:9であるか否かを判定することにより、ワイドサイズの被写体像を再生するか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202に移行して、ユーザによって設定されている動作モードが第3動作モード(再生時画像再生併用モード)であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ204に移行する。
ステップ204では、ワイドサイズとされている被写体像から一部領域(本実施の形態では、左右方向中央部を中心として上下方向幅を削ることなくアスペクト比を4:3とする領域)を切り出してLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)に再生画像として表示させると共に、予め定められた再生画像(本実施の形態では、この時点の直前(直近)の撮影によってメモリカード52に記録された被写体像)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
なお、本ステップ204の処理によってLCD38に表示される画像は、図4に示した表示画面に対し、スルー画像に代えてユーザによって予め選択された再生画像の一部領域が表示されることのみが異なるため、ここでの図示は省略する。
次のステップ206では、画像選択消去処理を前述した撮影表示処理プログラム(図3も参照。)のステップ106の処理と同様に実行し、その後に本再生表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ202において否定判定となった場合には、ユーザによって設定されている動作モードが第4動作モード(再生時撮影条件表示モード)であるものと見なしてステップ208に移行する。
ステップ208では、ユーザによって予め選択された再生画像であり、ワイドサイズとされている再生画像を削ることなく表示させると共に、予め定められた撮影条件に関する情報(本実施の形態では、当該再生画像の撮影時にデジタルカメラ10で設定されていたストロボ発光設定、マクロ撮影設定の有無、ISO感度、画像品質、絞り設定、シャッタースピードの各情報)をLCD38にOSD機能により表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
なお、本ステップ208の処理によってLCD38に表示される画像は、図5に示した表示画面に対し、スルー画像に代えてユーザによって予め選択された再生画像が表示されることのみが異なるため、ここでの図示は省略する。
以上のようなステップ208の処理を実行した後、本再生表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ200において否定判定となった場合は、ユーザによって予め選択された再生画像のアスペクト比が4:3であるものと見なしてステップ210に移行する。
ステップ210では、ユーザによって設定されている動作モードが第3動作モード(再生時画像再生併用モード)であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ212に移行する。
ステップ212では、ユーザによって予め選択された再生画像であり、アスペクト比が4:3とされている再生画像をLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)に表示させると共に、予め定められた再生画像(本実施の形態では、この時点の直前(直近)の撮影によってメモリカード52に記録された被写体像)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
なお、本ステップ212の処理によってLCD38に表示される画像は、図6に示した表示画面に対し、スルー画像に代えてユーザによって予め選択された再生画像全体が表示されることのみが異なるため、ここでの図示は省略する。
次のステップ214では、前述したステップ206と同様に画像選択消去処理を実行し、その後に本再生表示処理プログラムを終了する。
一方、上記ステップ210において否定判定となった場合には、ユーザによって設定されている動作モードが第4動作モード(再生時撮影条件表示モード)であるものと見なしてステップ216に移行する。
ステップ216では、ユーザによって予め選択された再生画像であり、アスペクト比が4:3とされている再生画像をLCD38の左右方向一端部側(本実施の形態では、左端部側)に表示させると共に、予め定められた撮影条件に関する情報(本実施の形態では、当該再生画像の撮影時にデジタルカメラ10で設定されていた撮影画像の解像度、画像品質、シャッタースピード、絞り設定、ISO感度の各情報)をLCD38の左右方向他端部側の空き領域に表示させることのできる画像信号を生成してLCDインタフェース36に供給する。
なお、本ステップ216の処理によってLCD38に表示される画像は、図7に示した表示画面に対し、スルー画像に代えてユーザによって予め選択された再生画像が表示されることのみが異なるため、ここでの図示は省略する。
以上のようなステップ216の処理を実行した後、本再生表示処理プログラムを終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態では、表示手段(LCD38)による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報(撮影条件に関する情報)との何れか一方を表示するように前記表示手段を制御するに際し、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段を制御し、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段を制御しているので、被写体像表示用の表示手段に対する視認性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、前記第1の被写体像を表示するときは当該第1の被写体像の一部領域のみを切り出して表示することによって前記表示手段の表示領域に空き領域を設け、当該空き領域に前記第3の被写体像を表示するように前記表示手段を制御しているので、第3の被写体像に対する視認性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、前記第3の被写体像を、既に撮影された被写体像の再生画像としているので、表示する第1の被写体像又は第2の被写体像と共に当該再生画像も1画面内に表示することができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、前記第3の被写体像として表示された再生画像の消去の指示入力を可能に構成すると共に、当該消去の指示が入力された際に、これに応じた消去処理を行っているので、撮影によって既に得られている被写体像を消去する際の利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、前記画像関連情報を、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に対する撮影条件に関する情報としているので、ユーザは、当該情報を視認性のよい状態で容易に把握することができる。
更に、本実施の形態では、前記第1の被写体像のアスペクト比を16:9とし、前記第2の被写体像のアスペクト比を4:3としているので、今後の急激な普及が予測されるワイドサイズの表示領域とされた表示手段に対応することができる。
なお、本実施の形態では、本発明を静止画像の撮影を行うデジタルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、静止画像の撮影に加え、動画像の撮影を行う機能を有するデジタルカメラに適用する形態とすることもできる。この場合、本実施の形態における再生画像として、当該デジタルカメラによる撮影によって得られた動画像を適用する形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施の形態では、LCD38にスルー画像や予め選択した再生画像と共に表示させる再生画像として1枚分の撮影済み画像を適用した場合(図4及び図6参照。)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、一例として図9に示すように、複数の撮影済み画像を適用する形態とすることもできる。この場合は、当該複数の撮影済み画像の何れか1枚を選択可能にすると共に、選択された撮影済み画像に対応するデジタル画像データをメモリカード52から消去可能に構成することが好ましい。これによって、スルー画像や再生画像と共に当該複数の被写体像の再生画像も1画面内に表示することができ、利便性を更に向上させることができる。
また、本実施の形態では、LCD38にスルー画像や予め選択した再生画像と共に表示させる画像関連情報として撮影条件を示す情報を適用した場合(図5及び図7参照。)について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、一例として図10に示すように、表示している画像(スルー画像又は再生画像)における輝度分布を示すヒストグラムを適用する形態とすることもできる。この場合、ユーザは、当該ヒストグラムを視認性のよい状態で容易に把握することができる。
その他、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の構成(図1、図2参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施の形態では、本発明の表示手段として、表示領域のアスペクト比が16:9とされたLCD38を適用したが、例えば、表示領域のアスペクト比が4:3のLCDを適用する形態とすることもできる。
この場合、当該LCDに表示すべき画像が16:9のアスペクト比とされたものである場合には、当該画像を一部削除することなくLCDに表示した場合には表示領域に空き領域ができるため、当該空き領域に再生画像や画像関連情報を表示させるようにする。また、この場合、当該LCDに表示すべき画像が4:3のアスペクト比とされたものである場合には、当該画像の一部を削除してLCDに表示すると共に、当該削除によって得られた表示領域の空き領域に再生画像や画像関連情報を表示させるようにするか、又は、当該画像を削ることなくLCDに表示すると共に、これに重ねて再生画像や画像関連情報を表示させるようにする。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施の形態において説明した撮影表示処理プログラムや再生表示処理プログラムの処理の流れ(図3及び図8参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、撮影表示処理プログラムのステップ104の処理や再生表示処理プログラムのステップ204の処理において、スルー画像又は再生画像の一部領域のみ切り出してLCD38に表示させていたが、当該スルー画像又は再生画像の全体を縮小させて表示させる形態とすることもできる。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観を示す外観図である。 実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の主要構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る撮影表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る撮影表示処理プログラムのステップ104の処理によるLCD38の表示状態の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る撮影表示処理プログラムのステップ108の処理によるLCD38の表示状態の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る撮影表示処理プログラムのステップ112の処理によるLCD38の表示状態の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る撮影表示処理プログラムのステップ116の処理によるLCD38の表示状態の一例を示す概略図である。 実施の形態に係る再生表示処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図4及び図6に示したLCD38の表示状態の変形例を示す概略図である。 図7に示したLCD38の表示状態の変形例を示す概略図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
24 CCD(撮像手段)
38 液晶ディスプレイ(表示手段)
40 CPU(制御手段)
56D 十字カーソルスイッチ(消去指示入力手段)

Claims (7)

  1. 撮像によって被写体像を示すデジタル画像データを取得する撮像手段と、
    前記デジタル画像データにより示される被写体像を表示するための表示手段と、
    前記デジタル画像データにより示されると共に前記表示手段による表示領域と同一のアスペクト比とされた第1の被写体像と、前記表示領域とは異なるアスペクト比とされた第2の被写体像との何れか一方を表示すると共に、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像とは異なる第3の被写体像と、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に関連する画像関連情報との何れか一方を表示するように前記表示手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記第1の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記第1の被写体像に重ねて表示するように前記表示手段を制御し、前記第2の被写体像を表示するときは前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を前記表示手段の表示領域における空き領域に表示するように前記表示手段を制御することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記制御手段は、前記第1の被写体像を表示するときは当該第1の被写体像を縮小させて表示するか、又は当該第1の被写体像の一部領域のみを切り出して表示することによって前記表示手段の表示領域に空き領域を設け、当該空き領域に前記第3の被写体像及び前記画像関連情報の何れか一方を表示するように前記表示手段を制御する
    請求項1記載のデジタルカメラ。
  3. 前記第3の被写体像を、前記撮像手段による撮像によって既に撮影された被写体像の再生画像とした
    請求項1又は請求項2記載のデジタルカメラ。
  4. 前記第3の被写体像を、前記撮像手段による撮像によって既に撮影された複数の被写体像の再生画像とした
    請求項3記載のデジタルカメラ。
  5. 前記第3の被写体像として表示された再生画像の消去を指示する消去指示情報を入力する消去指示入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記消去指示情報により消去が指示された再生画像を消去するための制御を行う
    請求項3又は請求項4記載のデジタルカメラ。
  6. 前記画像関連情報を、表示する前記第1の被写体像又は前記第2の被写体像に対する撮影条件に関する情報又は輝度分布を示すヒストグラム情報とした
    請求項1乃至請求項5の何れか1項記載のデジタルカメラ。
  7. 前記第1の被写体像のアスペクト比を16:9とし、前記第2の被写体像のアスペクト比を4:3とした
    請求項1乃至請求項6の何れか1項記載のデジタルカメラ。
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